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議会中継
  


平成28年度 教育福祉環境委員会

 第6回委員会 (11月4日)
出席委員 谷田川泰委員長,池田正文副委員長,島田久雄委員,岡野孝男委員,櫻井信幸委員,玉造由美委員,新田茜委員
市執行部 【教育委員会事務局】
教育長(櫻井信),教育部長(宮本秀男),次長(吉水法雄),参事兼スポーツ振興課長(鈴木仁),教育総務課長兼学校統合担当(野口健市),中央公民館長(櫻井浩司),スポーツ振興課副参事兼国体推進室長(大久保英明)

議会事務局 庶務議事課主任(大石美智子)


谷田川委員長)ただ今から,教育福祉環境委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配付しております協議案件書のとおりであります。
 次に,本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。
 これより議事に入ります。所管事務の調査といたしまして,小幡地区公民館についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

中央公民館長)小幡地区公民館につきまして説明いたします。
 前回の委員会におきまして,これからの公民館の在り方につきましてご説明をさせていただきましたが,平成31年4月に県の特別支援学校が開校予定されたことに伴いまして,小幡地区公民館の整備が必要となりました。
 本日お配りいたしました資料にございますよう,地域コミュニティの発展強化を目指し多機能的な地域の拠点施設として,乳幼児から高齢者まで幅広い人たちが,地域の魅力を実感できる多機能型施設として「教育・文化」「地域福祉・健康づくり」「生活(防災)・環境づくり」の機能を持たせ,それぞれの活動を行い,地域の活性化につながる施設として整備を図ってまいりたいと考えております。
10月7日に小幡地区の代表者の皆様と意見交換をさせていただきました。その中で,資料に記載されているような要望がいくつか出されました。建設にあたり,これから出された要望について,可能な限り反映できるよう努めてまいりたいと考えております。
 場所につきましては市所有地,規模につきましては,たとえば小幡地区の自然景観を生かし利用者にやさしいバリアフリーで木造造り,あるいは鉄骨造りなど様々な視点で考え,建築面積は300から400u程度で,八郷地区にある公民館と同規模程度で考えているところございます。
 今回建設にあたり,財源の確保として,地方創生拠点整備交付金を活用すべく内閣府主催の地方相談会に行って参りましたが,地域への経済効果・収益性の伴う施設であって単なる建設費補助では交付金の活用は非常に難しいとの意見でした。
 今後,早い時期の整備に向けて,関係部局と調整をしながら進めてまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。ただ今の報告につきまして,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

櫻井委員)公民館の運営方法というか,公民館の組織と言うんですか,それは今まで通り公民館長と何人かの人でそれを管理するんですか。

中央公民館長)現在,小幡地区公民館,八郷地区の運営委員会なんですけれども,館長をはじめ副館長,主事,あと運営委員が15名,約18名で運営しておりますので,こちらの形態を考慮しながら,今後ソフト面に関しても協議していきたいと考えております。

岡野委員)建設スケジュールについて,どういう工程で今考えているのかお伺いします。

中央公民館長)先ほど述べましたように,今後早い時期で進めてまいりたいと考えております。

岡野委員)早い時期ということですが,県立特別支援学校は平成31年の4月に開校予定なので,たぶん,来年の後半になると自然に出ていかざるを得ないということですね。それまでに建設をして,小幡地区公民館が完成をするということになると,いつからどう始まるか,設計はどうするのか,設計は今年度中にやるのか,そういうことがスケジュールとして出てくる,しかも国の交付金とか助成をもらうということになるとですね,その来年度補助金をもらうということになると,これもまたスケジュールが必要になってくる。そういったことについて,もう少し今の時点で決まっていてもいいのではないかと思っているんですけど,どうですか。

教育部長)ただ今の質問ですけれども,今後の建設までのスケジュールということですが,今わかっているのが,平成29年の10月に特別支援学校の工事が着工するということで,とりあえず今間借りしている小幡地区公民館については,当然移動しなければならないということになります。ただその10月までにこの小幡地区公民館(仮称)が建設されるかというと,それはちょっと難しいと思っております。今,先ほども課長のほうでご答弁,説明いたしましたように,国の地方創生拠点整備交付金,これについては,国の内閣府のほうと,11月1日でしたか,関係者と調整してまいりましたけれど,実際交付金の活用は難しいということなんで,今ある中,補助金制度を活用すべく今調整を進めているところですけれど,実際には活用が難しいという状況がありますので,たぶん一般財源が中心になるかなと考えております。ただ,教育委員会だけで,その整備スケジュールがまだ確定していない段階では申し上げられませんけども,できれば早い時期に基本設計,自主設計を行って,できれば平成29年度中に完成に向けて取り組んでいきたいということで考えております。

