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令和3年度 文教厚生委員会

 第3回委員会 (8月6日)
出席委員 櫻井茂委員長,小松豊正副委員長,菱沼和幸委員,池田正文委員,関口忠男委員,勝村孝行委員
市執行部 【教育委員会事務局】
教育長(児島裕治),教育部長(豊崎康弘),次長(吉澤房江),参事学校再編担当兼学校教育担当(朝賀隆行),参事兼生涯学習課長(宮部善仁),教育総務課長兼学校再編担当(小沼努),教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長(小河原修),教育総務課指導室長兼学校再編担当(須加野征博),文化振興課長(原田和宣),中央公民館長(吉田昌司),スポーツ振興課長(小沼欽也),学校給食課長兼石岡給食センター所長(小川崇晴)
議会事務局 庶務議事課主任(大川知道)

櫻井委員長)ただいまから,文教厚生委員会を開会いたします。
 本日の委員会は,委員会改選後,初めて説明員として教育委員会事務局に出席を求め開催する委員会であります。つきましては,委員並びに執行部との情報の共有化,そして今後の円滑な委員会審査のため会議を開催するものでありますので,よろしくお願いをいたします。
 これより議事に入ります。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に,本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明名簿のとおりであります。
 なお,冒頭に申し上げましたとおり,本日は委員会の改選後,教育委員会事務局が出席する初めての委員会でございます。よって,委員並びに執行部の自己紹介を行い,案件に入りたいと思いますので,ご協力のほどよろしくお願いをいたします。
 それでは,最初に委員の自己紹介をいたします。
 初めに,私から申し上げます。

−委員長,副委員長,委員の自己紹介−

櫻井委員長)文教厚生委員会は,以上6名の委員でございますので,よろしくお願いをいたします。
 次に,執行部から自己紹介とあわせて,教育委員会事務局の所管事務及び令和3年度新規・主要事業について説明をお願いいたします。
 なお,発言は挙手によりこれを許します。

教育長)教育長の児島裕治でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 昨年度大変残念なことに,教育委員会事務局において,職員の逮捕等,行政の信頼を損ねる事件が発生をいたしました。今年度は確実に再発防止の取組を進め,二度とこのようなことが起こらないよう,教育委員会事務局一丸となって信頼回復に努めてまいります。
 また,今年度は,石岡市教育大綱と教育推進計画の最終年度でございます。目標達成に向けた取組を進めるとともに,次年度へ向けた新たな計画策定に取り組んでまいりたいというふうに思います。
 新型コロナウイルス感染症につきましては,学校,保護者,またそのご家族,子どもたちの協力と努力によりまして,市内の小中学校ではクラスター等を発生することなく,1学期間無事に通常授業を行うことができました。なお,現在は夏季休業中ではございますが,茨城県内でも第5波の感染拡大が続いており,茨城県独自の緊急事態宣言が発出されたこともございます。まだまだ予断を許さない状況が続いておりますことから,感染状況を注視しつつ新たな学校生活様式の定着を図り,子どもたちの安全と,教育の機会と質の確保を図るため,取組を引き続き進めてまいりたいと思います。あわせまして,教育委員会,各種事業施策等,その充実に努めて,教育行政をより一層推進してまいりたいと考えてございます。
 どうぞよろしくお願いいたします。

教育部長)教育部長の豊崎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,教育委員会事務局の組織機構についてご説明申し上げます。説明資料,令和3年度教育委員会事務局事業概要の1ページから2ページをご覧ください。教育委員会事務局の職員配置図を記載してございます。教育委員会事務局は,教育総務課,生涯学習課,文化振興課,中央公民館,スポーツ振興課,学校給食課の5課1館をもって構成されております。職員は,再任用職員19名を含め,全員で97名の構成となっております。
 次に,各課の事務分掌でございますが,3ページから5ページに記載しております。さらに,本年度の主要事業を6ページ以降に記載してございます。これらにつきましては,各課長から説明させていただきます。
 どうぞよろしくお願いいたします。

教育委員会事務局次長)次長の吉澤でございます。
 部長の補佐役として,円滑な業務遂行のために,教育委員会事務局内外の連絡調整に努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

教育委員会事務局参事学校再編担当兼学校教育担当)今年度より,参事学校再編担当兼学校教育担当を拝命しております朝賀でございます。
 小中学校統合再編計画に基づく学校再編と学校教育の充実に向け,担当職員と協力しながら取り組んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長)教育委員会参事兼生涯学習課長の宮部でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 初めに,生涯学習課の所掌事務でございますが,資料の4ページをご覧いただきたいと思います。1の生涯学習の企画,調査及び推進に関すること以下14の事務と,中央図書館,1の図書館の管理運営に関すること以下7つ,計21の事務を担当してございます。
 次に,令和3年度の主要事業の概要でございます。恐れ入ります,資料9ページをご覧いただきたいと思います。生涯学習課では,業務を社会教育振興事業をはじめとする10の事業に分けております。これらのうち,昨年度との大きな変更点と,新規事業につきましてご説明申し上げます。
 初めに,社会教育振興経費でございます。これは,生涯学習課所管で実施いたします各種講座,地域活動の推進に要する経費でございます。主なものといたしまして,事務事業用品費で397万円,成人式会場設営業務委託料356万8,000円等でございます。いずれも成人式の実施に係る経費でございます。事務事業用品費では,主に令和4年成人式の開催に際し,感染防止対策の徹底を図るため,参加者,来賓者,運営スタッフへの抗原検査を実施するためのキットの購入費でございます。また,成人式会場設営業務委託料では,令和3年分と令和4年分の2回の設営委託料を計上させていただいております。
 延期となっておりました令和3年成人式を,5月30日日曜日に,新型コロナウイルス感染症の防止対策を講じまして実施をいたしました。式典当日の出席者数でございますが,該当者が766名のうち,410名の新成人のご出席をいただきました。また,出席率につきましては53.52パーセントでございます。
 続きまして,事業名の上から2番目,放課後児童健全育成事業につきましては,市内の全小学校19校に開設しております,そちらの放課後児童クラブの運営経費となっております。令和2年10月1日から,放課後児童クラブの運営の民間事業者への委託を開始いたしました。また,放課後子ども総合プラン運営業務委託料といたしまして,2億597万6,000円を計上させていただいております。放課後児童健全育成事業補助金6,011万6,000円でございますが,こちらは条例・規則に基づき学童保育事業を実施する市内の民間幼稚園,保育園等を対象に,運営を支援する補助金として平成27年度から交付しているものでございます。また,放課後児童健全育成事業整備補助金3,753万6,000円でございますが,新たに放課後児童健全育成事業を実施する民間事業者に対し,施設の整備に必要な本体工事費,また,設計委託料の費用の一部を補助するものでございます。
 次に,新規事業といたしまして,2つ目の放課後児童健全育成事業の中で,東小学校の児童クラブの増築工事4,532万円でございます。昨年度,令和2年度に実施設計を行い,本年度建築工事を行うものでございます。
 また,中段よりやや下にございます,(仮称)八郷図書館整備事業でございます。予算額は4,832万7,000円でございます。現在,支所総務課所管による八郷総合支所内の改修工事が進められておりますが,中央図書館所管事業といたしまして,令和3年度におきまして,図書や机などの備品購入,公募による新図書館の名称選考,図書館システム導入などの準備を進めております。令和4年度の当初の開館を目指しているところでございます。なお,名称選考の経費といたしまして,名称選考委員会委員報償,また,名称応募当選品として,図書券等を計上しております。名称選考委員会につきましては,図書館協議会委員や学識経験者の委員7名により委員会を設置しておりまして,新図書館の名称を公募し,選考していくものでございます。選考に際しましては,年内に名称を決定していきたいと考えてございます。
 以上が,令和3年度の生涯学習課所管の主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。

