第２３回委員会　（１１月２７日）
出席委員	勝村孝行委員長，菱沼和幸委員，村上泰道委員，櫻井茂委員，新田茜委員
市執行部	なし
議会事務局	庶務議事課長（中山善正），庶務議事課長補佐（木﨑憲一）

勝村委員長）ただ今から，議会改革推進特別委員会を開会いたします。
　本日の議題は，お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
　初めに，議会報告会についてを議題といたします。
　議会報告会の報告書につきましては，前回まで協議を進めてきたところでございますが，お手元にお配りをしております報告書，これにつきましては，まず，作成頂いた櫻井委員から内容の説明を頂きまして，その後，皆様からご意見を頂きたいと考えておりますので，よろしくお願いいたします。
　それでは櫻井委員より，報告書案の説明をお願いいたします。

櫻井委員）前回の会議で皆様からご指摘を頂いた，修正箇所のいくつかの点で修正させて頂いたものを配布させて頂きました。細かい字句の訂正については修正させて頂いて，あと30ページの写真ですね，当時の会場の様子ということで。一番最後の写真を，前回は司会者を含めた議員の写真を載せていたんですが，今回につきましては，市民会館での開催時の会場の様子に差し替えをしました。その部分での修正となっております。あと，残りは総括的な意見ですね，委員長あるいは議長から今回の議会報告会をやったことについての感想であるとか，意見であるとかのまとめがあれば，報告書に載せた方がいいのではないかという部分については，まだ手当てしてませんので。今後それらについては委員長の方でお取り計らい頂ければと思います。

勝村委員長）ありがとうございました。以上で説明は終わりました。
　報告書案について，ご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長）ないようですので，先ほど櫻井委員から報告頂いたものに，委員会としての総括的な意見の部分，また，市民の皆様から頂いたご意見をどのように生かしていくのかの部分，それを追加する必要がございます。さらに報告書案を作成するにあたり，そのへんのご意見も頂きたいと思います。
　暫時休憩いたします。

－休憩－

勝村委員長）休憩前に続き，会議を開きます。
　特別委員会としての総括的な意見の部分でございますが，こちらにつきましては，私の方で取りまとめて，次回の委員会で私から報告させて頂きたいと思います。
　ほかにございませんか。

村上委員）今回の報告書をまとめて頂いた中で，質疑応答・意見交換の部分なんですけれども，やはり次回以降の議会報告会に生かすというのもありますけれども，報告書を議長に報告した後，各常任委員会でそれぞれ出た質疑・意見というのをきちんと委員会の中で，議論とか討論して頂いて，執行部にこういう意見をまとめた形で，正式に委員会として取り扱って回答をもらうという流れ。それから次回以降にその結果を報告会で報告できるような形をとると，報告会をやった流れというのがサイクルでできていいのかなと思いますので，ご検討頂ければと思います。

菱沼委員）今，村上委員からも話がありましたけれども，私も同感でありまして，その報告書に質疑応答・意見交換を記載することについては，できればやはり早い時期に掲載すべきだと思っておりますので，できればこの12月定例会の時にはアップできていければ。８月の議会報告会でありましたので，できれば第４回定例会中にアップできればいいのかなと思っております。

勝村委員長）ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長）それでは，ただ今お二方から頂きましたご意見につきまして，私から議長へ申し入れさせて頂きまして，各常任委員会で市民の皆様から頂きましたご意見等，協議して頂くという運びにいたしたいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　それでは次に提案事項，議会のＩＣＴ化の推進についてを協議いたします。
　議会のＩＣＴ化につきましては，過日，執行部から新庁舎におけるＩＣＴ化の考え方についてお話をお伺いするとともに，電子会議システムの検討をするにあたり，複数の会社のシステムを見せて頂くなどしてきたところでございます。
　そのような中，予算化を検討するにあたっては，タブレット端末，電子会議システムの仕様について決めていく必要がございますので，本日は，お手元にお配りさせて頂きました資料に基づきまして，内容の整理をしていきたいと思います。
　それではお手元の資料をご覧ください。12項目ございますが，順に進めてまいりたいと思います。
　最初に①購入形態についてですが，一括購入とすべきか，リースとすべきか，整理をしていきたいと思います。一括購入の場合のメリットは，途中での変更が可能，またデメリットは初年度の費用が大きい。一方，リースの場合のメリットは初期費用の圧縮，デメリットは年数の縛りが挙げられております。これらを踏まえまして，①の購入形態について皆様のご意見を頂きたいと思います。
　休憩します。

