〒315-8640 茨城県石岡市石岡一丁目1番地1 Tel 0299(23)5600 gikai@city.ishioka.lg.jp |
平成28年度 総務委員会
菱沼委員長)皆さんこんにちは。定刻より若干早いですが,ただ今から総務委員会を開会いたします。昨日ご案内のとおり,平成28年熊本地震が発生いたしました。先ほどの情報では,亡くなられた方9名,負傷者1,013名,避難者4万4,400人との報道でございました。亡くなられた方に衷心より,ご冥福を申し上げますとともに,1日も早い復旧,復興をご祈念いたしたいと思います。 それでは,本日の委員会は,平成28年度になり,初めて説明員として執行部に出席を求め,委員並びに執行部との情報の共有化,そして今後の円滑な委員会審査のため,開催するものでありますので,よろしくお願いいたします。 それでは,最初に委員の自己紹介をいたします。 はじめに私から自己紹介させていただきます。 −各委員自己紹介− 菱沼委員長)以上,総務委員会は,委員8名でございます。よろしくお願いいたします。 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。 次に本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。 これより議事に入ります。初めに,所管事務及び平成28年度新規・主要事業についてを議題といたします。執行部においては,市長公室,総務部,財務部,会計課,八郷総合支所,監査委員事務局の順に自己紹介とあわせて説明を求めます。 なお,発言は挙手によりこれを許します。 市長公室長)この度の人事異動によりまして,市長公室長を拝命いたしました佐々木でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 お手元にご配布申し上げました,市長公室業務概要に沿ってご説明させていただきます。表紙をおめくりいただきまして,1ページをご覧ください。こちらが市長公室の職員配置表でございます。私どもの主たる業務といたしましては,広報いしおかの編集発行や戦略的情報発信等を行う秘書広聴課,市の将来計画である石岡かがやきビジョンや行動計画である石岡ふるさと再生プラン等まちづくり計画の策定,進行管理を行っております政策企画課,さらには,行財政改革の推進ということで行革推進課,この3課体制で進めてございます。職員は総勢26名となっておりますのでよろしくお願い申し上げます。なお,詳細につきましては,担当者より自己紹介を兼ねましてご説明させていただきます。 市長公室次長)この度,市長公室次長を拝命いたしました細谷でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 市長公室の事務分掌及び主要事業等につきましては,自己紹介を兼ねまして各担当課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 秘書広聴課長)この度,市長公室秘書広聴課長を拝命いたしました金井と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 それではお手元の資料2ページをご覧いただければと存じます。上段,秘書広聴課の事務分掌でございます。市長及び副市長の秘書に関すること,以下ご覧の18項目となっております。 次に,資料の3ページをご覧ください。こちらが平成28年度課秘書広聴課の主要事業となっております。まず,秘書事務費といたしまして985万6,000円でございます。次に,市民相談経費といたしまして221万1,000円,次に,広報活動経費としたしまして1,345万円,最後に新規事業でございますが,戦略的情報発信経費といたしまして794万3,000円でございます。事業概要はマスコットキャラクター等を活用し,積極的な情報発信を行うものであります。 以上が,平成28年度秘書広聴課所管の主要事業施策概要でございます。 政策企画課長)市長公室政策企画課長の門脇でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 お手元の資料2ページをご覧ください。中段,政策企画課の事務分掌となってございます。各部局間の総合調整に関すること以下,ご覧の19項目となってございます。 次に,資料の4ページをご覧ください。こちらが平成28年度における政策企画課の主要事業となってございます。まず,企画事務費といたしまして,325万2,000円でございます。今年度の新規の予算といたしまして,政策アドバイザー報償を計上してございます。現在,選任に向けた準備を進めているところでございます。 次に,将来ビジョン運営経費といたしまして185万3,000円,次に,男女共同参画推進事業といたしまして209万9,000円。今年度の新規の予算といたしまして,市民意識調査データ入力委託料を計上してございます。次期男女共同参画基本計画の策定に向け,今年度から進めてまいります。 地域交通対策事業としたしまして7,046万4,000円,国際交流事業といたしまして,56万1,000円,都市交流推進事業といたしまして208万1,000円,筑波山地域ジオパーク推進事業といたしまして124万8,000円,経済センサス活動調査費といたしまして302万9,000円で,事業概要等はご覧のとおりとなってございます。 次に,平成27年度3月期の補正予算に計上いたしました,地方創生加速化交付金を活用する事業でございます。すべて平成28年度への繰越事業となっておりまして,平成28年度当初予算から振り替えた予算につきましては,後ほど補正予算で減額させていただきますので,よろしくお願いいたします。 まず,企画事務費といたしまして90万5,000円でございます。県と霞ヶ浦沿岸の市で連携いたしまして,広域でレンタサイクル事業を実施いたします県への負担金などでございます。次に,地域交通対策事業といたしまして,554万円でございます。昨年度,地方創生先行型の交付金を活用して実施いたしました,朝日トンネル経由バス運行路線の運行委託料でございます。次に,都市交流事業といたしまして170万円でございます。移住や二地域間居住の推進のためのツアーの実施,文京区との都市交流を推進する事業でございます。最後に,筑波山地域ジオパーク推進事業といたしまして500万円でございます。プロモーション等のマーケティング業務等,それからパンフレットを作成する費用等,推進協議会を構成する6市で負担するものでございます。 以上が,平成28年度政策企画課所管の主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。 