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平成28年度 総務委員会
菱沼委員長)おはようございます。若干早いんですが,皆さんおそろいですので,ただ今から,総務委員会を開会いたします。 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。 次に本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。 これより議事に入ります。初めに,議案第57号平成28年度石岡市一般会計補正予算(第2号)のうち,総務委員会の所管に係る部分についてを議題といたします。 本案について,初めに執行部からの説明を求めます。 政策企画課長)政策企画課所管の補正予算について,ご説明申し上げます。補正予算書,歳出の12ページ,13ページをご覧いただきたいと思います。 今回の補正予算は,平成27年度補正予算として計上し,平成28年度へ繰越しをいたました,地方創生加速化交付金の事業へ振替えたことに伴いまして,平成28年度当初予算に計上いたしました,3つの事業予算につきまして,減額補正するものでございます。 まず,補正予算書の右側,13ページの上から2つ目でございます。企画事務費の広域レンタサイクル検証事業負担金48万5,000円の減額でございます。事業内容につきましては,交流人口の拡大等を目的に,県と沿岸7市で連携し,広域のレンタサイクル事業を実施するものでございます。 次に,1つ下の地域交通対策事業のバス路線運行委託料200万円の減額でございます。事業内容につきましては,朝日トンネルを経由した路線バス運行事業を事業者に委託する経費でございます。 最後でございます。1つ下の都市交流推進事業の東京圏交流事業委託料170万円の減額でございます。事業内容につきましては,文京区との交流事業や東京圏にお住まいの方に対して,地域資源等を活用した体験や交流事業等を通じまして,移住の促進を図るためのモニターツアー等を実施する経費でございます。以上が,政策企画課所管の補正予算でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 参事兼庁舎建設担当兼管財課長)私からは管財課所管分についてご説明させていただきます。 初めに,予算書10,11ページをお開きください。歳入の上から2段目,款17寄附金,項1寄附金,目1一般寄附金,節1一般寄附金の1億5,000万円でございますが,これは,ふるさと応援寄附金の増額となります。増額となった理由といたしましては,今年度当初予算にふるさと応援寄附金として,1億円を計上いたしましたが,4月18日の受付開始以降,申込が順調に推移しております。6月17日,先週の金曜日現在となりますが,申込件数で1万367件,申込金額で1億3,175万4,000円。入金金額でも1億2,045万円と,いずれも当初予算の1億円を超えてございます。今回寄附金額を1億5,000万円増額することで,当初予算と合わせて,2億5,000万円といたします。 次にページをめくっていただき,12,13ページをご覧ください。歳出の1番上,款2総務費,項1総務管理費,目1一般管理費のふるさと応援寄附経費の1億421万5,000円でございます。これはふるさと応援寄附金の増額に対する事務経費となります。内訳といたしましては,寄附申込者に対する返礼品代,返礼品の送料及び寄附申込の振込手数料等となってございます。 最後にもう1ページめくっていただき,14,15ページをご覧ください。1番下の段,款13諸支出金,項1基金費,目14ふるさと応援寄附金基金費,節25積立金の1億5,000万円でございます。これは最初に説明いたしました,ふるさと応援寄附金の増額に伴い,その基金積立額も合わせて変更させていただくものでございます。 以上が管財課所管の説明となります。ご審議のほど,よろしくお願いをいたします。 菱沼委員長)以上で説明は終わりました。 次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。 小松委員)初歩的なことで申し訳ないんですけれども。よくわからないので。13ページの広域レンタサイクル検証事業そのものについて,ちょっと説明してください。 政策企画課長)昨年度からですね,水郷つくば広域レンタルサイクルの乗捨て検証事業というものの,実行委員会を県で設立いたしまして,今年度から本格実施となっているところなんですけれども。目的といたしまして,水郷筑波広域レンタサイクル事業に係る事務運営等を行いまして,サイクリスト向けのサービスの充実を図ること,ということで目的としてございます。レンタサイクルを県と広域の7市で構成しておりまして,これも地方創生の交付金等,そういったものを入れているんですけれども。