教育総務課長兼学校再編担当)教育総務課長兼学校再編担当の小沼と申します。よろしくお願いいたします。
 教育総務課は,学習指導その他学校教育に関する専門的事項の指導を行う指導室7名と,小中学校統合再編計画に基づく学校再編と,学校施設個別施設計画に基づきます学校施設の長寿命化を進めている学校再編推進室6名を含む24名で事業を進めております。
 私からは,教育総務課の事務分掌及び令和3年度における主要事業政策概要についてご説明申し上げます。初めに,教育総務課の所掌事務でございます。資料の3ページをご覧いただきたいと思います。1の教育委員会の会議に関すること以下20の事務を担当しております。内容としましては,教育委員会の規則の制定,改廃などの教育委員会の庶務に関すること,学校予算の執行計画及び経理に関すること,教材教具の整備及び管理に関することなどが主な業務となっております。
 次に,令和3年度の主要事業施策概要でございます。資料6ページをご覧ください。1項目目の教育委員会関係経費から8ページのICT環境整備事業(中学校)までの29の事業のうち,庶務に関する12の事業を教育総務課,学習指導等に関する9つの事業を指導室,ICTを含む学校施設に関する8つの事業について学校再編推進室で担当しております。事業概要につきましてはそれぞれ記載のとおりでございますが,新規・拡充,また,石岡ゆめ創生プロジェクトでお示ししております事業等につきまして,各担当からご説明を申し上げます。
 初めに,庶務に関する事業についてでございます。6ページ2項目目にございます庶務一般経費,また,7ページ4項目目の小学校の学校管理運営経費,その2つ下の保健衛生管理経費,また,8ページの3項目目,中学校の学校管理運営経費,2つ下の保健衛生関係経費におきまして,昨年度よりも事務事業用品費を増額しております。これは,新型コロナウイルス感染症禍におきまして,生徒児童等の安全性を確保しながら,未就学児や児童生徒の健康診断を実施するための用品費,また,手指消毒のためのアルコールにつきまして,令和2年度におきましては補正予算を要求しまして対応してきたものを,令和3年度当初予算に盛り込んだことが理由となってございます。
 また,7ページの一番下にございます小学校の教育振興支援事業,また,8ページの中段にございます中学校における教育振興支援事業では,就学援助費の扶助を増額してございます。こちらは,就学援助対象児童数の増加傾向を見据えたこと,また,GIGAスクール構想におきまして,生徒児童1人1台のタブレット端末の利活用を進めている中で,家庭学習が行われる場合に,家庭からのインターネット等につなぐ通信費,こちらを就学援助費扶助として新たに加えたことが理由となってございます。
 その他の事業につきましても,継続事業として取り組んでまいります。
 私からの説明は以上となります。よろしくお願いいたします。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長を務めております小河原と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,学校再編推進室の事務分掌及び令和3年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。初めに,学校再編推進室の所掌事務でございます。資料3ページをご覧ください。下段となります。学校再編推進室でくくられた,1の学校及び幼稚園の設置並びに廃止に関すること以下9つの事務を担当しており,小中学校の統合再編や施設の整備,維持管理等に係る部分を所管しております。
 次に,令和3年度における主要事業施策概要でございます。学校再編推進室におきましては,資料6ページ4項目目,学校施設事務費から,資料8ページ,中学校のICT環境整備事業までのうち,8つの事業を進めております。これらのうち,主な新規事業についてご説明いたします。
 初めに,資料7ページ一番上の段,小中学校校務用コンピュータ整備事業につきましては,小中学校の教職員の働き方改革に寄与することを目的に,校務支援システム等を導入する事業でございます。システムの導入は,石岡市,龍ケ崎市,牛久市,土浦市,かすみがうら市の5市で共同調達で行ってまいります。8月の末頃までにプロポーザル実施要項を公表させていただきまして,9月末頃までに応募企業の審査を行いまして,優先交渉権者を決定してまいります。その後,各自治体が個別に契約を行ってまいります。契約後にはシステムの構築を開始しまして,来年の1月には一部機能を導入し,来年の4月から本格的な運用が始まる計画でございます。
 続きまして,上から3段目,公立学校情報整備事業でございます。GIGAスクール構想において配備したタブレット端末の使用が可能となるための通信費や,タブレット端末の保守業務に対応する経費が主なものとなってございます。
 続きまして,上から5段目,小学校の学校維持管理経費でございますが,新規事業としましては,南小学校長寿命化改良工事のための設計業務委託,府中小学校の耐力度調査委託,石岡小学校のプール改修工事などが主な新規事業となってございます。
 続きまして,下から3つ目,小学校の学校施設環境改善事業につきましては,小学校の特別教室にエアコンを設置する計画があることから,それらの実施設計業務委託料となってございます。
 続きまして,8ページ目をご覧いただきたいと思います。上から4段目,中学校の維持管理に要する経費でございます。新規事業としましては,府中中学校につきまして,令和4年度に屋根外壁などの部位修繕の計画があることから,そのための設計業務委託が主なものとなってございます。
 学校再編推進室の事務分掌及び主要事業施策概要の説明は,以上でございます……。
 
