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平成２８年度 経済建設消防委員会
関口委員長）ただ今から，経済建設消防委員会を開会いたします。 本日の議題につきましては，お手元に配付いたしております協議案件書のとおりであります。 次に本日の案件に当たり，説明員として出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。これより議事に入るわけでございますが，ここで消防本部から発言を求められておりますので，これを許します。 消防長）このたびは，職員の不祥事により皆様にご迷惑をおかけいたしまして，誠に申し訳ございませんでした。 私からは，新聞報道等でご承知のことと思いますが，消防職員３名の地方公務員法違反・服務規律違反について，平成28年９月30日，分限懲戒等審査委員会が開催され，処分が裁定されましたので報告させて頂きます。 １人目は，窃盗容疑で起訴されておりました八郷消防署勤務消防副士長26歳，地方公務員にあるまじき法令違反行為であり，市政及び職員の信用を著しく傷つけるものであることから，地方公務員法第29条第１項第３号の規定により，平成28年９月30日付で免職といたしました。 ２人目は，任命権者の許可を得ることなく，不動産投資の目的で共同住宅を購入し家賃収入を得ていた山崎出張所勤務の消防士長31歳を，地方公務員法 第38条における営利企業等の従事制限の規定に抵触し，石岡市職員服務規程第18条における営利企業等従事許可の手続きを怠った行為であることから，地方公務員法第29条第１項第１号及び第２号の規定により，平成28年９月30日付で減給10分の１,３か月の懲戒処分が裁定されました。なお，この職員は同日退職しております。 ３人目は，平成27年９月頃から12月までの間,任命権者の許可を得ることなくゴルフ場のカート清掃やキャディ等の業務に従事し９万円の収入を得ていた八郷消防署山崎出張所勤務の消防司令補42歳を，地方公務員法第38条における営利企業等の従事制限の規定に抵触し，石岡市職員服務規程第18条における営利企業等従事許可の手続きを怠った行為であることから,地方公務員法第29条第１項第１号及び第２号の規定により，平成28年９月30日付で,減給10分の１，１か月の懲戒処分が裁定されました。この処分に対し，私を含めて６名の管理監督者が指揮監督不行き届きであるとして，今後，再発防止のため職員の指揮監督を徹底するようにと，文書による厳重注意を受けました。 今後は，このようなことが起きないように，職員の管理監督の徹底を図ってまいりたいと思います。本当に申し訳ございませんでした。 関口委員長）以上で報告は終わりました。本件について，ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 それでは，あらためまして，これより議事に入ります。初めに，所管事務の調査として，農地中間管理事業についてを議題といたします。本件について，執行部から説明を求めます。なお，発言は挙手によりこれを許します。 農政課長）お手元に配布させて頂きました資料の農地中間管理事業につきましてご説明をさせて頂きます。 それでは，資料の１ページをご覧頂きたいと思います。この事業につきましては，農地の貸し借りにより，農地の集約・集積化，農業経営の拡大，新規参入等による農用地の効率的利用を促進し，農業の生産性向上を図る事業でございまして，茨城県では，茨城県農林振興公社が県知事の指定を受けまして，市町村をはじめ関係機関と連携しながら農地の集積・集約化を進めております。 農地の出し手（所有者）と担い手（借受者）の間に，営利を目的としない公的機関の農地中間管理機構が介在することで，借受者のことを良く知らない場合でも安心して農地の貸し借りが行える仕組となってございます。 資料１ページの図は，事業の仕組となってございます。図左側の出し手は，農業経営の縮小や離農，経営転換，農地の相続などの理由から農地の借り手を探さなければなりません。図右側の担い手は，経営規模の拡大や集約・集積，新規参入のため，新たな農地を探す必要がございます。農地中間管理機構は，この様な問題を抱える出し手と担い手の間に入りまして農地を借受け，転貸しを行う仕組となっておりまして，市町村は，農業委員会と連携し利用調整を行っております。 資料２ページをご覧頂きたいと思います。こちらは，事業の支援措置となってございまして，機構を通じて10年以上貸し付けた場合に，取り組んだ地域や出し手に支払われる協力金で，本年度の交付単価でございます。まず，地域の取組への支援としまして，（１）地域集積協力金でございます。地域の話し合いにより，地域で機構にまとまった農地を貸し付けた場合，地域に対し支払われる協力金でございまして，10アール当たり１万円を標準額とし，貸付割合により加算されるものです。 