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議会中継
  


平成29年度 経済建設消防委員会

 第8回委員会 (11月17日)
出席委員 村上泰道委員長,大槻勝男副委員長,島田久雄委員,関口忠男委員,石橋保卓委員,川井幸一委員
市執行部 【経済部】
 経済部長(諸岡広明),経済部次長(越渡康弘),農政課長(武川俊郎),商工課長(山口哲史),観光課長(廣瀬政和)
【都市建設部】
 都市建設部長(福田嘉夫),都市建設部次長(島田美智男),下水道課長(柴山伊佐夫),建築住宅指導課長(林秀憲),道路建設課長(額賀均),道路建設課副参事道路建設担当(吉田昌司)
【農業委員会事務局】
 農業委員会事務局長(鈴木仁),農業委員会事務局課長(田村幸生)
議会事務局 庶務議事課長補佐(木崎憲一)


村上委員長)ただ今から,経済建設消防委員会を開会いたします。本日の議題につきましては,お手元に配付いたしております協議案件書のとおりであります。
 次に,本日の案件に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。初めに,所管事務の調査として,農産物直売センター「石岡そだち」についてを議題といたします。本件について,執行部から説明を求めます。なお,発言は挙手によりこれを許します。

農政課長)農政課からは,農産物直売センター「石岡そだち」につきましてご説明いたします。
 お手元に配布させていただきました資料1ページをお開き願います。最初に農産物直売センター「石岡そだち」についてでございますが,稲作中心の農業から,園芸作物を導入した農業経営への転換を推進し,収益性の高い農業の確立を図る目的で,平成7年度県単補助事業,自立農業確立緊急対策事業を活用し,平成8年4月に農産物直売センターとして開館いたしまして,本年度末で22年を経過いたします。
 直売センターの管理運営につきましては,JAひたち野,現在のJA新ひたち野でございますが,平成8年4月から平成28年3月まで,途中,指定管理制度への移行を含め20年間の管理運営を行いました。JA新ひたち野の撤退後,NPO法人シャロームが指定管理者となり平成28年7月に再オープンし,法人が独自に行って来た野菜の直売等の経験を活かし,安全・安心な農産物の提供に努力してまいりましたが,食料品から生活用品まで揃う大手スーパーの影響や出荷農家の確保が進まなかったことなどにより,厳しい経営状況が続いているとともに,改善の見込みも難しい状況にございます。
 このような状況から,再建の可能性を含め検討してまいりましたが,農産物直売センターにつきましては,指定管理期間の満了を迎える平成30年3月の本年度末をもって廃止する方向とし,敷地につきましては地権者に返還する方向で協議しているところでございます。説明は以上でございます。

村上委員長)以上で説明は終わりました。本件につきましてご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

関口委員)来年3月で終了するような話でしたが,その建物と跡地のことは,契約の時にどのようにしてあったのか。更地にして返すとか。そういった条件ですか。どのようになっているのですか。

農政課長)土地の借用条件でございますが,手元に借用書の資料はございませんけれども,基本は借りた状態に近いといいますか,更地にして返却する形と認識しております。

関口委員)この建物なんですが,土地の所有者とお話をしたことがあるのですが,できれば建物をそのまま使いたいような話もしていましたので。担当として,今後そういった話も詰めて頂きたいと思います。よろしくお願いします。

大槻副委員長)このNPO法人なんですが,結局業績が伸びないからおやめになるという話なんですが,それまでにね,私も色々お話を聞いたんですけれども,シャロームさんの話によると,野菜類が農家から入ってこないと。それが一番の問題だったと。この件についてね,経済部で例えば生産者に対してね,働きかけはしたんでしょうか。

農政課長)シャロームが運営を始まった当初,前の指定管理者でありましたJA新ひたち野にも声をかけさせて頂きまして,近く周辺の農家さんのご協力を求めた訳なのですが,JA新ひたち野も野菜の少ない端境期の時に出品する野菜を石岡そだちにとられてしまうと,自分の店舗の運営がまずくなるということで,JA新ひたち野からは農家の紹介は断られてしまったという動きがございます。他の理由でございますけれども,やはり出品してくれる農家さんが中々いなかったということもございますけれども,シャロームでも独自に無農薬の野菜をつくっている農家さん,色々な果物をつくっている農家さんなど独自に探されていたこともございます。農家さんの確保につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。

大槻副委員長)これは,私がある人からお話を聞いたんですけれども,シャロームさんからの話ではありませんよ。この野菜,果物が入ってこない理由として,JAさんの圧力がかけられているんだと。そのようなお話があったんですけれども,何かお話は聞いていますか。

農政課長)JA新ひたち野さんからのそういったお話ということでございますけれども,ご説明させて頂きましたように,私どもでもJA新ひたち野には農家さんを紹介して頂けないかということでお願いした経緯がございます。そういった中でやはり野菜の少ない時期の心配があったということで断られてしまった経緯がございますけれども,圧力とかそういうことについては,私どもは把握してございません。

石橋委員)2,3点お伺いしたいことがあるんですけれども,来年,平成30年の3月で閉鎖という方向性で考えているということで,再度確認をしたいのですがよろしいですか。

農政課長)私どもとしましては来年の3月で閉店して,廃止という形で考えております。

石橋委員)そうしますと,先ほどの説明の中で,私が理解をした内容としては,NPO法人シャロームの経営があまりよくいかないというようなご説明があったかと思います。今回,来年の3月をもって閉鎖するという部分については,シャロームから撤退の意思を受けて,市の方でそういう判断をしたのか,お伺いいたします。

農政課長)シャロームさんからはそういった事業を撤退したいという申し出はございませんでした。これまで定期的に経営状況等報告をしてもらっている中で,やはり売り上げが中々伸びないという現状がございました。理由としましては,周辺の立地状況といいますか,環境もあるのかと思うのですが,どうしても近隣に大手のスーパーが進出して,生鮮食料品から日用品まで全てそこの一箇所で買い物がすんでしまう。どうしてもそういった店舗にお客様が流れてしまう状況があるのかなと思います。直売センターの裏には住宅地が広がっておりまして,ある程度の購買人口はあると思われます。決して購買人口が少ないとは考えてはおりませんけれども,そういった大型店に流れてしまうという状況がございました。これまでもシャロームさんの方でも独自に木曜朝市や,お盆やお彼岸の切花の販売などされていた訳ですけれども,そういった中でも売り上げが中々上がらないということで,今回のシャロームさんの指定については1年9か月という期間であったのですが,そういった中で,例えば今後の再建ですとか,仮にシャロームさん以外の新たな事業者,そういったことも考えても,やはりそういった立地条件からですと,直売所の運営は難しいかなということで,シャロームさんからの申し出ではなく,そういった状況を判断しまして廃止という方向としたところでございます。

石橋委員)今,るるご説明をお聞きした訳なんですけれども,そもそもシャロームに指定管理者として指定をした時点で,来年の3月,1年9か月の予定だった訳ですよね。そういう中で,今回閉鎖をするという結論を出した経過の中でですね,シャロームの売り上げが伸びないとか,なんかシャロームの運営の方に問題があったので閉鎖をするというような理由に聞こえるんですよ。でもそもそもJAでやっていた当時から売り上げが伸びない。その時点で既に大型スーパーが近くにある。条件が悪かったのは十分にわかっていた上で,今更それを理由にするというのは,私はちょっと納得ができないのかなと。1年9か月の時点で新たに指定管理者を募集するということ自体に無理があったのではないかなという感じがするんです。今のご説明を聞いていますとですね。いずれにせよ,ここの部分借地で地権者の方1名ということなんですけれども,答えられる範囲の中で結構なんですけれども,私が仄聞しているところでは,地権者の方から返還を求められているというお話を伺ってはいるんですが,そういった理由で来年の3月をもって閉鎖をして地権者に返還するという流れになっているのではないかなと。それをお伺いさせ頂きたいと思います。

