〒315-8640
茨城県石岡市石岡一丁目1番地1
Tel 0299(23)5600

gikai@city.ishioka.lg.jp



令和3年度 文教厚生委員会

 第12回委員会 (3月11日)
出席委員 櫻井茂委員長,菱沼和幸委員,池田正文委員,関口忠男委員,勝村孝行委員
市執行部 【副市長】
副市長(田所和弘)
【保健福祉部】
部長(金井悟),次長兼福祉事務所長兼新型コロナワクチン対策担当(今橋輝雄),参事地域医療担当(谷村祐樹),社会福祉課長(桜井信康),高齢福祉課長(桒原久美子),こども福祉課長(塚本聡明),健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当(武井理江子),健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当(原有平),健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長(飯田昭憲)
【教育委員会事務局】
教育長(児島裕治),教育部長(豊崎康弘),次長(吉澤房江),参事学校再編担当兼学校教育担当(朝賀隆行),参事兼生涯学習課長(宮部善仁),教育総務課長兼学校再編担当(小沼努),教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長(小河原修),教育総務課指導室長兼学校再編担当(須加野征博),文化振興課長(原田和宣),中央公民館長(吉田昌司),学校給食課長兼石岡給食センター所長(小川崇晴),スポーツ振興課長補佐(山田和幸)
議会事務局 庶務議事課主任(大川知道)

櫻井委員長)ただいまから,文教厚生委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に,本日の審査に当たり説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお,議事進行に合わせて説明員の入れ替えを行いますので,よろしくお願いいたします。
 これより議事に入ります。
 初めに,議案第33号の撤回の件を議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。
 なお,あらかじめ申し上げますが,本件については説明のみで,質疑はございませんので,よろしくお願いをいたします。

副市長)今期定例会に提案をいたしました,議案第33号の石岡市児童厚生施設条例の一部を改正する条例を制定することについてにつきましては,本会議での質疑,また,利用者の方々の声を重く受け止めまして,本議案を取下げをいたしたく,よろしくお願いを申し上げます。
 今後,児童館の在り方につきましては,議員の皆様や市民の方々の声を十分にお聞きする機会を設けまして,市民の皆様にとりまして最もよいと思われる方向性を見いだしてまいりたいと考えておりますので,よろしくお願い申し上げます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。

〔「委員長」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)暫時休憩いたします。

-休憩-

櫻井委員長)再開いたします。

池田委員)先ほど冒頭,委員長から質疑については制止を受けましたので,質疑は控えます。
 私からは意見として申し述べておきたいと思いますが,執行部の今回の対応は,議案の提出権については執行部にあるとはいえ,議案質疑を行い,討論も3名の議員から通告がなされていた中で,直前になって取下げという行為については,議会軽視と言わざるを得ない行為だと思います。
 今後ですね,このようなことが常態化するようなことであれば,本当に執行部と議会の関係そのものが崩れていく,そういったことも危惧するわけでございますので,今後こういったことはないよう,私としては意見として申し述べておきたいと思います。
 以上でございます。

櫻井委員長)では,続けたいと思います。
 本議案については,当委員会が3月4日に審査付託を受け,本日の委員会において審査をすることになっていたわけでありますが,お手元に配付いたしました文書のとおり,3月9日付で市長から撤回したい旨の申し出がございました。
 委員会に付託中の議案を撤回する場合には,委員会においてその許否を図ることとなります。したがいまして,これより議案第33号の撤回の件について,当委員会としてその許否を決したいと思います。
 お諮りいたします。
 議案第33号の撤回の件については,市長からの申し出のとおり,撤回を承認することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

-休憩-

櫻井委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ここで,議事進行に合わせて説明員の入れ替えを行いましたので,ご報告いたします。
 次に,議案第15号令和3年度石岡市一般会計補正予算(第12号)のうち文教厚生委員会の所管に係る部分,議案第18号令和3年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)及び議案第19号令和3年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)の計3件を一括して議題といたします。
 本案について,執行部から説明を求めます。
 なお,本案の説明の順番は,保健福祉部所管,教育委員会事務局所管の順でお願いをいたします。

社会福祉課長)議案第15号令和3年度石岡市一般会計補正予算(第12号)における,社会福祉課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 初めに,歳出でございます。補正予算書42ページ,43ページ,1段目の1行目をご覧ください。款2総務費,項1総務管理費,目11諸費,節22償還金利子及び割引料の過誤納還付金における障害者医療費負担金返還金663万3,000円,生活保護費等国庫負担金返還金8,409万6,000円,生活困窮者自立相談支援事業費負担金返還金196万2,000円の増額補正でございます。内容につきましては,令和2年度における国庫負担金の精算による国への返還金でございます。
 次に,同じページ,最下段をご覧ください。款3民生費,項1社会福祉費,目1社会福祉総務費における障害者福祉施設等従事者商品券配布事業,商品券660万円,印刷機器用品費1万円,郵便料52万6,000円の減額補正につきましては,商品券配布事業が完了いたしましたので,不用額を減額するものでございます。
 続きまして,44ページ,45ページ,1段目の5行目をご覧ください。目9障害者福祉費,節19扶助費の障害者自立支援給付事業における高額障害福祉サービス費46万円,障害児通所給付費2,690万円,障害児相談支援給付費180万円,相談支援給付費400万円,介護・訓練等給付費7,700万円,及びその下の障害者地域生活支援事業における日中一時支援事業委託料100万円の増額補正でございますが,理由といたしまして,12月までの実績において利用件数が増加しており,年間を通して増加が見込まれるためでございます。
 次に,46ページ,47ページをご覧ください。2段目の1行目,款4衛生費,項1保健衛生費,目1保健衛生総務費,節19扶助費の精神難病福祉対策事業における難病(特定疾患)患者福祉見舞金90万円の増額補正でございますが,12月までの実績において利用件数が増加しており,増加が見込まれるためでございます。
 次に,ページ飛びまして62ページ,63ページの3段目の9行目をご覧ください。款13諸支出金,項1基金費,目17たんぽぽ基金費,節24積立金のたんぽぽ基金積立金200万円でございますが,匿名の方からの寄附金200万円を生活困窮者に対する生活支援等の費用に充てるため,基金として積み立てるものでございます。
 次に,歳入でございます。ページ戻りまして,32ページ,33ページをご覧ください。1段目の款15国庫支出金,項1国庫負担金,目1民生費国庫負担金,節1社会福祉費負担金の障害者自立支援給付費負担金[1/2]4,073万円,障害児入所給付費等負担金[1/2]1,435万円の増額につきましては,歳出の高額障害者福祉サービス費,障害児通所給付費,障害児相談支援給付費,相談支援給付費,介護訓練等給付費の増額に伴い,国庫負担金を補正するものでございます。
 次に,2段目の2行目,款15国庫支出金,項2国庫補助金,目2民生費国庫補助金,節1社会福祉費補助金の障害者地域生活支援事業費等補助金[1/2]50万円の増額につきましては,歳出の日中一時支援事業委託料の増額に伴い,国庫補助金を補正するものでございます。
 次に,ページ一番下の段をご覧ください。款16県支出金,項1県負担金,目1民生費県負担金,節1社会福祉費負担金の障害者自立支援給付費負担金[1/4]2,036万5,000円,次のページの障害者入所給付費等負担金[1/4]717万5,000円の増額につきましては,歳出の高額障害者福祉サービス費,障害児通所給付費,障害児相談支援給付費,相談支援給付費,介護訓練等給付費の増額に伴い,県負担金を補正するものでございます。
 次に,2段目の2行目,款16県支出金,項2県補助金,目2民生費県補助金,節1社会福祉費補助金の障害者地域生活支援事業費等補助金[1/4]25万円の増額につきましては,歳出の日中一時支援事業委託料の増額に伴い,県補助金を補正するものでございます。
 次に,36ページ,37ページをご覧ください。款18寄附金,項1寄附金,目3民生費寄附金,節1社会福祉費寄附金の200万円につきましては,令和3年12月に匿名の方から頂きました寄附金を補正するものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

高齢福祉課長)私からは,高齢福祉課所管分についてご説明申し上げます。一般会計,介護保険特別会計,介護サービス事業特別会計についてご説明いたします。
 初めに,一般会計の歳出についてご説明いたします。補正予算書42,43ページをお開き願います。ページ下段の款3民生費,項1社会福祉費,目1社会福祉総務費,右側の説明欄,福祉バス維持管理経費の減額につきましては,福祉バス運転業務委託料の入札差金分128万2,000円を減額補正するものでございます。
 次に,44,45ページをご覧ください。ページ上段の目3老人福祉費,右側の説明欄,高齢者福祉センター運営費負担金の減額につきましては,令和3年度新治地方広域事務組合施設解体等負担金(民生分)が決定したことに伴い,差額分255万円を減額補正するものでございます。
 特別会計繰出金の減額については,各特別会計繰入金の減額補正によるものでございます。介護保険特別会計介護給付費繰出金につきましては,介護保険特別会計歳出における保険給付費の8億9,934万円の減額補正に伴い,市が負担する12.5パーセント分,1億1,241万8,000円を減額補正するものでございます。介護保険特別会計職員給与費等繰出金につきましては,介護保険特別会計歳出における総務費の400万3,000円の減額補正に伴うものでございます。介護サービス事業特別会計繰出金につきましては,介護サービス事業特別会計における特別養護老人ホームのぞみの介護用ベッド等に係る入札差金179万4,000円の減額補正を行うものでございます。介護保険特別会計介護保険料低所得者軽減事業費繰出金277万9,000円の減額につきましては,低所得者に対する介護保険料の軽減を行った際に軽減した分を,国2分の1,県4分の1,市4分の1を介護保険特別会計に繰り出すもので,国・県において交付決定されたことに伴い減額補正するものでございます。介護保険特別会計(介護予防・日常生活支援総合事業)繰出金につきましては,介護保険特別会計歳出における地域支援事業費の2,098万3,000円の減額補正に伴い,市が負担する12.5パーセント分,262万2,000円を減額補正するものでございます。
 次に,下の段,高齢者福祉施設等従事者商品券配布事業2,411万9,000円の減額につきましては,今年度,新型コロナウイルス感染症流行下において,高齢者福祉施設等に従事する者に対し感謝と慰労の意を表するとともに,地域経済の活性化に寄与するため,石岡市プレミアム付商品券を補正した事業であり,医療機関等従事者と重複して従事していた対象者がいたことによる施設からの申請件数の減や,希望する施設に対し直接商品券を持参したことに伴う郵便料の減が主な理由でございます。
 次に,目8ふれあいの里費,右側の説明欄,施設維持管理経費の減額につきましては,水道料133万円,施設休日・夜間管理業務委託料117万円,ふれあいの里管理委託料121万円の減額につきましては,新型コロナ感染症拡大に伴う臨時休館及び時間短縮により,それぞれ水道使用料,夜間管理業務,清掃業務及び受付業務等が減少したことに伴い,減額補正するものです。施設清掃・管理・保守保安委託料306万円の減額につきましては,入札等差金により減額補正するものです。
 続きまして,補正予算書32,33ページをお開き願います。一般会計の歳入についてご説明いたします。ページ一番上の段,款15国庫支出金,項1国庫負担金,目1民生費国庫負担金,右側の説明欄,介護保険料低所得者軽減事業費負担金139万円の減額でございますが,先ほど歳出でご説明させていただきました介護保険料低所得者軽減事業費繰出金の財源となる国庫負担金であり,交付決定されたことに伴いまして減額補正するものでございます。
 ページ下段をご覧ください。款16県支出金,項1県負担金,目1民生費県負担金,右側の説明欄,介護保険料低所得者軽減事業費負担金69万5,000円の減額でございますが,先ほど歳出でご説明させていただきました介護保険料低所得者軽減事業費繰出金の財源となる県負担金であり,国と同様に交付決定されたことに伴いまして減額補正するものでございます。
 補正予算書36,37ページをお開き願います。中段の款19繰入金,項1特別会計繰入金,目3介護サービス事業特別会計繰入金につきましては,介護予防支援サービス費収入増に伴い増額補正するものでございます。
 続きまして,補正予算書の4ページをご覧ください。第2表,繰越明許費補正についてご説明いたします。2段目,款3民生費,項1社会福祉費,事業名,施設維持管理経費41万8,000円でございます。内容につきましては,ふれあいの里石岡ひまわりの館内にありますレストランの業務用冷凍庫を購入する備品購入費でございます。新型コロナウイルス感染症の影響により,冷凍庫を製造するために必要な部品について,海外からの調達に時間がかかり,納入に遅れが出たため,既存の冷凍庫の処分に時間を要するための繰越しをするものでございます。令和3年9月17日に契約を締結しましたが,新型コロナウイルス感染症の影響により,海外の部品製造元の工場が一時ストップし製造に遅れが生じたため,冷凍庫の納入にも遅れが生じました。冷凍庫は令和4年2月16日に納入されましたが,既存の冷凍庫の処分完了までに2か月程度かかることから,処分完了時期が令和4年4月となるため,繰越しを行うこととなりました。
 次に,議案第18号令和3年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。補正予算書15,16ページをご覧ください。補正予算につきましては,予算の総額に歳入歳出それぞれ7億8,600万円を減額し,予算総額を歳入歳出それぞれ74億4,421万5,000円とするものでございます。内容につきましては,事項別明細書でご説明いたします。
 歳出から先にご説明いたします。補正予算書96,97ページをご覧ください。ページ一番上の段,款1総務費,項3介護認定審査会費,目1認定審査会費,説明欄の介護認定審査会委員報酬210万円及び手数料137万5,000円,及び次の段,目2認定調査費,説明欄の訪問調査委託料52万8,000円につきましては,新型コロナ感染症の影響により,臨時的な取扱いとして,令和2年4月7日付事務連絡にて,面会が困難な場合においては介護認定及び要支援認定の有効期間を1年まで延長することができることとなっており,この臨時的な取扱いにより延長となった対象者が令和4年1月末時点で前年度の倍となっていることから,認定審査会開催数,主治医意見書作成件数,訪問調査委託件数が見込みを下回ったため,減額補正するものでございます。
 続きまして下の段,款2保険給付費,項1介護サービス等諸費,目1居宅介護サービス給付費,目2地域密着型介護サービス給付費,目3施設介護サービス給付費につきましては,各介護保険給付費における本年度の執行見込み額を精査した結果,減額が見込まれることから減額補正するものでございます。内訳でございますが,居宅介護サービス給付費を3億5,000万円,地域密着型介護サービス給付費を2億円,施設介護サービス給付費を3億円減額するものでございます。要介護の認定者数が見込みを下回ったため,それぞれのサービス経費が減少したため減額補正するものでございます。
 次の段,款2保険給付費,項2介護予防サービス等諸費,目5介護予防サービス計画給付費60万円の増につきましては,先ほど説明で要介護認定者数は見込みを下回ったとご説明させていただきましたが,要支援の認定者数は見込みよりも増加しており,介護予防サービスの利用者の増加に伴い,介護予防サービス計画を作成した費用に対して支払う介護予防サービス計画給付費において不足が見込まれることから,増額補正をするものでございます。
 次の段,款2保険給付費,項4高額介護サービス等費,目2高額介護予防サービス費の6万円の増につきましては,前の段,介護予防サービス計画給付費と同様に,介護予防サービスの増加に伴い高額介護予防サービス費も増加しているため,増額補正を行うものでございます。
 次の段,款2保険給付費,項6特定入所者介護サービス等費,目1特定入所者介護サービス費の5,000万円の減につきましては,特定入所者介護サービス費は,介護保険施設入所者等の人で所得や資産が一定以下の方に対して,自己負担限度額を超えた居住費と食費を介護保険から支給するもので,令和3年8月の介護保険制度の改正により,8月サービス分から介護保険施設及びショートステイを利用する方の食費・居住費の自己負担額が増加したことに伴い,給付費が減少したため,減額補正を行うものでございます。
 補正予算書98,99ページをご覧ください。ページ上段の款3地域支援事業費,項1介護予防・日常生活支援総合事業費,目1介護予防・日常生活支援サービス事業費,右側の説明欄,訪問型サービス事業381万2,000円,通所型サービス事業1,464万9,000円の減額,及び下の段,目2介護予防ケアマネジメント事業費,右側の説明欄,総合事業ケアプラン作成委託料252万2,000円の減額につきましては,新型コロナウイルス感染症の影響により総合事業の利用を控えた方がいたことや,自宅で過ごす時間が増えたことに伴い,総合事業以外の介護予防サービスも必要となった方が増えております。そのため,本年度の執行見込みを精査した結果,訪問型サービス費,通所型サービス費,総合事業ケアプランにおいて減額が見込まれることから,それぞれ減額補正を行うものでございます。
 下の段,款4基金積立金,項1基金積立金,目1介護給付費支払準備基金積立金につきましては,先ほどご説明いたしました保険給付費の減額に伴い,7,780万8,000円を増額補正するものでございます。
 続きまして下の段,款6諸支出金,項1償還金及び還付加算金,目3償還金につきましては,過年度分の介護給付費に係る国庫・県交付金の精算に伴い,返還する必要が生じたことから,介護給付費国庫負担金返還金2,676万円,介護保険災害臨時特例補助金返還金7,000円,地域支援事業国庫交付金返還金1,061万6,000円,地域支援事業県費交付金返還金618万4,000円,介護給付費県費負担金返還金1,695万1,000円をそれぞれ補正するものでございます。
 続きまして,補正予算書92,93ページをご覧ください。介護保険特別会計の歳入についてご説明いたします。ページ一番上の段,款3国庫支出金,項1国庫負担金,目1介護給付費負担金1億6,486万8,000円の減につきましては,先ほど歳出で説明いたしました保険給付費8億9,934万円の減額補正に対し,居宅系給付費用負担率20パーセント,施設系給付費用負担率15パーセント分を減額補正するものでございます。
 次の段,款3国庫支出金,項2国庫補助金,目1調整交付金4,254万円の減につきましても,歳出の保険給付費の減額に伴い,負担率4.73パーセント分を減額補正するものでございます。目2介護予防・日常生活支援総合事業交付金524万5,000円の減につきましては,歳出でご説明いたしました地域支援事業費2,098万3,000円の減額補正に伴い,負担率25パーセント分を減額補正するものでございます。
 次の段,款4支払基金交付金,項1支払基金交付金,目1介護給付費交付金2億4,282万2,000円の減につきましては,歳出の保険給付費の減額に伴い,負担率27パーセント分を減額補正するものでございます。目2地域支援事業交付金566万5,000円の減につきましては,歳出の地域支援事業費2,098万3,000円の減額補正に伴い,負担率27パーセント分を減額補正するものでございます。
 次の段,款5県支出金,項1県負担金,目1介護給付費負担金1億2,741万8,000円の減につきましては,歳出の保険給付費の減額に伴い,居宅系給付費用の負担率12.5パーセント,施設系給付費用の負担率17.5パーセント分を減額補正するものでございます。
 次の段,項2県補助金,目1介護予防・日常生活支援総合事業交付金262万2,000円の減につきましては,歳出の地域支援事業費の減額補正に伴い,負担率12.5パーセント分を減額補正するものでございます。
 ページ一番下の段,款7繰入金,項1一般会計繰入金,目1介護給付費繰入金1億1,241万8,000円の減につきましては,歳出の保険給付費の減額に伴い,市が負担する負担率12.5パーセント分を減額補正するものでございます。目2一般会計繰入金400万3,000円の減につきましては,先ほどご説明いたしました歳出の総務費の減額補正に伴い,減額補正するものでございます。目3介護予防・日常生活支援総合事業費繰入金262万2,000円の減につきましては,歳出の地域支援事業費の減額補正に伴い,負担率12.5パーセント分を減額補正するものでございます。目5低所得者保険料軽減事業費繰入金277万9,000円の減につきましては,先ほど一般会計でご説明させていただきました,介護保険料低所得者軽減事業費の財源となる国及び県負担金の交付決定がされたことに伴い,減額補正するものでございます。
 次に,94,95ページをご覧ください。款7繰入金,項2基金繰入金,目1基金繰入金7,299万8,000円の減額につきましては,先ほど歳出で説明させていただきました保険給付費の減,地域支援事業費の減に伴い,当初不足が見込まれていた介護保険料7,299万8,000円を減額補正するものでございます。
 次に,議案第19号令和3年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。補正予算書18,19ページをご覧ください。補正予算につきましては,予算の総額に歳入歳出それぞれ112万7,000円を減額し,予算総額を歳入歳出それぞれ3億2,193万5,000円とするものでございます。内容については,事項別明細書でご説明いたします。
 補正予算書108,109ページをご覧ください。歳出から先にご説明いたします。ページ上の段,款1サービス事業費,項1施設介護サービス事業費,目1施設介護サービス事業費,説明欄の特別養護老人ホーム運営事業179万4,000円の減のうち,施設改修工事61万3,000円の減額につきましては,特別養護老人ホームのぞみの排煙窓修繕工事が完了したことに伴う減額補正でございます。施設用備品118万1,000円の減額につきましては,特別養護老人ホームのぞみのベッドを購入した際の入札差金でございます。
 次の段,項2介護予防支援事業費,目1介護予防支援事業費,右側の説明欄,介護予防支援事業費66万7,000円の増のうち,介護予防プラン作成委託料10万1,000円の増につきましては,令和3年度の報酬改定の影響と,先ほど介護保険特別会計の歳出でご説明させていただきました要支援認定者数の増や,新型コロナウイルス感染症の影響等により新規の介護予防プラン作成件数が増加したことに伴い,事業所にケアプラン作成を委託した件数が増加傾向にあり,委託料において不足が見込まれることから,増額補正するものでございます。システム使用料の12万3,000円の減につきましては,包括支援システムの更新に伴う契約を令和3年6月17日付で締結し,支出予定額が確定したことに伴い減額補正するものでございます。一般会計へ繰出の68万9,000円の増につきましては,歳入のサービス収入66万7,000円の増から,介護予防プラン作成委託料及びシステム使用料の補正額を差し引いた額を増額補正するものでございます。
 続きまして,補正予算書106,107ページをご覧ください。歳入についてご説明いたします。ページ上の段,款1サービス収入,項1介護給付費収入,目2介護予防支援サービス費収入につきましては,介護予防ケアプラン作成件数の増に伴い,66万7,000円を増額するものでございます。なお,歳出でご説明いたしました介護予防プラン作成委託料との差額につきましては,事業者にプラン作成を委託した分以外に,地域包括支援センターでプランを作成した分が含まれているためでございます。
 ページ下の段,款2繰入金,項1一般会計繰入金,目1一般会計繰入金179万4,000円の減につきましては,歳出でご説明させていただきました特別養護老人ホーム運営事業費の減に伴う減額補正でございます。
 続きまして,補正予算書の20ページをご覧ください。第2表は,債務負担行為の補正でございます。限度額を80万1,000円減額いたしまして,647万9,000円と変更するものでございます。こちらは,歳出でご説明いたしました包括支援システムのリース契約の更新で発生した差額のうち,令和4年度から令和8年度分,1年度当たり18万5,000円を減額するものでございます。
 高齢福祉課からの説明は以上です。よろしくお願いいたします。

