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令和3年度 教育福祉環境委員会

 第2回委員会 (5月20日)
出席委員 勝村孝行委員長,新田茜副委員長,菱沼和幸委員,池田正文委員,小松豊正委員,玉造由美委員,石橋保卓委員
市執行部 【生活環境部】
部長(鈴木利勝),次長兼水道担当(萩原勇),参事兼市民課長(廣瀬義人)
【保健福祉部】
部長(金井悟),次長兼福祉事務所長兼新型コロナワクチン対策担当(今橋輝雄),こども福祉課長(塚本聡明),健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当(武井理江子),健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当(原有平),健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長(飯田昭憲)
【教育委員会事務局】
教育長(児島裕治),教育部長(豊崎康弘),次長(吉澤房江),参事学校再編担当兼学校教育担当(朝賀隆行),参事兼生涯学習課長(宮部善仁),教育総務課長兼学校再編担当(小沼努),教育総務課指導室長兼学校再編担当(須加野征博),中央公民館長(吉田昌司)
議会事務局 庶務議事課主任(大川知道)

勝村委員長)ただいまから,教育福祉環境委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に,本日の審査に当たり説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 初めに,陳情第10医療環境の整備充実を求める陳情を議題といたします。
 本陳情につきましては,令和3年第1回定例会において当委員会へ付託され,3月12日に審査を行ったところでございますが,さらなる調査検討が必要であることから,継続審査といたしたところでございます。
 審査をするに当たり,本日この後,所管事務の調査において地域医療対策事業について議題とする予定ではございますが,陳情に記載された内容を踏まえまして,これまでの経過等について執行部から説明を求めます。

健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)それでは私のほうから,地域医療対策事業につきまして,小児科休日診療について経過報告等のほうをさせていただきたいと思います。
 お手元の資料1ページをご確認願います。こちらは,前回の教育福祉環境委員会後,小児科休日診療に係る経過報告及び今後の見通しでございます。まず,経過報告のところなんですが,前回と重複しますが,これまでの経過といたしまして,石岡市緊急診療,こちら初期救急については昨年の7月から休止となってございます。今年の3月に入りまして,石岡第一病院から石岡市医師会を通しまして,石岡市の緊急診療へ,筑波大学からの小児科医派遣の可能性について情報提供のほうがございました。こちらを受けまして,市の事務方で3月中旬,石岡第一病院を訪問いたしまして,情報の詳細について確認するとともに,筑波大学小児科を紹介していただきました。その後,3月下旬から筑波大学小児科を訪問いたしまして,小児科休日診療等の開設に向けた調整を開始いたしました。その後,今年の4月から,ご存知のように石岡市医師会病院が全ての病院事業を休止しているところでございます。同じくしまして4月から,石岡市の事務方のほうで,石岡第一病院と小児科休日診療の開設に向けた調整を実施しております。具体的な内容につきましては,開設場所及び日時等についての協議を行っております。そして,直近ですと,5月に入りまして連休明け,地域医療に係る3市長会議のほう開催いたしまして,小児科休日診療に係る連携等について協議を行ったところでございます。
 続きまして,今後の見通しとなりますが,本日,教育福祉環境委員会におきまして小児科休日診療の開設案,こちらを後ほど説明をさせていただく予定となってございます。その後,関連予算を6月,小児科休日に係る関連予算を要求を,上程のほうをさせていただきまして,お認めいただいた場合には,最短で今年の7月から小児科休日診療を開設したいと考えております。
 これまでの経過及び今後の見通しにつきましては,以上となります。

勝村委員長)以上で説明は終わりました。
 次に,本件についてご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

小松委員)いろいろとご苦労さまです。
 小児科の問題では,休みの日に子どもさんが何かあった場合に体制がないということで,非常に大きな問題でした。また,夜間ですね,夜。夜もやはり子どもさんが熱出したりなんかした場合にどうするのかという問題もあるかと思いますけども,夜間という点ではどうなんですか。休日だけに限定するんですか。夜間の可能性はどういうふうになってるでしょうか。お聞きいたします。

健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)お答えいたします。
 小児科休日診療につきましては,事務局といたしましては以前の水準というのを,回復を目標にしてございますが,まずはできるところからということで,ご協力をいただける範囲ということで,今回,休日からということでスタートさせていただくことに至りました。今後,実績等状況を見まして拡充のほうも,夜間等への拡充も検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

小松委員)これは第一病院でやることになるという説明ですよね。第一病院,場所はね。そうしますと人の関わりでは,休日診療を第一病院で,つまり筑波大学から派遣される医師が担当するということになるというふうに,私今聞いて考えた,思ったわけですけども。そうすると,石岡市の予算化,6月議会に予算化したいと,補正予算に入れたいということなんですけども,その場合はどこの程度を考えるんですか,予算化という場合に。つまり,医者の派遣ということもあるでしょうし,第一病院に払うお金もあるかと思うんだけど,それを全部そのまま石岡で持つということなんですか。お伺いいたします。

健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)お答えいたします。
 そちらの数字であったりとか具体的な内容につきましては,所管事務での説明の範疇かとは思いますが,石岡市が今後予定してます補正予算の金額につきましては,あくまでも石岡第一病院さんのほうに今回の休日診療を行っていただく委託料を支払うような設計で計上を考えてございます。
 以上でございます。

小松委員)委託料ですから,第一病院のほうはそういうお金の関係が伴うと思いますよね。しかし,そういう政策的なこともあって,積極的に第一病院でやってもらうことは非常にいいと思いますけども,それの兼ね合いはこれから検討するということなんですか。条件面のね。お金の条件面。

健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)お答えいたします。
 その詳細については,また後ほど触れさせていただきますが,こちらにつきましては,筑波大学さんのほうで近隣,県内での派遣してる実績。で,契約自体は,それぞれ派遣先の市町村の医師会と契約を結んでるケースがあるので,そちらの金額とかを参考にですね,石岡市のほうの必要な経費のほうを計上しまして,予算化をする予定でございます。
 以上でございます。

小松委員)かなり具体的なので,これはもう特定の何歳の男性医師あるいは女性医師というふうにこう決まってるわけですね。そのことはそういう制度的なものなので,その方がいろんなところで,具合が悪くなった場合は,契約によって筑波大学病院が責任持ってその何人か,1人だと思いますけど,そういうことで責任持って派遣するということになるわけですよね。どうでしょうか。

健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)お答えいたします。
 今回,あくまでも石岡市が契約相手先として今想定してございますのは石岡第一病院さんのほうになりますので,そちらに,医師としては,石岡第一病院さんのほうが筑波大からお医者さんのほうを派遣していただくっていうところになりますので,石岡市と筑波大さんのほうの契約関係にはならないような形になりますので,診療につきましては委託先の石岡第一病院さんの責任で行っていただくっていう形にはなります。ただ,この事業自体につきましては,石岡市からの委託という業務に該当いたします。
 以上でございます。

小松委員)分かりました。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

石橋委員)直接,今説明があった部分での内容ではないんですけども,工業団地の運営協議会から出された陳情に関して,現状のね,地域医療についての説明ということで先に説明をしてもらったわけですけども,一つお伺いしたいのは,山王台病院で今月17日から小児科が開設されたということは把握をなさっているのかどうか,お伺いをいたします。

健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)そちらにつきましてはホームページ等で確認いたしまして,さらに電話等で詳細について確認を行ったところでございます。
 以上です。

石橋委員)本来であれば,地域医療対策事業ということでありますので,そういったところまで把握をしてる部分の情報をきっちりとして,報告があってしかるべきなのかなというふうに思います。
 それから,陳情に当たっての前段の説明という捉え方をしてますので,3月末で休止となった医師会病院の取扱いについて,現状で執行部のほうとしてはどのような情報を得ているのかお伺いをいたします。

健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)失礼いたしました。
 まずですね,先ほどの山王台病院さんのほうの小児科開設につきまして,事務方のほうで電話等で確認した内容についてご報告申し上げたいと思います。山王台病院のほうで本年5月17日から,山王台病院の附属第一クリニックのほうで,小児科のほうを開設しているとのことでございます。常勤1名で外来診療を行っていくということで,情報のほう確認してございます。
 続きまして,医師会病院の取扱いにつきまして,現在こちらのほうでつかんでいる情報につきましてご報告申し上げます。医師会病院の取扱いにつきましては,現在石岡市医師会内におきまして協議をしているところで,具体的には民間への売却について検討しているということで聞いてございます。詳細については,現時点ではそれ以上の情報はつかんでおりませんで,今後,医師会の動向を注視しながら,そしてどのような対応が取れるかについて検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

石橋委員)ですから,この審査が始まる前の前段としては,そういう説明があってしかるべきではないのかなというふうなことを先ほど言わせていただいたわけです。はい,ありがとうございます。
 それからですね,地域医療についてこれまでいろいろ問題になってきまして,医師会病院の閉院に伴っての病床数の確保を今後市内でどうしていくのかというのが,一つ大きな問題。それから産科,それから小児科の拡充という部分が二つ目。それから休日夜間の緊急診療の継続を今後どう図っていくのかという部分があるかと思います。もう一つお伺いしたいのは,度々同じような名前を出して恐縮なんですけど,山王台病院でも休日夜間の診療,24時間体制でやってるかと思います。そういった部分をどのように活用するのか,執行部のほうでお考えなのかお伺いをいたします。

健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)お答えいたします。
 議員おっしゃるように,山王台病院さんのほうは,二次救急病院といたしまして24時間365日という形で,救急病院として地域医療のほう担っていただいているところでございます。現在休止してございます一次救急,初期救急の部分につきましては,昨年のアンケートでは,医療スタッフ等を派遣していただかないとちょっと難しいというような回答を山王台さんからは頂いてるところですので,今後ですね,どのような診療科,時間単位であれば協力できるかというところも含めまして,ご相談のほうをさせていただきたいと考えてございます。
 以上でございます。

石橋委員)可能性の話ですけども,これまで医師会病院に行っていた助成,休日夜間の緊急診療を実施していただくに当たっての助成が予算措置されてたかと思います。そういった部分を継続して予算で確保しながら,現状でそういう体制を取れるであろう医療機関について,きっちりとした裏付けを持って,金銭的なですね,予算的な裏付けを持って相談をするというのが大事な部分であるのかなというふうに思いますので,引き続きそういったところの検討といいますか,交渉なりをお願いできればなというふうに思います。お考えをお伺いいたします。

健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)今後ですね,以前の緊急診療の水準の回復,また充実に向けまして,頂いた意見を参考にさせていただきながら進めてまいりたいと考えております。

石橋委員)よろしくお願いします。
 いずれにしろ,石岡地域の医療対策という部分では,一つの方策ですべてが解決するという状況ではないのかなと思います。一つの例として,第一病院で今後休日のですね,小児科診療が行われるというのが一つは解決といいますか,光が見えた部分であるのかなとも今思うわけですね。そういうことを踏まえますと,やはり一つ一つ課題を全て一度に解決しようというとやっぱり必ず無理が生じますので,一つの課題について一つ一つ解決をしていくという,そういう地道な努力が必要かと思いますので,今後とも引き続き努力をお願いをしたいというふうに思います。
 以上です。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。
 暫時休憩いたします。

−休憩−

勝村委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 ほかにご質問等はございませんか。

小松委員)私のほうからですね,今議題になっている医療環境の整備充実を求める陳情,出されておりまして,これをどのように議会,委員会としては考えるかっていうことがあるわけですけども。
 その前にちょっとお聞きしたいのは,この陳情は議長にも出されてるけども,執行部にも同様の文書が,執行部にも出されてますよね。どうですか。

健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)ご答弁申し上げます。
 こちらの陳情につきましては,市長宛てでも頂いているものになります。
 以上でございます。

小松委員)執行部に出されて,つまり市長にも出されているというふうに理解してるわけですけども。そうしますと執行部のほうとしてですね,ここに書いてあるこれをどのように,陳情を捉えて,予算の問題とか予算措置とか,必要な予算措置を検討されるようっていうのは,議会にも出てるわけよ,予算と。予算というのは,執行部がまず考えるものですよね。具体的な方策,そういう執行部としての当然の役割があって,それもやっぱり鮮明にして,議会としては議会として,市民の声を代表してそれの適正とかそういうことを審議すると。こういう関係になるので,ですから私が言いたいのは,この陳情に対する執行部の現在の取組状況,到達点,これはやっぱり報告してもらわないと,議会としてどうするかっていうことが正確に議論できないという関係なので,まず執行部がどのようにこの陳情を捉えて,審議・検討されているのか,それをお伺いいたします。

健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)ご答弁申し上げます。
 今回頂いている陳情,2項目ほどございますので,まず1点目なんですが,医療計画の課題・問題点を明らかにしっていうところにつきましては,前回の常任委員会のほうでもご説明させていただきましたが,調査費のほう予算を付けていただきましたので,そちらの医療動向調査を今後進めてまいりたいというのが,まずこの地域の医療課題等を洗い出すっていうところと,これまで事務方のほうで押さえていた課題等の精査ですね,そちらのほうをしてまいりたいというのが,1つ目の項目に対する現状でございます。これから,業者のほうはまだ決まってございませんが,調査を進めていきたいと考えております。
 で,2つ目の休日夜間診療,救急診療の代替策の調査研究につきましては,医師会さんであったりとか地域の医療機関,または近隣市町村とも調整,相談をしながら,今できるところから進めてまいりたいと考えておりまして,その中で,今回小児科休日診療の実現可能性というところでご提案を頂いたところで,そちらをまず進めていきたいということで,進めているところでございます。
 以上でございます。

