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議会改革推進特別委員会
勝村委員長)ただ今から,議会改革推進特別委員会を開会いたします。 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。 これより議事に入ります。 初めに「議会報告会について」を議題といたします。 前回の委員会において,次回の報告会の開催方法等を協議いたしました。その結果につきましては,お手元に配付いたしました「前回の協議結果」のとおり取りまとめましたので,ご確認願います。 その際,継続協議となっておりました,報告会の開催時期と石岡地区の開催会場について,協議いたします。 まず,開催時期につきまして協議いたします。ご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 参加人数的に100人以内,あるいは50人以内というふうになるかと思いますので,いずれにしても駐車場の問題もありますので,おのずと場所は選定されてくるかと思います。 まず,開催時期ですね。29年は市長選も10月に控えておりますし,その前には決算委員会,その前には石岡のおまつりがあります。県知事選,そういったことから,なかなかこの開催時期は難しいのでありますが,皆さん,ご意見を頂戴したいと思います。 菱沼委員)今,委員長のほうから,29年度の後半に向けての様々な行事等々があるということで,これからの議会報告会の開催時期というのは非常に難しい状況になってくるのかなと思います。そういう中で,現在,3月の定例会がもう間もなく閉会しようとしている中で,また6月には定例会がある。そういうふうになってくると,非常に難しくなってくる状況の中で,私の考えとしては,11月5日,市長の任期満了ということもありますので,それを受けて,たぶん臨時議会が開かれるかと思うんですけども,その臨時議会が終わったのち,12月定例会前あたりに持てればいいのかなと思っているのが第1案でございます。それがちょっと難しいのであれば,来年の1月になるのかなという感じがしております。以上でございます。 櫻井委員)私もほぼ同様ですね。市長選挙の絡みがありますので,9月,10月,11月についてはなかなか厳しいのかなと。11月の末ですね,第4回定例会の前に開催ということになれば,何とかいけるかなと。それと年をまたいでの翌年の1月ですかね。それよりももし仮に早くするとなると,8月,もしくは7月ということになりますので,果たして7月開催といった場合に間に合うかどうか。6月定例会が終わって,準備に急いで入って,7月の中旬から下旬にかけて行うという形になるかと思いますので,委員会の改選の問題もございますので,その辺も含めて果たしてどうなのかと。11月の末か1月から2月にかけてというあたりで行わざるを得ないのかなという気がしております。以上です。 村上委員)今,菱沼委員からございましたけれども,秋口にいろいろなイベントがありますので,後ろにずらすと。前回のを見ると5月か8月かという議論をされている。やるならもう8月の早い時期であればできなくはないかなと。ただ開催が,8月末の第3回定例会とほぼ近い時期になってしまうのかなというのもあるので。後にすれば楽でしょうけど,早くやってしまっても楽になるのかなという気もありますので,8月中の早い段階で準備してしまって。年末になると,またいろいろな行事もあると,日程を組むのも大変になのかと思えば,もう8月にやってしまってもいいのかなという気もいたします。 勝村委員長)8月後半は難しいな。 〔私語あり〕 勝村委員長)ほかにご意見等はございませんか。 新田委員)私も皆さんおっしゃられるように11月・・・。市長選,県知事選,おまつりなどもあるので,そういったことを考慮しますと,やはり第1回目と同じ11月頃の開催がいいのかなと思います。 櫻井委員)村上委員のおっしゃるところは理解できます。たとえば7月末から8月の頭,お盆前にかけて,もし仮にやるとなると,議会報でお知らせするという部分を入れるとなると,6月定例会の前に議会報を出しますので,5月の頭くらいには日程を決めなければいけないんですよね。6月の定例会の中で委員会の改選があって,その中で新しい委員長が仮に決まるとして,その委員長のリーダーシップをもって,7月末もしくは8月の議会報告会に臨むという形になりますので。結構,スケジュールはタイトにはなるんですけども,ただ,おっしゃっているように,やってできないことはない気はします,それは。今回,そういう意味では,それぞれの委員会の中である程度リーダーシップをとってもらってやりましたので,そのことについては,皆さんそれぞれわかっていらっしゃるでしょうし,同じ構成でなるのか,新たな構成になるのかわからないですけども,その委員会の中で誰かはリーダーシップをとっていただけるでしょうから,絶対無理ということはないのかなという気はします。 勝村委員長)皆様から開催時期については,8月上旬頃というのと,第4回定例会前というような意見で大筋きましたけども,もう少し精査してみたいと思います。