こども福祉課長)私からは,こども福祉課所管分につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書44ページ,45ページをご覧ください。初めに,歳出からご説明いたします。款3民生費,項2児童福祉費,目1児童福祉総務費,母子・父子自立支援事業のうち,高等職業訓練促進給付金673万円の減額につきましては,申請者が当初見込み人数を下回ったため,減額補正するものでございます。
 続きまして,1行下になります。保育支援関係経費のうち,重度障害児保育事業費補助金157万5,000円の減額につきましては,利用者が当初見込み人数を下回ったため減額補正するもので,その下の軽度障害児保育事業費補助金157万5,000円の増額につきましては,利用者が当初見込み人数を上回ったことにより増額補正するものでございます。続きまして,ページおめくりいただきまして46ページ,47ページをご覧ください。一番上にございます子ども・子育て支援事業費補助金3,661万1,000円の減額につきましては,地域子育て支援事業等を行う施設に対しての補助金でございますが,減額の理由といたしまして,地域子育て支援拠点事業の補助要件を満たす施設が当初見込みよりも減ったこと,また,新型コロナウイルス感染拡大の影響により一時預かり事業を利用する児童が当初見込み人数を下回ったため,減額補正するものでございます。続きまして,その下の保育士等処遇改善臨時特例補助金866万3,000円につきましては,令和3年度国の補正予算成立によりまして,保育士,幼稚園教諭の処遇改善としまして,令和4年2月から令和4年9月までの収入を3パーセント程度,月額9,000円引き上げる制度でございまして,今回の補正につきましては,令和4年2月,3月分の2か月分を補正させていただくものでございます。なお,この費用につきましては,国庫補助が10分の10充てられることになります。
 続きまして,1行下になります。子育て支援事業のうち,子育て世帯及び新婚世帯新生活補助金1,110万円の減額につきましては,申請者が当初見込み人数を下回ったため,減額補正するものでございます。
 続きまして,1行下になります。保育施設従事者商品券配布事業485万6,000円の減額につきましては,保育士等への商品券配布が当初見込み人数を下回ったため,商品券及び印刷機器用品費,郵便料を減額補正するものでございます。
 続きまして,一番下になります。目2児童措置費,児童手当経費のうち,児童手当1,500万円の減額につきましては,児童手当受給者が当初見込み人数を下回ったため,減額補正するものでございます。
 同じく,1行下になります。保育等運営経費のうち,認定こども園保育等施設型給付費2,479万8,000円の増額につきましては,市内の民間認定こども園に対する入所児童に応じた運営委託料でございますけれども,入所児童が当初見込み人数を上回ったため,増額補正するものでございます。同じく,1つ下の管外認定こども園保育等施設型給付費430万7,000円の増額につきましては,市外の認定こども園に通う石岡市の児童の入所預かり人数に応じた運営委託料でございますが,市外の認定こども園に通う児童が当初見込み人数を上回ったため,増額補正するものでございます。
 続きまして,1段下になります。目3保育所費,職員等人件費のうち,社会保険料160万1,000円の減額につきましては,次にご説明いたします保育士報酬とも関連いたしますが,保育所の会計年度任用職員の保育士報酬の減額に伴い補正するものでございます。
 同じく,1行下になります。保育事業費のうち,保育士報酬1,018万2,000円の減額,期末手当123万2,000円及び費用弁償42万6,000円の減額につきましては,会計年度任用職員の保育士採用5人分の減により,減額補正するものでございます。
 続きまして,歳入のご説明をいたします。ページお戻りいただきまして,32ページ,33ページをご覧ください。一番上の表の2段目になります。款15国庫支出金,項1国庫負担金,目1民生費国庫負担金,節2児童福祉費負担金の児童手当負担金[定額]1,160万9,000円の減額につきましては,歳出の児童手当の減額に伴い補正するものでございます。
 続きまして,下の表の3段目になります。款15国庫支出金,項2国庫補助金,目2民生費国庫補助金,節2児童福祉補助金の子ども・子育て支援交付金[1/3]1,220万3,000円の減額につきましては,歳出の子ども・子育て支援事業費補助金の減額に伴い補正するものでございます。続きまして,その3つ下になります。子どものための教育・保育給付費交付金[定額]1,713万7,000円の増額につきましては,歳出でご説明いたしました認定こども園保育等施設型給付費の増額に伴い補正するものでございます。続きまして,その下の母子家庭等対策総合支援事業費補助金538万5,000円の減額につきましては,歳出でご説明いたしました母子・父子自立支援事業の減額に伴い補正するものでございます。続きまして,その下の地域少子化対策重点推進交付金[1/2]555万円の減額につきましては,歳出でご説明いたしました子育て支援事業のうち,子育て世帯及び新婚世帯新生活補助金の減額に伴い補正するものでございます。続きまして,その下の保育士等処遇改善臨時特例交付金[10/10]866万3,000円の増額につきましては,歳出でご説明いたしました令和3年度国の補正予算成立による保育士等処遇改善臨時特例補助金の支出に伴い補正するものでございます。
 ページをおめくりいただきまして,補正予算書34ページ,35ページをご覧ください。一番上の表の2段目になります。款16県支出金,項1県負担金,目1民生費県負担金,節2児童福祉費負担金の児童手当負担金[定額]169万4,000円の減額につきましては,歳出でご説明いたしました児童手当の減額に伴い補正するものでございます。
 続きまして,下の表の3段目になります。款16県支出金,項2県補助金,目2民生費県補助金,節3児童福祉費補助金の子ども・子育て支援交付金[1/3]1,220万3,000円の減額につきましては,歳出の子ども・子育て支援事業費補助金の減額に伴い補正するものでございます。続きまして,その2つ下の子どものための教育・保育給付費交付金[定額]770万6,000円の増額につきましては,歳出でご説明いたしました認定こども園保育等施設型給付費の増額に伴い補正するものでございます。続きまして,その下の子どものための教育・保育給付費地方単独県交付金[定額]219万7,000円の増額につきましては,同じく歳出でご説明いたしました認定こども園保育等施設型給付費の増額に伴い補正するものでございます。
 続きまして,補正予算書38ページ,39ページをご覧ください。上から2番目の表の2つ目の段の1行目になります。款21諸収入,項5雑入,目5雑入,節6雑入の雇用保険被保険者掛金3万3,000円の減額につきましては,歳出でご説明いたしました保育士報酬の減額に伴い補正するものでございます。
 続きまして,繰越明許費のご説明をさせていただきます。ページお戻りいただきまして,補正予算書4ページ,第2表,繰越明許費補正をご覧ください。款3民生費,項2児童福祉費,事業名,子育て世帯臨時特別給付金給付事業の400万8,000円につきましては,国の令和3年度子育て世帯臨時特別給付金給付事業に係る給付金及び役務費となってございます。この事業につきましては全額国庫補助金でございまして,令和4年3月31日までに出生した新生児が対象となりますが,4月1日以降に出生届を提出する方の分を対象に計上しております。繰越明許費の内訳としまして,給付金の対象人数を40人と見込み,1人当たり10万円給付で計400万円,また,その振込手数料等の事務経費として役務費を8,000円,合計400万8,000円の繰越明許費を計上させていただいております。
 続きまして,その1つ下の款3民生費,項2児童福祉費,事業名,保育所管理経費2,000万円につきましては,令和3年度第1保育所園庭整備工事に係る工事請負経費でございます。この工事請負費につきましては,令和3年12月7日に2,746万7,000円で契約させていただきまして,前払い金として既に1,098万円が執行済みとなっておりますが,残りの1,648万7,000円のほか,今後設計変更があった場合のための費用として351万3,000円を計上させていただきまして,合わせて2,000万円を繰越明許費として計上しております。本工事を繰越しさせていただく理由といたしましては,園庭に設置する大型複合遊具の製造の遅れによるものでございます。
 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当)私からは,健康増進課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書42,43ページをご覧願います。初めに,歳出からご説明いたします。上段の表,款2総務費,項1総務管理費,目11諸費,節22償還金利子及び割引料,右側説明欄,過誤納還付金の下から2つ目,母子保健衛生費国庫補助金返還金55万5,000円の補正増でございます。こちらは,令和2年度の母子保健衛生費国庫補助金の概算払いの精算に伴い,産後ケア事業,産婦健康診査事業及び国からのマスク配布事業等,感染拡大防止事業分の国庫補助金の返還金を増額補正するものでございます。
 続きまして,46,47ページをご覧願います。下の表,款4衛生費,項1保健衛生費,目1保健衛生総務費,右側説明欄,医療機関等従事者商品券配布事業2,196万9,000円の補正減でございます。こちらは,今年度実施しました医療機関等従事者商品券配布事業につきまして,配布対象者が予定数より857人ほど少なかったこと,及び商品券の配布方法について,各施設単位での配布が多く個人宛て発送が少なかったことから,商品券及び郵便料の減額補正をするものでございます。
 続きまして,同じ表,上から2段目,目2予防費,右側説明欄,予防接種事業2,700万円の補正減でございます。1つ目の風しん抗体検査委託料700万円の減でございますが,こちらは,平成31年度に開始となった,予防接種の機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性を対象に実施しております国の風疹の追加的対策事業におきまして,新型コロナウイルス感染症による受診控え等の影響で受診者数が見込み数より少ないため,減額補正をするものでございます。同じく,その下の予防接種委託料2,000万円の補正減でございますが,減額の主な理由といたしまして,乳児対象の複数の予防接種について,年間出生数が当初見込みより少ないこと,また,高齢者対象の肺炎球菌予防接種の接種者数が当初見込みより少ないことにより,減額補正をするものでございます。
 続きまして,同じ表の一番下,目5市民健康管理費の右側説明欄,成人保健事業の部分,こちら,次の49ページの1行目まで続きますが,930万円の補正減でございます。こちらにつきましても,新型コロナウイルス感染症による受診控え等の影響で,胃がん,大腸がん,子宮がん,乳がん及び39歳以下の各検診の受診者数が当初の見込み数より少ないため,減額補正をするものでございます。
 続きまして,48,49ページの上の表,右側説明欄,母子保健事業の420万円の補正減でございますが,1つ目の妊婦・乳児健康診査委託料につきましては,対象となる妊婦及び乳児の数が当初見込み数より少ないため,500万円の減額補正をするものでございます。2つ目の不妊治療費補助金の80万円の補正増につきましては,今年度の申請件数が前年度と比較して伸びていることから,増額補正をするものでございます。
 続きまして,同じ表の2段目,目6保健センター費,右側説明欄,石岡保健センター管理運営経費572万7,000円の補正減でございます。こちらは,石岡保健センターの清掃業務及び施設管理業務委託の予算額に対しまして入札差金が生じたため,減額補正をするものでございます。
 続きまして,同じ説明欄の2つ目,八郷保健センター管理運営経費の621万1,000円の補正減でございます。こちらの1つ目,施設清掃・管理・保守保安委託料326万6,000円の補正減でございますが,先ほどの石岡保健センターと同様,八郷保健センターの清掃業務及び施設管理業務委託の予算額に対しまして入札差金が生じたため,減額補正をするものでございます。その下,実施設計委託料294万5,000円の補正減でございますが,こちらは石岡と八郷の保健センター統合の検討を開始したことに伴い,今年度予定しておりました八郷保健センターの中規模改修を一旦見合わせとするため,減額補正をするものでございます。
 続きまして,32,33ページをご覧願います。歳入でございます。款15国庫支出金,項2国庫補助金,目3衛生費国庫補助金,節1保健衛生費補助金,右側説明欄,疾病予防対策事業費等補助金[1/2]の350万円の補正減でございます。こちらは,歳出でご説明いたしました国の風疹の追加的対策事業に係る抗体検査委託料700万円の減額補正に伴い,国の補助金の2分の1となる350万円を減額補正するものでございます。
 続きまして,38,39ページをご覧願います。2段目の表,款21諸収入,項5雑入,目5雑入,節6雑入についてご説明いたします。説明欄,胃がん検診負担金150万円,子宮がん検診負担金40万円,乳がんマンモグラフィ検診負担金30万円。前立腺がん検診負担金20万円,大腸がん検診負担金30万円の補正減でございます。こちらにつきましては,歳出でご説明いたしました成人保健事業に係る各種検診委託料の補正減に伴い,検診受診者の個人負担金を減額補正するものでございます。
 続きまして,一番下の表,款22市債,項1市債,目3衛生債,節1保健衛生債,右側説明欄,八郷保健センター長寿命化改修事業債260万円の補正減でございます。こちらにつきましても,歳出でご説明いたしましたように,保健センターの統合の検討に伴い,今年度予定しておりました八郷保健センターの中規模改修を一旦見合わせたため,減額補正をするものでございます。
 最後に,4ページをご覧願います。繰越明許費でございます。表の上から3段目,款4衛生費,項1保健衛生費,事業名,母子保健事業75万円でございます。こちらは,不妊治療費補助金の不妊検査,一般不妊治療の補助金につきましては事前申請となっており,補助期間を交付決定日から1年間としていることから,年度内に補助期間及び治療が終了しない場合は,次年度に実績報告を受けての支払い手続が発生するため,繰越明許費を補正させていただくものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

