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議会中継
  


平成28年度 教育福祉環境委員会

 第4回委員会 (8月18日)
出席委員 谷田川泰委員長,池田正文副委員長,島田久雄委員,岡野孝男委員,櫻井信幸委員,玉造由美委員,新田茜委員
市執行部 【生活環境部】
部長(横田克明),次長兼水道担当(鈴木勉),生活環境課長(荻沼宏樹)
【教育委員会事務局】
教育長(櫻井信),教育部長(宮本秀男),次長(吉水法雄),教育総務課長兼学校統合担当(野口健市),生涯学習課長(萩原勇)

議会事務局 庶務議事課主任(大石美智子)


谷田川委員長)ただ今から,教育福祉環境委員会を開会いたします。
本日の議題は,お手元に配付しております協議案件書のとおりであります。
 次に本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。
 これより議事に入ります。
 所管事務の調査といたしまして,太陽光発電設備に関するパブリックコメントの結果についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

生活環境課長)生活環境課から,太陽光発電設備に関するパブリックコメントの結果について,説明させていただきます。
7月7日の教育福祉環境委員会において,委員の皆さまへ条例の概要及びスケジュールについて報告をいたしましたが,その後の状況についてパブリックコメントを含めて説明をさせていただきます。
 委員会翌日に,パブリックコメントを7月8日金曜日から7月22日金曜日の15日間で実施いたしましたところ,意見が4件寄せられました。
 提出方法の内訳は,メール2件,窓口1件,ファックス1件です。意見内容につきましては,お配りいたしました。意見集計結果のとおりとなります。今回,条例(案)概要で,条例の全条を掲載したのではありませんでしたので,条例の項目の詳細にまでご指摘をいただきましたところですが,特に,大きく分類いたしますと3点ほどになります。
 1の@,1のC,1のGは,事業者への責務等についてであり,事前協議,実施協議などには事業者変更やパネルの撤去についてなど条例・規則に盛り込みます。
 1のA,1のB,1のF,1のIは,設置を避けるべき区域についてであり,ガイドライン同様に,条例及び規則で盛り込むことで考えております。
 次に,1のE,2のA,4のAについては,適用を受ける事業についてですが,7月の委員会で皆さまに条例(案)の説明をさせていただきました際,当初は面積2,000平方メートルを基準といたしました。しかし,今回の適用を受ける事業の基準については,発電出力とし,該当します出力を50キロワットと変更いたしました。このことの,変更理由でございますが,経済産業大臣へ報告が必要とされる再生可能エネルギー発電設備の設置場所の決定に係る関係法令手続状況報告書電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法第6条第1項第1号に基づく同法施行規則第8条第1項第2号の認定基準において,発電設備の区分で太陽光発電設備については50キロワット以上となっていることが明記されており,報告書との整合性から変更いたしました。
 パブリックコメントの説明は,以上となります。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。ただ今の報告につきまして,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。
 
櫻井委員)50キロワットという話が今出たんですけれど,これ事業用で50キロワットということですが,例えばこれ自己用で50キロワットを超える場合,対応はどうするのか。それと,自己用と事業用と差をつけるのかどうかお伺いします。

生活環境課長)あくまでも売電にかかわる,事業者が事業を行うために行う申請になりますので,事業用に関してが50キロワットの申請も含めて,対処対応になります。

櫻井委員)当初の,この条例制定の理由として,景観を損なうとか,まぶしいとか熱いとか電磁波が出るとか,色々聞きましたけど,そういうことから比べるとみな同じじゃないかなと思うんですよ。この条例の設置理由と言うんですかね,目的とするものは。そうであれば,すべてその面積以上でやったほうがいいんじゃないですか。やるんであれば。

生活環境課長)今,櫻井委員さんからご指摘あったよう,事業適用の面積条件のほうは,その法令等の申請書のほうも確認してそのところで変更いたしましたので,今言われたような形,法制のほうでもあとで担当部局と詳細について詰めてますので,そういったものを含めて進めてまいりたいと思います。

櫻井委員)この50キロワットというのはもう決定なんですか。

生活環境課長)今ご説明したように,事業を行う業者が申請書を出す場合は,50キロワット以上の事業を行うということであるので,それに合わせたほうがいいという形で,各課集めました調整会議等でも出ましたので,50キロワットに考えております。

櫻井委員)そうなると差別にならないかな。規模のはなしで言っただけでも。ある程度の枠,例えば,前のように2,000平方メートルとか,そうであれば絶対に事業用に限らず,50キロワットとか500平方メートルくらいだと言いますけれども,こういうことは売電を目的としない場合でもあり得るわけですよね。そういう事業と事業用,売電を目的としたものはこうですよというのはそういう点で何か差別にならないのかなと思うんですよ。であれば,例えば,自己用で1,000平方メートルはたぶんないだろうから,その程度におさめておいたほうが色んな問題クリアできるんじゃないかなと思うんですよ。私,面積は分からないですよ,分からないけどそんな気がするんですがいかがでしょう。

