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議会中継
  


平成28年度 教育福祉環境委員会

 第1回委員会 (4月19日)
出席委員 谷田川 泰委員長,池田正文副委員長,島田久雄委員,岡野孝男委員,玉造由美委員,新田 茜委員
市執行部 【生活環境部】
部長(横田克明),次長兼水道担当(鈴木勉),参事兼まちづくり協働課長(鈴木和彦),生活環境課長(荻沼宏樹),市民課長(吉澤房江),保険年金課長(豊崎康弘),水道課長(大塚俊幸),市民会館長(吉川隆)
【保健福祉部】
部長(武熊俊夫),次長兼福祉事務所長(大関浩二),社会福祉課長(小倉俊彦),社会福祉課副参事人権推進担当(藤岡康男),高齢福祉課長(菊地正樹),こども福祉課長(萩原正晴),健康増進課長兼石岡保健センター所長(宮崎しづえ)
【教育委員会事務局】
教育長(櫻井信),教育部長(宮本秀男),次長(吉水法雄),参事学校統合担当兼学校教育担当(金子英信),参事兼スポーツ振興課長(鈴木仁),教育総務課長兼学校統合担当(野口健市),指導室長兼学校統合担当(松本浩一),生涯学習課長(萩原勇),文化振興課長(武石誠),中央公民館長(櫻井浩司),スポーツ振興課副参事兼国体推進室長(大久保英明),学校給食課長(小林浩之)

議会事務局 庶務議事課主任(大石美智子)


谷田川委員長)ただ今から,教育福祉環境委員会を開会いたします。
本日の委員会は,平成28年度になり,初めて説明員として執行部に出席を求め,委員並びに執行部との情報の共有化,そして今後の円滑な委員会審査のため,開催するものであります。よろしくお願いいたします。
 それでは,最初に委員の自己紹介をいたします。まず初めに私から申し上げます。教育福祉環境委員会,委員長を務めさせていただきます谷田川でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。

池田副委員長)副委員長の池田正文でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員)委員の岡野孝男でございます。よろしくお願いいたします。

玉造委員)委員の玉造由美でございます。よろしくお願いいたします。

島田委員)委員の島田久雄でございます。よろしくお願いいたします。

新田委員)委員の新田茜でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)教育福祉環境委員会は,本日欠席をいたしております,櫻井委員を含めまして,7名の委員でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。
本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。
 これより議事に入ります。
 はじめに生活環境部の所管事務,及び平成28年度新規・主要事業についてを議題といたします。執行部においては,自己紹介とあわせて各課の所管事務,及び新規・主要事業について説明を求めます。
なお,発言の際は,挙手によりこれを許します。
 
生活環境部長)4月1日付けの人事異動によりまして,生活環境部長を拝命いたしました,横田でございます。よろしく,お願い申し上げます。
それでは,私からは,お手元の資料,生活環境部の平成28年度主要事業概要に基づきまして,ご説明させていただきます。
 1ページをお開きいただきたいと思います。職員配置図でございます。生活環境部の体制でございますが,はじめに生活環境課並びに生活環境課内に放射線対策室がございます。次に,まちづくり協働課,市民課,保険年金課,それから,次の2ページになりますが,水道課,市民会館の5課1館をもって構成され,本年度の職員総数は,62名でございます。
次に,3ページから6ページかかる事務分掌と,7ページから13ページにかかります平成28年度における主要事業施策概要につきましては,各担当課長からご説明申し上げますので,よろしくお願いいたします。
 また,生活環境部が所管する各課のいずれの業務も,市民生活に深く関わっております。これらのことを部内すべての職員が強い認識をもって,懇切丁寧な説明と対応を常に心がけ,実践できるよう,努めてまいりますので,よろしくお願いを申し上げます。以上でございます。

生活環境部次長)昨年に引き続きまして,生活環境部次長兼水道担当の鈴木でございます。部長の補佐役として,部内外の調整役として,また,水道事業に関する調整等についてを担当することとなります。今年度もよろしくお願いいたします。

参事兼まちづくり協働課長)4月1日付けで人事異動によりまして,生活環境部参事兼まちづくり協働課長を命ぜられました鈴木でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
私からは,まちづくり協働課の事務分掌及び主要施策の概要につきましてご説明さし上げます。
 はじめに事務分掌でございますが,資料3ページをお願いいたします。3ページの下段から4ページにかけて記載されております16項目でございます。主なものといたしましては,消費者保護育成事業,協働のまちづくりの推進事業,交通安全対策事業,街路灯・防犯灯事業,まちかど情報センター事業,結婚相談事業,区長及び協力員に関する業務などが主な業務でございます。
 次に,平成28年度の主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。資料の9ページお願いいたします。9ページの総務費の区長・協力員関係経費から商工費の消費者保護育成事業までがまちづくり協働課の事業となります。総務費の区長・協力員関係経費4,911万3,000円を計上しております。主なものといたしましては298名の区長と1,070名の協力員に対する報酬,区運営補助金,区長会補助金などでございます。
 下の交通安全対策経費といたしまして2,822万6,000円を計上しております。交通安全啓発活動や民間交通指導員の報酬,駐輪場管理経費,カーブミラー設置及び修繕等の交通安全対策工事費等でございます。
 街路灯・防犯灯事業でございますが1,518万8,000円を計上してございます。街路灯の電気料といたしまして6,376万円,街路灯の設置工事費として100万円,町内会や自治会等で設置する防犯灯の設置工事費の一部を補助する経費として700万円を計上しております。
 コミュニティ新生活運動事業に263万円につきましては,主なものは,一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業の補助を受け実施するものでございます。平成28年度については,国分町町務委員会が採択されており,お祭り用品備品の補助に向けて,現在,申請準備を始めております。補助額につきましては,250万円となっております。
 コミュニティセンター維持管理経費306万7,000円は,南台・杉並・鹿の子コミュニティセンターの指定管理料等でございます。
まちかど情報センターの運営経費でございますが1,037万8,000円を計上してございます。指定管理者指定管理料として592万円,その他建物借上げ料等の経費として423万9,000円でございます。旭台会館の経費につきましては,維持管理の経費でございます。平成28年度は,仮設駐車場の場所の購入に伴う不動産鑑定委託料21万5,000円を計上しております。
 次に,協働まちづくり推進事業に130万円でございます。協働のまちづくり推進委員会委員報酬として18万円,区等で実施する清掃活動などの飲料水を提供する経費として50万円,区や市民団体の活動するための備品購入費として10万円を計上いたしております。
 安全・安心まちづくり推進事業でございますが1,990万8,000円でございますが,地域ぐるみの防犯のため青色防犯パトロール等の負担金を計上してございます。平成28年度から新たに安全・安心まちづくり推進嘱託委員を配置されて交通安全等を含め活動を実施しております。また防犯カメラでございますが,既存の6台の更新と新設で石岡市内5か所7台の13台を計画しております。
 最後に,商工費の消費者保護育成事業といたしまして527万4,000円でございます。消費生活専門相談員報酬として380万8,000円で,平成28年度より,常時2名,週5日の勤務を実施し,相談業務を進めております。
 その他,消費生活展委託料や消費者団体育成補助金等となっております。
 まちづくり協働課の主要事業は以上でございます。よろしくお願いいたします。

生活環境課長)この度,生活環境課長を命じられました荻沼でございます。よろしくお願い申し上げます。
 早速でございますが,生活環境課,事務分掌及び主要施策の概要についてご説明いたします。
 はじめに事務分掌でございますが,お手元の資料3ページに記載されておりますとおり21項目と,放射線対策室の3項目からなっております。
3ページの1番から21番までが,生活環境に係わる業務で,環境美化及び環境の保全,市営霊園の管理,公害対策,犬の登録や狂犬病の予防接種,霞ヶ浦の浄化,ごみ及びし尿処理になります。特に,19番の空家等の対策に関することは平成28年度の新規事業でございます。その下に放射線対策室の放射線対策にかかる総合調整に関すること等3項目が主な事業になります。
 次に資料7ページからの生活環境課が所管しております平成28年度の主要事業については記載のとおりでございます。主な事業についてですが,私からは,衛生費に係るものと簡易水道事業及び霊園事業の主なもについてご説明申し上げます。まず,7ページの石岡地方斎場組合負担金として,5,684万9,000円を計上しております。施設管理運営費として,火葬棟が3市負担で,4,690万8,000円,式場棟が2市負担で,994万1,000円でございます。
 次に,狂犬病予防経費として,94万8,000円でございますが,内新規で犬猫の避妊・去勢手術補助金としまして,現年度より15万6,000円を計上してございます。
 次に新規事業の空家等対策事業として,1,818万6,000円でございますが,事業の概要ですが,適切な管理が行われていない空家等は,防災・安全面・市民生活に大きな影響を及ぼすと考えられることから,当市の空家の実態を調査いたしまして,当市の実情に沿った空家対策を推進していくものでございます。主な経費としましては,空家等対策協議会委員報酬15万円,その他,空家等対策計画策定策定委託料としまして586万6,000円,空家等実態把握調査委託料としまして,898万5,000円となります。
 次に霞ヶ浦浄化対策経費として,7,714万2,000円でございますが,このうち下水道所管として,合併浄化槽設置補助金等としましては7,411万5,000円が含まれており,生活環境課分としましては,302万7,000円となります。アオコ対策としてジェットポンプの運転経費・河川や工場排水などの水質分析が主なものとなります。
 次に清掃一般事務費,7億6,856万3,000円でございますが,継続的なごみ処理,し尿処理に要する経費として,湖北環境衛生組合,霞台厚生施設組合,新治地方広域事務組合への負担金でございます。
 次に塵芥処理経費,2億3,242万7,000円でございますが,廃棄物の適正に処理するための経費でございます。
 続きまして8ページをご覧ください。次のし尿処理経費1,509万6,000円でございますが,生活環境保全のため,し尿汲み取り等に要する経費でございます。
 簡易水道事業の施設等維持管理経費でございますが,2,768万円を計上しております。湖北水道企業団との業務委託経費が主なものでございます。水道施設整備事業として371万8,000円を計上しております。内容は,簡易水道施設更新事業業務委託料でございます。
 次に霊園事業でございますが,982万7,000円でございますが,龍神山・半の木の市営霊園2か所の維持・管理に関する経費が主なものでございます。
 以上が生活環境課の事務分掌と衛生費・簡易水道事業及び霊園事業の主要事業施策概要説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

市民課長)市民課長の吉澤でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、お手元の資料に基づきご説明申し上げます。
 まず、市民課所管事務でございますが、お手元の資料の4ページに記載のとおりでございます。住民基本台帳事務、戸籍事務等18項目ございます。
 続きまして、主要施策概要についてご説明申し上げます。お手元の資料では10ページでございます。戸籍事務費として、1,455万3,000円を計上しております。主なものとしては、戸籍システム保守委託料 387万6,000円、戸籍総合システム機器借上料524万9,000円他となっております。
 次に、住民基本台帳事務費として、3,220万4,000円を計上しております。主なものとしては、フロアアシスタント報酬929万8,000円、印刷製本費57万3,000円でございます。フロアアシスタントは嘱託職員で、申請書の記入等の案内や証明書の交付を主とする者5名と、個人番号カードの交付などを主とする者3名の合計8名おり、1日6時間未満で時差勤務にて配置しております。
 なお、窓口事務嘱託員報酬375万5,000円は、八郷総合支所の市民窓口課配当分でございます。
 次に、旅券事務費として119万3,000円を計上しております。主なものとしては、旅券事務嘱託員報酬116万円でございます。
 以上が、市民課の主要施策概要でございます。