農政課長)まず,今回の指定管理期間1年9か月の理由でございますけれども,この建物につきましては,県の補助事業を使って整備したものでございまして,耐用年数といいますか,そういったものが設けられております。木造店舗の場合ですと22年という期間がございました。そういったものを勘案しまして1年9か月とさせて頂いたところでございます。地権者さんからのそういったお話でございますけれども,JAが撤退するという相談を受けた頃ですね,地権者さんの方からも撤退ということであれば返還についての相談をしてもいいというお話は当時ございました。しかし,市としましてもそういった耐用年数と新たな事業者での展開の模索もしていたものですから,その時点での返還ということは考えておりませんでした。そういった形で1年9か月とさせて頂いたところでございます。

石橋委員)諸々の事情があって1年9か月というのは理解をするところなんですけれども,来年の3月で閉めるにあたってですね,現在指定を受けているシャロームの内情がどうとかこうとかいう部分については,理由にはならないんではないですかということを私は申し上げている訳です。
 補助の絡みで,昨年の7月の段階で,地主に返還をする,建物を壊して現状で戻すということが,補助金の制約でできなかったということかと思うんですけれども,であればですね,その時点で,1年9か月という限られた期間の中,指定管理者として手を挙げてくれたNPO法人に対してですね,先ほど副委員長から話がありましたように,本来であれば,野菜とか直売所で販売する品物について,ある程度市の方としても,もうちょっと力添えをしてあげられたら良かったのではないかなと思います。
 もう1点確認したいのですが,先ほど先輩委員から返還する際に地主さんから既存の建物について活用したいとか,そのような希望があるとのお話があったんですけれども,契約上は現状に復しての返還ということでよろしいですか。

農政課長)今,手元にその契約書がございませんので,正確なお答えはできませんが,担当としましては,建物は取り壊しをして更地で返還ということで考えてございます。

石橋委員)賃貸借の契約上,それが一番常識的な内容であるし,対応であるかなと思うんですが,仮に地主さんの方で建物はうちのほうで使いたいから残してくださいというような希望があった場合,市としてどのような対応を考えているのかお尋ねいたします。

農政課長)地権者さんからの,そういった建物を残して頂きたいとの要望があった場合につきましては,市の一般財産といいますか,そういったものに則りまして,例えば払い下げといったものを検討していきたいと考えております。

島田委員)指定管理料はどのようになっているのですか。市でやめてくださいと言った場合と,NPO法人がとにかく自分らの経営が行き詰ったからやめますという場合では違うと思います。指定管理料の返還もあるのかと思いますが,そのへんをお聞きしたいと思います。

農政課長)こちらの直売センターの指定管理料につきましては,発生しておりません。ですので,仮に指定管理が終わった時点でも,そういった金銭的な精算というのはないような状況でございます。指定管理者の販売収入を運営経費にあてて運営して頂くという状況になってございます。

島田委員)今まで,できた当初からあそこの直売所の評判は良くなかったんですよね。我々が色々な情報を聞いている中では。そうした中で,補助期間が22年ということで,その期間はと無理をした部分もあったのかなと思うんですが,これはそこらへんの後始末についても,更地にして返すとなると経費もかかる。そのへんのところも地主ともよく相談して,できるだけ経費のかからない方法でしたほうがいいと思います。

村上委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,ふれあい農園についてを議題といたします。本件について,執行部から説明を求めます。なお,発言は挙手によりこれを許します。

農政課長)続きまして,資料2ページ,併せて3ページをご覧願います。東府中地区と宮部地区にございます,ふれあい農園についてでございます。これまでの委員会等でもご指摘を頂いており,広報紙やホームページでの募集案内を行ってまいりましたが,利用率が改善していない状況にございます。
 資料3ページの利用率の推移をご覧願います。折れ線グラフ青が二つの農園を合わせた利用率でございますが,利用が一番多かった平成8年度79.6%に対し,平成29年度は,37.3%と半分以下となってございます。農園別の利用率につきましては,記録が残っている平成17年度以降でご説明いたします。緑色が東府中農園でございまして,平成17年度の利用率66.4%に対し,平成29年度は55.8%,赤色が宮部農園でございまして,平成17年度55.1%に対し,平成29年度は25.7%と利用が減少しており,特に宮部農園につきましては,顕著なものとなっております。
 宮部農園については,水田の土のため塊ができやすく,これまでに堆肥や土壌改良剤を散布して土づくりを行いましたが,畑の様にはいかず,利用者に不便をきたす状況もあることや,大雨時の冠水や排水の心配などが減少の要因ではないかと考えているところでございます。また,若者の家庭菜園離れや利用者の高齢化,保健福祉部が管理している高齢者健康農園に利用者が流れてしまうことなどの影響も,利用率や新規の利用者が伸びない要因と思われます。このような状況から,宮部農園につきましては,次年度以降,規模を縮小する方向で検討を進めてございます。具体には,2筆借地しておりますが,一筆を返還し約2分の1に縮小する予定でございます。
 今後の利用対策としまして,広報紙やホームページでの募集案内に加え,定年帰農への誘導や自然派志向の野菜作りなど,農園に興味を持ってもらうきっかけづくりなども検討し,利用促進を図ってまいりたいと考えております。説明は以上でございます。

村上委員長)以上で説明は終わりました。本件につきましてご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

石橋委員)東府中と宮部の借地料はいくらになっていますか。

農政課長)借地料でございますけれども,宮部地区農園が80万9,050円。東府中地区農園が43万9,020円,合わせまして124万8,070円でございます。こちらは28年度の決算でございます。

石橋委員)それぞれの農園の1区画の面積をお伺いします。

農政課長)1区画30平米となっております。

石橋委員)資料の3ページ目にある2農園というのは,どこにある農園ですか。

農政課長)2農園というのは,ふたつの農園の合計の利用率でございます。

石橋委員)現状はよくわかったのですが,区画を大きくするという考えはあるのかお伺いいたします。

農政課長)現在,1区画30平米ということで,ご用意させていただいているところですが,今のところ1区画30平米で継続していこうという形で考えてございます。

石橋委員)いずれにしても,宮部は土壌に問題があるということで,将来的には土壌の改良が難しいということであれば,1つの農園に集約ということも将来的には考えなければならないのかなと思うんですけれども,そういうことも踏まえて,今後検討して頂ければと思います。

関口委員)それぞれふたつの農園の利用者の住所ですね,利用者の住まいの割合,地元石岡市が多いのか,地区外もいるのかをお伺いいたします。

農政課長)利用者につきましては,石岡の市民の方ということになっております。ふたつの農園がございますけれども,やはり農園の近くに住まわれている方が半数から6割という状況でございます。

関口委員)以前から,予算決算の時に私はこのふれあい農園について質問をしているのですが,ホームページや市報で周知しても利用者がなかなか増えないということですよね。そういった中で,もっと早めにそういう対応は取れたのかなと思っておりますので,今回そういった見直しをしたということは,妥当かなと思っております。

大槻副委員長)宮部地区のふれあい農園について,雨が降るとこれ冠水してしまうんですか。

農政課長)通常の雨であれば,さほど心配はないのですが,やはり近年の集中豪雨や台風ですと,土地柄低い土地であり,元々水田ということもございまして,そういった心配があるという意味での説明でございます。

大槻副委員長)土壌が悪いということですが,これ借地ですから,地主さんにお話をしてですね,そういう悪い土地であれば悪いなりに土の入れ替えをしたりするなどの考えはなかったのですか。

農政課長)こちらの土につきましては,元々田んぼでございまして,そこに水田,田んぼの土を入れたという状況でございます。やはり元々畑のところの土と比べますと,畑の土はロータリーで耕すとふかふかになるのですが,やはり元々田んぼの土ということで,中々畑と同じような土にはならないということで,水田での転作でそばなどを作っていますけれども,そういった大規模な中ではあまり気にはしないんですけれども,やはり葉物とか,背丈の低い野菜となりますと,どうしても田んぼの土ですと畑と違って作りづらいのかなという点がございます。
 土の入れ替えでございますが,整備した当時は県の事業等を利用して,県に無償で土を提供して頂いたという経緯がございまして,整備当時からなるべく経費をかけないでの整備ということで進んでございました。やはり土の入れ替えとなると購入しての土となりますので,金額が莫大な経費がかかりますので,担当としてはもちろん土の入れ替えができれば一番いいことではあるのですが,経費の関係から土の入れ替えは行ってきていないという状況でございます。