生活環境課長)おもに事業用という形で進めてまいりましたが,今,色々その調整会議の中で,面積から電気出力適用条件は実質2,000平方メートルより委員さん言われたように下がるような形になります。ただ,あくまでも事業用でないのである場合も含めて設置を避けなければならない区域というのを設けてありますので,申請があがってもその区域等が特に景観だったりとか,文化財だったりとか,あとは災害に該当する地域とかでなければ,特に問題はないという形で,あくまでもそういうガイドラインから設置を避けるべきエリア内に申請が上がった場合には,ちょっと問題があると考えることから設けてますので,そういうところは一応要件を下げて申請が出るようなところでも,認めないってことではないので,そこのところでご理解いただければと思います。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

島田委員)今,太陽光発電の,小規模,大規模工事をしているところなんですが,台風7号による,パネルを設置した場所は1町歩,2町歩の屋根を作ったと同じような状況と同じわけですよね,素人考えでは。その中でその雨水の流れていく末路ですか,そこで水による被害等の報告はあったかお伺いします。

生活環境課長)全体的には報告は受けてないですけれど,1件だけ前々から中戸地区で建設している部分については,今のガイドラインのほうが都市建設部関係があるので,そちらのほうにやっぱり情報が多少排水の部分とか,ちょっと崩れた部分があるということでは報告を受けておりますので,その1件だけ報告受けたところはあります。

島田委員)私のところのゴルフ場の調整池があるわけなんですが,そこにだいたい1番浅いところで1メートルくらい溜まると恋瀬川が氾濫するかしないかの境目なんです。昨日の様子を見るとだいたい50から60センチメートルくらいは溜まっていたかなとみたんですが,ある太陽光発電の設置した場所が,水の中に浮いているような状況の場所があったんですよ。これやるほうにしてはいいなと,でもこの雨水はどういう末路で流れていくのかなと考えたときに,約2町歩近くあるのかなその場所は。今,池のような状況の中に太陽光発電があって,ある場所ではオーバーフローしていると思うんです,見た感じでは。これはもうこれ以上雨が降った時とか,または,昨日の状態でもこの雨水の先はどこへ流れて行って氾濫なんかは起こさなかったのかなという不安を感じたもので。やはり1番水の問題というのは,水路がない水をどこに流していいかわからないような場所が多いんですよ。そういうものもやっぱり許可する段階では必要なのかなと。大雨の場合にはこういうふうに水が流れますよと,調整池はこれくらいの面積の場合にはどれくらいの調整池が必要ですよと,そのくらいまでしていかないと,今の集中豪雨には耐えられないような場所ができてくるような気がしているんですが,いかがでしょう。

生活環境課長)今回この条例等を作るにあたりまして,今,委員さんおっしゃられたことも含めまして,色々な関係する部局の方々にも集まっていただきまして,かなり何回も調整はしてきたところです。その中で,やはり生活環境だけでは,全部の項目は当然判断できない部分もありますので,事前協議とか実施協議という形でその際色々申請書等を出していただきますので,今言われました放流先とか,あとはその他該当するような部局等の意見のほうもいただきながら,そこから上がってきた意見等も含めて,その際に事業者のほうにもそういう対応をするようにという形では進めていく考えではおります。

島田委員)やはり部署を横断した部分がありますんで,そういうものも必要かと思います。それと,太陽光発電隣接の道路なんかも土側溝の部分を土を盛って道路よりもその太陽光発電のほうに水が入らないように,盛っている業者もあるようです。その辺のところは道路建設課あたりの,指導も得て慎重に進めていかないと,将来的に色々な問題が,結局その業者が水が入らないように堤防ですか簡単に作るんですが,これも機械でのせてトントンと叩くぐらいの,それがもしも水で流れた時に行政の責任で,U字溝の水が氾濫してきたとか,そういうこともある可能性も強いわけですよね。関係部署と連絡を取り合って,色々な問題が起こらないような方法で進めていただけたらありがたいと思います。よろしくお願いをいたします。終わります。

櫻井委員)地元の説明会の範囲,例えば,柿岡地区でやる時には柿岡全部なのか,その地区だけなのか,あるいはその自治会だけなのか,どの程度まで考えているんですか。

生活環境課長)事業をする区域等が区とか自治会に含まれていれば,自治会のほうにも説明をしてくださいという形では考えております。また,自治会に加入してなくても,事業区域の隣接するところに住んでらっしゃる場合には半径50メートル程度については,説明なり説明会という形では条例に入れるような考えでおります。

谷田川委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

谷田川委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
ほかにご質問はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,所管事務の調査といたしまして、悪臭対応についてを議題といたします。 
 本件について,執行部より説明を求めます。

