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議会中継
  


平成27年度 教育福祉環境委員会

 第2回委員会 (6月5日)
出席委員 谷田川 泰委員長,池田正文副委員長,島田久雄委員,岡野孝男委員,櫻井信幸委員,玉造由美委員,新田 茜委員
市執行部 【生活環境部】
部長(立川芳男),次長兼水道担当(鈴木勉),生活環境課長(鈴木正人),まちづくり協働課長(矢口昇),市民課長(吉澤房江),保険年金課長(細谷浩之),水道課長(藤井正巳),市民会館長(吉川隆)
【保健福祉部】
部長(武熊俊夫),次長兼福祉事務所長(小林敏夫),社会福祉課長(小倉俊彦),社会福祉課副参事人権推進担当(藤岡康男),高齢福祉課長(菊地正樹),こども福祉課長(大関浩二),健康増進課長兼石岡保健センター所長(宮城幸子),健康増進課副参事兼課長補佐(宮崎しづえ)
【教育委員会事務局】
教育長(櫻井信),教育部長(宮本秀男),次長(横田克明),,参事学校教育担当(冨田英次),教育総務課長(野口健市),指導室長(倉田博文),生涯学習課長(遠藤正志),文化振興課長(武石誠),中央公民館長(櫻井浩司),スポーツ振興課長(鈴木和彦),学校給食課長(市塚稔)

議会事務局 庶務議事課主任(大石美智子)


谷田川委員長)定刻よりは,多少時間が早いんですが,ただ今から,教育福祉環境委員会を開会いたします。
 本日の委員会は,4月の一般選挙後,執行部の出席を求めて開催する初めての委員会であります。つきましては,教育福祉環境委員並びに執行部との情報の共有化,そして円滑なる委員会審査のため,会議を開催するものでありますので,どうぞよろしくお願いいたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました案件書のとおりであります。
 本日の委員会調査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。なお,参事学校教育担当 冨田君については,公務により,あらかじめ本日の会議を欠席したい旨の申し出があり,委員長において許可いたしましたので,ご報告をいたします。
 それでは,冒頭にも申し上げましたとおり,一般選挙後,初めての委員会でありますので,最初に,委員の自己紹介をいたします。
 それでは,私から申し上げます。教育福祉環境委員長を務めさせていただきます谷田川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

池田副委員長)このたび,副委員長を仰せつかりました,池田でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員)岡野でございます。よろしくお願いいたします。

玉造委員)玉造由美でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

島田委員)島田でございます。よろしくお願いします。

櫻井委員)櫻井です。よろしくお願いします。

新田委員)新田でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)教育福祉環境委員会は,以上7名の委員でございますのでよろしくお願いいたします。
 これより議事に入ります。
 初めに生活環境部の所管事務及び平成27年度主要事業についてを議題といたします。
 執行部においては,自己紹介とあわせて各課の所管事務及び主要事業について説明を求めます。なお,発言の際は,挙手により発言を許すことといたします。
 
生活環境部長)それでは,私から最初に説明をさせていただきたいと思います。4月1日付けで生活環境部長を命じられました立川です。どうぞよろしくお願いしたいと思います。
 私からは,生活環境部の職員体制についてご説明させていただきたいと思います。平成27年度主要事業概要1ページをお開きいただきたいと思います。生活環境部は,生活環境課,まちづくり協働課,市民課,保険年金課,水道課,市民会館の5課1館で構成されております。
 職員構成でございますが,私以外に,まず,次長兼水道担当としまして1名,職員が配属されております。
 生活環境課は,課長を含む9名体制で事務を行っております。
 次に,まちづくり協働課は,課長を含む5名体制でございます。
 次に,市民課ですが,課長含む10名体制で事務を行っているところでございます。
 次に,保険年金課ですが,課長を含めて23名で事務を行っているところでございます。
 次のページをお開きいただきたいと思います。水道課につきましては,課長を含め9名体制でございます。
 市民会館については,課長を含めて2名ということで,市民会館については,再任用職員が1人配属になっているところでございます。
 それから,最初の生活環境課ですが,こちらには放射線対策室がございまして,専属職員が1名配属になっているところでございます。
 以上でございます。3ページ以降の生活環境部事務分掌と6ページ以降の平成27年度における主要事業施策概要につきましては,各担当課長からご説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

生活環境部次長兼水道担当)同じく4月1日付けの人事異動によりまして,生活環境部次長兼水道担当を命ぜられました鈴木でございます。
 部長の補佐役として,部・内外の調整役として,また,関係団体との水道事業関係についてを担当することとなりましたので,よろしくお願いしたいと思います。
 以上でございます。

生活環境課長)この度,生活環境課長を命じられました 鈴木と申します。
 よろしくお願い申し上げます。
 早速でございますが,生活環境課事務分掌及び主要施策の概要について ご説明いたします。
 はじめに事務分掌でございますが,お手元の資料3ページに記載されておりますとおり20項目と,放射線対策室の3項目からなっております。3ページの1番から20番までが,生活環境に係わる業務で,環境美化及び環境の保全,市営霊園の管理,公害対策,犬の登録や,狂犬病の予防接種,霞ヶ浦の浄化,ごみ及びし尿処理,放射線対策が主な業務でございます。
 次に資料6ページからの,生活環境課が所管しております平成27年度の主要事業については記載のとおりになっております。まず,6ページの石岡地方斎場組合負担金として,8,712万7,000円を計上しております。施設管理運営費として,火葬棟が3市負担で7,969万4,000円,式場棟が2市負担で, 743万3,000円でございます。次に霞ヶ浦浄化対策経費として,7,714万6,000円でございますが,このうち下水道所管として,合併浄化槽設置補助金等として 7,411万5,000円が含まれており,生活環境課分としましては,296万7,000円となります。アオコ対策として,ジェットポンプの運転経費,河川や工場排水などの水質分析が主なものとなります。次に清掃一般事務費7億4,173万7,000円でございますが,継続的なごみ処理,し尿処理に要する経費として,湖北環境衛生組合,霞台厚生施設組合,新治地方広域事務組合への負担金でございます。次に塵芥処理経費2億3,403万3,000円でございますが,廃棄物を適正に処理するための経費でございます。次にし尿処理経費1,685万4,000円でございますが,生活環境保全のため,し尿汲み取り等に要する経費でございます。続きまして,7ページをご覧ください。簡易水道事業の施設等維持管理経費ですが3,770万4,000円を計上しております。湖北水道企業団との業務委託経費が主なものでございます。水道施設整備事業として,3億1,532万円を計上しております。配水管更新の埋設工事費が主なもので,2億7,135万9,000円でございます。工事延長が約5,552メートルを予定しております。また,消火栓設置工事を計画しております。次に霊園事業861万3,000円でございますが,2か所ございます市営霊園の管理に関する経費が 主なものでございます。
 以上が,生活環境課の主要事業施策概要の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