先ほど,櫻井委員からもありましたように,6月に常任委員会の委員長が替わるかもしれないということでありますので,それを勘案しますと,8月上旬というのはどうなんでしょう。1回やっていますので,そんなに難しくはないかなと思うんですけど。 休憩します。 ―休憩― 勝村委員長)再開します。 櫻井委員)皆さんからいろいろな意見が出て,私のほうでは先ほど年末から来年の年始にかけてという話をいたしましたけども,村上委員からは早い時期という意見もございました。よく考えてみれば来年に近い日程ですと,今のところスケジュールも入っていませんから,我々のスケジュールも空いているのでやりやすいというイメージにとらわれやすいですけども,実際は,どの日程においても,それぞれいろいろとイベントがあったり,会議が入ったりしますので,現実問題として暖かい時期,市民の方々が来やすい時期にという意見もありましたので,そういったところを配慮するのであれば7月末から8月にかけての開催というのも,十分に検討に値するのではないかと思います。そうなりますと,議会報に載せるのが6月の定例会前に発行される議会報ということになりますので,5月の頭には日程を確認しておかなければなりません。この特別委員会の中におきましては,それらの一連の流れですね。広報活動があり,日程を決めて,各常任委員会でどのようにやっていただくのかという,全議員に対する周知,これは4月中旬には行わなければなりませんので,同時にこの委員会の中で日程については決めるというスタイルだなと思います。当然,もうすでに1回やっていますし,議会報告会というものについては,全議員がある程度承知しているわけですから,7月末から8月にかけての開催ができないのかと言われれば,そういうことはなくて,それぞれベテランの方もいらっしゃいますから,ご意見のある方もいらっしゃるでしょうし,各委員会のほうできちっとまとめる意欲を持って臨んでいただければ,そういったスケジュールも可能なのかなと思います。以上です。 勝村委員長)ほかにご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)ないようですので,皆様のご意見を集約いたしますと,開催時期につきましては,今回は,7月下旬から8月上旬,今,櫻井委員から細部にわたりまして,そのためには4月中に周知をということでありますので,開催時期につきましては,一応,7月下旬から8月上旬・・・。 菱沼委員)今,櫻井委員,それから村上委員から話がありまして,私もまさにそういう部分も必要かなと思っております。私として思うのは,7月末から8月にかけてを第1案として,実際それをいろいろ詰める中で,どうしてもこれが難しいとなった段階で11月の末から1月というのも第2案として,それを持っていなくちゃいけないのかなと思っておりますので。そういう部分においては,最終的に議会報に載せる部分においては,最終的に5月中旬頃までに日程を調整するということでありますので,しっかりと議論をしたうえで,それで臨んでもいいのかなと。最初から7月末から8月上旬と決めるのではなくて,いろいろと調整する中で第1案の部分をベースとして進めていく中で,難しくなったときには,先ほど言った11月,1月の選択肢も入れておいたほうがいいのかなと,私は思いました。以上です。 勝村委員長)ただ今,菱沼委員からありました第2案というのを用意しておいたほうがいいという意見なんですが,これについては,とりあえずは夏場,8月上旬に設定しておいて進めていってよろしいですね。それでは,皆様から意見をいただきましたので,開催時期について7月下旬から8月上旬,このように集約していきたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員)それでは,そのように集約いたします。 次に,石岡地区の会場について協議いたします。ご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 菱沼委員)昨年はふれあいの里ひまわりの館ということで行ったわけですけども,今回,平日の夜7時からという開催を考えているということでもありますので,そうしますと,まちなかの方が来やすい,歩いても,自転車等々も含めて,環境的に配慮いたしまして,石岡市民会館エントランスホールがいいのかなと思います。駐車スペースもしっかりと確保されておりますし,また,エントランスホールであれば100人程度の収容もできるということでもありますので,石岡の市民会館がベストかなと思っております。以上です。 勝村委員長)ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)それでは,ないようですので,意見を集約いたします。石岡地区の会場については石岡市民会館エントランスホール,こちらということに集約していきたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)それでは,そのように集約いたします。 以上で,次回の議会報告会の開催に向けた協議を終了いたしますが,今回,協議した結果につきましては,委員長において議長に報告いたしたいと思います。 