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平成29年度 教育福祉環境委員会
谷田川委員長)こんにちは。ただ今から,教育福祉環境委員会を開会いたします。 本日の委員会は,第2回定例会における委員会の改選後,説明員として執行部に出席を求めて開催する初めての委員会であります。 委員会の改選で,委員のうち5名が継続して,また2名が新たに委員として,7名の委員が選任されました。 つきましては,委員並びに執行部との情報の共有化,そして今後の円滑な委員会審査のため,会議を開催するものでございます。よろしくお願いいたします。 それでは,最初に委員の自己紹介をいたします。 初めに私から申し上げます。 −各委員自己紹介− 谷田川委員長)池田委員がもうすぐみえます。池田委員を含めまして,教育福祉環境委員会は,7名の委員でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。 また,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。 これより議事に入ります。 初めに,生活環境部の所管事務及び平成29年度新規・主要事業についてを議題といたします。 本件は,4月17日に開催しました当委員会においても,その概要説明を受けたところでありますが,委員会の改選がありましたことから,改めて,執行部の自己紹介とあわせて,各課の所管事務及び新規・主要事業について説明を求めます。 なお,発言の際は挙手によりこれを許します。 生活環境部長)改めまして自己紹介させていただきます。生活環境部長の齋藤と申します。よろしくお願い申し上げます。 私からは,お手元の資料,生活環境部平成29年度主要事業概要に基づきまして,ご説明をさせていただきます。 まず,1ページをお開き願います。職員配置図となってございます。生活環境部の体制でございますが,生活環境課,まちづくり協働課,市民課,保険年金課,次に2ページでございます水道課,市民会館の5課1館をもって構成され,本年度の職員総数は,昨年度より2名増の64名体制となってございます。 次に,3ページから6ページにかかる事務分掌と,7ページから13ページにかかる,平成29年度における主要事業施策概要につきましては,各担当課長からの説明となりますので,よろしくお願いいたします。 最後に,生活環境部が所管する業務につきましては,市民生活に密着している業務ばかりでございます。市民目線となり,懇切丁寧な説明と対応を心がけ,部内の全職員が,常に実践に努めるよう努力をしてまいりますので,よろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。 生活環境部次長兼水道担当)生活環境部次長兼水道担当の遠藤と申します。 部長の補佐を初めといたしまして,部内各課の業務が円滑に遂行できるよう部内外との連絡調整を図り,適切な進行管理に努めてまいりたいと考えております。 どうか,よろしくお願いいたします。 参事兼保険年金課長)保険年金課長の豊崎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 保険年金課は,私を含め23名の職員で業務を行っております。 所管事務をご説明いたします。資料4ページ,5ページの保険年金課の事務分掌をご覧ください。 保険年金課の業務は,国民健康保険,医療福祉,後期高齢者医療制度,国民年金の4つに分けられます。 国民健康保険の業務は,事務分掌の1番から9番に記載する国民健康保険の資格管理や給付,国民健康保険税の賦課徴収,保健事業などでございます。 医療福祉の業務は,9番から11番に記載する,いわゆるマル福制度の業務でございます。 後期高齢者医療制度の業務は,12番から16番に記載する後期高齢者医療制度の資格等の届出や保険料の徴収,保健事業などでございます。 国民年金の業務は,17番から20番に記載の国民年金の資格や得喪の届出,各種申請受付などでございます。 次に,保険年金課主要事業施策概要についてご説明いたします。資料11ページをご覧ください。 民生費のうち,特別会計繰出金は,国民健康保険法に基づき,一般会計から国保特別会計に繰り出す繰出金でございます。 次に,医療福祉一般事務費は,県の補助対象事業でございまして,妊産婦,小児,母子家庭,父子家庭及び重度心身障害者を対象に医療費の扶助費を支給いたします。 次に,医療福祉市単独事業は,所得制限などにより県の補助対象とならない小児から中学生までの子どもや妊産婦の医療費,中学生の外来診療など,市の単独事業として,医療費の一部負担金を助成いたします。 次に,国民健康保険特別会計でございますが,特定健康診査事業経費は,主に国民健康保険の被保険者で40歳から74歳までの方を対象にした特定健康診査の経費などでございます。この健康診査により,生活習慣病を主とした有病者やその予備群を早期に発見するための経費でございまして,人間ドック健診補助金1,045万3,000円を計上しております。 新規事業である,特定健康診査等実施計画作成委託料は,計画期間を平成30年度から平成35年度までの6年間とする,第3期実施計画に伴う委託料でございます。 次に,特定保健指導事業経費は,特定健康診査の結果によりまして,生活習慣病の有病者,その予備群などの対象者に,保健師や栄養士,運動指導士などの専門職が保健指導等を行い,生活習慣の改善を図るための経費でございます。 次に,疾病予防事業は,被保険者に対する健康の保持や増進を目的とした事業で,ウォーキング大会を実施する予定でございます。 新規事業であります,手数料につきましては,かかりつけ医からの診療情報提供の事業経費となっています。 これは,定期通院などの理由によって特定健診を希望されない方を対象にした事業です。県と集合契約をしている医療機関と連携して,診療時の特定健康診査該当項目データを本人の同意を得られることができれば,国保連を通じその情報を石岡市へ提供していただきます。石岡市は,情報提供料を国保連を通して医療機関へ支払います。 同じく新規事業になります,データヘルス計画作成委託料につきましては,計画期間を平成30年度から平成35年度の6年間とする,第2期計画にかかる事業となります。 最後に,後期高齢者医療特別会計でございます。後期高齢者医療広域連合納付金は,後期高齢者から市が徴収しました保険料及び保険基盤安定納付金を茨城県後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。 以上でございます。 谷田川委員長)ただ今,池田委員がみえました。池田委員,自己紹介を願います。 −池田委員自己紹介− 生活環境課長)生活環境課長の荻沼と申します。よろしくお願い申し上げます。 生活環境課の事務分掌及び主要施策の概要についてご説明いたします。 初めに事務分掌でございますが,お手元の資料3ページに記載されておりますとおり生活環境課では24項目となっております。 業務内容は,環境美化及び環境保全,市営霊園の管理,公害対策,犬の登録や狂犬病の予防接種,霞ケ浦の浄化,ごみ及びし尿処理,空家等対策,放射線対策が主な業務でございます。 次に,資料7ページからの生活環境課が所管しております平成29年度の主要事業については記載のとおりでございます。 主な事業についてですが,衛生費に係るものと霊園事業の主なものについてご説明申し上げます。 まず,7ページの石岡地方斎場組合負担金として8,308万円を計上しております。 次に,狂犬病予防経費として147万6,000円でございますが,うち,犬猫の避妊・去勢手術補助金としまして68万4,000円を計上してございます。 次に,空家等対策事業として24万8,000円でございます。主な経費としましては空家等対策協議会委員報酬15万円です。本年度は,第1回を5月31日,第2回を7月3日に開催しております。計画につきましては,8月末の完了を目指して進めてございます。 次に,霞ケ浦浄化対策経費として1億498万7,000円でございますが,このうち下水道所管の合併浄化槽設置補助金等が1億201万8,000円含まれており,生活環境課分としましては296万9,000円となります。アオコ対策としてジェットポンプの運転経費,河川や工場排水などの水質分析が主なものとなってございます。 次に,清掃一般事務費7億8,577万3,000円でございますが,継続的なごみ処理,し尿処理に要する経費として,湖北環境衛生組合,霞台厚生施設組合,新治地方広域事務組合への負担金でございます。 次に,塵芥処理経費2億3,163万1,000円でございますが,廃棄物を適正に処理するための経費でございます。 続きまして8ページをご覧ください。し尿処理経費1,383万5,000円でございますが,生活環境保全のため,し尿汲み取り等に要する経費でございます。 次に,簡易水道統合整理事業ですが,平成28年10月1日をもちまして,湖北水道企業団へ統合いたしました,統合後に負担すべき経費300万2,000円を計上してございます。 次に,特別会計の霊園事業の1,008万6,000円でございますが,龍神山,半ノ木の市営霊園2か所の維持・管理に関する経費が主なものでございます。 以上が,生活環境課の事務分掌と衛生費及び霊園事業の主要事業施策概要説明となります。 よろしくお願いいたします。 まちづくり協働課長)まちづくり協働課長の武石と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず,まちづくり協働課の事務分掌でございますが,資料3ページ下段から4ページにかけてご覧いただきたいと思います。「1市民憲章推進の支援に関すること」以下,お示しした17項目が所管事務となってございます。 