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議会中継
  


平成28年度 教育福祉環境委員会

 第5回委員会 (9月9日)
出席委員 谷田川泰委員長,池田正文副委員長,島田久雄委員,岡野孝男委員,櫻井信幸委員,玉造由美委員,新田茜委員
市執行部 【生活環境部】
部長(横田克明),次長兼水道担当(鈴木勉),参事兼まちづくり協働課長(鈴木和彦),生活環境課長(荻沼宏樹),市民課長(吉澤房江),保険年金課長(豊崎康弘),水道課長(大塚俊幸),市民会館長(吉川隆)
【保健福祉部】
部長(武熊俊夫),次長兼福祉事務所長(大関浩二),高齢福祉課長(菊地正樹),こども福祉課長(萩原正晴),健康増進課長兼石岡保健センター所長(宮アしづえ)
【教育委員会事務局】
教育長(櫻井信),教育部長(宮本秀男),次長(吉水法雄),参事学校統合担当兼学校教育担当(金子英信),参事兼スポーツ振興課長(鈴木仁),教育総務課長兼学校統合担当(野口健市),指導室長兼学校統合担当(松本浩一),生涯学習課長(萩原勇),中央公民館長(櫻井浩司)

議会事務局 庶務議事課主任(大石美智子)


谷田川委員長)ただ今から,教育福祉環境委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元の協議案件書に示すとおり,当委員会に付託されました議案の審査であります。本日の委員会の進め方でございますが,はじめに,議案第87号について現地調査を実施し,調査終了後に案件の審査を行いたいと思います。
 次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職,氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。なお,保健福祉部及び教育委員会事務局の説明員につきましては,現地調査終了後の出席となりますので,あらかじめご報告いたします。
この際,お諮りいたします。本日の議題であります議案第87号の審査の参考とするため,これより委員派遣による事業実施箇所の現地調査を行いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

   −休憩−

谷田川委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 これより議事に入るわけでありますが,保健福祉部及び教育委員会事務局の説明員が出席しましたので,ご報告いたします。
審査に先立ちまして前回の当委員会において委員会として提出を求めた資料につきまして執行部より提出されましたので,ご覧おき願います。
 それでは,あらためまして,議案第69号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,当委員会の所管に係る部分,議案第70号平成28年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号),議案第71号平成28年度石岡市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号),議案第74号平成28年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号),議案第75号平成28年度石岡市水道事業会計補正予算(第1号),議案第92号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,当委員会の所管に係る部分の計6件について,一括して議題といたします。本案について,初めに執行部から説明を求めます。
 なお,本案の説明の順番は,生活環境部所管,保健福祉部所管,教育委員会事務局所管の順でお願いいたします。

参事兼まちづくり協働課長)まちづくり協働課の鈴木と申します。よろしくお願いいたします。
 私からは,議案第69号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
 補正予算書の26ページから27ページをご覧ください。中段の(款)2総務費,(項)1総務管理費,(目)13諸費,(節)19負担金補助及び交付金の街路灯・防犯灯事業のLED防犯灯設置補助金47万5,000円についてご説明いたします。補正額は,7月下旬までに,補助金申請要望のあった5地区21基分です。交換,取り換えの24万5,000円と今後予想されると思われる20基分の23万円の合計47万5,000円を補正するものです。今回のLED防犯灯設置補助金の補正の理由は,補助金額700万円に対して,6月中旬で予算執行済みとなったことを受けての補正でございます。2年間の申請状況を確認したところ,最終申請時期については,7月から8月の頃の申請と考えられておりますが,平成28年度は過去2年間より早い時期で予算執行済みになってしまいました。本年も同時期までの申請を考慮しますと,補正予算での対応が必要と考え今回の補正をお願いしたものでございます。なお,平成28年度の補助金の申請時期が早まったと考えられる理由といたしまして,平成27年度の補助を受けることができなかった地区,また,当初,平成29年度4月に消費税10%になる予定であったことも一つの要因ではないかと考えております。LED防犯灯設置補助金は,器具のメンテナンス代と電気料の削減につながることから各地区においても有効な補助金と考えております。
 また,今回,9月1日号の市報と同時に,各地区の区長及び防犯灯管理者に対しまして,防犯灯の設置状況の調査をお願しております。各地区の防犯灯の設置数を把握しておりませんでしたので,今年度,各地区より報告のあった灯数を確認し今後の整備計画の施策に対応してまいりたいと考えております。
 引き続きまして,中段の(款)2総務費,(項)1総務管理費,(目)13諸費,(節)19負担金補助及び交付金の,安全安心まちづくり推進事業の茨城県企業防衛対策協議会石岡地区推進協議会の負担金を説明させていただきます。加入の必要性でございますが,先般の新聞報道やおまつり年番町における暴力団関係者からの寄附収受があったことや昨今の暴力団等における抗争等もあり,市における反社会勢力への対応が強く求められております。
 また,平成28年8月20日の安心・安全まちづくり市民大会でも再度,暴力団排除条例の説明や大会宣言の中で,暴力団排除を訴える大会宣言も実施しております。平成28年度の茨城県企業防衛対策協議会石岡地区推進協議会の中でも,総会の場において,石岡市暴排条例の訓話や企業等に対する暴力団に対する講演会などを実施し連携を強めております。今後,さらに連携を強め,市の反社会勢力への姿勢を示す意味で,加入する意義があると考えられます。
 また,茨城県企業防衛対策協議会石岡地区推進協議会は,小美玉市も同様に加入する方向で,補正予算要求をしております。今後も,関係自治体との連携を進めてまいります。
 以上,補正についてご説明をいたしました。よろしく,ご審議お願いいたします。

生活環境課長)議案第69号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,生活環境課分の補正予算について,ご説明を申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。
 補正予算書の32,33ページをご覧ください。歳出の二段目でございます。費目,(款)4衛生費,(項)1保健衛生費,(目)2予防費の狂犬病予防経費の負担金補助金及び交付金,犬猫の避妊・去勢手術補助金を43万2,000円の増額でございます。増額の内容でございますが,当初の補助金が7月中旬で消化してしまいましたので,今回補正予算の計上をお願いするものです。
次に,同ページの下段になりますが,費目,(款)4衛生費,(項)1保健衛生費,(目)4公害対策費の公害対策経費の,臨時雇人賃金80万2,000円,同じく公害対策経費の社会保険料の12万9,000円の増額でございます。10月2日から,職員1名が産前休暇を取得しますことから,臨時職員を雇うための賃金及び社会保険料でございます。
 次に,同ページ,費目,(款)4衛生費,(項)2清掃費,(目)1清掃総務費の清掃一般事務費につきまして,霞台厚生施設組合負担金(衛生費分),456万3,000円の増額をお願いするものです。補正予算額の内容ですが,新ごみ処理施設建設に伴う関連施設の整備事業になります。霞台厚生施設組合周辺道路整備事業路線測量業務の経費といたしまして281万4,000円,白雲荘の解体設計委託費といたしまして174万9,000円,合計で456万3,000円でございます。
 次に,32,33ページから,次ページ34,35ページにかけてでございますが,費目,(款)4衛生費,(項)3上水道費,(目)1上水道費の簡易水道統合整理事業の湖北水道企業団負担金,三村地区分1,560万円を補正予算として計上をお願いするものです。補正予算の内容ですが,10月1日をもって石岡市簡易水道事業は,湖北水道企業団に統合するものですが,三村地区単独での収支を考えますと,料金収入等と歳入と,人件費,償還費用等の経費を比較いたしますと,大幅な不足がみこまれますことから,統合後の後期分を石岡市が湖北水道企業団へ負担金で交付するものです。以上が,議案第69号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第3号)の説明となります。
 次に,議案第71号平成28年度石岡市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。補正予算書8ページをご覧ください。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ23万8,000円を減額し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,194万3,000円とするものです。減額内容につきましては,事項別明細書にてご説明させていただきますので,補正予算書64,65ページをご覧ください。歳出からご説明いたします。4月の定期人事異動により,人件費に減額が生じたため,職員等人件費の390万3,000円から職員手当等を19万5,000円,共済費4万3,000円,計23万8,000円を減額するものです。
 前ページの62,63ページをご覧ください。歳入になりますが,先ほどご説明いたしました,歳出の職員等人件費分の23万8,000円を減額するものでございます。また,一般会計からの繰入金についても23万8,000円の減となります。歳入歳出額ともに23万8,000円の減額となります。以上が,簡易水道事業特別会計補正予算の説明となります。
 生活環境課分は,以上となります。ご審議の程,よろしくお願いいたします。

市民課長)一般会計補正予算の内,市民課所管分について説明申し上げます。
 まず,歳入です。補正予算書25ページご覧ください。上から2段目の個人番号カード交付事業費補助金1,854万9,000円の増でございます。この国庫補助金は,マイナンバー制度において,通知カードやマイナンバーカードを作成したり,24時間体制のコールセンターを運営する費用などを,地方公共団体情報システム機構に委任する経費として国から交付される補助金です。平成28年度に入りまして,平成27年度繰り越し分が追加で交付決定となりましたので,その分が増額となります。
 次に,歳出です。29ページ上から2段目にございます住民基本台帳事務費の地方公共団体情報システム機構交付金ですが,先に説明しました業務の委任経費として,同機構に支払う交付金でございます。補助金の増額分を同額計上したものです。以上でございます。御審議の程よろしくお願いいたします。

