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議会中継
  


議会改革推進特別委員会

 第3回委員会 (1月12日)
出席委員 勝村孝行委員長,石橋保卓副委員長,菱沼和幸委員,村上泰道委員,櫻井茂委員,新田茜委員
市執行部 なし
議会事務局 庶務議事課長(神谷一美),庶務議事課長補佐(関努)


勝村委員長)ただ今から,議会改革推進特別委員会を開会いたします。
 本日の委員会は,前回の委員会で申し上げましたとおり,議会報告会について協議をするために会議を開催するものでありますので,よろしくお願いいたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 初めに「議会報告会について」を議題といたします。
 委員各位におかれましては,それぞれが思い描く議会報告会の形があるかと思います。そこで本日は,まず,委員の皆さまそれぞれの理想とする議会報告会について,お示しをいただきまして,その後,当委員会として,目標という意味で,理想とする議会報告会の形を整理していきたいと思います。それを踏まえまして,当市議会として実際に開催する議会報告会の形をつくっていきたいと考えるところであります。委員の皆さまには,本日の開催通知とあわせ,理想とする議会報告会の概要を,様式に記載して提出していただくようお願いしているところでございます。それでは,初めに,皆さまがどのような議会報告会を実施していきたいとお考えなのか,その理想とする形について,お1人ずつご説明をお願いいたします。

村上委員)では,まず,1項目目の議会報告会開催の趣旨といたしまして,基本的には議会活動の報告をメインとしまして,その時点で行政で取り組んでいる,特に大型プロジェクトや地区別に関する施策などについての説明会を中心とする形がいいかなと考えております。
 2番の会場の規模といたしましては,20名から30名としまして,公民館や集落センターなどで,やはり参加者が発言しやすい環境,大規模になったときにはやはり意見を言いづらいという方もいらっしゃると思うので,基本的には少人数の地区単位がいいのかなと。これはあくまで理想ですので,理想で挙げさせていただいております。
 開催時期といたしましては,基本的には議会の報告でございますので,定例会ごとを理想として,最低でも予決算時期には,それぞれかかわる事業,プロジェクトがあるかと思いますので,その説明をするべきかなと考えております。
 4番の報告を行う議員としましては,七,八名程度,これは準備も含めて,各委員会単位でその主催というか,開催をできればと思っているので,各委員会の構成である七,八名と考えております。
 報告する内容としましては,その時々,やはりタイムリーなものを報告しなければいけないと思いますので,行政や議会で取り組んでいるものについての報告,この例であげますとBに近いかなと思いますけれども,各班ごとに課題を協議して報告するという形がいいのかなと思います。
 その他としては,報告会ですので,基本的には議会や施策の報告になりますけれども,プラスアルファとして,自由な意見交換の時間も付随して,報告会に付け加えるといいのかなと思っております。
 以上です。

新田委員)私は1番として,趣旨といたしましては,市民との意見交換も含むが,議会の活動状況や審議内容を主とする。理由といたしましては,「議会が何をしているかわからない」という声をよく聞くので,まずは,議会がどのような活動を行っているのかということを知っていただくということが重要だと考えるため,活動状況や審議内容を,議員が直接,市民の方々へ報告し,趣旨を理解していただいたうえで,意見,要望などの生の声を聞き,議論し,市政に反映させるといった理由です。
 2番の規模についてですが,50人程度が参加できる会場。イメージとしては地区公民館。例として,3地区で各1回ずつ。より身近に感じていただくため,地区公民館などのスペースで,大きく3地区に分けて,例としては,石岡地区,八郷地区,高浜地区などに分けて行うといいのではないかと思います。
 3番目の開催時期,回数といたしましては,私も年1回以上で,できれば予算,決算後がいいかなと思います。3月の予算定例会後であれば,このような事業をやりますといった事業計画も報告できますし,9月の決算定例会後であれば,公金がどのように使われたかというのを報告できるためです。
 4番の報告を行う議員数といたしましては7名から8名程度で3班体制として,先ほど言ったような3地区で行えるような体制をつくるという形ですかね。これも各委員会単位でやるのがいいのではないかと,私は思います。
 5番の報告する内容としては,例のAと同じなんですが,委員会を中心として,各常任委員会ごとの審査概要の報告であるとか,予算決算特別委員会の審査状況の報告。この理由といたしましては,各委員会ごとの報告が,市民の方々にはわかりやすく,意見交換をする際にもテーマが絞れるのではないかなと。それで,より具体的で活発な報告会が実施できると考えるため。また,意見交換であがった要望などを持ち帰り,その委員会ごとで取り上げた際に,次回の報告として,その内容に取り組めるのではないかと考えます。
 その他としては,議会基本条例にアンケート調査が実施できると定めてあるので,報告会では,参加された市民の方にアンケート協力をしていただき,そのアンケート結果を精査して次回に反映させる。回を重ねるごとに充実させていくというのが理想であると考えます。
 以上です。