レンタサイクルを購入いたしまして,それを希望する方にお貸しするというようなことをやってございます。 小松委員)わかりました。どうもありがとうございます。 勝村副委員長)私からふるさと応援寄附金について,ちょっと質問させていただきますけれども。これにつきましては,石岡市としては順調に伸ばしていると伺っております。そういう中で今回もすでに6月17日の時点で,たくさんの応募があるというふうに伺いました。今回,私が聞きたいのは,石岡市として,この寄附金の返礼ですね,品物。今までのものと,新たに用意しているものなんかあるのか。そのへんちょっとお伺いしたいんですが。 参事兼庁舎建設担当兼管財課長)まず私ども,平成28年度のふるさと応援寄附金の受付を行うにあたりまして,返礼品につきましては,ある意味抜本的にちょっと,見直しをさせていただきました。数字で申しますと,昨年度,平成27年度の受付開始の時点での返礼品数が88品目。それご用意をさせていただいたんですが,今年度につきましては,145品目でスタートをさせいただいております。主にと申しますか,ほとんどが石岡市内の特産品,地産地消という観点から,農産物,果実でありますとか,お米でありますとか,豚肉等を中心に,品揃えをさせていただいております。私どもといたしましては,今後につきましても,石岡市内の特産品というものを返礼品としてあてがっていければというふうには考えてございます。ただ,やはり石岡の場合,その特産品の特色と申しますか,先ほど申しましたように,農産物関係が非常に多くございます。ですので,天候等によって作柄が左右されるという弱点と申しますか,脆弱性も併せもっておりますので,そこの部分につきましては,生産農家の皆さま方に数多くご協力をいただきまして,安定した返礼品の確保をしていければと考えております。 勝村副委員長)はい。ありがとうございます。今年度は145品目に増やしたということであります。その中で地産地消,それを全面的にやっていくということで,大変ありがたいことだと思います。他市町村のふるさと応援寄附金で,その返礼を聞きますと家電商品を用意したり,そういう話も伺います。私としてはそういうものはやめていただいて,今,課長がおっしゃられた,地場産の物でなるべく対応していただきたいというふうに考えておりますので,今後もよろしくお願いいたします。 菱沼委員長)ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第57号平成28年度石岡市一般会計補正(第2号)のうち,総務委員会の所管に係る部分についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 以上で,当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了したわけでございますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 次に,その他の件といたしまして,市長公室政策企画課から発言を求められておりますので,これを許します。 政策企画課長)私からは,2点,ご報告申し上げます。資料をご覧いただきたいと思います。第2次石岡市男女共同参画基本計画の策定につきまして,ご報告をさせていただきます。 お手元の資料1ページをお開きください。最初に,1の根拠でございます。男女共同参画社会基本法第14条第3項に基づきまして,男女共同参画社会の形成の促進に関する施策について,基本的な計画を定めるものでございます。 次に,2目的でございます。石岡市では,すべての人が個人として尊重され,個性や能力を十分発揮できる社会を目指しまして,平成20年3月に第1次石岡市男女共同参画基本計画を策定いたしまして,様々な施策を推進してまいりました。このような状況ですが,引き続き,男女共同参画社会の実現に向けて,市,市民,事業者等が一体となって,積極的に取り組んでいくため,平成30年度からの第2次基本計画の策定を進めてまいります。 次に,3の策定スケジュールについてでございます。石岡市男女共同参画審議会において議論・検討を重ねまして,平成30年1月の完成を目指し,策定作業を進めてまいりたいと考えてございます。 最後に,4のその他でございます。第2次基本計画では,女性の職業生活における活躍の推進に関する法律で,努力義務となってございます,推進計画を盛り込む予定でございます。 次に資料の2ページにつきましてご覧いただければと思います。石岡市男女共同参画審議会委員名簿となってございます。記載の12名の方を委嘱してございます。 続きまして,資料の3ページをお願いします。男女共同参画社会意識調査の実施についてご報告をさせていただきます。