次に,平成29年度の主要事業でございますが,資料の9ページをご覧ください。総務費,区長・協力員関係経費から商工費,消費者保護育成事業までが,まちづくり協働課の事業となります。 まず,区長・協力員関係経費の区長・協力員報酬4,366万6,000円でございますが,これは298人の区長さん,1,133人の協力員の方々への報酬でございます。 また次の行,石岡市区長会補助金は,これまでと同額を計上させていただいております。 次の交通安全対策経費も,概ね前年と同様でございますが,交通安全対策経費の3行目,交通安全対策工事490万円におきましては,スクールゾーン路面標示と,カーブミラーの整備を実施してまいります。 また,4行目のチャイルドシート購入補助金120万円につきましては,平成28年度まで,既にお子さんが生まれた方を交付対象としておりましたが,生まれる以前にチャイルドシートを購入される方も多いことから,今年度からは妊娠していて母子手帳の交付を受けている方も交付対象としたところでございます。 街路灯・防犯灯事業におきましては,1,573万2,000円を計上いたしまして,街路灯の電気料534万4,000円のほか,石岡中学校と城南中学校の統合に伴って設置を予定しているもの30灯を含めまして,街路灯設置工事に200万円,また犯罪の抑止と安全・安心な生活環境づくりのためのLED防犯灯設置補助金に757万円を計上している所です。 コミュニティ・新生活運動事業のコミュニティ助成事業補助金250万円につきましては,一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業の補助を受けて実施するものでございまして,平成29年度は守木町町内会が常陸国総社宮例大祭における山車人形及び緞帳等の購入250万円が採択になっているところでございます。 コミュニティセンター維持管理経費につきましては,ご覧いただきますとおり,南台,杉並,鹿の子の各コミュニティセンターの指定管理料でございまして,それぞれの運営委員会へ指定管理をお願いしてまいります。 まちかど情報センター運営経費につきましては,NPO法人まちづくり市民会議への指定管理料のほか,ご覧いただく経費を計上しております。 旭台会館管理経費につきましても,一般財団法人産業文化事業団に対する指定管理料ほか,維持管理に係る必要経費を計上しております。 協働まちづくり推進事業につきましては,協働のまちづくり推進委員報酬として18万円,区などが実施する地域活動の際などに飲料水を提供する経費として50万円,また,区や市民団体が活動する際に使用できる備品の購入費用として10万円を計上しております。 次に,新規事業として石岡市自治会等集会施設運営補助金60万円を計上してございます。これは平成26年度に制定いたしました石岡市協働のまちづくり条例の基本理念に基づきまして,地域住民等が自主的に参加,協力する区や自治会による地域コミュニティの役割を促進するため,活動の拠点となる集会施設の借上に要する経費の一部を補助するものでございます。この集会施設でございますが,アパート等の賃貸目的の建物は対象とはいたしませんで,個人の居宅を目的とした専用住宅であることを条件の1つとしております。補助額は借上料の2分の1。2万5,000円を限度額としております。 次に,安全・安心まちづくり推進事業でございますが,新規事業として安全・安心まちづくり防犯アドバイザー嘱託職員報酬223万5,000円を計上しております。この嘱託員につきましては,平成28年度から安全・安心まちづくり推進嘱託員という名称でまちづくり協働課に配置したものでございますが,多様化する犯罪被害への防止策として,市民の自助による防犯カメラの設置,または市が実施している出前講座に防犯に関する講座を取り入れる等の施策を推進するため,平成29年度からは名称を安全・安心まちづくり防犯アドバイザー嘱託員と改めて再スタートをしたところでございます。 なお,平成29年度の嘱託員は平成28年度と同じ方でございまして,経験豊富な警察OBの方にお願いをしているところでございます。 次に防犯カメラ設置工事603万3,000円でございますが,平成29年度は6基の設置を予定しております。設置箇所につきましては,特に子どもたちの安全を確保に留意しながら,現在,警察,生活安全課のほうと協議を進めているところでございます。 最後に,商工費の消費者保護育成事業でございますが,消費生活専門相談員報酬383万8,000円によりまして,昨年度に引き続き,消費生活センターにおける相談業務を常時2名,週5日の体制で実施してまいります。 まちづくり協働課からの主要事業のご説明は以上でございます。 市民課長)市民課長の宮部でございます。よろしくお願いいたします。 それでは,お手元の資料に基づきご説明申し上げます。 まず,市民課所管事務でございますが,お手元の資料の4ページをご覧いただきたいと思います。住民基本台帳事務,戸籍事務等18項目でございます。 続きまして,主要施策概要についてご説明申し上げます。お手元の資料10ページでございます。戸籍事務費として1,453万円を計上しております。主なものとして,戸籍システム保守委託料387万6,000円,戸籍総合システム機器借上料524万9,000円となっております。 次に,住民基本台帳事務費として3,283万3,000円を計上しております。主なものとしては,フロアアシスタント報酬1,020万6,000円,印刷製本費34万5,000円でございます。フロアアシスタントは嘱託職員で,申請書の記入等の案内や証明書の交付を主とする者6名と,個人番号カードの交付などを主とする者3名の合計9名おりまして,1日6時間未満の時差勤務で配置しております。なお,窓口事務嘱託員報酬としましては390万6,000円。八郷総合支所の市民窓口課配当分でございます。 また,旅券事務費として131万9,000円を計上しております。主なものとしては,旅券事務嘱託員報酬128万6,000円でございます。 以上が,市民課の主要施策概要でございます。よろしくお願いいたします。 水道課長)水道課長の萩原でございます。よろしくお願い申し上げます。 私から,水道課の事務分掌及び主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。 初めに,事務分掌でございますが,資料5ページをご覧ください。中段以降に記載されております「水道事業の計画及び工事に関すること」から「その他水道業務に関すること」までの15項目となります。 続きまして,平成29年度における主要事業施策概要でございますが,資料12ページをご覧ください。 特別会計繰出金の上水道特別会計への繰出金4,885万円につきましては,総務省からの平成29年度地方公営企業繰出金通知に定められた,一般会計から水道事業会計への繰出金でございます。 また,給水事業の概要としまして,給水戸数7,214戸,年間総給水量263万4,000立方メートル,1日平均給水量7,216立方メートルを,それぞれ見込んでおります。 次に,水道事業の建設改良事業工事請負費1億5,534万円の主な工事といたしまして,園部地区東宝ランド内の下水道管布設工事に併せて水道管移設工事を昨年度から進めております。 東宝ランド配水管布設替工事1億円。市道美野里・八郷線の改良工事に併せて施工いたします,美野里・八郷線配水管布設工事1,100万円,中央浄水場へデータを送信する遠隔測定装置の不良交換のため,テレメータ更新工事に1,157万8,000円でございます。 水道課所管の主要事業施策概要は以上でございます。よろしくお願いいたします。 市民会館長)石岡市民会館長の櫻井と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは,市民会館の所管事務と平成29年度の主要事業施策概要について説明させていただきます。 最初に,お手元の資料の2ページをご覧ください。市民会館の職員配置でございますが,館長・職員2名,うち1名は再任用職員の3名体制でございます。 続きまして,お手元の資料の5ページ下段から6ページ上段をご覧ください。市民会館が所管する事務は事務分掌に記載されておりますとおり,市民会館の管理運営に関すること,他5項目となっております。 続きまして,平成29年度主要事業施策概要でございますが,最後のページ13ページをご覧ください。市民会館の科目は総務費に属し,市民会館施設維持管理経費でございます。予算額として2,966万4,000円,内訳は施設清掃・管理・保守保安委託料として1,245万6,000円,電気料として608万4,000円,建物修繕959万4,000円を計上しております。 最後になりますが,今月の4日,5日に市民会館自主事業,児童劇鑑賞教室のぬいぐるみミュージカル「つるのおんがえし&なしとり兄弟」を3回公演で開催いたしました。参加実績ですが,市内・市外の保育所及び幼稚園で,市内17園,市外12園の合計29園。来場者数は,園児1,292名,保護者36名,保育士182名の1,510名でした。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 谷田川委員長)以上で説明は終わりました。 ただ今の説明について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。質問はございませんか。 櫻井委員)説明文書の11ページ。人間ドックの補助金が載っていますけども,人間ドックの補助対象となっている医療機関は,近隣ほとんどなんですか。市内はともかく,つくばのほうは聞いているんですけど,笠間のほうで言うと,中央病院が無いと聞いたんですよ。結構,行ってる方いらっしゃるんですけど。これ,どうして無いのかなと不思議に思ったんです。