保険年金課長)この度,保険年金課長を命ぜられました豊崎です。よろしくお願いいたします。
 それでは所管事務につきましてご説明いたします。まず,資料の4ページ,5ページの保険年金課の事務分掌をご覧ください。保険年金課の業務につきましては,大きく4つに分けられます。1つは事務分掌の1番から9番に記載してございます,国民健康保険の資格管理や給付,国民健康保険税の賦課徴収,保健事業などでございます。2つ目は9番から11番に記載してございます医療福祉費の支給,いわゆるマル福制度の業務でございます。3つ目は12番から16番に記載してございます後期高齢者医療制度の資格等の届出や保険料の徴収,保健事業などでございます。4つ目は17番から20番までに記載してございます国民年金の資格の得喪の届出や各種申請受付などの業務でございます。21番は,その他としてこれら4つに関することでございます。
 次に,資料11ページをご覧ください。保険年金課主要事業施策概要についてご説明いたします。
上から,民生費のうち特別会計繰出金でございます。特別会計繰出金7億7,448万6,000円につきましては,国民健康保険法に基づきまして,一般会計から国保特別会計に繰り出す繰出金でございます。
 次に,医療福祉一般事務費,予算額は4億6,712万円でございますが,これにつきましては,県の補助対象事業でございまして,妊産婦,小児,母子家庭,父子家庭及び重度心身障害者を対象としまして支給いたします医療費の扶助費でございます。
 次に,その下,医療福祉市単独事業4,913万3,000円でございますが,この事業につきましては,所得制限などにより県の補助対象とならない小児から中学生までの子どもや妊産婦の医療費,中学生の外来診療など 市の単独事業として,医療費の一部負担金の助成をするものでございます。
 次に,特別会計でございます。はじめに,国民健康保険でございますが,特定健康診査事業経費1億1,328万1,000円につきましては,国民健康保険の被保険者で40歳から74歳までの方を対象にした特定健康診査の経費などが主なものでございます。この健康診査により,生活習慣病を主とした有病者やその予備群を早期に発見するための経費でございまして,人間ドック健診補助金1,020万3,000円を計上しております。 
 次に,その下,特定保健指導事業経費は458万9,000円でございます。これにつきましては,特定健康診査の結果によりまして,生活習慣病の有病者,あるいは予備群などの対象者に,保健師や栄養士,運動指導士などの専門職が保健指導等を行い,生活習慣の改善を図るための経費でございます。
 その下,疾病予防事業314万1,000円につきましては,被保険者に対する健康の保持・増進を目的とした事業で,ウォーキング大会を行うための経費 179万5,000円でございます。
 最後に,一番下の後期高齢者医療特別会計でございます。後期高齢者医療広域連合納付金7億780万8,000円でございますが,これにつきましては,市が徴収しました保険料及び保険基盤安定納付金を茨城県後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。以上でございます。

水道課長)昨年度に引き続き担当させていただくことになりました,水道課長の大塚でございます。よろしくお願いします。
 それでは,水道課の所管事務につきましてご説明申し上げます。
 まず,お手元の資料5ページ中頃にある水道課の事務分掌をご覧下さい。これら1から15の事務分掌により八郷地区における水道事業全般を所管しております。
 次に,平成28年度主要事業施策概要についてご説明申し上げます。お手元の資料12ページをご覧下さい。業務の予定量でございますが,給水戸数が7,183戸,年間総給水量が260万立方メートル,1日平均給水量は7,123立方メートルを見込んでおります。
 次に,建設改良費につきましては,用地測量及び実施設計委託として864万円,工事請負費として、3年計画の最終年度となります,湯袋地区水道整備工事8,715万6,000円,園部地区東宝ランド地内において,配水管布設替工事9,758万9,000円,美野里・八郷線配水管布設工事1,090万8,000円,消火栓設置工事200万円等で2億1,259万4,000円を計上しております。
 以上で水道課所管の平成28年度主要事業施策概要についての説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
 
市民会館長)館長の吉川でございます。昨年に引き続きましてよろしくお願いいたします。
 それでは、市民会館についてご説明いたします。
 事務分掌につきましては,5ページ目下段から6ページ上段にかけてでございます。5ページ下段に記載されております通り,市民会館の管理運営に関することの他5項目となっております。
 続きまして,主要事業施策概要でございますが,最後のページ13ページをご覧ください。市民会館の科目は総務費に属し,市民会館施設維持管理経費でございます。予算額として2,203万9,000円,内訳は施設清掃・管理・保守保安委託料として1,170万4,000円、電気料として608万4,000円、建物修繕10万円などとなっております。以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。

岡野委員)国民健康保険のことで1つ聞きたいんですけれど,高額療養費の件についてです。高額療養費については,それに該当する所得によって上限が決まっているんですけれど,窓口で申請をすれば,医療費機関等の方に流れて,実際に一時的に負担をすることはなくて,所得に応じた金額しか払わないで済むという制度がある。それは,窓口で手続きをしないとできない。窓口で手続きをしなければ,いったん払っておいて2か月後3か月後に,その分が返ってくるというシステムになっていると思うんですけれど,該当者の窓口で手続きを取っている方がどれくらいいるかをお尋ねをしたいと思います。

保険年金課長)手元に資料がございませんので,後で回答したいと思うんですが,基本的に当然高額療養費は,2か月3か月にわたりましてお金をいったん払ってもらって返すというのが通常だと思うんですが,お金が払えない場合は貸付をやっているという状況でございますけれど,それとは違うんでしょうか。

岡野委員)それは以前のシステムです。今は,いったん自己負担するというのは正しくないんですよ。それが通常じゃないんですよ。通常は,窓口で手続きを取って,それで医療機関との関係でいったん払う必要がなくなっているんです。しかしながら手続きを取らないと,今課長が言ったような手続きになるんです。だからそれが通常じゃないんです。どれくらいそれが普及しているのか,窓口で手続きを取らないと,今課長が言ったシステムになってくるわけです。それがちゃんと手続きを取れば高額なお金を払わなくて済むんですよ。貸付とか何とかじゃないんです。そういうシステムがどれくらい普及しているか確認したかったんです。

保険年金課長)申し訳ございません。手元に資料がございませんので,後で報告したいと思います。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

池田副委員長)1点だけお伺いいたします。公害対策経費の中の事業で水質分析委託料,これ川又地区ほかですけれども,川又地区の残土問題発生いたしましたのは,おそらく平成19年だったかと思います。住民の安全の確保の観点から水質調査ですね,分析調査をしているわけでございますけども,これ毎年継続して行っていることと思いますが,その結果についてはどのような変化が見られたのかとかですね,あるいは,その調査結果についてどのような形で地域住民の方に告知,お知らせをしているのか,その辺をお伺いしておきたいと思います。

生活環境部次長)川又地区の水質分析でございますけれど,平成19年当時から水質分析を行っておりまして,人体に及ぼす影響が出る物質等は検出はされておりません。それとその分析した結果についてですが,区長さんを通しまして,分析結果ごとに計測表と言いますか,記録になっている表ですけども,こちらをお渡ししているというところでございます。

池田副委員長)具体にはこれ年に何回実施しているのかですね,そういった詳細を,ちょっともう少しお聞かせください。

生活環境部次長)今まで年3回計測をしておりました。一昨年から年2回ということで,地元の方とお話合いをさせていただいて,回数を1回減らしたということでございます。以上でございます。

谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

島田委員)防犯灯と街路灯について質問をしたいと思います。過日区長会の集まりがあって,地区7灯までですよと言っているというようなことを聞いたわけですが,この予算の中で,だいたい何灯くらいを予定しているのかをお聞きしたいと思います。

参事兼まちづくり協働課長)補助金額につきましては,LEDの防犯灯に設置する経費とかについては1万5,000円,従来型については1万円,全部の交換は3万円と3種類くらいございます。4月14日現在でですね,もうすでに,防犯灯につきましては,227灯の補助を受けてございます。225万3,000円がすでに申請があがっている状況でございます。毎日のように今現在来ている状況ですので,まあ予算につきましては,700万円ということで昨年よりは多く取っている状況でございますが,支給的な段階で地区部分につきましては,何件という形でも出しづらい部分があるのが事実でございます。1件1万5,000円のところもあれば3万円というところもある状況ですから。今現在ではすでに225万3,000円が出ている状況でございます。以上でございます。

島田委員)地区7灯までですよと言って,何灯ということではなくて予算になったらもう終わりということですか。700万円の予算の中で,1万,1万5,000,3万円の補助金のものがありますよということで,その予算を使い切ったら終わりということですか。

参事兼まちづくり協働課長)予算が使い切ったら終わりということではなく,推移を見まして補正が必要であれば補正で対応していきたいと考えております。

島田委員)話を聞くところによりますと,昨年度は,もう予算が無くなったら終わりと,1地区7灯というようなことなんですけれど,やはりある程度の時期を見て,まあ早く付けてやることは予算を取ったんだからいいことだと思うんですが,ある程度の数を把握して,今年は予算的には1地区4灯ですよとか,LEDについては電気料も安くなるというようなことで,各地区で評判が良いようです。やはり平等に全般にわたるような,限られた予算の中で設置をしていくというようなことも考えなければならないのかなというふうに思います。予算的にもまた時期的にも,7灯全部付けて,もうこれでこの地区は無いんですよということでは,後から申請した人に申し訳ない気がするので,その辺をどう思っているか。

参事兼まちづくり協働課長)委員ご指摘の通り,予算7灯という形で進める中で,当然,推移の方はチェックしながらやっていきたいと思っております。ある程度の時期,もうすでに,4月14日現在で49件と申請が出ております。今日もまた申請が来ておりますが,今現在補助の対象の部分で件数的なものを把握しておりませんが,14日現在で227灯というような,街路灯の受付を始まっているところでございますので,ある程度の時期,まあ,1か月2か月とかそういう月をみながらですね,当然その中で,今後の推移をみながら,検討していきたいと思っております。以上でございます。

島田委員)今の答弁なんですが,やはりもう使い切ったら終わりというようなイメージを区長さん方は思っていれば,当然早め早めに申請をすると思うんですよ。その辺のところを,公平にいくような方法を考えていただきたいと思います。それと,もう一つ,その条件によってだいぶ工事費の差があると思うんですが,電柱に付ける場合には,だいたい市内の業者の場合には,単価的には統一しているんですか。それとも,各電気工事店さんが自由な見積もりでやっているのか,その辺をお聞きしたいと思います。

