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令和３年度 文教厚生委員会
櫻井委員長）ただいまから，文教厚生委員会を開会いたします。 本日の委員会は，委員会改選後，初めて説明員として保健福祉部に出席を求め開催する委員会であります。つきましては，委員並びに執行部との情報の共有化，そして今後の円滑な委員会審査のため会議を開催するものでありますので，よろしくお願いをいたします。 これより議事に入ります。 本日の議題は，お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。 次に，本日の審査に当たり，説明員として出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。 なお，冒頭に申し上げましたとおり，本日は委員会の改選後，保健福祉部が出席する初めての委員会でございます。よって，委員並びに執行部の自己紹介を行い，案件に入りたいと思いますので，ご協力のほどよろしくお願いいたします。 それでは，最初に委員の自己紹介をいたします。 初めに私から申し上げます。 －委員長，副委員長，委員の自己紹介－ 櫻井委員長）なお，櫻井信幸委員は本日欠席をしております。 文教厚生委員会は以上７名の委員でございますので，よろしくお願いをいたします。 次に，執行部から自己紹介とあわせて，保健福祉部の所管事務及び令和３年度新規・主要事業について説明をお願いいたします。 なお，発言は挙手によりこれを許します。 保健福祉部長）保健福祉部長の金井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは資料に基づきまして，令和３年度保健福祉部の概要についてご説明させていただきます。まず，１ページをお開きください。保健福祉部の組織図でございます。職員141人，うち再任用職員４人の体制で，４つの課で構成されております。上から社会福祉課，高齢福祉課，こども福祉課，健康増進課でございまして，担当及び人員は記載のとおりとなっております。なお，新型コロナウイルスワクチン接種事業の実施に伴い，昨年度から職員流動化による新型コロナウイルスワクチン接種推進チームを立ち上げ，保健福祉部職員９名と部局間流動職員２名の11名体制で業務を行っておりました。本年度，６月からのコールセンター対応や集団接種等の追加業務発生のため，流動化職員６名を追加し，現在17名体制で対応しているところでございます。 職員配置につきましては，２ページから４ページのとおりとなってございます。 事務分掌及び主要事業につきましては，担当課長からご説明させていただきますので，どうぞよろしくお願いいたします。 保健福祉部次長兼福祉事務所長兼新型コロナワクチン対策担当）保健福祉部次長兼福祉事務所長兼新型コロナワクチン対策担当の今橋でございます。 新型コロナワクチン接種事業を迅速に進めていくとともに，次長として部長を補佐し，部内各課の業務が円滑に遂行できるよう連絡調整等を図りまして，適切な進行管理に努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 保健福祉部参事地域医療担当）保健福祉部参事地域医療担当の谷村でございます。 県の関係部局との連絡調整をはじめまして，過去に医療人材確保対策業務等に従事した経験を生かしまして，地域医療の充実に努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 社会福祉課長）社会福祉課長の桜井でございます。よろしくお願いいたします。 社会福祉課の事務分掌につきましてご説明させていただきます。令和３年度保健福祉部業務概要５ページをご覧ください。社会福祉課の業務につきましては１から17まで記載してございますが，大きく分けまして３つでございます。１つには障害者支援に関する業務，２つ目は生活保護法に関する業務，３つ目は民生委員，児童委員，戦没者遺族，日本赤十字，人権推進，生活困窮者の支援などの社会福祉に関する業務でございます。 続きまして，８ページから10ページをご覧ください。令和３年度における主要事業でございます。この中より，新規事業についてご説明を申し上げます。 初めに，８ページをご覧ください。一番上の社会福祉等援護事業982万8,000円につきましては，遺族会及び災害援護等に要する経費でございます。このうち，新規事業の講師派遣委託料20万円につきましては，茨城県からの委託事業の人権啓発活動活性化事業において，人権啓発講演会を開催する経費でございますが，人権擁護委員の皆様と協議を行った結果，新型コロナウイルス感染症の終息が見えないため中止といたしました。なお，当初から予定しておりました啓発品配布につきましては，市のイベント等で配布を行いたいと考えております。 次に，下から３段目，地域福祉計画策定事業543万9,000円につきましては，本年度で第２期石岡市地域福祉計画の計画期間が満了するため，第３期計画を策定するための経費でございます。 次に，９ページをご覧ください。上から４段目の障害者地域生活支援事業9,900万4,000円につきましては，障害者の地域における生活を支える各種事業に係る経費で，日中一時支援事業委託や日常生活用具の給付などの経費でございます。このうち，新規事業の成年後見制度中核機関運営委託料872万円につきましては，成年後見制度の利用促進を図るため，広報や相談を行う中核機関を設置するための経費でございます。既に石岡市社会福祉協議会と委託契約を締結し，石岡市成年後見サポートセンターとして運営を開始しております。 次に，ページ変わりまして10ページをご覧ください。生活保護費18億2,439万5,000円につきましては，生活に困窮する市民に対し，その困窮の程度に応じて最低限の生活を保障し，自立を助長するための経費でございます。このうち，新規事業の委託事務費171万9,000円につきましては，無料低額宿泊所のうち日常生活支援施設として認可を受けた施設に対し，家事支援や健康管理の支援等を行った場合の経費でございます。 次に，本年度に補正予算をお認めいただいた２件の事業についてご報告いたします。２件とも，新型コロナウイルス対策事業でございます。 資料１をご覧ください。各種施設等従事者商品券配布事業についてご説明いたします。事業の概要でございますが，新型コロナウイルス感染症の感染リスクを抱えながらも職務を遂行している市内の医療機関，障害者，高齢者，保育施設等の従事者に対し，感謝と慰労の意を表するとともに，地域経済活性化に寄与するため，市内の店舗等で使用できる１冊１万2,000円分の石岡市プレミアム付商品券を，１人２冊給付する事業でございます。 対象者でございますが，先ほど申し上げた施設等の従事者で，令和３年４月１日から５月31日の間で通算10日以上利用者と接触があり，令和３年６月１日現在在籍している方でございます。 これまでの経過でございますが，４月28日に臨時議会において補正予算を認めいただき，５月28日に各施設に案内及び申請書を送付しております。６月１日より申請受付開始，６月17日に受付を締め切っております。 私ども社会福祉課は，障害者福祉施設等従事者商品券配布事業として，20事業所，425名の方から申請がございました。商品券の金額の総額は1,020万円でございます。 今後のスケジュールでございますが，８月上旬に石岡商工会議所と商品券購入契約の締結，８月下旬に商品券の納品，９月上旬に商品券の各施設への配布を行いたいと考えております。 次に，２件目でございます。新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援支給事業でございます。茨城県社会福祉協議会が実施している総合支援資金の再貸付まで受けた世帯で，今もなお生活に困窮する世帯に対し，自立支援金を支給する事業でございます。 支援金の金額でございますが，単身世帯が６万円，２人世帯が８万円，３人以上の世帯が10万円でございます。 申請状況でございますが，７月５日に対象世帯260世帯へ通知を送付いたしました。現在32世帯から申請を受け付けており，このうち20世帯が支給決定，７世帯が不支給決定となってございます。また，申請期限は８月31日までとなってございます。 続いて，ただいまご説明いたしました主要事業の地域福祉計画策定事業につきまして，計画策定を始めておりますので，ご説明申し上げます。 資料２，第３期石岡市地域福祉計画の策定についてをご覧ください。市町村地域福祉計画につきましては，社会福祉法107条の規定に基づく法定計画でございます。計画期間は５年で，本市におきましては，現在策定中のものが３期でございます。