茨城県石岡市石岡一丁目１番地１
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令和３年度 文教厚生委員会
櫻井委員長）ただいまから，文教厚生委員会を開会いたします。 本日の議題は，お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。 次に，本日の審査に当たり，説明員として出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。 なお，議事進行にあわせて説明員の入れ替えを行いますので，よろしくお願いをいたします。 これより議事に入ります。 初めに，議案第105号令和３年度石岡市一般会計補正予算（第７号）のうち文教厚生委員会の所管に係る部分を議題といたします。 本案について，執行部から説明を求めます。 なお，本案の説明の順番は，保健福祉部所管，教育委員会事務局所管の順でお願いいたします。 社会福祉課長）私からは，社会福祉課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。 補正予算書10ページ，11ページをご覧ください。初めに，歳入でございます。一番上の段，款国庫支出金，項国庫負担金，目民生費国庫負担金，節社会福祉費負担金の障害児入所給付費等負担金精算金［定額］139万7,000円，その下の障害者自立支援給付費負担金精算金［定額］229万4,000円，さらにその下の特別障害者手当等負担金精算金［定額］３万1,000円につきましては，令和２年度事業実績報告による精算金でございます。 次に，上から３段目の款国庫支出金，項委託金，目民生費委託金，節児童福祉費委託金の特別児童扶養手当事務委託金精算金4,000円につきましても，令和２年度事業実績報告による精算金でございます。 続きまして，歳出でございます。16ページ，17ページをご覧ください。上から２段目の款民生費，項社会福祉費，目社会福祉総務費の社会福祉等援護事業における事務事業用品費61万3,000円，食糧費22万8,000円の減額補正でございます。理由といたしましては，新型コロナウイルス感染症の影響により，本年度の戦没者追悼式の開催を中止いたしましたので，不用額を減額するものでございます。 次に，同じ段の３行目，目障害者福祉費，節委託料の障害者地域生活支援事業におけるスポーツ・レクレーション教室開催等委託料58万4,000円の減額補正でございます。こちらについても，新型コロナウイルス感染症の影響により，本年度の開催を中止といたしましたので，不用額を減額するものでございます。 社会福祉課からの説明は，以上でございます。よろしくお願いいたします。 高齢福祉課長）私よりは，高齢福祉課所管分についてご説明申し上げます。 補正予算書の10ページから11ページをご覧ください。歳入についてご説明いたします。ページ下から２段目，款寄附金，項寄附金，目民生費寄附金，節社会福祉費寄附金21万8,000円でございます。これは，明治安田生命保険相互会社様から，新型コロナウイルス感染症の影響により支援を必要としている自治体等を対象に，地元を応援する支援事業，私の地元応援募金の取組の一環として寄附を頂いた21万8,000円を計上するものでございます。私の地元応援募金は明治安田生命保険相互会社様独自の取組で，全国の各支所・営業所等が地元の寄附先を選定し，全従業員が，居住地や出身地などのゆかりがある地域の団体等へ任意に募金する従業員募金に加え，会社拠出の寄附を上乗せされ寄附を実施している取組であり，新型コロナウイルス感染症対策に役立ててほしいとの意向がありました。 続きまして，歳出についてご説明いたします。補正予算書の16ページから17ページをご覧ください。ページ上から２段目，款民生費，項社会福祉費，目ふれあいの里費の施設運営経費でございます。先ほど歳入でご説明させていただきました明治安田生命保険相互会社様より頂いた寄附金により，ふれあいの里石岡ひまわりの館への来館者等の感染予防対策品，消毒液，オートディスペンサーやパーティションの購入費として17万4,000円，感染症対策用備品，ロープパーティションの購入費として４万4,000円，計21万8,000円を計上するものでございます。 高齢福祉課所管よりの説明は，以上となります。よろしくお願いいたします。 こども福祉課長）私からは，こども福祉課所管につきましてご説明申し上げます。 補正予算書14ページ，15ページをご覧ください。初めに，歳出からご説明いたします。款２総務費，項１総務管理費，目11諸費，過誤納還付金のうち，上から２行目の児童手当負担金返還金95万2,000円につきましては，事業主拠出金財源を含む，児童手当に係る令和２年度の児童手当負担金の国庫負担金精算に伴う返還金を補正するものでございます。 続きまして，１行下になります。母子家庭等対策総合支援事業費補助金返還金345万4,000円につきましては，令和２年度の高等職業訓練促進給付金等の返還金，及びひとり親家庭高等卒業程度認定試験合格支援事業返還分，並びにひとり親家庭の総合的な支援のための総合窓口強化事業返還分の国庫補助金の精算に伴う返還金を補正するものでございます。 続きまして，３行下になります。子育て世帯臨時特別給付金事務費補助金返還金89万9,000円につきましては，次にご説明いたします子育て世帯臨時特別給付金事業費に係る事務費でございまして，令和２年度の国庫補助金の精算に伴う返還金を補正するものでございます。 続きまして，１行下になります。子育て世帯臨時特別給付金事業費補助金返還金１万円につきましては，令和２年度の子育て世帯臨時特別給付金事業費の国庫補助金の精算に伴う返還金を補正するものでございます。 続きまして，２行下になります。ひとり親世帯臨時特別給付金事務費補助金返還金19万3,000円につきましては，次にご説明いたしますひとり親世帯臨時特別給付金事業費に係る事務費でございまして，令和２年度の国庫補助金の精算に伴う返還金を補正するものでございます。 続きまして，２行下になります。ひとり親世帯臨時特別給付金事業費補助金返還金1,725万円につきましては，令和２年度のひとり親世帯臨時特別給付金事業費の国庫補助金の精算に伴う返還金を補正するものでございます。 続きまして，１行下になります。子ども・子育て支援交付金（児童福祉分）返還金493万3,000円につきましては，一時預かり事業，延長保育事業などに係る令和２年度の子ども・子育て支援交付金の国庫補助金の精算に伴う返還金を補正するものでございます。 続きまして，１行下になります。子どものための教育・保育給付費交付金返還金834万7,000円につきましては，民間保育園及び認定こども園の運営経費に係る令和２年度の子どものための教育・保育給付費交付金の国庫補助金の精算に伴う返還金を補正するものでございます。 同じく，１行下になります。子育てのための施設等利用給付交付金返還金175万1,000円につきましては，認定こども園の預かり保育や認可外保育施設の利用料に係る令和２年度の子育てのための施設等利用給付交付金の国庫補助金の精算に伴う返還金を補正するものでございます。 同じく，１行下になります。保育対策総合支援事業費補助金返還金49万9,000円につきましては，民間及び公立保育関連施設等への新型コロナウイルス感染防止のための備品及び衛生用品等の国庫補助金の精算に伴う返還金を補正するものでございます。 続きまして，16ページ，17ページをご覧ください。款３民生費，項２児童福祉費，目１児童福祉総務費，新生児特別定額給付金給付事業320万円の減額につきましては，令和３年３月下旬から４月１日までに生まれた新生児40人分を見込みまして当初予算を計上させていただいておりましたけれども，該当者数が８名ですね，確定したため，減額の補正をお願いするものでございます。 続きまして，歳入のご説明をいたします。ページお戻りいただきまして，補正予算書10ページ，11ページをご覧ください。款15国庫支出金，項１国庫負担金，目１民生費国庫負担金，節２児童福祉費負担金の児童手当負担金精算金［定額］275万7,000円の増額につきましては，令和２年度の児童手当負担金の精算に伴い補正するものでございます。 続きまして，１行下の児童扶養手当負担金精算金［定額］43万9,000円の増額につきましては，令和２年度の児童扶養手当負担金の精算に伴い補正するものでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）私からは，健康増進課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。 10ページ，11ページをお開き願います。初めに，歳入からご説明いたします。上から２段目の表，款15国庫支出金，項２国庫補助金，目３衛生費国庫補助金，節１保健衛生費補助金，右側説明欄，疾病予防対策事業費等補助金［1/2・2/3］の19万3,000円でございます。こちらは，保健センターで実施しております成人対象の健康診断等の情報について，マイナンバー制度を活用し，令和４年度以降，マイナポータルでの閲覧や市町村間での情報連携を開始するに当たり，健診データを管理しているパソコンのシステム改修を行うための国庫補助金でございます。 続きまして，12ページ，13ページをお開き願います。款21諸収入，項５雑入，目５雑入，節６雑入，右側説明欄，雇用保険被保険者掛金4,000円中の健康増進課分2,000円でございますが，こちらは，八郷保健センター勤務の保健師２名中，１名が本年12月31日付で退職となり，もう１名が来年２月26日から産前産後休暇を取得予定であることから，業務代替保健師２名分の雇用に伴う雇用保険歳入分でございます。 同じく，その２つ下の緊急診療運営委託料清算金4,697万1,000円でございます。こちらは，令和２年度の緊急診療業務委託が令和２年６月で終了となったため，今年度，留保金を含む最終清算を行い，業務委託先である石岡市医師会から石岡市に対し，清算金として入金されるものでございます。 続けて，14ページ，15ページをお開き願います。歳出についてご説明いたします。上の表，款２総務費，項１総務管理費，目11諸費，節22償還金利子及び割引料，右側説明欄，過誤納還付金の上から４段目，未熟児養育医療補助金返還金76万8,000円の補正増でございます。こちらは，令和２年度未熟児療育医療補助金の概算払いの精算に伴い，国庫補助金の返還金76万8,000円の増額補正をするものでございます。 続きまして，そのすぐ下，子ども・子育て支援交付金（保健衛生分）返還金66万4,000円の補正増でございます。こちらは，令和２年度子ども・子育て支援交付金の概算払いの精算に伴い，利用者支援事業及び乳児家庭全戸訪問事業分の国庫補助金の返還金66万4,000円の増額補正をするものでございます。 続きまして，その３つ下，疾病予防対策事業費等補助金返還金725万5,000円の補正増でございます。こちらは，平成31年度に開始となった，予防接種の機会がなかった昭和37年４月２日から昭和54年４月１日生まれの男性が，風疹の抗体検査が無料で受けられる，風疹の追加的対策事業に係る令和２年度分の国庫補助金の返還金でございます。返還金が発生した理由でございますが，新型コロナウイルス感染症による受診控え等の影響で受診者数が見込み数より少なかったため，返還金の増額補正をするものでございます。 続きまして，その２つ下，緊急診療業務市負担金返還金2,018万2,000円の補正増でございます。こちらは，歳入でご説明いたしました石岡市医師会からの令和２年度の緊急診療業務の清算金を，業務運営の協定市であるかすみがうら市に511万878円，小美玉市に1,507万270円と，負担割合に応じ返還金を支出するため，増額補正をするものでございます。 次に，16ページ，17ページをお開き願います。上から４段目の表中，款４衛生費，項１保健衛生費，目１保健衛生総務費，節４共済費，右側説明欄，職員等人件費の４，社会保険料４万1,000円，及びその１段下の目５市民健康管理費，右側説明欄，成人保健事業の１，保健師報酬63万5,000円及び８，費用弁償３万7,000円の補正増でございます。こちらは，歳入でご説明いたしました八郷保健センター勤務の保健師２名分の業務代替保健師２名を雇用するために，増額補正をするものでございます。同じく，成人保健事業の12，システム改修委託料45万1,000円の補正増でございます。こちらも，歳入でご説明いたしました，保健センターで実施しております成人対象の健康診断等の情報についての情報連携を開始するに当たり，システム改修を行うための増額補正をするものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 教育総務課指導室長兼学校再編担当）私からは，教育総務課指導室所管につきましてご説明申し上げます。 補正予算書20ページ，21ページをご覧ください。上から３段目，款10教育費，項１教育総務費，目２事務局費，説明欄の平和大使派遣事業181万4,000円の減でございますが，こちらは，新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を受け，生徒の安全確保を第一に考え，令和３年度の派遣事業を見合わせたためでございます。 次に，その下の段，款10教育費，項２小学校費，目２教育振興費，説明欄の教育振興用備品1,512万2,000円の増でございますが，今年度導入しましたデジタルドリル教材のライセンスが令和４年３月末で終了となるため，４月からも引き続き使用できるよう，今年度中に令和４年度から２年間のライセンスを購入するものでございます。 次に，22ページ，23ページをご覧ください。一番上の段，款10教育費，項３中学校費，目２教育振興費，説明欄の教育振興用備品586万8,000円の増でございますが，小学校費と同様，中学校のデジタルドリル教材のライセンスを購入するものでございます。 