生活環境課長)浦須の悪臭に対する経過について,ご説明いたします。
 6月17日の教育福祉環境委員会に現地調査,状況説明をいたしましたが,その後の経過について,ご説明させていただきます。
 6月20日に,浦須豚舎の近隣住民が茨城県に「悪臭と排泄物の垂れ流し」として苦情の申し立てを行い,農政課職員及び県南農林事務所農業振興課職員と共に生活環境課職員のほうも現地確認に同行いたしました。その際県職員から,当事業者のほうへ問題点の確認をしておりまして,溝に流す排出口を塞ぐこととか,豚舎西側のトタン塀下から土地改良道路側溝ににじみ出ている汚水を止めること等の以上の2点を早急に行うように指示が出されました。
 7月8日には,関係部局が,副市長への浦須豚舎の状況説明を行いました。
 6月20日の当事者宅訪問を踏まえた経過等を説明いたしまして,関係部局で対応すべきことについての確認を行うことといたして,生活環境課では,前回も悪臭測定でということで進めていましたが,意見の中には水質汚濁防止法でも,同様の罰則規定ということもありますことから,水質調査についても,検討してはいかがという意見が出ましたので検討することといたしました。
 7月25, 26日の両日には糞尿を垂れ流しているとの通報から,農政課の職員,生活環境課の職員,同じ口頭で現場確認に出向いております。周辺水路への流失について注意を行いましたが,以前同様に事業者のほうで言い訳等がございました。早急に側溝の清掃について指示しましたが,事業者のほうは難色を示したとのことでございます。
 7月28日には,農政課と合同で,事業者のほうに清掃のほうを行っていただき,清掃現場の立会等を行いました。
 事業者と従業員で未舗装の市道路の脇,または溝の汚泥をブルーシートを張ったトラックの荷台のほうに運搬し,豚舎西側についてはバキューム等で吸い込むような作業を確認しております。
前回の委員会で,悪臭の測定でとの説明をさせていただきましたが,再度,そういう検査等の業者のほうに確認しましたところ,悪臭を測定しても数値的には出にくいのではないかとご指摘を受けまして,現場の写真と現状の説明を行いまして,水質の測定のほうが数値がでるのでないか,との説明をされたことから,生活環境課では水質測定を実施していくことと考えております。
8月10日には,業者と打ち合わせを行いまして,予定では3回ほど問題となっている汚水を採取して,測定を行うことで考えております。以上になります。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。ただ今の報告につきまして,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

櫻井委員)悪臭といっても,悪臭よりも汚水,水路に糞尿を直接放流しているという,こういう事実は先日確認しているのでね,その後も続いていると聞いているんですよね。ですから至急,前回も言いましたけどもっと厳しい処置を,役所だけでなく関係機関とも協力し合ってやらなければ,絶対なおらないと思いますよ。今まで放置してしまったという責任もあるんです。我々は前回陳情が出た時,1回目と2回目違う形で対応したんですけれども,あの現地を見た時に,あれは悪質すぎると私は言ったと思うんですけれど。あれはやらなければこちらも即やりますよという対応を取らないと,改善できないんじゃないかと思いますよ。それをやっていけばおのずと悪臭はなくなりますよ。とにかく水路への違法放流というのをなくさなくてはだめです。これ八郷の中では何か所もあるんですよ。そういう所がね,ここだけではなく。みんな遠慮しちゃってるの近所だからって。ですから,まず,こういう事例が出たところを1つ1つ,担当部のほうでは大変でしょうけれど,やっていただきたいなというように思います。こんなことをやりましたという報告だけではなくね,こんなふうにできましたよというような報告をいただきたいと思います。

生活環境課長)委員さんのおっしゃる通り,業者のほうも実は昨日来まして採水ボトルなんかも預かっておりますが,昨日雨が降ってそれで薄くなっているという部分もあるんで,そういう状況を確認しながら担当のほうで採取して業者のほうに持ち込んで数値的なものを出そうと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

岡野委員)この前,西側に水路があって,そこから豚舎から水を流して側溝に入っているんですけど,その水路が道路用地でないのかなと櫻井委員としたんですけれど,その確認はしたんですか。

生活環境部次長)土側溝のところですけれど,道路建設課のほうに確認したところ,丁度排水が出るあたり,豚舎のほうから出てくる出口あたりですね,その部分は道路の敷地内になっているということで,道路建設課ではその辺の指導には入ると伺っております。

岡野委員)その指導に入るっていう話は期限を切って早急に入るべきであって,道路敷地に入っている,その内指導に入ります,1年経っても2年経っても入らなかったらどうなるかという,私がこの前言ったんだけど,関係部局と対策の会議を開くべきで,そこで止めれば排水は流れないので,その内指導に入るよとか,はい分かりましたというような話ではないと思うんですが。