まちづくり協働課長)まちづくり協働課長を命ぜられました矢口でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私からは,まちづくり協働課の事務分掌及び主要施策の概要につきましてご説明申し上げます。
 はじめに事務分掌でございますが,資料3ページをお願いいたします。3ページの下段から4ページにかけて記載されております16項目でございます。主なものといたしまして,消費者保護育成事業,協働のまちづくりの推進事業,交通安全対策事業,街路灯・防犯灯事業,まちかど情報センター事業,結婚相談事業,区長及び協力員に関する業務などが主な業務でございます。
次に,平成27年度の主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。
 資料8ページをお願いいたします。上段からになります。総務費の区長・協力員関係経費に4,911万3,000円を計上しております。主なものといたしましては298名の区長と1,059名の協力員に対する報酬,区運営補助金,区長会補助金などでございます。次に,交通安全対策経費といたしまして2,822万6,000円を計上しております。交通安全啓発活動や民間交通指導員の報酬,駐輪場管理経費,カーブミラー設置及び修繕等の交通安全対策工事費等でございます。次に,街路灯・防犯灯事業でございますが1,295万1,000円を計上してございます。街路灯の電気料として609万3,000円,街路灯の設置工事費として100万円,町内会や自治会等で設置する防犯灯の設置工事費の一部を補助する経費として500万円を計上いたしております。次に,コミュニティ新生活運動事業に513万円円を計上しております。この事業は,一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業の補助を受け実施するものでございます。次に,まちかど情報センター運営経費でございますが990万9,000円を計上してございます。指定管理者指定管理料として553万2,000円,建物借上げ料等の経費として423万9,000円でございます。次に,協働まちづくり推進事業に180万円を計上しております。協働のまちづくり推進委員会委員報酬として18万円,区等で実施する清掃活動などに飲料水を提供する経費として50万円,区や市民団体の活動を支援するため,草刈り機などの備品購入費として60万円を計上いたしております。続きまして安全・安心まちづくり推進事業でございますが509万2,000円を計上いたしてございます。地域ぐるみの防犯活動のため青色防犯パトロール活動等の経費や茨城県防犯協会石岡支部負担金の経費等となっております。次に,商工費の消費者保護育成事といたしまして401万4,000円を計上いたしてございます。消費生活専門相談員報酬として254万9,000円,消費生活展委託料や消費者団体育成補助金等となってございます。
 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

市民課長)この度,市民課長を命ぜられました吉澤でございます。よろしくお願いいたします。
 ではまず,市民課の所管事務につきまして,ご説明申し上げます。お手元の資料4ページをご覧ください。事務分掌といたしまして17項目ございます。主な事務といたしましては,住民基本台帳事務及び戸籍事務でございます。
 次に,主要事業施策概要について,ご説明いたします。お手元の資料9ページをご覧ください。戸籍事務費として1,480万2,000円を計上しております。主なものとしては,戸籍総合システム保守委託料387万6,000円,戸籍総合システム機器借上料545万5,000円でございます。次に,住民基本台帳事務費として1,623万7,000円を計上しております。主なものとしては,フロアアシスタント報酬731万6,000円,印刷製本費82万9,000円でございます。なお,窓口事務嘱託員報酬372万4,000円は,八郷総合支所の市民窓口課で雇用する嘱託員の報酬で,市民窓口課配当分でございます。次に,旅券事務費として116万7,000円を計上しております。これはパスポートの申請受付・交付に要する経費でございますが,内訳といたしましては,旅券事務嘱託員報酬115万8,000円が主なものでございます。
 以上で市民課所管の主要事業施策概要についてのご説明を終わります。よろしく,お願いいたします。

保険年金課長)保険年金課長を命ぜられました細谷でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは所管事務につきましてご説明いたします。まず資料の4ページ,5ページの保険年金課の事務分掌をご覧いただきたいと思います。保険年金課の業務につきましては,大きく4つに分けられます。1つは事務分掌の1番から9番に記載してございます国民健康保険の資格管理や給付,国民健康保険税の賦課徴収,保健事業などでございます。2つ目としましては10番,11番に記載してございます医療福祉費の支給,いわゆるマル福制度の業務でございます。3つ目は12番から16番に記載してございます後期高齢者医療制度の資格等の届出や保険料の徴収,保健事業などでございます。4つ目は17番から20番までに記載してございます国民年金の資格の得喪の届出や各種申請受付などの業務となってございます。21番には,その他の国民健康保険,医療福祉,後期高齢者医療制度及び国民年金に関することでございます。
 次に,資料10ページの保険年金課主要事業施策概要についてご説明いたします。上から,民生費のうち特別会計繰出金でございます。特別会計繰出金 6億9,281万円につきましては,国民健康保険法に基づきまして一般会計から国民健康保険特別会計に繰り出す繰出金でございます。次に,その下,医療福祉一般事務費4億7,752万2,000円でございますが,これにつきましては,県の補助対象事業でございまして,妊産婦,小児,母子家庭,父子家庭及び重度心身障害者を対象として支給いたします医療費の扶助費でございます。次に,その下,医療福祉市単独事業4,996万9,000円でございますが,この事業につきましては,市の単独事業といたしまして,所得制限などにより県の補助対象とならない小児等を対象といたしまして医療費の一部負担金の助成をするものでございます。次に,中段の特別会計のうち国民健康保険特別会計の主要事業でございますが,特定健康診査事業経費1億181万2,000円につきましては,国民健康保険の被保険者で40歳から74歳までの方を対象としました特定健康診査の経費などが主なものでございます。この健康診査により,生活習慣病を主とした有病者やその予備群を早期に発見するための経費となってございます。人間ドック健診補助金888万9,000円も計上しております。次に,その下,特定保健指導事業経費521万4,000円でございます。これにつきましては,特定健康診査の結果によりまして,生活習慣病の有病者,あるいは予備群などの対象者に,保健師や栄養士,運動指導士などの専門職が保健指導等を行いまして,生活習慣の改善を図るための経費でございます。その下,疾病予防事業315万9,000円につきましては,被保険者に対する健康の保持・増進を目的とした事業でございまして,ウォーキング大会を開催するための経費181万4,000円等の経費となってございます。最後に,一番下の後期高齢者医療特別会計でございます。後期高齢者医療広域連合納付金7億341万1,000円でございますが,これにつきましては,後期高齢者医療特別会計から市が徴収をいたしました保険料及び保険基盤安定納付金を,茨城県後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
  
水道課長)4月1日付けで,湖北水道企業団より派遣で参りました水道課長の藤井と申します。よろしくお願いいたします。
 水道課の事務分掌といたしましては,八郷地区の全域に水道水の供給を担当しております。
 それでは,平成27年度の石岡市水道事業主要事業につきましてご説明いたします。概要書の11ページをお開きください。平成27年度の業務の予定量は,給水戸数7,123戸,年間総給水量255万立法メートル,1日平均給水量6,877立方メートル。続きまして,建設改良事業につきまして,工事請負費といたしまして3億2,44万6,000円を計上しております。主な改良工事といたしまして,八郷中央浄水場の中央監視装置更新工事1億1,772万円,湯袋地区の安定した水源の確保を図るための湯袋地区水道整備工事1億2,400万6,000円。なお,この工事につきましては,平成26年度からの継続事業で平成28年度で完了の予定でございます。水道未整備地区及び民地配管の解消を図るための配水管布設工事3,077万円等となっております。
 以上で水道課の主要事業概要の説明を終わります。よろしくお願いいたします。

市民会館長)この度,市民会館長を拝命いたしました吉川でございます。よろしくお願いいたします。
それでは,市民会館についてご説明申し上げます。事務分掌につきましては5ページ目をお開きください。下段に記載されておりますとおり,市民会館の管理運営に関することのほか,5項目となっております。
 続きまして,主要事業施策概要でございますが,最後のページ12ページをご覧ください。市民会館の科目は総務費に属し,市民会館施設維持管理経費でございます。予算額として1,916万8,000円,内訳としましては施設清掃・管理・保守保安委託料として1,182万円,電気料として608万4,000円,建物修繕10万円などとなっております。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただ今の説明について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

岡野委員)国民健康保険について,ちょっとお尋ねいたします。医療保険改革法が成立をしまして,保険者が石岡市ですが,新聞によりますと,県に行くと,県知事が保険者になるというようなことなんですが,どういうようなかたち,これからどんなスケジュールで移管していくのか,お尋ねをいたします。

保険年金課長)お答え申し上げます。まず,国民健康保険の制度改革が盛り込まれました持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきましては,本年5月27日に可決成立いたしまして,5月29日に公布をされたところでございます。保険者に関する事項としまして,都道府県は当該都道府県内の市町村とともに国民健康保険を行うものとすることとされておりまして,平成30年度からは,県と市町村が国保の共同の保険者になるというものでございます。スケジュールにつきましては,詳細がまだ示されていない状況でございます。
役割の分担についてでございますが,県が財政運営の責任主体といたしまして,国保運営の中心的な役割を担うことになります。運営方針の決定,市長村ごとの納付金の決定,標準保険料率等の設定などを行うということが示されております。また,市町村につきましては,資格管理,保険料率の決定,賦課徴収,保険給付,保健事業等につきまして,引き続き事務を担当するということになってございます。
 以上でございます。

