第５回委員会　（１２月８日）
出席委員	前島守雅委員長，鈴木米造副委員長，関口忠男委員，大槻勝男委員
市執行部	都市建設部長（沼田耕），都市建設部次長（福田嘉夫），都市建設部参事兼都市計画課長（舟橋伸），都市建設部参事兼建築住宅指導課長（笹目崇），駅周辺整備推進室副参事駅周辺整備推進室長（鶴井重則），下水道課長（飯田修久），建築住宅指導課副参事建築担当（栗原秀樹），道路建設課長（額賀均），道路建設課副参事道路建設担当（吉田昌司）
議会事務局	庶務議事課係長（木﨑憲一）

前島委員長）ただ今から，都市建設委員会を開会いたします。初めに，去る12月５日，山口晟委員が，平成26年12月14日執行の茨城県議会議員一般選挙石岡市選挙区における候補者として届け出をしたことに伴い，公職選挙法第90条の規定により，石岡市議会議員の職を辞したことになりましたので，ご報告申し上げます。それでは，あらためまして，本日の審査につきましては，お手元に配付しております協議案件書の順に進めてまいりたいと思いますので，よろしくお願いいたします。次に，付託案件説明のため，出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。お諮りいたします。本日の議題であります議案第89号につきましては，その現状を調査するため，これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。暫時休憩いたします。

－休憩－

前島委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。それでは，あらためまして，議案第75号「専決処分に対し承認を求めることについて（平成26年度石岡市一般会計補正予算（第３号））」のうち都市建設委員会の所管に係る部分を議題といたします。本案について，執行部から説明を求めます。

道路建設課長）議案第75号「専決処分に対し承認を求めることについて」をご説明申し上げます。お手元の資料，平成26年度石岡市一般会計補正予算（第３号）のうち，道路建設課が所管します補正予算書の10ペ－ジ，11ペ－ジをお開き願います。上から４つ目の（款）11災害復旧費でございます。（目）１道路橋りょう施設災害復旧費としまして4,020万円の増額補正を計上してございます。内容でございますが，10月に発生いたしました台風18号，19号による道路等の災害復旧費でございます。被害状況ですが，法崩れ及び土砂流出被害が112箇所，道路冠水が33箇所発生いたしました。また，法崩れ及び土砂流出と道路冠水による通行止めが24箇所発生いたしました。早急に災害復旧対応を行うため，法崩れ及び土砂流出など50箇所の復旧工事が必要な箇所について，地方自治法第179条第1項の規定に基づき，市長専決処分にて10月16日付けで決定し，直ちに災害復旧工事に着手いたしました。また，比較的規模の小さな復旧については，職員自ら土砂撤去などの復旧作業を実施いたしました。以上が，道路橋りょう施設災害復旧費の市道復旧工事4,020万円の増額補正の内容でございます。以上でございます。

前島委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により，これを許します。

関口委員）これは，専決で事業として行っていると思うんですが，だいぶ台風の影響で法面の崩れとか色々あったようです。今，どのくらいまで工事が終わっているのか，どのくらい残っているのか，お伺いします。

道路建設課長）これまでの進捗でございますが，災害復旧工事が必要な50箇所のうち，42箇所執行してございます。残りについては８箇所でございますが，その後，時間が経過するにつれて台風の影響が出てきている箇所が７箇所ございました。総数で申し上げますと，現在57箇所の災害復旧がございまして，そのうち42箇所を執行しておりまして，残り15箇所となっております。以上でございます。

関口委員）残り15箇所ですね。これは，年内には工事が終わる見通しはありますか。いつ頃終わるのか見通しをお伺いします。

道路建設課長）残り15箇所については，比較的規模の大きな設計・積算をしておりまして，年度内には完成を予定しております。ただ，１箇所フルーツラインの朝日峠の交差点，こちらが最も規模が大きく被害がございまして，現在，国有林との兼ね合いで森林管理事務所と協議をして，工事施工の段取りをしている状況でございます。以上でございます。

大槻委員）今，関口委員からも質問があったと思いますが，15箇所残っているということですが，業者は何業者入っているんですか。

道路建設課長）残り15箇所につきましては，比較的規模が大きな工事となることが想定されます。金額によりましては，指名競争入札，又は随意契約，
工事の設計金額が出ないと何とも言えないところではございますが，入札案件になるものと考えてございます。以上でございます。