平成29年３月に第２期石岡市地域福祉計画を策定し，福祉サービスの整備充実や，地域住民，福祉事業者などの主体的な福祉への取組支援などの施策を進めてまいりました。この第２期石岡市地域福祉計画の計画期間が本年度末をもちまして終了するため，本市における課題を再度整理し，住み慣れた地域で安心して暮らし続けるまちづくりの実現に向け，また，地域共生社会の実現に向けた取組の推進のため，第３期石岡市地域福祉計画を今年度中に策定いたします。計画期間は，令和４年度から令和８年度までの５年間でございます。 次に，２ページをご覧ください。策定方法でございますが，市民の意見やニーズを計画に反映するために，既に実施いたしました市民アンケートのほか，さらに活動団体座談会，パブリックコメントを実施したいと考えております。また，各施策を計画に反映するための協議の場として，学識経験者，市民代表，各種団体の代表者による地域福祉計画策定委員会を設置しております。 次に，今後のスケジュールについては，３ページの記載のとおりでございます。 続いて，資料３をご覧ください。アンケートの集計についてご説明いたします。ボリュームがございますので，抜粋してご説明いたします。 １ページをご覧ください。調査の目的でございますが，市民の皆様の福祉に対するご意見や地域活動への参加状況などを把握するとともに，ご意見，ご提言を伺い，計画の基礎資料とすることを目的として実施いたしました。調査概要及び回収結果については，記載のとおりでございます。 次に，アンケートの内容及び集計結果についてご説明いたします。２ページから４ページにつきましては，回答者の性別，年代，職業，家族構成，居住地等についての設問でございます。３ページの問４をご覧ください。家族構成の設問でございますが，前回の調査より，ひとり世帯，夫婦のみの世帯，ひとり親世帯が増えております。 次に，５ページから15ページにつきましては，地域との関わりについての設問でございます。７ページの問８から９ページの問９をご覧ください。こちらでは，地域での普段の付き合い方，付き合い方の満足度でございます。約８割の方が，会えば挨拶をしたり，立ち話や会話をするという回答で，付き合い方の満足度についても，約８割の方が満足している，またはほぼ満足しているという回答でございました。次に，14ページの問12をご覧ください。ここでは，悩みや不安について誰に相談したいかという設問でございます。家族や友人などの関係の近い方や，医師，保健師，看護師などの専門職を望んでいるようです。 次に，16ページから46ページにつきましては，地域の支え合いに関する考え方についての設問でございます。20ページの問15をご覧ください。今住んでいる地域の満足度についてでございます。①近隣の生活マナー，⑤買い物などの便利さでは，満足とほぼ満足を合わせたものがそれぞれ32.0パーセント，33.3パーセントと，他の項目と比べて高くなってございます。また，④病院などの医療関係施設，⑦道路や交通機関等の使いやすさでは，やや不満と不満を合わせてそれぞれが40.3パーセント，44.8パーセントと，他の項目と比べて高くなってございます。次に，31ページの問19をご覧ください。地震や台風などの災害が発生したとしたら，地域でどんな活動をしたいかについてでございます。全体では，ひとり暮らしの高齢者への声かけが40.3パーセントと最も高く，次いで水や食料の配布，安全な場所への誘導が35.2パーセント，災害についての情報の提供が26.0パーセントとなっています。前回調査との比較を見ると，活動したいと思わないが増加しています。 最後に，47ページから62ページでございます。こちらは地域福祉の在り方についての設問でございます。47ページの問26をご覧ください。地域を住みやすくするために，これから地域の人たちが協力して取り組んでいくことが特に必要だと考えていることについてでございます。ひとり暮らしの高齢者や高齢者世帯への支援が47.6パーセントと最も高く，次いで災害時の様々な助け合いが32.4パーセント，防犯・防災などの活動が18.8パーセントとなってございます。次に60ページ，問34をご覧ください。市の福祉に関する情報をどのように入手したいかでございます。市広報紙が53.3パーセントと最も高く，次いで石岡市のホームページが34.3パーセント，町内会・自治会の回覧板が25.7パーセントとなっています。 64ページ以降は自由記述となっておりますので，後ほどご一読いただければ幸いでございます。 以上が，簡単ではございますがアンケート集計結果の説明でございます。市民の皆様から頂いた貴重な意見を踏まえ，第３期石岡市地域福祉計画の策定を進めてまいります。また，ＳＤＧｓの取組については，石岡ゆめ創生プランとの整合性を図り，本計画に取り入れていきたいと考えております。今後，計画素案ができましたら，本委員会でご説明をしたいと考えております。 以上が，社会福祉課所管の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。 社会福祉課副参事人権推進担当）社会福祉課副参事人権推進担当をしてございます木村でございます。人権に関することについて担当させていただいております。どうぞよろしくお願いいたします。 高齢福祉課長）高齢福祉課長の桒原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私からは，高齢福祉課所管分の事務分掌についてご説明いたします。お手元の資料，５ページから６ページをご覧いただきたいと思います。高齢福祉課の事務分掌は，大きく分けて４つになります。１点目は，高齢者の生きがいづくりや，高齢者世帯及びひとり暮らし高齢者等の援護，老人クラブと高齢者団体の育成指導など，高齢者福祉施策全般に関する業務でございます。２点目は，地域支援事業や介護予防支援事業をはじめ，高齢者への総合的な支援を行う地域包括支援センターに関する業務でございます。３点目は，介護保険室が所管する介護保険制度の運営に係る業務でございます。４点目は，ふれあいの里石岡ひまわりの館が所管する施設の維持管理並びに運営に関する業務でございます。 続きまして，お手元の資料11ページ，12ページをご覧いただきたいと思います。令和３年度における高齢福祉課所管の主要事業施策概要でございます。先ほどご説明させていただきました事務分掌に基づき，高齢福祉施策全般，高齢者の総合相談，介護予防事業と地域包括支援センターに関する業務，介護保険制度運営に関する業務，ふれあいの里石岡ひまわりの館の運営等に関する業務に要する経費を計上してございます。その中で，11ページの下から４番目の10行目，高齢者福祉センター運営費負担金509万2,000円でございます。こちらは，令和３年３月31日に，新治広域事務組合の老人福祉センターふれあいの里が閉館となり，それに伴う施設解体等に係る負担金が主なものでございますので，新規計上となってございます。 次に，コロナウイルス対策事業２件についてご報告いたします。 資料１をご覧ください。先ほど社会福祉課で概要等をご説明させていただきました各種施設等従事者商品券配布事業のうち，高齢福祉課分の高齢者福祉施設等従事者商品券配布事業の進捗状況についてご報告いたします。市内150事業所へ周知し，136事業所，1,806名の方から申請がありました。商品券の総額は4,334万4,000円で，９月上旬から商品券の配布を行う予定で進めてございます。 ２件目は，高齢者等ＰＣＲ検査事業でございます。令和２年度に引き続き実施をしております。令和２年度が，実施回数11回で予約件数94件，検査実施80件でございましたが，令和３年度が現在のところ，実施回数６回で予約件数12件，検査実施10件でございます。引き続き，ホームページ，メールマガジン，市報掲載等により周知を行ってまいりたいと思っております。 高齢福祉課所管の説明は，以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 こども福祉課長）こども福祉課長の塚本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは，こども福祉課の事務分掌につきましてご説明させていただきます。令和３年度保健福祉部業務概要６ページをご覧ください。こども福祉課の事務分掌につきましては１から16まで記載してございますが，大きく分けますと児童福祉関係と保育関係に分かれます。児童福祉につきましては，児童手当の支給並びに児童扶養手当の支給事務，そして，母子・父子等の自立支援及び家庭相談等の業務でございます。保育につきましては，市立保育所４か所の運営及び民間保育所への委託や，認定こども園の運営費の給付，そして，それぞれの施設が行う各種保育等のサービスに係る補助事業などの業務でございます。