今回実施いたします男女共同参画社会意識調査は,第1次石岡市男女共同参画基本計画や後期実施計画の検証,第2次石岡市男女共同参画基本計画の策定のための基礎資料を得ることを目的に実施するもので,記載の3種類の調査を実施したいと思ってございます。最初に1.石岡市男女共同参画に関する市民意識調査でございます。(1)目的でございます。市民の男女共同参画に関する考え方の変化や男女共同参画に対する意識・意向に関する実態を把握するために実施いたします。 次に,(2)調査概要でございます。市内に居住する18歳以上の男女3,000名の方に,無作為抽出で郵送により実施いたします。 次に,中段の2でございます。石岡市男女共同参画に関する児童・生徒意識調査でございます。(1)の目的でございます。若年層の男女共同参画に対する意識・意向の実態を把握するために実施いたします。 次に,(2)調査概要でございます。小学4年生と中学校2年生を対象いたしまして,学校のご協力をいただきまして,実施いたします。 最後に,3でございます。石岡市男女共同参画に関する事業所意識調査でございます。(1)目的でございます。市内事業所における男女共同参画に対する意識や取組事項など,実態を把握するために実施いたします。 次に,(2)調査概要でございます。市内事業所のうち,従業員が10名以上の事業所に対しまして,郵送により実施いたします。 ご報告は,以上でございます。よろしくお願いいたします。 菱沼委員長)以上で説明は終わりました。 ただ今の報告につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 櫻井委員)審議会の委員さんの構成についてお尋ねいたしますけれども。この構成はこれまでの審議委員さんの構成と同じと考えていいですかね。 政策企画課長)大体同じ構成となってございます。その中でもやはり農業関係,それから幼稚園関係,それから社会福祉法人関係等,実際の現場でご活躍されている方等を委員として選出していただいてございます。 櫻井委員)実際の現場で活躍している,という言葉が今あったんですけれども。具体的には今回の男女共同参画社会と,今言われた所属等でどのような,実際の現場という位置づけがあるのか。ちょっとお聞かせ願えますか。 政策企画課長)農業委員会につきましては,女性の農業委員さんとして実際にご活躍をされている方かと思います。それから,幼稚園の連絡協議会の方につきましては,男性の方なんですけれども,こちらの方につきましても実際,ご自分で幼稚園の現場等に関わられている方でございますので,そういう点から実際現場で関わられている方ということで申し上げました。 市長公室長)ただ今,課長の方からありましたとおり,今回職業意識に重点を置いておりまして,男性だからお花屋さんだとか,女性だからトラックの運転手とか,そういった意識をちょっと変えようということで,そういった職業に関わっている方を抽出してございます。それから年齢構成についても配慮いたしました。それからジェンダーバランスにつきましても,配慮した中での審議委員としてございます。 櫻井委員)了解しました。色々な階層,あるいは色々な職種ということで配慮されたということですので,審議委員さんからですね,色々な立場,あるいは環境での男女共同参画社会に対する意見がですね,活発に出るような会議の中での啓発と言いますか,意見を出していただけるような雰囲気作りを事務局でお願いしたいと思います。それでもう1点お尋ねしたいんですけれども。市民意識調査の方は7月1日から30日までの調査期間でアンケート調査を行うと。それで,他に児童生徒の意識調査,それと事業所の意識調査とあるんですが,時期をずらしたんでしょうけれども,このずらした理由をお尋ねいたします。 政策企画課長)今回は前回までと違いまして,2番目と3番目の児童生徒に調査と,事業所の調査を追加で実施させていただく予定でございます。委員ご指摘のとおり,7月にやってしまいますと,やはり大量に返事等が来ますので,時期をずらさせていただいてございます。 櫻井委員)例えば児童生徒の意識調査なんですけれども,教育委員会との連携といいますか,男女共同参画社会や家庭でのお父さん,お母さんの位置づけ等での,何らかの教育的な配慮を要請しているのかどうか。全くそういったものは関係なしに,実際の今の調査をするために,教育委員会との連携は特に調査をお願いするというだけなのかについて,お尋ねいたします。 政策企画課長)教育委員会にご協力をいただきまして,アンケートの方は進めてまいりたいと考えております。今現在なんですけれども,小学5年生,それから中学生を対象に,出前講座等で,先ほど公室長から申し上げました,男性だから花屋さんとか,そういった職業の選択。そういったものを出前講座としてご協力いただいて,学校ごとにやってございます。 櫻井委員)わかりました。もう1点お尋ねしたいのは,事業所意識調査の中で,従業員が10名以上と。