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議会中継
  


平成26年度 総務委員会

 第7回委員会 (10月14日)
出席委員 池田正文委員長,岡野孝男副委員長,徳増千尋委員,関昭委員,小松豊正委員
市執行部 副市長(田崎徹)
【市長公室】
市長公室長(久保田克己),次長兼政策企画課長(加藤乃利明)
【総務部】
総務部長(鈴木幸治),次長(古内勝人),防災対策課長(齋藤秀幸)
【財務部】
財務部長(佐々木敏夫),次長兼庁舎建設担当(横田克明),税務課長(島田美智男)
【会計課】
理事兼会計管理者(下河邊卓美),会計課長(菊池庄兵衛)
議会事務局 庶務議事課主任(塚本志保)



池田委員長)ただいまから,総務委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元の協議案件書に示すとおり,所管事務の調査についてであります。次に,本日,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより,議事に入ります。はじめに,台風18号の対応についてを議題といたします。本件について,執行部から説明を求めます。

防災対策課長)配布資料をご覧いただきたいと思います。台風18号の対応につきまして,災害対策本部の解散時に使用いたしました8日,16時30分現在の報告書に基づき,ご説明申し上げます。まず,台風18号接近の10月5日月曜日,18時41分,気象庁より大雨洪水警報が発表されました。発表を受けまして,17分後,18時58分から防災対策課職員4名が順次参集し,1晩を交代で関係機関と災害の情報収集にあたりました。10月6日月曜日,朝の3時41分,暴風警報が発表され,土砂災害に備え広報車の準備をいたしました。同7時45分,土砂災害警戒情報が発表され,防災行政無線等で住民に周知いたしました。同9時30分,副市長を議長とする災害対策連絡会議を開催いたしましたが,10時5分には市長を本部長とする災害対策本部に切り替え,避難勧告決定指示のもと,防災行政無線等を活用し,土砂災害警戒区域や片野地域に対し,10時50分から順次避難所18か所を開設いたしました。11時から14時まで,3回の災害対策本部会議を開催しましたが,14時12分に土砂災害警戒情報が解除され,同時に避難勧告も解除し,避難所には避難者が誰もいないことを確認した後,15時30分にすべての避難所を閉鎖いたしました。15時40分に大雨・暴風警報が解除され,17時9分に洪水警報も解除されましたが,片野地区では恋瀬川の氾濫による水が引かないことから,区長と連絡を取り,閉鎖した片野集会所を再度17時20分に開けることといたしました。17時30分に5回目となる災害対策本部会議を開催し,片野集会所に避難者がいないことを確認した後,23時15分に避難所を閉鎖いたしました。明けて7日火曜日ですが,8時30分,各担当部局がそれぞれの復旧作業にあたり,同様に8日も復旧作業に当たりました。8日の13時30分から警察,消防,消防団,市の4つの団体におきまして,台風18号の災害に対する反省点を踏まえ,19号の対応について連絡調整会議を開催いたしました。16時30分,第6回の災害対策本部会議を開催し,災害の対処状況等を確認後,17時15分をもって災害対策本部を解散いたしました。次に2番の被災状況等でございますが,道路冠水が33か所,内通行止め21か所,土砂崩れが13か所で内通行止めが3か所でございました。今日現在で,主要な道路の通行止めは解除されておりますが,朝日峠の土砂崩れによる通行止めは国有林が崩れたとのことで,国との調整後,復旧作業に着手するとのことでございます。続きまして避難者数でございますが,延べ人数24名,すべての避難者が当日に帰宅いたしました。次に浸水被害でございますが,床上浸水が7棟,内住宅4棟,非住宅が3棟,床下浸水が42棟,内住宅32棟,非住宅10棟の内容でございます。また,今回の台風の降りはじめからの総雨量につきましては,石岡地区で217.5ミリメートル,八郷地区で278ミリメートルを記録いたしました。以上,台風18号の対応についてご報告いたします。続きまして台風19号について,資料はないのですけれど,口頭でご説明いたします。台風19号に対する対応状況は,10月13日月曜日,14時,災害対策本部を設置し,避難準備情報の発表を決定いたしました。避難所の開設を7か所決定しまして,石岡地区が石岡小学校と城南地区公民館,八郷地区が園部小学校,恋瀬小学校,葦穂小学校,朝日スポーツ交流施設,片野地区公民館を開設することに決定いたしました。15時に避難準備情報の発表をいたしまして,対象世帯は2,697世帯,対象人員は8,817人でございます。15時30分,災害対策本部を消防本部3階の会議室へ移動いたしました。16時,避難所の設置を完了いたしました。22時に避難者数の報告で11人が避難しまして,市指定の避難所に6人,自主避難者がその他に5人,併せて11人ということです。明けまして10月14日の火曜日になります。朝方4時7分,大雨・洪水警報が解除され,6時に避難者数,帰宅希望の意向を確認いたしました。6時30分,市避難所の避難者がすべて帰宅いたしました。6時40分,暴風警報が解除され,7時に避難準備情報を解除しまして,同じく避難所を閉鎖いたしました。それに伴いまして,8時30分に災害対策本部を解散しました。続きまして,台風19号の被災状況を申し上げます。道路冠水が0か所,土砂流出が3か所ありまして,通行止めはありませんでした。各避難所の避難者数の延べ人数でございますが,先ほど申し上げたとおり11人,浸水被害は台風19号についてはございませんでした。以上でございます。

池田委員長)以上で,説明は終わりました。ただいまの件について,質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

岡野副委員長)対応,お疲れさまでした。質問しますが,柿岡の主に県道で通行止めで通れなくなったと。その件について防災行政無線では通知はなかったわけですよね。なぜなかったのかお尋ねをします。

防災対策課長)柿岡の県道,下川橋近辺でございますが,その時には通行止め等の規定がまだ検討委員会を開催している最中でございまして,詳細な放送内容が決まっていませんでしたので,流すまで頭が回らなかったというのが現状でございます。

岡野副委員長)これは防災,災害のことですよ。そういう検討委員会で決まらなかったから流さないということでは。防災行政無線というのは即座に変化によって対応して周知するというのが目的ではないですか。それが検討委員会で詳細なことが決まっていないから流さなかったという話は,ちょっと私は納得いかないですね。そういう緊急性の高いものについてこそ防災行政無線で流すべき,周知すべきではないですか。つまり,台風が引いた後,水田とかとんでもない所に車があったり,あるいは車が道路と水田の境がわからなくて傾いていたりするのが何か所かあったと。聞くところによると,瞬時の助けがなかったら亡くなっていた人がいたかもしれないという情報もあるわけですよ。それは片野なんですけれど。こういう対応で防災行政無線はいいんでしょうか。私はとても納得できないですね。もう一度答弁してください。

防災対策課長)委員ご指摘のように,命にかかわるような緊急の場合は,防災行政無線を使用して放送すべきだと思いますが,まだ,テスト期間といいますか,供用開始が来年の4月からなものですから,4月からの放送内容については検討してまいりたいと思います。

岡野副委員長)八郷地区はもうずっと前からあるわけですよ。今言った例は八郷の分を言っているんですよ。片野とか柿岡とか,例えばそれは4月から供用開始とかなんかという問題ではないでしょうよ。もう流せるわけだから。それを周知させるということが。こういう緊急を要する場合には,暴風警報が発令されている中でなぜそういうことが瞬時にできないのか。要するに,段階を追ってなどという問題ではないでしょう。総務部長,答弁してください。

総務部長)防災行政無線の運営につきまして,今回,後手後手に回ったことは大変申し訳なく思っております。この場をお借りしてお詫びを申し上げます。先ほど防災対策課長が申しましたように,県道と市道とありまして,県道については通行止めの判断が県だということもありまして,なかなか通行止めの判断まで遅れたというのが先ほどの課長の説明であったんですが,その際,防災行政無線,最初の警報関係については新たに石岡地区も整備していますので,来年の4月の運用ですけれど既にテスト運用を始めていますので,石岡地区八郷地区一緒に無線で周知したところでございます。ただ八郷地区の道路の細かい通行止めの部分については,大変申し訳ございません,石岡地区八郷地区の連絡不十分で,その分についてホームページ,メルマガ等でお知らせしたのですが,防災行政無線のお知らせというのがどうも欠落していたようでございます。これは大変反省すべき点で,今後,先ほど申しましたように,今後の運用について大きな課題を残したと反省してございます。

岡野副委員長)今,県道の通行止めは県だという話ですが,つまりそれは,通行止めという用語を使わなければいいのでしょうよ。要するに,通行には支障があります,気をつけてくださいとか,いろいろな言い方があるんではないですか。通行止めは県だからそれは出せませんでしたということは,私は理屈には合わないと。言い方があるでしょう。放送の仕方があるでしょう。いろいろな言葉があるんですから,その言葉を駆使して使えばそれは土木事務所の通行止めに対してなかったとかあるとかではなくて,現地を見て,これは注意を喚起するにはどうしたらいいかというのが判断がつくでしょう。もう少しそういったものに対応する感覚というものが必要でしょう。要するに上から言われなければやりません,上の許可がなければできませんという理屈ではないでしょう,一番大事なのは人命でしょう。人命を支障がないようにするにはどうしたらいいかということから物事はスタートしないと,後手後手に回ってしまいますよ。後になって反省しますという話はないでしょう。もう一度答弁をお願いします。