本件の議長への報告につきましては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)それでは,近日中に,正副委員長において議長に本件の報告をいたしますので,よろしくお願いいたします。 村上委員)今,開催時期で2つ案がでましたけども,それぞれ開催するにあたって,スケジュール,どこから始動するのか,おおまかなタイムテーブルは考えておかないと。第1案が駄目で,第2案にシフトするにしても,心の準備というか,この段階ではここまでと,6月に常任委員会の改選があったとしても,そこからの動き出しのタイムスケジュールを含めて,いつまでに何を決めていくというのを。常任委員会の動きとその他の議会改革のほうの動きと両方示していかないと,また,すーっと流れて年末になってしまうような恐れがあります。そこはしっかり詰めたほうがいいかなと。 勝村委員長)それは基本的には7月下旬から8月上旬ということで行いますので,それにのっとって報告会の準備をしていくということで進めていきながら,次の機会の様子も見るということで進めていかなければならないかと思います。 石橋副委員長)基本的には7月末から8月上旬というのが前提なわけですよね。それに周知の方法としては,その前に周知をしなければならないということですので,6月定例会前の議会報への原稿を用意しなくちゃならない。ということは,委員会の改選以前に日程もすべて出して,準備をしちゃうということになってくるんで。それ以前までに7月,8月が難しいという事情が出れば,次は11月の時期にずれ込むということだと思うんです。日程がもう今日・・・,日付までは決まりませんけども,会場と場所,その開催時間という部分で。7月末から8月上旬でいきましょうということが決まって,ある程度,広報の原稿を作った段階で,もう後戻りはできなくなってきちゃうと思うんです。それに向けて,今度はもうどうしようもなくなってきちゃうんで,あとはもうそれに向けて,各委員会のほうで準備を進めていくしか,逆になくなってきちゃうのかなと。その前提でもう動くしかなくなっちゃうのかなと考えるんですけども。 勝村委員長)休憩します。 ―休憩― 勝村委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほど,皆様から議会報告会について,ご意見をいただきました。その中で開催時期というようなことで,7月下旬から8月上旬というようなご意見をいただきましたけれども,さらに突き詰めて細部にわたって,日時を決めて進めていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。詳細な日時について,ご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 菱沼委員)私といたしましては,この開催時期,7月下旬から8月上旬ということでありまして,その中では8月の7日,月曜日,8月8日の火曜日ということでいかがかと思います。以上です。 勝村委員長)ほかにご意見はございませんか。 櫻井委員)私も同様でいいかと思うんですけども,まず市民会館の日程を確保できるかどうかを確認したいと思います。事務局のほうで確認をしていればお聞かせ願いたいと思います。 事務局)ただ今,議会報告会の開催を8月7日と8月8日ということでございました。会場が市民会館と八郷総合支所という話でございました。会場のほうを確認したところ,今のところ市民会館のほうでは,8月8日は特に予約等は入っていないということで,八郷総合支所も同じように予約等は入っていない状況でございます。以上です。 櫻井委員)今,事務局のほうから,会場のほうは確保できるという回答がございましたので,それであるならば,8月に入ってからの日程でいいのかなと思います。以上です。 勝村委員長)ほかにこれについてご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)それでは,ないようでございますので,日時については,8月7日,月曜日を八郷総合支所,8月8日,火曜日を石岡市民会館エントランスホールというようなことで集約していきたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)それではそのように集約いたします。 以上で,次回の議会報告会の開催に向けた協議を終結いたします。 それでは,ただ今協議いたしました件につきましては,明日の議運において委員長から報告してまいりたいと思います。さらに最終日に全員協議会を開いていただきまして,そこで日程等の報告をしてまいりたいと思います。 石橋副委員長)それに加えてですね,委員長のほうで,各常任委員会の委員長のほうに事前に話をしていただければ,より確実かなと思いますので,委員長,副委員長のほうで,明日にでも対応していきたいと思っておりますけども,いかがでしょうか。 勝村委員長)ただ今,石橋副委員長からご意見がございました。