教育総務課長兼学校再編担当)それでは,私からは教育総務課所管の補正予算の内容についてご説明いたします。
 56,57ページをご覧ください。初めに,下段となります。款教育費,項教育総務費,目事務局費,庶務一般経費の新入学祝記念品100万円の減でございます。令和4年度に小学校へ入学する児童に対する記念品のランドセル購入におきまして,入札差金に伴い,不用額について減額をするものでございます。
 続いて,ページをおめくりいただきまして,58,59ページでございます。中段にございます項小学校費,目学校管理費,学校管理運営経費の施設用燃料400万円の減につきましては,石岡小学校温水プールの新型コロナウイルス感染症拡大に伴う閉館,また,施設改修工事に伴う閉館により,燃料の使用量が当初の予定より少なくなることを見込みまして,減額補正をするものでございます。続いて,その下となります。バス運転業務委託料455万1,000円の減につきましては,石岡小学校温水プール,三村小学校温水プール,また,八郷運動公園プールにおきまして水泳の授業を行っている小学校の児童を各プールへ送迎するため予算化しておりましたが,児童送迎を必要とする学校において,児童の健康と安全を第一に考え,水泳の授業を中止したことにより,不用となった額を減額するものでございます。
 次に,目教育振興費,教育振興支援事業の就学援助費扶助250万円の減につきましては,小学校1年生に対する新入学用品費,また,小学校6年生に対する入学準備金について,認定者が見込みより少なかったこと,また,オンライン通信費について予算額が一部不用となったことに伴いまして,減額するものでございます。
 次にその下の段になります。項中学校費,目学校管理費,学校管理運営経費,バス運転業務委託料130万円の減でございます。八郷中学校の生徒のうち,半田・川又地区からの路線バスの利用通学者におきまして,下校時に,冬季10月から2月においてバスの臨時運行を予定しておりましたが,利用者が少ないことから,タクシーにより対応することで経費の縮減を図ったことに伴いまして,減額をするものでございます。
 次に,目教育振興費,教育活動振興経費の車等借上料500万円の減でございます。新型コロナウイルス感染症の影響によりまして,登録選手のみの参加となったことや,県内新人大会の多くの競技の中止,また,県新人大会の中止等に伴いまして,借上げのバスの台数が見込みよりも減少したことから,開催会場までの移動に要する経費を減額するものでございます。
 次に,教育振興支援事業の八郷中学校遠距離通学費補助金180万円の減でございます。八郷中学校に路線バスを利用して通学している生徒のうち,遠距離通学となる者の保護者に対しまして定期代の一部を補助しておりますが,利用実績が少ないことから,今年度の実績を勘案し,見込み額から減額補正をするものでございます。次に,その下,就学援助費扶助400万円の減でございます。新型コロナウイルス感染症の影響によりまして,修学旅行が日帰りとなったことから,移動や宿泊に係る費用が減少しまして,修学旅行費扶助費単価の上限額にならなかったことに伴うもの,また,小学校費と同様に,オンライン通信費について,運用が9月からとなったことにより不用となった額を減額するものでございます。
 私からは以上でございます。よろしくお願いします。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)私からは,令和3年度石岡市一般会計補正予算(第12号)のうち,学校再編推進室所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 補正予算書5ページをご覧いただきたいと思います。款教育費,項小学校費,事業名,学校維持管理経費491万7,000円につきましては,東成井小学校と恋瀬小学校の揚水ポンプ改修工事及び林小学校,小幡小学校,東成井小学校の防犯監視カメラ設置工事につきまして,新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い,製品の納入が見込めず,年度内の事業実施が困難であることから,当該事業に係る予算を繰越しさせていただくものとなってございます。
 続きまして,歳入についてご説明いたします。資料32,33ページ,2つ目の欄,下段をご覧ください。款国庫支出金,項国庫補助金,目教育費国庫補助金,節教育総務費補助金,公立学校情報機器整備費補助金[1/2]52万8,000円の増額につきましては,学校における1人1台のタブレット端末による本格的な教育活動が展開される中,ネットワークや端末のトラブルなどの対応等,運用面の支援のさらなる強化が求められていることを踏まえ,国において,GIGAスクール運営支援センター事業として国庫補助事業が創設されました。今年度の補正予算に盛り込まれ,補助率は2分の1となってございます。今回,この事業を活用し,既に石岡市で昨年の9月から進めております石岡市小中学校ICT保守業務委託が当該補助事業に該当することから,2月,3月分の国庫補助金を計上するものとなってございます。
 続きまして,36,37ページ,上から4つ目の欄をご覧ください。款繰入金,項基金繰入金,目,節学校施設等整備基金繰入金3億1,396万2,000円の減額につきましては,本年度の学校施設の整備改修等の財源として基金から繰入れを予定しておりましたが,財政担当の調整において,繰入れすることなく工事費等の財源の確保ができたことから,全額減額するものでございます。
 続きまして,歳出についてご説明いたします。補正予算書56,57ページ,一番下の欄をご覧ください。款教育費,項教育総務費,目事務局費,節使用料及び賃借料,備品借上料26万6,000円の減額につきましては,小中学校17校に設置しているAEDの賃貸借契約期間が,令和3年8月31日で満了となりました。9月1日から賃貸借契約の更新に係る入札を行いまして,契約額が確定し入札差金が生じたことから,減額するものでございます。
 続きまして,58,59ページ一番上の欄をご覧ください。款教育費,項教育総務費,目事務局費,節使用料及び賃借料,小中学校校務用コンピュータ整備事業,備品借上料3万6,000円の減額につきましては,校務支援システム導入に伴う庁舎センター化に必要な機器のリース料について,入札を行い契約額が確定し,入札差金が生じましたことから減額するものでございます。次に,その下の段をご覧ください。システム使用料81万5,000円の減額につきましては,小中学校に導入する校務支援システムの使用料について,入札を行い契約額が確定しまして,入札差金が生じたことから減額するものとなってございます。
 続きまして,62,63ページ,下の欄をご覧ください。款諸支出金,項基金費,目学校施設等整備基金費,節積立金,学校施設等整備基金積立金2億1,600万円の増額につきましては,学校施設の整備改修等に充てるための積立金として支出するものでございます。
 続きまして,66,67ページをご覧ください。債務負担補正についてご説明いたします。小学校AED借上料につきましては,先ほど歳出で説明いたしました小中学校17校に設置するAEDについて,契約額が確定したことによりまして,補正前の限度額861万3,000円から補正後の限度額660万3,000円に変更するものでございます。続きまして,校務支援システム機器借上料につきましては,先ほど歳出で説明いたしました校務支援システム備品借上料及びシステム使用料につきまして,こちらの契約が確定しまして,補正前の限度額7,980万8,000円から補正後の限度額7,286万7,000円に変更するものでございます。
 以上で説明を終わりにいたします。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)暫時休憩いたします。10分程度といたします。

-休憩-

櫻井委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。

教育総務課指導室長兼学校再編担当)私からは,教育総務課指導室所管につきましてご説明申し上げます。
 初めに,歳出よりご説明いたします。補正予算書56,57ページをご覧ください。一番下の段,款10教育費,項1教育総務費,目2事務局費,説明欄,学校教育一般経費の指導主事派遣負担金182万2,000円の増でございますが,令和3年度定期人事異動及び給与改定に伴い,県に支払う派遣指導主事5名分の負担金に不足が生じたため,増額するものでございます。
 次に,同じくその下,教育活動指導員配置事業1,805万9,000円でございますが,59ページの一番上から,特別支援教育支援員報酬,期末手当,費用弁償につきまして,新型コロナウイルス感染症の影響で9月に臨時休業及び分散登校となり,勤務日数が減ったことなどの要因によって,予算全額の執行が見込めないことから,実績見込みに応じて減額補正するものでございます。
 同じく,TT特別配置事業433万7,000円の減につきましても,特別支援教育支援員と同様の理由により,TT非常勤講師報酬及び期末手当を減額補正するものでございます。
 続いて,上から3段目,款10教育費,項3中学校費,目2教育振興費,説明欄の教育振興支援事業のうち,部活動指導員報酬148万9,000円の減につきましても,新型コロナウイルス感染症の影響により,8月,9月に部活動を制限したことなどから執行が少なくなったため,実績見込みに応じて減額補正するものでございます。
 続きまして,歳入についてご説明いたします。補正予算書34,35ページをご覧ください。款16県支出金,項2県補助金,目8教育費県補助金,説明欄の部活動指導員配置事業補助金94万円の減でございます。こちらは,部活動指導員報酬の3分の2が県から補助されるものでございますが,先ほど歳出でご説明しました部活動指導員報酬を減額したことに伴い……失礼いたしました,補助金94万8,000円の減でございます。こちらは,部活動指導員報酬の3分の2が県から補助されるものでございますが,先ほど歳出でご説明しました部活動指導員報酬を減額したことに伴い,あわせて減額補正するものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長)私からは,生涯学習課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 最初に,歳出からでございます。補正予算書の58,59ページをご覧ください。一番下の枠の款10教育費,項4社会教育費,目1社会教育総務費,放課後児童健全育成事業989万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。内訳といたしまして,放課後子ども総合プラン運営業務委託料665万円の増につきましては,茨城県非常事態宣言に伴いまして,学校の臨時休校,また,分散登校等にあわせまして午前中から児童クラブを開所したことによりまして,開所時間の拡大から増額の補正をお願いするものでございます。次の負担金補助及び交付金,放課後児童支援員等処遇改善臨時特例補助金324万8,000円でございます。放課後児童支援員等処遇改善臨時特例補助金は,新型コロナウイルス感染症への対応と少子高齢化への対応が重なる最前線で働く,放課後児童健全育成事業を行う放課後児童クラブにおける支援員の処遇改善のため,賃上げ効果が継続される取組を行うことを前提といたしまして,令和4年2月から収入を3パーセント程度引き上げるものでございます。この事業は国庫補助事業でございまして,市が事業者へ支払った補助金に対する国の負担割合は10分の10でございます。
 続きまして,委託料,家庭教育推進事業のうち,生涯学習の集い講演委託料66万円の減につきましては,今年度,新型コロナウイルス感染症の拡大の影響によりまして生涯学習の集いが中止となったため,その関連する委託料を減額するものでございます。
 続きまして,次のページ,補正予算書の60,61ページをご覧ください。款10教育費,項4社会教育費,目3図書館費,中央図書館管理運営経費の施設清掃・管理・保守保安委託料275万9,000円の減につきましては,入札の結果,その内訳でございます施設管理業務委託の入札差金107万2,000円,清掃業務委託の入札差金168万7,000円が生じたため,減額するものでございます。
 続きまして,同じページとなります。(仮称)八郷図書館整備事業233万3,000円の減につきましてご説明申し上げます。そのうち,備品借上料32万2,000円の減につきましては,図書館システム借上料につきまして,予算額と契約額に差金が生じたことから減額するものでございます。次の図書館整備工事115万9,000円の減でございます。中央公民館図書室の図書館施設工事分で,当初工事費で計上させていただきましたが,移設物の範囲の変更や補修等の内容に変更が生じましたことから,関係機関と協議をいたしまして,委託費での執行が適切であると判断したため,委託費に流用させていただきました。流用後の残額につきまして,減額補正をお願いするものでございます。同じく,(仮称)八郷図書館整備事業,備品購入費の図書85万2,000円の減につきましてご説明申し上げます。こちらにつきましては,専門図書及び一般図書の入札を行いまして,入札差金が生じましたことから減額するものでございます。
 続きまして,同じページの中段をご覧ください。目5青少年育成費,青少年育成事業のうち,青少年相談員報償40万円の減でございます。新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして,巡回指導の機会が減ったことによりまして,支払い額の実績と今後の見込みを精査いたしまして,減額をお願いするものでございます。
 続きまして,子ども会育成事業のうち,子どもフェスティバル開催委託料143万4,000円の減につきましては,こちらも,今年度コロナウイルス感染症の拡大によりまして,昨年同様中止を余儀なくされたことから減額をするものでございます。
 続きまして,66,67ページの下から3段目をご覧ください。図書館情報管理システム電算機器借上料の債務負担行為補正についてでございます。こちらについてご説明申し上げます。(仮称)八郷図書館整備事業の図書館情報管理システム電算機器借上料につきましては,見積り合わせにより契約額が確定したことによりまして,令和4年度から令和6年度の3年間の債務負担行為限度額を911万円から855万5,000円に変更をお願いするものでございます。
 続きまして,歳入の説明をさせていただきたいと思います。32,33ページにお戻りいただくようお願いいたします。款15国庫支出金,目2国庫補助金,目2民生費国庫補助金のうち,放課後児童健全育成事業費補助金221万6,000円の増につきましては,先ほど歳出でご説明申し上げましたが,放課後児童健全育成事業の増に伴いまして増額補正をお願いするものでございます。続きまして,その下の放課後児童支援員等処遇改善臨時特例交付金につきましても,先ほどご説明申しました同様,放課後児童支援員等処遇改善臨時特例補助金の増額に伴いまして増額補正をお願いするものでございます。
 続きまして,34,35ページをご覧ください。款16県支出金,項2県補助金,目2民生費県補助金のうち,放課後児童健全育成事業費補助金221万6,000円の増でございます。こちらについても,国庫補助金と同様に,歳出の放課後児童健全育成事業の増に伴いまして増額補正をするものでございます。
 最後に,繰越明許費のご説明をさせていただきたいと思います。申し訳ございませんが,お戻りいただきまして5ページをご覧ください。中段,款10教育費,目4社会教育費,(仮称)八郷図書館整備事業につきまして,郷の本棚やさと図書館内に設置を予定しております防犯カメラについてでございますが,昨今の半導体不足によりまして,防犯カメラの確保が難しい状況となっておりまして,年度内の設置が困難となっている状況でございますことから,繰越明許をお願いするものでございます。図書館内の安全性のより一層の確保のために,早急に設置してまいりたいと考えているところでございます。
 次のキャンプ場維持管理経費71万3,000円でございますが,龍神の森キャンプ場の植栽剪定委託料でございます。3月補正予算提出時において実施困難になる可能性がございましたことから,繰越明許の設定をお願いしたところでございます。
 生涯学習課からの説明は,以上でございます。よろしくお願いします。