続きまして，農地の出し手を支援する２つの協力金についてご説明いたします。（２）経営転換協力金につきましては，経営転換や離農，規模縮小農家等を対象とするもので，自家消費用の10アールを残し，全ての自作地を貸し付けた場合，出し手に支払われる協力金でございまして，貸付面積に応じて農家１戸当たりの協力金が支払われます。（３）耕作者集積協力金につきましては，借り受け農地に隣接する農地に接続する農地を貸す農家を対象とし，農地の連たんにより集積化を図る協力金でございまして，10アール当たり１万円が支払われます。なお，地域集積協力金と経営転換協力金の加算額につきましては，本年度のみとなってございまして，それぞれ標準額を配分した後，余剰金が生じた際に交付するものでございます。 次に，資料の３ページをご覧願います。平成27年度の実績と本年度の取組状況を記載してございます。27年度は，大塚と東成井の２地区が取り組んでおります。大塚地区につきましては，区域内農地面積72.37ヘクタール，うち貸付面積39.97ヘクタール，集積率55.2パーセントとなってございます。東成井地区につきましては，区域内農地面積23.47ヘクタール，うち貸付面積7.51ヘクタール，集積率32.0パーセントで，県営事業の畑地帯総合整備事業により整備しました地区での取組となってございます。本年度は小幡地区が取り組んでおりまして，区域内農地面積16.21ヘクタール，うち貸付面積4.74ヘクタール，集積率29.3パーセントとなってございます。また，その他の農地集積につきましては，地区などの大きな範囲の集積とならない，個別の集積に該当したものでございます。なお，協力金については，国費を原資に県が基金を造成し，年度ごとに県が交付単価を設定しておりますが，年度を追うごとに交付額が減少する傾向にあります。 農地中間管理事業は，農業経営の拡大や生産性の向上のみならず，離農による耕作放棄の防止といった効果も期待できることから，関係機関と協力・連携をしまして，今後も推進をしていきたいと考えております。以上でございます。 関口委員長）以上で説明は終わりました。本件について，ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。 川井委員）１つ確認させて頂きますが，この借受するほうの方は，農地の中で農作物を何か作らなければならないということでしょうか。条件といいますか，中身をお伺いいたします。 農政課長）借受の方につきましては，やはり農地で生産を拡大していくとか，そういう目的がございますので，何らかの作物等をお作り頂くことになります。作物については，指定とかそういう事はございませんので，それぞれこれまでやってきました水田であれば水稲又は転作作物，畑であれば園芸作物など，生産拡大という形で取り組んで頂きたいと思っております。 関口委員長）ほかに発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 次に，石岡市都市計画マスタープラン全体構想（素案）についてを議題といたします。本件について，執行部から説明を求めます。なお，発言は挙手によりこれを許します。 都市計画課長）それでは，都市計画マスタープラン全体構想（素案）についてご説明させて頂きます。まず，石岡市都市計画マスタープランについてご説明いたします。お手元に配布させて頂きました「平成27年度マスタープラン策定業務委託中間報告書」をご覧ください。 ここで１つお詫びを申し上げます。本来であれば，資料を事前にお渡しいたしまして，内容の確認をしてもらった上で本日説明するべきところを，当日配布となってしまいまして，大変申し訳ありませんでした。 それでは，中間報告書の１ページをご覧ください。石岡市都市計画マスタープランの概要でございますが，土地の利用のあり方や，都市の基盤となる施設，道路，公園，下水道などの整備方針を定めるものでございます。現行の都市計画マスタープランの目標年度が平成28年度までとなっております。そこで，平成29年度以降の新たなまちづくりの方向性を示す計画の策定を行うため，平成27年度及び平成28年度の２か年にわたり策定作業を進めているところでございます。 ４ページをお開き願います。石岡市都市計画マスタープランの構成でございますが，全体的な都市の将来像を示した全体構想と，地区ごとにまちづくりの方針を示した地区別構想の２つの柱で構成しています。 続きまして，７ページをお開き願います。石岡市都市計画マスタープランの策定体制でございますが，市民の皆様からの意見を反映するために，市民アンケート，パブリックコメント，地区別懇談会を開催いたします。昨年度市民アンケートを実施しており，内容につきましては48ページから63ページに記載がされております。