参事兼まちづくり協働課長)電気の設置につきましては,各自治区のところで見積書を提出していただいている段階で,現実にはある程度ばらばらという部分があります。ただそれ程金額的な差はないという状況ですが,統一という形ではないという状況でございます。

島田委員)差はどれくらいあるんですか参考までに。

参事兼まちづくり協働課長)差という形なんですが,例えば,従来型のLEDの防犯灯につきまして,今あるところにLEDの防犯灯に取り換えるということですと,1灯1万円の補助を出している状況でございます。この中でいくと,2万2,000円かかっているところもありますし,半分1万8,000円くらいで,まあ千円未満は切り捨てになりますので,上限の1万円を超えないという地区もあるという状況でございます。他のものにつきましてもある程度の金額につきましては,半分という形になっており,マックスの最大の金額が出るところもありますし,自治区でお金を払っているという状況がある状況で,だいたい半分ぐらいですかね,それくらいという形になっているのが多いという状況でございます。

谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

新田委員)私も2点ほどお聞きしたいんですけれど,7ページの新規事業の空家対策事業何ですけど、この空家対策協議会委員報酬で15万円が予算計上されているですが,こちらの委員はもう選任されているんですか,何名ほどいらっしゃるのかお聞きいたします。

生活環境課長)今,4月に入りまして,担当者と一緒に調整をしている状況です。一応予定では10名で,1回の委員報酬を5,000円で,年3回ほどということで予定しております。委員の選定につきましては,今調整をしているところでございます。よろしくお願いをいたします。

新田委員)ありがとうございます。10名ほどで年3回の協議会を実施するということですけども,この協議会というのは具体的にどういった内容を協議されるのですか。

生活環境課長)今年度空家対策事業は新規で始まった事業でございますし,先程もご説明いたしましたが,適切な管理が行われていない空家等は最近問題になっております通り,防犯・防災安全面で市民生活に大きな影響を及ぼすことから,そういう実態調査をあげて,その中で,今後の空家の対策とか推進に向けて検討していくような委員会を行います。以上でございます。

新田委員)ありがとうございます。ということは,この下に空家等実態把握調査委託料898万5,000円とあるんですが,こちらはこの委員の方に委託するということになるんですか。

生活環境課長)こちらの空家等実態把握調査委託料についてですが,自治会等と連携の上,空家状況を収集し業務委託等を含めまして,その空家の実態の現状について把握するような委託料でございます。内容については,民間の方に委託しながら,行っていく事業になります。

生活環境部次長)3月の段階で区長さん方に,その地区の空家等がどこにあるかと調査をお願いいたしました。それを基にいたしまして,今度それを民間業者に委託しまして現地に入っていただく。そして現地に入っていただいて,建物とか周りにある樹木とか塀とか,そういったもの含めた中で調査をしていただくと,それを基に今度計画の方に反映させると,そのための実態調査ということになります。以上でございます。

新田委員)ありがとうございました,理解いたしました。あと一つなんですけれど,9ページのコミュニティセンターの維持管理経費で,これ3つのコミュニティセンターの指定管理料で予算計上されているんですが,この南台・杉並・鹿の子の3つのコミュニティセンターそれぞれに管理料の差があるんですけれど,これはどういった算定基準になっているのかをお伺いします。

参事兼まちづくり協働課長)お答えいたします。基本協定という形でもうすでに年間で,平成26年4月から31年まで,すでにもう鹿の子につきましては年度協定という形で進めております。その中で,その事業を進める中で,管理料等を計算して,それを債務負担行為という形でお支払いしているという形になるものですから,金額的なものにつきましては,使用料とかそういうものが,当然変わってくれば,債務負担行為の段階で変わったという状況になります。以上でございます。

谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

玉造委員)7ページの狂犬病予防経費ということで新規事業で犬猫の避妊・去勢手術補助金が載っておりますが,この募集の方で現在はどのような予定者が来ているか,またこれからなのかお伺いしたいと思います。

生活環境課長)こちらの方の新規の補助金でございますけれど,4月15日号の市報等の方にも,A4の用紙でその内容を配布してございます。その中ですでに,事前に3月中に協力していただける市内の動物病院さんの方に説明をしてございますので,4月に入ってからかなりの数が申請に上がってきてますので,もうすでに10件以上は申請が上がってきている状況でございます。

玉造委員)そうしますと,先程のお話しではございませんが,予算額を超えるような事態になりましたときには,この事業としては補正とかを組んで行っていくのかどうかお伺いします。

生活環境課長)確かに委員さんのご質問の通り,新規の事業でもございますし,実際の見込みの件数を上回るような場合でございますと,その辺のところは検討しながら補正の方も考えていきたいと思っております。

玉造委員)ありがとうございます。もう1点なんですけれども,11ページの疾病予防事業でウォーキング大会実施経費がございますが,これについてお伺いしたいと思います。

保険年金課長)ウォーキング大会ですが,昨年度は八郷支所から風土記の丘というコースを歩いたんですが,今年度は石岡運動公園を起点に恋瀬川方面の方を予定してございます。経費としましてはですね,参加賞とか,今回はバスは必要ないかもしれませんが,仮設トイレですね,そういった部分で経費を計上しております。以上でございます。

玉造委員)ありがとうございます。今年は恋瀬川の方へ行くというお話でございましたが,昨年八郷運動公園にもこのたびウォーキングコースとかもできて,更にウォーキングブームと言いますか,そういう応募者が多くなるということも予想されるのではないかと思うんですけれど,昨年は何名位だったのか,また今年はどのような状況かお伺いしたいと思います。

保険年金課長)正確な数字は持っていないんですが,400名程度ということで,目標クリアできたと聞いておりますので,今年度もこの程度を予定しております。

玉造委員)昨年度は400名程度でしたということですが,今年度は更に多くなる場合など,やはり事故とか具合が悪くなるとか,そういったことがないように,仮設トイレとかそういったもので万難を排していけるようにお願いしたいと思います。これ何月頃を予定しているのですか。

保険年金課長)10月から11月秋のシーズンを予定しております。

玉造委員)よろしくお願いしたいと思います。以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で,生活環境部の所管事務,及び平成28年度新規・主要事業についてを終結いたします。
 次に,保健福祉部の所管事務,及び平成28年度新規・主要事業についてを議題といたします。保健福祉部から自己紹介とあわせて説明を願います。

保健福祉部長)保健福祉部長の武熊でございます。引き続きよろしくお願いいたします。私からは保健福祉部の組織機構についてご説明申し上げます。 平成28年度保健福祉部の概要1ページをご覧ください。こちらには保健福祉部の組織図を記載してございます。保健福祉部は社会福祉課・高齢福祉課・こども福祉課・健康増進課の4課をもって構成されております。本年度は,再任用職員1名を含めまして,全員で122名の職員構成となっております。職員の配置につきましては,2ページから4ページに記載をしてございます。次に,各課の事務分掌でございますが,5ページから7ページに記載をしております。更に本年度の主要事業を8ページ以降に記載してございます。これらにつきましては,担当課長から説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

保健福祉部次長)4月1日付の人事異動によりまして,保健福祉部次長兼福祉事務所長を拝命いたしました大関でございます。部長の補佐役として,また,福祉事務所長として精一杯努めてまいりたいと考えておりますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。以上です。

社会福祉課長)社会福祉課長の小倉でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 社会福祉課の事務分掌につきまして,説明させていただきます。平成28年度保健福祉部の概要の5ページをご覧下さい。社会福祉課の業務につきましては,1から17まで記載してございますが,大きく分けまして3つになります。1つには,障害者支援に関する業務です。2つ目は,生活保護法に関する業務です。3つ目は,民生委員・児童委員,戦没者遺族,日本赤十字,人権推進,生活困窮者の支援などの社会福祉に関する業務です。
 続きまして,8ページをご覧下さい。平成28年度における主要事業でございます。はじめに,上から5番目の臨時福祉給付金給付事業8,573万1,000円でございますが,これは低所得者の経済的負担軽減のため給付金を支給するもので,金額は対象者1人当たり3,000円で,そのほか加算措置として,障害基礎年金や遺族基礎年金受給者には3万円を支給いたします。申請受付け開始は8月末頃を予定してございます。なお,3月の定例議会に補正予算を計上し,平成28年度に繰り越しいたしました,低所得の高齢者向けの臨時福祉給付金1人あたり3万円の支給に係る申請につきましては,4月25日から受付を開始いたします。
 次に生活困窮者自立支援事業686万5,000円につきましては,昨年度からの事業で,生活困窮者への早期支援と自立促進を図るための経費でございます。丸印があります,子どもの学習支援事業委託料につきましては,新規事業で,支援の開始時期は7月下旬の予定で事務を進めてございます。
 次に,新規事業の地域福祉計画策定事業369万4,000円につきましては,現行の計画期間が平成28年度で終了することから,平成29年度から5年間を期間とした第2期の石岡市地域福祉計画を策定するための経費でございます。
 次に,施設維持管理経費486万8,000円につきましては,障害者福祉施設けやきの家の施設維持管理に要する経費でございますが,本年度は新規事業として,施設の耐震診断を実施いたします。
続きまして,9ページをご覧下さい。1段目の障害者自立支援給付事業 11億2,997万8,000円につきましては,障害者総合支援法による福祉サービスを受ける際の経費として,自立支援医療の給付や補装具などの支給について,補助基準に基づき扶助等を行うための経費でございます。
 次に,ひとつ飛びまして,障害者地域生活支援事業7,264万6,000円につきましては,障害者の地域における生活を支える各種事業に係る経費で,日中一時支援事業委託や日常生活用具の給付などを行っております。
 次に,二つ飛びまして,心身障害児福祉事業301万円につきましては,在宅心身障害児の介護者等の福祉の向上を図るために,福祉手当を支給する経費のほか,新規事業といたしまして,障害者手帳の交付対象とならない軽度・中等度難聴児に対する補聴器購入費用の一部を助成する経費でございます。
 生活保護費17億7,676万3,000円につきましては,生活に困窮する市民に対し,その困窮の程度に応じて最低限度の生活を保障し,自立を助成するための経費でございます。
最後に,衛生費の精神難病福祉対策事業1,463万円につきましては,原因不明や治療方法が確立していない難病患者に対して,見舞金を支給する経費でございます。
 以上が社会福祉課所管の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。

社会福祉課副参事)社会福祉課副参事の藤岡でございます。昨年度に引き続きまして,人権に関することについて担当させていただきます。本日はご挨拶をさせていただきますが,どうぞよろしくお願いいたします。