岡野委員)決まったことだから,どうのこうの言いたくないんですけれど,前に小幡地区公民館の役員が,たぶん話し合いを持って,現状について執行部のほうに,困りますよと話をしている。そういう状況は分かっていたわけなんですよね。しかし,決定が遅れるということになると今ここでスタートしますよということになると,今そういうふうに10月では間に合わない,その前にやろうとすれば,間に合ったかもしれないと私は思うんですよ。早めに決定をすれば,なにも10月中に終わって,小幡地区の公民館,あるいは小幡地区の方々に迷惑をかけることなく,新しい公民館が完成するという運びになると思うんですよ。ですから,もう少し早めに決断をすべきではなかったのかと私は思うんですよ。ふってわいたように,困りますよこれどうしましょうというのではなかったわけですから,もっと前にこういう状態で,来年の10月に明け渡さなければならないということは分かったわけですから。それを今頃までぎりぎりまで延ばして,しかも間に合いません,間に合わないでしょうなんていう話では,ちょっと計画性が足りないのかなと思うんです。

教育部長)岡野委員さん言われる通りなんですけれども,小幡地区公民館については,必要にせまられてといいますか,特別支援学校が建設されることによって,場所を移すという形で,当然10月の着工が分かっているんだからというお話でした。しかしながら公民館の在り方については,色々公共施設の考え方等がまだ整理されていない中で,八郷地区にある8つの地区の公民館についても,この前の震災によって,そのIS値の問題とか色々問題がある中で,ある程度その公民館の在り方というものを決定をした中で取り組んでいくことが,一番必要性があるということで,その議論を社会教育委員とか,それから市の執行部等で協議をしてた中で,対処時期が遅れてしまった。それから財源の確保というものもありましたので,そういったところを模索していく中で,当初よりも遅くなってしまったということであります。しかしながら,この前,地元の小幡地区の役員さんの方たちに説明会をした中では,着工してできるまでの間,どこか間借りするしかありませんねということで,最大限完成するまでの間については手だてをしていきたいということで考えていますということで,まあ自分なりには納得いただいたのかなと思っています。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。

玉造委員)建設の場所でございますが,こちらの資料のほうには,公有地という表現しか書いてないんですけども,これは具体的にはお決まりになっていると思うんですけども,どちらのほうにというのはいかがですか。
 
中央公民館長)お答えいたします。市所有地と記載しておりますが,現在給食センターの反対側にある市所有地の敷地を利用していきたいと考えております。

新田委員)確認なんですが,平成29年度ですね,特別支援学校の建設が開始されて,公民館明け渡しになった後ですね,活動拠点の場がなくなると思うんですけれど,その対応策として具体的にどういったことをお考えなのかお聞きいたします。

中央公民館長)近くにあります下宿地区の類似施設公民館がございますので,会議等はそちらで考えております。また,小幡小学校の空き教室なども利用させていただきたいと思いまして,今後協議して参りたいと考えております。以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,所管事務の調査といたしまして,東幼稚園についてを議題といたします。 本件について,執行部より説明を求めます。

教育総務課長)教育総務課から,石岡市立東幼稚園につきまして,ご説明申し上げます。
 お配りいたしました資料をご覧ください。東幼稚園の今後の在り方の,これまでの経過につきましては,平成27年7月27日に,私立幼稚園連絡協議会から「公立幼稚園の運営に関する陳情」が提出されまして,9月17日の第3回定例会におきまして,陳情が採択されました。教育委員会といたしましても,11月18日に石岡市子ども子育て会議に幼稚園の今後の在り方についての意見を求めまして,平成28年2月12日の当委員会において,子ども子育て会議の状況をご説明させていただいております。3月1日に子ども子育て会議からの報告書が提出されましたことから,同月11日の当委員会において報告書の内容についてご説明させていただきました。これらを踏まえまして,入園者の保護者を対象とした説明会を6月24日と7月14日に2回行い,8月18日の当委員会におきまして,その内容につきましては,ご報告させていただいたところです。その後,9月26日に3回目の保護者説明会を開催しまして,その結果について,ご報告するものでございます。決定事項といたしましては,1,閉園時期は,平成31年3月31日を予定するものです。2,今後の運営といたしまして,現4歳児の卒園ですが,来年度の入園者がいない場合においても,転園はせず卒園することを保護者に確認をしたところです。園児募集といたしまして,来年度園児募集については,閉園時期の明記はしませんが,入園の申請があった場合は,閉園時期をお知らせするものです。4,これらについての周知でございますが,予定といたしまして,平成29年度当初に市報での周知を図りたいと考えております。
 また,跡地の利用といたしましては,今後関係部署等との協議,検討を行ってまいりたいと思います。
説明は,以上でございます。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。ただ今の報告につきまして,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。ご質問等はございませんか。