大槻副委員長)最初からね,わかっていた訳でしょう。田んぼのところに田んぼの土を入れた。これ畑になりませんよね。土壌が悪いのであれば30センチかそこらでもね,新しい土を入れようというそういう考えは持たなかったんですか。

農政課長)土質についてですが,まったく野菜が作れないという訳ではございませんで,畑と比べますと若干作りにくいかなという,そういった土質でございます。それで,整備した当時,農地の高さがわきの水田の高さと同じという状況でございますので,整備当時は土を入れたという経緯がございます。その後,堆肥を投入したり,石灰などの土壌改良剤を入れたという経緯がございます。

大槻副委員長)ちょっと見たところね,区画数が152あるんですよね。利用者数は17名ですよ。これだから,皆さんがここを借りても作物はできないと。皆さん作物ができないということがわかっているんじゃないですか。

農政課長)宮部農園につきましては,全体152区画で利用区画は39区画となってございまして,1人の方が2つまたは3つ借りている利用者の方もおります。それで繰り返しの部分はございますが,まったく野菜が作れないということではございませんでして,畑と同じようにはいかないのですが,作物は作れる状況になってございます。

大槻副委員長)あのね,きちんとした畑として利用できるようにしてお貸しするんでしょうよ。そうじゃないですか。これね,利用料6,290円貰っているんであれば,きちんとすべきでしょうよ。畑として利用者は借りる訳ですから。いろんなものを作りたいんですよ。作れなければ借りる人いないでしょうよ。だから,きちんと土の入れ替えをしてやるべきだったんじゃないかと私は思うんだけれども。だから借りる人がいないんですよ。これ,おそらく無料にしても借りる人いないですよ。ですから,今後はですね,きちんとやってくださいよ。

島田委員)宮部の貸し農園については,元々から知っているところなんですが,今回,半分を返すということなんですが,いくら悪い区画であっても,地主が2軒あって,1軒のほうに全部の農園があればいいけれども,全部に区画が点在している時に,片方返すのは大変ですよ。何故かというと,自分で作っている区画というのは,これ,20年もつくっていると愛着がわいてくるし,たぶんそれなりに土壌改良もやっているだろうし。これ,今作っている人はあの中で点在しているんでしょう。

農政課長)今2筆借用しておりましてその片方を返還するという形での考えでございますが,今委員からございました件ですが,今回,幸いにも片方返還する区画には39区画の内,約2割くらいで,残りの8割は残る方で利用されているということで,引き続き利用される方については,早い段階で残る区画をご案内して,利用の継続を呼びかけてまいりたいと思います。

島田委員)やはりある程度の期間をおいてよく説明して,残っている2割の方は作りづらいながらも,やはり愛着を持って作っていると思いますので,こちらの意見を言って向こうの意見も聞いてやらないと色々トラブルも出てくると思います。あそこ2枚なんだけれども,昔の100円道路のほうが低かったんだよな。宮部に行くほど高い訳だよ。2枚あって,下のほうに地権者がいっぱい残っていて上を返すとなると,上は田んぼにする可能性がある。そうすると田んぼが水を張った時にしけて使い物にならなくなるという懸念もあるんだよな。本当に慎重に対応をしていかないと,後々問題がおきてくると思いますので,そのへんも十二分に考慮してお願いいたします。

村上委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他の件で執行部より発言を求められておりますので,これを許します。はじめに,経済部から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

農政課長)私からは,第4回定例会へ上程を予定しております補正予算2件と台風21号・22号の被害状況につきまして,ご報告させて頂きます。
 まず,補正予算の一つ目でございますが,農地の貸し借りを仲介し,農地の集約,農業経営の拡大等,農用地の効率的利用を促進し,生産性向上を図る農地中間管理事業にかかる,農地集積協力金の計上を予定してございます。当初予算編成時点では,取組地区が確定していなかったことから,補正予算にて審議をお願いするものでございます。対象地区につきましては,新規地区としまして柿岡の八重地区のほか,これまでに取り組んできました,東成井や大塚地区の新規貸付となってございます。
 次に二つ目でございますが,就農間もない農業者を支援する青年就農給付金の増額計上を予定してございます。今年度に入り,就農計画が申請され認定の見込みとなったことから,夫婦1組,単身1組の下期給付金を追加するものでございます。なお,名称につきましては,国の方で行いました一部見直しに伴い,農業次世代人材投資資金となりましたが,国の方でも青年就農給付金の名称を併用してございますことから,本年度につきましては,青年就農給付金とさせていただいておりますことをご理解くださいますようお願いいたします。
 次に,10月に発生しました台風21号・22号による農作物等の被害状況についてご報告いたします。まず, 台風21号でございますが,そばや大豆,ネギに冠水や倒伏の被害がございました。ソバにつきましては,宮部地区や山王川大谷津付近,東大橋地区などで約5ヘクタールの冠水,大豆につきましては,片野や下青柳地区などで約2.5ヘクタールの冠水,ネギにつきましては,東成井地区で約2ヘクタールの倒伏被害がございまして,3割を超える減収となったものはソバで約1.1ヘクタール,被害額は9万6,000円と算出されております。なお,ソバ以外の作物につきましては,3割未満の減収被害でございました。農作物以外の被害は,林道におきまして,倒木6件,小規模な法面崩れが1件ございまして,既に復旧対応をしてございます。
 次に,台風22号でございますが,幸いにも降雨量が少なく,風も弱かったことから,減収となる農作物への被害は,ございませんでした。農政課からは以上でございます。よろしく願いいたします。

商工課長)商工課からは,4点につきましてご報告させて頂きます。
 まず1点目でございますが,第4回定例会に上程を予定しております議案についてでございます。その内容でございますが,平成27年8月31日付石岡市指令経第196号をもって補助金交付決定した,平成27年度石岡市空き店舗等活用支援事業費補助金の返還を求めている案件に係るものでございまして,第3回定例会の一般質問でお答え申し上げましたとおり,本市及び相手方双方の弁護士間での交渉を継続してきたところでございますが,補助金の返還には至っておりませんことから,早期解決を図るため,裁判所への調停の申立てについて,提案をさせて頂くものでございます。また,この調停を進めるにあたり必要となる弁護士費用を補正予算として計上させて頂く予定となっております。なお,今回の予算計上は,あくまで着手金となりますので,調停成立後に別途弁護士費用が発生いたします。この費用につきましては,調停成立後に正式な金額が決定次第,補正予算を予算計上させていただきたいと思いますので,よろしくお願い申し上げます。
 次に,創業支援事業計画の策定についてでございます。産業競争力強化法において,市町村が民間の創業支援事業者と連携し,ワンストップ相談窓口の設置,創業セミナーの開催等の創業支援を実施する創業支援事業計画について,国が認定することとされています。認定を受けた創業支援事業者のうち,一般社団法人,一般財団法人及びNPO法人においては,融資の際の信用保証枠の拡大などの支援を活用することができます。また,本制度では創業者の経営・財務・人材育成・販路開拓等の知識習得を目的として継続的に行う創業支援の取組を特定創業支援事業と位置付け,本支援を受けた創業者に対し,登録免許税の軽減措置,信用保証枠の拡大等の支援策が適用されることになります。現在,第13回創業支援事業計画の認定に向けて,国と事前協議を進めているところでございます。なお,本計画の計画期間は,平成31年4月1日から5年間となっております。
 続きまして,地域未来投資促進法に基づく基本計画の策定についてでございますが,企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律(略称:企業立地促進法)が改正され,地域経済牽引事業の促進による地域成長発展の基盤強化に関する法律(略称:地域未来投資促進法)が平成29年6月2日公布・7月31日施行されました。旧法では,地域による主体的かつ計画的な企業立地促進等の取組を支援し,地域経済の自立的発展の基盤の強化を図ることとしていましたが,新法では地域の特性を活用した事業の生み出す経済波及効果に着目し,地域の事業者に対する相当の経済効果を及ぼすものである地域経済牽引事業の推進のため,地方公共団体の取組を支援するとともに,製造業のみならずサービス業等の非製造業を含む,幅広い事業を対象とし支援措置を講ずることとしています。主な支援策としては,@人材に関する支援措置A設備投資に関する支援措置B財政・金融面の支援措置C情報に関する支援措置D規制の特例措置等5項目があり,特に地方公共団体の取組支援としては,A設備投資に関する支援措置として地方税の減免に伴う補てん措置,D規制の特例措置等として,工場立地法の緑地面積の緩和が挙げられます。この支援措置を活用するためには,市町村は,国の基本方針に基づき地域経済牽引事業の促進に関する基本的な計画を策定し,国の同意を得る必要があります。当市では,基本計画の策定について,第2回基本計画の同意に向け,かすみがうら市とともに共同で策定することで準備を進めております。
 最後になりますが,旧小幡地区公民館(自然休養村センター)への企業誘致についての進捗についてご報告させて頂きます。先般7月14日に開催された経済建設消防委員会において,旧小幡地区公民館跡地について,興味を示している企業があり,雇用の創出に向け,教育委員会をはじめとした関係部署と連携を図りながら,石岡市公共施設等総合管理計画の基本方針に基づく市有財産の遊休資産を活用した企業誘致の第1号モデルとなるよう積極的に推進してまいりたい旨のご説明をさせていただいたところでございますが,その後の誘致活動を進める中で,企業進出に前向きな意向があり,大変良い感触であると受け止めてございます。なお,当該企業は,那珂市に本社を置く木内酒造でございます。私からの報告は,以上でございます。