－休憩－

勝村委員長）再開します。
　①の購入形態について，ご意見はございませんか。

櫻井委員）一括購入とリースということで２つ大きな括りで提案されています。基本的には一括購入ということで市が端末，タブレットの所有権を得るというよりは，リースという形のもので機械の故障等も含めて，きちんと責任の所在，あるいは修理等の責任が担保できるような形の方がいいのかなと考えておりますので。リース契約の年数については議論のあるところだと思いますけれども，私はリースで行った方が管理・運用の面では非常にメリットが大きいのではないかと思います。

勝村委員長）ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長）ないようですので，ご意見をとりまとめますと，購入形態につきましてはリースでの取り扱いになろうかと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　次に②の導入時期でございますが，課題といたしましては，新庁舎移転後，いわゆる平成31年１月からと，改選後平成31年５月からとする場合，また平成30年度からという３点が挙げられます。また，それぞれメリットにつきましては，新庁舎移転後というのでありますと，移転後最初の議会から導入できるということ，またデメリットでありますが，数か月で改選となる。平成31年５月から，改選後ということのメリットですと，ユーザーの再設定処理が減る，デメリットは新庁舎移転後，初の議会で使えない。平成30年度からの導入でいきますと，メリットは新庁舎移転後，改選に関わらず導入可能。デメリットは新庁舎移転，改選が控えているということでございますが，こちらについてご意見を頂きたいと思います。

菱沼委員）導入時期ということで，今，委員長からるる説明がございました。私としては，平成30年度から試行的に１年間やってですね，その後改選して，また新たなスタートを切っていければいいのかなと思っておりまして。やはり１年間で覚えられる人と覚えられない人といるかもわかりませんが。まず試行的にやっていかないと，せっかくこの，我々議会改革推進特別委員会でタブレットの導入，ひとつのペーパレス化ということで，ずっと今まで議論してきておりますので，できれば平成30年度から試行的に導入できればいいのかなと思っております。

櫻井委員）私も今，菱沼委員さんと同意見でございます。もう一つですが，当然このペーパレス化ということで意識していった場合，予算書，決算書というハードルがあります。これにつきましては，初年度については申し訳ないですけれども併用方式ですね，タブレットと紙ベースの併用で対応して頂いて，議員によっては紙ベースはいりませんよという方もいらっしゃると思いますけれども，そういったどちらかと言えばスキルの高い議員の方々が，その導入に向けてリードしていくというところが必要なのかなと思います。　
　一方で⑥の台数ですね。これが関係してくるのかなと思っています。今回の台数は30台，議員と事務局，あるいは60台，議員プラス執行部プラス事務局ということで，２つ提案されておりますけれども，実際に予算，決算の場合課長級の職員が出ますので，これ60台という端末では済まない可能性があるんですよね。そういった意味でも，どこまで執行部が課長級以上の職員に対してタブレットを配布するのかわかりませんけれども，紙ベースというところからは多分逃れられないんじゃないかと思うんですよね。執行部は自分たちが持っているパソコンを持ち込んで対応するということになると，ネット環境が議場の場合，充実していませんので，そのへんも含めて新庁舎のオープン後，どうしていくのかというのは執行部で考えて頂くしかないのかなと思っています。
　そういうことでありますので，できれば議会側としては平成30年度から１年間は試行期間として，タブレットを利用しつつ，紙ベースを利用したい方はその余地も残すと。それで改選後，これについては一斉にタブレット端末でペーパレス化を推進していくという方向性で進めて頂ければありがたいと考えています。

勝村委員長）休憩します。

－休憩－

勝村委員長）再開します。
　それでは②の導入時期につきましては，皆様からのご意見をとりまとめますと，平成30年度から試行的に導入するということになろうかと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　次に，③ＯＳの種類でございますが，Ｗｉｎｄｏｗｓ系，Ａｎｄｒｏｉｄ系，ｉＯＳ系。Ｗｉｎｄｏｗｓ系のメリットといたしましては，Ｗｉｎｄｏｗｓ系パソコン，ソフトと親和性が高い，デメリットは安定性に不安がある。Ａｎｄｒｏｉｄ系のメリットは端末に依存しないため，安価である。デメリットは未対応のシステムありということでございます。ｉＯＳ系のメリットは操作性，安定性があるということ，デメリットは端末に依存するため，費用面で割高であるということでございます。こちらについてご意見を頂きたいと思います。
　休憩します。