前島委員長）他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第75号「専決処分に対し承認を求めることについて（平成26年度石岡市一般会計補正予算（第３号））」を採決いたします。お諮りいたします。本案は，承認すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，議案第77号「平成26年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち都市建設委員会の所管に係る部分，議案第79号「平成26年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第２号）」，議案第80号「平成26年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第２号）」の計３件を一括して議題といたします。本案について，執行部から説明を求めます。

参事兼都市計画課長）平成26年第４回石岡市議会定例会に提出しております議案第77号「平成26年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち，都市計画課が所管するものにつきまして，ご説明申し上げます。事項別明細書の44ページ，45ページをお開き願います。一番下の表にございます，（款）８土木費，（項）４都市計画費，（目）１都市計画総務費の都市計画一般経費，都市計画用途地域変更委託料166万4,000円でございます。内容でございますが，新庁舎の建設を予定しております現在の庁舎敷地は，都市計画法に基づく用途地域が第１種住居地域で3,000平米を超える事務所が建てられないことから，用途地域を第２種住居地域に変更する必要がございます。そのための調査及び資料作成に要します都市計画用途地域変更委託料として166万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。続きまして，その下にございます，（目）２街路事業費の合併市町村幹線道路緊急整備支援事業でございます。工事費と用地購入費合わせまして2,189万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。内容でございますが，国の交付金事業に該当しない，貝地・高浜線におけますパイプライン工事と排水路の補修工事及び美野里・八郷線におけます交差点の舗装補修工事などに要する，市単独分の工事請負費として671万8,000円を増額し，同じく交付金事業に該当しない村上・六軒線の用地購入費と，貝地・高浜線及び駅前・東ノ辻線の残地買収に要します公有財産購入費として1,517万6,000円をそれぞれ増額し，合わせまして2,189万4,000円の増額補正をするものでございます。以上でございます。