保険年金課長)私からは,保険年金課所管にかかる内容についてご説明いたします。
 はじめに,議案第69号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第3号)について説明いたします。28・29ページをお開きいただきたいと思います。28ページ最後の段歳出で(款)3民生費,(項)1社会福祉費,(目)1社会福祉総務費についてでございますが,次ページ30,31ページ説明欄,特別会計繰出金のうち,国民健康保険特別会計職員給与費等繰出金につきましては,4月の定期人事異動に伴う給与費等の見直しにより,国保特別会計に繰り出す166万2,000円の補正減を計上するものでございます。
 関連して議案第70号平成28年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。6ページ7ページをお開きいただきたいと思います。補正予算第2号につきましては,予算総額に歳入歳出それぞれ166万2,000円を減額し,予算総額を歳入歳出それぞれ107億4,629万6,000円とするものでございます。内容につきまして,事項別明細書でご説明いたします。
 なお,歳入につきましては歳出に関わることから,歳出から先に説明させていただきます。54,55ページをお開きください。(款)1総務費,(項)1総務管理費,(目)1一般管理費,説明欄の職員等人件費236万円の増につきましては,4月の人事異動に伴うもので,国民健康保険を担当する者のうち主に給付を担当する職員7名分の増減により増額となります。
次に,(款)1総務費,(項)2徴税費,(目)1徴税総務費,説明欄の職員等人件費226万8,000円の減につきましても,4月の人事異動に伴うもので,国民健康保険を担当する者のうち主に国保税を担当する職員8名分の増減により減額となります。
 最後に,(款)8保健事業費,(項)1特定健康審査等事業費,(目)1特定健康診査等事業費,説明欄の職員等人件費175万4,000円の減につきましても同様に,4月の人事異動に伴うもので,国民健康保険を担当する者のうち主に特定健康診査等を担当する職員3名分の人事異動に伴う給与費等の見直しに伴う補正減でございます。
 財源とするする歳入でございますが,52,53ページをお開きください。先ほど説明いたしました一般会計からの歳出予算が,国民健康保険特別会計の歳入とするもので,4月の人事異動による給与費等の見直しにより,(款)10繰入金,(項)1他会計繰入金,(目)1一般会計繰入金,(節)3職員給与費等繰入金166万2,000円の補正減となります。以上で説明を終わります。ご審議の程よろしくお願いいたします。
 
水道課長)私から議案第75号平成28年度石岡市水道事業会計補正予算(第1号)について,ご説明申し上げます。
 補正予算書20ページをご覧いただきたいと思います。収益的支出の款水道事業費用の既決予定額5億397万2,000円に対しまして,331万6,000円を減額いたしまして,5億65万6,000円に,(項)営業費用の既決予定額4億5,703万8,000円に対しまして,331万6,000円を減額いたしまして,4億5,372万2,000円に,科目職員給与費の既決予定額5,106万1,000円に対しまして,331万6,000円を減額いたしまして,4,774万5,000円と減額補正するものでございます。減額理由といたしまして,4月の人事異動に伴う変動分の補正でございます。よろしくお願いいたします。以上でございます。
    
市民会館長)私からは,議案第69号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,市民会館にかかる部分について,ご説明申し上げます。
 補正予算書27ページの中段でございます。(款)2総務費,(項)1総務管理費,(目)9市民会館費,(節)需用費の中で,施設維持管理経費の備品修繕72万2,000円の増額補正についてご説明申し上げます。今年3月に実施しました消防設備保守点検の中で不具合が確認されその修繕を行うものでございます。その内訳といたしまして,誘導灯のバッテリー容量不足によるバッテリー交換が1か所,また,同じくバッテリーの容量不足によるものの形が古く代替えのバッテリーがないため誘導灯本体1か所を交換するものでございます。これが19万2,000円です。
 また,オーデトリアム棟2階ベランダに設置してある救助袋は,設置から23年が経過し,老朽化により基礎の部分が腐食していることから本体を交換するものです。これが53万円となっております。
 次に,その他施設修繕といたしまして,170万円の増額補正についてでございますが,これはホールのステージ上には,18枚の舞台幕があります。設置してから29年が経過し経年劣化を起こしており,このような中で幕自体の自重に耐えきれず今回1枚が落下してしまいました。そのため,安全性及び利用に不便がないよう特に落下の危険性が高い4枚を緊急に交換するものでございます。残りの14枚につきましては,次年度で対応をしてまいりたいと考えております。以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

高齢福祉課長)私からは,議案第69号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,高齢福祉課所管分についてご説明申し上げます。
 補正予算書の28ペ−ジをご覧ください。歳出についてご説明いたします。(款)3民生費,(項)1社会福祉費,次の30ペ−ジ上の段の(目)3老人福祉費の特別会計繰出金でございます。このうち,介護保険特別会計職員給与費等繰出金につきましては,介護保険特別会計における4月の人事異動に伴う職員給与費及び臨時職員賃金等の補正で,418万8,000円を減額するものでございます。
 次に,介護保険特別会計地域支援事業(介護予防事業)繰出金につきましては,介護保険特別会計における通所型介護予防事業費の補正に伴い,15万8,000円を増額するものでございます。
続きまして,その下の介護ロボット等導入支援経費でございます。介護ロボット等導入支援事業費補助金278万1,000円につきましては,介護ロボット等を導入する介護サ−ビス事業者に対して,その導入経費の一部を補助することにより,介護従事者が働きやすい職場環境を整備し,介護従事者の確保や離職の防止を図ることを目的としたものでございます。
 続きまして,補正予算書の24,25ペ−ジをご覧ください。歳入についてご説明いたします。上から二段目(款)14国庫支出金,(項)2国庫補助金,(目)2民生費国庫補助金,(節)4老人福祉費補助金につきましては,歳出における介護ロボット等導入支援事業費補助金の予算補正に伴い,地域介護・福祉空間整備推進交付金278万1,000円を補正するものでございます。一般会計の補正予算につきましては,以上でございます。
 続きまして,補正予算書17ペ−ジをご覧ください。議案第74号平成28年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
 続きまして,補正予算書の18,19ペ−ジをご覧ください。歳入歳出予算の補正でございます。事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億4万3,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ74億8,537万4,000円とするものでございます。
 続きまして,事項別明細書についてご説明申し上げます。補正予算書の94ペ−ジをご覧ください。歳出についてご説明いたします。1番上の段(款)1総務費,(項)1総務管理費,(目)一般管理費の「職員等人件費」でございます。これは,高齢福祉課介護保険室及び地域包括支援センター職員の人事異動等に伴い,職員給及び各種手当等を合わせて459万6,000円減額するものでございます。
 次に,その下の介護保険事務費でございます。これは,介護保険担当職員1名が育児休業を延長して取得することにより,その代わりとなる臨時職員1名を雇用するため,臨時雇人賃金40万9,000円を増額するものでございます。
 続きまして,上から2段目(款)3地域支援事業費,(項)1介護予防事業費,(目)1二次予防事業費の「通所型介護予防事業」でございます。これは,要介護認定を受けていない高齢者が,サ−ビス事業所に通いながら,食事や機能訓練等のサービス,いわゆる「いきがいデイサ−ビス」を受けるための経費である「通所型介護予防事業委託料」について,利用者の増加に伴い,当該委託料の不足が見込まれることから,126万7,000円増額するものでございます。
 続きまして,3段目(款)4基金積立金,(項)1基金積立金,(目)1介護給付費支払準備基金積立金の「基金積立金」でございます。これは,平成27年度介護保険特別会計に係る決算剰余金の確定に伴い,決算剰余金を介護給付費支払準備基金に積み立てるため,当該積立金を3億1,229万3,000円を増額するものでございます。
 続きまして,一番下の段(款)6諸支出金,(項)1償還金及び還付加算金,(目)3償還金の「償還金」でございます。これは,平成27年度介護給付費に係る国庫及び県負担金,社会保険診療報酬支払基金交付金の精算に伴い,返還する必要が生じたことから,介護給付費支払基金交付金返還金310万5,000円,介護給付費国庫負担金返還金4,587万1,000円,介護給付費県負担金返還金4,169万4,000円をそれぞれ補正するものでございます。
 続きまして,補正予算書の92ペ−ジをご覧ください。歳入についてご説明申し上げます。(款)3国庫支出金,(項)2国庫補助金,(目)2介護予防事業交付金31万7,000円。2段目(款)4支払基金交付金,(項)1支払基金交付金,(目)2地域支援事業交付金35万5,000円。3段目(款)5県支出金,(項)2県補助金,(目)1介護予防事業県負担金15万8,000円。その下の段(款)7繰入金,(項)1一般会計繰入金,(目)3介護予防事業費繰入金15万8,000円。5段目になります(款)7繰入金,(項)2基金繰入金,(目)1基金繰入金9,094万9,000円につきましては,歳出でご説明いたしました通所型介護予防事業委託料の増額に伴い,対応している財源をそれぞれ補正するものでございます。
 続きまして,上から4段目になります。(款)7繰入金,(項)1一般会計繰入金,(目)2一般会計繰入金につきましては,歳出でご説明いたしました職員給与費及び臨時雇人賃金等の補正に伴い,補正するものでございます。
 続きまして,上から6段目(款)8繰越金,(項)1繰越金,(目)1繰越金につきましては,平成27年度決算に伴う繰越金を増額するものでございます。
 続きまして,最後の段になります。(款)9諸収入,(項)3雑入,(目)4雑入につきましては,臨時職員1名分の雇用保険被保険者掛金について,1,000円増額するものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

こども福祉課長)議案第69号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第3号の内,こども福祉課に係る補正予算についてご説明いたします。
 歳出からご説明いたします。
 補正予算書30ページをご覧ください。中ほどになります。(款)3民生費,(項)2児童福祉費,(目)1児童福祉総務費,(節)19負担金補助及び交付金の内,保育支援関係経費1億6,358万4,000円の補正増でございます。保育の受け入れ枠の確保,特に低年齢児の受け入れ枠の拡大を図るため,私立保育園2施設の増改築をおこなうための1億2,967万4,000円,私立の小規模保育事業所の新規開設に必要な経費といたしまして1,573万3,000円。いずれも施設整備等に必要な費用について国の保育所等整備交付金を活用するために予算を増額するものでございます。
 続きまして,次の段になります。(款)3民生費,(項)2児童福祉費,(目)2児童措置費,(節)20扶助費の内,児童扶養手当経費753万8,000円の補正増でございます。児童扶養手当は,国の制度により自動物価スライド制が採られていることから,平成27年度の全国消費者物価指数が前年度比0.8%上昇したことを踏まえ,平成28年度の児童扶養手当対象見込み世帯752世帯に対して手当額を0.8%引き上げたことに伴い,予算を増額するものでございます。
 次に,歳入のご説明をいたします。24ページをご覧ください。一番上の段になります。(款)14国庫支出金,(項)1国庫負担金,(目)1 民生費国庫負担金,(節)2児童福祉費負担金の児童扶養手当負担金1/3, 251万3,000円につきましては,歳出の児童扶養手当経費の増額に伴い,増額補正するものでございます。
 次に,その下の段になります。(款)14国庫支出金,(項)2国庫補助金, (目)2民生費国庫補助金,(節)2児童福祉費補助金の,保育所等整備交付金[2/3],1億2,967万4,000円と小規模保育設置促進事業費補助金[2/3], 1,573万3,000円につきましては,先ほどご説明いたしました,私立の保育所増改築と小規模保育事業所新規開設に係わる保育所等整備交付金の増額に伴い増額補正するものでございます。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

