第２回委員会　（６月１１日）
出席委員	関口忠男委員長，村上泰道副委員長，鈴木行雄委員，髙野要委員，大槻勝男委員，川井幸一委員，大和田寛樹委員
市執行部	【経済部】　部長　前沢洋一，次長　真家　忠，農政課長　吉水法雄，商工課長　田村幸生，観光課長　武川俊郎，地籍調査課長　桜井正洋【都市建設部】　部長　福田嘉夫，次長　渡辺利生雄，都市計画課長　浅田禎智，駅周辺整備推進室長　鶴井重則，下水道課長　櫻井俊充，建築住宅指導課長　栗原秀樹，道路建設課長　額賀均，　道路建設課副参事　吉田昌司【消防本部】　　　　　　消防長　色川利男，次長　小松崎政次，次長兼警防課長　足立芳一，石岡消防署長　渡辺功，八郷消防署長　若海恒夫，総務課長　日浅孝幸，予防課長　関根忠，通信指令課長　小吹光博　　　【農業委員会事務局】　局長　嶋田行正，農業委員会事務局課長　鈴木利勝
議会事務局	庶務議事課係長（木崎憲一）

関口委員長）ただ今から，経済建設消防委員会を開会いたします。
　本日の委員会は，一般選挙後初めて執行部の出席を求めて開催する委員会であります。つきましては，経済建設消防委員並びに執行部との情報の共有化，そして今後の円滑なる委員会審査のため，会議を開催するものでありますので，どうぞよろしくお願いいたします。
　それでは，これより議事に入ります。本日の議題は，お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
　次に本日の案件に当たり，説明員として出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。なお，冒頭にも申し上げましたとおり，一般選挙後初めての委員会であります。また，執行部におかれましても４月１日付けで人事異動がございましたので，委員並びに執行部の自己紹介を行い，案件に入りたいと思いますので，ご協力のほど，よろしくお願いいたします。
　それでは，最初に委員の自己紹介をいたします。私から，自己紹介をさせて頂きます。委員長の関口です。どうぞよろしくお願いいたします。

〔副委員長，委員の自己紹介〕

関口委員長）以上，経済建設消防委員会は，委員７名でございます。よろしくお願いいたします。
　それでは，次に執行部から自己紹介と併せて，所管事務及び主要事業に関する説明をお願いいたします。初めに経済部から説明願います。なお，発言は挙手によりこれを許します。

経済部長）経済部長の前沢でございます。引き続きよろしくお願いいたします。私からは，経済部の組織体制につきましてご説明をさせて頂きます。
　お手元にお配りしました経済部業務概要の１ページ目をお開き願いたいと存じます。経済部はこの度の組織体制見直しによりまして，石岡事務所，商工観光課，中心市街地活性化室，企業誘致推進課の４つの課や室が，商工課，観光課の２課に再編され，農政課，地籍調査課と合わせ４課の体制となってございます。
　職員数につきましては，部長，次長のほか，農政課が16名，商工課が７名，観光課が８名，地籍調査課が５名となっておりまして，総勢38名の体制となってございます。この後，主要事業等につきまして担当課長から説明をさせて頂きますので，よろしくお願いいたします。

経済部次長）４月の人事異動によりまして，経済部次長を拝命いたしました真家でございます。経済部長の補佐役ということで，部内外の調整役として業務を行っているところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

農政課長）農政課長の吉水でございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。農政課所管の平成27年度主要事業につきましてご説明いたします。
　お手元の経済部業務概要２ページをお開き願います。上段にございますのが，農政課の事務分掌でございます。１番目の「農政の企画調整に関すること」から21番目の「部の庶務に関すること」までが所管事務となってございます。
　続きまして，27年度における主要事業施策概要につきましてご説明いたします。資料は４ページ，５ページに記載してございます。事業が多うございますので，それぞれの内容につきまして簡略してご説明させて頂きます。
　まず，４ページをお開き願います。農政一般経費につきましては，農政協力員さんへの報酬と水産業や農林振興公社への補助・負担金などの経費でございます。
　次に，ふれあい農園維持管理経費につきましては，運営しております宮部地区及び東府中地区の農園の管理委託料やその借地料などの維持管理に要する経費でございます。
　次に，農力アップ推進事業につきましては，石岡市の農業の活性化を図るために，平成23年度から取り組んでおります事業でございます。本年度は「魅力アップ」「ブランドアップ」「知名度アップ」のスリーアップを目指す取組を展開していく方針でございます。
　次に，新規就農者支援対策経費につきましては，新規に就農されました農業者に対し支援・給付を行う事業でございます。国から交付されます青年就農給付金を，本年度は夫婦５組，単身７名に給付する予定でございます。
　次に，鳥獣被害対策事業につきましては，イノシシ・ハクビシン・カラス等による農作物への被害防止を行うための経費でございます。
　その下段，丸印の新規事業でございます農地中間管理事業につきましては，国が進めます農地の集積事業でございます。経営の転換や農業のリタイア，経営規模の縮小をしようとする農業者が，県の農業振興公社にございます農地中間管理機構へ農地を貸し付け，規模拡大を考えている担い手農業者に対し農地の貸付による集積を図ろうとする事業でございます。この予算額の355万円につきましては，農地を貸し出した農業者や，地域でまとまった農地を利用権設定により，担い手に集積した場合などについて，農業者あるいは地域に対し面積やその割合に応じ支払われる，農地集積への協力金となってございまして，国から100％交付されるものでございます。
　次に，畜産振興経費につきましては，家畜衛生及び生産環境の改善を図り，畜産経営の安定振興を目的とした団体補助金及び負担金でございます。
　次に，土地改良関係事務費につきましては，石岡台地等に関わる土地改良事業や用水事業に伴う市の負担金，また霞ヶ浦用水事業での市の負担金など，農業者の負担軽減とともに，土地改良事業の効率的運営推進に要するための事務費でございます。次に，県単土地改良事業につきましては，各土地改良区などが実施します，小規模かんがい排水事業などに対し，県及び市が事業費を補助する事業でございます。
　次に，畑地帯総合整備事業につきましては，畑地帯において，農地の区画整理や道路・用排水施設の整備を総合的に行い，生産性の高い畑地の形成と基盤整備を図り，安定した営農経営を行う県営事業でございます。現在，市内では石岡の三村地区と八郷の東成井地区で実施しております。
　次に，農道整備事業（単独）につきましては，県営において実施しております，東筑波地区・八郷中央２期地区の農道整備及び市が共同で施行を行う施設整備事業でございます。農道・農業排水路整備事業（単独）につきましては，市単独で実施しております農道の整備に要する経費と土地改良区などへの補修用材の支給に係る経費でございます。
　５ページをお開き願いたいと思います。丸印の新規事業となってございます多面的機能支払交付金事業につきましては，これまで農地・水環境保全事業としまして，平成19年度から取り組んでまいりまして，昨年度多面的機能支払交付金に名称が変更された事業でございますが，本年度から法制化がされたことに伴いまして，新規事業の扱いとなっております。事業の内容としましては，農業用排水路の清掃や草刈りなど農村環境の保全や農業用施設の改修などを組織として取り組む事業でございまして，国・県・市がこれらの取組に対し支援するものです。本年度は24の組織が事業に取り組む予定となっております。
　次に，園芸振興経費につきましては，園芸作物の振興を図ることを目的とし，チューリップやバラの生産農家に対する導入資金の貸付や園芸作物の生産拡大，パイプハウスや灌水施設の整備に対しまして，市単独で補助する経費でございます。
　農政企画経費につきましては，市の農業経営の安定化や活性化を図る上で必要な，各種団体や環境保全型農業や耕作放棄地再生の取り組みなどに対し，国及び市が支援を行う経費でございます。
　次に，ふれあいセンター維持管理経費につきましては，指定管理制度の導入により管理委託をしております，三村地区ふれあいセンター並びに関川地区ふれあいセンターの管理運営協議会への指定管理料や，敷地の借地料などでございます。
　農産物直売センター維持管理経費につきましては，ＪＡ新ひたち野に管理運営をお願いしてございます直売施設石岡そだちの土地の借地料と施設の火災保険料でございます。
　次に，地域水田農業推進事業につきましては，国の政策でございます経営所得安定対策事業を推進するために要する経費について，国から補助される事務費などでございます。林業振興経費につきましては，森林の維持管理や林業の振興・活動に対する委託料や林業担い手育成のための補助経費でございます。森林機能緊急回復整備事業につきましては，県の森林湖沼環境税100％の交付金を活用し，水源涵養や山地災害防止機能の再生のための間伐などを行う事業でございます。次に，身近なみどり整備推進事業につきましては，県の森林湖沼環境税100％の交付金を活用し，平地林や里山，あるいは通学路周辺の森林の環境整備を行う事業でございます。次に，林道開設事業（補助）につきましては，継続的に整備しております，林道小幡・中山線の整備事業でございます。国の道整備交付金を活用し実施しております。次に，林道開設事業（県単）につきましては，国の補助（災害復旧）事業の採択を受けられない東日本大震災において被災を受けました林道大増線の改良事業でございます。最後に，林道開設事業（単独）につきましては，用地を取得するための測量や，台帳の作成，林道小幡・中山線工事区間周辺に営巣しております猛禽類の調査に係る，動物生態調査などの委託業務や林道の維持管理を行う事業でございます。説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