同じくその下，修学旅行等キャンセル料助成補助金294万5,000円の増につきましては，新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を受け，中学校の修学旅行を中止したことに伴って発生したキャンセル料の全額を助成し，保護者の経済的な負担軽減を図るものでございます。 説明につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。 教育委員会事務局参事兼生涯学習課長）私からは，生涯学習課所管の補正予算についてご説明申し上げます。 補正予算書の14，15ページをご覧ください。歳出でございます。款２総務費，項１総務管理費，目11諸費，節22償還金利子及び割引料，説明欄でございますが，過誤納還付金でございます。こちら，子ども・子育て支援交付金（社会教育分）返還金1,000万1,000円につきましては，子ども・子育て支援制度に基づく放課後児童クラブの運営費に対する国の補助制度でございます。国・県・市でそれぞれ３分の１を負担する補助金でございます。令和２年度の放課後児童健全育成事業に係る国庫補助金，子ども・子育て支援交付金の精算に伴う返還金を補正するものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 スポーツ振興課長）私からは，スポーツ振興課所管の補正予算の内容についてご説明申し上げます。 補正予算書の22，23ページをご覧ください。歳出でございます。款10教育費，項５保健体育費，目１保健体育総務費，体育振興活動経費59万4,000円とスポーツイベント事業571万8,000円の，合わせて631万2,000円の減額補正でございます。こちらは，右端の説明欄に記載しております青少年剣道大会等，ほかの各スポーツ大会等が新型コロナウイルス感染症の影響で中止になりましたことから，その委託料を減額補正するものでございます。 スポーツ振興課からの説明は，以上でございます。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 これより質疑に入ります。質疑は，挙手によりこれを許します。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第105号令和３年度石岡市一般会計補正予算（第７号）のうち文教厚生委員会の所管に係る部分を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，議案第117号令和３年度石岡市一般会計補正予算（第８号）を議題といたします。 本案について，執行部から説明を求めます。 こども福祉課長）それでは，私からは追加で提出させていただきました議案第117号令和３年度石岡市一般会計補正予算（第８号）についてご説明させていただきます。 補正予算書の10ページ，11ページをご覧ください。まず，歳出からご説明させていただきます。款３民生費，項２児童福祉費，目１児童福祉総務費，職員等人件費30万2,000円及び子育て世帯臨時特別給付金給付事業４億9,306万8,000円につきましては，議案質疑でご説明させていただいておりますが，国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策において，子育て世帯の生活を支援するための臨時特別的な給付事業でございます。 対象者につきましては，令和３年９月分の児童手当を受給する世帯及び16歳から18歳までの児童の養育者，そして，令和３年10月以降，令和４年３月31日までに生まれた新生児でございまして，その対象児童１人当たり５万円を給付するものでございます。 その中で，今回の補正予算の具体的な内容といたしましては，子育て世帯臨時特別給付金として４億8,855万円，給付のための人件費及び事務費といたしまして482万円の，合わせて４億9,337万円となってございます。なお，この費用につきましては，国庫補助が10分の10充てられる予定となってございます。 続きまして，歳入のご説明をいたします。お戻りいただきまして，補正予算書８ページ，９ページをご覧ください。歳入の款15国庫支出金，項２国庫補助金，目２民生費国庫補助金，節２児童福祉費補助金につきましては，子育て世帯臨時特別給付金補助金４億9,336万9,000円について，歳出でご説明いたしました国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における子育て世帯への臨時特別給付金給付事業の費用と同額の国の補助金となってございます。 また，款21諸収入，項５雑入，目５雑入，節６雑入につきましては，子育て世帯臨時特別給付金給付事業を実施する上で，雇用予定でございます会計年度任用職員に係る雇用保険料の本人負担分となってございます。 こども福祉課からの説明は，以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 これより質疑に入ります。質疑は，挙手によりこれを許します。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論は，挙手によりこれを許します。 討論はございませんか。 小松副委員長）私は，昨日の議案質疑でも質疑いたしまして，最後に市長に，再提出も含めた，そういうことを聞きました。 それで，この実際の18歳以下の子育て世帯の方々にとってみましては，コロナの中で，大変本人または保護者にとっても，子育てが大変な時期にこういう支援があることについては助かると，そういう積極的な面があるというのは，私はそのように思います。ただ，昨日の国会質問，討論でもありましたように，首相がですね，再度地方自治体の意見を伺いながら，柔軟な制度設計を進めるというふうに言っておりまして，私はこういう立場から，修正っていうか，そういうことを求めた，含めた議論をやりました。しかしですね，その中の一つは，10万円を一律に年内支給すること。そして，事務方の軽減も図れるように，一括でやっぱりやったほうがいいんじゃないかということを要望いたしました。 しかし，私はですね，この要望が通んないという場合におきましてもね，やはり関係者の立場から言えば積極的意味があるということで，反対はしないという態度を取りたいと思います。 以上です。 櫻井委員長）小松さん，賛成でいいんですよね。 小松副委員長）ですから，反対はしないというのは，このことについての執行部の修正がなくてもですね，このものについては賛成するという立場です。 櫻井委員長）ほかに討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第117号令和３年度石岡市一般会計補正予算（第８号）を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 以上で，本委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけでありますが，これらに係る委員長報告の取扱いにつきましては，委員長にご一任願いたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，所管事務の調査といたしまして，第３期石岡市地域福祉計画についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 社会福祉課長）社会福祉課から，第３期石岡市地域福祉計画についてご説明申し上げます。 本日は，計画素案を作成いたしましたので，素案に沿ってご説明いたしますので，資料１，第３期石岡市地域福祉計画素案をご覧ください。本計画策定に当たっては，６月22日，９月14日，11月26日と，３回の策定委員会を開催し，素案を作成しております。本計画でございますが，本市にお住まいの方の多様化・複雑化する福祉ニーズに対応し，誰もが住み慣れた地域で安心して自立した生活が送れるよう，市民・福祉関係団体・社会福祉協議会・事業者・行政等が，助け合い・支え合いの取組を互いに協力して行い，幸せな生活を地域全体で推進していくことを目的としております。 最初に，表紙でございますが，今回はパブリックコメント用に作成した素案のため，変更を予定しております。 それでは，１ページをご覧ください。ここでは，地域福祉の必要性について説明しております。 次に，２ページ，３ページでございますが，ここでは，本計画策定の背景と，国の地域福祉についての主な動きについて記載しております。今回，計画に新たに盛り込むものといたしましては，２ページの下から５行目に記載されております，成年後見制度利用促進計画がございます。具体的には，62ページから63ページに記載しております。 次に，４ページから５ページでございますが，本計画の法的根拠及び法律や他の計画との関係について記載しております。本計画につきましては，福祉部門の上位計画の位置付けと認識しております。 次に，６ページから７ページでございますが，計画の期間及び策定体制を記載しており，本計画の計画期間については，令和４年度から令和８年度の５年間となっております。 続きまして，８ページにつきましては，ＳＤＧｓの推進について記載しております。 次に，９ページから15ページについては，人口や高齢者，障がい者や生活保護受給者など，当市の現状を記載しております。 次に，16ページから23ページには，７月の文教厚生委員会でご報告いたしました市民アンケートの結果を記載しております。アンケートの発送件数は2,000件，回収件数は836件，回収率は41.8パーセントでございます。アンケート調査でいただいた様々なご意見を課題と捉え，計画の推進を図ってまいりたいと考えております。 次に，24ページから27ページをご覧ください。ここでは，市内で活動している地域活動団体にご協力をいただきまして，地域における課題やご意見等のアンケートを実施いたしました。29団体へアンケートを送付いたしまして，回答をいただいた団体は26団体でございます。 調査結果でございますが，団体の取り組んでいる分野につきましては，高齢者支援，その他，地域住民の……失礼しました，回答いただいた団体は，先ほど26団体と申し上げましたが，27団体でございます。申し訳ありませんでした。団体の取り組んでいる分野につきましては，高齢者支援，その他，地域住民の親睦・交流の順となっております。 次に，他の団体や機関との交流や連携につきましては，行政機関が圧倒的に高く，次いで社会福祉協議会や小中学校となっております。 次に，住民相互の助け合いの意識でございますが，あまり高くないと高くないを合わせたものが，高い・どちらかといえば高いを合わせたものより高くなっております。 次に，活動の中で感じる地域の問題点や日常の困りごとでございますが，近所付き合いが減っている，地域活動への若い人の参加が少ない，地域に関心のない人が多いとの回答が多くなっております。 続いて，26ページをご覧ください。活動を行う上で困っていることについては，新しいメンバーが入らない，リーダーが育たない，活動のマンネリ化などが多くなっております。 次に，市への要望でございますが，会員・活動参加者募集の支援，活動についてのＰＲ，活動上必要な情報の提供が多くなっております。 続いて，27ページでございますが，団体からのご意見を記載しております。なお，このアンケートについての住民や行政の具体的な取組については，42ページに記載しております。 次に，28ページから32ページをご覧ください。こちらにつきましては，各担当課が進めている施策についての自己評価と，現状から見える課題について記載しております。28ページの市の取組事項の脇のページの記載は，第２期計画の関連ページでございます。次に，同じページの各事業の取組の評価につきましては，全て進捗したＡ評価が94事業中16事業，おおむね進捗したＢ評価が68事業，一部進捗したＣ評価が８事業，全く進捗しなかったＤ評価が２事業となっております。 この評価と市民アンケートを踏まえまして，31ページから32ページに４つの課題を記載しております。この課題解消と，全ての事業評価がＢ以上にできるよう，37ページの第４章，施策の推進で，具体的な取組を記載しております。 次に，33ページから36ページをご覧ください。ここでは，基本理念，基本目標，住民や行政などそれぞれの役割，計画の体系が記載されております。 まず，基本理念，お互いを思いやり支え合うずっと住み続けたいまちいしおかでございますが，第１期計画から継続しております。今後もこの理念の下，計画を推進してまいります。 次に，34ページの基本目標でございますが，３つの基本目標を設定し，課題の解消や事業の推進を図ってまいります。 次に，35ページの計画におけるそれぞれの役割につきましては，行政だけ，または住民だけでは地域福祉における課題の解消は困難なことから，住民や団体，企業，行政の役割を明確化し，それぞれがそれぞれの立場で課題等の解消に取り組む重要性を記載しております。 次に，36ページにつきましては，計画の体系についての記載でございます。 続いて，37ページ以降につきましては，基本目標実現のための現状と課題，目標実現のための指標，令和３年度を現状値と捉え，計画最終年の令和８年度の目標値を設定したものでございます。さらに，各種施策について，住民・団体・企業・行政・社会福祉協議会の具体的な取組を記載しております。 以上が，第３期石岡市地域福祉計画の説明でございます。 今後，この素案により，年内にパブリックコメントを実施いたします。パブリックコメントによりお寄せいただいたご意見は，来年１月下旬に予定しております第４回策定委員会に諮り，了承を得られた後，計画書の作成に入る予定でございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いをいたします。 ご質問等はございませんか。 菱沼委員）ご説明ありがとうございました。 