各常任委員会の委員長への報告,副委員長のおっしゃるように,早速お知らせをしてまいりたいと思います。 休憩します。 ―休憩― 勝村委員長)再開します。 次に「提案事項の協議について」を議題といたします。 昨年の9月に開催いたしました第11回委員会で協議し,その後,議会報告会の協議を集中して行っておりましたことから,期間が空いております。前回の協議は「議会基本条例に関する研修会の開催」,「通年議会」についてでございました。 それでは,「議会基本条例に関する研修会の開催」について協議をいたします。 改めまして,本件は議会基本条例第22条第2項に規定される議員に対する研修会を開催することを協議するものでございまして,この研修会の開催の協議にあたり,まずは議会基本条例の内容を確認し,課題や改正点などについて検証する必要があることから,議会基本条例の検証を行っているところでございます。 前回の委員会で第8条まで検証いたしましたので,本日は第9条から検証したいと思います。ますので,よろしくお願いいたします。 それでは議会基本条例第9条から検証を行います。 第9条は「議会は,市長が提案する重要な政策等について,議会審議における論点情報を整理し,その政策水準を高めることに資するため,次の各号に掲げる事項について明らかにするよう求めるものとする。」とあります。(1)から検証していきたいと思います。「(1)政策等の目的及び提出に至る背景」,「(2)政策等の概要」,「(3)市民参加の実施の有無とその内容」,「(4)基本構想及び基本計画との整合性」,「(5)政策等の実施に要する経費,財源措置」ということでございますが,こちらの検証について,特にご意見等はございませんか。 櫻井委員)政策提案ということで,議案等で出されているものが重要なものと認識しているところかと思います。もちろん,議案でない計画等も,説明報告は常任委員会等でうけておりますけども,これらについては,各常任委員会で活発な議論をされているようですし,また所属している総務委員会の中でもそのような議論があると認識しております。そういった意味では,もちろん,さらに高めていく必要性はあると思いますけども,政策的に高めるということに資する議論は十分にされているのかなという認識はしております。以上です。 勝村委員長)ほかにはございませんか。 第9条におきましては,議会に提案される重要な政策,事業等について,提案者である市長に対して,この5つの事項について説明を求めることを定めるということになっております。 次に,第10条。「議会は,提案される予算や決算の審議にあたっては,前条の規定に準じて,市長等に対し,分かりやすい説明を行うよう求めるものとする。」について。 菱沼委員)この第10条において,予算及び決算における件でございますが,我々議会としても,予算・決算特別委員会を全議員で構成いたしまして,それでしっかりと各項目,事業等々,明確に執行部に対して質問をし,明快なる答弁をいただいているところでございます。そういう部分におきましては,第10条につきましては,この条文のとおりきちんと対応されていると思っております。以上です。 櫻井委員)こちらの第10条につきましては,執行部側では議案の説明の細かい部分ですね。今までは議案書の提案というのが主だったんですが,ここ何議会かは,執行部側から主な議案の説明を別紙で作成して提出していただいて,議案の理解度も深まりつつあるのかなと思っております。そういった意味では,執行部側は議会に対するわかりやすい説明という,一つの工夫を重ねているように感じております。以上です。 勝村委員長)そうしますと第10条に関しましてはこのとおりということでよろしいですか。 次に第11条「議会は,円滑かつ効率的な議会運営に努めるものとする。」,「議会が言論の府及び合議制の機関であることを認識し,議員間の自由闊達な討議を尊重するものとする。」,3として「議会は,市政の課題に的確に対応するため,委員会において,専門性と特性を活かした協議をするものとする。」,4つ目として「市民に分かりやすい言葉及び表現を用いた議会運営に努めるものとする。」,これについてのご意見等はございますか。 こちらは4番目の市民にわかりやすい言葉,身近な議会となるようわかりやすい表現を用いた議会になるということなんですが,これについては,特にご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)では,次にまいります。 第12条「議長は,議会を代表し,議会の秩序保持,議事の整理,議会事務を統理し,公平公正な議会運営を行うものとする。」とあります。これについてのご意見等はございませんか。 こちらは議長の役割ということでありますので,このとおりかと思うんですが,ご意見がなければ,このとおりということで,よろしいですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)では,次に第13条「議会は,議長及び副議長の選出に当たり,それぞれの職を志願する者に対して,所信を表明する機会を設けるものとする。」,こちらについて,ご意見等はございませんか。 