第１回委員会　（４月１８日）
出席委員	関口忠男委員長，村上泰道副委員長，鈴木行雄委員，髙野要委員，大槻勝男委員，川井幸一委員，大和田寛樹委員
市執行部	【経済部】　部長　前沢洋一，次長　諸岡広明，農政課長　武川俊郎，商工課長　田村幸生，観光課長　廣瀬政和，地籍調査課長　桜井正洋【都市建設部】　部長　福田嘉夫，次長　渡辺利生雄，都市計画課長　浅田禎智，下水道課長　櫻井俊充，建築住宅指導課長　栗原秀樹，道路建設課長　額賀均，道路建設課副参事　吉田昌司【消防本部】　　　　　　消防長　小松崎政次，次長　足立芳一，次長（消防署担当）　若海恒夫，石岡消防署長　日浅孝幸，八郷消防署長　関根忠，総務課長　高野昌広，予防課長　小吹光博，警防課長　押孝幸　　　【農業委員会事務局】　局長　嶋田行正，農業委員会事務局課長　鈴木隆之
議会事務局	庶務議事課係長（木崎憲一）

関口委員長）ただ今から，経済建設消防委員会を開会いたします。
　本日の委員会は，平成28年度になり，初めて説明員として執行部に出席を求め，委員並びに執行部との情報の共有化，そして今後の円滑な委員会審査のため，開催するものでありますので，どうぞよろしくお願いいたします。
　それでは，これより議事に入ります。本日の議題は，お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
　次に，本日の案件に当たり，説明員として出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。なお，冒頭にも申し上げましたとおり，本日の委員会は新年度最初の委員会ですので，委員並びに執行部の自己紹介を行い，案件に入りたいと思いますので，ご協力のほど，よろしくお願いいたします。
　それでは，最初に委員の自己紹介をいたします。私から，自己紹介をさせて頂きます。委員長の関口です。どうぞよろしくお願いいたします。

〔副委員長，委員の自己紹介〕

関口委員長）以上，経済建設消防委員会は，委員７名でございます。よろしくお願いをいたします。
　それでは，次に執行部から自己紹介と併せて，所管事務及び平成28年度新規・主要事業について説明をお願いいたします。初めに経済部から説明願います。なお，発言は挙手によりこれを許します。

経済部長）経済部長の前沢でございます。引き続きよろしくお願いいたします。
　私からは，経済部の組織体制につきましてご説明をさせて頂きます。お手元にお配りいたしました経済部業務概要の１ページの経済部職員配置をご覧願います。経済部は農政課，商工課，観光課，地籍調査課の４課体制となってございます。職員数につきましては，部長，次長の他，農政課が16人，商工課が７人，観光課が９人，地籍調査課５人となってございまして，総勢39人の体制となってございまして，この内，新採職員が農政課２人，商工課１人，観光課１人と，合わせて４名の配属となってございます。全体職員数につきましては，昨年度より１名の増となってございますが，観光課で育児休業職員が１名おりますので，実質は昨年度と同数でございます。この後，主要事業等につきまして，担当課長からご説明をさせますので，よろしくお願いをいたします。

経済部次長）４月１日付けで経済部次長を拝命いたしました諸岡広明と申します。どうぞよろしくお願いをいたします。
　私の職務は，部長の補佐をはじめ，部の取り組むべき事業並びに部内各課の業務が円滑に遂行できるよう連絡調整を図り，適切な進行管理に努めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。

農政課長）４月１日付けの人事異動によりまして，農政課長となりました武川俊郎と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
　それでは，農政課所管の平成28年度主要事業についてご説明いたします。お手元の経済部業務概要２ページをお開き願います。上段が農政課の事務分掌でございます。１番の農政の企画調整に関することから21番の部の庶務に関することまでが所管事務となってございます。
　続きまして，28年度における主要事業施策概要につきましてご説明いたします。資料は４ページ，５ページに記載してございますが，継続的な事業が多くございますので，今年度特に力点を置く事業，また，丸印がついております新規事業につきましてご説明をさせて頂きます。
　まず，４ページをお開き願います。３段目の農力アップ推進事業177万8,000円についてでございます。農力アップ推進事業につきましては，地域力を活かした農業・持続可能な農業の実現に向け，新品種や人気品種，新しい栽培技術の実証，施設の導入支援により，魅力アップ，ブランドアップ，知名度アップのスリーアップを目指す取組を引き続き展開してまいりたいと考えております。本年度は，これまでの実績を踏まえつつ，市内直売所の品薄時期の解消，農産物や加工品などの販促PRや６次産業化の推進，果樹のブランド化を進めてまいります。
　次に，その下段の新規就農者支援対策経費2,973万9,000円につきましては，新規に就農されました農業者に対し支援・給付を行う事業でございます。国から交付されます青年就農給付金を，本年度は夫婦８組，単身10名に給付する予定でございます。
　次に，その下段の鳥獣被害対策事業979万8,000円につきましては，イノシシやハクビシン，カラスによる農作物等への被害防止を行うための経費でございまして，鳥獣被害対策実施隊の結成による捕獲活動等の委託料や実施隊員の報酬でございます。
　次に，３段下の県単土地改良事業2,718万8,000円につきましては，各土地改良区などが実施します，小規模なかんがい排水事業などに対し県及び市が事業費を補助するもので，本年度は，県単土地改良事業補助としまして小幡南部地区，小幡西部地区，朝日地区，小桜地区のポンプ更新等を予定してございます。
続きまして，５ページをお開き願います。１段目の多面的機能支払交付金事業１億3,138万3,000円につきましては，土地改良区等が農業用排水路の清掃や草刈りなど，農村環境の保全や農業用施設の改修などを組織として取り組む事業でございまして，国・県・市がこれらの取り組みに対し支援するもので，本年度は９地区増の33地区が事業に取り組む予定となっております。
　次に，２段下の農政企画経費1,981万3,000円につきましては，市の農業経営の安定化や活性化を図る上で必要な，各種団体や環境保全型農業，耕作放棄地再生の取組などに対し，国及び市が支援を行う経費でございます。丸印の農業体験・新規就農者研修業務委託料200万円についてでございますが，朝日里山学校の農業体験をベースに，新規就農者の研修の場を作り，定住へと繋げるため，研修指導者を確保し，農業体験・就農研修を委託するものでございます。また，記載はございませんが，平成27年度補正予算・繰越明許費としまして，国の地方創生加速化交付金を活用した，農業体験・就農研修のための農業用機械等の整備費を合わせ850万円を計上してございます。さらに，TPP関連予算として同様に平成27補正予算・繰越明許費としまして，農業経営の発展を促進する園芸施設や農業用機械の整備費1,363万4,000円を計上してございます。
　次に，５段下，森林機能緊急回復整備事業につきましては，水源涵養や山地災害防止機能の再生を目的とし，本年度は60ヘクタールの間伐1,741万5,000円を計上してございます。その下の身近なみどり整備推進事業につきましては，平地林や里山，あるいは通学路周辺の森林の環境整備を目的とし，本年度は８ヘクタール分の800万円を計上してございます。なお，両事業とも，森林湖沼環境税の交付金を活用した事業となってございます。
　次に，林道開設事業（補助）1,433万円でございますが，この事業は，国の道整備交付金を充当する事業で，継続的に整備しております林道小幡・中山線の整備でございます。本年度200メートルの整備を予定してございます。
　次に，最後の段の林道開設事業（単独）3,010万7,000円につきましては，用地を取得するための測量や，台帳の作成，林道小幡・中山線工事区間周辺に営巣しております猛きん類の調査に係る，動物生態調査などの委託業務や林道の維持管理を行う事業でございまして，そのうちの林道修繕工事1,070万2,000円につきましては，林道丸山線の横断溝改修，補助事業で進めている小幡・中山線の支障立ち木の伐採工事費を計上してございます。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