文化振興課長)続きまして,私からは文化振興課所管の歳入歳出補正予算について,3項目ほどご説明を申し上げます。
 まず最初に,補正予算書60,61ページの中ほどをご覧いただければと思います。款10教育費,項4社会教育費,目4文化事業費の説明欄をご覧いただければと思います。まず,1項目目の発掘調査経費551万1,000円の減額については,測量・調査等委託料524万4,000円と,出土品保存処理分析委託料26万7,000円の減額補正となります。減額の理由は,測量・調査等委託料につきましては,外城遺跡の測量・調査等を実施しなかったことによる未執行委託料の減,出土品保存処理分析委託料につきましては,当初保存処理を予定しておりました遺物を変更したことによる委託料の差額を減額するものでございます。
 ただいまご説明いたしました歳出の減額のうち,国庫補助事業の対象となる測量・調査等委託料の減額によりまして,歳入の国庫補助金が減額となります。補正予算書32,33ページのほうをご覧いただければと思います。款15国庫支出金,項2国庫補助金,目5教育費国庫補助金,節3社会教育費補助金の国宝重要文化財等保存整備費補助金[1/2]が,減額した歳出額の2分の1の額となる262万2,000円が減額となります。
 再度,補正予算書61ページをご覧いただければと思います。先ほどご説明いたしました目4文化事業費の説明欄をご覧いただければと思います。2項目目の文化財保護保存及び普及経費8,667万7,000円の減額補正については,国指定地等公有地化事業に関連するものとそれ以外のものに分けてご説明をさせていただきたいと思います。まず,公有地化事業に関連するものとしまして,12,測量委託料とその下の不動産鑑定委託料,それに16,用地購入,21,家屋補償と立木等補償の5つの項目の計7,894万1,000円を減額するものでございます。減額のそれぞれの理由は,測量委託料と不動産鑑定委託料につきましては,入札により生じた差金を減額するものでございます。用地購入及び家屋補償と立木等補償につきましては,当初公有地化を対象としていた土地と補償の対象としていた建物・立木について,所有者の同意が得られなかったため,執行残金を減額するものとなります。
 ただいまご説明いたしました歳出の減額により,歳入の国庫補助金と市債が減額となります。補正予算書32,33ページをご覧いただければと思います。先ほどと同じ欄となりますが,節3社会教育費補助金の国宝重要文化財等保存・活用事業費補助金[8/10]が,減額した歳出の補助対象分の8割と,補助対象外経費となる分の歳入額となる6,334万6,000円が減額となります。さらに,補正予算書38,39ページとなりますが,こちらについては,下段の款22市債,項1市債,目7教育債,節6文化事業債の国指定地等公有地化事業債でございます。減額した歳出額のうち,一般財源で負担する10分の2の歳出額の9割分の市債1,430万円が減額となります。なお,こちらにつきましては,補正予算書6ページから7ページの第4表の地方債補正,7ページ上から5つ目の国指定地等公有地化事業債の補正前の限度額2,460万円を,補正後の限度額1,030万円に変更するものでございます。
 次に,公有地化事業以外の減額についてご説明を申し上げます。補正予算書60,61ページへお戻りいただければと思います。先ほどご説明いたしました文化財保護保存及び普及経費の12,委託料の史跡管理委託料257万2,000円の減額については,当初計画をしておりました常陸国分寺跡に植生する伐採予定の樹木が,所有者である国分寺側の要望によりまして伐採しないことになったため,減額するものでございます。同じく,委託料の文化財等記録作成業務委託料391万6,000円の減額については,映像化を予定しておりました柿岡の祇園祭が新型コロナウイルスの影響により中止となったことから,委託業務の実施が困難となったため減額をするものでございます。
 ただいまの歳出の減額によりまして,一般社団法人地域創造からの助成金の歳入が減額となります。申し訳ございません,補正予算書38,39ページをご覧いただければと思います。款21諸収入,項5雑入,目5雑入,節6雑入の上から7つ目の地域伝統芸能等保存事業助成金200万円が減額となります。
 続きまして,補正予算書60,61ページへお戻りいただければと思います。先ほどご説明しております文化財保護保存及び普及経費の中の18,指定文化財等保存事業補助金124万8,000円の減額については,市民等が管理する指定文化財への防災設備の設置工事費等が当初見込み額より減となったため,減額するものでございます。
 続きまして,3項目目の芸術・文化振興事業57万5,000円の減額については,市民がつくるコンサート開催事業補助金50万円と,石岡市芸能祭開催事業補助金7万5,000円の減額補正となります。減額の理由は,いずれも新型コロナウイルスの影響により市民主体の文化芸術事業の開催が困難となったため,事業に対する補助金の未執行分を減額するものでございます。
 文化振興課からは以上でございます。

中央公民館長)続きまして,私からは中央公民館所管についてご説明いたします。
 初めに,歳出からご説明いたします。補正予算書の60,61ページの上段をご覧ください。款教育費,項社会教育費,目公民館費,節委託料1,060万5,000円につきましては,施設清掃・管理・保守保安委託料の入札におきまして差金が生じましたことから,343万円を減額するものでございます。同じく委託料,林地区公民館実施設計委託料につきましては,本年度最終となる起債事業で年度内の工事着工が条件となりまして,その結果,国の起債事業の対象外となったことから財源のない状態となったため,一旦執行停止として来年度に先送りとなりました。それによりまして,717万5,000円を減額するものでございます。
 次に,歳入でございます。38,39ページの下段をご覧ください。款市債,項市債,目教育債,節公民館債,公民館長寿命化改修事業債640万円につきましては,林地区公民館実施設計委託料に係る起債であります。執行停止のため,歳出とあわせて減額するものでございます。
 次に,5ページの中段,繰越明許費でございます。補正予算の段階で繰越しのおそれがありました款教育費,項社会教育費,事業名,府中地区公民館管理運営経費159万5,000円につきましては,補正予算の段階で繰越しのおそれがありましたことから,繰越しの手続を行いまして実施をしたいと考えております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いします。

スポーツ振興課長補佐)私からは,スポーツ振興課所管の補正予算についてご説明をさせていただきます。
 最初に,歳出でございます。60,61ページをご覧ください。款10教育費,項5保健体育費,目2保健体育施設費,節12委託料,海洋センター維持管理経費のプール管理委託料213万4,000円の減,下の段の運動広場維持管理経費の除草委託料101万2,000円の減額でございます。こちら2件の減額の理由といたしましては,入札を実施した結果,差金が生じましたので減額補正をするものでございます。
 続きまして,その下の段になります。工事請負費になります。柏原運動施設維持管理経費の施設改修工事225万5,000円の減額でございます。こちらに関しましては,入札不調に伴いまして工期の確保が困難となりましたことから,次年度予算で執行することによる減額補正でございます。
 続きまして,さらに下の段,委託料になります。石岡小学校プール開放事業のプール管理委託料1,733万6,000円の減額でございます。こちらに関しましては,入札を実施した結果差金が生じましたことと,令和3年9月下旬からプールの給排水設備改修工事が入り,プールが開放できず,その期間の委託業務ができなくなったため,減額補正をするものでございます。
 さらに,下の段になります。八郷運動公園維持管理経費,プール管理委託料657万4,000円の減額でございます。こちらにつきましては,入札を実施した結果差金が生じましたことと,また,プールの漏水が発生しまして緊急の修繕を実施したこと,さらに,新型コロナウイルスの感染拡大の影響でプールを開放できなかったことにより,委託業務が例年どおり実施できなかったため減額補正をするものでございます。
 最後に,繰越明許費についてご説明をいたします。戻りまして,5ページをご覧ください。款10教育費,項5保健体育費,事業名,石岡運動公園維持管理経費357万7,000円を,翌年度へ繰越明許をお願いするものでございます。内容といたしまして,2件ございます。1件目は,石岡運動公園の除草,樹木剪定委託でございます。こちらを予定しておりましたが,入札不調に伴いまして業務委託の履行期間の確保が困難なため,年度内の業務完了が見込めないことから,繰越しをお願いするものでございます。2件目は,石岡運動公園の施設改修工事,冷温水発生機,UPS交換工事でございます。こちらにつきましては,工事に必要となる部品,半導体が,新型コロナウイルス感染拡大の影響によりまして入手困難となっているため,年度内の工事完了が見込めないことから,繰越しをお願いするものでございます。
 私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

学校給食課長兼石岡給食センター所長)私からは,学校給食課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 初めに,補正予算書38ページ,39ページ,歳入でございます。上から2番目の枠,款諸収入,項雑入,目雑入,節学校給食費,学校給食費納付金(現年度分)2,158万4,000円の減につきましては,新型コロナウイルス感染症の拡大による昨年9月のオンライン授業実施に伴い,学校給食が中止となったため,当月の給食費歳入分を減額するものでございます。
 次に,歳出でございます。60,61ページをご覧ください。下の表,款教育費,項保健体育費,目学校給食センター費,石岡給食センター調理業務経費1,118万9,000円の減額をお願いするものでございます。節報酬,給食センター調理員等報酬190万円の減につきましては,調理業務委託実施前に雇用していました調理員の報酬分となりまして,雇用を予定していた調理員数に欠員等がありましたので,その分を減額するものでございます。次にその下,節需用費,賄材料900万円の減につきましては,新型コロナウイルス感染症の拡大による昨年9月のオンライン授業実施に伴い,学校給食が中止となったため,石岡学校給食センター分の当月の賄材料費を減額するものでございます。次に,同じく節委託料,調理業務委託料209万3,000円の減につきましては,石岡学校給食センターに係る調理業務委託料につきまして,入札による差金が生じましたので,減額するものでございます。次に,同じく節委託料,給食配送委託料23万8,000円の減につきましては,令和3年7月に契約しました石岡学校給食センター配送業務委託におきまして,入札による差金が生じましたので,減額補正するものでございます。次に,62,63ページをご覧ください。一番上から,節補償補填及び賠償金,賄材料費補償204万2,000円につきましては,新型コロナウイルス感染症の拡大により学校給食が中止となったため,石岡学校給食センターにおける食材納入が中止となった業者への補償費となります。昨年度も同様な補償を行っておりますが,対象品目としまして,学校給食会が関係します主食の米飯,パン,麺類,牛乳が補償対象品目となってございます。
 次に,同じく八郷給食センター管理運営経費の節需用費,施設用燃料152万7,000円の増につきましては,八郷給食センターにおきまして,原油の高騰により重油販売価格が上昇しまして,燃料費の不足が見込まれたため,予算を増額するものでございます。次に,同じく八郷給食センター調理業務経費,賄材料550万円の減につきましては,新型コロナウイルス感染症の拡大による昨年9月のオンライン授業実施に伴い,学校給食が中止となったため,八郷学校給食センター分の当月の賄材料費を減額するものでございます。次に,同じく委託料,調理業務委託料130万9,000円の減につきましては,八郷学校給食センターに係る調理業務委託につきまして,入札による差金が生じましたので,減額するものでございます。次に,同じく節補償補填及び賠償金,賄材料費補償102万2,000円につきましては,新型コロナウイルス感染症の拡大により学校給食が中止となったため,八郷学校給食センターにおける食材納入が中止となった業者への補償費となります。石岡給食センター同様,対象品目としましては主食の米飯,パン,麺類,牛乳が補償対象品目となってございます。
 ページ戻りまして,6ページをご覧ください。第3表,債務負担行為でございますが,下から2番目の事項,学校給食センター調理業務委託料,補正前の限度額3億5,984万円,補正後の限度額3億4,720万4,000円と,その下,石岡学校給食センター給食配送業務委託料,補正前の限度額7,866万3,000円,補正後の限度額7,702万7,000円につきましては,先ほどの歳出でのご説明と同様,契約が確定したことにより入札の差金が出ましたので,債務負担行為の限度額を補正するものでございます。
 続きまして,66ページ,67ページをご覧ください。債務負担行為の調書に関しまして,下から2番目と一番下の,先ほどと同様,学校給食センター調理業務委託料と石岡学校給食センター給食配送業務委託料について,債務負担行為における期間,内訳等についての記載がしてございます。
 私のほうからの説明は,以上でございます。よろしくお願いします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

菱沼委員)61ページの発掘調査経費551万1,000円の中のですね,測量・調査等委託料524万4,000円の減ということで,先ほどご説明ありました。外城遺跡の調査をする予定でしたけども,未執行となったということでありました。この未執行になった理由っていうのは,どのような理由で未執行になったのかお尋ねします。

文化振興課長)ご説明いたします。
 こちら,減額補正で未執行となった理由でございますが,文化振興課職員が私含め10名おりまして,発掘担当が5名おります。そういった中で,長期の休養者がおりまして,2名ほどおりますが,それに伴いまして,基本的にうちのほうの事業として,ちょっとやりくりができなくなってきた状況がございました。それに伴いまして,事業を優先順位付けといいますか,取捨選択をしながら取り組んだ結果,基本的には政策的な事業を優先させていただいたため,今回ちょっと,発掘のほうの人員を別な事業に振り向けたということで,未執行となってしまったものでございます。
 以上でございます。

菱沼委員)10名の中の5名の方がですね,その調査関係に当たってるわけですけども,全てやっぱりその体調っていうのはね,非常に重要だと思いますので,健康管理をしっかりやっていただきながら今後進めていただきたいと思いますが,実際この外城の部分においての,今回減額されてるわけですけど,令和4年度は着工できるんでしょうか。お尋ねしたいと思います。

文化振興課長)令和4年度につきましても,今回予算のほうを計上させていただいております。こちらにつきましては,いる人材で,令和4年度はできる限り発掘調査,レーダー探査調査のほうを実施してまいりたいということで努めてまいりたいと思います。
 以上でございます。