櫻井委員)こちらについては,前回の正副議長選挙の折に,所信表明を実際に行っておりますので,新たな正副議長を選ぶ際には,当然,再度,機会を設けるという形になろうかと思いますので,これについては実現されているというところで条例の理念は達成しているだろうと思います。以上です。 勝村委員長)正副議長の所信表明ということでありますので,こちらについては以上といたします。 次に第14条「議員は,市政に対して,同一の理念を共有し,調査研究その他の議会活動を行うことを目的として,会派を結成することができる。」,こちらは会派の件なんですが,こちらについてのご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)特にないようですので,第14条はこの程度といたします。 次に第15条「議員は,本会議及び委員会における合意形成に向けて,議員相互の議論を尽くすよう努めるものとする。」,2つ目として「議員は,市政に関する重要な政策課題に対して,議員間の共通認識及び合意形成を図るため,政策討議を行うものとする。」とあります。こちらについてのご意見等はございませんか。 櫻井委員)こちらにつきましては,常任委員会,特別委員会につきましては,議員間討議がそこでは十分されているとは思うんですが,当初,議会基本条例策定過程におきましては,本会議における議員間討議という部分のテーマがあがりまして,これについては先進事例を調査した中で,どのような形がいいのか,導入すべきか否かというところについては議論をしていきましょうという議論があったかと思います。石岡市議会の現状からいきますと,本会議における議員間討議というのはとり入れておりませんので,この件に関しましては今後の課題なのかなと思っております。先進事例の中では議員間討議と討論の違いがなかなか難しいというような報告もあるようですので,15条の第1項につきましては,今後の課題になってくるのかと考えております。2項につきましては,議員間の共通認識及び合意形成を図るため,政策討議を行うということですので,これについては,一定の協議がなされているのかなと思います。以上です。 勝村委員長)ほかにございませんか。 菱沼委員)今,櫻井委員からも話がありましたけども,まさにそのとおりだと私も思いまして,実際,議員間討議においては,されている部分とされていない部分がやっぱりあるのかなと思っております。そういう中では,今後,やっぱり石岡市政を考えて,石岡市民の福祉の向上も含めて,議員間討議をしっかりとやって,それで私ども議員としても,市民の皆さんとの情報の共有も含めて,しっかりと議員間討議を行って,市政の発展に寄与していきたいと思っております。そういう中で,もっともっと議員間討議をしっかりとできるように,創意工夫をしながら進めていきたいと思います。以上です。 勝村委員長)15条につきましては,ご意見がございました議員間討議,それから議員間の共通認識及び合意形成を図っていくとあります。これについては,さらに議論を進めていくということでよろしいですかね 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)それでは,議会基本条例についての協議はこの程度といたします。次回は,引き続き第16条から検証を行いますので,よろしくお願いいたします。 次に「通年議会」について協議をいたします。 前回の協議の際,本件は,導入するとなれば,当市議会の運営を大きく変えることになるので,そこで,ある程度,時間をかけて,実施するためのポイントやメリット・デメリット等を精査することを主眼に協議を進めていきたいと申し上げたところでございます。 委員各位におかれましては,通年議会とはどういうものかということについて,各々整理をされたかと思います。それを踏まえまして,本日の協議は,通年議会のメリット・デメリットや課題について。また,通年議会に関するご意見などを,皆様より改めてご発言いただきたいと思います。皆様のご発言をもとに,次回以降,当委員会としての通年議会の考え方を整理していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 それでは菱沼委員から順に,通年議会に関するお考え,ご意見等をお伺いいたします。 菱沼委員)この通年議会に関しましては,私のほうで提案させていただきまして,前回の通年議会というのはどういうものか,また,通年議会を導入することによってのデメリット,メリットを含めてお話をさせていただきました。そういう中で,当市議会においても,私としては,通年議会,様々な観点があろうかと思いますが,先進地を視察したうえで,しっかりと皆さんと協議をして進めていければと思っております。以上です。 櫻井委員)菱沼委員から説明があったように,デメリット,メリットについて明確でない部分もあります。私自身も通年議会の必要性については,当然,議論されるべきだとは思いますけども,今の石岡市議会の現状として,通年議会が必要なのかどうか。もし必要であるとすれば,その課題について,先進事例としてはどのようにその課題解決をしているのかというのを,改めて検証してみたいなという思いがしております。