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議会中継
  


平成29年度 経済建設消防委員会

 第3回委員会 (6月20日)
出席委員 関口忠男委員長,村上泰道副委員長,鈴木行雄委員,髙野要委員,大槻勝男委員,川井幸一委員,大和田寛樹委員
市執行部 【経済部】
 部長 諸岡広明,次長 越渡康弘,農政課長 武川俊郎,観光課長 廣瀬政和
【都市建設部】
 部長 福田嘉夫,次長 島田美智男,都市計画課長 浅田禎智,道路建設課長 額賀均,道路建設課副参事 吉田昌司
議会事務局 庶務議事課長補佐(木崎憲一)



関口委員長)ただ今から,経済建設消防委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元の協議案件書に示すとおり,当委員会に付託されました議案の審査であります。
 本日の委員会の進め方でございますが,はじめに,議案第49号ないし議案第51号について現地調査を実施し,調査終了後に案件の審査を行いたいと思います。
 次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。なお,経済部の説明員につきましては,現地調査終了後の出席となりますので,あらかじめご報告いたします。
 この際,お諮りいたします。本日の議題であります議案第49号ないし議案第51号につきましては,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

―休憩―

関口委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。これより議事に入るわけでありますが,経済部の説明員が出席しましたので,ご報告いたします。
 それでは,あらためまして,議案第48号「平成29年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」のうち経済建設消防委員会の所管に係る部分を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

観光課長)観光課からは,議案48号「平成29年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」のうち観光課所管の補正予算につきまして,ご説明いたします。補正予算書の10,11ページをお開き願います。
 上から5段目の表,款7商工費,項1商工費,目4観光事業費,説明欄観光対策経費,13案内板製作委託料30万9,000円につきましては,今年3月上旬の強風により,倒れかかっていた観光案内板1基を撤去したことに伴い,新しい看板を設置するための委託料でございます。場所でございますが,八重地内でございます。案内内容は佐久の大杉への案内でございます。
 次に,19石岡市産業文化事業団本部補助金1,106万3,000円でございますが,4月に退職届が出され,6月末日で退職します事業団職員1名の退職金でございます。観光課からは以上でございます。

関口委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第48号「平成29年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」のうち経済建設消防委員会の所管に係る部分を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第49号「市道の認定について」を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

道路建設課長)先ほど現地確認をして頂きました,議案第49号「市道の認定について」をご説明いたします。お手元の議案第49号の資料をご覧願います。
 提案理由でございますが,当該路線は,宅地の開発行為により築造した道路を市道として認定するためでございます。次のページの市道路線認定調書をご覧願います。3路線ございまして,初めに上から市道A5665号線ですが,認定区間の起点が南台三丁目21番21から終点の21番74までの区間でございます。道路幅員は6メートルから10.35メートル,道路延長は239.86メートルでございます。
 次に,市道A5666号線ですが,認定区間の起点が南台三丁目21番22から終点の21番57までの区間でございます。道路幅員は6メートルから10.3メートル,道路延長は155.86メートルでございます。
 次に,市道A5667号線ですが,認定区間の起点が南台三丁目21番43から終点の21番48までの区間でございます。道路幅員は6メートルから10.33メートル,道路延長は69.86メートルでございます。
 次ページ以降の路線位置図と土地所在図をご覧願います。図面に塗りつぶした箇所が,認定区間となってございます。以上でございます。

関口委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第49号「市道の認定について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第50号「市道の認定について」を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

道路建設課長)議案第50号「市道の認定について」をご説明いたします。議案第50号の資料をご覧願います。
 提案理由でございますが,当該路線は,宅地の開発行為により築造した道路を市道として認定するためでございます。次のページの「市道路線認定調書」をご覧願います。路線名は,市道B1485号線でございます。認定区間の起点が柿岡字大足959番2から終点の吉生字赤坂59番1までの区間でございます。道路幅員が4.6メートルから6.1メートル,道路延長が277.65メートルでございます。
 次ページ以降の路線位置図と土地所在図をご覧願います。図面に塗りつぶした箇所が,認定区間となってございます。以上でございます。

関口委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

大槻委員)この,柿岡の大足ですか,959番2なんですが,現地を見たところ,側溝が入っていないみたいなんですけれども,お聞きをいたします。

道路建設課長)現地には片側に側溝,U字溝がふせてございます。

大槻委員)片側に入っているということですね。

道路建設課長)委員おっしゃるとおり,片側にU字溝がふせてございます。

大槻委員)説明では片側に入っているという説明ですが,例えば,今後このような,片側だけしか側溝が入っていないというものが出てきた場合ね,これ,参考までにお聞きするんですが,この場合も市道に認定するということですか。