私のほうから１点ちょっと確認させていただきます。28ページなんですが，第４節，第２期計画の評価ということで先ほどもお話ありましたけども，この中で，安全で安心な生活ができる地域づくりを進めますっていう部分が，ここだけが全く進捗しなかったってことで２つあるわけですけども，これはどのような理由でですね，全く進捗しなかったのか，お尋ねしたいと思います。 社会福祉課長）この２事業でございますが，１つは公園と道路との段差等の解消というような事業でございまして，もう１つはユニバーサルデザインの推進・実現というような事業が，このＤ事業となっております。この自己評価につきましては，その担当課のほうで評価していただいて，私どものほうで取りまとめております。その中で，公園と道路の段差を解消するに当たり，スロープ等を確保するためには，工事影響の範囲が大きくなることが懸念されるというようなことが返ってきております。もう１つ，ユニバーサルデザインについても，なかなか大がかりなものになってしまうというようなことで，今後，大きな公共施設等はこういったもので，誰もが使いやすいような対応にはなっていくと思いますが，現状のものを改修していくことはなかなか難しいというようなことだと思います。 以上でございます。 菱沼委員）私としてはですね，実際ここに掲げた以上，やっぱりこの計画に基づいてしっかりと進めていかなくちゃいけないと思うんですね。確かにその予算はかかってくると思います。しかしながら，そのユニバーサルデザインにしても，その道路関係の段差にしてもですね，掲げた以上はやっぱりしっかりやってもらいたいなというふうに思います。そういう部分においては，今後しっかりと協議をしてですね，進めていただきたいと思いますので，よろしくお願いを申し上げます。 私のほうからは以上です。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，敬老会アンケート結果報告についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 高齢福祉課長）私からは，敬老会アンケート結果報告についてご説明をさせていただきます。 令和３年９月10日の委員会において，次年度以降の敬老会事業に反映するため，敬老会の対象の方にアンケートを実施する旨をご説明させていただきました。実施した敬老会事業におけるアンケートの集計がまとまりましたので，ご説明させていただきます。 アンケートの集計結果の前に，資料２の敬老会アンケート結果報告についてをご覧ください。こちらは，当市の敬老会事業における現状の課題と，実施方法の検討に当たっての留意事項についてまとめたものとなります。 まず，現状の課題ですが，高齢福祉課としましては，４つの課題があると認識しております。１つ目は，新型コロナウイルス感染症の影響で，今後の見通しが見えない点でございます。今年度も，令和２年度に引き続き，式典の開催はできませんでした。一時的に感染拡大が収まりつつありましたが，最近になってオミクロン株の感染が国内で確認されるなど，今後の式典開催についても，実施可能かどうかの見通しが立ちにくい状況にあります。 ２つ目は，式典参加者がなかなか増えない点でございます。実行委員の方からも，式典への参加者がなかなか増えない状況にあると聞いております。 ３つ目は，対象者名簿の取扱いについてでございます。今年度，高齢者の集いの対象者名簿の取扱いについて，市民の方から，個人情報の取扱いとして問題があるのではないかとご指摘を受け，名簿の取扱いが問題となりました。 ４つ目は，区に入ってない人への対応についてでございます。地区によっては，記念品に区のお金を入れているところがあるなど，様々な理由により，区に入っている人と入っていない人で対応が異なっている地区もございます。市としましては，こちらも課題の１つとして捉えております。 これらの問題から，市としては，敬老会事業の実施方法について，見直しをする時期に来ていると考えております。また，今後の実施方法の検討に当たっては，次の留意事項を踏まえ，検討を行ってまいりたいと考えております。留意事項の１つ目は，高齢者の集いを実施する場合には，引き続き新しい生活様式等，感染拡大防止策の徹底に努めていただく必要があること。２つ目は，今年度対象者の名簿の取扱いについて問題となり，弁護士からも，現在の覚書では，個人情報保護の観点から名簿の貸出し等への対応はすべきでなく，対象者個人から名簿への情報提供の同意を得る必要があると助言をいただいているため，従来の方法による名簿の貸出しはできないということについて，実行委員の方々に留意していただく必要があるということです。 次に，アンケートの結果についてのご説明に入らせていただきます。資料２ページをご覧ください。こちらは，配布したアンケート用紙になります。 続きまして，３ページをご覧ください。今回のアンケートにつきましては，敬老会の対象者１万3,200名のうち，無作為抽出により4,000名の方にアンケートを配布いたしました。回答があったのは1,817件で，回答率は45.43パーセントとなります。 まず，問１につきましては，回答いただいた方の年齢層で，80代の回答者が一番多く，次に70代の回答が多い状況です。 下，問２につきましては，敬老会の式典への参加経験となりますが，参加したことがあると回答したのは32.9パーセントであり，３人のうち２人は式典に参加したことがない状況でした。 次に，４ページをご覧ください。問３につきましては，敬老会の開催方式についてとなりますが，敬老会は開催せず，節目の敬老祝品の増額希望が787件，42.1パーセントと最も多い状況となりました。市主催のまま地区単位や，地区主催の行事の希望も多いことから，何らかの形で開催してほしいという方も多い状況です。 問４につきましては，今後の高齢福祉事業について，どのようなサービスや事業を充実してほしいかについてとなりますが，⑤公共交通や⑦買い物支援等の回答が多いことから，生活の一部である買い物などの利便性を望む人が多く，次いで①節目の敬老祝品が多い状況です。次に多いのは⑤在宅高齢者サービス，⑥高齢者の補聴器購入費用助成，③認知症施策の選択肢が続くことから，将来的に心配なことへの充実を望むものとなっております。 アンケートの分析結果としては，１つ目として，式典への参加率が低く，式典自体の継続に疑義が生じる一方で，何らかの形で継続を求める声もあることから，各地区の状況に合った開催方法や内容が可能となるような高齢者の集いの在り方について，検討する必要があると思われます。２つ目としては，節目の敬老祝品の増額を望む人が多いことから，節目の敬老祝品の増額について検討する必要があると思われます。３つ目としては，公共交通や買い物支援等への充実の割合も，希望する方も多いことから，今後の高齢福祉事業において，先進事例等も踏まえ，関係課と連携を取りながら検討していく必要があると考えております。 ５ページから８ページにつきましては，アンケートの各項目に対する地区ごとの集計結果，９ページから19ページにつきましては，アンケートによりいただいたご意見を取りまとめたものとなります。いただいたご意見は，そのままの言葉で表記してございます。 これらのアンケートの結果を受け，現在，節目の敬老祝品につきましては，ふるさと納税の仕組みを活用し，対象者が自分で祝品を選ぶことができるような仕組みを検討しており，申込期間を設け，期間内に申込みがなかった人については，あらかじめ決めておいた祝品を郵送することにより，全ての対象者に配布できないか等を検討しております。高齢者の集いにつきましては，さきにご説明させていただきました留意事項を踏まえ，今回のアンケート結果，高齢者の集い実行委員の皆様の意見を踏まえ，決定していきたいと考えております。 最後に，20ページをご覧ください。12月２日に，ひまわりの館にて実行委員の方々と意見交換会を行った際にいただいた意見の主なものです。名簿の取扱いや実施方法，事業の在り方などについてご意見をいただいているところであり，今後，いくつかの案をお示ししながら，実行委員の方から再度意見をいただき，事業の実施方法について検討してまいりたいと考えております。 説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いをいたします。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，第１保育所の園庭整備等についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 こども福祉課長）それでは，こども福祉課から第１保育所の園庭整備等についてご報告させていただきます。 資料の３をご覧ください。11月８日に開催されました第８回文教厚生委員会におきまして，第１保育所園庭に設置するスプリング遊具の費用につきましては，工事費から備品購入費へ流用させていただきたいとのご説明をさせていただきました。 その後，その週の11月11日に，市内の個人の方から，購入予定であったスプリング遊具を市に寄附したいとの申し出をいただいてございます。寄附いただきましたのはスプリング遊具３体で，寄附の申込書類や，遊具も既に受けさせていただいております。当初の設計では２体の設置を予定してございましたけれども，寄附者の意向を踏まえまして，３体設置できるよう，現在調整をしているところでございます。 また，設計を見直した上，11月26日に実施いたしました園庭整備工事の入札結果のご報告をさせていただきます。契約金額につきましては2,746万7,000円で，工期は令和３年12月８日から令和４年３月30日までの113日間。請負業者は小桜建設株式会社となってございます。 続きまして，その下の（２）の排煙設備整備につきましてです。こちらにつきましても，前回の委員会でご説明させていただいております。第１保育所の排煙設備整備工事でございますが，11月25日に完了検査が終わり，保育室３室と事務室及び遊戯室の整備が完了いたしました。今回の排煙設備の完了によりまして，県の建築指導課から指示事項のあった全ての改修が終わったため，今後できるだけ早く，専門家による建築基準法上の適法性を確認するための診断を実施してまいりたいと考えております。 大変申し訳ございません，資料のほうの園庭整備の進捗状況なんですけども，工期が12月３日からとなっておりますけども，12月８日の誤りでございます。大変申し訳ございませんでした。 次に，児童館の休館についてご報告させていただきます。12月８日に，請負業者から耐震診断に関する速報がございました。建物の地震に耐える強さを表すＩｓ値が，建物の側面に当たる桁行方向で0.27，建物の正面か裏面に当たる梁間方向で0.19と，いずれの方向に対しても0.3を下回る診断結果となりました。さらに，地震に対し水平方向に耐えられる力を表すｑ値についても0.77で，1.0を下回っているとの報告がございました。 国土交通省の指針につきましては，Ｉｓ値が0.3未満，またはｑ値が0.5未満の場合は倒壊や崩壊の危険性が高いとされているため，これらの結果を踏まえまして，昨日，12月９日から児童館を休館とさせていただいております。 速報を受けてから，市民や利用者に対しての対応といたしましては，メールマガジン及びホームページによる周知をさせていただきました。講座の参加者や定期的な利用者につきましては，個別に連絡させていただいております。また，各小学校や幼稚園，保育園等の関係機関，児童厚生施設運営委員にもそれぞれ状況説明を行ってございます。 今後の対応といたしまして，児童館の代替施設として，近隣の府中地区公民館及び中央図書館へは，今まで行ってきた各種講座などを利用できるよう調整してございます。現時点で，今月及び来月までの開催予定の講座につきましては，教育委員会の協力により，無事代替施設での開催を行える予定でございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 小松副委員長）この児童館の休館ですね。この問題については部長からもね，電話で報告がございまして，直ちに休館せざるを得ないということで私は聞いたんですけども，ただ，昨日，一昨日……昨日ですかね，やはりあそこで利用している方から，行ったけども使えなくて困った，戸惑ったっていうことが私のところに，どうなってんですかっていう，いわゆるそういう意見っていうか苦情がありましたけども，今言われたように，一定の関係者への周知の努力をされたと思うんですけども，手っ取り早く行って，あそこの門の前に，こういう耐震の関係から休館せざるを得ませんっていう簡単な立て看板っていうか，行った人がすぐ分かるような，そういうのもつけてあったんですか。やってた。 こども福祉課長）昨日の時点におきまして，正面の入り口のところに立て看板をつけさせていただいて，周知させていただいております。 以上でございます。 小松副委員長）見なかったのかどうか分かりませんけども，そういうことで，いろんな方が，子どもさんだけじゃなくて，何かお年寄りの方も利用されてるみたいなのでね。こういう場合は丁寧にね，やられてると思いますけども，そういう意見もあったのでお伝えしておきます。よろしくお願いします。 以上です。 櫻井委員長）ほかにご質問等ございませんか。 菱沼委員）まず，第１保育所の園庭整備等についてお尋ねをいたします。これ，確認の意味でお伺いします。まずですね，今回購入予定であったスプリング遊具を３体ですね，市民の方から寄贈いただいたと。非常にこれ，本当にありがたいことだと思います。その部分においては，しっかりとですね，保健福祉部としても，また市長もですね，多分表敬訪問させていただいてきちんと御礼はされてると思いますけど，この辺がやっぱり重要なことだと思いますので，よろしくお願いしたいと思います。 それから，今回，小桜建設株式会社様がですね，今回の請負工事をされるわけですけども，今回，入札は何者ぐらいで入札されているのか，お尋ねしたいと思います。 