岡野委員)この保険者が共同保険者ということで,平成30年度,3年後になるということですが,それに際しまして,市民への影響,被保険者への影響などはどういうものが,今の現状と比べてどう違うのか,今の時点でこう違うよというのがあったら,お示しをいただきたい。

保険年金課長)お答え申し上げます。市民への影響ということでございますが,被保険者証につきましては,現在,市町村名で発行しているところでございますが,改正後につきましては,都道府県名での発行ということが示されております。そのほか変更となる部分があることが予想されるところなんですが,現時点では,詳細については示されておりません。ただ,窓口業務につきましては,引き続き市町村が行うということになりますので,大きな混乱が起きないようにきめ細かい対応はしていきたいと考えております。
 以上でございます。

岡野委員)過去にですね,国民年金の徴収業務が市町村であったものが,社会保険事務所へ移管されると,それに伴いまして,国民年金保険料の徴収率がガクッと落ちたと,そういうことが過去にあります。そういうような恐れはないのかどうか,これもお尋ねしたい。要するに,保険者が共同保険者に移管することによって,そういうような懸念はないのかどうか,お尋ねいたします。

保険年金課長)お答え申し上げます。保険料の賦課徴収につきましては,引き続き市町村が担当するということになりますので,大きな変化はないのではないかというふうに考えてございます。
 以上でございます。

岡野委員)これからですので,順次,お尋ねをしていきたいと思うですが,保険者が移行することによって,今の事業に影響を及ぼさないように,まずお願いをしたいと。あと,これからの3年後につきましては,順次,質問等をしてまいりたいと思います。以上です。

谷田川委員長)ほかに発言はございませんか。

島田委員)民間交通指導員のことでお聞きしたいんですが,定員は50名ということなんですが,なかなか協力をしてくれる方が少なくなってきているというようなことで,新年度,この50名の体制でスタートできたかどうかをお聞きしたいと思います。

まちづくり協働課長)ただ今のご質問でございますが,民間交通指導員ということで,定員50名ということになってございます。こちらにつきまして,現在4名の欠員が生じてございます。1つは北小学校でございます。あと,柿岡小学校,関川小学校,府中小学校,この4つの小学校につきまして,1名ずつ欠員が生じているということで,現在,PTAですとか学校の先生方と協力をいただきながら,1日でも早く選任をして委嘱をしたいというふうに考えてございます。以上でございます。

島田委員)見るところによると,結構,高齢者もいるんですよね。今,課長からお話がありましたように,PTAとか地区の区長会とか,そういう方にご協力をいただいて人選を進めているということなんですが,やっぱり年度替わりとか,あと体調等もあるので,やっぱりそういうネットワークを拡げても,次の候補者というか,次にやってくれる人を見つけてお願いをしておくというような形も必要なのかなと思います。よろしくお願いをしたいと思います。
 以上です。

谷田川委員長)ほかに発言はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で,生活環境部の所管事務及び平成27年度主要事業の調査を終結いたします。
 次に生活環境部の所管事務及び平成27年度主要事業についてを議題といたします。保健福祉部から自己紹介とあわせて説明を願います。

保健福祉部長)4月1日付け人事異動によりまして,保健福祉部長を拝命いたしました武熊でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,保健福祉部の組織・機構についてご説明申し上げます。説明資料,平成27年度 保健福祉部の概要の1ページをご覧ください。保健福祉部の組織図を記載してございます。保健福祉部は,社会福祉課,高齢福祉課,こども福祉課,健康増進課,以上の4課をもって構成されております。本年度は,再任用職員1名を含めまして,全員で123名の職員構成となっております。各課の職員の配置につきましては,2ページから4ページに記載してございます。
 次に,各課の事務分掌でございますが,5ページから7ページに記載しております。さらに,本年度の主要事業を8ページ以降に記載してございます。これらにつきましては,各課長から説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

保健福祉部次長兼福祉事務所長)同じく4月1日付けの人事異動により,保健福祉部次長兼福祉事務所長を拝命いたしました小林でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

社会福祉課長)社会福祉課長の小倉でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 社会福祉課の事務分掌につきまして,説明させていただきます。平成27年度保健福祉部の概要の5ページをご覧ください。社会福祉課の業務につきましては,1から17まで記載してございますが,大きく分けまして3つになります。1つには,障害者支援に関する業務です。2つ目は,生活保護法に関する業務です。3つ目は,民生委員・児童委員,戦没者遺族,日本赤十字,人権推進,生活困窮者の支援などの社会福祉に関する業務です。
 続きまして,8ページをご覧下さい。平成27年度における主要事業でございます。民生費の社会福祉等援護事業827万2,000円につきましては,戦没者追悼式などの遺族会援護に要する経費です。本年度の石岡市戦没者追悼式は,中央公民館におきまして11月に開催する予定でございます。また,新規事業といたしまして,殉国公園樹木伐採を予定しております。次に中段の○印があります生活困窮者自立支援事業370万2,000円につきましては,新規事業で,生活困窮者自立支援法の施行に伴い,生活困窮者への早期支援と自立促進を図るための経費です。次に,このページの一番下に記載してあります,障害者自立支援給付事業11億2,876万1,000円につきましては,障害者総合支援法による福祉サービスを受ける際の経費として,自立支援医療の給付や補装具などの支給について,補助基準に基づき扶助等を行うための経費です。続きまして,9ページをご覧ください。障害者福祉単独事業389万7,000円につきましては,国や県において制度化されていない事業として,障害者手帳申請時の診断書料や,重度の心身障害者に対してタクシーの初乗り運賃の扶助等を行う,石岡市単独のサービスにより障害者福祉の充実を図るための経費です。次に,中段より少し下にあります生活保護費17億6,447万円につきましては,生活に困窮する市民に対し,その困窮の程度に応じて最低限度の生活を保障し,自立を助成するための経費です。最後に,衛生費の精神難病福祉対策事業2,291万円につきましては,原因不明や治療方法が確立していない難病患者に対して,見舞金を支給する経費です。
 以上が社会福祉課所管の主要事業でございます。

社会福祉課副参事人権推進担当)本年4月に社会福祉課副参事を命ぜられました藤岡です。主に人権推進を担当することになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
 以上でございます。