商工課長）４月１日付けの人事異動によりまして，商工課長となりました田村と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
　それでは，商工課の所管事務及び平成27年度の主要事業につきましてご説明申し上げます。お手元の資料２ページをご覧頂きたいと思います。商工課が所管する事務は，事務分掌の下段に記載されております「商工業の振興に関すること」から，15番の「その他商工に関すること」までの15項目を担当してございます。
　続きまして，平成27年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。資料の６ページをお開き頂きたいと思います。始めに，労働費の労働一般事務費71万5,000円につきましては，労働者福祉の向上に要する経費といたしまして，中小企業労働者が融資を受けた場合に，その信用保証料を補給するための，中小企業労働者共済融資信用保証料補給金と，石岡商工会議所などの会員事業所において永年勤続し，成績優秀や功績顕著な者などに対して，労働意欲の向上を図ることを目的とする商工会議所等会員事業所優良従業員表彰負担金などを計上してございます。また，就職支援事業76万5,000円につきましては，就職活動の支援に要する経費として，平成24年度より開始いたしました就職説明会及び面接会の開催に要する例年経費となってございまして，平成27年度は８月と11月の２回の開催を予定してございます。
　次に，商工費の商工振興事業１億247万2,000円でございますが，こちらは，中小企業振興等の商工施策に要する経費となってございます。始めに，自治金融預託金2,700万円でございますが，中小企業者が融資を受ける際，金利負担の軽減を図るために，市内の11金融機関に預入しまして，金利の引下げを行うものでございます。また，商工会議所や商工会が行う事業活動に対しての補助や，商工祭や市内商店街が行う事業費への補助金を計上してございます。中小企業事業資金保証料補給金2,744万5,000円につきましては，融資を受けた中小企業者に対しまして，茨城県信用保証協会の保証料を補助するものでございます。
　次に，白抜きの丸で示されております新規事業といたしまして，（仮称）石岡ふるさとまつり委託料950万円につきましては，平成26年度まで実施しておりました産業祭と八郷ふれあいまつりを合併10周年を機に，それぞれのイベントを統合しまして，自分たちが楽しむイベントから市内外の人を呼び込むイベントに再構築し，実施するものでございます。10月25日の日曜日に八郷総合運動公園での開催を予定してございます。また，記載はございませんが，平成26年度補正予算といたしまして，国の交付金地域消費喚起・生活支援型を活用した事業といたしまして，プレミアム商品券発行事業１億3,000万円を計上してございます。石岡商工会議所へ委託し，市内の消費喚起のため20％のプレミアム分を付与し，総額６億円の商品券発行を予定しておりまして，７月30日木曜日からの販売を予定しております。
　次に，中心市街地活性化事業1,426万9,000円でございます。中心市街地の活性化に要する経費といたしまして，中心市街地活性化事業補助金119万円を計上いたしております。内容といたしましては，石岡駅前通りの御幸通り商店街振興組合において，まちなかの活性化を目指して実施しております七夕まつりや，クリスマスイルミネーションなどのイベント事業費などへの補助金でございます。続きまして，空き店舗等活用支援事業費補助金548万円につきましては，中心市街地区域内において，これから新たに店舗出店を考えている方，あるいは，市内において既に店舗営業を行っている方が，新たに店舗出店をしようと考えている方を対象に，店舗改装などに必要となる経費，あるいは家賃の一部を補助するものでございます。
　次に，新規事業となりますが，株式会社まち未来いしおか出資金600万円につきましては，当市が石岡商工会議所とともに，今後の中心市街地の活性化を見据え，まち未来いしおかと連携を強めるとともに，経営基盤の安定，事業の拡充に向けた支援を行っていくものでございます。
　次に，企業誘致推進事業752万5,000円でございます。企業の誘致に要する経費といたしまして，石岡市企業誘致雇用促進奨励補助金690万円につきましては，平成27年３月31日までに工場，事務所等を新設，又は増設をして，新規雇用を頂きました市内に住所を有する従業員１名につき10万円を，３年間を限度として交付するものでございます。中小企業の場合，市内に住所を有する者３人以上雇用したことが条件となっておりますが，平成27年度におきましては，継続企業５社と，今年度から対象予定の５社を合わせた10社において，69名分の雇用ということで計上させて頂いております。
　次に，茨城県工業団地企業立地推進協議会負担金10万円につきましては，茨城県が主催となりまして，県の企業局開発公社及び県内34市町が加入しているものでございます。当市といたしましては，協議会主催の説明会等に参加をいたしまして，県内外の各企業にアプローチをかけて，誘致の機会を図ってまいりたいと考えているところでございます。商工課の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