道路建設課長)こちらの宅地開発については,石岡市開発事業の適正化に関する条例に伴って設置された開発でございます。道路につきましても,市道の機能,片側U字溝に勾配をつけて道路の雨水を排水するという形になってございますので,通常の管理上は問題ないと思います。

関口委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第50号「市道の認定について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第51号「市道の廃止について」を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

道路建設課長)議案第51号「市道の廃止について」をご説明いたします。議案第51号の資料をご覧願います。
 提案理由でございますが,当該路線は,市道としての機能を喪失しているためでございます。次のページの市道路線廃止調書をご覧願います。路線名は,市道B8482号線でございます。廃止区間の起点が柴内字掛場680番から終点の柴内字掛場681番までの区間でございます。道路幅員が1.6メートルから1.8メートル,道路延長が23.4メートルでございます。
 次ページ以降の路線位置図と土地所在図をご覧願います。図面に塗りつぶした箇所が,廃止区間となってございます。以上でございます。

関口委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第51号「市道の廃止について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,その他の件といたしまして,執行部より発言を求められておりますので,これを許します。初めに経済部から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

農政課長)農政課からは,先週16日金曜日のひょうによる農作物への被害につきまして,現在把握している状況をご報告させて頂きます。
 降ひょうは,八郷地区の恋瀬,瓦会,葦穂,小幡,小桜,柿岡等であり,特に山すそのフルーツライン沿いで被害を確認しております。
 果物では,梨,柿,ブドウ,野菜では,にら,インゲン,なす,きゅうり等に実や葉,茎の損傷がございました。被害面積は合計で34.4ヘクタール,被害総額は4,353万円と算出されており,被害額の大半が梨でございまして,被害面積が15ヘクタール,被害額が3,730万6,000円となっておりまして,今後,農業共済などで対応することになっていくかと思います。
 梨の被害につきましては,防災網の未設置や網を広げていないほ場に被害が集中しており,防災網を適切に使用しているほ場では,被害はほとんどありませんでした。被害を受けたほ場では,傷からの病害発生が懸念されますので,農業改良普及センターや農協による栽培指導を強化し,2次災害を防いでいくとともに,防災網の設置等を呼びかけていきたいと考えております。なお,果物や野菜のほか,葉タバコへの被害も確認されております。葉タバコにつきましては,茨城県タバコ耕作組合の方で調査を進めておりまして,耕作組合からの聞き取りでございますけれども,被害は10ヘクタールを超える見込みと伺っているところでございます。農政課からは以上でございます。

関口委員長)以上で説明は終わりました。ただいまの件につきまして,何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,経済部の所管については,以上で終結いたします。次に,都市建設部から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

都市計画課長)全国看板建築サミットについてご報告をさせて頂きます。本来であれば,報告をした後に皆さま方に招待状を送付するべきところでございますが,ご報告が遅くなってしまい,大変申し訳ございませんでした。
 それでは,本年7月16日に開催いたします,全国看板建築サミットについてご報告させて頂きます。看板建築サミット開催の意義でございますが,景観に対する市民意識の向上と観光資源としての利用を広く周知することにより,中心市街地の良好な景観形成や保全に努めることができます。また,景観形成を通じ,看板建築が歴史的にも重要な建築物であることへの理解と魅力あふれる石岡市への愛着を高めるものでございます。
 また,効果といたしましては,サミットを通じまして市民意識の向上を図ることによって,住民の積極的な景観形成への参加を促します。また,全国的に行うことにより,多くの事例を取り入れられるため,他市町村とも連携し相乗的な効果向上を狙うことができます。また,整った景観は観光資源になることも予想されるため,付帯的に石岡市への集客効果に寄与することも考えられます。
 内容でございますが,お配りしてございます資料をご覧願います。開催日時は平成29年7月16日,日曜日でございます。開催場所は石岡市民会館でございます。参加費は無料となってございます。午前の部といたしまして,10時からまちなかの散策をして頂きます。資料裏面にございますマップを見ながら,看板建築群の街並を巡って頂きます。歴史的建造物の前で写真を撮影して頂き,その写真を市民会館で見せて頂くと,文化遺産カードを配布する予定となってございます。午後の部といたしまして,開会の挨拶後の13時20分から江戸東京博物館館長で東京大学名誉教授,さらに看板建築の命名者である藤森照信先生の基調講演がございます。題目は『看板建築と近代日本都市』でございます。14時30分からパネルディスカッションを行います。題目は『復興100年を目指したまちづくり~20世紀初頭の都市復興遺産を活用して~』でございます。コーディネーターに筑波大学教授の藤川昌樹先生,パネリストに青森県八戸市,兵庫県豊岡市,長野県諏訪市,埼玉県川越市のNPO法人,市民団体,建築士会,商店会,筑波大学OB,OGの方々です。今後は,メディア等でPR活動を行い県内外からの参加を募ってまいります。委員の皆さまにおかれましてもご出席をお願いいたします。報告は以上でございます。