菱沼委員)私もですね,この外城遺跡の部分においては,茨城廃寺も含めてやっぱり重要な文化財だと思ってます。そういう部分においてはですね,まずはこの調査をして,その状況をしっかりと報告書にまとめ,それをまずは市,それから県,それから国ということで上げていくことによって,本当にこの茨城廃寺を含めたすばらしい遺跡だっていうのが分かっていただけると思いますので,私としてはですね,この部分は国指定になっていければいいなと思ってますので,文化振興課の皆様においては,大変ご苦労をおかけしますけども,ぜひともよろしくお願いしたいなと思います。
 次に移ります。次にですね,同じページなんですけども,先ほど小学校のプール開放事業,それから八郷運動公園のプール管理ってことで,減額されてるっていうことで,先ほど,9月のオンラインの状況によって今回この差金が出たということでありましたけども,そういう中で,石岡小学校プール,それから八郷運動公園のプールの今のこの整備状況ですね。一切使えなかったっていうこともありましたので,その整備としてですね,完璧に直ってるのかどうか。令和4年度にはきちんとした形でですね,市民の皆さんに提供できるのかお尋ねしたいと思います。

スポーツ振興課長補佐)私から,八郷総合運動公園プールについてご説明をさせていただきます。八郷運動公園プールにつきましては,ご存知のとおり,昨年度漏水によりまして,また,コロナによりまして実施をできなかったところでございます。その後,漏水が止まっていたところなんですけれども,今年初め,若干また漏水が見受けられております。
 現在,八郷運動公園につきましては,躯体健全化調査を実施しているところでございます。その結果によりましては,実施,また,休園等について今後検討してまいりたいと,今してるところでございます。
 私からは以上でございます。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)石岡小学校プールの循環設備改修工事でございますけれども,今現在,3月21日の竣工に向けて工事を進めているところでございます。その内容によりまして,順次開館を進めてまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。

菱沼委員)八郷にしても,それから石岡小学校プールにしてもですね,非常にやっぱり市民の方は楽しみにしております。そういう部分においては,やっぱりこういうコロナ禍でですね,なかなかこう,ストレスを発散する部分っていうのがないという状況においても,確かにそのプールっていう部分においては,非常にやっぱり体を鍛える意味でも,また,健康づくりにおいてもですね,重要な部分だと私は思っております。そういう中でですね,3月21日,状況報告があると思いますけども,それに基づいてですね,極力早めに整備を完了していただいて,開放をしていただきたいなと思ってるところでございます。ひとつよろしくお願い申し上げます。
 次にですね,62ページの八郷給食センター管理運営経費で,今回施設用燃料が152万7,000円増額されております。実際,その燃料の高騰という部分においては非常に私も分かるわけですけども,実際この9月にオンラインをしていながらですね,それで,ほかの部分が減額されて,材料も減額されて,委託料も含めて減額されている中で,燃料代だけが高騰してるっていう部分においては,ちょっと私としてはどうなのかなっていう部分,ちょっと疑問視したもんですから,ちょっと再度,どのような……燃料の高騰は分かりますけど,この部分においての具体的な説明をお願いいたします。

学校給食課長兼石岡給食センター所長)ご答弁申し上げます。
 当初,予算要求した重油の価格なんですが,1リットル当たり83円で要求しておりました。その後ですね,価格が上昇しまして,現状で97円前後で推移しておりまして,価格が1リットル当たり14円上がっております。それで,当初想定していた範囲内をちょっと超えてしまいまして,八郷給食センター分の重油につきましては増額させていただいている状況でございます。
 以上でございます。

菱沼委員)了解しました。
 最後にですね,5ページの10の教育費,4の社会教育費の(仮称)八郷図書館整備事業163万円ということで,先ほどご説明ありました。防犯カメラの設置が,本来であれば今年度中にできればよかったんですけども,業者さんの関係で防犯カメラの設置が難しいということでありました。
 ご案内のとおり,4月1日がグランドオープンといいますかね,スタートするわけです。そういう部分において,先ほども,早めにですね,早急につけていきたいということでありましたが,その安全性が,先ほど述べておりましたけど,私もやっぱり安全性がものすごく重要だと思っておりまして,そういう部分において,今の段階でですね,設置見込み時期っていうのは実際どうなんですかね。そこら辺,ちょっと詳しくお尋ねしたいと思います。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長)お答え申し上げます。
 今回設置を予定しておりますカメラにつきましては,全部で合計7台を予定しているところでございます。館内に6台と,あと外ですね,廊下のトイレ側に1台ということで,性能的にはかなり高性能な部分に入ってくるものでございます。これから,先ほどもちょっと申し上げたんですが,半導体の流通が非常に悪い状態であることからですね,現在のところは,決められたといいますか,当初見込んでいたスペックを持つようなものを考えていたんですが,そちらの見直しについても,今後どうしても半導体の関係で入らない,また遅れてしまうといった場合には考えなくてはいけないのかなっていうことも考えてございます。ただ,やはり当初見込んでいたもの,当初設置したいと思ってたものをやはり取り付けたいと考えておりますので,現在の在庫の入手,そういった推移を見ながら,極力早い段階で,繰り返しになってしまうんですが,購入し,設置のほうをしてまいりたいと考えてございます。

菱沼委員)半導体のね,部品が入ってこなければ設置ができないという部分は確かに分かりますけども,実際その中でも,やっぱりもう4月1日っていうのがね,担当としてもそれを目途にいろいろ整備を進めてきたわけだと思いますが,実際こうね,設置されないということでありますので,そういう部分においてちょっと残念な部分はあります。しかしながら,1日も早くですね,その整備をしていただいて,やっぱり全て安全安心なその空間をつくっていくってのいうのが重要でありますので,そういう部分において,やっぱりその防犯カメラは私は重要だと思ってますので,1日も早く整備されるよう要望いたしまして,私の質問を終わります。
 以上です。

櫻井委員長)ほかに質疑はございませんか。

勝村委員)2点ほどお聞きしたいと思うんですが,まず,保健センターについてお伺いしたいと思います。こちらについては,さきの一般質問でも説明がなされてきましたけども,石岡保健センターと八郷保健センターの統合に伴い,今回の委託料が減額されているわけなんですけども,八郷保健センターについてちょっと確認の意味でお聞きしたいんですが,統合された後ですね,こちらの運営についてはどういった活用が見込まれているのかお聞きしたいと思うんですが。

健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 八郷保健センターの利活用でございますが,来年度に向けて,石岡・八郷保健センターの統合を検討していくと同時に,八郷保健センターの利活用についても協議をしていきながら,仮にですけれども,八郷保健センターが保健センターでなくなった場合も,今まで同様,健診の会場の場としては利用をしていきたいと考えております。また,その他の利活用といたしまして,公共施設としての有効な活用方法を検討していきたいと考えております。
 以上でございます。

勝村委員)ありがとうございます。
 八郷保健センターも,結構よくできてる保健センターだと私は思ってるんですが,そういう意味からしてちょっともったいないかなという気がいたしましたんで,できれば一部でもいいんでそういったほうが,また利活用ができればと思っておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
 もう一つなんですが,61ページの林地区公民館,管理運営費で委託料が減額されて,補助がされなくなったのでということなんですが,こちらについてですね,来年度また設計委託がなされるという解釈でよろしいんでしょうか。

中央公民館長)新年度につきましてなんですが,国の起債事業が延長になりまして,有利な財源の見込みが立つことができますことから,新年度も予算の計上をしてございます。
 以上です。

勝村委員)ありがとうございます。分かりました。よろしくお願いいたします。
 以上で終わります。

櫻井委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第15号令和3年度石岡市一般会計補正予算(第12号)のうち文教厚生委員会の所管に係る部分,議案第18号令和3年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)及び議案第19号令和3年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)の計3件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,いずれも原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第32号石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について,執行部から説明を求めます。

社会福祉課長)議案第32号石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて,ご説明申し上げます。
 改正の理由でございますが,匿名の方から寄附をいただいた200万円を,生活困窮者に対する生活支援等の費用に充てるため,石岡市たんぽぽ基金を設置するためでございます。
 説明は以上でございます。ご審議よろしくお願い申し上げます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第32号石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,本委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけでありますが,これらに係る委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。午後1時半から会議を再開いたします。

-休憩-

櫻井委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ここで,議事進行に合わせて説明員の入れ替えを行いましたので,ご報告いたします。
 ここで,教育委員会事務局より発言を求められておりますので,これを許します。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)私からは,補正予算でもご質問をいただきました石岡小学校プール循環設備改修工事の現状についてご報告申し上げます。
 今年に入りまして,2月の23日でございますけれども,配管工事が終わったことによりまして,配管の水漏れやろ過器の試運転を実施するために,プールへの水張りを開始いたしましたところ,プールの底面から漏水が判明いたしました。その後,2月の24日でございますが,そういった報告を受け,現在委託している会社にですね,連絡をしたところ,一旦プールを満水にした状態で,再度漏水の状況について確認したい旨を伝えられました。その後,3月の4日から4,5日かけましてプールを満水の状態とし,その後漏水の状況を確認したところ,1時間当たり1立米の漏水をしているというのが判明をいたしたところでございます。
 その後でございますけれども,どういった対応ができるかということで,3月の8日に,一次下請けの業者にですね,どういった対応ができるか確認をしたところ,どうやらプールの底面より漏水していることがほぼ確実であろうと。理由につきましては,シールの劣化等が考えられる。FRPを一度剥がし,シールを打ち直してFRPを直す必要があるのではないかとのご意見をいただきました。
 その後,3月10日にろ過機の試運転を実施しまして,今現在,どういった原因で漏水しているのか,また,今後どのような工事をしていかなければならないのか,また,その工費について現在調査中でございます。したがいまして,その工事の内容や工期によりましては,当初4月の12日オープンを予定していたところですが,これが遅れることにもなろうかと思います。
 本日,ご質問をいただいておりますので,急遽報告させていただきます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)ただいま,教育委員会から報告がございました。
 これについてご質問のある方は,挙手をもってお願いをいたします。

菱沼委員)報告ありがとうございました。
 そういう中で実際,明確になったわけでございます。4月の12日オープンということで目指しておりましたけども,そういう不具合があったということにおいてはですね,今後,今業者さんと協議してる最中だと思いますので,その部分においてはしっかりと委員会のほうにもですね,随時状況報告をいただきたいと思いますので,よろしくお願いします。
 以上です。

櫻井委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,次に入りたいと思います。
 次に,所管事務の調査といたしまして,第3期石岡市地域福祉計画(こども版)についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

社会福祉課長)社会福祉課から,第3期石岡市地域福祉計画についてご説明申し上げます。
 まず最初に,12月10日開催の文教厚生委員会において,第3期石岡市地域福祉計画素案についてご説明いたしました。その後,パブリックコメントを12月23日から1月6日まで実施いたしまして,ご意見等はございませんでしたので,素案のとおり作成いたしましたことをご報告いたします。
 次に,資料1,第3期石岡市地域福祉計画(こども版)をご覧ください。今回の地域福祉計画策定に当たり,地域福祉活動を担う人材の育成と本計画推進の一環として,小学校高学年向けにこども版を作成いたしました。今後,小学校5,6年生を対象として,市内の小学校に配布をいたしますので,地域福祉の推進にご利用いただきたいと考えております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,緊急メモについてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)私からは,緊急メモについてご説明させていただきます。
 資料2,緊急メモについてをご覧ください。緊急メモは,かかりつけ医や緊急連絡先の情報をあらかじめ自宅に保管しておくことで,緊急時に必要な情報を活用する目的で配布しております。概要としましては,平成21年度より配布を開始し,平成28年度に一部見直しを実施しております。内容としましては,対象者の氏名,生年月日等の基本情報,緊急連絡先,かかりつけ医,治療の病名,服薬状況等の情報を記載できる用紙を入れたファイル上部にリングをつけたものを,65歳以上の希望者へ無料配布し,電話の近くに下げ保管することで,緊急時に家族や救急隊等が必要な情報を確認することができるものです。配布実績としましては,平成21年度から令和2年度末までで1万383部となります。
 課題として,緊急メモの保管場所を電話の近くに下げておくよう周知しておりますが,利用者によって保管場所が異なり,救急要請を受けて駆けつけた救急隊員が,緊急メモの確認ができず,活用されていないなどの課題がありました。
 緊急メモが有効に活用されるよう,令和3年12月21日に,担当課と消防本部の救急担当間で,緊急メモの形態等を含め協議を行い,見直しを図りました。結果,変更内容として,別紙のとおり,形態に関しては,事例によって,冷蔵庫内に隙間なく品物が詰め込まれており,目につくところに保管されてなければ探し出せない可能性があること,新たな病気やかかりつけ医,薬の変更などの情報更新がされない可能性などがあることにより現状維持とし,保管場所を「電話近くに下げておく」から「冷蔵庫に下げておく」と変更し,用途目的を,平時と緊急時であったものを緊急時とし,記載内容の精査を行い,緊急時に必要ないものを削除し,延命意向や日常生活の歩行等移動状況の追加を行いました。
 今後の予定としては,新年度の4月から新緊急メモを配布開始するとともに,保管や活用方法について,市報,ホームページ等で周知してまいりたいと思っております。さらに,配布方法としては,地域包括支援センターや在宅介護支援センター,社会福祉協議会,ケアマネージャー,民生委員,児童委員等の協力を得て,ひとり暮らし高齢者や支援を要する高齢者等から,順次新しい緊急メモを配布してまいります。また,引き続き,消防本部の救急担当と活用状況や活用に当たっての課題等の情報共有を図ってまいります。
 高齢福祉課よりの説明は以上です。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,子育て世帯臨時特別給付金給付事業についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

こども福祉課長)令和3年度子育て世帯臨時特別給付金給付事業の支給対象範囲の拡大についてご説明させていただきます。
 初めに,資料3をご覧ください。令和3年第4回定例会及び令和4年第1回臨時会にて,ゼロ歳から18歳までの児童を養育する方へ,国の給付金として児童1人当たり一律10万円を支給することを目的に補正予算を計上させていただきまして,順次支給を進めているところでございます。
 その中で,基準日である9月30日の翌日以降に,離婚などの理由により給付金を受け取れないといった事象が発生したことを受けまして,国において令和4年2月7日に支給要領を変更し,基準日以降にその状況となった児童養育者へ給付金を支給することとなりました。
 今回の変更により,給付の対象となる範囲につきましては,養育対象が中学生以下と高校生世代で異なり,中学生以下につきましては,8月31日の翌日以降に養育者が変更となったものの給付金を受け取っていない方。高校生世代につきましては,基準日が9月30日の翌日以降の方となります。
 今回の変更による追加所要額は,70名を想定し,700万円を見込んでございます。なお,追加分につきましては,速やかに対象者に支給するため,既存の子育て世帯臨時特別給付金から執行してまいりたいと考えております。
 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

菱沼委員)ご説明ありがとうございます。
 これちょっと確認でお聞きしたいんですけども,追加見込み者数を約70人という記載があるんですが,この算定根拠っていうか,どのようなあれで約70人って算出したんでしょうか。お尋ねします。

こども福祉課長)70人の内訳なんですけれども,児童手当・児童扶養手当の認定者を参考に,児童数を31人分計上させていただいてございます。そのほか,高校生を養育する,離婚されてからの転入者の方ですね,その方を大体14名程度,さらに予備として25名分を合わせて,70人分を計上させていただいております。
 以上でございます。