これは法人登録,まあ法人税の中での登録されている事業者等の機関ということでよろしいんでしょうか。というのは,要するに正職員なのか臨時職員なのかによっても変わってくると思いますので。そのへんの考えをお尋ねいたします。 政策企画課長)今現在,政策企画課で事業所の統計等をやってございますので,そういったものも参考にしながら進めてまいりたいと思います。 櫻井委員)了解しました。 石橋委員)意識調査で1点お伺いしたいと思います。児童生徒の意識調査ということで,9月から10月にかけて行われるということなんですけれども,調査方法としてアンケート形式というふうになっているんですけれども。まあ郵送で行おうが,1番で言う市民意識調査にしても,事業所調査にしても大まかに括ればアンケート調査ということになろうかと思うんですけれども。具体的な調査方法。もちろん先ほど同僚議員から話がありましたように,教育委員会を通じてというようなことになるかとは思うんですけれども。実際は各学校単位での調査ということになるかと思います。その場合に担任の先生,もしくは教員の皆さんが個別に面談をして行うのか,調査用紙を配布して行うのか。そこらへんのところをお伺いしたいと思います。 政策企画課長)直接の面談方式ではなく,調査用紙を配布して,それを回収していただくような形を考えてございます。 石橋委員)回収というのはその場での回収ではなく,何日か日をおいての回収ということですか。 政策企画課長)現在考えているのは,その日記入していただきまして回収できればと考えてございます。 石橋委員)了解いたしました。あとは質問じゃないんですけれども,基本計画の策定ということで,スケジュール進めていくとは思うんですけれども,実効性のある計画をお願いできればなと思います。あまり高みを望んでも,実効性が伴わなければ,ただの絵に描いた餅になってしまいますので,本当に石岡市に合った男女共同参画社会が実現できるような,実効性のある計画をお願いしたいと思います。 塚谷委員)今,石岡市においてもですね,平成20年度3月より第1次男女共同参画基本計画というものが,平成20年から29年までやってあるわけなんだけれども。まあ今回はそういう中で,市民,あるいは事業主が一体となってそういう基本計画を立てるということなんだけれども,今までの実績から,石岡市ではどのような事業を図ってきたか。それ以前のね,今まで。それが土台になって,ベースとなって基本計画ができると思うんです。今までの期間はどういう形でやっていたか。それをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 政策企画課長)現在使用してございます計画につきましては,全部で基本計画で第5章ございます。そのうちに7つの目標設定等をしてございますけれども,前期の計画では7つのうち,達成できたものは1つずつとなってございます。今現在につきましては,後期の実施計画を運用してございまして,新たに5つの成果指標等を追加しまして,取り組んでいるところでございます。現在につきましては12の成果指標のうち,3つにつきまして,達成が見込まれてございます。ただし,成果指標の目標値につきましては,今回実施しますアンケート調査等を目標値としているものもございまして,そちらの結果をもって判断することになるかと思います。今現在,後期の実施計画につきましては,運用している段階でございますので,そちらにつきましては,決算等の数字が固まり次第,また目標値等が固まってくるかと思います。 塚谷委員)非常にこの資料等,目を通しますと,何かこう難しい感覚というか。ちょっと硬い感じがするんですけれども。まあ今後審議委員の皆さんも選ばれているようですので,柔軟性のあるような,そういう基本計画を要求したいと思います。 徳増委員)今,目標値12のうち,達成が3つということで。達成できなかったものはどんなものがあるんですか。 政策企画課長)市の審議会等における女性委員の占める割合等,そういったものが,今現在考えられてございます。 〔「1つだけ。」と呼ぶ者あり〕 政策企画課長)それから女性の相談窓口。政策企画課でもっているんですけれども,そちらにつきましては目標値がちょっと70件ということで,大きい状況でございます。平成27年度の実績では33件となってございます。 徳増委員)今の女性の相談なんですけれども,何でこれを目標値にしたんですか。どんな問題が出てくるかなんてわからないですよね。それと今,相談に乗っている方達は,「らいず」でもう20年位前から勉強されている方達なので,解決するのがすごく早い方達なんですね。石岡市ではどうにもならない問題,窓口だけですのでね。その後のことは水戸に回したり,色々やってますのでね。実績としては私は上がっていると思うんですね。その相談の件数じゃなくて,問題は解決だと思うんですね。