関口委員長)以上で説明は終わりました。ただいまの件につきまして,何かご発言はございませんか。

髙野委員)委員長,これはサミットの件ではなくても,看板建築についてでもよろしいですか。

関口委員長)関連があるので,よろしいです。

髙野委員)この看板建築ですね,非常にそういったね,大きなサミット等々もできるようになったということでね,皆さまも大変なご苦労があったかと思います。それでね,私,先日ちょっとある方とお話をしましたら,笠間市でね,笠間市では通りがありますよね,なんですか,昔の。3階建ての。

〔「井筒屋」と呼ぶ者あり〕

髙野委員)井筒屋。あれからの通りですね。1軒というか,3,000万円ほど出しまして,昔ながらに復元しようというようなことを始まるらしいんですね。もう全部ね,お店にするんでしょうけれども。そういったことをちょっと聞いた時にね,石岡はそういった看板建築をみんなでね,誇れるものとしていこうということであれば,私たちの子どもの頃は全部こういうものでした。火事になって,ぼろ隠しでつくったのが看板建築ですよね。その頃,やはりこういうものを鉄板でつくるというのが流行ったんでしょうけど。まあ,今になってみればね,非常に財産かと思います。こういったことをね,昔の写真とか,そういったものあると思うんですよ。そういった中でね,じゃあ復元してくれると。うちも戻していいですよと。どっちにしてもこれ,ペンキ塗って仕上げる訳ですから。そういうようなね,やってくれる方がいて,1軒でも2軒でも増やしていけたらね,またそれはそれで財産かなと思うんです。ただ,新しいものをつくるんじゃなくて,昔あったもの。昔の看板建築ね。そういったことができたらね,もっともっと人に見に来て頂けるものになるのかなと。古いものをつくってどうするんだといえば,どうするんだなんですけれども,よそはね,視察とか行きますとね,そういった,本来のものと同じものではないんでしょうけれども,類似した形でつくって,ひとつの街並を形成するというようなね。
 それとですね,その他ですからちょっと。この看板建築ばかりでなくね。この表通りだけでなく,今,陣屋門ございます。あそこに土橋通りがございますよね。あそこにはまだ古い街並が残っているんですね。だから,ああいった通りまで入って,ちょっとお金をかけるのであればかけてね,この土瓦でね,本当の昔の街並ですね。それから,あそこの陣屋門に行く動線。こういったことを考えてみたら,ひとつの流れができていくのかなと。街並で看板建築を見ながら,また,一歩中に入ってみると,そこには昔の陣屋門があると。その奥へ行ってみると,また総社宮があると。そういった流れもね,お金をかけるのであればね,1戸3,000万円出すのも大変でしょうけれど,そういった予算が取れたら,なんかひとつの街並,昔の街並が形成されていくのかなと。そうすると,見る人も5分,10分で見るんじゃなくてね,散策しても30分,1時間ありますよということになると,ちょっと動線が広がるんじゃないかなという気がするんですけれども。もし,そのへんのこともね,1年,2年じゃできないと思いますけど,検討されるといいのかなと思います。ここ,写真で3軒4軒載っていますけど,こういったものもずらっと並んだときには,ひとつの歴史になるんじゃないかなという気がいたします。新しいものをつくるんじゃなくて,残っている写真等々を再現するということも必要かなと私は感じますので,もしそういう機会がありましたらご検討ください。以上です。