商工課長）商工課長の田村幸生でございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
　それでは，商工課の所管事務及び平成28年度の主要事業につきましてご説明申し上げます。お手元の資料２ページをご覧頂きたいと思います。商工課が所管する事務は，事務分掌の下段に記載されております商工業の振興に関することから15番のその他商工に関することまでの15項目を担当してございます。
　続きまして，平成28年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。資料の６ページをお開き頂きたいと思います。初めに，労働費の労働一般事務費71万5,000円つきましては，中小企業労働者が融資を受けた際の，中小企業労働者共済融資信用保証料補給金と，永年勤続し成績優秀や功績顕著な者などに対しての商工会議所等会員事業所優良従業員表彰負担金などを計上してございます。また，就職支援事業55万9,000円につきましては，就職説明会及び面接会の開催に要する例年経費となってございまして，平成28年度は２回の開催を予定してございます。
　次に，商工費の商工振興事業１億1,343万8,000円につきましては，中小企業振興等の商工施策に要する経費となってございます。初めに，自治金融預託金2,700万円でございますが，中小企業者が融資を受ける際，金利負担の軽減を図るために金融機関に預入しまして，金利の引下げを行うものでございます。
　次に，石岡ふれあいまつり委託料950万円につきましては，10月下旬に石岡運動公園において開催を予定しております。また，商工会議所や商工会が行う事業活動，市内商店街などが行う事業費への補助金や，中小企業事業資金保証料補給金3,871万6,000円につきましては，中小企業者に対しまして，茨城県信用保証協会の保証料を補助するものでございます。
　次に，中心市街地活性化事業1,092万円でございます。中心市街地活性化事業補助金119万円につきましては，石岡駅前通りの御幸通り商店街振興組合が行う，イベント事業費などへの補助金でございます。また，空き店舗等活用支援事業費補助金856万円につきましては，中心市街地区域内において新たに店舗出店をしようと考えている方を対象に，店舗改装などに必要となる経費や家賃の一部などを補助するものでございます。
　次に，企業誘致推進事業612万5,000円でございます。石岡市企業誘致雇用促進奨励補助金550万円につきましては，市内に工場，事務所等を新設，又は増設をして，市内に住所を有する従業員を新規雇用した場合に，３年間を限度として交付するものでございます。平成28年度は，継続企業７社と新規企業１社の計８社，55名分を計上させて頂いております。
　次に，茨城県工業団地企業立地推進協議会負担金10万円につきましては，県及び県内36市町村が加入しているものでございます。当市といたしましては，協議会主催の説明会等におきまして，県内外の各企業にアプローチをかけて，誘致の機会を図ってまいりたいと考えております。商工課の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

観光課長）４月１日付けの人事異動によりまして，観光課長となりました廣瀬政和でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　それでは，観光課の所管事務及び平成28年度の主要事業につきまして，ご説明申し上げます。初めに３ページをお開き願います。観光課が所管する事務は，事務分掌に記載されております観光の振興に関することから，その他観光及び物産に関することまでの10項目が事務分掌となってございます。
　続きまして，平成28年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。７ページをお開き願います。事業名等の欄の１段目，観光対策経費につきましては，観光の活性化事業に要する経費でございます。まず，筑波連山天空トレイルラン大会運営委託料100万円でございますが，筑波連山天空ロード＆トレイルラン in 石岡大会実行委員会へ事業を委託するものでございます。今年で３回目の開催となります。
　次に，おまつり関係委託料1,009万6,000円でございますが，石岡及び柿岡のおまつりの実施にかかる警備業務等の委託料でございます。
　次に，石岡市観光協会補助金1,400万円でございますが，石岡市の観光PR及び観光客の誘致のため様々な事業を行うための経費でございます。
　次に，おまつり振興協議会補助金720万円でございますが，おまつりの運営など，石岡のおまつり全般に係る活動に要する経費でございます。
　事業名２番目の，観光案内所運営経費でございますが，石岡駅に設置しております観光案内所の運営にかかる経費でございまして，市観光協会へ委託するものでございます。
　続きまして，まち蔵藍運営経費でございますが，中町通りにあります国の有形登録文化財で染物屋の丁子屋を特産品の販売や各種展示のできる観光施設として運営するための経費でございまして，先ほどの観光案内所と同様に，市観光協会へ委託するものでございます。
　次に，常陸風土記の丘管理運営費でございますが，指定管理料6,272万8,000円を指定管理者の石岡市産業文化事業団へ施設の管理運営を委託するものでございます。なお，この後ご説明いたします，フラワーパーク，ふれあいの森，国民宿舎につきましても，石岡市産業文化事業団が指定管理者となってございます。
　常陸風土記の丘の丸印の遊具撤去工事379万円でございますが，常陸風土記の丘の中にあるちびっこ広場に設置してある木製遊具は設置から20年以上経過し，老朽化が激しいことや，平成27年度都市建設部が実施した遊具の点検において支柱の腐食や床板の傷みなどが目立ち，大規模な改修が必要とされたことにより解体・撤去するものでございます。
　次に，フラワーパーク管理運営経費でございますが，指定管理料5,558万5,000円は，茨城県フラワーパークの施設・管理運営に要する経費でございます。
　次に，施設整備・バラ育成管理指導委託料140万1,000円でございますが，施設整備やバラの育成管理に係る指導等の業務を，石岡市産業文化事業団に委託する経費でございます。
　次に，大温室展示委託料669万7,000円でございますが…

〔「新規事業だけ説明すればいいんだよ」と呼ぶ者あり〕

観光課長）フラワーパーク大温室のベコニア等の展示のための経費を計上してございます。委託先は，同じく石岡市産業文化事業団でございます。
　次に…

関口委員長）ちょっといいですか。先ほど言ったように，新規とか。冒頭に言いましたよね。全部じゃなくても，新規とかそういうもので説明して頂きたいと思います。

観光課長）はい。丸印が新規となってございまして，冬季イルミネーション展示委託料1,000万円でございますが，平成27年度に県がLED等光の装飾の整備を行い石岡市産業文化事業団がイルミネーション事業を実施しました。平成28年度は，石岡市が茨城県よりLED等の光の装飾を無償で借り受け，LED電飾の設置・撤去等，イルミネーションの展示・運営に係る業務を石岡市産業文化事業団へ委託する経費でございます。
　続きまして，ふれあいの森管理運営費でございますが，指定管理料2,455万8,000円は，ふれあいの森の施設・管理運営に要する経費でございます。丸印の探傷検査委託料375万8,000円でございますが，ふれあいの森入口に設置されているフラワーサイクルの車軸などの検査委託費用でございます。
　続きまして，朝日里山学校管理運営費でございますが，指定管理料640万円は，指定管理者のNPO法人アグリやさとへ施設の管理運営を委託するものでございます。新規事業，丸印の駐車場整備工事681万2,000円でございますが，校舎裏の畑を駐車場として整備する事業費を計上してございます。
　続きまして，国民宿舎管理運営費でございますが，指定管理料4,416万5,000円は，これは産業文化事業団へ施設の管理運営を委託するものでございます。
　最後に，記載にはございませんが，平成27年度補正予算・繰越明許費としまして，国の地方創生加速化交付金を活用した，食と観光PR事業委託300万円およびアート作品展示委託100万円を計上してございます。どちらの事業も市観光協会へ委託するものでございます。観光課の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