お聞かせ願えれば。 参事兼保険年金課長)人間ドックに関しては石岡市の国民健康保険と医療機関との契約によって成立しております。現在,石岡市医師会病院等,約20の医療機関とやっているんですが,中央病院に関しては中央病院側から,中央病院のエリア,水戸エリアになると思うんですが,そこからの検診者が多く,石岡市の分まで診られないという話がございました。要は余裕が無いということで。こちらとしては,10名以上いれば対象として契約を結んでいるところなんですが,そういったことから,中央病院とは現在契約をしていない状況でございます。以上でございます。 櫻井委員)病院さん側からお断りされているという状況なんですね。 参事兼保険年金課長)はい。人数の関係上,石岡市の分まで取り入れられない状況と思っております。 櫻井委員)もう1点。水道の有収率から漏水している水道料金,漏水量ですか,それを換算するとどのくらいになるっていうのは以前にも聞いているんですけど,現時点で有収率はどのような状況になっていますか。悪くなっているような気がするんですけど。 水道課長)はい。現在の有収率でございますが,75%ほどとなってございます。以上でございます。 谷田川委員長)ほかに質問はございませんか。 小松委員)石岡・八郷,非常に自然豊かなところなので引っ越したいという方がいてですね,貸家を探している方がいて,担当課に行って詳細な調査を見たんだけれども,それだけでは少し役に立たなかったので。どういう条件で,持ち主はどうだっていう,空家バンクというものをやってもらうといいと思うんです。今年度の予算はそこまで踏み込めるんですか。お聞きしたいと思います。 生活環境課長)現在進めております,生活環境課の空家等対策計画についてですが,空家バンクについては建築住宅指導課の所管となってございますので,計画の中に盛り込んではございますが,私どもで詳細は把握してございません。 小松委員)違うんですね。わかりました。 谷田川委員長)ほかに質問はございませんか。 〔「なし」との声〕 谷田川委員長)ないようですので,以上で,生活環境部の所管事務及び平成29年度新規・主要事業についてを終結いたします。 次に,保健福祉部の所管事務及び平成29年度新規・主要事業についてを議題といたします。 本件も,保健福祉部から自己紹介と併せ説明願います。 保健福祉部長)保健福祉部長の加藤です。よろしくお願いいたします。 それでは,平成29年度保健福祉部の概要につきまして,資料に基づきご説明させていただきます。1ページをお開きください。 保健福祉部の組織図でございます。職員125名,うち再任用職員3名の大所帯で,4つの課で構成されてございます。上から社会福祉課,高齢福祉課,こども福祉課,健康増進課でございまして,担当及び人員はご覧のとおりとなっております。 職員配置図につきましては,2ページから4ページのとおりとなっております。事務分掌及び主要事業につきましては,担当課長から後ほど説明させていただきます。 保健福祉部次長兼福祉事務所長)保健福祉部次長兼福祉事務所長の小倉でございます。 部長の補佐役として,また福祉事務所長として,精一杯努めてまいりますので,よろしくお願い申し上げます。 社会福祉課長)社会福祉課長の桜井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。社会福祉課の事務分掌につきまして,説明させていただきます。平成29年度保健福祉部の概要の5ページをご覧ください。 社会福祉課の業務につきましては,1から17まで記載してございますが,大きく分けまして3つになります。 1つには,障害者支援に関する業務です。 2つ目は,生活保護法に関する業務です。 3つ目は,民生委員・児童委員,戦没者遺族,日本赤十字,人権推進,生活困窮者の支援などの社会福祉に関する業務です。 続きまして,8ページをご覧ください。平成29年度における主要事業でございます。 初めに,上から5番目の生活困窮者自立支援事業880万8,000円につきましては,生活困窮者への早期支援と自立促進を図るための経費でございます。昨年8月から実施しております,子どもの学習支援事業委託料につきましては,本年度は4月から事業を実施しております。 次に,新規事業の被災者生活再建支援金支給事業300万円につきましては,市内において発生した自然災害により,その居住する住宅に著しい被害を負った世帯のうち,被災者生活再建支援法の適用の対象とならない世帯の生活再建のための支援金を支給するものでございます。 次に,一番下の段をご覧ください。同じく新規事業の障害者基本計画・障害福祉計画策定事業352万8,000円につきましては,第2期障害者基本計画と第4期障害福祉計画の期間満了に伴い,次期計画を策定する経費でございます。 続きまして,9ページをご覧ください。1段目の障害者自立支援給付事業12億6,485万4,000円につきましては,障害者総合支援法による福祉サービスを受ける際の経費として,自立支援医療の給付や補装具などの支給について,補助基準に基づき扶助等を行うための経費でございます。 次に,1つ飛びまして,障害者地域生活支援事業7,370万1,000円につきましては,障がい者の地域における生活を支える各種事業に係る経費で,日中一時支援事業委託や日常生活用具の給付などを行っております。 次に,2つ飛びまして,心身障害児福祉事業337万円につきましては,在宅心身障害児の介護者等の福祉の向上を図るために,福祉手当を支給する経費のほか,障害者手帳の交付対象とならない軽度・中等度難聴児に対する補聴器購入費用の一部を助成する経費でございます。 生活保護費17億3,276万8,000円につきましては,生活に困窮する市民に対し,その困窮の程度に応じて最低限度の生活を保障し,自立を助成するための経費でございます。 最後に,衛生費の精神難病福祉対策事業1,340万円につきましては,原因不明や治療方法が確立していない難病患者に対して,見舞金を支給する経費でございます。 以上が,社会福祉課所管の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。 社会福祉課副参事人権推進担当)社会福祉課副参事の嶋田でございます。人権推進を担当しております。どうぞよろしくお願いいたします。 高齢福祉課長)高齢福祉課長の菊地でございます。よろしくお願いいたします。 私からは,高齢福祉課所管分の事務分掌についてご説明いたします。お手元の資料5ページから6ページをご覧願います。 高齢福祉課の事務分掌は,大きく分けて4つになります。 1点目は,高齢者の生きがいづくりや,高齢者世帯及びひとり暮らし老人等の援護,老人クラブ等高齢者団体の育成・指導など高齢者福祉施策全般に関する業務でございます。 2点目は,地域支援事業や,介護予防支援事業をはじめ,高齢者への総合的な支援を行う地域包括支援センターに関する業務でございます。 3点目は,介護保険室が所管する介護保険制度の運営に係る業務でございます。 4点目は,ふれあいの里・ひまわりの館が所管する施設の維持管理並びに運営に関する業務でございます。 次に,平成29年度の主要事業の主なものについてご説明いたします。お手元の資料10ページをご覧願います。 事業名「社会福祉団体助成事業」でございますが,1億318万3,000円のうち,3,186万円が高齢福祉課の所管分となります。内容につきましては,要援護高齢者や何らかの支援が必要な方に対し,専門職や地域ボランティアがチームを組み支援をする地域ケアシステムの運営を石岡市社会福祉協議会に委託する経費でございます。 次に,中ほどの事業名「高齢者等支援事業」2,977万8,000円でございますが,高齢者の健康,生きがいづくりの推進に要する経費でございます。敬老会事業委託料1,547万6,000円,農村高齢者センター指定管理者指定管理料213万1,000円,いきいきクラブ補助金254万4,000円,高齢者ふれあいの家運営補助金333万5,000円が主なものでございます。 次に,その下になりますが在宅老人サービス事業1,556万1,000円でございますが,ひとり暮らし高齢者等に生活支援サービスを提供し,在宅の高齢者が安心して生活できるように支援する経費でございます。 主な事業内容は,緊急通報システム用備品456万2,000円,老人飲料賄費扶助365万円,老人電話基本料扶助146万2,000円,老人福祉車購入扶助75万円が主なものであります。 次に,2つ飛ばしまして特別会計繰出金11億3,392万4,000円でございますが,介護保険特別会計の介護給付に対する市負担分12.5%にあたる介護給付費繰出金8億3,954万8,000円,介護保険運営に係る人件費や事務費として繰り出す職員給与費等繰出金2億4,269万4,000円が主なものでございます。 続きまして11ページ上段になります。生涯現役事業780万4,000円でございますが,高齢者が生涯にわたり生きがいをもって暮らせるように応援するための経費でございます。生涯現役プラチナ応援事業委託料710万円,老人性白内障術後補助眼鏡等(コンタクトレンズを含みます)購入補助40万円でございます。 次に,ページ中ほどになりますが,事業名「介護保険・地域支援事業費」につきましては,地域包括支援センターを核とした介護予防に関する経費1億1,431万9,000円でございます。このうち介護予防,日常生活支援総合事業費6,190万8,000円のうち,地域リハビリテーション活動支援事業34万5,000円につきましては地域における介護予防の取組機能強化のため,地域包括支援センターが理学療法士等の専門職と連携しながら,住民運営の集いの場等へ訪問し,介護予防の取組を総合的に支援する事業でございます。 