櫻井委員)私は議会の活動内容などの報告を主とするということで,基本的に私は石岡地区,八郷地区それぞれ1回というスタンスの中で全体の構成をつくりました。議会報告会そのもののあり方が,現在,確立されていませんし,市民の方も議会報告会というものがどんなものなのかというところがわかっておりませんので。ただ一方で,もし報告会をやるとなると,どうしてもこういう事業について,自分としては賛成だ,反対だという意見が市民から出た場合,説明する側の議員のほうで,個人的な意見を発表されちゃいますと,ちょっと報告会の趣旨が損なわれてしまうというところもありますので,この理想とする議会報告会というところからは,若干違ってしまうかもしれませんが,最初の議会報告会としては,議会運営のイロハも含めて,市の大きなビジョンについて,説明していくのがいいのかなという気がしております。
 会場の規模としましては,二,三十人。これ,理想はもっと大きなところで,たくさんの方に来ていただけるのがいいんですが,当初の段階ですと,たぶん市民の参加というのはそんなに多くないんじゃないかというところで,二,三十人程度が入れるような会場というところを想定しております。開催するイメージとしましては,石岡地区であればふれあいの里,あるいは市民会館の会議室等の利用ですね。八郷地区でいけば中央公民館。どうしても駐車場がないと,今,会議の参加もなかなか難しいというようなところもありまして,駐車場がある程度確保できるというところで考えてみました。
 開催の時期,回数につきましては,できるのであれば,本来であれば今年度中にやるというのが当初の考え方であったわけですので,それがちょっと難しいというのであれば,できれば6月定例会の前,5月までに石岡地区,八郷地区,それぞれ1回ずつの開催がいいのかなと考えました。
 報告を行う議員数ということで,報告というのはしゃべる議員なのか,報告会に参加する議員なのか,ちょっと理解ができていなかったんですけども,一応,2班に分けるということで,11人くらいずつにわけまして,分け方としては,ざくっとした話になっちゃいますけども,議席番号の奇数偶数で分けて2班構成で,石岡地区だから石岡の議員がやるということではなくて,ミックスした形でそれぞれ2班構成がいいのかなということで考えております。
 5番目の報告する内容としましては,今回,例として本会議中心なのか,委員会中心なのか,その他なのかということで事務局に示していただきましたけども,基本的には@の本会議が中心なのかなという気がしております。ただ,いずれにしましても,班それぞれのテーマとしましては,ある程度,基本的なところは共通テーマを持っておかないとまずいのかなという気がしております。それらは当然,全員協議会等で全議員の意思決定のもとにやり方であるとか,ルールは統一していかないとまずいかなというところで示しています。なるべく大きなテーマ,班ごとにテーマが変わるのではなくて,できれば同じテーマで最初のうちはやったほうがいいのかなと思います。慣れてくれば,当然,市民の方から,細かい部分でそういう形じゃなくてこういう形がいいんじゃないか,あるいは自分たちで議論を進める中で違う形が見えてくるという場合もあると思いますので,最初の段階は,やはりある程度統一されたもののほうがいいのではないかということで記載をさせていただきました。
 以上です。