小松委員)ですから,地域医療をどうするかっていうことに関する陳情なんですけども,調査が始まったとか,それから2番目の問題については,私たち必ずも共通認識になってない問題が出てきたんですけど,今日ね。そういうことで,そういう現在の執行部の取組状況について考えますと,非常にやっぱり明確になってないと。途中経過ということだと思いますので,そういう段階を踏まえて委員会としてどうするかというのが,次に考えるべき点じゃないかなというふうに私は思います。
 以上です。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

小松委員)それからちょっと言い忘れましたけども,先ほどのね,この陳情を審査する前提としてお話しいただいた中にですね,我々委員会委員として初めて聞いたことあるんですよ。それは何かというと,民間に,医師会病院は民間に売却を考えてるとかですね。こういうのは非常に重大な問題なんだけども,我々は今,担当者の説明があって初めて知ったんだよね。そうすると,かなり重要な問題で,市民が関心持った上でいろんな経過がある中での議論を我々はするので,そういう点で,やっぱりこういう重大な情報は的確に委員のほうにも伝えてもらわないと,大分認識がこうずれてくるということになるので,その点いろいろ努力,工夫をお願いしたいと思います。
 以上です。

勝村委員長)ほかにご意見等はございませんか。

新田副委員長)この陳情についてなんですけども,今小松委員からも質問ありましたように,この部分については,改めてこの内容見ましても慎重に協議をする必要があるのかなというふうに考えます。これって執行部だけで進めるものでもないですし,もちろん議会のみで進められるものでもないのかなというふうに考えます。今後,執行部また議会で,また今お話あったように,医師会であったり,それに関わる他の医療機関,今後の進捗についても随時情報をいただきながら,先ほど,山王台病院の状況でありますとか医師会病院の民間への売却の検討というお話もありましたけれども,そういった情報を随時報告いただきながら,よりよい方法考えていく必要があるのかなというふうに感じます。で,その進展を見ながら,状況によっては,この陳情にあるように議会として提案とか要望することできると思いますし,小松委員からも先ほどありましたように,同陳情が執行部のほうにも上がっているということで,ある程度足並みをそろえるといいますか,そういったあわせる必要もあるというふうに思いますので,現段階で結論を出すにはまだ至らないのかなというふうに私は考えます。
 先ほど来出てますように,今後ですね,どんな小さな情報でもいいので,そこに関してはぜひ報告をいただいて,今後の具体的な状況を聞いた上で,改めて協議していく必要があるのかなというふうに感じますので,慎重に協議するという意味では,今後も継続して審査をしていくのがいいのかなというふうに考えます。
 以上です。

勝村委員長)ほかにご意見等はございませんか。

菱沼委員)今各委員からですね,この医療環境の整備充実を求める陳情ということで,皆さんからご意見を頂きました。まだまだですね,議会としても,また私としてもですね,この部分においては熟してきてない部分もございます。また,今後の重要な施策でもありますし,また事業でございます。慎重に取り扱うべきだと思ってます。そういう中で,願意的な部分,妥当な部分ありますけども,しっかりと継続をしてですね,調査すべきだと考えております。
 以上です。

勝村委員長)ほかにはご意見等ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,この際お諮りいたします。
 本件については,さらに調査検討する必要があることから,継続審査といたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の調査といたしまして,おくやみ窓口の開設についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

生活環境部参事兼市民課長)おくやみ窓口の開設につきまして,市民課よりご説明させていただきます。
 まず,おくやみ窓口の概要についてでございますが,身内が亡くなった後,ご遺族の方の負担を少なくできるよう,亡くなられた市民の方に関する各種手続のサポートを,おくやみ窓口で原則ワンストップで行います。
 開始につきましては,6月1日から,本庁1階と八郷総合支所の1階におくやみ窓口を新設いたします。
 これまで,死亡届が出されますと,ご遺族宛てに健康保険,年金,税などの一般的な手続を記載した一覧表をお渡ししていたところでございます。ご遺族はそれを基に必要な手続をご自身で判断し,平均5,6か所の課を回らなければならず,場合によっては何度も市役所を訪れなければならないこともあります。今回スタートしますおくやみ窓口の流れとしましては,死亡届の受理1週間後を目安に,ご遺族にとって必要な手続を事前に集約した上で,案内を送付いたします。おくやみ窓口のご利用を希望されるご遺族は電話予約を取っていただき,来庁される日時を確定してからおくやみ窓口を訪れ,各課を回ることなく,必要な手続を1か所で一度に済ませることができます。
 次の資料1,ご遺族の皆さまへをご覧ください。こちらは,死亡届が提出された際に届出人にお渡しする案内文でございます。
 次に,資料2をご覧ください。こちらは,1週間を目安に,届出人に該当が,必要となる項目にチェックをし,郵送する内容となってございます。ご遺族にとっては,身内が亡くなった後のお手続は生涯で何度も発生するものではないため,不慣れなものです。また,担当課も多岐にわたることから,何度も待ち時間が生じ,同じことを記載したり,慣れない手続のため手続をし直したりといった負担が生じます。このおくやみ窓口により,遺族の方々の時間や精神的なご負担を軽減できればと考えております。
 次に,資料3をご覧ください。こちらは,今週から本庁市民課及び八郷総合支所の市民窓口課の窓口にポスターを掲示しまして,お知らせをしているところでございます。また,死亡届を提出にこられた届出人に,案内を始めたところでございます。今後,市のホームページの掲載やマスコミ等にプレスリリースをして,周知を図ってまいります。
 市民課からの説明は以上でございます。

勝村委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

石橋委員)1点お伺いをいたします。窓口に相談に来られる際の持参品の中で認印という項目があるんですけど,どういった部分で認印が必要になる,想定されるのかお伺いをいたします。

生活環境部参事兼市民課長)お答えします。
 認印につきましてはですね,国民健康保険,後期高齢に加入されてる場合ですね,こちら葬祭費の支給される,対象になる方に対しての,その時の認印が必要になったりします。ですので,全部の手続に必要とは限らないんですけど,必要となるものに,チェック項目に認印とかあれば,そちらを持ってきてもらえればと思ってますので。
 以上です。

石橋委員)昨今ですね,行政手続といいますか,各種の手続において押印の廃止がされておりまして,県のほうの手続や国のほうの部分でかなり押印が省略をされてる部分があります。今の説明の中で,葬祭費の請求に当たっては押印は必ず必要なものなのか,省くことができないものなのかどうか,改めてお伺いをいたします。

生活環境部参事兼市民課長)押印につきましては,今,押印についての全庁的な会議をしております。それに伴いまして必要でなくなる場合もございますので,今後こちらのほうにつきましては検討していきます。
 以上です。

石橋委員)なるべく,必要な部分については当然ね,省くことができないところもあるとは思いますけども,可能な限りの,そういった煩雑な部分での手続が解消できるような努力を,今後ともしていただきたいというふうに思います。
 以上です。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

小松委員)おくやみのワンストップ化を,私も一般質問で取り上げたこともあり,また谷田川議員も取り上げて,非常によかったと思います。
 それで今日,保健福祉関係課もいらっしゃるので,石岡でこういうことやったときに,先ほどマスコミにもきちんとお話しするってことなんだけど,私,茨城新聞ですね,あれを全部読んでんだけど,何か石岡のいいことがあまり書いてないことがあるんだよね。ほかの業績は書いてあると思うんだけども,よろしくその点の,市民へのアピールにもなりますので,よろしくお願いします。
 以上です。

生活環境部参事兼市民課長)先ほどもご説明したとおり,この後ですね,プレスリリースをしますんで,新聞各社のほうに案内をしたいと思います。
 以上です。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,小規模保育施設実施事業者の公募についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

こども福祉課長)こども福祉課から,小規模保育施設実施事業者の公募についてご説明をさせていただきます。
 まず初めに,市内保育施設の児童の受入れ状況について,2点ご説明させていただきます。1点目は,以前にも委員会でもご報告させていただきましたが,八郷地区の柿岡にございました八郷幼稚園が,本年3月末をもって休園となりました。休園と申しましても,今後再開の見込みはなく,実質上は閉園となっております。これにより,八郷地区での1号の教育認定児童の受入れが可能な施設は,恋瀬ことりの森幼保園の1施設となってございます。八郷幼稚園の休園によりまして,柿岡地区に教育認定児童の預け先がなくなったため,現在,柿岡地区での1号認定児童の受入れにつきましては,民間保育施設と協議を行っているところでございます。
 そして,2点目につきましては,女性の継続就業率の上昇及びキャンセル待ち児童問題の解消についてです。資料の表1をご覧ください。表1のデータにつきましては,国立社会保障・人口問題研究所が平成27年に実施した,第15回出生動向基本調査における結婚・出産前後の女性の就業継続率でございます。1990年から94年では,出産後の女性の継続就業継続率につきましては39.3パーセントとなっておりますが,20年後の2010年から14年の5年間では53.1パーセントと,約13.8パーセントの大幅な伸びとなっております。これは,共働き世帯の増加,さらには出産後も仕事を続ける女性の継続就業率が上昇していることが考えられます。
 続きまして,表の2をご覧ください。こちらは,過去5年間の石岡市のキャンセル待ち児童数の推移でございます。当市におきましては,国の定義上の待機児童が発生しておりませんけれども,ゼロ歳児及び1歳児において,キャンセル待ちによる待機児童件数が例年増加しております。この問題につきましては,全国的に解決すべき問題となっており,特に2歳以下の受け皿の不足は,今後出生数の減少は見込まれる状況でございますけれども,当面の間は続くことが見込まれます。
 続きまして,表の3をご覧ください。民間の小規模保育施設についてです。小規模保育施設につきましては,2歳以下の児童が対象となっておりまして,最大19人までの受入れが可能でございます。市内の小規模保育施設としては現在あんだんて泉ヶ丘の1か所がございますが,常に定員が埋まっている状況でございます。今後,小規模保育施設を増やすことができれば,特に不足している2歳以下に絞った受け皿の確保を図ることができるため,新たな小規模施設の建設につきましては積極的に民間保育施設,認定こども園等に協力をお願いするとともに,公募に関しても今年度中に実施してまいりたいと考えております。公募により小規模保育施設事業者が決定した後には,令和4年度の当初予算におきまして,特定教育・保育施設整備事業費補助金の予算要求をしてまいりたいと考えております。今後も,子育て環境の充実につながりますよう,保育サービスの向上を図ってまいります。
 説明は以上でございます。

勝村委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,石岡保健センターの整備方針(案)についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当)それでは私から,石岡保健センターの整備方針(案)についてご説明をいたします。
 資料をご覧願います。石岡保健センターにつきましては,個別施設計画において,大規模改修を実施し長寿命化を図ることを基本としておりますが,改修の妥当性を鑑みまして,施設の移転や複合化による建て替えも選択肢の一つとして,複合施設検討プロジェクトチームにおいて検討してまいりました。協議の中で,今後の整備方針案といたしまして,複合施設への集約化案,現在地での建て替え案,八郷保健センターとの統合移転案の3つの案を検討いたしました。
 その結果でございますが,1つ目,駅東複合文化施設への集約化と記載してございますが,あくまで駅東を想定した場合の内容でございます。こちらにおきましては,将来人口の減少から,市内2か所ある保健センターの統合・集約化を考えた場合に位置的に偏ること,高齢人口の増加を見据えた場合,高齢福祉部門との連携強化を考慮する必要があること,複合文化施設のコンセプトである,他市からの集客を図り,交流,にぎわいを求める施設を目指すとの趣旨から,保健センターの目的がずれていくことなどを踏まえまして,最終的に複合文化施設からは外れることとなりました。
 2つ目の現在地での建て替えにつきましても,先ほどと同様に,石岡に集約した場合は位置的に偏ること,保健センターの集約をしないで石岡で建て替えをする場合は,有利な起債が活用できないこと,また,建て替えから開設までの期間,別な場所での事業の実施が困難なことなどの課題が出てまいりました。
 3つ目の八郷保健センターとの統合移転をする場合におきましては,経費の削減や業務の効率化に加え,専門職を含めた職員が集約できるため,市民にとって各種事業の強化や相談体制の充実が図れるなどのメリットが挙げられております。
 以上の観点から,今後につきましては,財政負担の軽減,業務の効率化を踏まえ,3つ目の案である石岡・八郷保健センターの集約化を見据えまして,市民の利便性を最大限に配慮した建設場所を検討し,有利な財源を活用した方策について,関係者との協議を重ねながら考えてまいりたいと思います。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

勝村委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

菱沼委員)今,石岡保健センターの整備方針案についてご説明いただきました。
 現状ですね,石岡保健センター,八郷保健センターってあるわけですけども,現在最終的にですね,この目途,時期ですかね,建設目途として行政としてはいつ頃を考えているのかお尋ねしたいと思います。

健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 具体的な建設年月日等は,まだこれから検討するところではございますが,石岡保健センターの老朽化が深刻であるという状況を踏まえまして,可能な限り早期に検討し,整備方針を決定していきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

菱沼委員)具体なタイムスケジュール等々出ましたらですね,スピーディーに委員会のほうに報告をお願いしたいと思います。
 以上です。

小松委員)ちょっと質問したいことがあるんですけども。要するに,石岡保健センターは古くなっている。八郷保健センターは何回も私行ったことありますけども,まだまだ使えますよね。しかし,それぞれの単独では,財政的なメリットがないということもあって,石岡と八郷,統合集約化ですね。統合集約化を選択。それ,2つ合わせることを考えてるという意味だとすれば,やはりこの広い石岡・八郷地域に1か所という考えだと,なかなか市民の利便性という点でどうなのかという問題も出てくるかと思いますけども,それは両保健センターの利用状況等との関係で,1か所にするってことは市民の理解を得られるもんでしょうか。どのようにお考えなのかお伺いいたします。