そのほか，児童館，児童センターの運営に係る業務がございます。 続きまして，13ページをご覧ください。令和３年度における主要事業でございます。こども福祉課の主要事業につきましては，母子・父子自立支援事業から記載してございますが，このうち新規事業等につきましてご説明いたします。 初めに，上から３段目の保育支援関係経費１億6,135万3,000円につきましては，保育事業の多様化に対応したサービスの充実を図るための経費でございます。その中でも，一番下の行にございます特定教育・保育施設整備事業費補助金につきましては，2,668万2,000円，こちらにつきましては，６月補正で42万7,000円を増額させていただきましたので，現在2,710万9,000円となってございますけれども，保育の受け皿拡大のため，市内の民間保育施設である石岡明照保育園の施設建て替えに対する補助金でございまして，令和３年度からの２か年の事業となってございます。 次に，下から３段目になります。新生児特別定額給付金給付事業401万6,000円につきましては，新型コロナウイルス感染症拡大による影響がある中で，子どもを出産し養育する家庭の経済的負担を軽減するため，令和２年度に，市独自の支援策として，令和２年４月28日から令和３年４月１日までに誕生した新生児の保護者に対し，新生児１人につき10万円を支給してきたものでございます。今回の令和３年度の予算につきましては，令和３年３月下旬から４月１日までに出生した新生児分を計上させていただいております。 続きまして，14ページをご覧ください。上から２段目の保育所管理経費8,821万8,000円につきましては，公立保育所４か所の施設運営，維持管理に係る経費でございます。令和３年度につきましては，第１保育所の園庭整備のための実施設計委託料，みなみ保育所の空調機設置工事，園部保育所の床，トイレの改修工事などを予定してございます。みなみ保育所の空調につきましては，現在施工中でございます。その他保育所につきましては，来月早々に入札を予定しております。第１保育所の園庭整備につきましては，間もなく実施設計が完了する見込みでございますが，国衙跡の上に整備するため，県の文化課と整備に向けての協議を現在行っているところでございます。今後，できるだけ早期に整備工事費用の補正予算を要求してまいりたいと考えております。 続きまして，下から２段目になります。児童館施設維持管理経費555万9,000円につきましては，児童館の維持管理に係る経費でございます。令和３年度につきましては，耐震診断を実施し，安全な施設であるかの現状把握に努めてまいります。現在の進捗につきましては，本日７月29日に入札が予定されているところでございます。 最後に，本年度に補正予算をお認めいただきました３件の事業につきましてご報告いたします。 初めに，資料１をご覧ください。各種施設等従事者商品券配布事業のうち，こども福祉課分の保育施設従事者商品券配布事業につきましては，市内の保育施設で周知しましたところ，27事業所，515名分の申請がございまして，商品券の総額は1,236万円となっております。現在，商工会議所と商品券購入契約を進めてございまして，契約締結が済み次第，９月上旬から商品券の配布を実施してまいりたいと考えております。 続きまして，資料の４をご覧ください。国の子育て世帯生活支援特別給付金給付事業及び低所得ふたり親世帯支援給付金給付事業につきましてご説明いたします。初めに，子育て世帯生活支援特別給付金給付事業につきましては，新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で，失業や収入減少により家計の状況が大きく悪化している低所得のひとり親世帯に対し，その実情を踏まえた生活の支援を行うことを目的として，５月28日にですね，申請不要な児童扶養手当受給者世帯618世帯，児童数にして916人になりますけれども，児童１人当たり５万円，4,580万円を支給しております。次に，低所得ふたり親世帯支援給付金給付事業につきましては，令和３年度住民税の均等割が非課税，もしくは家計が急変し住民税非課税相当となった方を対象に支給することを目的としております。明日７月30日に，申請が不要な児童手当，特別児童扶養手当受給者世帯251世帯，児童数にしますと479人へ，児童１人当たり５万円，2,395万円を支給する予定でございます。いずれの給付事業におきましても，新型コロナウイルス感染症による影響で家計が急変された方などにつきましては，申請が必要となります。申請の締切につきましては，令和４年２月28日となっております。なお，給付金につきましては，全額国庫補助となります。 こども福祉課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当の武井でございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 それでは私からは，健康増進課の地域医療対策を除く事業につきましてご説明させていただきます。保健福祉部業務概要の７ページをお開き願います。健康増進課の事務分掌につきましては，母子及び成人の健康増進事業に関すること，献血，栄養改善指導，予防接種，感染症予防に関することなどに，今年度は新たに，11番目に記載されております新型コロナウイルス感染症対策に関することが追加となり，計17項目の事務事業を担当してございます。 続きまして，15ページ，16ページをお開き願います。令和３年度における健康増進課所管分の主要事業施策概要でございます。先ほど申し上げました事務分掌に基づき，各種事業ごとの健康診査や健康相談等に要する経費を計上してございます。その中で，15ページの最下段，事業名成人保健事業の，丸印がついております，がん検診コールセンター委託料166万2,000円についてご説明いたします。こちらは，子宮がん，乳がん等の集団検診の申込みを専用のコールセンターに委託しまして，電話やウェブを使ってスムーズに申込み受付を行うための経費でございます。既に事業が開始されておりますが，申込み時の電話がなかなかつながらないといった市民からの苦情が改善されている状況でございます。 また，資料に記載はございませんが，医療機関で子宮がん，乳がん検診を受ける際の手続に関しまして，昨年度までの，受診前に保健センターに来所し申請をしていただく手続が不要となっております。受診を希望する場合は，保健センターに電話で申込みをしていただき，対象者に郵送でお送りした受診券を持参し，医療機関で自己負担金を支払い検診を受けていただくという流れになってございます。 次に，本年度に補正予算をお認めいただきました新型コロナウイルス対策事業についてご報告いたします。 資料１をご覧ください。健康増進課所管の医療機関等従事者商品券配布事業の進捗についてご報告いたします。市内対象施設119か所に周知したところ，病院・診療所が36施設1,692名，歯科診療所が38施設252名，調剤薬局が25施設150名，訪問看護ステーションが２施設18名，助産院が１施設１名の計102施設2,113名から申請があり，商品券の支給総額は5,071万2,000円となってございます。配布時期でございますが，９月上旬から配布をする予定となってございます。 説明は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当の原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長）健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長の飯田でございます。よろしくお願いいたします。 私からは，地域医療対策室の事務分掌についてご説明させていただきます。お手元の令和３年度保健福祉部業務概要７ページをご覧願います。３点ございまして，１点目が，地域医療体制の整備に関すること。２点目が，地域医療を担う人材確保に関すること。３点目が，その他地域医療対策に関することでございます。以上が，地域医療対策室の事務分掌でございます。 続きまして，お手元の資料15ページをご覧ください。令和３年度における主要事業についてご説明いたします。４段目，地域医療対策事業387万円につきましては，地域医療対策のための経費でございます。主な事業といたしましては，今年度の新規事業であります地域医療需要動向調査委託料の300万円でございます。地域医療動向調査により，地域医療に係るこれまでの調査結果を専門的な視点から分析するとともに，新たな課題等の洗い出しにより，将来的な石岡市における地域の在り方を整理してまいりたいと考えております。以上が，令和３年度の地域医療対策室の主要事業施策の概要でございます。 