菱沼委員)私から理想とする議会報告会について,まず1番から説明させていただきたいと思います。
 議会報告会開催の趣旨ということで,議会が二元代表制の一翼であることの再認識を得る場とし,市民との意見交換や情報共有をすべきという観点から,この部分においては,こういうふうに進めていきたいと。それも最終的には,議会に対する理解を深めることが重要であるという観点でございます。
 2点目の会場の規模でなんですけども,20人程度が一番いいのかなと考えております。それはこちらの理由として書いておりますけども,やはり顔の見える議会報告会にしていきたいなと考えております。開催会場のイメージなんですけども,地区公民館とか庁舎の会議室等がベターかなと。先ほど櫻井委員からもありましたけども,やはり駐車場の確保ということも重要だと思っておりますので,その部分をしっかり確保するためには,そういうことが必要かなと思っております。
 3点目の開催時期と回数でございますが,その旨,皆さんと同じでございますけども,やはり最低でも2回,予算,決算で。まず決算の時期においては,今,石岡の場合には10月に行われていますので,9月の定例会のときには間に合わないという状況があって,10月から11月にかけてになってくるのかなと思っております。春ないし秋ということで,その状況においては櫻井委員と同じなんですけども,石岡地区1回,八郷地区1回で,最低でもそれでスタートをしていきたいなと。それで,やはりいろいろなご意見が出てくると思うんですね。そういう中で,開催の方法,また,時期等も踏まえて,しっかりと協議をしていければないいのかなと思っております。
 報告を行う議員数においては,やはり五,六人程度。私として考えたのは常任委員会から,今,3常任委員会があるわけですけども,2名程度参画していただいて,それでしっかり各常任委員会の情報も踏まえて進めていければいいかなと思っております。
 報告する内容については,本会議を中心に,委員会にさまざまな請願,陳情も出されてくると思うんですね。そういう意味においては,中心としては本会議ですけども,それにやはり委員会も組み込んでいければいいのかなと思っております。さらに,そのときどきに緊急性が高いものがどうしても出てくると思います。そういう部分においても,やはり事案として入れ込むべきかなと考えている次第でございます。
 最後の6点目なんですけども,報告会終了後が私も大事だと思うんですが,報告会終了後は報告書をきちんと作成いたしまして議長に提出する。そして議長は受理した報告書を市議会ホームページにアップし,また,特に重要な要望,提言については,議長から議会,我々皆さん,または各班の状況を踏まえて市長への文書で報告することも重要かと思っております。
 以上でございます。

石橋委員)開催の趣旨としては,議会活動の報告というのが1番目になってくるのかなと。そのうえで,市民との意見交換を行って,市政へどう反映させていくかというところなのかなと考えています。
それから会場の規模,開催する会場のイメージなんですけども,とりあえず1回目ということで,確かに想定する出席者数,市民の皆さまの数がちょっとなかなか把握するのが難しいかなとは思うんですけども,最初ということで,比較的大きい会場で開催,石岡地区1か所,八郷地区1か所というような形で考えています。あくまでも初回という形でのご提案なんですけども,年1回,会場を2か所として開催をして,以後は状況を見ながら開催のあり方というのは検討されていくものなのかなと考えています。
開催時期にあたりましては,これは年1回というのを想定しての開催の時期なんですけども,基本的には各定例会ごとに年4回ですか,報告をしていくというのが,一番理想ではあるのかなと思いますけども,それらは何回か開催の経験を踏んでから,開催回数は整理をされていくのかなと考えています。
 それから4番の報告を行う議員数というのは,先ほどの同僚委員からのお話にもありましたけども,あくまでもこれは発言をする議員の数というようなことで,5人程度と書いています。基本的に私としては,初回は全員参加という感じで考えております。
 それから報告する内容については,委員会中心というような形で提案をしてありますけども,本会議が中心だとちょっと焦点が定まらない,初回ですね,特に1回目につきましては。本会議と言いましても,議決を前提として考えるのであれば,議決案件についてはある程度,委員会のほうで付託をされて審査を行うというのが前提になっていますので,委員会を中心とした報告内容のほうが,絞り込みやすいのかなと思っております。
 私からは以上です。