健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 現在実施しております検診等の事業につきましては,石岡・八郷地区それぞれ現在の形を継続させていくことを基本といたしまして,また市民の利便性,効率性を鑑みながら,新たな方策についても検討していきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

小松委員)そうしますと,石岡と八郷2つあるんだけど,その2つっていうのは,その地域の利便性から,石岡保健センター,八郷保健センターは,それぞれやっぱり考えるっていうことが基本ですか。何かそこに,最後に書いてあるのは,集約化をっていうことを,統合っていうことを書いてあるので,何か一緒にするということを考えてるのかと思ったんだけども,そうではなく,やはり石岡と八郷それぞれ造った年代,古くなっている,また新しいっていう差があるんだけど,これはそれぞれ考えるっていうことなの。そうじゃなく最初の報告を聞いたんだけど。ちょっとお答え願いたいと思いますけど。

健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当)ご説明いたしました内容につきましては,あくまで職員を1か所に集約して,保健センターの事務機能を1つにするということを想定しております。それとは別に,各種検診や事業等におきましては,できるだけ今のスタイルを継続して行っていきながら,検討していきたいというところでございます。
 以上でございます。

〔「分かりました」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

石橋委員)ご説明の趣旨はよく分かりました。
 確かに石岡の保健センターについては,かなりの老朽化が進んでるというふうな感じがしてます。2つの保健センターを統合するという前提でお話をお伺いしたいんですけども,やはりそれぞれの利便性という部分を考えると,なかなかその立地的な部分が問題になってくるのかなというふうに思います。そういう意味ではですね,ふれあいの里周辺が一番,2つの現在の保健センターの中間地点,それから旧石岡・旧八郷のちょうど中間地点あたりになってくるのかなという感じがするわけです。現在のふれあいの里で,かなり狭隘な部分っていうのはよく承知をしておりますし,話が戻ってしまいますけども,今後の医師会病院の在り方によっても左右されてくるのかなとは思いますけども,逆に,地域にですね,医療福祉の拠点,行政としての拠点が整備できれば,かなり利便性は上がるものではないのかなというふうな感じがしてます。これはまあ,参考意見としてお聞き及びいただければよろしいのかなと思います。
 統合をした際の現在の石岡保健センター,八郷保健センター,その後の利活用の部分については,まだお考えは,結論は至ってはないとは思うんですけども,もしそういった部分まで想定がされているんであれば,お伺いをいたしたいと思います。

健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 具体的な利活用の想定までは,まだ至っておりません。今後,関係者との方々との協議の中で,またそのあたり,その点につきましても具体的に検討していきたいと考えております。
 以上でございます。

石橋委員)いずれにしろですね,今年度八郷保健センターについては,これ施設の修繕の目的だと思うんですよね,実施設計委託料294万5,000円が計上されてます。今後の施設の在り方という部分について考えてみるんであれば,こういった予算の使い方についても工夫をされた使い方をされるように希望したいと思います。
 以上です。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,以上で本件については,終結いたします。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

勝村委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 続きまして,地域医療対策事業についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

健康増進課副参事地域医療担当兼地域医療対策室長)それでは私から,地域医療対策事業につきまして,先ほどの重複を省きながらご報告のほうをさせていただきます。
 お手元の資料1,小児科休日診療についてをご覧願います。まず,経過報告といたしましては,中段,筑波大学小児科との諸条件等について調整した後,4月末にかけて,石岡第一病院と開設場所等について調整いたしました。こちらにつきましては,筑波大学からの助言,例えば,現在小児科を標榜していて休日の医療スタッフや薬局などの対応が可能であるというようなところが適当というような助言であったり,昨年度実施した医療機関へのアンケート等で,小児科の緊急診療について協力可能との回答を頂いた内容を参考に,調整に至ったものでございます。その後,4月末から5月初めにかけまして,これまでも緊急診療や在宅当番医制で連携をしてまいりましたかすみがうら市・小美玉市と,当事業について事務レベルで協議を行いまして,先ほど申し上げましたとおり,5月10日には3市長会議を開催し,当事業について,これまで共同運営してきた緊急診療及び在宅当番医制と同様に連携していくことで合意に至りました。(2)の今後の見通しといたしましては,先ほど説明のほうさせていただいてますので,割愛させていただきます。
 次に,2小児科休日診療の開設(案)についてをご覧願います。まず,1の(1)の事業内容についてご説明いたします。当該事業の趣旨といたしましては,昨年から緊急診療及び在宅当番医制等が休止している状況におきまして,地域の医療提供体制の向上を図るために行うものでございます。委託先といたしましては石岡第一病院を想定してございまして,委託内容といたしましては,まず診察場所は石岡第一病院1階の施設,そして,診療日は日曜・祝日・盆・年末年始,診療時間は午前中9時から12時,診療科は小児科を想定してございます。なお,当該事業を行う小児科医師につきましては,筑波大学からの派遣を想定してございまして,そのほか看護師や医療事務等のスタッフの確保,そのほか必要な設備の準備等につきましては,委託先の対応となります。期間は,先ほど今後の見通しでも申し上げましたが,最短で準備が整いましたら本年7月からの開始を目指しておりまして,その場合,本年度は合計で56日の運営を想定してございます。こちらの事業に掛かります費用といたしましては,本年度は約400万円を見込んでございますが,こちらは他市の,こちらの緊急診療等で筑波大からの派遣とかを活用している事例ですね,そちらを参考にいたしまして,筑波大学や石岡第一病院との協議を行いまして,医師給与,交通費等と施設使用料等から日額単価を設定いたしまして,運営日数を乗じて積算したものでございます。なお,今後,診療実績等を踏まえまして,開設時間等の拡充も検討してまいりたいと考えております。
 次に,(2)3市(石岡市,かすみがうら市,小美玉市)の共同運営についてをご覧願います。こちらの趣旨といたしましては,共通した地域の医療課題に対しまして,これまで共同運営してきた緊急診療及び在宅当番医制の実施と同様に,連携して事業を進めていくためのものでございます。各市の負担割合につきましては,現在あります石岡地域における緊急診療及び在宅当番医制の運営に係る協定書に基づき決定したいと考えてございます。本年度の負担額の目安といたしましては,総額で約400万円。うち,他市2市からの負担金を,合計して約180万円と見込んでございます。
 なお,今回コロナ禍の中,できる範囲から始めていくスタンスで診療科目や診療時間等を設定いたしましたが,今後市内の別病院等で協力いただけるところがございましたら,診療科目や診療時間等の拡充に向けて調整してまいりたいと考えております。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

勝村委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,新型コロナウイルスワクチン接種事業についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)それでは私からは,新型コロナウイルスワクチン接種事業についてご説明いたします。
 お手元の資料をご覧願います。1ワクチン接種体制でございますが,接種方法につきましては,石岡市医師会と協議を行い,特に高齢者の方につきましては,持病等により長年通院している医療機関があることから,ご本人の体調や病状を把握している通い慣れた医療機関での安心安全な接種を最優先に考え,個別接種を進めております。集団接種の開始時期につきましては,高齢者接種の進捗状況を見ながら,64歳以下の方の接種開始時期に向け,医師会と調整を図ってまいります。庁内体制につきましては,市長であります新型コロナウイルス感染症対策本部長の下,3月1日付で設置されました新型コロナウイルスワクチン接種推進チームにおいて,ワクチン管理・配送,さらに接種予約の受付を行いながら,集団接種を視野に入れて,迅速なワクチン接種の体制を進めているところでございます。市民対応につきましては,一般的なワクチン接種に関する相談窓口といたしまして,3月15日に本庁内にコールセンターを開設し,電話によるワクチン接種についての問合せや相談体制を構築しており,5月17日からは,高齢者接種の先行実施といたしまして,95歳以上の高齢者を対象といたしました先行接種の予約受付を開始したところでございます。また,外国人の方の受付対応といたしまして,5月17日から,英語での受付が可能なコールセンター職員を1名配置したところでございます。さらに,6月7日から受付を開始いたします75歳以上の方につきましては,当初予定しておりましたコールセンター最大20名体制から職員8名程度を増員し,最大28名体制で対応できるよう現在調整しているところでございます。
 2ワクチン供給体制につきましては,3月1日から5月17日までの間に合計16箱3,120バイアル,約1万7,550人分のワクチンが届いております。内訳でございますが,3月1日に1箱195バイアル,4月1日に1箱195バイアル,4月21日に1箱195バイアル,4月29日に1箱195バイアル,5月7日に3箱585バイアル,5月13日に1箱195バイアル,5月17日に8箱1,560バイアルとなってございます。今後のワクチンの供給予定につきましては,5月24日の週に9箱,6月7日の週に10箱,6月21日の週に11箱となってございます。
 3ワクチン接種状況につきましては,当市におきましては1回目の医療従事者の接種が3月12日から始まり,5月10日から高齢者施設等の入所者及び従事者への接種が始まったところでございます。接種状況でございますが,医療従事者につきましては5月18日現在で2,259名,接種見込み者数の98.2パーセントの方が1回目の接種を完了し,2回目の接種完了者は1,361名,接種見込み者の59.2パーセントとなってございます。高齢者と施設入所者,従事者を含む方につきましては,5月10日現在で774名が1回目の接種を完了し,接種率につきましては26パーセントとなってございます。
 4高齢者接種の実施につきましては,当初の計画では6月7日から75歳以上の高齢者の予約受付を開始する予定でございましたが,ワクチンの供給量が増えたことに伴い,石岡市医師会の協力の下,先行接種といたしまして,90歳以上の方を対象に予定を前倒して接種を行う期間を設けることといたしました。95歳以上の方につきましては対象者は約600人おり,予約開始時期につきましては5月17日から,接種開始日は5月24日からとなってございます。90歳以上の方につきましては,対象者は約1,600人おり,予約開始時期につきましては5月21日から,接種開始日は5月27日からとなってございます。いずれの方につきましても個別通知にて案内を行っており,予約方法につきましてはコールセンターでの受付となってございます。次に,75歳以上の方につきましては,90歳以上を除きました接種対象者数は約1万100人おり,予約開始時期につきましては6月7日から,接種開始日は6月中旬からとなってございます。予約方法につきましては,当市におきまして,市内及び市外のかかりつけ患者様の接種予約をコールセンターで行い,市内の方につきましては,ウェブでの予約受付もできる体制で受け付ける予定でございます。周知方法につきましては,防災ラジオや医療機関,公共機関への掲示のほか,75歳以上の方につきましては5月15日号の市広報紙へ折込みをしたところでございます。また,6月1日号の市広報紙には,電話での予約方法やウェブでの予約方法等を分かりやすくしたチラシを折り込む予定でございます。
 次のページをご覧ください。5接種券発送につきましては,65歳以上の高齢者の方々へは3月29日に接種券を発送しております。また,16歳以上64歳以下の方の接種券の発送につきましては,件数は約4万件となりますが,6月中の発送を予定してございます。
 6接種対象者数・接種見込者数につきましては,前回の委員会でお示ししたところではございますが,全体の総数に変更はございませんが,国の示す接種対象者数の算出方法の基準の変更に伴い,接種対象者数の内訳に変更がございました。基礎疾患を有する者の基準が,前回までは人口の6.3パーセントとなってございましたが,8.2パーセントに変更になったことから,前回は4,700人だった対象者が6,200人となってございます。これの変更に伴いまして,16歳以上64歳以下の接種対象者が,前回3万2,800人だったものに対し3万1,300人と減少となってございます。
 7接種場所につきましては,医療従事者への接種は3月12日から市内23医療機関で実施し,5月10日から高齢者施設等の入所者及び従事者の接種を開始したところでございます。95歳以上の高齢者接種の先行実施につきましては,市内17医療機関で個別接種を行い,90歳以上の高齢者の接種先行実施につきましては,市内18医療機関で個別接種を行っていく予定でございます。次に,75歳以上の高齢者や一般の方々への接種につきましては,市内25医療機関で個別接種を進めていく計画でございます。現在は,石岡市医師会や接種協力医療機関のご協力の下,外来での接種を行っていただける医療機関が,前回の委員会でお示ししました18医療機関から24医療機関へ増やすことができた状況でございます。次に,集団接種につきましては,平日は就労等により医療機関での個別接種が困難な方がいることから,日曜日・祝日の開催を想定しております。開催時期につきましては,石岡市医師会と継続して調整を図っているところではございますが,現時点では,高齢者接種終了時期を見据えて実施していく予定でございます。また,現在,7月5日の模擬訓練へ向け,石岡市医師会と協議をしながら,石岡市新型コロナウイルスワクチン集団接種実施計画の精査をしているところでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

勝村委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

池田委員)ただいま丁寧なご説明いただきましたけども,4月20日の当委員会の説明の中で,1箱195バイアル当たり接種人数が975人,これはつまり1バイアル1瓶につき5回接種できるわけですね。今回の説明ですと1,170人,これは1瓶当たり6回になるわけですけども,これ注射針の,注射器の変更によるものと思われますが,この注射針がなかなか品薄で確保が難しいというような報道がございました。5回から6回に説明が変わったわけですけども,この注射針の確保が確実にできているのかどうかお伺いいたします。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 5月3日以降のワクチンの入荷分に関しまして,6回分のシリンジが継続して入荷できている状況でございます。今後につきましても,国からの通知では,以降6回分のシリンジが入荷されるという報告をいただいているところでございます。
 以上でございます。