高齢福祉課長)高齢福祉課長の菊地でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは事務分掌について,ご説明申し上げます。お手元の資料5ページから6ペ−ジをご覧願います。高齢福祉課の事務分掌は,大きく分けまして4つになります。1つ目は高齢者の生きがいづくりや高齢者世帯及びひとり暮らし老人等の援護,老人クラブ等高齢者団体の育成・指導など,高齢者福祉施策全般に関する業務でございます。2つ目として,地域支援事業や介護予防支援事業をはじめ,高齢者への総合的な支援を行う地域包括支援センタ−に関する業務でございます。3つ目は,介護保険室が所管する介護保険制度の運営にかかる業務でございます。4つ目として,ふれあいの里・ひまわりの館が所管する施設の維持管理並びに運営に関する業務でございます。
 続きまして,平成27年度の主要事業の主なものについての概要説明をいたします。お手元の資料10ペ−ジをご覧願います。事業名,社会福祉団体助成事業でございますが9,623万8,000円のうち3,210万円が高齢福祉課の所管分となります。要援護高齢者や何らかの支援が必要な方に対し,専門職や地域ボランティアがチ−ムを組み支援をする地域ケアシステムの運営を社会福祉協議会に委託する経費3,210万円でございます。続きまして,3つ飛ばして,高齢者等支援事業2,938万3,000円でございますが,高齢者の健康,生きがいづくりの推進に要する経費であります。敬老会事業委託料1,465万8,000円は,75歳以上の高齢者の方が対象になります。農村高齢者センタ−指定管理者指定管理料210万2,000円,いきいきクラブ補助金235万4,000円,高齢者ふれあいの家運営補助金391万円等がございます。その下の在宅老人サ−ビス事業1,386万1,000円でございますが,ひとり暮らし高齢者等に生活支援サ−ビスを提供し,在宅の高齢者が安心して生活できるように支援する経費でございます。内容は,緊急通報システム用備品325万2,000円ですが,65歳以上の独り暮らし高齢者のみの世帯に,ボタンひとつで消防署に連絡ができる装置を設置するものでございます。ほかに老人飲料賄費扶助373万3,000円,老人電話基本料扶助146万2,000円,老人福祉車購入補助80万円などがございます。ひとつ飛ばして特別会計繰出金10億9,367万円でございます。介護保険特別会計の介護給付費に対する市負担分12.5%にあたる介護給付費繰出金8億3,307万6,000円と,介護保険運営にかかる人件費や事務費として繰り出す職員給与費等繰出金2億3,146万4,000円が主なものでございます。続きまして,11ペ−ジをご覧願います。二段目に記載してございます生涯現役フェスティバル事業256万3,000円ですが,合併10周年を記念するとともに,高齢になっても社会との関わりを積極的に持ち続け,生涯を現役で生きていくという意識の普及啓発を図るため,実施するものでございます。同じく下から3つ目に,事業名として地域支援事業費のうち,地域包括支援センタ−を核とした介護予防サ−ビスを提供する経費9,072万9,000円でございます。そのうち,包括的支援事業費3,337万2,000円において,認知症総合支援事業131万8,000円がございます。認知症対策を地域支援事業のひとつとして位置づけ,早期診断・早期対応に向けた支援体制を構築するために認知症初期集中支援チ−ムを結成し対応するものであります。
 高齢福祉課所管の主要事業は以上でございます。よろしくお願いいたします。

こども福祉課長)こども福祉課長の大関でございます。よろしくお願いいたします。
 こども福祉課の事務分掌につきまして,ご説明させていただきます。資料の6ページをご覧ください。こども福祉課の事務分掌は,1番から20番まで記載してございますが,業務といたしまして,大きく分けますと2つに分かれます。1つは,児童手当の支給並びに児童扶養手当の支給事務,それに母子等の自立支援及び家庭相談等の業務でございます。もう1つは,市立保育所5か所の運営と市立幼稚園1か所の事務補助及び民間保育所や認定こども園への委託事務とそれぞれの施設が行う各種保育等のサービスに係る補助事業などの業務でございます。そのほか,児童館,児童センター運営に係る業務がございます。
 続きまして,主要事業につきましてご説明いたします。資料の12ページをご覧ください。こども福祉課の主要事業につきましては,母子・父子自立支援事業から記載してございますが,そのうち主な事業について,ご説明させていただきます。最初に事業名の上から4段目の子育て支援事業のうち,子育て世帯の経済的負担軽減を目的として行う,すくすく赤ちゃんクーポン事業1,296万5,000円でございます。石岡市に住民登録がある満1歳未満の乳児の保護者を対象に市内の契約店において,おむつと交換できるクーポン券を発行し,子育て世帯を経済的に支援するものでございます。続きまして,下の行になります。貸出用備品,移動式赤ちゃんの駅,78万1,000円でございます。この事業につきましては,市内で開催されるイベント等に乳幼児のおむつの交換や授乳を行うためのスペースとして,テント,おむつ交換台,乳児用いすを貸し出すことで,安心してイベントに参加できる環境をつくる事業でございます。続きまして,事業名の下から2段目になります。地域子育て支援コーディネイト事業でございますが,この事業につきましては,今年度から新たにやさと中央保育所内にあります,地域子育て支援センターで行う利用者支援事業として,子育て家庭のニーズを把握して適切な情報の提供や相談・助言を行う子育てコーディネイターの活動経費及び支援センターの運営経費でございます。続きまして資料の13ページをご覧ください。1段目の保育等運営経費13億6,577万3,000円のうち,認定こども園保育等施設型給付費4億2,679万4,000円,管外認定こども園保育等施設型給付費4,168万7,000円,地域型保育給付費2,086万2,000円につきましては,本年4月からの新制度に伴う市内の認定こども園と市外の認定こども園への施設型給付費及び地域型保育給付費でございます。市内の認定こども園ですが,これまでの幼稚園がすべて,認定こども園に移行しておりますので,現在7か所となってございます。                        
 こども福祉課からは,以上でございます。よろしくお願いいたします。

健康増進課長兼石岡保健センター所長)健康増進課長兼石岡保健センター所長の宮城でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 健康増進課の事務分掌につきまして,ご説明させていただきます。保健福祉部の概要の7ページをご覧ください。健康増進課の事務分掌につきましては,母子・成人及び健康増進事業に関すること,献血事業,栄養改善指導,予防接種に関することなど,15項目の事務事業について担当してございます。
 続きまして,主要事業につきましてご説明いたします。14ページをご覧ください。衛生費の保健衛生一般事務費3,349万4,000円につきましては,市民の健康の保持・増進や保健衛生の向上を図るための経費でございます。主な経費としまして,病院群輪番制運営費補助金の3,111万5,000円でございます。次に,2項目目の診療業務費の2,160万1,000円でございますが,休日夜間の緊急医療確保のため,緊急診療業務,在宅当番医を実施し,市民の救急医療の充実をはかるための経費でございます。3項目目の予防接種事業の2億3,852万3,000円につきましては,予防接種法に基づく各種予防接種及び任意予防接種等に要する経費でございます。次に,5項目目の成人保健事業の7,937万4,000円でございますが,本事業は各種がん検診,健康診査により,疾病の早期発見,早期治療を図り,生活指導・栄養指導等により,生活習慣病の予防等を行う事業でございます。最後に,6項目目の母子保健事業の8,055万3,000円につきましては,母子の健康保持増進のため,妊婦から乳幼児までの,一貫した健診・保健指導を行う事業でございます。
 以上が,健康増進課の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。

健康増進課副参事兼課長補佐)この度,健康増進課副参事兼課長補佐任命されました宮崎と申します。よろしく願いたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただ今の説明について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

岡野委員)2点ほどお尋ねをいたします。まず,介護保険事業なんですが,要介護者の中で,特別養護老人ホーム等の施設に入所を希望しても,待機せざるを得ない,いわゆる待機者が,市内では何人くらいいるのかお尋ねをいたします。

高齢福祉課長)現在,待機者でございますが,65名でございます。

岡野委員)その方たちは,在宅介護という形になっているということだと思うんですが,そういう方に対する介護サービスはどのようにされているのかお尋ねをいたします。

高齢福祉課長)在宅において生活をしている方,例えば,地域包括支援センターなどとも連携をとりまして,各種サービスなどの提供ということで実施をしております。

岡野委員)施設を希望しているということは,それなりに在宅が困難であるというふうな認識をするわけですが,地域包括支援センターなどと連携をとってという話ですが,もっと具体的にそれは把握していないとおかしいんじゃないですか。ちょっと具体的に,どういう介護サービスをして,どんな対応を市はしているのか,もう1回答弁してください。

高齢福祉課長)今年から大きな介護保険制度の法改正というものがございまして,当然,特別養護老人ホームにおいても要介護3以上という方が対象になったわけでございますが,かといって,要介護1,2の方が入れないというわけではございません。そして,やはり現在,住み慣れた場所で自分らしい生活ということが求められておりますことから,やはり在宅医療,医療連携をしながら,いろいろと各サービスに努めてまいりたいと考えております。