また,包括的支援事業費3,150万8,000円の中の新規事業として,生活支援体制整備事業38万3,000円でございますが,これは高齢社会が進む中において市民の互助による生活支援の取組を推進するために,地域資源の掘り起こしやサービス供給体制の支援について,協議を行う場となる協議体を整備する事業でございます。 続きましてその下になりますが,介護サービス,特別養護老人ホーム運営事業につきましては,指定管理事業において運営しております特別養護老人ホームのぞみの運営経費でございます。このうち,特別養護老人ホーム屋根防水改修工事1,799万3,000円につきましては,平成26年度特殊建築物定期報告調査において,屋根周りの劣化等による雨漏りが指摘されたことによる修繕工事費でございます。 次に下段になりますが,事業名「デイサービスセンター運営事業」のデイサービスセンター指定管理者指定管理料1,710万3,000円につきましては,これまで石岡市デイサービスセンターで行っておりました石岡市通所型介護予防事業について,平成29年4月1日から総合事業の通所型サービス緩和事業に移行したため,新たに予算を組み替えたものでございます。 以上が高齢福祉課所管の説明になります。よろしくお願いいたします。 こども福祉課長)こども福祉課長の萩原と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 こども福祉課の事務分掌につきまして,ご説明させていただきます。平成29年度保健福祉部の概要6ページをご覧ください。 こども福祉課の業務につきましては,1から20まで記載してございますが,大きく分けますと2つに分かれます。 1つ目は,児童手当の支給並びに児童扶養手当の支給事務,それに母子等の自立支援及び家庭相談等の業務でございます。 2つ目は,市立保育所5か所の運営と市立幼稚園1か所の事務補助及び民間保育園や認定こども園への委託事務とそれぞれの施設が行う各種保育等のサービスに係る補助事業などの業務でございます。そのほか,児童館,児童センター運営に係る業務がございます。 続きまして,12ページをご覧ください。平成29年度における主要事業でございます。 こども福祉課の主要事業につきましては,母子・父子自立支援事業から記載しております。このうち主な事業についてご説明いたします。 最初に,一番上の母子・父子自立支援事業602万5,000円につきましては,母子・父子家庭等の自立に向けた総合的な支援に要する経費でございます。 丸印があります高等職業訓練促進給付金462万1,000円につきましては,新規事業で,母子家庭の母又は父子家庭の父に対して,看護師等,資格取得の就業期間中の生活の負担軽減と入学時の負担軽減のため給付金を支給する事業でございます。 上から3段目の保育支援関係経費2億1,680万2,000円につきましては,保育需要の多様化に対応したサービスの充実を図るための経費でございます。本年度は,昨年度から進めています民間保育園の施設整備に係る特定教育・保育施設整備事業費補助金1億975万5,000円が含まれてございます。 次に4段目の子育て支援事業6,889万円につきましては,子育て世帯の経済的負担軽減と定住促進を図るための経費でございます。 丸印があります中心市街地増額分36万円につきましては,新規事業で,今年度から中心市街地区域内の賃貸住宅に居住する方に対し,3,000円を上乗せして家賃助成を行います。 続きまして下から2段目の保育等運営経費17億2,474万円につきましては,認定こども園及び保育園が一定の基準を保持して入所児童の福祉を確実に保障するための委託運営経費及び施設型給付費でございます。 こども福祉課からは,以上でございます。よろしくお願いいたします。 健康増進課長兼石岡保健センター所長)健康増進課長兼石岡保健センター所長の宮アでございます。よろしくお願いいたします。 健康増進課の事務分掌について,ご説明いたします。保健福祉部の概要の7ページをご覧ください。 健康増進課の事務分掌につきましては,母子・成人及び健康増進事業に関すること,献血事業,栄養改善指導,予防接種に関することなど,15項目の事務事業について担当してございます。 続きまして,主要事業につきましてご説明いたします。お手元の資料14ページをご覧ください。 衛生費の保健衛生一般事務費3,305万円につきましては,市民の健康の保持増進や保健衛生の向上を図るための経費でございます。主な経費としまして,病院群輪番制運営費補助金の3,104万4,000円でございます。 次に,2項目の献血推進事業74万5,000円につきましては,献血及び骨髄提供の推進に要する経費でございます。本年度より,骨髄移植ドナー支援事業費補助金を計上してございます。 次に,3項目の診療業務費2,153万6,000円でございますが,休日夜間の緊急医療確保のため,緊急診療業務,在宅当番医を実施し,市民の救急医療の充実を図るための経費でございます。 4項目の予防接種事業2億2,196万円につきましては,予防接種法に基づく各種定期予防接種及び任意予防接種等に要する経費でございます。本年度は,B型肝炎の任意予防接種が新規事業となっております。 次に5項目の健康づくり推進事業の502万5,000円でございますが,食生活改善事業の委託料及びいしおか健康応援プラン策定に伴うアンケート経費でございます。アンケートにつきましては,平成30年1月頃を予定したいと考えております。 6項目の成人保健事業9,144万6,000円でございますが,本事業は各種がん検診,健康診査により,疾病の早期発見,早期治療を図り,生活指導・栄養指導等により,生活習慣病の予防を行うための経費でございます。 7項目の母子保健事業6,833万5,000円につきましては,母子の健康保持増進に要する経費でございます。 8項目の精神保健福祉事業110万8,000円につきましては,心の悩みを抱えている方の相談業務及び自殺予防対策のための普及・啓発を図る経費でございます。 最後に子育て世代包括支援センター事業871万7,000円につきましては,本年度からの新規事業で,妊娠期から就学まで,切れ目のない支援を提供するための経費でございます。 以上が,健康増進課の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。 谷田川委員長)以上で説明は終わりました。 ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。質問は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 谷田川委員長)ないようですので,以上で,保健福祉部の所管事務及び平成29年度新規・主要事業についてを終結いたします。 次に,教育委員会事務局の所管事務及び平成29年度新規・主要事業についてを議題といたします。 本件も,教育委員会事務局から自己紹介と併せ説明願います。 教育長)教育長の櫻井でございます。よろしくお願いを申し上げます。 部長・次長以下に人事異動がございまして,新しいスタッフにより新年度がスタートして4か月が過ぎようとしております。その中で「石岡ふるさと再生プラン」「石岡市教育大綱」が仕上げの年であります。 既に「ふるさとに学び,夢にはばたく,輝くひとづくりのまち」の具現化に向け着実に取り組んでいるところでございます。教育委員会の主要事業等の説明につきましては,この後,部長以下に報告させますけれども,教育委員会が一丸となりまして,様々な事業を推進してまいりたいと思いますので,今後とも,どうぞよろしくお願いを申し上げます。 教育部長)教育部長の武熊でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私からは,教育委員会の組織・機構についてご説明申し上げます。配布しております説明資料,石岡市教育委員会概要の1ページ及び2ページをご覧ください。 教育委員会の職員配置図を記載してございます。教育委員会は,教育総務課,生涯学習課,文化振興課,中央公民館,スポーツ振興課,学校給食課の5課1館をもって構成されております。本年度につきましては,再任用職員15名を含めまして,全員で95名の職員構成となっております。 次に,各課の事務分掌でございますが,3ページから5ページに記載しております。更に,本年度の主要事業を6ページ以降に記載してございます。こちらにつきましては,各担当課長からご説明させていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。 教育次長)教育委員会次長の鈴木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 部長の補佐役として,円滑な業務遂行を行うために教育委員会部内外の連絡調整に努めてまいりますので,どうぞよろしくお願いいたします。 参事学校統合担当兼学校教育担当)教育委員会参事学校統合担当兼学校教育担当の金子でございます。学校教育の充実に取り組んでまいります。 よろしくお願いいたします。 教育総務課長兼学校統合担当)教育総務課長兼学校統合担当の野口と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。 私から,教育総務課の事務分掌及び平成29年度における主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。 初めに,教育総務課の事務分掌でございますが,資料3ページをご覧ください。 1項目目の教育委員会の会議に関することから28項目目のその他,他の課に属さないこと,までの28項目になります。 内容といたしましては,教育委員会の規則等の制定及び改廃など教育委員会の庶務に関すること。学校予算の執行計画及び経理に関すること。