池田委員)極力ですね,薬液のロス,これを防いで多くの回数,多くの人たちに接種できるのが一番いいわけですけども。そこで,廃棄するワクチンを減らす意味で,今後ですね,当日予約をしていたが体調不良により例えばキャンセルが出たというような場合に,先ほど申し上げましたけども,そのワクチンの廃棄を減らす意味で,ウェイティングリスト,キャンセルが出た場合にはこういう方々に打ちますみたいな想定,あるいは計画っていうのを持っているのかどうかお伺いいたします。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 現在,委員のおっしゃるように,国からもですね,当日のキャンセル等によりましてワクチンの余剰に対する対応について,それぞれの局面が示されているところでございます。例えば,今現在,医療従事者の方も2回目の接種終了してはございませんが,医療従事者の方につきましては,自施設や近隣での施設,またかかりつけとしています高齢者等に連絡して接種をできる体制の構築,こちらのことが示されておりますので,当市においても各医療機関へその旨のご依頼をしているところでございます。また,高齢者施設の入所者に関しましても,自施設や近隣の施設入所者,または関連施設等での従事者等のリストアップ,こちらが示されていることから,当市におきましても各施設へそのようなお願いをしているところでございます。
 しかしながら,そのような対策をもっても,当日のキャンセル等対応できないことが想定されていることから,県の通知を踏まえまして,当市といたしましては,学校の教職員,保育士,自治体で住民に接する機会の多い職員等のリストを作成し,現在対応を取っているところでございます。いずれにしましても,当日の急なキャンセルの対応,こちらにつきましては課題となっておりますので,今後についても個別接種を進めていきながら,実際の現状を踏まえまして,当市の余剰対策,こちらのほう対応させていただきたいと考えております。
 以上でございます。

池田委員)この件については,新聞報道等で様々なことが報道されてます。やはり公平性とか妥当性を優先されて,少しでもその薬液を廃棄するようなことがないように徹底していただきたいというのが,今回の質問の趣旨でございます。よろしくお願いいたします。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

小松委員)ご苦労さまです。
 石岡市の場合に,90歳以上先行実施,さらに95歳以上ですかね,そういうふうに分けてあげたことは非常によかったなと。そういうふうに分離することによってですね,混乱が防げると。
 それでお聞きしたいんですけども,この160人でしたっけか,95歳以上の方は,実際に打たれた方はかなり少ないですよね。ここでちょっとお聞きしたいんですけども,確かに95歳,90歳以上では,施設にいるんじゃなくてうちに在宅の場合にはなかなか,打つ場合にはお医者さんがそこに行って打つとか,かなり労力が必要だと思うんですけども,実際やってみて,95歳以上だったっけ,160人だったと思うんですけど,何人打たれて,その辺のこのご苦労といいますか,打たれなかった方も大分多いというふうに思うんだけど,これはいろんな事情があったと思いますけども,訪問してワクチンを打つとか,そういう手当まで取られたわけですか。希望者が少なかったんですかそもそも。その辺の事情はどうでしょうか。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 95歳以上の接種,5月18日現在,接種予約者数につきましては171名いらっしゃいました。実際,その予約した後の接種の仕方につきましては,協力していただける接種医療機関,こちらでの接種という状況となってございます。実際にその,往診での接種という状況は私どものほうで把握してますが,聞いている状況ではございません。
 以上でございます。

小松委員)分かりました。
 あともう一つですね,計画対象者と見込み数との関係で,例えば10割と,医療従事者などはね,100パーセント対象者が打たれるっていう関係なんですけども,65歳以上の高齢者で,初めから7割見込みと。16歳以上64歳以下も7割見込みと。この見込みっていうのは,何か国の指針があってこういうふうに設定するんですか,最初から。3割は打たないと,打てないと。そういう,その見込み数の考え方はどのようになってるんでしょうか。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 新型コロナウイルスワクチンの接種なんですが,あくまでもその,強制の接種でないことでありますから,当市におきましてはインフルエンザワクチンの接種,こちらの接種率が大体6割5分,こちらを参考にいたしまして,7割の接種率,こちらを見込んだ状況でございます。
 以上でございます。

小松委員)だから,この設定が高くなった場合は,かなり大変であるということですよね。ただ,この7割っていうのが妥当なのかっていうのは,何かどういう,何か一定の基準があって……今インフルエンザの関係を参考にしてっていうことだけですか。もう一度お願いしたいと思います。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 国の調査の中でも,希望される国民の方が約7割程度いたという状況を把握してございます。
 以上でございます。

小松委員)分かりました。
 それから,今のご説明には出てこなかったんですけども,変異株っていうのがかなりどこの地域でも増えてきてるんですけども,これ,変異株の石岡的な状況,茨城県的な状況は,マスコミも出るときあるけど,茨城,石岡的なやつっていうのは把握されてるのか。その場合にも,今のワクチンでも有効だと思うんだけど。その辺分かれば,ちょっと聞きたいと思うんですけど……まあ,これはちょっと今のテーマじゃないから後でもいいです。この変異株云々ってのはね。ワクチン接種だから今はね。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

菱沼委員)この新型コロナワクチン接種ということで,1日も早くですね,接種していただきたいなという部分があるわけですけども。現状の国でもですね,7月31日までに65歳以上の方を接種を終えていただきたいということの,国からですね,指示があるわけですけども,現状石岡としてはですね,その65歳以上の方の接種,今の段階でかなり前倒しで進んでるわけですけども,現状は何とかこの目途として7月31日までに対応できるかどうか,ちょっとお尋ねしたいと思います。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 国が目標といたします7月末までの高齢者ワクチンの接種管理を受けまして,当市におきましても,在宅での感染リスクの高い高齢者の接種の早期完了を進めるため,現在高齢者の接種先行実施に取り組んでいるところでございます。当市といたしましても,7月完了を目標に,今後様々な対策等を医師会と継続して調整していきながら対応,取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。

菱沼委員)そうですね。全てやっぱり医療従事者の皆さんのですね,献身的な協力があってですね,接種ができると思います。そういう中で最近やっぱりね,新聞報道でも,空打ちがあったりとかですね,実際本当は21日間,3週間空けなくちゃいけないんだけど6日で接種したとかいう部分の事例が報道されております。そういう部分においてですね,安全安心な接種ができるようにですね,しっかりと,まあ医師会のほうでも万全を期してると思いますけども,そういうことがないようにですね,お願いしたいと思います。
 私のほうからは以上です。

石橋委員)お疲れさまです。
 95歳以上からの在宅での皆さん方の接種がもう始まってるということでありますけども,予約を受ける際コールセンターで,90歳以上の方はコールセンターで限定されてるわけだと思うんですけども,コールセンターにおいてのその予約を取る段階で,現在のところ何か不都合は生じてはいないのかどうか,まずお伺いをいたします。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 実際に予約,コールセンターのほうで受付を開始いたしまして,大体1人当たり10分程度。対象者が高齢者でございます。また,90歳,95歳以上の娘さん息子さんもなかなか高齢という状況でございますので,1人10分あたり時間を要しているという現状でございます。こちらを踏まえまして,6月1日号の折込み等にですね,電話での分かりやすい予約の方法であるとか,ウェブの操作の仕方,こちらを掲載して,なるべく分かりやすい啓発のほうを行っていきたいと考えている状況でございます。
 以上でございます。

石橋委員)コールセンターのオペレーターの皆さん方も徐々に慣れてきて,そうそう不具合は生じなくなってくるのかなと思いますけども,なるべくトラブルがないような努力をされていただきたいなと。
 次に,先ほどの話で,接種率を約7割で見てるという話だと思います。実際,当市に入荷してくるワクチンの数というのは,人口数での入荷を予定してるのか,見込み,人口の7割での入荷を予定してるのか,どちらで想定してるのかお伺いをいたします。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 当市が県を通して国に要求するワクチンの量なんですけれども,実際にワクチン見込み数のほうで要求しておりますが,そのままですと,実際足りなくなるおそれがございます。ですので,見込み者数よりも多いワクチンの要求をしているところでございます。実際その要求どおり,今後ワクチンのほうが入ってくるだろうという報告を,県から来ている状況でございます。
 以上でございます。

石橋委員)そうですよね。あくまでも7割っていうのは,行政で見てる想定の数ですので,私の周りの方々の反応を見ると,自分の順番が来るのを皆さん待ってるという状況ですから,もうちょっと年齢が,対象年齢が下がれば下がるほど,接種率が上がっていくのかなっていう感じがします。
 それと,これまで市内で160名近い方が感染をしてるかと思いますけども,既に感染をされた方は,このワクチンの接種からの対象からは外れるということで考えてよろしいのかどうかお伺いをいたします。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 既に新型コロナウイルス感染症に感染した方につきましても,今回のこのワクチンの対象となることになってございます。しかしながら,受けた治療の内容,またその治療後から接種までの間につきましては,主治医とご相談をしていただきながら,接種について検討していただく必要がある状況でございます。
 以上でございます。

石橋委員)そこで確認なんですけども,市のほうでは,既に感染をした方々の詳細なデータといいますか,情報は把握はしているのかどうか。今のご説明ですと,感染した方もウイルスワクチンの接種は行うと。主治医と相談してということですけども。そういった情報を把握していないと,そういう部分での今後のね,受付とかそういうのも当然できないのかなと思うんですけども,そういったところの情報はどこまで把握してるのかお伺いをいたします。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 当市におきましては,実際にかかった方の詳細な状況につきましては,把握している状況ではございません。しかしながら,予診票のところにですね,気になる症状等を記載していただきながら,そこでご相談をしていただくという形になるかと思います。
 以上でございます。

石橋委員)分かりました。とは言いながらもですね,既に感染をして抗体を持ってるであろう人たちが再度ワクチンを接種して,その接種によってまたいろいろな副作用といいますかね,そういうのが起きるかどうか私は分かりませんけども,そういう部分での情報というか,そういった部分の事前の行政としての準備といいますかね,そういうのも必要になってくるのかなと思いますので,細心の注意をさらに払っていただきたいなというふうに思います。
 それから,何人かの委員さんのほうからも,やはりワクチンの廃棄といいますか無駄に使用しないようにということで,ご意見がいろいろありましたけども,私から再度強くお願いをしたいのは,例えば,今ご答弁をいただいてる原副参事,それからワクチン担当ということで職名がついている市の職員の皆さん方,実際そのワクチンの入荷の手配とかっていう部分については市の職員さんがやってられるんですよね。そういう担当の方々が,実際コロナに感染をして,接種前にですよ,2週間なり1か月なり業務から離れなければならないという状況が生じると,ワクチンの手配そのものが大きく影響を受けるんではないかなというふうに,私危惧するわけです。そういう意味ではですね,私はそういう担当者については優先的に,当然窓口,市民の皆さん方と対応する職員さんも同じレベルではあるとは思うんですけども,とは言いながらも,やっぱり市の職員の中での優先順位というものをもう少しきっちりとですね,定めるなりして,率先してそういうポストにいる職員さんについては,接種を早めに受けられるべきではないかなというふうに考えてますので,ぜひご検討いただきたいというふうに思います。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

新田副委員長)ちょっと2点ほどお伺いしたいんですけれども,資料の3番のワクチン接種状況のところで,医療従事者に関しては3月12日から開始ということで2か月以上経ってるのかなというふうに思うんですが,これ,1回目の接種は98.2パーセントで接種率もほぼ100に近いのかなと思うんですが,2回目が59.2パーセントということで,若干こう低いような気がするんですが,これに関しては何か理由があるのか。打ってから2,3週間空けるんでしたっけ,そういう問題,関係からなのかなというふうに思うんですが,この接種率については何か理由があるのかお伺いをします。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 2回目の接種率の60パーセント程度ということでございますが,私どもの見込みですと,今月中くらいにはかなり高い水準に上がるのかなと予想してございます。実際に医療機関の医療従事者,実際の医療機関さんからのお話によりますと,各職員さん,担当,担当ということで分かれてございます。また,2回目の副反応のちょっとおそれもあることから,比較的その計画的といいますか,ばらして接種をしているという状況も伺っております。このようなことから,2回目の接種率のほうが,今このような状況なのかなと考えてるところでございます。
 以上でございます。

新田副委員長)ありがとうございます。
 もう1点なんですが,その下の4番,高齢者接種の実施ということで,この個別発送日というとこなんですが,95歳以上の方,90歳以上の方はそれぞれもう発送が進んでると思うんですが,75歳以上の方に関してはなしというふうになってるんですが,これって,いつから開始しますよっていうお知らせについてなしということなのか,まず伺います。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)失礼いたしました。
 当初予定しておりました75歳以上の接種の方につきましては,あらかじめ広報等でお知らせ,受付開始日ですか,広報していたところでございます。しかしながら,95歳以上の方につきましては,急遽先行接種ということになりましたので,この方々につきまして,該当者の方には,この日付から予約開始をしますよという案内通知を差し上げたところでございます。実際にその65歳以上の方につきましては,クーポン券であるとか,チラシにつきましては3月29日に全員に発送してる状況でございます。
 以上でございます。

新田副委員長)ありがとうございます。
 ホームページとか市報でということだったんですが,せめて高齢者の方には,改めてこの日から開始しますよっていう通知があると親切なのかなというふうに思います。今後,対象者増えてくるので,いろいろ大変な作業多いかと思いますけれども,引き続きよろしくお願いいたしたいと思います。
 以上です。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,令和2年度学校業務アウトソーシング促進事業委託についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

