茨城県石岡市石岡一丁目１番地１
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令和３年度 文教厚生委員会
櫻井委員長）ただいまから，文教厚生委員会を開会いたします。 本日の議題は，お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。 本日の委員会の進め方でございますが，初めに協議案件書に示した各案件について調査を進め，午前11時を目安として，所管事務の調査，石岡学校給食センター調理業務委託についての現地調査を実施いたします。現地調査終了後，引き続き残りの案件の調査を行いたいと思いますので，よろしくお願いをいたします。 次に，本日の審査に当たり，説明員として出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。 なお，教育委員会事務局の説明員につきましては，現地調査終了後の出席となりますので，あらかじめご報告いたします。 これより議事に入ります。 初めに，所管事務の調査といたしまして，石岡地方シルバー人材センター所管施設の解体についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 なお，発言は挙手によりこれを許します。 高齢福祉課長）私からは，石岡地方広域シルバー人材センター所管施設の解体についてご説明させていただきます。 資料１，石岡地方広域シルバー人材センター所管施設の解体についてをご覧ください。まず，概要から説明させていただきます。令和３年８月27日に，石岡地方広域シルバー人材センターから，所管する施設，グリーンパレス石岡の老朽化が激しいことや，新型コロナウイルス感染症の影響による経営赤字を理由として，グリーンパレス石岡を令和３年度末をもって事業廃止し，令和４年度に解体工事を計画しており，解体工事費をシルバー人材センターで一部賄うことができないため，その解体工事費の一部を石岡市と小美玉市に負担していただきたい旨の要望書が提出されました。 石岡地方広域シルバー人材センターは，高年齢者等の雇用の安定等に関する法律に基づき，高年齢者が働くことを通じて生きがいを得るとともに，地域社会の活性化に貢献する団体でございます。石岡市としましても，石岡地方広域シルバー人材センターは，高年齢者の雇用，就業対策や就業機会の提供などの面から，重要な役割を担っていると認識しております。 グリーンパレス石岡につきましては，本来，農業施設という設置目的で昭和43年度に竣工いたしましたが，地域のコミュニティという側面があり，一部事務組合石岡地区営農研修センター解散後，平成18年４月から石岡地方シルバー人材センターが引き受けております。しかし，築50年以上経ち，建物の老朽化が著しく，雨漏りや設備補修等に多額の資金が必要になっている状況とのことです。また，建物は石岡広域シルバー人材センターが所有しておりますが，土地は借地となっており，３名の方より土地面積計4,013平方メートルを借りております。グリーンパレス石岡の利用者減少等に伴う収入減により，平成28年度には，土地所有者３名の方にお願いし，借地料を241万9,882円に減額してもらい，令和２年度にはさらに半額にしてもらっている状況です。 次に，要望書が提出されてからの経過となりますが，令和３年８月27日に要望書が提出され，９月25日に当市の補助金審査会に案件提出。10月14日，小美玉市と協議。同25日，11月１日に石岡地方広域シルバー人材センターと協議を行ってまいりました。 次に，要望額につきましては，不足する解体工事費1,500万円のうち，石岡分877万8,000円となります。 資料１をご覧ください。別添１は，提出のあった要望書の写しとなります。 資料１の別表資料１をご覧ください。別表資料１は，グリーンパレス石岡・年度別・収入項目別売上実績表となります。資料によりますと，平成18年度に5,955万7,922円あった売上が年々低下し，平成29年度より半分以下となり，令和２年度は，コロナウイルス感染症の影響により飲食や宿泊利用者が激減し，売上が328万2,450円にまで減っております。 次に，別表資料２をご覧ください。別表資料２は，グリーンパレス石岡・年度別会計収支差額でございます。事業収益の減少と，建物の老朽化による工事費等支出が必要になってきており，近年は赤字に転じております。令和２年度には新型コロナウイルス感染症の影響により247万9,586円の赤字となり，令和３年度においては460万円の赤字が見込まれる状況との報告をいただいております。 別表資料３をご覧ください。別表資料３は，グリーンパレス石岡建物解体工事費の試算についてです。解体工事費最低見積金額5,390万円につきましては，石岡広域シルバー人材センターにおいて，３者から参考見積りを徴取した中での最低見積り金額として算出しているとのことです。試算によると，解体工事費に充当する額については，令和３年３月31日現在の遊休財産7,743万3,317円から，材料費等の業者への立て替え支払い分など工事運営に必要な運転資金3,853万3,317円を控除すると，解体工事に支出できる金額は約3,890万円で，1,500万円の不足が生じるとのことでした。その不足する1,500万円について，石岡市と小美玉市から負担をしていただきたいとの要望でございます。なお，石岡市負担分につきましては，均等割３割，人口割７割で計算し，877万8,000円の要望額となっております。 以上，説明させていただいた状況及びシルバー人材センターの役割の重要性を鑑みまして，新年度予算に反映していきたいと考えております。 高齢福祉課よりの説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 質問等はございませんか。 菱沼委員）今説明いただきまして，石岡地方シルバー人材センターが運営しておりましたグリーンパレス石岡ですけども，昭和43年に農業施設ということで竣工されたわけですけども，その後ですね，私もこの一部事務組合に加盟しておりまして，平成18年まではそこの議会議員として，様々な観点から運営の部分でですね，バックアップをしてきたところであります。その後ですね，平成18年にシルバー人材センターが引き受けて行ってきたわけですけども，実際様々な方がですね，ここで研修を受けて，茨城県外の人たちもたくさんの方がここに来られたという部分においては，当初かなり潤っていた時期もあったと思います。