高齢福祉課長)高齢福祉課長の菊地でございます。引き続きまして,よろしくお願いいたします。
 高齢福祉課所管分の事務分掌についてご説明申し上げます。お手元の資料 ペ−ジ5から6ペ−ジをご覧願います。高齢福祉課の事務分掌は,大きく分けて4つになります。1点目は,「高齢者の生きがいづくり」や「高齢者世帯」及び「ひとり暮らし老人」等の援護,老人クラブ等高齢者団体の育成・指導など高齢者福祉施策全般に関する業務でございます。2点目は,「地域支援事業」や「介護予防支援事業」をはじめ,高齢者への総合的な支援を行う「地域包括支援センタ−」に関する業務でございます。3点目は,介護保険室が所管する介護保険制度の運営にかかる業務でございます。4点目は,「ふれあいの里・ひまわりの館」が所管する施設の維持管理並びに運営に関する業務でございます。
 次に,平成28年度の主要事業の主なものについてご説明いたします。お手元の資料10ペ−ジをご覧願います。事業名,「社会福祉団体助成事業」でございますが9,744万円のうち3,166万円が高齢福祉課の所管分となります。内容ですが,要援護高齢者や何らかの支援が必要な方に対し,専門職や地域ボランティアがチ−ムを組み支援をする「地域ケアシステム」の運営を石岡市社会福祉協議会に委託する経費でございます。
 次に3項目飛ばしまして,「高齢者等支援事業」3,003万3,000円でございますが,高齢者の健康,生きがいづくりの推進に要する経費でございます。敬老会事業委託料1,504万5,000円・農村高齢者センタ−指定管理者指定管理料217万6,000円・いきいきクラブ補助金253万9,000円・高齢者ふれあいの家運営補助金391万円が主なものでございます。
 次に,その下の「在宅老人サ−ビス事業」1,402万9,000円につきましては,ひとり暮らし高齢者等に生活支援サ−ビスを提供し,在宅の高齢者が安心して生活できるように支援する経費でございます。
 内容は,緊急通報システム用備品392万1,000円・老人飲料賄費扶助373万3,000円・老人電話基本料扶助146万2,000円・老人福祉車購入扶助75万円が主なものでございます。
 次に,1項目飛ばしまして,「特別会計繰出金」11億222万5,000円でございます。介護保険特別会計の介護給付に対する市負担分 12.5% にあたる介護給付費繰出金 8億3,157万6,000円,介護保険運営にかかる人件費や事務費として繰り出す職員給与費等繰出金 2億3,947万3,000円が主なものでございます。
 次に,一番下の項目になります「生涯現役事業」431万4,000円でございますが,高齢者が生涯にわたり生きがいを持って暮らせるように応援するための経費でございます。「生涯現役プラチナ応援事業委託料」331万円,新規事業の「老人性白内障術後補助眼鏡等購入補助」50万円等でございます。老人性白内障術後補助眼鏡等購入補助につきましては,老人性白内障の手術後,視力の補助が必要な65歳以上で住民税非課税者に対し,補助眼鏡等購入費の2分の1,上限1万円を限度として補助するものでございます。
 次に11ペ−ジをご覧ください。ペ−ジ中段の 事業名「地域支援事業費」につきましては,地域包括支援センタ−を核とした介護予防サ−ビスを提供する経費8,644万8,000円でございます。このうち,包括的支援事業費 3,153万1,000円のなかの新規事業 「在宅医療・介護連携推進事業」130万4,000円でございますが,これは,地域の医療・介護関係者による介護の開催や在宅医療・介護関係者の研修等を行い,在宅医療と介護サービスを一体的に提供する体制の構築を推進していくものでございます。
 高齢福祉課所管の主要事業は以上でございます。よろしくお願いいたします。

こども福祉課長)4月1日付人事異動によりましてこども福祉課長を拝命いたしました萩原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 こども福祉課の事務分掌につきまして,ご説明させていただきます。
 平成28年度保健福祉部の概要6ページをご覧下さい。こども福祉課の業務につきましては,1から20まで記載してございますが,大きく分けますと2つに分かれます。
 1つ目は,児童手当の支給並びに児童扶養手当の支給事務,それに母子等の自立支援及び家庭相談等の業務でございます。2つ目は,市立保育所5か所の運営と市立幼稚園1か所の事務補助及び民間保育所や認定こども園への委託事務とそれぞれの施設が行う各種保育等のサービスに係る補助事業などの業務でございます。そのほか,児童館,児童センター運営に係る業務がございます。 
続きまして,12ページをご覧下さい。平成28年度における主要事業でございます。こども福祉課の主要事業につきましては,母子・父子自立支援事業から記載しております。このうち主な事業について,ご説明いたします。
 最初に,上から3段目の「保育支援関係経費」1億356万5,000円につきましては,保育需要の多様化に対応したサービスの充実を図るための経費でございます。新規事業といたしまして,「県民間保育所等乳児等保育事業費補助金」は民間保育所等における乳児等の保育に対し,これに直接従事する非常勤保育士1歳児担当こちらの雇用に要する費用の助成を行い,乳幼児等の保育体制の整備を行う保育所に対し,補助する事業でございます。
 次に下の段の「子育て支援事業」5,569万9,000円につきましては,子育て世帯の経済的負担軽減と定住促進を図るための経費でございます。
次に「地域子育て支援コーディネート事業」693万4,000円につきましては,子育て支援センターの運営経費と子育て家庭のニーズを把握して,適切な情報の提供や相談・助言を行う子育てコーディネーターの活動経費及び支援センターの運営経費でございます。
 続きまして13ページをご覧下さい。一番上の段「保育等運営経費」15億552万8,000円につきましては,認定こども園及び保育所が一定の基準を保持して入所児童の福祉を確実に保障するための委託運営経費及び施設型給付費でございます。
 次に5段目の「児童館施設維持管理経費」174万4,000円につきましては,新規事業といたしまして,館内トイレの洋式化改修工事を予定しております。
 次に1段飛んで下の子どもの遊び場維持管理経費264万1,000円につきましては,子ども福祉課で維持管理しております,子どもの遊び場にあるブランコの整備工事等でございます。
 こども福祉課からは,以上でございます。よろしくお願いいたします。

健康増進課長)4月1日付の人事異動によりまして,健康増進課長及び石岡保健センター所長を命ぜられました宮アでございます。よろしくお願いいたします。
 健康増進課の事務分掌につきまして,ご説明させていただきます。保健福祉部の概要の7ページをご覧ください。健康増進課の事務分掌につきましては,母子・成人及び健康増進事業に関すること,献血事業,栄養改善指導,予防接種に関することなど,15項目の事務事業について担当してございます。
 続きまして,主要事業につきましてご説明いたします。14ページをご覧ください。衛生費の「保健衛生一般事務費」3,358万円につきましては,市民の健康の保持・増進や保健衛生の向上を図るための経費でございます。主な経費としまして,病院群輪番制運営費補助金の3,111万5,000円でございます。
 次に,2項目目の「診療業務費」2,153万9,000円でございますが,休日夜間の緊急医療確保のため,緊急診療業務,・在宅当番医を実施し,市民の救急医療の充実をはかるための経費でございます。
 3項目目の「予防接種事業」2億3,189万5,000円につきましては,予防接種法に基づく各種定期予防接種及び,任意予防接種等に要する経費でございます。本年度は,新たに定期予防接種B型肝炎が追加となっております。
 次に,4項目目の「健康づくり推進事業」の206万1,000円でございますが,食生活改善事業の委託料及び歯科条例制定記念講演会の経費でございます。記念講演会につきましては,7月頃を予定したいと考えております。
5項目目の「成人保健事業」9,586万6,000円でございますが,本事業は各種がん検診,健康診査により,疾病の早期発見,早期治療を図り,生活指導・栄養指導等により,生活習慣病の予防等を行う事業でございます。
 最後に,6項目目の「母子保健事業」7,689万4,000円につきましては,母子の健康保持増進のため,妊婦から乳幼児までの,一貫した健診・保健指導を行う事業でございます。
以上が,健康増進課の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
ただ今の説明について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

岡野委員)介護保険特別会計の方でお尋ねをします。現在ですね,特別養護老人ホームに入所を希望していながら入れない,いわゆる待機高齢者という方は,石岡では何人くらいいるのかお伺いします。

高齢福祉課長)3月31日時点でございますが,施設に申し込んでいる方の人数は,石岡市以外の方も含めまして,315人でございます。

岡野委員)確認ですけれど,315名がいわゆる待機高齢者というふうな認識でよろしいのでしょうか。

高齢福祉課長)ちょっと1つ申し上げませんでしたが,この315名の中にはですね,1人でいくつも施設に申し込んでいる方もおりますので,重複もしてございます。以上です。

岡野委員)後ででもいいですから,重複を一つと数えて実際に待機高齢者と言われる,いわゆる特養に入所を希望しながら待っている方は,重複を1人と数えてどれくらいいるかを,後でけっこうですから教えていただきたい。実数を教えていただきたい。それでですね,今年の4月1日からですね,要介護3以上でないと入所はできない,特養には入れないというような介護保険の改正によって変わったと。それじゃ要介護2以下の方はどうするのかという話になってくるんですけど,その介護サービスについてどれくらい変わっても,厳しい制限が設けられても,市としてですねどういう介護サービスを,低下をきたさないようなことをしていくのかお尋ねをいたします。

高齢福祉課長)入所待ちの方に対しましては,やはり老人保健施設あるいは通所介護施設,いわゆるデイサービスなどを利用していただきながら入所をお待ちいただくということかと思われます。

岡野委員)これ老老介護あるいはその誰も知らないうちに一人暮らしで亡くなっていくということがよく新聞報道等にありますが,そういう人生最期の時にやはりそのもっと寂しい最期というような,あるいは悲惨な老老介護で悲惨な最期をむかえるようなことは,やはり避けなければならない。しかもそれは行政の責任になると私は思っておりますので,その点についてですね,今回介護保険が変わってですね,いわゆる姥捨て山的な福祉であってはならない,そう思いますのでその点についてどういうふうに今後進めていくのか,部長から答弁をいただきたい。

保健福祉部長)まず第1点目,本年から特養要介護3以上の制約はございますが,要介護1,2であっても特定入所者という取り扱いをいたしまして,何らかの理由がある方,例えば委員さんのおっしゃいましたように,一人世帯の高齢者で自宅での生活が難しい方,こういった方は入所が認められてございます。もちろん現在入所している方要介護1,2であっても特養を出て行けという制度にはなってございません。ただ委員さんおっしゃる通り,今後も要介護1,2であっても一人世帯または老老世帯の方は増えて行くと思われます。現実に一人暮らしまたは高齢者のみの世帯が増えて行くと思いますので,こちらにつきましては,特養ということではなくて,石岡市内にはまんべんなく色々な施設がございます。例えばグループホームもちろん老人保健施設もそうですが,その他に小規模多機能型介護施設,これは入所と通所を組み合わせた施設等もございますので,石岡の特徴を生かしながら,一人暮らしの高齢者で要介護者ないし高齢者のみの世帯で要介護者の方につきましては,包括支援センターを中心に在宅介護支援センターないし社会福祉協議会,こちらと連携を取りながら,委員さんおっしゃるように一人で生活できない方への支援については,十分に連携しながら対応していきたいと考えてございます。以上でございます。