健康増進課長)私からは,議案第69号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第3号)の内,健康増進課に係る補正予算についてご説明いたします。
 歳出からご説明いたします。
 補正予算書32,33ページをご覧ください。上から2段目になります。(款)4衛生費,(項)1保健衛生費,(目)5市民健康管理費,(節)1報酬は石岡保健センター勤務の管理栄養士が11月6日から産前・産後休暇及びその後育児休業を取得予定であることから,嘱託の管理栄養士雇用に伴う報酬80万9,000円でございます。
 続きまして,4共済費は職員等人件費の社会保険料1万2,000円でございます。
 次に,歳入のご説明をいたします。24,25ページをご覧ください。一番下の段になります。(款)20諸収入,(項)5雑入,(目)5雑入,(節)5雑入の 1万1,000円の内3,000円は,健康づくり推進事業の嘱託管理栄養士雇用に伴う雇用保険被保険者掛金でございます。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
 
保健福祉部長)先ほどの,こども福祉課の説明で一部訂正がございますので,ご説明させていただきます。まず,歳出のほうの30ページでございます。保育支援関係経費の1億6,358万4,000円の説明の中で,私立保育園2施設の増改築の経費,これを1億2,967万4,000円とご説明しましたが,これは国の交付金の額だけでして,市の一般財源,市の義務負担分も合わせまして,1億4,588万4,000円となります。その次の市立の小規模保育事業所,これに対しましても,1,573万3,000円とご説明しましたが,これは国の補助金の額で,これに一般財源の持ち出しを含めまして,1,770万円の支出合わせまして,1億6,358万4,000円の歳出でございます。訂正してお詫び申し上げます。

教育総務課長)議案第69号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,教育総務課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 まず,歳出から先にご説明いたします。補正予算書38,39ページをご覧ください。上から2番目の段,(款)10教育費,(項)1教育総務費,(目)2事務局費,(節)1報酬及び4共済費のうち,職員等人件費の社会保険料1万5,000円及び学校施設事務費の建築設計監理嘱託員報酬128万2,000円でございます。こちらにつきましては,教育総務課において採用する建築設計監理嘱託員1名分の人件費となりまして,雇用条件といたしましては,月額20万4,000円,雇用期間としては10月から3月までの6か月間で,1級建築士の資格を有するものを予定しております。また,職務としましては,学校施設等の営繕,建築設計,監理業務に関することでございまして,主に平成30年4月に統合する,石岡中学校の建物改修係る設計及び監理業務を担当していただきたいと考えております。
 次に,同じページの1番下の段,(款)10教育費,(項)3中学校費,(目)1学校管理費,(節)13委託料,学校統合再編事業の石岡中学校敷地改修工事設計委託料530万円でございます。石岡中学校と城南中学校の統合再編をするにあたり,子どもたちが安全に登下校できるよう,石岡中学校の敷地に教育バスの駐車スペースを整備するなどの改修工事を行うための設計委託料でございます。
次に,歳入のご説明をいたします。予算書24,25ページをご覧ください。1番下の段,(款)20諸収入,(項)5雑入,(目)5雑入,(節)5雑入の雇用保険被保険者掛金1万1,000円のうち5,000円でございますが,先ほど歳出でご説明いたしました,建築設計監理嘱託員の雇用に要する,雇用保険被保険者掛金でございます。
 次に,議案第92号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,教育総務課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
補正予算書12,13ページをご覧ください。上から3番目の段,(款)11災害復旧費,(項)3教育施設災害復旧費,(目)1学校施設災害復旧費,(節)15工事請負費,学校施設災害復旧費の中学校施設災害復旧工事210万円でございます。こちらにつきましては,8月の台風7号及び9号の影響によりまして,八郷中学校のグラウンド北側の法面が崩れ,その復旧を図るため,中学校施設災害復旧工事といたしまして予算を計上したものでございます。説明は以上でございます。ご審議のほど,よろしくお願いいたします。

生涯学習課長)私からは,議案第69号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,生涯学習課所管の補正予算について,ご説明申し上げます。
 歳出となります。補正予算書の4ページをご覧ください。第2表,債務負担行為補正の変更,図書館プレハブ借上料,補正前の限度額 7,488万円 及び 補正後の限度額 8,352万円について,ご説明申し上げます。こちらの金額につきましては,現在,進めております(仮称)こども図書館の来年度以降のリース料でございます。なお,今年度分は,このあと説明いたします中央図書館管理運営費の建物借上料に計上してございます。新設する建物については,5年間のリース契約を予定しております。当初は,今年度分のリース料を契約締結の時点から,毎月支払うように計上いたしました。しかし,実際に支払いが始まるのは,建物完成後に,引き渡しを受けた時点であることが分かりました。そのため,当初の予定より支払い開始の月が遅れますので,遅れる期間について今年度は減額になります。この減額分については,債務負担行為の中で最終年度に延長して支払われることになります。よって,補正前の限度額 7,488万円に,今年度の減額分864万円を増額して,補正後の限度額 8,352万円といたしました。なお,リース料の支払い時期のズレによる,5年間の支払総額の見直しはございません。
 続きまして補正予算書の40,41ページをご覧ください。歳出になります,
上から2段目にございます,(款)10教育費,(項)5社会教育費,(目)3図書館費 の 中央図書館管理運営費 796万円 について,ご説明申し上げます。まず(節)14使用料及び賃借料の建物借上料864万円の減額につきましては,ただ今,債務負担行為補正の説明で触れましたとおり,(仮称)こども図書館の今年度リース料の減額分でございます。当初の予定より支払い開始が遅くなりますので,遅れる期間のリース料につきまして,減額するものでございます。
 次に,(節)18備品購入費 の 施設用備品 1,660万円の増額につきましは,主に(仮称)こども図書館へ設置する備品の購入費となります。これまでの中央図書館児童室より対象面積が広がりますので,新たに書架やテーブル等の備品が必要となります。それらの備品を購入するため追加計上いたしました。なお,これまで使用していました備品についても,(仮称)こども図書館へ移設して使用いたします。説明は以上でございます。ご審議の程,よろしくお願いいたします。
  
谷田川委員長)以上で説明は,終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

新田委員)補正予算書31ページですが,児童扶養手当経費753万8,000円。おもに父親と母親の離婚等により一人親になった家庭への生活支援になると思いますが,これ確認したいんですが,支給対象となっている世帯ってどれくらいいるのかをお尋ねいたします。

こども福祉課長)お答えいたします。こちらの補正予算の中で見込んでおります世帯数は752世帯でございます。以上でございます。

新田委員)すみません,先ほど聞きました。これ2010年から父子家庭も支給の対象となっていると思うんですが,その割合って分かりますかね。母子家庭,父子家庭,その他あると思うんですけれど。分かればお願いいたします。

こども福祉課長)ただ今の母子家庭と父子家庭の割合でございますが,今こちらに手元の資料としてございませんので,後ほど回答させていただければと思います。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

櫻井委員)予算書の27ページ,街路灯とか防犯灯の補助金があるんですけども,お話の内容は分かるんですけども,今後のことを考えた時に,防犯灯のLED化率,どれくらいいっているんですか。

参事兼まちづくり協働課長)防犯灯のLED化率でございますが,今現在分かってない状況でございます。ただ,今回9月1日号のほうで防犯灯については区長さんとか協力員さん,八郷地区については区長さんと自治会ですか10地区のほうに調査依頼という形で調査をお願いして,今,報告書を提出していただいているところでございます。石岡地区においては,防犯灯の管理者と協力員さんと区長さんのほうにお願いして送っております。

櫻井委員)LED化することは,長い目で見た時に,市にとっても地元にとっても得なわけですよ。ですから今後この防犯灯についての予算はどれくらいと計算していく上では,重要なポイントになると思いますんで,できれば安全ということを考えた時に,早急にそういうものを整えていっていただきたいと思います。
 あと,33ページに狂犬病予防経費ということで,犬猫の避妊・去勢手術補助金というのがございます。この内容は十分把握するんですけども,実は本職の獣医さんと言っては何ですけども,その方に依頼をしたものについての補助金ということなんですけども,現在,犬猫の里親探しをボランティアでやっているグループが数多くいるんですよね。そういう方たちは,獣医資格を持っているんですけれど,地区外のボランティアの獣医さんにお願いして,相当安い経費でやっていただいているんです。そういう時に,市内の獣医師やペットショップの獣医師じゃないと,この補助金の対象とならないということにすると,もっとこう同じ金額で例えば4頭できるのが,1頭しかできないというような割合になるんですね。ですから,そういう手法も考えてみてはどうかなと思うんですけども。そういう点どうお考えになるかお伺いしたいんですけども。

生活環境課長)お答えいたします。今,委員さんの言われた通り,現在は市内の6動物病院のほうで,避妊・去勢手術をした方について対象としております。これ平成28年度からの新規の補助金の制度ということもありまして,市のほうの税金等を使う上で,その協議の中で市内の動物病院に限って対象としたということでもあります。今,委員さんが言われたことなども踏まえながら,色々なご意見はあると思うんですけれど,現在は市内の動物病院に限って支給対象にしているところです。

櫻井委員)限られた予算の財源の中で効果を上げていくには,やはり今のやり方だけで行くと,経費の負担が多くなるばかりで,効果という点からみると,もっと広く考えていかれたほうがいいのかなと思うんですよ。犬猫の殺処分が前は日本一と言われた茨城県なんですけども,それが減ってきている。ただこれは受け入れを少なくすれば殺処分は減るということで,結局現在はこれは受け取りませんよというようなことを今愛護センターというところはやっているわけで,それで殺処分頭数を減らしているというのが実情なんです。ですから,野犬が増えちゃう野良猫が増えちゃうというような現象が,これから引き取らなければおきちゃうんですね。ですからやはり殺処分を減らすということは大事なことなんですけども,そういう点から本当に効果を上げていくには,限られた財源なんですから,その効果をよく考えてやっていかれたほうがいいのかなと思います。
 あと39ページ,石岡中学校の1級建築士の話なんですけども,1級建築士の資格を持っているからというだけでお願いしたのではもったいないですね。やはり実践経験のある1級建築士さん。資格だけでは絶対仕事なんてできないんです。実践のほうが遥かに強いものを持ってまして,もしまだ人選されていないんであれば,やはり実践経験,ここを重視した考えで採用していってもらえないかなと思います。その点についてお願いします。

