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議会中継
  


平成29年度 経済建設消防委員会

 第6回委員会 (8月17日)
出席委員 村上泰道委員長,大槻勝男副委員長,関口忠男委員,石橋保卓委員,川井幸一委員
市執行部 【都市建設部】
 部長 福田嘉夫,次長 島田美智男,都市計画課長 浅田禎智
議会事務局 庶務議事課長補佐(木崎憲一)



村上委員長)ただ今から,経済建設消防委員会を開会いたします。
 本日の議題につきましては,お手元に配付いたしております協議案件書のとおりであります。
 次に,本日の案件に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。初めに,所管事務の調査として「ステーションパーク利活用設計業務について」を議題といたします。本件について,執行部から説明を求めます。なお,発言は挙手によりこれを許します。

都市計画課長)それでは「石岡ステーションパーク利活用について」報告させて頂きます。
 石岡ステーションパークにつきましては,JR石岡駅の橋上化と東西自由通路の供用開始により一体的な利用が可能となりましたことから,駅の機能充実や賑わいと交流が生まれるような有効活用を図るため,関係する部署で検討する会議を行って参りました。
 昨年度は,東西自由通路の通行量調査,ステーションパーク調査,経済部において駅利用者等へのアンケート調査を行い,現状の把握と市民要望等の整理,さらには,中心市街地活性化基本計画に基づく計画的な整備の検討をしてまいりました。
 本年度は,昨年度までの調査結果を基に,ステーションパーク利活用に伴う企画調査業務を行っております。皆様のお手元にあります資料がその結果となっております。あくまでもイメージ図ではございますが,バスターミナルの一部を利用いたしまして,市民の方々から要望の多い,休憩や軽食などが取れるスペースを提供するようなアイデアとなってございます。
 次のステップといたしまして,今回のイメージ図を反映させたステーションパーク利活用詳細設計を発注して行く予定でございます。報告は,以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。本件につきましてご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

石橋委員)まず,利活用設計業務ということの内容について。これは基本的に,基本設計と実施設計がこの中に含まれるという考え方でよろしいのか,お伺いをいたします。

都市計画課長)利活用詳細設計の内容でございますが,今,委員が言われましたとおり,基本設計と実施設計を行う予定でございます。
 基本設計のほうでは情報収集,条件設定,比較検討,総合化などを行いまして,建築の総合,建築構造,電気設備,給排水,衛生設備,空気換気設備を行う予定でございます。実施設計におきましても基本設計と同じく,建築総合,建築構造,電気設備,給排水,衛生設備,空気換気設備を行う予定でございます。以上でございます。

石橋委員)そうしますと,この中で利活用の基本的な考え方ということで,市のほうである程度方向性を示している訳ですけれどね。ショップエリアの用途案という部分についても市のほうで方向性を示している訳ですけれども,ここで示されているショップエリアについて,ここでショップを展開していくということについては,もう既に既定の方針ということで理解をしてよろしいですか。

都市計画課長)こちらのショップエリア用途の案でございます。あくまでも案ではございますが,今委員から言われましたように,ショップを展開していくという方向で今後進めていく予定です。ただ,先ほどもご説明しましたように,ショップの種類につきましては,あくまでも市民からのアンケート調査などで要望の多い軽食ができるものや休憩するスペース,そういったものが要望が多いものですから,そういったものを検討してまいりたいと考えております。

石橋委員)何度もしつこいようですけれども,ショップを展開するにあたって,建築基準法や食品衛生法といった部分での整合性というものも,今回の利活用設計業務の中で精査をしていくと理解をしてよろしいでしょうか。

都市計画課長)食品衛生法,そういったものも含めて,今回の詳細設計の中でみていきます。その前段として,今回の企画調査業務委託の中でも,関係機関には下協議という形になりますけれども,協議を行っております。その中で実際クリアしなければいけない問題もいくつか挙げられておりますので,それも含めて,詳細設計のほうでそちらの課題をクリアしていくような形になります。