しかしながら，今の老朽化で，来年の３月を目途に閉ざさなくちゃいけないという状況，非常に残念な部分でありますけども，地権者が３名いるという状況でありました。 そういう中で，私としてちょっと確認で２点だけ聞きたいと思います。まず１点はですね，シルバー人材センターの加入者なんですが，今実際，石岡市，小美玉市として加入者が何名ずついるのかっていうのと，あとここに，シルバー人材センターとの協議がされたってことで２回されてますけども，この協議の具体な内容についてお尋ねしたいと思います。 高齢福祉課長）お答えいたします。 令和３年３月末の段階で，シルバー人材センターへの加入人員に関しましては，934名となってございます。 また，協議の内容等に関しましてですが，こちら，要望書等に記載がありました内容に関しまして，１点１点こちらで確認をさせていただいたというような形になってございます。 以上でございます。 櫻井委員長）ほかにご質問はございませんか。 菱沼委員）そうしますと，今この解体費用ということで要望書が出てるわけですけども，これ委員会で今報告がありまして，その後ですね，12月の補正予算で出てくるのか，そこら辺を具体に執行部としてはどのように考えてるのかお尋ねしたいと思います。 高齢福祉課長）お答えいたします。 令和４年度の新年度予算に計上させていただければと考えてございます。 以上でございます。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，第１保育所の園庭整備等の進捗についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 こども福祉課長）それではこども福祉課から，第１保育所の園庭整備等の進捗についてご報告させていただきます。 資料の２番をご覧ください。まず初めに，第１保育所の園庭整備工事の経過をご報告させていただきます。園庭整備工事につきましては，11月５日に工事の入札を予定しておりましたが，設計に含まれているスプリング遊具について，メーカー側から，積算のための見積りを入札業者には提出できないという話がありまして，今回業者が入札するための積算ができなくなったため，入札の執行を取り消すこととなりました。 メーカー側の意見としましては，この遊具につきましては，保育園や幼稚園に直接納入することを前提として著作者とライセンス契約を結んでいるということでした。そのことにつきましては私どもも承知しておりましたが，発注に当たっては，施設管理者である石岡市との直接契約でなくてはならないという点，つまり，入札参加業者との契約はできないということについて確認不足がございました。 そのため，資料にございます今後の対応でございますが，このスプリング遊具に対しましては，市で直接メーカー側と物品購入契約を結び，遊具を購入してまいりたいと考えてございます。そのため，工事費に含んでいた遊具代の一部を備品購入費へ流用させていただきたいと考えております。さらに，工事のスケジュールに関しまして，資料の表にありますとおり，当初は工事の完了予定時期を３月上旬としておりましたが，今回入札の取り消しを行ったことにより，工期が１か月弱程度ずれ込むこととなり，工事完了予定時期が３月下旬に変更になる見込みでございますが，できるだけ早期の完了を目指してまいりたいと考えております。 続きまして，資料にございます第１保育所の排煙設備整備工事の進捗状況でございます。この工事につきましては当初予算で計上しておりましたが，当初は小学校の夏休み期間中に工事を発注する予定でした。しかし，新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されたのを受け，工事を見送らせていただいておりましたが，緊急事態宣言が９月末に解除されたことで，10月中旬に契約を締結いたしました。契約金額は68万5,300円で，工期は令和３年10月26日から12月24日までの60日間，請負業者につきましては興民建設株式会社となってございます。工事の完了につきましては，11月下旬の見通しとなってございます。今回の排煙窓の改修工事の実施によりまして，県の建築指導課から平成30年度に改善の指示があった指摘事項につきましては，全て終了となる予定でございます。 こども福祉課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いをいたします。 ご質問等はございませんか。 勝村委員）スプリング遊具納入業者が請負業者との契約はできないというお話なんですが，通常から言うとそういうことはあんまり考えられないんですが，まあそういうことだというんであれなんですが，このスプリング遊具納入業者っていうのは１者しかないんですかね。 こども福祉課長）このスプリング遊具につきましては，アンパンマンという特別な著作権がある遊具でございまして，その販売業者としかライセンス契約を結んでいないということになってございます。 以上でございます。 勝村委員）分かりました。 いずれにしても，もともと発注するのは石岡市ということでありますので，そちらと直接契約ができるということですよね。はい。 了解しました。ありがとうございます。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，新型コロナウイルス感染者への食糧支援についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）それでは私から，新型コロナウイルス感染者への食料支援についてをご説明いたします。 初めに，申し訳ございませんが字句の訂正をさせていただきます。資料タイトルの「しょくりょう」の「りょう」を正しいほうに訂正してございますので，よろしくお願いいたします。 では，お手元の資料をご覧願います。１，目的でございますが，新型コロナウイルス感染症に感染し，県からの食料品等の支援品が配送されるまでの間，また，濃厚接触者に指定され自宅待機となった場合に，生活に必要な食料品等を配布し，自宅療養できる環境を整え，不安の軽減及び感染拡大防止を図ることを目的として実施いたします。 ２，実施主体でございますが，石岡市社会福祉協議会が取り組んでいる生活困窮者への食料品等の支援事業に本事業の対象者を追加し，健康増進課が連携する形で実施いたします。 ３，対象者でございますが，まずは別紙，茨城県新型コロナウイルス感染症自宅療養者支援業務をご覧願います。こちらは，茨城県が実施しております自宅療養者に対する食料支援の資料でございます。県では，新型コロナウイルス感染者が臨時応急的な措置として自宅療養する場合で，同居家族や近隣に親族，知人等がおらず，食料品等の調達支援を受けることができない方を対象に，業者に委託して，１回５日分のレトルト食品や飲み物，生活品等を，療養期間中１人２回まで配送するサービスを実施してございます。 元の資料にお戻り願います。石岡市の対象者でございますが，市内在住の方で，①，先ほどご説明いたしました茨城県が実施しております配食サービスの対象者となった方でございますが，こちらは県からの支援品が届くまで，おおむね３日間程度の支援を想定してございます。次に②といたしまして，保健所から濃厚接触者に指定，または指定される可能性があり，外出自粛の要請を受け，自力もしくは同居家族や親族，知人等からの食料品等の調達支援が困難な方でございますが，こちらは県の事業の対象外の方となりまして，療養期間を考慮し，おおむね１回５日分，１人２回までの支援を想定してございます。 ４，支援の流れでございますが，①問い合わせ，相談は，石岡市社会福祉協議会もしくは健康増進課が窓口となります。②受付，支援内容の決定でございますが，社会福祉協議会が受付をし，支援の対象者により，支援品の内容や量の決定を行います。そして，配送の準備ができ次第，③自宅に配送となりますが，感染を防ぐために，療養者とは対面せずに，事前に配送時間，方法等を療養者に連絡した上で，訪問時チャイムを鳴らすか，ドア越しに声をかけて，玄関先に支援品を置くという置き配をとらせていただきます。配送は，社会福祉協議会または健康増進課等の職員が実施いたします。 ５，開始のスケジュールでございますが，現在，石岡市社会福祉協議会において実施要項を作成中でございます。要項ができ次第，11月中旬を目安に制度の周知を行います。周知方法といたしましては，市のホームページに掲載するほか，チラシの配布等を考えてございます。そして，新型コロナウイルス感染症の第６波に備えまして，11月下旬から事業が開始できるよう進めているところでございます。 説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いをいたします。 ご質問等はございませんか。 池田委員）この事業の実施に伴う予算措置について，詳細を伺っておきたいと思います。 健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）こちらは石岡市社会福祉協議会が主体となって行う事業でございますので，市の予算措置等は発生しないという状況になります。 以上でございます。 池田委員）続きまして，この事業そのものは大変いい事業だと思いますけども，プライバシーの保護の観点から，この事業を実施した場合にあらぬ偏見とか差別とか，そういったことが起きては本末転倒だと思いますが，制度設計に当たりまして，その辺の配慮っていうのはどのようになっているのか，お分かりになる範囲で結構ですのでお伺いいたします。 健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 個人情報の扱いでございますが，健康増進課が窓口として受けた分につきましては，直接の窓口が石岡市社会福祉協議会になるという点をお伝えいたしまして，対象者の同意を取った上で，直接社会福祉協議会のほうに対象者が連絡を取っていただくか，もしくは，健康増進課のほうで社会福祉協議会に連絡を取る際は，プライバシーの保護を十分留意した上で，情報を社会福祉協議会に伝えていいかどうかという同意を取るというところでございます。 以上でございます。 櫻井委員長）ほかに質問はございませんか。 菱沼委員）今，池田委員からもお話ありましたけど，やっぱりこのプライバシーっていうのも，ものすごく重要な部分だと私は思ってまして，その部分においてはですね，しっかりと対応していただきたいと思います。 また，今回の食料支援の事業については，私も重要なことかなと思ってます。その中で，支援の流れなんですけどね，実際その受付をして，支援内容の決定をされて，その後やっぱりスピーディーに自宅に配送しなくちゃいけないと思うんですね。そのスピーディーさが，ある程度時間かかってたんでは意味がなくなってしまうので，スピーディーな対応ということが重要かと思うんですけども，今現在どのような日数的な部分で考えておられるのか，お尋ねしたいと思います。 健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 委員おっしゃるとおり，迅速な対応を要求されると認識してございますので，受付した後にすぐに配送の準備ができるよう，おおむねその当日もしくは翌日には配送できるようにというところで考えてございます。 以上でございます。 菱沼委員）その点よろしくお願いします。 あと１点ですね，この制度の周知なんですけども，市のホームページとチラシ配布等ということで書いてありますが，実際このチラシの配布をどのように考えているでしょうか。お尋ねします。 健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 石岡市社会福祉協議会が定期的に配布しております社会福祉協議会だよりに折り込むことも考えてございますが，それですと先になってしまいますので，健康増進課や，その他，社会福祉課ですとか，高齢福祉課ですとか，教育委員会ですとか，相談が寄せられるかもしれないと思われる部署のほうにチラシ等を配布しまして，また，こういう制度が開始されますという周知を行いまして，もれなく行き渡るようにと考えてございます。 以上でございます。 菱沼委員）横断的に，多岐にわたると思いますので，ひとつよろしくお願い申し上げます。 私からは以上です。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。 