－休憩－

勝村委員長）再開します。

櫻井委員）Ｗｉｎｄｏｗｓ系，Ａｎｄｒｏｉｄ系，ｉＯＳ系という３つの仕組みですね。ＯＳの提案があります。これらのメリット，デメリット確認していく中でいけば，まず操作性について，あとハード，ソフトの安定性ですね，これらが一番優先されるべきものなんだろうと思います。色々なデータのやり取りを行う中で，ハードあるいはソフトが壊れてしまって，運用ができないということになれば，最終的に事務局なり，リース会社に機械の交換を申し出るという話になってしまいますので，審査に影響する可能性もありますから，基本的にはｉＯＳ系。一番安定性があり，色々なソフトとの親和性が高いものについて利用していくべきなんだろうと思います。

勝村委員長）ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長）ないようですので，③ＯＳの種類につきましてご意見をとりまとめますと，ｉＯＳ系。操作性，安定性に優れているということになろうかと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　暫時休憩いたします。10分程度といたします。

－休憩－

勝村委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。
　続きまして④のサイズからでございますが，皆様にそれぞれお配りしてありますので，説明を省いていきたいと思いますので。④から順番にご意見を頂きたいと思います。

村上委員）まずサイズは，私としては大きいサイズがいいかなと思いますので，12インチと思っております。
　⑤の導入モデルは，とりあえず試用期間であればＷⅰ－Ｆⅰだけでいいかなと思っております。
　台数についてもとりあえず議員，事務局だけでいいのかなと。まずは思っております。
　付属品は余計な作業が必要になるので，なくていいのかなと思います。カバー程度はあってもいいのかなと思いますけれども，そのへんはリース会社との相談かなと。
　共有システムに関しては，試用期間は無料ソフトでいいのではないかなということで。ですから⑩のその他のソフトも，リース会社でもともと導入されているものなのかどうかというのも必要ですので，無料版で十分かなと思いますけれども，リース会社の中に入っているソフトで，そのソフトがどういうものがあるのかというのがちょっと相談なのかなと思います。
　⑪は特に取り扱いませんのでいらないのかなと思います。
　⑫通信費につきましては，Ｗⅰ－Ｆⅰですので特段現状の対応でできるのかなと思いますので，プラスの費用はかからないと思っております。
　グループウェアについては現時点では不要なのかなと思っております。

菱沼委員）まずサイズですが，確かに村上委員からも話がありましたように，12インチという部分については，画面が大きい方が確かに見やすいということはありますけれども，やはり持ち運びのことを考えると，ちょっと12インチは。そこに置きっぱなしであれば大きいサイズがいいと思いますけれども，やはり持ち運びやすさを考えれば10インチがいいのかなと。私の考えとしてはそう思っております。
　それから導入モデルは先ほど村上委員が言ったとおりＷⅰ－Ｆⅰで。また台数も規模を大きくするという部分においては事務局，執行部まで含めるとかなりの台数になってくるので，試行的な部分であれば30台という感じかなと思っております。
付属品も実際ⅰＰａｄのＰｒｏを使うのであればタッチペンが必要になってきますけれども，Ｐｒｏを使わなければタッチペンが必要ないということがありますので。カバーはやはりどうしても落としたりとかという可能性がありますので。カバーはやはり必要かなと思っております。
　共有のシステムにつきましては，当面無料のソフトで対応できればと思っております。その他のソフトも無料版でいいのかなと思います。
　通信費も今の現状の部分で対応できるのかなと。グループウェアについても先々は必要になってくると思いますけれども，現状は必要ないと思います。