続きまして，令和３年度におけます地域医療対策事業の進捗についてご説明したいと存じますが，そちらの説明に入る前に，石岡市医師会病院につきまして，口頭にてご報告いたします。前回６月18日の委員会におきまして，民間への売却について，現時点では新たな動き等はないとご報告させていただきましたが，６月25日，石岡市医師会総会におきまして，石岡市医師会病院を医療法人幕内会へ譲渡することが承認されたとの情報提供がございました。また，その後，土浦地域医療構想調整会議，こちら書面開催となりましたが，におきまして，本件について協議がなされ，委員の了承が得られたとのことでございます。本件につきましては，今後，茨城県の医療審議会においても報告される予定でございます。 なお，医療法人幕内会のほうへ確認のほうをさせていただきましたところ，今後の病院の開院の見通しにつきましては，老朽化した施設の設備を大規模改修し，最新の機器を導入する必要があるため，早期の開設は難しいということでございました。現在のところ，精いっぱい早期の開設に向けて努力するとしか言いようがないということでしたが，現時点では遅くとも来年，令和４年の１月の開院を予定しているとのことでした。診療科等につきましては，一般内科，小児科を予定しており，健診等も実施したい考えとのことでしたが，高度な救急医療の提供は不可能というふうに回答がございました。 最後に，医療法人幕内会から次のようなコメントを頂きましたので，ご報告をさせていただきます。 当法人では，石岡市民のために，病床を残すことに尽力してまいりました。今後，全力を尽くして，よりよき方向性を探りながら，石岡地域の医療を支えていく所存です。したがって，市政及び議会ではこの点をご理解いただき，静かに見守っていただければありがたいと考えております。また，こうした取組に対する補助制度等があれば，ご一報ください。 以上でございます。 それでは改めまして，令和３年度におきます地域医療対策事業の進捗につきまして，ご説明いたします。お手元の資料５をご覧ください。今年度の地域医療対策事業につきましては，２つの視点で進めてまいります。具体的には，産科の開設，小児科の拡充，緊急診療の再開の３つの課題について，個別に対応することも含め，関係機関等と調整し，早期の実現を目指すとともに，専門的な視点から将来的な地域医療の在り方を整理するための基礎資料を作成し，必要な医療体制の整備に向けまして，効果的な手法を検討してまいります。 まず，主要事業，地域医療需要動向調査の経過と今後の見通しにつきましてご説明いたします。さきの委員会等で委員の皆様から頂きました様々なご意見を踏まえまして，調査内容，発注方法，スケジュール，想定スケジュール等について精査をした後，５月に起案をさせていただきまして，６月の28日，入札参加の有資格者名簿に登載されてます２者による競争入札を実施し，委託業者が決定しました。委託業者は株式会社病院システム，予定価格は税抜き金額で271万2,000円，落札額は税抜き金額205万円，落札率は75.59パーセントでございます。委託期間は，令和３年７月１日から同年10月８日までの100日間でございます。当該調査及び今後実施予定の市民ニーズを把握するための調査等の結果を踏まえまして，将来的な医療の在り方を整理するとともに，必要な医療体制の整備に向けまして，効果的な手法等を検討してまいります。 次に，小児科休日診療の進捗についてご説明いたします。当該事業，こども休日診療につきましては，地域の医療体制の向上を図るために行うものでございます。委託先は，石岡第一病院。委託内容等といたしましては，診療場所は石岡第一病院１階。診療日は日曜祝日，年末年始。診療時間は，午前９時から12時。診療科は小児科，こちらは初期救急対応でございます。 当該事業に係る予算につきましては，令和３年６月定例会においてお認めいただきまして，その後，石岡第一病院と開始時期等について調整を行いまして，令和３年７月15日に契約のほうを締結いたしました。また，当該事業開始に当たり，広報紙，こちら７月15日号，及び市ホームページによる周知のほか，プレスリリースや関係機関，こちら医療機関であったり，保育施設だったり，学校へのポスター掲示などを実施いたしました。 なお，当該事業は近隣，かすみがうら市及び小美玉市と連携して実施してまいります。今後は，診療実績等を踏まえ，開設時間等の拡充を検討してまいります。 なお，当該事業は７月18日から開始しておりまして，開始当日は，18日は22件。そして，22日は31件，23日は31件，25日は14件と，４日間で計98件の実績がございました。現在のところ，特に問題なく運営できてるということでございます。 地域医療対策室からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの説明について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いをいたします。 小松副委員長）ワクチン接種については，後でまとめてお話があるっていうことで，そのときに聞きたいことは聞きたいと思いますけども。 ちょっと今お話がありました，小児科の日曜祭日年末年始の設置はね，非常によかったと思いますけども，これ，今数字が発表されて，４日間で98人ですか，本当にこの夏の時期に，子どもさんが様々なことが起こり得ますので，非常によかったと思っております。 で，数の説明だけだったんですけども，これ内容的な，こういう点でよかったとかそういう声があるとか，それから子どもさん相手なんですけど，筑波大学の派遣されるお医者さんというのは，これは１人の人がずっと来るっていうことなのか，それはもう筑波大学のほうの判断に任せて，その時々でお医者さんが変わるのか。これ，どんなふうに考えればよろしいですか。ちょっとお伺いいたします。 健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長）お答えいたします。 ２点，今ご質問あったと思うんですが，診療した内容としましては，診療開設日当日，私のほうも現場のほうへ入っておりまして，状況の確認しましたが，やはり小さいお子さんで，発熱，急な発熱で，心配されてかかられたっていう件数が一番多かったと認識しております。また，医師につきましては固定ではなくて，４名，５名程度の医師が交代で，ローテーションで回るような形となっております。 以上でございます。 小松副委員長）続けて，医療の問題ですけども，いわゆる医師会病院が譲渡されたっていうことで，幕内会，つまり山王台病院の幕内会ですね。幕内会の方が譲り受けたと。これは譲渡っていうことを聞いたんだけど，もちろんこれは有償だと思うんですけどね。それで，どういう額なのかっていうのは，ここでこういうことって言えるのか……民民の関係だと思いますので。どういう額なのかっていうことと，それから，話題になっておりました，医師会病院が持っていた120床のベッドの権利ですね。これもそのまま幕内会のほうに譲渡されるという，権利もそっくりそのまま引き継がれたという理解でよろしいですね。ちょっとそれをお聞きしたいと思います。 〔「金額についてはちょっとまずいでしょう」と呼ぶ者あり〕 〔「言えなければ言えないでいいです」と呼ぶ者あり〕 健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長）金額のところは分からないっていう回答になりますが，病床の120床につきましては，基本的に全て引き継ぐという形で聞いております。 以上でございます。 小松副委員長）それでちょっと，120床を引き継ぐっていう場合に，引き継ぐのはいいんだけど，引き継いで，それを具体的にどうこうしなければ，つまり期限があって，それでどうこうしなきゃならないとか，そういう縛りはあるもんなんですか，それは。120床は譲渡されて，それをどうこうするっていうのは，その譲渡を受けた側の自由裁量というのか。どんなふうに考えればいいんですか。これはそういうことで，それはいつの時期でも，具体的にベッドをどうするかこうするかっていうのは譲渡を受けた側の権利で，自由裁量だというふうに考えればいいんですか。 健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長）お答えいたします。 先ほども説明させていただきましたが，幕内会さんのほうとしましては，現時点で準備が整い次第ということで，遅くとも来年の１月の開院を目指しているということですので，その範囲内で病床の期限が切れてしまうとかそういうことはないということでございます。