小松副委員長）この目的のところですけども，新型コロナウイルスに感染し，県からの食料等の支援品が配送されるまでの間ということは，私も，石岡市内に自宅療養者は何人いるのかと何回か聞いたことありますけども，それは分かりませんっていうか，答えられませんっていうか，そういう情報が県から来てませんっていうことであったんだけども，本来は，新型コロナウイルスに感染した場合には，その方に，これまでは県から直接食料品がいってたということで理解していいんですか。 それで，だけど今こういうふうに食料品が改めて出されてくるっていう背景に，どうもやっぱり，県から配布される間に期間があったりいろんな不都合があったので，それではちょっと大変生活に困るので，社会福祉協議会とか市が入ってそれを補うとか，何かこれまでの食料支援との関係で，何かこう変化っていうか，事情の変化とか，そういうものがあったからこういうふうに出てくるんですか。それをちょっと説明してもらいたんですけど。これまではどうだったの。県が全部，自宅療養者には直接配送していたわけですか。市が関係しないで，あるいは社会福祉協議会が関係しないで。それどういうふうに考えればいいですか。 健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 今までの流れでございますが，感染者が自宅療養となった場合に，保健所のほうで，その対象者に食料品等の支援が必要かどうかということを確認して，希望がある場合は，県の事業の制度を開始するという流れがございました。なので，市には一切そのような情報はいただけてはおりませんでした。 今現在，動きがございまして，新型コロナウイルス感染症と診断され，自宅療養をされる患者に関する個人情報の提供について，県が動きがございます。県のほうが市町村と連携して，当該自宅療養者の支援を行うことのみを目的に，情報共有を行うため，覚書の締結を進めるというところで，その覚書が締結される以降につきましては，自宅療養者の情報が市のほうにも県から提供されるという動きが，現在進められているところでございます。 以上でございます。 小松副委員長）ですから，私も考えておりましたのは，県だけが分かっていて市が分からないと。あるいは市の社会福祉協議会も分からないというのではですね，非常にやっぱり，そういうんじゃなくて，きちんと私たちも漏れてまずい情報は漏らさないので，必要なところにやっぱりきちんと情報がいって，県と市と，行政が連携して，やっぱりこういう自宅療養者に手厚いサービスというか，それをやるべきだと前から思っていたんだけど，かたくなにっていいますか，県は知らせなかったよね，市には。だから，県が知らせなかったのを知らせたっていうのは，私はいい方向に進んでると思うんだけど，何かそこにやっぱり県のほうとしては，県だけでやるにはふさわしくないっていうか，できないっていうか，もっと市の行政の協力が必要だというふうに変化があったんじゃないかというふうに類推するんだけど，その辺はどうなんですか。そういうふうになって，それは全く分からないっていうのか。県だけの判断なのか。 当然それはそうしたほうがいいと思うんですよね。一般市民の生活というのは，一番末端は市がいろいろ面倒見たりやってるわけだから，そこのところは知らなくては，そこが知らないで県がやってるっていうんでは非常に不十分だと思うので，私はいい方向だと思うんですけどね。いろいろ実際やってみたけども，そういうふうに実践的に，私の判断で言えばいい方向になってきたというふうに判断するんですけどね。それは当然だと思います。 それで，そういう理解でいいんですか。その辺の……どんな感じに県のほうは，姿勢が変わってきた理由っていうか，事情っていうか。それが分かれば教えてもらいたいと思うんですけど。分かんないなら分かんないで。ただ，そういうことが私，非常に不思議なのよ。何回も聞いても分かりません，分かりませんってきたんだけど，今度は市にも情報を提供するっていう。それは当然そうあってしかるべきだと思うんだよね。何かその辺で，県の対応に変化があったと思うんだけど，どうなんでしょうか。 健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 県のほうから直接，こういう状況の変化があったので情報を提供しますというような話は聞いてはいないんですけれども，確かに第５波のときには自宅療養者が増えて，県のこの食料支援事業が，申し込んでから開始されるまでの間の隙間があるというような状況も発生しているというようなところですとか，それから，濃厚接触者になった場合は県の事業には該当しないっていうところを踏まえますと，市のほうでも対応しなくてはいけないのではないだろうかというところで，今回この事業を開始するに至っているという状況でございます。 以上でございます。 小松副委員長）一応分かりました。そういうことだろうと思います，私はね。はい。 櫻井委員長）ほかにご質問はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，緊急診療の清算についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）それでは，緊急診療の清算につきましてご説明いたします。 お手元の資料４，石岡市緊急診療の事業終了に伴う総清算についてをご覧願います。こちらは，石岡市医師会に委託していた緊急診療業務が令和２年６月で終了したことに伴い，令和２年度の清算と当該事業において，これまで累積してきた運転資金留保金を含む最終清算を行うものでございます。清算の対象につきましては，１，清算の対象の表中，①令和２年度清算金から⑤その他まで５項目ございます。 それでは，項目ごとにご説明いたします。まず，①令和２年度清算金，マイナス817万6,660円につきましては，令和２年６月で終了した緊急診療業務に係る清算金でございます。別紙１をご覧願います。こちらは，令和２年度石岡市緊急診療業務収支決算書でございます。下段の太枠で囲った部分，当期収支差額のマイナス817万6,660円が令和２年度の清算金でございます。赤字になった理由でございますが，新型コロナウイルス感染症の影響による受診控えなどにより，外来収入が大きく減少したことが主な原因となってございます。また，支出の部におきまして，令和２年６月で緊急診療業務が終了した後も，レセプト返戻や再請求等に対応するため，１，給与費の事務員の給与や，３，経費中のリース料などが年度末までの支出として計上されてございます。また，上段の太枠部分をご覧願います。