観光課長）４月１日付けの人事異動によりまして，観光課長となりました武川でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
　それでは，観光課の所管事務及び平成27年度の主要事業につきまして，ご説明申し上げます。お手元の資料３ページをお開き願いたいと思います。観光課が所管する事務は，事務分掌に記載されております「観光の振興に関すること」から「その他観光及び物産に関すること」までの10項目が事務分掌でございます。
　続きまして，平成27年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。資料の７ページをお開き願います。初めに，事業名等の欄の１段目，ふれあい交流施設費でございますが，やさと温泉ゆりの郷の管理運営に要する経費としまして，シャワーなどに使用する上水のポンプ改修や，源泉を貯めておくタンクの水漏れ改修を行うものでございます。
　次に，オートキャンプ場管理運営経費でございますが，指定管理者のつくばね森林組合への施設の管理運営委託料830万円が主なもので，敷地の借地料のほか，シャワーのボイラー改修を実施するものでございます。
　次に，事業名等の欄の３段目，観光対策経費につきましては，観光の活性化事業に要する経費となってございます。丸印が付いております新規事業を先にご説明いたします。まず，筑波連山天空トレイルラン大会運営委託料100万円でございますが，参加者の受入れ環境の整備や大会を通じた当市の魅力ＰＲを行うため，筑波連山天空ロード＆トレイルランin石岡大会実行委員会へ事業を委託するものでございます。なお，本大会につきましては，８月30日日曜日に八郷総合支所をスタート・ゴールとしまして，行われる予定でございます。
　次に，４行下にございます，丸印の滞在型観光施設整備基本計画策定業務委託料200万円でございますが，平成26年度に実施しました国民宿舎つくばねの機能存続，施設の再構築にかかる調査を踏まえまして，宿泊機能を有する滞在型観光施設を整備するための基本計画策定業務を委託するものでございます。その他の観光対策経費につきましては，国の雇用創出事業を活用した観光ＰＲ事業委託料や，各団体への補助金としまして，観光協会補助金，おまつり振興協議会補助金，石岡市産業文化事業団本部補助金を計上してございます。
　次に，観光案内所運営経費でございますが，石岡駅に設置しております観光案内所の運営にかかる経費でございまして，市観光協会へ委託するものでございます。続きまして，まち蔵藍運営経費でございますが，中町通りにあります国の有形登録文化財，染物屋の丁子屋を特産品の販売や各種展示のできる観光施設として運営するための経費でございまして，先ほどの観光案内所と同様に，市観光協会へ委託するものでございます。次に，常陸風土記の丘管理運営費でございますが，指定管理者の石岡市産業文化事業団へ施設の管理運営を委託するものでございます。なお，この後ご説明いたします，フラワーパーク，ふれあいの森，国民宿舎につきましても，石岡市産業文化事業団が指定管理者となってございます。
　次に，フラワーパーク管理運営経費でございますが，茨城県フラワーパークの施設・管理運営に要する経費となってございます。まず，丸印の花の演出企画業務委託料190万円でございますが，フラワーパークへの来園促進を図るため，筑波大学へ，フラワーパークの現状分析や課題の抽出，花を効果的に見せる方法の提案等を委託するものでございます。
　次に，その他のフラワーパーク経費でございますが，施設の指定管理料，農産物直売所のドア改修工事，先ほど観光対策経費のところでご説明しました観光ＰＲ事業委託料と同じく，国の雇用創出事業を活用しましたローズマイスター確立事業委託料のほか，施設整備やバラの育成管理に係る指導等の委託料，大温室の展示や管理に係る委託料，今年３月に運行を開始しました，園内周遊車の運行管理に係る委託料を計上してございます。なお，これらの業務につきましては，石岡市産業文化事業団へ委託するものでございます。
　次に，ふれあいの森管理運営費でございますが，施設の管理運営に係る指定管理料のほか，遊具のフラワーサイクルの塗装工事を計上してございます。続きまして，朝日里山学校管理運営費でございますが，指定管理者のＮＰＯ法人アグリやさとへ施設の管理運営を委託するものでございます。次に，フラワーパーク開園30周年記念事業につきましては，開園から30周年を迎えるにあたりまして，県，市，産業文化事業団等で構成する実行委員会へ，開園30周年記念式典の開催や記念誌の作成等を委託するものでございます。記念式典につきましては，11月６日金曜日に開催をする予定でございます。11月８日日曜日までの３日間に記念イベントを実施する予定でございます。
　最後に，国民宿舎管理運営費でございますが，指定管理者の産業文化事業団へ施設の管理運営を委託するものでございます。ひとつ加えさせて頂きたいと思います。先ほど商工課の説明もありましたけれども，国の地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金にかかる事業がございます。記載はしておりませんけれども，観光対策経費の中で，印刷製本費，観光情報誌の発行，その他に東京圏等観光ＰＲ事業委託料，その他に観光案内所運営に係る経費を計上してございます。観光課の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

地籍調査課長）４月の人事異動によりまして，地籍調査課長を拝命いたしました櫻井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　初めに所管事務について，ご説明申し上げます。３ページをお開き願います。下の段にありますように３点ほどございます。「地籍調査事業の計画及び調査に関すること」以下記載のとおりでございます。
　次に，主要事業の概要をご説明いたします。８ページをお開き願います。地籍調査に要する経費として測量・調査等委託料590万4,000円などを含めまして，901万3,000円を計上してございます。次のページに位置図が添付してございますが，27年度調査地区は若松Ⅰ地区0.13平方キロメートルでございます。以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

関口委員長）以上で説明は終わりました。ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりこれを許します。
　　
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ないようですので，経済部の所管については，以上で終結いたします。次に，都市建設部から説明願います。なお，発言は挙手によりこれを許します。

都市建設部長）都市建設部長の福田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私からは，都市建設部の組織体制についてご説明させていただきます。
　まず，都市建設部業務概要の１ページの職員配置図をご覧願います。都市建設部は都市計画課，駅周辺整備推進室，下水道課，建築住宅指導課，道路建設課の４課１室体制となってございます。次に，職員構成でございますけれども，部長，次長の他，都市計画課が課長以下11名，駅周辺整備推進室が室長以下３名，記載のとおりとなってございます。下水道課につきましては課長以下11名，建築住宅指導課は課長以下10名，道路建設課は課長以下21名記載のとおりでございます。以上，都市建設部は総勢58名の執行体制で業務にあたっているところでございます。なお，２ページ目以降の各課事務分掌から主要事業施策概要につきましては，各担当課長から説明をいたしますので，よろしくお願いいたします。

都市建設部次長）４月１日付けの人事異動によりまして，都市建設部次長を拝命いたしました渡辺でございます。部長の補佐役として，部内外の調整を担当しております。どうぞよろしくお願いいたします。

都市計画課長）４月１日の人事異動によりまして，都市建設部都市計画課長を拝命いたしました浅田でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
　それでは，都市計画課の業務概要につきまして，ご説明を申し上げます。都市建設部業務概要の２ページをお開き願います。都市計画課の事務分掌でございますが，１の「都市づくりの基本構想に関すること」をはじめとしまして，記載されておりますとおり19の事務を担当しております。
　続きまして，４ページをお開き願います。平成27年度における主要事業施策概要について，ご説明申し上げます。はじめに，都市計画一般経費の1,347万7,000円でございます。これは，都市計画事業の計画，決定や変更，また，景観の保持等に要する経費でございます。事業の内容でございますが，まず都市計画用途図修正業務委託料94万円につきましては，新庁舎建設に伴う用途変更を行うため，都市計画用途図の修正が必要となりますので，修正業務を委託する経費として計上しております。次の先導的な景観形成地区調査委託料50万円につきましては，中町地区エリアの看板建築等の保存を目的として，先導的な景観形成地区の指定に向けた，基礎調査を行う経費として計上しております。次の都市計画マスタ－プラン策定業務委託料1,000万円につきましては，現在の石岡市都市計画マスタ－プランの計画期間が平成28年度までとなっておりますので，平成27年度から新たなマスタ－プランの策定に向けまして業務を委託する経費として計上しております。
　次に，合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の６億8,613万3,000円でございます。これは合併特例債の事業計画に基づきます主要６路線の道路整備に要する経費でございます。内訳でございますが，測量・設計・調査委託料の2,968万5,000円につきましては，本年度は，貝地・高浜線，上林・上曽線，美野里・八郷線，駅前・東ノ辻線の４路線を予定しております。
　次に，道路改良工事費の２億9,845万円でございますが，本年度は，貝地・高浜線，上林・上曽線，美野里・八郷線，駅前・東ノ辻線の４路線を予定しております。また，これら４路線の用地購入費としまして１億5,531万2,000円，その用地取得に伴います，立木等の補償費としまして１億9,951万4,000円をそれぞれ計上しております。
　次に，公園維持管理経費の２億90万6,000円でございます。都市計画課が管理をしております都市公園や広場，緑地等の維持管理に要する経費となっております。主なものといたしましては，公園維持管理清掃業務委託料の2,400万円でございますが，これは, 管理をしております公園や広場等36施設の定期清掃や，植栽管理業務等について委託するものでございます。高木剪定委託料の30万円につきましては，各公園内の高木の剪定作業が主なものでございます。借地料の262万5,000円は，柏原池公園駐車場，井関農村公園，高速バス駐車場の借地料でございます。公園長寿命化改修工事としまして6,000万円を計上しており，柏原池公園のジョギングコースの改修工事，かまどベンチ設置工事等を予定しております。新規事業としまして，石岡駅周辺整備関連工事8,250万円を計上しております。内容としましては，一期工事といたしまして，ＪＲ石岡駅側のガラスブロック設置工事，階段工事を予定しております。二期工事といたしまして，トイレ新設工事，地盤補強工事等を予定しております。こちらも新規事業としまして，駅東交通広場精算機更新工事1,000万円を計上しております。内容としまして，現在の精算機は平成９年２月に設置され，耐用年数の10年を超えて19年目を迎え，故障も増えている中，今年度に駅周辺整備として，駅東交通広場の改修が予定されておりますので，これに併せまして，老朽化した駐車場の精算機を更新するものでございます。
　最後に，駐車場特別会計となります駐車場管理運営経費の2,220万2,000円でございますが，こちらは，石岡駅の東側にあります市営駐車場の維持管理に要する経費となっております。内容といたしましては，駐車場内の日常清掃業務を委託する駐車場管理委託料が158万3,000円，駐車場の出入り口にあります自動駐車料金精算システムの点検及び警備業務を委託します機械器具等保守点検委託料が81万円となっております。また，一般会計繰出金につきましては1,711万2,000円を予定しております。以上が，都市計画課所管の事務並びに主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。