小中学校施設の整備及び維持補修に関することや,教材教具の整備及び管理に関すること。小中学校管理備品の整備及び管理に関することなどが主な業務となっております。 次に,平成29年度における主要事業施策概要でございますが,資料6ページをご覧ください。 1項目目の教育委員会関係経費から資料8ページのICT環境整備事業(中学校)までのうち,19の事業が教育総務課の所管となっております。内容につきましては記載のとおりでございますが,新規事業のみご説明させていただきます。 資料6ページになります,上から2項目目の庶務一般経費の小中学校統合計画審議会委員報酬40万円でございますが,平成21年に出されました小中学校適正規模・適正配置等につきまして,本年度,答申の見直しをするに当たり,小中学校統合計画審議会を開催するための委員の報酬でございます。現在,各団体からの推薦をいただきまして,今後の委員委嘱や第1回の審議会開催に向けまして,準備を進めているところでございます。 次に,7ページをご覧ください。上から3項目目,学校維持管理経費(小学校)の防犯カメラ設置工事257万1,000円でございますが,子どもたちが安全・安心に学ぶことができる環境づくりのため,防犯カメラを計画的に整備するもので,平成29年度は南小学校,府中小学校,柿岡小学校の3校に設置するため,現在,工事発注の準備をしております。 次に,下から2項目目になります。ICT環境整備事業(小学校)でございますが,情報教育を推進するために要する経費といたしまして,備品借上料239万4,000円,教育用備品125万円を計上いたしました。子どもたちの学習環境を充実させ,学力の向上を図るため,小学校の2校,東小学校,柿岡小学校をモデル校といたしまして,タブレットを1校あたり42台,50インチの大型ディスプレイを普通教室に10台設置するものでございます。教職員を中心とした小中学校情報教育推進会議で協議をいたしまして,タブレット購入の事務手続を進めているところでございます。 次に,8ページをご覧ください。一番上の項目,学校維持管理経費(中学校)の八郷中学校グラウンド改修調査委託料150万円でございますが,平成25年度に開校しました八郷中学校のグラウンドの水はけが悪く,改修調査を委託するための費用でございます。5月下旬に委託契約を締結し,現在調査を進めているところでございます。 その1行下になります。防犯カメラ設置工事171万4,000円でございますが,先ほどご説明いたしました小学校と同じく,防犯カメラを計画的に設置するもので,平成29年度は石岡中学校と府中中学校の2校に設置するため,工事の発注の準備をしております。 次に,上から3項目目,学校統合再編事業でございますが,平成30年4月に予定しております,石岡中学校,城南中学校の統合再編に要する経費でございます。 普通教室の床の改修費用といたしまして,建物修繕1,971万円,黒板の修繕といたしまして,施設修繕85万円,教育バス発着場の整備やトイレ改修など,学校施設改修工事6,310万円,生徒用ロッカーや下駄箱の購入費用といたしまして,施設用備品515万4,000円,統合後に石岡中学校の制服に統一することから,城南中学校の在校生の制服購入補助としまして,石岡中学校統合再編指定制服等購入補助金324万4,000円,事業の合計9,225万8,000円を計上いたしました。 現在,教育バス発着場の整備工事や校舎内のトイレ,教室床及びロッカーの改修につきましては,既に契約を締結いたしました。 特に校舎内の工事に関しましては,夏季休業期間を利用し,改修を進めていく予定でございます。 また,指定制服等の購入補助につきましては,補助金交付要綱を制定したところでございます。今後,対象となる生徒保護者に対しまして,周知を図っていく予定でございます。 次に一番下の項目になります。ICT環境整備事業(中学校)でございますが,情報教育を推進するための備品購入に要する経費,備品借上料239万4,000円を計上いたしました。中学校の2校,石岡中学校,八郷中学校をモデル校といたしまして,タブレットを1校当たり42台購入するものでございます。こちらにつきましても,小学校と同様に,タブレット導入の事務手続を進めているところでございます。 以上が,教育総務課所管の主な主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。 副参事学校統合担当)教育総務課副参事学校統合担当の細谷と申します。学校統合のために取り組んでまいりますので,よろしくお願いいたします。 指導室長兼学校統合担当)教育総務課指導室長兼学校統合担当の松本と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 私からは,指導室担当の事務分掌及び平成29年度における主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。 初めに,指導室担当の事務分掌でございますが,資料3ページをご覧ください。指導室で括られた1項目目の学校教育の計画,経営及び生徒指導に関することから,12項目目,教職員の表彰に関することまでの12項目になります。 続きまして,平成29年度における主要事業施策概要でございますが,資料6ページをご覧ください。上から3項目目の学務一般経費から資料8ページの下から2項目目,心の教室相談員配置事業までの中の,9つの事業が指導室の担当事業となります。 その中の3つの事業についてご説明申し上げます。 まず,資料6ページの下から5項目目の語学指導事業でございます。市内の全小中学校に10名のAETを配置しております。小学校では外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませ,コミュニケーション能力の素地を養い,中学校ではコミュニケーション能力の基礎を養うなど,各学年の発達段階に応じた英語力の育成を図っているところでございます。英語指導助手委託料が経費でございます。 次に,資料6ページの下から3項目目の教育活動指導員配置事業の3,084万4,000円でございますが,介助員37名分の報酬が経費となってございます。介助員は障害等により学校生活をしていく上で,特別な配慮が必要な児童に対する支援を行うことを目的に,現在17の小中学校に配置しているところでございます。 資料7ページの一番上の項目の平和大使派遣事業の173万6,000円でございますが,主に委託料が経費となってございます。生徒・引率者の宿泊費や交通費が主なものでございます。平和大使派遣事業でございますが,中学2年生を被爆地へ派遣し,戦争の悲惨さや命の尊さを学び,平和に対する認識を深め,そして広めていくことを目的に始まった事業で,今年度で3年目を迎えます。今年度は長崎市へ派遣いたします。 現在,各中学校から2名(男女各1名)ずつ,計12名の派遣生徒が決定したところでございます。派遣するに当たり,7月24日に市役所におきまして結団式を行い,8月8日から10日までの2泊3日の日程となっております。 帰着後8月25日に市役所におきまして解団式を行います。今回派遣した生徒たちは,各学校の中で「人権と平和の集い」等で報告会を行う予定でございます。 その他の事業につきましては,継続事業として取り組んでまいりたいと思います。 以上,よろしくお願いいたします。 生涯学習課長)生涯学習課長の廣瀬と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 初めに生涯学習課の所掌事務でございます。資料4ページをご覧ください。1の生涯学習の企画調整及び推進に関すること以下14の事務と,中央図書館1の図書館の管理運営に関すること以下7つ,計21の事務を担当しております。 次に平成29年度の主要事業の概要でございます。資料9ページをご覧ください。生涯学習課では,社会教育振興事業を初めとし,勤労青少年ホーム施設維持管理経費までの10の事業を実施しております。その中で,主なものについてご説明申し上げます。 事業名の上から3番目,放課後児童対策事業の1億5,225万3,000円につきましては,市内の全小学校19校に開設している放課後児童クラブの運営経費となります。主なものとして,支援員報酬1億1,308万円となっております。平成29年7月3日現在,利用児童数は782名,雇用支援員数は105名となっております。また,石岡市放課後児童対策事業補助金2,697万2,000円については,条例・規則に基づき学童保育事業を実施している市内の民間幼稚園,保育園等を対象に,運営を支援する補助金として平成27年度から交付しているものです。 次に,その2つ下の中央図書館管理運営経費でございますが,中央図書館,本年4月1日にオープンいたしました,こども図書館本の森の維持管理に要する経費となっております。この中で,石岡市における文化活動の重要課題について,助言・提言をしていただく図書館文化アドバイザーの報酬134万4,000円を新たに計上しました。図書館文化アドバイザーの助言・提言をもとに,本に親しむことを目的とした事業として,中学生以上を対象にビブリオバトル講座を初め,小学生を対象にした百人一首ワークショップ,9月以降にはママのための絵本読み聞かせワークショップ,初めての俳句,職業体験等,様々な企画を計画的に進めてまいります。 その他,こども図書館本の森の建物借上料として1,388万9,000円を計上しております。6月30日現在の,子ども図書館本の森の入館者数は1万2,259名でございます。その他の事業につきましても,継続して取り組んでまいります。 以上が,平成29年度の生涯学習課所管の主要事業施策概要でございます。 よろしくお願いいたします。 