岡野委員)私の質問で,ちょっと期待していた答弁ではないですが,これ以上,今回はあまり把握されていないというふうに思いますので,65名の方の実態を把握されていないというふうに思っていますので,次の機会にしたいと思います。
 もう1つお聞きしたいことがあります。昨年の1月に子どもの貧困対策推進法というのが施行されまして,子どもの貧困率が非常に高くなっていると。特にひとり親家庭の貧困が深刻だということがありまして,石岡市においては,この子どもの貧困対策について,どのような施策をしているのか,お尋ねをいたします。

こども福祉課長)石岡市といたしましては,いわゆる貧困のお子様に対するということで,具体的な取組ということでは,現在は行っていない現状でございます。

岡野委員)これは国でそういう法律が制定されて,行動計画を県レベルで示すと。しかしながら実際にどういう形で,この子どもの貧困対策を取り組むかということは,なかなか把握が難しいということですが,ただ,今,課長が答弁した形で,何もしないでいるということは,ちょっとやっぱり私としては納得がいかないわけで,じゃあ,今後どういうふうにしていくのか。これは部長に答弁いただきたいと思います。

保健福祉部長)お答え申し上げます。平成27年度から新規事業といたしまして,子育て支援コーディネーターを配置しまして,この子どもの貧困対策を含めました総合的な相談に対する窓口,もしくは身近な窓口での相談を,コーディネーターが関係機関につないだりするような事業を,本年度から立ち上げてございます。将来的には,本年度は八郷地区の子育て支援センターなんですが,次年度以降,石岡地区も含めまして,いろいろな子どもについての相談への対応を図ってまいりたいと,市では考えてございます。具体的には貧困対策だけではなく,虐待とか,それ以外の子育ての悩み等も含めた,総合的な相談窓口の拡充をしていきたいと,保健福祉部では考えてございます。
 以上でございます。

岡野委員)これは,苦しみを抱えた子どもたちがですね,社会の中で見過ごされないように,それはやはり行政が,しっかり実態を把握して,それに対応できる施策を進めていくということだと思いますので,今後ともよろしくお願いいたします。
 以上です。

谷田川委員長)ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で,保健福祉部の所管事務,並びに平成27年度主要事業についてを終結いたします。
 暫時,休憩いたします。10分程度といたします。

   ―休憩―

谷田川委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 次に教育委員会事務局の所管事務及び平成27年度主要事業についてを議題といたします。教育委員会事務局から自己紹介とあわせて説明を願います。

教育長)教育長の櫻井でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。
 所管事務並びに主要事業の内容につきましては,各担当者からご説明を申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

教育部長)この度,教育部長を拝命いたしました宮本でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
 私からは教育委員会の職員配置と事務分掌についてご説明いたします。資料の1ページと2ページの職員配置図をご覧ください。教育委員会は教育総務課,生涯学習課,文化振興課,中央公民館,スポーツ振興課,学校給食課の6課をもって構成されています。なお,教育総務課内に指導室があり,今年度から中央図書館が生涯学習課に入りました。本年度は再任用職員10名を含めまして,全員で92名の職員構成となっております。
 次に各課の事務分掌でございますが,3ページから5ページの記載のとおりでございます。なお,6ページから12ページの平成27年度における主要事業施策概要につきましては,主なものについて,各課長から説明をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

教育次長)4月より,教育委員会次長を拝命いたしました横田と申します。どうぞ,よろしくお願い申し上げます。
 私の職務は,部長の補佐をはじめ,教育委員会の取り組むべき事業並びに各課の業務が円滑に遂行できるよう,連絡調整を図るとともに,適切な進行管理に努めてまいりたいと考えておりますので,よろしくお願い申し上げます。

教育総務課長)4月1日付けで教育総務課課長を拝命いたしました野口と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私から,教育総務課で所管しております,平成27年度における主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。資料6ページをお開きください。資料6ページ,教育委員会関係経費から資料8ページ,上から2項目目の学校施設環境改善事業(中学校)までが教育総務課の所管となってございます。事業全体の内容といたしましては,教育委員会の運営,小中学校の管理運営,施設の維持管理,児童生徒及び職員の検診,備品等の整備,就学に対する支援など,教育活動の管理運営が事業全体の内容となっております。
 本年度の主な主要事業施策概要についてですが,平成27年度石岡ふるさと再生プロジェクトの教育環境充実プロジェクトにも位置付けられております,3つの事業につきまして,ご説明申し上げます。資料7ページ,上から3項目目の学校施設耐震化事業(小学校)でございますが,小学校校舎の耐震補強に要する経費といたしまして,3億2,971万8,000円を計上したものでございます。事業概要といたしましては,安全・安心に学ぶことのできる教育環境の充実を目的といたしまして,高浜小学校管理教室棟,杉並小学校教室棟及び管理教室棟,園部小学校管理教室棟,東成井小学校管理教室棟の耐震改修工事を行うための耐震改修工事3億1,728万4,000円,工事監理委託料1,243万4,000円でございます。続きまして,資料8ページをお開きください。上から1項目目の学校施設耐震化事業(中学校)でございますが,中学校校舎等の耐震補強に要する経費といたしまして6,538万3,000円を計上したものでございます。事業概要といたしましては,小学校と同様に,安全・安心に学ぶことのできる教育環境の充実を目的といたしまして,府中中学校3号棟教室棟,城南中学校武道場の耐震改修工事を行うための,耐震改修工事5,909万7,000円,工事監理委託料628万6,000円でございます。学校施設耐震化事業につきましては,これらの工事が完了いたしますと,市内の小中学校における耐震化率は100%となります。次に,学校施設環境改善事業(中学校)でございますが,中学校校舎の空調整備に要する経費といたしまして,2億1,162万2,000円を計上したものでございます。事業概要といたしましては,生徒の学習環境の改善を目的といたしまして,八郷中学校を除く中学校5校の普通教室等に空調機設備を設置するための,普通教室空調機設備工事2億583万9,000円,工事監理委託料578万3,000円でございます。なお,今回の工事が完了いたしますと,すべての小中学校の普通教室に,空調機設備が導入されることとなります。
 以上が平成27年度の教育総務課所管の主な主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。

指導室長)教育総務課指導室長の倉田でございます。よろしくお願いいたします。
 指導室担当の27年度における主要事業施策概要について説明させていただきます。お手元の資料8ページをご覧ください。上から3項目目の学務一般経費から心の教室相談員配置事業までの併せて10の事業をあげさせていただいております。その中で2つの新規事業について説明させていただきます。まず,下から3項目目のふるさと学習推進事業でございますが,本事業の目的は,この学習をとおして,学ぶ楽しさを実感し,豊かな人間性と社会性を培い,子どもたちがふるさとを愛し,地元の一員として地域に貢献し,地域への誇りを培うことでございます。平成28年度より,小学校1年生から中学校3年生までの総合的な学習の時間等のカリキュラムに組み込み,年間3時間から5時間学習いたします。主な学習内容としては,低学年では石岡地区,八郷地区の民話を学び,中学年では偉人,自然,名所等の紹介カードやパンフレットの作成,高学年では歴史,産業,文化等のカルタや中学校での郷土検定に向けてのクイズを作成したり,また,中学校では石岡市に関する課題の追求,また,将来像の提言などを行います。現在は,平成28年度実施に向けて,推進員による主要テキストの編集を行っております。その印刷製本費が主な経費でございます。次に,平和大使派遣事業でございますが,市内6中学校の代表生徒1名を,石岡市平和使節団として8月5から7日まで広島へ派遣いたします。現地では,広島平和記念式典への参列をはじめ,平和記念資料館等を見学いたします。この事業は,戦争の悲惨さ,平和の大切さ,命の尊さについて改めて考える機会を提供し,平和に対する理解を深め,学校や地域等において伝承することを目的としております。経費としては,生徒,引率者の宿泊費や交通費が主なものとなります。その他の事業につきましては,継続事業として取り組んで参りたいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。