ですからあまり相談の件数を,私は目標値として,まあ一応目標値だから指標を出さなければいけないんでしょうけれども,それに達しないからと言って,気にする必要はないと思うんですね。だいぶ相談内容は充実してきていると思います。それと審議会や何かのパーセンテージが上がらない,上がらないというんですけれども,これもあまりそうすると,逆差別の問題にもなってきますしね。これは自然の成り行きで,女性が力をつけてくれば,だんだん増えてくるでしょうし,無理にそこも当てはめていく必要もないのではないかなと思うんですね。ですから係の方で目標に達しなかったからということで,あまり苦に思う必要はないと思います。そのへんのところは国の言っているようにはいかないですよ。地域によって違うし。だからあまり気にせずに,次の計画を立てていかれた方がいいと思います。以上でございます。 市長公室長)ただ今,徳増委員さんからあったとおり,また他の委員さんからもあったとおり,最初の計画においてかなり高所のところから入ってまいりました。従いまして何とか目標値を設定しようという意識もあったものと思ってございますので,後期計画,また新たな計画におきましては,実態に沿った,実効性のあるもの。そういったものにきちんと計画を策定,修正なりしていきたいと思いますので,ご理解いただければと思います。 徳増委員)これは質問じゃないんですけれども,石岡市はかなり県内でも進んでいる方だと思います。全体に,役所の中もそうですけれども,ここ10年間でずいぶん前に進んだと思うんですね。ですから女性の管理職を増やすとかね,どうしてもそちらに目が行くんですけれども,審議会とか。そういうところが20年前に男女共同参画と言いだしたころに,そういう話をしたのがきっかけで,どうしても数値でいくんですけれども,あまりそういうことは気にしないで,やっていった方がいいのではないかなと思います。石岡全体で上がってきていると思いますのでね。男女共同参画ということで,肩に力を入れずに,自然体でやっていっていただきたいです。それよりも女性をたくさん登用するよりも,男性の意識を変える施策の方をお願いしたいと思います。 石橋委員)審議会の委員名簿の中で,市民公募の方,2人いらっしゃいますけれども,公募の状況はどういうふうだったのか,お聞かせいただきたと思います。 政策企画課長)市民の方の公募につきましては,2月15日号の市報の他,ホームページ等を通じまして公募をさせていただいたところでございます。2月15日から3月4日に募集をいたしました。記載の2名の方からですね,応募がございまして,提出していただきました書類等により選考いたしまして,1人につきましては教育分野でご活躍された方,もう1人につきましては市外から転入されまして,仕事に就きながら子育てをされているということで,男女共同参画の議論をする上で,適任であると判断しまして,委員の委嘱をしたところでございます。 石橋委員)確認をしますけれども,公募はこの方,お二方だけだったということで理解してよろしいですか。 政策企画課長)ご指摘のとおりでございます。 石橋委員)それとあと,すいません基本的なことなんですけれども,石岡市の人材登録名簿というところから1名の方,選出されていますけれども,人材登録名簿というものはどういったものなのか,お伺いをいたします。 政策企画課長)平成25年3月に制定いたしました,石岡市女性人材登録要綱に基づく制度でございまして,政策等の立案,それから決定等に女性が参画することを目的といたしまして,様々な分野にわたる人材を,こちらの人材名簿等に登録しているところでございます。現在,30名の方が登録していただいてございます。 石橋委員)今のお話ですと,この石岡市人材登録名簿,30名という登録者数なんですけれども。これはすべて女性の方ということで理解してよろしいんですか。 政策企画課長)ご指摘のとおりでございます。 石橋委員)この登録については,自主的な登録,申出による登録なのか。それとも,行政の方からの指名と言いますか,お願いでの登録なのか。どちらなのかお伺いいたします。 政策企画課長)自主的な申出により登録させていただいております。 石橋委員)すいません,最後です。では今回の12名の名簿の中で,人材登録名簿,もともと12名を選出する際に,入っていたのか。それとも公募者数が少なかったからそちらから1名を登用したのか。そこらへんの経緯の説明をお願いいたします。 政策企画課長)こちらの人材登録名簿につきましては,政策企画課で所管してございますので,当初の段階から,名簿の中から委員を選定していきたいと思ってございました。 菱沼委員長)他にご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,総務部防災対策課から発言を求められておりますので,これを許します。 参事兼防災対策課長)今年度作成いたします,土砂災害ハザードマップ作成についてご説明いたします。 