庁内体制につきましては，関係部局の部長級で組織された委員会で意見の聴取や調整を行っております。都市計画審議会においては，策定に当たっての重要事項について，適宜調査審議を行って頂いております。 次に，都市計画マスタープラン全体構想（素案）についてご説明いたします。お手元に配布させて頂きました資料１の１ページをご覧ください。都市づくりの理念といたしまして，３つを示しております。１つ目といたしまして，地域の成り立ちや都市基盤状況等を踏まえ，地区の維持・発展を図り，有機的に連携するまちづくり。２つ目といたしまして，市民が日常生活を営む上で必要な機能を集約し集積度を高めるとともに，それらを有機的につなぎ補完するまちづくり。３つ目といたしまして，地域の産業が持続的に発展するために，賑わいや活力，交流が盛んなまちづくりの３点でございます。 ２ページをお開き願います。将来都市像といたしまして『（仮称）人・自然・歴史が紡ぐ安心して暮らせるコンパクトなまちいしおか』としていますが，コンパクトの表現がとらえ方により誤解を招くため，現在表現を調整中でございます。 ９ページをお開き願います。将来都市構造でございます。限られた財政状況で効果的・効率的な維持管理が可能で，かつこれまで培われてきた地域コミュニティの維持が可能となる都市づくりが求められております。これらを踏まえまして，石岡市では「都市機能の集約による拠点性の向上と連携・交流を支えるネットワークの形成」そして「自然環境・歴史資源等の保全・活用による都市の魅力・活力向上」という考えを基に，多角連携型の都市構造を目指してまいります。具体的には，赤い丸が都市拠点でございます。こちらが石岡市街地・柿岡市街地を地域の顔や玄関口として，賑わいや魅力のある都市環境を創出する多様な都市的サービスの集積・拡充を図ってまいります。ピンクの丸が生活拠点でございます。主に市内各地域における支所や公民館等の中心部，その周辺に広がる地区内の主要な既存集落で構成され，既存の集積を基本として，地域住民の日常を支える生活利便施設の集積・拡充を図ってまいります。緑の丸が観光拠点でございます。豊かな自然環境等を活かし，市内外の人々の交流の推進を図ります。それぞれの拠点を連携軸や骨格軸で結び，ネットワークの形成を図ってまいります。10ページ，11ページに拠点のイメージを記載したものがございます。 続きまして，部門別方針でございます。12ページをお開き願います。部門別方針では，区域区分，土地利用，交通体系，公園・緑地その他の施設，景観形成，都市環境に分類しています。まず，区域区分の方針といたしましては，石岡都市計画区域と八郷都市計画区域の異なる２つの都市計画区域を存続しながら，区域指定制度や特定用途制限地域の活用等により，双方の特性に応じた計画的な土地利用を図ってまいります。 次に，土地利用の方針といたしましては，各地域で異なる土地利用形態が見られるため，今後も個性や特徴を活かしたきめ細かな土地利用誘導を図ります。 次に，16ページをお開き願います。交通体系の方針といたしまして，周辺市町村と都市間を結ぶ広域幹線道路（広域連携軸），主に拠点間を結ぶ幹線道路（都市骨格軸・地域連携軸）におきましては，各地区から発生する交通を効果的にに集約し，円滑に処理するため，適正な配置・整備を進めてまいります。また，自動車を運転・利用できない高齢者等の交通弱者を始めとして，誰もが利用しやすく，安心して移動ができる交通環境の実現を目指すため，公共交通サービスの維持・充実や交通機関のバリアフリー化等により，利用促進を図ってまいります。 次に，19ページをお開き願います。公園・緑地その他の施設方針といたしまして，自然環境を保全していくとともに，豊富な自然環境を活かしたレクリエーション施設の整備や自然体験・学習の場としての活用，市街地における公園・緑地等は，地域特性に応じた整備や維持管理を進めるとともに，災害時の避難所となる防災機能を有した公園の整備等を検討してまいります。また，都市施設はこれまでは量的拡大を目指して整備してきましたが，これからは既存施設の維持・管理に加え，高齢化等の人口構成に対応した施設の整備や適正配置，機能の充実を図ります。 次に，20ページをお開き願います。景観形成の方針といたしまして，筑波山に代表される山並みや田園空間等の自然景観，常陸国分寺等の社寺・遺跡や中心市街地の看板建築といった歴史的景観等，多様な景観資源を有しており，こうした良好な景観の維持・保全を図り，次世代に継承してまいります。 次に，都市環境の方針でございます。観光では，筑波山等の自然や茨城県フラワーパーク，観光果樹園等の観光施設，常陸国にまつわる歴史的資源等，多様な観光資源を有しており，朝日トンネルの開通により，近年フルーツライン周辺では観光客が増加しています。