文化振興課長)文化振興課長の神谷と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 初めに,文化振興課の所掌事務でございます。資料の4ページをご覧ください。中ほどより下にお示しいたしましたとおり,1の芸術文化の企画及び推進に関すること以下,9つの事務を担当しております。 次に,平成29年度の主要事業の概要でございます。資料10ページの上の表をご覧ください。文化振興課では,業務を発掘調査経費,文化財保護保存及び普及経費,芸術・文化振興事業の3つの事業に分けております。これらのうち,主なものについてご説明申し上げます。 初めに,発掘調査経費952万2,000円でございます。これは開発行為等に伴う発掘調査に要する人件費,また発掘調査報告書の作成や出土品の整理等に要する経費でございます。 次に文化財保護保存及び普及経費2,931万2,000円でございます。主なものとして,まず3行目の測量・調査等委託料480万円でございます。国指定史跡常陸国分寺跡に関する保存活用計画の策定に伴う,航空測量や図面作成等に要する経費でございます。こちらにつきましては,2分の1の国庫補助を受け,取り組んでいくものでございます。 次に,文化財等記録作成業務委託料9万円でございます。昭和40年代から50年代にかけて,旧八郷町教育委員会が主体となって記録した真家みたま踊りなどの民俗行事の16ミリフィルムが劣化しつつあることから,これらをデジタル化することで,後世へ継承するとともに,モニターでの視聴を可能にするものでございます。 次に,防火設備設置工事256万8,000円でございます。こちらは,石岡の陣屋門への自動火災報知設備の設置,またふるさと歴史館の消防用設備として避難誘導標識や消火器等の設置のために要する経費でございます。このうち,ふるさと歴史館の消防用設備につきましては,来週中に設置工事を行う予定となっております。 次に,芸術・文化振興事業501万5,000円でございます。初めに文化芸術振興基本計画策定委員会委員報償22万5,000円でございます。文化芸術振興基本法や茨城県文化振興条例において,文化芸術活動に関する地方公共団体の責務や市町村の役割が示されております。これを踏まえ地域の特性に応じた文化芸術の振興施策を立案していくにあたり,計画を策定するため,策定委員会を設置するものでございます。その策定委員会委員の報償でございます。 現在,策定委員会要綱に基づき,委員の選任に向け,作業を進めている状況でございます。 次に,市民とつくる美術展開催委託料26万6,000円,市民がつくるコンサート開催事業補助金50万円,石岡市芸能祭開催事業補助金12万円につきましては,昨年度まで石岡市芸術祭として実施しておりました八郷美術展,企画展,おしゃべりコンサート,芸能祭についてその枠組を外し,それぞれを独立させ,事業や補助の目的を明確にしたものであることから新規とさせていただいたものでございます。 次に,石岡市アート協会展開催事業補助金15万4,000円につきましては,昨年度まで石岡市美術協会が実施する美術協会展,八郷美術展実行委員会が実施する八郷美術展が開催されておりましたが,本年度これら2つの団体が統合し,新たにアート協会として設立されたことから,事業につきましても石岡アート協会展として統合されたものでございます。こちらにつきましては,6月13日から7月2日までの期間,八郷総合支所1階の郷の風を会場に開催されました。開催期間中,日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書・写真・デザインの7部門の作品が展示され,期間を通して1,297人の鑑賞者があったところでございます。 主要事業の概要とその進捗状況につきましては,以上でございます。 それから,既に委員の皆様ご存知のことではございますが,県指定史跡の瓦塚窯跡について,去る6月16日に国において文化審議会から文部科学大臣へ瓦塚窯跡の国指定の答申がなされました。正式には,今後,官報での告示をもって国指定となる予定でございます。 この瓦塚窯跡が国指定となりますと,当市の国指定文化財としては8件目,史跡としては6件目の国指定となります。この国指定にあわせまして,担当課といたしましては,8月から10月までの期間,ふるさと歴史館を会場に,瓦塚窯跡をテーマとした企画展の開催を予定しております。その周知方法につきましては,今後,市報への掲載やポスター掲示などにより,お知らせしてまいりたいと考えております。 文化振興課からの説明は,以上でございます。 中央公民館長)中央公民館長の瀧と申します。よろしくお願い申し上げます。 私からは,中央公民館の事務分掌及び平成29年度主要事業施策概要につきまして,ご説明申し上げます。 初めに,中央公民館の事務分掌でございますが,資料4ページをご覧ください。中段下に記載されております1項目の公民館の管理,運営に関することから3項目の事務を担当しております。 続きまして,平成29年度主要事業施策概要でございますが,資料10ページをご覧ください。中段から記載されております,中央公民館管理運営経費から国府地区公民館管理運営経費までを所管しております。 中央公民館,石岡地区公民館4館,分館2館,八郷地区公民館8館の計15館それぞれ特色のある講座等を含めた円滑な活動を行うための運営及び維持管理経費を計上しております。 平成29年度新規事業としまして,中央公民館管理運営経費の用地購入73万5,000円について,ご説明申し上げます。 昭和62年に高浜分館及び道路等の用地として,土地開発基金により土地を購入しまして,工事がすべて完了したことにより,土地開発基金管理規則に基づき高浜分館敷地面積分の買い戻しとして計上しております。買い戻しにつきましては,7月4日に事務手続が完了しております。 また,第2回定例会におきまして,小幡地区公民館新築工事費等を補正予算として計上させていただき,承認をいただいたところでございます。現在,入札の準備を進めているところで,年度内の供用開始を目指しております。 中央公民館からの説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 スポーツ振興課長)スポーツ振興課長の大久保と申します。よろしくお願いいたします。 スポーツ振興課の事務分掌及び平成29年度における主要事業施策概要につきまして,ご説明いたします。 初めに事務分掌でございますが,資料4ページ下ほどをご覧ください。1項目目の社会体育,スポーツ・レクリエーション計画及び実施に関することから社会体育施設の総合調整に関することまでの7項目と,国体推進室の事務分掌としまして,国民体育大会の開催に係る各種事業の推進及び調整に関すること,その他国民体育大会に関することの2項目になります。 続きまして,平成29年度における主要事業施策概要でございますが,資料11ページをご覧ください。農業者トレーニングセンター施設管理経費から,朝日スポーツ交流施設管理費までの11の事業が主要施策事業になります。 次に,新規事業及び主要事業についてご説明いたします。初めに体育振興活動経費のスポーツ推進計画策定業務委託料182万6,000円でございますが,平成31年に開催されます,茨城ゆめ国体や東京オリンピックを見据えて,スポーツに対する意識やスポーツ施設の現状を把握し,広く市民の声を反映させたスポーツ推進計画を策定いたします。現在の進捗状況でございますが,5月23日にスポーツ推進計画策定業務委託契約を締結し,小中学生と一般市民2,040名にアンケート調査を依頼したところでございます。締切日が,一般が7月10日,小中学生が7月14日となっており,7月1日現在で,回収数は一般が454件,小中学生が173件の合計で627件,回収率は30.7%となっております。 次に国体開催準備事業の第74回国民体育大会石岡市実行委員会交付金289万1,000円の主な予算内容でございますが,普通旅費86万2,000円,国体PR用啓発用品費53万3,000円,リハーサル大会及び国体会場設計委託費71万9,000円等になります。国体準備事業につきましては,5月24日に実行委員会総会を開催し,7月19日に常任委員会を中央公民館会議室で開催予定でございます。また,4月29日のトレイルラン大会や,7月9日の石岡運動公園で開催されました,リレーカーニバル大会に出向いて,国体開催の啓発活動を行っております。さらに8月5日には「2017世界卓球」の混合ダブルスで優勝しました吉村真晴選手を講師に招いて,卓球教室が石岡運動公園で開催されます。今後も国体開催に向けた機運の醸成に努めてまいります。 続きまして,石岡運動公園体育館維持管理経費の新規事業としまして,体育館改修実施設計委託料200万円を計上しております。平成31年茨城ゆめ国体の開催に向け,バドミントンの競技会場となります石岡運動公園施設の改修に伴う実施設計に係る委託業務になります。現在の進捗状況ですが,7月11日の業者選考委員会にかけるなど委託契約に向けた事務手続を進めているところでございます。 最後に6月の補正予算で150万7,000円計上いたしました,八郷総合運動公園及び農業者トレーニングセンターの建物修繕等でございますが,早期修繕に向け,準備を進めております。 以上がスポーツ振興課の主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。 学校給食課長兼石岡給食センター所長)学校給食課長兼石岡給食センター所長の小林でございます。よろしくお願いいたします。 学校給食課所管事務並びに主要事業について,ご説明いたします。資料5ページの学校給食課の欄をご覧ください。 学校給食課の事務分掌は,9項目記載してございます。事業の内容としては,管理運営及び調理業務の2つに分けられます。 