生活環境部次長)私のほうから改めて道路建設課のほうに,その出口のところですね,早急に指導をするよう申し上げます。以上です。

岡野委員)これ,行政の欠点といえば欠点なんですけれど,その早急に対応しないんだよね。あいまいなまま時が経ってしまう。この前現地調査してずいぶん経つんだよね。そしてそれは道路敷地内だということになれば,次の日はっきり対応できるはずなんですよ。それをそのままにしておいて,返事は前向きにするような形でずっと時が経つんです。全然前向きじゃない,対応をしていない。だから,いろいろな面で悪臭の面でいったんですけれど,そればかりじゃなくて汚水が垂れ流ししているという状況も現地調査によって確認されたわけですから,それを止めさせるためにはどうしたらいいかってことになれば,色々な角度で阻止するような方策をとるべきなんですよ。返事をして,はい分かりました,それで全然動かない。そういうことではこれ地元住民が非常に困っている事態を改善されないと思うんですよ。それはすぐに対応してください。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。
 私のほうから1点だけいいですか。この対応の仕方,これ現地調査をした時のままの対応なんですよね。全くトタンの下から糞尿の漏れてる場所を確認しているんですよ。確認していることに対して対応していることが,先ほど岡野委員,櫻井委員からもありましたが,全く手遅れというか,今の時点では対応していないと同じなんです。これではいつまでたっても解決策は出てこないということになりますので,最悪,法的手段に訴えるとか,この前もそういう話は出てましたけど,そういう対応もしていかないと,この問題は解決しないということなんで,早急にそこまで踏み込んだ対応をお願いしたいと思います。
 ほかにご質問等はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,所管事務の調査といたしまして、東幼稚園についてを議題といたします。 
 本件について,執行部より説明を求めます。

教育総務課長)教育総務課から,石岡市立東幼稚園の現在の状況につきまして,ご報告申し上げます。
 東幼稚園の今後の在り方につきましては,3月11日に開催されました,本委員会におきまして,石岡市子ども子育て会議からの報告内容につきましてご報告させていただきました。その後,入園者の保護者を対象とした説明会を開催しましたので,その主な内容をご報告するものでございます。
 お配りいたしました資料をご覧ください。東幼稚園の園児数につきましては,資料の1にございますように,平成19年度の47人から,減少を続けており,本年度は11人に減少したこともございまして,資料の2のとおり,保護者説明会を,6月24日と7月14日に2回行いました。資料の3にございます石岡市こども子育て会議の報告内容を踏まえまして,先ほどご説明いたしました,園児数の減少や,資料の4にございます,私立幼稚園の定員割れの状況,民間への移行等に切り替えるとの理由から,平成30年3月31日をもって廃園したいことを説明し,保護者からの意見をいただいたところです。保護者の主な意見といたしましては,現在の4歳児が3名と少ないことから廃園するというのは,拙速すぎる。教育委員会は,認定こども園への移行や預かり時間の延長など,園児を集める努力をしているのか。公立幼稚園は,私立幼稚園のような型にはめた教育ではなく,のびのびした教育がされている。私立幼稚園は,授業料のほかに大きな費用が発生する。三村,関川方面への送迎バスは,ばらき台幼稚園しか来ない。などでございました。
 教育委員会といたしましても,今後これらの意見を踏まえて検討するとともに,今月中に再度,保護者説明会を開催いたしまして,これらの意見を踏まえ,1年先送りし,平成31年3月31日をもって廃園したい旨を,保護者の方々に説明しましてまいりたいと思います。また,幼児期における教育は,生涯に渡る人格形成の基礎を培う重要なものであり,特に自我が芽生え,他者の存在を意識し,自己抑制しようとする気持ちが生まれる幼児期の発達の特性を踏まえ,生涯が展開できるように配慮しなければならないことからも,少人数での環境は好ましくないと考えております。保護者の皆様にもご理解をいただけますよう,丁寧に進めて参りたいと存じます。
 説明は,以上でございます

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。ただ今の報告につきまして,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

櫻井委員)この東幼稚園の園児数,あとは入園率とか書いてありますけれど,これが努力することによって伸びる要素というのはないんですか。

教育総務課長)今後の努力という点につきましては,先ほどご説明しましたように,預かり時間の延長とかそういったことは考えられるんですが,現在の少子化の状況であったりとか,そういったもので預かり時間を延長することによって費用の負担が発生するような状況等もございます。そういったものを踏まえますと,なかなかこれから急にメリットがあるといった方策であったりとか,予想的にはちょっと難しいことではないかなというふうに考えているところです。以上です。

櫻井委員)平成31年廃園ということでここで言っているわけですから,そこまでできるだけ努力はして,保護者の方にもご理解いただけるような形で,廃園するならする方向で保護者の方,多くの方が理解していただけるような形,ただやることはやったんだけどもというようなことが,私は必要だと思うんです。そういうことで努力を惜しまないでやっていただきたいと思います。

教育総務課長)ただ今,委員さんからご意見いただいたように,保護者説明会等を開催いたしまして,丁寧に説明のほうをさせていただきたいと考えております。以上でございます。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。

新田委員)先のことになるんですけれども,1年延ばして,平成31年3月31日の廃園に向けて保護者の理解を求めていくよということだったんですが,その後の,例えば廃園になりましたとなった時に,その施設はどのようにしていくのかという考えはもうしているのかどうかお聞きします。