こうした好機を捉え，多様な観光資源の活用と周遊の促進により，交流人口の増加と地域の活性化を図ります。防災については，東日本大震災や近年増加する集中豪雨等による被害を踏まえ，防災機能の配置や避難・輸送経路の確保，必要に応じた危険個所の指定や各種ハザードマップ活用による周知等により，防災に強い安心・安全な都市づくりを進めてまいります。 以上が，都市計画マスタープラン全体構想（素案）でございます。今後のスケジュールでございますが，資料２をご覧頂きたいと思います。地区別懇談会を11月に８地区で予定しております。また，パブリックコメントを行い，そこで頂いた意見を取り入れながら，計画案を１月末を目途に策定していく予定でございます。以上でございます。 関口委員長）以上で説明は終わりました。本件について，ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 次に，石岡市住民参加型まちづくりファンド支援事業についてを議題といたします。本件について，執行部から説明を求めます。なお，発言は挙手によりこれを許します。 都市計画課長）それでは，お手元に配布いたしました，石岡市住民参加型まちづくりファンド支援事業についてご説明させて頂きます。 資料３をご覧頂きたいと思います。まず，石岡市住民参加型まちづくりファンド支援事業の内容でございますが，平成27年12月に設置しました石岡市住民参加型まちづくりファンド支援事業基金を財源とし，修景事業に対して助成を行う制度です。基金は，MINTO機構，市からの拠出と市民から寄付でございます。 事業の選定方法でございますが，申請をして頂き，景観調査委員会において審査・選定を行って頂き補助対象とする事業を決定する予定でございます。審査・選定を行うに当たり，お手元に配布させて頂きました，資料４の石岡市まちなみ修景ガイドライン（案）を基準にして審査・選定をして頂きます。石岡市まちなみ修景ガイドライン（案）でございますが，一般社団法人茨城県建築士会石岡支部にご協力を頂き作成をしております。内容といたしましては，色使いや材料など，また周辺環境との調和などを示しております。今後は，補助要綱や修景ガイドラインの精度を高め，本年中に事業を開始する予定でございます。説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 関口委員長）以上で説明は終わりました。本件について，ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 次に，県道及び朝日トンネルの相互移管についてを議題といたします。本件について，執行部から説明を求めます。なお，発言は挙手によりこれを許します。 道路建設課副参事道路建設担当）お手元の資料５，県道及び朝日トンネルの相互移管についてをご覧ください。石岡市と土浦市が管理する朝日トンネルを茨城県に，茨城県が管理する県道を各市に，それぞれ移管することについて，茨城県・石岡市・土浦市とで協議を重ねた結果，下記のとおり報告をいたします。 １．石岡市から茨城県へ移管でございます。朝日トンネル市道B8679号線につきましては，事業発足時に朝日トンネル整備事業調整協議会を立ち上げ，事業完了後には県へ移管を要望しておりました。トンネル部分の維持管理については，延長割にて土浦市と石岡市で負担をしており，石岡市の負担は年間1,000万円を超えております。さらに，平成29年度からトンネル長寿命化計画を策定し，大規模な点検を実施することが義務付けられ，さらなる財政負担が予想されますので，取付道路を含めます市道B8679号線を県へ移管するものでございます。朝日トンネルは全延長が3,660メートル，トンネル部分が1,784メートル。石岡市部分は延長2,023メートル，トンネル部分が1,052メートルでございます。土浦市部分は延長1,637メートル，トンネル部分が732メートルでございます。 続きまして，２．茨城県から石岡市へ移管でございます。県から石岡市に移管される下記の県道３路線は，バイパス完成による旧道の移管でございます。これらの路線は，既に移管に関する覚書が締結されており，早期の移管を県から要請されております。なお，この３路線につきましては，傷んだ舗装の打ち換え，道路側溝の破損した蓋の交換と側溝清掃，白線の引き直し等の整備を条件に石岡市に移管されるものです。県道３路線につきましては，延長が6,689メートルになります。まず，１路線目が位置図の右上にございます国道355号（東成井地内八郷病院前から笠間市境）で延長が1,968メートルでございます。次に，位置図の中央にございます主要地方道石岡筑西線（下林地内飯塚から東筑波ゴルフ入口）で延長が1,191メートルでございます。３路線目が一般県道西小塙石岡線（府中五丁目地内から根当地内）で延長が3,530メートルでございます。