菱沼委員)了解しました。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結をいたします。
 続きまして,保健センター基本構想(案)についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当)私から,保健センター基本構想(案)についてご説明いたします。
 資料の4,石岡市総合保健センター(仮称)基本構想(案)をご覧願います。石岡・八郷保健センターの方向性につきましては,昨年9月の本委員会において,複合文化施設の枠組みから外れ,両保健センターの統合に向けて検討をしていく旨ご報告させていただきました。まず初めに,その後の経過についてお伝えいたします。
 18ページをお開き願います。一番下,庁内等での意見聴取の部分でございますが,部内等プロジェクトチームについては,令和3年11月に,保健福祉部及び健康増進課と業務連携のある部署の課長級で構成いたしました。こちらでは,統合に際し求められる保健センター機能等についての意見聴取を行い,保健センターの相談及び相談室に関する機能や設備の充実等を求める意見が寄せられました。19ページをご覧願います。その後,令和3年12月に,先ほどの部内等プロジェクトチームに,統合・建設に関連する部署の課長級を加えました保健センター統合・建設検討委員会を立ち上げまして,今年1月から2月にかけて計3回協議を行っております。
 また18ページにお戻りいただきまして,下の部分,市民等からの意見聴取でございますが,外部の方からの意見を聴取するため,保健センター事業の検討を行う組織である石岡市健康づくり推進協議会を2月17日に開催し,本日ご提示させていただきました石岡市総合保健センター(仮称)基本構想(案)について協議をいたしました。委員の方々からは,特に石岡保健センターに関しまして,施設が老朽化しており,検診等の事業実施の際も,空調の効きが悪いことやエレベーターがないことなどから,早く建設を進めてほしい。また,新保健センター建設に伴い,市民が不便にならないよう配慮をしてほしいといったご意見をいただきました。
 これらの意見を踏まえまして,本年度につきましては,統合に当たっての基本的な考え方,理念をまとめた基本構想を策定し,令和4年度において,統合後の新保健センターの具体的な内容,建設場所や規模,部屋の構成などを固める,基本計画をまとめるスケジュールを考えているところでございます。
 それでは,基本構想(案)の内容につきまして,順番にご説明いたします。表紙の次の目次をご覧願います。本構想の構成でございますが,大きく2本立てとなってございます。まず第1章,基本構想策定の目的と背景の中では,保健センターについての現状や市の施設に関する計画との関連性を確認し,第2章,保健センター統合の検討についてでは,第1章の内容を踏まえた統合の考え方と理念を記すという形を取ってございます。
 本文1ページ目をご覧願います。1,はじめにといたしまして,石岡と八郷保健センターの今までの経緯を述べ,上位計画となる市の総合計画や施設計画についての説明,そして,今までの協議経過を踏まえ,まずは統合のための基本理念をまとめるという流れを説明してございます。
 2ページ目をご覧願います。2,石岡市総合保健センター(仮称)整備の流れでございますが,今後の整備段階ごとに表に掲載してございます。新保健センターの設置場所や設置面積,事業費,部屋の配置などの具体的な内容につきましては,2段階目の基本計画の中で詳細を決めていきたいと考えております。
 次の3ページから7ページにつきましては,令和元年度に策定しました石岡市保健施設個別施設計画の中から,石岡・八郷保健センターの各施設の概要,スペース構成,当初の修繕等の工程表,対策費用等を抜粋して掲載してございます。7ページの工程表の部分でございますが,令和元年の個別施設計画策定の時点では,石岡・八郷それぞれの改修を行った上で,2023年,令和5年から複合化の検討を開始する必要があるとの方向性となっておりましたが,実際には施設の老朽化が深刻なため,検討の前倒しをして今回の統合の構想に至っている状況でございます。また,表の下の対策費用でございますが,個別施設計画策定時におきまして市の全施設統一で用いました,地域総合整備財団の更新費用試算ソフトを用いました保健福祉施設の設定単価から算出した費用となってございますので,現在の建築単価とは異なるものとなることをご了承願います。
 8ページ目をご覧願います。4,石岡市公共施設等総合管理計画の基本方針でございますが,保健センター統合については,この総合管理計画の方針にのっとって進める必要があるため,抜粋して掲載してございます。第5章の3の(1),5つの基本方針では,必要な3項目,①計画的保全による長寿命化の推進,②施設保有量の最適化,③地区ごとの特性とニーズに応じた施設再編を抜粋してございます。その方針を受け,保健センターの統合に際し特に重要な点といたしましては,(2)の考え方と取組内容の②施設保有量の最適化の2ポツ目,同じ用途の施設が重複している場合や利用率の低い施設などは,地域のニーズや利用状況等を考慮し,集約化や複合化,再配置など最適化を検討しますという点と,次の③地区ごとの特性とニーズに応じた施設再編の,地区ごとの特性を踏まえながらそれぞれの地区の現状や人口推計等を基に,実情に合った施設の再編を進めますという2点でございます。同一機能施設である保健センターの統合による最適化を図りつつも,地域のニーズに応えるため,各地区での事業実施や申請・相談の窓口設置などの市民の利便性の維持を図ることが重要と考えてございます。
 9ページ目をご覧願います。人口推移,将来推計でございます。平成28年度策定時点の資料のため,用いた基礎データが平成22年国勢調査のものとなってございますが,直近の令和2年の国勢調査の速報値における令和2年10月1日現在の当市の人口が7万3,160人でございましたので,グラフ中の令和2年の記載人口,推計7.3万人と極めて近い結果となってございます。こちらのグラフでは,石岡市の総人口は一貫して減少傾向にあり,一番右側の令和37年には4万5,000人になる推計でございます。10ページ目をご覧願います。老年人口の推移でございます。老年人口につきましては,令和12年までは増加しますが,65歳から74歳の人口については令和2年以降減少となり,また,75歳以上の人口についても令和17年から減少するため,老年人口全体も,令和22年以降減少していくことが見込まれてございます。
 11ページ目は,保健センター来所者の内訳といたしまして,令和2年度の保健センター来所者延べ人数の表でございます。表の下半分に記載しております申請関係につきましては,来所不要となるよう申請の手続の見直しを図っているところではございますが,各種受診券や接種券などの再発行などに来所しての申請が残ってございます。また,一番下の相談の部分でございますが,少ないほうの八郷保健センターにおきましても,平均しますと1日1件以上の来所がある状況でございます。この点に関しましては,市民の利便性の維持が必要な部分と押さえてございます。
 12ページ目をご覧願います。第2章,保健センターの統合の検討についてでございます。1,統合の必要性につきましては,最初の「はじめに」でも触れておりますが,第一段落目では,保健センターの法的根拠とその目的をまとめてございます。第二段落目では,老朽化の状況と,個別施設計画の中で令和5年度から複合化等の検討を行う予定となっていたことを記載してございます。第三段落目では,前段で人口の将来推計に触れ,後段で職員配置数の適正化も踏まえ,統合は必要であることから,個別施設計画に記載されている令和5年にかかわらず,機会を捉えて検討を行っていたことを記載してございます。
 続く下段の2,統合の検討に向けた協議でございますが,13ページ目にかけまして,冒頭の説明でも触れましたが,今回の統合検討に至る経過として,令和2年度から本格的に検討が始まった複合文化施設の中で,老朽化が著しい石岡保健センターも機能移転できるかどうかの検討を行っていたこと,その後,複合文化施設機能と保健センター機能との方向性のずれなどから,複合文化施設からは外れることとなったこと,その後,保健センターの今後について課内での協議を開始し,7月には外部委員の組織である健康づくり推進協議会の各委員からご意見をいただき,また,保健センターの利用者からアンケート調査を実施したこと,11月には保健福祉部等のワーキングチームを経て,12月に庁内ワーキングチームを立ち上げ,現在に至る経過を記載してございます。
 13ページの中ほど,3,新保健センターに求められる機能でございますが,各保健センターで事業に使用している部屋や事務室等の面積を表にしたものでございます。保健センターで実施している一番大きな規模の事業である成人対象の総合健診におきましても,面積の狭いほうの八郷保健センターにおいても実施できていることから,現在の施設と同程度の規模を基本として検討していく予定でございます。
 14ページをご覧願います。4,施設統合についての基本的な考え方でございますが,市の各種計画で示された考え方や現状分析を踏まえまして,一段落目に,利用状況を考慮した集約化,最適化を図ると同時に,地区ごとの特性とニーズに対応する必要がありますという基本的な考え方を示してございます。具体的には,申請・相談等の窓口は現在の各保健センターの近くに残す必要がある点や,現在実施している地区健診などの機会も継続して確保する点など,市民の利便性の確保を行う必要性を示してございます。第二段落と第三段落では,候補地の考え方としまして,現在の保健センター所在地を含め,公共用地を基本として来年度具体的な検討を行い,基本計画を策定する予定と記載してございます。
 5,新保健センターの基本理念ですが,健康増進課の事業計画である第2次いしおか健康応援プランの基本理念,健康でつながる人づくりまちづくりを受けまして,その支援拠点ということで基本理念を示してございます。
 15ページをご覧願います。6,年度スケジュールでございますが,こちらは冒頭2ページ目に記載しました各整備段階についての進捗見込みを示してございます。現時点では,令和5年度に設計を,令和7年度までに着工,竣工と示してございますが,進捗の度合いにより適宜見直す可能性もございます。
 次の16ページから最後にかけましては,参考資料といたしまして,保健センターの事業一覧や基本構想策定までの経緯,市民の保健センター利用状況及び本委員会でもご説明いたしました利用者からのアンケート結果等を掲載してございます。こちらにつきましては,後ほどご覧いただければと思います。
 長くなりましたが,説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,地域医療対策事業についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)それでは,私から地域医療対策事業につきましてご説明いたします。
 資料5をご覧ください。今回は地域医療計画の改定案につきまして,参考資料として石岡地域医療計画改定案本編も添付しておりますが,新旧対照表によりご説明いたします。
 新旧対照表2ページをご覧ください。まず,目次につきましては,前回の委員会でもご説明いたしましたが,大きな改定のポイントといたしましては,第4章,課題解決に向けた基本的な考え方を,第4章,必要な医療提供体制の構築に向けた取り組みとし,基本理念の実現のために必要な医療対策及び行政が担う対策に係る取組を追加すること,そして,優先的に実施する対策として,病院の再編統合・公立化と病床の再配分を掲載しておりました第5章,具体的な対策を削除することでございます。具体的な改定箇所につきましては,主なポイントについて,各章ごとにご説明いたします。
 4ページをご覧ください。まず,第1章,計画策定のあらましでは,(4)②に改定のアプローチを追加しております。今後,パブリックコメント,石岡地方医療対策カンファレンスを経まして,計画改定となる予定でございます。
 次に,第2章,石岡地域における医療の状況では,5ページから18ページにかけまして,基本的には石岡地域の人口構造,周辺及び3市内の医療提供体制,市民の受療動向,救急搬送等の実績の情報更新等を行いました。そのほか,妊産婦のレセプトデータ分析や,令和3年に開設しましたこども休日診療の情報を追加いたしました。12ページ及び13ページをご覧ください。今回追加いたしました妊産婦のレセプトデータ分析では,妊産婦の主な入院先医療機関が,2年前と比較いたしましてクリニックの利用の増加が明らかになりました。また,こども休日診療につきましては,15ページの左下段のように,令和3年12月までの利用実績を掲載しておりますが,患者数は延べ47日間で延べ447人,1日当たり9.5人。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う受診控えなどがある中,多くの地域住民の方の利用があり,その需要の高さが明らかとなりました。
 19ページをご覧ください。第3章,石岡地域に必要な医療提供体制では,当初の計画で整理いたしました医療課題に加えまして,本年度実施いたしました各調査の結果等を踏まえまして,石岡地域に必要な医療提供体制を改めて整理いたしました。
 次に,20ページをご覧ください。第4章,必要な医療提供体制の構築に向けた取り組みでは,(1)計画の基本理念のように,基本理念は継続しつつ,(2)基本理念の実現のために必要な医療対策として,当初の計画で,石岡市医師会,医療機関及び行政が,おのおのの状況を踏まえつつ地域医療に最大限貢献できるように取り組むものとした対策を,リスト化して掲載してございます。その上で,さらに21ページにありますように,(3)行政が担う対策に係る取り組みといたしまして,今後は,医療提供体制の維持,体制の発展,人材の育成,医療ニーズの把握と情報発信の4つの柱で地域医療対策を展開する方針をお示ししてございます。また,22ページのように,取組を例示してございます。なお,取組の例示でございますが,新規事業につきましては,議員の皆様からご意見等をいただきながら進めてまいりたいと考えております。
 次に,第5章,具体的な対策につきましては,冒頭の目次のところでもご説明いたしましたが,優先的に実施する対策として病院の再編統合・公立化と病床の再配分を掲載していた箇所につきまして,削除をいたしました。
 そのほか,27ページ以降の資料編につきましては,情報を更新するとともに,本年度実施した調査結果等を追加して掲載してございます。
 最後に,今後の見通しにつきましてご説明いたします。新旧対照表4ページの説明の繰り返しとなりますが,今後,パブリックコメントの実施,石岡地方医療対策カンファレンスの開催などを予定してございます。なお,想定スケジュールといたしましては,当初,令和3年度内を目標としてございましたが,関係機関等との調整などの結果,令和4年度当初にずれ込む見込みとなりました。
 地域医療対策室からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,新型コロナウイルスワクチン接種事業についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)それでは,私から新型コロナウイルスワクチン接種事業についてご説明いたします。
 資料6をご覧願います。1,ワクチン接種状況につきましては,令和4年3月6日現在の接種状況でございますが,12歳以上の方につきましては,1回目接種済者の接種率は91.9パーセント,2回目接種済者の接種率は91パーセントとなってございます。65歳以上の高齢者の接種状況でございますが,1回目接種済者の接種率は92.8パーセント,2回目接種済者の接種率は92.6パーセントとなってございます。次に,3回目の追加接種につきましては,18歳以上の方が接種対象となっており,18歳以上の接種率は32.6パーセント,65歳以上の高齢者の接種率は57.5パーセントとなってございます。
 2,追加接種に係るワクチン供給体制(ファイザー社製)につきましては,これまでに入荷した第1クールから第4クールのワクチン供給は1万5,210回分,また,今後入荷予定の第5クールから第8クールを合わせますと30箱,接種回数にしますと3万5,100回分のワクチンが4月末までに入荷される予定となってございます。1月20日の文教厚生委員会では,第1クールから第3クール,計1万2,870回分のワクチン供給量をお示しさせていただきましたが,当初とは異なり,4月末までのファイザー社製のワクチン供給が見込まれ,さらに2万2,230回分のワクチン供給の増加が見込まれた状況でございます。
 3,追加接種に係るワクチン供給体制,こちらは武田・モデルナ社製でございますが,これまでに入荷した第1クールから第4クールのワクチン供給は1万8,300回分,また,今後入荷予定の第5クールから第6クールを合わせますと187箱,接種回数にいたしますと2万8,050回分のワクチンが4月末までに入荷される予定となってございます。こちらのワクチンにつきましても,1月20日の文教厚生委員会では,第1クールから第2クール,1万4,100回分のワクチン供給量をお示しさせていただきましたが,こちらも4月末までワクチン供給が見込まれ,さらに1万3,950回分のワクチン供給の増加が見込まれた状況でございます。
 4,小児接種に係るワクチン供給体制,こちらはファイザー社製でございますが,3月1日に第1クールのワクチン4箱,400回分が入荷され,4月末までに計59箱,5,900回分のワクチンが入荷される予定となってございます。こちらは,接種対象者の約8割の方が2回接種可能なワクチン量となってございます。
 次のページをご覧ください。5,小児接種でございますが,(1)対象者は,接種日に市内に住所を有します5歳から11歳までの方となっており,16歳未満の方が接種を受けるには,保護者の同意と同伴が必要となってございます。
 (2)優先接種につきましては,県が重度の基礎疾患がある小児を中心に接種を推進していくことを基本的な考えとしていることから,当市におきましても県と同様に,括弧内に記載してございます慢性呼吸器疾患等の重度の基礎疾患などがある方の優先予約枠を設けまして,2月28日から3月3日までの期間,市コールセンターで優先的に予約受付を行ってまいりました。
 (3)小児に対するワクチンにつきましては,5歳から11歳用として薬事承認されましたファイザー社製ワクチンを用い,原則20日間の間隔をおきまして,2回接種することとなってございます。
 (4)接種券の送付につきましては,3月からの接種開始を見据えまして,2月24日に3,617人の方へ送付してございます。
 (5)予約方法につきましては,県が重度の基礎疾患がある小児を中心に接種を推進していくことを基本的な考えといたしましたことから,当市におきましても,まずは重度の基礎疾患などがある方の優先予約枠を設け,2月28日から3月3日までの期間,市コールセンターで優先的に予約を行ってまいりました。
 (6)接種時期につきましては,3月8日からの接種となっておりまして,(7)接種場所につきましては,市内5つの接種協力医療機関となってございます。また,県の大規模接種会場につきましては,県の方針としては,基礎疾患などがある方,こちらの方を優先接種とした上で,かかりつけ医での個別接種を推奨しておりますが,かかりつけ医で接種することのできない小児の受け皿として実施し,予約につきましては市のコールセンターを介さず,直接県のウェブ予約システムで予約することとなってございます。
 (8)周知方法につきましては,接種券送付時の個別通知のほか,市ホームページや公共機関等への掲示をしてございます。
 6,1,2回目の接種医療機関の変更でございますが,2月末までは,石岡地区の接種会場は山王台病院,八郷地区の接種会場はグリーンクリニックとなっていたところですが,山王台病院につきましては,2月いっぱいをもって2回目のファイザー製ワクチン接種を終えましたことから,3月から取扱うワクチンが武田・モデルナ社製となってございます。このため,1,2回目接種における石岡地区会場は,柏木医院と杉並クリニックと変更になってございます。
 7,接種医療機関の取り扱いワクチンの変更,こちらは追加接種に係るものでございますが,これまで1バイアル当たり15人の接種が可能でありました武田・モデルナ社製ワクチンを活用した接種体制を構築するため,高齢者施設などの嘱託医である医療機関につきましては,2月から武田・モデルナ社製のワクチン接種に切り替えて接種を行ってきたところでございます。今後は,ファイザー社製ワクチンの入荷数の増加が見込まれましたことから,市内の接種協力医療機関のうち,医院及びクリニック等の診療所計16医療機関,こちらはこれまでファイザー社製ワクチンを接種していた9つの医療機関に加えまして,7つの医療機関がモデルナ社製ワクチンからファイザー社製ワクチンへ切り替わるわけでございますが,こちらにつきましては,3月8日からの予約受付分,接種時期につきましては4月からの接種分になりますが,こちらからファイザー社製ワクチンのワクチン接種に切り替えて予約を受け付けております。また,市内接種協力医療機関の病院,こちらは7つの接種協力医療機関でございますが,こちらにつきましては引き続き武田・モデルナ社製ワクチンの接種の予約を継続しております。こちらの周知方法につきましては,接種券送付の個別通知や市ホームページ,市予約専用サイト等で行ってございます。
 これらにより,3月に市内で接種予定のワクチン種別の割合につきましては,ファイザー社製ワクチンがこれまでは約3割,武田・モデルナ社製のワクチンが約7割でありましたが,4月につきましては,ファイザー社製,武田・モデルナ社製のワクチンそれぞれ5割程度となってございます。また,4月に接種券を送付する方,こちらは昨年10月に2回目の接種を完了した方1万3,800人程度でございますが,接種枠につきましても,対象者を上回る1万4,000程度を確保できており,5月末までには,追加接種対象者であります18歳以上の全体の約8割程度の方が接種を終えることのできる接種枠,こちらを提供できる見込みとなってございます。
 8,集団接種でございますが,(1)場所につきましては,石岡運動公園体育館,(2)日時につきましては,令和4年2月6日から日曜祝日を開催日として実施しているところでございます。開催日につきましては,基本的には予定どおり日曜及び祝日の開催をいたしますが,先ほどご説明差し上げましたとおり,4月に接種対象者へ接種券を送付いたしますと,追加接種対象者全体の8割程度の方が接種できる接種枠を提供できる見込みとなったことから,石岡市医師会と協議をし,5月の祝日,こちらは3日から5日までの3日間でございますが,こちらの市集団接種につきましては開催しないことといたしました。(3)接種人数につきましては,メインアリーナで1日最大720名,サブアリーナで1日最大360名となってございます。(4)2月中の実績でございますが,6日開催いたしまして,接種者数は1,204名となってございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,南小学校長寿命化改良工事の今後の事業内容についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)私からは,令和3年12月10日に開催された文教厚生委員会において説明いたしました南小学校長寿命化改良工事について,設計等の変更が生じましたので,その変更点を中心に説明してまいります。
 資料をご覧ください。主な変更点につきましては,3点ほどございます。まず1つ目でございますが,仮設校舎の位置を,北側教室棟の隣からグラウンド側に変更してございます。2つ目として,その仮設校舎の位置変更に伴いまして,工事工程も変更いたしております。また,工事費にも変更がございました。
 まず,変更点の1つ目についてご説明申し上げます。南小学校長寿命化改良工事全体図面も併せてご覧ください。仮設校舎設置費用につきましては,他市町村の事例や建築士の意見などから,当初1億6,500万円と見積もっていたところでございますが,昨年の11月に参考見積りを取り寄せたところ,2億5,300万円の見積書の提出がございました。その後,設計業務を進める中で,北側教室棟隣に仮設校舎を設置する場合,地盤の整備,仮設校舎の防火対策,また,くいを打つ必要性があることなどが判明してございます。それらの費用について改めて見積もったところ,7,200万円掛かるとの試算がございました。そこで,安全面やコスト面などについて,再度仮設校舎の位置について内部協議を行いまして,最終的にグラウンド側に設置することといたしました。
 そのほか,変更点としましては,3階建てから2階建てに変更しているということと,メリット・デメリットとしまして,北側教室の隣に仮設校舎を設置する場合,学童施設とのその間が約3メートルということで,当初からその安全性についてはご指摘をいただいてきたところではございますが,今回グラウンド側に変更したことによりまして,完全にその工事エリアと仮設校舎エリアを分けたことにより,その安全性が高まったことなどがメリットとして挙げられております。
 続いて,工事工程についてご説明いたします。引き続き,工事全体図面もご覧いただきたいと思います。令和4年度に行う工事につきましては,7月から10月にかけまして,職員駐車場の整備を行ってまいります。7月中旬から12月中旬にかけてグラウンドの第1期目の改修工事を行い,8月中旬から令和5年2月中旬にかけて仮設校舎を設置してまいります。9月中旬から2月下旬にかけまして,バスの回転場と来客用の駐車場の整備を行ってまいります。
 令和5年度には,4月から令和6年2月中旬にかけて校舎全体及び屋内運動場の改修工事を進めてまいります。令和6年4月には校舎と体育館が出来上がりますので,利用できるようになろうかと思います。
 令和6年度に入りまして,4月から6月にかけて仮設校舎を撤去してまいります。その後,7月から10月にかけて校舎が建っていた付近のグラウンドの第2期目の整備を行いまして,一連の工事が終了いたします。
 続きまして,工事費について説明申し上げます。校舎及び屋内運動場,グラウンドの整備,バスの回転場及び駐車場の整備,建屋周りの整備,総額15億510万9,920円の支出を見込んでいるところでございます。そのほか,仮設校舎と工事監理費も合わせますと,今回の南小学校に係る総額でございますが,18億4,410万9,920円の工事費等を見込んでいるところでございます。続きまして,財源となりますが,国の補助金,学校施設環境改善交付金。補助金額としましては……大変申し訳ございません,金額の訂正をお願いしたいと思います。補助金としましては4億2,051万1,000円を見込んでございます。市の負担金としましては,あわせて金額訂正をお願い申し上げます。14億2,359万8,920円となってございます。大変申し訳ございません。
 続きまして,ご質問いただきました工事費増加の具体的な要因についてご説明申し上げます。南小学校長寿命化改良工事,工事費増加の内容というA4判横の資料をご覧いただきたいと思います。資料でございますが,工事種別,当初想定していた工事費の金額,要望による増加につきましては,学校現場からの要望による増加分でございます。調査による増加につきましては,実際に設計事務所による現地調査等を行いまして,契約後必要となった工事費の増,どうしてもやらなければならない内容の工事となってございます。項目大変多いですので,主なものについてご説明申し上げていきたいと思います。
 まず,資料一番上の段でございますけれども,2階渡り廊下の内部化ということで,南小学校につきましては,管理教室棟と北教室棟の昇降口上に渡り廊下のようなものがございますが,現在そこの部分が凹凸がありまして歩きにくいということと,そこが利用できるようになれば非常に利便性が上がるということで学校から要望があり,設置することといたしました。その下の下の段,エアコンの新設・交換でございますが,現在エアコンについては10基ほど備え付けてございますが,そのほか,普通教室,特別教室棟全てにエアコンを設置してまいりたいと考えておりますので,その増加分となってございます。その下,トイレ周りの給排水設備の更新につきましては,建設当時から変更してございませんので,今回,今後40年間施設を使っていくということで,そういった給排水の配管等も全て更新していく必要があるのではないかということでの工事費の増加でございます。
 続きまして,調査による増加分でございますが,その下の段でございます。外部改修工事,それから内部改修に係る物価上昇分というものがございます。その下の下の段でございますけれども,内部・外部の部材にアスベストの混入がありますので,それらの部材については全て撤去していくということで,そういった撤去費用となってございます。その5段下でございますけれども,エレベーターの設置,こちらにつきましては,既存の校舎につけるのではなく,その部分については増築が必要ということですので,その増築分の増額でございます。その4つ,5つ下でございますけれども,これもやはり電気工事,それから機械工事に係る物価上昇分というものがございます。
 続きまして,資料次のページをご覧いただきたいと思います。グラウンド整備などの外構工事に関わる部分でございますけれども,資料2枚目,上から4段目でございますけれども,小屋,倉庫,ボンベ庫,それから花壇。学校の要望によりましてそれが必要ということですので,増額分となってございます。資料中段にございます駐車場689万7,105円でございますけれども,当初,駐車場につきましては職員の駐車場のみということで考えておりましたが,統合小学校のスタートということもあり,送迎も増えてくるだろうということで,当初350平方メートルから820平方メートルに駐車場は増加するものでございます。その下の段,バス停の屋根でございますけれども,これはスクールバスの停車場に設置する屋根となってございます。
 資料3枚目をご覧いただきたいと思います。上から3つ目,グラウンドの路床整備でございますけれども,当初はグラウンドの整備についてはレベルの調整のみとしておりましたが,今回,南小学校のグラウンドにつきましては土壌のすき取り・敷きならし等も併せて行っていくということでの増加でございます。資料中段でございますが,時計ポール・スピーカー。県内市外の市町村等の大規模改修工事について確認すると,ほぼ時計ポール,そういったスピーカーなどがグラウンドに設置されているというような状況ですので,南小学校も同様にそういった設備を整備してまいります。資料下段のほうとなってございますが,浸透舗装,浸透ます,浸透側溝ということで,通常舗装ではなくそういった舗装材に変えることにより,なるべく雨水等を学校の敷地外に出さないということで,そういった素材のものを使っていくということでの増加でございます。
 今回の増加によりまして,当初9億5,271万6,050円,当初想定していた工事費でございますが,要望による増加,調査による増加合わせて,今回の工事費15億510万9,920円の支出を見込むものでございます。仮設校舎の増加分につきましては,先ほど説明したとおりとなってございます。
 私からの説明は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