観光課長)観光課からは,第4回定例会へ上程を予定しております補正予算及びイベントにつきまして,ご報告させて頂きます。
 補正予算につきましては,増額補正と債務負担行為補正を予定してございます。増額補正につきましては,石岡市つくばねオートキャンプ場の自動火災報知設備設置工事の増額補正を予定してございます。消防法改正により,平成30年3月までに整備を行う必要があるため,補正予算での計上を予定してございます。債務負担行為補正につきましては,「茨城県フラワーパーク」「石岡市ふれあいの森」「石岡市やさと農産物直売所」「石岡市常陸風土記の丘」の4施設の指定管理期間の満了に伴う案件でございます。4施設すべて平成30年度から平成34年度までの5年間を指定管理期間と予定してございます。
 続きまして,イベントのご案内をさせて頂きます。昨年に引き続き,茨城県フラワーパークにおきまして,約60万球のLED電球を使用し,バラの妖精によって作り出される幻想的な光の世界を,美しいメロディやバラの香り,そして光の演出により,五感で楽しめる内容のウインターイルミネーションとなってございます。期間は,先日の11月15日から1月14日までの約2か月間でございます。委員の皆様におかれましては,15日に実施しました,点灯式へのご出席,本当にありがとうございました。観光課からは以上でございます。

村上委員長)以上で説明は終わりました。ただいまの件につきまして,何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,経済部の所管については,以上で終結いたします。次に,都市建設部から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

下水道課長)下水道課より平成29年第4回定例会において,上程予定の補正予算についてご説明いたします。
 一般会計歳出における,霞ヶ浦浄化対策経費のうち,高度処理型合併処理浄化槽設置費補助金について,増額補正を予定してございます。内容については,国や県の補助金内示額に基づき,増額を行うものです。また,歳入についても,国庫補助金,県補助金の内示額変更に伴い,補正を予定しております。以上が下水道課で予定しております補正予算の概要でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長)建築住宅指導課より,平成29年第4回定例会に提案予定の補正予算につきまして,ご説明いたします。
 内容といたしましては,住まいづくり推進事業補助金10件分の増額を予定しております。当該事業は,定住人口の増加を目的として,市外からの転入者に対して住宅建築費用の一部を助成するものでございます。当初予算において20件分で事業を実施しておりますが,申請予定のものも含め16件の補助申請を受け付けております。また,南台団地内などに大型宅地分譲が実施されたことにより,今後の申請需要の増加が見込まれるため,12月期補正として予算の増額を計上するものでございます。建築住宅指導課からは,以上でございます。よろしくお願いいたします。

道路建設課長)道路建設課からは,平成29年第4回定例会において,市道の認定2件,市道の変更1件,市道の廃止1件の議案並びに,補正予算の上程を予定してございますのでご説明いたします。
 初めに,市道の認定ですが,都市計画道路駅前東ノ辻線への取付道路の認定と,道路として機能喪失している一部区間を付替変更にするための認定の計2件と,また,市道の変更については,先ほどの市道の認定において,道路として機能喪失している一部区間の付替変更の1件,市道の廃止については,県道移管に伴う市道B8679号線(朝日トンネル)の1件の議案上程を予定しております。
次に,補正予算ですが,県道西小塙石岡線の一部区間などの県道移管に伴い,市道認定した路線の道路台帳を補正するため,委託料の増額補正を予定してございます。
 続きまして,台風21号・22号による道路被害と対応状況についてご報告いたします。初めに,先月の10月22日日曜日から23日月曜日にかけて影響がございました台風21号ですが,22日当日は,衆議院選挙投票日もあって日中は限られた職員で対応をし,投票時間終了後には,投票事務に従事した職員も台風対応に合流し,市防災対策課と消防本部また消防団と無線で情報を共有しながら,道路パトロールの強化を図り現場対応を行ってまいりました。この間,14時17分に大雨警報が発令され,また,16時15分に災害対策本部が設置されてございます。道路関係の被害状況としましては,道路冠水が4箇所,土砂崩れ3箇所,倒木8箇所,また,一時通行止めが4箇所発生しました。いずれの被害も,即日または翌日に復旧を完了してございます。次に,10月29日日曜日の台風22号ですが,21号同様に,市防災対策課と消防本部また消防団と無線で情報を共有しながら,道路パトロールの強化を図り現場対応を行ってまいりました。道路関係の被害状況としましては,道路冠水が2箇所,土砂崩れ1箇所,また,一時通行止めが1箇所発生しました。道路冠水と一時通行止めは即日復旧し,土砂崩れについても,業者対応にて復旧を完了してございます。以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。ただいまの件につきまして,何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,都市建設部の所管については,以上で終結いたします。次に,農業委員会事務局から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

農業委員会事務局課長)農業委員会事務局からは,第4回定例会に議案の提出を予定しております条例改正につきましてご報告申し上げます。
 農業委員会等に関する法律の一部が改正され,平成28年4月1日から施行されたことによりまして,農業委員の選出方法の見直しや,農地利用最適化推進委員を新設することとなりました。
現在の農業委員の任期は,平成30年7月19日までとなっておりまして,その後は法改正に合わせて農業委員会が新体制に移行することから,農業委員と新たに設置します農地利用最適化推進委員について,非常勤特別職の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正と,農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数条例を制定し,条例改正に合わせまして,現行の農業委員会の選挙による委員の定数条例を廃止する条例案の提出を予定してございます。農業委員会事務局の報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。ただいまの件につきまして,何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,農業委員会事務局の所管については,以上で終結いたします。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

村上委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 その他の件で何かご発言がございましたら,挙手によりこれを許します。

関口委員)2つほどあるんですが。最初に経済部にお伺いいたします。石岡市の農産物,これPRを当然していると思うんですが東京,銀座の茨城マルシェですね。アンテナショップ,ここでも積極的にPR活動をしているということを聞いているんですが,いつも後から報告だけで,実際PR活動しているところは我々にはわからない。そういうことで,実際現場を見てみたいという気持ちがあるんですけれど。茨城マルシェで今後そういったイベントがあるのか,まずお伺いいたします。

観光課長)これからの都心での観光PRでございますが,茨城マルシェにおきまして,11月24日金曜日,柿狩り及び茨城県フラワーパークのウインターイルミネーションのPRを実施するとともに,柿,みかん,福来みかん入り七味の販売を予定してございます。