櫻井委員）私はまずサイズですね，こちらについては10インチでよろしいのかなと考えております。
　導入モデルについてはＣｅｌｌｕｌａｒ，どこでも使えるというものでいくべきなんではないかと考えています。というのはＷⅰ－Ｆⅰ環境が十分整っていませんので，本会議場も含めて。２年ないし３年リース，４年，５年と考えられるんでしょうけれども，その中で配布される機械を使っていくのであればＷⅰ－ＦⅰではなくＣｅｌｌｕｌａｒモデルも必要なんじゃないかと思います。
　⑥台数についても，本会議場でかつての議事録を確認して，こういう答弁しているんだよというのが，議会側だけが見れていいのかなという思いがありますので，当初段階で60台が必要なんじゃないかと，執行部の分ですね。そのように思います。
　付属品に関しましてはなしでもいいのかなと。キーボードに関しては非常に安く手に入りますので。私自身も携帯用の分離しているキーボードを持っていますけれども，千五，六百円ですから，使いたい方は自前で買ってもいいのかなと感じておりますので，付属品はなくてもいいのかなと思っております。
　共有システムについては，皆さんから意見がありましたように無料ソフトで対応，多分できるかと思いますけれども，これがハードとソフトが一体として考えるのであれば，当初から入れる必要あるんでしょうけれども，これ分離してハードだけ先にリースして，改選後にソフトだけその機械に導入できるということであるならば，無料のソフトでいいのかなと思います。それに合わせて⑨のその他のソフトも同様で，無料版ということになろうかと思います。
　⑩，⑪につきましては，先ほど私はＷⅰ－ＦⅰプラスＣｅｌｌｕｌａｒという考えを示しましたので，こちらも関係してくるんですけれども，通信費に関しましては，県内他市については全額公費ということでやられているようですので，石岡市も同様に全額公費で対応して頂けたらと思います。
　⑫のグループウェアにつきましては，先ほどの共有ソフトの考え方と一緒ですけれども，現時点では不要という考えです。

新田委員）私はサイズとしましては，村上委員と一緒で12インチを希望ということで，Ａ４原寸サイズで表示可能ということがあるので，普段見慣れているＡ４サイズのものが見れるからいいのかなと思います。
　導入モデルについては，基本的にはＷⅰ－Ｆⅰ環境がある場所に限られるということで，Ｗⅰ－Ｆⅰのみでいいと思うんですけれども，試行期間を考えると今の状態だとＷⅰ－Ｆⅰの環境が整っていないので，本会議場では使えないのかなと考えられるんですが，基本的には私はＷⅰ－Ｆⅰでいいと思います。
　台数に関してですが，理想は執行部もあるのがいいと思いますけれども，現状考えると事務局の30台でいいのかなと思います。付属品に関しましても特段いらないのかなと思います。
　共有システムに関しては皆さんおっしゃっているように，現状では無料のソフトで，その次の，その他のソフトに関しても基本的には無料版の使用になるのかなと思います。
　⑩，⑪についても基本的にはＷⅰ－Ｆⅰがいいのかなと思いますので。
　グループウェアに関しても現状では不要であるのかなと思います。

勝村委員長）ありがとうございます。
　休憩します。

－休憩－

勝村委員長）再開いたします。
　それでは④から⑫まで皆様のご意見を取りまとめますと，④のサイズにつきましては12インチといたしたいと思います。
　⑤の導入モデルにつきましてはＷⅰ－ＦⅰプラスＣｅｌｌｕｌａｒ。
　⑥の台数でございますが，30台といたしたいと思います。
　⑦の付属品につきましては，タッチペン，カバーの２つを付けるということにしたいと思います。
　⑧の共有システムですが，これは有料のソフトを使用ということにしたいと思います。
　⑨のその他のソフトにつきましては無料版を使用。
　⑩の通信費については全額公費。
　⑪の通信費の政務活動費の充当割合は，全額こちらも公費で。
　⑫グループウェアにつきましては不要ということでございました。
　④から⑫につきましては，そのようなことになろうかと思いますが，これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　それでは，タブレット端末，電子会議システムの導入に際しての基本的な考え方については，そのようにいたしたいと思います。
　次に，議会ＩＣＴ化の推進の一環としての議会インターネット中継についてでございますが，その内容と進捗状況について，事務局に説明を求めます。