位置図の実線部分で府中五丁目地内から北府中三丁目地内で延長が2,032メートル，破線表示の北府中三丁目地内から根当地内までが延長が1,496メートルで市道には未認定の路線でございまして，３月議会に議案の提出を予定してございます。以上が道路建設課の報告内容となります。よろしくお願いいたします。 関口委員長）以上で説明は終わりました。本件について，ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。 大和田委員）まず，移管の時期をお伺いします。 道路建設課副参事道路建設担当）相互移管の時期につきましては，平成29年４月１日を予定しております。以上でございます。 大和田委員）そうしますと，３路線の整備を，要望があったところをやって頂いてからということになると思いますが，平成29年４月までに完了してということでよろしいですか。 道路建設課副参事道路建設担当）茨城県におきまして，年度内に完了してもらうことを条件としております。 大和田委員）例えば，東成井の355で言いますと，八郷病院から笠間市の境ということですけれども，バイパスが開通をしているのは平成14年で，平成20年に石岡市で市道認定をしていると思うんですけれども，石岡市だけではなくて笠間からバイパスに繋がる，採石場の手前までが355で今認定されていると思いますけれども，笠間のほうというのは移管されるのか，それとも石岡市だけ移管という手続きとなるのか，整合性というのはあるのかお伺いします。 道路建設課副参事道路建設担当）県内全域でこの移管については話し合いをしているところでございますが，石岡市は土浦土木管内でございますので，そちらで協議してきたところでございます。お話のエリアでございますが，管轄が違うエリアだと理解しているところでございます。 大和田委員）言っている意味はわかりますけれども，３桁国道が市に移管されるということで，市道になるので維持管理が市ということになると思いますけれども，国道に対して一部だけ市に移管されて，その境の行政区の違う水戸土木に関してはそのまま国道に残るということが理解できないというか，理解に苦しむんですけれども。確かに，土浦土木，水戸土木の行政区の境というのはありますけれども，整合して，バイパスが開通したもので，東成井のところから笠間の下郷の所までを石岡市と笠間市に移管するというような流れでないとちょっとおかしいかなというのと，今まで道の拡幅とか要望がたくさんあって，それにまだ着手されていないという状態で，市民の皆さんもそういうのも解消して，石岡市に移管される前に土浦土木にやって頂きたいというような要望が出ていたと思うので，そういうものがある程度，すべてがしっかりできてからというのは難しいかと思いますけれども，住民の皆さんとコンセンサスを図った上で移管というふうにして頂いたほうがいいと思いますので，そのへんもお願いしたいところです。 道路建設課副参事道路建設担当）移管の流れにつきましては，委員ご指摘のとおりでございまして，今回の補修内容についても，何度か土浦土木に行って協議をしてある程度調整をしてからの判断ということになります。他の区間の移管については，笠間市も含めまして移管の協議を同じように進めているという話を聞いております。以上でございます。 大槻委員）今，大和田委員からも旧355の東成井地区の移管のことでね，石岡市に移管するというお話が出ているようですが，これは前から私がね，お話をしていると思うんですが，ここはね，一面に海のようになっちゃうんですね。ここの地区なんですけれども。ここは東成井中坪，下坪という地区なんですけれども，ここがちょっとした雨が降ると一面海のようになる。この流末は石岡市は，例えばですね，今国道なんですけれども，これを石岡市に移管するということで受けた場合に，今後石岡市がこの流末は一切やるのか，それをちょっとお聞きします。 道路建設課副参事道路建設担当）委員おっしゃられる通り，この355のエリアの流末については問題がありまして，色々協議をしてきたところでございます。今回の移管の協議にあたりまして，流末についてもご指摘の冠水してしまう方向じゃなくてですね，横断管を今回伏せ替えまして，そちらにいかないような手だてもしてもらうということで協議済みで，実施して頂くことになっております。以上です。 大槻委員）今，お話を聞きますと，これは土浦土木事務所がその流末に対しては，やるという約束は取ってある訳ですね。 道路建設課副参事道路建設担当）その通りでございます。 関口委員長）ほかに発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 次に，その他の件で執行部より発言を求められておりますので，これを許します。初めに経済部から説明願います。