駅周辺整備推進室長）駅周辺整備推進室長の鶴井でございます。よろしくお願いいたします。私からは，駅周辺整備推進室の所管事務及び平成27年度の主要事業について説明させて頂きます。
　はじめに，お手元の資料，平成27年度都市建設部業務概要の２ページをお開き願います。事務分掌でございます。真ん中の段の表でございますが，１の「石岡駅周辺整備に係る関係機関との連絡調整に関すること」など，記載されておりますとおり３項目の業務を所管しております。
　続きまして，平成27年度における主要事業施策概要でございますが，１枚めくって頂きまして，右側５ページをご覧頂きたいと思います。上段の表でございます。事業名といたしまして，石岡駅周辺整備事業でございます。石岡駅周辺の整備に要する経費としまして本年度18億1,841万7,000円を予算計上してございます。本年度が整備計画期間５年間の最終年度でございます。事業の概要でございますが，まず，新規でございます機械器具等保守点検業務委託料の390万円でございますが，東西自由通路に設置されますエレベーターやエスカレーターの保守点検業務や，電気工作物の保安管理業務，また，消防設備の点検業務の委託料として計上しております。次の測量・設計・調査委託料の1,320万円でございますが，石岡駅周辺整備事業の達成状況の検証や，その要因分析を実施する事業効果分析業務の委託や，西口駅前広場内にありますＪＲ東日本所有地の用地測量業務委託，同じく西口駅前広場内の移転家屋の補償調査時点修正業務委託等を実施する予算として計上してございます。次の石岡駅橋上駅舎化等整備委託料９億2,700万円でございますが，こちらは，現在進めております石岡駅舎の橋上化及び東西自由通路整備工事のＪＲ東日本への委託料でございます。
　次に，新規の発車メロディ制作業務委託料200万円でございますが，石岡駅の橋上化等に伴いまして，石岡駅構内での発車メロディを，当市のご当地メロディとして切り替えるものでございます。参考としまして，近隣の岩間駅や友部駅では，坂本九の「上を向いて歩こう」や「明日があるさ」などが採用されております。上下線の２曲を予定しております。
　次に，新規の石岡駅完成式典運営業務委託料200万円でございますが，東西自由通路や橋上駅舎完成を記念しまして，会場設営や進行等，式典を運営する業務を委託するものでございます。式典の開催時期等につきましては，来年３月の完成に合わせまして，実施をする計画でございます。招待者の規模は約200名を予定してございます。
　次に，新規の施設維持管理清掃業務委託料290万円でございますが，東西自由通路供用開始に伴い，通路内の清掃業務を委託するものでございます。
　次に，新規のその他使用料400万円でございますが，新しく取り入れます石岡駅の発車メロディの制作楽曲に伴う，著作権使用料として予算計上しているものでございます。
　次に，西口駅前広場等整備工事４億2,000万円でございますが，西口駅前広場の再整備や道路改良，電線地中化工事を実施する予算として計上しております。
　次に，ＢＲＴ専用駅前広場等整備工事１億1,500万円でございますが，ＢＲＴ専用駅前広場の新設整備工事を実施する予算として計上しております。
　次に，新規の駅東交通広場整備工事5,000万円でございますが，東西自由通路の新設に伴い，東側の出入口になります駅東交通広場におきまして，歩道と車道との段差解消や身障者専用の乗降場の新設，また，タクシー乗降場の再整備工事を実施するものでございます。
　次に，新規の太陽光発電設備等整備工事4,500万円でございますが，茨城県環境保全基金を活用しまして，東西自由通路に，太陽光発電パネルや蓄電池の導入を図り，未利用エネルギーの導入促進を図るものでございます。
　次に，用地購入１億516万円でございますが，西口駅前広場整備に伴います３件分の用地購入費でございます。このうち，継続して交渉を進めています西口駅前の２件の用地購入費のほか，同じく西口駅前広場内にありますＪＲ東日本の駅前用地を購入するものでございます。
　次に，家屋補償1億2,400万円でございますが，西口駅前広場整備に伴います３件分の家屋の移転費用でございます。これまで継続して交渉を進めています２件の家屋補償物件と，西口駅前広場内にあります駅前交番の補償でございます。西口駅前広場の再整備に伴いまして，ステーションパーク側に移転をするものでございます。以上が駅周辺整備推進室の業務概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