地籍調査課長）地籍調査課長の櫻井正洋でございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
　初めに，所管事務についてご説明申し上げます。３ページをお開き願います。下の段にありますように３点ほどございます。地籍調査事業の計画及び調査に関すること。以下記載のとおりでございます。
　次に，主要事業の概要をご説明いたします。８ページをお開き願います。地籍調査に要する経費としまして，測量・調査等委託料608万7,000円などを含めまして1,002万7,000円を計上してございます。９ページに位置図が添付してございますが，平成28年度調査地区は若宮Ⅲ地区としまして，若宮三丁目，四丁目の一部，0.12平方キロメートルを予定してございます。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

関口委員長）以上で説明は終わりました。ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりこれを許します。

髙野委員）簡単なことなんですが，有害鳥獣対策ということで予算が計上されておりますけれども，現在ね，聞いてみたら，石岡の東大橋，今，鈴木議員さんおられますけど，そちらのほうまで猪が来て，田んぼ等々荒らしているというんですね。ここに今年も予算が計上されている中で，ただ消化事業であってね，猟友会の方たちにやはりある程度目的と実績というものを要求していかないと，猪がどんどん増えちゃうと思うんですね。だから，日にちだけ何日出てくださいというんじゃなくてね。まあ，危険性とか，鉄砲とか持ってるんで危ないんですけど，ある程度しっかりやらないと。どんどん増える一方でね。今まで石岡のほうに猪が出るなんてあんまり聞いたことがないんでね。今年は東大橋のほうにね，小川寄りのほうまで行っているというんですね。だから，小川寄りのほうまで行くようになっては，かなりの頭数がね，小美玉では頭数を把握しているようですけれども，まあ，把握しているといっても大体なんでしょうけれども，今後この予算を計上するだけでなくてね，計画が必要だと思うんですけれども，そのへんのところをお伺いします。

農政課長）ただいま，髙野委員からご指摘といいますか，目的を持って隊を編成して取り組んでいってはどうかとのご意見を頂きました。確かに，ここ近年，山間部から平地へ猪等の被害が増えてきているのが現状でございます。隊の編成も６月，９月と年２回やってございますので，地元猟友会と協議をしながら，目標またはそういったものを持ちながら取り組んで行きたいと考えております。生息数，そういった数値的なものについてでございますが，今のところ猪の生息数については把握していないのが現状でございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

髙野委員）まあ，把握できないよね。山ん中にいるんだからね。それはわかるんですけれども，どんどんどんどんね，私なんかが見てると，増えていくような気がするんですよね。電気の木柵を張って，なんぼ増えても入ってこられないからいいんだよということなのか。それとも，絶滅まではいかなくても減らしていくのかね。ただ，猟友会の人ね，私も友人たくさんいるものですから話を聞いていると，絶対に今年は100頭とろうとかね。一生懸命頑張っている人は，一人で40頭ぐらいとる人もいるらしいんですが，お金だったらお金もうちょっと予算取ってもいいですけれど，補正でもなんでも取れるでしょう。それで，これだけのことはやりましょうというね，そういったきちっとした計画ね。猟友会の人達に聞いてみると，はりこみがないんですよね。行政が悪いのか，システムが悪いのかわかりませんけれど，彼らのね。ただ，だけれども，本当にお弁当を食べてね，頂けるのは本当に手間代くらい，手間代というかちょっとしたものだけでね，ほとんどがボランティアなんですね。ですから，私が聞いた範囲では，どういう場合に支出しているのかね。そして，そのお金が個人的には最終的にどのようにいくのか。だから，ある程度きちっとした労働の対価，それについても考えていかないと，危険な仕事だから誰もやらないんじゃないかと思うんですね。だから，本当にこれだけ頂いているんだから，これだけやらなくちゃいけないという，そういうある程度義務的なものも持って頂けるような行政側の指導が必要かなとは思うんですけれども，再度答弁をお願いします。

農政課長）委員からのご指摘といいますか，ご意見なんですけれども，確かに，昨年度の実績等を元にですね，今年度これくらいやっていこうという，そういった細かいものはこれまでやっていなかったのかなと思います。今後は，猟友会とですね，そのへんを協議検討しながら，少しでも鳥獣被害を抑制するための取組を進めていければなと考えております。以上でございます。

髙野委員）とにかくね，協議をね，きちっと猟友会の方々としてね，もうちょっと頑張って欲しいとかね，そういうことをやっていったらいいんじゃないかなと。今のところ見ているとね，あくまでも，何ていうかな，お金を出して１頭幾ら払っての消化事業に思うんですね。１頭幾らの他にもお金は出ている訳ですから，だったらもう少し出してあげるとか。何かを変えていかないといけないのかなという気はしています。猪は私らの方へはほとんど来たことはないんで。私も，合併してから議員になって，猪の被害というのはあるんだなと思ってね，今チェックしているんですけど。その辺のところはね，行政がきちっとやっていかないと。皆でこうしようああしようとかいう企画とかね。そういった事にも行政が加わっていかないといけないという気がします。まあ，頑張って進めてください。
　あとですね，もうひとつですね。ふれあい農園。このふれあい農園というのは，もうできて20年くらいになるのかなと思うんですけれどもね，このふれあい農園というのはどうですか，これ。今現在もきちっと70％稼働しておりますか。お伺いします。

農政課長）ふれあい農園についてでございますが，現在，宮部地区と東府中地区の２か所でふれあい農園を実施してございます。宮部地区につきましては利用率が30.2％，これは昨年度の実績でございますけれども，東府中地区につきましては62.1％，合計しましても全体で42.5％という，少し低めの利用率となってございます。今後，広報等で周知をしまして，そういった募集等をですね，さらに取り組んでいければと考えております。以上でございます。

髙野委員）当初の目的は何％と考えていましたか。

農政課長）大変申し訳ございません。始まった当時の目標利用率については，ちょっと数字を持ってございませんけれども，やはり実施する以上は６割とか７割，そういった数字を目標としていたのではないかと推測してございます。よろしくどうぞお願いいたします。

髙野委員）６割か７割かね，どちらでも私は構わないですが。ただ，これ借地でしょう。お金払っているんでしょう。それで30％，40％の事業で，それを継続しているほうがおかしいんですよ。そうですよね。30％，40％になったら何らかの考えは持たなくちゃいけない，そうですね。一か所に集約するとか，そういったこともあるでしょう。まだまだ今後これを続けていくというようなことでしょう。ちょっとその辺聞かせてください。お伺いします。

農政課長）ふれあい農園の今後についてでございますが，委員おっしゃるとおり，借地にて運営をしてございます。先ほど利用率をご説明させて頂きましたが，やはり利用率の低い宮部地区につきましては，借地期間の切れる段階でですね，それを返還するなり，そういったことも検討しなければならないと考えております。よろしくどうぞお願いいたします。

髙野委員）ですからね，本当にそこに人が来なくなったと，そういう時は地主さんに半分だけ返して，半分だけ借りるとか。そうですよね。草ぼうぼうになって，隣作っていても，困っている訳です。うちのほうにもふれあい農園ありますけれども，だいぶ空いてましてね。まあ，農家との契約もあるでしょうから，簡単にはできないと思うんですけれども。ただ，農家の人達がね，借りた人がもう年になっていますね，皆さんね。始めた頃は若い人達がやっていましたけれども，今は若い人じゃなくてね，皆ね70，80くらいの人が一生懸命やっているのはやっているんです。だからその中でね，これからもああいうものを行政が提供していくということであれば，やっぱり営農指導員じゃないですけれども，行政の中でもね，そういう指導者，そういった人を置いて，置かなきゃ駄目なんです。何月頃何をまくかも，何月頃何をするかもわからない。それで土地借りたってどうにもならないんですよ。農家というのは結構やってみると難しいんです。ですから，ただ畑貸しますよじゃなくてね，本当にああいう広大な面積で皆に農業に，まあ，農業といったって家庭菜園ですけれども。そういったものに携わって頂くんであれば，それなりのことが必要なんじゃないかなと。あれ，ふれあい農園始めた頃はね，近所の農家の方々，そういった方に指導員になってくださいとか言ってね。うちのところは，おじちゃん，もう亡くなっちゃったですけどね，そのおじちゃんが週に幾日とかね，無償で行って話を聞いてあげたりね，そういうことをやってましたよ。事業としてやるんだったら，私はその辺までやるべきではないかと思いますので，ご検討ください。私からは以上です。
　これ，質問は，今報告があったやつ全部でいいんですか。

