第１２回委員会　（１２月７日）
出席委員	関口忠男委員長，谷田川泰副委員長，勝村孝行委員，石橋保卓委員，大和田寛樹委員
その他の出席者	岡野孝男議長，池田正文副議長，徳増千尋議員，菱沼和幸議員，小松豊正議員
市執行部	なし
議会事務局	局長（鈴木幸治），庶務議事課長（中山善正），課長補佐（木﨑憲一）

関口委員長）ただ今から，議会運営委員会を開会いたします。
最初に，会派の異動，及び議会運営委員の就任について，議長に届出がございましたので，議長より報告をお願いいたします。

岡野議長）お手元にご配付いたしましたとおり会派の異動，及び議会運営委員の就任がございました。
12月５日付で「紫峰会」から島田議員が抜けるとする会派異動届が提出され，同日付で「尚志会」から，会派名を「紫峰会２」とするとともに，島田議員を加えた３名の会派となる会派異動届が提出されました。それに伴い，新たに「紫峰会２」から石橋議員が議会運営委員に選任され就任をいたしましたので，ご報告いたします。

関口委員長）以上で報告は終わりました。
次に，本日の議題は，お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
これより議事に入ります。なお，審査上の発言は，挙手によりお願いいたします。はじめに，市議会だより・新年号の発行についてを議題といたします。事務局より説明を求めます。

庶務議事課長）市議会だより新年号につきまして，お手元にご配布いたしておりますのでご覧いただきたいと存じます。内容でございますが，今回は新年号でございますので，見開きの４ページとなってございます。まず，表紙でございますが，新年のあいさつになっております。次に，２ページから３ページでございますが，全議員の顔写真と氏名などを掲載してございます。次に４ページでございますが，上段に各委員会の構成を，そして下段には一部事務組合等の議員の状況について記載をしてございます。
以上が，今回発行を予定しております市議会だより新年号の内容でございます。この市議会だよりにつきましては，本年末，１月１日号の市報と一緒に各戸配付を予定しているところでございます。以上でございます。

関口委員長）ただ今，事務局から説明のありました市議会だよりにつきまして，ご意見等ございましたらお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ないようですので，市議会だよりについては，お手元の案のとおり発行することに，ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
　
関口委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
次に，会派持帰りの案件についてを議題といたします。
本件は，先の委員会において，新庁舎における会派室等のあり方について，会派持帰りのうえご協議いただき，その意見を集約することとしておりました。前回，事務局から，案が示されていたところでございますので，それらを踏まえまして，各会派の検討結果をご報告いただきたいと思います。

勝村委員）私どもの会派での検討結果を申し上げます。前回，執務エリアの考え方ということで示されていたものでございますが，その中で，「３　湯茶等」でございますが，（１）の事前にお茶代を徴収したうえで，談話室に湯茶等を設置し，各議員自由に利用する，ということで決定しております。

大和田委員）前進会の方では，湯茶の方ですが，会派あるいは各個人の運用に任せるということで話がまとまりました。

石橋委員）私どもの方ではまだ会派の結成が間もないものでありまして，深い議論の方は進めてはいないわけですけれども，これまで意見を出されました内容と同じように，各会派での運用に任せてはいかがかというふうに私個人としては感じております。

関口委員長）専心会としましては，湯茶等につきましては，（１）の方の談話室に湯茶等を設置し，各議員自由に利用するということにまとまっています。
湯茶等につきましては，まだ意見が分かれておりますので，これについては引き続き協議したいと思います。それ以外の会派室とか，共有スペース，図書室，応接室について，何か意見がありましたらお願いいたします。
暫時休憩いたします。

―休憩―　

関口委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。

勝村委員）この執務エリアの考え方の中で，会派室，共有スペース，図書室，応接室につきましては，前回説明をいただいて納得したところでございますので，それについてはその通りでよろしいかと考えます。また，湯茶等につきましては，意見が分かれておりますので，引き続き検討したらよろしいのではないかと考えております。

関口委員長）新庁舎における会派室等のあり方について，会派室，共有スペース，図書室，応接室については，この通りといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
なお，湯茶等につきましては，引き続き各会派において協議を行っていただきまして，次回の委員会において，各会派の意見を報告していただきたいと思います。
次に，その他として，何か発言はございませんか。