総務部長)副委員長のおっしゃるとおりでございまして,ちょうどおっしゃるとおりのことを18号の反省点として踏まえまして,19号の対策本部を立ち上げたときに,あくまでも県道だから止められないという理屈ではなくて,現地を見て,まず通行しないようにという喚起をして,そこで一度止める,ただ通行止めという言葉は使わないで止めると。その後に情報を挙げて防災行政無線,あるいはホームページ,メルマガ等でお知らせすると。そこは通行できませんよというお知らせをするということで,本庁,支所,道路建設課と3者で話し合って,19号の時にはそういう体制で行こうということで協議したところでございます。

岡野副委員長)それ以上私も質問はしませんが,今後ともよろしくお願いします。以上です。

小松委員)今回の台風18号,19号につきましては,本当に対策本部のみなさん,消防関係のみなさん,大変お疲れさまでした。そのことを前提として質問したいのですが,まず第1点,台風18号の対応についてはこういったペーパーできちんと報告されているけれど,台風19号についてはそういうのがなくて口頭だったでしょう。こういう正式な会議の場に,そんなに何枚も作るわけではないんだから,会議の常識としてはきちんと文書で。メモをしたけれどなかなかメモしきれないところがあるんですよ,早口で言われても。これは一つ,そういうふうにきちんとした文書にして皆さんに流して,それで今度の対応について皆さんで検討するという姿勢が大事だと思います。そのことについてはどうなんですか。そのことが少し残念だといいますか,どういうことでそうなったのですか。

池田委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

池田委員長)再開します。

総務部長)先ほど防災対策課長から説明させていただきましたが,本日8時30分まで災害対策本部を設置しておりまして,今その片づけをやっている最中でございます。急きょ取りまとめた情報を口頭でご説明申しあげましたが,この後,先ほど説明した部分だけまとめて,後ほど委員会に提出したいと思います。よろしくお願いいたします。

小松委員)次の質問ですが,台風18号の時,私も対策本部にお伺いしていろいろ業務をお聞きして,現場も回りました。その時に議会事務局から議員にもこういう経過が来ているのですが,私の認識は,今発表されたのと違う認識をしていて,対策本部の解除というのは洪水警報を解除した後に一旦解散して,また再召集したというふうに書いてあったように思うのだけれど,違いますか。そういうことはなかったですか。経過の確認をしたいと思います。私はなんでこういう時に解除して,と思ったのだけれど,違いますか。

総務部長)災害対策本部としましては提出した資料のとおりでございまして,14時の会議の時に土砂災害警戒情報の解除という情報もございましたので,それらの手続きを踏まえて会議自体は閉じたということでございまして,必要に応じて招集するということで,一度会議自体は閉じたということでございます。

小松委員)そうすると対策本部は一旦解散ではないんですね。対策本部はずっと開催して一貫して続いてきて,第6回の災害対策本部会議まで続くということなんですね。

総務部長)災害対策本部としていつの時点で終わるかというのは非常に難しい判断でございまして,第5回会議の時にも今後必要に応じて招集しますということで,委員がおっしゃったように第6回を10月8日に開催して,この後解散したという形をとらせていただきました。

小松委員)私はそういうふうに理解していたので,少しおかしいなと思った次第です。そうでなければ,そうでないほうがいいと思います。次ですが,台風19号の避難準備情報,インターネットで見るとパッと石岡市が避難準備情報を出したというのが出てくるんですね。この避難準備情報というのは,どこがどういうものに基づいて,どういう判断で出して,これで見ますと48か所ですよね。私の住む地域も入ってくるんですが,これはどういうふうに判断して出しているものなんですか。それをお聞きいたします。

総務部長)今回の18号,19号と同じ対象で避難所を開設したわけなんですが,その対象というのが,18号の時に大雨洪水警報だったものですから,土砂災害警戒区域を中心とするエリアと,八郷でいうと恋瀬川の氾濫した片野地区,この地区を中心に避難所を開設したわけなんですけれど,その地区が全部で48地区,大字地区とかそういう区分けをしまして48地区あったという状況でございます。

小松委員)そうすると避難準備情報の根拠というのは,前の18号の時にかなり手痛い被害を受けたところにまずあったと。それが根拠なんですか。避難準備情報をなぜこういう地域に決めたかという。

総務部長)先ほど課長がご答弁申し上げましたけれど,台風18号のとき土砂災害警戒情報が出まして,それでこの48か所について避難勧告を出しました。19号のときは危険の恐れがあるということで,実際に避難をしてくれという避難勧告の前の避難準備情報,危険の恐れがある場合に発するということになっていまして,これについてやはり18号のときの土砂崩れ等の影響,あるいはまだ保水しているのではないかという状況が想定されますので,事前に準備情報を出したほうがよろしいのではないかという判断で,同じ地区に対して出させていただいております。

小松委員)わかりました。もう1つは,実際に避難準備情報,ここにはよく読みますと移動に時間がかかる方,障害をもっているとか,介護されてるとか,そういう方はやはり早く準備してくださいという意味でとったんですけれど,そういうことで言うと,先ほど何人かが。例えば19号だと11人避難したというふうに説明されましたけれど,参考にお聞きしたいのですが,この避難した人の中にそういう介護されているとかかなりのお年寄りだとか,そういう方がかなり含まれているものなんですか。どうだったんですか。

防災対策課長)委員ご指摘の台風19号の時なんですが,避難準備情報を発しまして,実際に車いすの方がございました。11人の内訳ですが,石岡小学校2名,葦穂小学校1名,朝日スポーツ交流施設に3名,自主避難ということで片野横町集会所に2名,園部地区コミュニティセンターに1名で,もう一人の障害者の方は福祉施設ののぞみに引き受けの了解をとりまして,福祉部で車いす専用の車を出したと思いますが,そこで2名を収容したという状況でございます。

小松委員)当然,その方は付き添いの方も一緒ということになりますよね。そういう方はそういう体制をとるのに時間がかかるから,早く避難の要請をしたのがよかったと思います。それから,もう一つ要望なのですが,防災無線は4月から供用開始だったのですが,こういう場合だから早く使ってよかったと思うんです。ただ,いろいろ聞こえてくるのは,よく聞こえなかったという声も大分上がっていて,戸別受信機の場合はよく聞こえたんですけれどそうでない方はよく聞こえないという声が何人か寄せられたんです。これは実践的にやってみて,そういうようなことであった場合,戸別受信機は申し込めば対応されるというふうに理解してよろしいのですか。

防災対策課長)計画的には,土砂災害警戒区域エリアの方と難聴地区というところには計画的に無料で配布することとなっているのですけれど,その他個人的な要望がある方については,先ほど申し上げた検討委員会で今検討中であります。

小松委員)わかりました。ですから,そういう不足といいますか,もっと聞こえるように受信器を入れてくれというのは,きちんと申し入れてくださいと言いたいと思います。またそれで検討されるわけでしょう。申し入れたから全部やるというわけではなくて,検討して適切に配置するというふうに理解しますが,それでいいわけですね。

防災対策課長)実際に屋外拡声子局から音を出しまして調査した結果によって,音が聞こえないところは配布するようにしております。

小松委員)そういうふうにして配置されたと思うのですけれど,そういう意見がございますので,それはぜひ検討していただくように要望したいと思います。それから,私も総社二丁目に住んでいるのですけれど,総社宮の近くのある方が,上の造成地の土砂が崩れてきて大変な状況になって,19号が来るということで非常に追い詰められた状況で困っているということでございました。これは総務部関係でないかもわかりませんが,警戒区域,北根本とか総社二丁目とか,県の指定ですから,指定されていますよね。ところが北根本の場合にはあのように順次崩落しないように手が打たれているんだけれど,総社二丁目では名前はずっと前から付いているけれどいまだに何の対策もされていないんだよね。死亡者とか怪我はなかったけれど,実際にそういう事故が起きていますので,私はこのことを非常に速やかにやっていただきたいと,行政当局には要求したいと思います。これは公式に議会でも取り上げていきたいと思います。

池田委員長)ほかに質問等はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

池田委員長)ないようですので,この件は以上で終結いたします。
 次に,その他の件で総務部より報告を求めます。

総務部長)総務部から,先日行われました区長会主催の市民懇談会についてご報告させていただきたいと思います。市民懇談会につきましては,先月9月29日から先週の10月10日まで8地区の開催で行う予定でございましたが,10月6日の八郷地区,八郷総合支所については台風の影響で中止ということになりまして,7か所で開催いたしました。参加人数でございますが,7か所延べ204人,事前質問数は44問,時間が空いたときに提言を受けてございまして,その提言数が29件ございました。主な質問内容でございますが,やはり市道関係,あるいは県道関係,道路関係の要望が一番多いような状況でございまして,その他道路に関連しまして,街路灯,あるいは防犯灯の質問が多うございました。また,排水路関係の要望についてもございました。また近年,空き家対策ということで,空き家あるいは草刈り関係の質問も多くございました。また道路関係では,通学路,教育関係ですが,通学路関係でもご質問がございました。教育委員会におきましてはその他歴史資料館,あるいはオリンピックの誘致関係などの質問もございました。それから最近,太陽光パネルについて問題になっているというようなご質問もございました。また,今現在使用禁止になっております小幡地区公民館についての質問もございました。その他提言につきましては,空家バンク関係,市民懇談会の在り方,図書館の開館日,観光施設等,歴史のまちについてどうしていくんだと,あるいは小幡地区公民館についても再度提言がございました。以上が主な内容でございます。