下水道課長）下水道課長の櫻井でございます。よろしくお願いいたします。平成27年度下水道課所管事務並びに主要事業施策概要について，ご説明を申し上げます。
　業務概要の２ページをお開き願います。まず，下水道課所管の事務についてご説明申し上げます。表の中段下にございます記載事項が，下水道課の事務分掌でございます。１項目の「公共下水道及び農業集落排水事業の全体計画及び事業決定に関すること」をはじめ，14項目の事務を担当してございます。
　続きまして，平成27年度主要事業施策についてご説明いたします。５ページから７ページをご覧ください。５ページの中段から下に記載がございます下水道特別会計では，使用料徴収経費から，次の６ページ中段の土木費特別会計繰出金までが，流域関連公共下水道事業及び公共下水道事業の整備，維持管理に要する事業及び費用となります。使用料徴収経費では，コンビニ収納や使用料徴収委託による費用として2,900万円となります。流域関連公共下水道ポンプ・管きょ維持管理経費では，流域下水道事業維持負担金など，中継ポンプ場，維持管理費用として，３億551万8,000円となります。公共下水道整備ポンプ・管きょ維持管理では，八郷水処理センター維持管理業務委託など，維持管理等の費用１億4,181万9,000円となります。流域関連公共下水道整備事業（補助）では，東石岡二丁目地内の管渠埋設工事で補助事業費2,176万円となります。流域関連公共下水道整備事業（補助・ポンプ場）では，中継ポンプ場の設備更新に伴う工事費用など1,103万円となります。流域関連公共下水道整備事業（単独）では，東石岡二丁目地内の補助事業以外での管渠埋設工事などで4,459万8,000円となります。流域関連公共下水道整備事業（単独・雨水）では，山王川の除草委託費・復旧工事費など420万円となります。公共下水道整備事業（補助）では，真家・山崎・宮ケ崎地内の幹線の管渠埋設や，八郷水処理センター施設改修などの補助事業費に係る費用１億4,629万円となります。公共下水道整備事業（単独）では，真家・山崎・宮ケ崎地内の管渠埋設工事や新規事業の下水道施設台帳補正委託料299万円でございます。新規での委託内容でございますが，八郷地区水処理センター及び八郷中継ポンプ場の台帳システムの補正をするための委託料で，平成26年度に施行しました工事内容を既存台帳システムに修正し，施設や機器類管理を行なうものです。事業費では8,601万2,000円となります。流域下水道事業では，流域下水道処理施設の工事に伴う市の負担金1,932万9,000円となります。特別会計繰出金では，一般会計から下水道特別会計への繰入費用で12億9,056万9,000円となります。
　次に，６ページ中段下から７ページ中段までが農業集落排水事業の主な施策事業となります。農業集落排水事業施設には，出し山地区の他４地区がございます。これらの施設の維持管理のための事業と経費になります。出し山地区施設等維持管理経費では，施設修繕や施設管理委託の維持管理経費で1,477万1,000円となります。以下，関川地区施設等維持管理経費が1,637万円，東成井地区施設等維持管理経費が3,514万8,000円，石岡西部地区施設等維持管理経費が1,346万5,000円，恋瀬地区施設等維持管理経費が277万2,000円となります。農業集落排水事業市債償還準備基金費では，市債償還のための積立金として25万8,000円を積立しております。農林水産業費，特別会計繰出金では，農業集落排水事業特別会計への繰入に２億6,236万9,000円を予算化しております。
　最後に，７ページ中段になりますが，衛生費の霞ヶ浦浄化対策経費についてですが，下水道の接続の出来ない地域で合併浄化槽を設置する場合の補助事業浄化槽の規模により補助を行うもので，年間100件ほどを予定しております。その補助費など7,714万6,000円となります。以上が平成27年度下水道課所管の主要事業の概要でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長）駅建築住宅指導課長の栗原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　それでは，建築住宅指導課の業務概要につきましてご説明いたします。都市建設部業務概要の３ページをお開き願います。１番上にございます建築住宅指導課の事務分掌となります。「宅地開発等に関すること」から，記載されております12業務を所管しております。
　続きまして，７ページをお開き願います。中段から記載されている建築住宅指導課の平成27年度主要事業につきましてご説明申し上げます。はじめに，木の住まい助成事業1,000万円でございます。市内商工業の活性化と定住人口の増加を図ることを目的としまして，１件当たりの建築費用の10％以内，50万円を限度に助成するもので，20件を見込んでおります。続きまして，木造住宅耐震改修促進事業291万6,000円でございます。この事業は，昭和56年以前に建てられた木造住宅の耐震診断及び耐震改修工事に対して助成するものです。内訳といたしまして，木造住宅耐震診断士派遣業務41万6,000円につきましては，診断士派遣を10件見込んでおります。次に，木造住宅耐震改修補助金250万円につきましては，改修計画と改修費用を合わせまして２分の１以内，50万円を限度に５件を見込んでおります。以上が木造住宅耐震改修促進事業の概要でございます。
　続きまして，住まいづくり推進事業600万円でございます。この事業は，主に市外からの転入者を対象に，定住人口の増加を目的としまして，１件当たりの建築費用の10％以内，30万円を限度に助成するもので，20件を見込んでおります。続きまして，８ページをお開き願います。市営住宅維持管理経費3,205万8,000円でございます。主に，市営住宅の修繕等，維持管理に関する経費であります。新規事業といたしまして，池の台団地流末排水施設整備工事490万円でございます。この事業は，団地の隣接地所有者から寄付を受けた約5,200平米の用地に公共残土を利用し，団地面の高さまで盛土しておりましたが，その敷地内に団地の排水マンホールがあり，そのまま公共残土を搬入すると排水機能を失うこととなるため，現在は搬入を一時休止しております。公共残土の搬入を進めるため，平成27年度においては，団地の排水マンホールのかさ上げ工事等が必要であることから，流末排水施設整備工事を予定しております。同じく新規としまして，下水道受益者負担金344万8,000円でございます。この負担金は，市営正上内台団地の公共下水道の供用開始に伴う負担金であります。以上が市営住宅維持管理経費の概要でございます。
　続きまして，賃貸住宅ストック事業1,342万8,000円でございます。この事業は，中心市街地の定住人口確保，増加を図ることを目的としまして，石岡駅周辺の良好な民間共同住宅を，賃貸住宅ストック活用事業により認定し，高齢者，子育て，障がい者世帯などを対象に家賃の助成を行うものであり，30世帯を見込んでおります。続きまして，市営住宅長寿命化改修事業8,926万6,000円でございます。この事業は，石岡市営住宅長寿命化計画に基づき，平成22年度から実施しております。平成27年度は，池の台団地10号棟，11号棟，新池台団地１号棟，３号棟の計４棟の長寿命化改修工事であり，この改修工事に伴う数量調書作成委託と，改修工事を実施する予定でございます。なお，この事業は新規事業となっておりますが，平成26年度においては，国からの交付金が厳しいことが想定されたため，前年度の補正予算での対応を国から求められたことから，前倒しで予算化し，繰越事業として実施しました。そのため，平成26年度は当初予算として計上していなかったため，平成27年度は新規事業となっております。
　続きまして，被災住宅復興支援事業211万5,000円でございます。この事業は，東日本大震災で大規模半壊以下の判定を受け，住宅等の復旧のために金融機関から融資を受けた方を対象に１％の利子補給を５年間行うものであり，30件を見込んでおります。続きまして，狭あい道路整備事業1,730万円でございます。この事業は，建築基準法42条２項に基づき，特定行政庁が指定した４メートル未満の道路につきまして，後退用地の舗装工事費に600万円，購入費に580万円，分筆補助金に400万円，工作物の撤去補助に150万円であり，20件を見込んでおります。
　最後に，民生費の災害救助費515万3,000円でございます。この事業は，東日本大震災による県内及び東北３県の避難者を対象に，民間賃貸住宅を仮設住宅として借上げ，１世帯４人までが６万円，５人以上の世帯が９万円を限度に，市が契約を置き換えるものであります。平成27年３月末現在の受入状況でございますが，福島県から６世帯，市内から２世帯，市外から１世帯，計９世帯となります。以上が，建築住宅指導課の業務と主要事業の概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