関口委員長）経済部所管は全部１回でやりますんで。

髙野委員）私はそれで結構です。

関口委員長）ほかにご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ないようですので，経済部の所管については，以上で終結いたします。
　次に，都市建設部から説明願います。なお，発言は挙手によりこれを許します。

都市建設部長）都市建設部長の福田でございます。昨年度に引き続き，よろしくお願いいたします。
　私からは，平成28年度都市建設部の組織体制についてご説明させて頂きます。お手元の資料，都市建設部業務概要の１ページ目，職員配置表をご覧願います。都市建設部におきましては，新年度の組織の改編に伴いまして，駅周辺整備推進室が廃止となりまして，その関連事務が都市計画課に移管をされてございます。それにより，都市計画課と下水道課，建築住宅指導課と道路建設課の４課となってございます。
　次に，職員構成でございますけれども，部長，次長のほか，都市計画課が課長以下13名，下水道課が課長以下11名，建築住宅指導課が課長以下10名，道路建設課が課長以下21名の構成となっております。本年度は昨年度よりも１名減ということになっておりますが，総勢57名による執行体制で業務に取り組んでまいります。
　なお，２ページ目以降に記載しております，各課の事務分掌，また，主要事業施策概要につきましては，各担当課長からご説明いたしますので，よろしくお願い申し上げます。以上でございます。

都市建設部次長）都市建設部次長を拝命しております，渡辺でございます。よろしくお願いいたします。昨年に引き続き，部長の補佐役として，部内外の調整を担当しております。どうぞよろしくお願いいたします。

都市計画課長）都市計画課の浅田でございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。本年度より，駅周辺整備事業も都市計画課で行いますのでよろしくお願いいたします。また，石岡駅東西自由通路及び橋上駅舎完成式典にご出席頂きまして誠にありがとうございました。
　それでは，都市計画課の業務概要につきましてご説明を申し上げます。都市建設部業務概要の２ページをお開き願います。都市計画課の事務分掌でございますが，１の都市づくりの基本構想に関することをはじめとしまして，記載されておりますとおり22の事務を担当しております。
　続きまして，４ページをお開き願います。平成28年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。はじめに，都市計画一般経費の3,158万1,000円でございます。これは，都市計画事業の決定や変更，また，景観の保持等に要する経費でございます。
　新規事業となります都市計画基礎調査委託料888万9,000円につきましては，都市の現状と動向等に関する基礎的資料を収集把握し，それに基づいて現状分析，課題の把握，将来予測，計画の立案を行うことが求められます。このため，都市計画基礎調査は都市計画に係る最も土台となる調査として，概ね５年ごとに実施しています。人口，産業，住宅，土地利用，建物，都市施設など都市の現状と都市化の動向等について広範囲なデータを収集するものでございます。
　次の新規事業でございます，住民参加型まちづくりファンド支援事業補助金500万円につきましては，個人，法人，団体等が行う地域の景観づくりに資する建築物等の修景事業に対して補助を行うものでございます。
　次に新規事業，自由通路維持管理経費の2,067万5,000円でございます。これは，石岡駅東西自由通路の維持管理に要する経費でございます。内容でございますが，まず，施設夜間警備業務委託50万円は，トイレからの緊急通報の対応や観光案内所の夜間機械警備を行うものでございます。次の，機械器具等保守点検委託料916万円は，自由通路に設置されている昇降機・電気工作物・消防設備の機械器具等保守点検を行うものでございます。次の，施設維持管理清掃業務委託料580万円は，日常清掃業務としまして，手すり等の水ぶき・公衆トイレ清掃・窓ふき等を行い，定期清掃業務としまして，床面洗浄・窓ガラス清掃・照明器具清掃・エレベ－タ－内部清掃・エスカレ－タ－清掃等を行うものでございます。
　次に，新規事業，高浜駅周辺整備事業の350万円でございます。内容としまして，高浜駅や周辺のバリアフリ－化等の計画を立てるため，地形や用地の測量を実施するものでございます。
　次に，合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の予算額８億9,181万3,000円でございます。これは，合併特例債の事業計画に基づきます主要５路線の道路整備に要する経費でございます。
　次に，公園維持管理経費の２億2,865万6,000円でございます。都市計画課が管理をしております都市公園や広場，緑地等の維持管理に要する経費となっております。
　最後となりますが，駐車場特別会計となります駐車場管理運営経費の2,136万2000円でございますが，こちらは，石岡駅の東側にあります市営駐車場の維持管理に要する経費となっております。以上が，都市計画課所管の事務並びに主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。

下水道課長）下水道課長の櫻井でございます。引き続きよろしくお願いいたします。
　平成28年度下水道課，所管事務並びに主要事業施策概要についてご説明を申し上げます。業務概要の２ページをお開き願います。まず，下水道課所管の事務については，表の中段にございます記載事項が，下水道課の事務分掌でございます。１項目の公共下水道及び農業集落排水事業の全体計画及び事業決定に関することをはじめ14項目の事務を担当してございます。
　続きまして，主要事業施策についてご説明いたします。５ページ上段にございます下水道特別会計では，流域関連公共下水道，一般管理経費から，次の６ページ中段の土木費特別会計繰出金までが，流域関連公共下水道事業及び公共下水道事業の整備，維持管理に要する事業及び費用となります。
　まず，５ページの一般管理運営経費では566万1,000円で主に事務経費と委託料でございます。新規事業では，地方公営企業法の適用化業務委託料，356万4,000円を計上しております。これは，下水道事業会計を公営企業会計へ移行するための調査・計画を行うための委託料で，平成31年度までの移行を行うためのものでございます。
　次に，使用料徴収経費では，コンビニ収納や使用料徴収委託料として2,986万9,000円となります。
　次に，流域関連公共下水道ポンプ・管きょ維持管理経費では，流域下水道事業維持負担金，中継ポンプ場の維持管理費用として３億644万6,000円となります。新規事業では臨時雇人賃金で57万9,000円を計上しております。これは，過年度分使用料等の徴収を行うため，臨時職員１名を配置し，徴収強化を行なうものです。
　次に，公共下水道整備ポンプ・管きょ維持管理費では，八郷水処理センター維持管理業務委託料など，維持管理等の費用１億4,607万2,000円となります。
　次に，水洗化普及費では，下水道接続支援に要する費用432万2,000円となります。主に下水道接続支援の補助金で，下水道供用から３年以内の接続に対して４万円の補助を，また，補助要綱の見直しにより，接続距離が長く，公共枡と宅内最下流桝の間が10メートル以上で，距離に応じてメーター当たり5,000円での補助を行うものです。これは，既存の浄化槽等から公共下水道への接続向上を図るための補助でございます。
　次に，流域関連公共下水道整備事業（補助）では，正上内地内等の管渠埋設工事で1,534万9千円となります。流域関連公共下水道整備事業（単独）では，認可区域設定，東ノ辻周辺を予定しています，を行うための費用のほか，正上内・総社地内の補助事業以外での管渠埋設工事等で１億2,368万4,000円となります。
　次に，流域関連公共下水道整備事業（単独・雨水）では，山王川及び調整池の除草の委託費用や災害時の復旧工事費用など580万円となります。
　次に，６ページの公共下水道整備事業（補助）では，真家・東成井地内の幹線の管渠埋設工事などの補助事業費に係る費用１億9,399万4,000円となります。
　次に，公共下水道整備事業（単独）では，認可区域の更新等を行うほか，真家・東成井地内の補助事業以外での管渠埋設工事等で，2億8,248万3,000円となります。
　流域下水道事業では，流域下水道処理施設の工事に係る市町村負担金，2,933万9,000円となります。
　次に，土木費の下水道事業特別会計繰出金では，一般会計から下水道特別会計への繰入費用で13億7,248万8,000円となります。
　次に，６ページ中段から７ページ上段までが農業集落排水事業の主な施策事業となります。農業集落排水事業施設には，出し山地区の他４地区がございます。これらの施設の維持管理のための事業と経費になります。出し山地区以下につきましてはそれぞれ記載のとおりでございます。また，新規事業としては，管渠埋設個所の道路補修のため舗装補修工事費用を計上しております。
　次に，農業集落排水事業市債償還準備基金費では，市債償還利子のための積立金として30万2,000円を積立てしております。
　次に，農業集落排水事業の特別会計繰出金では，一般会計から農業集落排水事業会計への繰入費用２億7,400万円となります。
　最後に，衛生費の霞ヶ浦浄化対策経費では，下水道接続の出来ない地域で合併浄化槽を設置する場合，浄化槽の規模に応じて補助を行うもので，年間110件ほどを予定しております。その補助費など7,417万9,000円となります。以上が，平成28年度下水道課所管の主要事業の概要でございます。よろしくお願いいたします。?