〔私語あり〕
 
教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)大変失礼いたしました。資料8ページ目でございますけれども,上から4段目の中学校5校の維持管理に要する経費でございますけれども,新規事業としては,府中中学校と申し上げましたが,国府中学校でございます。大変申し訳ございませんでした。
 学校再編推進室の事務分掌及び主要事業施策概要の説明は,以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

教育総務課指導室長兼学校再編担当)教育総務課指導室長兼学校再編担当の須加野と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,指導室担当の事務分掌及び令和3年度における主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。初めに,指導室担当の事務分掌でございますが,資料3ページをご覧ください。中段,指導室でくくられた,1項目目の学校教育の計画,経営及び生徒指導に関することから13項目目の教職員の表彰に関することまでの13項目になります。
 続きまして,令和3年度における主要事業施策でございますが,資料6ページをご覧ください。上から3項目目の学務一般経費から,資料8ページの下から2項目目,心の教室相談員配置事業までのうち,9つの事業が指導室の担当業務事業でございます。そのうち,2つの事業についてご説明申し上げます。
 まず,資料6ページの上から3項目目の学務一般経費でございます。これは,児童生徒,教職員に関する学務全般に要する経費となっておりますが,その中で,新規事業のスクールソーシャルワーカー報酬318万円を計上しております。社会福祉や教育現場の専門的な知識や技術を活用し,問題を抱えた児童生徒を取り巻く環境に働きかけ,児童生徒の悩みや問題を解決するために取り組んでまいります。なお,県のスクールソーシャルワーカーを兼務している社会福祉士の方を週2日,教育現場を熟知した退職教員の方を週3日で雇用いたしまして,2人が連携して効果的な支援を行っております。
 次に,7ページの一番下,小学校の教育振興支援事業及び8ページの7項目目,中学校の教育振興支援事業でございます。このうち,それぞれ新規事業として丸のついている教育振興用備品をご覧ください。これは,小中学校のデジタルドリル教材を導入するための費用でございまして,2学期からの導入に向けて準備を進めているところでございます。国が進めているGIGAスクール構想により1人1台配備される端末を効果的に活用するため,先端的教育ソフトを導入して,子どもたちの学習状況に応じた学びの実現を目指してまいります。また,新型コロナウイルス感染拡大等による分散登校や臨時休業等の状況が生じた場合にも,児童生徒の学びを保障するため,活用できると考えております。
 このほかの事業につきましても,継続事業として取り組んでまいります。
 指導室の事務分掌及び主要事業施策概要の説明は,以上となります。よろしくお願いいたします。

文化振興課長)文化振興課の原田と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私からは,文化振興課の事務分掌及び令和3年度における主要事業施策の概要についてご説明申し上げます。初めに,文化振興課の所掌事務でございます。資料の4ページをご覧いただきたいと思います。中ほどにお示しをいたしましたとおり,1の芸術文化の企画及び推進に関すること以下9つの事務を担当しております。
 次に,令和3年度主要事業施策の概要でございます。資料の9ページをご覧いただければと思います。文化振興課では,業務を発掘調査経費,文化財保護保存及び普及経費,芸術・文化振興事業の3つの事業に分けております。これらのうち,主なものについてご説明を申し上げます。
 初めに,発掘調査経費1,763万円でございます。この事業は,開発行為などに伴う発掘調査や出土遺物の整理などを行うための作業員の人件費及び外城遺跡の地中レーダー探査等を行うための経費となります。この中で,測量・調査等委託料671万8,000円については,平成30年度から継続して実施しております外城遺跡の地中レーダー探査及び微地形測量に係る経費となってございます。
 次に,文化財保護保存及び普及経費1億6,903万2,000円でございます。この事業は,貴重な文化財を次世代に継承していくため,文化財の保護保存に要する経費や普及啓発活動などの活用の取組を行うための経費,また,所管施設の維持管理に要する経費となります。この中から,本年度の主要な取組2点についてご説明をさせていただきたいと思います。
 まず1点目は,文化財保存活用地域計画の取組でございます。本年度は,作成に要する経費といたしまして,文化財保存活用地域計画協議会委員報償26万円,文化財保存活用地域計画作成支援業務委託料550万円を計上しております。文化財保存活用地域計画は,市の文化財の保存と活用に関する総合的な計画となり,中長期的な基本方針を定めるマスタープランと,短期的に実施をする事業を記載するアクションプランとしての両方の役割を担う計画となります。事業の進捗状況は,プロポーザルによる審査を終えまして,優先交渉権者が確定をしておりますので,現在,契約締結の手続を進めているところでございます。
 2点目は,国指定地等公有地化事業の取組となります。本年度は,常陸国分寺跡及び瓦塚窯跡の土地の買上げなどに要する経費として,測量委託料684万2,000円,不動産鑑定委託料103万2,000円,補償算定委託料572万円,用地購入5,800万円,家屋補償6,393万円,立木等補償118万4,000円を計上しております。本事業については,当初,国庫補助金と一般財源により事業を進めることとしておりましたが,地方債の活用が可能であることから,9月の補正予算におきまして歳入予算の組替えをご審議いただきたいと考えているところでございます。また,事業の進捗状況は,公有地化の対象となる箇所の測量委託業務や補償算定業務について入札を行いましたので,契約締結に向け,手続を進めているところでございます。
 その他の事業についても,引き続き取り組んでまいりたいと思います。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