今後，機器とか設備の改修とかを予定されているということになりますので，その部分について，病院の運営自体のケースバイケースで，手続等については関係機関と具体的な検討と，県や保健所との調整が出てくるかと思います。 以上でございます。 小松副委員長）医師会病院が存続するのか存続しないのかっていうのは，石岡全体としても，あの地域の方々にも非常に大きな関心事で，私ども日本共産党としては，最初はもう存続と。しかし，ご存知のようにあそこで開いたシンポジウムで，医師会病院の関係者が，やっていけないと，とてもやってけないと連続したので，非常に困って，どうなるかと思ったときに，公立化っていう話が出されて，いろいろ議論があって今日に至ってるわけなんですよね。ですから，そういうことからいって，やっぱり今言われましたように，今のところ令和４年ですか，というふうに一定の時期も出されてるようですけども，本当に民間の力であるわけですけども，非常にそういう点で地域の方々にとっては，ひとつのやっぱり非常にいい方向にですね，望む方向になったというふうに見方もできるので，そういうふうに期待したいと思います。 以上です。 櫻井委員長）ほかにご質問等ございませんか。 関口委員）まずですね，各種施設等従事者商品券配布事業，これについてなんですけど，石岡市の商品券も同時に発行になると思うんですけど，利用期限がね，１月31日。どちらもなんですけど，これはどういった制限があって，この１月31日で利用が切れるのかお伺いをしたいと思います。 保健福祉部次長兼福祉事務所長兼新型コロナワクチン対策担当）商品券事業についてお答え申し上げます。 経済部のほうでプレミアム商品券事業を実施していただいておりますけれども，９月から商品券販売を予定しているということで伺っております。それにあわせまして，今回の商品券配布事業ですね，私どもの配布事業も９月から配布を開始していきまして，１月までの利用期限としましたのは，今年度中にですね，年度内精算をしていくという考え方がございまして，１月末までで一度精算をしまして，年度内に最終的に精算をしていきたいという考えの下で，スケジュール的にですね，１月以降，２か月ほど，その精算の部分で時間を考えております。 以上でございます。 関口委員）そういった事情があるとは思いますが，できればですね，利用期限はね，もう少しですね，伸ばしていただければと思います。 それとですね，地域医療の対策事業の，今説明ありましたよね室長のほうから。その中で，業務委託契約が７月１日から10月の８日まで100日間，それで動向調査が終わると思うんですけど。それについての取りまとめた報告はいつ頃提示されますか。その辺ちょっとお示しいただきたいんですけど。 健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長）お答えいたします。 現在，レセプトデータであったりとか救急のデータであったりとかの分析を行ってまして，当初予定したところになってしまいますが，中間報告のようなものを考えてございまして，８月ぐらいには１回，皆様にお知らせできるように準備をしたいと考えてございます。ただ，８月のいつぐらいになるかというのは業者との調整が必要になってくるかと思いますが，中間報告を考えてございます。 以上でございます。 関口委員）あと，小児科休日診療。これ，大変いいことだと思います。事業として取り組んで，そして実績もそれなり出てますし。やはりこの，開設時間の拡充を検討してると。これは本当にね，休日祭日，できればですね，１日やっていただきたい，このように思ってますんで，拡充の検討をさらに進めていただきたいと，要望でございますが。以上でございます。 櫻井委員長）答弁はよろしいですか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ほかにご質問等ございませんか。 菱沼委員）私からはですね，第３期石岡市地域福祉計画についてお尋ねをしたいと思います。 まずですね，この第３期ってことで，まず第２期の反省，また改善点をどういうふうに担当として捉えているのかお尋ねしたいと思います。 社会福祉課長）お答えいたします。 まだ第２期，期間途中ではございますが，毎年，地域福祉講演会というものを開催する予定でございました。これは様々な，子育てであったりとか，あとは民生委員制度であったりとか，あとは地域福祉計画の普及でしたりとかっていうことで計画をしておりまして，３か年については実施できましたが，コロナウイルスの影響で，去年，また今年もちょっと見通しが立たない状態でございます。 それと，先ほどご説明させていただいたアンケート結果を見ますと，地域の関係性の希薄化というのがますます進んでいる状況が見て取れるかと思います。そういったことでの改善が道半ばといいますか，なかなか難しい状況であって，第３期においても引き続きそういったものの改善を図れるような施策を取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 菱沼委員）ありがとうございます。そういう部分をしっかりと踏まえた上でのね，第３期の計画を作り上げていただきたいと思います。 で，先ほど桜井課長のほうからもね，今回もＳＤＧｓをしっかり取り組んで，ＳＤＧｓもね，取り入れていくということでありました。これも総合計画に基づいてやることだと思っておりまして，重要なことだと思います。で，それにあわせてですね，今回示した資料２の中でも，かがやきビジョンからですね，子ども・子育て支援プランまで様々な，福祉としてはプランを立ててるわけですけども，その整合性についてはどのようにお考えか，お尋ねしたいと思います。 社会福祉課長）お答えいたします。 地域福祉計画につきましては，福祉部門の上位計画と位置づけてございますので，策定の際には，各分野ごとの計画についてひもづきといいますか連携といいますか，そういったものをお願いしてるところでございます。関連する部門につきましてはそれぞれ策定期間がずれてしまいますので，策定時期には，地域福祉計画を基に策定をお願いするように，今後も努力していきたいと思います。 以上でございます。 菱沼委員）最後になりますけども，策定委員会の設置ということで，先ほども答弁いただきましたけど，学識経験者，保健・医療または福祉関係団体の代表者，市民代表，公募でありますけど，あと民生委員・児童委員の代表などということでありますけども，実際その委員会の構成メンバーとしては，人数的には何人で会議を設置されているのかお尋ねしたいと思います。 社会福祉課長）ご答弁申し上げます。 地域福祉計画策定委員会要綱によりますと，委員は20名以内をもって組織するということでございまして，現在の委員でございますけれども，19名でございます。 以上でございます。 菱沼委員）19名ということでありますけども，今後策定した後ですね，この委員会のスケジュールとして，どのようなタイミングでですね，この委員会を開いていくことを考えているのかお尋ねしたいと思います。 社会福祉課長）お答えいたします。 資料のほうにもお示しいたしましたが，資料２の３ページになってございます。第１回目が６月22日に既に開催しておりまして，第２回目，９月14日に計画骨子案などの検討を行うこととして，開催を予定しております。また，計画策定に当たっては４回の委員会を開くことを計画しておりまして，このスケジュールでは10月下旬と書いてございますが，10月下旬から11月に第４回目，ここで素案をまとめたいというふうに考えております。で，12月もしくは１月にパブリックコメントを実施して，その前に可能であれば委員会のほうに説明をさせていただきたいと考えております。パブリックコメントが終わった後，計画案を策定委員会のほうにお示しして，市長決裁を得て発行のほうをしたいと考えております。 以上でございます。 菱沼委員）ありがとうございます。そういう中でのね，進捗も含めて，委員会のほうにも報告いただければと思いますので，ひとつよろしくお願いします。 以上です。 櫻井委員長）ほかに質問はございませんか。 小松副委員長）今，策定委員のご質問あったんですけども，策定委員19名，どういう層のどういう方々がここに入ることになるんでしょうか。あと，民間から希望して入るっていうこともあり得るんですか。 社会福祉課長）お答えいたします。 まず民間からということで，市民代表の方２名，公募で参加していただいております。あとはＰＴＡですとか保育関係団体ですとか，あとは医師会，あとはハローワーク，あと各種障がい者団体の代表ですとか学校長会の代表ですとか，区長会の代表ですとか。学識経験者として委員長をお願いしている方は，大学の教授でございます。そういった方々で構成されております。 以上でございます。 