行革推進課長)行革推進課長の塩畑でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 はじめに,資料2ページの下段,行革推進課の事務分掌でございます。行財政改革推進委員会に関すること以下,ご覧の4項目となっております。 次に,資料の5ページをご覧ください。行革推進課所管の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。はじめに,行財政改革推進事業43万円でございますが,行財政改革大綱に基づく実施計画の進捗,管理を行ってまいります。次に,公共施設等総合管理計画策定事業1,051万1,000円でございますが,平成28年度は,公共施設等の現況,課題等を整理しました公共施設白書を基に,公共施設等総合管理計画を策定するものでございます。 以上が,平成28年度 行革推進課所管の主要事業施策概要でございます。 総務部長)この度の人事異動によりまして,総務部長を拝命いたしました久保田でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。総務委員会所管事務を担当いたしますので,よろしくお願い申し上げます。 私からはお手元の総務部の資料に基づきまして,総務部の業務概要をご説明させていただきます。まず表紙を開けていただきますと,1ページ目は職員配置表でございます。総務課,防災対策課,契約検査課,情報政策課の4課体制で,職員数は昨年度同様の29名で当たってまいります。 続きまして,2ページ,3ページ目に事務分掌が記載されております。昨年同様の事務分掌となってございます。4ページ目でございますが,主要施策概要でございます。詳細につきましては各担当からご説明申し上げますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。 総務部次長)4月1日付で総務部次長を拝命いたしました齋藤でございます。昨年度に引き続き,総務委員会所管事務を担当いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。 参事兼防災対策課長)このたびの定期異動によりまして,参事兼防災対策課長を拝命いたしました,島田でございます。よろしくお願いいたします。 資料1ページ目をご覧ください。職員配置については,課長以下係長2名,課員1名の4名で防災対策業務を行ってまいります。 次に,3ページをご覧ください。事務分掌でございます。国民保護法制に関すること以下,記載のとおりでございます。 続きまして4ページをご覧ください。平成28年度の主要事業施策概要でございます。防災対策経費2,699万9,000円でございます。災害対策基本法等に基づく防災対策に要する経費で,防災倉庫等に備蓄してある食料品,飲料水等賞味期間を考慮して計画的に入れ替える事務事業用品費,新規事業として,土砂災害で被害を受ける恐れのある範囲を示し,避難活動に役立てていただくことを目的に作成する,土砂災害ハザードマップ作成委託料等でございます。 次に,自主防災組織活性化事業32万5,000円でございます。自主防災組織設立促進と活動活性化に要する経費で,自主防災組織設立事業補助金等でございます。次に,防災行政無線管理運営経費1,087万9,000円でございます。防災行政無線管理運用に要する経費で,石岡地域に整備いたしました,防災行政無線施設一式にかかる年間の保守点検管理の委託料でございます。 以上が,今年度の防災対策課の主要事業の概要でございます。よろしくお願いいたします。 総務課長)この度の人事異動によりまして,総務課長を拝命しました廣瀬でございます。よろしくお願い申し上げます。 はじめに,人員配置でございますが,総務課につきましては資料1ページをご覧いただきたいと思います。私の他,課長補佐2名,係長2名,課員6名の計11名の配置となっております。 次に資料2ページから3ページをご覧いただきたいと思います。総務課の事務分掌でございますが,主なものといたしましては,議会の招集及び提出議案に関すること,条例,規則等に関すること,職員の任免,服務,給与及び職員の福利厚生,職員の研修等を含む37項目の事務を所管しております。 次に,資料4ページをご覧いただきたいと思います。総務課所管の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。はじめに文書管理事務費1,843万2,000円でございますが,主な事業概要といたしましては,例規集更新データ作成委託料の141万7,000円,並びに公文書管理推進事業委託料の313万2,000円でございます。例規集更新データ作成委託料につきましては,例規集を随時更新する経費でございまして,市のホームページや職員向けのグループウェアに,市の条例や規則等を掲載いたしまして,迅速に市民の方へ情報を提供するとともに,職員が日常業務の遂行や例規の見直し等に活用しているものでございます。 次に,公文書管理推進事業委託料につきましては,公文書の管理に関する法律の趣旨を踏まえまして,現在の仮設庁舎等におけます公文書の管理状況を改善しまして,建設の準備が進められています新庁舎への移転が円滑に行えますよう,全庁的に保管方法や保存年数等の見直しを行うものでございます。また,保管から廃棄までが的確に行えますよう,講師を招きまして講義を開催するとともに,職員の研修を通じて適切なアドバイスをいただき,情報公開や,マイナンバー等の個人情報の取り扱いにつきましても,適正に行えますよう,本年度新たに取り組む事業でございます。 続きまして選挙費関係でございます。平成28年度中におきましては,任期満了による選挙が3つございます。それぞれ当初予算に予算計上させていただきました。平成28年7月25日に任期満了を迎えます,参議院議員選挙費といたしまして3,540万円,平成28年8月14日に任期満了を迎えます,霞ヶ浦・北浦海区漁業調整委員会委員選挙費としまして80万円,平成28年4月25日執行予定の石岡台地土地改良区総代選挙費としまして,380万円を計上させていただきました。これらの選挙事務にあたっては適切な執行に努めてまいります。 以上が平成28年度総務課所管の主要事業施策概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 契約検査課長)この度の人事異動により,契約検査課長を拝命いたしました鶴井と申します。よろしくお願いいたします。 それではお手元の資料,最初に1ページをお開き願います。契約検査課の職員構成でございますが,私のほか,課長補佐1名,係長2名,課員1名の5名で業務を行っております。 続きまして,1枚ページをめくっていただきまして,3ページをご覧いただきたいと思います。契約検査課の事務分掌とでございますけれども,一般・指名競争入札に関することの他,5項目となってございます。 