教育総務課長)お答え申し上げます。ただ今委員さんのほうからご指摘がありましたように,採用にあたりましては,実務経験等有する者ということを考慮いたしまして,選考のほうをしてまいりたいと考えております。

櫻井委員)その点よろしくお願いします。
 最後になります,同じページに石岡中学校敷地改修工事設計委託料でございます。この数字は理解いたしました。今後駐車場を整備していく上で,駐車場用地として新たに土地を購入していく予定があるのかどうかお伺いします。

教育総務課長)現在の予定といたしましては,敷地の拡張ではなく現有敷地の中の,例えばのり面の周りの土地がありますので,そういうところの有効活用を図っていきたいと考えております。以上です。

谷田川委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

玉造委員)31ページなんですけれども,この介護ロボット等導入支援経費につきましてなんですが,これはロボット導入の事業所に補助を行うということでございましたが,これは何事業所を予定しているのかお伺いします。

高齢福祉課長)介護ロボットにつきましては,施設は3事業所が対象でございます。以上です。

谷田川委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

池田副委員長)私から2点ほどお伺いします。まず,31ページの保育支援関係経費でご説明によりますと,交付施設が増改築で2園,新規で小規模保育事業所が新規で1園ということでございますが,交付施設については具体にどちらであるのか,また,どういう内容であるのか詳しく教えていただきたいと思います。

こども福祉課長)お答えします。現在小規模保育事業につきましては,9月2日から9月21日までの間,現在公募している状況でございます。現在市内の事業所と東京,または埼玉県,こちらの事業所からも問い合わせがある状況でございますので,今現在のところは公募中ということでご理解いただければと思います。増改築につきましては,根当にあります,ハートピア保育園石岡,もう一つはこちら改築でございます,東石岡にございますひまわり保育園,こちらの2園でございます。以上でございます。

池田副委員長)2園,ハートピア保育園石岡とひまわり保育園ということで伺いましたが,この増改築によって,具体にですねどのような改善と申しますとあれですが,増改築前と増改築後では,どのように保育環境の改善がみられているのか,その辺を確認をしておきたいと思います。

こども福祉課長)ただ今のご質問にお答えいたします。前回7月7日にこちらの委員会でご説明しましたとおり,0から2歳児の需要が現在拡大している状況でございます。今回の増改築におきましては,ハートピア保育園石岡につきましては,30人の人数から45人へ定員が増となります。また,ひまわり保育園につきましては,現在,45人から60人増というふうに園児のほうが増員される予定でございます。以上です。

池田副委員長)この件につきましては結構です。
 次に,中央図書館のこども図書館についてお伺いいたします。今回債務負担行為で増額がされるということで,4ページになりますが,先の委員会におきまして,5年間のプレハブリース終了後においては買い取りという方法で報告がなされてます。これちょっと5年先の話を今確認するのは時期尚早かもしれませんが,あえてお伺いしますが,5年リース後の買い取り価格はどの程度の金額を見込んでおられるのかをお伺いいたします。

生涯学習課長)お答え申し上げます。5年後の買い取り価格につきましては,無償譲渡ということで現在予定しております。前回,買い取りというような回答をいたしましたが,無償譲渡でございます。

池田副委員長)5年間で8,300万円からのリース料で,5年後は無償で譲渡されるということで,ここは一安心したところですけれども,まあよく考えてみますと,8,000万円からのお金でリースをするのであれば,最初から買い取りと申しますとあれですが,リースという方法ではない方法も考えられたのかなと思いますが,その辺どのような協議がなされたのか確認をしておきたいと思います。もともとプレハブのリースありきで始まったのか,あるいは違うものとリースを比較検討した結果,こちらのほうが有利であったとか,条件が良かったとか,ということがあったのかどうか確認,まあ,あったかないかを含めまして確認しておきたいと思います。

生涯学習課長)お答え申し上げます。リースの買い取りが得かどうかということだったのですが,ちょっとこの件に関しましては確認の資料も持ち合わせておりませんので,後ほどご回答させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

谷田川委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。

教育部長)ご答弁を申し上げます。5年間のリースではなくて,単年度の買い上げでいかがというお話でございます。予算要求をする中で,財政と協議をし,その中で額がかなりの金額でございますので,全体の予算の調整分を含めまして5年間リースと,5年間の債務負担行為を組んでの対応ということになった経過がございます。

谷田川委員長)ほかに質疑はございませんか。

島田委員)20ページの石岡市水道事業会計補正予算についてお聞きします。人件費で331万6,000円の減の補正ということなんですが,職員1名分ですか。防災無線等で今回渇水のお知らせがだいぶ長く続いておりました。そうした中で,やはり人件費はかかっているのかなと思っていたのですが,減というようなことで,どうしたのかなと不信感をもったので質問をさせていただきました。

水道課長)人件費の減ということでございますので,331万6,000円の内訳でございますが,給料で187万4,000円,手当の部分で59万3,000円,共済費関係で84万9,000円で,合計で331万6,000円の減となっております。まあ,27年度から比べますと,水道課の職員が若干若返ったのかなというふうには感じておりますが,人事異動による差額でございますので,そういった内訳になっております。以上でございます。

谷田川委員長)ほかに質疑はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第69号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,当委員会の所管に係る部分,議案第70号平成28年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号),議案第71号平成28年度石岡市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号),議案第74号平成28年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号),議案第75号平成28年度石岡市水道事業会計補正予算(第1号) 議案第92号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,当委員会の所管に係る部分の計6件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第87号石岡市太陽光発電設備設置事業の手続きに関する条例を制定することについてを議題といたします。
 先ほど,審査の参考とするため現地調査を行いましたが,初めに執行部から説明を求めます。

生活環境課長)議案第87号石岡市太陽光発電設備設置事業の手続に関する条例を制定することについて。石岡市太陽光発電設備設置事業の手続に関する条例を制定することについて,地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求める。平成28年8月30日提出,石岡市長今泉文彦。提案理由でございますが,本市における太陽光発電設備設置事業に関する必要な手続き等を定め,もって事業者及び地域住民等との調和等を図り,地域社会の発展に寄与するためでございます。
 条例の主要項目についてご説明いたします。第1条の目的,条例の核となります。美しい自然環境及び魅力ある景観を抱える本市におきまして,太陽光発電設備設置事業に関しまして,工事及び事業を行う際は,災害の防止並び自然環境及び景観の保全のほか,事業者と地域住民等との調和を図ることを目的としました。その際に,関係法令に定めるもののほかに必要な手続等を明記いたしました。
 第2条については,この条例に掲げております用語の定義の説明になります。
 次のページの第3条の適用事業についてですが,太陽光発電設備の発電出力が,50キロワットを超える事業に適用しまして,同時期または近接した時期及び既に施工している事業区域の近接地において,同一事業者によって新たに一体的な事業を施工する場合は,発電出力を合算いたします。
 次に,第4条から第6条につきましては,市・事業者・地域住民等のそれぞれの責務について規定をいたしました。
 第7条の設置を避けるべき区域ですが,事業を行わないように協力を求める区域を定めることができるものです。ただし,建築物の屋根または屋上に設置するものは除きます。第1号で,「土砂災害その他の自然災害の発生のおそれがあること。」から,第6号までに,条例第1条の目的及び石岡市が有する文化財や優れた景観,地磁気観測所等の重要な設置を避けるべき区域について,また,そのほかに規則の別表第1で各根拠法令を明記いたしました。
 次に,第8条事前協議ですが,事業者は事業を施工するにあたりまして,事前に担当課と協議をすることとし,事前協議書を市長へ提出といたしました。
 第9条地域住民等説明会,事業者は実施協議書の提出の前に,地域住民等を対象として説明会を開催することといたしております。
 第10条実施協議,事業者は事業の施工の30日前までに必要事項を添付し実施協議申請書を提出することといたしております。
 次ページの第12条から第14条に関しては手続き等になります。第12条,工事着手等の届出等,第13条,標識の設置,第14条,立入調査等になります。
 第15条助言,指導及び勧告については,事業者に対しまして,条例第1条の目的を達成するために必要に応じて実施をいたします。
 次の第16条公表についてですが,正当な理由なく,勧告に従わない場合に事業者名を公表いたします。17条でこの条例の施行に必要な事項は規則で定めることとなっております。
また,附則についてですが,条例第3条の適用事業に相当する設備の設置に係る工事を完了し又は工事中の事業者について,事故及び事業に関する苦情等があった場合には,地域住民等の理解を得られるように事業者の責務により,できる限りの対応をするように配慮しなければならいと定めました。以上が,条例の説明となります。ご審議の程,よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は,終わりました。
 これより質疑に入ります。
 質疑は,挙手によりこれを許します。

櫻井委員)順序は色々動いてしまうものですから,何条何条というのがちょっと順序が変わるかもしれませんが,第10条実施協議と第8条に事前協議というのがあります。太陽光の事業を展開していくのには,石岡市で言えば東京電力,あとは経済産業省に図面等関係書類等を添付して,その枠をもらうんですよ。その時に,結構大変な経費が事業所にはかかるんですよ。経験上分かるんです。私はやってないですけど。やっている業者がいたんでね,分かるんですけれど。その事前協議のタイミング,ここの条文によりますと,「工事に着手しようとする日の30日前までに」ということになりますと,その協議にかかった費用がね,例えばできなくなった場合に,事業者にとっては無駄になっちゃうわけですよ。例えばできない状況になった時にね。その辺のところはどのようにお考えになるんですか,この条例の中では。