関口委員)今,観光課長からの答弁を聞きますと,11月24日に予定していると。それもフラワーパークのイルミネーションのPRと,また柿,みかんといった石岡の。柿は有名ですので,そういったPR活動を見てみたいと。そういう思いが強くなったところでございますが,そこで委員会として委員の皆様に提案なんですが,そこを現地調査をしてはどうかなという考えがあるのですが,委員長において,ぜひ調査計画を諮って頂きたいと思うんですが。よろしくお願いします。

村上委員長)ただ今,関口委員からご提案のございました,茨城マルシェへの委員会としての調査でございますけれども,私としても委員会として調査を行いたいと思っておりますが,本件について何かご意見ございますでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,東京での執行部の石岡市観光PR活動につきまして,所管事務に関する管外調査ということで実施したいと思いますが,これにご異議ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

−休憩−

村上委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 この際,所管事務に関する管外調査につきまして議題といたします。本件につきまして,先ほど決定いたしました管外調査について,お手元に配布いたしました委員派遣承認要求書案により,委員長において石岡市議会委員会条例第32条に基づく,委員派遣承認要求を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)異議なしと認め,さよう決しました。

関口委員)もう一つはですね,これは道路建設課かと思うんですが。石岡市では市道の除草工事,これを入札によって委託しているわけですが。この除草工事の作業の中には,ガードマン,警備員ですか。これを付けることになっているのか。そのへんをお伺いいたします。

道路建設課長)石岡市で発注しております幹線道路の除草工事の発注の件だと思うんですが,こちらは交通量が多い幹線道路でございますので,設計の中で交通誘導員,こちらを計上してございます。

関口委員)入札結果書でこれを1か所調べたんですが,東田中ほか地内というところですが,この落札した業者が,今,課長が言った警備員を置かなくちゃいけないという中においても,その作業前後にいなかったと。いない中で作業をしているという,私のところにそこを通った方から連絡があったものですから調べたんですが。これ業者名は控えさせて頂きますが,業者を調べたら,前にもそういうことをしているみたいなんですね。前にもそういったことがあったにも関わらず,指導をしたのか,したのにまた同じことをしているのか。当然作業には担当職員は付かないと思うので。写真とか日報とかそういうので判断していると思うんですが。そこを通った方からの連絡なので,これは非常に重いと。そういったことでもう一回徹底して除草工事に対しては警備員を付けると。付けない時にはペナルティを課す。これは当然だと思うんですね。これはそのへんの情報というか,通報というものは担当部署に来ているのかお伺いいたします。

道路建設課長)交通誘導員を現場に配置しているかということでございますけれども,通常,落札業者が決定しましたら,市の職員が監督になりまして,業者と工事着手する前に打ち合わせをするわけです。内容の確認をいたします。そういった中で,交通誘導員の配置というのも当然ながら話をしているところでございます。しかし,除草工事以外にも,一般の道路改良工事,こういった中で交通誘導員に対する苦情が市に寄せられています。交通誘導員が付いているんだけれども,きちんとした案内をしなかった。または本来いるところに配置していなかったという苦情も市に寄せられています。そういった中,市といたしましても,そういった請け負った業者に指導はしているところなんすけれども,再度業者については,そういったトラブルの原因にもなりますので,交通誘導員の徹底をしていきたいと考えてございます。

関口委員)先ほど私言いましたけれども,再三指摘されている業者らしいんですけれども,そういった業者については今後,入札参加は認めないと。そういう姿勢で臨んで頂きたいと。要望でございますが,当然でございますので,そのへんよろしくお願いいたします。

川井委員)先日行われました八郷地区におけるふれあいまつりについて,ちょっとお尋ねいたします。
 当日は天候も悪く,人も少なかったということもありますけれども,そのお祭りの内容がだいぶ経費削減という部分もあるんでしょうか。わかりやすく言うと芸能人が来なくなったり,また出店数も少なくなったという中で,今言ったように天候が悪くて,人が非常に集まらなかったという部分も含めまして,まずその経費削減の経緯というか,理由というか,その部分と,出店数が減少したということについてご説明ください。

商工課長)イベントの内容について,先ほど芸能人やイベントの出店数について質問があったと思いますが,芸能人のイベントにつきましては,実行委員会で,第1回は芸能人をお呼びさせて頂いたんですが,第2回にあたって芸能人での客寄せというイベントよりもむしろ地元参加型のイベントに移行するという趣旨に,実行委員会で決定したということを聞いてございます。その中で第3回もやはり芸能人で人を集めるというよりも,地元参加型のイベントで実施したいということから,今回芸能人のイベントは行わず,なるべくステージにつきましても地元の人に参加して頂くような仕組にさせて頂いた経緯がございます。
 また,出店者につきましては,今回若干減ってはしまいましたが,大まかな人数,出店数については今手元に資料がございませんが,さほどあまり減ったという認識はございません。

川井委員)若干聞いている部分と違っているところもございましたので,違いもよくわかりましたけれども,では経費を削減したというのは。もう一度聞きますけれども,なかったと。

商工課長)財政サイドでシーリングがかかった部分については,予算が減少となってございます。その枠の中でうまく予算を配分してという形で。前回は八郷,第1回は八郷,第2回は石岡という形で,それは当初2日間でやっていたところと,第1回は1日しかやっていなかったところがございまして。
 あと一番大きな経費といたしましては,バスを巡回させるという経費がございます。そちらにつきましては,今回は前回同様とある程度。巡回バスまではいかないんですが,駐車場から巡回するものと,ピストンで出すバスという形で,バスの部分で一番経費がかかっている部分と,あと設営経費ですね,そちらにつきましては,予算が減ったからといってイベント内容が縮小されたという認識は持ってございません。

川井委員)要するに私が言いたいのは,今言った予算的な部分が運営費の大方のそこの部分にかかるのではなく,要するにお祭りが地域の中でも必要であると。やはり石岡市の魅力のひとつとして,こういったイベントを盛り上げるという意味では,そういう部分ではない,もっと人が集まりやすい。そしてまた,今言ったように創意工夫しながら地域の人も盛り上がるようなお祭りをするには,やはり会場の新たな部分も含めて,皆さんがひとつに集めれる場所。やはり合併しまして10年経ちます。今もって石岡地区と八郷地区で交代に行われておりますけれども,その中間点に何か利用できる場所はないのかという部分も含めて,やはり皆さんが気軽に来られる場所。やはりバスに乗ってくるとなると,すぐ近くてもバスに乗っていくとなると遠ざかっちゃうわけですよ。やはり家族連れ,お年寄りが来られる,そしてまたそこが賑わう。なかなか今,人が集まって賑わいが出る場所というところも少ないだろうし,年間通じて色々な催しはあるにしても,ふれあいまつりが石岡市のメインのひとつだと言われるくらいの,創意工夫は運営ばかりでなく,市でもそういう部分を考えて,市長が常々言っている魅力ある石岡づくりという意味においても,やはりこういったことは非常に必要ではないかと思っています。先ほど言ったように天候もあったけれども,非常に八郷地区で少なくなった。そして来年は石岡。また1年後に八郷に来るわけだけれども,一度少なくなった人数はなかなか取り戻すのは大変でありますし,そこに交通の不便さであったり,人が集まりにくいという部分で,そこに経費をたくさん使うのであれば,やはりその部分が解消される方法も含めて,イベント内容も含めて,私はぜひ検討し直して,検討し直すというか,日々そういうことを考えながら。石岡のおまつりだけじゃありませんよ。やはりお年寄りも,家族連れも若い人も含めて集まれる,そういう部分があってこそ,石岡はいいなと,石岡に住んでてよかったねという部分にも絡んでくるひとつでありますから,重要視してもらいたい。単にやっていればいいんだろうというんじゃなくて,やはり目玉になれるような努力をして頂きたいと思います。ぜひ,今言ったように衰退することなく,縮めることは簡単ですよ,なくすことは簡単。でもやはりそこを何とか盛り上げて,皆さんが集まれる場所にしていって頂きたいと思いますので,大変抽象的な話で申し訳ないですけれども,年々そういうことを頭に入れながら,考慮しながら議論していって,盛り上がるふれあいまつりにしていって頂きたいと思いますので,ぜひ課長部長を含めよろしくお願いいたします。