建築住宅指導課長）建築住宅指導課の栗原でございます。今年度も引き続き，よろしくお願いいたします。
　それでは，建築住宅指導課の業務概要につきましてご説明いたします。都市建設部業務概要の３ページをお開き願います。１番上にございます建築住宅指導課の事務分掌となります。宅地開発等に関することから，記載されております12業務を所管しております。
　続きまして，７ページをお開き願います。中段から記載されております，建築住宅指導課の平成28年度主要事業につきましてご説明申し上げます。
　はじめに，木の住まい助成事業1,000万円でございます。市内商工業の活性化と定住人口の増加を図ることを目的としまして，１件当たりの建築費用の10％以内50万円を限度に助成するもので，20件を見込んでおります。
　続きまして，木造住宅耐震改修促進事業304万円でございます。この事業は，昭和56年以前に建てられた木造住宅の耐震診断及び耐震改修工事に対して助成するものです。内訳といたしまして，木造住宅耐震診断士派遣業務委託料54万円につきましては，診断士派遣を10件見込んでおります。次に，木造住宅耐震改修補助金250万円につきましては，改修計画と改修費用を合わせまして２分の１以内，50万円を限度に５件を見込んでおります。
　続きまして，住まいづくり推進事業600万円でございます。この事業は，主に市外からの転入者を対象に，定住人口の増加を目的としまして１件当たりの建築費用の10％以内，30万円を限度に助成するもので，20件を見込んでおります。
　続きまして，狭あい道路整備事業1,050万円でございます。この事業は，建築基準法42条２項に基づき，特定行政庁が指定した４メートル未満の市道につきまして，後退用地の舗装工事費に500万円，購入費に200万円，分筆補助金に200万円，工作物撤去補助金に150万円であり，10件を見込んでおります。
　続きまして，宅地開発指導経費482万8,000円でございます。主に，都市計画法に基づく開発許可事務に要する経費であります。新規事業としまして，大規模盛土造成地変動予測調査委託445万5,000円でございます。この事業は，国および県が推進しております，宅地耐震化推進事業に伴う調査のひとつでございます。今回の委託内容といたしましては，大規模な盛土造成地を調査し，該当箇所の位置などを示す，大規模盛土造成地マップを作成するものでございます。そのマップを公表することにより，市民の皆様に，盛土造成地が身近に存在することを知って頂き，防災意識を高め，災害の未然防止や被害の軽減を図ることを目的としております。なお，この事業は国の社会資本整備総合交付金３分の１，県の補助金６分の１を財源の一部として実施する予定でございます。
　続きまして，市営住宅維持管理経費3,364万4,000円でございます。主に，市営住宅の修繕等，維持管理に要する経費であります。新規事業としまして，遊具改修工事250万円でございます。平成27年９月に実施した遊具点検において，池の台団地などに設置してあります複合遊具や，スプリング遊具について，経年劣化よる腐食などが指摘されたため，改修工事を実施する予定であります。同じく新規事業としまして，受水槽改修工事700万円でございます。平成27年９月に実施した受水槽法定点検や受水槽清掃などにより，自由ヶ丘団地に設置してありますFRP製の受水槽について，経年劣化よる破損などが指摘されたため，改修工事を実施する予定であります。
　続きまして，賃貸住宅ストック事業1,342万8,000円でございます。この事業は，中心市街地の定住人口確保，増加を図ることを目的としまして，石岡駅周辺の良好な民間共同住宅を賃貸住宅ストック活用事業により認定し，高齢者世帯や子育て世帯などを対象に家賃の助成を行うものであり，30世帯を見込んでおります。
　続きまして，８ページをお開き願います。市営住宅長寿命化改修事業１億2,763万円でございます。この事業は，石岡市営住宅長寿命化計画に基づき，平成22年度から実施しております。平成28年度は，池の台団地12号棟，13号棟，新池台団地２号棟，４号棟の計４棟の長寿命化改修工事であり，この改修工事に伴う数量調書作成委託と改修工事および工事監理委託を実施する予定でございます。
　続きまして，被災住宅復興支援事業211万5,000円でございます。この事業は，東日本大震災で大規模半壊以下の判定を受け，住宅等の復旧のために金融機関から融資を受けた方を対象に１％の利子補給を５年間行うものであり，30件を見込んでおります。
　最後に，民生費の災害救助費203万7,000円でございます。この事業は，東日本大震災による東北３県の避難者を対象に，民間賃貸住宅を仮設住宅として借上げ，１世帯４人までが６万円，５人以上の世帯が９万円を限度に，市が契約を置き換えるものであります。平成28年３月末現在の受入状況でございますが，福島県から３世帯であります。以上が，建築住宅指導課の業務と主要事業の概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