玉造委員)決定事項の4の周知というところでございますが,平成29年度当初に市報により周知をはかるという事でございますが,この周知の内容はこの1から4のことを周知するということでよろしいのでしょうか,お伺いします。

教育総務課長)周知の内容という事でございますが,委員さんおっしゃる通り,閉園時期とその後の募集等についてお知らせするような内容として考えているところでございます。以上です。

玉造委員)そうしますと,平成29年度当初と言いますと,3月の市報と言う事でございますが,それでは遅くなるということが考えられるのですが,これは,もう少し早く周知するということはできないのもなのかお伺いします。

教育総務課長)お知らせする内容としましては,あくまでも平成31年3月31日閉園時期についてのお知らせということで考えておるものです。時期につきましても,平成29年度当初ということなので,4月以降ということで現在考えているところでございます。以上です。

玉造委員)平成29年度の4月以降にということでございますが,時期的には早い時期に周知していかないと,募集とかが入ってきてしまうのではないかなと,まあ募集があった場合には,その方にお知らせをするということでございますが,そういった点で4月以降と言わず早めにしたほうがいいのかなと考えます。いかがでございますか。

教育部長)閉園時期については,当初平成30年3月31日をもって閉園をするということで進めておりました。東幼稚園の保護者の皆さまと3回程度説明会を開催いたしまして,今,4歳児が4人,それと5歳児が8人で合計12名の園児ですけれども,その中で,今の4歳児が5歳児になった時に4人になってしまうということで,市とすれば平成30年3月31日をもって閉園したい旨を説明したところ,人数が少ないからと言って閉園するのは拙速すぎるでしょうというお話がありまして,それを受けて再度協議をし,この委員会でもお話をさせていただいたと思いますが,市長のほうにも相談をして1年延ばして平成31年3月31日をもって閉園するということに決定をいたしました。その中で,今,4歳児が5歳児になった時に4名になってしまうということで,これでは4名小集団と言いますか,ある程度の人数がいないと,その教育上非常に問題がありますねということも含めて,とりあえず募集はかけます,という話はさせていただいて,ホームページそれから市報にも園児募集は出させてもらいました。そこにはただ,平成31年3月31日をもって閉園するということは明記はしておりません。それで,申請があった場合にその旨をお知らせするということで対応しております。今のところ1名の園児募集があるということで,平成31年3月に閉園することは,その旨申し上げておりますけれども,入って来ていただければと考えてはおりますが,ただ,来年入る園児については1年で閉園ということなので,東幼稚園に入園したとしても卒園はできないという形で,納得していただいた上での入園という形になりますので,まあ玉造委員がおっしゃるこの平成29年の市報というのは全体の調整が終わって,東幼稚園は平成31年3月31日をもって閉園しますということを周知するのは,平成29年当初の市報で行いますという意味でございます。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
次に,その他の件といたしまして,国体推進室より発言を求められておりますので,これを許します。

国体推進室長)国体推進室の予算についてご報告いたします。
 さる,10月18日に議員各位のご出席をいただき,第74回国民体育大会石岡市実行委員会が開催設立され,第1回総会が開催されました。
第1回総会におきまして,委員から予算についてご指摘をいただきました。本来,実行委員会運営費の予算は,当初の一般財源では無い交付金として,組替え交付する必要がありました。
今回,国体推進室の本年度予算につきましては,一般会計予算の「国体開催準備事業費」ですが,実行委員会が設立されましたので,設立後の予算残額につきましては,『実行委員会交付金』としまして,12月補正予算で組み替えを行う予定でございますので,宜しくお願いいたします。以上,ご報告いたします。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。ただ今の報告につきまして,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。ご質問等はございませんか。
 
   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 その他の件といたしまして,ほかに発言は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。
 以上で,本日の教育福祉環境委員会を閉会いたします。













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