岡野委員)今,部長の答弁は分かりますが,先ほどの課長の説明で待機高齢者は315名という数からすればですね,それは希望すれば要介護1,2でも入れますよと言ったって,それは施設ですから限度があるわけですよ。そういう中で,こういう形で要介護1,2は入れると言っても場所がなくては入れないということもありますので,それはやっぱりなるべく待機高齢者を減らすような工夫を進めるべきであると思います。2025年という問題があるんですよ。それは我々の団塊の世代が後期高齢者75歳になる。2025年の問題というのは,国でもどうなるかわからない。どんな高齢福祉を進めていくか分からない。どうしていいか分からない状況になりますよというようなことで2025年問題というのは出てきているわけですから,それに向かって毎年毎年進んでいく。地方自治体間で格差が出てくると私は懸念がありますので,人的配置マンパワーももちろん必要ですし,石岡市はそういうものに,高齢福祉が模範的な自治体になるように,今後努力していただきたいと思っております。以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

新田委員)今,待機高齢者という話が出たので,私からは待機児童について,こども福祉課所管についてお聞きしたいのですが,保育施設の入所状況について,私の周りに希望が多くて入れなかったよという声が何件かあったものですから,待機児童ではなく,まず希望した,保育所に入れなかったという児童はどれくらいいたのか,現状況をお聞きいたします。

こども福祉課長)ただいまの委員の質問に対してお答えいたします。今,希望があった,保育所の方を希望したけども入れなかったというような人数については,手持ちの資料がございませんので,後ほどお答えできればと思います。今現在4月1日時点で石岡市内の教育施設,保育施設,こちらにつきましては,入所人員2,058人に対しまして,今現在入所している児童数が2,041名ということになっておりますので,17人まだ空きがあるということで把握しております。以上でございます。

新田委員)ありがとうございます。ということは希望が通らずに入所できなかった児童以外のいわゆる待機児童というのはいらっしゃらないということでよろしいんですよね。

こども福祉課長)はい,委員のおっしゃる通りでございます。

谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

池田副委員長)健康増進課の中の感染症予防に関することに関しまして,昨今のところですね,大人の結核のことがよく新聞やあるいはメディアで取り上げられておりまして,まあこれ決して過去の病気ではなくてですね,現在もですね2万人以上の方が毎年罹患しているというようなことが言われてました。本市において結核の罹患の状況というのは,もし数字を把握されているのであれば教えていただきたいと思います。

健康増進課長)ご答弁いたします。詳細な数字を現在持っておりませんので,後日ご返答いたしたいと思います。

池田副委員長)それでは,成人については,いわゆる予防接種はできないというようなことでございまして,当然子供の時期にBCGを接種するわけですけども,その接種の状況について確認させていただきたいと思います。

健康増進課長)BCGの接種につきましては,生後3か月間接種できるものでございます。接種率に関しましては,だいたい8割から9割の接種率で,接種拒否の方もいらっしゃいますので,だいたい9割前後でございます。

池田副委員長)生後3か月から接種が可能で9割程度の子供たちが受けていると。これ生後3か月から何回程度受けるものなのか,1回で済むものなのか,あるいは数回受けるものなのか確認をしたいと思います。

健康増進課長)ご答弁いたします。大変申し訳ございません。現在BCGの接種につきましては,定期予防接種として5か月から8か月で1回接種するのが望ましいとされております。

谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

玉造委員)社会福祉課の方で生活保護に関することという事務が入っておりますけども,この生活保護を受けている方が大変増えてきているのかと思うんですけれど,そういった受けている人が,いろんな状況があって受けているのだと思うんですが,周りの市民の皆さんから,ギャンブルとかを日常的にやっている人がいるとか,そういった声が聞こえて来ているんですけれども,こういう人への指導と言いますか,見守りと言いますか,そういったことはどのような態勢でなさっているのかお伺いいたします。

社会福祉課長)まず保護受給者への家庭訪問を実施するわけですけれども,こちら段階がいくつかに分かれていまして,例えば,入院とかしている方は半年に1回でもいいということになっております。例えば稼働年齢,働ける年齢65歳以下の方であれば,働くことについての指導なり助言なりする関係上,家庭訪問は月に1回とか他の方より多い場合がございます。その際に,今現在休職状況であるとか,生活状況等を確認してございます。市民の方から先ほど言われたような,ギャンブル,パチンコであるとか,それから昼間から飲酒しているとか,そういうような情報をいただく場合がございます。そういう場合には本人に確認しまして,その時には生活費を計画的に使うようにということで指導しているような状況でございます。以上です。

玉造委員)ありがとうございます。月に1回は訪問しているという事でございましたが,そういった生活保護を受けている方の生活が乱れていると言いますか,市民の方が集まるとそういう話題が出てくる状況がございますので,以前よりはそういった方が増えて来ているのかなと感じているわけでございますので,月に1回は見守りとかあるいは,その他のきちんとした就職というわけでなくても,その他の働き口ですとか,そういったこととかご指導の方を,もうちょっと頻繁にやられて,そういった批判と言いますか,それが出ないようにしていただければなと思いますが,いかがですか。

社会福祉課長)まず保護世帯,それから保護人員の推移ですけれども,現在手持ちの資料ですと,2月末になってしまうんですけれど,世帯数で698世帯,人数で言いますと890名の方が対象となっております。昨年度の平均ですけれども,世帯数でいうと697世帯,保護人員で言いますと,905名ということで,微妙ですけれど増えているといってもそれほど目立った増え方ではないというふうに思っております。それと訪問回数ですが,当然色んな情報があった時はすぐに対応しますけれど,それ以外の定期的な訪問につきましては,これは連絡なしで行きますので,留守の場合も当然あります。その場合は不在票を置いて連絡待ちをするわけですけれど,なかなか連絡がこない場合には,また直接訪問したりしております。そういう関係で,1か所に何回も訪問する場合もありますんで,ケースワーカーの人員からして,なかなか回数を頻繁にというのは,まあ問題になる方は別ですけれども,その辺は効率的に行っていきたいと思います。

島田委員)保育所,幼稚園,小学校低学年の子供たちが,色々な保育の延長とか,また学童保育とか5時以降保護者の都合に合わせて7時頃までみるような環境が整いつつあるわけなんですが,その中で,民間の業者,8時までも10時までもみますよというような民間の業者が最近出来て来ているとというようなお話を聞いているんですが,石岡ではそういうふうな現状と申しますか形はありますか。

こども福祉課)ただいまの委員の質問でございますが,今こども福祉課の方では,そのような時間まで延長しているようなところは把握しておりません。

島田委員)やはり保護者のニーズと申しますか,色々な形の社会でして,つくば,土浦あたりにはそういう民間の,どういう資格というかどういう申請をして営業が始まるか,始まれるか分からないんですけれど,今その1つのチャンスだと言って,その事業を計画している業者があるみたいです。やはり子育て需要と供給ですが,健全育成という面からしたら,ある程度行政の指導も必要なのかなと思いますので,そういう機会と申しますか,そういう状況がみられた時には,行政としてある程度の指導はしていかなければいけないのかなと,私はそう思いますので,その辺よろしくお願いしたいと思います。

谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

    〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で,保健福祉部の所管事務,及び平成28年度新規・主要事業についてを終結いたします。
 暫時休憩いたします。

   −休憩−

谷田川委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 先ほどの玉造委員の質問に対し,答弁ができたようでございますので,お願いをいたします。

保険年金課長)昨年度のウォーキング大会の参加数ですが,約400名ということで答弁させていただきましたが,実数376名という数字ですので,よろしくお願いしたいと思います。なお,岡野委員の高額療養費の限度額認定証につきましては,国保税の滞納者等には該当しないということなので,すぐに数字が出ませんので,後でお示ししたいと思います。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)次に,教育委員会事務局の所管事務,及び平28年度新規・主要事業についてを議題といたします。
教育委員会事務局から自己紹介とあわせ説明願います。

教育長)教育長の櫻井でございます。昨年度に引き続きましてよろしくお願いを申しあげたいと思います。
 教育委員会では昨年11月に策定をいたしました,石岡市教育大綱に掲げます,ふるさとに学び・夢にはばたく・輝くひとづくりのまちの実現に向けて取り組んでまいります。所管事務並びに主要事業の内容につきましては,各担当者から説明を申しあげます。よろしくお願いします。 
     
教育部長)教育部長の宮本でございます。昨年度に引き続きましてよろしくお願いいたします。
 私からは教育委員会の職員配置につきましてご説明をさせていただきます。
 資料の1ページと2ページの職員配置図をご覧いただきたいと思います。教育委員会は,教育総務課・生涯学習課・文化振興課・中央公民館・スポーツ振興課・学校給食課の6課で構成されております。なお,教育総務課内に指導室が併せて今年度から学校統合担当が配置されました。また,生涯学習課内に中央図書館がございます。なお本年度から2019年茨城国体に向けまして,スポーツ振興課内に国体推進室が設置されました。本年度の職員数につきましては,再任用職員9名を含めまして,89名の職員体制となっております。
 3ページから6ページの事務分掌ならびに7ページから12ページの平成28年度における主要事業施策概要につきましては,担当課長から説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

教育次長)4月1日付で教育委員会次長を拝命いたしました,吉水と申します。よろしくお願いいたします。 
 部長の補佐役としまして,円滑な業務遂行に向けまして,教育委員会部内外の連絡調整に努めてまいりたいと考えておりますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。以上でございます。

参事学校総合担当)4月1日付けで,教育委員会参事学校統合兼学校教育担当を拝命いたしました金子でございます。
 学校教育の充実に努力してまいります。よろしくお願い致します。
    
参事兼スポーツ振興課長)4月1日付けで,参事兼スポーツ振興課長を拝命いたしました鈴木でございます。よろしくお願い致します。
 私からは,初めにスポーツ振興課が所管しております,事務につきましてご説明申し上げます。お手元の資料5ページをお開きいただきたいと思います。下段側に掲載されております,スポーツ振興課分掌といたしまして,社会体育,スポーツ・レクリエーション計画及び実施に関することから,社会体育施設の総合調整に関する事までの7項目となっております。
 続きまして,平成28年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。
 資料の11ページをお開きいただきたいと思います。主な事業といたしまして,各体育施設の維持管理及び管理運営,体育振興活動,スポーツイベント事業など12ページにかけまして10項目の主要事業施策事業を挙げさせていただいております。その中におきまして,平成28年度新規事業といたしまして,12ページ中段にあります,八郷運動公園維持管理経費の中の,ウォーキングコース整備工事5,290万円について,ご説明申し上げます。この事業は,市民が生涯にわたり健康維持と介護予防を図るため八郷運動公園の多目的広場の外周に570メートルのウォーキングコースを整備するものでございます。平成27年度におきましては,実施設計のための測量費を計上させていただき,今年度におきましては,ウォーキングコース整備工事施工のための整備設計委託料95万1,000円と合わせて計上させていただいております。以上が平成28年度のスポーツ振興課の主な主要事業施策概要でございます。よろしくお願い致します。
 
スポーツ振興課副参事)4月1日付けで,スポーツ振興課副参事兼国体推進室長を拝命いたしました大久保と申します。よろしくお願いいたします。スポーツ振興課国体推進室の事務分掌でございますが,業務概要の6ページをご覧ください。国体推進室としましては,国民体育大会の開催に係る各種事業の推進及び調整に関すること,その他国民体育大会に関することになっております。続きまして,平成28年度における主要事業施策概要についてご説明いたします。資料の11ページの下ほどをご覧ください。新規事業となります国体開催準備事業としまして,国民体育大会開催に向けた準備に関する経費70万9,000円になります。主な事業概要でございますが,選手強化に向けたバドミントン教室開催の謝礼金10万円・岩手国体視察等の旅費が33万4,000円,国体開催に向けた啓発用品費,13万4,000円になります。以上が,国体推進室の主要施策概要でございます。よろしくお願いいたします。
 