道路建設課長）道路建設課長の額賀でございます。引き続きよろしくお願いいたします。

道路建設課副参事）道路建設課副参事の吉田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

道路建設課長）平成27年度道路建設課の所管事務及び主要事業概要について，ご説明申し上げます。始めに，事務分掌についてご説明申し上げます。
　資料３ページをお開き願います。「道路の占（使）用等の許可及び現場検査に関すること」以下，記載のとおり18項目の事務を本庁・支所それぞれ業務を行なっております。
　続きまして，平成27年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。資料８ページをお開き願います。始めに，道路管理事務費として，予算額1,586万5,000円を計上してございます。主な内容でございますが，市が管理する道路の賠償保険料や，道路の認定や変更または，道路新設や拡幅改良，舗装工事などで，道路延長や幅員などで変更が生じることにより，道路台帳を補正する業務委託などの事務費として予算計上してございます。
　次に，道路維持経費として，予算額２億9,779万円を計上してございます。主な内容でございますが，道路の路面損傷や法面崩れ，又は，排水路等の損傷などによる修繕工事や，街路樹剪定や除草，道路側溝清掃など，市道としての機能や安全性を保つために行う維持補修に要する事業でございます。主な事業費は，記載のとおりでございますが，道路パトロールなどで確認された補修個所や，地域住民からによる補修工事など，道路の維持管理に必要な事業費と，国庫補助事業による幹線道路の舗装修繕ための，測量・設計委託及び，道路舗装修繕工事として，予算計上してございます。
　次に，９ページになります。地方道路等整備事業として，予算額２億5,000万円を計上してございます。内容でございますが，生活の基盤となる地域間を結ぶ幹線道路について，年次計画により整備をするために要する事業でございます。主な事業費は，記載のとおりでございますが，東ノ辻地内の市道Ａ3111号線，イオン石岡店西側の市道で，国道６号線からの交差点部から県道石岡筑西線までの道路改良工事など，本年度８路線を予定してございます。
　次に，一般市道整備事業（単独）として予算額２億9,855万7,000円を計上してございます。内容でございますが，日常生活に密着している生活道路の排水整備や道路改良または，舗装工事などを行うために要する事業でございます。主な事業費は，記載のとおりでございますが，地域からの要望等を受けまして，地権者の協力を得ながら，測量設計・用地買収・工事までを計画的に整備に取り組む事業でございます。
　次に，交通安全施設整備事業として，予算額1,250万円を計上してございます。内容でございますが，歩道の整備や区画線，ガードレール等の設置，また街路灯などの設置に要する事業でございます。本年度，２路線の歩道整備と区画線の引き直し等を予定してございます。
　次に，狭あい道路待避所整備事業として，予算額1,000万円を計上してございます。内容でございますが，主に４メートル未満の狭あい道路の一部区間について，地権者の用地協力を得ながら道路の待避所を設置し，車の交互通行など交通支障を解消するために要する事業費でございます。本年度４箇所の待避所整備を予定してございます。
　次に，国庫補助道路改良事業として，予算額8,000万円を計上してございます。本年度からの新規事業となります。内容でございますが，広域農道フルーツラインから県道石岡筑西線の上曽集落までの延長520メートルのうち，延長450メートルについて，下層路盤と橋りょう下部工事が完了し，平成21年度から休止になっておりました。都市計画道路上林上曽線も開通したことなどにより，本年度から，国庫補助事業として３カ年の計画で整備を行うために要する事業でございます。市道整備工事としまして，橋りょう上部工事を予定してございます。
　次に，橋りょう維持費として，予算額１億5,010万円を計上してございます。内容でございますが，市が管理する橋りょうの維持修繕のための，橋りょう点検業務や長寿命化修繕計画による整備など，国庫補助事業にて計画的に修繕などを行うために要する事業でございます。始めに，新規事業として橋りょう定期点検委託料590万円ですが，昨年７月１日に道路法施行規則の一部改正により，５年ごとに橋りょう点検が義務付けられたことによるものでございます。石岡市が管理する橋りょうは364橋ございます。本年度，ふるさと橋ほか13橋を予定してございます。
　次に，橋りょう長寿命化修繕測量・設計委託料2,610万円ですが，橋りょう長寿命化修繕計画により修繕工事を行うための測量・設計委託料でございます。本年度，弁天橋ほか６橋を予定してございます。
　次に，新規事業として，橋りょう長寿命化修繕工事１億810万円ですが，平成21年度から平成23年度にかけて橋りょう長寿命化修繕計画策定により，点検業務の結果，44橋が対象となってございます。本年度より修繕計画に基づき，修繕工事を行うものでございます。本年度は老田橋ほか９橋を予定してございます。
　次に，新規事業としまして，橋りょう維持修繕工事1,000万円ですが，国庫補助事業の道路ストック総点検事業の橋りょう修繕工事として，昨年測量設計が完了し，本年度小久保橋の修繕工事を行うものでございます。
　次に，橋りょう新設改良事業として，予算額２億2,116万7,000円を計上してございます。内容でございますが，三村地内のＪＲ常磐線に架かる天神橋の架け替えを行うための事業でございます。橋けた制作等に要する工事としまして，橋りょう整備工事4,327万2,000円，既設の橋の撤去や，電力通信線の移設工事，橋りょう下部工事としてＪＲ東日本に対し改修負担金として，橋りょう整備改修負担金１億7,672万8,000円の事業として予算を計上してございます。なお，平成28年度完了予定となってございます。
　次に，排水路整備事業として，予算額9,580万円を計上してございます。内容でございますが，規模の大きな流末排水路の整備や，既設排水路の改修工事を行い，雨水排水の処理能力の維持，向上を図るための事業でございます。本年度，４箇所の整備を予定してございます。最後に，急傾斜地崩壊対策事業の予算額300万円を計上してございます。内容でございますが，茨城県で進めている急傾斜地崩壊対策事業に要する負担金として予算計上しございます。現在，石岡市北根本地内において，平成18年度から県にて急傾斜地崩壊対策事業に着手しており，本年度も継続して整備促進が図られることから，その事業費の10分の１を県に対し負担するものであります。以上が，平成27年度道路建設課の所管事務及び主要事業施策概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

関口委員長）以上で説明は終わりました。ただいまの件について，ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。

髙野委員）私は１点だけお伺いいたします。駅前・東ノ辻線がだいぶ駅前から進んできております。今度は村上・六軒線からも入ってくるというようなお話を伺っているところでございます。それはいいんですけれども，都市計画道路が大和町の宿の中に入ってきまして，そうすると，××さんという家があるんですけれども，そこのところで止まると。本来は真っ直ぐに抜けていく道路であると我々は信じてきた訳でありますが，そこがクランクになるんだというような話を聞いているんですね。××さんの前を抜けて，その先に十字路がありますが，××さんというお宅がありまして，そのクランクの十字路を利用して村上・六軒線に道路が接続されていくんだということでね。道路というのは，せっかく大きな道路，大きなお金をかけてつくるときに，どういう考え，どういう問題があるのか知りませんが，せっかく真っ直ぐに来たものをね，途中の人には立ち退きとかそういうことをやっている訳でありますけれども，そこまでしてやる事業であれば，きちんと道路は形態形状ね，しっかりとしてやるべきだと思うんですね。それはまわりの皆さんも知らないんですよ。本当にクランクになるのかどうか，まずお伺いします。

都市計画課長）現在，道整備交付金を利用しまして，460メートルを村上・六軒線からソントンの倉庫の部分までを整備を進めています。その中で一部，東ノ辻のところに接道するために１本道路が予定されていますが，都市計画道路としての1,200メートルの整備は予定どおり行います。今回，道整備交付金５年間の期間がございますので，５年間の整備が終わりますと，次の財源を利用しまして間の区間を整備していく予定でございます。以上でございます。

髙野委員）そうすると，××さんというところまで抜けてくる。そして，将来的にはクランクではなく，真っ直ぐ抜けるというふうに考えてよろしいですか。

都市計画課長）その通りでございます。

髙野委員）今，質問しましたのは，皆さん大変不安がっていました。あそこまで真っ直ぐにきて，なんであそこでクランクになるんだと。今，遺跡だなんだというのを残すのが流行っておりますけれども，東ノ辻は飛行場の跡なんでね，道路も碁盤の目のようになっているので，それを残して使うのかな，なんていう声も出ましてね。この道路もソントンの倉庫まで来ると。そういった中で，地権者ばかりでなくまわりの人たちにもね，回覧等々回してあげるなど必要なのかなと感じます。機会があったら，地区の皆さんにきちんと報告頂ければと思います。以上でございます。

関口委員長）ほかに発言はございませんか。

大槻委員）美野里・八郷線なんですけれどもね，この240メートルが未開通ということで，進んでいないということなんですが，その後買収に入ったのか，入っていないのかお聞きしたい。

都市計画課長）平成27年度におきまして，これから用地買収を行う予定でございます。

大槻委員）この240メートルなんですが，全然買収は進んでいないということなんですか。一部は買収は済んでいるんですよね。

都市計画課長）現在まで，石岡地内の部分については，用地買収が済んでおります。小美玉市地内がまだ買収が終わっていないという状況でございます。

大槻委員）それでは，この買収済みのところなんですが，今年度工事に入る予定はあるんですか。

都市計画課長）今年度の予定としまして，道路改良工事約100メートルを予定しております。以上でございます。

関口委員長）ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ないようですので，都市建設部の所管については，以上で終結いたします。暫時休憩いたします。10分程度といたします。