教育総務課長)廃園後の跡地利用ということですが,幾つかの方法はあるかと思いますが,まだ現段階としては具体的には決めていない状況でございます。以上です。

池田副委員長)今回平成30年度末廃園に向けてということで,石岡市子ども子育て会議が一応結論付けたということで,ご報告を受けたところですが,この会議の内容を,まあ抜粋ということで示されておりますが,この会議の内容ですね,まあ発言者のところは伏せていただいても結構ですが,その会議録を資料としていただければと思うんですが,まず会議録があるかないかも含めましてお伺いしたいと思います。

教育総務課長)子ども子育て会議につきましては,こども福祉課のほうが主管課となってございます。その際に会議録はあると思いますので,後日でよろしければ,担当課のほうと調整させていただきまして,できるものは提供させていただきたいと思います。

池田副委員長)会議の所管が違うということですが,報告は東幼稚園に対する報告でありますので,担当部局と調整していただいて,まあ後日会議録の開示をお願いしたいと思います。以上です。

谷田川委員長)ただ今,池田委員から要求がありました資料は,石岡市議会委員会条例第23条の規定に基づき,委員会として要求をしたいと思います。これにご異義ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。執行部には次回の委員会において資料を提出されますようお願いいたします。
ほかにご質問等はございませんか。
 
   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,所管事務の調査といたしまして,仮称であります,こども図書館についてを議題といたします。 
 本件について,執行部より説明を求めます。

生涯学習課長)(仮称)こども図書館について,ご報告いたします。
 来年4月1日にオープン予定の(仮称)こども図書館は,お手元に配布いたしました資料にございますように,軽量鉄骨造プレハブ構造で,建築面積が262.01平方メートル,延べ面積は256.44平方メートルとなり,資料裏側にございます「児童図書室」や「おはなしのへや」を設置いたします。
 現在,1階の図書室は約90平方メートルに約2万冊の児童書が配置されておりますが,書架の間隔が狭く,すれ違いも困難な状況です。天井部分については吹き抜けになっていることから,こどもの話し声や物音で,2階「閲覧室」の利用者から苦情を受けることもあります。また,幼児用トイレがないため,親が大人用のトイレに連れてゆく状況になっております。
 (仮称)こども図書館の新設により,児童図書スペースが今の1.8倍に,カーペット敷きで素足になれる「おはなしのへや」は約5倍のスペースとなります。衛生設備においては,「幼児用トイレ」,「多機能トイレ」,「授乳室」を完備することで,お母さんも安心して利用できます。このように独立した利用しやすい環境が整備されることで,小さな子連れの方も気兼ねなく利用できるため,これまでの課題が解消され,今後は,児童図書に加えて,育児書や,郷土コーナーを設置して郷土資料等の充実を図ることで,こどもたちが本に親しむ機会が広がり,郷土愛を育むきっかけとなればと考えております。また,読書を通じて親子間,家族間などそれぞれの交流が深まるなど,広い意味で「子育て支援」に寄与することも期待しております。県内では独立型のこども図書館は石岡市が初めてとなります。
 このほか,こどもの夢をはぐくめるようなこども図書館とするため,石岡駅舎に筑波山の壁画を制作した小美玉市出身のグラフィックデザイナー「藤代範雄氏」へ地元石岡の逸話から壁画制作を依頼して外壁4箇所に掲示する予定です。さらに館内には作者や絵本への関心を高めてもらうために「いわさきちひろ」の複製画を4箇所に飾る予定です。設置する書架の購入につきましては,9月の補正予算に計上させていただく予定でございますので,よろしくお願いいたします。
 また,仮称である「こども図書館」の正式名称について,市内在住の小・中学生を対象に夏休み中に募集し,応募の中から名称選考委員会で審査を行い決定する予定でございます。なお7月に第1回目の選考委員会を開催し選考方法の取り決めを行ったところです。
 以上,ご報告いたします。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。ただ今の報告につきまして,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

櫻井委員)建築面積が262.01平方メートル,延べ面積が256.44平方メートルとありますけれども,建築面積よりも延べ面積のほうが小さいのはどういう理由かということと,これに対する事業費はどれくらいみてらっしゃるのかお尋ねしたいと思います。

生涯学習課長)建築面積と延べ面積の違いですが,こちらにつきましては,お手元にあります平面図の西側になります,風除室のところにひさしのように出っ張りというか,屋根の部分が外壁よりも出てまして,入口のところに,図面で言いますと柱が2本確認できるかと思うんですが,ここまでは屋根をかぶってますので,こちらの部分の面積が延べ面積よりも建築面積のほうが広い理由となります。
全体の事業費につきましては,約8,000万円となります。以上です。
     