櫻井委員長）ほかにご質問はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で保健福祉部の所管事務及び令和３年度新規・主要事業については終結をいたします。 暫時休憩といたします。10分程度といたします。 －休憩－ 櫻井委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。 次に，陳情第10医療環境の整備充実を求める陳情を議題といたします。 本陳情につきましては，令和３年第１回定例会において教育福祉環境委員会へ付託され，審査が行われていた案件でございますが，同様の陳情が出されている執行部の対応や，地域医療対策事業の進捗状況を踏まえながら慎重に審査する必要があるとして継続審査とされ，委員会改選後，改めて当委員会に付託されたものであります。 委員会の改選後初めての審査でございますので，初めに本件について，事務局から受理の経緯及び陳情の概要の説明を求めます。 事務局）陳情第10医療環境の整備充実を求める陳情における，受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。 まず，受理の経緯でございますが，令和３年２月２日に提出され，同日付けで受理いたしております。提出者は，石岡市柏原の柏原工業団地運営協議会会長○○（個人名）様でございます。 次に，陳情の概要でございますが，石岡市の医療環境の整備充実を進めるため，議会が率先して調査・提言，そして行動を起こすことを求めるものでございます。 陳情項目としましては２点ございまして，１点目としまして，石岡地域医療計画を進めるために，課題・問題点を明らかにし，医療環境の整備充実に向けて具体的な提言・提案，必要な予算措置を早急に協議・検討すること。２点目としまして，石岡医師会病院閉院に伴う休日夜間診療及び救急診療の機能喪失を補う代替策を議会で議論すること。以上の２点を求めるものでございます。 説明は以上でございます。 櫻井委員長）ただいま事務局から，受理の経緯等について説明がありました。 次に，先ほど執行部から地域医療対策事業の進捗状況について説明がありましたが，その内容も踏まえまして，本陳情についてご意見等がございましたら，挙手によりお願いをいたします。いかがでしょうか。 勝村委員）この陳情項目でございますが，提出されたのは令和３年２月２日，同日受理されて，委員会の中でも何回か議論がされてまいりました。年度が変わりまして，少しずつ石岡地域の医療環境も変化が見られておるのかなと思います。いわゆる小児科休日診療等とか，改善は見られておりますし，そうした中では，少しずつではありますが進められてきておるのかなと思います。 この陳情事項にございます，１つ目の課題・問題点，医療環境の整備充実ということがございますが，こちらについても我々，当委員会でも議論をされ，進めてきているというふうに思っております。そうしたことからですね，この陳情，一部は採択してもいいのかなと思いますけれども，今回，新しい委員さんも変わってきてございます。そうした中で，今回はもう一度，委員会の中で協議するということで，継続審査にしてはいかがかなというふうに思いますが，よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）ほかにご意見はございませんか。 関口委員）この陳情についてはですね，私もよく読ませていただいたんですけど，本当，柏原工業団地に働いてる方は，24時間働いてる方もいますし休日もいますし，税収の点からも，この工業団地はこれからも伸びていっていただきたいと。そういった中で，やはりその医療の充実は必要かなと思っておりますので，この陳情に対してはですね，私は願意は妥当だと思っております。 しかしながらですね，この陳情事項の１，必要な予算措置を早急に協議・検討される。これについてはですね，今年度の予算の中で，地域医療動向調査という中で，その予算措置早速入ってますんで，これについてはですね，願意の中にはもう含まれなくてもいいのかなと思っておりますので，私はこの２番のほうのね，医師会病院の，多分医師会が工業団地の近くにあったもんですから，その医師会の役割っていうのは大変大きかったと思うんですよね。それに代わるものは，やはり工業団地としては必要なのかなと。そういう気持ちは私も思いますので，これはですね，こっちのほうについて，採択をしていくべきかなと思ってるんですが，先ほど勝村委員さんのほうからもありましたように，もう少し協議してはいかがかなということもありますので，私も継続でよろしいかなと思っております。 以上です。 櫻井委員長）ほかにご意見はございませんか。 小松副委員長）私はこの，令和３年２月２日にね，出されまして，当時の状況は，公立的な病院を作るかどうかというのが争点になっておりまして，それで，地域医療振興協会などがね，そういう構想を取り下げるってことで急展開して，現在に至っているわけなんですけども。 ひとつはやはり，ここで書かれている陳情の趣旨はね，非常によく分かりますし，そのとおりだと。やはり，ここで働いてる方々，家族の皆さんですね，本当にやっぱり医療の充実を求められてという願意が，非常によく分かります。それで，どうするのかっていうことなんですけども，この，課題・問題を明らかにして，１番目のね，医療環境の整備充実に向けて具体的な提言・提案，必要な措置を早急に協議・検討される。これは執行部の側も，やはりこういう住民の声に応えてやっぱりやるべきだと思うんですね。そういうことで，いろいろこう動きはあると。それから２の問題も，そのとおりだと思うんだよね。 だから私はね，これはやはり，この時点の願意をですね，住民の皆さんが一生懸命署名を集めてこういうのを出してきたということを尊重して，そういう立場で執行部にも要求し，議会としては，それにふさわしく議論していくということであるならばですね，やっぱりこれは賛成すべきだと。採択すべきだと。これはね，延ばしてもね，まだまだこういうふうに変化，発展しますから。だから，事情が，令和３年２月２日に出された頃からですね，変化していきますので，これはね。で，変化していくときに，それは住民の皆さんのこの内容がね，違ったんじゃなくて，状況が変化してるわけだから，そういうところで問題にしてしまうとね，これはやっぱり，住民の皆さんの議会に対する期待に応えられないと。そういう点では，やはりこれは採択すべきだと。これ，やらないとと私は思うんですけどね。いわゆる継続っていうのは，いつまで継続するんだってことになるから，そういうことを包括的に私たちとしては捉えてですね，やっぱり継続じゃなくて採択すべきだと。時間が経てば経つほど，またいろんなことが起きてくるわけなんで。で，コロナの問題も考えれば，この比じゃないですよね。そういう問題も出てくる。ますます医療の問題っていうのは，重要な問題になってくるというふうに，私は思うのね。私の意見です。 以上です。 櫻井委員長）ほかにご意見はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ただいま，本件の取扱いにつきましては，さらに調査検討を要するため継続審査とされたいとの意見と，採決を行うべきとの意見がございました。 初めに，継続審査とすることについてお諮りをいたします。 本件は起立により採決いたします。 お諮りいたします。本件を継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 －賛成者起立－ 櫻井委員長）起立多数であります。 よって，本件は継続審査とすることと決しました。 次に，所管事務の調査といたしまして，新型コロナウイルスワクチン接種事業についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）それでは私から，新型コロナウイルスワクチン接種事業についてご説明いたします。 資料６をご覧願います。１，ワクチン接種体制でございますが，庁内体制につきましては，新型コロナウイルスワクチン接種推進チームにおいて，ワクチン管理・配送，接種予約の受付，さらに集団接種の準備を行いながら，迅速なワクチン接種の体制を進めているところでございます。また，６月１日からは，接種体制の強化として，おおむね３か月の期間，これまでの部局間流動化職員２名に６名を加え，現在は保健福祉部職員９名，会計年度任用職員７名，合計24名体制となってございます。 ２，ワクチン供給体制につきましては，３月11日から７月15日までの間に，合計39箱，7,605バイアル，約４万4,460回分のワクチンが届いております。また，７月26日の週には７箱，1,365バイアル，約8,190回分，８月２日の週には２箱，390バイアル，約2,340回分，８月９日の週には３箱，585バイアル，約3,510回分のワクチンが届く予定となってございます。