勝村委員長)ありがとうございました。
 最後に私からなんですが,開催の趣旨,これはもちろん目的,テーマを絞って実施していかなければならないと思っていますし,定例会の結果報告とか,政策立案した結果報告,市民の意見ができる,そういう意見を反映できることということで進めていきたいと思っております。
 会場の規模ですが,やはり私は50名から100名程度かなと考えているんですが,その辺で会場のイメージとしても八郷地区,石岡地区2つくらいで,大きなホールを使っていかなければならないのかなと思っています。
 開催時期と回数なんですが,私の考えるところでは当面年1回程度。1回目といたしましては,11月ごろになるのかなという感じでおります。11月にできれば・・・,遅くとも来年の1月には,1年後にはやりたいと考えております。
 報告を行う議員数でありますが,2班程度で11名ずつに分けるというようなことでいきたいと思っております。当初はそのくらいで,2班に分けて,回を重ねるごとに考えていけばいいのかなと考えております。
 報告する内容ですが,先ほども言いましたように,例を事務局に出していただいていますけども,本会議を中心とする,委員会を中心とする,その他ございますけども,ひっくるめて,これはその都度,適宜,判断していけばいいのかなと思っております。やはり問題発見から調査,分析,結果である政策,条例作成とか,経過を説明しながら最終的には市民意見の聴き取りを目的にしていけばいいのかなと考えております。
 私の思うところは以上でございます。
以上,皆さんからいろいろ思い描く議会報告会の形を示していただきました。それではこの後,各委員のご意見を踏まえたうえで,当委員会として,現時点で理想とする議会報告会の概要について,整理していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
 休憩します。

―休憩―

勝村委員長)再開します。
 お手元の様式に沿った順に協議していきたいと思います。なお,5の報告する内容については,他の項目を整理したあとで,後日,改めて協議をしたいと考えております。
まず,1の議会報告会開催の趣旨から4の報告を行う議員数」までを協議をしていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
初めに,1の議会報告会開催の趣旨について,整理していきたいと思います。
これは,議会報告会の基本となる部分でございます。何を目的とするかで,議会報告会の形も決まってくるのではないかと思います。
それでは,皆さまのご意見を伺います。発言は挙手によりお願いいたします。ご意見はございませんか。
 休憩します。

―休憩―

勝村委員長)再開します。
 発言はございませんか。

櫻井委員)今回,理想とする議会報告会ということで調書が出されまして,各委員はそれぞれ,それについて意見を出すということで書かせていただきました。私が思うに,今回,議会報告会で一番ポイントになる点というのは,報告する班編成をどのような形にするかなんだろうと思います。委員会構成にするのであれば,委員会単位で班編成をしたほうがいいというご意見の方がいらっしゃるので申し上げると,委員会構成でやるのであれば,その委員会で審査した内容が中心となる報告会に,たぶんなるんだろうと思います。例えば総務委員会という形でいけば,この特別委員会の中に総務委員は4人いるんですよね。その他の2委員会のところはそれぞれお1人ずつになるので,議会報告会,今後どのような協議が進んでいくかちょっとわからないんですけども,議会改革推進特別委員会の中で,ある程度,骨格を決めて進めていくということになると,教育福祉環境と経済建設消防の2委員会については,それぞれの委員が中心になって議論を進めていかざるを得ない場面が,たぶん出てくるんだろうということが考えられます。その中で役割分担であるとか,説明内容をどういうふうにしていくんだろうというのを決めていくという形になると思うので,初めて議会報告会をやるということから考えると,その班編成を委員会単位でやるのか,私は単純に2つに分割したほうがいいんじゃないかという提案ですけども,その辺が一番重要になってくるのかなという気がしております。議会報告会でどのようなことを報告するのかと,ちょっと関連してくる部分が当然あるんですけども,どのような単位でやるのかというところを詰めると,自ずとだいたい決まってきちゃうのかなという気がしているんですが,いかがでしょうか。

村上委員)ただ今,櫻井委員より意見がありましたけれども,確かに第1回目の形と理想とする形,両方重複して議論しなくてはいけないので,大変かなと思うんですが,私の出した意見はあくまでも理想として,やはり事前の準備を考えたときに,委員会がばらばらであれば,公式事業も含めて,委員が集まるタイミングというのはなかなか難しくなるのかなという,現実的な問題も含めて,委員会単位であれば,集まる機会も自ずと増えて,準備することもしっかりできるのかなという理想で。
 確かに1回目としては,石岡,八郷地区というこの区切りもどうかと思うんですが,そこも議論だと思いますが,2班くらいの体制で1回目はやっていきながら,その理想に近づけていくような流れかなという感じがしているので,今年度,もしくは28年度の事業の第1回目の要綱と,理想の要綱と,2つの議論を並行でやっていかなくちゃいけないかなというのは,確かに私も感じております。
 以上です。