石橋委員)ただですね,基本設計と実施設計が一緒に出来上がってくるということで,それが出来た時点で,それに基づいて発注という段階になってくるのかなと思うんですけれども,スケジュール的な部分,手続き的な部分,現時点でわかっている範囲の中でご説明頂ければと思います。

都市計画課長)今回の委員会で報告をさせて頂きまして,皆様の了承を得られた後,詳細設計の業務委託を発注する予定となっております。その発注後,工事は早ければ年度内に着手をしたいと考えております。しかしながら,詳細設計,実施設計等の期間との兼ね合いがございますので,なるべく早く事業を進めていきたいと考えてございます。

石橋委員)聞き間違いじゃなければ,年度内に工事に着工というお話だったんですかね…。そうすると,工事費についてはもう既に予算が付いている…。これは,工事費はその時点の補正でまかなうというような考え方でよろしいですか。

都市計画課長)現在,ステーションパークの利活用とは別に,ステーションパーク自体の長寿命化の工事を進めている状況でございます。その中で工事費も予算として持っておりますので,その部分も含め,はっきりとした設計金額,工事金額が今回の詳細設計,実施設計で確定すると思いますので,その時は補正も含めて検討をしていきたいと考えております。

石橋委員)今の説明の中で若干引っかかる部分があるんですけれども。長寿命化の部分と今回の利活用の部分というのは,別個なものですよね。建設工事が既に取ってあるので,じゃあ今から建設工事に関しての基本設計・実施設計を発注しますという,本末転倒な話ではないとは思うんですけれども。そのへんのところをもう一度確認します。

都市計画課長)委員ご指摘のとおり,長寿命化計画とステーションパーク利活用については別のものとなっております。あくまでもだぶる部分がございます。今回の長寿命化ですと,バスターミナルの平板ブロックの部分が震災の影響で一度は直したのですが,まだちょっとでこぼこになっておりますので,その部分と,今度の利活用で使う建物を設置する部分もだぶる部分もございますので,その部分と二重の手間にならないような形で,長寿命化計画と利活用のほうをうまく調整しながら進めていきたいと考えております。

石橋委員)わかりました。私からは以上です。

関口委員)ショップエリアの用途案についてなんですけれども,バスターミナル側からショップを利用すると思うんですけれども,下りのホームからもこのショップは利用できるんですか。平面図ではちょっと見づらいのですが,利用できるといいなと思ったんですけれども。そのへんはどのように考えていますか。

都市計画課長)見づらい平面図になっておりまして,大変申し訳ございません。ショップエリアに駅の下りホームからは直接入ることはできません。現在もステーションパーク,バスターミナル側,下りのホームとの間に壁がございます。その壁はそのまま活かしまして,あくまでも観光案内所ですとか,駅前交番の脇からショップに入るというような形になります。

関口委員)私はね,ホームからも利用できたらいいなと思ったものですから。可能であればね,石岡のお土産を買っていくなんてね。上にもお店はあるでしょうけれども。あれば良かったなと思っているので,設計上そういうふうに取れれば,考えて頂ければと思います。以上です。

村上委員長)ほかにございませんか。

石橋委員)すいません。もう1点だけ確認させてください。ここのショップエリアについてなんですけれども。ショップエリアの運営といいますか,そこに入る,入居をする商店といいますか,どういったところを想定しているのか,お伺いいたします。

都市計画課長)ショップエリアの入店,テナント関係なんですけれども,こちらのほうは経済部の商工のほうと連携して現在行っているところでございます。あくまでも案の段階だと思うんですけれども,指定管理者制度や色々なものを考えながら,入店の希望を募ってくという形になると思っております。