生活環境課長)まず,委員さんのおっしゃられた,第8条の事前協議の中で,中には今言われましたように,各法令等とか申請書とか,許可が取れているような場合もあると思います。その中でも,太陽光の設置にする辺りは,以前も説明しましたが,近隣等にその開発許可なり,色々工事するにあたりまして,近接している地域住民の方とのトラブルとか苦情とかを避けるため,避けることが発端の条例ですので,当然許可を取ったものについては,あくまでもこの条例に定めて設置を避ける区域の中でも,特にその中でも設置を認められない区域なんかもございますので,そういうところについては許可が取れないと思います。ただ,今言われたように許可等がきちんと取れている場合については,もちろんあくまでも事前協議の中でトラブルを起こさないということを前提に,今作っておりますので,そういうところきちんと事業者としての説明責任等を果たしていただいて,トラブルが起こらないように許可が取れているということは,きちんと許可申請等がおりている事業者でございますので,そこを避けていただくように考えていただいております。その中で事前協議が終わった後に,近隣住民等に説明会等を開いて,その後に,実施協議ということで全部済んでますよという説明会等の資料も添付していただいて,30日前に工事に着手しますよという申請を出していただくように考えております。

櫻井委員)であれば,地域の説明会もこちらに書いてありますよね。ですから,地域の説明会をその以前にするみたいな条文だか規則に入れるんだか分りませんが,そういう条項を作ったほうがいいんじゃないですかね。規則の中で変えてもいいんですけれど,条文変更していくのが大変であれば。そういうことをやられたらいかがですか。

生活環境課長)各関係部局と調整した中で,着工に入る前は30日ではありますが,事業者さんのほうもその工事と手続き等とか場所を選定するにあたっては,開発するっていう段階では,その前に事前協議を厳密には設けておりませんので,その期間はその事業者さんにお任せするような形になりますので,そこら辺のところは事前にいらした時に,事業者のほうとよく協議してというか説明しようとは考えております。

櫻井委員)東京電力と経済産業省の許可をもらうのに,現在半年くらいかかる。ですから,石岡市はそれ以前に地元との協議をしてくださいという仕組みはできるんじゃないですか。そうすれば業者だって無駄な申請をすることはないと思います。反対されて紳士的な事業者はやりませんよ。紳士的じゃない事業者もあるわけですから。ですから,その辺のところも含めて,そういう決まりみたいなものを,どうせ条例を作るのであれば,やってあげたほうがいいんじゃないですかね。

生活環境課長)委員さんのおっしゃる通り,事前に許可等とかその土地を借りるとか売買とかをする前には,やはり市町村のほうはこういう流れになっているというのはご存じのところもありますし,事前には調べてらっしゃるようにお見受けしておるところもありますので,その際に,今までにも何度かいらっしゃっているところ,何も手を付けずに太陽光発電始めたいんだというところについては,今の,委員さんが言われたようなところとか,事前の説明が必要だとか,地域等への説明会が必要になりますので,条例が制定されましたら必要になりますというような説明をしておりますので,中には今言われましたように,初めに売電価格等の経済産業省に提出された方々についてはすでに許可を取って,どこの場所にやるっていう形でやっている方が多いので,これから始めようと相談に来る方に対しては,そういう形で説明してまいりたいと考えております。

櫻井委員)できるだけね両方に害のない形で,この条例運用していければなと私は思うんですね。その点はよろしくお願いしたいんですけども。
 あと,昨日関口議員が農地の質問をなさった時に,まあほぼ全ての農地が該当するというような答弁を受けたかなと思うんですけども,それはそれでよろしいんですか。

生活環境課長)規則のほうの,昨日の部長からの答弁のほうですけれど,規則のほうに,別表第1かと思うんですけれど,農用地区域という形になっているかと思いますが,あくまでもその条例の目的の所,設置を避けるべき区域の中では,農地全般等という形にはなっておりますが,区分としてはその農地全般が対象にはなります。ただ,前回の委員会の中でも話した通り農地のほうも第1種農地,甲種農地,第2種農地,第3種農地とか,農地以外に農地転用するような申請も見受けられていますので,規則等には農地区分とは入っておりますが,この中でもやはりあくまでも設置を避けるべき区域という形で,そういう大きなくくりにはなっています。その相談の中で,やはり区分によっては農地転用は認められているところもありますので,そこは各農業委員会とか,農政課のほうとも話しながら進めてまいりたいとは考えております。

櫻井委員)国は転用しなくても農地の上に太陽光発電を設置してもいいというようなルールを作っているんですよ。そうするとそこと合致しなくなっちゃう気がするんですけれど。あまりにも農地農地とやっちゃうとね。ですからその辺のところはどうお考えなのか,担当課のほうからお尋ねします。

生活環境課長)確かにこの農地については,色々やはり以前とは違って,耕作放棄地になったりとか色々な場所によっては耕作できなくなったり,その中では関係部局なんかともよく話し合ったところもありますので,ただ条例の目的の中にはその景観等の部分も含めると,石岡市なんかはやっぱり美しい里山等の景観を含めて,農地なんかも含めたような部分もあるかと思います。ただ,委員さんに言われた通り,耕作放棄地になったところについては永久的に耕作放棄地になったりとか,農業の後継者がいなくなって,やはり困っている方もいらっしゃるというのが,担当者会議の中で話がでましたので,あくまでもやはりどうしても農業地区域とはなってますけれど,そこは今は条例等の施行が始まっているということで,皆さんにも周知,各部局でも担当課でも周知はしてございますので,そこは話し合いながら,やはり転用できる部分とか,そういう土地所有者の立場も考えながら,条例のほうを適正に運用していこうと考えておりますので,よろしくお願いいたします。

櫻井委員)新聞等でご存じだと思いますけれど,耕作放棄地に関しては,固定資産税等1.8倍と約2倍になるような国の方針がもう決まっているんですね。税金だけどんどんどんどん上がっていって,例えばお年寄り一人が所有している,そういう土地があった場合,完全に利用価値がない,ただ単純な耕作放棄地,原野みたいな状態になっちゃうわけですよ。ですから,今担当課のほうから,状況によってという言葉をいただいたのでいいんですけれど,そういうこともね含めてよく考えていく必要があるんじゃないかなと思うんですよ。私は前回も言いましたけれど,この茨城県は原発であれだけ大きな迷惑を被った。その原発の代替エネルギーとしてこういう手法がとられるわけでありますから,つくば市の第3種国定公園の観光道路の脇にああいうものを作るから,こういう問題は生じるのであって,そのルールを守っていけば,この原発の代替エネルギーとしては,私は有効な手段だと思っている。またこういうことをやっていて,原発が事故を起こした時には,また騒ぐんでしょ。ですから,その辺のところは柔軟に,太陽光をみんな悪者にしている状況でね,やってますけれど,その辺はちゃんと考えるべき,考えていったほうがいいと思います。もう1点その設置場所においてですけれども,景観条例が範囲以内ということは書いてありますけれども,景観条例の中に主要観光道路は全部入ってますか。もし,景観条例の中に,その主要な観光道路がすべて入ってないとすれば,主要観光道路の両サイド50メートルくらいは,これは本当に影響があるんですよ。もう現にそういうところができているんです。そういうふうな文言を含めてみてはどうですか。景観条例だけでやってもこれ抜け道はできますよ。国定公園とか県立公園はやらなくてもいいですよ,そういうルール作りは。ですから農地においても,例えば,住居があるところから30メートル以内は駄目だとか。はっきりそう決めたほうがいいんじゃないですかね。観光道路の駅にパネルが設置してあるところは,無指定,国定公園でもないんですけれど。あるんですよね,現にね。それは景観上よくないんです。ですからそういうところをちゃんと規制して,規制しなくてもいいんじゃないかなというところは,もう少し考えたらいいんじゃないかな。以前の残土条例もそうですけれど,「やらせない」ということからこの条例作りというのがあるような気がする。残土条例だって今困っている人がいっぱいいるんですよ,農家の人で。お金ばっかりかかっちゃうからできない。今回の太陽光のこの条例に関しては,先ほども言いましたが,お年寄りが一人で農地を所有しているけれども,借りていただければ,これ幸運なんです。ところが,そういう借りていただけない農地がこれからたくさん出ます。農業法人だって市役所のほうでやっているようですけれど,いいところしか借りないですから。何度も言いますけれども,柔軟にね,もっと,例えば規則の中で,今言ったようなことが言えなければ,それを踏まえて「市長が認めるものは」と,よくありますけれども,そういうものを規則の中に入れたらどうですかね。

生活環境課長)先ほどの,フルーツライン沿道ふるさと農道の両側100メートル区域については,特定用途制限地域になってますので,その部分については設置を避けられるというふうに考えております。

櫻井委員)ですから,それは分かるんです。でも違う観光道路がいっぱいあるんですよ。ある程度地図の上ね,主要観光道路の指定をして,石岡市ではここを主要観光道路と決めてますよと。それで,両サイド50メートルは太陽光の設置を遠慮してもらうとかできないようにしているんですよ,そういうふうにしないと,これ作るのはいいですけれど,どんどん悪質な人にはやられますよ。これ何でも反対じゃだめなんですよ。両方うまくバランス取って考えていかないと。観光道路に関してもう一度何かお考えがあればご答弁をお願いしたいんですけど。

生活環境部次長)委員さん,先ほどからご意見いただいておりますけれど,観光道路関係のお話ですけれども,条例の第7条のほうの設置を避けるべきエリアということで,「(7)市長が特に必要と認める」とございますので,その中で,関係部局ともう一度どういったところを改めて洗い出しとか,そういうのを今後考えていきたいと思います。それで,規則のほうにも入れられればというふうには考えております。よろしくお願いいたします。

櫻井委員)(7)はね,私の言っている意味とちょっと違うような気がするんです。市長が認めるものと書いていますけれど,わたしの言っているものとはちょっと違う方向の「市長が認めるもの」かなと思うんですよ。ですから,文言できちんと書いておいたほうが,分かりやすいと思います。先ほどお話がありましたけれど,農地に関しても,市長が認めるということはね,今言った内容で分かるように,曖昧な文言でなくてね,やられたほうがはっきりして,事業者にも分かりやすいのかなと思うんです。ですから,まだまだそういう規則の上で,変更していけるものがあるんであれば検討していただきたい。まだまだちょっと違う注意もあるんですけれど,今日はちょっと思いつくところを話したんですけれども。そういう方向で,私はこの条例はいいと思いますよ,基本的には。ただ,何でも反対みたいな条例は,以前から厄介払いするみたいなところがあってね,役所側が。そういうもんじゃない,もっと血の通ったというかそういう条例を作っていったほうがいいのかな,前々から感じてます。ですから,今回のこの条例は設置には反対しませんけども,よく内容等について,担当部局で精査をして行っていただきたい,そう要望いたします。