こども福祉課長）全部で13者入りまして，１者が辞退されておりますんで，12者による入札となってございます。 以上でございます。 菱沼委員）ありがとうございます。 次にですね，排煙設備整備についてなんですけども，先ほど診断を，建築基準法の適法性を確認するための診断を実施予定と書いてありますので，極力ですね，11月25日に完了検査が終わりましたので，スピーディーにですね，まずこの実施をしていただきたいなと思いますので，要望しておきます。よろしくお願いします。 それから，今小松副委員長からも，児童館の休館についてですね，話がございました。市民の方からも，私のところにもご連絡いただきまして，実際急遽であるということで，非常に市民の方は困惑されておりました。そういう中では，児童館はかなりもう老朽化してるっていう部分においては，担当としてもね，分かってたと思うんです。そういう部分においては，現在，今こういうふうな診断をやってるとかっていう部分で，前もって市民の方とか保護者とか，その利用者の方にですね，分かるような通知，並びにそういう広報をしてれば，急遽こういうふうなことになってもですね，事前に分かってれば対応もできたのかなと思います。過ぎたことでありますけども，今後こういうことのないようにですね，事前に，そういう診断があって，今実はこういうふうなことをやってますという部分で，きちんとこの保護者，また利用者の方に伝わるような対応を今後取っていただきたいと思いますので，よろしくお願いします。要望とさせていただきます。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）委員長から特に申し上げたいと思います。 本件の児童館の休館につきましては，ただいま小松副委員長，そして菱沼委員のほうからもご意見等がございました。私のほうにも，市民の方から，地元ということもございましてたくさんご連絡をいただいたところであります。 耐震診断につきまして，今回，児童館のほうでやられたということでありますが，耐震の関心につきましてはですね，もう数年前から高まってる状況の中で，執行部において今の段階で耐震診断を行うということの是非が，当然市民の間でも話題になっておりました。今後このようなことがないようにですね，十分に配慮されるよう求めたいと思います。 また，利用者につきましても，親切丁寧な案内ですね。代替施設としての府中地区公民館，中央図書館のご案内をしているということでありますが，より一層の丁寧な対応をお願いしたいと思います。 委員長からは以上です。 ほかにご質問がないようですので，以上で本件については終結をいたします。 暫時休憩いたします。10分程度といたします。 －休憩－ 櫻井委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。 続きまして，地域医療対策事業についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長）それでは，私から地域医療対策事業につきましてご説明したいと存じますが，そちらの説明に入る前に，旧石岡市医師会病院につきまして，口頭にてご報告いたします。 旧石岡市医師会病院につきましては，さきの常任委員会におきまして，医療法人幕内会が，来年，石岡共立病院としまして開院することを目指し，各種手続等を進めているところとご説明いたしましたが，先日，改めて確認をいたしたところ，来年の２月に開院の見込みとなったとのことでございました。旧医師会病院につきましては，以上でございます。 続きまして，地域医療に係る市民ニーズ調査の経過報告につきましてご説明いたします。資料４をご覧ください。当該調査につきましては，令和３年10月29日から，近隣，かすみがうら市及び小美玉市と合同で実施しているところでございます。調査は本日12月10日までとなってございますが，今回は，11月19日までにいただきました10件のご意見と，これまでの地域医療に係る取組等を経過報告として公表していますので，そちらにつきましてご説明いたします。 まず，10件のご意見につきましては，全て石岡市在住の方からのものになりまして，内容につきましては，まず１つ目，①市内に分娩可能な産婦人科を。②としまして，休日や夜間の医療体制の構築を。③としまして，高齢の医師が経営するクリニックの事業承継へサポートを。④としまして，医療に係る調査の実施を。⑤といたしまして，地域の医療リソースが一目で分かるように。⑥としまして，医療相談アプリＬＥＢＥＲの活用促進を。⑦としまして，指定管理や公設民営での病院運営も視野に入れた医療体制の整備を。⑧としまして，医療機関までの移動手段の確保を。⑨としまして，医療機関（若手医師等）の誘致を。最後に⑩としまして，医師不足を補う工夫を，でございます。 こちらに関する，これまでの地域医療に係る取組等を，それぞれ表の右側に示してございます。具体的には，①産科開設と②休日夜間診療につきましては，先進事例を調査研究していること，こども休日診療を開始したこと，内科の休日夜間診療につきましては，関係機関等と調整中であることがお読み取りいただけると思います。また，③事業承継のサポートから⑥医療相談アプリの活用の促進につきましては，国や県の制度やシステム等をお示しするとともに，市としてどのような対策ができるか，関係機関等と協議の上検討していく旨をお示ししてございます。最後に，⑦から⑩までの医療体制の整備等につきましては，現行制度上，事業承継による開設等を除きまして，石岡地域において新たな病院を開設することができない中，既存の医療機関の機能強化や連携強化，医師等の確保対策等の実施，クリニックの誘致などが対策として考えられますが，先進事例や本年度実施の調査結果等を踏まえまして，将来の地域医療の在り方について整理するとともに，必要な医療体制の整備に向けまして，効率的な手法等について，市民の皆様からの意見をいただきながら，関係機関等と協議をしていく旨を示してございます。 なお，調査の最終結果につきましては，まとまり次第改めてご報告いたします。 次に，こども休日診療につきましてご説明いたします。２ページをご覧ください。当該事業につきましては，本年７月18日から開始しており，７月は４日間で98件，８月は６日間で63件，９月は６日間で43件，10月は５日間で35件，直近の11月は６日間で55件の実績がございました。患者数は，27日間で延べ294名，１日当たり10.9人で，新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う受診控え等によりまして，９月以降患者数の減少が見られてございましたが，11月は増加に転じてございます。 石岡市・かすみがうら市・小美玉市，３市の利用者は全体の約93パーセントを占めてございます。なお，各市の割合につきましては，石岡市が64.3パーセント，小美玉市21.8パーセント，かすみがうら市7.1パーセント，その他6.8パーセントでございました。 患者の主な症状につきましては，これまでと同様，発熱・せきが多く占めている状況でございます。 今後も，こちらにつきましては引き続き状況を見ながら，診療時間の拡大等を検討してまいります。 地域医療対策室からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 関口委員）今，冒頭ですね，医師会病院の後ですね，２月から山王台が開院するという話ですけど，その診療科目についてですね，分かっておればお示しいただきたいと思います。 健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長）お答えいたします。 診療科等につきましては，詳細につきましては細かくは担当の方にもお伺いできてないんですが，現在のところ一般外来と，あと健診等を行うっていうところからスタートしていきたいというお話でした。 以上でございます。 関口委員）もう少し詳細分かりましたらですね，随時報告のほうをお願いいたしたいと思います。よろしくお願いします。 以上です。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，新型コロナウイルスワクチン接種事業についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）それでは，私から新型コロナウイルスワクチン接種事業についてご説明いたします。 資料５をご覧ください。１，ワクチン接種状況につきましては，令和３年12月８日現在の接種状況でございますが，12歳以上の方につきましては，対象者数６万5,290人に対し，１回目接種済者が５万9,344人，接種率は90.9パーセント，２回目接種済者は５万8,442人，接種率は89.5パーセントとなってございます。次に，65歳以上の高齢者の接種状況でございますが，対象者数２万4,265人に対し，１回目接種済者が２万2,424人，接種率は92.5パーセント，２回目接種済者は２万2,347人，接種率は92.1パーセントとなってございます。 ２，追加接種に係るワクチン供給体制（ファイザー社製）につきましては，第１クールのワクチン供給はなく，当市の在庫のうち２箱，2,340回分のワクチンを使用する予定となってございます。今後につきましては，第２クールとして，12月21日の予定で３箱，3,510回分，時期は未定ですが，第３クールとして３箱，3,510回分のワクチンが入荷見込みとなってございます。 ３，追加接種に係るワクチン供給体制，こちらは武田・モデルナ社製でございますが，11月22日に，県から各市町村への事務連絡といたしまして，市町村へ配分されます武田・モデルナ社製のワクチン配分案が示されてございます。これを受けまして，当市では第１クールとして，令和４年１月24日の週以降に60箱，接種回数につきましては9,000回分のワクチンが入荷予定となってございます。また，武田・モデルナ社製のワクチンの入荷に伴いまして，令和４年１月中旬には，武田・モデルナ社製ワクチンのワクチン用低温冷凍庫２台が当市に入荷予定となってございます。 ４，接種期間の延長につきましては，予防接種法附則第７条第１項の規定に基づく新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施について，こちらは厚生労働大臣通知による指示の一部改正でございますが，当初，令和３年２月17日から令和４年２月28日までだった実施期間が，令和４年９月30日まで延長され，本年12月１日から適用されたところでございます。 ５，追加接種につきましては，（１）対象者につきましては，１，２回目接種を完了した者のうち，原則８か月以上経過した18歳以上の者となってございます。 （２）特に追加接種が推奨される方につきましては，国の厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会からの意見により，ア，高齢者や基礎疾患を有する方等の重症化リスクの高い方。イ，重症化リスクが高い方の関係者・介助者など，重症化リスクが高い方との接触が多い方。ウ，医療従事者などの，職業上の理由等によりウイルス暴露リスクが高い方となってございます。これらの方々への追加接種を勧奨する観点から，国が作成したチラシの中で接種勧奨を行ってございますので，当市といたしましても，接種券を個人通知差し上げる際に国のチラシを同封し，特に追加接種が必要な方に関する接種勧奨を行っている状況でございます。 （３）追加接種に使用するワクチンにつきましては，１，２回目の初回接種に用いたワクチンの種類にかかわらず，メッセンジャーＲＮＡワクチン，こちらはファイザー社ワクチン，武田・モデルナ社製のワクチンでございますが，こちらを用いることが適当とされております。現在，追加接種に係る薬事承認を取得しているワクチンにつきましてはファイザー社製のみであるため，武田・モデルナ社製ワクチンが追加接種に係る薬事承認を取得するまでは，ファイザー社製ワクチンのみを使用することとなってございます。また，武田・モデルナ社製のワクチンの追加接種につきましては，国からの通知によりますと当初は令和４年２月頃を想定しておりましたが，12月８日に，県から，12月下旬以降に承認される見込みとの連絡を受けたところでございます。 次のページをご覧ください。（４）接種時期につきましては，対象者は主に医療従事者となると思われますが，12月４日から開始し，現時点では，高齢者施設等入所者及び従事者は１月下旬頃，高齢者につきましては２月中旬以降を予定してございます。 （５）接種券送付につきましては，まずは12月からの接種対象となる３月，４月に２回目を接種完了した対象者653人に対し，11月11日に接種券を送付したところでございます。今後の接種券送付につきましては，発送時期といたしましては毎月中旬頃とし，毎月接種券を送付する対象者につきましては，２回目接種を完了した日から７か月経過した方から順次送付いたします。また，受付時の混乱を避けるためにも，一度に送付する件数を3,500件程度とし，それ以上の送付数となった場合には，発送日と発送日との間隔を１日空けて発送する予定となってございます。 （６）予約方法につきましては，当面の対象者は主に医療従事者になっていることから，基本的には医療従事者が勤務されております医療機関で調整した上，自院接種をしていただき，退職された場合等は市のコールセンターで予約を受け付けております。また，高齢者施設入所者等は，施設の嘱託医等で調整した上で接種していただき，一般の高齢者等につきましては，市のコールセンターやウェブでの予約となっております。 （７）今後の対応につきましては，武田・モデルナ社製ワクチンが入荷されること，また，武田・モデルナ社製ワクチンにつきましては，追加接種に使用する時期も国が12月下旬以降を想定していることから，モデルナ社製を用いた２月からの集団接種の開始に向け，規模，また場所等を含め，現在検討しているところでございます。 （８）周知方法につきましては，２回目接種完了から７か月経過者へ個人通知を行うほか，ホームページ，ＳＮＳ，公共施設等への掲示を行い，今後，メールマガジンなども行っていく予定でございます。 ６，小児（５歳から11歳）の接種につきましては，薬事承認前のため，全て予定の情報でございます。国が現時点で示している基本的な考えでございますが，小児に対する安全性・有効性が確認された新型コロナワクチンを使い，２回接種を前提としております。また，国からの通知では，早ければ令和４年２月頃から小児を対象とした接種が可能となる可能性があるとしています。これらを踏まえて，市内接種協力医療機関へ小児接種のご協力について確認したところ，全ての医療機関から回答をいただいたわけではございませんが，現時点で５つの医療機関からご協力いただけるとの回答をいただいているところでございます。 ７，接種証明書につきましては，現在，予防接種法施行規則に基づき，市町村が住民に対して実施した予防接種の記録等について，接種者からの申請に基づいて交付をしているところでございます。（１）接種記録を証明するものにつきましては，大きく分けますと３種類あり，ア，予防接種証明書，こちらは，現時点では海外渡航に関する場合のみの活用として交付しているものでございます。イ，予防接種済証につきましては，市から届いた接種券で接種した後，接種券の右側部分に付属しているところでございます。ウ，予防接種記録書につきましては，医療従事者が，市や医療機関が発行した接種券で接種した場合に交付されたものでございます。 （２）デジタル化に伴う接種証明書につきましては，ア，仕組みでございますが，国がワクチン接種記録システムを改修，及びスマートフォンのアプリケーションの開発等を行いまして，マイナンバーを用いてスマートフォンにより接種証明書が入手できるものとなってございます。イ，内容でございますが，電子署名による改ざん検知措置を講じた二次元コード，ＱＲコードを接種証明書に付しまして，日本国内用と，海外用及び日本国内用のものとなってございます。なお，マイナンバーカードやスマートフォンをお持ちでない方などにつきましては，石岡市役所本庁舎新型コロナウイルス感染症対策総合窓口，石岡及び八郷保健センターで書面交付するほか，郵送での受付も行う予定となってございます。今後，新たに導入されます証明書の活用もあることから，国の説明会では，先ほど申し上げましたアからウの各種証明書等の既存の証明書の受入れが断られないように留意する必要があるとの説明がございましたので，既存の証明書の有効性につきましても引き続き周知してまいりたいと考えてございます。なお，国から12月６日付の事務連絡で，近日中に予防接種法施行規則の改正を行い，12月20日から，マイナンバーを用いてスマートフォンによって国内外で使用できるワクチン接種証明書が入手できるなどの通知が来てございますので，国の動向等に注視しながら，制度の周知に努めてまいりたいと考えてございます。 説明は以上でございますが，現在，当市ではモデルナ社製ワクチンの追加接種に係る薬事承認を見据え，県から非常に多くのモデルナ社製ワクチンが入荷されるため，このワクチンを活用して，１日でも早くワクチン接種を行うようにすること，また，追加接種の前倒しの可能性，５歳から11歳までの小児の接種開始等もございますので，接種費用に係る補正予算の議案上程も視野に入れ，現在，石岡市医師会と協議しながら，迅速な接種体制の構築を図っているところでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，郷の本棚やさと図書館の進捗状況について及び農村資料館の機能移転についての計２件を一括して議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 教育委員会事務局参事兼生涯学習課長）生涯学習課から，郷の本棚やさと図書館の進捗状況につきましてご報告申し上げます。 最初に，資料をご参照ください。写真をつけさせていただいておりますが，現在，カウンターや書架等の備品が設置され，おおむね完了している状況でございます。 初めに，１の現在の状況からご報告申し上げます。10月上旬に中央公民館図書室からの書籍の移動が終了し，書架等の大型備品の搬入を完了いたしました。引き続き，図書館用備品と事務用備品の搬入を随時行っております。また，視聴覚資料の購入契約も完了し，随時納品。ＣＤにつきましては，現在も引き続き購入準備を進めております。 次に，郷の本棚やさと図書館の位置付けでございます。郷の本棚やさと図書館は，八郷総合支所の有効活用の一環として，他の施設との複合化により，分かりやすい条例を制定することで，多くの市民の皆様にご利用いただくことを目的としております。そのことから，八郷総合支所複合施設条例として１つにまとめ，機能を明確にし，市民の皆様に分かりやすくしています。 八郷総合支所複合施設条例のご提案に至るまでには，３つの案を想定し，協議してまいりました。１つ目は，中央図書館と並立した独立館として，郷の本棚やさと図書館条例を創設する案。２つ目が，中央図書館からの分館としての，中央図書館条例のみを改正する案。３つ目が，複合施設としての八郷総合支所複合施設条例の構成施設として位置付ける案でございます。 １つ目の郷の本棚やさと図書館を独立館として位置付ける案につきましては，日本図書館協会の図書館政策特別委員会にございます図書館としての推奨基準に達していないこともあり，分館として位置付けることといたしました。独立館となった場合でも，共有する図書館システム等の契約，図書館協議会の運営等は中央図書館が中心となり，やさと図書館が分館的な運用となることが想定できましたことから，分館の位置付けが適切であると判断させていただきました。 次に，２の分館としての図書館条例のみを規定するか，３つ目の八郷総合支所複合構成施設としての位置付けを行うかでございますが，これまで中央公民館に設置していた図書室を支所２階に移動し，充実させることから，八郷総合支所の施設の集約化によりまして，郷の風ややさと響きホールを含めた支所の行政機能と図書館機能，資料館の機能を併せ持つことになりまして，市民の皆様にとって身近に利用できる，地域コミュニティの拠点となり得る施設となります。このことから，図書館条例で分館と規定するだけでなく，複合施設としての機能を，市民の皆さんをはじめ，対外的にも分かりやすくなるよう，複合施設としても条例に含めたものでございます。 次に，今後のスケジュールでございます。主だったものを記載させていただきました。12月から１月にかけ，書架の配架作業，図書館システムの稼働の準備を行っております。 なお，中央公民館図書室の書架の移設工事につきましては，工事費で予算を計上させていただいておりましたが，一部書架を残す等，移設物の範囲の変更が生じたことから，契約等を含め関係課と協議した結果，委託費での執行が適切であると判断し，さらに執行額が安価で済む見通しがついたことから，工事費を委託費に流用させていただきたく，ご報告申し上げます。 最後に，令和４年３月20日日曜日にプレオープンを予定しております。第１部では，郷の本棚やさと図書館について，概要の紹介，名称選考委員会において入賞者の表彰。第２部では，記念イベントとして，クラシックギター奏者の角圭司氏の演奏会，直木賞作家の朝井リョウ氏と新潮社北村暁子氏との対談。終了後に内覧会を行い，令和４年４月１日金曜日に正式オープンを予定しております。 生涯学習課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 文化振興課長）文化振興課からは，農村資料館の機能移転について，進捗状況をご説明させていただきます。 ご覧いただいております資料の左側，支所２階に機能移転いたします農村資料室の位置付けや管理体制，また，右側，現在の農村資料館の今後の施設の在り方をお示しいたしたものでございます。 資料左側の例規等の改廃でございます。本定例会において，議案第108号で上程されております石岡市八郷総合支所複合施設条例第３条に，施設，多機能型となる複合施設の一機能として，農村資料室を規定しております。機能移転に当たりましては，関連例規の見直しについて，本課においては，機能移転時の課題を整理するとともに，既存条例の一部を改正した場合と，複合施設条例を作成した場合の対応案を検討してきたところでございます。その後，法制担当に相談しながら検討を進めてきたところでございます。最終的には，生涯学習課からも答弁があったとおり，地域のコミュニティの拠点施設となることから，複合施設条例で農村資料室を位置付けることを判断したところでございます。 条例案では，附則で石岡市農村資料館条例・規則の廃止を明文化しております。また，廃止により，農村資料館協議会の根拠条項がなくなるため，石岡市特別職の職員で非常勤のものの職員及び費用弁償に係る条例の一部改正として，別表中の農村資料館協議会委員を削ることを明文化しております。今後は，施設利用者の遵守事項等を定めた内規を整備する方向で検討しているところでございます。 次に，農村資料館協議会の委員でございます。本年10月から年度末までの期間で委員を再任しております。令和４年度は，図書館協議会の改選時に，現在の委員１名を図書館協議会に加えることでの生涯学習課と調整を図ったところでございます。運営面において，農村資料室が，市民の生涯学習活動の支援施設として，主となる図書館事業を補完し，また，地元の方からご寄贈をいただきました資料を有効活用するため，図書館，学校や公民館などの関連施設との連携も必要であると考えております。今後は，図書館と有機的な連携を図りながら，施設運営に努めてまいりたいと考えております。 次に，施設の管理運営等でございます。文化振興課の役割といたしましては，展示資料の管理，入れ替え及び説明や，展示ケースなどの備品等の管理，また，必要に応じて図書館協議会への出席，その他施設の管理運営に必要な事項としております。 続いて，資料右側，既存施設の在り方をご覧いただければと思います。対応方針でございます。公共施設等適正管理推進事業債を活用しているため，既存施設は，新たな施設の供用開始後５年以内，令和８年度中までに公共施設から除却する必要がございます。また，令和元年９月に策定いたしました博物館等個別施設計画において，公共施設から除却し，地元へ譲渡する方向で検討するとしているところでございます。 次に，利活用方針でございます。今般，10月に教育委員会部局及び市長部局において，農村資料館の利活用調査を実施いたしましたところ，利活用の希望がございませんでした。また，11月29日に行われました公共施設等総合管理計画推進本部では，庁内での利活用の希望の現状及び今後の施設の取扱いについて報告し，協議がなされたところでございます。今回，施設の利活用について庁内で調査を行い，行政側では利活用の希望がなかったわけですが，一方では，本年７月に地元団体から建物を２，３年間借用したいとの希望もあるところでございます。 今後，既存の施設については，地方自治法第238条の２第３項及び市財務規則第233条の規定により，行政財産の用途廃止による普通財産への変更を行い，所管換えを行う方向で考えております。所管換えの理由につきましては，庁内において利活用の希望がなかったためとなり，今後の処理の方向性としては，円滑な所管換えを進めるため，地元団体の要望等について確認を行うこと，また，消防法上，博物館として消防設備等の点検を行っておりますから，消防本部と用途廃止の手続について事前協議を進めていく必要があると考えております。 最後に，資料左下に主なスケジュールを記載しておりますので，ご覧をいただければと思います。 文化振興課からは以上でございます。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 暫時休憩いたします。 －休憩－ 櫻井委員長）休憩前に，引き続き会議を開きます。 ここで，議事進行にあわせ，説明員の入れ替えを行いましたので，ご報告いたします。 続きまして，教育委員会事務局における契約事務に関する再発防止への取組についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 教育委員会事務局次長）それでは，平成30年度の石岡市運動公園体育館に関する諸工事に関します契約事務について，さきの６月の教育福祉環境委員会でご報告させていただいておりました再発防止への取組につきまして，その取組状況をご報告させていただきます。 資料をご覧ください。項目の１と２でございますが，こちらは，再発防止へ向けての課題と，表中にございます取組内容を記載させていただいております。こちらは，６月の報告の際に示したものと同様になっております。再発防止に向けてのチェック体制の不備，それから職員の知識・認識の不足など，ご覧の４つの項目を課題としまして，２の表にありますとおり，事務決裁規程の見直しや他課職員による検査など，８つの項目について現在取組を進めております。 現時点での課題と効果でございます。３の項目になりますが，現在，取組を始めて年度途中でありますために，数値的な検証，そういったものは申し訳ございませんができておりませんので，こちらに書かせていただいてます効果・課題につきましては，所感となりますことをご了承ください。 取組の効果でございますが，30万円を超える契約について，会計課・財政課・契約検査課への合議を実施しておりまして，不適切な分割発注などを抑制する体制を取ってございます。 また，教育委員会内での研修も，契約検査課の協力を得まして実施することができました。今年度は初回ということもございまして，希望の多かった基礎的な内容について研修をさせていただいたところです。こちらは管理職，それから一般職，再任用も含めまして，契約のほう，事務に携わる職員を対象とさせていただきました。その状況としまして，新型コロナウイルス感染症の対策である非接触型検温器の購入等に当たっては，同型の機種であったことから，２課合同でスケールメリットを生かした入札を行うなどの事例も見られるようになってまいりました。 