教育総務課長兼学校再編担当)それでは,令和2年度石岡市学校業務アウトソーシング促進事業委託についてご報告申し上げます。
 本事業につきましては,これまでもこの教育福祉環境委員会の中でご説明を何度かしてまいりましたが,本委託業務が完了したことを受けまして,成果等のご報告をさせていただきます。資料項番1の業務名から項番6の委託料までにつきましては,3月12日の本委員会でご報告した内容と同様のものとなってございます。項番7成果検証等以降が,今回新たにご報告をさせていただく内容となります。
 まず(1)の実践項目・計画の実施についてでございます。1枚おめくりいただきますと東小学校,その次のページが石岡中学校において実施をさせていただきました茨城県教育委員会の定めるモデル校共通の取組,また,学校独自の取組について,具体的取組内容,実施開始時期,検証可能となった削減時間が記載されてございます。これらの取組につきましては,継続して実施することを検討していくほか,モデル校以外の小中学校に対しても校長会等を通してご紹介をしたり,協議をしたり,継続していきたいと考えております。
 ページをおめくりいただきまして,(2)の外部委託業務につきましてご説明させていただきます。今回,外部委託業務,アウトソーシングは3つの業務を行っております。まず1つ目,勤怠管理システムを導入させていただきました。水色の四角で囲まれました,導入による意見をご覧ください。勤怠管理システムにつきましては,その導入によって,直接的に超過在校時間の削減は,把握がなかなかできなかったというところではございますが,日々の教員の勤務状況の把握を可能としましたので,時間外勤務の抑制について声かけを行ったり,業務を分担したり,またその徹底をしていくことで,意識改革につながったといったご意見を頂いているところでございます。
 続いてA番,学力診断テストの採点代行でございます。こちらも水色の四角で囲われた,導入による時短効果・意見をご覧ください。テストの採点,また集計分析のために,エクセルシートへの入力を行っていただいた中で,答案用紙1枚,1人分としての作業時間は5分であったということでございます。今回,削減時間というのは作業時間とイコールと考えられますので,石岡中学校においては153時間,東小学校においては120時間が,教員全体で削減されたと考えられます。意見として教員の方から頂いているのが,この短期間で膨大な作業時間が必要となると。そういった業務になるので,負担軽減の効果がとても大きいと感じたと。また,第三者の方に採点をしていただくと,その採点にも厳しさが生まれてくるので,受験指導等においては有効であったというご意見を頂いた一方,デメリットもございまして,採点を教員が行わないことで,その授業等で教えていく中で,児童生徒の定着度に関して暗黙知的な把握ができなくなるというようなご意見もございました。
 続いて,次のページをご覧ください。複合機の導入でございます。複合機を,2台ずつ両校に設置をいたしました。今回,それぞれの合計枚数について,従来,印刷機等を使って実際そのプリント等を用意するんですが,そういった時間と,今回複合機を使って必要となった時間を比較して,削減時間を算出してございます。今回導入,一時貸与を受けた複合機というのは,カラー印刷や折込み,とじ込み,ホチキス留め等まで自動でできる,そういったものが可能となる機種でございましたので,工程が大幅に自動化されました。また,GIGAスクール構想等,ペーパーレス化を進めているところでございますが,現状,紙での配布物が,大変学校現場によっては多いと。そういった中では,時短効果は非常に有効だったと高評価を受けております。こちらで東小学校,学習プリントの枚数が9,000部,また学習プリントのとじ込みとして1,000部というふうに,大変多くなっているところでございます。当初ご報告していた中では,春休みのしおりなどを印刷するということでのご報告だったんですが,使ってみたらとても使いやすくて,とても早かったということもございまして,春休みだったりとかその後のプリントまで今回実際に印刷をかけて,どのぐらいの差が出るかというのを算出ができるようにしていただいたということでございます。
 最後に(3)まとめといたしまして,前年度の同時期の超過在校等時間との比較を行っております。茨城県が目標と掲げている超過在校時間,時間外勤務は45時間以内にするという目標に対して,石岡中学校においては令和2年12月から令和3年2月まで,東小学校においては令和2年11月から令和3年2月までの間,達成ができました。
 今回のアウトソーシング促進事業委託におきましては,そのアウトソーシング,外部委託を行うことによって,一定の勤務時間の削減や負担軽減効果が認められましたが,今後,費用対効果,そういったものを踏まえた議論も必要となります。また,しかしながらそのアウトソーシング促進事業,またモデル校事業を通しまして,石岡市の小中学校の教員の方に,教員の働き方改革に対しての意識改革,そういったものにつなげることができたと考えております。3月12日の常任委員会の中でも,茨城県からの打診についてお知らせをいたしているところでございますが,令和3年度におきましても,石岡中学校,東小学校の2校に対して,モデル校継続の正式な通知が茨城県から今回ございました。昨年度同様の,このアウトソーシングに主眼を置いたものではなくて,学校における取組に主眼を置いた,そういったところでの実践研究をするといったものであるんですけれども,教員の働き方改革につきましては継続した取組を行っていくとともに,その取組については適宜ご報告をしてまいりたいと思います。
 私からの報告は以上でございます。

勝村委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いをいたします。

玉造委員)ただいま,学校業務のアウトソーシング促進委託ということで,3つのシステムの導入っていうことなんですけれども,1つの学力テストの採点についてデメリットがあるということで,生徒の学力の定着度が把握できないっていうようなデメリットがあるっていうふうにご説明いただきましたけれども,これはどのように,把握できないままではなくそれを把握していくのかっていうことについて,お伺いをいたします。

教育総務課指導室長兼学校再編担当)お答えいたします。
 通常であれば,教師が採点をいたしまして,その時にできていない場所等を確認できるわけですが,それをちょっと外部に委託することによって,その時点で把握することができないという,そのテストが終わった時点ですぐの指導がなかなか難しいという点。もちろん,採点が終わったものを教員のほうが確認をして振り返るということはできるんですが,そういう部分での,その後ですね,すぐ指導ができないというところでのデメリットということでございます。
 以上でございます。

玉造委員)今,まずその直後の把握ができないというデメリットなんですけれども,それを改善するための対策といいますか,そういったものを伺ったわけなんですけれども。

教育総務課指導室長兼学校再編担当)すぐということが難しいんですが,その後にですね,教師のほうで確認をしまして,できていない部分の再確認等は授業のほうで,その分は適切に補っていくということで対応しております。
 以上です。

玉造委員)そういった,外部の方に採点をしていただくということで,生徒がどの程度の学力を身につけているかっていうことを,やはり現場の教員の方は,一人一人把握していくっていうことは大変重要なことだと思いますので,そういったところに本当に,外部採点をする中で時間は短縮できても,そういったところはこれからしっかりとやっていただいて,1人も取り残さないっていう,そういう気持ちでやっていってもらいたいと思いますので,やっぱり全体的に何らか,掌握の対策はお願いしたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

石橋委員)お疲れさまです。
 この学校業務のアウトソーシングという部分については,本当に教員の皆さん方のこれまでの勤務状況といいますか,勤務形態っていうのが,時間外手当がつかない中においても長時間での拘束,特に中学校での教員の皆さん方の拘束時間の長さという部分については理解をしていた部分であるんですけども,ただいまのお話,説明を聞いておりますと,このアウトソーシングの部分の目的といいますか効果といいますか,が,あくまでも教員を中心とした視点でのアウトソーシングなのかなというふうな意味合いに取れてしまうんですね。確かに,教員の皆さん方の負担軽減っていうのは当然必要なのかなと思いますけども,この教員の皆さん方の負担を軽減することによって,児童生徒に対して影響が出ないような,悪い影響が出ないような工夫が必要なのかなと。
 今の玉造委員の質疑にもありましたけども,テストの採点の際に,児童生徒の個々の学力の診断が云々というお話がありましたけども,採点を外部に委託して,その成果品が業者から戻ってくるわけですよね。その際先生方って,戻ってきた成果品,その場で確認はしないんですかね。先ほどの説明ですと,授業の中で確認をしていくというようなお話だったと思うんですけども,お願いをしたものが返ってきて,中身,一人一人の児童生徒の答案を確認する作業というのは当然必要になってくるのかなと。そうすれば,どの子がどこでどういう間違いをしてるのかなっていうのは,把握はできるのかなと思うんですけども。そういったことは現在なされてないっていうことでよろしいんですか。

教育総務課指導室長兼学校再編担当)お答えいたします。
 確認は,職員のほうが行っております。ですので,働き方改革の取組の中で,空いた時間に関しましては子どもに還元できるよう,教材研究であったり,自己研修という形で職員が自分の資質能力を高めるための時間に充てるようにということで,こちらのほうの働き方改革のほうは取り組んでおるところです。
 以上でございます。

石橋委員)この学力の診断テストの部分での話なのかなと思うんですけども,これはマークシート方式での回答ですか。それとも,私が今イメージしてるのは,プリントが配られて,それに対して,漢字だったら手書きで書いてく,算数・数学だったら,手書きでの計算式や答えを導き出すというようなテストをイメージしたんですけども。そういう部分での採点を委託をするということでよろしいんですよね。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

石橋委員)そうしますと,逆に採点する委託を受けた方も,人力でマンパワーでの採点になるわけですよね。そういった部分をそうすると,答案用紙のほうには個人名も当然書いてあります。そういった部分での個人情報の保護という部分でも,当然細心の注意が必要でしょうし,まだまだ工夫をしていかなければならない内容が含まれているのかなというふうに思いますので,最初から完成形というものはあり得ないわけですので,個々の問題が出たときに,次回への課題として積み重ねていっていただきたいなというふうに思います。
 それからもう一つ,3番目にありました複合機の導入でかなり時間が削減できたと。これはなるほどなという部分ではあるんですけども,それ以前に,何で今まで導入してなかったのかなと。印刷機なり複合機のコピーだけでも。丁合いについてはですね,児童生徒数によって大分その作業量ってのは大きく変わってくるかと思うんですけども,複合機自体はもっと早めに各学校に導入があってもしかるべきだったのかなというふうに思います。そういう意味では,これは学校の現場,教員の皆さん方の問題ではなく,各学校の施設整備を図る教育委員会事務局の問題であるのかなというふうに思うわけです。そういう意味で,やっぱり現場のですね,声,状況,そういうものを,もうちょっと事務局のほうでも把握する必要があるのではないかなというふうに思います。ご意見があれば,お伺いをいたします。

教育部長)今回のアウトソーシング事業ですね,県からの予算いただきまして,330万という大きなお金をいただきまして,2校モデル校として実施いたしました。その中で,先ほど報告したとおり,お金が掛かるものがございますし,教員の意識改革ですね,お金を掛けなくてもできるところもございます。ある学校では,スローガンなんかをですね,設定しまして,職員の意識を高めようというところもございました。そういった中で,今回初めてやったことですので,メリットデメリット,いろんなところがございます。採点にしてもですね,そういうところを,そこまできちんとした報告書を出させるのも一つでしょうし,またそれにはお金が掛かるということもございます。そういうのを,今回の内容を精査しまして,費用対効果も含めてですね,いろんな面,当然複合機,先ほど今委員からもありましたように大分時間的な経費削減になってます。ただ,通常のコピー機,印刷機よりははるかに高いと,こういうこともございます。そういった面で全体的に,引き続きこの2校はモデル校となってますので,今年度も昨年のこの結果を基にですね,いろんな方面を検討していきながら,働き方改革についてですね,考えていきたいというふうに思ってます。
 以上です。

石橋委員)予算の高い安いの問題じゃないのかなと思うんですよ。いかに現場がどれだけスムーズに教育に専念できるか,事業に専念できるか,そういう環境整備をを図っていくのが事務局の責任ではないかなというふうに私は考えたわけです。その予算を確保するのは事務局の責任じゃないですか。安い高いではないと思うんですよ。だから,もう少し自分たちで現場に足を運んで,現場の状況をしっかり把握をした上で,教育の環境整備をするべきではないかなと。前回の一般質問で言いましたけども,危険箇所すらすぐに対応できない。そういう事務局でいいんですか。もうちょっと事務方がですね,私は現場に足を運んで,教員の働き方改革を推進するんであれば,口先だけでないんであれば,もうちょっと現場の状況を把握する必要があるんではないかなというふうに思います。
 以上です。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

池田委員)今回,茨城県教育委員会の指定によりまして,石岡中学校と東小学校が指定されて,このアウトソーシングに関する調査が行われたということですけども,学校現場での業務やその取組には差はないと思いますけども,学校規模の差が,この調査の中でどのように反映されていくのか,予想されることをお伺いいたしたいと思います。この両校につきましては,市内においても大規模校に属する学校だと思います。一方,複式学級を導入しているような小学校もございますので,その差をどの程度見込める,どういうことが逆に見込めるのかお伺いをしておきたいと思います。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 この働き方改革を通してですね,学校長,教頭先生と協議をさせていただくことをずっと進めているところではありますが,例を挙げてということになりますが,先ほどご指摘のございました複合機等につきましても,池田委員ご指摘のとおり,その学校規模によっては大変有効と考えられる。しかしながら複式学級のあるような学校で考えたときに,そこまでの導入は必要ないんじゃないかとか,そういった議論のところを,費用対効果として考えながら,その必要性について今後確認をしていきたい,といったことを検討していきたいと考えております。

池田委員)学校の規模の大小はあるにしても,その日々の業務の内容について,あるいは取組については変わらないわけですが,その辺の差が当然出てくることが予想されますので,今後とも注意深く対応していただければと,そのように思います。
 以上でございます。