教育総務課長)教育総務課課長兼学校統合担当の野口と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私から,教育総務課の事務分掌及び平成28年度における主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。
初めに,教育総務課の事務分掌でございますが,資料3ページをご覧ください。1項目目の教育委員会の会議に関することから4ページの上から4項目目その他,他の課に属さないこと,までの28項目になります。内容といたしましては,教育委員会の規則等の制定及び改廃など教育委員会の庶務に関すること。学校予算の執行計画及び経理に関すること。小中学校施設の整備及び維持補修に関することや,教材教具の整備及び管理に関すること。小中学校管理備品の整備及び管理に関することなどが主な業務となっております。
 次に,平成28年度における主要事業施策概要でございますが,資料7ページをご覧ください。1項目目の教育委員会関係経費から資料8ページの下から4項目目のICT環境整備事業(中学校)までの17の事業が教育総務課の所管となっております。内容につきましては記載のとおりございますが,平成28年度石岡ふるさと再生プロジェクトにおける教育環境充実プロジェクトに位置付けられております,2つの事業につきまして,ご説明申し上げます。資料7ページをご覧ください。上から2項目目の庶務一般経費1,401万3,000円ですが,教育委員会事務局に要する経費でございまして,平成26年度から,継続して実施しております,新入学祝記念品(ランドセル)877万円を計上してございます。内容といたしましては,平成29年度に小学校に入学する児童を対象に,入学祝品としてランドセルを給付することで,子育て世帯の経済的負担の軽減を図るものでございます。
 続きまして資料8ページをご覧ください。下から4項目目のICT環境整備事業(中学校)でございますが,情報教育を推進するための備品購入に要する経費といたしまして,教育用備品310円を計上したものでございます。事業概要といたしましては,子どもたちの学習環境の充実を進め,学力の向上を図るため,デジタル教科書などを活用していくために,50インチの大型ディスプレイを各中学校の普通教室に設置を予定するものでございます。以上が教育総務課所管の主な主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。  
   
指導室長)4月1日付けで,教育総務課指導室長兼学校統合担当を拝命いたしました松本と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,指導室担当の事務分掌及び平成28年度における主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。
 初めに,指導室担当の事務分掌でございますが,資料4ページをご覧ください。指導室でくくられた1項目目の学校教育の計画,経営及び生徒指導に関すること,から12項目目教職員の表彰に関すること,までの12項目になります。
 続きまして,平成28年度における主要事業施策概要でございますが,資料8ページをご覧ください。下から3項目目の学務一般経費から資料9ページの上から6項目目心の教室相談員配置事業までの合わせて9つの事業が指導室の担当事業となります。その中の3つの事業と,そして項目にはありませんが昨年度から準備してまいりました「ふるさと学習推進事業」についての進捗についてご説明申し上げます。
 まず,資料9ページの上から1項目目の語学指導事業でございます。市内の小中学校に10名のAETを配置しております。小学校では外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませ,コミュニケーション能力の素地を養い,中学校ではコミュニケーション能力の基礎を養うなど,各学年の発達段階に応じた英語力の育成を図っているところでございます。英語指導助手委託料が経費でございます。
 次に,資料9ページの上から3項目目の教育活動指導員配置事業でございますが,介助員といたしまして前年度より2名増の38名分を確保し,障害等により学校生活をしていく上で,特別な配慮が必要な児童に対する支援を行うことを目的に,現在20の小中学校に配置しているところでございます。介助員の報酬が経費でございます。
 資料9ページの上から5項目目の平和大使派遣事業でございますが,中学2年生を広島市へ派遣し,戦争の悲惨さや命の尊さを学び,平和に対する認識を深め,そして広めていくことを目的に,昨年度新規事業として始まった事業でございます。平成28年度は派遣する中学生を27年度の6名から12名に増やし,事業の充実を図って参ります。経費としましては,生徒・引率者の宿泊費や交通費が主なものでございますが,派遣生徒を増員した分,27年度より経費が増額しております。
 その他の事業につきましては,継続事業として取り組んで参りたいと思います。
最後に,ふるさと学習推進事業についてですが,テキストができあがり,市内の全児童生徒に配布が済んでおります。小学校低学年では年間4時間,小学校中学年から中学3年生までは年間5時間を「授業」として位置付け,民話を聞いたり,カードやパンフレット,カルタ等,多様な方法で表現し,活動したりしながら,「ふるさと学習」を進めて参ります。現在,学習計画表やワークシート等を各学校に配布したり,学習の進め方等の周知をしたりする等,その準備を進めているところでございます。
 以上,よろしくお願いいたします。
      
生涯学習課長)4月1日付けで生涯学習課長を拝命いたしました萩原と申します。どうぞ,よろしくお願いいたします。
 私からは,生涯学習課の事務分掌と,所管の主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。
 まず,事務分掌でございますが,資料4ページをご覧ください。生涯学習課「1 生涯学習の企画,調整及び推進に関すること」から5ページの「14 放課後子どもプランに関すること」までの14項目と,中央図書館の「1図書館の管理,運営に関すること」から「7 公民館図書室の図書,資料の管理に関すること」までの7項目,計21項目の記載となります。
 次に,平成28年度の主要事業施策概要でございますが,資料9ページをお開きください。ページ中段から10ページにかけまして,中央図書館の2つの事業を含む10の事業が,生涯学習課関連事業となります。その中から,2つの主要事業につきまして,ご説明申し上げます。まず一つ目として,9ページ下から3番目の「放課後児童対策事業」につきましては,市内の小学校で開設しております放課後児童クラブの運営経費となります。平成28年4月12日現在,市内18の小学校に開設し,利用児童数は739名,雇用支援員数は99名となっております。その中で,支援員の報酬費として,放課後児童支援員報酬 1億249万7,000円を計上しております。石岡市放課後児童対策事業補助金 3,392万7,000円については,当市の条例等に準じた学童保育事業を実施している,市内の民間幼稚園,保育園等を対象に,運営を支援する補助金として,昨年度から交付しているものです。
 続きまして,10ページ上から4項目の中央図書館の中央図書館管理運営経費でございますが,図書館の維持管理及びこども用プレハブ図書館の新設に要する経費となっております。この中で,新設プレハブ図書館の実施設計費用として,実施設計委託料 790万5,000円,プレハブ図書館本体のリース料として,建物借上料 1,152万円,プレハブ図書館工事に伴う駐車場内の整備等の費用として,施設改修工事 685万円を,今年度,新たに計上してございます。
 その他の事業につきましては,継続事業として取り組んで参ります。
 以上が平成28年度の生涯学習課所管の主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。
    
文化振興課長)昨年度に引き続きまして,文化振興課長を務めさせていただきます、武石と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 まず文化振興課の所掌事務でございますけれども,資料の5ページ中ほどをご覧いただきたいと思います。「芸術文化の企画及び推進に関すること」以下,ご覧いただく9つの項目について担当させていただきます。
 次に28年度予算の概要でございますが,資料10ページの,中ほどからやや下をご覧いただきたいと思います。
文化振興課では,業務を「発掘調査経費」,それから「文化財保護保存及び普及経費」,そして「芸術・文化振興経費」の3つの事業に分けております。これらのうち,主だったもののみ,ご説明申し上げます。
 まず,「発掘調査経費」でございますが,その1行目に測量・調査等委託料183万6,000円と記載してございます。これは,来年1月の国指定史跡申請を予定してございます瓦塚窯跡について,昨年度に文化庁の調査官が現地に見えた際に,指定の範囲をもう少し広げ,傾斜変換線,これは,山の傾斜が変わる線を言うそうでございますけれども,その傾斜変換線までとしたほうがよいのではないかとのご助言をいただきまして,それによって広がるであろう面積,約4,700平米になりますが,測量を予定しているところでございます。
 次に,その下発掘調査委託料400万円と記載してございますけれども,これにつきましては,今年度三村にございます地蔵窪貝塚から出土いたしました貝の整理を予定しているものでございます。
続きまして文化財保護保存及び普及経費でございます。1行目に文化財保存管理計画策定委員会委員報酬24万円を計上しておりますけれども,今年度は,佐久良東雄旧宅と舟塚山古墳の計画策定を行いまして,佐久良東雄旧宅につきましては今年度に策定を終えたいと考えております。舟塚山古墳につきましては,今年度から3か年で策定させていただく予定でおります。
 また,3行目の指定文化財等保存事業補助金 307万7,000円につきましては,市指定・県指定の指定無形民俗文化財の公開を促進するための補助金のほか,文化財の防災設備の点検のための補助金,または修理のための補助金といたしまして,柿岡の不動明王の本体,それから佐久の大杉,それから佐久良東雄旧宅の長屋門,そして善光寺楼門の4つの修理補助金を予定してございます。
 最後に「芸術・文化振興事業」でございますけれども,お示しした各団体への補助金を通じまして,それぞれの活動を支援することによって,市民の皆様が芸術に触れる機会を作らせていただくとともに,さらに一歩進んで,自ら芸術に携わっていただけるよう,各団体の活動を後押ししていきたいと考えております。
 文化振興課からの説明は以上でございます。今年度も,よろしくお願いいたします。
     
中央公民館長)昨年度に引き続きまして,中央公民館館長を務めさせていただきます櫻井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 まず,中央公民館の事務分掌でございますが教育委員会業務概要5ページをご覧ください。1として,公民館の管理運営に関すること。2として,各種講座・研修会・講演会の実施に関すること。3として,各地区公民館の連絡調整に関することの3項目でございます。
 続きまして,平成28年度の中央公民館の主要事業を説明させていただきます。10ページ,11ページをご覧ください。中央公民館管理運営経費から国府地区公民館管理運営経費まで所管しております。中央公民館・石岡地区公民館4館・分館2館・八郷地区公民館8館の計15各館それぞれ特色のある講座等を含めた円滑な活動を行うための運営及び維持管理経費を計上しているところです。
 本年度につきましては,中央公民館及び石岡地区の4公民館において特殊建築物定期調査報告委託料総額273万5,000円について説明申し上げます。建築基準法第12条に基づき2年に1度,特定行政庁に報告する規定があるためです。また,八郷地区公民館維持管理経費に要する経費の地区公民館地域活動事業委託料320万円について説明申し上げます。地域住民が生涯学習の機会や情報提供の充実,学習の成果を発揮できる場や地域密着した特色のある事業が円滑かつ効率的に運営体制を充実させていきたいと考えております。
 私の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
      