なお，発言は挙手によりこれを許します。 農政課長）農政課からは，第４回定例会に上程を予定しております補正予算につきまして，ご報告をさせて頂きたいと思います。 今回，予定しております補正予算は，所管事務の調査でご説明しました農地中間管理事業にかかる協力金の計上を予定してございます。当初予算編成時点では，取組地区が確定していなかったことや，また，協力金の交付単価が示されていなかったことから，当初予算に計上せず補正予算にて審議をお願いするものでございます。 次に，小水力発電につきましてご報告をさせて頂きたいと思います。農政課では，自然エネルギー活用の機運が高まる中にありまして，農業用水路の水力を再生可能エネルギーとして有効に活用することができないかということで，平成25年度に可能性調査を行い，実用化に向けて調査研究を進めてきたところでございます。今年度，既に市内で実証実験を行っておりましたJR東日本コンサルタンツ株式会社をはじめとした企業との連携が実現しまして，この度，低水量でも発電可能な発電機を開発いたしまして，運用試験を開始したところでございます。当面は，鳥獣被害対策の電気柵の電源として活用するとともに，資源循環を通した当市のPRに役立てていきたいと考えておりまして，今月中には委員の皆様をはじめ，関係者，メディアへの公開を予定しているところでございます。なお，その際には，改めてご案内をさせて頂きたいと思いますので，よろしくお願いをいたします。農政課からは以上でございます。 商工課長）商工課からは，第４回定例会へ上程を予定しております補正予算につきまして，ご報告させて頂きます。 昨年９月の関東・東北豪雨災害により被害を受けた中小企業者等を支援するために茨城県が創設し，昨年10月５日から運用されております，平成27年９月関東・東北豪雨災害緊急対策融資がございます。この制度につきましては，被災地域（常総市等）に所在する事業所（支店等）が被災し，融資を利用した場合，主たる事務所が所在する市町村と茨城県が，茨城県信用保証協会の保証を受ける際の信用保証料や，融資に係る利子の一部を補助することで，返済の負担軽減を図るものでございます。当市におきましても，１社の制度利用がございましたので，補正予算の計上を予定してございますので，よろしくお願い申し上げます。商工課からは以上でございます。 観光課長）観光課からは，第４回定例会へ上程を予定しております補正予算及びイベントについて，ご報告させて頂きます。 補正予算につきましては，観光案内看板の修繕工事の増額補正を予定してございます。場所でございますが，フルーツライン沿い，旧八郷南中入口の下青柳信号付近に設置されている２基の観光案内看板の修繕工事でございます。看板の下部が大型トラックにより破損され，観光案内が見えない部分があるため，１基は看板の取り換え，１基は支柱及び看板の取り換え工事の計上を予定してございますので，よろしくお願い申し上げます。 続きまして，イベントのご案内をさせて頂きます。昨年に引き続き，茨城県フラワーパークにおきまして12月１日から１月31日までの２か月間，冬季イルミネーションを実施いたします。今年のイルミネーションは，約50万球のLED電球を使用し「五感の刺激と楽しさで，記憶に残るイルミネーション」をテーマに，定時に実施する光のカーニバルやバラの花言葉を用いた光占いなど来園者参加型演出や，各所にサウンド演出，休憩所にはバラの香りのアロマ演出を展開し，立体的・体感的な空間を演出します。また，11月23日にはイルミネーション・プレイベントを開催し，午後４時からは試験点灯も行い，同時に記者向けの内覧会を行います。昨年度以上に楽しめる演出としておりますので，委員の皆様も是非ご来園頂きたいと思います。観光課からは以上でございます。 関口委員長）以上で説明は終わりました。ただいまの件につきまして，何かご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長）ないようですので，経済部の所管については，以上で終結いたします。次に，都市建設部から説明願います。なお，発言は挙手によりこれを許します。 建築住宅指導課長）建築住宅指導課より，平成28年第４回定例会において増額補正の上程を予定してございますので，ご報告申し上げます。 定住人口の増を目的として，市外からの転入者に対し，住宅建築費用の一部を助成する住まいづくり推進事業におきまして予算不足が見込まれるため，増額補正を予定してございます。 続きまして，市営住宅維持管理経費のうち，市営住宅修繕委託料におきまして，修繕箇所の増加等によりまして予算不足が見込まれるため，増額補正を予定してございます。