道路建設課長）道路建設課長の額賀でございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
　それでは，平成28年度道路建設課の所管事務及び主要事業概要について，ご説明申し上げます。初めに，事務分掌についてご説明申し上げます。資料３ページをお開き願います。１．道路の占（使）用等の許可及び現場検査に関すること。以下，記載のとおり18項目まで，本庁・支所それぞれ事務を担当してございます。
　続きまして，平成28年度主要事業概要についてご説明申し上げます。資料８ページをお開き願います。初めに，道路管理事務費として予算額1,110万8,000円を計上してございます。主な内容でございますが，市が管理する道路の賠償保険料や，市道認定及び変更または，道路の新設・改良・舗装工事等で，道路延長や道路幅員の変更が生じることにより，道路台帳を補正するための業務委託などの事務費として予算計上してございます。
　次に，道路維持経費として，予算額３億2,036万3,000円を計上してございます。主な内容でございますが，道路舗装の損傷や道路の法面崩れ，又は，排水路等の損傷などによる補修工事や，街路樹剪定、除草，道路側溝清掃などの維持補修に要する事業でございます。主な事業費は，記載のとおりでございますが，補修箇所の工事費や補修用材や，国庫補助事業による幹線道路の舗装修繕ための，測量・設計委託及び，道路舗装修繕工事など予算計上してございます。その中で丸印の新規としまして，国庫補助事業の道路ストック総点検委託料1,300万円を計上しております。内容としては，道路付属物であります，道路標識や道路照明の損傷などの点検や，幹線道路等の路面空洞化調査を行うための委託料でございます。
　次に，地方道路等整備事業として，予算額１億7,790万円を計上してございます。内容でございますが，国道や県道へ連絡する道路や，地域間を結ぶ幹線道路について，年次計画により整備をするために要する事業でございます。主な事業費は，記載のとおりでございます。全体で９路線を予定してございます。
　次に，一般市道整備事業（単独）として予算額２億6,435万円を計上してございます。内容でございますが，日常生活に密着している生活道路等の道路改良や舗装工事，また排水整備工事などを行うために要する事業でございます。主な事業費は，記載のとおりでございます。
　次に，交通安全施設整備事業として，予算額1,250万円を計上してございます。内容でございますが，交通安全施設としての歩道整備や区画線の引き直し，ガードレール等の設置，また街路灯設置などに要する事業でございます。本年度２路線の歩道整備と区画線の引き直し等を予定してございます。
　次に，狭あい道路待避所整備事業として，予算額1,000万円を計上してございます。内容でございますが，主に４メートル未満の狭あい道路の一部区間について，地権者の用地協力を得ながら道路の待避所を設置し，車の交互通行など交通支障を解消するために要する事業でございます。本年度４か所の待避所整備を予定してございます。
　次に，国庫補助道路改良事業として，予算額8,400万円を計上してございます。内容でございますが，広域農道フルーツラインから県道石岡筑西線の上曽地区集落までの，延長520メートルのうち，延長450メートルについて，下層路盤工と橋梁下部工事が完了し，平成21年度から休止になっておりました。都市計画道路上林上曽線もフルーツラインまでの一部開通したことから，国庫補助事業の採択を受け，平成27年度から平成29年度までの３か年の計画で整備を行うために要する事業でございます。平成27年度に橋桁製作工として橋梁上部工事を発注しております。本年度は，上層路盤工と排水整備工の改良工事を予定してございます。
　次に，橋りょう維持費として，予算額3,360万円を計上してございます。　内容でございますが，市が管理する橋りょうの維持修繕のため，国庫補助事業の橋りょう長寿命化修繕計画に基づき，橋りょう定期点検委託や，修繕に伴う測量設計委託と工事を計画的に行うために要する事業でございます。本年度は，橋りょう定期点検委託として13橋と，修繕に伴う測量設計委託を５橋，また，修繕工事を２橋予定してございます。
　次に，橋りょう新設改良事業として，予算額１億3,216万7,000円を計上してございます。内容でございますが，三村地内のJR常磐線に架かる天神橋の架け替えを行うための事業でございます。平成26年度から平成28年度までの３か年の継続費としまして取り組んでおり，本年度，完成を予定してございます。本年度は，市施工分として，橋桁との取り付け道路整備と，仮設道路の撤去工事としまして，橋りょう整備工事1,870万5,000円と，JR施工分として，橋桁組み立て設置工事及び架線の本設工事としまして１億1,229万5,000円を計上してございます。
　次に，排水路整備事業予算額として，予算額9,400万円を計上してございます。内容でございますが，規模の大きな流末排水路の整備や，既設排水路の改修工事を行い，雨水排水の処理能力の維持，向上を図るための事業でございます。本年度，４か所の整備を予定してございます。
　最後になります。急傾斜地崩壊対策事業の予算額350万円を計上してございます。内容でございますが，茨城県で進めております，急傾斜地崩壊対策事業に要する負担金として予算計上しございます。現在，石岡市北根本地区において進められております事業について，本年度も継続して整備促進が図られること，また，高浜西の前地区において，約200メートルの事業区間が延伸されたことにより，その事業費の10分の１を県に対し負担するものであります。以上が，平成28年度道路建設課の所管事務及び主要事業施策概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

道路建設課副参事）支所道路建設課の吉田でございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

関口委員長）以上で説明は終わりました。ただいまの件について，ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。

髙野委員）１点だけお伺いします。農業集落排水なんですが，農業集落排水はもう何年くらいになりますか。一番古いところで。供用開始から何年になりますか。お伺いします。

下水道課長）農業集落排水につきましては，出し山地区，関川地区…出し山地区から申し上げますか。

〔「一番古いところで」と呼ぶ者あり〕

下水道課長）出し山と東成井地区が古いほうで，25年から30年弱くらいかなと思います。関川についてはそれより短くて20年くらい。西部地区については10年ちょっとくらい。恋瀬地区については３年目です。概要としては，細かいデータがないので，そのくらいになります。

髙野委員）この農集排ですか。まあ，下水道もそうなんでしょうけれども，整備というか，負担金を払って，農集排だと20万から30万くらいのお金だと思うんですけれどね。それが20年とか経ってきているんですよね。私のところは出し山というというところだったんですが，威張る訳ではないですが，私は自分で区長をやっていまして担当でしたので，とにかく皆さんにはお願いして歩いたんですね。それで，今80何％ですか，90％くらいいってね，それでお年寄りだからもうやらないという，そういう人は仕方ないというような事でやって，ここまで来ているんです。これは自慢する話ではなくて。そういうった中で，うちのほうでもですね，大きな６号線とかそういうところ，ここに20世帯とかあったところとかね，そういった人がよそに移ったりして，その分がそっくり空いているんですよね。それでね，最初，当初ですね。私どもが話した時には，補助事業であるので，必要以上に件数を増やすと利益事業になってしまう。だから分家・新宅，それだけは認めるが，あとは認めないと。それでずっと来ているんです。もう10年，20年ね。だけども，やはり見てわかるように，維持管理経費，こういったものもままならない状況にあるわけですね。そういった時に，これからもそういった大きな施設が出て行った。そこにはきちっとした50世帯分とか，そういったものが空いていると。そういったものの対処はしなくていいのか。あくまで利益，利益は取っちゃいけないということで進めなくてはいけない事業なのかね。それで，私のところにも来ます。入れてくれと。５年も10年も前からね，分家・新宅しか認めないということでやってきていると。私もそれを安易に容認してしまうと大変なことになるのでね。いまだ私は拒み続けているんですが。その辺のところ，行政としてね。まあ，経費も何もかからないでやっているうちは私も構わないですが，お金が絡むことですから，考えないでそのままいっちゃえばいくと思うんですけれども。お考えがあれば。役所にも来ていると思うんですよ。うちも入れさせて欲しいと。今後，経費を考えた時に，何らかの。だから，お金を30万円払って俺は権利を取得した。だけどやらないよ。やらないよという人にはね，本当にやらないで浄化槽で済ませていくつもりだったら，それをよその人にね，あなた30万円払いなさい，それで違う人にやらせてあげる。お金の部分は半分だけ戻してあげますよとか，そういったことでもいいと思うんですが。それで供用者を増やしていくと。そういった考えもね，行政が持ってしかるべきだと思うんですね。このままでいると，私はあまり賛成できない事業になっていくんじゃないかなという気がするんです。それを行政がちょっと足を入れて，踏み出して，もう一歩何かをしたらね，私は都市建設と同じでね，きちっとした事業になっていくと思うんですけれども。そのへんの展開を，あったら聞かせてください。

下水道課長）ただいまのご意見，ありがとうございます。現在，出し山地区については90.9％，大体91％が加入率，接続率になっております。当初，処理人口が500人をちょっと超えていまして，それから比べると，現在地域の人口，当初予定していた人口が減ってございます。さらに，地元から新規住宅での要望もございまして，そういった関係では，現在，ここ数年91％台が横に続いておりますので，今後，現状で既存の方の接続を待っていることによって横ばいが続いている状況になってございますので，そのへん，今すぐに新規で申し込むことを許可するとかではなくて，検討して，協議してまいりたいと思っております。処理場の能力については，当初人数が520くらいだったかと思うんですが，規定になったからといって水質がすぐに悪化するとか，そういうことではないかなと思っておりますので，悪化してくる状態であれば水質の改善の調整であるとか，薬液の調整で水質の調整をして，当面いけるのではないかなと考えているところではございます。以上でございます。