次に,4ページをご覧いただきたいと思います。今年度の主要事業施策概要でございますけれども,契約検査課の欄の,入札参加資格電子申請運用経費についてご説明申し上げます。内容といたしましては,入札参加資格電子申請システムの共同利用に要する経費89万7,000円でございます。建設工事及び建設コンサルタント業務の入札参加資格の申請時におけます,追加分及び定期受付分の電子申請に伴います,共同受付のシステム使用料でございます。この電子申請システムは,茨城県と県内21市町村が共同利用しておりまして,電子申請により受付業務の負担が軽減され,また申請を行う業者にとりましても,1度の申請で県及び共同利用市町村の入札参加資格の登録が可能となる等,手続きの軽減が図られているところでございます。 以上が契約検査課に関するものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 情報政策課長)この度,情報政策課長を拝命いたしました鈴木でございます。 よろしくお願い申し上げます。 資料1ページをご覧ください。情報政策課は資料1ページの職員配置の とおりで,私の他に課長補佐1名,係長1名,その他課員4名の総数7名が 所属しております。 次に,所管する事務でございますが,資料3ページをご覧ください。事務分掌の表中下段に記載されております8項目でございます。 続きまして,情報政策課の平成28年度における,主要事業施策概要についてご説明申し上げます。資料の4ページをご覧ください。まず電算業務経費でございますが,住民記録,各税金の賦課・収納,国民健康保険,後期高齢者医療,介護保険,保育料等の住民情報系システムと,財務会計,人事給与,グループウェア等の内部情報系システムの運用に要する事業経費でございまして,各システムに係ります運用,または保守委託料,機器の借上げ料,システム使用料等でございます。 続きまして,システム導入・推進経費でございますが,こちらはホームページ,メールマガジン,スポーツ施設等の施設予約システムと,庁舎内や各施設間のネットワーク及びシンクライアントシステム等の運用・整備に係る経費でございます。 次に,自動交付機運用経費でございます。住民票や,納税証明書等の証明書を自動的に交付する交付機を市役所本庁,八郷総合支所,東地区公民館,城南地区公民館,まちかど情報センターの5か所に設置しております。その運用に必要な機器の借上げ料,システム使用料等に係る経費でございます。 最後の住民基本台帳ネットワーク整備事業経費でございますが,住民基本台帳ネットワークは,住民の利便性の向上と,国や地方公共団体における 行政の効率化を目的として構築されたものであり,居住関係を公に証明するための住民基本台帳をネットワーク化することにより,本人確認が可能となる全国共通のシステムであります。これらの運用のための保守委託料,機器の借上げ料,システム使用料等に係る経費でございます。以上が情報政策課の平成28年度における,主要施策概要になります。よろしくお願いいたします。 財務部長)この度の人事異動で財務部長を拝命しました鈴木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。引き続き,総務委員会所管事務を担当いたしますので,昨年度に引き続きよろしくお願いいたします。私からはお手元の財務部資料に基づきまして,財務部の業務概要をご説明させていただきます。 表紙を開けていただきますと,1ページは職員配置表でございます。財政課,庁舎建設推進室を含む管財課,税務課,収納対策課の4課体制で,職員数は昨年度より1名増の44名でございます。事務分掌及び主要事業施策概要につきましては,各担当からご説明申し上げますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。 財務部理事)この度の人事異動で,理事兼庁舎建設担当を拝命しました下河邊と申します。どうぞよろしくお願いいたします。庁舎建設事業の平成28年度の事業概要につきましては,管財課長よりご説明申し上げます。私からは,工事日程についてご説明申し上げます。 現在進めています旧庁舎解体工事につきましては,5月終了を目指しております。なお,最終変更に伴い議会での議決をお願いする予定でございます。よろしくお願いいたします。 次に,新庁舎実施設計につきましては,設計・法令手続きを進め,積算を含め7月末を予定してございます。 次に外構土木工事,1期工事でしたけれども,こちらを6月から8月に実施し,その後,本庁舎建築工事を9月から着手する予定でございます。8月中に仮契約を結び,9月議会において議決をお願いする予定でございます。 平成28年度の工事日程は以上でございます。よろしくお願いします。 次長兼庁舎建設担当兼財政課長)4月1日付けで,財務部次長兼庁舎建設担当兼財政課長を拝命いたしました越渡でございます。部内各課の業務が円滑に遂行できるよう連絡調整を図りながら,適切な進行管理に努めてまいりたいと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。 私からは,財政課の体制及び所管事務等についてご説明をさせていただきたいと思います。まず1ページをご覧いただきたいと思います。当課は,わたくし以下7名の職員が配置されてございます。所管する事務につきましては2ページになりますが,こちらの表,財政課事務分掌に記載のとおり,項番1の財政計画に関することから,9番目のその他予算の総括に関することまでの9項目となってございます。 財政状況は,年々厳しさを増してございますことから,歳入歳出のバランスや透明性の確保に留意しつつ,持続可能な財政基盤の確立に向け,長期的視野に立った計画的な財政運営に努めてまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。 参事兼庁舎建設担当兼管財課長)4月1日付けで参事兼庁舎建設担当兼管財課長を拝命いたしました遠藤でございます。よろしくお願いいたします。 私からは,管財課所管の事務分掌及び主要事業について,財務部業務概要に沿ってご説明いたします。 はじめに管財課の職員配置ですが,1ページの職員配置図をご覧ください。管財課は庁舎建設推進室を課内に置き課長以下,課員7名が,管財関連の業務に3名,庁舎建設に4名で業務に携わっております。 続きまして2ページをご覧ください。管財課の事務分掌となります。大きく2つの業務に分かれております。1つは市有財産の総括管理に関することから,部の庶務に関することまでの,市有財産の管理に伴う8個の業務。2つとして新庁舎の計画及び建設の推進に関することと,その他新庁舎に関することの新庁舎建設全般にわたる2つの業務となっております。 3ページをご覧ください。管財課の今年度の主要事業を順に説明させていただきます。