商工課長)今回の天気につきましては,やはり八郷運動公園のグラウンドでの問題がやはり大きくございました。撤収の段階で,初日に車の搬入をさせて頂いたんですが,その際に運動公園側からこちらのグラウンド部分について,土の部分ですね,こちらの部分については入っても問題がないだろうという認識で入れさせて頂いたんですが,実際のところそちらがぐちゃぐちゃになってしまいまして,そちらで結局雨があの状態になってしまうと水はけが悪いという問題点が発生しまして,二日目は車の搬入を認めないという実行委員会でも判断させて頂いたんですが,その中でやはり撤収準備ですね,そちらで出店者の方からかなり苦情を受けております。また来場者の方にも,どうしてもやはり濡れてしまうというところが大きくありまして,そちらについては当課でも話をしていた中では,やはりグラウンドとか,本来の目的以外に使う場合,天候などに,結局秋などでも必ず雨が降らないという保証がないということを考えますと,そういった面も含めまして,再度実行委員会も含めて,議論する必要があるんじゃないかなと考えております。予算など減になったとしても,先ほど委員さんからご提案して頂いたとおり,より皆さんが参加しやすいようなイベントにさせて頂きたいと思いますので,今後検討させて頂きたいと思います。

川井委員)今言った中の部分で努力して頂きたいと思います。ただひとつ,予算のことがありましたが,多少予算を減してもという部分,私は予算付けをもっとして頂きたいと思っています。もちろん市の財政というのは,今後大変になってくるというのは私でもわかりますよ。ただその削減する部分を,じゃあどこでするんだという部分だと思うんです。これを削減して,お祭り小さくして,そういう地域の要望ありますか。市民の皆さんそういう要望ありますか。私は逆だと思うんですよ。だからこそ,そこに予算付けすると。そしてまた他の部分で予算を切り詰め考える,という部分にしても,そうやって人が集まる,そういう部分に対しての予算減はなしですよ。そこにプラスして頂きたい。そういう働きかけも部署でぜひやって頂きたい。そうしないと,やはりすべてはお金ではないけれども,そういう部分にお金を付けて,やらないとイベントというのは盛り上がらないし,市民の要望ってやはりそこにあるんじゃないですか。皆さん税金です,皆さんのお金ですから,皆さんに喜ばれることも必要であると思います。
 また,全く関係ないことになりますけれども,グラウンドの水はけが悪いというのは,その時点で問題ですよね。グラウンドは水はけよくできているわけですから。まあその部分は全然所管外ですけれども。まあ,ぜひそういう部分での予算付けも含めて,今後のあり方についても衰退しないように,盛り上がってやっていくように,よろしくお願いします。

大槻副委員長)私から4点ばかりお聞きしますので。まず道路建設課にお聞きしますけれども,これは都市計画課なんですけれども,都市計画課が来てないということですので。道路建設課にお答えして頂きますので。よろしくお願いします。まず1点目,美野里八郷線の道路で,合併特例債の道路ですけれども,あの道路,120メートルくらいですか,残ってるの。それでね,以前,私が質問した時に,今年度中にあの道路は全線開通するというお話だったんですよね。今年度中に開通できますよね。まずそれお聞きします。

都市建設部長)今日は担当課長が欠席ということもございますけれども,前回も申し上げましたが,本年度開通を目指して,今鋭意努力をしているところでございまして,残りの工区をこの間,起工が上がってきております。

大槻副委員長)開通予定。私予定とは聞いてませんよね。開通すると,開通されますというお話を聞いているんですけれども。それとこれね,私,ある方に聞いた話なんですけれども,あそこに地権者5名いましたよね。110メートルか120メートルのところに,石岡の方じゃなく,小美玉市の方ですね。5名地権者がいたと。私が前に質問した時に,皆さん了承して買収済みだというお話を聞いてですね,買収が済んだのであれば,これ間もなく工事が始まるんだというお話だったんですけれども,これは間違いなく買収は終わっているんですか。

都市建設部長)すべて用地買収完了ということになっております。

大槻副委員長)完了ね,これは間違いないんですね。それでは例えば今年度中ね,開通予定としますよね。予定ということなんですけれども,いいですか,今現在あの道路は土盛りもしていないんですよ。道路の脇なんですけれども,多少は埋めてあるんですね。あの状態でいたら丁張も崩れますよね。盛り土をしていない,掘削もしていない。これいつ開通するんです。それとこれ,工事ができない理由をお願いします。

都市建設部長)ただ今もお答えしましたが,起工が回りましたので間もなく,年内には発注できると伺っております。

大槻副委員長)年内に発注ね。いいですか,これひとつの例を挙げますよ。前に,旧八郷の時に,八郷岩間線という道路が一本できたんですよ。その時に私も田んぼを所有していまして,色々ありまして,私は最初から買収には応じなかったんですよ。それでまあ解決が着いたので職員を呼んで,すぐその場で判子を押しまして,すぐ買収ということでやりまして,間もなく工事が始まったんですよ。同じような田んぼですよ。私が前,話を聞いたのは地盤が悪いからと聞いたんですよ。地盤が悪い場合,どのくらい置いておくんです。それをまずお聞きしますよ。

都市建設部長)場所と地質等にも関係しておりますので,どのくらいというのはお答えいたしかねます。

大槻副委員長)私のところも同じような田んぼ,今度の美野里八郷線も同じような田んぼですよ。私これ,ある業者に聞きましたよ。地盤の悪いところの工事はどのようにやるんだと。きちんと教えてくれましたよ。地盤の悪いところは1メートル50センチ掘削をするんだと。土の入れ替えをするんだと言うんですよ。要するにね。掘削をしてやれば工事はできるんだということを聞いてきましたよ。地盤が悪いということですよ。そういう答弁だったでしょうよ。それを未だに土盛りもしない。1メートル50センチ掘削すれば何てことないでしょうよ。私のところも1メートル50センチくらい掘削しましたよ。私も現場行って見てましたから。なぜできなかったか。これ地元の方も本当怒ってますよ。私これ地元から言われて来ているんですから。東山崎地内から。いつになったら開通するんだと。今年度中に開通するって言ったんじゃないかと。それが今現在,土盛りもしてしてない。発注予定だと。いつ発注するんですか。先ほど年内に発注ということですよね。間違いないですかこれ。

都市建設部長)発注にあたっては契約検査課が担当となりますので,確認してみないことには申し上げられません。

大槻副委員長)それはまあ,この場ではお答えできないでしょうから,それではよくお聞きになりまして,この件は私も地元ですので,報告をしなきゃならないんです。これ後で結構ですから,この件については報告してください。
 あと3点ばかりあるんですけれども,これも道路建設課になりますので。石岡市には高所作業車というのは何台あるんですか。

道路建設課長)市で所有しているのは1台でございます。

大槻副委員長)1台ね。これ年間どれくらい活動してますか。

道路建設課長)ちょっと今,年間の活動数が詳しく把握してございませんけれども,通常1か月2,3回の出動をしてございます。

大槻副委員長)1か月2,3回ということなんですけれども,これはどのような時使っているんですか。

道路建設課長)通常,道路の照明灯,道路建設課が管理している,こちらの電球が切れた場合の電球替え。また,先ほどもご質問ありましたけれども,幹線道路以外の市道敷きにある街路樹の軽微な枝の剪定,こちらについては市の職員で行っておりますので,そういう時に出動しております。