学校給食課長)このたび4月1日付けで学校給食課長兼石岡給食センター所長を拝命いたしました,小林と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは,学校給食課所管事務,並びに主要事業について,ご説明いたします。資料の6ページの「学校給食課」の欄をご覧いただきたいと思います。
 学校給食課の事務分掌は,9項目記載してございます。大きく分けますと管理運営及び調理業務の2つに分けられます。学校給食課は,石岡給食センターと八郷給食センターを所管しております。それぞれの給食数ですが,石岡が日平均約4,100食,八郷が約2,100食となっております。昨年,平成27年9月より八郷給食センターの調理業務を民間委託してございます。
 次に,主要事業施策の概要ですが,12ページ中段から下をご覧いただきたいと思います。石岡給食センターの管理運営経費は,4,273万8,000円を計上してございます。電気料,水道料,施設用燃料,施設の管理保守保安委託料の維持管理経費がその主なものでございます。次に,調理業務経費といたしまして,2億5,816万6,000円を計上してございます。主なものといたしましては,調理業務や給食受入業務にかかる嘱託員の報酬や賄材料費,給食配送委託料などでございます。
 続きまして,八郷給食センターをご説明いたします。管理運営経費といたしまして,2,496万3,000円を計上してございます。主なものといたしまして,電気料,水道料,施設用燃料,施設の管理保守保安委託料で維持管理経費でございます。次に,調理業務経費といたしまして,1億7,134万5,000円を計上してございます。新規事業といたしまして,調理機器の備品借上料がございます。痛みの激しい調理機器をリース形態により更新するものでございます。その他,主なものは,賄材料費,給食配送委託料,調理業務委託料,でございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
      
谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただ今の説明について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
  
岡野委員)1点だけお伺いいたします。八郷南中学校跡地にですね,特別支援学校が来ると,そうすると,小幡地区公民館が今入って事業を行っていると,それでは小幡地区公民館は特別支援学校が来たらば,そこをどかなければならない。小幡地区公民館の今後の在り方についてどのように考えているのかお伺いします。

教育部長)岡野委員さんから出ました,今,旧八郷南中学校の跡地に小幡地区公民館が,3.11の震災によりまして,八郷の休養村センターから間借りという形で入っている状況にあります。当然県立の特別支援学校の誘致が決定したことによりまして,来年の10月ぐらいから工事を着工するという状況にありますので,それまでの間に小幡地区公民館の在り方について決定をし,仮に建て替えるという話になれば,その取り壊す前に対応は考えていかなければならないというように思っております。しかしながら,まだ方針というものが具体的に決定はされておりません。なので,教育委員会といたしましては,地元の小幡地区に県立特別支援学校が誘致されたことにより,小幡地区公民館がそこの場所を退くということをきちっと説明をして今後の方向性についても説明をしてまいりたいというふうに考えております。

岡野委員)これは私も前に一般質問で取り上げたことでございますが,この状態のまま間借りをしていると,例えば新しい公民館を作るとしてもですね,場所あるいは設計そして業者という段取りを踏んで公民館は作ると,ある程度の期間がかかる。早くですね,方針を出して,そして小幡地区公民館の事業運営に支障をきたさないような形で公民館を整えることが重要だと思いますので,この件について早くですね進めていってほしいと教育長に考えをお伺いいたします。

教育長)概要につきましてはですね,教育部長が申し上げた通りでございますけども,小幡地区公民館として使用できる,まあ県の方と話し合いをしている状況の中では,29年の10月までは市の使用可能であるという話をいただいております。ただ,小幡地区の皆様には,本当に大変ご迷惑をおかけしておりますし,一時的な避難の公民館ということで現在使用いただいておりますので,その後の解消に向けてですね,今年度中に方向性を考えて結論を出していきたいと考えております。なるべく早い段階で対応を進めていきたいと考えております。それから,公民館の在り方につきましても,現在社会教育委員会の方で検討をいただいておりますので,そういったものも参考にさせて進めて参りたいと思っております。以上です。

岡野委員)よろしくお願いします。以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

池田副委員長)3点ほどお伺いいたします。まず初めに平和大使派遣事業で,昨年も広島市に生徒を派遣しているわけですが,そもそも,どのような基準で派遣生徒を選定しているのかお伺いいたします。

指導室長)質問にお答えいたします。対象の生徒といたしまして,中学2年生であること,平和に関する意識が高く,平和大使派遣の趣旨及び実施内容を理解している生徒であることということを各中学校の方に伝えてございます。

池田副委員長)そういう基準だということは,今伺って理解はするところですけれども,どうしてもその曖昧さていうのがどうしても否めないですね。やはり派遣する生徒,ちょっと大げさな言い方をすれば,オピニオンリーダーでなければならない。つまり,学校全体であるとか,その生徒会の中の集団の中の意思決定に影響するようなお子さんの方がいいようなきがするんですけれども,そういった中で,まあ学校の現場には無いと思うんですけども,例えばその,保護者なんかにどういうことで選んだんですか,私的な選定はされてないですかなんていう無用な抗議なり,あるいは問い合わせがあった時の対応というのも,やはり考えなきゃいけないと思うんで,どういう問い合わせについても明確に答えられるような,その明確の基準作りというのが必要になってくるような気がするんですが,これは,教育長からちょっとお考えをお示しいただければと思います。

教育長)原則的な基準につきましては,先ほど室長の方から申し上げた通りでございますけども,この人選にあたりましては学校の方に一応お願いをして,推薦というような形で現在はお願いをしているところでございます。そして昨年度につきましては,初めての状況でございましたので,選定にあたっては学校としても大変苦慮されたのかなというふうに推察をしております。今後はよりですね帰ってきてからの成果を広めるべく,2名ということで増員をさせていただきましたけども,昨年度の反省を踏まえましてですね,学校の方にそういった教育委員会の方からの基準を,きちんとした基準をお示しし,そして,学校にも協力をいただきまして,中学生を派遣してまいりたいと,このように考えております。以上でございます。

池田副委員長)次に2点目をお伺いいたします。今回八郷運動公園内にウォーキングコースを作るということで,先ほど570メートルという距離が示されました。これ当然,足や膝に負担がないようなウレタン舗装での整備だと思うんですが,利用する方にとってはやはり距離の問題が重要になってくるんですね。例えば,石岡運動公園のウォーキングコースですと1,008メートルですね。柏原池公園のウォーキングコースですと600メートル,私の自宅近くにある国府公園ですと340メートルです。今回570メートルということで限られたスペースで設置をするものですから,当然こういう数字になってくると思うんですが,利用する側にすれば,長いに越したことはありませんし,その辺どのようなレイアウトかも含めまして,ちょっとお伺いしたいと思います。

参事兼スポーツ振興課長)今回,570メートルということなんですけども,幅員といたしまして2メートルから1.5メートル。場所は多目的広場のちょうど外周の芝の所なんですけども,そこに作ります。北側なんですけども一部どうしても2メートルを取れないもんですから,1.5メートルということで,そこに街路灯,まだ設計はできてないんですけども約20基,それとサイン版10か所というような形で進めていきたいと考えております。以上でございます。

池田副委員長)これ利用者の駐車場の観点で,例えば夜間ウォーキングします,あるいはジョギングしますというような場合に,その駐車場の利用が当然想定されると思うんですけど,そういったのはどのように考えてらっしゃるのか,あるいはどのようにするのかお伺いします。

参事兼スポーツ振興課長)駐車場に関しましては,現在の既存の所に使っていただくというような形になると思うんですけれど,あと奥に1か所小さい駐車場がありますので,そちらを今まで通り使っていただくというような形で行きたいと考えております。以上です。

教育部長)池田副委員長の先ほどのウォーキングコースの570メートル,まあ中途半端な距離ですねということでご質問いただきました。私も実際に現地の方を歩いてみて計測をさせてもらったところ,やはりきちっとした数字がとれないということで,その1つの対策として,そのコース上に1周をして更に30メートル行ったところに600メートルの表示をして,更にその後1キロという表示をさせていただきたいと思います。まあ600メートルでかける5周すれば3キロメートルということなんで,その辺の所非常に気にするところなんで,その辺は配慮した表示でまかなっていきたいと思います。

池田副委員長)はい,ではこの件につきましては結構です。最後にお伺いいたします。八郷給食センターの調理の民間業者への委託が始まって,まあ昨年の9月からですけれど,3月でちょうど半年,実際には新年度に入っても給食の提供がされているわけですけども,端的にお伺いいたしまして,民間委託をした結果ですね,どのような効果あるいはどのような課題があったのか,ちょっと端的にお伺いします。

学校給食課長)ご質問にお答えいたします。現在半年過ぎ,今年にも民間委託のほうをさせていただいているところでございますが,手元のほうに資料のほうを持ち合わせておりませんので,後ほど,その効果等というものをまとめまして,委員さんのほうにお知らせしたいと思います。以上でございます。

池田副委員長)八郷の給食センターなんですけども,従来は非常に美味しいということで評判も良かったんですね。民間になったから不味くなったということではないでしょうけども,やはり様々な視点観点から成果なり効果なり課題なりを検証する必要もあるのではないかという思いもいたしますので,その辺とりまとめ等をしていただきまして,当委員会に資料としてだしていただければと思います。

教育部長)学校給食課長については,今年度4月から担当したということから,内容について詳しくは承知していないということで,私も去年1年間プロポーザル方式によって業者の選定がされました。その中で只今の質問があった,その効果と課題につきまして,この委員会の中でも何人かの委員さんのほうから,業務委託することによって何がメリットなのという質問がありました。お金,財政的な面ではないというふうに思っています。財政的にはそれほど変わりはありません。しかしながら業者に委託することによって調理業務の人数,調理員の人数の確保がきちっとされていることによって,これまで決められた人数の中で,たとえば色んな特別な用事が入って休んでしまったり,病気になって休んでしまったりした時の,その調理員さんの呼集について的確に適切に対応ができているということでありまして,その点が1番大きなことかなと思っています。将来的に石岡の学校給食センターについての調理業務について,移行をしていきたいと考えをもってまして,当然これについてきちっと,今回の八郷の民間調理業務についてのことを検証をして対応していきたいというふうに考えております。またその他具体的にたくさん,給食の配膳の数の違いとか,これまで多種あった部分がありますけども,そういったものが無くなったと,それと色んな事故等の報告もほとんどございませんし,これまで通り変わりなく安心安全な給食調理業務ができているものと思っております。

池田副委員長)それでは,ただいま申し上げた八郷給食センターの業務についての取りまとめたものについては,委員会に提出していただきたいとおもいますので,委員長においてお取り計らいのほどよろしくお願いいたします。以上です。

谷田川委員長)ただいま池田副委員長から要求につきましては,石岡市議会委員会条例第23条の規定に基づき,委員会として要求いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。執行部には次回の委員会おいて資料を提出されますようお願いをいたします。
 ほかにご質問等は,ございませんか。

島田委員)3点ほどお聞きしたいと思います。まず1つは,ランドセルの事業で,来年入る子供たちの予算が出ているわけですが,27年度の成果と申しますか,子供たち1年生何人入って何人希望があったか,だいぶ1年目の時評判が良かったんで,もしかしたら全員なのかなと思っているんですが,その点の数字的なものをお聞きしたいです。