最初のふるさと応援寄附経費7,517万円は,事務処理に当たる臨時職員の人件費,寄附の申込をいただいた方への返礼品に要する記念品代,カタログや関連書類の発送のための郵便料等が主な経費となっております。なお,今年度は,来週4月18日から受付を開始し,寄附金収入額3億円を目標に,業務に取り組んでまいります。 2番目の市庁舎維持管理経費1億5,924万6,000円ですが,これは本館,分庁舎,仮設庁舎等,本庁機能を有する建物の上下水道及び光熱費,建物内外の設備・機械等の維持や修繕に要する経費及び設備維持管理業務,清掃業務,夜間警備業務,電話交換等の業務委託料等,庁舎の維持管理にかかる経費となっております。3番目の施設維持管理経費356万4,000円は,市が所有する土地や建物の維持管理に要する経費で,今年度は市で管理する類似施設公民館2館の耐震診断費用58万円を計上しております。4番目の公用車維持管理経費1,266万8,000円ですが,管財課が所管する車両24台分の燃料や修繕等の維持経費,公用バスの運行委託料及び新規車両1台分の購入経費等を計上しております。最後の新庁舎建設事業23億1,337万7,000円は,工事の進捗に伴う工程管理等の委託料や,先ほど理事からご説明申し上げた工事日程に沿った新庁舎本体及び外構工事等,庁舎建設に関する工事請負費が主なものとなっております。 以上が,平成28年度に管財課が所管する事業,経費となります。 参事兼収納対策課長)財務部参事兼収納対策課長の菱沼でございます。昨年に引き続きましてよろしくお願いいたします。 早速ですが,お手元の資料1ページをお開きください。収納対策課の職員は,職員配置図のとおり参事兼課長以下10名で組織されており,市税の収納管理及び滞納整理の職務を遂行しているところでございます。 続きまして,2ページをお開きください。事務分掌でございますが,1番の市税等徴収特別対策本部会議に関すること以下9項目でございます。 次に5ページに移りまして,収納対策課の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。収納事務費としまして,市税等の徴収,滞納整理に要する経費3,533万7,000円を計上しております。主な内容につきましては,訪問徴収業務及び滞納整理業務を行っている嘱託員5名分の報酬の他,督促状・催告書等発送時の郵便料,公金収納データ処理,口座振替・コンビニ・クレジット収納に係る手数料,高額滞納事案等を徴収委託するための,茨城租税債権管理機構への負担金が主なものとなってございます。 以上が,平成28年度の収納対策課における,主要事業の概要でございます。どうぞよろしくお願い致します。 税務課長)4月1日付けの人事異動により,税務課長を拝命いたしました佐谷戸でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 はじめに,資料1ページの税務課の職員配置でございますが,課長以下17名の配置となっており,市民税担当と資産税担当にそれぞれ8名ずつ割り振りまして,市税の賦課業務を行ってございます。 次に,資料2ページの税務課の事務分掌でございますが,市税の賦課,減免等4項目でございます。 次に,資料4ページの税務課所管の主要事業施策概要について,ご説明申し上げます。はじめに,過誤納還付金3,100万円でございますが,税金の納付後に,控除の追加等で税額が修正された場合や,二重に納付してしまった場合等,過誤納となった税額を還付等するためのものでございます。 次に,市県民税賦課事務費1,270万3,000円でございますが,市県民税の適正課税に要する経費でございまして,申告書・賦課資料の整理・納税通知書発送までの賦課事務を短期間で処理するために雇用する,臨時雇人賃金,封筒・特別徴収のしおり等を作成する印刷製本費,納税通知書等の電算指定用紙代,地方税の申告・申請等の電子化を推進するためのeLTAX負担金等でございます。 次に,固定資産税賦課事務費4,791万2,000円でございますが,固定資産税の適正課税に要する経費でございまして,固定資産税の課税資料作成事務の補助で雇用する臨時雇人賃金,賦課期日の1月1日から半年後の地価の変動を把握するための時点修正委託料,標準宅地の見直し等,根拠となる土地の鑑定等を行う不動産鑑定委託料,評価替えに向け,適正な路線価の算定を行う土地路線価評価事業委託料,固定資産土地評価基準の策定を委託する事務取扱要領作成業務委託料等でございます。 以上が,今年度の税務課の主要事業施策概要でございます。 会計管理者)この度の人事異動で理事兼会計管理者を拝命いたしました,加藤と申します。よろしくお願いいたします。 所管する会計課の主な業務ですが,公金の支出に伴う審査業務と現金の出納と保管の業務を行っております。本年度も引き続き公金の適正な支出と,安全かつ効率的な運用に努めてまいりたいと考えております。 資料にまいりまして,平成28年度の職員配置及び事務分掌・主要事業につきましては,会計課長より説明をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。 会計課長)この度の人事異動で会計課長を拝命しました山田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 会計課の組織及び事務分掌につきましては,お手元に配布させていただきました資料の1ページのとおりでございます。内容につきましては,会計管理者の権限に属する事務を処理するために,課長以下,課長補佐1名,係長1名の6名の体制で行ってまいります。 次に,資料2ページの主要事業施策概要でございますが,出納事務に要する経費といたしまして354万3,000円,収入印紙等の取扱いに要する経費といたしまして165万9,000円の予算を計上させていただいております。 財務規則に則った適切かつ迅速な会計処理と,市税等の納税にいらっしゃいます市民の皆様に対しまして,丁寧な窓口対応に努めてまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。 八郷総合支所長)八郷総合支所長の小松崎です。引き続きよろしくお願いいたします。 お手元に配布いたしました,八郷総合支所業務概要の資料に基づきましてご説明申し上げます。 1ページの職員配置図についてですが,八郷総合支所につきましては,支所総務課と市民窓口課の2課で構成されておりまして,職員数は23名でございます。なお,うち2名は再任用の職員で,恋瀬出張所において業務にあたっております。各課の所管事務につきましては,2ページ以降に事務分掌として記載してございます。 また,5ページには平成28年度における主要事業施策概要が記載してございます。