大槻副委員長)これは道路からはみ出した枝とかですよね。この枝なんですけれども,前,先輩議員からグリーントンネルについて質問が出ているんですよ。非常に多くなってきていると。要するに枝を払わない。両側で地権者が枝を払わないので,グリーントンネルになっているんですよ。ところが,このグリーントンネルも,低い所は地権者に,ここは例えば危険ですから,枝を払ってくださいということで,道路建設課なりが文書を出すんでしょうけれども。例えばの話,その木が大きくなっちゃって,とても梯子では届かないと。そのような場所,これは道路上にかかっている木ですよ。そういった場合に,区から要請があった場合,できないので市でお願いしますよと言われた場合,これは市でもどうしてもできないのであれば,例えば地権者が承諾書を出すと。例えば私どもはできませんからと。地権者も出す,区でも出す。その場合は高所作業車が市で出してくれるんですか。

道路建設課長)民地から出ている樹木の枝で,通行に支障を来しているということが,近年多くなってございます。一般質問でも,そのへんの対応何とかできないかというご質問ございました。そういった中,都市建設部において,あくまでも個人の敷地から出ている枝でございますので,地権者に切ってもらうのが本来の形だと思っております。しかしながら,高齢とか,なかなか切れないんだと。諸事情がございます。そういった中,市としては色々トラブルの原因にもなりますので,地域と協働で作業に当たりたいと考えておりますので,そういったところの地区も,市と協働で実施している地区もございます。できればそういった形を,地区の区長さんにもお骨折り頂きまして,協働で作業ができればと考えております。

大槻副委員長)今回,課長,園部地区なんだけれども,通学路ね。子どもが通る道路だったんですけれど,私見に行きましたけれども,完全なグリーントンネルになってたんですよ。今現在もなっているところありますよ。そこがね,例えばの話が,地権者に枝を払ってくださいよと。まず石岡市から出す。だけれども地権者はあまりに木が大きくなっちゃってるから,枝が払えないから,何とか石岡市さんで何とかできないかと言われてね。これ私自身も言われたんですよ。何とかしてもらいたいと。危険な状態になっているから。そういうことで,石岡市にも相談しましたよ。それで日程決めて,高所作業車来ました,作業しました。全部完了すればよかったんですが,完了しなかった。部分的に残った。この場所だけなぜできなかったのか。この場所は地権者から承諾をもらっていませんから,できません。そういうお話なんですよ。それで今現在もそのままの状態になっているんですけれども。それで,ここは非常に園部中学校の女子生徒が自転車で通学しているところなんですよ。これは非常に困っているということで,父兄からもこれは出てまして,地元ともよく話し合いをしまして,じゃあ地元で枝払いをしてくださいということで,お願いしたんだけれども,とても木が高くてできない。じゃあ石岡市に高所作業車があるからお願いしようということで,皆さん承諾したわけですよね。ところが1人承諾をもらっていないということで,一部残っちゃったんですよ。それでしょうがないんで,これどうするんだと言ったら承諾もらってないから作業ができないということですから。それじゃ私はしょうがないと。ここに街路灯を3灯付ける予定ですから。付けるということで決まっているんですよ。それにも関わらず,結局これ街路灯付けることができないんですよ。それで,私はね,私が本当に言いたいのは,地権者さんのところ行って,承諾もらってないからできませんということですから,じゃあ承諾をもらえればできるんですねと言ったら,できますと。承諾もらったんですよ,私。承諾もらってきましたから,枝を払ってくださいよと。そういうことで,道路建設課に行ったんですよ。ところがそれは地権者が枝を払ってもらうのが当然でしょうとか,そういう返答だったんですよ。だったら私に承諾書もらってくださいなんていうこと言わないでほしいんですよ。それでね,これ本当困りましたので,東京電力に相談しましたよ。石岡市さんでは埒が明かないですから。東電さんにお願いして何とか枝を払ってくれと。街路灯が付かないからと。それで東電で枝を払いますということになったんですよ,今度は。これ本当に,こういう危険な場所ですよ,危険な場所を放り投げといてね。女の子が通って行くんです。これからますます暗くなって行くんですよ,そこを女の子が通って行くんですよ。これはね,早急にやるべきだったと思うんですけれども,なぜやらなかったのかその理由を聞かせてくださいよ。

道路建設課副参事道路建設担当)その件に関しましては,委員さんおっしゃるとおり,先ほど道路建設課長が言ったように基本的には個人の土地の樹木ですので,同意を取ったから即切れるという話ではございませんので,通知とかそういうのをご案内しているのが,基本的なスタイルなんですが。ただ地区の方が皆さんご協力して頂いて,お手伝いという形で参加させてもらうような形でしたら協働ということで,車を出して,やるようなことがあります。前回も委員さんにも出てもらったんですけれども,そういう形で最初は樹木の剪定を,地元の方,また学校関係の方とやらせてもらいましたが,そういう場合は地権者が皆さん出て頂けたらその場でという流れが思うんですけれども,委員さんいった通り,その時点では所有者の方とお話もできていなくて,そのような流れがありましたので,今回はちょっとできないということで,お話をさせて頂きました。その後,一応同意ということで頂いたんですが,やはり同意を頂いたので私達だけ単独でということになりますと,色んな場所がありますのでできないという状況がありますので,再度体制を整えて切るような流れになるのかなと思っていたところでございます。

大槻副委員長)今,副参事から話がありましたけれども,まずなぜこのようなことになる前に,あなたはなぜ教育委員会と話をしなかったんです。なぜ教育委員会と話をしなかったか。

道路建設課副参事道路建設担当)一応,車の関係もあることから,教育委員会と話を詰める予定にはなっていました。

大槻副委員長)副参事ね,話し合う予定だったと。これ日にち何日経っているんです。どんどん暗くなってきているんですよ。園部中学校の先生方も心配していたんですよ。どうしようということで。もっと早くやるべきだったんではないかと私は思うんですけれども。教育委員会に相談して,教育委員会は道路建設課から話があれば,いつでも私の方も何人かは出ますという話だったんですよ。そういう話をあなたはしていないでしょう。なぜしなかったんです。

道路建設課副参事道路建設担当)どこが主体ということはないんですけれども,あくまでもそういう関係者が集まって,その合意の下にそういうことは進めなきゃいけないのかなと思っていましたので,そういったことでちょっと時間はかかってしまいましたが,1回目はできまして,2回目となった中でちょっと遅れてしまったのは事実ですので,それについては申し訳なく思っています。

大槻副委員長)ともかく最終的に東京電力が枝を払ってくれるということになりましたので。ここには街路灯が3灯付くことになりましたよ。今後はこのようなことがないように,これから高齢化して枝払いができないところが。そういう地区がたくさん出てくると思いますよ。それをね,どうしても地権者さんに枝を払ってください,これできないですよ。できないのであれば,こういう通学路にはね,地元からの要望で出てくれば,その要望に沿ってやる必要があるんじゃないかと思うんですけれども,そのようなことで,きちんとそういうことで進めてくださいよ。今後このようなことがないように。これはお願いして終わります。
 3点目ですが,これも道路建設課なんですけれども,石岡市には冬になると道路が凍結する危険な場所があると思いますよね。石岡市には何か所ありますか。

道路建設課長)道路上の凍結ということですが,凍結する場所は,道路の地形というか,道路の状況。雨が降れば翌日は凍結するところもありますし,日陰になっているところも。なかなかその凍結する場所も広範囲で。どこがというのは把握しにくい。基本的に坂道ですとか,水路の近くですとか,雪とか雨が降った翌日,そういった場所には道路パトロールの強化を図ってございます。