学校給食課は,石岡給食センターと八郷給食センターを所管しており,現在の給食数は,石岡が日平均約4,000食,八郷が約2,000食となっております。 次に,主要事業施策の概要ですが,最後の12ページをご覧ください。石岡給食センターの管理運営経費は5,040万4,000円を計上してございます。電気料,水道料,施設用燃料,施設の管理保守保安委託料の維持管理経費がその主なものでございます。 次に,調理業務経費といたしまして2億5,643万8,000円を計上してございます。主なものといたしましては,調理業務や給食受入業務にかかる嘱託員の報酬や賄材料費,給食配送委託料などでございます。 続きまして,石岡給食センターをご説明いたします。管理運営経費といたしまして2,574万9,000円を計上してございます。主なものといたしまして,電気料,水道料,施設用燃料,施設の管理保守保安委託料で維持管理経費でございます。 次に,調理業務経費といたしまして1億6,870万4,000円を計上してございます。 最後に石岡市立小学校第3子以降学校給食費免除についてでございますが,6月1日現在,407人の免除申請があり,384人の免除決定を行っております。 免除非承認の方への対応ですが,その世帯に市税・使用料などに未納がある場合,個人情報ですので十分に注意して,電話等で納付を促したところ,何件かの納付約束により納付確認が取れました。すでに第1回申請締め切り以降に届いた方と併せて,追加免除の事務を行っているところでございます。 また,免除決定となっている方々に対しては,給食費の返還手続も進めているところでございます。 なお,次年度以降につきましては,新入生保護者説明会開催時期にあわせて申請書を配布し,4月当初からの免除を実施したいと考えております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 谷田川委員長)先ほど,小林課長の報告の中で,石岡給食センターの説明が2つ続いておりました。2つ目に説明された石岡給食センターについては,八郷給食センターの誤りかと思いますが,よろしいですか。 学校給食課長兼石岡給食センター所長)大変失礼いたしました。委員長のおっしゃるとおりでございます。八郷給食センターと改めさせていただきたいと思います。失礼いたしました。 谷田川委員長)以上で説明は終わりました。 ただ今の説明について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 小松委員)丁寧な説明をいただきましてありがとうございます。この分野は市民生活に直結した,大変重要な分野なのでよろしくお願いしたいと思います。先ほどの,第3子以降の学校給食費免除について,407名の申請があって,何名の免除でしたでしょうか。聞き漏らしてしまったので。 学校給食課長兼石岡給食センター所長)はい。お答えいたします。407名の免除申請がございまして,384名の免除決定をしてございます。以上でございます。 小松委員)わかりました。これは,周知方法はどういうやり方をしているんですか。 学校給食課長兼石岡給食センター所長)はい。お答えいたします。今年度からの新しい事業ということ,また,石岡市の小学校に通っている第3子以降の児童が対象となりますことから,石岡市の小学校の全児童に対し申請書を印刷いたしまして,学校を通して保護者の方に配布するという方法をとってございます。以上でございます。 小松委員)非常に,私もそれに賛同いたします。一応,全部に渡して,該当者は申請してということで,周知徹底としては私も良いと思いました。 次にですね,石岡中学校と城南中学校の統一合併は平成30年度の4月から実施されるわけですけども,そうしますと城南中学校の体育館・グラウンド・校舎はどうするのかと,関心が市民の中にあるんですけど。ある方が言われるのは,非常に歴史のある文化財の多い石岡市として,文化財を保存し,皆さんに見てもらう所を作ってもらいたいと。是非,学校の教室などを改修してですね,舟塚山や高浜周辺の様々な文化財もあるし,この機会にあそこに適切に作ってもらったらね,石岡のイメージアップにつながるんじゃないかという方がいらっしゃいます。こういう事は,来年4月から統合したいとのことですけど,来年4月から城南中学校の体育館・グラウンド・校舎はどうするのかと,その時点で問題になってくるんですよね。これ,今年度の事業としてはどのように考えていますか。お伺いいたします。 副参事学校統合担当)お答えいたします。現在のところ,地域の社会活動として,学校の授業以外については体育館等を使用している状況でございます。今後,統廃合が行われた後におきましても,地域等の意見を参考にしながら,活用の方法を模索していきたいと考えております。以上です。 小松委員)今の話を伺いますと,体育館は地域の方々が今でも土日などに使っているかと思うんですけども,それは今後も使ってもらってということになると思うんですね。グラウンドとか校舎とか,これはまだ決まってないということですか。 副参事学校統合担当)お答えいたします。現在のところ,特に校舎等につきましては,まだ決まっていない状況でございます。以上です。 小松委員)そうすると,そのことを市民の皆さんの要望を聞いて決めていくと思うんですが,聴き取りやる,調査やる,アンケートやる,それを今年度中にやる計画があるのか,もしくは次になるのか。 今年度やらないと間があきますよね。それはどのようにお考えでしょうか。 副参事学校統合担当)お答えいたします。ご指摘いただきました件も含めまして,今後,統合に向けて検討してまいりたいと思います。以上でございます。 小松委員)今のお話で,今年度中にそういうこともやるということで受け止めました。それで具体的な文化財の資料館という意見もありますので,他の意見もあるかと思いますが,よく意見を聞いて,市民の希望に沿えるように活用を考えていただきたいと思います。 次に,中央図書館の問題。私は一般質問でも取り上げました。歴史の古い伝統ある図書館を今後どうしていくかに係る問題として,指定管理者制度の導入が諮問されていると。これは今後を左右する重大な問題ですが,市民の皆さんも全く知らなかったと。また,この教育福祉環境委員会にもそういう話はされてないようにお伺いしているんだけど,そのことについてはやっぱり,きちんとここにも報告して皆さんの意見も聞いてね。 私の意見としては,図書館の本来のあり方から言えば,指定管理者制度のメリットがあるとかデメリットがあるとか,その次元を超える,根源的な問題として図書館のあり方というのがあるのではないかと,考えているんですけれども。この件について,何かお考えがあれば,この機会にお伺いしたいと思います。 生涯学習課長)現在,図書館協議会のほうでは,図書館のあり方,指定管理者について諮問しているところでございます。答申につきましては,8月31日までとなっておりますので,現時点では答申がでていない状況でございます。 小松委員)8月31日と期限を切って答申とされておりまして,どういうふうに審議されているのかわかりませんけれども。これはその性格上ですね,審議員の方々の議論もよく踏まえて,正確で安定的なことをやるべきだと思うので。私はそのように希望するものです。意見だけ。 それから最後の問題として,就学援助制度の問題。来年度の一般会計予算で,要保護については増額を考えるというのが公式見解でございました。これはですね,全県的なものを調べていくと,多くのところでは既に今年度からやっているものなんですね。石岡市はそうではなかったと。この問題についてはやはり,どうして遅れたのかということは問題意識をもって対応すべきだと思うんですけども,これはどのように考えていますか。 教育総務課長兼学校統合担当)ただ今のご質問でございますが,金額の増額につきましては,私どものほうで国からの通知を確認したのが若干遅かったということで,当初予算のほうに間に合わなかったような状況でございます。実際,通知については3月ということで。今後,そういったものについて,早い情報収集等に努めてまいりたいと考えております。また,その対応につきましては,一般質問等でもご答弁申し上げたところでございますが,来年の当初予算に向けまして関係機関と協議してまいりたいと考えております。以上でございます。 小松委員)石岡市のふるさと再生プランということで市長を先頭に考えて,我々も努力しているわけですけども,そういう中で,著しく福祉の水準が低いところがあるわけで。これは改善してもらわないと,石岡市民として恥ずかしいことがあるわけですよね。つまり準要保護で言いますと,生活保護基準の1.3倍までは,石岡市は準要保護として考えるということなんですけども,土浦市では1.6です。それから石岡の周辺自治体はみんな1.3なんですね。これは今期も,ご検討いただきまして来年度予算では1.3を超えるように,関係部局でも検討して反映してもらいたいと切に思います。意見として申し上げたいと思います。以上です。 谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」との声〕 谷田川委員長)ないようですので,以上で教育委員会事務局の所管事務及び平成29年度新規・主要事業についてを終結いたします。 次に,所管事務の調査といたしまして「旧小幡地区公民館の跡地について」を議題といたします。本件について,執行部から説明を求めます。 中央公民館長)私から,旧小幡地区公民館の跡地についてご説明いたします。今回,小幡地区公民館が新築されることとなったことから,旧小幡地区公民館の跡地の利活用が課題となっております。 このような中,旧小幡地区公民館跡地について興味を示している企業があると,企業誘致担当部署より情報がございました。 教育委員会といたしましても,石岡市公共施設等総合管理計画の基本方針に基づく市有財産の遊休資産を有効活用する観点から,関係部署と連携し,検討を進めていく必要があります。