詳細につきましては,各担当課長からご説明させますので,よろしくお願い申し上げます。 支所総務課長)この度,4月1日付けの人事異動によりまして,八郷総合支所総務課長を拝命しました鈴木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは,八郷総合支所業務概要の1ぺージをお開き願います。まず,支所総務課の職員配置につきましては,記載のとおり総務課7名,恋瀬出張所再任用2名,園部出張所2名の11名の体制で職員が配置されております。 続いて,総務課所管事項につきましては,お手元の資料の2ページの事務分掌のとおりでございます。1の総合支所庁舎の管理に関することから,記載の28項目の担当業務を行っております。その他,恋瀬出張所,園部出張所につきましては,1出張所の管理運営に関すること,2市税その他の収納に関すること,3諸届出の受付,諸証明に関すること等,3項目の窓口事務を行っております。 続いて,資料5ページに移りまして,平成28年度における主要事業施策概要の八郷総合支所総務課所管について,ご説明申し上げます。最初に区長・協力員関係経費340万3,000円についてでございますが,主なものとして区運営補助金337万5,000円を計上してございます。これは集会施設の維持管理経費や防犯灯の電気料,区民による簡易な坂道舗装時の機械借上げ経費等に対する区運営補助金でございます。 次に,公用車維持管理経費といたしまして228万8,000円を計上してございます。自動車燃料費95万4,000円が主なものでございます。 次に,総合支所維持管理経費としまして,7,294万6,000円を計上してございます。内容としましては,経年劣化による冷暖房吸収式冷温水機修繕等の建物修繕903万円,清掃業務(庁舎・屋外)及び夜間警備,電話交換,植栽管理業務等の委託料3,560万2,000円,庁舎改修工事340万2,000円等が主なものでございます。庁舎改修工事は,庁舎の有効活用の一環として,2階ブラウジングルームに軽食等も提供できる喫茶を開設し,市民のコミュニティスペースとして活用するために,改修するものでございます。 次に,防災対策経費として818万1,000円を計上してございます。内容としては,八郷地区に配備している防災行政無線における固定局及び移動局施設の保守点検にかかる機械器具等保守点検委託料495万8,000円,新規設置者や経年劣化による更新のための戸別受信機44台の購入経費として,防災無線用備品200万円が主なものでございます。 以上が,八郷総合支所総務課所管の業務概要でございます。よろしくお願いします。 市民窓口課長)八郷総合支所市民窓口課長の宇田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 市民窓口課の所管事務につきましてご説明いたします。資料の1ページをお開き願います。職員配置につきましては,11名体制で所管業務を行っております。市民窓口課の業務は住民サービス提供の最前線として,各種証明書の交付から,国民健康保険,介護保険等の受付事務に至る47項目を,1か所の窓口にてワンストップ対応で行っております。待ち時間の短縮等,住民の利便性の向上に努めているところでございます。 以上が市民窓口課の概要でございます。よろしくお願いいたします。 監査委員事務局長)この度の人事異動によりまして,理事兼監査委員事務局長を拝命いたしました古内でございます。どうぞよろしくお願いいたします。監査委員事務局の本年度の業務概要につきまして,お手元の資料に基づきまして,ご説明申し上げます。 はじめに,1ページをご覧いただきたいと思います。職員の配置でございますが,事務局職員は4名が配置されており,監査事務の他,公平委員会の事務も兼務しております。 次に,事務分掌でございますが,監査事務といたしましては@の定期監査に関すること以下,13項目でございます。また,兼務してございます公平委員会事務は庶務に関すること,議事に関することの2項目でございます。 次に,2ページの主要事業施策概要でございます。はじめに監査事務経費でございますが,主に監査委員の委員報酬,費用弁償で,その他,監査実務法令関係の追録代等,合わせまして291万6,000円を計上させていただいております。主要事務といたしましては,定期監査を始めといたしまして,記載してございます事務を進めてまいります。 続きまして,公平委員経費でございますが,委員報酬が主な経費でございまして,その他としては公平委員会実務法令関係の追録代等がございます。合わせて,98万6,000円を計上させていただいております。公平委員会は石岡市と3つの一部事務組合が共同して設置している組織でございます。 次に,主要事務でございますが,職員からの勤務条件に関する措置の要求,あるいは不利益処分についての不服申立て等があった場合に対応することとなっております。 以上が,監査委員事務局における平成28年度の業務の概要でございます。よろしくお願いいたします。 菱沼委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について,ご質問等がありましたら挙手によりお願いいたします。 山本委員)説明があった順に何点かお伺いしたいんですが。今さら言ってもとなるかもしれませんけれども,疑問点についてお尋ねしたいと思います。最初に政策企画課から説明のあった政策アドバイザー,今,選任に向けて準備中ということですが,具体的に選任の時期はいつ頃になるんでしょうか。 政策企画課長)先ほどのご説明の中で,選任に向けた準備ということでご説明させていただきました。効果的な助言等,それから提言等を受けるためにですね,テーマを設定して人選に当たっていきたいと考えてございまして。今現在,そのテーマ等につきまして,準備と言いますか整備を進めているところでございます。 山本委員)もう28年度は動き出しているので。予算計上されて執行されない。まあいつからか,というのは非常に気になるところなんですけれども。もう少し説明いただけないですかね。 市長公室長)この件につきましては,数度協議をもってございます。先ほど課長からありましたとおり,総花的なアドバイスではなく,テーマを絞った中でのアドバイスを受けようということで,ある程度の方は絞ってございますので,早急にご報告ができるものと思っております。 山本委員)わかりました。次にですね,総務部から説明のあった防災行政無線管理運営経費なんですが,これ新規事業じゃなくて,去年も防災行政無線が整備されてから続いていることだと思うんですけれども。このデジタル防災行政無線設備点検委託料842万4,000円ということで,かなり高額なんですが,委託業者の選定の方法はどのようになっているんでしょうか。 参事兼防災対策課長)保守点検委託料でございますが,設置業者に随意契約でお願いしているところでございます。 