池田委員長)以上で,報告は終わりました。ただいまの件について,質問等がありましたら挙手によりお願いいたします。

小松委員)前は市政懇談会,今回から市民懇談会と名前が変わったわけですね。主催は一貫して区長会ですか。区長会が決めたことだろうと思うんだけれど,こういういい機会なので市民の声を紹介しておきますと。

   〔「質問ですから」との呼ぶ者あり〕

小松委員)前もってこの質問書を出して,当局が準備原稿を持ってきてしゃべるというやり方自身に非常にいきいきとした感じがないと。私も何回か参加しましたけれど,時間があり余って,しゃべってください,しゃべってくださいと,こうして時間を過ごすみたいなことについては批判があります。もっとフランクにその場で質問しても構わないということでやったほうが,非常に市民の声も反映できるのではないかと,そういう声もあり,私もいいと思いますので,あえてこういう場で発言させてもらいました。といっても総務部でこれはこうすると言えない立場でしょうから,区長会が決めることでしょう。

総務部長)ご質問の点につきましては,区長会の中で毎年度事業計画を立てて今年度の事業は何にするかという議論をするのですが,その中で今年度は市政懇談会から市民懇談会と名称が変わって行われるわけですが,それについても様々な意見がございました。やはり事前質問制だとなかなか質問する方が減ってくるんではないかというご意見もございますし,一番多いのが道路関係,何処のどの場所についてどうなんだといきなり聞かれてもなかなか即答できない部分もあるのではないかとか,そういう様々な意見が出まして,今年度は前年度と同じような事前質問制というスタイルをとったというのが区長会の中での意見でございました。そういうことで今回も先ほどご報告申し上げました市民懇談会の中の提言の中でも市民懇談会の在り方についてはいかがなものかというご提言もあったということで,それに対しては区長会でまた,新年度の事業の検討の材料になろうかと思います。

池田委員長)ほかに質問等はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

池田委員長)ないようですので,この件は以上で終結いたします。なお,総務部長 鈴木君,総務部次長 古内君,防災対策課長 齋藤君,以上3名については,昨日から続く災害対応の事後処理等のため,退席したい旨の申し出がありましたので,委員長においてこれを許可します。暫時休憩いたします。

   −休憩−

池田委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 次に,市民税の還付加算金についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

財務部長)ご説明申し上げます。この度,全国の複数の自治体におけます市税等の還付加算金の支払い不足に関する報道,また,県からの県内市町村に対しまして還付加算金の計算誤りについての通知がございまして,当市におきましても確認を行いましたところ,市県民税の一部に還付加算金の支払い不足がございました。公正公平の税の執行を担う中で,今回このような事案が発生しましたことを市民の皆様はじめ議会の皆様にお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。詳細につきましては,担当課長よりご説明いたしますけれども,今回の支払い不足の原因でございますが,税法の解釈の誤りによりまして還付加算金の発生する起算日が本来よりも過少となったため,その期間に伴う還付加算金が未払いとなっていた次第であります。この結果を受けまして,市のホームページにお詫びと原因,そして今後の対応につきまして9月12日に掲載しまして,現在,該当される方に対しまして未払い分の支払い手続きを進めているところでございます。当然のことでございますが,今後は担当といたしましては関係法令を順守し,適正な事務処理に努めてまいります。本当に申し訳ございませんでした。

税務課長)税務課より,個人住民税の還付加算金の計算誤りについてご報告いたします。ただいま部長よりありましたとおり,全国複数の自治体におきまして,個人住民税の還付加算金の起算日について地方税法の解釈が異なる事例が生じていること,及び茨城県からの通知を受け,本市の事務処理を確認したところ,地方税法の適用の誤りにより還付加算金の支払い不足があることが判明いたしました。内容といたしましては,当初,給与支払い報告書などにより市が税額を決定した個人住民税が,当該年度の申告期間後に確定申告を行い個人住民税が減額され,還付加算金が発生した場合,還付加算金の起算日を納付のあった日の翌日とすべきところを,所得税の更正の通知がされた日の翌日から起算して一か月を経過する日の翌日として処理していたことにより,計算期間が短くなり,還付加算金が過小に計算されておりました。対象となる方は374名,支払金額の総額は272万8,500円でございます。対象となる皆様にはお詫びと還付の案内を発送し,速やかに還付をいたします。このたびの計算誤りにつきまして,関係者の皆様に大変なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今後,関係法令の確認を徹底し,再発防止と適正な事務処理に努めてまいりますので,ご理解をいただきますようお願いを申しあげます。以上,報告いたします。申し訳ありませんでした。

池田委員長)以上で,説明は終わりました。ただいまの件について,質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

岡野副委員長)還付の金額ですが,最高いくらなのか,最低はいくらなのかお聞きします。

税務課長)最高額の還付金につきましては,16万7,200円,最低につきましては200円が4名でございます。

岡野副委員長)金額の高い還付該当者については,連絡をすればそれなりに還付できるでしょうが,小額の場合はそのまま見過ごしてしまう場合があるので,還付未済として残ると。誤りがあって還付をするということですから,還付未済ができるだけ少なくするような還付の方法を考慮していただきたいと思います。答弁を求めます。

税務課長)還付未済金については,住所等不明の場合は追跡調査を行い,なるべく還付未済金の縮小を図っていきたいと思います。

岡野副委員長)よろしくお願いします。以上です。

池田委員長)ほかに質問等はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

池田委員長)ないようですので,この件は以上で終結いたします。
 次に,源泉所得税等の自己点検についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

理事兼会計管理者)源泉所得税の自己点検につきまして,ご報告申し上げます。このたび,土浦税務署から源泉所得税の自己点検について行政指導がありまして,報酬,料金の支払いを平成22年1月から自己点検を実施いたしました。弁護士,建築士,土地家屋調査士などの個人事業主にかかります源泉所得税の徴収漏れが判明いたしました。今回の徴収漏れの原因といたしましては,源泉徴収事務において支払先の個人事業主の方を,事業所名などから源泉徴収の必要のない法人と誤認したことによるものでございました。該当する個人事業主の皆様には,事務処理上の不手際により大変ご迷惑をおかけしますことに対しまして,心からお詫び申し上げます。また,市議会並びに市民の皆様の信頼を損なうようなことになり,大変申し訳なく,お詫び申し上げます。今後,再発防止については,策を講じて強化をしてまいりたいと思います。なお,詳細につきましては,会計課長からご説明申し上げます。

会計課長)それでは,私からご報告をいたします。このたびの源泉所得税の徴収漏れにつきましては,先ほど管理者から話しましたように,土浦税務署から平成26年9月2日付けの文書,あるいは税務署の方が本庁に見えまして,源泉所得税の自己点検の依頼があり,調査しましたところ徴収漏れが判明したものでございます。まず源泉徴収制度と源泉徴収義務者についてのご説明をさせていただきます。まず源泉徴収制度でありますが,所得税には所得者自身がその年の所得金額とこれに対する税額を計算しこれを自主的に申告して納付する,いわゆる申告納税制度と,特定の所得,例えば給与や報酬についてはその所得の支払いの際に支払者が所得税を徴収して納付する源泉徴収制度がございます。今回ご報告させていただくのは,この源泉徴収制度に係るものでございます。次に源泉徴収義務者とは,源泉徴収制度において源泉徴収に係る所得税や特別所得税を徴収して国に納付する義務のあるものをいいますが,石岡市もこの源泉徴収義務者に該当しております。点検の概要でありますが,確認事項としまして弁護士,測量士,建築士及び土地家屋調査士など,所得税法第204条第1項第2号に掲げます報酬,料金等にかかる源泉所得税の徴収漏れがないかにつきまして,各担当課において自己点検を行ったところでございます。点検期間としましては,平成22年1月1日から調査日ということで,現在までさかのぼって点検をしたところです。その点検の結果,約1,500万円の源泉所得税の徴収漏れが判明いたしました。内訳でございますが,10個人事業主,65件の支払い分でございます。源泉徴収漏れの原因としましては,所得税法で規定する源泉徴収の対象となるのは国内に住居を有する個人,または現在まで引き続き1年以上居所を有する個人でありますが,支払先の個人事業主を事業所名から源泉徴収を必要としない法人と誤認したためでございます。今後の対応としましては,まず1点目としまして徴収漏れについては土浦税務署に報告をさせていただき,源泉所得税徴収不足額につきましては12月定例会に補正予算を上程し,ご審議をいただき,年内を目途に源泉徴収義務者である市が税務署へ納付いたしたいと考えております。次に2点目としまして,源泉所得税徴収不足額については,該当する個人事業主の皆様にお詫びを申し上げ,この間の事情を説明をいたしまして,市への返還をお願いしてまいりたいと考えております。なお,3点目といたしまして,不納付加算税および延滞税につきましては,土浦税務署に源泉所得税徴収不足額を納付後,それぞれの税額が確定しますので,税務署から請求があり次第市が納付することになります。また,再発防止策としましては,まず1つ目として,この源泉徴収制度につきまして庁内各部署に文書で改めて周知徹底を図ってまいります。2点目としまして,研修会等を通しまして適正な事務処理の徹底を図っていきたいと考えております。3点目としまして,会計課が最終的に支払いをしているもので,会計課で個人法人の審査の徹底を図ることによって,今後このようなことがないように努めてまいりたいと思います。説明は以上でございますが,このたびは個人事業主の皆様にはお手数やご迷惑をおかけする事態になり,深くお詫び申し上げます。