下水道課長）議案第77号「平成26年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち下水道課所管に係る部分，議案第79号「平成26年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第２号）」，議案第80号「平成26年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第２号）」の計３件の議案について一括して平成26年度石岡市補正予算書にてご説明申し上げます。恐れ入りますが，平成26年度石岡市補正予算書の１ページをお開き願います。初めに，議案第77号「平成26年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」についてご説明申し上げます。一般会計補正予算（第４号）のうち下水道課所管に係る部分の内容でございますが，46ページをお開き願います。上段に記載してありますように，一般会計の土木費から下水道事業特別会計へ繰出金830万4,000円を増額補正するものでございます。内容につきましては，後ほど下水道事業特別会計補正予算でご説明申し上げます。次に，８ページをお開き願います。議案第79号「平成26年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第２号）」についてご説明申し上げます。補正予算（第２号）でございますが，歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,838万5,000円を追加し，歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億9,137万5,000円とするものでございます。内容につきましては，後ほど事項別明細書でご説明申し上げます。次に12ページをお開き願います。議案第80号「平成26年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第２号）」についてご説明申し上げます。補正予算（第２号）でございますが，歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ26万8,000円を追加し，歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ３億811万6,000円とするものでございます。内容につきましては，後ほど事項別明細書でご説明申し上げます。続きまして，76ページをお開き願います。平成26年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第２号）の事項別明細書の歳入でございます。76ページに（款）（項）（目），77ページに（節）の区分と説明が記載してあります。まず，76ページの１番上の表でございますが，（目）１受益者負担金，補正額100万8,000円の増額でございます。次に，２番目の表でございますが，（目）１下水道費国庫補助金，補正額2,000万円の増額でございます。次に，３番目の表でございますが，（目）１一般会計繰入金，補正額830万4,000円の増額でございます。次に，４番目の表でございますが，（目）１繰越金，補正額2,097万3,000円の増額でございます。次に，５番目の表でございますが，（目）１下水道債，補正額1,810万円の増額でございます。歳入については，以上でございます。次に，78，79ページをお開き願います。事項別明細書の歳出でございます。78ページに（款）（項）（目），79ページに（節）の区分と説明が記載してございます。記載してございます職員等人件費でございますが，人事院勧告による給与等の改定に伴う補正でございます。まず，78ページ上段の表，下水道管理費における（目）１下水道総務費，補正額28万7,000円の増額，内訳といたしましては，職員等人件費でございます。次に，（目）２流域関連公共下水道維持費，補正額2,767万6,000円，説明に記載してございますように職員等人件費15万7,000円，下水道ポンプ・管きょ維持管理経費2,751万9,000円の増額でございます。下水道ポンプ・管きょ維持管理経費でございますが，公課費の消費税の増額でございます。使用料を徴収しております下水道事業特別会計は，消費税法に基づき，９月に消費税確定申告を行いましたところ，年度内納付額に2,751万9,000円の不足金が生じましたので，増額補正をお願いするものでございます。消費税が増えた理由といたしましては，平成25年度予算については平成24年度の確定申告額をもとに作成しましたが，平成24年度については，一時的に災害による工事費が多かったことから控除できる金額も多く，平成25年度分については通常予算の工事費であり控除できる金額が少なかったことにより，消費税納税額が増えたものでございます。財源といたしましては，記載してございますように一般財源2,767万6,000円で，このうち2,097万3,000円が繰越金でございます。次に，（目）３公共下水道維持費，補正額９万9,000円の増額，職員等人件費でございます。続きまして，次の表，下水道建設費の（目）１流域関連公共下水道整備事業費，補正額4,024万1,000円の増額でございます。内訳でございますが，職員等人件費９万3,000円，流域関連公共下水道整備事業（補助・ポンプ場），機械電気設備更新工事4,014万8,000円でございます。機械電気設備更新工事でございますが，長寿命化計画により，当初石岡第１中継ポンプ場の自家発電機の部品交換等を計画しておりましたが，本体が31年経過していることや，部品等の製造停止などもあり，県と協議しまして，発電機本体を更新することとなり，不足する4,014万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。流域関連公共下水道整備事業費の財源といたしましては，国県支出金2,000万円，地方債1,810万円，その他100万8,000円，一般財源113万3,000円でございます。次に，（目）２公共下水道整備事業費８万2,000円の増額，職員等人件費でございます。以上が，議案第79号「平成26年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第２号）」の補正内容でございます。続きまして，議案第80号「平成26年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第２号）」についてご説明申し上げます。88ページをお開き願います。平成26年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第２号）の事項別明細書の歳入でございます。88ページに（款）（項）（目），89ページに（節）の区分と説明が記載してございます。歳入でございますが，繰越金で補正額26万8,000円の増額でございます。次に，90，91ページをお開き願います。歳出でございます。右側の説明の欄に記載してございますように，職員等人件費の増額補正で，人事院勧告による給与等の改定に伴う補正でございます。内訳でございますが，まず，表の上から（目）１農業集落排水事業総務費９万2,000円，次に，（目）２農業集落排水事業維持費９万8,000円の増額補正でございます。次に，下の表（目）農業集落排水事業建設費７万8,000円の増額補正でございます。財源といたしましては，一般財源として繰越金26万8,000円でございます。以上が，議案３件の補正予算の内容でございます。よろしくお願いいたします。