谷田川委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

岡野委員)第7条の(3)で「学術上重要な文化財が存在し,又は埋蔵されている」というところなんですが,この規則をみると「周知の埋蔵文化財包蔵地」について避けるべきというところなんですけど,周知の埋蔵文化財が無くって,文化財が発見された時はどうするんですか。
 文化財保護法がありまして,例えば道路を造る場合,必ずしも,周知の埋蔵文化財ではない所も発掘調査をしているわけですよ。それは文化財保護法にのっとって,市の工事,道路,あるいは,新たな開発をする場合には,発掘調査をするわけですよ。ここ安易に埋蔵文化財となってますけれど,しかも周知の埋蔵文化財包蔵地に限っていると。そういった曖昧な部分,曖昧な所で,その埋蔵文化財というようなものを避けるべきとしていると,これは,どこにでも埋蔵文化財が包蔵している可能性があるわけですよ。そしたら,すべて発掘調査をしなければできないでしょということになってくるわけですよ。その辺の,もう少しですね,細かく,取り決める時にははっきり分かりやすい取り決めにしないと,こういうものでは,やはり色々な問題がでてくると私は思うんですよ,実施の時に。だからそういうのをよく精査をした上で,この設置を避けるべき区域というのを定めたほうがいいと思いますけど。

谷田川委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

谷田川委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。

生活環境課長)設置を避ける区域については,色々委員さん方からご指摘をいただきました。条例をつくるに当たっては,関係部局とは何回か調整会議とかご意見をいただきましたが,その分かりづらい表記であったりとか,業者のほうからみると分かりにくいという所があるというご指摘がありましたので,今後も当然条例が施行になってから関係部局なんかとも協議する会議を持つつもりでいますので,そういうとこからも含めて,今ご指摘があったところなんかについては,今後,規則等で直すなり,そういうところを対応してまいりたいと考えております。よろしく願いいたします。

谷田川委員長)ほかに質疑はございませんか。

櫻井委員)今の説明ですと,これから少しずつという雰囲気ですけれど,今の話に出た内容については,例えば,できるんであれば,本会議で可決する前に,できるものはやったほうがいいと思います。その後と言わないで。できる範囲でそれはやられるべきだと私は思います。後回しにしないほうがいいと思います。

谷田川委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
議案第87号石岡市太陽光発電設備設置事業の手続きに関する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第88号石岡市簡易水道事業の事務の委託の廃止についてを議題といたします。
 本案について,執行部から説明を求めます。

生活環境課長)議案第88号石岡市簡易水道事業の事務の委託の廃止について,地方自治法昭和22年法律第67号第252条の14第2項の規定により,湖北水道企業団に委託した石岡市簡易水道事業の事務の委託を廃止するものとする。平成28年8月30日提出,石岡市長今泉文彦。提案理由でございますが,平成28年9月30日をもちまして石岡市簡易水道事業を廃止するためでございます。ご審議の程,よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

谷田川委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 先ほど議案第88号の説明は,終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第88号石岡市簡易水道事業の事務の委託の廃止についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第89号霞台厚生施設組合規約の変更についてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

生活環境課長)議案第89号霞台厚生施設組合規約の変更について,提案理由ですが,平成28年4月に締結した「ごみ処理広域化に伴う関連施設整備に関する協定書」等に基づき,ごみ処理広域化に係る事業を推進するため,霞台厚生施設組合規約の一部を変更することについて協議したいので,地方自治法第290条の規定により,本案を提出するもの。
 次ページを,ご覧ください。霞台厚生施設組合規約の一部を改正する規約,霞台厚生施設組合規約,昭和47年地指令第608号の一部を次のように改正する。第3条各号列記以外の部分中「第3号から第5号まで」を「第3号及び第4号」に改め,同条第2号中「附帯する事務」の次に「並びに関連施設の整備及び維持管理並びに当該整備等に附帯する事務」を加え,同条第4号中「ごみ処理施設」の次に「及びこれに附帯する施設等」を加え,同条第5号を削る。
 附則,この規約は,公布の日から施行する。ただし,第3条各号列記以外の部分の改正規定及び同条第5号を削る改正規定は,平成29年4月1日から施行する。でございます。ご審議の程,よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は,終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第89号霞台厚生施設組合規約の変更についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で議案の審査を終結いたします。
 次に,請願第5教育予算の拡充を求める請願を議題といたします。本件について,事務局から受理の経緯及び請願の概要等について説明を求めます。

事務局)請願第5教育予算の拡充を求める請願における,受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。まず,受理の経緯でございます。請願の紹介議員は,村上泰道議員でございます。ここで,紹介議員が当委員会の委員ではないことを申し伝えさせていただきます。提出者は,水戸市笠原町の茨城県教職員組合代表者○○○○様ほか277名で,平成28年8月5日に提出され,同日付で受理いたしております。
 次に,請願の概要でございますが学校を取り巻く状況が複雑化・困難化し,学校に求められる役割が拡大していることから,翌年度,国の教育予算を拡充するべく,関係行政庁への意見書提出を求めるものでございます。請願事項として,3項目を掲げていますので,該当箇所の原文を読みあげます。請願事項,1,子どもたちの教育環境改善のために,計画的な教職員定数改善を推進すること。2,教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため,義務教育費国庫負担制度を堅持すること。3,震災からの教育復興のための予算措置を継続して行うこと。2017年度政府の予算編成において,これら3項目の実現に地方自治法第99条の規定に基づき国の関係機関へ意見書提出を求める内容となっております。以上で説明を終わります。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。次に,本請願につきまして,ご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

岡野委員)これ毎年請願で出ているわけですが,やはり教育予算については,教職員の仕事量も増加の一途をたどっているし,その中でやはりどうしても陳情なり請願をして,こういう現状ですよというようなことを,国のほうに訴えていかないと,なかなか不安解消にはならないということで,毎年行っていることなので,まあひとつ私としては願意妥当ということで,この請願に賛成でございます。

谷田川委員長)ほかにご意見等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,これより討論に入ります。
討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 請願第5教育予算の拡充を求める請願を採決いたします。
 お諮りいたします。本件は,その趣旨・願意を妥当と認め,「採択とすべきもの」と決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。
 ただ今,「採択とすべきもの」と決しました本件は,地方自治法第99条の規定に基づき関係機関に意見書の提出を求めるものであります。
 よって,お手元に意見書の案文を配布いたします。

   −意見書案文の配布−

谷田川委員長)それでは,意見書の案文について何かご意見等ございましたら,挙手によりお願いいたします。ご意見等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,この際お諮りいたします。
 本件の願意達成のため,当委員会提出議案として,お手元の案文のとおり議長に意見書案を提出いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本件を終結いたします。
 以上で本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の調査といたしまして,石岡中学校と城南中学校の統合についてを議題といたします。 本件について,執行部より説明を求めます。

参事学校統合担当)石岡中学校と城南中学校の統合・再編につきましては,平成30年4月開校に向けて現在協議を進めているところでございます。その進捗状況につきましてご報告申し上げます。
 お手元にお配りいたしました資料,平成28年度石岡中学校・城南中学校統合に係る経過をご覧下さい。組織図にあります3つの専門部会を立ち上げ,各項目の内容について検討がなされ,統合検討委員会におきましてとりまとめがされております。なお,学校運営に関する内容につきましては,今後,学校間で調整を進めていくこととなっております。
 石岡中学校への教育バスの運行に伴う乗降場所として整備するため先ほど説明させていただきました補正予算を,今回計上させていただきました。
 次に,城南中学校生徒の制服,ジャージ,カバンの取り扱いにつきましては,統合検討委員会から支給・支援について強い要望がございました。
 また,生徒の登下校における安全確保を図るための教育バスの運行に伴う費用につきましては,八郷中学校や今後の統合・再編への統一性を考え,月3,000円をお示ししてあります。またマイクロバスの運行ルートは安全を優先し,地域の主要道路を考えております。先般,実際に想定するルートをマイクロバスでテスト走行を行いました。予定する台数はマイクロバス4台を考えております。
 また,防犯灯の設置場所につきまして,主としてバス停へ向かう通路沿いに設置してまいりたいと考えておりますが,生徒の安全性を考慮し,今後十分な協議を行ってまいります。
 統合・再編につきましては将来を担う生徒を最優先に考え,協議を進めて参りたいと考えております。よろしくお願いいたします。
 
谷田川委員長)以上で報告は終わりました。ただ今の報告につきまして,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

櫻井委員)これまでにも何度も石岡中学校・城南中学校の統合についてはご説明を受けてまいりました。これまでにも,八郷中学校との整合性とか色々意見を言ってきましたが,まあ状況に応じてね,今説明があったような方向でやっていっても,例えば,八郷中学校はこうだったよというような,不満は多分でないと思いますんで,石岡中学校・城南中学校の統合に向けて,できることは柔軟な考えでやっていっていただきたいと思います。

谷田川委員長)ほかにご意見等は,ございませんか。

池田副委員長)私からの質問ではございませんが,9月1日からの,城南中学校におきましては,校長先生が代られまして,校長先生が代られたことについては問題ないと思いますが,統合を協議していく過程において,事務の引き継ぎであるとか,様々なことも出てくるかと思いますので,その点よくみていただきながら,今後もこの統合に向けてご協議をいただければと思います。

谷田川委員長)ほかにご意見等は,ございませんか。
 
   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他の件といたしまして,市民課から発言を求められておりますのでこれを許します。