合計いたしますと，9,945バイアル，約５万8,500回分のワクチンは確保してございますので，これまで予約受付した方が２回接種するワクチンは確保している状況でございます。 ３，ワクチン接種状況につきましては，当市におきましては，１回目の医療従事者への接種が３月10日に始まり，５月10日から高齢者施設等の入所者及び従事者への接種を始めております。 令和３年７月26日現在の接種状況でございますが，医療従事者の方につきましては，国が示しました総人口の３パーセントである2,300人を超える2,505名の方が，１回目の接種を終えております。また，２回目の接種を終えた方は2,388人となってございます。 次に，施設入所者を含む高齢者の接種状況でございますが，65歳以上の高齢者２万4,000人のうち，１万3,992人の方が１回目の接種を終えております。また，２回目の接種を行った方は6,558人となってございます。 次に，施設従事者の方につきましては，国が示した総人口の1.6パーセントであります1,200名を超える1,563人の方が，１回目の接種を終えております。２回目の接種を終えた方は986名となっております。 ４，高齢者接種の予約状況につきましては，当初の計画では，６月７日から75歳以上の高齢者の予約受付を開始する予定でございましたが，ワクチンの供給量が増えたことに伴い，石岡市医師会の協力の下，先行接種といたしまして，86歳以上の方を対象に順次予定を前倒して接種を行ってまいりました。５月17日から順次予約受付を開始した86歳以上までの方の先行接種実施につきましては，６月６日までに受付した人数は1,836人となってございます。 次に，６月７日から予約受付を開始した75歳以上の方の受付人数につきましては，６月20日までで7,033名。また，６月21日から予約受付を開始した65歳以上74歳未満の方の受付人数につきましては，６月30日までで7,264人となっております。合計いたしますと，受付人数は１万6,133人となっており，接種見込者数の１万6,800人とほぼ同数となってございます。 次のページをご覧ください。５，高齢者以外の接種の予約状況につきましては，７月１日から予約受付を開始した基礎疾患を有する方，高齢者施設等の従事者の受付人数につきましては，７月７日までで3,078人となってございます。次に，７月４日から予約受付を開始いたしました60歳から64歳までの方の受付人数につきましては，７月14日までで2,260人となっており，このうち，市内の接種協力医療機関での予約受付人数は1,638人，18歳から59歳の市民を対象といたしました県の大規模接種会場の予約受付人数は，624人となってございます。次に，７月15日から予約受付を開始いたしました県の大規模接種会場の受付人数につきましては，７月26日時点で3,387人となってございます。全体的な予約受付の傾向でございますが，電話での予約受付が６割，インターネットでの予約受付が４割となってございます。 ６，集団接種につきましては，石岡市医師会と調整をし，場所はふれあいの里石岡ひまわりの館。開催日時は令和３年９月12日日曜日から令和３年11月28日日曜日の毎週日曜日。時間につきましては，午前と午後の部に分け，午前が９時30分から11時30分，午後が13時30分から15時30分までの各２時間，２レーンで接種を行い，合計で１日160名程度の接種を予定しております。受付開始は，ワクチンの供給状況を考慮しながら８月以降にコールセンターやインターネットにて行い，周知はホームページやメールマガジン，防災ラジオ等で行う予定としております。なお，使用するワクチンにつきましては，武田モデルナ社製のワクチンの入荷見込みが立っていないことから，ファイザー社製のワクチンを使用いたします。 ７，今後の予定につきましては，12歳から59歳の方につきましては，ワクチンの供給状況や年齢区分などを考慮し，石岡市医師会と調整しながら順次受付を開始していく予定でございます。 ８，接種証明書につきましては，令和３年７月26日月曜日から受付を開始したところでございます。対象者につきましては，新型コロナワクチンの接種を受けた方で，日本から海外に渡航する際，接種証明書を所持していることにより渡航先の国の防疫措置緩和が受けられるといった理由から，本証明書を必要とする方に限られております。このため，海外渡航の利用を目的としない方，国外等でワクチン接種を受けた方につきましては，対象外となってございます。 申請窓口につきましては，石岡及び八郷保健センターとなっており，即日交付といたします。申請時に必要な書類につきましては，申請書，旅券（パスポート）写し可，接種券もしくは予防接種済証か接種記録書，本人確認書類となってございます。費用につきましては無料となってございます。なお，接種券の左側の部分，こちらが予防接種済証となってございますが，接種後に予防接種済証を紛失した等の理由により，改めて予防接種済票の交付が必要な方につきましては，石岡及び八郷保健センターでの交付が可能となってございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いをいたします。 ご質問等はございませんか。 関口委員）このコロナウイルスワクチン接種事業についてなんですけど，最終的にですね，石岡市の目標というかスケジュールですね。11月いっぱいで接種事業は終わるんですか。それとも12月頃まで延びていくのか。これで見ると大体11月いっぱいをめどにしてるのかなと思うんですけど，確認でスケジュールをお示ししていただきたいと思います。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 当市では，医療従事者を除きます一般の方の接種見込者数，こちらを人口の約７割程度と見込んでございます。この接種見込者数の割合，また，現在行っております県の大規模接種会場での接種の数，こちらが完了時期に関わってくると見込んでございます。現在の市内接種医療機関での接種回数，また，接種見込者数の接種割合が７割から６割程度。また，今現在県から割り振られております県の大規模接種会場の枠，こちらが８割から９割程度予約が入った場合であれば，現時点での完了時期は11月から12月になるだろうと見込んでございます。 以上でございます。 関口委員）そうすると，石岡市においては，年内でほぼワクチン接種は，事業は終わると。で，それで終わってしまって，その残りのやらなかった方がですね，こういった方は再度申込みというのはできるんですかね。やはり，やらなかったけど今後やりたいなっていう意向が出たときですね，どういうふうに対応していくのかなと思ってるんですけど。12月で締めちゃうのか，それは分かんないんですけど，もう少し幅を持たせていくのか，その辺，国の動向とか県のあれもあるでしょうけど，今のところの考えをお伺いいたします。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 あくまでも先ほどのご説明の中では，接種見込者数が人口の７割程度だった場合ということでお答えさせていただきました。本事業につきましては，法律の中で，来年の２月28日まで事業が可能となってございます。その中で当然，後からといいますか，時期がちょっと遅れてしまいますが接種を受けたい方，こういった方につきましては，何らかの対策が必要と考えてございます。ワクチンの供給量，また，国の情報がですね，随時変わる状況でございますので，国の動向，また，県の動向を踏まえながら，対策につきましては考えていく必要があるかと考えております。 以上でございます。 関口委員）そういうことはね，分かり次第ですね，周知のほうをお願いいたしたいと思います。 以上です。 櫻井委員長）ほかにご質問等ございませんか。 勝村委員）新型コロナウイルスワクチン接種事業については，職員の皆さん，慣れない中で本当に頑張っていただいてるというふうに理解をしてございます。そうした中で，質問というよりですね，参考までに２つほどお聞きしたいと思います。 まず１つ目なんですが，ワクチン接種状況に関してなんですが，１回目の接種をした方が２回目の接種を受けるのが，その人数と違っているというのは，医療従事者にしてもそうですし，高齢者にしてもそうですし，施設従事者にしてもそうなんですが，１回目のワクチン接種から３週間を目安ということで聞いておりますが，この件に関してはどういうことなんですかね，この状況というのは。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）１回目の数と２回目の数に差があるということですが，議員ご指摘のように，１回目の接種から３週間後の同じ曜日，こちらに接種をしていただくこととなってございます。