道路建設課長）議案第77号「平成26年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち道路建設課が所管します補正予算について，ご説明申し上げます。補正予算書の44，45ページをお開き願います。上から２つ目の（款）８土木費，（目）１道路橋りょう総務費79万4,000円の増額でございますが，人事院勧告による職員等人件費でございます。次に，（目）２道路維持費の道路維持経費としまして302万円の増額補正を計上してございます。内容でございますが，都市計画道路美野里・八郷線の街路灯新設等に伴い，電気料の不足が生じたため，電気料102万円の増額と，各地区の区長より砕石要望が多く，補修用材の不足が生じたため，補修用材200万円の増額をお願いするものでございます。次に，（目）３道路新設改良費93万2,000円の増額でございますが，こちらも人事院勧告による職員等人件費でございます。次に，（目）４橋りょう新設改良費8,500万円の減額でございますが，三村地内のＪＲ常磐線に架かる天神橋の整備改修工事に伴い，仮設道路の工事が完了し工事費が確定しましたので，工事用道路整備工事54万円の減額と，本年度天神橋架替えのための整備改修について，ＪＲ東日本に対して橋りょう整備改修負担金として8,446万円の減額，合わせて8,500万円の減額補正をお願いするものでございます。内容でございますが，東日本大震災により被災を受けましたＪＲ常磐線に架かる天神橋の架替えに伴い，昨年度までに，ＪＲ東日本において設計業務が完了し，本年度より整備改修を行うことでございました。整備改修のための重機等の進入路として，仮設道路の工事を市において施工し，現在完了をしてございますが，架替え整備改修工事を行うため，天神橋に架かる電力を供給する架線が工事に影響を及ぼす恐れがあるため，ＪＲ東日本にて整備工程精査を行ったところ，架線を移設するのに相当の期間を要することになりました。ＪＲ東日本と協議のうえ本年度予定しておりました整備改修工事について，来年度の工事となったため，本年度の整備改修負担金を減額するものでございます。続きまして，恐れ入りますが，補正予算書の４ページをお開き願います。第２表の継続費補正でございます。天神橋架替えによる継続費でございますけれども，先ほどご説明申しあげましたとおり，本年度予定しておりました整備改修工事を，来年度の工事となったため，継続費についても，当初平成26年度から平成27年度までの２カ年でございましたが，１年間の期間延長により平成26年度から平成28年度までの３カ年へ変更するため，継続費を補正するものでございます。続きまして，同じページの下段，第４表の地方債補正についてご説明申し上げます。天神橋架替えについては，財源として地方債を充当しております。先ほどご説明申し上げましたとおり，本年度予定しておりました天神橋架替えに伴う整備改修工事を，来年度の工事となることから，本年度の事業費の減額に伴い，地方債4,050万円から600万円に減額補正するものでございます。地方債充当率は90％となってございます。以上が，道路建設課が所管する補正予算でございます。よろしくお願い申し上げます。

前島委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により，これを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第77号「平成26年度石岡市一般会計補正予算（第４号）」のうち都市建設委員会の所管に係る部分，議案第79号「平成26年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第２号）」，議案第80号「平成26年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算（第２号）」の計３件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案は，原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，議案第89号「市道の認定について」を議題といたします。本案について，執行部から説明を求めます。

道路建設課長）議案第89号「市道の認定について」をご説明いたします。お手元の議案第89号の資料をご覧願います。この路線は，都市計画法に基づく開発行為により築造した道路を市道として認定するものでございます。次のページの市道路線認定調書をご覧願います。路線名は，市道Ａ4541号線でございます。認定区間が，起点となります石岡市旭台三丁目3375－22から，終点となります石岡市旭台三丁目3375－16までの区間で，道路幅員が最小が6.0ｍ，最大が14.0ｍ，延長が42.5ｍの路線となってございます。以上でございます。

前島委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により，これを許します。

関口委員）先ほど現地を見まして，整備状況も良かったので，認定問題ないと思います。

前島委員長）他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第89号「市道の認定について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は，原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，議案第91号「損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」を議題といたします。本案について，執行部から説明を求めます。