櫻井委員)3方向にひさしが出ている部分を説明でおっしゃったんですよね。このひさしみたいなものは何か意味があるんですか。

生涯学習課長)こちらにつきましては,玄関の入口の部分にあたりまして,そこのところで玄関に入るお客さんが雨よけですね,そういうのをしのげるような部分となります。以上です。

櫻井委員)この3方向にあるこの出っ張り部分ではないんですね。

生涯学習課長)こちら資料裏面の平面図なんですが,こちらの西側にですね,寸法線で3,640と表示されている引き出し線が確認できると思うんですが,こちらの右側のところに丸い柱のようなものが上下に2か所あると思うんですが,こちらの部分となります。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。

玉造委員)今ご説明をいただきました,仮称こども図書館でございますが,これは裏の平面図のほうで,玄関と言いますか入り口の風除室がある場所が,こちらの建設予定箇所の図ですと,どちら側にできるわけなのかお伺いいたします。

生涯学習課長)こちらにつきましては,道路側になります。建設予定箇所の中央図書館から入口を入って行って,こども図書館が左にございます。こちらの入口の部分になります。図面で言いますと,建設予定地の右側になります。

玉造委員)そうしますと,中央図書館と道路を挟んで左側から入るような形になりますと,利用者はイベント広場のほうに車を停めるということで,ここの道路は大変狭くできておるんですけれど,このへんのお子さんとおうちの方が通られるということに対しての,安全面とかその辺のことはどのようにお考えなのかお伺いをいたします。

生涯学習課長)今ご指摘がありました安全面につきましては,今後はイベント広場が駐車場となりますので,こちらの道路の横断等について,現在こちらに押しボタン式の信号の設置を警察署のほうに申請を出しております。

玉造委員)そうしますとこれまでは仮称こども図書館のほうが駐車場になっていた部分ですとか,あるいはその奥のほうへ車で入るということがあったかと思いますが,これまで通りにこの道路は使われるということでよろしいんですか。

生涯学習課長)道路につきましては,これまで通り使用可能となります。

玉造委員)そうしますと,大変狭い道路だったかと記憶しているんですが,信号を渡ってこちらの道路を歩いて,仮称こども図書館のほうに入るわけですので,そういった子供さんが出入りするわけですので,そういう安全面ももうちょっと配慮できたらよろしいかなと思いますので,この玄関のところは,下がっているような形になっているんではないかと思うんですが,これから何かもうちょっとこう配慮があったほうがいいかなと思うんですがいかがでございましょうか。

生涯学習課長)道路につきまして,今後どのような対策が可能かについて検討したいと思います。

教育部長)玉造委員さんのご質問で安全性ということですけれども,先ほど生涯学習課長が申し上げましたように,押しボタン式の信号機の設置を警察署のほうに要望しておりますけれども,間隔が,青柳鐵店のところと前の突き当たりの倉持写真屋さんの距離が短いことと,それからセブンイレブンがあるところ,あそこにも交差点がありますので,なかなかたぶん設置は難しい状況にあるのかなというふうに思いますけども,そこにそういったものができない場合には,横断歩道をかくなりして対応すること,それとこども図書館が設置される場所は,今の駐車場のところに設置されますので,そこに障害者用の駐車場が何台かとれるだけのスペースになりますので,たぶんここの図書館脇の道路についての通行っていうのは少なくなると思いますので,更に安全性が高められるように対応していきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。

池田副委員長)今回こども図書館を設置するということで,すごく良いことだと思うんですが,そういった中でこういったものをどうせ造るのであれば,恒久的なものであって欲しいなと思うんですけれど,今回プレハブのリース期間が5年間ということでございまして,5年間にした理由と5年経過後ですね,再契約なりなんなりというところのお考えをお伺いしておきたいのですが。

生涯学習課長)こちらの構造がプレハブということにつきましては,現在総合文化施設のほうが凍結された状況でまだ計画のほうには残っておりますので,こちらについてはプレハブ造というようなことで決定いたしました。
 5年リース期間後につきましては,買い取りを予定しております。以上でございます。

池田副委員長)いずれにしてもですね,リース期間は5年ということできまっておりますので,その後の計画も十分につくっておいていただければと思います。
 それと,現在中央図書館には館長さん以下何名のスタッフがいるのかお伺いいたします。

生涯学習課長)現在の中央図書館におきましては,館長以下6名の正規職員がおります。このほか嘱託職員と臨時職員がございます。臨時職員は1名なんですが嘱託職員の人数が確認できませんので,確認いたしましてご連絡いたします。以上でございます。

池田副委員長)私がここで申し上げておきたいのは,今までの業務のほかにこのこども図書館の部分が増えてくるわけですね。そうしますと,館長さんほか6名,臨時職員の方が1名,あるいは嘱託の方が何名いるかわかりませんが,この部分が増えることによって何らかの人事配置あるいは人を増やす考えも必要になってくると思いますので,造ってみたわいいけど人が足りない,結局十分なサービスが提供できないでは困りますので,その辺を少し確認しておきたかったんです。