また，前回の類似案件調査の中で，徹底されていなかった予算要求時の参考見積り３者以上というようなルールについても浸透してきております。 しかしながら，以下の課題にありますとおり，まだまだ担当課や担当者による差があるというのが現状でございまして，組織全体として，知識・意識の向上にはさらなる努力が必要と感じております。そのため，各課の状況に応じて実施している進捗管理，それから職場内研修などにつきましても，例えば人が変わったことによって差が出てしまったりしないように，例えば最低限この時期にはこういうものを行うとか，そういった指導項目などについて，ルール化を今後行って確実なものにし，教育委員会事務局としての底上げを図る工夫を進めていきたいと考えております。 また，数字的な検証につきまして，いろいろ検討させていただいたところです。現在検討しておりますのは，再発防止の取組を検討したときにですね，類似案件調査を行っております。そのときと同じ項目で，今年度，令和３年度の随意契約をもう一度調査を行って，例えば先ほど申し上げた予算要求時の３者以上の見積りを行ってるかとか，そういった項目について調査することで，改善ができているかについての数字的な比較ができるんではないかというふうに考えております。 また，教育委員会では学校をはじめ，所管しています施設数も多く，老朽化も進行しております。契約数の増加や，臨時的な，例えば今年の八郷運動公園のプールの漏水のように，急遽の工事，修繕等が入ってくる場合もございますことから，職員の負担も増えているという現状がございます。ですので，取組内容につきましては，毎年度検証を行いながら効果の高い取組を集中的に行っていくなど，工夫を重ねてまいりたいと考えております。 今後の検証スケジュールにつきましては，下にありますとおり，令和４年２月には，次年度の取組に向けて，管理職会の打合せ等で工夫を重ねたいと思います。年明けてからということになりますが，６月から７月頃を目安として，令和３年度分の契約についての，先ほど申し上げた調査を行って，数字的な検証にも努めてみたいと考えております。 報告は以上です。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，石岡市教育大綱（案）及び石岡市教育推進計画（案）の策定についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 教育総務課長兼学校再編担当）それでは，石岡市教育大綱（案）及び石岡市教育推進計画（案）の策定につきまして，お手元に配付させていただいております資料を用いながらご説明をいたします。なお，本大綱（案）及び推進計画（案）につきましては，同時期に策定を進めております上位計画，石岡市総合計画（案）の内容と整合性を取りながら策定について進めているため，一部，石岡市総合計画（案）の内容を含むものとなってございますが，同計画（案）につきましては，12月13日に開催されます総務企画委員会において政策企画課からご説明をさせていただく予定となってございます。 本大綱（案）及び推進計画（案）につきましては，現行の教育大綱及び石岡市教育推進計画が，令和３年度末までの計画期間となっておりますことから，その更新計画を策定するものでございます。 教育大綱（案）を１枚おめくりいただきますと，１ページ目に教育大綱の策定の趣旨が記載されております。教育大綱は，地方教育行政の組織及び運営に関する法律第１条の規定に基づきまして，本市の教育，学術及び文化の振興に関する総合的な施策を推進するために，目標及び基本施策を定めるものでございます。下段，大綱の期間をご覧ください。今回お示ししている教育大綱（案）及び推進計画（案）につきましては，石岡市総合計画との整合性を図るため，行動計画である基本計画の期間にあわせまして，令和４年度から令和５年度を期間としてございます。 ページを１ページおめくりいただきますと，２ページ左側に大綱の位置付けを記載させていただいております。中段から上段にかけてというところがですね，先ほどお話しした石岡市総合計画（案）からの抜粋となってございます。 また，３ページには，基本目標としております，ふるさとに学び，夢にはばたく，輝くひとづくりのまちについて記載をしているところです。 ４ページをご覧いただきたいと思います。本大綱（案）及び推進計画（案）では，ＳＤＧｓの共通テーマを盛り込みまして，また，基本施策についても，関連目標について記載をさせていただいているところです。 ５ページから６ページについて，７つの基本施策を記載しております。教育推進計画（案）の中の３ページから14ページにおきまして，この７つの基本施策につきまして，取組内容，実施事業を記載しているところです。 最後に，策定スケジュールのペーパーをご覧いただきたいと思いますが，こちらでお示ししているように，本教育大綱（案）及び教育推進計画（案）につきましては，担当課から提出された実施事業案，取組内容の案につきまして，10月18日に開催されました，市長，教育長及び教育委員によって構成される第１回総合教育会議においてご意見等をいただき，参考，反映させていただきまして，取りまとめを行ったものでございます。本常任委員会での説明後，１か月程度のパブリックコメントを実施しまして，地域の方から広く意見をいただきたいと考えております。また，そういった意見等を盛り込みながら最終案を作成しまして，２月を予定しておりますが，第２回の総合教育会議を開催，ご説明をさせていただきまして，その後，内部決裁を得て，３月末に策定をしていきたいと考えております。 説明は以上です。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いをいたします。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 〔「すみません」と呼ぶ者あり〕 教育部長）策定の趣旨のところでですね，地方教育行政の組織及び運営に関する法律第１条と説明させていただきましたが，第１条の３になりますので，すみません，訂正をお願いいたします。 櫻井委員長）暫時休憩いたします。午後１時30分から会議を開きます。 －休憩－ 櫻井委員長）休憩前に引き続き，会議を開きます。 続きまして，令和３年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価結果に関する報告書についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 教育総務課長兼学校再編担当）それでは，令和３年度の教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価結果に関する報告書についてご報告をさせていただきます。なお，点検評価をする事業内容といたしましては，令和２年度分を対象としております。 ページをおめくりいただいて，２ページ下段をご覧ください。この報告書につきましては，地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条に規定されておりまして，教育行政事務の管理及び執行の状況につきまして，点検，また評価を行い，その結果に関する報告書を議会に提出するとともに，公表することが義務づけられております。 ５ページをご覧いただきたいと思います。この点検・評価では，石岡ゆめ創生プランに掲げる教育に関する８つの基本施策，19の事業を対象としてございます。この19の事業につきまして，各担当で事務事業分析シートにより自己点検の評価を行いまして，その結果につきまして，教育委員会で委嘱をしております２名の石岡市教育事務点検・評価委員とのヒアリングを実施いたしまして，ご意見等をいただいております。 各事業に対する点検・評価委員からの意見につきましては，６ページから24ページ，それぞれの下段に記載をされておりまして，25ページから32ページでは，昨年度に点検・評価委員からいただいた各事業の意見と，いただいた意見を踏まえた本年度の取組状況について記載しております。 ４ページ下段にお戻りいただきたいと思いますが，こちらで，各事業の見直しを継続して行うこと，また，点検及び評価やいただいた意見などを精査しまして，必要に応じた予算の確保，団体などへの支援及び予算額の適正な配分に努めることなどの総括的なご意見をいただいております。 本報告書につきましては，本日，本委員会でご報告した後に，議会へ提出させていただく予定となってございます。 報告は以上でございます。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等ございませんか。 菱沼委員）ただいまご説明いただきました，令和３年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価結果に関する報告書ということで，令和２年度の対象ということで，今報告ございました。 この中で，毎回述べておりますけども，部長，教育長のですね，見解を求めたいと思います。 教育部長）教育委員会の所管事務は，学校教育から，公民館活動が代表される社会教育，そして生涯学習，スポーツ，文化芸術の振興と，広範囲に及んでおります。そのため，数多くの事業を持っておりますが，評価委員の方々には丁寧に内容を点検してもらったというように感じてございます。 意見では，継続して取り組んでもらいたいと，おおむね良好との評価をいただいてるものもございますが，中には，組織内のですね，連携の強化，情報発信不足，それから，さらなる事業の充実などのご指摘もございます。今回の意見，評価をですね，今後の事務事業に生かしてまいりたいというふうに思っております。 以上です。 教育長）お答えをいたします。 石岡ゆめ創生プランで掲げました政策目標を達成するための教育委員会所管の各種事業につきまして，自己目標とともに，石岡市教育事務点検・評価委員の方々からご意見をいただきましたことは，職員が日々の事務への課題を発見することができ，また，組織全体の質の向上につながるものであり，また，これはつなげていかなければならないというふうに考えてございます。 自己評価の内容等を見てまいりますと，達成度がほぼ目標に達成しているものもあれば，コロナ禍等様々な影響がございまして達成できなかった事業等もございます。こういった内容につきましても，その達成度の何パーセントという評価指数だけで物事を判断するのではなくて，その内容，また，その方法や手法をどうしてきたか，そういったことを幅広く私たちは分析・評価をして，改善思考をもって発展させていかなければなりません。評価委員の方々からいただきました貴重なご意見，ご提言を一つ一つしっかりと受け止めて，今年度の事業の充実にさらに努めてまいりたいというふうに考えてございます。 今後も市民や児童生徒たちのために，この評価結果を次期の行動計画に結びつけて，各事業の進行管理，また，それをしっかりとマネジメントしていくことで，教育行政の推進，充実を図ってまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 菱沼委員）今，部長，教育長のほうから答弁いただきまして，ありがとうございます。 そういう中で，私も常に思うことは，やっぱりこの毎回毎回の報告書，きちんとしたものが精査されて出てきております。私も一読させていただきました。内容も，先ほど部長，また，教育長のほうからもありましたけど，達成できてる部分，達成できてない部分とよく精査をしていただいて，やっぱり次年度に引き継いでいくというかですね，前回の部分を，どのような部分で駄目だった部分をこういうふうに改善して，よりいいものにしていくか，常にこのＰＤＣＡサイクルということでね，マネジメントされてると思いますけども，より一層の充実強化に向けて頑張っていただきたいと思いますので，よろしくお願い申し上げます。 以上です。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，旧学校施設及び旧幼稚園施設の利活用についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 教育総務課長兼学校再編担当）それでは，旧学校施設及び旧幼稚園施設の利活用についてご説明を申し上げます。 学校や幼稚園としての用途を終えた施設の利活用につきまして，教育財産の整理を進めるため，教育委員会内及び市長部局に利活用の希望調査を実施しました。結果としましては，旧有明中学校及び旧城南中学校におきましては，現存している体育施設，また，校舎の利活用について希望がございましたが，旧高浜幼稚園や旧東幼稚園につきましては，園舎は現存しているものの，耐震補強がなされていないなどの理由もあり，希望する部署はございませんでした。 この内容を基に，希望した担当部署及び関係部署と協議を進めまして，副市長を本部長としまして各部長級で構成されております石岡市公共施設等総合管理計画推進本部において，部局横断的に情報を共有いたしまして，今後の利活用の方針について理解を得たところでございます。 今回，利活用希望調査を行った４施設の現状については，別紙に詳細を記載しているところでございますが，利活用をしていく上では，管理，修繕，または運用のコスト，そういったものの確保や，設置管理条例の制定などが必要になると考えられます。また，今後学校の統合再編が計画に沿って進んでいった場合，役目を終える施設が多数発生することも想定されますので，当初の役目を終えた施設についての利活用など，整理につきましては，優先事項として進めてまいりたいと考えております。 最後になりますが，希望調査や協議を経て，下段にありますように今後の利活用方針等をまとめさせていただきました。旧有明中学校につきましては，スポーツ施設としての利活用を推進していきます。旧城南中学校については，校舎及びスポーツ施設について，教育財産としての利活用を教育委員会内で検討して推進していきます。