池田委員長)以上で,説明は終わりました。ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

小松委員)土浦税務署から自己点検をしてくださいというように要請があったわけですね。それは何かの情報があったとか,根拠があってやったものなのか,それとも定期的なものなんですか。その辺の状況を教えてください。

会計課長)この件に関しましては,全国的にこういうような事態が発生しているということで,具体的に申しますと,平成25年度に関西地方でこの源泉所得税の徴収漏れが判明したということで,国税庁から税務署に点検の要請があったということによるものでございます。

池田委員長)ほかに質問等はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

池田委員長)ないようですので,この件は以上で終結いたします。
 次に,市民満足度調査の結果についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

市長公室次長兼政策企画課長)それでは,平成26年度市民満足度調査の結果についてご報告させていただきます。この市民満足度調査でございますが,石岡ふるさと再生プランの進行管理にあたりまして,市民の求める施策や優先順位を検討するための資料づくりや,市民参画のまちづくりを推進することを目的として毎年度実施しているものでございます。資料の1ページをご覧いただきたいと思います。平成26年度市民満足度調査結果についてという概要をまとめた資料がございます。それと併せまして,別冊に市民満足度調査報告書が添付されておりますので,よろしくお願いいたします。報告書につきましては,将来ビジョンの計画体系である7政策,47施策について,満足度・重要度・業務改善必要度を中心とした分析を地区別,年代別に掲載しております。それでは戻りまして,平成26年度市民満足度調査結果についてという資料をご覧ください。はじめに1のアンケートについてでございます。石岡ふるさと再生プランの進行管理に必要な市民の思いを収集することを目的として,調査を実施いたしました。市が実施しております47の施策に対する重要度・満足度を調査し,その内容を行動計画の運用に反映させていくことを目的としています。調査対象者は,市内在住18歳以上の男女4,000人でございます。回収結果は,回収数1,350件,回収率33.8パーセントで,調査精度2.75パーセントとなってございます。 次に,2の満足度・重要度についてでございます。施策毎に満足しているか,重要と感じるかにつきまして,それぞれ5点満点で回答していただきました。全体の傾向といたしまして,前回調査時と比べ,平均重要度が,前回の4.16ポイントに対して,今回は4.15ポイントと0.01ポイント減少し,また,平均満足度が前回の3.09ポイントに対して今回は3.06ポイントと,0.03ポイント減少しております。平均重要度・平均満足度ともに微減の結果でございます。次に,各政策の傾向についてでございます。各政策の重要度の順位は,消防・防災が一番高い結果となっており,各政策の順位は,昨年度と同様でございました。満足度につきましても,消防・防災が一番高い結果となっています。前年度から生活・環境が1つ順位を上げました。満足度が高まった政策は,生活・環境のみとなっております。2ページ目をご覧ください。次に,3の各政策の業務改善必要度についてでございます。業務改善必要度の考え方でございますけれど,施策毎に満足しているか,重要と感じるかについて,それぞれ5点満点で回答していただきました。得られた結果を偏差値化し,業務改善必要度という数値で表すことで,優先順位付けの参考としております。業務改善必要度が高い施策につきましては,記載されてありますとおりとなってございます。業務改善必要度が高い施策は,重要度に比べて満足度が比較的低い施策となっている傾向がございます。平成25年度と平成26年度では,企業誘致の推進が2つ順位を上げて3位となってございます。上位5位の施策は昨年と同じ5つの施策となっていることから,継続してそれぞれの課題に取り組んでいく必要がある施策となります。次に,業務改善必要度が低い施策につきましては,記載されておりますとおりとなってございまして,業務改善必要度の低い施策は,重要度に比べて満足度が比較的高い施策となっている傾向がございます。平成25年度と平成26年度では,地域情報化の推進が外れ,国際交流の推進が加わりました。これらの施策については,満足度を維持しながら事業展開の効率化に取り組んでいく必要がある施策となります。市民満足度調査につきましての報告は以上でございます。

池田委員長)以上で,説明は終わりました。ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

岡野副委員長)毎年思うのですが,この冒頭の中に「重要度・満足度を調査し,行動計画の運用にあたり重点化する施策を検討し,計画に反映させていくことを目的としている」と。計画に反映させるというのは,どういうふうに反映させるんですか。

市長公室次長兼政策企画課長)今年の場合は,平均重要度,満足度ともにほぼ変化がなく,各施策の順位も特出すべき変化もなかったことでございますので,今の総合計画の施策の内容で進むということでございまして,例えば大きく変わるようなものがあった場合に,施策の優先度の参考資料として考えていきたいと思っております。

岡野副委員長)説明がよくわからないのですけれど,変わらないといってもよく見ると変わっている個所があるわけですよね。だけど,例えば総合計画に文書で表していくということと,毎年行われる事業あるいは予算において反映させるような,そういう相関関係というのはこの満足度調査とのつながりというものはどうもないように感じる。それについて説明願いたい。

市長公室次長兼政策企画課長)総合計画は,言葉のとおり総合的な計画でございまして,その計画に基づいて施策,具体的な事務事業が連なっていくわけでございますけれど,その業務改善必要度として,例えば商業の振興,中心市街地の活性化と,こういうことが業務改善必要度が高い施策で示されてございますので,この分野を力を入れていくんだということで,中心市街地活性化基本計画をつくり施策を推進しているということで表れているかと存じます。具体的に一例をお話して,総合計画で市民満足度調査をした結果が施策へと反映するということで,関係として説明させていただきました。以上です。

岡野副委員長)これ以上質問しても結論は出ないと思うんですけれど,例えば中心市街地活性化がなかなか進まないというのは,一番大きな原因は地権者ではないですか。地権者をどういうふうに。地権者が了解するかしないかでしょうよ,まずは。これが解決しない限りはいつまでたっても中心市街地活性化の事業は進まないじゃないですか。だから,それはやはり原因があるわけですよ。行政でも限界があるわけですよ,これ以上はできないという。そこが問題じゃないですか。だから私が言っているのは,なかなかそれは難しいでしょうよと言っているんです。ここにこういうふうになっていても,実施は。それにもかかわらず,これがあるから総合計画でこれが大事だ,と言うのは容易ですけれど,実際にそれを解決するのは難しいと私は思うんですよ。だからその辺の認識もこれに合わせてただこれが上位だからといって掲げて,さも明日から取り組みますと言っても,それは5年経っても同じだよとなる可能性もあると,私は言っているんですよ。だから,その辺の部分はよく計画の段階で,可能か不可能なのかもしっかりとらえて,それで総合計画というものを作ってほしいと思っているんです。これは要望ですから。以上です。

関委員)いろいろな数値が出ていますけれど,統計上の数値なんですよね。これが上がった下がった一喜一憂しているんですけれど,私は統計上の誤差というのはあり得ると思うんですよ。例えば2ページめに業務改善必要度があって,25年度と比較すると企業誘致の推進・工業の振興が2つ順位を上げましたという言葉が載っていますけれど,これは上げたというのがどういうことなのか。数値的には確かに上がっているのだけれど,これは統計上の問題から考えるとこの辺は統計上の誤差ではないのかね,という感じもするわけです。どの辺が現実的に統計を見て,優位性の観点から見て,これが明らかに差がありますよという優位性は,どういう形になっているのか,それも明らかにしないと,単に上がった下がったというだけの話で一喜一憂することはないのではないかと。押し並べて言えば大体同じようなものではないかという感じがするのですが,それについてはどう考えていますか。

市長公室次長兼政策企画課長)今回の前年度と比較した順位の変動は,順位が変わったから来年どうこうというレベルの変化ではないと私たちは考えておりまして,全体傾向として今年は変わらなかったということで認識をしております。市民意識調査自体,それですべてを決めるということではなくて,市民の意見の集約として一つの参考資料として施策展開を図っていきたいと考えております。以上です。

関委員)だから,この結果について上がったとか下がったとかいう問題は,明らかな場合を除いてここに書くべきではないのかなと私は感じました。以上です。

徳増委員)質問が出尽くしたようですので,お伺いしたいのですが,過日,総合計画審議会という会議がございまして,充て職で出ておりましたら,その中で市民満足度調査の審議をされたんですね。私どもが,総務委員会として今はじめてこれを手にしたわけであります。その前に審議されたというのはどういうことでしょうか。あの場所での報告ではなくて,完全なる審議でありました。それで最後に,会長の言葉の中に,来年度の予算に反映してほしいという言葉まで出ておりました。まるで実施計画かのような受け止め方をしてあそこに座っていた方たちは意見を述べておりましたけれども,それに対して何の修正もありませんでした。いまさらこんなものを私どもにお示しいただかなくてもいいのではないかなと思います。総務委員会,何もかも報告しろと言っているのではないのです。総合計画という石岡の一番大切な背骨の部分ですから,その審議会の中で審議していただくのであれば総務委員会はいらないじゃないですか。私はそこに座っていまして,こんなやり方っていうのは今まであったかなと思いました。重ねて申し上げますけれど,この委員会にすべてを報告しろと言っているわけではないんですね。大切なものであるから報告して,この中で意見を聞いてほしいということを申し上げているんです。これだったら総務委員会はいらないと思いました。解散してもいいと思いましたよ。そう思いましたよ。こんなに総務委員会の顔に泥を塗られるような。あの中で審議して,その中で印刷物まで配布されたんですね。その時のやり方もおかしいんです。印刷物をいきなり配布なんです。委員長が印刷物を配布してよろしいでしょうかという決もとらないで,いきなり配布なんです。こんなやり方ってないですよ。どういう次第書を書いて渡したのか知りませんけれど,めちゃくちゃですよ。それで印刷物は配布されたんです。あれは総合計画の審議会,ましてや報告だけかと思ったら,本当に内容に入り込んで,しかも総合計画の背骨の部分ではなくて枝葉末節,本当の枝葉の先のほうのことを言っているわけですね。しかも,会長である白菊さんは自分の地域のことまで言い出して。どういうふうに人選したのか,人選まで疑いたくなるような感じも抱きました。会長はどうやって選ばれたんですか。自分の役職がわかっていてあの席に座っていたのかどうか。あの場所に議長役として座っている人は,公平でなければならないはずなのに,自分の地域のことを一生懸命言っているわけですね。こんなやり方ってないと思います。ですから,私どもの総合計画だけでなく,総務委員会と各審議会の整合性についてどのようにお考えなのかお聞きしたいと思います。この調査の報告書から外れるんですけれど,質問がないようでございますので,この前出席したときに非常に怒りを感じましたので,お聞きしたいと思います。