菱沼委員)石岡市としてもですね,アウトソーシング事業と,初めて石岡中学校,東小学校ということで行われてるわけですけども,そういう中で初めての部分なんですね,先ほどからお話あるようにメリットデメリットはあると思います。そういう中で,まず働き方改革ですので,先生方のご意見ってのはどういうふうなご意見が多いのか。実際このアウトソーシングをやった中でね,確かに時間は短縮されてますけども,実際その分,先ほど答弁がありましたけど,短縮した部分をほかの部分に,カリキュラム等様々な生徒を指導していく中で,教育していく中で,この分に充てていくっていうことも実際できてるのかどうか。そこら辺がやっぱり重要だと思うんですね。だからそういう中で,実際その先生たちの声っていうのを教育委員会としては拾ってるのかどうか,お伺いしたいと思います。

教育委員会事務局参事学校再編担当兼学校教育担当)今,委員からご質問のあった件についてお答えさせていただきます。
 各学校の現在の超過平均時間,こういったものを委員会のほうでは把握をしておるところでございます。そういった時間を基に,これまでの昨年からの経過の状況と比較をした上でどれぐらいの効果があるかというところ,そういったところを踏まえた上で,各学校それぞれの取組を校長会等で共通理解をした上で,より効果的なものを他の学校でも取り入れるという方向で,さらなる改善短縮が図れるように,今取り組んでいるところでございます。
 以上でございます。

菱沼委員)実際のその声としてはどうですか。

教育委員会事務局参事学校再編担当兼学校教育担当)お答えさせていただきます。
 今現在,各学校から上がってきている状況としては,やはり校長会のお答えとして受け止めている部分は,先生方の意識は大分改革されつつあると。しかしながら,始まってここ2月3月4月の現状,今,私のほうでも聞いているところでございますが,実際には,やらなければならないこと,時期的なものも当然ございますので,なかなか減らせない部分もあるというところで,今後さらに精選をしながら,今後の方向性を検討していくというのが現状であるというふうに聞いておるところでございます。
 以上でございます。

菱沼委員)実際ですね,2月3月4月ということで答弁ありましたけども,声を拾ってる部分においてですね,また今後継続する中で,また様々な声として上がってくると思います。そういう意味においてはデメリットメリットをきちんと精査しながら,より一層,やっぱり職員の本当に働き方改革が進んでる,本当に職員の方々一人一人もですね,充実した教育がしっかりとできるようにですね,お願いしたいと思います。
 以上です。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 暫時休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。

−休憩−

勝村委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 続きまして,令和3年度平和大使派遣事業についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

教育総務課指導室長兼学校再編担当)それでは,石岡市中学生平和大使派遣事業につきましてご説明申し上げます。
 指導室としましては,新型コロナウイルス感染状況などから,本事業につきまして,生徒の安全,健康を第一に考え,広島市への派遣につきましては見送る方向で検討したいと考えております。
 本事業は,市内各中学校の代表生徒を石岡市平和大使使節団として広島や長崎に派遣し,平和祈念式典への参列をはじめ,被爆関連施設の見学をするなど,戦争の悲惨さ,平和の大切さ,命の尊さについて改めて考える機会を提供することで,平和に対する理解を深めることを狙いとした事業でございます。例年,8月の原爆が投下された日に,市内中学校5校から2年生を2名ずつ,合わせて10名を派遣していましたが,昨年度は新型コロナウイルス感染予防のため中止といたしました。今年度は,昨年度派遣することができなかった現在の3年生10名も,広島への派遣を予定していました。しかし,いまだ新型コロナウイルス感染症が終息しておらず,派遣予定地である広島県の感染が増加し,5月16日から緊急事態宣言が発出されました。また,経由地である東京都,大阪府,兵庫県も感染者が多い状況でございます。
 そこで,今年度の平和大使の広島派遣につきましては,今後の新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ,市校長会等と話し合いを持ちながら,方向性について検討してまいります。また,平和大使候補者の選定や旅行業者との契約などを考えますと,最終的には,6月上旬までに実施の有無につきまして決定したいと考えております。なお,派遣を見送る場合の代替案としまして,広島県の中学校,被爆者との交流,茨城県に住んでいる語り部との交流などを考えております。
 説明は以上でございます。

勝村委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,石岡市立中央図書館の今後について及び(仮称)八郷図書館の進捗についての2件を,一括して議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長)生涯学習課から,石岡市立中央図書館の今後について及び(仮称)八郷図書館の進捗につきまして,2件を一括してご報告,ご説明申し上げます。
 初めに,石岡市立中央図書館の今後についてでございます。現在,複合施設検討プロジェクトチームにおきまして,複合文化施設の検討を行っております。また,公共施設等総合管理計画推進本部会議にてご報告,了解を得たところでございます。その中で,中央図書館の今後の方向性につきまして,進捗状況を含めご報告申し上げます。資料のほうのご参照もよろしくお願い申し上げます。
 個別施設計画からの抜粋でございますが,図書館の目的といたしまして,学習拠点及び交流の場として,多機能型施設の中核を担う重要な施設となることが望まれるとあります。また,今後の対応といたしまして,石岡市立中央図書館は,旧合併特例債期限である令和7年度までに建設・竣工を目指します。また,石岡市立中央図書館については,他施設との複合化による多機能型施設を目指しますとなっております。この観点から,複合施設プロジェクトチームの中で検討してまいりました。
 次に,現在進行しております,図書館を複合文化施設に含めることにつきまして,その効果と課題でございます。仮に,駅東に複合施設を設置した場合,効果といたしまして,公共交通利用者,また市外からの集客,図書館のPR効果が見込め,駅利用者等の人の交差地として,多くの方に利用されると考えます。また,駅前商店街からも近く,駅を利用する高校生,また自習室を整備することによりまして,中学生などのこれまで利用割合の低い年齢層の利用増加も見込めることと考えます。会議室等におきましても,図書館単独での所有・管理をすることではなく,施設との共有,共用利用することから,管理する面積,ランニングコスト等の削減が想定できます。次に,課題でございます。移設する場合に当たっては,長年,現在の場所で図書館業務を行ってまいりましたので,ご利用者,また近隣の方々には,丁寧なご説明とお知らせが必要であると考えております。また,複合施設への移転後の現施設の利活用でございます。教育委員会はもとより,全庁的に有効的な利活用方法を検討してまいります。
 次に,運営の方法でございます。複合文化施設では,多くの機能が1つの建物の中に合築することとなるため,単なる寄せ集めではなく,複合施設としての相乗効果を発揮することが望まれます。施設管理等を包括的に民間業者に委託しつつ,運営業務の一部もまとめて民間に委託することでコストダウンを図りつつ,業務運営において,民間の創意工夫を生かすことが検討されます。そのような観点から,複合文化施設に移転した場合の図書館運営においては,絵本の貸し出し・返却業務等を民間委託することで,民間のノウハウを生かすことによりまして,効率化,また敏速な対応が期待できます。一方で,新規購入図書の選書及び蔵書の管理は,これまで同様,市職員の業務としてまいりたいと考えております。選書におきましては,石岡市の地域性を生かし,市民ニーズを的確に把握しつつ市職員が業務に当たり,また,蔵書の管理におきましては,石岡書籍館時代からの貴重な文献,書物を適切に管理していくことにより,次世代へ継承していくことが必要であると考えております。
 最後に,石岡市立中央図書館協議会での答申についてでございます。中央図書館の指定管理制度の導入について,平成28年10月21日に中央図書館協議会への諮問を行い,平成29年12月19日,答申を受けた経緯がございます。当時の答申では,指定管理制度の導入には同意できないと答申を頂いております。当時の諮問につきましては,全ての運営,管理等の業務を委託することを想定するものでございました。当時の図書館協議会での民間委託の考え方では,答申の中でお答えを頂いております。内容といたしましては,石岡市立中央図書館協議会では指定管理制度導入を同意できない結果となりましたが,今後民間に全てを任せて運営してもらうのでなく,民間が得意とする分野での業務を一部を委託する,また,民間の発想力,企画力,創造力等を取り入れるなど,図書館がより活性化する方向性も必要である,とご意見を頂いております。このことにつきまして,今月5月14日に石岡市立中央図書館協議会を開催いたしました。平成28年度の諮問との違いや複合文化施設での方向性をご説明申し上げ,ご協議いただきました結果,図書の選定と,図書館の幹となる業務については直営,市職員が担当するという形での指定管理の導入や,民間委託の方向性についてご同意を頂きました。協議会の中で,今後の進捗状況,また決定すべき詳細な検討事項につきましては,随時ご報告,ご意見を頂くことになりました。
 次に,今後についてでございます。引き続き,先進自治体の事例を参考に,運営方法や,市直営で事務を継続する範囲の精査等を行い,石岡市に合った図書館運営方法を検討してまいります。また,詳細につきましては,複合施設プロジェクトチーム,公共施設等総合管理計画推進本部会議にて協議し,随時,進捗状況を常任委員会へご報告申し上げ,ご意見を賜りたいと考えております。
 続きまして,(仮称)八郷図書館建設の進捗状況についてご説明申し上げます。八郷総合支所の有効活用の一環といたしまして,支所総務課の主導によりまして,2階部分を図書館機能と農村資料館等,4階部分を教育委員会室執務室として,工事を進めております。今月上旬に,4階フロアの工事が完了いたしました。5月14日,15日,土日にかけまして,これまで2階で執務を行っておりました教育総務課,スポーツ振興課,3階での生涯学習課,文化振興課が,4階フロアへの移転作業が完了したところでございます。今後,(仮称)八郷図書館,農村資料館等が整備されます2階フロアは,本年11月を目途に工事が完了する予定でございます。
 2階フロア工事完了後の八郷図書館につきまして,ご報告申し上げます。(仮称)八郷図書館の全体的なイメージでございますが,木目調の家具を主体といたしまして,木の持つ温かさを演出し,落ち着いた雰囲気が感じられるものになります。エントランス部分の工夫といたしましては,本棚のゲートを配置いたしまして空間の演出をし,児童書エリアにおいてはカーペットタイルで仕上げ,親子で来館された方もより過ごしやすい環境をつくっていく予定でございます。また,館内のレイアウトでございますが,大きく分けて専門書・一般図書・児童書の3つの図書エリアと,学習エリアを設置いたします。特に,専門書エリアの選定につきましては,(仮称)八郷図書館図書選定委員会をこれまで5回開催いたしまして,各委員さんからの専門分野ごとに,図書の選定をいただいているところでございます。現在,生涯学習課中央図書館では,11月の工事終了後,円滑に開館準備に着手できるよう,事務的な作業を進めております。八郷図書館選考委員会で選考いただきました図書の購入,また小規模な本棚,机等の備品類の購入に向けまして,準備を行っているところでございます。また,(仮称)八郷図書館の名称を決定するため,5月13日に第1回目の八郷図書館名称選考委員会を開催し,7名の委員の方々の委嘱,名称の募集,選考方法につきまして,ご議論をいただいたところでございます。今後,来春の開館に向けまして,その進捗状況につきましては,当委員会にて随時ご報告を申し上げたいと思っております。
 ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

勝村委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。

小松委員)中央図書館ですね,これができてから,100何年かだった……。

〔「130年」と呼ぶ者あり〕

小松委員)130年。130年の記念式典と行事が行われて,様々な資料頂きました。非常に,全国的にも誇るべき歴史と伝統を持ってるというふうに痛感いたしました。その歴史的な重みを考えてみた場合には,いかにですね,石岡の先人の知恵,そして様々なことにつきまして,石岡市民が本当にやっぱり,市民運動というもの,市民が支えてきたと。中央図書館ね。そういう素晴らしい歴史,内容があると,私思いました。それから図書館法ですね。こういうことも非常に大事で,そういうことからやっぱり問題を考えるべきだと思います。
 そういう点で,そこをどういうふうに考えてもね,私はさっき聞いたのではね,非常に薄っぺらいんですよ,言ってることがね。何かっていうとその,民間委託でコストダウンと。コストダウン,誰が言ってるんですかこういうこと。民間委託してくれと。コストダウンだと,誰が言ってるの。これは当局が言ってるだけじゃないの。市民が言ってるんですか,コストダウンとか。非常に納得できないんですよ。あなたは図書館法をどう考えてるの。石岡図書館の歴史を。そこをまず聞きたいと思います。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長)お答え申し上げます。
 石岡市立中央図書館は,130年の歴史を持ちます。県内でも最初にできた図書館ということで,大変歴史的にも重要な知の拠点であるというふうに認識してございます。そういった中で今回,民間委託の部分について現在検討を行っているところでございますが,やはりそういった貴重な,書籍館時代からの貴重な文献等もございます。そういったものの保存管理,またそれを後世の方々に伝えていくためには,やはりそこの部分については市の職員で管理をいたしまして十分活用等,また,これまでの歴史を大事に思いつつ,業務を進めていく必要があるというふうに考えてございます。
 以上でございます。

小松委員)私の質問に答えてないですよ。コストダウン,民間委託,盛んに出てくるんだけど,これ誰が言ってるんですか。どれくらいのコストが,多すぎるんですか,あそこは。その意見は私は違うと思うんですよ。答弁してください。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長)コストダウンの話をさせていただいたところなんですが,そちらは,例えば会議室等,ほかの施設でも備えている部分があります……。

〔「聞こえない」と呼ぶ者あり〕

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長)会議室など,いろんな施設でも備えている部分があると思うんですが,そういったものを他の施設と共有等をすることによりまして,効果的に円滑に進める,利用していくことができるんではないかというふうに考えてございます。
 以上でございます。