中央公民館長)中央公民館の吉田と申します。よろしくお願い申し上げます。
 私からは,中央公民館の事務分掌及び主要事業施策概要につきまして,ご説明申し上げます。初めに,中央公民館の事務分掌でございますが,資料4ページをご覧ください。中段の下に記載されております1項目目の公民館の管理,運営に関することから,3項目の事務を担当しております。
 続きまして,主要事業施策概要でございますが,資料11ページをご覧ください。中央公民館管理運営経費から国府地区公民館管理運営経費までを所管しております。中央公民館,石岡地区公民館4館,分館2館,八郷地区公民館8館の計15館,それぞれ特色のある講座等を含めた円滑な活動を行うための運営及び維持管理経費を計上しております。
 中央公民館からの説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

スポーツ振興課長)スポーツ振興課長の小沼と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,スポーツ振興課の事務分掌及び令和3年度における主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。初めに,事務分掌でございますが,資料の4ページの一番下をご覧ください。1項目目の社会体育,スポーツ・レクリエーション計画及び実施に関することから7項目目の社会体育施設の総合調整に関することまでになります。
 続きまして,令和3年度における主要事業施策概要でございますが,資料12ページをご覧ください。農業者トレーニングセンター施設管理運営経費から八郷総合運動公園維持管理経費まで,9つの事業が主要施策事業になります。体育団体の運営や,競技力向上を図るための大会及び事業を開催するための委託料や補助金,施設の維持管理に係る経費等が主なものでございます。
 次に,新規事業になりますが,海洋センター維持管理経費のうち,基本設計委託料276万5,000円でございます。これは海洋センタープールの調査及び基本設計委託料で,内容といたしまして,プール上屋鉄骨躯体,缶体,プールサイド等の改修工事に係る工事箇所,工法等の検討,調査及び基本設計でございます。同じく,実施設計委託料361万6,000円でございます。こちらは,海洋センター施設内のトイレの段差解消,洋式化,更衣室の段差解消,ロビー壁修繕等の中規模改修工事に係る工事箇所,工法等の検討,調査及び実施設計でございます。
 最後に,八郷運動公園維持管理経費のうち,躯体健全性調査委託料1,221万円でございます。八郷総合運動公園の施設は建設後30年以上経過しており,老朽化が顕著に進んでおり,早急に修繕,改修の対応をする必要がございます。このため,この躯体健全性調査を実施することで,個々の施設の老朽化の状況を把握し,具体的な修繕,改修計画を実施するためのものでございます。
 あわせまして,本年度の石岡つくばねマラソンについて報告申し上げます。7月14日に第1回実行委員会を実施しました結果,新型コロナウイルス感染症予防の観点から,参加者と大会運営に関わる人たちの健康と安全を確保することが難しいと判断したため,令和4年2月20日に開催を予定いたしました第15回石岡つくばねマラソンを中止することと決定いたしましたので,ご報告申し上げます。
 報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

学校給食課長兼石岡給食センター所長)今年度より,学校給食課長兼石岡学校給食センター所長を務めております小川でございます。どうぞよろしくお願いします。
 私からは,学校給食課所管事務並びに主要事業についてご説明申し上げます。お手元の資料5ページの学校給食課の欄をご覧いただきたいと思います。学校給食課の事務分掌は,9項目記載してございます。石岡と八郷と2つのセンターを所管しており,大きく分けますと,管理運営及び調理業務の2つに分けられます。給食提供数は,石岡が1日平均約4,000食,八郷が約2,000食になります。
 次に,主要事業施策の概要ですが,13ページ,学校給食課所管事業をご覧いただきたいと思います。石岡給食センターの管理運営経費は4,151万円を計上してございます。主なものといたしましては,電気料,水道料,施設用燃料,施設の管理・保守保安委託料など,維持管理経費でございます。
 次に,石岡給食センター調理業務経費といたしまして,2億8,653万3,000円を計上してございます。主なものといたしましては,調理業務や給食受入業務に係る調理員等の報酬や賄材料費,給食配送委託料などでございます。その中の新規事業,調理業務委託料5,838万円につきましては,市直営で運営しております石岡給食センターを,既に民間委託を実施しています八郷給食センターの調理業務委託の更新時期とあわせまして,今年度9月より,両センターを一括して民間へ調理業務を委託するものでございます。調理業務の民間への移行に当たりましては,公募型プロポーザルによる業者選定を実施しております。プロポーザル参加申込書は2業者から提出がありましたが,審査直前に1者が取り下げたため,1者のみの審査となりました。複数者同様に審査を実施しまして,6月25日に書類選考となる一次審査,7月14日にプレゼン審査となる二次審査を,プロポーザル審査委員会の下実施しまして,株式会社東洋食品が優先交渉権者に決定しております。8月中に契約しまして,履行期間は9月1日からを予定してございます。
 続きまして,八郷給食センターをご説明いたします。管理運営経費といたしまして,2,571万1,000円を計上してございます。こちらも石岡給食センター同様,施設の維持管理経費でございます。
 次に,調理業務経費といたしまして,1億8,871万4,000円を計上してございます。主なものといたしましては,給食配送委託料,調理業務委託料などでございます。
 学校給食課からの説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの説明について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問はございませんか。

小松副委員長)幾つか気づいたところを質問いたします。
 まず,教育総務課ですけども,11項目の就学援助に関する仕事をされておりますけども,ひとつちょっと今話題になってるのは,ランドセルを皆さんに選んでもらって,使ってもらってますよね。そのことと,就学援助を受けている方。要保護も含めてね。この就学援助費を受けている方について,ランドセルを貸与してるので,その分のお金を就学援助費から差し引いてるというのが,ちょっと今話題になってるんですけど,石岡ではどうなってますか。そういうことをお答えできますか。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えします。
 ただいまちょっと,申し訳ございません,手元に資料ございませんので,内容の確認をさせていただきたいと思います。

小松副委員長)この趣旨はですね,やっぱり家庭の生活が大変な方については,生活保護費の1.3倍,要保護,準要保護として,そういう様々な国の制度を活用して援助していると思いますので,石岡市などでランドセルを配ってるからといって,その部分をやっぱり生活援助費を引くっていうことは,私はそうではない,あってはならないんじゃないかと思っておりますので,その点の意見を申し上げておきたいと思います。これ,分かったらば教えてください。すぐ分かると思うんですけどね,差し引いてるかどうかっていうのはね。
 それからもう一つは,タブレット端末を全ての生徒さんに渡して活用してると思うんですけども,この活用の状況について,教える側,また受けてる側,一定時間が経っておりますけども,このことについては,どういう,何か総括してますか。そのことをしてれば,ちょっとどういう評価してるのかお伺いしたいと思います。