教育総務課長)ランドセルの平成27年度の配付実績というようなご質問かと思います。お答え申し上げます。対象者の方平成27年度の実績といたしまして,550人の方がいらっしゃいます。配布につきましては,541名に配布しておりまして,配布率の方は98.4%ということになっております。以上でございます。

島田委員)ありがとうございました。次に2番目,放課後の児童支援員報酬なんですが,やはり指導員の質と申しますか,大勢の子どもたち,また,父兄保護者の皆さんと接するわけです。中には馬が合わない人もいるかと思うんですが,この支援員のその採用する場合の基準というか,一応決まっているのかお伺いします。

生涯学習課長)放課後児童クラブの運営に関しましては,支援員さんの募集ということで毎年行っております。募集要項といたしましては,ハローワーク・県・就労支援センター等への協力を依頼し教員免許取得者や熱意のある方を募集ということで,年間を通して行っております。このほか,採用された方については研修等も行っております。以上です。

島田委員)講習も行っているということで,ただやはり,保護者や子供たちも大勢ということで,先ほど言ったように馬が合わないという人もいるのかなというようなことで,やはり教育の一環ですのである程度の基準を設けて採用するのがいいのかなと思います。ただ報酬も,そういう厳しさの中でいくらか普通の一般のパートの方よりも単価はよくてもいいのかなと思っています。その辺のところお聞きしたいと思います。

生涯学習課長)お答えいたします。報酬につきましては,支援員のリーダーとして時給が900円,支援員の方が850円となっております。週2日から3日程度の勤務ということになっております。その他アドバイザーとして採用されている方が時給950円となっております。リーダーにつきましては各学校に1人配置となっております。以上です。

島田委員)分かりました。最後に運動公園にウォーキングコースを作るということなんですが,朝早くまた夜暗くなってからという人も結構今多いんです。そうした中で,北側と申しますか,運動公園の右側は結構樹木が多いんで,20基という街路灯を防犯灯をつけるということなんですが,死角のないように,20基つければいいやということじゃなく,死角のないようなつけ方をしていただきたい,これは要望です。

参事兼スポーツ振興課長)今,島田委員さんが言ったように,そのような形で進めていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

新田委員)1点ほどお伺いしたいんですが,8ページのICT環境整備事業の情報教育を推進するための備品購入に要する経費で310万円予算計上されているんですが,先ほど説明でデジタル教科書購入ということで,これタブレットみたいなものなんですか。だいたいおいくら位するのかお伺いします。

教育総務課長)先ほどご説明しましたICT環境整備事業のほうでございますけども,中学校の普通教室に大型のディスプレイということで大型のモニターを設置する予定をしてございます。台数的には21台ということで導入を予定しております。以上でございます。

新田委員)大型ディスプレイということですね。了解しました,ありがとうございます。

谷田川委員長)次に質問等ございませんか。

玉造委員)私からは,10ページの中央公民館のプレハブ図書館を整備するということで,駐車場の整備をやっていきますと言う事でございましたが,これは,この駐車場と言いますのはイベント広場の駐車場の整備についてお伺いいたします。

生涯学習課長)イベント広場における駐車場整備につきましては,10ページの広場修繕工事の21万8,000円,駐車場照明設備工事の30万円が対象になっております。広場の修繕工事につきましては,広場が現在未舗装の現状にあるため,砕石等の敷きならし作業等が必要な費用となっております。また,駐車場照明設備については,イベント広場の照明がないということで,今年度30万円を計上しました。以上です。

玉造委員)ありがとうございます。そうしますと,プレハブ図書館を利用する,あるいは,中央図書館を利用する場合にイベント広場の駐車場を使っている状況だと思いますが,先ほど未舗装のところに砕石を入れるというお話がありましたが,イベント広場の敷地が大変広い敷地がありますけれど,これは前面になるということでよろしいのかどうかお伺いいたします。

生涯学習課長)お答えいたします。イベント広場の修繕につきましては,未舗装で土が削られ水が溜まる部分について,舗装を敷きならして全体を
敷きならす費用までは予算に計上してございませんので,今年度につきましても,その部分部分の修繕ということで対応してまいりたいと思います。以上です。

玉造委員)イベント広場は大変広い敷地でございますし,道路メインの中央図書館側はきちんとした駐車場になっておるようでございますが,その反対側は,雑草が生い茂っているとかそういったことがございますので,そういうえぐれている部分を直すということに止まらず,整備をしていけたらと思いますので,よろしくお願いいたします。
 続きまして,11ページの新規事業で国体開催準備事業の方でございますが,これは先ほどのご説明で,バドミントン教室ということが言われておりましたが,このバドミントン教室というのがどのように行って行くのかお伺いいたします。

スポーツ振興課副参事)昨年度茨城県のバドミントン協会が主催になりまして,日本ユニシスとNTT東日本,こちらのバドミントンの監督及び選手を招きまして,茨城県の強化選手及び石岡市の市内のバドミントンの小中学生を集めまして,だいたい2回ほど開催しております。今年度につきましては,国体推進室もできまして,予算が計上されております。茨城県バドミントン協会とまた同じように共催をいたしまして,日本ユニシス及びNTT東日本の監督及び選手を招いて選手の強化の教室を開催したいと考えております。以上でございます。

玉造委員)ありがとうございます。前回は2回ほど行ったということでございますが,今年度はそういった回数ですとか,場所をお伺いします。

スポーツ振興課副参事)お答えいたします。日本ユニシス及びNTT東日本につきましては,現在バドミントンのトップリーグのチームでございます。そういった中で,国際の代表選手のいるチームでございます。その辺スケジュール等の調整が必要ですので,石岡運動公園の体育館で開催予定になってございますが,その辺の日本ユニシス及びNTT東日本の連絡を調整つけながら,その辺の開催時期につきましては対応していきたいと思います。予定では日本ユニシス及びNTT東日本の1回ずつの2回を予定しております。以上でございます。

玉造委員)ただいまの説明で大変すばらしい選手を迎えてのバドミントン教室が行われるということで,来てもらうには日程の調整とかが合わなければ,なかなか難しいというお話でしたけれども,昨年度よりは多い回数をやっていただきたいなというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。

スポーツ振興課副参事)議員ご指摘のように,予算等もございまして,相手のチーム等もございます。なるべく回数多く開催できるように努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で、教育委員会事務局の所管事務,及び平成28年度新規・主要事業についてを終結いたします。
次に,その他の件といたしまして,生活環境課から発言を求められておりますので,これを許します。

生活環境課長)浦須の豚舎臭気測定要望書についてご説明をさせていただきます。
浦須地内における豚舎の悪臭等につきましては,何十年も問題を抱えております案件でございます。平成27年度第7回教育福祉環境委員会において「請願第4悪臭調査に関する請願」における,受理の経緯及び概要等で,説明をさせていただきました。その際,豚舎の悪臭測定の実施について,「悪臭調査に関する請願」の不採択になりましたが,本年1月21日に,改めて地区より要望書が提出されました。その内容ですが,悪臭防止法第11条に基づく市長村長の責務である住民環境を保全するために,必要な測定を求めるものでございます。
 回答につきましては,2月22日に地区へ回答をいたしております。
 内容としては,住民が安心して生活できるよう参考となる臭気データの集積等を行い,法の基準値と比較することが効果的であると考えますことから,悪臭調査について予算措置に努めてまいります。
 また,新年度に入り再度地区から,1月と同じ内容の要望書が提出されたところでございます。この要望を受け,市としまして,これから,暑い季節を迎え周辺住民の健康面での心配など,直接,住環境に影響があることから,周辺住民が安心して生活できるような参考となる特定悪臭物質の濃度,または大気の臭気指数についての必要な測定などを,慎重に進める必要が有ると考えております。
 今後も関係機関と連携しまして,粘り強く発生源の改善を求めていくとともに,周辺住民の住環境の改善に向けて適切な対応を行えるよう努めてまいりますので,ご理解の程よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)ただいま要望書等について説明がございました。この説明は以上で終結したいと思います。
続きまして,その他の件といたしまして,保険年金課から発言を求められておりますので,これを許します。

保険年金課長)私からは,「石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」の専決処分についてご報告させていただきます。
 3月11日の委員会でご説明いたしましたが,3月31日に公布されました地方税法等の一部改正に伴い,法律の施行に合わせ石岡市国民健康保険税条例の改正施行日を4月1日とするため,平成28年3月31日で専決処分をさせていただきました。
 内容は,国民健康保険税の課税限度額及び低所得者に係る国民健康保険税の軽減判定所得の見直しでございます。詳細につきましては,次の議会に議案として提案するときにご説明いたしますので,よろしくお願いいたします。
 なお,先ほどの岡野委員の数字が出たんですが,説明してもよろしいですか。

谷田川委員長)答弁をお願いいたします。

保険年金課長)4月1日現在被保険者数2万2,184名,内,限度額認定証の発行者1,394名6.28%でございます。以上でございます。

岡野委員)該当する方が6.28%というのは,被保険者数の数字ですので,高額療養費該当している方で,旧来の申請しないというか,こういう制度もあるんですよという周知を,一時金の支払いを少なくするような,そういうPRをしていってほしいです。

保険年金課長)全体に対する割合は低いと思いますので,今後委員ご指摘のようにPRに努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)先ほどの保険年金課長より国保税の専決処分についての説明がございました。この説明についてご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上でこの件については,終結いたします。
続 きまして,その他の件といたしまして,教育総務課から発言を求められておりますので,これを許します。

教育総務課長)教育総務課から旧八郷南中学校の跡地についてご説明いたします。旧八郷南中学校の跡地につきましては,3月11日に開催されました本委員会におきまして,旧八郷南中学校の跡地を利用した,県立特別支援学校の設置が示されたことにつきまして,ご報告いたしましたが,その後の茨城県教育委員会との協議内容につきましてご説明させていただきます。
 譲渡金額につきましては,本年第1回定例会における櫻井委員からの一般質問におきまして,施設整備にあたり起債した未償還金の額に公民館の移転費用を加算した金額で調整していることを,ご答弁申し上げました。その後,茨城県教育委員会と協議をいたしまして,譲渡金額につきましては,建物は,平成29年度以降の起債の償還元金約2億2,000万円,そのほか起債の償還利子及び公民館の移転費用を加えました合計2億5,000万円での売却を予定したいと考えております。なお,建物の売却につきましては,議決案件となりますことから,仮契約を締結しましてから議会へ議案の提出をさせていただきと存じます。また,土地につきましては,売却はせず,無償での賃貸借契約を予定したいと考えております。いずれの契約におきましも,平成29年度を予定しております。
 県立特別支援学校の設置によりまして,他市の特別支援学校へ通学している児童生徒たちの,通学時間の短縮や学習環境の改善,特別支援学校を核とした,更なる特別支援教育の推進が図れることからも,旧八郷南中学校の跡地の活用方法としましては,有効であると考えますことから,ご理解のほどお願いしたいと存じます。
 説明は,以上でございます。

谷田川委員長)ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上でこの件については,終結いたします。
その他の件で,ほかに発言はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。
 以上で,本日の教育福祉環境委員会を閉会いたします。長時間にわたりお疲れ様でございました。





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