都市計画課長)委員ご指摘のとおり,石岡市では笠間市みたいに3,000万円まではないんですけれども,今年の4月から始めました,石岡市住民参加型まちづくりファンド支援事業のほうで,金額にしますと1番マックスで500万円までなんですが,委員ご指摘のように,今進めているのが,連続性を持った歴史的建造物,そういったものが観光客に見て頂けるようなものをつくっていきたいと考えております。今は中心市街地活性化基本計画の区域内の中で,国道355号線と駅前通りを中心にやってございます。ただ,委員ご指摘のとおり,土橋通りも古き良きものがあると思っておりますので,確かに1年2年ではできないと思っておりますので,今後継続的に進めていきたいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。

関口委員長)ほかにご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,都市建設部の所管については,以上で終結いたします。その他の件で何かご発言がございましたら,挙手によりお願いいたします。

大槻委員)道路建設課にお聞きをしたいんですが。まずですね,石岡市で危険な場所は何か所あるか,お尋ねいたします。

道路建設課長)道路とか排水路とか,色々な状況があると思います。市内で危険箇所というようなご指摘でございますけれども,ひとつは,地域から整備要望の中で,危険だから道路の改良を進めて欲しい。または,日常,道路の管理上,道路に穴があいているから危険なので穴埋めをして欲しい。また,通学路におきましても,各学校,父母から通学路が狭あい,歩道がない等々で危険であると。危険箇所の把握ということでございますけれども,何箇所あるかというのはこちらでは把握はしてございません。その都度,お問い合わせによって,危険箇所の補修修繕又は整備が必要な場合については,予算をとって整備するという形でございますので,現時点では危険箇所は把握してはございません。以上でございます。

大槻委員)それではですね,私からですね,場所なんですけれども,これは園部地区なんですけれども,1級河川の園部川という川がありますよね。そこの脇に市の道路があるんですが,この道路,半分以上が陥没しておりますよね。地元から通行ができないと。これお聞きしたいんだけれども,これは期間としてどのくらい通行止めにして経つんですか。

関口委員長)場所についてよく説明してください。

大槻委員)場所なんですが,東成井地区の園部川です。これ,1級河川になっているということで,私も一応県にもお話をしたんですが,これは県がやる事業ではない。これは石岡市だと。私も石岡市には早急に直して頂きたいということで,これはお話をしましたよね。ですから,この期間がどのくらいおいてあるのか。それをちょっと。

道路建設課長)委員からただいまお話がございました,山崎地内だと思うんですけれども,1級河川園部川に水田からの水路がございまして,その園部川に落ちるところに市道が走ってございまして,その市道を横断しているトンネルの管なんですけれども,そちらについて経年劣化によりまして破損していると。空洞がございまして道路が陥没し,影響で法が崩れたと。その通行止めは昨年の12月でございまして,大体6か月経過をしてございます。地権者にも急ピッチでとご説明はしてございましたけれども,12月という時期でございましたので予算と復旧方法について調整をしてございました。そうこうしている内に水耕田の作付時期と重なりまして,5月以降に復旧に向けて工事を進めようとしているところでございますけれども,復旧方法につきましては,土地改良区域内なので経済部と調整をしまして,間もなく工事を発注する予定でございます。以上でございます。

大槻委員)今お聞きしたところ,6か月ということなんですが,今現在ね,この場所なんですが,私も見に行きましたよ。もう草が1メートル以上伸びちゃっているんですね。これ例えばですよ,これ川ですよ。ここに子ども達が行ってね。わからない。1メートル以上も草が伸びちゃってる。全面的に伸びている訳ですよ。だーっと伸びている訳ですよ。子ども達が例えば,川遊びだとか,釣りに行きますよね。これ,落ちたらどうするんですか。6か月も放り投げておいて。こういうものは早急にやるべきじゃないんですか。 
 それともうひとつ,これも園部の真家地区ですよ。ここに全龍寺という池があるんですよ。この池の脇に4メートルの道路がありますよね。きちんと舗装はされています。この道路なんですけれども,ここの一部が崩れ落ち,これ何回工事をやっているか,ちょっとお聞きしたいんですけれども。

道路建設課副参事)まず,園部川の脇の工事につきましては,大変ご迷惑をおかけしておりますので,1日も早い復旧に努めてまいりたいと思います。真家地区の池の補修の部分なんですが,今まで,大雨のたびに3度ほど崩れがおきまして,復旧をさせて頂いております。以上でございます。

大槻委員)ただいまね,3回ほど工事はやったということなんですけれども,私もここは何回も見ているんですよね。副参事からも3回工事をやったということなんですが,私が見てね,素人が見ても,あれでは何回やっても崩れちゃうんですよ。あそこにお金いくらかけていますか。