勝村委員）私から，議会のＩＣＴ化について，議会改革推進特別委員会での検討結果をご報告いたします。議会のＩＣＴ化の取組につきましては，タブレット端末による電子会議システムや，議会のインターネット中継について，新庁舎での本格導入に向け，特別委員会の中でこれまで検討を進めてきたところでございますが，このたび一定の方針がまとまりました。
まず，タブレット端末による電子会議システムについてご説明いたします。これは，会議のペーパーレス化によるコスト削減や議員活動の向上を目的として導入するものでございまして，導入時期につきましては，平成30年度から紙媒体と併用という形でタブレット環境を試行的に導入し，平成31年度の改選後からのペーパーレス環境本格導入を目指すということになりました。環境としては，タブレット端末としてⅰＰａｄのセルラーモデルをリースし，議員全員に貸与すること，有料の電子会議システムを導入すること，通信費は全額公費とすることなどが決定したところでございます。
次に，議会のインターネット中継についてご説明いたします。現在の状況ですが，伺いましたところ議場の放送設備の経年劣化が激しく，満足な画質を安定して提供することができない現状にあるということでございまして，視聴できる場所も両庁舎及びまちかど情報センターの３か所に限られておりましたが，今回のインターネット中継を導入することによりまして，今まで議会を傍聴したくてもできなかった皆さんに対して，自宅のパソコンやスマートフォンなどから気軽に議会活動に触れていただく機会を提供することで，議会に対する理解をより深めていただくことができるものと考えております。環境としては，リアルタイムのライブ中継のほかに，好きな時に視聴ができる録画中継の導入も見込んでおりまして，新庁舎での初議会からインターネット中継が開始できるよう進めているところでございます。報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

関口委員長）ただ今，勝村委員から，議会改革推進特別委員会の検討結果として，議会のＩＣＴ化について，報告がございましたＩＣＴ化の方策として，タブレット端末による電子会議システムの導入や，インターネット中継の実施について，当市議会においても来年度から取り組むべきとの内容でございます。導入にあたっては，議会運営に関係するとともに，新年度予算へ計上も必要となります。そこで，勝村委員の提案を踏まえ，皆さんにご意見をいただきたいと思います。何かご意見等はございませんか。

大和田委員）ＩＣＴのタブレット端末なんですけれども，来年度は紙ベースでの資料配布もあるということでよろしいんですね。それで31年度の改選後から，希望があっても紙ベースでは配らないということですか。それとも希望があれば紙ベースでも配るということですか。

勝村委員）30年度については，併用という形で，31年度の改選後からの本格的導入ということで進めていくわけでございますけれども，その際，紙ベースをそれまでになくす考えでおります。一番議員さん方から言われているところではありますが，このような機械に慣れていないので使いこなせないというようなお話もございますけれども，当面はペーパーレス化という方向で進めていきますので，そんなに難しい作業ではありませんので，ご心配なさるほどではないかと考えております。

大和田委員）来年度は，紙ベースでも配布されるということなんでたぶん問題ないとは思うんですけれども，31年度改選後から紙でも必要だという議員さんも中にはいらっしゃるかもしれないので，その辺丁寧にやられた方がいいかなと思います。

関口委員長）暫時休憩いたします。

―休憩―　

関口委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。
皆さんの意見を集約いたしますと，実施すべきとのことであります。それでは，議会のＩＣＴ化の取り組みといたしまして，タブレット端末による電子会議システムや，インターネット中継について，実施の方向で進めていくことに了解いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
それでは実施に向け，議長において予算措置等お取り計らいいただきますようお願いいたします。
その他として，ほかに発言はございませんか。

谷田川副委員長）その他としてふさわしいかどうかわからないんですが，昨日の一般質問が終わりました。終わった時点で，だいぶ大きな声で問答があったという話を聞いております。それは，どのようなことだったのか。議場の中においてもそういう大きな声でやり取りをしていたという話がありますので。廊下においても継続して続いていたと。それは，いったい何が原因でそういうふうになったのか。議会事務局として，そういう現場に居合わせた状況，それはどういう考えで，決着がついたとは思っていないんですが，決着がつくまで見ていたのか。また，事務局としての対応はどうしてきちんとできなかったのか。そういう例は今までなかったと思うんですけれども。細かいいきさつ，それがわかればご説明願いたいと思います。

岡野議長）私が当事者なので，かいつまんで経緯について報告をしたいと思います。議会が散会をしまして，議長席にいましたところ，高野議員が市長に言いたかったのか，副市長に言いたかったのか，議長に言いたかったのか，その３人に言いたかったのかわかりませんけれども，近くに来まして，市長に答弁を求めたのに何で答えなかったのか，ということを大きな声で言ったと。執行部は特に話をしないので，私が下りていって，執行部の答弁なので，それは市長であっても必ずしも市長が答えるものではないかもしれない。それで手を挙げたのが副市長，というような話をしたら，ここでだいぶ大きな声になりまして，俺の言うことを聞かないとか，とにかくだいぶ声が大きかったので，言っていることがよくわからない。罵声だとか怒号だとかそのたぐいのものでした。それでとにかく市長が答弁を求めたのに答えなかったことに憤慨をしていました。それは，執行部に求めたものであって，全部が全部質問者の意向に沿うとは限らない。だから副市長が答弁したということだと思うというふうにしたら，また怒りだして，どんどんどんどんお前は何だ，お前はどんな立場なんだとか何だとか言っていたんで，私は議長なので議事整理権があるんですと言っても聞かない。とにかく大きな声で怒鳴ってずっときたということでありまして，何回も同じことを私は言ったんだけど聞く耳は持たない。それでどこにそういうものが書いてあるんだとか言ったので，それは私はあなたに説明する必要はない，自分で調べろということで，とにかく執行部に答弁を求めたので，私は副市長が手を挙げたので副市長に答弁を求めたということで，それでも納得いかない。平行線になったので，私は議長室に入ってしまったと。だいぶ興奮をしていて，大きな声で私が発言しようとするのを遮ろうとしたので，十分に自分の意見は述べることはできなかったというのが実情でありまして，私も不快感を非常に持ちました。議長に対してそういう態度をとることに私は問題があると。議会は散会はしたんだけれど，その内容について話し合いをするのに話し合いにはならない。怒号と罵声を浴びせてずっと私が議長室に入るまでそういう状態が続いたと。冷静な話はできなかったというのが私の感じたところ，体験したところでございます。以上です。