旧高浜幼稚園については，統合予定である高浜小学校と隣接していることから，今後一体的な利活用の検討を進めてまいります。また，旧東幼稚園については，普通財産として市長部局への所管替えを進めてまいります。 説明は以上となります。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 池田委員）ただいまですね，旧学校施設及び幼稚園施設ということでご説明があったわけです。 旧有明中学校，また，城南中学校につきましても，今後スポーツ施設として利活用を推進する。あるいは，現在でも，市内のスポーツ団体が現に利用しているという状況でございます。 そこでお伺いいたしますが，今の利用状況につきまして，それぞれ数字を示してご説明いただければと思います。 教育総務課長兼学校再編担当）申し訳ございません，手持ちに数字がございませんので，後ほどご回答したいと思います。 池田委員）使用させるに当たって，どのような根拠で貸し出しているのかお伺いいたします。 教育総務課長兼学校再編担当）お答えいたします。 使用をいただいている根拠というところになりますが，こちら，法令規則等を定めているものではございませんが，学校の統合再編を進めた中で，今後在り方が決定されるまでご利用をいただけるようにしてきたというようなことになります。 池田委員）以前からですね，有明中学校にしましても，城南中学校にいたしましてもそうなんですけど，一方では，朝日小学校の体育館につきましては，石岡市朝日スポーツ交流施設条例を設置して，使用料をいただいてるわけですね。でも，有明中学校の体育館にいたしましても，城南中学校の体育館にいたしましても，これらの根拠になる，要は決まりごとがない中で漫然と貸していると。別に貸していることにつきましては，あるいは利用してることにつきましては何ら問題ないと思いますが，一方では条例を制定して使用料までいただいていると。あまりにも整合性が取れてないんじゃないかなっていう気がしてなりません。 今後，小学校の統合に当たりまして，例えば関川小学校の体育館でありますとか，三村小学校の温水プール含めた体育館でありますとか，当然高浜小もそうなんですけども，そういった制度設計をしていただいて，利用料をいただくんであればいただくし，いただかないんであれば，この朝日スポーツ交流施設もあわせて，一元的にやっぱり考えていく必要があるんではないかと思います。 これ，政策的な部分もありますので，教育長もしくは部長にお答えいただきたいと思うんですが，いかがでしょうか。 教育部長）お答えいたします。 有明中学校，城南中学校に関しましては，今，池田委員ご指摘のとおり，使用料をいただいてないという状況でございます。もともと，学校があった場合には，学校開放事業として体育館等を使用していたということで，当然そのときは無料ということでご使用いただいておりました。朝日里山学校につきましては，廃校にはなりましたが，里山学校と同時にですね，指定管理ということで，新しく施設を開設したということで使用料を取ってございます。 合併時の統廃合に関してですね，今まで使えた学校が，廃校によって使えなくなってしまうと，そういうことで，特に地元のですね，住民の方に配慮して，使用料は取らないということで決めさせていただいております。ただ，今委員ご指摘のとおりですね。不公平感というのも確かにあるのかもしれません。学校がなくなったもんで，条例がないということで，使用料を取ってございません。ただ，廃校に関する条例ですね，そういう施設に関する条例を制定すれば，使用料等を徴収することも可能と思ってます。廃校になってからある程度の期間も過ぎておりますので，今後ですね，そのところを内部で検討して，今後の在り方を考えていきたいというふうに思っております。 以上です。 池田委員）やみくもに使用料を取りなさい，取ってくださいっていうような話は私してないわけで，一方では取っていながら一方では取らない，その辺の整理をお願いしたいということなんですね。仮に，本来取るべき使用料を取らないでいるというのは，平たく言えば市の財産を毀損していることにもつながりかねませんので，その辺よく内部で協議をしていただければと思います。 あと，利用状況につきましては，後ほどお知らせいただければ結構です。 以上です。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，南小学校長寿命化改良工事の概要についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長）南小学校長寿命化改良工事について，ご説明申し上げます。 現在の南小学校は，令和６年４月に４校の小学校が統合しまして，今の時代に必要とされる多様な学習形態による活動が可能となる施設に整備する設計を進めてございます。 工事の概要につきましては，別添資料16-3，南小学校長寿命化工事図面をご覧いただきたいと思います。資料１枚目でございますが，こちらの図面に描かれているのが，現在の南小学校の校舎，屋内運動場，グラウンドの配置。資料の上部には，校舎２階，３階の平面図を示してございます。工事の概要でございますが，昭和50年に建築されましたグラウンド側３階建ての管理教室と平成６年に建築されました北側の３階建ての教室棟，及び屋内運動場の長寿命化改良工事を行ってまいります。そのほか，水はけの悪いグラウンドの整備，バスの回転場や教職員の駐車場の外構工事等を行ってまいります。そのほか，校舎を工事している期間に必要となる仮設校舎を設置してまいります。 続いて，工事の工程についてご説明いたします。別添資料２枚目，ページの下にフェーズ１と書かれている資料をご覧いただきたいと思います。令和４年度におきましては，６月議会承認後となりますが，事前の準備工事として，グラウンド側の管理教室と２階のコンピュータ室を特別支援教室へ整備，１階昇降口の整備，給食配膳車の搬入路周辺の整備を行ってまいります。 続きまして，同じ資料３枚目，フェーズ２でございます。事前の工事と並行しまして，グラウンド側に職員駐車場の整備，それに伴う植栽の一部撤去，また，工事箇所の囲いを設置してまいります。 その後の工事につきましては，資料４枚目，フェーズ３でございます。令和４年度におきましては，事前の工事終了後，北側の教室棟とグラウンドの整備を進めてまいります。北側の教室棟の主な工事につきましては，外壁は汚れを落としまして防水型の複層素材を吹きつけての仕上げをしてまいります。校舎の内側につきましては，壁と屋根の断熱化を行いまして，天井には吸音材，壁は合板で仕上げをしてまいります。床につきましては，木製の床のある教室については既存の床をそのまま残しまして，研磨し，仕上げを行ってまいります。Ｐタイル等で仕上げをしている教室や廊下については，新しい素材に更新してまいります。 続きまして，グラウンドの改修工事についてご説明申し上げます。資料につきましては，別添資料16-4，南小学校グラウンド工事図面をご覧いただきたいと思います。工事の工程としましては，現在のグラウンドの整地を行い，透水管を校舎側から低くなるよう配置してまいります。透水管周辺には砕石を敷き詰めまして，その上に砕石を10センチ敷き，また，その上に混合真砂土10センチを敷き詰めて，校舎側から0.6パーセントの勾配を設けまして，仕上げをしてまいります。およそ80パーセントの雨水はグラウンドの表面を流れ，Ｕ字溝に処分されます。およそ残りの20パーセントについては，グラウンド表面から浸透しまして，透水管により排水される設計を行ってございます。 続きまして，先ほどの資料，別添資料16-3にお戻りいただきまして，資料４枚目，フェーズ３を再度ご覧いただきたいと思います。令和４年度におきましては，９月から２月にかけまして，３階建ての仮設校舎，延べ床面積で1,457平方メートルを整備してまいります。設置場所につきましては，北側教室棟の隣に設置してまいります。 続きまして，令和５年度に行う工事でございますが，資料５枚目，フェーズ４をご覧いただきたいと思います。４月から12月にかけて，グラウンド側の管理教室棟と屋内運動場の工事を行ってまいります。管理教室棟につきましては，北側の校舎と同様の工事を進めてまいります。屋内運動場につきましては，床は既存のものを使用し，研磨などを行い，仕上げてまいります。そのほか，屋内運動場の中のトイレ周辺の整備や，避難所にも指定されていることから，スロープを設ける工事等を行ってまいります。７月から12月にかけて，校舎周りとバスの回転場を含む外構工事を進めてまいります。 続きまして，資料でございますが，６枚目，フェーズ５をご覧いただきたいと思います。令和６年１月から３月にかけて，仮設校舎の解体を行ってまいります。その後，令和６年の４月以降となりますが，仮設校舎が建っていた場所周辺の外構工事を行いまして，一連の工事が終了いたします。 続きまして，資料16-1にお戻りいただきたいと思います。工事費について説明いたします。管理教室棟・北側の教室棟の改修に10億8,100万円。体育館の改修に１億4,200万円。グラウンドの整備に8,900万円。事前の準備工事・外構工事・樹木の伐採等に１億6,700万円。仮設校舎の設置から解体まで２億5,000万円。工事費の総額として，今現在でございますが，17億3,000万円程度を見込んでございます。そのほかでございますが，工事監理費として3,200万円。現在検討中でございますが，カーテンの設置，また，引っ越しを２回しなければなりませんので，それらの費用に2,000万円程度を見込んでいるところでございます。 続きまして，財源でございますが，学校施設環境改善交付金，補助の単価の上限は設けられておりますが，補助金に該当する工事は補助率が２分の１，グラウンドの整備につきましては，補助率が３分の１となってございます。補助金額としては，４億2,000万円を見込んでございます。市負担としては，13億900万円となってございます。 続きまして，工事費増の主な要因でございますが，当初，仮設校舎を除き，工事費で10億円程度を見込んでいたところですが，実際に設計を進めたところ，建築資材等の高騰による物価上昇分として１億9,600万円。エレベーター設置に伴う増築分として1,800万円。グラウンドの整備，時計・ポール・スピーカーを設置することとして2,400万円。アスベストの処分費として4,500万円など，調査により判明した増加分として，３億6,800万円。また，市の要望による増加分として，教室等の周辺整備に4,500万円。エアコンは，特別教室等を含む全室に整備することとして，3,100万円。２階の渡り廊下に内部化をすることによる増額として，2,000万円。１億5,800万円の工事費等の増加がございました。 そのほかでございますが，設計を進めるに当たりましては，建物も含め，敷地内のできる限りのバリアフリー化を進めているところでございます。エレベーターを設置することによりまして，足に障がいのある児童は，全ての教室にアクセスできるように設計をしてございます。また，屋内運動場は避難所にも指定されておりますので，車椅子で建物に入るよう，スロープを設ける設計を進めております。また，環境に考慮した施設の整備を進めてまいります。太陽光発電，太陽光パネル20キロワットを設け，モニターを児童が見れるように，施設面からの環境教育を推進してまいります。また，校舎の屋根や外壁に断熱材を設ける，照明のＬＥＤ化，自然換気をしやすくするなど，年間のエネルギー使用量を30パーセントの削減を目指す設計を行っております。 工事費としては，当初予定していたより大幅に増額となっているところではございますが，４校の小学校の統合による児童数の増加，省エネルギー化やライフサイクルコストの低減，多様な学習形態による環境の整備，現代の社会的要請に応じた施設整備を進めてまいりたいと考えておりますので，どうぞよろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，小中学校統合再編計画の進捗状況についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長）小中学校統合再編計画の進捗状況について，ご説明申し上げます。 資料（１）の高浜・三村・関川・南小の枠組みにつきましては，５月の27日に専門部会が立ち上がりまして，令和６年４月の統合に向けて，学校名やスクールバスなどの具体的な協議を進めているところでございます。（２）の北小・府中小，（３）の葦穂小・吉生小・柿岡小の枠組みにつきましては，保護者・地域住民を対象とした説明会を開催してまいりました。資料右側の括弧の数字につきましては，説明会の参加者数となってございます。また，説明会においていただいた主な意見について記載させていただきました。（４）の瓦会小・恋瀬小の枠組みにつきましては，保護者を対象とした説明会まで開催してございます。 今後の予定でございますが，高浜・三村・関川・南小の枠組みにつきましては，引き続き専門部会において，統合に向けた協議が進められます。瓦会小・恋瀬小につきましては，12月22日と23日で地域説明会を開催してまいります。資料記載の３つの枠組みの統合につきましては，令和４年３月までに，統合検討委員会の立ち上げを目指してまいります。 以上です。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，石岡市通学路交通安全プログラムについてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長）石岡市交通安全プログラムについてご報告いたします。 初めに，学校から教育委員会へ報告があった，登下校時における事故報告件数につきましては，表のとおりとなってございます。昨年度，中学生の事故件数が増加してございます。15件の事故報告のうち，自転車を運転中の事故が14件と，大半を占めております。