髙野委員）プラントの問題じゃなくてね。プラントはね，やはり許容範囲というのはありますよね。それは遥かに上回るだけの能力は持っている訳なんですよ。今私が聞いているのは，やはり，500人なら500人，1,000人なら1,000人でもいいですけれども，その能力があるにも関わらず，今そのまま放置していていいのかと。だから，先ほど言ったように，これは利益を出しても問題ないんだよと。これどこですか，農水省かどこかの補助事業ですよね。霞ヶ浦対策でやったんでしょうけれども。だから，そういったところも問題なければね，あと何十世帯は大丈夫だということになれば，それも考えていく必要性があるんじゃないかなと。まず一番困ることは，以前から，もう10年も待っている人がいる訳です。新しい人がぽっと来たから，その人が優先されちゃうと，まあ色々と問題があるので。その辺のところを色々と精査しながら，地元とともにやっていく。今，皆さん浄化槽対応していますけれど，そういった人が５軒でも10軒でも増えて，きちっとしたね。やはり下水道というのは本当に快適ですからね。何の管理もいりませんから。何の問題も無いわけですから。そんな便利なものがある訳ですから，それを有意義に使って頂くということも必要なこと。それは地元ではなくて，やはり行政の指導というものがないと，中々難しいものもあると思いますので，ひとつその辺のところも課長ね，検討して地元と協議して，今必要な人がどのくらいあるのかと，そんなことも把握しながら，私は進めて頂けたらいいのかなと思います。あとは，どうしても私はやりませんという人ね，もう90歳になっているおばあさんでね，もう先がないんだよと，だから繋がなくても浄化槽で間に合うと，そういう人もそれはそれで対策を取られたらいいのかなと思います。その辺のところ、再度答弁をお願いします。

下水道課長）ご意見ありがとうございます。現在，戸数としては30戸ほど，人数としては・・・

〔「細かいことはいいから。それを全体的に話してください」と呼ぶ者あり〕

下水道課長）検討課題として協議してまいりたいと思います。

髙野委員）もう一度精査して，もしそういうふうにやりたいというのであればね，どこの地域でもそうです。多い少ないじゃなくて，もうやりたくないという人がいるかと思いますので，そういうところがあったらね，やりたい人に向けてあげられたらいいのかなと思います。ご検討ください。よろしくお願いいたします。

関口委員長）ほかに発言はございませんか。

大和田委員）１点伺わせて頂きます。下水道課の農業集落排水事業の東成井地区施設等維持管理経費で新規事業で舗装補修工事300万円ということでありますけれども，この工事箇所を伺います。

下水道課長）東成井地区施設等維持管理費の中に新規事業としまして舗装補修工事300万円がございますけれども，東成井地区２地区ございまして，その中で道路が老朽化している訳ですけれども，そういった老朽化しているところの補修費用として，今まで取っていなかったものですから，新規事業として取りまして，特にここという限定した場所はございませんので，これから現場を見ながら行ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

大和田委員）ありがとうございます。27年度で陥没した箇所がありまして，一時的に修繕してもらっておりますので，そちらもよろしくお願いいたします。意見です。

関口委員長）ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ないようですので，都市建設部の所管については，以上で終結いたします。暫時休憩いたします。５分程度といたします。

―休憩―

関口委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。次に，消防本部から説明願います。なお，発言は挙手によりこれを許します。

消防長）４月１日の人事異動によりまして，消防長を拝命いたしました小松崎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　消防本部，消防署の現況につきましてご説明させて頂きます。消防本部業務概要の１ページをご覧ください。職員の配置表でございます。現在の職員数は消防吏員129名，再任用の事務職員１名で昨年と同様の130名でございます。職員の配置状況でございますが，消防本部は，総務課，予防課，警防課の３課で，次長２名を含めまして，私以下18名でございます。石岡消防署に46名，八郷消防署に27名,柏原分署に12名，愛郷橋出張所に12名，山崎出張所に12名を配置して災害対応等の業務を遂行しております。また，いばらき消防指令センターへは２名の職員を引き続き派遣しております。４月１日付けで採用いたしました３名の職員は，４月11日から９月６日まで茨城県立消防学校に初任科教育のため入校しております。職員が一丸となりまして，石岡市民の安全・安心の構築に向けた街づくりに，全力で取り組んでまいります。各事業につきましては，署長・課長からご説明させて頂きます。よろしくお願いいたます。

消防次長）消防次長を拝命いたしております，足立でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　私の職務は消防長を補佐し，所管事務の統制，指揮監督及び連絡調整を図ることを職務としております。どうぞよろしくお願いいたします。

消防次長消防署担当）４月１日の人事異動によりまして，消防次長消防署担当を拝命いたしました若海でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　私の職務は消防長を補佐し，消防本部と消防署相互の適正な職場管理を行い，円滑な消防業務の遂行を図ることでございます。地域に密着した行政サービスの向上と，地域住民の安全・安心のため職員一丸となって取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。　　　

石岡消防署長）この度の人事異動によりまして，石岡消防署長を拝命いたしました日浅でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　私からは，石岡消防署の職員構成および所管事務につきましてご説明申し上げます。石岡消防署は，石岡署に署長以下46名，柏原分署に分署長以下12名，愛郷橋出張所に出張所長以下12名，各署所２部体制の勤務構成でございます。各署所の事務分掌につきましては，お手元の資料５ページから７ページに記載のとおりでございます。市民の負託に応えるため，職員一丸となりまして市民の安全・安心のため，消防業務に取り組んでいく所存でございますので，どうぞよろしくお願い申し上げます。以上でございます。

八郷消防署長）４月１日の人事異動によりまして，八郷消防署長を拝命いたしました関根でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
　私からは，職員構成につきましてご説明申し上げます。八郷消防署は，署長以下27名，山崎出張所につきましては，出張所長以下12名で構成しております。八郷消防署，山崎出張所の事務分掌でございますが，お手元資料の５ページから７ページに記載のとおり，石岡消防署・愛郷橋出張所とそれぞれ同じでございます。八郷消防署につきましては，山間部を含めた広範囲の地域防災にあたっております。組織力とチームワーク，地域消防団等の協力を得まして，地域住民の安全・安心のため職員一丸となって取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