山本委員)まだ整備されて日も浅いわけですけれども,点検委託料がかなり高額なので,どのような内容で点検していくのか。もう少し具体的に。もしわかりましたら。 参事兼防災対策課長)防災行政無線施設整備保守点検業務なんですが,親局設備,基地局,これは消防本部にございます。あと,再放送局。これが石岡の総合支所。遠隔制御盤,これが1台,それと再送信支局というのが高浜小学校にあります。それと屋外の拡声支局が110局,その他戸別受信機が約850台。これらを含めて保守点検を行ってまいります。以上です。 山本委員)わかりました。全体で防災行政無線管理運営経費として,1,087万9,000円が予算計上されていて,デジタル防災行政無線。去年整備されたものが842万7,000円ということで,その差額の約240万円強。これは従来の八郷地区のアナログ防災行政無線の整備点検をするということなんでしょうか。この差額について説明をいただければと思います。 参事兼防災対策課長)・・・。 山本委員)ちょっと質問を変えますけれども,その差額はデジタル行政無線の運用の経費なんでしょうか。運転しているだけですから。そうだとすると,既存の八郷地区の防災行政無線,戸別受信機になっていますけれども。こちらはどこが所管して,どう管理しているのかわからないんですけれども。 〔「八郷総合支所」と呼ぶ者あり〕 山本委員)八郷総合支所でやっているんですか。すいません,わかりました。それではこの質問はこれで結構です。続けてよろしいですか。 菱沼委員長)どうぞ。 山本委員)財務部から説明のあった庁舎建設関連なんですが,財務部理事から説明のあったところ,その旧庁舎の解体完了が5月末というふうにありましたよね。私たちこの総務委員会で,平成27年度最後の委員会で報告,説明を受けていた内容とだいぶ違っているわけですが。当初計画が遅れて,平成27年度中に工事完了できずに,4月の中頃までずれこむという話があったんですが。今回これ5月末というのは初めてお聞きしたように思うんですが。これで全体の建設計画に大きな影響があるんじゃないかと,懸念を抱くんですがそのへんを説明いただけますか。 財務部理事)5月末と申しましたのは,工期が5月末ということで。事業の方は順調に進んでおりますので,前倒しができるかと思います。 山本委員)あともう1点,財務部関連でですね。ふるさと応援寄附経費がありましたが。そこで寄附目標3億円ということで,それをベースにした予算立てだということなんですが。そのふるさと応援寄附記念品ですね。中身に対して,全国的に競争が激しくて,記念品について問題ありということで議論があるんですが。当市においては記念品,平成27年度に比べて平成28年度はアイテムを変えるとか増やすとか。そういう内容的な検討は加えられたんでしょうか。 参事兼庁舎建設担当兼管財課長)寄附をいただいた方への返礼品については,基本的に平成27年度の返礼品をベースといたしまして,多少品数は増やしております。今,カタログを印刷している最中ですが143品目ほど品数を載せられるかと思います。内容につきましては,先ほど申しましたように昨年度の物がベースになってございますが,今年度につきましては体験型と申しますか,例えば石岡の果樹狩り等に来ていただいて,その入場料,またはお土産品をですね,何て言うんですかね。金券ではないんですけれども,入場券とお土産で使える物を入れようかと。今,八郷の果樹組合と調整しております。他にも年度内に品数をできれば増やしていってですね,対応してまいりたいと思います。 山本委員)わかりました。クエスチョンマークがつくような,記念品だけはなければいいなと,念のためお尋ねしました。最後にもう1点,これは全く所管外になるのかもしれませんけれども,八郷総合支所総務課から説明のあった,区運営補助金337万5,000年ですね。これは当然八郷地区の区に対する補助金だと思いますが。ちょっと所管外になるのかもわかりませんけれども,これに相当するような区運営補助金というのは,石岡地区にあるんでしょうか。もしわかれば教えていただきたいと思います。 八郷総合支所長)区運営補助金につきましては,山本委員さんご指摘のとおり,補助金としては八郷地区のみでございます。それで制度的にやはり,この前の議会でも質問ありましたとおり,八郷地区だけということで,石岡地区と八郷地区との公平性という課題もありますので,これについては制度内容の見直しを今年度検討したいなと,考えてございます。 小松委員)いくつかお伺いいたします。総務部関係ではですね,総務部防災対策課の関係ですね。この丸印,新規事業という意味と書いてあるわけですけれども,土砂災害ハザードマップ作成委託料981万9,000円ですけれども。これは私の理解と言いますか,私の体験と言いますか,私が議員になってすぐに東日本大震災の後にハザードマップを,業者に委託して作って。その時私も参加した記憶があるんだけれども。それと違うから丸印なんでしょうけれども。追加という意味ですかこれは。ちょっと説明してください。 参事兼防災対策課長)今回の新規事業につきましては,昨年の3月新たに49か所の土砂災害計画区域,これが追加指定されたことから,新規指定箇所の追加分のマップを作成し,土砂災害で被害を受けるおそれのある範囲を示し,避難活動に役立ていこうということで,作成する委託料でございます。 小松委員)あと,私も参加したああいうことを広げてやるという理解で,作られていると。そういうことですね。わかりました。それからもう1つはですね,八郷総合支所関係で,ちょっと総合支所維持管理経費の庁舎改修工事340万2,000円。これ中身が何か,喫茶ができるとか表現ありましたけれども。もう少しこれを説明してください。内容について。 支所総務課長)2階ブラウジングルームの利活用ということで,庁舎改修工事でありますが,現在,軽食等を提供できる喫茶ということで協議を進めております。市内の障がい者施設,NPO団体とか。あとは民間の飲食店を経営している業者であったりとか。そういう方々と折衝をしておりまして。ただ広さ的に制限,制約がございますので,大がかりな改修はちょっとできないものですから,軽食等を提供できるスペースということで。計画が定まってきております。ただそこに入る業者さんをこれから選定して,年度内にはなるべく開店,設営ができればということで計画を進めているところでございます。 小松委員)そのことについてはわかりました。ぜひそのようにしていただきたいと思います。最後にですね,八郷総合支所の下に防災対策経費で防災無線用備品200万円とありますけれども。多分これは戸別受信機だと思うんですけれども,これ戸別受信機の場合に八郷地区では歴史的にこれ,付けてましたよね。戸別にですね。ところが石岡地区で今度できたものは,こういうのは本来付けていなくて,特別に視聴が困難だというところに付けると。