内容としては，電柱に衝突，また，縁石に乗り上げての自爆が４件，車との接触が10件，その他の事故が１件ございました。今年度でございますけれども，11月末現在で，小中学校からの事故報告件数は５件となっております。昨年と比較すると減少傾向でございますが，減っている理由としては，本年度については，新入生に対して学校で交通安全指導が十分行われたことが主な要因ではないかと報告をいただいてございます。昨年度は分散登校という状況でございましたので，今年はできたということで報告をいただいてございます。 続きまして，石岡市通学路安全推進会議の開催状況，内容についてご説明いたします。本年度につきましては，10月の22日に第１回目の推進会議を開催しております。推進会議において，こちら，別添の資料18-2となってございますが，石岡市内通学路整備道路一覧（交通安全プログラム）に登載されている通学路に係る対策の進捗状況について，関係機関から報告をいただきました。こちら，一覧に記載されている通学路につきましては，推進会議において，継続して対策を実施していく必要性があると判断された通学路となってございます。進捗状況につきましては，資料記載のとおりとなってございます。 続きまして，一番最初の資料２枚目，②につきましては，本年度に入りまして，小中学校に通学路の危険箇所についての調査を行いました。調査の結果が，昨年と同様ですが，学校から113か所の危険箇所の報告がありました。それらについては，10月22日に開催した推進会議において，危険箇所についての認識の共有をいたしました。 続きまして，③でございますが，今年に入りまして，地区，また，学校のＰＴＡから，通学路の安全対策について，要望が７件ございました。また，それらについての情報の共有を行ってございます。それら要望につきましては，別添資料の18-4でございます。 続きまして，④，今年の６月に，千葉県におきまして下校中の児童の列にトラックが突っ込むという事件がございました。通学路における交通安全をより一層確保するため，下記の３つの観点も踏まえた関係機関との合同点検を実施し，安全対策を講じるよう，国からも要請がございました。当市におきましては，学校から報告のあった113か所の危険箇所のうち，これら３つの観点に焦点を当てまして，32件抽出し，情報の共有を行いました。それら32件につきましては，別添資料18-5から18-7に示した箇所となってございます。これらの危険箇所の対策については，第２回目の推進会議を令和４年の１月から２月に計画していることから，関係機関からどのような対策が取れるか意見交換を行ってまいります。 そのほか，推進会議においては，本年度において３か所現地視察を行いました。現地視察後，対策について協議を行いまして，八郷中学校の北門については交通安全プログラムに登載し，引き続き関係機関において対策を実施していくこととなりました。 最後に，第２回目の推進会議を，来年１月から２月に本庁舎で予定してございます。第２回目の会議においては，石岡地区の危険箇所について現地視察を行ってまいります。また，先ほど説明した32か所の危険箇所について，対策の協議を行ってまいります。 以上で報告を終わりにいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いをいたします。 ご質問等はございませんか。 勝村委員）ご説明ありがとうございました。 まず，市内の交通危険箇所ですね。こちらが113か所に上るということでありますけれども，これ以外にも，多分危険な箇所はあるのかなと思ってます。例年，毎年のようにですね，危険箇所解消については，安全対策の要望が上がってきていると思います。特に，ＰＴＡ関係の方々からは上がってきてると思うんですね。昨今，昨日のニュースでも報じられておりましたけれども，小学生の児童の登下校時に乗用車が突っ込んだというような事件，事故が起きております。 私思うんですけれども，この113か所の調べた地点について，該当する32か所については関係機関との協議を行いますということなんですが，毎年そういう状態で進んでいると思うんですが，協議をしていただけるのはもうもちろんのことなんですが，その先に進んでいかないと解決しないわけですよね。実際に何年も，あるいは何十年も要望しているのに一向に進まない，その安全対策が。ここは危ないんだよというところ，そちらが解消されていないわけなんですよね。で，協議だけ進めても，実行に移されてない。これはどういうことなのか。まあ，予算の観点からできないと言われてしまえばそれまでなんですが，やっぱり学校の児童関係の交通安全ですから，そちらはやっぱり道路建設課，あるいは横断的に部内等でも協議していただいて，早く進めるのが本当なのかなと思っておるんですが，その辺の見解をお伺いします。 教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長）ご指摘のとおり，要望しても通学路の危険箇所がなかなか改善されないという報告もいただいてございます。様々な要因，例えば横断歩道である場合には，車の交通量，信号も同様な理由ですが交通量であるとか，例えば県道につきましては，その用地買収等に時間を要しているなどの報告をいただき，なかなか進んでいない状況の報告も，推進会議においていただいているところでございます。 教育委員会事務局といたしましては，そういった危険箇所が早く改善されるよう，警察，それから県の道路管理課，市の道路管理課などと意見を共有しながら，力を合わせて危険箇所の解消に努めてまいりたいと考えてございます。 勝村委員）ありがとうございます。 ぜひともですね，努力していただきたいと思うんですが，それでは，危険箇所を要望しているわけなんですけども，最近，直近で解消された事例というのはございますか。場所等を。 教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長）八郷中学校北門付近でございますが，危険を知らせる看板等の設置を，市の道路担当課により，工事といいますか，設置をしているのが直近のところでございます。 勝村委員）看板を設置しただけでは解消にはならないと思うんですよね。ぜひともですね，今後，危険箇所が分かっているんですから，そこを改善していただくというのを積極的に進めていただきたいと思います。分かっているだけではしょうがないんでね。どうぞよろしくお願いします。 以上です。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。 関口委員）この資料のですね，18-7ですか。これ見ましたら，私の住まいの近くなんですけど，私もここは学校通った通学路でありまして，大変いろいろ地元でもですね，このカーブはちょっと，子どもたちが本当に車に接触するような狭隘なところでありまして，そういう話を地元の方，ＰＴＡの方，皆さんでお話をしまして，この塀のあるお宅に話をしたところですね，協力しますよという話がありまして，私は進んでるのかなと思ったんですよ。そういった場合ですね，道路建設課とよく相談しまして，できるところから先に予算をつけてですね，早急に対応していただきたいと思うんですよ。これは，もう地区としてはいろいろ，大型通行制限したり30キロに制限頼んだりしていろいろやってるんですけど，このカーブはちょっと危険だということで，地元でも要望してますし。 水路，側溝の蓋をまず整備してですね，この塀のあるお宅のほうを少し用地を提供していただいて，子どもたちがね，安全確保できるようにしていただきたいと思います。よく調査はしてるのかなと思うんですけど，地元ではそういう話になってますんで，ぜひ進めていただきたいと思います。 よろしくお願いします。 櫻井委員長）質問でいいですか。 関口委員）答弁できますか。 教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長）林の付近でございます。 道路が狭くて塀があるという，また，見やすくないというところでございますが，道路建設課と連携して進めてまいりたいと思います。 関口委員）早急に進めていただきたい。こういう提供してくれる場所があるうちにやらないと，代が変わってまたちょっと，知らないよとなっては困っちゃうんでね。できるときにぜひお願いします。 以上です。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。 池田委員）別添資料２，通学に係る要望書の中の３番ですね。これ，私もここ地元ということもあって，幾つか問合せも受けた件がございますので，ご質問を兼ねて申し上げますけども，県の事業によって，グリーンベルトが路側帯に設けられました。このグリーンベルト，私も当初分からなかったもんですから調べたところ，道路交通法に規定されているような根拠はないものの，道路に緑色の線を引くことによって，道幅を狭く，ドライバーに知らせて徐行させたりとか，あるいは通学路を意識づけさせるとか，そういった期待が，あるいは効果が望めるというようなことですけども，実は地元の方も，一体あの緑の線は何なんだっていう程度なんですよ，実は。 ですので，せっかく設置していただいたので，それは地元の周知ももちろんですけど，あるいは学校とかそこを使う生徒児童であるとか，そういった方々にやはり啓発とともに，あれは歩道の代わりになると思いますので，その辺の周知徹底をぜひお願いしたいなと思います。本当に，グリーンベルトっていう名称そのものも含めまして，実は周知されてない現実がございますので，その点，要望として申し上げておきたいと思います。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，令和４年成人式についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 教育委員会事務局参事兼生涯学習課長）生涯学習課からは，令和４年の成人式の実施につきましてご報告申し上げます。 現在，新型コロナウイルス感染症は少人数で推移している状況でございますが，依然終息には至っておりません。生涯学習課では，新成人による実行委員会を設けまして，昨年に引き続き実施する方向で委員の皆様と協議をしているところでございます。その結果，期日を令和４年１月９日の日曜日に，会場を前回同様石岡運動公園といたしました。当日は，卒業中学校ごとに２部制を取り，式典時間を短縮し，マスクの着用や抗原検査の実施，体調管理表の提出，受付時の消毒等，感染対策を徹底し実施していくことで決定したところでございます。また，卒業中学校ごとの集合写真でございますが，感染状況が見通せないこともございまして，前回同様に集合写真としては撮影を行わず，成人式中の新成人の様子を私どもの委嘱したカメラマンが撮影をいたしまして，後日ＣＤにまとめて，新成人の参加者様のほうに配布をする予定でございます。 今後も成人式実施に向けまして，感染拡大状況等を注視しつつ，準備を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。よろしくお願いします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 続きまして，複合文化施設における図書館の整備方針についてを議題といたします。 本件について，執行部から説明を求めます。 教育委員会事務局参事兼生涯学習課長）複合文化施設における図書館の整備方針につきまして，ご説明申し上げます。 図書館は，市民が日常的に図書に親しみ，図書をテーマに多様な活動が育まれる場所として，利用スタイルに合わせ，多彩なゾーンと新しい機能を持つ図書館を整備したいと考えてございます。年代，指向，ライフスタイルなど，利用が分断されることのないよう，こども図書館を含めまして，子どもや親子連れが利用できるエリア，また，青少年が利用できる空間，そして一般の利用者の利用できる空間と，配置計画に工夫をしまして，その中でうまく混在させることによりまして，誰もに開かれた空間として市民に愛される場を目指してまいりたいと考えております。 この新しい図書館では，石岡の歴史・文化の触れ合いを高め，郷土について生涯にわたり学び親しめる場として，蔵書に関しては可能な限り開架式を採用し，また，自動貸出し機の導入，電子書籍や電子ジャーナルといった電子図書なども順次取り入れていくこと，また，ＩＴネットワークの利用が市民の日常生活に溶け込んでいく時代に対応し，子どもや若者も気軽に図書に親しめる空間を目指してまいりたいと考えております。 この方針の下，詳細について今後引き続き検討してまいりますが，全体の計画の中でも当然調整・検討等も行うことから，変更等が必要となった場合には，その都度，当委員会へ進捗も含めましてご報告を申し上げてまいりたいと考えております。 以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 櫻井委員長）以上で説明は終わりました。 ただいまの件について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。 ご質問等ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。 次に，その他の件といたしまして，何かご発言等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ないようですので，その他の件を終結いたします。 次に，閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。 当委員会において，閉会中もなお継続して調査を行うため，石岡市議会委員会条例第36条の規定により，お手元に配付いたしました案文に示す事件・事由について，閉会中の継続調査を申し出たいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 以上で，本日の文教厚生委員会を閉会いたします。 | ||||||||||||