菱沼委員)今,委員から話があって,まさにその通りだと思います。まず,石岡市議会として報告会はまだこれからという状況において,その目の前の部分を先にきちんと。まずその部分を決めないと,その後の部分というのは決まらないと思うんですね。そういう部分においては,開催を,今回は大規模な部分でやるのか,小規模な部分でまず最初にトライするのか,それによって変わってきちゃうと思うので,まずは最初の部分,村上委員から話があったけども,将来的な部分と近々の部分で決めなくちゃならない部分。私は理想とする議会報告会の部分は後でも,近々でやはりやらなくちゃならないことを,先に決めるべきじゃないかなと,私は思います。
 以上です。

新田委員)私もまったく一緒なんですけども,今回,この提出させていただいた資料,これはあくまで理想であると思うんですね。なので,初回,1回目と考えると,だいぶ形も変わってくると思うので,まずは初回をどう進めていくかということを,進めていくのがいいのかなと考えます
 以上です。

勝村委員長)ありがとうございました。
 それでは,本日番号1から4までを議論していきたいと思うわけなんですが,順番にこだわらず,この4つの項目の中で最初に決めていくものを,櫻井委員からありましたように,そういったものから先にひっくるめて協議をしていったらいいのかなと思いますので,そういう方向で進めたいと思います。
 それでは,まず報告する内容から先にいきますか。

櫻井委員)今,それぞれ委員から,いろいろな意見を伺いました。私は2班編成で石岡地区1か所,八郷地区1か所ということで説明をさせていただきました。一方で村上委員からお話があったように,委員会という形で考えていきますと,確かに準備する段階で集まって相談するという,いろいろな考え方からいけば委員会単位で,例えば常任委員会の後に,ちょっと議会報告会のための打ち合わせをやりましょうという話はしやすいというメリットは当然ありますし,もう1つのメリットは,報告する内容の焦点が絞りやすい,これは石橋副委員長から出ていますけども,そういう意味でのメリットはあると思います。ですから,実際の報告会,もし自分たちがやるとなったときに,市民に対してどのように説明をし,質問を受けた場合に答えができるのか。当然,その後,意見交換会の中では,委員会単位の話を踏み越えた,議会全体の活動内容について質問を受けることも想定されますので,そういったことも踏まえて,班編成をどうするのかということを先に押さえてしまうと,あとの進め方としては非常にわかりやすいのかなという気がしています。先ほど申し上げましたように,委員会単位ですと総務委員はここに4人いるので,変な話,非常にやりやすいというか,テーマもそんなに事業を持っているわけではありませんので,総務の場合はどちらかというと計画であるとか,ちょっと市民からするとわかりずらい部分が非常に多いので,総務の場合,逆にテーマが絞りやすいわけですよね。ほかの委員会は市民直結の事業を非常に多く持っていますので,テーマを絞るということになれば,大きな事業に絞るのか,あるいは市民の生活に本当に密着して制度が大きく変わるようなものにするのかというのは,委員会単位で決めていただくにしても,非常に議論があるところなのかなという思いがしています。ですから,そういう意味では委員会単位でいくのか,別な形で振り分けるのか,あるいはまずは全体で1回にするのかというところを議論すると,その先はつながってくるのでわかりやすいのかなという気がしているんですが,いかがでしょうか。

勝村委員長)ただいま櫻井委員から出されました意見なんですが,まず,この班編成,それから時期,そういうものを率先して決めていけばいいのかなというご意見が出されました。それでは最初にこの件について協議をしていきたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)はい。それではまず班編成,それから回数ですね,これについてご意見をいただきたいと思います。挙手によりお願いいたします。