教育部長)今,池田副委員長さんが言われるように,当然独立したこども図書館になりますので,その図書館の中で読み聞かせとか,図書の貸し出しも当然行いますので,その人的補充については人事のほうにお話はしている状況です。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。

櫻井委員)先ほど事業費の件でお尋ねしたんですけども,資料の下のほうに藤代範雄さんの作品の部分に対して,どれくらいかかるものなんですか。5年間のプレハブの施設の中に,池田副委員長が言うように恒久的なものであれば,なんとなく納得できるんですけれど,これはどれくらいかかるものなんですか。

生涯学習課長)藤代さんのこの絵に対してなんですが,まだ発注前なのでちょっと具体的な数字までは分かり兼ねるんですが。こちらにつきましては,絵のデザインとパネルとにありまして,合わせて30万円以下位ではできると考えています。

櫻井委員)分かりました。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他の件といたしまして,発言はございませんか。

岡野委員)石岡中学校と城南中学校の統合についての進捗状況についてを教えていただきたいと思います。現時点での。

教育部長)石岡中学校と城南中学校の統合については平成30年4月ということで進めておりますけれども,専門委員会,専門部会を3つ設置をしまして,それぞれ2回ずつ協議をしてまいりました。その結果について今月の24日に専門委員会のほうにお話をしていくということで考えております。  今回9月の補正予算の中に教育バスを運行するということで,石岡中学校の中に教育バスを乗り入れて,そこで乗降させるということの改修費用それと統合することによって,教職員の数も増えますので,教職員の駐車場の整備,そういったものを今回の補正予算の中で調整する形になります。9月の常任委員会の中でも報告しようと考えておりましたけれども,制服・ジャージ・カバンこういったものの取り扱いについて,父兄のほうから補助をして欲しいといった意見も出ております。今6年生が今度中学生になった時に新たに制服が発生します。城南中学校の保護者のかたについては,城南中学校の制服で入学させていいんだよと,しかしながら2年生になると今度石岡中学校と統合してしまうので,また制服を変えなくてはならない,そういった時是非とも補助をして欲しいといった意見が出たり,それから1年生が2年生になる時,今度あらたに石岡中の制服が必要になってくるので,これが必然的なものなのでこれについては補助したほうがいいだろうといった意見も多く出ているところでございます。
 また,教育バスのルートについても今検討しておりまして,教育バスの大きさ,中型バスにするのか,マイクロバスにするのか,地元のほうの意見の中には,できれば狭い道のほうにも入ってほしいということで出ておりますけれども,基本的には主要幹線まで出て来て欲しいということで教育委員会のほうではお願いをしているところです。デマンドタクシーではございませんので,あくまでも主要幹線に停留所を設けてやるような形,あと駐輪場についてもそれぞれ設置ではなくて,主要な施設のところに設置するということで,了解をいただいているところでございます。たぶん今後1番難しくなってくるのは,教育バスの料金の問題だと思います。これについては,平成30年の4月開校ということなので,今後再度調整していくという形になってくると思います。
あとは,跡地の活用であるとかそういったものは今後協議していく形になります。今進捗している状況はそういったところです。詳細については先ほど言いました,9月の議会の常任委員会の中でご報告させていただきます。

岡野委員)教育バスの利用料なんですけれど,これ八郷中学校は月3,000円ということで決めていると思うんで,それを上回っても下回ってもおかしいと私は思っているんですけれど,その辺はどうでしょうか。

教育部長)教育バスの料金については,これまでの説明会の中で無料はありませんということで説明をさせていただきました。基本的には3,000円ですということでお話ししております。しかしながら,その八郷中学校の統合の経過もありますし,ただ,八郷中と石中・城南の統合の形態は当然違いますので,たぶんイコールにはならないと思っております。ただ,城南中の生徒があらたにお金が発生するということも踏まえて,3,000円満額ということではなくなる部分も出てくるというふうに思います。

岡野委員)それやっぱり3,000円を下回るというようなことになると,八郷中学校もそれに合わせてほしいというようなことに,たぶんなってくると思うんで,そこはちょっと踏ん張りどころだと私は思っているんです。八郷中学校の統合と石中・城南中学校の統合は事情が違うということは私はそういうふうには思っておりません,同じだと思います。今後,小学校の統合を予定されているわけですよ。八郷の統合も,すでに小桜と朝日の統合がされている。教育バスが運行している。それをばらばらに利用料金を設置すると,これまた話が混乱する元になる,それはやはり統一したほうがいいと私は思います。

教育部長)教育バスの利用は基本3,000円ということでやっておりますけれども,まあ地区によって八郷地区の場合には補助をしている部分もありますので,そういったことも踏まえまして石中・城南中についても考えていくということでございます。基本的には,負担が必要だと思いますけども,まあある程度の配慮も必要かなと思います。ただ今後石中・城南中だけで統合が終わるわけではありませんので,これから中学校まだ残ってますし,今度小学校もやっていくという状況なので,その辺は整合性がとれるような料金の設定をしていきたいと考えております。