大槻副委員長)今,課長の話では,水道の漏水ね。これはしょうがないでしょうよね。これは突然起こることですから。これは仕方がないとして,例えばですよ,私も前に,例を挙げてみますけれども,東成井の東山崎地内ですね。ここの道路なんですけれども,山からの水がね,道路上に一年中,水が噴き出してたんですよ。それで,東山崎から私のところに,冬になると凍結して,車が何台も,反対側田んぼですので車が落ちちゃうんだという話でね,私のところに来まして,私も現場見ましたところ,本当に水が噴き出していたということで,私これはね,旧八郷の時に造った道路ですから。八郷の分かと思って調べたら,八郷の分じゃなかったんですね。この道路は,ちょうど旧石岡市と旧八郷町の境だったんですよ。それで水が噴き出しているところは八郷町,その道路上になっていたところは小美玉市なんですね,現在の。そこの道路が凍結してまして,小美玉市の道路だということなんで,小美玉市に相談したんですよ。こういうところで車が落っこちちゃうんだと。凍結して。ということでお話して,小美玉市さんにお願いしたら,至急やってもらいましたよね。これが危険な場所だと言うんですよ。私が言っているのは。こういう場所が石岡市に何か所あるんだということで先ほど聞いているんだと思うんだけれども。これ副参事もわかってますよね。どこを私が差して言っているかわかります。園部地区ですよ。園部にコミュニティセンターってありますよね。コミュニティセンターの脇に山根という集落に入っていく道路があるんですよ。これ土地改良で造った道路ですよね。4メートル道路ある,先行ったらば,4メートルの幅ないですよね。なくてもしょうがないだろうということで,舗装はやったんです。その4メートルのところは側溝が入っているんですよ。側溝が入っている部分はいくら霜降りで道路上に水が溜まるということがないんですよ。その先の狭いところ,買収ができなかったところね。舗装にはしたんですけれども,そこは側溝が入っていないために,道路上に水が溜まっちゃうんですよ。私これ言うわけじゃないけれども,何年も前からこれお話しているんですよ。道路建設課ではここそうですねと,何回も見に来てますから,ここは危険だから直すしかないでしょうということだったんですよ。その担当者いないですけれども,何年か前かわかりますよね,副参事。それを放り投げて置いといたでしょう,この道路。すごく皆さんから苦情が出ているんですよ。これは道路建設課ではこの場所わかってたわけですから,なぜこれ今まで放り投げといたのか,お聞きします。

道路建設課副参事道路建設担当)ただ今の場所は現場を確認させて頂いております。現状は委員がおっしゃったとおりその部分について,改良工事がなされなかったので,U字溝が途切れているという場所で,畑から水が流れているようになっている場所でございます。そこには一応道路の,田んぼ側には排水がありまして,横断溝があって,水が出てくるところからのを受けて流すような管がございます。もともとその水だけを受けて流せてた状況だったんですが,年々その土地が荒れたり,水がどんどん含んでいくという状態の中で,畑全体からというような状況になってしまったのかなというところがあります。それを確認しております。もともと水路のところだけだったのが,全体的になってしまった現状がありますので,その水を全体的に道路に流れないような策をしまして,あとは計画を立てまして,その現道の中でU字溝を設置しまして対応してあげるようなことをやろうかなと考えているところでございます。

大槻副委員長)ここは副参事も現地見てわかっていると思うんだけれども。横断で管が入ってますよね。あの管はもう腐って落ちてますよね。見えてる部分,土の中に入っていない部分はきちんとした管だと思いますよ。道路の中に埋まっている部分はどうなっているか調べてますか。

道路建設課副参事道路建設担当)ちょっと調査はしていない状況でございます。

大槻副委員長)これ,一目瞭然でわかるんですよ。あそこ行って見ると,管が入っているところが,道路が下がっているんですよ。そこに集中して流すなんて言ったって流れないですよ。この横断のところだけ直したんでは,解消できませんよ。なぜかと言うと,これ上に溜池があるんですよ。副参事わからないと思うんだけれども,溜池があるんです。それで雨が降るとそこがあふれる,そうすると道路上に流れこんじゃうんですよ。だから私は前からここは側溝を入れないと,冬凍結したら,皆さん危険だから早く入れてくださいという話をしてたんですよ。前の担当者には。それが今日に至っちゃったんですよ。これ,この場所なんですけれども,メートル数ではわずかですから,これ早急に側溝入れてもらって,入れば道路上には水は出ないと思いますよ。東山崎と一緒で。東山崎は一滴も今出てませんから。これ危険な場所ですからね。だから私石岡市に危険な箇所が何か所あるんだと聞いたんですよ。こういう場所何か所もあるんじゃないですか。こういう危険な場所は優先的にやるべきですよ。これは早急にやるようにお願いしてこの件は終わりにします。
 もうひとつ,道路建設課でお願いします。東成井の下坪の道路の件なんですけれども。これ電柱移動なんですけれども,これ舗装にあたって電柱を移動しないと舗装ができないという場所なんですけれども。これ私,道路建設課で聞いたところ,1か所仮登記が付いている。だから電柱移動できないんだというお話を何日か前に聞いたんです。セットバックしてある部分ですよ。セットバックしている部分に電柱が立ってますよね。そこの場所の1か所,仮登記が付いている。これ土地の売買をしている時に,不動産業者が何があったんだか知らないけれども,セットバックのそこの部分だけ仮登記が付いているんですよ。これは最初からわかってましたよね。そのへんちょっと説明してくださいよ。

道路建設課副参事道路建設担当)工事関係を進める中で,そういう情報,登記簿等は入手しておりまして,そういう話も承知しております。それの解除に向けても事務的な手続きも進めているところです。

大槻副委員長)ですから私が言っているのは,もう仮登記が付いてるの最初からわかってたんでしょう。例えば舗装をやる準備をする前に,ここのセットバックしている場所は,このセットバックの部分は石岡市に無償で提供しますと言った時に,あなた方は調べたでしょうよ。その時に仮登記が付いているなんてこと一言も言わないでしょうよ。それがこんな今になって,誰々さんの前は仮登記が付いていますよと。そういうことですよね。前から付いていたにも関わらず。これわかってたでしょうよ。なぜそれ説明しなかったんです。

道路建設課副参事道路建設担当)道路改良寄付等によりまして,名義変更とかそういうものには色々障害が起こりますので,それについては一日でも早く解消できるように,事務的な努力は常に進めているところでございます。

大槻副委員長)いやだから,それはわかりますよ。でも,なぜ前に,この仮登記されている方が怒っているんですよ,これ。それで不動産屋と連絡は取れないと,大槻さんこれどうしたらいいですかって言ってんですよ。前にわかっていれば,この道路を無償提供,セットバックしているところを無償提供という時に仮登記が付いているから,これは抹消してもらわないと,石岡市で受けることができませんと説明してないんですか。

道路建設課副参事道路建設担当)一応,そういう問題解決が早く済みまして,道路工事が早く着手できますように,随時進めているところでございます。

大槻副委員長)あのね,私は何回も言ってるんですよ。今の段階では進めているんだ進めているんだと。これね,仮登記付いてて,その人と連絡取れない場合どうするんですか。前だったらちゃんと連絡取れてたんですよ。あの道路を舗装にする,皆さんから要望が出た,その時にお話してればこういうことなかったでしょうよ。例えばの話ですよ。名前出すわけいかないですから,この不動産会社が倒産した,どこ行ったかわかんない。これどうするんです。無償提供しますよと言った時に,全部あなた方は所有者も全部調べているはずですよね。調べてますよね。セットバックしている部分。誰が所有であるか。だから私はそれを言っているんですよ。進めているんだ進めているんだって。どうするんです,これ。

村上委員長)それ以上の答弁を求めますか。

大槻副委員長)いや答えられないでしょうよ。答えられないでしょうね。

道路建設課副参事道路建設担当)どうしても土地の購入等には色々な経緯があって,様々な課題がありますけれども,一つひとつ解決し進めまして,一日も早く完了できるように努めて行きたいと考えているところです。

大槻副委員長)これね,スムーズに電柱の移動ができる,仮登記を抹消できるようなことになるように,お願いしまして終わります。

村上委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,この際,10月25日から27日にかけて実施した,京都府京都市,鳥取県鳥取市,島根県安来市への委員派遣による所管事務管外調査の報告についてを議題といたします。
 過日の視察では,皆さまのご協力によりまして,大変有意義な視察ができたものと思います。お手元に配布したとおり報告書を作成いたしましたので,ご覧おき願いたいと思います。それでは,視察を振り返りましてご意見等がございましたらお願いをしたいと思います。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)過日の視察は,市における今後の事業推進において大変参考になるものと思います。これらを今後の委員会活動の中で参考としてまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いいたしたいと思います。
 以上で,本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。お疲れ様でございました。




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