生涯学習課長)生涯学習課長の遠藤でございます。よろしくお願いいたします。私からは生涯学習課について,ご説明をさせていただきます。
 先ほど,部長からもご説明がありましたとおり,中央図書館が生涯学習課に編入となっておりますので,私からは生涯学習課とあわせまして,中央図書館につきましても説明をさせていただきます。
 まず,生涯学習課の事務分掌でございますが,教育委員会業務内容4ページをご覧ください。生涯学習所管といたしまして,生涯学習の企画調整及び推進に関することから,放課後子どもプランに関することまでの14項目,中央図書館所管といたしまして,図書館の管理運営に関することから,公民館図書室の管理運営に関することまでの7項目となっております。なお,事務分掌への登載はございませんが,中央図書館向かいのイベント広場の維持管理も中央図書館所管となっております。
 続きまして,平成27年度の生涯学習課の主要事業を説明させていただきます。9ページをお開きください。そこに記載されております8つの事業が,生涯学習関連事業となります。その中で,上から3番目の放課後児童対策事業,市内の小学校で開設しております放課後児童クラブの運営経費となっております。平成27年6月1日現在,市内18小学校,利用児童数670名,雇用支援員数101名となってございます。その中で石岡市放課後児童対策事業補助金2,588万1,000円でございますが,こちらにつきましては,学童保育事業につきまして,当市の条例等に沿って,運営をなされている市内の民間事業所,保育園,幼稚園などが該当するかと思いますが,その運営経費の補助金として,今年度から新たに交付をするものとなってございます。その他の事業につきましては,昨年度からの継続事業として,実施をしていきたいと考えております。続きまして,中央図書館の事業でございます。資料の10ページ上の2つ,中央図書館管理運営経費とイベント広場管理経費となります。中央図書館管理運営経費の中で,館長の報酬となります中央図書館館長報酬252万6,000円と,来年度以降に予定しております図書館のリニューアルの基本設計委託料100万円の2つを,今年度,新たな経費として計上してございます。また,イベント広場南側の駐車場として供用している部分の整備工事を,今年度,実施を予定しておりまして,その広場修繕工事費328万円も同じく今年度,計上してございます。
 以上が,平成27年度の生涯学習課の所管事務及び主要事業となります。よろしくお願いいたします。

文化振興課長)昨年度に引き続きまして,文化振興課長を務めさせていただきます武石と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 主要事業施策概要の10ページ中段をご覧いただきたいと思います。私ども文化振興課では発掘調査経費,文化財保護保存及び普及経費,芸術・文化振興事業の3つの事業を担当してございます。
 お手元の資料には,3つの事業で計15の費目を掲載しておりますけれども,主だったもの2点についてご説明を申し上げます。まず文化財保護保存及び普及経費の上から2行目,文化財保存管理計画策定委員会委員報酬10万円についてご説明申し上げます。文化財保存管理計画につきましては,文化庁も策定を推奨しているところでございますが,当市におきましては,これまで未着手だったことから,今年度,史跡の佐久良東雄旧宅,それから特別史跡の常陸国分寺跡の2件の国指定文化財につきまして,着手をしたいと考えております。佐久良東雄旧宅は出来るだけ単年度で,常陸国分寺跡は複数年度をかけまして策定にあたってまいりたいと考えております。なお,予算の積算でございますが,両委員会とも報酬額5,000円掛けることの委員5人掛けることの委員会を2回開催という積算としてございまして,学識経験者の方ですとか,市民の皆さんに委員をお願いして参りたいと思ってございますが,そのほか,茨城県の担当者など,報酬を要しない方々を含めまして,それぞれ総勢10人程度の委員で構成したいと考えております。次に,芸術・文化振興事業の上から4行目でございます。市民ミュージカル開催事業委託料450万円についてご説明申し上げます。この事業は,キャスト・スタッフともに市民のご参加をいただきまして,石岡オリジナルのミュージカルを作り上げようとするものでございます。この事業につきましては,去る4月30日,市民ミュージカル実行委員会が立ち上がっておりまして,石岡市は,この実行委員会にミュージカルの実施を委託したところでございます。なお,この4月30日の第1回委員会におきましては,まちづくり市民会議から委員に選出されておりました白井育夫委員が委員長に,子ども会育成連合会の青木委員が副委員長に選出されているところでございます。6月1日号の市報におきまして,キャストとして50名の市民参加を募集しているところでございますが,来月から早速レッスンに入れればと考えております。なお,大道具や小道具,衣装などの製作についても,スタッフとして市民のご参加を募る予定でございまして,これらスタッフにつきましても,夏頃から募集に入ってまいりたいと考えてございます。私の説明は以上でございます。

中央公民館長)4月1日から中央公民館長となりました桜井でございます。 よろしくお願いいたします。
 資料の10ページ,11ページをご覧いただきたいと思います。主要事業施策概要について説明申し上げます。中央公民館管理運営経費から国府地区公民館管理運営経費まで持ってございます。中央公民館としては,中央公民館・石岡地区に4公民館,八郷地区に8つの公民館がございます。それぞれ特色のある活発な活動をしているところでございます。各地区公民館の講座等を含めた円滑な活動を行うための管理運営及び施設等の維持管理経費について計上されているところでございます。公民館の主たる活動講座でございますけれども,中央公民館と石岡地区の4公民館につきましては前期61講座を5月より開始しているところでございます。八郷地区8館につきましては5月1日号の市報折り込みで77講座の募集をかけて随時開始していく予定でございます。続きまして,府中地区公民館管理運営経費の工事管理委託料67万円,施設改修工事2,235万6,000円は耐震補強工事として計上させていただきました。工事の時期としましては,10月17日,18日に開催の公民館祭りの終了後,10月下旬を目途に進めていきたいと考えております。その他,中央公民館管理運営経費において,その他施設修繕経費4,042万円,内訳としましては,冷温水機修繕費188万2,000円,舞台機構修繕費216万円を計上しております。
 以上で中央公民館の主要事業施策概要についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。

スポーツ振興課長)4月1日付けで,スポーツ振興課長を拝命いたしました 鈴木でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは,主要事業の概要について,ご説明いたします。スポーツ振興課の事業は,社会体育,スポーツレクリェーションの計画及び実施,体育協会等各種団体の育成指導,社会体育施設の維持管理等を実施しております。11ページをお開きください。中段の農業者トレーニングセンター維持管理経費から12ページの中段の朝日スポーツ交流施設管理費までの10事業の総額1億5,790万3000円でございます。平成27年度の新規事業といたしましては,12ページ,八郷運動公園維持管理経費の中のウォーキングコース整備工事設計委託料114万5,000円がございます。ウォーキングコースの整備内容でございますが,市民が安全にウォーキングをすることができる環境を整え,生涯にわたり健康維持と介護予防を図るために実施する事業でございます。場所は,八郷総合運動公園の多目的広場約600メートルのコースを計画しております。
 以上が,スポーツ振興課が所管する主要事業となります。よろしくお願いいたします。

学校給食課長)昨年度に引き続きまして,学校給食課長兼石岡給食センター所長を務めさせていただいております市塚でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは学校給食課所管の主要事業についてご説明いたします。資料12ページをご覧いただきたいと思います。学校給食課所管の事業につきましては,下から4つの項目となります。一番最後の八郷給食センター調理業務経費でございます。この中で,○印が付されておりますのが今年度の新規事業でございます。八郷学校給食センター調理業務の民間委託に係る委託料平成27年度分3,500万円を計上しまして,平成27年9月の小中学校2学期から民間に委託することで進めてございます。八郷給食センターでは,児童生徒に安心安全な給食を提供することを基本としまして,調理業務に取り組んでおります。より安定した調理体制が求められている状況でございます。学校給食全般につきましては,石岡市が今後も責任を持って行い,教育の一環として給食の意義が損なわれるようなことはないということで,委託することによりましても,なんら変わりはないという状況でございます。委託する業務の内容でございますが,給食は献立作成から,食材調達,調理,食器類の洗浄,施設洗浄等の片づけなどがあります。献立作成,食材調達はこれまでどおり行い,調理,食器類の洗浄,施設洗浄等の片づけ作業について,当センターを使用し,民間に委託するものでございます。また,給食費などにつきましても,民間委託となりましても,これまでどおり変わることはございません。委託先でございますが,学校給食調理行業務の実績,経験や経営状況,衛生管理状況などについて,事前に市が決めた基準を満たす業者の中から,プロポーザル方式により決定していくものでございます。学校給食課所管の主要事業については,以上のようなものでございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただ今の説明について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