教育総務課指導室長兼学校再編担当)お答えいたします。
 現在,端末のほうは各学校のほうに1人1台ずつ配られまして,各学校ともそちらのほうの使用は,授業等でしております。今後,9月1日よりデジタルドリル教材のほうを導入いたし,今それを取り入れる準備をしておりますので,予定どおり,今のところ2学期からそちらのほうが使えるということになりますので,そちらのほうも活用しながら今後進めていきます。そちらのほうの活用状況等も,こちらのほうで確認をしながら進めてまいりたいと思います。
 以上でございます。

小松副委員長)ちょっと変わりますけども,コロナ,新型コロナウイルスの非常に急速な蔓延が広がっておりまして,私どもに来る,議員のところにも来る資料の中にも,今は学校は夏休みですけども,9月からですか,また始まると。
 そういう中でちょっと質問したいんですけど,教職員に対する,教職員の皆さんのワクチン接種の状況ね。それからもう一つはやっぱり,PCR検査の状況ね。これは,計画があるのかないのか,現在の到達点はどうなってるのか。それから,新学期に向けて,そういうコロナ対策がきちんとされるのが非常に大事になってきてると思うんですけど,その辺はどのように理解すればよろしいでしょうか。

教育総務課指導室長兼学校再編担当)お答えいたします。
 ワクチン接種のほうなんですが,保健福祉部のほうともちょっと連携を取りながら,大規模接種会場のほうで教職員がなるべくできるようにということでの準備は,6月ぐらいからそちらのほうは進めております。各学校とも,まだ予約が取れない先生方はいらっしゃるんですが,そちらのほうの人数全て合わせて,今のところちょっと確認中ですので,その辺分かりましたらまたお答えいたしたいと思います。
 よろしくお願いします。

小松副委員長)しっかりですね,やっぱり計画的にこのコロナ対策が,ワクチン接種,またPCR検査で,実際に感染してきても症状に現れない,そういう方をやっぱり発見して対処するっていうことが,新学期迎えるに当たって今非常に重要な,努力すべきタイミングだと思いますので,その辺はよろしくお願いをしたいと思います。
 ちょっと中断して,ほかの方もあるかと思うんで,また質問するかもしれませんけども,一旦切ります。

櫻井委員長)ほかにご質問等ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)小松副委員長,ないんですけどよろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)それでは,ないようですので,以上で教育委員会事務局の所管事務及び令和3年度新規・主要事業については終結いたします。
 次に,所管事務の調査といたしまして,南小学校長寿命化改良工事等設計業務委託契約についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)私から,石岡市立南小学校長寿命化改良工事等設計業務についてご説明申し上げます。
 本業務につきましては,校舎や体育館の長寿命化改良工事後40年の使用を目標とした工事等の設計を行うとともに,エレベーターの設置,段差解消等のバリアフリー化を図ってまいります。また,南小学校は,高浜・三村・関川小学校との統合を目指しており,児童数が増加することを考慮した設計となります。さらに,遠距離通学児童への支援として,スクールバスを手配することによる外構工事,現在水はけの悪いグラウンドの改修工事等を含めた設計業務委託となります。
 契約の方法でございますが,受託候補者を公募型プロポーザルにより選定し,見積り合わせを経て契約してまいります。プロポーザルの結果でございますが,茨城県内に本社がある設計事務所9者から応募があり,一次審査の結果6社に選考し,二次審査の結果,優先交渉権者は株式会社三上建築事務所となりました。見積り合わせは来週行いまして,その後速やかに契約してまいります。なお,契約相手先,契約金額につきましては,市ホームページで公表してまいります。
 続きまして,設計業務を発注するに当たり公募型プロポーザルとした理由でございますが,本業務は設計の範囲が多岐にわたり,高度な専門的知識,経験,技術が必要となると判断し,プロポーザル方式といたしました。
 3の設計業務の概要につきましては,校舎や体育館の工事設計業務,そのほか外構工事としてグラウンドの改修,バスの回転場を含む外構工事等の設計業務です。工事費は10億円程度を見込んでおりまして,工事は令和4年,令和5年度で行ってまいります。
 契約を交わした後の予定でございますが,設計業者と月2回,公式な打合せを行ってまいります。10月の下旬には,概算の工事費について業者からの提示があり,来年の2月には業務を完了する見込みとなっております。
 以上で説明を終了いたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

関口委員)契約するに当たりましてですね,公募型プロポーザルで,これまでの実績を見た中での募集ということで始まったようですが,この三上建築事務所というのは,私の調べではですね,以前にもこの南小学校の設計に関わってると思いますが,その辺ちょっと確認したいんですけど。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)三上建築事務所につきましては,八郷中学校の建物及びグラウンドの設計業務を担っている事業所でございます。

関口委員)南小学校については,設計については関与してないですか。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)関与してないと認識してございます。今回,初めての設計業務を請ける予定でございます。

関口委員)そうしますと,八郷中学校の設計をしたという実績で,そういうのも評価になったのかなと思うんですけど,八郷中学校,平成25年ですか,開校したのは。その前に,この設計を三上建築が請け負ったんですけど,グラウンドがですね,その後ぬかるみ……全然,排水が悪いということで度々クレームが出てたんですけど,結局それはですね,瑕疵担保はなしということで,設計どおり業者も施工したということで,誰も責任は取らなかったんですけど。その後ですね,再度市のほうで設計,入札しましてですね,新たな設計会社がグラウンドの設計をし,そして1億円ほどかけてですね,グラウンドの改修をして,今すばらしいグラウンドになった。
 これはですね,マイナスの実績ではないかなと私は思うんですよね。なぜそういう,補助事業でやった事業ですけど,それでよくできなかったグラウンド,それに対して市は一般財源ですね,多分1億5,000万ほど,設計から施工からかけて直したんですよね。その原因は,この三上建築事務所にあるんですよ。設計が悪かったから。そういうのを何で考慮しなかったんですか,このプロポーザルの評価の中で,審査の中で。それをちょっとお伺いしたいんですよね。そういう意見は出なかったのかどうか。今,実績があったと,八郷中学校の設計をしてるということを知ってるわけですから,そういう話は出てもいいんですよね。お伺いいたします。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)今回の公募型プロポーザルの審査要領でございますけれども,第一次審査におきましては,業務履行能力並びに業務の執行体制につきまして審査をしまして,6者程度,第二次審査に進んだ業者がございます。第二次の審査におきましては,技術提案書を提出をいただきまして,併せてプレゼンテーションの内容を踏まえまして,今回三上建築事務所を優先交渉権者として選定したところでございますので,八郷中学校のグラウンド等の改修工事につきましては,考慮はしてございません。
 以上です。