市長公室次長兼政策企画課長)市民満足度調査の結果に関しましては,恐縮ですけれどもそれを審議したわけではなくて,総合計画の進行管理の一つとして市民の意向の結果をまとめて,こういった結果になっておりますということでお示ししたもので,そこに関しては審議をしたということでは,我々はないという認識でおります。印刷物を配布したことでございますけれど,委員の一人が自分の言いたい意見をまとめたペーパーを作っていらして,それを配布したものでございますけれど,ご指摘のとおり会長のほうから皆さんに諮って,それから配布するべきだったと,そこは反省しているところでございます。

徳増委員)審議したわけではないということでございますが,それでは受け取り方の違いかもしれませんが,現に一つ一つ意見を述べているじゃないですか。そして最後の締めの言葉として来年度の予算に反映してほしいと,そこまで言ったということは審議ですよ。報告を聞いただけじゃないですからね。高浜地区のどうのこうのって。高浜地区が重点的に上がっておりましたけれど,ああいうやり方ってあるのかどうか,私は非常に疑問でございます。あの審議会はそういう審議会でガス抜きの状態で実施したいのであれば,それはそれで結構です。ただし,この総務委員会とのあり方,総務委員会に対してどのように思っているのか,その点をお聞きしたいと思います。

市長公室次長兼政策企画課長)今回,総合計画審議会に先に市民満足度調査の説明をし,順序が逆になってしまったことを非常にご不快に思っていることに対して,謝罪したいと思っております。決して議会を軽視するわけではございませんで,配慮してまいりたいと考えております。

市長公室長)次長のほうから説明がございましたように,事務局の運営の中で,いろいろ議員の皆様方にご心配をおかけすることとなってしまったことを深く反省しまして,今後の事務局運営に反映してまいりたいと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。

徳増委員)審議会が始まる前に審議会とはどんなものか,何を話し合うのかということを毎回説明していかないと,議長役である方もわかっていないような状態でやっていくのは無駄じゃないかと。たかが年に二回かもしれませんけれどそれなりの立派な方をお集めだと思いますので,それならそれできちんと結果の出ることをしていかなければならないと思います。ですから総合計画とはどういうものだと,枝葉末節を話し合うところではないよということを毎回わからせないと,この前の二の舞になると思います。総合計画をつくるときの数年前の委員会にも出たことがあるんですが,やはり同じように全く枝葉の部分を意見として言っている方が多うございました。中で,委員の一人が怒ってしまいまして,総合計画とはこういうものだということをおっしゃった方がいらしたんですけれど,メンバーが少し変わるとまたもとに戻ってしまうという,やってもやらなくてもいいような審議会だとしたら,必要ないのではないのかなとも思いますけれど,市民の意見を吸い上げるところであるならば,それこそ執行部の満足を満たすのであればやっていてもいいのかとも思いますけれど,あの場で言ったから,議事録に残るからこれをしろと言われたら大変ですからね。現に何回も申し上げますけれど,予算に反映してほしいとまではっきり明言しているわけですから,そんなことまでは受け入れられないということを態度として示しておかないといけないと思います。市民の意見ならなんでも受け入れるんだというその姿勢が,甘くみられるんですよ。もう少し慎重な審議の仕方を考えていただきたいと思います。答弁は結構です。

池田委員長)ほかに質問等はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

池田委員長)ないようですので,この件は以上で終結いたします。
 次に,石岡市参与設置規則についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

市長公室次長兼政策企画課長)石岡市参与設置規則についてご報告させていただきます。資料の3ページ,4ページの石岡市参与設置規則をご覧いただきます。第1条,市政に関する政策的事項又は専門的事項の推進を図るため専門委員として参与を置くとしております。第2条,参与は市長の求めに応じ助言・提言を行い,第3条ということで専門の学識経験者から市長が委嘱することとしておりまして,第4条で非常勤特別職とするとしております。第5条以下で,任期は1年以内で勤務日数は1週間につき3日,守秘義務を規定してございます。基本報酬の額は,32万5,200円に相応の通勤報酬がプラスされることとなります。次に5ページには,今回10月1日付で参与として委嘱いたしました久保田時治氏の経歴をお示ししてございます。久保田氏でございますけれど,お手元にお配りした資料のとおり,京都大学を卒業後,積水化学工業,三菱総合研究所を経まして,平成7年より常陽産業研究所に在籍し,主に地域振興,まちづくりを専門としてコンサルティング業務を行っております。公職といたしましては,平成20年まで石岡市総合計画審議会委員を務められ,現在は茨城県まちづくりアドバイザー,国土交通省震災復興まちづくりアドバイザーなどを歴任されております。説明は以上でございます。

池田委員長)以上で,説明は終わりました。ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

岡野副委員長)第9条の基本報酬の額,32万5,200円の算出根拠についてお尋ねいたします。

市長公室次長兼政策企画課長)お答えいたします。単価につきましては,国県の設計業務委託等技術者単価を準用いたしまして,週3日,月12日勤務として月額32万5,200円ということで計算しておりまして,平成26年度設計業務委託等技術者単価のうちの技師(C)の単価が2万7,100円ということで,かける12で32万5,200円ということで計算してございます。以上です。

岡野副委員長)そういう根拠で決めたということですね。もう1点,職務として第2条になりますけれど,「市長の求めに応じ,市政に対する助言及び提言を行うものとする」ということですが,決裁権はないというようなことを前に聞きましたが,市長の求めに応じということは,この参与は,例えば副市長,各部長等との仕事上のつながりはどういう形で行うんですか。

市長公室次長兼政策企画課長)条文のとおり,市長の求めに応じて助言提言を行うということで,市長の指示事項に従って動きますけれども,その指示事項に関する業務,そして各部長と連携するといいますか,お話し合いをしながら事業を進めていくということでございます。

岡野副委員長)決裁権があれば別ですけれど,決裁権がないとなると,例えば定期的にそういうところを設けるのか,どういう形でこの参与が事業推進に反映させていくのか,どういう筋道でやっていくのかお尋ねします。

市長公室次長兼政策企画課長)例えば計画づくりをするという場合ですと,その構想の段階から助言をいただくような流れになると思います。市長からの指示事項の範囲内で,事務的には各担当であるとか各部長等と議論をして,参与としての専門性を計画等に反映させていくという流れになると思いますけれども,実際,委嘱したばかりで具体的に進む中にあって効果的に助言いただけるような仕組みをきちんと考えていきたいと思っております。

岡野副委員長)今始まったばかりなので,どういうふうなのかはこれからでしょうけれど,市長のシンクタンクということで参与を設けたんでしょうが,ただ,市長の次には副市長があり,部長があるわけですから,それは決裁であって,事務の進め方としてはそういう進め方が正しいのであって,そこに参与がどういうふうに助言でどう入っていくのかというのは,非常にぼやっとしているんです,私のイメージとしては。市長がシンクタンクとして必要だということだから,それは了解はしているのですけれども,どうも曖昧だと,私は思っていますので,今後,時に応じて質問しますけれど,どういう役割を持ってどういう実績を上げていくかということを,私は非常に関心を持っているところです。答弁は結構です。

関委員)これは市長の個人的なブレーンなんですよね。それ以上でもそれ以下でもないんではないですか。だから副市長との云々,各部長との云々ではなくて,市長個人のブレーンとしてこれを参与として置きますよとの了解でよろしいのですか。

市長公室次長兼政策企画課長)先ほどもご答弁させていただいたと思いますけれど,市長のそばにいて常に市長と話をするだけではなくて,参与の能力を生かすためには様々な場面で担当と話をする機会を持っていくべきなのかなと考えておりまして,基本的には縦のライン,決裁のラインには入りませんで,何事にも決めごとは部長課長という縦のラインですけれど,様々な段階でいろいろな助言をすることが効果的なのかと考えております。先ほども申しましたけれど,これからですので,いろいろと検討してまいりたいと思います。

関委員)市長の個人的ブレーンとしてやるというならそれはそれでいいのですけれど,今おっしゃっていることは非常にあいまい,これには何にも書かれていないですよね。だからその辺のところはもっと明確にするべきではないかということが1点。それからもう1つは,参与が何人でも置けるわけですか。この規則では人数の限定はないのだけれど,それについて質問させていただきます。