市民課長)市民課からは,2件の報告をさせていただきます。お手元の資料をご覧ください。
まず,自動交付機の廃止とキオスク端末の設置についての報告です。自動交付機は,予定通り平成28年9月30日をもちまして,廃止となります。自動交付機撤去後,本庁市民課前に,窓口の混雑緩和を主目的にマイナンバーカード専用のキオスク端末を設置いたします。
 10月中に自動交付機の撤去とキオスク端末の設置,運用試験等を行います
ので,11月1日利用開始予定といたしました。
 この端末は、マイナンバーカードで住民票を取得できるもので、コンビニに設置されている専用端末をそのまま設置すると考えていただくとわかりやすいと思います。
 なお,「いしおか市民カード」所持者に対し,自動交付機の廃止に関連する個別通知を,8月10日付けで世帯ごとに個人名を入れまして送付し,廃止のお知らせとマイナンバーカードへのコンビニ交付ですね,こちらが開始されている旨の周知徹底のほうを図らせていただいております。
 続きまして,10月1日から交付を開始する印鑑登録証の新デザインについてご報告いたします。印鑑登録をした方に,これまではユリのデザインの「いしおか市民カード」を印鑑登録証として交付いたしましたが,自動交付機が廃止されるため,10月1日からは,印鑑登録証を新しいデザインで交付をいたします。資料にありますのが新デザインとなります。以上でございます。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。
ご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 続きまして,保険年金課から発言を求められておりますので,これを許します。

保険年金課長)私からは2件の報告があります。まず1つ目でございますが,石岡市国民健康保険第1期データヘルス計画策定についてご報告いたします。資料のほう,計画のほうと概要版とございますが,計画のほうの本票のほうで説明をさせていただきます。1ページをお開きください。はじめにこのデータヘルス計画策定の背景および目的ですが,平成25年6月に閣議決定された「日本再興戦略」において,市町村国保を含むすべての健康保険組合に対し,データヘルス計画の策定を推進することとされました。
 現在,医療機関等で受診した際のレセプト,診療報酬明細書につきましては電子化が進んでおり,特定健康診査等においてもデータで管理を行っていることから,これらのデータをもとに分析を行い,それぞれの保険者がどのような健康課題があるかを把握し,身の丈に応じた効果的な保健事業を推進することを目的とされております。
 データヘルス計画につきましては,努力義務とされており,石岡市はどのような疾病状況や特徴があるのかを分析,把握するため,健康増進課と協力して策定いたしました。
 2ページをお開きください。計画期間については,保健事業実施指針において「特定健診等実施計画や健康増進計画との整合性も踏まえ,複数年とすること」とされていることから,「石岡市国民健康保険第2期特定健康診査等実施計画」との整合性を図り,平成28年度途中の策定となりますが,平成28年度から平成29年度の2年間といたしました。
 内容についてですが,4ページをお開きください。石岡市の現状と課題の概況ですが,皆様ご承知のとおり,石岡市の人口は減少傾向にあり,少子高齢化が進んでいる状況にあります。また,次ページ図表2の死因別死亡数をみると,心疾患および脳血管疾患がガンに次いで多いことがわかります。ここが1つめのポイントです。
7ページ 介護保険の状況としましては,要介護度の軽度な方の認定率が増加傾向にあります。認定者のレセプト情報からどのような疾患を患っているかを調べたものが8ページにあります表7有病状況となります。有病状況をみると赤線で囲まれたところですが,同規模自治体と比較し,高血圧症,心疾患,脳血管疾患の割合が高いことがわかります。ここが2つ目のポイントです。
9ページ医療費の状況ですが,石岡市の被保険者数については減少傾向にあり,一方一人当たりの医療費は,年々増加しています。11ページ図12は,平成26年度の傷病別医科・調剤保険のレセプトの点数の割合を示したものです。図12の医科・調剤計において赤線で囲んでいる部分があるかと思います。こちらは,生活習慣病関連の疾患にあたる部分であり,医療費の27.3%を占めています。ここが3つ目のポイントとなります。
 次に,13ページをご覧ください。保健事業の状況につきましては,表15は特定健康診査受診率,次ページ表17は特定保健指導終了率の推移についてまとめたものです。
計画目標につきましては,国が示している目標値に合わせたものとなっております。平成26年度の実績としましては特定健康診査が35.1%,特定保健指導が39.1%と着実に伸びてはおり,県の平均は超えているものの,目標値の達成には及んでいない状況です。
 17ページ表22ハイリスク者数の経年変化につきましては,特定健康診査受診者のうち男女別のハイリスク者数と特定健康診査受診者に対する割合となっております。
また,表23の未治療ハイリスク者数の経年変化につきましては,入院基準に近いハイリスク者の数と未治療者の数となっております。未治療者につきましては,医療機関への受診を促していく必要があります。
 18ページをご覧ください。ここがこの計画の重要な部分で,先ほど述べました3つのポイントを中心にこれまでの分析結果をもとに,導き出した重点課題と目標値です。本計画において着目したのは,高血圧と糖尿病でございます。
まず,高血圧についてですが,こちらは図表2死因別死亡数において,死因として高い心疾患,脳血管疾患,表7有病状況における高血圧の割合が高く,死因に大きく関連することが推察されるためです。糖尿病については,図12平成26年度傷病別医科・調剤保険点数の割合をみると生活習慣病関連疾患に係る医療費が高く,腎不全などの合併症や重症化することによりさらに医療費が増大することが推察されます。
 以上のことから本計画は「高血圧」と「糖尿病」について目標値を設定し,重点課題として取り組んでいきます。目標値の設定につきましては,特定健康診査及び特定保健指導につきましては,「石岡市国民健康保険第2期特定健康診査等実施計画」の最終計画目標値である60.0%を,生活習慣病ハイリスク者割合については,過去の実績において一番割合が少なかった年度の実績を設定しております。
データヘルス計画の目的は,健康課題を把握し,身の丈に応じた効果的な保健事業を推進することから,目標値の達成のため,19ページから21ページの保健事業の実施を行っていきます。なお20ページ最下段の「高血圧予防教室」は今年度から始めた新規事業でございます。以上がデータヘルス計画についての説明となります。
 続きまして茨城県の小児・妊産婦マル福制度の所得制限の緩和についてご報告申し上げます。本年10月から,これまでの所得制限額,393万円から622万円に引き上げられることとなりました。393万円の根拠は,「平成7年旧児童手当特例給付の所得制限額」を準用してきましたが,今回の改正で,「平成24年現行児童手当の制限額」を準用することとなり,622万円に引き上げられ所得制限の緩和となったものでございます。
 8月末現在,市内の所得制限超過者は,1,445人でございますが,その内1,206人,およそ83.5%が,市単独事業から県のマル福事業対象者へ移行するものと見込んでおります。
 また,現在,県補助は,外来受診については,対象年齢が0歳から小学6年生まで,入院については中学3年生までとなっておりますが,今回の改正では,対象者,対象年齢の変更はございません。以上,ご報告を申し上げます。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。ご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
続きまして,スポーツ振興課から発言を求められておりますので,これを許します。

参事兼スポーツ振興課長)八郷総合運動公園並びに朝日スポーツ交流施設の有料化についてご説明申し上げます。
 最初に石岡市における現状でございますが,石岡地区の運動施設は合併前より有料化となっております。
八郷総合運動公園施設及び朝日スポーツ交流施設においては,市外者は有料ですが,市内に居住する者,また4市で締結いたしました「公共施設の広域利用に関する協定」による者は,無料となっております。
 次に有料化する理由でございますが,公共施設の同様の目的での施設使用に対しまして,同一市内に有料,無料施設があることは,公平性に欠け,また合併後10年が経過しても石岡市としての一体性が図られません。また,住民の利便性の向上と地域間交流を目的といたしました,今年度から開始しました小美玉市,行方市,茨城町の4市町で公共施設を市内居住料金で相互利用ができる協定を締結しており,3市並びに石岡地区の有料施設と足並みをそろえるため,有料化を図ります。
 対象施設でございますが,次のページをご覧ください。次のページの配置図に@からEまでは2枚目の上記に,Fの朝日スポーツ交流施設においては下記に記載しております。
 今後につきましては,スポーツ推進委員,体育協会役員に説明してまいります。施行期日につきましては,当該施設を利用されている各団体等から有料化した場合の団体運営への影響など意見を聞きながら状況の把握に努め,開始時期を決定してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても既存利用者の急激な負担に配慮することが必要であり,2年程度の期間をかけて段階的に最終設定額にしてまいりたいと思います。
 今後とも,有料化にあたっては,施設の不具合等を無くすなど,整備の充実を図ってまいります。以上でございます。よろしくお願いします。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

岡野委員)農業者トレーニングセンターで,例えば八郷中学校の部活なんかに,今,利用している例はありますか。現在。

参事兼スポーツ振興課長)現在,定期的にトレーニングセンターを使っているところは,3団体でございます。その中では,学校は使用しておりません。

岡野委員)今,使用してなければ,関係してないと言えばしてないんですけれど,過去に中学校の部活で八郷中学校の体育館がいっぱいで使えなかった時に,トレーニングセンターを使っていたことがあるんです。そういう場合に,中学生が使う場合に,これ有料というわけにはいかないと思うんですが,その辺はやはり考慮するべきだと思うんですけれど。

参事兼スポーツ振興課長)今回なんですけれど,今回の例として,この前の台風によりまして,八郷中学校の運動場が使えないので,今回多目的広場を使わせていただきたいと申請が出てきたんですけれど,その場合,一応無料扱いで対応しております。

岡野委員)それ,有料にするのは,公平にするので分かるんですけれど,その辺はちゃんと明記をしておいてほしいんですよ。係りが代わると曖昧な部分になると,その係りによって有料になったり無料になったりするんですから,そういうのを明らかにしておいてほしい。プールはどうなんですか,学校のプールをつくってない,あるいは故障というか使えない状態になっているようですが,それは運動公園のプールを使うことになっているんですか。お聞きしたいんですけど。

参事兼スポーツ振興課長)現在学校の場合,授業で使う場合は無料で対応しております。以上です。

岡野委員)それもこういうものが有料になったからといって,小中学校の児童生徒が使う場合は無料だということを,はっきり明記しておいてください。お願いします。以上です。

参事兼スポーツ振興課長)今後利用料の設定,その中で減免,入れなくてはならないと思うので,その辺で,しっかり対応していきたいと思います。

谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
続きまして,中央公民館から発言を求められておりますので,これを許します。