関口委員)もう1回確認しますけど,八郷中学校のグラウンドの設計には携わってますよね,この三上建築は。何か今,違うように聞こえたんですけど。もう1回お伺いいたします。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)今回の南小学校の長寿命化改良工事等の設計業務につきまして,八郷中学校のグラウンドの改修工事等の実績は考慮してございません。
 以上でございます。

関口委員)ですからですね,今回もグラウンドの設計は入ってるんですよね,この業務委託の中に。それで私は,八郷中学校のときに,失礼ですけどね,失敗してるんですよね,この設計会社は。だから,その辺をちょっと心配してですね,その辺は大丈夫なのかと。もうこれ,優先交渉権者になって,もう決めてしまってるんでしょうから,今さらなかなか取消しってのは難しいと思いますけど,私はその辺をよく考慮してですね,注文しましてね,しっかりとしたグラウンドを造っていただきたいんですよ。
 南小学校のね,水はけ悪いってのは私知ってますし,震災は関係ないですけどね,多分盛土だったんで,震災のときにかなり傷んだこともあるようですし,今回もですね,大変心配してるんですよ,私は。お金をかけるわけですから,相当の。それで,また駄目でね,施工会社は設計どおりやったよと,それで水はけ悪かったらどうしようもないんでね。八郷中学校においては,後から設計したのは本当にすばらしい設計でね,そのとおり施工業者はやって,本当に雨が降ってもね,全然ぬかるみがないという立派なグラウンドができたと。そういうふうにやっていただきたいんですよ。
 よろしくお願いします。

教育部長)委員ご指摘のとおり,三上建築事務所に関しましては,八郷中学校のときの校舎とグラウンドと,両方設計してございます。それで,結果的にはグラウンドの水はけが悪くてですね,改めて数年経って,お金をかけて改修したという経緯は,私も存じております。そのことも含めまして,今回,前回どうしてこういうことになったのかということで,原因調査のほうを,三上建築事務所のほうにワンペーパーで回答するように申しつけてございます。
 二度と失敗しないようにですね,こちらもチェック体制,それから,前回のことを踏まえまして,グラウンドを整備していきたいというふうに思ってございます。

関口委員)部長,そこまで言うんですからね,私も大丈夫かなと思っておりますんでね。いいグラウンドを造っていただきたい,そういう思いでね,ちょっと言わせていただきました。
 どうぞよろしくお願いします。

櫻井委員長)ほかに質問はございませんか。

小松副委員長)今の問題ですけども,私も,八郷中学校のグラウンドのぬかるみがなかなか取れないっていうんで,この委員会でもいわゆる大問題になって,私など教育福祉環境委員も千葉とかいろんなところの現地調査をして,そしてやはり修正させたという生々しい記憶があるんだよね。だから,今の担当課長さんは分かってるのか分かんないのか分かんないんだけど,今言われた,今の教育部長さんなど,今の教育委員会のいわゆる主要な一定の,ここでお仕事されてる方は,よくよく知ってると思うんだよね。
 そういうことなんで,何かそういうことがあまり議論されないで同じ会社に決まったということになればね,これ非常にね,納得できない,納得しがたい問題ですね,これは。だから,それは後で,その文書かなんかでくればいいっていうんじゃなくて,そのことを決めること自身のときにもう大問題にしてですね,そしてやっぱりきちんと決めないといけないと。だから私,全くそういうことが議論にならないで決まったという答弁だったから,非常におかしな決め方をするもんだなというふうに思うんですね。そのことはどうですか。当時はいたよね,いらっしゃったよね。で,見に行ったよね,みんなでね。次長だったのかな,当時はね。だから大変なことだったでしょ,あれは。何度も何度もあそこ,我々も現地調査して,水はけが悪くて,何なんだとこれはっていうことで,当時の委員のある方にして,専門家がいて,いろんなアドバイスがあって修正したという。そういう点では,苦い経験があるわけですね,これは。
 だから,そういう経験があるんだから,そういうことを踏まえてよくよく調査研究して,しっかりとした発注してもらわなければ。そういうことですね。だから,もう二度と失敗を繰り返しちゃいけないということですよね,同じようなことは。だから,同じような企業が優先順位でやるっていうなら,ちょっと驚くわけですよね。
 何かコメントありますか。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)南小学校のグラウンドの改修工事につきましては,三上建築事務所と先進事例等,また,前回の失敗を糧にしまして,しっかりとしたグラウンド造りの設計に努めてまいりたいと考えております。
 よろしくお願いいたします。

小松副委員長)よろしくお願いします。
 以上です。

櫻井委員長)よろしいですか。

   〔「はい」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

池田委員)業者選定に当たって,プロポでやったっていうことで伺いました。一次,二次と,様々な観点から一番優れていると思われる業者が選定されたという説明でした。
 このプロポですけども,企画提案ということで,事業者がそれぞれの提案をされると思うんですけども,どのように優れていたのか。それを委員会として資料請求したいと思いますが,委員長におかれましては,よろしくお取り計らいのほどをお願いいたしたいと思います。

櫻井委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

櫻井委員長)再開いたします。
 ただいま池田委員から要求のありました資料につきましては,委員会条例第23条の規定に基づき,委員会としてこれを要求したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 執行部におかれましては,速やかに資料の提出をされるよう求めたいと思います。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