石橋委員)公募が前提ということで理解していてよろしいですか。

都市計画課長)連携しているところでお答えさせて頂きますと,公募が前提になると思っております。

村上委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,本件については,以上で終結いたします。
 次に,その他の件で執行部より発言を求められておりますので,これを許します。なお,発言は挙手によりこれを許します。

都市計画課長)それでは「乗合いタクシー利用拡大について」ご報告をさせて頂きます。
 内容でございますが,皆様にお配りしてございます資料をご覧願います。以前から,乗合いタクシーでプラチナ応援券を使いたいという要望が寄せられておりました。そういったことから関係機関と協議を行い,平成29年9月1日金曜日から応援券の利用を開始することとなりました。乗合いタクシーのほか,路線バス,タクシーでも利用ができるようになります。交通機関が利用できるようになりますので,行動範囲が広がり,利用拡大に繋がるものと期待しているところでございます。報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。本件について,何かご発言がございましたら,挙手によりこれを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 その他の件で何かご発言がございましたら,挙手によりこれを許します。

関口委員)合併特例債の道路事業のことでお聞きしたいのですけれども。私,ずいぶん前なんですけれども,やはり委員会の中で上林・上曽線のことについて質問したと思います。昨年は川井委員からあったと思うんですけれども。現在,上林・上曽線というのは,八郷中学校より西のほうに整備が進められていると思うんですけれども。もう今年度で大体終わるのかなと。西の区間についてはね。どのくらいあるのかな。全長で4,200メートルある中で,半分くらいはね,大体終わるのかなと思うんですが。今度は,それが終わったら庁舎の後ろを進めて,上林まで行くのかなと思うんですが。以前聞いた時に,上林,今,セブンイレブンがあるあたりですね。あのへんは整備がちょっと難しいと。色々,現況と公図が合っていないと。なかなか同意が得られないと。そういったことで,あと何年も無い状況で,そこをさわっていたんでは,その間には橋もかける計画になっていますのでね。そういうのをもろもろ計算しますと,当然これはかなり遅れてしまう。であるので,この総合支所の後ろの道路をね,そのまま歩道を整備して,下宿の信号ですか,あそこに行くように整備を,計画の変更をすべきではないかなと。もうそういう時期に来ているのではないかなと思うんですが。あとですね,この前,議会報告会をやった時も,この庁舎の後ろの道路の電柱が非常にせり出していて走りづらいという話もあったのでね。そのへんの兼ね合いも,市民から要望が来ているのでね。やはり,今やっている歩道整備区間が終わる前にですね,総合支所の後ろの都市計画道路の変更を進めて頂いて,先ほど言ったように,15メートルの道路にして頂きたいと思うのですが。執行部としても色々考えはあるかと思いますが,そういう時期に来ていると思うので,お考えを頂きたいと思います。私は進めて頂きたいのですけれども。

都市計画課長)上林・上曽線の道路整備についてご説明いたします。まず,4,200メートル,全体計画延長として4,200メートルございます。その中で,特例債の見直しをした中で,優先整備区間といたしまして,まず2,200メートル,今,委員から言われましたように,八郷中学校からフルーツラインに向かっての2,200メートルを優先整備区間として,現在整備を進めております。その中で,フルーツラインから八郷中学校に向かう530メートル区間と,八郷中学校からフルーツラインに向かう800メートル区間,約1,330メートルにつきましては,現在整備が完了しております。その間の870メートル,JAさんがあるところからになるのですけれども,そちらから整備が済んでいる区間につきましては,拡幅ではなく歩道の整備ということで870メートルを現在進めております。委員さんから言われましたように,今年度もしくは来年度で整備を終わらせたいと考えております。残りの2,000メートル区間,八郷総合支所の前の道路になるのですが,こちらのほうも,その時の特例債の見直しでは優先整備区間が終わり次第,市の財政を加味しながら進めるとなってございまして,現在手をつけていないというような状況です。こちらの上林・上曽線なのですが,都市計画決定をされた都市計画道路でもありますし,合併時の新市建設計画の中で整備をするという位置づけにもなっております。その中で,合併特例債期間,延長されてはおりますけれども,残り期間はだいぶ少なくなってきておりますので,市の内部の調整も必要ですし,県のほうにも確認をとる部分,調整をする部分が必要になってくると思いますので,今後,今言われました,現道を利用した拡幅及び歩道の整備というのもひとつの案として,今後検討してまいりたいと考えております。