以上です。 村上委員)通年議会について,現状,先進地の部分についてもありますので,まず通年議会というのがどういうものなのかというのをしっかりと理解したうえで,石岡市において,その影響がどこまであるのかということを議論した中で,これについての賛否を検討していけばいいのかなと思いますので,次回,議論する時期を設けて判断すればいいのかなと。ただ,ずっといつまでも期限を決めずにやっていくと,いつまでたっても判断しないので,ある程度の判断時期を明確にした中で,そこでこの答えを出していく段取りがいいのかなと思います。以上です。 新田委員)私からは,前回の委員会でもありましたように,メリットとしては,議会は必要に応じて本会議を開催できるため,災害発生時などにも柔軟に対応できる,専決処分がなくなる,そういうメリットもありました。デメリットとしてはあらかじめ議員のスケジュールなどの調整も必要になりますし,もちろん執行部側の日程調整もありますので,いずれにしても先進地などを参考にしたりと,慎重に調査,研究をする必要があると思います。以上です。 石橋副委員長)必要性は感じるところではありますけども,各委員の皆さんからご意見が出ましたように,先進事例をよく研究することが一番大事ではないかなと考えます。事務局のほうにお願いなんですけども,近隣とか県内の各議会のほうで,それぞれ通年議会を採用しているところからの資料請求,そういうことをやっていただければと思います。 勝村委員長)通年議会については,皆様からご意見等をいただいたところでございます。その中で,先ほど申し上げましたように,導入するとなれば市議会の運営を大きく変えることなると考えております。さらに,時間をかけて実施するためのポイント,メリット,デメリット,先ほどありましたように,よく理解したうえで,さらに協議を進めていきたいと思っております。 そのほか,通年議会に関するご発言はございませんか。 事務局)通年議会につきまして,ただ今,委員の皆様から先進地の動向について調査する必要があるということに加えまして,近隣の先進的な通年議会の資料について,事務局のほうでというようなお話がございました。通年議会につきましては,全国的にもそれほど事例はございませんが,実際に通年議会をやっている市議会がございますので,全国的なもの,それから近隣等を含めまして,そういう事例についての資料を,事務局のほうでも集めてまいりたいと考えております。以上でございます。 勝村委員長)それでは事務局で資料のほう,よろしくお願いいたします。 ほかに,通年議会に関するご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)ないようでございますので,本日の通年議会に関する協議はこの程度といたします。 皆様から,ご発言いただいた内容を踏まえまして,次回の委員会において,通年議会の考え方を整理していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 次に「議会のICT化の推進」について協議いたします。 本件は,現在,建設中の新庁舎の開庁に合わせて実施するものと考えておりましたが,それに先立ち,現時点で先行して実施できるものについて,協議をしてまいりたいと思います。 まずは,提案にもございました「タブレット端末等によるペーパーレス化」について協議をいたします。 本件について,ご意見等がございましたら挙手によりお願いいたします。 菱沼委員)今,委員長のほうから,本庁が来年の10月31日予定でありますけども,そうすると,それを踏まえて整備がされていくということで,最終的には再来年の3月が初めての議会を開催して,セキュリティも含めてのネット環境がすべて整備されるのかなと思います。そういう中では,私としても,その前段階として,この八郷の議場がある段階の中で,モデルケースというか試行的に,もう少し皆さんにタブレット端末がどういうものかというのを勉強していただきながら,また,共通の情報というのを持つことも必要じゃないかなと思っておりますので。できれば個人のタブレットを持っている方は,まずその部分から進めていくのも一つの手かなと思っております。しかしながら,ネット環境の部分においては,様々なセキュリティの問題がありますので,どういう部分が我々にとって一番いいのかというのを精査した段階で進めていかなければいけないかなと思っておりますので,そこら辺を精査したうえで,タブレット端末については試行的に今の段階で進めていければと思っております。以上です。 櫻井委員)基本的には,今,菱沼委員がおっしゃったとおりだと思います。会派の先進地視察でタブレット端末の導入,ICT化について取り組んでいる先進自治体のほうを視察してまいりました際に,そこは個人で持っているタブレット端末の導入を認めました。公費で整備するとなると,予算等も発生しますので,なかなか取り組めないということから,個人で持っているものから先にやっていきましょうということで取り組んだところ,議会が劇的に変わったというようなことの説明がございました。