小松委員)それはコストダウンじゃないでしょ。あそこ,狭い幾つかの部屋は効率的に使われてる,あれを別な団体に貸して,そして何か料金取ったり,それでコストダウンするっていうことなんですか。それ誰が言ってるの,そういうこと。コストダウンだから民間委託は必要だって,誰が言ってるんですか。審議委員の人が言ってるの,図書館審議委員の人。議事録を出してください。とても信じらんないです。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長)ただいま申し上げましたのは,やはり市のほうでたくさんの施設がございまして,そちらを有効的に使っていく中で,1つの候補として図書館も上がってるということでございます。そういった中で,図書館といたしましては,会議室,先ほど申し上げましたほかの施設を共有できる部分については,有効的にお互いで活用してったほうが運営上,そういった運営が望まれるものと考えております。
 以上でございます。

小松委員)コストダウンっていうんじゃないですよそれは。だからね,ちょっと非常にね,これは原点に,市民の感覚,それから図書館法,これまでの伝統と歴史,今使ってる人。そういうことの意見を反映しているものと,私は今の答弁で感じられないんですよ。ですから,ここで出てきてるこの問題で私も質問してるんですよね,今泉さんの時に。ツタヤなどのはやったときがあって,石岡に指定管理者,民間委託などの,市長がそういうことを市報に書いたことあるんですよ。私は基本的に批判したんだよ。そしてそれはなくなってるんだよ。それ以来,その議論はなくなったの。だから,今出てるっていうんでしょ。だから皆さんに,どういう議論なのか私分からないので,審議会の議事録,それからこれでいくっていう答申,これを全面的に示してください。それを要求します。
 そして,なおですね,協議会のメンバーですね。私が当時,今泉市長と,よく一般質問したんですけども,そういうことを受けて,皆さん一生懸命図書館を盛り立ててるという認識なんですよね。私そういう認識なので,それを示してください。とても納得できません,そういう方向は。逆に言うと,まずいと。これは守谷の例でも,そういうふうにしたんだけどそれを元に戻したとか。指定管理者ね。というのは,あそこはいろいろ,いろんなことを非常にやってますけども,それでボランティアの方が全面的に支えてきた歴史があるわけだよね。誇りなんですよ,市民の。それを指定管理者で,どっかの企業の中に持ってきて,なじまないんですよね,全く。それは基本的な私の認識では間違ってると思ってますので,全面的にこれは,私は反対をします。そういう今の質問ではね。ただ,私の認識も至らないところがあるかと思うので,よく勉強したいので,私が今泉さんのときに質問してここに至るんだけども,ただここに書いてあるのを,基本的な資料を全面的に開示してください。
 以上です。どうですか。

教育部長)資料のほうは,後で開示できると思います。
 今回のこの説明は,駅東ですね,市民会館を中心とした複合文化施設,これをつくるプロジェクトチームに,図書館のほうも入ってると。先ほど,保健センターは離脱しますという説明があったと思います。今,プロジェクトチームの中には,市民会館のほかにも,この委員会でも言いましたように,教育委員会の部署では勤労青少年ホーム,それからふるさと歴史館,いろんな,エリアに近いところ,で,先ほど,今後もありますけど東地区公民館が入るかとか,そういう複合文化施設に入るプロジェクトチームが,今できておりまして,図書館については,駅東にできる複合文化施設のほうに移転しますと……。

〔「それは決まってません,そういうことは」と呼ぶ者あり〕

教育部長)今日はこれを,そのように考えているという報告でございます。

小松委員)これは,経済建設消防委員会,にぎわいづくりのありましたけども,そこでは,駅東につくることは決まってません。駅東も一つ,それからもっと広大なイベント広場があると。イベント広場は歴史的に,あそこに詳細な,ご存知のように設計図まで全部できて,そういうのがあったんだけど,当時,学校施設の耐震化があるってことを理由にされて,それが中断してここに至るんですよね。
 だから,私はいろんなこと考えると,そういう経過から見ても,イベント広場につくるってことも最大の選択肢だから,今部長が言われたように,駅東地区にそれは入れるための云々かんぬんってのは全く前提が,決まってないですよそんなことは。ただ,そういう石岡市の市民会館もつくらなきゃなんない。図書館もあると,ほかのやつもあると。それをどうするのかなっていうときには,これは石岡のまちづくり,中心市街地活性化の問題,そういうことから考えても,どうするのかなと。そういうことになってるだけであって,駅東地区につくる中に図書館が入ってるってのは全く決まってないことなんですよ。今,これからよく議論することなんです。なぜそういうことが,駅東地区に決まっちゃってんですか。決まってないですよ。いろいろ異論ありますよ,これは。それ議論にならないんですよ,それは。

教育部長)失礼しました。
 複合文化施設につきましては第一候補が駅東,第二候補がイベント広場と……。

〔「第一も第二も決まってない。どちらにしますかという,デメリットメリットが並立であるだけです」と呼ぶ者あり〕

教育部長)はい。そういうのも含めて,民間の活力も含めて,そういうのを,今新しくできた。駅周辺にぎわい創生課ですか,が中心になって進めてるというところでございます。
 で,先ほど,コストダウンっていうのは,当然幾つかの施設が集まれば,管理上の経費ですね,そういうところを1か所でできますので,コストダウンが図れる。また,民間の活力も得られるかもしれません。そういうことを考えているということでございます。
 守谷市の,小松委員からあったように,一度ですね,指定管理を入れて,次また直営に戻したところもございます。そういうのも含めて,それは,守谷市は全部を民間委託にしたということでございますので,先ほど説明あったようにですね,受付等は民間にしてもですね,図書の選定だったり,貴重な本の保存であったり,あるいはレファレンスも今どうするかというような,直営でやるところも当然あるというふうに考えているというところでございます。
 以上です。

小松委員)だからですね,基本的な議論の段階を踏まない,踏んでないんですよ。それじゃもう一つ,もっと大きな問題は,なぜあそこまでできて,予算も全部決まって,そして要するにイベント広場ですね,図書館を軸としたそういうものまでできているわけだけど,あれが中断してるわけでしょ。そのことをどうするのかという大議論もあるわけですよ。市民の皆さんの意見を聞いてみてくださいよ。イベント広場はいつまで,莫大なお金を投入して,国の借金,債権も借りたんだけども,あれだけの土地が,誰が見ても歴史的にあるわけですよね。それから駅東地区っていうのは,私が議員になってから買ったものですよ,確か。4億かなんかでね,駅東地区。その前にこっちの問題があるわけですよ。いずれにしましても,別にその,面積はもう4倍くらいありますから,イベント広場のほうが。イベント広場4倍もあるんです。
 それで,まちづくりから見ればどうするのかっていうんで,要するに,経済建設消防委員会の委員長はですね,まちづくり,これからまちをどうするんだということを考えなきゃ駄目だということを強調してました。委員長がね。全体の意見かどうか分かりませんけども。私はそういうことで,そういう角度から議論するのは非常に大事なことだと。そういう前提の議論がされているところなんですよ。その先に,何かその,幾つかつくったらば会議室だぶらせて何とかかんとかっていう,そういう……図書館っていうのは,そういうことよりもっと深いものだと思うんだよね。よくその辺を考えてください。全くこの報告は納得できません。基本的な順序を踏んで,1つの委員会だけでなく,全体的なものもあるかと思いますのでね,まちづくりの。そういう意見です。

勝村委員長)よろしいですか。
 ほかにご質問等はございませんか。

〔「先ほどの資料出してください。資料請求します」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

勝村委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ただいま小松委員から要求のありました資料については,委員会条例第23条の規定に基づき,委員会としてこれを要求したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 執行部には,次回委員会までに資料を提出されるよう求めます。
 ほかにご質問等はございませんか。

玉造委員)こちらの資料の中に,(仮称)八郷図書館名称選考っていう黄色い帯が引いてあるんですけれども,9月中旬には決定になる予定になっているんですけれども,この名称の選考はどのように進めていくのか,分かればお伺いをいたします。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長)お答え申し上げます。
 現在7名の委員さんのほうが,委嘱のほうさせていただきまして,今後,市内にお住まいの方,また,お勤め等で来られてる方,また通学等されてる方を中心といたしまして,募集をかけさせていただきたいと考えてございます。
 以上でございます。

玉造委員)募集といいますのは……募集はどのような方法かお伺いをいたします。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長)失礼いたしました。
 募集のほうは,市のホームページ,また市報等をこれから掲載させていただきまして,募集のほうをさせていただきたいと考えてございます。
 以上でございます。

玉造委員)これまでもいろいろと名前とかね,募集をされてきたと思うんですけれども,7名の委員さんがいらっしゃるっていうことで,例えばたくさん名前が集まって,それで例えば3つに絞ってその中から選ぶとか,そういったことが行われるのかお伺いいたします。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長)お答え申し上げます。
 名称の募集ですので,たくさんいろんな形でのお名前のほうをいただくというふうに想定できます。その中から,最終的には3つ4つと絞っていきまして,その中からまた決定をしてまいりたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。

菱沼委員)ちょっと確認の意味でお伺いしたいと思います。実際今,石岡市立中央図書館っていう話が出てるわけですけども,実際その隣接していましてですね,こども図書館本の森があるわけでございます。平成29年4月1日にオープンしてるわけですけども,実際その位置付けといいますかね,今,中央図書館の脇にあるから,ひとつのね,図書館の部分で,利便性も含めてですね,利用者が本の森ですね,本の森と中央図書館っていう行き来もできるわけですけども,その位置付けをきちっと私はしてもらいたいんですね。やっぱり本の森をあそこに作ったっていうふうにおいても,中央図書館の脇のスペースっていうかですね,あそこがちょうど空いてた土地があったもんですからね,そこで一応改修をして本の森ができてるわけなんですけど,その位置付けをやっぱり明確にすべきだと私は思ってるんですね。そういう中で,今,図書館担当者としてですね,どのような見解をお持ちなのかお尋ねしたいなと思います。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長)お答え申し上げます。
 ただいま委員さんからご指摘いただきましたように,こども図書館というのは大変特色のある,また県内でも特別,特化したこども図書館だというふうに認識してございます。今後まだ,今回ご報告申し上げさせていただいたのは,今現在検討事項という部分での複合化云々ということでございまして,複合化した場合,いずれにしろ,こども図書館のこれまでの経過とその特色を生かしまして,今後進めてまいりたいというふうに考えてございます。ありがとうございます。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,東地区公民館の今後についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

中央公民館長)中央公民館からは,東地区公民館複合化の検討についてご説明をいたします。
 まず,今回,候補地としてまだ決まってない中で,候補地が駅東であることを想定しまして資料等を検討しております。資料下の表の左側,駅東文化施設移転と書いてあるところは,複合文化施設と読み替えをお願いいたします。すいません。
 東地区公民館は,令和2年度に設置された複合施設検討プロジェクトに複合化候補施設として加わり,検討を行ってまいりました。令和3年3月の教育福祉環境委員会において,機能複合化の是非について5月までに決定するとしており,先日の公共施設等総合管理計画推進本部にも報告をしてまいりました。
 それでは,その内容について,資料に沿ってご説明いたします。1公民館再配置に関する基本方針でございます。個別施設計画では,石岡地区4館,八郷地区8地区を基本に,地域コミュニティの拠点として,教育・文化や地域福祉等,機能を加えた多機能型として,施設機能の充実を図るとしております。なお,整備検討に当たっては,区域内の住民のため,教育・芸術・文化に関する事業を行い,教養の向上,生活文化の振興,社会福祉の増進など,公民館の目的が達成されることを第一義に考える必要があるとしております。
 次に,2複合化の検討経緯でございます。市民会館や図書館,児童館,保健センターとの複合化を検討していくことは,複合化される各施設機能の相互作用により,教育・文化に地域福祉等の機能を加えた多機能型施設の充実が期待されてまいります。一方で,複合化した場合でも,社会教育施設とのすみ分けが必要であり,民間の提案の自由度が制限されたり,民間からの提案内容や複合化される施設の配置によって,公民館機能のスペースが十分確保できない状況もあると考えられます。
 公民館の目的でございます。公民館は,市町村その他一定区域内の住民のため,実際生活に即する教育,学術及び文化に関する各種事業を行い,もって住民の教養の向上,健康の増進,情操の純化を図り,生活文化の振興,社会福祉の増進に寄与することを目的としております。
 東地区公民館の立地でございます。現在地は,統合前の石岡中学校区のほぼ中央にあり,開設以来40年間にわたり,市民団体等利用者に対し情報や学習機会を提供し,地域に親しまれ,非常時も頼れる身近な施設,公民館の目的に一定区域の住民のためとあるとおり,地域住民の拠点となっております。
 教育委員会の考え方といたしましても,公民館の目的については大切にしたいと考えており,立地場所については,現在地周辺がより好ましいと考えております。そういったことから,今後についてでございますが,東地区公民館は複合文化施設に含めないこととしたいと存じます。施設につきましては,安全性を保ちながら,同一地区の旭台会館,児童センターとの複合化も視野に入れて,改めて協議を進めてまいりたいと思います。
 以上でございます。