平成22年に指定された土砂災害警戒区域は,住宅が5戸以上の区域が対象となっており,昨年3月には新たに住宅4戸以下の区域が対象の49か所が,土砂災害警戒区域に追加指定されたことから,今年度,新規指定箇所の土砂災害ハザードマップの作成を進めてまいります。 土砂災害で被害を受けるおそれのある範囲を示し,避難活動に役立てていくため,地元説明会等を開催し,土砂災害警戒区域及び,周辺住民や地元消防団等からの情報や意見を反映させることで,より実効性のあるハザードマップにしていきたいと考えております。 予算額は981万9,000円で8月中に発注し,今年度中には成果品の配布を予定しております。配布先は,警戒区域の住民の皆さま,区長,消防団等を対象に配布を予定しております。 以上報告いたします。 菱沼委員長)以上で説明は終わりました。 ただ今の報告につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 山本委員)前回5,6年前になるかと思いますけれども,最初に石岡市土砂災害ハザードマップを作成した時に,住民説明会というんですかね,避難経路の決定等にあたって,お隣の小松委員も確か一緒だったと思いますけれども,私達が指定された区域にですね,地元住民の方達と避難経路の確認等をして。それでその際,市の職員,大勢の皆さんが参加されて,一緒に現場を確認しながらハザードマップの作成作業をしたように記憶しているんですが。今回はその追加指定されたこの区域について,箇所数も多いんですけれども,住民への説明と,避難経路の決定等に当たって,どのような手法で取り組んでいかれるのか,お尋ねしたいと思います。 参事兼防災対策課長)8月中に発注した後に,業者さんと職員,それと周辺住民,地元消防団等から情報や意見を反映させて避難経路,その他を決めていきたいと思います。 山本委員)指定箇所数が多いんですけれども,これはランダムに抽出して現地確認ということではなくて,全地域すべての計画区域において同じような形で作業なされるのか。念のため確認させていただきます。 参事兼防災対策課長)今回の49か所においては4戸,その下に4戸家屋があるところを対象にしてありますので,地元説明会は石岡地区が2か所,城南地区と国府,府中に分けて2か所。八郷地区は小桜地区,その他,小幡,柿岡,葦穂,これで1か所,恋瀬で1か所,瓦会,園部で4か所を予定しております。 山本委員)現時点までにですね,石岡市消防団には具体的な協力要請が来ておりませんが,いつ,どのようなタイミングで消防団へ協力要請する予定でしょうか。 参事兼防災対策課長)発注が8月を予定しております。その後業者さんと職員で,消防の方と現地を調査したいと思っております。 山本委員)わかりました。ありがとうございます。 小松委員)先ほどの説明の中で,従来は5戸以上。それで今回は4戸以下ということで49か所。新たに指定したというふうに聞いたんですけれども。5戸から4戸というのは非常にやはり,1戸しか違わないんだけれども,重大な分岐なんだよね。そのように私は理解しているんですよ。総社2丁目のあそこの急傾斜地,従来から指定されているところで,実際にああいうことが起きまして,そしてそれの県での事業の指定になるかどうか,というのは5戸以上だというふうに,県の人が盛んに言って。従来住んでいたところも入れれば完全に5戸,6戸になるんだけれども,現在生活している,生々しい実態のある,そういうのを含めて5戸以上なければ指定されないんだということで。現時点では指定されていないんだよね。総社2丁目のあそこはですね。それで私達は,具体的にあそこは最近家ができまして,住む予定なんです。だから私達は県にですね,5戸以上になったからこれを指定して,県の災害対策地域に加えてくれという要望をしようと思っているんだけれども。そういう点で非常に5戸か4戸というのは大事なところなんですけれども。これはそうなったというのは,経過というか,良いことなんだけれども,そこらへんのことについてはどういう経過があったんですか。 参事兼防災対策課長)今回の指定につきましては,県の方からの指定でありまして,石岡地区につきましては,調査対象箇所が105か所あったそうでございまして。県の方の時間と予算,そのへんの都合で,1回で対応することが困難であるということを聞いております。そのために,平成22年は災害区域の下に5戸以上住宅があるところを,とりあえず指定をして,その後,平成27年,4戸以下の箇所を指定したということでございます。 総務部次長)今の参事の説明に補足させていただきますと,住家4戸,5戸以外にも災害防止法の施行令で急傾斜地については傾斜が30度以上で,高さが5メートル以上とか,そういった規定が設けられていますので,それで該当にはならないのかな,と思います。 