ちょっとそういうところの違いがありますか。八郷地区の戸別受信機の考え方と,石岡地区の場合と。何か違いがあるように感じるんだけれども,ちょっとそのへんを説明してもらいたいと思います。 支所総務課長)八郷地区と石岡地区との考え方の違いということでございますが,まず最初にこちら200万円ということで計上しましたのは,新規で転入された方とか,新規で住民になられた方への貸与。あくまでこちら貸与となっております。こちらの機器の購入費用ということで計上させていただいております。ただ,申し訳ございません,手元に資料がないので正確な期日は申し上げられないんですが,アナログ放送からデジタル放送への移行を目途に,そのへんの均衡を図れればなと。そのように考えております。結局,八郷地区の戸別受信はアナログ方式を採っておりますし,この先デジタル受信に移行される時期がまもなく参りますので,その時期を目途に均衡が図れればなと。そういうことで話は進めているところでございます。そもそも合併以前から八郷地区は戸別受信機が設置されておりましたので,そのへん,ちょっと温度差がございますので,それを合併10年も経っておりますから,あと受信方法の移行ということのタイミングに合わせて,検討して参りたいと考えているところでございます。 小松委員)わかりました。私は以上です。 勝村副委員長)1点お聞きしたいんですが。政策企画課の補正の中で。地域交通対策事業,このバス運行ですね,これについては昨年と全く同じような感じですか。 政策企画課長)平成27年度の3月補正予算で計上させていただきました,地域交通対策事業についてかと思います。昨年,やはり交付金を活用いたしまして,朝日トンネルを活用しましたバス路線を運行いたしました。当初予算としましては200万円ということで計上させていただいたんですけれども,交付金が付きましたので,554万円の予算を補正予算で確保させていただきました。運行につきましては,昨年よりもっと長い期間運行できるように,今現在,事業者と詰めているところでございます。 勝村副委員長)一般質問の中での答弁でも出ましたけれども,長い期間と。それだけですかね。 市長公室長)これについては課長が申し上げたとおりなんですけれども,私どもとしましては昨年度の結果を見まして,反省点を出しております。そういう中でやはりマイカーで来られる方,それから公共交通を使われる方の分岐点が必ずあると思っております。そういう中で,その分岐点をどのへんにもっていくかということで。その点の地域を戦略的に周知をかけまして,その人々を呼び込む。そういう戦略を考えてございます。以上でございます。 勝村副委員長)ありがとうございます。今,公室長が言われたとおりだと思うんですが。私が考えるのは,この利用の仕方というのもなかなか。つくば駅から乗る,あるいは八郷側から乗るというのも,何か利用の仕方がわからない感じでいるんですよね。そのへんももっと周知の中で,パンフレット等で示していったらいいのかなと。それから,関鉄のバスですよね。そのバスのカラーの問題。昨年度も言ったんですけれども,関鉄カラーのバスを走らせていたのでは,興味がないですよね。ただ定期バスが走っているのかな,という感じで。何かの遠征で走っているのかなとか,どこかの団体が走っているのかなとか。それくらいにしか目に入らないんですよね。私が言いたいのはですね,関鉄バスも例えば茨城空港,あの飛行機を絵にして,バス全体を絵にして運行してますよね。これは有料で広告料が取られると思うんですけれども。そういった思い切った手をやってもいいかと思うんですよね。これフルーツ号でしたっけ,名前。フルーツ号という名に合ったような果樹を描きこむとか。そういったもので作ってしまう。1年間の広告料を払ってでもやってしまう。そういうもので走らせてもいいと思うんですけれどもね。そうするともっと興味を引いてくるんじゃないかなと思うんですが。それは始めに言いました運行期日,スパンの問題ですね,そのへんも十分検討していただければいいのかなと思います。以上です。 市長公室長)ご指摘の点は例えば,ラッピングをかけて目立つようなバスという。そういうご指摘かと思いますけれども,それにつきましては経費の面もございますので,今後事業者と協議をしてみたいと思います。 菱沼委員長)ほかに質疑はございませんか。 総務部長)先ほど山本委員さんのご質問の中で,防災行政無線管理運営に要する経費と,委託料の差額についてのご質問がありまして,お答えできず申し訳ございません。その主なものといたしましては,無線の使用料と子局の電気料,さらには今年度,災害のハザードマップで新たな地域が指定されるとご説明いたしましたが,そういったハザードマップの中の戸別受信機を配置するための予算が含まれてございます。以上でございます。 菱沼委員長)ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で所管事務及び平成28年度新規・主要事業についてを終結いたします。暫時休憩いたします。10分程度といたします。 −休憩− 菱沼委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。 先ほどの小松委員への答弁で,執行部より発言を求められておりますので,これを許します。 八郷総合支所長)先ほど八郷地区の防災無線について,課長より答弁した内容の中で,八郷地区の防災無線につきましては,現在アナログ方式ということで平成34年11月末までしか使用できなくなっております。その中で今後の八郷地区の防災無線の整備にあり方については,今後その方向性は検討していくという段階でございますので,訂正のほどよろしくお願いいたします。 菱沼委員長)次に,新庁舎の議場設備についてを議題といたします。新庁舎の議場設備については,昨年度委員会として要望をまとめ,執行部へ提示したところ,その回答及び考え方が示されたところですが,この回答及び考え方のいくつかの項目で,設置した場合の価格等,設置に際し考慮すべき事項が記載されてございました。 そこで,委員会としてそれらの事項を考慮に入れながら,再度,内容を精査した結果,決定したもの,見直したものがございますので,本日改めて執行部へ検討した結果を提示したいと思います。 それでは資料に沿って,順に説明いたします。まず議場についての要望でございます。(1)質問席でございます。質問席については従前の要望どおり,設置を要望し,さらに質問席に椅子の設置を要望いたします。 次に,(2)議員席については,従前のとおり要望いたします。 次に,(3)採決システムについては,当初@のとおり,設置を要望し,また採決ボタンを賛成,反対,予備ボタンの3つを要望しておりましたが,検討の結果,予備ボタンについては要望を取下げ,賛成,反対ボタンのみの要望といたします。