以上が，建築住宅指導課のご報告内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 道路建設課長）道路建設課より，平成28年第４回定例会において，補正予算の上程を予定してございますので，ご報告申し上げます。 内容でございますが，道路の損傷や排水路の破損などにかかる道路維持経費のうち道路等補修工事の予算不足が見込まれるため，増額補正を予定してございます。以上が道路建設課のご報告内容となります。よろしくお願いいたします。 関口委員長）以上で説明は終わりました。ただいまの件につきまして，何かご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長）ないようですので，都市建設部の所管については，以上で終結いたします。次に，消防本部から説明願います。なお，発言は挙手によりこれを許します。 総務課長）私からは，平成28年石岡市市議会第４回定例会において，消防本部総務課所管，石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについて及び，平成28年度石岡市一般会計補正予算の消防費補正予算につきまして，提出する予定の議案２件をご報告申し上げます。 １件目につきましては，石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについてでございまして，議会の議決を求める予定でございます。消防団は，地域密着性，災害時の動員力，即時対応力等がありますので，積極的な加入が促進されるよう，石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定するものでございます。今回は，上限を設けていた年齢や市内居住者に限定していた団員資格枠を広げまして，消防団員数の減少を防ぎ，地域住民の安全・安心の確保に努めたいと存じます。 ２件目の平成28年度石岡市一般会計補正予算，消防費補正予算につきましては，消防機械整備事業（補助）のうち，デジタル無線システム改修委託料 313万1,000円の増額補正をお願いする予定でございます。旧石岡１化学消防ポンプ自動車から水槽付消防ポンプ自動車への車両更新整備に伴い，車両デジタル無線呼出名称を変更し，更に，災害時の２次的出動車両であったものを災害時の第１出動車両に変更するシステム設定を実施するものでございます。以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 関口委員長）以上で説明は終わりました。ただいまの件につきまして，何かご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長）ないようですので，消防本部の所管については，以上で終結いたします。その他の件で何かご発言がございましたら，挙手によりお願いいたします。 髙野委員）私から何点かお伺いしたいと思います。この委員会につきましての資料請求等々なんですが，私も執行部のほうは関係ありませんが，資料請求をしております。そういった中で，委員長の権限，これが行使されていると私は判断しているところでありますが，この資料請求とかですね，こういったものに委員長の権限というのは行使できるのかどうか委員長にお伺いいたします。それと，地方自治法から鑑みたときにどうなのか，これを事務局にお伺いいたします。 関口委員長）暫時休憩いたします。 ―休憩― 関口委員長）会議を再開いたします。資料請求についての今の髙野委員の質問でございますが，内容によって私が配布してもいいか，そうじゃないかは判断しております。私に一任されているものは，私の判断で出します。そういうことでございます。 事務局）私から，自治法等に記載があるかとのご質問がありましたので。自治法，会議規則等にそういうような記載はないかと思います。 髙野委員）今，委員長は私が見てというね，そういう，会議規則，地方自治法から追いかけてもですね，裁量権というものはないですね。議長に与えられているのは議事整理権だけでありまして，ですから，私が今言いたい事は，資料等々については，これ私達の権限でもありますので，委員長の判断でということは，私は控えて頂きたい。私が今，色々世間を賑わしております。高いウイスキーを飲んだということでね。そういったこともですね，私はウイスキーが高いか安いかわからない。だから資料を出してくれと言っても，委員長の判断がないとできない。やはり管外視察，また政務調査においてもそうです。やはりそういった資料においてはね，私が総務，また今，全国議長会というんですか，そこにも尋ねておりますけれど，委員長の権限というのはないんですよね。ですから，ない権限を，まず裁量権というものもありませんし。その辺のところをきちっとですね，事務局もね，わからない部分もありますよ。難しい問題です。これ法ですから。その辺のところをきちっとして頂きたい。