庶務議事課長）私から，議会インターネット中継についてご説明をさせて頂きます。
　初めに，現在の議会中継の状況について，確認の意味で改めてご説明を申し上げます。現在は，定例会中の本会議，臨時会，予算特別委員会，決算特別委員会について，仮設庁舎及び八郷総合支所の共聴設備を利用したライブ中継を行っておりまして，市民ロビーのテレビで視聴ができるようになっております。また，仮設庁舎とテレビ電話回線でつないだ，まちかど情報センターでも視聴が可能となっております。
　しかし，議場の放送設備は経年劣化が激しく，満足な画質を安定して提供することができない現状にございまして，視聴できる場所も両庁舎及びまちかど情報センターの３か所に限られていることから，様々な理由から傍聴に来たくても来られない市民の方が，議会情報に触れることができる機会が限られていることが課題となっておりました。　　　
　新庁舎建設に際して策定された石岡市新庁舎建設基本計画には，庁舎建設特別委員会の中間報告の内容も反映されておりまして，その中には「インターネットを通じた画像配信，市民の議会への関心に応えるための機能を取り入れる」という記載がございます。インターネット中継を導入することによりまして，今まで議会を傍聴したくてもできなかった皆さんに対して，自宅のパソコンやスマートフォンなどから気軽に議会活動に触れて頂く機会を提供することで，議会に対する理解をより深めて頂くことができるものと考えております。
　具体的に事務局で考えておりますインターネット中継システムは，リアルタイムのライブ中継のほかに，好きな時に視聴ができる録画中継，また，すでに導入しております会議録検索システムとの連動も想定しまして，新庁舎での初議会からインターネット中継が開始できるよう，現在，予算化に向けた準備を進めているところでございます。

勝村委員長）以上で説明は終わりました。
　ただ今の説明内容について，ご質問等はございませんか。

菱沼委員）庶務議事課長からシステムについて報告があったわけですけれども，会議録とのジョイントというのは具体的にどういったものなんでしょうか。

庶務議事課長）現在，会議録検索システムから，そこの会議録部分のインターネット中継を見たいといった場合に，そこからリンクですね，すぐ映像までたどれるように，あるいはその逆もそうですね。インターネット中継から今度は会議録検索システムの方に。ちょっと会議録を検索したいといった場合に，そこと連動して，その部分をすぐ直結して見られるような，そのような連携を図りたいと。図れる可能性があるというように考えております。

櫻井委員）そうしますと，新庁舎が完成した後の対応という形になろうかと思いますけれども，新庁舎の中で議会中継，ネット中継ができるような取組のために，ハード，ソフト両面で整備をしていくわけですけれども，逆に言いますと，インターネットを見られるようになった場合は，まちかど情報センターの中継の仕組みはやめるという形でよろしいんですよね。

庶務議事課長）先ほど申し上げましたように，現在は電話会議システムで中継をしているわけですけれども，インターネット中継が完成した時には，インターネットの中継画面を少し大きな画面でご覧頂くように担当部署とは調整しているところでございます。画像も十分視聴可能だということで確認しておりますので，そのようなインターネット中継で見て頂く対応で考えてございます。

櫻井委員）そうしますとリアルタイムの中継ではなくて録画。

〔「リアルタイムでも中継を。」と呼ぶ者あり〕

〔「リアルタイムでもやるんですか。わかりました。」と呼ぶ者あり〕

村上委員）ひとつ確認なんですけれども，国会なんかも，今リアルタイムの話ありましたけれども，リアルにそのまま流すのか，いったん画像をデータに落とし込んだものを流すのかで。確か国会の参議院は３秒間くらい中継のタイムラグが存在する仕方だったんですよ。リアルだとただ流しているだけで，後からさかのぼりするためのデータと別での画面が必要になるのか。どのようなデータの管理になっていくのかというのはわかりますか。たれ流しのライブ中継だけなのか，データを一括でまず受け止めたものを，タイムラグがある中で発信していくのか，どういう仕組みになるんでしょう。

勝村委員長）暫時休憩いたします。

－休憩－

勝村委員長）再開します。
　ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長）ないようですので，それでは議会のインターネット中継，議会のペーパーレス化といった議会ＩＣＴ化に向けた取組は，議会運営に係ることでございますので，本日決定した事項について，委員長において議会運営委員会に報告してまいりたいと思いますが，これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　議会のＩＣＴ化の推進について，その他ご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長）ないようでございますので，議会のＩＣＴ化の推進についての協議はこの程度といたします。
　次にその他でございますが，何かご発言等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長）ないようでございますので，以上で，本日の議会改革推進特別委員会を閉会いたします。
　ご苦労様でした。