―休憩―

関口委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。次に，消防本部から説明願います。なお，発言は挙手によりこれを許します。

消防長）消防本部消防長を拝命いたしております，色川でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。消防本部，消防署の現況につきまして，ご説明させて頂きます。
　消防本部業務概要の１ページをご覧ください。職員の配置表でございます。現在の職員数は消防吏員129名，再任用の事務職員１名で合計130名でございます。消防本部でありますが，総務課，予防課，警防課，通信指令課の４課がございまして，私，次長を含めまして26名の職員で業務を遂行しております。
　次に，消防署でありますが，消防署所５か所がありまして，石岡消防署管内の３署所へ署長以下64名，八郷消防署管内の２署所へ署長以下39名の職員を配置しまして，災害対応等の消防業務を遂行しております。また，現在茨城消防救急無線・指令センター運営協議会へ１名の職員を派遣いたしております。消防は組織としての団結力そして行動力が重要だと考えております。全職員が一丸となりまして，石岡市の安全・安心のため，防火防災体制づくりを推進し，市民から信頼される消防となるよう努力してまいりたいと考えております。各事業，その他につきましては，担当の署長・課長からご説明させて頂きますので，どうぞよろしくお願い申し上げます。

消防次長）消防次長を拝命しております，小松崎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私の職務は消防長を補佐し，所管事務の統括，指揮監督及び連絡調整を図ることを職務としております。どうぞよろしくお願いいたします。

消防次長兼警防課長）消防次長消防署担当兼警防課長を拝命しております，足立でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私の職務は消防長を補佐し，消防本部と消防署相互の適正な職場管理を行い，円滑な消防業務の遂行を図ることと認識しております。警防課につきましては，お手元の資料１ページの職員配置表に記載のとおり，課長以下３名で所管事務を行っております。
　事務分掌でございますが，資料の３ページをご覧頂きたいと思います。消防係の「消防相互応援に関すること」以下10項目と，救急救助係の「救急救助の統計に関すること」以下８項目でございます。本年度警防課としての新規事業はございませんが，主要事業の２件について説明させて頂きます。
　まず，１件目でございますが，８月29日に茨城県総合防災訓練が桜川市で行われ，当消防本部からも救助隊が参加する予定でございます。また，緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練が11月４日と５日の２日間にかけて，茨城町を中心とした会場で行われ，１都９県から各部隊が集結します。当消防本部からも１部隊を派遣する予定でございます。この訓練は，発生が予想される大地震や大規模な土砂災害の発生時に，迅速的確な対応及び連携活動を展開していくことを目的に実践的な訓練を行ってまいります。
　２件目でございますが，救急業務高度化推進事業の一環といたしまして継続しております，救急救命士の養成事業及び育成事業についてでございます。本年度も救急救命士１名を養成するため，９月から救急救命東京研修所に入校させる予定でございます。なお，現在の救急救命士数は28名となっております。次に，救急救命士の特定行為であります気管挿管でございますが，本年度２名を養成していきます。警防課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

石岡消防署長）この度の人事異動によりまして，石岡消防署長に任命されました渡辺でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　石岡消防署の職員構成につきまして説明申し上げます。石岡消防署は署長以下40名，柏原分署におきましては分署長以下12名，愛郷橋出張所は同じく，出張所長以下12名で構成しているところでございます。石岡消防署，柏原分署，愛郷橋出張所の事務分掌につきましては，お手元の資料４ページから６ページに記載のとおりでございます。市民の負託に応えるため，職員一丸となり安全・安心を守って行く所存です。以上でございます。よろしくお願い致します。

八郷消防署長）４月の人事異動によりまして，八郷消防署長を拝命いたしました若海でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　八郷消防署の職員構成につきましては，署長以下27名，山崎出張所につきましては，出張所長以下12名で構成しております。八郷消防署，山崎出張所の事務分掌でございますが，お手元資料の４ページから６ページに記載のとおり，石岡消防署，愛郷橋出張所とそれぞれ同じでございます。八郷消防署にありましては，山間部を含めた広範囲の地域防災にあたっております。組織力とチームワーク，地域消防団等の協力を得まして，地域住民の安全安心のため職員一丸となって取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

総務課長）４月１日の人事異動によりまして，総務課長を拝命いたしました日浅でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
　総務課につきましては，資料１ページの職員配置表にお示ししておりますように，私の他，課長補佐が２名，係長２名，再任用職員を含めました課員２名の計７名で所管事務を行っております。
　続きまして事務分掌でございますが，お手元資料の２ページをご覧頂きたいと思います。庶務・管理・地域消防の３係でございまして，一番上の庶務係につきましては「人事及び組織に関すること」以下11項目，次に管理係「補助事業及び請負契約に関すること」以下６項目，地域消防係「消防団に関すること」以下７項目と，それぞれ記載のとおりでございます。
　続きまして，資料７ページの総務課所管の主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。はじめに教育訓練・研修経費489万円でございますが，消防活動で必要な専門知識・技術を習得した人材を育成するための経費でございます。おもな事業概要といたしましては，救急救命士１名の養成や，新規採用職員３名の基礎教育の他，消防職員の専科教育や幹部教育などの研修負担金でございます。また，救命士が高度救急医療の技術取得のため，病院実習を行った際の謝礼金などでございます。
　次に，消防団関係活動経費6,929万9,000円でございますが，地域の防災力を担う消防団の活動にかかる経費でございます。おもな事業概要といたしましては，消防団員の報酬をはじめ，災害や警戒・訓練等の出動に対する費用弁償と，消防団を運営していく上での補助金などでございます。次に，消防水利施設整備事業2,776万9,000円でございますが，水利不便地区や住民要望などを考慮しました，新設水利の設置工事にかかる経費でございます。おもな事業概要といたしましては，新設防火水槽を２か所，新設消火栓５か所を市内に設置するものでございます。また，市内の消火栓改修工事を13か所ほど予定してございます。
　次に，消防機械整備事業8,794万8,000円でございますが，八郷消防署と消防団に配備しております普通ポンプ自動車各１台の更新と，山崎出張所に配備しております高規格救急自動車の更新整備を予定しているものでございます。新規事業の普通ポンプ自動車２台でございますが，まず，八郷消防署の車両につきましては20年が経過し，災害出動や警戒・調査など消防業務の出向によりまして走行距離が多く，車体全体が老朽化し修繕を繰り返しておりますので，今年度更新対象としてございます。
　次に，消防団の１台でございますが，山崎地区に配備しております16分団１部の車両でございまして，配備から24年が経過しておりますので，更新対象としたところでございます。共に今年度，消防機械整備の単独事業として購入いたします。総務課としての取組方針につきましては，職員の教育研修の充実を図り，多様化する災害や高度化する救急医療に対応できる人材を育成し，消防防災力の充実強化が図れる，整備事業を進めてまいりたいと思います。総務課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

予防課長）４月１日の人事異動によりまして，予防課長を拝命いたしました関根でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。私からは，予防課の職員配置及び事務分掌につきまして，ご説明申し上げます。
　最初に予防課の職員配置でございますが，お手元の資料１ページをご覧頂きたいと思います。職員配置表の上段に記載されておりますとおり，課長以下５名により所管事務を行っております。
　続きまして，事務分掌でございますが，お手元の資料２ページの下段と３ページの上段に記載されておりますとおり，指導係と危険物係がございます。業務内容でございますが，指導係につきましては，火災予防及び普及宣伝に関することなど８項目でございます。危険物係につきましては，危険物製造所等の許認可に関することなど７項目でございます。本年度は，新規事業等はございませんが，継続事業としまして住宅用火災警報器の更なる設置促進や，施設等の立入検査を実施しまして火災予防活動に取り組んでまいります。予防課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