勝村委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

小松委員)東地区公民館は,私も脇をよく通るし,中に入ると,非常に活発にですね,やられている公民館だと思います。それで,今言われたように,やっぱりこの人口密集地,あるいはですね,当時ですけどもかなり人口が増えたところにできて,それぞれの住民の方々の要望に合って,それで活動をされてきたというふうに私も理解してるんですけども,しかし,私もいろんな機会に強調しておりますように,あまりにも地代が高すぎるわけね。常識からものすごく高すぎるわけですよね。古くなってきたということで,検討されることはそうだと思いますけども,私も今言われたように,いわゆる複合文化施設,今言われてる駅東とか,それからあとイベント広場とか,地域のやっぱり特性があるので,だからそういう点で,複合文化施設に入ったんでは全然これはそうではなくなっちゃうので,やっぱりあの地域にあるべきだというふうに思います。
 私も,旭台会館はどうかということも考えるんだけども,あそこでは狭いのかどうか,あるいはいろいろ問題になっている駐車場の問題が,現在の駐車場って非常に狭過ぎて,今でも使う人が,車の置く所がないとかで困ってるというのを聞くんですよね。様々な課題があると思いますけども,東地区公民館については,地域に住んでる方がどうかってことがもう最大の観点なんで,そこを考えてどうするかっていうことになるだろうと,そういうふうに私は思います。私の意見です。
 以上です。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,随意契約類似案件調査についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。

教育委員会事務局次長)ご報告申し上げたいと思います。
 監査請求の対象となった随意契約が,昨年ございました。それと同様の事案がないか,教育委員会において調査を実施している旨,事務専決規程の改正とあわせて,3月の教育福祉環境委員会でご報告申し上げておりました。その調査の中で,監査請求の対象となった契約以外にも,同様の事案が確認されましたことから,監査委員の審査を受ける中で,そのことについて当方から申出を行いまして,追加で資料を提出しましたことを,このたびご報告申し上げたいと思います。
 正当な理由なく,複数に分けて発注したと考えられる事案は資料の表のとおりであり,監査請求の対象となった事案を含め6事案,計18件を確認いたしました。いずれも,平成30年度に発注された石岡市運動公園体育館に関わる工事でございました。監査請求の対象となった契約につきましては,件名の左端に監査と記しております。追加で提出した事案につきましては,3事案,計5件の随意契約でございます。こちらは同様に,左端に追加と記してございます。
 今後につきましては,当初対象となったもの以外にも監査のほうで審査を受けている状況にございますので,監査委員による監査結果の報告が6月の定例会で予定されております。その内容と,教育委員会で実施した調査を精査しまして,事務決裁規程の改正など,既に実施済みのものもございますが,再発防止への取組につきまして,今後もう一度精査をし取りまとめ,関係部局との調整が整ったものから順次実行してまいりたいと存じます。
 以上,ご報告いたします。

勝村委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

小松委員)この問題はさんざんですね,決算委員会,また,それぞれのところでいわゆる大問題になって,議会で決議して,監査請求をかけたものに対する,今一定の報告があったというふうに認識をしてるんですけども,これ,改めてですね,この時期は,ひとつの特徴は,平成30年度に起きてると。私の理解では,国体を間近に控えていた時期に相当様々な工事が新しくやる必要性があって,それでこういうふうに工事やられたんだけども,ひとつ私が改めてお聞きしたいのは,どこが発注取ったかってことは言えますか。例えば手摺工事はここ,そういうことをちょっと聞きたいんですけども。業者の名前。

勝村委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

勝村委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。

教育委員会事務局次長)受注者についてご答弁申し上げます。
 表の1にあります改修工事につきましては,3つとも○○(企業名)が受注者となっております。2番目の手摺ポリカ透明パネル交換工事につきましても,同様に○○(企業名)が受注者となっております。続きまして,3番目の外構フェンス塗装工事,街灯門扉塗装工事4件につきましても,同じく○○(企業名)が受注してございます。また,その下の4,外構フェンス塗装工事付帯工事,こちらの2件につきましても,同様に○○(企業名)が受注者となってございます。次のトイレ小便器交換工事,こちら4件につきましては全て,○○(企業名)が受注となってございます。6番の……大変失礼いたしました,6番の体育館改修工事の付帯工事3件につきましては,3件とも○○(企業名)が受注してございます。
 以上でございます。

小松委員)工事の入札は,確か130万だったですか。130万以上は全部入札かけなきゃなんないと。130万以下の場合は,随契があり得るという認識で私は思ってるんだけど。そうするとですね,あまりにもですね,見事にっていうかひどいっていうか,みんな入札にかけないでみんな割っ振っちゃって,130万以下に抑えてですね。そして,随意契約として特定の業者が全部取ってるんですよ,これ。こういうことをね,市民に見られたらばみんな,何だとなるでしょう。誰が見たってですね,おかしいわけですよ。それが,先ほど我々の審議の時には,国体があるから,その仕事の任期が短いからですね,1つの仕事を1者じゃなくて3つに割ったほうが早くできるんじゃないかっていう,そういう議論もあったけど,これ全くそういう論は成り立たないんですよね。要するに,特定の業者が随意契約で全部自分が,我が物にすると。そのために,公的な入札にかけないで随意契約でやっちゃって,全部取っちゃったということですよね。これは大問題ですよ,これは。工事は終わったとしてもですね。
 だから,これはこういう結果だったっていうんで終わりでは全くなくて,こういう経過を当時の担当者,契約検査課もそうですけども,発注した教育委員会,各部署の課長さんも部長もいらっしゃると思うんだけど,そういう人が,こういう案件出たのにどういう態度を取ったんですか。分かんなかったのか,それとも分かんないようになっちゃったのか。分かってたけども,これちょっとおかしいなっていうふうに言わなければおかしいわけであって,これは今後の責任も問われる問題ですよね。これは刑事的には,ああいうことになってしまったんですけども,いわゆる刑事的にならなくても政治的ですね,道義的に,どういうことでこういうふうに教育委員会の発注したものがこんなふうになるのか。大変な問題ですよ,これは。そういうふうに私は言わざるをえない結果が,当然のように出たと。我々はこれ,予測してましたけどね。つまり,こういうふうにやればですね,会計監査をやればこうなるというのは大体予測できたけど,見事にそれが裏づけられたということなります。
 で,これで終わりじゃなくて,じゃあどういう責任を取るのと,どういうふうなことになるのと,今後。あるいは,どういうふうなことで改善するのかと。ここの問題をはっきりさせないと,この問題の教訓も何もですね,市政の入札の問題が前進しないということになると思うんで,これをどう考えるかがやっぱり大問題ですよ。私はね。そのことについてはどうですか。

教育委員会事務局次長)全く議員おっしゃるとおり,当時を含め,当時の担当者だけではなく教育委員会全体の問題,また,大きくは市の,市組織としての問題ということになってきます。教育委員会のほうといたしましても,当然この事態につきましては重く受け止めております。そういった部分もございますので,当然,出てきたものに関して,監査の中でこちらから資料のほうの提出もさせていただいた状況でございます。
 責任の問題となりますと,私の段階で申し上げるものではないんですが,まずは監査結果の報告も受けた上で,きちんとした再発防止策,こちらを教育委員会内に徹底していけるように努力してまいりたい,そのように感じてございます。

小松委員)この問題はですね,監査請求いたしまして,その時に6月議会までに,第2回定例会までに回答されたいというふうになっていたというふうに思います。それで,私は多分ですね,6月8日でしたっけか,始まる第2回定例会の冒頭かなんかに,監査委員,いつも来る監査委員の方が説明するのかなと思うんだけど,私はその時に,ただこうでございましたっていうんじゃなくて,これを受けて,執行部としてどうなんだということを言ってもらわないとね,納得できませんよこれは。監査請求,実際にこれは大事なことなんだけど,だからどうなんだと。当時の担当者は全く気がつかなかったのか。気がつかないならば重大問題ですよね。それから,そういうことについてのやっぱり自己反省っていうか,どうするんだっていうことを言わないと,やっぱり監査ではないというふうに思いますので,その辺もやっぱり私は厳しく,どう監査役が説明するのか分かりませんけど,市長が説明するのか分かりませんけども,重大な問題としてそういうことを掘り下げて,そして今後の決意も含めて,議会の監査請求に対する答弁というふうにしてもらいたいと思います。強く要望したいと思います。

勝村委員長)ほかにご質問等ございませんか。

菱沼委員)ちょっと確認なんですけども,第1第2の体育館の手摺とパネル交換工事ということで,これ,金額が同じ金額なんですね。第1工区,第2工区,第3工区同じ金額で,1番目ですね。2番目においても同じ金額になってるんですけど,これ,面積とかやる仕事って全く同じ仕事だったんですかね。同じ金額になってる。それからトイレ工事なんかも2つ同じ金額になってますし,これ同じ内容の工事だったんですかね。もし分かればお尋ねしたいと思います。

教育委員会事務局次長)お答えしたいと思います。
 すいません,詳細の面積とかそういった部分については,今手元に資料はないのですが,ほぼ同様の内容になっていたと存じます。

菱沼委員)実際に今,詳細の内容がないので分からないっていうことでありますけど,完全に同じものでなければ同じ金額にならないですよね,どう考えたって。第1工区,第2工区,第3工区って,私は内容違うと思うんですね。実際に私もその図面見てるわけじゃないので分からないんですが,私はこういうのはあり得ないと思います。実際今後ね,きちんとこれは精査していただいて,今後ですね,こういうことのないようにしてもらいたいと。先ほど小松委員からもありましたけども,そういう中でやっぱり,こういうのが出てきて初めて我々も分かる状況なので,そういう部分においては,今後の一つ一つの入札も含めてですね,随意契約の部分においてもしっかりと精査して,きちんとした形の契約金額を出してもらいたいと思いますので,よろしくお願いします。
 以上です。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

石橋委員)いずれにしろ,6月定例会において監査結果の報告があるかなとは思いますので,その報告を踏まえた上で,またいろいろお聞きをするなり,指摘をしていかなきゃならないところはあるのかなと思いますけども。
 今日示された資料の中で,特に赤字で追記された部分ですね,追加として。本来であれば,今日の追加ということではなく,一緒にですね,監査請求をした時点で,情報が出されていてしかるべきだった部分ではないかなというふうに思います。先ほど小松委員のほうからもありましたように,今,見事なほど130万を下回るような金額でそろえているということですので,これはもう意図的に,こういうふうな分割の発注がされたというのは,もうほぼ間違いない事実だと思います。ここに至った経過という部分については今後明らかにされるのかなとは思いますけども,それぞれに理由があった部分かと思いますよね。平成30年度に集中してる,特に体育館の改修工事だけに見られる特徴なのかなというふうな感じがするんですけども。
 教育委員会全体として,他の工事ですね,そういった部分まで広げて調査をした結果,今日示された体育館に関わる工事以外では,同じような案件は見つからなかったというふうに理解をしてよろしいですか。

教育委員会事務局次長)ほかの部署の確認を受けずに発注に至る内容が,130万未満の随意契約,教育長専決となるものなんですが,そちらにつきまして,計198件。平成30年度と平成元年度……ごめんなさい,平成ではなくて令和元年ですね,こちらにつきまして,教育委員会内の該当のもので,借地料などの見積り合わせのないものは除きまして,確認を各課相互で,確認のほうをしてございます。その中では,報告はございませんでした。

石橋委員)話は違いますけどもね,専決処分の時のように,後から調べましたらこういうのがありましたっていうのはね,ないように,きっちりと調査を改めてお願いできればなというふうに思います。とは言いながらも,これだけの件数,先ほども言いましたけども,国体の開催を控えた特定の時期に集中してしまったということは,それなりの事情があるんでしょうけども,これ,一担当者としてこれだけの分の発注ができるとはとても思えないんですよ。こういう発注の方法を指導した者がいるのか,もしくは組織ぐるみ……組織ぐるみという表現は大変悪いのかもしれませんけども,承知をしながら見過ごしたのか,共同で行ったのかどうか。そういうところはね,監査結果のほうで明らかになればなと思いますけども。
 そういう部分での再発防止といいますか,再発防止というよりも本来あってはならないことですから,もう十分今回の反省は,今後の事務の執行に当たっては生かされるものだと思ってるわけですけども,そういったところを本当に気をつけて,いらぬ疑いをかけられないようなそんな気持ちをね,常に持って仕事に当たっていただきたいというふうに思います。
 以上です。

勝村委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他の件といたしまして,何かご発言はございませんか。

玉造委員)すいません,ワクチン接種事業のところでお伺いしたいことがあるんですけれども。2ページ最後のところの,集団接種が書かれていたと思うんですけれども,集団接種の下のところに,平日日曜祝日を想定,また,模擬訓練に向け精査中ってことなんですけれども,この集団接種会場の場所とか,模擬訓練の会場とかの想定はできているのかお伺いをいたします。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 7月5日の模擬訓練実施を予定してございます。模擬訓練の段階でございますが,ひまわりの館のほうで実施予定となってございます。その模擬訓練を踏まえまして,ひまわりの館での実際の開催ができるかどうか,最終的な判断になるかと思います。それを踏まえまして,実際模擬訓練に向けて,石岡市医師会とも協議しながら,集団接種の実施計画のほうも現在精査してるところでございます。
 以上でございます。

玉造委員)ひまわりの館のほうで模擬訓練は行うということでございましたが,模擬訓練ではない集団接種の会場としても,ひまわりが1か所っていうふうにお考えなのか,お伺いをいたします。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当)お答えいたします。
 現時点では,ひまわりの館の場所を想定してございます。今後,その開催の頻度であるとか,さらなる増やす場所等につきましては,接種の状況を踏まえながら,石岡市医師会としっかりと引き続き協議をしていきたいと考えてございます。
 以上でございます。

玉造委員)ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

勝村委員長)ほかに,その他の件でご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。
 以上で,本日の教育福祉環境委員会を閉会いたします。






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