前期繰越収支差額5,515万1,754円につきましては，今からご説明申し上げます運転資金留保金②と運転資金累積金③の合計でございます。 資料４にお戻り願います。②運転資金留保金400万円でございますが，平成20年度に石岡市と石岡市医師会とで覚書を交わし，運転資金として返還金の一部の留保を認めたものでございます。 ③本業務に係る運転資金の残額（累積金）5,115万1,754円につきましては，平成22年度から令和元年度までの累積金の合計でございます。なお，覚書の詳細につきましては，別紙２をご参照願います。 また資料４にお戻りいただきまして，④医業未収金の4,200円につきましては，令和２年度石岡市緊急診療業務収支決算において，患者からの医療費を外来収入に計上してございますが，その後，本人の所在が不明となり納付の見込みがなくなったものでございます。 ⑤その他の124円につきましては，令和３年４月以降発生した預金利子等でございます。 ①から⑤全てを合計しました総清算額4,697万1,018円が，本年度，石岡市医師会から石岡市へ石岡市緊急診療清算金として入金予定でございます。また，このうち，かすみがうら市及び小美玉市へ，均等割・人口割・利用者割の算定方法に基づいた，それぞれの応分の返還を予定してございます。詳細につきましては，別紙３をご覧願います。上段に３市の清算額を，下段に算定方法を記載してございます。 また資料４にお戻り願います。先ほどご説明いたしました③の本業務に係る運転資金の残額（累積金）の詳細につきましてご説明をいたします。１ページ下段部分，２，本業務に係る運転資金の残額（累積金）の１）原因とその目的でございますが，過去の収支決算書を精査するとともに，当時の市の担当者や医師会への聞き取りを行いましたところ，緊急診療業務の運転資金を確保するために現金を留保したものと考えられます。 ２）累積発生の期間につきましては，平成22年度から事業終了の令和２年度まで継続的に発生してございました。 ２ページに移りまして，３）どのように累積したかにつきましては，別紙１をご覧願います。前期繰越金につきましては，上段の１，収入の部に計上せずに，当期収入合計（ａ）には含まれない，太枠部分の前期繰越収支差額として計上したことに起因いたします。 また資料４の２ページにお戻り願います。４）継続的な累積の必要性につきましては，運転資金の確保が目的であれば，一時的な不足が見込まれる分を補填するだけの現金が確保できた時点で累積の停止を検討する必要があったと思われますが，聞き取りによりますと，継続的に行われ続けた要因は，必要性をもって行った当時から，担当者が複数変わる中で，引き継ぎが十分に行われないまま事務処理が常態化したものと考えられます。 ３，清算方法でございますが，本年度，まず石岡市医師会より総清算額の返還を石岡市が受けます。その後，清算の対象のうち，②の石岡市と石岡市医師会との覚書に基づく400万円を除く返還金につきましては，石岡市・かすみがうら市・小美玉市の３市の負担金により発生しているものであることから，かすみがうら市及び小美玉市へ，それぞれ応分の返還を行います。具体的には，今後，当該清算に係る補正予算を２市と協議の上上程し，年度内に清算手続を進めてまいりたいと考えてございます。 緊急診療の清算につきましては，以上でございます。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，地域医療対策事業についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長）それでは私から，地域医療対策事業につきましてご説明いたします。 まず，地域医療需要動向調査についてご説明いたします。資料５をご覧ください。まず，これまでの経過といたしましては，当委員会において，本年９月に中間報告といたしまして，医療資源，医療需要の現状と将来予測，国民健康保険及びマル福レセプト，救急搬送実績などの分析結果，介護需要の現状と将来予測，それらを踏まえた石岡地域の医療課題等についてご説明申し上げたほか，最終報告書（案）といたしまして，さらに石岡地域及び石岡市に必要な医療提供体制を構築するための具体的対策の主な内容につきましてご説明いたしました。その後，10月には予定どおり最終報告書が提出されまして，全ての議員の皆様へお知らせしたところでございます。当該報告書につきましては，現在，市のホームページで公開しているほか，市役所本庁及び支所の窓口におきまして閲覧ができるようになってございます。 また，第７章，石岡地域及び石岡市に必要な医療提供体制を構築するための具体的対策の中で取り上げられました先進事例等につきましては，国の緊急事態宣言も解除となったことから，これまでコロナ禍の中で調整し準備をしておりました視察候補地とあわせまして，随時今月から視察へ赴き，調査研究を進めてまいりたいと考えてございます。 今後は，地域医療需要動向調査及び地域医療に係る市民ニーズ調査等の結果を踏まえまして，将来的な地域医療の在り方を整理するとともに，必要な医療体制の整備に向けまして，効果的な手法等を検討してまいります。 次に，地域医療に係る市民ニーズ調査についてご説明いたします。資料の下段をご覧ください。当該調査につきましては，さきの委員会におきましてもご説明いたしましたが，その後，合同で実施いたしますかすみがうら市及び小美玉市との協議が整いまして，令和３年10月29日から開始するに至りました。当該調査につきましては，対象者を限定せず，本年12月10日まで実施する予定でございます。私の考える将来の地域医療について，自由にご意見を頂くものでございます。 ２ページをご覧ください。調査方法といたしましては，電子申請のほか，メール等で意見を提出していただきます。窓口に設置したご意見箱に投函していただくことも可能となってございます。今後，調査期間中に２回程度，寄せられましたご意見を市のホームページ等で公開する予定でございますが，現時点で１件ご意見の提出があったほか，調査についての問合せが何件か寄せられてございます。なお，本調査の位置付けにつきましては２ページの図を，意見書の様式につきましては別紙１をご参照願います。 最後に，こども休日診療につきましてご説明いたします。３ページをご覧ください。当該事業は本年７月18日から開始しており，７月は４日間で98件，８月は６日間で63件，９月は６日間で43件，10月は５日間で35件の実績がございました。