市長公室次長兼政策企画課長)特に人数の限定はございませんので,この規則についてはそういうご認識でよろしいかと思います。

徳増委員)これからいろんなことを決めていくと言いますけれど,何か目的があって参与という役職をつくって,雇ったんだと思うんですよね。これから決めていくのではなくて,何をしてもらうのか目的があってやったはずなんですけれども,まだ始まったばかりだからって,それで。はっきり言って部長や次長ができる仕事を,これだけの給料を払ってやるようなことですか。これは次長に答弁を求めるのは酷だと思いますので,副市長に答弁を求めたいと思います。座っている場所だって次長の横ですし,だったら市長のところに机を持っていくとか,市長の横に行くとか。おかしいじゃないですか。それと,今お二人の質問の答弁を聞いていますと,何か全然決まってなくて役職だけつくって。個人的に雇うならいいですけれど,公費を使って雇うんですからね。それでまた行財政改革なんて言いながらよくもこんなことができると思うんですよ。まったく反しているのではないかと思いますよ。最初はまちづくりに対してアドバイスをいただくということをちらほら聞こえていたのですけれど,今の答弁では全体に対してと。今まで部長次長級の方は,30年近く役所で仕事をしてきたわけですから。申し訳ないけれど,この久保田さんという方より行政に対してはプロですよ。まして石岡市のまちづくりに対しては,ここで生まれ育って,また近隣の町で生まれ育って,ここの空気を吸って育った人間ですから,私は役所の人のほうがよくわかっていると思います。この間,この久保田さんという方に初めてお会いしたのですけれど,まあ自分の分をわきまえないで,議会でも勉強会をつくってください,私,講師で行きますって。あれは言う言葉じゃないと思うんですよ。県にも講師で行っています,どこどこにも行っています,押しつけがましいもいいところ。自分のやるべきことを分かっていないんじゃないんですか。分かってなくて雇ったから,こんなことになるんですよ。それでその時にパンフレットを渡されましたよ。ふるさと納税のパンフレットと,石岡の昭和史ですか,市長が関与している本の。友達に配ってくださいなんて言われて渡されましたけれど,あの人の仕事は一体何なんですか。その話をしたときに,縦割りの壁を取っ払って,例えば経済部と総務部との壁を取っ払って仕事をしてもらうんだというようなことをおっしゃっていました。それは,市長が指示すれば役所はやりますよ。そんなことのために何で一人雇うのか。私は,優秀な副市長がいるのに,このくらいの仕事は副市長ができることですよ。何で雇うのか,ものすごく不思議です。ですから,目的があってどの仕事をしていただくために雇ったのか,その目的をお聞きいたします。

市長公室長)参与の業務でございますが,委嘱するにあたりまして,市長から指示が出されてございます。その指示事項につきましては,公有財産マネジメントに関すること,行財政改革の推進に関することなど,さらには研究課題といたしまして,人口問題対策に関すること,交流人口拡大に関すること,中心市街地活性化に関することなどが指示事項にされてございます。その指示事項に対しての参与の関わりでございますが,当然,副市長がいますので,副市長を通じて各部長へ調査研究の指示があったということで業務のデータ集め等に係わっていただくわけでございます。また,詳細な事務的な資料の提出などにつきましては,政策企画課の職員が担当部署との交渉に入っていくという流れを想定しております。

徳増委員)各部の部長を通して資料や何かは取っていただくわけですか。お聞きいたします。

市長公室長)そういうふうに手前どもは認識してございます。

徳増委員)ということは,まちづくりだけでなく市政全体に対してのアドバイスということでよろしいわけですね。そうなると,個人情報のセキュリティはどうなっているんですか。個人情報のセキュリティについてお聞きいたします。

市長公室長)先ほど参与の設置規則の中に知り得た情報の秘密の厳守についての条項がありますので,そちらで対応していただきたいと思っております。

徳増委員)そんなのは当たり前のことではないですか。それは職員になったときから心してやっていることで。ここに明文化しなければならない人を雇ったということですよね。もう職員だったらよく分かっていること。明文化しなくたって,職員は心得ていますよ。常陽産業研究所を退職してきたわけではないですよね。まだ向こうで同じようなまちづくりや何かのコンサルタントをしながらこちらの仕事もするという。そうなってくると,いろいろな情報,知り得た情報は,持って帰ることができますよ。これは,おかしい。口外しないとか言ったって,向こうに両足が入っている人ですから。まして,行政と違って民間企業ですよ。民間企業は自分のところに仕事もほしい,利益は上げなければならないわけですよ。ですから情報は必ず漏れると思いますよ。私は個人情報のセキュリティをどうするのか,非常にあいまいだと思います。子どもたちのこと,福祉関係の病気のこと。宝の山ですからね,ああいう人たちからしたら。セキュリティの部分をどうするのかとお聞きしているのですけれど,これで知り得た秘密を他に漏らしてはならない,こんなことはよく分かっていることで,ごくごく当たり前のこと。これ以上お聞きしたいところなんですが,もっともっと厳しくやっていかなかったら,帰る時に持って帰られますからね,情報は。それと,再任は妨げないと書いてありますけれど,再任するほど重要な役職,また重要な人物なんですか。これは副市長にお聞きしたいと思います。副市長で十分できることを何でそんな任せるのか。副市長,力の発揮どころがなくてウズウズしているのではないかと思います。副市長にお聞きしたいのですが,なぜ再任を妨げないのか。再任ありきの規則ですね。お聞きいたします。

副市長)本参与規則につきましては,久保田氏を特定した規則ということではなくて,参与を置く場合にはこの規則を設置するということでございます。その成果として,成果が上がったと,もしくは成果がないという時には再任しない,成果が上がった場合には再任をすると,そういう意味で再任を妨げないという規定にしてございます。

徳増委員)成果って,誰が評価するんですか。半年や一年で成果が上がるものであれば,本当に職員が十分にできます,職員のほうができます。誰が成果を評価するのか,お聞きいたします。

副市長)実施した事項に関して,市長がその成果を評価するということになります。

徳増委員)それでは,次長の横に座っているのではなくて,市長室または副市長の横に連れて行ったほうがよろしいのではないですか。

副市長)ただいま職場の配置についてのご質問でございますが,参与は,先ほど申し上げましたように指示事項が多方面にわたっております。その方面の対応をするために政策企画課が関係部門と調整をするということでございますので,政策企画課内へ事務所を設けているものでございます。

徳増委員)再任を妨げないという言葉は,久保田さんに限らずという答弁でございましたが,ご本人は2年の約束で来ていますとおっしゃっていましたよ。ということは,明らかに再任じゃないですか。ご自分で2年と言うことは,はっきり2年とおっしゃいましたからね。2年ということは,何々をやってほしいから,こういう目的であなたの能力が必要だからお願いしますと言って雇ったはずではないですか。今頃になって,何をやってもらうか考えるなんておかしいですよ。再任ありきですからね。本人は再任でやっていくと,2年間の約束できましたと,はっきり言っていましたよ。ということは,2年の契約であるなら,きちんと条例化すべきでしょう。

副市長)それは本人の考え方の間違いでございますので,指導していく。2年という約束はしてございませんし,そういう計画にもなってございません。

徳増委員)ではあれは思い込みでおっしゃったんですか。それと,職員と同等の人を雇う時に,健康診断のようなものは出させないんですか。

市長公室次長兼政策企画課長)直近の健康診断の結果は提出していただいております。

徳増委員)直近のが出ているということは,1,2年任せても大丈夫だと思っているんですか。危うくないですか。ずいぶん知れ渡っていることですよ。本人は2年と言っていますけれど,2年この仕事に就けますか。

市長公室次長兼政策企画課長)職員を採用する時の決まりごとで,健康診断書を出していただいております。健康状態の内容に関しましては個人情報ですので,答弁は差し控えさせていただきたいと思います。

徳増委員)個人情報なんですけれど,ずいぶん多方面に分かっていることでございます。だからこそ,私はこの個人情報が心配なんですよ。すごく危ない橋を渡るなと思って見ております。総務委員会でこの規則でもなんでも認めてしまうわけですからね。ではこれは勤務成績という成果が上がらなかった時には,直ちに退いていただくということで理解してよろしいですね。一般に成果が上がっていないと思っても,市長が成果が上がっていると思えば,市長の評価に従って,居ていただくわけですよね。市長のブレーン,シンクタンクとしておくわけですから。ものすごく危うい。どうするんですか,この評価,そして成果。評価する側にも問題ありになってしまいますね。成果が上がらなかったら直ちに退いてもらうということで,よろしいですね。

副市長)今回,10月1日ということで,3月31日までの6ヶ月間,この間に活動をしてきた中での評価をさせていただきたい。評価の資料その他,市長に申し上げて,市長に判断していただくということでございます。当面,6か月というのが契約内容でございます。

徳増委員)まちづくりなんて,6か月で成果が出るものなんですか。今までいろいろ石岡市でもやってまいりました。出るわけないじゃないですか,6か月ぐらいで。こんなことをやるのはおかしい。こういうことをするから,職員が仕事をやる気をなくしてしまうんですよ。能力のある職員はいっぱいいるじゃないですか。何で使わないのか。今まで培ってきたものがたくさんあるんですから。ここで生活していない人に,分かりますか。こんなことをやっていたら,本当に職員が仕事をするのが嫌になりますからね。6か月間で成果が出ると思って依頼したわけですね。これは副市長にお伺いいたします。