関口委員)当初ですね,工事費用は10億であるとして,そこに仮設校舎は含まないという話で,仮設校舎は1億6,500万って言ったのかなと思うんですけど,トータルで結局18億掛かるという,12月にもそういう説明がありまして,中身をよく精査していただきたいということで,今回資料として請求したんですけど,大分細かい数字まで出していただきまして,内容分かったんですけど,まず私の意見としては,これですね,工事がかなりある。管理棟と教室についてはですね,10億からの工事費になる。これはなかなか市内の業者ではまとまらないのかなと。こういったところはですね,大手と地元JVでやるのがいいのかなと思います。
 あと,体育館の改修とかね,グラウンドの改修,そういったものについてはですね,市内業者でできると思うんですけど,分離発注していただきまして,市内業者の育成……育成ではないですけど,結局,市内の地場産業の活性化のためにですね,地元の方に働いてもらうということで。これは大手が全て一括で取ってしまうとですね,大手は協力会社を連れてきて,地元の業者は全然使わないんですね。そういったことがないようにですね,これは教育委員会でその契約のことにどうのこうのは言えないと思いますけど,これはどこの課でも同じですよね。そういったことは,やはりその地元の地場産業を育成するっていう,活性化するためにですね,契約検査課になるのか総務になるのかは知りませんけど,そういったところにね,一応意見として申し上げるべきだと私は思うんですよね。
 これについて,まず意見ありますか。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)私も,地元企業の育成につきましては非常に重要と考えておりますので,ご意見等をしっかり受け止めさせていただきたいと考えてございます。

関口委員)そしてね,私一番今回,この南小の改修工事,長寿命化の事業で心配してるのはグラウンドなんですよね。この前,予算委員会の中で少し話したんですけど,やはりあの八郷中でやったグラウンドの整備,あれは大変学校側も,また保護者も,また生徒もですね,本当にいいグラウンドになったと大変好評を受けておりますんで,やはりあの工法でやるべきだと思うんですけど,それについて,今回どういう工法で整備するのかお伺いをいたします。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長)南小学校のグラウンドの改修の工法でございますが,まず最初に,表層の土を削り取り,一旦整地いたします。その後,透水管と側溝を設置する部分の土を削り取り,透水管を校舎側から勾配を設け設置してまいります。透水管の周りに砕石を敷き詰めまして,その上に砕石10センチを敷き詰めてまいります。最後に,表層部に混合真砂土,これは関東地方では岩瀬砂と呼ばれているものですが,そちらに土壌改良剤を3割ほど混合攪拌いたしまして,校舎側から0.6パーセントの勾配を設け,仕上げてまいります。
 こちらの工法につきましては,平成30年度に八郷中学校のグラウンドの第2期目の改修で行った工法と同様の工法でございますけれども,そのようになってございます。

関口委員)今のお話を聞きましてですね,八郷中で行った工法というのは,そのほかにもあるんですか。同じような工法があるのかなと思うんですけど,私,実績とですね,あと値段が安いっていうか,工事費が削減できる,そういったものも考慮してですね。この工事についてですね,いろいろ細かいことも言いたいんですけど,各部署で経費掛からないようにいろいろ考えて,設計さんと話をしていただきたいと思っております。削った土なんかもですね,市内に置くとこあるんでね,そういったところも考慮してお金の掛からないようにですね。公共残土はどこでも埋められるんでね,そういったことも考えてやっていただきたい。
 グラウンドもそうですけど,南小学校の長寿命化が,スケジュールどおりね,私はできるようにしていただきたいと思っておりますんで,ひとつよろしくその点お願いします。

教育部長)まず,今あったグラウンド整備です。委員会で指摘されたとおりですね,八郷中の当初改修工事は失敗してございます。その反省に基づいてですね,南小では二度と繰り返さないというように思ってございます。
 それで,委員ご指摘のように,真砂土,砂ですね,それに八郷中の部分も3割ほど混ざってるものがございます。その混ぜるものですね,3割程度,八郷中と同じものがいいのか,もしくは違うものを候補もございますので,その部分は価格,あるいはその混ぜるものによってですね,もっと風が起きた場合飛ばないような材料もあると聞いてますので,その辺りを実施する場合には検討していきたいというように思ってございます。
 それから,最初ありました分離発注でございますが,地元業者育成ということもあると思います。ただ,価格のほうもあると思いますので,関係部署と協議しながら,実施の方向に向けて何が一番いいのか検討をさせてもらってですね,進めていきたいというふうに思ってございます。
 以上です。

関口委員)今,課長とね,部長でちょっと若干違う,答弁が変わったなと思うんですけど,私は前に言ってるようにですね,三上設計ですよ,今回また。八郷中も南小も三上設計なんですよね,設計士が。それで八郷中のときに失敗してるんですよ,グラウンドを。そのあと1億からのお金掛けてね,一般財源かけて。失敗したではしょうがないでしょう,これ。だから,南小は慎重に,実績のあった,八郷中で成功したその工法でやっていただきたいと私言ってるんですよ。
 ひとつよろしくお願いします。