小松委員)それはちょっと私の認識とは違いますので。彼が言っているのは5戸になるか,ならないか県の方に盛んに。県の担当者が来て数えていったそうなんだよね。この30メートル,その範囲内に4戸あるんだけれども,5戸はないのでだめだ,だめだと。そういう対立になっているので。ちょっとこれはこういうことも含めて,新たに加えてもらえるように,色々細かく努力していきたいと思います。 山本委員)石岡市の防災行政無線整備事業の中で,難視聴地域以外にも土砂災害警戒区域に指定された箇所について,優先的に戸別受信機を整備すると。そういうことがあったかと思いますが,今回,新たに追加指定を受けたこの49か所について,今後どのような対応をされていかれるのかお尋ねしたいと思います。 参事兼防災対策課長)今回,土砂災害の警戒区域に入った家屋については,戸別の防災無線を設置する予定でございます。 山本委員)わかりました。ありがとうございます。 菱沼委員長)他にご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,財務部管財課から発言を求められておりますので,これを許します。 財務部理事)私からは5月17日告示,6月10日に実施しました新庁舎建設外構工事1工区1次工事の入札についてご報告させていただきます。 6社による条件付き一般競争入札により,市村土建株式会社が税込1億2,535万5,600円で落札いたしました。平成28年6月13日に契約を締結し,工期は平成28年6月14日から平成28年8月31日までの79日間を予定してございます。 外構工事の概要につきましては,15日の一般質問においてもご説明させていただきましたが,残置しました躯体の撤去を始め,2月5日の総務委員会でご説明申し上げましたとおり,地盤の安定性確保の有用性の観点から基礎杭を残しまして,新庁舎建設部分の切土及び解体しました庁舎部分への盛土を行います。その他,記念碑,平和の礎の移設などの周辺整備も予定しております。 また,外構工事後に実施を予定しております新庁舎建設でございますけれども,現在実施設計の作成業務に遅れが生じております。従いまして,これからのスケジュールへの影響が懸念されているところでございますが,随時,総務委員会の皆様には,ご説明をさせていただきたいと思っております。ご理解のほどお願い申し上げます。 報告は以上でございます。 菱沼委員長)以上で説明は終わりました。 ただ今の報告につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 石橋委員)説明があったので今,話を聞いたわけですけれども,解体工事の残置部分。今回の外構工事の方へ,繰越になった部分が当然あったかと思うんですけれども。それがなかった場合,第1次外構工事当初の金額と,予定ですね,予算額でも結構です。現実的に第1次外構工事の方で,どれくらい工事費が上がったのか。数字の方,手元にありましたらお聞かせいただきたいと思います。 財務部理事)手元に細かいというか,正確な数字は持っておりませんで申し訳ないのですが。残置した部分,前回の解体工事で残置した部分,そちらのおおよそでございますけれども,3,500万円。そちらが新たに乗っている金額となっております。 菱沼委員長)ほかにご意見等は,ございませんか。 私の方から確認の意味で,ちょっとお伺いしたいと思います。過日の一般質問で解体工事に関し,有価物について質疑がなされておりましたが,どのようなことなのか説明を求めたいと思います。 財務部理事)それでは有価物についてご説明申し上げます。 5月11日の臨時議会において,触れさせていただいたところでございますけれども,改めて有価物についてご説明申し上げます。解体工事に伴う有価物につきましては,解体工事では,解体に係る工事金額から,解体に伴い発生する,売却できる鉄骨や鉄筋等の有価物の価格を減額して設計書に計上しております。この価格で入札に付しております。 有価物の積算は,当時の設計図面から躯体のコンクリート体積を見込みまして,その見込みコンクリート体積から有価物の発生量をさらに見込んでおります。 当初の設計におきまして,約960トン,金額にして約2,000万円を見込んでおりましたけれども,実際の発生量が約340トン,金額で約700万円とりなり,売却できる有価物が減額となり結果的に,約1,300万円の増となったものでございます。その差を設計変更し精算を行ったものでございます。 説明は以上でございます。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご意見等ございませんか。 山本委員)先ほど本体工事設計が遅れているという説明があったんですが,具体的に当初計画と比較して,どのような遅延が発生しているのか。また全体の事業計画の中で,どのような影響があるのか。