櫻井委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ご報告申し上げます。さきに委員会として要求いたしました資料については,お手元にご配付いたしましたとおり提出されましたので,ご査収願います。
 それでは,ほかに質問はございませんか。

小松副委員長)これ読みましたけども,やはり石岡市に関わって,過去に関わったことについての自己分析っていうか,こういうふうに,こういう仕事についていろいろあって,これはこういうことだったので,そういう自己弁明っていうのが全くなくて,それでいわゆる実績に対する自己評価っていうか,そういうのがなくて,また同じところに,ちょっと別な格好でやるっていうのは,これは誰が見ても納得できないんですよね,これね。市民が聞いても,何やってんですかと,こうなるわけですから。
 だからその,過去に八郷中学校のグラウンドにおいてやったことについて,多大の迷惑っていうかお金を支出したことになって,生徒さんは,そういうグラウンドで運動できないということになったわけですから,そのことについてどう思うのか。非常にまずいと。これはこういうふうにして対処しますというふうになければですね,やっぱり今度は南小学校のことになるんだけども,それは一般的には通用しないですよ,そこのところを明確しなければ。逆に言えば,我々は何をやってんですかって市民から批判されるわけですね,これを見逃せば。見逃せないんですよ。
 そういう点でやっぱり,深刻な自己分析等,そういうことなければ,とても発注はできないでしょう,この会社には。そういうことを抜きにしては。私はそう思います。

櫻井委員長)ほかにご意見,ご質問ございませんでしょうか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結をいたします。
 ここで,さきに保留した答弁について,その準備が整ったとのことでございますので,その答弁を求めたいと思います。

教育総務課長兼学校再編担当)先ほどは申し訳ございませんでした。
 小松委員のほうからご質問いただいておりました,就学援助の扶助費の中でお支払いをしている新入学児童生徒用品費,入学準備金というものになりますが,国の基準で申しますと,小学校が5万1,060円,中学校が6万円となってございまして,石岡市では現状そちらを,その金額をそのままお支払いをしている形となっておりまして,ランドセルの費用を差し引くといったことはしてございません。申し訳ございませんでした。

小松副委員長)やってないことは,そういうふうにするべきではないことは,当然のことだと思います。それはよかったと思います。

櫻井委員長)よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

教育総務課指導室長兼学校再編担当)先ほど小松議員のほうからご質問ありました教職員のワクチン接種の状況ですが,現在,ワクチン接種を希望している教職員で予約ができていない教職員の人数は,93名となっております。こちらのほう,本日から大規模接種会場が追加等あったということを案内などをしながら,今後接種が進められるよう案内等進めていきたいと思います。
 以上でございます。

小松副委員長)分かりました。よろしくお願いします。

櫻井委員長)続きまして,官製談合防止法違反及び加重収賄に伴う損害賠償請求についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)官製談合防止法違反及び加重収賄に伴う損害賠償請求についてご報告申し上げます。
 配付してございます資料をご覧いただければと思います。昨年発生いたしました官製談合防止法違反事件に関しまして,事件の対象となった2件の業務委託契約について,それぞれの契約書第16条に,談合等の不正行為に係る損害賠償の条項がございます。この条項は,談合等の不正行為があった場合は,受注者は,発注者の請求に基づき,契約の委託金額の10分の2に相当する金額を賠償金として発注者の指定する期間内に支払わなければならない内容でございます。また,この条項内で,賠償金の請求時期は,受注者の刑が確定したときと定められております。
 令和3年3月8日に受注者への判決が言い渡され,その翌日から2週間後に刑が確定いたしましたので,この損害賠償請求に関して,請求対象者の○○○○(企業名),旧社名○○○○(企業名)の代表者へ,5月24日に事前に説明した上で,5月27日に賠償請求の通知をいたしました。また,その納入期限を6月15日といたしました。
 6月24日に,賠償金額331万1,280円が市へ納入されました。しかし,9日遅延となったため,7月21日付で,遅延利息1,900円を当該業者に請求いたしました。納入期限は,本日8月6日としてございます。
 報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,八郷総合運動公園プールの修繕についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)八郷総合運動公園プールの修繕についてご報告申し上げます。
 配付しています同題名の資料をご覧いただければと思います。7月17日に開園を予定しておりました八郷総合運動公園プールは,漏水が発生しているため,現在開園を見合わせてございます。修繕を実施し,早期に開園できるよう対応している状況です。
 修繕内容でございますが,2件ございます。資料の八郷総合運動公園プール敷地略図をご覧いただければと思います。1件目は,プールとろ過機を循環しているパイプの修繕でございます。修繕箇所は,黒丸で示してございます5か所でございます。2件目は,大プールの壁面と床面の老朽化により生じた亀裂箇所の修繕でございます。
 修繕が完了し,安全に使用できる状況になった際には,ホームページ,防災無線等で広報し,開園する予定でございました。しかしながら,県独自の緊急事態宣言が本日8月6日から8月19日まででございましたので,その結果というか,宣言の期間が明けた8月20日以降の頃には早急に開園したいと考えておりました。しかしまた,昨日発表された,まん延防止等重点措置が茨城県に適用されたため,それに伴い県独自の緊急事態宣言の期間が8月31日まで延長され,八郷総合運動公園全体を休館することとしたため,大変残念ではございますが,プールの開園が難しい状況となってございます。
 報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

菱沼委員)今,八郷総合運動公園のプールっていうことで報告をいただきましたけども,実際あの地域の人たちは本当に楽しみにしてたっていう状況でございまして,本年度のこの定期点検をですね,きちんとやってれば,これもっと早くですね,分かったんじゃないかなと思うんですけど,その点どうでしょう。

スポーツ振興課長)委員おっしゃるとおり,定期的に検査等していればもっと早く対応できたのかと,ご意見はもっともでございます。しかしながら,冬場は全然ろ過機等も回してない状態でございまして,水の安定はされてございました。今回,プール開園に当たりまして,清掃,また,あとはろ過機を回したところ,どんどん水位が下がっていくという状態が確認されました。それは,ろ過機のほうのパイプの原因と,あとは壁面とかをきれいに掃除したところ,そこから漏水が,漏れてるということがプール開園,事前にちょっとはっきりしましたので,確かに委員おっしゃるとおり,定期的な点検をしていればもっと早く対応できたのかとは考えてございます。
 以上でございます。