道路建設課長）議案第91号「損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」をご説明申し上げます。議案第91号の資料をご覧願います。初めに，概要でございますが，今年の２月８日から９日にかけて大雪がございました。大雪の影響により市道にも雪が積もり，通行に支障があるところや，通行ができないようなところも多く発生し，そのため除雪作業を職員や業者に依頼し作業を実施いたしました。そのような状況の中，今年２月12日午前８時50分ごろ，石岡市行里川地内の市道において除雪作業のため，都市建設部の職員が運転する２ｔダンプが一時路肩に停車し，その後，後退しようとしたところ，相手方の車両が２ｔダンプの後方に停車していることに気付かず，そのまま後退してしまいました。その際，相手方の車両前方部分に衝突し，車両損傷及び負傷を負わせてしまいました。相手方については停車中であり，市の２ｔダンプが後方車両に気付かず後退したことが原因であることから，相手方には過失がないということでございます。直ちに，市が加入している保険，全国市有物件災害共済会へ状況報告を行い，保険内容としましては，対物・対人とも無制限となっており，物損及び人身について保険が全額対象となることから，全国市有物件災害共済会へ経緯などを随時報告してまいりました。物損については，相手方の車両被害として，車両前方部分のバンパ－，ヘッドライト，ラジエーター部分が損傷し，車両の修理代が59万7,500円となってございます。また，人身については相手方が負傷した箇所は，頸部及び右肩関節の捻挫との診断を受け，事故後より通院を開始し９月まで通院治療を行っておりました。このたび，相手方の治療が完了し２月から９月までの通院日数112日間が確定し，医療機関から診療報酬請求がございまして，治療費57万4,950円でございました。また，治療に係る通院交通費として1万3,860円，相手方に精神的，肉体的な苦痛を与えたことに対しての損害賠償としての慰謝料79万円となってございます。慰謝料の算定につきましては，治療期間が237日間となっており，全国市有物件災害共済会の自賠責保険算定基準に基づくものでございます。このたびの損害賠償請求に関する和解については，車両修理代59万7,500円，治療費57万4,950円，通院交通費1万3,860円，慰謝料79万円，計197万6,310円の内容となってございます。和解内容については，全国市有物件災害共済会と協議し，全額保険で支払うことができることを受け，相手方についても承認を得ておりますので，和解するものでございます。以上でございます。

前島委員長）以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により，これを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ないようですので，討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第91号「損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は，原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で，本委員会に付託されました案件の審査は，すべて終了したわけでありますが，これらにかかる委員長報告の取扱いについては，委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，所管事務の調査といたしまして，都市建設部の事務執行状況についてを議題といたします。平成26年度予算の執行状況，入札の実施状況を調査項目といたしまして，報告書を提出していただいております。この報告書につきまして，各課ごとに要点を取りまとめて，ご説明をお願いいたします。

参事兼都市計画課長）都市計画課が所管いたします事業の11月末現在におけます予算の執行状況と，９月から11月までの入札の実施状況についてご報告申し上げます。お手元の資料の１ページをお開き願います。初めに，合併特例債事業の現年度分でございます。貝地・高浜線の執行率につきましては15.7％でございます。以下，２路線の執行状況につきましては記載のとおりとなっております。また，公園維持管理経費及び駐車場特別会計の執行状況につきましても記載のとおりでございます。続きまして，２ページをお開き願います。平成25年度の繰越明許費となります合併特例債事業４路線でございます。最初に貝地・高浜線でございますが，執行率は60.4％となっております。以下３路線につきましては，記載のとおりの執行状況となっております。また，公園維持管理経費の繰越明許費につきましても，記載のとおりの執行状況でございます。続きまして，３ページをお開き願います。入札の実施状況でございます。１番上のＨ26市道B7557号線（上林・上曽線）排水整備工事は，有限会社三輪電機商会が契約額168万4,800円で落札し，落札率は94.5％となっております。以下，４件の入札を実施しまして，内容につきましては記載のとおりでございます。以上でございます。

参事兼建築住宅指導課長）建築住宅指導課の予算の執行状況について説明させて頂きます。資料につきましては，８ページをご覧願います。木の住まい助成事業につきましては，14件の申請がございまして，執行率70.0％となっております。以下，記載のとおりの事業の進捗状況でございます。続きまして，９ページの入札実施状況でございますが，Ｈ25国補市営池の台団地長寿命化改修工事を発注いたしました。入札状況ですが，７社による競争入札で株式会社進貢，契約額4,017万6,000円で落札率94.9％，以下２件の入札状況でございます。よろしくお願いいたします。

駅周辺整備推進室長）それでは，駅周辺整備推進室におけます平成26年11月30日現在の予算執行状況につきまして，ご説明させて頂きます。資料の４ページをお開き願いたいと思います。石岡駅周辺整備事業の現年度分でございますけれども，執行率44.1％でございます。委託料におきましては，ＪＲ東日本との工事委託料が主でございますが，先月，西口駅前広場の拡張に伴います２件用地交渉をしています案件ですけれども，交通事業者におきまして了解を得まして，建物の補償の調査，補償額の算定調査業務を発注したところでございます。続きまして，下の段の繰越明許分でございますが，11.2％の執行率となってございます。また，先週12月5日金曜日に西口駅前広場の整備工事，北側公園でございますけれども，1,500万円程度の工事を発注したところでございます。以上が，石岡駅周辺整備事業の執行状況でございます。よろしくお願いいたします。