岡野委員)1点だけお尋ねいたします。学校の耐震化事業が今回予定されておりますが,今年度の事業で,残りはまだあるんですか。あるいは,完全に耐震化事業そのものが終了となるのか,お尋ねいたします。

教育総務課長)それでは,学校の耐震化のご質問につきまして,お答え申し上げます。学校の耐震化につきましては,平成21年度から計画的に実施をしておりまして,今年度の事業をもちまして完了といった運びとなります。以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員)わかりました。

谷田川委員長)ほかに発言はございませんか。

櫻井委員)耐震について,関連になるんですけども,管理委託料,これは設計等ですよね,設計等も含めてですか。だとすると,小学校と中学校の耐震化工事の額と管理委託料のパーセンテージが,中学校側が約10%を超える額になるんですね。片方は4%弱,小学校のほうは,割合にするとですよ。この差はどういう,内容の差というのはどこにあるんですか。

教育総務課長)ただ今のご質問にお答えいたします。今回の委託料につきましては,設計は入っておりませんで,あくまでも監理のみの委託料としてございます。

櫻井委員)監理委託料にしても,片方,中学校は2校ですよね。大きさも違うんでしょうけども,この工事費から見た差というのはどういうことなのかなということなんです。

教育総務課長)大変申し訳ございません。資料をちょっと今持っていないものですから,後ほどお答えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

櫻井委員)じゃあ結構です。

谷田川委員長)ほかに発言はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で,教育委員会事務局の所管事務,並びに平成27年度主要事業についてを終結いたします。
 次にその他の件といたしまして,教育委員会文化振興課から発言を求められておりますので,これを許します。

文化振興課長)過日の新聞報道にもございましたけれども,昨年11月に竣工した県指定文化財「石岡の陣屋門」が,工事が完了していないにも関わらず,私どもにが引き渡されていた,という事実が明らかになったところでございます。この件の経緯と内容をご説明させていただきます。
 まず5月22日の金曜日の午後,議員さんから「陣屋門の懸魚といわれる部分がかすがいで打たれているが,あれでいいのか」というご指摘をいただいたところでございます。その懸魚でございますけども,陣屋門は切妻屋根でございますが,切妻の屋根の三角形ができるわけなんですが,そのてっぺんの部分にございます,木製の飾りでございます。
 私どもで早速,現場を確認いたしましたところ,確かに銀色のかすがいが打たれている状況がいささか不自然に思われましたので,設計工事の監理を委託した業者に確認したところ,和釘と呼ぶ日本の釘でございますが,昔の釘が足りなくなったため,かすがいで仮留めをしたとの回答だったところでございます。
 和釘については,注文をしてから鍛造までに時間を要したとのことで,納入までの間に,本留めにすることを失念してしまったということでございました。
 足りなくなっていた和釘は既に業者の手元にあるとのことでございましたので,私どもといたしましては,上司と相談の上,翌5月23日,仮留めではなく,本来行うはずだった施工方法に改めさせたところでございます。本来の施工方法と申しますのは,和釘による忍び釘打ちと言うそうで,目立たない形で和釘を打ち込む方法に改めさせたところでございます。
 続いて5月25日の月曜日でございますけれども,陣屋門の現場におきまして議員さんのお話しをお伺いする中で,陣屋門の袖塀に釘が打たれていない箇所があることを教えていただきました。
 場所につきましては陣屋門の袖塀の裏側になります。つまり市民会館の駐車場側でございますけれども,袖塀が直角に折れ曲がるあたりの板,この裏側はすべて縦板張りになっているんですけども,その板のうちの細い目板と言う板に約10か所,穴が開けられただけで,釘が打たれていない状態の箇所があったところでございます。
 これにつきましては明らかに釘の打ち忘れと考えられましたので,先ほどと同じく,設計工事監理を委託した業者に確認いたしましたところ,懸魚の場合と同様に,和釘が足りなくなり,鍛造するために時間を要している間に,取り付けを失念したとのことでございました。
 5月29日の金曜日でございましたけども,この釘につきましても業者に納入されたとのことでございましたので,6月1日の午後6時ごろ,打たれていなかった箇所に釘を打たせたところでございます。
 以上が,今回,新聞報道を通じて,委員の皆様,並びに市民の皆様にご心配をおかけした事柄の経緯と内容でございます。
 業者に不手際があったとは申しながら,特に釘が打たれていないことに気付くことができなかった私ども担当課といたしましても,内心,じくじたる思いがございます。この場をお借りして,お詫びを申し上げます。大変申し訳ございませんでした。

谷田川委員長)ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上でこの件については終結いたします。続きまして,生活環境部から発言を求められておりますので,これを許します。

生活環境部長)お手元に配付させていただいております資料,ごみ処理広域化についてという資料に基づきまして,報告をさせていただきたいと思います。なお,霞台厚生施設組合の議会が当常任委員会より先に開催されていることを鑑みまして,正副議長及び常任委員会の正副委員長,霞台厚生施設組合選出議員については,先に説明をさせていただいておりますので,その点についてはご了承のほう,よろしくお願いしたいと思います。
 お手元の資料1ページ,平成27年3月の本会議において霞台厚生施設組合規約改正のご審議をいただき,承認をいただいているところございまして,4月1日より,すでに運用が開始されておりますので,要点のみ説明をさせていただきたいと思います。
 まず1ページの内容ですが,今回,霞台厚生施設組合の構成として,石岡市・小美玉市の2市から,かすみがうら市・茨城町が加わり3市1町の枠組みで新施設の建設を実施していくことになっております。次に,3市1町の枠組みになった点から議員の構成,それから執行機関の組織等の変更がなされているところでございます。次に,新施設建設の経費,設計に関する経費等の割合が明記されているところでございます。次に,新施設建設のための職員の派遣。このようなことがすでに行われていることで,4月1日から組織が運営されているという状況になっております。
 次に,2ページをご覧いただきたいと思います。2ページにつきましては,継続審議案件となっておりました建設場所の選定でございます。この選定場所につきましては,審議経過の中で,茨城美野里,霞台の2候補地となっておりましたけども,立地条件,それから費用対効果の面で,4月30日開催の第5回の協議会におきまして,内容を協議をした結果,建設候補地つきましては霞台厚生施設組合の敷地内を基本として承認され,5月18日に合意されたところでございます。なお,その中で新たな負担経費関連が追加されておりまして,収集運搬業務,これについては,各市町において格差を調整すること。それから日常発生する生活系ごみの収集場所がなく,直接ごみ処理施設に搬入している方の負担軽減,これが増大しないよう確保するということで,話がまとまっておりまして,現在,その公平性についての施策について検討が進められることになると考えております。
 なお,この協議会は,すでに霞台に4市町で協議できる場所ができましたので,4月30日をもって解散ということになっております。
 今後とも,ごみ処理場建設については,霞台厚生施設内で協議が進められまして,構成市町も,その中で一部,話し合いの中に入っていくような形で,今,進んでいるところでございます。以上が,広域のごみ処理の報告ということで,よろしくお願いいたしたいと思います。以上でございます。 

谷田川委員長)ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上でこの件については終結いたします。
 続きまして,保健福祉部こども福祉課から発言を求められておりますので,これを許します。