通信指令課長）４月１日の人事異動により通信指令課長を拝命いたしました　小吹でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
　通信指令課の体制及び所管事務についてご説明申し上げます。お手元の資料，消防本部業務概要１ページ，職員配置表の上段，通信指令課の欄をご覧ください。毎日勤務の課長１名と２部制の隔日勤務の課長補佐以下８名の９名体制で所管事務を行っております。事務分掌の内容につきましては　資料の３ページの下段から４ページの上段にかけて記載されておりますとおり，「出場指令に関すること」をはじめとしまして，記載されているとおり10項目の事務を担当しております。
　続きまして，資料の７ページをお開きください。通信指令課の平成27年度の主要事業施策概要につきましてご説明いたします。事業名は，茨城消防救急無線・指令センター共同整備事業でございます。この整備事業は21消防本部34市町の参加により，平成25年度から平成27年度までの３か年で施工を行っております。今年度の予算額でございますが，消防救急無線・指令センター負担金１億3,841万円でございます。負担金の内訳でございますが，整備工事費として１億3,529万5,000円及び人件費や無線事務費などの事務局経費として311万5,000円でございます。現在の工事進捗状況でございますが，119番の緊急通報を受信し出動指令を行うなどの消防指令業務を20消防本部で共同運用いたします，いばらき消防指令センターを水戸市内原旧内原町役場内に整備しております。当市の設備工事につきましては，デジタル無線の基地局を，消防本部，八郷総合支所，朝日里山の３か所に整備しております。また，出動指令を受信する指令端末装置及び車両に積載するデジタル無線機の設備工事も併せて実施しております。消防指令業務を共同運用する消防指令センターの本格運用を平成28年６月１日から予定しておりますので，通信指令課といたしまして，119番による緊急通報は市民生活に密着した大変重要なことでございますので，市報等への掲載や折り込みチラシで受信先の広報を実施し，支障なく円滑な移行へと取り組んでいきたいと思います。通信指令課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

関口委員長）以上で説明は終わりました。ただいまの件について，ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ないようですので，消防本部の所管については，以上で終結いたします。次に，農業委員会事務局から説明願います。

理事兼農業委員会事務局長）理事兼農業委員会事務局長の嶋田でございます。よろしくお願いいたします。
　私から，農業委員会事務局の職員体制について，ご説明させて頂きます。お手元の平成27年度農業委員会事務局業務概要の１ページをご覧ください。農業委員会事務局は，事務局長以下，課長，係長２名，課員２名の６人体制でございます。２ページ以降の農業委員会事務分掌，平成27年度における主要事業施策概要につきましては，課長から説明させて頂きますので，よろしくお願いいたします。

農業委員会事務局課長）農業委員会事務局課長の鈴木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　２ページをご覧ください。農業委員会事務局事務分掌でございますが，「農業委員会等に関する法律第６条の所掌事務に関すること」以下，20の事務分掌でございます。
　３ページをご覧ください。平成27年度における主要事業施策概要でございますが，農業委員会一般経費といたしまして1,985万5,000円で，主な内訳として農業委員報酬1,499万4,000円，費用弁償113万8,000円，県農業会議負担金85万1,000円，新治地域協議会負担金27万4,000円他でございます。記載はございませんが，現職委員の任期は，平成27年７月19日でございまして，本年が改選の年でございます。しかし，現在国会に提出されている「農業協同組合法等の一部を改正する等の法律」が成立いたしますと，選挙制から市町村長が任命する選任制へと変わってまいります。当市においては，選挙告示に対し法案成立の時期が不明確なため，現行法により選出になるのか，改正法により選任するのか，今のところ分からない状況でございます。以上でございます。

関口委員長）以上で説明は終わりました。ただいまの件について，ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ないようですので，農業委員会事務局の所管については，以上で終結いたします。以上で，当委員会における所管事務及び平成27年度主要事業に関する調査が終了いたしました。次に，その他でございますが，執行部より発言を求められておりますので，これを許します。

都市計画課長）その他の件ということで，常磐道石岡小美玉スマートＩＣと茨城空港を結ぶ道路について，説明をさせて頂きます。
　お手元にお配りしてございます資料１をご覧ください。計画といたしましては，石岡小美玉スマートＩＣから国道６号と交差し，茨城空港に至る全体延長約9.5キロの道路でございます。事業主体は，小美玉市竹原中郷地内の小美玉市道を境に，東側約4.6キロを小美玉市が，西側約4.9キロを茨城県が，連携して同時進行で整備を進めていく予定でございます。茨城県が整備を行います約4.9キロの区間でございますが，園部川を境としまして，東側約4.2キロの小美玉市地内を水戸土木事務所が施工し，西側約0.7キロの石岡市地内を土浦土木事務所が施工いたします。今後の予定といたしましては，常磐道石岡小美玉スマートＩＣと茨城空港を結ぶ道路の地元説明会を６月中を目途に開催し，関係地権者の理解を得られた後，現地の測量調査を行ってまいります。説明は以上でございます。よろしくお願いたします。

関口委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の件について，ご質問等がございましたら，挙手によりこれを許します。

髙野委員）今ですね，スマートＩＣから茨城空港へということで説明があり，石岡は少ししか通っていかないということで、非常に残念な気持ちであります。国の施策，県の施策でありますので仕方ないと思いますが，ただ，常磐道，スマートＩＣが出来たことにより，あの地域では常磐線との間の雨水問題が今，農家の人を苦しめているところでございます。せっかく作ってもみんな水びたしになってしまう。水がはけない。結局，常磐線の下の園部川が昔の山王川と同じで，どうにもならないということなんですね。幸いにして先日，建設部長のところになんとかならないかとお願いに行ったときに，建設部長から，いや髙野さん，いい話があるよということで，この話を頂き，建設部長からも髙野さんからも行ってきてくれと言われまして，土浦の河川課と土木課へ行ってきました。でも，水戸のほうが主体なんですね。ですから，水戸のほうにも出かけてくださいと。あとは，石岡市の建設部からこういう状況だとしっかり話して頂きたいということなんですね。ですから，私が一生懸命行ったんですけど，建設部から行ってもらったほうが力強いと思いまして，是非とも地元から土地を買うだけでなく，地元の人にそういった雨水対策も併せてやって頂ければ。それから，これはずい道だという話も聞いておりますので，ずい道であれば，水を逃がす対策ですね，それをやっていけば十分に緩和できるんじゃないかなと思っておりますので，出来る限り働きかけをお願いしたいということでございます。答弁結構でございます。

関口委員長）ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。その他の件でほかに発言はございませんか。

大槻委員）これはですね，前からお話が出ておりましてね。常磐線の常陸多賀駅前広場にロータリーが出来たということで，これを見に行こうじゃないかというお話が出ておりましてね。これ，時間が取れれば是非実施してもらいたいんですが，どうでしょうか。

関口委員長）ただいま大槻委員から常陸多賀駅前の通称ラウンドアバウト，環状交差点という交差点なんですが，その現地を見に行こうという提案がありましたが，これについて何かご意見ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）それでは，皆さん意見がないようですので，正副委員長でこれを管外調査に入れるかどうか，検討していきたいと思っておりますが，大槻委員，どうでしょうか。

大槻委員）時間をとって頂き，是非とも現地調査をお願いいたします。

関口委員長）正副委員長に一任ということでご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。その他の件については終結いたしたいと思います。この際，当委員会の管外調査についてを議題といたします。当市における重要な課題といたしまして，企業誘致や商業・農業の振興といった案件がございます。こういった件につきまして，今後の当委員会の調査活動に資するため，委員派遣による管外調査を実施したいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。それでは調査都市・実施期日について正副委員長にご一任頂き，決定次第，各委員にご連絡したいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。さらにお諮りいたします。当該管外調査については，調査の充実を図るため，執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で，本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。ご苦労さまでした。