患者数は，21日間で延べ239人，１日当たり11.4人で，新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う受診控え等によりまして，９月以降患者数の減少が見られました。石岡市・かすみがうら市・小美玉市の３市の利用者は，全体の約93パーセントを占めてございます。なお，各市の割合は，他市の分も含めまして，石岡市が66.5パーセント，小美玉市が20.1パーセント，かすみがうら市が6.7パーセント，その他6.7パーセントでございました。患者の主な症状につきましては，以前と同様に，発熱・せきが多く見られてございます。今後も引き続き状況を見ながら，診療時間の拡大等の検討をしてまいります。 地域医療対策室からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，新型コロナウイルスワクチン接種事業についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）それでは，私からは新型コロナウイルスワクチン接種事業についてご説明いたします。 資料６をご覧願います。１，ワクチン供給体制につきましては，３月11日から10月６日までの間に，合計84箱，１万6,380バイアル，約９万7,110回分のワクチンが届いております。このワクチン量につきましては，これまでも，そして今後のワクチン接種に際しましても，十分なワクチン量を確保している状況でございます。具体的には，11月１日時点で当市のワクチン在庫数は2760バイアル，１万6,560回分でございます。１箱に収納されておりますバイアル数は195バイアル，1,170回分のため，箱数にしますと14箱程度の在庫がある状況でございます。 現在，当市で保管しておりますファイザー社製ワクチンにつきましては，国からの通知がございまして，マイナス90度からマイナス60度で管理している場合，有効期限が６か月から９か月へと３か月延長され，来年４月末までの有効期限のワクチンとなってございます。今後の接種予約者の枠数が1,739バイアル，１万434回分，箱数にしますと９箱程度，また，12月，１月に行う３回目接種予定者の数が2,118回分，箱数にしますと２箱程度，合計11箱程度使用する見込みとなってございます。現在のワクチン在庫数14箱から，今後のワクチン使用見込み数11箱を引きますと３箱程度，3,510回分程度が使用予定のないものになりますので，この３箱程度につきましては，貴重なワクチンを無駄にしないという観点から，今後，茨城県が管内市町村間の偏在調整に取り組む仕組みを構築する予定となってございます。 ２，ワクチン接種状況につきましては，当初におきましては，１回目の医療従事者への接種が３月12日に始まり，５月10日から高齢者施設等の入所者及び従事者への接種を始めてございます。令和３年11月５日現在の接種状況でございますが，12歳以上の方につきましては，対象者数６万5,290人に対し，１回目接種済者が５万6,956人，接種率は87.2パーセント，２回目接種済者は５万3,179人，接種率は81.5パーセントとなってございます。次に，65歳以上の高齢者の接種状況でございますが，対象者数２万4,265人に対し，１回目接種済者が２万2,285人，接種率は91.8パーセント，２回目接種済者は２万2,107人，接種率は91.1パーセントとなってございます。今後の12歳以上の接種率につきましては，現在の接種済者に今後の接種予定者を含みますと，今月中には90パーセント程度になると見込んでございます。 ３，接種勧奨につきましては，石岡市医師会や市内接種協力医療機関等のご協力の下，１回目の接種率が80パーセントを超え，先ほどもご説明申し上げたとおり，予約済者の方を含めますと接種率は90パーセント程度になる見込みとなってございます。このような中，未接種者もいることから，10月15日号市広報紙に折り込みチラシを入れて接種を促したほか，10月22日には，未接種者9,700人程度へ個別通知を発送したところでございます。 ４，接種体制の縮小につきましては，現在新規予約者が少ないことから，市内の接種会場を２か所にし，石岡地区では山王台病院，八郷地区ではグリーンクリニックといたしました。また，接種医療機関の縮小時期につきましては，１回目接種11月13日，２回目接種12月４日以降といたします。次に，集団接種につきましても，９月12日を初回としてこれまで８回開催し，延べ1,229名の接種を行ったところでございます。当初の予定としましては，１回目と２回目の接種をセットにし，計６セットの開催を予定しておりましたが，こちらにつきましても，予約者の減少から，最後の⑥１回目接種11月７日，２回目接種11月28日を中止することとなってございます。 ５，追加接種につきましては，現時点での対象者につきましては，２回目の接種を終了した者のうちおおむね８か月以上経過した者となっており，回数は１回の追加接種とし，使用するワクチンにつきましては，ファイザー社製ワクチン，または武田モデルナ社製ワクチンを用いることが想定されております。10月28日に開催されました厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会につきましては，３回目接種を受ける対象者については，２回接種を受けた方全員に対して追加接種の機会を提供することが現実的であること。その上で，国内外で得られるワクチンの効果等を踏まえ，特に接種することが望ましい者などについて検討を行うため，今月改めて分科会を開催し，正式に方針を決定する運びとなってございます。 正式に追加接種の対応方針が決定した状況ではございませんが，国からは，現時点では追加接種の開始時期を12月１日からと見込んでいること，また，おおむね８か月以上経過した方が接種を開始することができるよう，市町村では11月22日をめどに，順次接種券が対象者の手元に届くようにすることとの通知が届いたことから，現在当市では，令和３年４月末までに２回接種した市民の方，対象者は医療従事者となることが想定されますが，650人程度を対象に接種券の発送準備を進め，その後，順次対象者へ接種券を発送していく予定となってございます。