副市長)久保田氏につきましては,民間で様々な経験もあるということで,一定程度の成果があるものというふうに希望してございます。

徳増委員)民間で一定程度の評価があると。確かにプロフィールに今まで携わったことがずっと書いてありますけれど,これに対しての評価は,一行もございません。ですから,成果が上がってきたかどうかは分かりません。それと,民間でとおっしゃいましたけれど,市長,4年間,民間でお仕事されましたよね。その経験があるじゃないですか。市の職員としての豊富な経験と両方あるのに,なんで頼らなければならないのか。私は,雇うというより頼ると解釈していますからね。そんなに民間活力って必要なんですか。ある一面は確かに民間の考え方は必要です。行政経営の部分では。でも,事業を進めるときに,官の役割,民の役割ってありますよね。ですから,民間の考え方をって押しつけてこられると,官の部分では消化不良を起こしますね。私は,雇うこと自体に反対なんですよ。ああいう補正予算の中に姑息にも出してきたから。反対できないじゃないですか。人事案件として出してくるとかするならわかりますよ。だけれど,総務委員会としても細かい意見を差し挟むこともできない。もう雇ってしまっているんですけれども,でも,議会側の意見としてやはり述べないわけにはまいりませんので,二言三言申し上げましたけれど,個人情報のセキュリティに対しては,非常に危ういので,どのようにしていくのかよくお考えいただきたいと思います。以上で私の質問は終わります。

小松委員)ご存じのように前回の議会で突然補正予算にまぎれて,総務委員会の中で民間出身ということを言われて,あまり豊富な判断材料がなかったけれど,2つの点から反対したんです,敢えて。補正予算への反対は,なかなか難しいんですよ。補正予算は本当に市民の要求がいっぱい詰まっているものだから。ものすごく勇気がいったのだけれど,これが重大な問題だと思って反対しました。それで,1つの問題は,自治体の評価は地方自治法第2条に基づく,あくまでも市民の福祉にいかに自治体として貢献していくかと。そこが評価の第1基準なんですね。もう一つは民間的なサイドで,民間活力という名で様々な合理化がされるということを非常に危惧しまして,その2つから反対したんですけれど。改めて詳細な。その時は名前もわかりませんでしたし経歴もわかりませんでした。しかし私は,反対したんだけれども,この関与している主なプロジェクト,常磐新線,つくばエクスプレス沿線開発,これは今大問題になっていますよ。何が大問題になっているかというと,県でものすごく大規模なものをやったのだけれど,人が来ないとか,小学校がないところにたくさん人を持ってきたとか。つくばの県議選がありますけれど,これは大問題になって,大矛盾です。それから常陸那珂開発計画は6,400億円,週に船があまりこないものを造って,とんでもない無駄遣いです。そういうもののお先棒を担いできた人ですよ,この人は。この人が石岡に来て何をやるのか。本当に心配です。だから,そういう点では,彼は石岡に骨を埋めるつもりもないし,ずっとやるつもりもないでしょう。そしていろいろなことを兼務している。そういう人がいろいろと市長にアドバイスをする。ちょっと私が思い出したのは,例えで恐縮ですけれど,竹中平蔵と小泉首相との関係。ものすごく口はしゃべるわけですよ。単なる決裁権がないなんて言っているけれど,ものすごく影響を与えるんです,思想的に。理論的に影響を与えるわけです。だから非常に危ういです。危ういということは,改めてこれを見て,私が反対したことはよかったと確信を持つわけなんですけれど。だからといって補正予算全部に反対はまずい。だから私はこの1点で反対したということを言いました。だけどそれだけの重要な問題です。質問としては,今兼務しているのは何があるのか。何に足を突っ込んでいるのか,全部言ってください。

市長公室次長兼政策企画課長)先ほども少し申し上げましたが,常陽産業研究所に籍を置いていますので,そちらの業務でございます。その他,公的な委員として茨城県のまちづくりアドバイザーであるとか,震災復興まちづくりアドバイザー,これも現在続いておりますけれど,こちらはもちろん週3日以外の日でこなしていただくということでございます。以上でございます。

小松委員)そういうので本当に責任を持った仕事ができるの。そんな4つも5つも掛け持ちでやっていて。困難ですよ。まちづくりと言ったって,なかなかうまくいかないから。だから,それで徳増委員の話を聞いても,議員の中に勉強会を作って俺が行くからお前ら勉強しろ,みたいな。本当に私が予想したとおりですよ,人物像も。とんでもないよね。だから,これは早く辞めてもらったほうがいいよ。いったん決まったのでしょうけれど,混乱するだけ。皆さん方幹部も混乱する。非常にあちこちでいろいろなことを言って,整然と進むものが混乱するだけでしょう。それでやはり考え方,思想が,今問題がいっぱい指摘されている沿線開発,常陸那珂の開発計画,全部係わってきているわけですよ。そういう立場でやってきているのだから,茨城県の県政は1兆円の予算で2兆円も借金を持っているんです,それに片棒を担いでいる人でしょう。だから,こういう人が石岡に来ても益にならない,害だと思います。ということで,私は反対した立場なので,これからもこの問題では追及していきますし,早く辞めてもらうようにということを敢えてこの場でも申し上げたいと思います。

池田委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

池田委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。

小松委員)今話した役職だけでなく,今現在,茨城新聞客説論説委員になっているよね。そういうふうなことをやっているわけで,週に3回来て石岡市のことをやっていく。本当に責任のある仕事ができると思っていますか。そのことを確信を持っているんですか。

副市長)兼職の件につきましては,この人と選定した時点で想定してございますので,その中で,久保田参与については,市長の指示された業務については来年の3月までに一定の評価を出していただくことで委嘱しております。

小松委員)市長が,市長がということになって,市長が言うからということでしょうけれど,私はこの際言っておきたいのは,皆さん非常に石岡市のことを思って営々と働いて,私もそう感じているのですけれど,ちょっと危ういところがあったら,副市長もいらっしゃるのですから,市長に対して意見を言ってくださいよ。こういうふうに思っているんだけれどと,言わなければだめですよ。市長がちょっと言ったらば,それに見習えと。やはりまずいのはまずいと言う勇気も。議会でも言うけれど,皆さんもやはり。副市長などはそういうことを希望しますよ。そうでないと,市長のそういうものが正されない。行政,執行部側においても。いろいろなプロジェクトをやってきたことに対しては,副市長に質問しますけれど,地方自治法の関係からみればどういう評価をしていますか。どういうことでプラスのことをやってきた人なの。

副市長)現在まで続いている委員のすべて,例えば龍ケ崎市の中身等を把握しているかというご質問に対しては,こちらについては十分に把握しているわけではございません。ただ,石岡市の総合計画審議会の委員等を歴任し,さらにはまちづくりアドバイザーとして現在も委員として構成しているということについては把握してございます。以上でございます。

   〔「把握しても評価はしていないのか」との呼ぶ者あり〕

小松委員)条例や規則からみると,ある意味では逸脱していますね。よく久保田氏が自分の立場がよく分かっていないような節も見受けられるのだけれど,久保田氏にはよく説明してありますか,自分の仕事の任務は。これはどういう時に,いつ,どれだけ時間をとって説明したんですか。こういうのがきちんとやっていただかないと,混乱するだけですよ。

副市長)市長公室長,企画担当を経て,2度,担当についての打ち合わせをしてもらいました。さらに,本日の委員からのご意見を受けて,再度仕事の内容についての打ち合わせを実施したいと考えてございます。

小松委員)非常にあいまいですね。形式でやったのかもしれないけれど,非常にあいまいだからそういう問題が出てきて,議会にも議員にも教えてやるとか,学習の講師をやるとかいうことになっているんでしょう。実にとんでもないんですよね。職域がおかしいでしょう。市長のどうでしょうかと言ったことに答えるものでしょうよ,限定されているのは。非常に限定されている任務なのだから。それを勘違いして,石岡市のうまくいっていないことを自分がうまくやらせてみるといったことを思ったら,これは大間違いだよ。非常に危惧しますね。やはりこれは非常に早く辞めてもらいたいと思います。要望です。

池田委員長)ほかに質問等はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

池田委員長)ないようですので,この件は以上で終結いたします。
 次に,その他の件として市長公室より発言を求められておりますので,これを許します。

市長公室次長兼政策企画課長)それでは,資料の6ページをご覧いただきたいと思います。行財政改革大綱の策定につきまして,その経過及び今後のスケジュールについてご報告させていただきます。現在,同大綱の策定にあたっては,外部及び庁内の組織において検討を行っております。まず,外部の組織といたしまして,市民,有識者等から,本市の行財政改革について広く意見を聴き社会経済情勢の変化に対応した簡素で効率的な市政の実現を推進するため,石岡市行財政改革懇談会を設置いたしました。委員の構成につきましては,一般市民3名,各種団体2名,学識経験者5名となっております。平成26年7月7日,第1回石岡市行財政改革懇談会を開催しております。第1回目といたしましては,第1次大綱,前回の大綱の実施項目とその成果,行政の現状と課題などについて説明させていただきまして,第2次大綱,今度策定する大綱の方向性等についてご意見をいただいたところでございます。懇談会での主な意見としては,ご覧のとおりとなってございます。また,行財政改革の全庁的な推進組織といたしまして,石岡市行財政改革推進本部を設置いたしました。本部長は副市長で,構成委員は各部長級職員でございます。平成26年9月22日に第1回石岡市行財政改革推進本部を開催いたしまして,第2次行財政改革大綱素案について協議,検討をしたところでございます。今後のスケジュールといたしましては,この2つの組織での協議を進めまして,大綱の素案が固まり次第,市議会総務委員会の方にご説明させていただき,その後,パブリックコメントにより市民のご意見等をいただくなど大綱の策定作業を進めてまいたいと考えております。
次に,資料は用意してございませんけれど,文京区との交流事業についてご説明させていただきます。口頭で恐縮でございます。本市と文京区につきましては,昭和63年から平成11年まで交流事業を行っておりましたが,その後中断しておりました。そのような状況の中,昨年の12月に市長が文京区長を訪問したことをきっかけといたしまして,新年度交流事業が再開されることとなった次第でございます。今回ご報告する事業は,文京区の方々に石岡市を知っていただくためのモニターツアーの実施についてでございます。「秋の日帰りバスツアー」と題しまして,石岡市の名所や果物狩りを楽しんでいただく企画で,常陸国総社宮や看板建築,酒蔵や茨城県フラワーパークなどを見学しまして,最後に柿狩りを楽しんでいただく予定となっております。日にちは10月31日,募集人員45名でございます。応募状況でございますが,45名に対しまして375名と多くの方からご応募いただきました。また,2回目の企画といたしましては,トレイルランを体験していただくツアーを12月頃に実施していきたいと考えております。報告は以上です。