まあ，個人情報保護法とかそういったものもございます。それに抵触すればいいんですが，そういったことでない場合ね，自分達で行った視察の中身，そういった言語道断なことがあっていいのか。我々，議員としてね参加する訳でありますけれど。指名を受けて。そういった中で，結局何かがわからない。事務局と委員長，あと何人がわかっているか知りませんけれども，こういったことでは困る訳ですよ。委員長，副委員長，これ何なんだということですよ。だからきちっと地方自治法，会議規則，そういったこともわきまえた中で，行動をとって頂きたい。それは議会事務局でもきちっと指導をしてもらわないと困る。そうですよね。私もウイスキーの件で警察行っています。告発状も出してきました。ただ，安いのか高いのかね，何もわからない中で必要以上のものを飲んだと。必要以上のものであったとしたらね，これはお返しするしかないんですよ。私他数名でね。しかしながら，中身がわからなかったら，お返しすることもできない。その資料提出もしない。こんな馬鹿げた事があるのか。私はそれで質問している訳です。権限というのは本当にあるのかどうかね，もう一度お伺いします。これ，委員長の権限てあるんですか。資料等々について。再度聞かせてください。もしあるとすればね，これ以上お伺いしませんし，ただ，こういった，今，世間一般，怪文書というものがここにいる委員が配送しています。だけれどもその内容が，そういう個人が知っていて，あとの人は知らない。これ，誰が表に出したのかということになりますね。だけど，そういうことはどうでもいいんです。ただ，この権限，委員長の権限があるのかどうかだけね。もしないというんであれば，今後について，資料とかそういったものに対しての権限の行使はやめて頂きたい。どうですか，お伺いします。 関口委員長）私からですね，その資料の内容がわからないんですよね，質問されてもね。そういった中で，公文書としての資料であれば，これは当然私は止めたりはしないんですが，それが，何人かだけ参加した，私費も含まれた収支報告書というのは公文書ではないんですよね。その部分を資料を請求されましても，それは公開条例でも触れませんし、色々鑑みて私はそれはできませんと，そういう判断をした訳であります。 髙野委員）じゃあね，総務課の法規課で聞かれたらいいですよ。私は総務課の法規課へ行って聞きました。今，全国…何とかっていうんですか，そこへも聞いております。それでね，そこからね，議会事務局に連絡は来ているでしょう。課長にも聞いてください。それは出す必要性があります。拒む理由はありません。ですからここで質問したんですよ。その辺のところ，これはとか，自分の個人的なものはいいですよ。ただ，だけれども法的なもの。それで委員長から出た言葉はどうですか。あれは１日だけ行ったんだから，もしあれなら１日分だけ出してやる。そんな問題じゃないんですよ。そもそもね，結局，議長の命を受けて視察には行っている訳ですけれども，その後本当にね，迷惑でもなんでもないですよ。ただ，だけどウイスキーがどうだとかね，そういったことが，視察にも行かない人間に伝わっているということが問題でしょう。私も知らないんですよ。何幾らで飲んだか。後から見せてもらったらびっくりしましたよ。ウイスキーどころじゃないでしょう。ビール１本1,000円ですよ。そういったことをきちっと公に出すんですよ。そうすれば，個人的に，ここに部長もいますけれど，部長もウイスキーを飲んだ，高いもの飲んでないでしょう。それで事務局に聞いたでしょう。飲んでいいんですかって。それがそんな文言になって出ているんです。視察なんて行けないでしょうよ，もう。これね，それはいいですよ。ウイスキーとか何とか。それは，私は私できちんと告発してやりますから。ただ，だけれども，この委員長の権限。これについてね，次の委員会までで結構ですけれども，議会事務局，これきちっと精査しておいてください。権限のない権限を行使されては困る。裁量権なんていうのはどこにもない。湖北環境衛生組合でも裁量権なんていう言葉を出していますけれども，裁量権なんてないんですよ。私も委員長やっていた時に使っていましたけれども，それは上手く使っていただけで，そういう権限はないんです。これ次の委員会までにね，きちっとね。今ここで言ってもあれでしょうから，まとめてですね，文言で提出してください。以上で終わります。 関口委員長）他にご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長）ないようですので，その他の件を終結いたします。以上で，本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。 | 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