下水道課長）私から，下水道課所管事業の平成26年度予算執行及び入札実施状況についてご説明いたします。お手元の資料の５ページをお開き願います。初めに，予算執行状況調書の現年度についてご説明申し上げます。内容につきましては，平成26年11月30日現在でございます。最初に下水道事業特別会計でございます。まず，流域関連公共下水道整備事業費（補助）の工事請負費でございます。予算額1,300万円，契約額943万9,200円，残額356万800円，執行率72.6％でございます。以下，下水道事業につきましては，表に記載してのとおりでございます。次に，６ページをお開き願います。農業集落排水事業特別会計でございます。最初の表，石岡西部地区整備事業の工事請負費でございます。予算額47万5,000円，契約額０円，残額47万5,000円，執行率０％でございます。この工事費は，新宅等の公共桝の取出し工事費用であり，本年度については，まだ取出しの申し込みがございませんので，０％となっている次第でございます。以下，農業集落排水事業につきましては表に記載してのとおりでございます。次に，中段に記載されております予算執行状況調書，繰越明許についてご説明申し上げます。下水道事業特別会計でございます。最初の表，流域関連公共下水道整備事業費（補助）の工事請負費でございます。繰越額712万8,000円，契約額712万8,000円，残額０円，執行率100％でございます。以下，記載のとおりでございます。次に，７ページをお開き願います。入札実施状況調書についてご説明申し上げます。平成26年９月１日から平成26年11月30日までの下水道課所管の入札実施状況でございます。表中の１番目，26市単特環管渠基本設計業務委託その１，地区名が真家・東成井地区，請負業者が日本上下水道設計株式会社茨城出張所，指名参加業者が６社，希望価格（税込）で642万6,000円，契約額（税込）で572万4,000円，落札率89.1％でございます。以下，記載しての通りでございます。以上が，下水道課所管事業における予算執行及び入札実施状況でございます。よろしくお願いいたします。

道路建設課長）それでは，平成26年度道路建設課の予算執行状況及び入札実施状況について，ご説明いたします。資料の10ページをお開き願います。11月30日現在の予算執行状況でございます。最初に，現年度の予算執行状況でございます。一番上の欄の道路維持費でございます。執行率は65.3％でございます。次に，地方道路等整備事業及び以下，11ページまでの各事業につきましては，記載のとおりの予算執行状況でございます。続きまして，11ページをお開き願います。繰越明許の予算執行状況でございます。一番上の欄の一般市道整備事業（単独）でございます。執行率が83.9％でございます。以下，排水路整備事業については，記載のとおりの予算執行状況となってございます。次に，12ページをお開き願います。９月から11月までの入札実施状況でございます。ＮＯ．１の26単・市道Ｂ101号線－３道路舗装工事小屋地内で，請負業者が株式会社紺野工務店，入札業者数は19社，希望価格が941万7,600円に対しまして，契約額は891万円となり，落札率は94.6％でございます。以下，記載のとおりでございまして，13ページまで合計24件の入札実施状況でございます。以上でございます。

前島委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の説明について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。

関口委員）建築住宅指導課の入札の２番目，市営寺田住宅のことでお伺いします。この住宅の解体工事は何世帯分の解体なのか，まずお願いします。

参事兼建築住宅指導課長）寺田住宅の解体工事につきましては，２戸の解体を実施いたしました。以上でございます。

関口委員）この寺田住宅は大変古い木造住宅でありまして，前の説明では，もう新しい方は入れないということを聞いているのですが，今契約している方が移動したり亡くなったりした時点で，世帯のお子さんとか，孫とか，そういう人にそのまま引き継いで借りていくということはできるんですか。契約内容についてお願いいたします。

参事兼建築住宅指導課長）木造の住宅で大変古いということで，そこを出て頂いた後については，再入居はしないということで取り扱っております。継承についてでございますが，夫婦間の継承については，引き続きそのまま入れますが，親子間については，契約主が亡くなった場合に，若干の余裕をもって出て頂くということで説明申し上げ，移動して頂いております。以上です。