それの１回目と２回目の間の空けなければいけない期間ですか，こちらが３週間あるということで，１回目の数と２回目の数に相違が出ているという状況でございます。 以上でございます。 勝村委員）ありがとうございます。 １回目と２回目の間に３週間という間があることで，差があるということなんですが，医療従事者でいうと，３月10日から開始して，１回目が2,505人。で，その３週間後には２回目を接種してるわけなんで，４月の上旬には同じ人数が出てもいいのかなと。それ，同じことで，高齢者にしてもそうだと思うんですが，ちょっとやらない人もいるのかなと思うんですが，その点について伺ってるわけです。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 議員ご指摘のような，周りの副反応であるとか体調であるとか，そういった理由により，２回目の接種，こちらを見送る方もいる状況でございます。 以上でございます。 勝村委員）分かりました。ありがとうございます。 もう１点なんですが，ちょっと聞きづらいお話なんですが，石岡市のワクチン接種が，他市町村から見ると遅れているっていうお話をかなり聞くんですが，その点についてはどういうふうにお考えになっておりますか。その辺についてお聞きしたいと思います。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 メディア等，新聞報道等の中で出てくるような先進地のような状況ではないことは自覚はしてございます。しかしながら，石岡市医師会と調整をしながら，当市の運営としましては，１回目と２回目，こちらをセットとして予約している状況でございます。ですので，報道等であるような，２回目のワクチンがないのでキャンセルをしなきゃいけない，こういった状況は当市では起こっていない状況でございます。ですので，実際こちらの書いてる数字なんですけれども，７月６日現在の数字ではございますが，今朝，７月29日現在の数字を把握したところですね，高齢者の数字にちょっと大きく変動がありましたので，こちらでちょっと付け加えたいと思います。１回目の接種つきましては，１万4,631人で61パーセント，２回目の接種につきましては，１万262人で43パーセントとなってございます。ですので，大きく遅れているといった状況ではないのかなと。 引き続き，市内の個別医療機関，また，県の大規模接種会場等，また，９月から始まります集団接種，こちらを行いながら，安全安心な接種の促進に取り組んでいきたいと考えてございます。 以上でございます。 勝村委員）ありがとうございます。分かりました。 新型コロナウイルスワクチン接種事業，こちらについては，慣れない事業ということ。特にですね，ワクチンを２回打たなければならないということ，また，事業内容に関しましてもですね，後から後から追加で，例えば大規模接種事業とか施設従事者接種事業とか，事業めじろ押しで後から，紛らわしいような気もするんですが，ひとつ担当のほうでも。今，東京オリンピックが開催されております。全国的にコロナウイルスが蔓延する中で，当市……当市じゃなくて，茨城県でも，昨日あたりはかなりの感染者が出てきてございます。当市としても予断を許さない状況であるかと思いますんで，今後ともひとつご尽力いただきますようお願い申し上げます。 以上でございます。 池田委員）本市のワクチン接種，徐々に進んでるものの，確実に接種されてることは理解できます。で，接種した副反応で，接種部位の痛みとか，あるいは発熱なんていうのは２，３日で解消されるものだと思いますが，そういったものよりもう少し重篤なものっていうんですかね，アナフィラキシーショックとかそういった事例っていうのは，本市においては確認されているのかいないのか，確認の意味でお伺いしておきたいと思います。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 当市にそのような報告，入ってはいないです。 以上でございます。 池田委員）それを聞いて安心しましたが，やはり間違った情報によって，打っての副反応のリスクより，確実に打った効果のほうがあるわけでして，そういった間違った情報のもとに打たない選択をされてしまうと，やはり免疫効果も薄れてしまいますので，その点心配だったものですから確認しました。 以上でございます。 菱沼委員）新型コロナワクチン接種事業についてなんですけども，様々，今各委員さんからもお話ございました。ちょっと私からも，２点確認したいんですが。 現状，新型コロナワクチン接種ということで，３月の10日から開始されてるわけですけども，現在ですね，問題点とか課題って，今抱えているもの，どのようなものが現在あるのかなと思ってるんで，その点確認の意味で伺いたいと思います。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 現在抱えてる課題といいますと，ワクチンの供給状況ですね。把握する期間がかなり短いものですから，市民の方の周知，こちらに苦労しながら対応しているという状況でございます。また，そのワクチン量にも限りがあることから，先ほどご説明も差し上げましたとおり，当市の予約方法につきましては１回目と２回目を必ずセットということで予約を受け付けさせていただいてますので，年齢区分をどのように細分化して，混乱のないような形で受付をするか，こちらに尽力を尽くしているという状況でございます。 以上でございます。 菱沼委員）いろんな意味でご苦労をおかけしますけども，先ほどね，言われましたけど，安全安心なワクチン接種をひとつよろしくお願いします。 あと，今年はね，２回接種をしていくわけですけど，来年とか再来年とかっていう部分において，国からもいろいろ指示が出てくると思いますけども，今後どのようにワクチン接種を石岡市として捉えてるのか，お尋ねしたいと思います。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 現行の制度ですと，１回目と２回目までの接種ということになってございます。今後も，当然ながらその３回目であるとか，新たな何らかの対策が必要であるときには，国・県の通知，対策の方法，こちらを考慮しながら対策を取っていくということで考えてございます。 以上でございます。 菱沼委員）国の動向，また，県の動向という部分ありますので，しっかりと情報を収集していただきながら，しっかりと進めてもらいたいと思いますので，よろしくお願いします。 私のほうからは以上です。 小松副委員長）ワクチンの迅速な接種っていうのはですね，最近のコロナの猛烈な拡大という中で，極めて重要になってきてると思います。そういう中で，政府もですね，オリンピックに向けて急いで，それで大規模接種，職域，企業ごとにやるとか，そういうふうにやってく中で，ワクチンが不足して，実際の方々には，１割カットとかなんかいう事態があって，私も非常に心配しました。で，政府のワクチンの供給のこと，いろいろ変わることがあるんですけども，また是正されて。それで自治体の関係者から，困るという苦情が一斉に政府に上がったときもありました。現状においてはどういうふうに，政府との供給の関係，石岡の計画との関係はいかなることになっているのか，まずお伺いしたいと思います。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 現行のワクチンの要求につきましては，市につきましては茨城県と調整をしている状況でございます。委員お話がありました１割減ということにつきましては，先般撤回されている状況でございます。今後のワクチンの供給につきましては，８月の中旬から下旬にかけてどうなるのかっていうところは県に協議をしているところではございますが，おおむね我々の要求したワクチン数が入荷してくるのだろうという，県の担当者との話をしてございます。そこから先につきましては，ちょっとまだ国のほうの，先ほど議員ご指摘のように，方向性がまだ定まっていないところから，はっきりしたお答えができないという状況を確認してございます。 以上でございます。 小松副委員長）非常に大事なお仕事をされてると思いますので，いろいろご苦労もあるかと思いますけども，市民の期待に応えてね，よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 次に，その他の件といたしまして，何かご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，その他の件を終結いたします。 以上で本日の文教厚生委員会を閉会といたします。 | ||||||||||||