また,確認事項としまして,C議員の出席表示や採決システムを氏名票と連動させる,という要望に対し,卓上ボタンによる出欠表示を計画するとの回答ですが,氏名票と出欠表示とを連動させるシステムの可否について確認したいと思います。 次に,(4)モニターについてでございます。@,Aのとおり要望しました,執行部席後方に設置する壁面モニターについては,110インチサイズのモニターを要望いたします。また,当初B議場の両サイドに中継を映すモニターと,C質問席に同様の小型モニターの設置を要望しておりましたが,検討の結果,質問席の小型モニターは要望を取下げ,議場の両サイドのみ,モニターの設置を要望いたします。 次に,(5)傍聴席の仕切りと(6)議会中継システムについては,従前のとおり要望いたします。 次に,全員協議会室,委員会室についての要望でございます。(1)中継機器と(2)各部屋への中継については,従前のとおり要望いたします。(3)その他の@プロジェクターシステムの導入については,全員協議会室のみ,設置を要望いたします。 最後に,その他についての(1)会派室(2)喫煙室(3)出退表示板につきましては,従前のとおり要望いたします。 以上が執行部からの回答及び考え方を受け,再度内容を検討し,まとめました要望でございます。なお,これら要望につきまして,今後,設計を進めていく段階で,技術的・予算的に難しい部分が出てきた場合には,改めて協議をいたしますので,よろしくお願いいたします。 また,議場設備の細部につきましては,ある程度,執行部・事務局へ一任いたしますので,併せてよろしくお願いいたします。 本件について執行部から確認したい点等はございましたら,よろしくお願いいたします。 財務部理事)それではただ今,議場設備について改めて要望等の変更事項をいただきましたので,持ち帰りまして設計者と協議の上,またご報告申し上げたいと思います。それと議会事務局とも連携しまして,漏れがないか等の細部につきましても進めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 菱沼委員長)ただ今,財務部理事から話があったようにですね,委員会としてしっかりとこの議場設備について,よろしくお願いしたいと思います。以上で本件については終結いたします。 次に,その他の件といたしまして,市長公室行革推進課から発言を求められておりますので,これを許します。 行革推進課長)貴重なお時間をいただきまして,ありがとうございます。私からは,公共施設に関する市民アンケート調査について,ご説明させていただきます。 お手元には,市民アンケート調査の集計結果報告書をお配りさせていただいております。お手数ですが2ページをご覧願います。こちらに調査の概要を記載してございます。 初めに(1)の調査の目的でございますが,市民の公共施設の利用状況の把握と,公共施設等に対するご意見をいただき,今後の公共施設の管理・運営のあり方を検討する際の基礎資料とすることを目的に実施をしてございます。。 次に(2)の対象者ですが,市内に居住する18歳以上の男女を対象とし,(3)にございますとおり調査数は4,000人といたしました。 次に(8)の配付及び回収結果でございますが,回収数は1,624で,回収率は40.6%となっており,高い回収率となってございます。 次に,3ページの問1から9ページの問11までは,回答者の属性等をお聞きしております。9ページをご覧願います。問11公共施設の現況と課題に対する関心の設問では,強い関心を持っている,と関心を持っている,をわせると約6割の方が公共施設に関心がある事が伺えます。 次に11ページをご覧願います。問12では,公共施設の利用頻度をお伺いしております。その結果,全ての施設でほとんど利用しない,利用したことがない,との回答割合が高くなっております。 次に18ページをご覧願います。問13では,問12でほとんど利用しない,利用したことがない,と回答された方にその理由を伺っております。その結果,全ての施設で施設は知っているが利用する必要がない,と回答が多く,施設を認知していても利用の必要性が少ないことが回答結果からうかがえます。 次に25ページをご覧願います。問14では,市が保有する施設全般に関する方策について,お伺いをしております。その結果,左側の下から3段目,利用していない市の土地を売却・賃貸して収入を得る,の方策に対する回答は積極的に実施すべき,との回答割合が最も高くなっております。 次に37ページをご覧願います。問15では,問14の方策以外に必要と考える方策を伺っております。ここでは,いただいたご意見の例を表記してございます。 次に38ページをご覧願います。問16では,公共施設とインフラの老朽化対策にどのように取り組むべきかを伺っております。その結果,公共施設とインフラ,どちらも同等に取り組むべき,との回答が46%と高い割合となっております。 最後に40ページをご覧願います。問17では,今後の公共施設の再編についてご意見を伺っており,ご意見の例を記載してございます。その結果,新たに公共施設を設置することや公共施設の維持管理に対する充実を求める一方で,人口減少や高齢化,利用状況に対応した公共施設数の削減,統廃合を求める等の意見がございました。 今後は,公共施設白書と市民アンケートから明らかになった実態や課題を様々な角度から整理・分析した上で,本市の公共施設のあるべき姿について, 検討してまいりたいと考えております。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。 菱沼委員長)ただ今の報告につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 石橋委員)この調査の結果報告書は公表していくのかどうか,まず1点お伺いいたします。 行革推進課長)この結果につきましてはホームページで公表しているところでございます。 石橋委員)そうであればですね,3ページ,4ページの表記の問題。調査の内容の問題じゃなくて,表記の問題なんですけれども。市民全体として参考の数字が出されてますけれども,そこに回答者数として総数が出てると思うんですけれども。回答者数7万2,176人もいたのかどうかと。これ人口の割合を示している内容なのかなと思いますので,もし可能であれば訂正をお願いできればと思います。 市長公室長)ご指摘の点,早急に訂正させていただきます。 菱沼委員長)ほかにご意見等は,ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,その他として何か発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 菱沼委員長)ないようですので, 以上で本日の総務委員会を閉会いたします。大変ご苦労様でした。 |