谷田川副委員長）いきさつは何となくは理解はしたところではありますけれども，いくら議会が散会したとはいえ，自分の意志の通りに議会の運営が進まなかったことに対して，怒号，罵声を浴びせる必要はあるのかなというふうな疑問は持っています。そこに事務局としても，現場に居合わせ，立ち会ったわけだと思いますので，その時の対応はどのようにしたのか，その辺もお伺いをしたいと思います。

関口委員長）暫時休憩いたします。

―休憩―　

関口委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。

事務局長）私もその場におりまして，お二人が議場の中から外に廊下を歩いているときに，ずっと後ろからついて行って大きなトラブルにならないように後ろからついていきました。そのあと，質問の通告，これは皆様にも一般質問の通告はしていただくと思うんですが，質問通告書に答弁を求めるもの，石岡の場合は答弁を希望するものという書き方をしております。これについては今まで質疑応答集などによりますと，あくまでも答弁を希望するものなので，誰々と書いたものに対して，それについては執行機関が判断するということになっておりまして，当然議員さんの立場としてはそれは最高責任者である市長に求めたいということで，市長と通告はされるかもしれませんが，それは執行機関が判断をすることだということで，そのあとご説明は申し上げております。

谷田川副委員長）そうすると，事務局長が話したことについて，例えば当事者の片一方の高野議員はどういうふうな反応を示されましたか。

事務局長）昨日，お二人のお話合いがあった後，本人から電話をいただきまして，その中で，答弁は希望するものということで，執行部の判断になりますというお話は申し上げました。

谷田川副委員長）そうすると，相手の判断が，今局長が話したような内容で理解をされたと思っていいですよね。そうじゃないと，これはまた同じような事態が起きないとは限らないと思うんです。事務局としてきちんとした対応をしていただかないと，これは昨日の話ばかりではないと思うんですけれども，こういうきちんとした決まりがありまして，例えば指定されても執行部が答える場合には，必ずしも要求した人に答えが出てくるとは限りませんよと，それをきちんと伝えていただかないと，私が指定しているのに何でその人が答えないんだと，おかしいんじゃないのかと，それは執行部また事務局の返答によっては，相手が理解できないという状況になりかねないんで，その辺のところはきちんと伝えてもらわないと，今後の運営に関しても同じようなことがないように努力をしていただきたいといいますか，ないのが普通なので，こういうことがあっては困りますので，その辺も併せてお願いをしておきたいと思いますので，よろしくお願いします。

石橋委員）今の事務局長からのご説明と，谷田川副委員長からの話を聞いていまして，私も若干勘違いをしていたところがあったなと気が付いた部分があります。答弁を求めるものということで理解をして，答弁者を指名させていただいたことがこれまであったものですから，今，事務局長のお話を聞いて，答弁を希望するものというふうなルールの中でこれまでも進められていたということです。ということであれば，今，谷田川副委員長のほうから，そういう部分の周知というお話でありましたけれども，議運の委員長もしくは議長名でもって，もう１度議員全員にそういった部分のルールの明確化というかたちで，文書でもって通知を出すのが一番よろしいのかなというふうに思います。以上です。

関口委員長）今，石橋委員からありましたように，答弁を希望するものと通告書に対して，もう１回文書で議長，委員長連名で周知したいと思いますが。
暫時休憩いたします。

―休憩―　

関口委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。
今，一般質問における答弁のことで話になったわけでございますが，一般質問における答弁を希望するものとして，答弁者を指定しておりますが，答弁者は執行機関が判断するものですので，質問者の希望通りにならない場合がありますので，ご了承いただきたいと思いますという文書で作成したいと思いますが，これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
では，この文書を議長名で出すか，委員長名で出すかは，事務局で調査のうえ，全員に出したいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
その他として，ほかに発言はございませんか。

〔｢なし｣と呼ぶ者あり〕

関口委員長）ないようですので，以上で議会運営委員会を閉会いたします。
なお，本日決定いたしました事項につきましては，各会派の皆様にご周知いただけますよう，よろしくお願いいたします。お疲れさまでした。