詳しくご説明いただきたいと思います。 財務部理事)工期につきましては,7月31日までとなってございますけれども,現在,設計の図面の方は固まった状況でございますけれども,その積算の方がなかなかこう,この度の消費税の問題とか,駆け込み需要というのがあったようです。その点で少し遅れております。今後の影響になりますけれども,業者さんの方にはなるべく早く提出をお願いしているところでございますけれども,今後,そちらの契約につきましては,議会の議決事項になりますので,9月議会。こちらに間に合うように何とか進めているところでございますけれども,そちらの方の懸念がちょっと生じております。以上です。 山本委員)わかりました。事業の全体計画に大きな影響がないように,執行部の方,しっかりと完了していただきたいと思います。 菱沼委員長)他にご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,その他として何か発言はございませんか。 石橋委員)今日は直接担当の課長さん,お見えになってないので,あれなんですけれども。確か昨年ですね,入札に絡んで,条件付き指名一般競争入札についてはホームページ上で,書取書の公表をしているというようなお話。指名競争入札については,入札の結果が一覧で示されているだけなんですね。それを指摘したところ,新年度で対処していくよ,というお話だったんですけれども,その後の進捗状況はどうなっているのか,お聞かせいただきたいと思います。 総務部長)ただ今のご質問にお答えいたします。委員おっしゃるとおり,今年度の中で検討して,公表できるかどうか結果を出したいというふうに説明しております。現在,内部機関であります,入札制度検討委員会の方で,それらにつきましても検討しておりますので,もう少しお時間をいただければと思います。 石橋委員)楽しみに待っていますので,早めにお願いできればと。先日もちょっと,先ほど説明のありました17日でしたか。その入札まで公表されているようですけれども,指名競争の方は結果のみで,ちょっとがっかりしたものですから。なるべく早く結論を出していただいて,オープンにしていただければと思います。そこはお願いとして。あと1点は,先日の議案質疑の中でもちょっと触れさせて,具体的には触れていないんですけれども,マイナンバーカードで自動交付機が,9月いっぱいで使用できなくなると。現状のマイナンバーカードの発行を見ていますと,10月以降,休日の住民票や印鑑証明書の取得がカードを持っていいないとできなくなってしまう。多くの方ができなくなってしまうという懸念を,私自身,大変持っているんですけれども。これはお伺いするわけではありません。今後の研究材料という形でちょっと頭に入れていただきたいんですけれども。突飛な話になるかもしれませんけれども,休日での開庁を研究していただければなというふうに思います。もちろんその年末年始とか,期間を区切っての閉庁日は必要になってくる部分があるかと思いますけれども。個人的には365日通しての開庁というのも検討するべき時期には来ているのではないかなと。多様な働き方というか,そういう部分が出てきていつ中で,もちろん現状の職員数では対応できないというのは,当然わかっているわけですけれども,住民の皆さんは利便性が上がるということであれば,そういう部分での理解はどんどん進むのではないかな,と思いますので。今すぐとか,そういうことでは決してありません。準備ができないと当然できないことですし,全国の動向というお話ににもなってくるのかと思いますけれども,オンリーワン,もしくはナンバーワンというようなことを目指すのであれば,そういったところも当然検討していっていただければなと思いますので,是非研究の方をお願いできればというふうに思います。 菱沼委員長)他に発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 菱沼委員長)ないようですので,この際,所管事務に関する管外調査についてを議題といたします。 本件につきましては,先の委員会において決定しました管外調査について,お手元に配付したとおり,調査都市,調査案件,実施期日等について調整いたしました。 この際,お諮りいたします。管外調査につきましては,お手元に配付しました委員派遣承認要求書案により,委員長において委員会条例第32条に基づく,委員派遣承認要求を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。 当委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配布いたしました案文のとおり事由を示し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 以上で本日の総務委員会を閉会いたします。 |