こども福祉課長)こども福祉課から石岡市子ども・子育て支援プランにつきましてご報告をさせていただきます。
 本プランは,子ども・子育て支援法第61条に規定される「市町村子ども・子育て支援事業計画」として策定したもので,5年を1期とする教育・保育および地域子ども・子育て支援事業の提供体制の確保,その他法律に基づく業務の円滑な実施に関する計画を定めたものでございます。
 2ページをご覧ください。第1章 子ども・子育て支援プランの策定としまして,支援計画の策定趣旨,計画策定の目的,定義,他計画・・・。

谷田川委員長)暫時,休憩いたします。資料がないようでありますので。

   ―休憩―

谷田川委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。

こども福祉課長)こども福祉課から石岡市子ども・子育て支援プランにつきましてご報告をさせていただきます。
 本プランは,子ども・子育て支援法第61条に規定される「市町村子ども・子育て支援事業計画」として策定したもので,5年を1期とする教育・保育および地域子ども・子育て支援事業の提供体制の確保,その他法律に基づく業務の円滑な実施に関する計画を定めたものでございます。
2ページをご覧ください。第1章 子ども・子育て支援プランの策定といたしまして,支援計画の策定趣旨,計画策定の目的,定義,他計画との関連性を記載しております。
 続きまして5ページをご覧ください。第2章 子育てをめぐる動向といたしまして,国の子育てをめぐる動向について,合計特殊出生率の低下,その他の統計などを記載しております。
 続きまして10ページをご覧ください。第3章 子ども・子育て家庭を取り巻く現状としまして,石岡市の人口動態につきまして,総人口と年少人口の推移等の統計をとおして検証してございます。
14ページから21ページにかけましては,石岡市の少子化の動向について,合計特殊出生率の推移等の統計をとおして検証してございます。
22,23ページでは,保育・教育環境の現状としまして,市内の保育所などや小学校の状況について記載をしてございます。
23ページ中段から27ページにかけましては,各種子育て支援事業の現状といたしまして,保育・教育事業等について記載してございます。
28ページからは,新計画策定にあたりまして就学前児童及び小学生の保護者を対象に行いましたアンケート調査結果について,記載をしてございます。
33ページでは,本市における課題といたしまして,石岡市の現状から見る子育て状況などをとおして課題等を見極めてございます。
 続きまして35ページをご覧ください。第4章 計画の基本的な考え方としまして,基本理念を「みんなで子育て 育む未来」―心を一つに地域の絆― と掲げまして,39ページにかけまして,基本的視点,基本目標,施策の体系などについて示してございます。
 続きまして40ページをご覧ください。第5章 子ども・子育て支援施策の展開といたまして,具体的な事業展開といたしまして,基本目標1 すべてのこどもの育みを支える施策,47事業を位置付けしてございます。同じく52ページから59ページにかけまして,基本目標2といたしまして,子育て家庭を支える施策,33事業を位置付けしてございます。同じく60ページから65ページにかけて,基本目標3といたしまして,様々な状況を抱えた子どもやその家族を支える施策,25事業を位置付けてございます。同じく66ページから70ページにかけまして,基本目標4といたしまして,地域の子育て環境を整える施策,24事業を位置付けております。
 続きまして71ページをご覧ください。第6章,子ども・子育て支援のための事業といたしまして,子ども・子育て支援新制度のポイント,教育・保育,地域子ども・子育て支援事業の量の見込みの推計等を記載してございます。
 続きまして90ページをご覧ください。第7章 計画の推進としまして,計画の推進体制,計画推進にあたっての役割,計画の進行管理について記載してございます。
このように本プランに基づきまして,石岡市の特性に応じた子育て環境の整備を図ることにより,乳幼児・児童の教育・保育体制を強化するとともに,地域全体のネットワークを強化することで,地域の中で安心して出産,育児が行えるよう環境の充実を目指してまいりたいと考えているところでございます。
報告は以上でございます。

谷田川委員長)ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上でこの件については終結いたします。
 続きまして,保健福祉部健康増進課から発言を求められておりますので,これを許します。

健康増進課長兼石岡保健センター所長)健康増進課から,いしおか健康応援プランについて,ご報告申し上げます。
 高齢化が進み,生活習慣病の増加による社会保障費の増加などが大きな課題となっている中,石岡市でも全ての世代が健康でいきいきと暮らせるまちづくりの実現を目指し,健康増進,食育の推進,歯と口腔の健康づくりを一体とした総合的な健康づくりの指針を策定いたしました。
 4ページをご覧ください。計画の位置付けでございますが,石岡ふるさと再生プラン,石岡ふるさと再生プロジェクトを健康に関する面から実現していくための指針であり,国や県の上位計画,石岡市の健康づくりに関連のある各種計画との整合性を図っております。
 続きまして,6ページをご覧ください。4.計画期間でございますが,5年間を計画期間といたしますが,今回は,県で策定した「第2次健康いばらき21プラン」との整合性を図るため,平成27年度から平成30年度の4年間を計画期間とし,最終年度に見直しを行います。
 続きまして,9ページからは第2章 石岡市の現状について記載してございます。
 次に,24ページをご覧ください。基本理念を「健康でつながる 人づくり まちづくり」とし, 4つの基本方針を定めております。
(1)すべての世代が健康に興味を持ち,親しめる環境づくりの推進。(2)世代に応じた正しい知識の普及・啓発。(3)定期的に自分の健康状態をチェックできる環境の整備。(4)すべての世代の健康づくりの推進,といたしました。
 27ページからは第4章,具体的な取組としまして,各分野ごとにアンケート調査から見えた現状と課題,課題を解決するための目標を定め,その目標を達成するための取組を記載しております。また,本計画の達成状況を評価するため,現状値とともに具体的な数値目標を掲げております。
 続きまして,83ページ第5章 計画の推進に向けてでございますが,各実施主体の役割とPDCAサイクルによる評価と見直しについて記載しております。
 87ページからは,第6章 各世代の市民の取組み一覧を。91ページからは資料編となっております。
 最後に概要版につきましては,7月1日号の市報への折り込みによりまして各家庭へ配布予定でございます。
 プランの概要,報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

谷田川委員長)ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上でこの件については終結いたします。
 次に,先に保留いたしました答弁について,その準備が整ったとのことでございますので,ここでその答弁を求めたいと思います。

教育総務課長)先ほど,ご質問をいただきました学校施設耐震化事業で,工事費に対して,委託料が小学校と中学校の率が違うということに対しましてのご答弁を申し上げたいと思います。
 それぞれ監理業務の積算につきましては,工事費に対応した率ということではありませんで,それぞれの工事の内容に応じた人件費に対しまして,単価掛けるその内容の人数,そういったものを掛けて積算をしている状況でございます。ですから,率ということではなく,その率に応じたということで対応していることから,それぞれ違っているというような内容でございます。大変失礼いたしました。よろしくお願いいたします。

櫻井委員)説明はわかるんですけども,通常であると,小学校は工事自体は4校あるわけですよね,中学校は2校ですよね。通常であれば,中学校のほうがパーセンテージは下がっていいのかなという気がしたものですから,ちょっと質問したんです。今後,こういうものについては,いろいろと議会等で質問してまいりますので,今日のところはこれで結構です。

谷田川委員長)その他の件で,ほかに発言はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,この際,当委員会の管外調査についてを議題といたします。
 当市における重要な課題といたしまして教育問題行政,あるいは福祉政策といった案件がございます。こういった件につきまして,今後の当委員会の調査活動に資するため,委員派遣による管外調査を実施したいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 それでは調査都市・実施期日について正副委員長にご一任いただき,決定次第,各委員にご連絡したいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 当該管外調査については,調査の充実を図るため,執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました
 閉会前に一言,お願いを申し上げます。執行部に申し上げます。委員会中の退出については,委員長の許可をとってから退出をされるようお願いをいたします。
 以上で,本日の教育福祉環境委員会を閉会いたします。




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