総務課長）４月１日付けの人事異動によりまして総務課長を拝命いたしました髙野昌広でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。　　　
　総務課につきましては，資料１ページの職員配置表の上段，総務課の欄をご覧下さい。私の他，課長補佐が２名，係長２名，再任用職員を含めました課員２名の計７名で所管事務を行っております。
続きまして，事務分掌でございますが，お手元資料の２ページをご覧頂きたいと思います。庶務・管理・地域消防の３係でございまして，一番上の庶務係につきましては，人事及び組織に関すること以下11項目。次に，管理係，補助事業及び請負契約に関すること以下６項目。地域消防係，消防団に関すること以下７項目と，それぞれ記載のとおりでございます。
　続きまして，資料８ページの総務課所管の主要事業施策概要につきまして　ご説明申し上げます。初めに，教育訓練・研修経費477万5,000円でございますが，消防活動で必要な専門知識・技術を習得した人材を育成するための経費でございます。主な事業概要といたしましては，救急救命士１名の養成や，新規採用職員３名の基礎教育の他，消防職員の専科教育や幹部教育などの研修負担金でございます。また，救命士が高度救急医療の技術取得のため，病院実習を行った際の謝礼金などでございます。
　次に，消防団関係活動経費7,083万5,000円でございますが，地域の防災力を担う消防団の活動にかかる経費でございます。主な事業概要といたしましては，消防団員の報酬をはじめ，災害や警戒・訓練等の出動に対する費用弁償と，消防団を運営していく上での補助金などでございます。
　次に，消防水利施設整備事業2,880万8,000円でございますが，水利不便地区や住民要望などを考慮しました，新設水利の設置工事にかかる経費でございます。主な事業概要といたしましては，新設防火水槽を２か所，新設消火栓４か所を市内に設置するものでございます。また，市内の消火栓改修工事を11か所ほど予定してございます。
　次に，消防機械整備事業8,941万4,000円でございますが，石岡消防署に配備しております消防ポンプ自動車と化学消防ポンプ自動車各１台の更新と，消防団に配備しております，消防ポンプ自動車の更新を予定しているものでございます。単独整備事業の消防ポンプ自動車２台でございますが，まず，石岡消防署の車両につきましては，配備から21年が経過し，経年劣化が進んでおります。火災や風水害の出動の他，救急支援や各種業務出向によりまして運用頻度が多いことから，今年度更新対象としてございます。
　次に，消防団の１台でございますが，恋瀬地区に配備しております14分団３部の車両でございます。14分団の管轄区域は常備消防から離れている地区でもございます。配備から25年が経過しておりまして，経年劣化・修理部品の調達困難が予想されるため，更新対象としたところでございます。新規事業の水槽付消防ポンプ自動車でございますが，石岡消防署に配備しております化学消防ポンプ自動車は，配備から20年が経過し，老朽化が進んでおります。当市は，化学消防ポンプ自動車を２台保有しておりますが，配備当時にくらべ，市内の危険物施設数が減少しておりまして，国の示す消防力の整備指針におけます当市の算定台数は１台でありますので，１台を水槽付消防ポンプ自動車に切り替え，緊急消防援助隊設備整備費補助金を活用し更新するものでございます。
　総務課としての取り組み方針につきましては，職員の教育研修の充実を図りながら，多様化する災害や高度化する救急医療に対応できる人材を育成し，消防防災力の充実強化が図れる事業を進めてまいりたいと思います。総務課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

予防課長）４月１日の人事異動により予防課長を拝命いたしました小吹でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
　予防課の体制および所管事務についてご説明申し上げます。お手元の資料　消防本部業務概要１ページ，職員配置表の上段，予防課の欄をご覧ください。私のほか，課長補佐１名，係長２名，課員１名の５名体制で所管事務を行っております。
　続きまして，事務分掌でございますが，資料の３ページをご覧頂きたいと思います。指導係と危険物係の２係でございまして，指導係につきましては　（１）の火災予防及び普及宣伝に関すること以下８項目の事務，危険物係につきましては（１）の危険物製造所等の許認可に関すること以下７項目の事務でございます。
　今年度，新規事業・主要事業はございませんが，引き続き住宅火災による犠牲者をなくすため，平成23年６月から火災予防条例で全ての住宅に設置が義務化されました住宅用火災警報器の更なる設置促進を図ってまいりたいと思います。設置促進活動は，秋・春の火災予防運動はもとより，市報折り込みチラシ，電光掲示板，ホームページなどでの広報活動，石岡ふれあいまつり，商工祭などの各種イベントを活用したチラシ配布やアンケート調査，　展示パネルでのデモンストレーションなど，対面での促進活動に取り組んでまいります。予防課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

警防課長）４月１日の人事異動によりまして　警防課長を拝命いたしました　押でございます。どうぞよろしく願い申し上げます。
　警防課につきましては，資料１ページの職員配置表に記載しておりますように，私のほか，課長補佐が２名，主任が１名の４名体制で所管事務を行っております。
　次に事務分掌でございますが，資料４ページをご覧頂きたいと思います。消防係・救急救助係・情報通信係の３係でございまして，消防係につきましては，消防相互応援に関すること以下12項目の事務，救急救助係につきましては，救急業務に関すること以下８項目の事務，情報通信係につきましては，いばらき消防指令センターに関すること以下８項目でございます。
　続きまして，資料８ページ下段の警防課所管の主要事業施策概要につきましてご説明させて頂きます。新規事業となります，情報通信業務経費3,991万5,000円でございますが，いばらき消防指令センター共同運用及び119番緊急通報受信・災害指令業務に関する経費でございます。おもな業務概要としまして，一つは今年度からいばらき消防指令センターが本格運用されたことに伴い，消防本部で使用しておりました旧消防緊急通信指令設備の撤去工事費などでございます。もう一つは，茨城消防救急無線・指令センターを共同で運営するための負担金でございます。
　警防課としての取組方針につきましては，いばらき消防指令センター運用開始に伴い各関係機関との相互協力体制を密にして，各種災害に対応してまいります。また，応急手当の普及啓発活動を推進し，多くのバイスタンダーを養成するとともに救命率の向上を目標に掲げて，業務遂行に努めてまいります。警防課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

関口委員長）以上で説明は終わりました。ただいまの件について，ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ないようですので，消防本部の所管については，以上で終結いたします。
　次に，農業委員会事務局から説明願います。なお，発言は挙手によりこれを許します。

理事兼農業委員会事務局長）理事兼農業委員会事務局長の嶋田でございます。昨年度に引き続き，よろしくお願いいたします。
　私からは，農業委員会事務局の職員体制についてご説明させて頂きます。お手元の平成28年度農業委員会事務局業務概要の１ページをご覧ください。
　農業委員会事務局は，事務局長以下，課長，係長，課員３名の６人体制でございます。２ページ以降の農業委員会事務分掌，平成28年度における主要事業施策概要につきましては，課長から説明させて頂きますので，よろしくお願いいたします。

農業委員会事務局課長）４月１日付の人事異動により，農業委員会事務局課長を拝命いたしました鈴木隆之でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　概要書の２ページをお開き願います。農業委員会事務分掌でございますが，農業委員会等に関する法律第６条の所掌事務に関すること以下，20の事務分掌でございます。
　続きまして，３ページをお開き願います。平成28年度における主要事業施策概要でございますが，農業委員会一般経費といたしまして2,149万7,000円で，主な内訳として，農業委員報酬1,499万4,000円，費用弁償106万6,000円，県農業会議負担金85万1,000円，新治地域協議会負担金22万円ほかでございます。
　次に，機構集積支援事業の経費といたしまして192万1,000円で，内訳として，臨時雇人賃金82万8,000円，印刷製本費10万9,000円，郵便料98万4,000円でございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

関口委員長）以上で説明は終わりました。ただいまの件について，ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ないようですので，農業委員会事務局の所管については，以上で終結いたします。
　以上で，当委員会における所管事務及び平成28年度新規・主要事業に関する調査が終了いたしました。次に，その他でございますが，何かご発言はございませんか。

道路建設課長）その他ということで，県から情報の提供がございましたので，この委員会の席でご報告申し上げます。
　恋瀬川の河川改修に関しましては，これまで下流域10.4キロメートル，霞ヶ浦河口から五輪堂付近まで河川改修が進んできております。一昨年の台風等々の影響によりまして，県のほうに再度，中・上流域の河川改修の要望をしてきたところでございます。この度，県から国庫補助事業の事業延伸の採択が6.4キロメートル，五輪堂橋から高友橋付近までの事業延伸の認可が下りたとのことで県から情報が入りました。詳細につきましては，まだ詳しくはわかってはおりません。以上でございます。

関口委員長）他に発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ないようですので，その他の件を終結いたします。
　以上で，本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。ご苦労さまでございました。