道路建設課副参事)申し訳ございません。金額については把握してございません。

大槻委員)あのですね,私素人ながら見ているんですけれども,あの工事のやり方では何回やっても崩れ落ちますよ。反対側に建物も何もありませんよね。普通の畑ですよね。畑で反対側は土手になっている訳ですよ。ですから,あれは全龍寺の池のほうを高くしてね,片側に側溝を入れて,少し下りたところに横断で側溝を入れれば,このようなことはないと思うんですよ。あれ,全面的にあそこに雨水が集中して行っちゃうから崩れちゃうんですよ。完全たる土留めやっておけば別ですよ。簡単な土留めをやっておいて,何回やったって崩れますよ。あの状態でいたら,車が通行した場合に車は落ちますよ。あそこも危険な状態になっている訳ですから,そんなに何回も何回も工事やらないで,無駄金使わないで,きちんとやってくださいよ。

道路建設課長)当初,表流水,舗装になっていまして勾配になって,道路から流れ落ちる雨水,又は山側からの雨水,等々が集中的に集まるというような地形でございます。一部はそういった影響。または,一部地下水の影響も多少あるものと考えております。いずれにしましても,3度復旧工事をやってございまして,今度そのへんも十分調査をして,U字溝で対応できるのかどうか,そのへんも検討して,できるだけ早い復旧に努めてまいります。

大槻委員)これね,地元から本当に危険でしょうがないということですのでね,早急に工事をお願いいたします。

関口委員長)この際,委員として質疑をしたいので,暫時副委員長と交代いたします。

村上副委員長)委員長が委員として質疑をする間,副委員長の私のほうで議事を進行させて頂きますので,よろしくお願い申し上げます。

関口委員)農政課にお聞きしたいんですが,鳥獣被害ですね。私のところに今年も被害があったよという連絡がかなり来るんですよ。そういった中で,農政課は鳥獣被害が増えているのを把握しているのか,まずお聞きします。

農政課長)鳥獣被害の件でございますけれども,被害の件数としましては,昨年が約70件,一昨年が約80件ということで報告自体は少ないですけれども,やはりお話を聞きますと,農作物被害だけではなくてですね,田や畑の土手などを崩されてしまうというお話を聞いておりますし,私自身も外に出ますと,そういったところが多く見られますので,やはり被害については減っていない,少し増えているのかなと感じているところでございます。

関口委員)増えているというように思っているということでね,確かに増えているようなんです。その対策としてですね,猟友会とかわなとか,色々対策はしていますよねこれまでね。そういった中で,今後猟友会に鳥獣の防止策として回数を増やしてもらうとか。聞いた話ではわなの期間というのは限られているというのを聞いたんですけれども,その期間をもう少し延ばすと。わなの期間が切れたとたんに被害が増えるらしいですよね。ですから,もうちょっと,間を空けないように,猟友会が抜けたらわな期間を入れて,そしてまた猟友会と。まんべんなく隙間を空けない対策をして頂きたいと思うのですが,お考えをお伺いします。

農政課長)捕獲の期間の拡大というご質問かと思いますが,猪等の鳥獣被害,鳥獣捕獲につきましては,冬場の狩猟期間における猟,それと農作物への被害防止を目的といたしまして,毎年石岡市では6月と9月に実施しております鳥獣被害対策実施隊による捕獲,このふたつがございます。
 個人によります捕獲につきましては,冬場の狩猟期間のみとなる訳でございますけれども,石岡市では現在のところ6月と9月ということで水稲の出穂期の少し前の6月,それと実りの秋,果物やイモ類ができます,その収穫の少し前ということで9月に実施しております。期間としてはそれぞれ30日ずつの60日間でございますけれども,他の市町村ではその他でも短期間に有害鳥獣の捕獲をやるという事例もございますので,そういった事例を少しずつ参考にしながら取り組んでいければと考えております。それにあたりましては,猟友会や実施隊のご理解ご協力を頂かなければなりませんので,そのへんも協議しなければならないと考えております。特に猟友会につきましては,高齢化となっております。60代の方よりも70代の方が多く,中には80代前半という方もいらっしゃいます。そういった年齢など健康管理もございますので,鳥獣被害対策を拡大する際には,そういった猟友会,実施隊の方々のご協力を頂きながら協議調整を進めてまいりまして,今後検討をしていければと考えておりますので,よろしくお願いいたします。

村上副委員長)それでは,委員長と交代いたします。

関口委員長)ほかにご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。




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