そういった意味から,石岡市議会で果たして同様に劇的に変わるかどうかわかりませんけども,現状,各議員のほうからも,この件については非常に強い要望が出ているところでもありますので,これについては,当然,新年度は予算化していませんので,先進自治体のようにタブレット端末,あるいはスマートホンの利用を,一定の利用規定は設けるにしても,認めていってもいいのではないかと,私は考えております。以上です。 村上委員)ICT化の中で,特にタブレット端末の部分だけをピックアップしますと,先ほど委員長からありましたように,ペーパーレス化を目的とするためだけに導入するのか,この議会の中での議論の仕方の仕組みを根本的に変えていくような形,紙ベースの議論から,端末ベースの議論ということになりますし,そういう導入をするにあたって,何をしていくのか,ICT化していくのか。それで,させたことによって,本会議,各常任委員会等でどういうふうな議論の仕方になっていくのかというのを,一度細目ごとに課題出しをして,検討していく必要があるのかなと。確かに,導入すればペーパーレス化はもちろん図れますけども,じゃあ,現状として端末のみの導入で,紙ベースの資料が全くないなかで,例えば,先日まで行われた予算委員会の議論をしようとしたときに,たぶん皆さんそうでしょうけども,予算書のほかにいろんな書類を持ち込んで,皆さん議論をしておりますけども,そういうのを一切やめてしまったときに,端末画面1面だけでしっかりとした議論ができるのかという問題もありますので,ただ単に資料として保管するための辞書的な端末としての導入なのか,本当に議論の仕組みを考えていくものなのか,何を目的にして導入するのかというのをしっかりと考えて,1つ1つの課題を洗い出す必要があるのかなと思います。導入することに対しては,基本的に私は前向きの考えではいるんですけども,それにあたっては端末の導入だけではなく,個人のパソコン等の導入等も含めて,ICT化というのであればいろんなものの導入を同時に考えるべきなのかなと考えております。以上です。 勝村委員長)ほかに,ご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)皆様からご意見をいただきましたとおり,タブレット端末を導入するにあたっては,ただ単に導入するというわけにはいかないと思っております。さらに協議を進めていく中で,いろいろ議会運営の効率化とか迅速化,先ほどありましたようにペーパーレス,危機管理体制というのもございます,それから議会の活性化,そちらも図れるのかなと思っておりますけども。やはり,22名の議員の中でこのタブレット導入ということになっていきますと,やはりいろいろな意見が出てくると思います。その中で,まずはどういうふうに進めていくのかということで,菱沼委員からありましたように,まずは個人のタブレットを個人で用意して試行的に行うというような意見がございました。こちらについて,さらに皆様からご意見をいただきたいともいます。 休憩します。 ―休憩― 勝村委員長)再開いたします。 皆様からいろいろご意見等がございました。議会のICT化の推進ということでございますが,これについては,先進地視察のお話も出てきました。また,そのセキュリティの問題,いろいろな扱いについてというご意見がありましたけども,まずは先進地のICT化を進めた自治体の資料等を,参考にできるものがあれば,事務局のほうにお願いいたしたいと思いますが。 事務局)ただ今,議会のICT化の推進ということで,タブレット端末によるペーパーレス化ということを主にご協議をいただきました。先ほど委員長からありましたように,この資料につきましては,近隣等含めまして,ICT化,タブレット導入に関する資料のほうを調査して収集してまいりたいと思います。以上です。 勝村委員長)そのほか,「議会のICT化の推進」に関するご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)ないようでございますので,本日の「議会のICT化の推進」についての協議はこの程度といたします。 これについては,ただ今,神谷課長からありましたように,先進地の資料等が整いましたところで,次回はその資料をもとに協議をしていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 次に,その他でございますが,何かご発言等はございませんか。 櫻井委員)次回の開催予定を,とりあえず大まかなところでも結構ですので,言っていただけるとありがたいんですが。 勝村委員長)休憩します。 ―休憩― 勝村委員長)再開します。 ただ今,櫻井委員から質問がございました,次回の委員会の開催でございますが,3月24日,金曜日,午前9時30分より会議を開きたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 ほかに,その他でご発言等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 勝村委員長)ないようですので,以上で本日の議会改革推進特別委員会を閉会いたします。 |