関口委員)ほかにもね,合併特例債の道路事業はあるのですけれども,美野里・八郷線もだいたい終わりますし,他も計画どおりには進んでいないんですけれども,ここもさっき言ったように,根っこの部分をいつまでもね,触っても進まないと思うのでね。執行部のほうでよく協議して頂いて。地元とも良く相談して頂いて。もう一度確認して頂いてね。上林の路線のところの地権者ともう一回相談して頂いて,やはり難しいとなればね,路線の変更も考えて頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。

村上委員長)ほかにございませんか。

大槻副委員長)私から,美野里・八郷線のね,わずかな距離なんですけれども,私が前にお聞きしたところ,本年度中に開通するというお話なんですが。見たところね,まだ盛土もされていないようなんでね。本年度中にこの道路開通するのかと,私これ地元から言われているものですから。本年度中に開通するのか,お伺いします。

都市計画課長)美野里・八郷線についてご説明いたします。副委員長が言われますように,現在,盛土の工事に入ってございません。もともと水田であったということから,地質の調査とそれに伴いまして盛土をする設計のほうを行っております。その中で,やはり水田地帯だったということで,盛土にも少し時間をかけておかないと,道路の路体として難しいという部分がありますので,盛土の時間を置きながらやっていくような工事になると思います。その中で,年度当初に今年度供用開始を目指したいとご説明させて頂きました。担当課としましては,今年度開通するように努力をしてまいりますが,そういった時間との関係がございますので,そのへんの問題もございますので,なるべく早く開通できるように進めてまいりたいと考えてございます。

大槻副委員長)地元としてはね,今年度開通だと。開通するんだということですのでね。これは何としても今年度中に開通させて頂きたい。それとですね,あの道路なんですけれども,いくつかの交差点がありますよね。いくつかの交差点のところなんですが,止まれの標識がないんですね。これを早急につけてもらいたいというお話なんですよね。止まれの標識なんですが,止まれの標識はね,茨城県公安委員会が付けるということなんですが,いつ頃付けるというお話は聞いておりますでしょうか,お聞きいたします。

都市計画課長)美野里・八郷線の交差点部の止まれの表示なんですが,一部供用開始をした時から,石岡警察署との協議を進めながら,交差点部に止まれの表示,規制をして頂きたいということで,お願いはしてございます。しかしながら,交通量の問題がございまして,止まれを付けるまでにはならない部分もあるという石岡警察署の認識もございまして,以前には副委員長から信号機の話もあったと思うんですけれども,信号機も含めて,今後の美野里・八郷線全線開通した場合に,再度交差点の協議を地元警察として,安全の確保ができるように努めてまいりたいと考えております。

大槻副委員長)先ほどね,美野里・八郷線なんですが,わずかな距離なんですけれどね。今年度中にできるだけ開通したいというお話なんですけれども。この美野里・八郷線なんですが,これ355号のバイパスまでね,完成したと同時にね,ここはかなりの交通量の車が走るんじゃないかと思うんですよ。これはもう,あそこにパセオパルケという団地があるんですが,ここの人達からも危険でしょうがないと。もう何件も車の事故が起きているということなんですね。ですのでね,あそこに信号機を早急に付けてもらいたいというお話が何回も私のところに来ておりますので,これをですね,早急に開通と同時に信号機を付けるというお話を,都市計画課のほうからも公安委員会のほうにお話をして頂きたい。よろしくお願いいたします。以上です。

村上委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。
  以上で,本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。お疲れ様でございました。




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