今後の接種体制につきましては，国の示した対応方針に基づき，石岡市医師会と協議しながら，スムーズに接種体制の構築を図ることができるよう努めていきたいと考えてございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 関口委員）今度３回目，追加やるということなんですけど，１回，２回っていうのは同じワクチン打ったと思うんですけど，３回目も同じものを打ったほうがいいのか，別でもいいのか，それはどういうふうに決めていくんですかね。現在決まってるんですか。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）お答えいたします。 ３回目の追加接種に使用するワクチンでございますが，先ほどもご説明差し上げましたとおり，国の分科会のほうで正式に方針を決定する運びとなってございます。現時点ではですね，同じワクチン，１回目と２回目の同じワクチンを接種したほうがいいのではないかと方針は示されてございますが，正式な方針につきましては，今月，国の分科会で正式に決定された後，市町村へ通知が来るものと理解してございます。 以上でございます。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 この際，お諮りいたします。 本日の議題であります所管事務の調査，石岡学校給食センター調理業務委託について，その現状を調査するため，これより委員派遣による現地調査を実施したいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 暫時休憩いたします。 －休憩－ 櫻井委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。 ここで，教育委員会事務局の説明が出席いたしましたので，ご報告いたします。 また，保健福祉部の説明員につきましては，委員会を退席したい旨の申出があり，委員長において許可いたしましたので，併せてご報告いたします。 続きまして，石岡学校給食センター調理業務委託についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 学校給食課長兼石岡給食センター所長）先ほどは，給食をご試食いただきましてありがとうございます。 私からは，学校給食センター調理業務委託の進捗状況につきましてご報告申し上げます。調理業務委託につきましては，株式会社東洋食品と契約を締結いたしまして，９月１日から委託期間が始まっているところでございます。９月につきましては，学校がリモート学習等になっておりましたため，１か月間給食の提供がございませんでしたので，業者による給食の調理は10月１日より開始となっております。 給食開始に当たりましては，調理リハーサルの実施や，業者との事前の入念な準備もあり，スムーズに開始しまして，その後，本日に至るまで大きな事故もなく，順調に調理業務を行っている状況でございます。 私のほうからの説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，先ほど実施した現地調査の内容も踏まえまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 関口委員）先ほど石岡給食センターで，施設の見学とかね，料理，食事を提供していただきまして，大変おいしく食べさせていただきました。 そういった中で，石岡給食センターの調理能力は１日5,000食とありますが，八郷給食センターにおいては，１日の調理能力は何食になってますかね。ちょっとお聞きしたいと思います。 学校給食課長兼石岡給食センター所長）ご答弁申し上げます。 八郷学校給食センターの調理能力なんですが，１日3,500食を目安となっております。実際は生徒と教職員で，毎日2,200食の提供となってございます。 以上でございます。 関口委員）八郷給食センターも石岡給食センターも，業務委託先がですね，東洋食品ということになってますけど，この東洋食品というのは，給食の調理業務委託が主な仕事なんですか，この会社は。それについてお聞きします。 学校給食課長兼石岡給食センター所長）ご答弁申し上げます。 学校給食の調理業務を主な業務として，全国規模で展開している業者となっております。 以上でございます。 櫻井委員長）ほかにご質問はございませんか。 菱沼委員）先ほど給食を試食させていただきまして，大変ごちそうさまでした。おいしくいただきました。 それでは私のほうから，この業務委託ではないんですけども，石岡学校給食センター，また，先ほど関口委員からありましたけども，八郷給食センターの部分においての，やっぱり老朽化も進んできてると，特に八郷は進んでると思いますけども，石岡においては平成19年３月に竣工されて，実質もう14年を迎えております。そういう中で，以前ですね，私も教育福祉委員会のときに，あそこの防水工事を確かやったと思うんですけども，それ以外に今劣化してる部分とか，把握してる部分で，石岡，それから八郷の施設について，分かる範囲の中で答弁いただければと思います。 学校給食課長兼石岡給食センター所長）ご答弁申し上げます。 施設の改修工事の計画につきましては，個別施設計画を策定しておりまして，それに従いまして順次改修計画を行っていく予定となっております。 八郷給食センターなんですが，来年度設計のほうを組みまして，来年度中規模改修の時期となっておりますので，八郷が平成15年築となりますので，先に中規模改修のほうを実施します。約４年後，中規模改修を石岡のほうも予定をしておりますので，順次そこで改修工事を進めていきます。 なお，個別でですね，間に合わない……例えば空調が壊れたですとか，そういった個別の部分に対しては，その都度予算要求させていただきますので，中規模で大きな工事のほうを進めさせていただきます。 以上でございます。 菱沼委員）答弁ありがとうございます。 そういう中で，石岡においては４年後，八郷地域においては２年後の中規模改修ということで，やっぱり児童生徒の，また，教職員も含めてですね，食の安全安心の大事な給食でありますので，トラブルがないようにですね，しっかりとその事業計画に基づいて予算化して，スピーディーな対応を図っていただきたいと思いますので，よろしくお願い申し上げます。 私からは以上です。 櫻井委員長）ほかにご質問等ございませんか。 