中央公民館長)公民館の在り方につきましてご報告いたします。
 現在,公共施設の再配置計画などが進められている中,公民館の在り方につきましては,先日の一般質問でも取り上げられましたが,近年の少子高齢化や人口減少,社会環境の変化による,地域活動への無関心さや人と人とのつながりが弱まるなど,人間関係の希薄化が進み,地域コミュニティーの維持が難しい現状の中,地域における公民館の役割は,地域の方々にとって身近な生涯学習の場であるとともに交流の場としても重要な役割を担っています。
 そのような中,石岡市社会教育委員会から,これからの公民館は,地域の拠点として,事業や運営についても検討すべきであるとの意見が示されたところでございます。
 庁内におきましては,こうした意見を踏まえながら,お手元に配布させていただきました資料にもございますが,既存施設を存続しながら,これからの公民館は,地域の拠点として教育・分化,地域福祉・健康づくり,生活・防災を含む環境づくりの活動支援などの複合的な機能を持たせ,地域の活性化につなげるべく施設としての在り方を,協議し進めているところでございます。
 現在小幡地区公民館におきましては,旧八郷南中学校跡地に暫定的に使用しておりますが,平成29年10月には県の特別支援学校の建築が県から示されていることからも,まずはモデル的に地域のコミュニティー施設の拠点として整備を進めていきたいと考えております。
 本日のご報告をもちまして,今後,地域の代表者の方々と協議を進めながら,ご理解をいただいてまいりたいと考えております。以上で説明を終わります。よろしくお願い致します。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告に対し,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

櫻井委員)ただ今の説明,十分理解できるんですけれど,先日もひまわり館で「ハゴ箱モノどうすっぺ」の公演がありました。皆さんも行かれたと思うんですけれども,やはり公民館をこういうふうな広い意味合いの中で利用していくということはいいことなんですけども,もっともっとこう色んなテーマでね,会合して会議やるだけじゃなくて,健康づくりをやったり色んな事をやったり,そういう意味で複合的に使える公民館,そういうものを目指すべきだなと前から思っているんです。今後,既存のもの,また新規のものということでやるんですけれども,作っていく上では,例えば,石岡の街の中の公民館と,こういう八郷エリアの公民館では,ちょっと使い勝手が違うところがありますので,その辺のところは十分にね,検討して公民館の運営にあたっていただけないかなと思っております。

中央公民館長)今,櫻井委員のほうから,意見が出されましたけれども,一応,地区の活動ということで具体例が載せられていると思うんですけれども,教育委員会部局ではなく,石岡市の市長部局と連携も図りながら,先ほど言われたように健康づくりとか,体操とか,そういうものも地区の公民館の地域活動事業として含めて進めていきたいと思います。また,主要としては地域活動の問題解決等にあたり,地域の方が率先的にそちらの解決に臨むような体制づくりを図っていきたいと考えております。それと今まで八郷地区公民館には,職員が配置されず常設館でございませんので,一応モデルとして検討していきたいと考えております。以上です。

櫻井委員)これ,モデルとしてと言いましたけど,何をどこをモデルとしてなんですか。

中央公民館長)先ほどいったような,地域のテーマ,それと課題等を地域の方,地域の館長さんを中心にしてやっていきたいと考えています。また,先日,道路関係で早めに整備していただきたいということも質問の中であったかと思うんですけれど,八郷は昔,道普請というやり方で まるまるコンクリート舗装したということもありますので,そういう機能をいかしながら,地域の活性化に繋げていきたいと考えております。以上です。

玉造委員)こちらの石岡市地区公民館の今後の展開という資料を見まして,八郷地域には各地域ごとに公民館がありますけども,その公民館の使用目的というかそういったのが書いてあるのかなと思うんですが,修繕とかそういった老朽化に関しましては,こちらに書いてないような気がするんですが,その点につきましてはどのような対処するのかお伺いします。

中央公民館長)こちらの資料で示している通り,今後修繕する箇所がある場合には修繕して活用してまいりたいと考えております。以上です。

玉造委員)今,修繕する箇所がありましたら修繕して活用するということですが,その修繕は地域のほうで行うのか,市のほうで行うのかお伺いします。

中央公民館長)八郷地区の公民館も地区の公民館と位置付けておりますので,市の財政の負担で修繕していきたいと思います。以上です。
 
谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 その他の件といたしまして,ほかに発言は,ございませんか。

岡野委員)組体操による事故が多発しておりまして,その件について質問をしたいので,資料を用意しましたので資料を配付していただきたいのですが。

谷田川委員長)ただいま岡野委員より求められました資料配付については委員長において許可いたします。資料配付をお願いします。

岡野委員)今お配りした資料は,日本スポーツ振興センターのデータで,2014年度の組体操による医療費の支給件数ということで,全体で組体操による医療費の支給は全国で8,592件にのぼります。その中で小学校5年生が2,157件で25.1%,6年生が3,893件で45.3%となっておりまして,その下に2014年度組体操事故の事例も載ってますが,非常にですね組体操による事故が多発しているということで,過去46年間の資料によりますと,死亡事故が9人,障害が残るような事故が92人というようなこともありまして,私としてはですね非常にその組体操は危険な種目だと思ってます。そこでですね,市内の組体操の実施状況をお聞きしたいと思います。

指導室長)市内小中学校の運動会や体育祭での組体操の実施状況ですが,中学校は0校,小学校は5校でございます。当初の計画では,小学校7校が実施ということでしたが,内2校がその後の検討により取りやめたということでございます。以上でございます。

岡野委員)今年の3月25日にですね,スポーツ庁が相次ぐ組体操の時の事故に対応して,安全性を確実に確認できない場合は実施を見合わせるよう求める通知を全国都道府県の教育委員会に提出したということでございます。組体操の取り組みについては,学習指導要領に具体的に明記されているわけではない。教育委員会あるいは学校長等で決定をしているということでございます。もしですね,事故が起きた時の責任は誰が取るのか,子供の命と将来を引き換えてでも取り組むべきか,ということではないと私は思っていますので,これについてですね,教育長の見解をお尋ねしたいと思います。

教育長)ご答弁申し上げます。組体操の一つのねらいというようなものもあろうかと思います。協力をして一つのことを成し遂げていく,そういう中で達成感,相手を思いやったりする,まあそういう心をつけるというものもあろうかと思います。あるいは,自らけがや事故の回避能力といいますかね,そういうものを身につけていくというものも,組体操のねらいの一つにあろうかと思いますけども,ただ今委員にご指摘いただきましたように,非常に危険性の高い,特に小学校のまだ体格等が完成されていない,そういう状況の中において,そういった高度な技術を使っていくということは大変危険な状況におかれているだろうというふうに思います。そういうようなところからですね,国それから県のほうからも,そういった安全対策を確実に講じて実施をする場合は対応しなさいというものが出ておりますので,石岡市としましては,今年度は運動会も間近となって練習をしている学校もあろうかと思いますけども,来年度以降ですね,校長会等協議を進めまして今後の組体操の在り方については検討してまいりたいと思います。以上です。

岡野委員)教育長が見解を述べられましたが,やはりですね,事故が起きた時,その子供の将来を考えた時に,どうしても組体操を種目とすれば,自分で否が応でもやらなければならない立場におかれるわけですから,そういうのも十分にですね考慮をされまして,今後組体操を自粛に向けて努力していただきたいと思います。以上でございます。

櫻井委員)組体操でのそういう事故等に関して,危険だから中止するという考え方だけではなくて,子供たちが少しひ弱になっているのかなと感じるんです。ですからもっと一方でね,強い子供を作るというような食生活,生活面において,そういうことも片方でやっていかないと,ひ弱な子供がどんどんどんどん社会へ出ていくようなことになってしまうのかなと。ということは社会で生きていく能力さえひ弱になっていくわけですよ。ですから,そういうものも含めて考えていくことも,これはもう前から言われていると思いますけども,そういうことも必要だと私は思います。単純に中止にしましょうということではなく,一方では家庭でも役割として占める部分は大きいですけども,そういうことも含めて強い子供を育てていくということも大切な課題だと思います。

教育長)委員ご指摘いただきましたように,あらゆる教育活動を通じまして,心身ともに健全なですね,そういう教育をしてまいりたいと思っております。以上でございます。

谷田川委員長)ほかに発言は,ございませんか。

参事兼スポーツ振興課長)過日の落雷によります,八郷総合運動公園所有の井戸の被害について報告いたします。
 過日,9月7日午前11時30分ごろ柿岡高友地内にあります八郷総合運動公園所有の井戸付近に落雷があり,運動公園事務所内にあります,井戸からの信号が送水不可を示してしまったため,業者に見てもらったところ,水中ポンプ本体,電気部品等が破損しておりました。この井戸は,運動公園の飲料水を含めすべての水を賄っており,緊急性の高いものでございます。本日関係課と調整がつきましたので,早速対応し,業者のほうに依頼をしております。以上です。

谷田川委員長)ほかに発言は,ございませんか。

教育長)その他の件でご報告申し上げます。先ほど池田副委員長からも城南中学校の校長の異動についてのお話がございましたけれども,石岡市教職員人事異動について,ご報告を申し上げます。
 先月,8月31日をもちまして,城南中学校,遠藤眞校長が,一身上の都合により退職いたしました。その後任といたしまして,今月9月1日付けで,石岡小学校の立石義孝教頭が,城南中学校の校長に昇任し,着任をいたしました。なお,石岡小学校の教頭には,同日付けで,土浦第四中学校から,亀山浩二教諭が教頭に昇任し,着任いたしましたことを,ご報告申し上げます。以上でございます。

谷田川委員長)ほかに発言は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。
 この際,委員派遣による所管事務管外調査の報告についてを議題といたします。
 7月20日から22日にかけて実施をいたしました,宮城県仙台市,北海道函館市及び苫小牧市での視察では,皆さまのご協力によりまして,大変有意義な視察ができたものと思っております。お手元に配布したとおり報告書を作成いたしましたので,ご覧おき願いたいと思います。それでは,先の視察を振り返りまして,ご意見等がございましたらお願いをいたします。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)今回,視察いたしました調査事項は,当市においても行政の運営などに十分に参考となり,また,役に立つ内容であったかと思います。これらを今後の委員会活動の参考としてまいりたいと思いますので,よろしくお願いをいたします。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。当委員会において,閉会中も,なお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配布いたしました案文に示す事件・事由について,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本件を終結いたします。
 以上で,本日の教育福祉環境委員会を閉会いたします。







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