池田委員長)以上で,報告は終わりました。ただいまの件について,意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

岡野副委員長)行財政改革大綱について,1点お聞きします。市長が日ごろ口にしている行政機関の再配置計画は,この行財政改革大綱の中に入っていますか。

市長公室次長兼政策企画課長)お答えいたします。公共施設等再配置計画は,入ってございます。今回の行財政改革の一つの大きな柱になるのではないかということで,今後,詰めていきたいと考えております。

岡野副委員長)再配置計画が入っているとすれば,懇談会にも何も議会の代表は入っていないのですけれど,再配置計画は,かなり市民に影響を及ぼすことが大きいと思うんですよ。そうすると,それについて決まったから議会に報告しますということで,よろしいのですか。そういう形で。

市長公室次長兼政策企画課長)公共施設再配置の考え方に関しましては,大綱として非常に重要視している部分でご説明いたしまして,大綱というのは基本的に方向性を示すもので,実際に大綱ができた後に実施計画と申しますか,具体的なものをつくっていくことになるかと思います。そちらの段階で,考え方等について,きちんとご説明をしながら,もちろん必要に応じて事業を実施する段階でも市民の方々にもご意見をいただくような機会ができるかと思います。

岡野副委員長)市民の方々も大事ですが,議会の。これは市民の代表ですから,議会との協議を重ねないと,再配置計画は簡単ではないですよ。要するに,今出来上がっているものを無くすわけですから。無くすところがあるわけですから。それは市民と話をするというよりは,議会と協議という話は,今,答弁の中では出ていないじゃないですか。

市長公室次長兼政策企画課長)前段のご説明をしながらというところで,もちろん総務委員会にご説明をしながらということで申し上げたつもりでございましたが,伝わっておりませんで,大変申し訳ありませんでした。

岡野副委員長)ちゃんと話は主語を言ってからにしてくださいよ。主語を削って言うというのは,答弁ではないですよ。もう一回答えてください。

市長公室次長兼政策企画課長)再配置計画,具体的に実施計画が策定をする段階で,もちろん総務委員会と協議を進めながらつくってまいりたいと考えております。

徳増委員)6ページの中に,使い古された言葉なんですけれど,「社会経済情勢の変化に対応した簡素で効率的な市政の実現」,簡素で,ではなくしたのが。参与を置くことは非常に複雑ですので,この簡素でという言葉は削ったらいかがでしょうか。簡素でなくしているわけですから。行財政改革にまるっきり逆行したことをしようとしているわけですから,この簡素でという言葉は私はいらないと思いますが,いかが思われますか。副市長にご答弁願います。

副市長)この資料につきましては,常任委員会の説明資料としてつくらせていただきましたが,ご指摘を受けまして,この項目,「簡素で」を削除させていただきたいと思います。ご指摘ありがとうございます。

徳増委員)文字だけの問題ではないのですよね。考え方の問題なんですよ。複雑にしているわけですから。言葉だけで簡素でなんて書いても,騙されないですからね。そこだけ削ったって,参与は置いておくわけだから,複雑にしているわけですから,言行不一致になります。参与のほうもなくし,なくせば簡素という言葉は生きてくるんです。でもやっていることと書いていることが違いますからね。一つも簡素ではないじゃないですか。複雑,複雑にしてきて,いろいろな委員会もたくさんつくり,じゃあ着地点はどこかとなると,着地点もわからないような委員会をたくさんつくってきて。それと次長の答弁の中に,計画ができてから報告いたしますと。計画ができてしまった後では,総務委員会に示されても遅いんですよ。その計画の中に意見が反映されなければ。ですからその前に論議していきたいと思いますので,いかがでしょうか。

市長公室長)ただいまご意見いただきました点,今後の計画づくりに反映させていきたいと思っております。以上です。

徳増委員)反映でなく。私どもは言葉にこだわる仕事でございますので,反映ではなく実施をしていただきたいと思います。以上です。

市長公室長)議会への説明を丁寧にさせていただきたいと思います。

小松委員)行財政改革大綱の策定についてという説明なんだけれど,非常に議会,つまり担当委員会,総務委員会での議論が全くなかったわけでしょう,この問題では。それでここまで進んでいっているわけでしょう。その行財政改革懇談会を設置して,住民の人選もして,第1回も開催して,こういう意見があって,庁内でも組織ができて,2回目の推進本部会議をやると。それで総務委員会に,ここまで来ましたということなんだけれど,これは重大なことを議論しているんですよ。この段階での主な意見でしょう。質問ですが,懇談会委員を10名にした根拠,どうやって選んだんですか。そして,その10名の名前,立場,これは一言も報告がないです。メンバー表は当然出さなければだめでしょう。だから,どういう人がなっていてこういう意見があるというのが,わかりませんものね。これは,出さなければ論議できないでしょう。そしてこういうふうに懇談会をつくるとか,やっていくというのは,行政当局としては執行部としては自由にできるものなんですか。この総務委員会は関係なくできてしまうものなんですか。非常に重大なことをやっていて,結果報告だけと。あとは総務委員会は了解してくださいという感じなのだけれど,こういうことでは非常にまずいと思いますよね。そういう基本的な,重大な問題を推進する場合の基本的な考え方,推進の中に議会,二元性で市民の代表機関の,我々はこういう問題に対する一つの委員会としてやっているわけだから,その辺はどう考えているんですか。基本的なところをぜひお伺いしたいです。

池田委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

池田委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。ただいま小松委員から要求のありました資料につきましては,委員会条例第23条の規定により,委員会として提出を求めたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

池田委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩します。

   −休憩−

池田委員長)再開します。

小松委員)こういう懇談会委員の構成は,どういうものに基づいて,このように10名,どういうやり方で選んだのか,質問します。

市長公室次長兼政策企画課長)一般市民に関しては公募の形でして,茨城大学の先生に関しましては人文学部との連携協定に基づいて学識として入っていただいております。各種団体及び学識経験者等につきましては,内部で市長のご意向もありながら,適任者を選任してまいったところでございます。

小松委員)人選が非常に大事だと思いますけれど,私は非常に納得できないですね。というのは,行財政改革,市民全部に関係する問題ですよ。そういう問題を審議する10名のメンバーを見ると,個々に言ってもいいですけれど,そういう人が入っていないというふうに思いますので,人選自体が公平,市民全体の意見を代表している人だとは思えませんので,これは非常に納得できません。

池田委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

池田委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。

小松委員)懇談会での主な意見というのはいくつかありますけれど,全部重要な争点になっている問題ですよ。要するに行政は引っ込めとか,あるいは公民館使用の受益者負担とか,一定の受益者負担は必要だという意見はあるかも知れないけれど,公的なものの使用については出来るだけ負担しないという考え方もあるし,そういうこと全部は対論があるのだけれどもその点だけで,対論が漏れているところが公平ではないという意見です。

池田委員長)小松委員の意見だということで,よろしいですね。

小松委員)最初に言った,市民生活に重大な影響を及ぼす問題について,担当所管の総務委員会について,行財政改革を進めている当局側で位置づけはどう考えているのかお聞きしたいと思います。今までのやり方でいいのか,それとももっと改善しなければならないと思っているのか。そこが大事な点なので,お聞きします。本来の議会のあり方をどう考えているのかです。

市長公室長)いろいろなご意見をいただきまして,ありがとうございます。担当部署といたしまして,ただいまいただきましたご意見を,先ほども申し上げましたが,反省して,今後の運営に生かして,議会にできる限りの丁寧な説明をさせていただきたいと考えております。

池田委員長)ほかに質問等はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

池田委員長)ないようですので,この件は以上で終結いたします。
 次に,その他として発言がございましたらお願いいたします。

小松委員)前々から言おうと思って言えなかったことですが,人事配置の問題に関するのですけれど,正規職員が亡くなったり病気でやめた場合に,当然しかるべき有力な人を配置すべきだと私は思うのだけれど,これはそういう方針ではないんだと,臨時職員でやるんだというのが,そうなっているんだということで,例えば学校給食センターの調理員なども正規の人が10年も全く入ってこないと。それからいろいろな部署でもそういうことを聞くことがあるのだけれど,これはそういうことですか。どこにそれは書いてあるんですか。いつそう決まったんですか。それをお聞きしたいと思います。

池田委員長)小松委員に申し上げます。ただいまのご意見ご質問につきましては,総務部が不在でありますので,また改めて伺っていただきたいと思います。

池田委員長)ほかに発言はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

池田委員長)ないようですので,以上で,本日の総務委員会を閉会いたします。




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