関口委員）親子間は駄目だという説明ですが，なかなか次が見つからない人もいますよね。家賃も安いと聞いておりますので，それに見合った住まいというのはなかなか見つからないと思うんですよね。そういった点は，市としてもね，斡旋ですか。そういう考えも持って頂きたいと思うのですが，どのようにお考えですか。

参事兼建築住宅指導課長）私どもとしまして，不動産会社等の斡旋というのは難しいと認識しております。その方の入居状況，世帯状況によっては，市営住宅の別の場所の斡旋というのは，助言などをしております。退去に際しましては，当初３か月程度で見つけて頂いて，その方の事情によりまして，また３か月延ばしてということで，個別の相談をしながら進めている状況でございます。以上でございます。

関口委員）今，色々聞きましてね，２世帯の解体だと。その他にも空き家が見えるようなんですが，その他には空き家というのはないんですかね，現時点で。

参事兼建築住宅指導課長）寺田住宅につきましては，今回解体いたしましたので空きはございませんが，人によって短期入居というものも含まれてまいりますので，その都度把握しなければならない状況にあります。空きは今のところ無いような状況です。

関口委員）空きはないということですが，寺田住宅は現在何世帯ほどあるんですかね。

参事兼建築住宅指導課長）寺田住宅は平成26年度当初で21軒ございましたが，２件減りますので，現在は19軒になります。以上です。

前島委員長）他に質問等ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ないようですので，以上で本件については，終結いたします。次に，その他の件といたしまして，執行部より発言を求められておりますので，これを許します。

参事兼都市計画課長）都市計画課から，その他といたしまして，都市計画の変更についてご説明申し上げます。初めに，都市計画施設の廃止についてでございます。本年４月21日から新しい火葬場の使用がはじまり，現在２つの火葬場が都市計画施設となっております。使用していない火葬場を廃止するためには，都市計画の変更が必要となりますので，来年７月に告示及び都市計画決定を行うことで，事務手続きを進めたいと考えており，今後のスケジュールと位置図を資料１としてお配りさせて頂きました。また，都市計画用途地域の変更につきましては，先ほど補正予算の中でも触れましたが，新庁舎の敷地となる区域について，用途地域を第１種住居地域から，第２種住居地域に変更することで事務手続きを進めたいと考えております。こちらにつきましても，来年10月の告示と都市計画決定を予定しておりますので，今後のスケジュールと位置図を資料２としてお配りさせて頂きましたので，よろしくお願い申し上げます。以上でございます。

前島委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の説明について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ないようですので，以上で本件については，終結いたします。その他の件で何かご発言がございましたら，挙手によりお願いいたします。

関口委員）合併特例債の道路の件で聞きたいのですが，来年で10年で終わるんですが，担当課に聞きましたら，あと10年延長の申請を年度内にしたいということなので，あと10年は伸びるのかなと思うんですが，そうしますと，継続で合併特例債で進んでいく。上林・上曽線のことを聞きたいんですが，起点である上林が全然進まないんですよね。前に私が質問したのが，平成19年ですので７年前です。起点でありながら，それから全然進まない。上曽からやってきて，だいたいこの庁舎から見えるところまで来ましたが，上林については，その時に部長は早急に変更するとか考えていくよと言ったのですが，それから７年経っているんですよね。協議しても筆界未定は進まないということだと思うんですね。貝地・高浜線も変更したんですよね。あれと同じように，上林からできないのだったら，庁舎の裏は信号にぶつかりますよね。あそこからやるとかね。そういうふうに考えを変えて，路線の変更ですね。見直しを考えるべきだと思うのですが，７年間どのような協議があったのか，お伺いします。

参事兼都市計画課長）上林・上曽線でございますが，この路線は平成10年５月14日に都市計画道路として県の告示をいたしております。当時は，上曽トンネルの整備などと一緒に石岡筑西線のバイパス的な機能があるということで，前島入口からフルーツラインまでの4,200ｍが設定されたものと思います。ご指摘のとおり，土地改良区内の境界など課題もありますし，財政的にも厳しい部分があると思いますけれども，都市計画道路だということ。それと，国や県から4,200ｍが計画延長として事業の採択を受けておりますので，計画延長の変更というのは難しいと考えております。