小松副委員長）石岡市の学校給食センターは，私，民営化されるまで何回かお伺いしました。それは，市職員組合の方と一緒にね。というのは，当時あそこで働いていた方がですね，意見としては，若くても，肉体を使うこともあるし，非常につらいと。言葉で言えば労働強化っていうか，そういうことで，若くてももたないっていう気持ちがするんだけど，しかし，どこにも行くことできないからそこで働いているということで，何とか人をもう少し入れてもらってね，それで，労働強化を改善してもらいたいっていう要求がありました。 そして，私はそこに行って，そこで働いてる方と懇談したことがあるんですけども，そういう事態が，民営化されることによって，民営化だから東洋食品の方がそこは管理するんだろうと思うんですけど，そういう点は何かいい方向に改善されればいいなと思っていたんだけど，そういう点はいかがお考えですか。 学校給食課長兼石岡給食センター所長）ご答弁申し上げます。 今回，調理業務委託を進める際に，人員の確保というのが，やはり委員さんおっしゃるとおり一番の問題になっておりました。で，なかなか職務内容がきつい部分もあるんですけども，人を募集してもなかなか集まらないという部分もありまして，その辺は，東洋食品は専門業者ということで，随時募集をかけて，現在も，先ほど現地でご説明申し上げましたとおり，30人，人を確保してございます。通常業務は28名，最低限確保してございますので，そういった意味では，労働環境がですね，なるべく１人当たりに大きくかからないように，配慮して人員配置を行っているところでございます。 以上でございます。 小松副委員長）それで，あのような仕事だと，朝早くからお仕事で，お昼，夕方近くには終わるということだろうと思うんですけども，ああいう職場っていうのは，残業とかそういうのってのは，あんまりなくてやれてるわけですか。 学校給食課長兼石岡給食センター所長）ご答弁申し上げます。 残業につきましては，今，パートタイムで入ってる職員の方が多くございまして，先ほど現地でご説明申し上げたとおりなんですが，ほぼ３時半で業務のほうといいますか，調理業務，片付けも含めまして終了します。ですので，正社員の方が多少残る場合もありますが，調理員の方の残業というのは今のところございません。 以上でございます。 小松副委員長）そういう市の委託，民間に委託されてるんですけども，市の側としては，そういうことについても何か意見交換とか，気づいたことは言うとか，あるいは定期的な協議の場とか，そういうのはあるんですかね。 学校給食課長兼石岡給食センター所長）ご答弁申し上げます。 毎週週末に，次の週の献立も含めまして，担当者同士の意見交換会といいますか，打合せを実施しております。その中で，人員体制も含めまして話し合いをしておりますので，そういった対応を取っております。 以上でございます。 小松副委員長）それに関連して，栄養士っていうのは何人あそこにいらっしゃってやってるわけですか。それをちょっとお聞きしたいと思います。 学校給食課長兼石岡給食センター所長）ご答弁申し上げます。 栄養士は，市の職員の管理栄養士が１名，それと学校から派遣されています栄養教諭が２名と，会計年度任用職員の栄養士が１名。合計４名，石岡学校給食センターには在籍しております。 以上でございます。 小松副委員長）そういう体制は，八郷の場合もほぼ同じですか。 学校給食課長兼石岡給食センター所長）すいません，失礼しました。 八郷の学校給食センターなんですが，こちらも市の管理栄養士が１名，学校から来ている栄養教諭が２名。３名で八郷のほうは賄っております。 以上でございます。 小松副委員長）私の質問は以上ですけど，ぜひよろしくお願いします。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 次に，その他の件といたしまして，教育委員会事務局から発言を求められておりますので，これを許します。 教育部長）すいません，資料はございませんが，私のほうから１件ご報告させていただきます。 常陸国総社宮祭礼の獅子，山車，ささら行事の市指定文化財の指定についてでございます。概要でございますが，指定区分，無形民俗文化財。保護団体，常陸国総社宮例大祭文化財指定検討協議会，会長は○○○○（個人名）氏でございます。公開日，毎年９月15日と，敬老の日を最終とした３日間でございます。 経過でございますが，９月15日，教育委員会のほうへ，文化財保護審議会への諮問がございました。その諮問につきまして，９月29日，文化財保護審議会で，その諮問について協議をしてございます。その後，10月20日ですが，文化財の指定についてということで，答申ということで定例教育委員会のほうへ報告がございました。 これによりまして，市の指定文化財は合計81件，そして無形民俗文化財は６件目ということになりました。 私からの報告は以上です。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 小松副委員長）無形文化財に指定されたっていうことなんですけども，石岡市のそういう文化財が公的に認められたってことで，喜ばしいと思うんですけども，何かそのことについて，こういうことがあるとか，何ていっていいか……国とか，ちゃんとそういう登録に載るということなんでしょうけど，我々から見て，もう少しそのことの意味合いっていうか，こうやって認めたからいいことだと思いますけども，そうなるとどうなるとか，そういうことが何かあれば教えてもらいたいんですけど。 教育部長）市としましては，今言ったように，お祭り全体ではなくてですね，獅子，山車，ささら，この行事について限定的に市の指定としたところでございます。なお，申請団体につきましては，今後県指定，最終的には国指定を目指したいということで話は伺ってございます。 以上です。 〔「分かりました」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ほかにご質問等ございませんでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 その他の件で，ほかに発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，その他の件を終結いたします。 以上で，本日の文教厚生委員会を閉会いたします。 | ||||||||||||