岡野委員)それは補助するにしたって,八郷を参考にしておかないと統一がとれなければ必ず不満が出るわけですから,その説明会のときにまとめる,統合ありきで進めると妥協するということになるので,そういうことには金額自己負担するべきところは,やはり平等に公平にしていかないと,それはやはり今後のバランスとして問題がおきますよと私は言っているんです。だから,八郷で補助が出てますっていうことならば,補助が出ている理由を同じような理由ならばいいですけれど,特別な理由で補助をしていくというような話になると,これは問題が起きるそういう種を蒔くということになってきますので,それはやはり公平にすべきであると私は思っています。

教育部長)ただいま岡野委員さんから言われたように問題なく課題を残さないように調整して進めていきたいと思います。

岡野委員)もう一つなんですけれど,教育バスの運行についてですね,八郷中学校を例にとると,当初バスですよと,しかしいざ実施してみると自転車に変更になった人がかなりいると,そうするとバスががらがらだと。そういう事態も想定されるので,そのへんは運行してみないとわからないんですけれど,ただ,あまりにも教育バスが生徒を乗せないで運行している,そういうことも見受けられますので,契約をした,しかし子供たちがそれほど利用していないと,バスを運行するのはいいんですけれど,その辺は慎重にやっていくべきだと思っているんですよ。当初の計画と実施では違ってくるというのは八郷中学校では見受けられたということで,その辺は十分に注意をして教育バスの運行については考えていただきたい。

教育長)それでは2点ほどですね,岡野委員さんからございましたので,見解を述べさせていただきたいと思います。
 1つ目はバス代ですね,それについてお話がございましたけれども,今後もですね小中学校の統廃合,当然進められるわけでございますので,そこの部分についてもやはりバス代,そういった問題も生じてくるだろうというふうに思います。今後協議検討を更に意見を丁寧に聞きまして,どうあるべきなのか統合先を見据えた,総合再編ですね,更に検討しながら対応していきたいと思います。
 2つ目は八郷中学校の当初のバスの利用の変更というお話がございましたけれども,3年経過をいたします,今年4年目に入るわけですけども,まあそういうところからどの程度どういうふうに変化をしているのか,ちょっと確認をして今後の統合の再編に向けての,そういったバスの提供をですね,そういったものを行っていきたいと思います。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

櫻井委員)先ほどご説明の中で制服・ジャージの件が出ました。これは八郷中学校の時みたいに統合して入った子供は卒業するまでその制服でいいとなれば,補助だ云々という話はなくなるんじゃないですかね。

教育部長)制服・ジャージの使用の仕方に何通りかあると思います。まず今の6年生が城南中の生徒が石中に入る時に,城南中で1年間過ごす形になりますので,新しく城南中の制服で入学することが1つ。それから,選択肢として石中と城南中の制服どちらでも選択ができる方法,要するにお金をかけないのであれば,石中の制服で1年間城南中に通えばいいのかなと,それと,今,櫻井委員さんが言われるように城南中の制服で3年間過ごすということもその方法だと思います。ただ,今回の統合については,小規模校から大規模校に入学するということで,城南中の制服でずっと通した場合に,その子は城南中だという,今の時代って結構厄介な時代でありまして,差別と言いますかいじめと言うんですかね,そういったことが発生する恐れがあることからも,できれば同じ制服で通学させたいというのが,教育委員会としての考えです。まあ一番いいのは統合の時期は分かっているので,石中の制服で1年間城南中へ登校していただければ無駄なお金は使わなくていいということになりますけども,ただ,城南中の保護者の方は絶対1年間は城南中の制服で通わせたいんだということで,それは市のほうで助成すべきですねということを言っています。その辺のところが色々調整が必要だと思います。

櫻井委員)小規模校の話を言われて,いじめの話を言われると,私がこれまで言ってきたことなのであれなんですけども,もっとこう強く育てるというか,何となくそういうほうがいいなと思いますね。それと,バスの話なんですけれど,子供たちをみると自転車に変えている子は,時間が自由になるというようなこともあってね,本当に小桜の方から自転車で朝来るんですよ。自転車の子供の方がはつらつしてて将来性あるなって感じちゃうんですけど。ですから,そういう強い子というか,そういうのをおのずと育ててったほうが良いのかなと、それは教育委員会とか執行部のほうでねよくお考えになって,1番には小規模校から大規模校にくると必ずいじめっていうのがあるはずですから,その防止に努めながらよくお考えになってやられたらいいと思います。

谷田川委員長)ほかにご発言はございませんか。

生涯学習課長)先ほど私の答弁の中で訂正がございます。中央図書館の職員の人数につきましては,館長は特別職で,職員は7名,嘱託職員11名,臨時職員1名の計20名になります。訂正させていただきます。申し訳ございませんでした。

谷田川委員長)ほかにご発言はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,本件を終結いたします。
 以上で,本日の教育福祉環境委員会を閉会いたします。






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