村上委員)まず第1回目に関してなんですが,1回目はこの特別委員会が中心に運営をして,それプラスほかの議員さん方に,2つに班を分かれてやっていただければ。報告会というのはこういうふうにやるんですよというのを,そういう意味では,私たちが責任を持って委員長,副委員長に指導をしていただいて。その次年度以降,じゃあ,こういう形でやりましょうというような,運営の手本ということで,初回はこの委員会を中心に,プラス各議員に2班に分かれていただいて,2回開催するという形が。ほかの議員は,なかなか特別委員会の議論やほかの事例とかを見ない中で報告会をやりますというのは,例えば全協で説明を受けたとしてもイメージしずらい部分を,議論の中心の人たちと一緒にやることによって運営がしやすくなるのではないかなというふうに考えます。

勝村委員長)それぞれお考えをお持ちの中で集約していかなければならないと思いますのでね。ただ今,村上委員から出されました意見ですが,特別委員会が主体というようなことで,まずやってみようというようなお話なんですが,そのほかにもご意見があると思うんですが,いかがですか。
 休憩します。

―休憩―

勝村委員長)再開します。
 それでは集約してまいりたいと思います。まず議会報告会を開催する趣旨についてでございますが,これにつきましては,皆さまからご意見をいただきました。その中で,多くのご意見がございますので,集約して取りまとめてまいりたいと思います。このように集約してよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)はい。
 続きまして,2の会場の規模について,整理したいと思います。
 これは,議会報告会において,何人程度の出席者を見込むかという部分を整理していくわけでございます。皆さまのご意見をいただいた中で100人程度ということで集約してまいりたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)それでは議会報告会の出席者数は当面100人程度とするとのことでございます。このように集約してまいりたいと思います。
 次に議会報告会の開催回数でございますが最低年1回以上として,今回の開催時期は秋ごろとのことでございます。このように集約してよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ご異議なしと認め,そのように集約いたします。
 次に4番目の報告を行う議員数について,整理したいと思います。1会場あたり,壇上で報告する議員は何人程度とすべきかということなんですが,報告する議員数については,この後,次回の会議で整理していきたいと思います。会場運営にあたりましては,当面,この議会改革推進特別委員会の中で仕切っていくという形で進めたいと思いますが,それでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)それでは,そのように集約してまいりたいと思います。
 それでは,「議会報告会について」の協議はこの程度といたします。
 なお,本日,協議いたしました事項につきましては,取りまとめまして,次回の委員会において,皆さまにお配りいたしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
また,本日までに委員の皆さまからご提出いただいております「議会改革に関する取組提案書」はお手元に配付したとおりでございます。次回の委員会から協議に入っていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 次に「その他」でございますが,何かご発言等がございましたら,挙手によりこれを許します。

菱沼委員)この石岡市議会の議会報告会の実施要綱については,しっかりと決めていくべきだと思っております。以前に案はいただいておりますけども,それについてしっかり議論すべきだなと思っておりますので,委員長の取り計らいのほど,ひとつよろしくお願いします。

勝村委員長)ほかにございませんか。

櫻井委員)議会報告会については,それなりに内容が,突っ込んだ話も出ておりますので,その開催時期に向けて,あとは会議の回数を重ねて,視察を重ねて内容を詰めていけばいいと思います。一方で取組提案書,各委員から出されたということで,先ほど委員長からも報告がございましたけども,できましたら取組提案書のほうも,併せて今後議論して,新年度には何らかのものが,新たな議会改革として取り入れますと。それが議会報告会の中でも説明できるような,課題,テーマとして報告できるようなものであってほしいなというのが希望です。
 以上です。
       
勝村委員長)ほかにご発言等はございませんか。
       
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ただ今,菱沼委員,櫻井委員,それぞれからありました意見は,それぞれのご意見に沿うように取りまとめていきたいと思います。
 ほかにないようですので,この際,当委員会の管外調査についてを議題といたします。
 当委員会の協議に資するため,他自治体議会で実施しております議会報告会について,委員派遣による管外調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
勝村委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 それでは,調査都市・実施期日について正副委員長にご一任いただき,決定次第,各委員にご連絡いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
勝村委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました
 以上で本日の議会改革推進特別委員会を閉会いたします。




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