櫻井委員長)答弁はよろしいですか。

関口委員)答弁いただきます。

教育部長)検討させていただきたいと思います。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結をいたします。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

-休憩-

櫻井委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 続きまして,文化財保護活用地域計画の進捗状況についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

文化振興課長)私からは,文化財保存活用地域計画の進捗状況についてご説明をさせていただきたいと思います。
 まず,計画の作成に当たりましては,令和3年度から3年間の継続事業として取り組んでおり,令和5年度の国の認定に向け取組を進めているところでございます。
 それでは,資料をご覧いただければと思います。令和3年度の取組状況といたしましては,本年度は5月にプロポーザルの公告を行い,7月5日にプロポーザルによる審査を実施いたしまして,8月に事業者と契約を締結いたしました。その後,11月に第1回協議会を開催いたしております。令和4年に入りまして,1月に市民ワークショップを開催してございます。また,この間,市民アンケートを実施しているところでございます。
 次に,プロポーザルの概要でございますが,今回,受託事業者を決定するに当たりプロポーザル方式を採用した理由といたしましては,計画を作成するためには,文化財や防災,まちづくり等の分野に関する専門知識と,文化財の調査手法や保存活用計画作成に関するノウハウ等が必要となること,さらに,単に価格のみで受託業者を決定する競争入札では十分な能力を有する事業者と契約ができず,期待した成果を得られないおそれがあったためでございます。このプロポーザルには,7社から応募がございました。審査に当たりましては,庁内職員で構成いたします選定委員会を設置し,総合点が高い上位2社を優先交渉権者として選定をいたしております。審査では,提案内容や業務実績などの項目を設け,審査,評価を行ったところでございます。
 次に,業務委託契約でございます。3年間の継続契約となり,8月30日に第1位の優先交渉権者である株式会社イビソク千葉営業所と契約を締結しております。同社は,これまで福井県大野市などの各自治体の地域計画や個別の文化財の保存活用計画を策定してきた事業所でございます。契約は,地方自治法施行令第167条の2第2項に基づく随意契約となり,3年間の契約額は1,155万円でございます。
 次に,この間,市民等から,本市の文化財に対する認識を把握し文化財の保存と活用に関するニーズを探ることを目的に,アンケート調査を実施しております。アンケート調査は,公民館講座への参加者や,ほか,市報やツイッター等を通して,いばらき電子申請を活用したスマートフォン等による回答も可能としてきたところでございます。最終的には426人の方から回答をいただいており,現在,調査結果の取りまとめを行っているところでございます。調査の内容につきましては,年齢や居住地等の基礎項目のほか,市の歴史・文化財のイメージや文化財保存の施策,また,情報発信や,伝承していきたい文化財や伝統行事,祭礼,食文化,自然景観などの身近な文化遺産等としたところでございます。
 次に,第1回の協議会でございますが,昨年の11月18日に開催してございます。会議では,会長,副会長の選任を行いまして,計画作成の考え方や会議のスケジュール感等について共有を図ったところでございます。
 次に,市民ワークショップは,本計画の作成に当たり,市民参加の機会を設け,市民が考える貴重な文化財を掘り起こし,それらをどう伝えていくかを地域で考えるきっかけとすることを目的に開催したところでございます。参加者をチラシやツイッター等による公募のほか,文化財保護団体や協議会の委員にも呼びかけを行いまして,1月29,30日の両日で67名の応募がございました。しかしながら,同時期に新型コロナウイルス感染症の拡大と重なり,キャンセルがあったこともございまして,最終的には両会場で35名の参加者でグループ討議を行ったところでございます。
 ワークショップは参加者を1グループ4名程度に分け,地域の歴史や風景,食文化など,未来に伝えたいと思うものを,宝物の宝に「石岡だから」とかけまして,市民がどのようなものを大事なものとして認識をしているのかを拾い上げました。そして,石岡だからをどうしたら守っていけるのか,自分が,地域が,行政ができることを書き出してもらい,石岡だからをグループ分けしながら,残していかなければならないものを提案してもらったところでございます。
 次に,文化財保存活用地域計画協議会の設置でございますが,学識経験者を中心に,商工観光関係や文化財に直接関わりのある方など,また,県の文化財保存活用大綱との整合性を図るため,県文化課職員を選任しております。計画の構成内容につきましては,文化庁より文化財保存活用大綱・保存活用地域計画・保存活用計画に関する指針が示されておりますので,そちらの指針に沿った内容で構成を考えているところでございます。また,茨城県文化財保存活用大綱を踏まえ策定することとしており,現在,2章までの部分について素案ができ,課のほうで精査をしている状況でございます。
 最後に,予定といたしまして,第2回協議会を今月23日に開催いたしまして,令和4年度は3回の会議を開催する予定でございます。令和5年度は最終年度として,5月をめどにパブリックコメントを実施いたしまして,12月をめどに文化庁の認定を受け,令和6年4月からの計画の運用の開始を目指してまいりたいと考えております。
 地域計画の取組については以上となりますが,この場をお借りしてのご報告で大変恐縮ではございますが,筑波山ジオパーク推進事業につきまして,令和4年度より,経済部観光課から教育委員会事務局文化振興課へ所管換えとなる予定であることをご報告させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 文化振興課からは以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたしたいと思います。
 なお,あわせて報告のありました筑波山地域ジオパーク推進事業につきましては,令和4年度から当委員会の所管事務となる予定であること,また,関連する予算案が現在審議中であることを踏まえ,ご質問は控えていただきますようお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,東地区公民館複合化の検討についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

中央公民館長)東地区公民館複合化の検討についてご説明いたします。
 資料のほうをご覧ください。東地区公民館は昭和57年に開設され40年が経過しており,公民館個別施設計画では,耐震・長寿命化改修,バリアフリー化等により施設,設備の充実を図り,同一地区に立地されている各施設との複合化を検討しながら,老朽化対策や立地等を含め,運営について見直しを行うこととなっております。あらゆる可能性を探る中で,新複合施設に含むことも検討しましたが,令和3年5月の常任委員会で,東地区公民館は複合文化施設には含めないと報告をしております。その後,関係部局と打合せ,会議を行っていることについてご報告をいたします。
 公民館の基本的な考え方でございます。石岡地区公民館4館,八郷地区8館を基本に,地域コミュニティーの拠点として,教育・文化や地域福祉等を併せ持つ多機能型として,整備検討するに当たり,教育の向上,生活文化の振興,社会福祉の増進など,公民館の目的を第一義的に考える必要があります。
 東地区公民館は,地域住民の拠点,活動場所として現在地周辺がより好ましいと考え,既存施設の更新検討に合わせて,同一地区の旭台会館,児童センターとの複合化,立地適正化計画に基づく都市機能誘導区域への立地誘導を視野に入れ,改めて協議を進めることを基本としていきます。
 協議を進めるポイントでございますが,3つございます。まず,サービスの維持・向上として,東地区の立地適正化計画区域で検討します。東地区公民館,旭台会館,児童センターの複合化を視野に入れ検討いたします。2つ目に,財政の健全化でございます。有利な財源の活用と,用地購入費や借地料の抑制を検討していきます。3つ目として,現状,老朽化により安全面に不安がある部分は,万全を期す必要があります。
 これまでの協議経過でございます。新複合文化施設に含めないものとしてから,東地区公民館,児童センター,旭台会館の複合化について,関係部局で意見交換を行い,サービスの維持・向上,財政健全化,安全面について,今後必要な資料データの内容や進め方について協議をしております。主な論点でございますが,地域住民の拠点が整備されることにより,世代間交流ができること。有利な財源の活用が見込まれるものの,事業費が高額となることが予想されるため,市が行うほかの事業との実施時期,事業費配分等の調整が必要であります。事業完了には数年間必要になることから,安全面に配慮しつつ,継続して財政負担軽減,借地料等の検討をする必要があります。
 単独事業と複合化の主なメリット・デメリットでございます。単独事業は,これまでと同様にサービスが現在地でできます。財政面では,有利な地方債の活用ができ,経費負担を長期間にわたり平準化することが可能です。用地購入が不要な施設もあります。施設は老朽化しており,修繕が必要となります。職員等の運営費の抑制は期待できません。
 複合化整備は,複合化により,施設機能,利用者の交流が期待できます。移転場所によっては,これまでより遠方になることもあります。財政面では,有利な地方債が活用できます。立地適正化計画に合致すれば,交付金や用地購入費用なども活用できる可能性があります。不要施設は売却・貸付けができます。スケールメリットによる運営費の抑制ができます。
 最後に,スケジュールになります。現在地・単独整備,移転・複合化には,事業完了まで数年間の時間を要することが見込まれます。いずれの手法を選択した場合においても,構想策定や基本設計,実施設計等の作業が必要になります。
 東地区公民館の借地契約のうち,料金について,令和5年が3年ごとの見直しの時期になります。売買の意思等を確認しつつ,借地料等,価格面について並行して協議をしていきます。
 以上を踏まえ,各施設の安全面を確保しつつ,令和5年の予算編成が開始する時期までに,将来の方向性について調整し,事業化に向けて検討を進めていきます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,八郷総合運動公園内での車両事故についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長補佐)スポーツ振興課から,八郷総合運動公園内での車両の事故についてご報告申し上げます。
 資料をご覧ください。令和4年1月12日水曜日午前11時20分頃,石岡市野田600番地,八郷総合運動公園地内におきまして,強風にあおられた正門扉が通過した車両に衝突し,車両が破損するという事故が起きました。当時の状況ですが,トイレ休憩に立ち寄った事業者が施設から出るところ,強風にあおられた正門扉が閉まり,車両の運転席側後部のドアに直撃し,車両が破損してしまいました。通常,正門につきましては,扉に輪留めを置き,動かないように対応してきたところでございますが,今回の強風にあおられ輪留めが動いてしまい,結果的に扉が閉まってしまったため,このような事故につながってしまったものでございます。
 現在,全国市長会市民総合賠償補償保険で修理代等対応可能なことでございますので,示談の交渉中でございます。
 なお,再発防止といたしまして,現在輪留めを二重に配置し対応しているところでございます。また,強風時にはロープ等で固定するなどし,二度とこのような事故が起きないような対応に努めてまいります。
 スポーツ振興課からの報告は,以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,給食の公費負担増額についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

学校給食課長兼石岡給食センター所長)私からは,給食費公費負担の増額についてご説明申し上げます。
 資料のほうをご覧ください。学校給食は,児童生徒の心身の健全な発達を図るとともに,食育の推進を主な目的としております。給食の賄材料費,いわゆる食材費ですが,学校給食法により,保護者が負担する給食費で賄うことになっております。現状としまして,初めの表のとおり,保護者が支払う給食費の月額は1人当たり小学生3,800円,中学生4,400円となっておりますが,給食費につきましては,合併以降約15年間,同額で維持しております。その間,食材費の値上げ等もございましたが,栄養士による献立の工夫等により対応してまいりました。
 しかしながら,報道等でもあるとおり,特に今年に入ってから小麦粉など食品等の値上げが相次ぎ,今後も値上がりが予想されることから,食育に資する充実した献立を維持し続けることが厳しい状況になると懸念されております。現在,平成26年に消費税が8パーセントに改定された際の増加分,小学生100円,中学生120円につきましては公費負担をしておりますが,給食の充実のためには給食費の値上げの検討も必要な状況でございます。今も続くコロナ禍により,子育て世帯の負担も増えている状況から,給食の賄材料費に対する公費負担を増やし,拡充させることで,食育の充実を図り,子どもたちの健やかな成長を支援してまいります。
 給食費の公費負担増額の概要につきましては,児童生徒の健康と食育推進のため,保護者が負担する給食費の額は維持しつつ,公費負担をさらに拡充することで,学校給食の充実を図ってまいります。地場産物の使用や郷土料理を通して,食べ物を大切にする感謝の心や食事のマナー,食文化への理解など,食育を推進し,食材費高騰による保護者負担の軽減を図ってまいります。
 公費負担額の具体的な内容ですが,資料2番目の表,令和4年度の事業費につきましては,賄材料費としまして石岡学校給食センターが1億7,358万1,000円,八郷学校給食センターが1億625万1,000円となり,総額が2億7,983万2,000円とし,前年比1,594万7,000円の増額となっております。その下の表,1人当たりの賄材料費(月額)をご覧ください。来年度と今年度の賄材料費の月額の比較表となります。月額は小学生4,100円,中学生が4,800円と増額し,公費負担が,小学生がこれまでの100円から300円,中学生が120円から400円に増額いたします。
 実施の効果でございますが,賄材料費を拡充し学校給食を充実させることで,食育の推進につながり,児童生徒の心身の健全な発達が図られます。食育の目的である,健全な食生活を実践できる人を育て,食に対する正しい知識を習得し,豊かな人間性を育むことにつながるものと考えております。
 私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他の件といたしまして,教育委員会事務局から発言を求められておりますので,これを許します。

教育委員会事務局次長)教育委員会のほうから,2点ほどご報告をさせていただきます。
 まず,1点目としましては,新型コロナウイルス感染症に伴う市町村立小中学校等の対応についてでございます。お手元に紙ベースの資料をお配りさせていただいております。その中で,大変申し訳ございません,急遽作ったもので変換ミスがございます。中ほど,3の⑦のところですね,密集・密接・密閉の3密の密が,蜂蜜の蜜になっておりました。申し訳ございません,訂正のほうをお願いいたします。大変失礼いたしました。
 それでは,説明のほうに移らせていただきます。資料にございますとおり,先日ですね,3月9日付で,茨城県教育委員会から,3月14日から18日の小学校の対応につきまして,県内での感染がまだ拡大している状況から,リモートによる学習または分散登校,6年生は対象外としますがということでの通知がございました。
 石岡の状況でございますが,2月末の1週間ですね,2月28日までの1週間,市内の小中学校では59人,7日で割った1日当たりとしますと約8.4人前後ということになります。それから,3月の1日から7日までの1週間では35人で,1日当たりとしますと5名程度ということになって,若干減少傾向にはございます。しかしながら,表にございますとおり,2月といいますか,3月の8日までの間で,小中合わせまして40名以上の感染者がまだある状況にございますことから,先ほどの県の通知も受けまして,石岡市の小学校においても3月の14日から18日までの期間,オンライン学習を実施することといたしました。
 実施内容につきましては,6年生は通常登校といたしますが,ほかの1年生から5年生までにつきましては,繰り返しになりますがオンライン授業といたします。ただし,③にありますとおり,家庭にインターネット接続環境が整っていない,またはつながりにくい生徒,それから児童クラブへ通う生徒,学校での学習を希望する生徒につきましては,給食も提供した上で実施できるようにしたいと考えております。なお,中学校につきましてはこれまでどおり,通常どおりの授業を実施いたします。
 こちらの説明につきましては,以上でございます。
 続きまして,2点目でございます。こちらは資料はございません。2点目といたしましては,3月20日に予定しておりました郷の本棚やさと図書館のプレオープンにつきましてでございます。こちらですが,まずは記念式典,それから記念イベント,内覧会の三部構成で実施する旨,以前ご案内をさせていただきました。しかし,やはり県内で国のまん延防止等重点措置が21日まで延長されたこと,それから市内の感染状況を踏まえまして,残念ではございますが,二部の記念イベント,こちらを中止をさせていただくことといたしました。そのため,当日におきましては,プレオープン記念式典の後に内覧会を予定することといたします。委員の皆様には,ご臨席賜りますようお願い申し上げます。
 以上で報告を終わります。

櫻井委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

小松副委員長)不勉強なものでお聞きしたいんですけども,6年生はこれ対象外ってなってますよね。これはどういう意味なんですか。6年生だけは対象外という意味合いをちょっと教えてください。

教育委員会事務局次長)6年生におきましては卒業が間近ということですので,卒業に向けての準備などもございますことから,通常どおりとしているところでございます。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 その他の件で,ほかにご発言はございませんでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・事由について,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,本日の文教厚生委員会を閉会いたします。





戻る 議会トップページへ