菱沼委員)その点検っていうか,それをやったのはいつ頃ですかね。

スポーツ振興課長)プール管理を委託している業者に,6月14日にその業者から報告がございました。その後,6月15日以降,ろ過機の不具合を業者に確認していただいて,それ以降,どこから漏れてるかとか,そういうような対応した結果,ちょっとだんだん時間が流れてしまったという状況でございます。
 以上です。

菱沼委員)今回非常に,茨城県のですね,緊急事態宣言,それから国からのまん防という状況でね,実際こう,プールの開園が非常に厳しい状況にあるという状況で,非常にこう,特に八郷地域の人たちが楽しみにしてたもんですから,そういう声がちょっとあったもんですからね。そういう部分においては,今後定期点検もきちんとですね,対応していただいて,きちんとそういう,プールなんかも開かれるようにですね,お願いしたいなと思います。
 よろしくお願いします。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

勝村委員)八郷総合運動公園のプールの修繕ということなんですが,この資料を見せていただいて,黒い点のところですか,そこの配管漏水ということが見つかったということなんですがね,ちなみに築何年経ってました。

スポーツ振興課長)昭和53年度に建設されてございます。それから,今現在43年経過している状況でございます。
 以上です。

勝村委員)ありがとうございます。
 43年っていうと,昭和53年頃の配管材となると多分白管とか,腐食が進む材質だったと考えられます。それはそうとして,40年以上経ってるんですから,その前にやっぱり基本的な点検が必要だったのかなと思います。
 例年,この機械を回す,プールを市が始めるに当たって実施する点検っていうのは,先ほど菱沼委員への答弁にありましたけど,もっと早く,早いうちにしとけば対応もできたのかなと思うんですが,その点についてはどのようにお考えでしょう。

スポーツ振興課長)委員ご指摘のとおり,本当に定期的に,もっと早く点検していれば,事前に防ぐことができたのかと私も思ってございます。
 例年,プールの開園に当たりまして業者委託をするわけなのですが,そのときに初めてプールの清掃等を実施して,そのときに,先ほど申し上げましたが,ひび割れの部分とかきれいに清掃したり,配管,ろ過機を回すと水が漏れるというようなことがございました。今後は,もっと早くやるというよりは,もう築43年経過でございますので,今年度躯体健全調査,八郷総合運動公園全体でございますが,大規模改修を必要と考えておりますので,今後はそのような対応をしていきたいと考えてございます。
 以上でございます。

勝村委員)ありがとうございます。今答弁いただいたとおり,やっぱりもう耐用年数が過ぎてるというような状態かなと見受けられますんで,大規模的な改修,予算づけをしていっていただきたいなと思います。
 ちなみに,今回これ,突発的な事項ということなんですが,修繕費用,今回の予算はどこから出していくようになるんですかね。その点について伺います。

スポーツ振興課長)需用費のその他修繕のほうの予算がございますので,予期せぬ修繕等に当たると思いますので,そちらから支出する予定でございます。
 以上でございます。

勝村委員)いずれにいたしましても,こういう漏水が発生しましたんで,迅速な修繕をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご発言,ご質問はございませんか。

池田委員)確認なんですが,これは通年開放をするようなものでもないですから,当然夏季期間中ということになります。開放日の日数と利用者数をお知らせいただければと思います。

スポーツ振興課長)開放日数は,申し訳ございません,正確なちょっと数字を今お答えできないんですが,7月中旬から8月31日まででございます。それに関しては,ちょっと後ほど答弁いたしたいと思います。
 プールの利用人数でございますが,昨年度,令和2年度実績で2,889人。令和元年度で4,060人。平成30年度で4,840人でございます。
 以上でございます。

池田委員)では,開放した日数,後ほどお知らせください。1日平均どのぐらいってのがちょっと知りたかったもんですから。よろしくお願いします。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

関口委員)40年から経っていて,かなり老朽化してる。計画の中にも入ってると。これはですね,応急処置的な修繕じゃなくてですね,もう来年度には大規模に直さないといけないと思うんですよ。そういった意味からですね,当初,来年度の予算では多分夏の開放っていうか,開園にはね,間に合わないと思うんで,できればですね,補正でも上げていただいてね,早めにですね,大規模修繕,これやるべきだと思うんですよ。昨年はですね,コロナの関係で利用者減ったかもしれませんけど,通常,利用者多いんですよ,八郷運動公園のプールは。もう本当に,小さいお子さんが遊ぶ水遊びのところから大人の深いプールまであってですね,八郷地区の方には,八郷地区だけではないと思うんですけど,かなり利用者いますんで,そういった点でもね,当初予算じゃなくて,補正組んでですね,やっていただきたいと私は思ってるんですけど。そういう考えなんですけど,どうですか,その辺の。

スポーツ振興課長)今回業者さんのほうに,配管のほうの状態とか見ていただいたところ,今回の修繕も一時的なものというか,でございますので,補正等で対応するようなものではなく,本当に数年プールを閉めて大規模改修やるような方向ではないと,毎年同じような結果になってしまうことが考えられますので,今回の教訓を得まして,一時的に休館して大規模に修繕したいと考えてございます。
 以上でございます。

関口委員)部長,大分内容分かったと思うんでね,部署間で,中でね,よく調整して,できれば……多分,当初予算では間に合わないと思うんですよ,7月の開園にはですね。予算が通った,それから入札だなんだやっても。ですから,今年度の補正にかけて,しっかりと直していただきたいと,そのように思います。よろしくお願いします。

教育部長)委員おっしゃるとおりですね,当初予算では,来年の夏には間に合わないと思います。ただですね,先ほども言いましたように,八郷総合運動公園自体が,全体のリニューアルが必要なときとなってございます。個別施設計画ではそういう方向でうたってございますので,そのプールについてもどうするのか,要は,先に大規模改修できるのかどうか,関係部局と話し合ってですね,方向性を決めていきたいというふうに思っております。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結をいたします。
 次に,その他の件といたしまして,何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,その他の件をを終結いたします。
 以上で,本日の文教厚生委員会を閉会いたします。





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