そのため,小幡地区公民館の敷地と旧小幡地区公民館跡地の利活用を図る部分とを明確にすることについて,小幡地区公民館運営委員の皆さまと協議を進めてまいりたいと考えております。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 谷田川委員長)以上で説明は終わりました。 本件についてご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 質問は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 谷田川委員長)ないようですので,以上でこの件については終結いたします。 次に,その他の件といたしまして,高齢福祉課から発言を求められておりますのでこれを許します。 高齢福祉課長)高齢福祉課から,石岡市生涯現役プラチナ応援事業の協賛店舗についてご報告申し上げます。 事業内容といたしましては,石岡市内に住所を有する65歳以上の方が,当市において指定する講演会や教室及び各種講座等に参加した際に,ポイントを付与いたします。5ポイントごとに市内の協賛店において利用できる500円券と交換することができるものでございます。 本日,委員の皆様に報告させていただきますのは,応援券の利用について,高齢者の外出支援のための公共交通機関利用について事業者と検討を重ねた結果,石岡市内のタクシ−事業者及び路線バスについて,応援券の利用が開始になることをご報告させていただきます。 新規に協賛店としてご協力いただきますのは,タクシ−事業者においては市内に本社を置いている6事業者及び路線バスが1社でございます。 実施方法といたしましては,タクシ−利用の際には,乗車料金を支払いの際に応援券でお支払いをしていただくものでございます。なお,おつりは出ませんので端数が生じた際には,端数分は現金でお支払いいただきます。 路線バスの利用につきましては,あらかじめバス回数券を応援券で購入していただき利用していただくものでございます。 公共交通機関においての応援券の利用開始時期は9月1日からを予定しております。広報誌やホームページなどにおいて周知を図りたいと考えております。 報告は以上でございます。 谷田川委員長)ただ今の説明について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。 櫻井委員)ただ今,500円券と伺いましたけど,500円券1枚なんですか。例えば100円,100円,100円と5枚なんですか。 高齢福祉課長)あくまでも5ポイントごとに交換でございますので,500円券,という形になります。以上です。 櫻井委員)それでは,450円バス代がかかった時に,50円おつりは出ませんよね。それはバス会社の儲けですか。 高齢福祉課長)400円分につきましては回数券でお支払いをしていただいて,50円は現金でお支払いをしていただくという形になります。以上です。 谷田川委員長)ほかに,ご質問はございませんか。 〔「なし」との声〕 谷田川委員長)ないようですので,以上でこの件については終結いたします。 続きまして,その他の件といたしまして,こども福祉課から発言を求められておりますので,これを許します。 こども福祉課長)こども福祉課から,保育需要の動向についてご報告申し上げます。お手元の資料1をご覧ください。 初めに資料1の1,0歳から2歳までの乳幼児人口についてご説明いたします。こちらの表については,平成27年,平成28年,平成29年の各4月1日現在の0歳から5歳の各年齢層の人数を記載してございます。 平成27年でございますが,0歳児から2歳児の小計が1,498人,3歳児から5歳児の小計が1,636人で合計が3,134人でございます。 次に,平成28年でございますが,0歳児から2歳児の小計が1,575人,3歳児から5歳児の小計が1,594人で合計が3,169人でございます。 次に,平成29年でございますが,0歳児から2歳児の小計が1,488人,3歳児から5歳児の小計が1,568人で合計が3,056人でございます。 こちらの数字から,平成27年と平成28年の0から2歳児が1,498人から1,575人と77人増加し,平成29年は平成28年と比較いたしますと87人の減少となってございます。 次に,2の入所児童数の現状についてご説明いたします。こちらの資料3段目の「保育・教育認定合算」の表をご覧ください。平成27年,平成28年,平成29年の各年の4月1日現在の保育・教育認定を受けた0歳から5歳の各年齢層の入所児童数を記載してございます。 まず,平成27年でございますが,0歳児からが2歳児の小計が503人,3歳児から5歳児の小計が1,555人で合計2,058人でございます。 次に28年でございますが,0歳児からが2歳児の小計が526人,3歳児から5歳児の小計が1,526人で合計2,052人でございます。 次に29年でございますが,0歳児からが2歳児の小計が560人,3歳児から5歳児の小計が1,507人で合計2,067人でございます。 ただ今ご説明した数字から,1の乳幼児人口の0歳児からが2歳児の平成27年4月1日時点と平成29年4月1日時点を比較しますと,10人の人口減少が見られます。それに対し,2の入所児童数の保育・教育認定合算の0歳児から2歳児の平成27年4月1日時点と平成29年4月1日時点を比較すると,57人の入所児童数が増加となってございます。 このような現状を踏まえ,次にお手元の資料2をご覧ください。こちらの資料は「石岡市子ども・子育て支援プラン」の一部を抜粋したものでございます。 (2)保育の量の見込み,認定こども園・保育所等についてでございますが,1段目の表「2号認定の見込み量,確保内容」の確保の方策に記載してあるとおり「2号認定は供給量が需要量を上回っており,市全体では供給量が確保できていることから,供給量の追加は行わないこととする。ただし,既存の保育施設で認可基準を満たしている施設については「現在,需要がある」または「確実な需要が見込める」場合は供給量の追加を行います」とされており,現状においても計画の方策どおり需要量を供給量が上回っていると判断してございます。 次に,2段目の「3号認定の見込み量,確保方策」の表をご覧ください。平成27年度のAの確保内容661人から,@の量の見込み691人を差し引きますと差異がマイナス30人。また,その隣の列の平成28年度においても差異がマイナス1人となってございまして,表の下の「確保の方策」に記載してあるとおり「3号認定は,既存の保育施設で認可基準を満たしている施設,または,地域型保育事業の施設基準を満たしている施設を確保していきます。また,同時に,既存の認可保育所・認定こども園において乳幼児の受け入れ態勢を整えます。それでも供給量が不足する場合は,地域型保育事業施設(0歳から2歳)の認可・整備を行い,保育のニーズを確保します」とされております。 平成28年度は,保育需要の動向と保育の現状を踏まえ,平成27度策定しました「子ども・子育て支援プラン」に掲げた施策について,確実な実施に向けた検証を行いました。その結果,0から2歳児の受け皿確保が必要と判断し,今年度にかけ民間の認可保育所の定員増及び0から2歳児が対象の小規模保育事業所の整備を行ったところでございます。 また,今年度に入りまして,昨年と同様の検証を行いました。その結果,さらに0から2歳児の受け皿確保が必要と判断いたしまして,4月28日に石岡市私立幼稚園連絡協議会と石岡市保育連合会への勉強会を開催した際に,各事業所へ定員増についての対応をお願いしてまいりました。 その後,1事業所から定員増に対する前向きな相談が入ってございます。 今後の予定といたしましては,0から2歳児の受入れ枠の拡大について,子ども・子育て会議を経て,民間の認可保育所の定員増の整備に向けて事業所との調整を行ってまいりたいと思います。 なお,整備をするにあたっては,国の補助制度の活用を含め市の支出を最大限抑えることを基本に検討し,適切な時期に予算計上したいと考えております。 以上,こども福祉課からの報告でございます。よろしくお願いいたします。 谷田川委員長)ただ今の説明について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。 小松委員)6月議会の補正予算にも,民間保育園へ国の援助枠で出してあると思いますけども,これはこれとして,特定の民間保育園は決まっているのね。今の話は,また新たに補正することがあり得るということですか。それを説明してもらいたいんですけども。 こども福祉課長)現在,進めております事業所のほかに,1事業所の相談が入っておりますので,今後の相談内容によりましては,補正予算を組むことになるかと考えております。以上でございます。 小松委員)その場合には,国からどういう割合の援助があるんですか。基準といいますか,どういう基準で国の援助がどのようにあるのか。 こども福祉課長)ただ今のご質問でございますが,現在,整備しております補助金と同様の補助金を活用することになり,国から3分の2の補助が受けられることになります。以上でございます。 小松委員)わかりました。 谷田川委員長)ほかに,ご質問はございませんか。 〔「なし」との声〕 谷田川委員長)ないようですので,以上でこの件については終結いたします。その他の件で,ほかにご発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 谷田川委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。 以上で,本日の教育福祉環境委員会を閉会いたします。お疲れ様でした。 |