関口委員）７年前に当時の部長が，先ほど私が言ったように，早急に見直しを考えるべきだと，あのままでは進まないからと断言したんですよね。平成19年の７月の委員会だったかで言っているんでね。あのままいったら，本当に上林からはできないですよ。筆界未定は全然決まらないですから。ですから，下宿下の交差点から庁舎の裏を通って，真っすぐ八郷中学校までやるべきだと私は思うので，検討して頂ければと思います。

都市建設部長）上林・上曽線につきましては，先ほど参事から説明がありましたように，都市計画決定された街路であると。これが4,200ｍございます。合併特例債の事業としては，ここをいったところの突き当たりから2,500ｍ，フルーツラインまでを合併特例債として取り組むということで，ご理解頂いた中で進めていると。こちらが優先区間であるということで現在進めております。その残りの区間につきましては，やはり，都市計画決定されている都市計画街路であるということで，ここへ計画決定される中では，上曽トンネルへの道路とか，そういう接続道路であるとか，色々な事情の中で，県が施工したバイパスの部分もあろうかと思います。そういう道路体系として決められた中で都市計画決定されてございますので，それを簡単に直すという訳にはいかないと思います。ただ，上林から現在優先的に進めている部分への接続については，他の方法も考えられるだろうとは思っております。以上でございます。

大槻委員）合併特例債事業の美野里・八郷線についてお伺いしたいんですけれども。これは，聞くところによれば，話し合いによって地権者全員が同意をしたということです。６人いまして，２人が同意をしないということだったんですが，その２人も話がついたということで，今度は石岡市と小美玉市との話し合いということなんですが，この前も舟橋参事は小美玉市に伺ったようですが，どのようになっているか，ご説明をお願いします。

参事兼都市計画課長）美野里・八郷線でございますが，整備区間2,300ｍの内，2,070ｍが完成しまして，10月１日から供用開始ということでございます。残りの230ｍが小美玉市の市内にあります。今後，不動産鑑定，土地評価，舗装算定の業務が必要になりますので，こちらを進めたいと考えております。また，小美玉市には地主から要望があったとのことで，対応を石岡市としてもお願いしたという状況でございます。以上でございます。

大槻委員）小美玉市にね，地権者の１人がお願いをしたというのは，何をお願いしたんですか。

前島委員長）暫時休憩します。

－休憩－

前島委員長）会議を再開いたします。他にご発言はございませんか。

大槻委員）池の台住宅の駐車場のことでお伺いしたいんですけれども。これは，来年度きちんと予算を取ってやるということなんですが，この前も池の台住宅の方に不安を与えたんですね。それでね，来年度はどのくらいまでやるのか。それをお聞きしたい。

参事兼建築住宅指導課長）先週の一般質問でもお答えいたしましたが，来年度につきましては，マンホールのかさ上げ工事及び土留め工事を進めるために，平成27年度の予算要求としましては，約400万円の工事費プラス消費税ということで要求をしたところでございます。以上でございます。

大槻委員）わかりました。それでは，もう１点だけお聞きしたいんですけれども，今度は，パセオパルケなんですけれども。これは道路建設課がやるのか，都市計画課がやるのかわかりませんけれども。開通しましてね，かなり交通量も多くなっている。その中で，パセオパルケのメイン道路なんですけれども，センターラインの線がまるで消えてしまっているんですね。これをね，早くセンターラインを引いてくれという話が出ているんですけれども。

道路建設課長）パセオパルケの住宅地の中の道路につきましては，市道と認定してございます。道路の痛んだところ，また，白線など消えかかっているところは市内にも多くございます。優先順位をつけまして，後は現場の状況を確認しまして，交通安全のためにも対応していきたいと考えております。

大槻委員）今，説明がありましたけれども，私は今年度中にやりますよと聞いているんですよ。今年度中にできますか。それだけちょっと。

道路建設課長）今年度中ということでございますが，現場の状況をよく調査しまして年度内にできるよう，予算の状況もございますので，確認しながら調整をしていきたいと思います。

前島委員長）他に発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ないようですので，その他の件を終結いたします。次に，閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため，石岡市議会委員会条例第36条の規定により，お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し，閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で，本日の都市建設委員会を閉会いたします。