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議会中継
  


令和3年度 総務企画委員会

 第2回委員会 (7月26日)
出席委員 谷田川泰委員長,新田茜副委員長,徳増千尋委員,岡野孝男委員,村上泰道委員,玉造由美委員,石橋保卓委員
市執行部 【市長公室】
市長公室長(加藤乃利明),市長公室次長(神谷一美),秘書広聴課長(峯宜久),秘書広聴課副参事秘書広聴担当(土師健弘),政策企画課長(細谷和彦),行革推進課長(栗山英範)
【総務部】
総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(越渡康弘),総務部次長(併任)消防本部参事コンプライアンス推進担当(野口健市),法令遵守統括官兼危機管理担当(桑原充),総務課長(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(柴田健),防災危機管理課長(惣野代薫),契約検査課長(坂入光彦),情報政策課長(山口哲史)
【財務部】
財務部長(門脇孝),財務部次長(鈴木正人),財政課長(井坂隆史),管財課長(田辺武弘),税務課長(野村栄貴),収納対策課長(小山俊之)
【会計課】
理事兼会計管理者(佐谷戸美紀),会計課長(吉田郁夫)
【八郷総合支所】
八郷総合支所長(鈴木隆之),八郷総合支所総務課長(萩原信明),八郷総合支所市民窓口課長(中泉了)
【消防本部】
消防長(岡野勉),消防次長(山中隆之),石岡消防署長(鈴木淳司),八郷消防署長(波多野澄夫),総務課長補佐(中山貴司),予防課長(峯幸司),警防課長(鈴木広明)
【監査委員事務局】
理事兼監査委員事務局長(菊地正樹)
議会事務局 庶務議事課主幹(宮崎元嗣)


谷田川委員長)ただいまから,総務企画委員会を開会いたします。
 本日の委員会は,委員会改選後,初めて説明員として執行部の出席を求め,委員並びに執行部との情報の共有化,そして今後の円滑な委員会審査のため,開催するものでございます。
 なお,本日の会議の進め方でございますが,新型コロナウイルス感染予防のため,初めに市長公室,財務部,会計課及び監査委員事務局,次に総務部,八郷総合支所及び消防本部の2回に分けて入替えを行い,説明並びに報告,また,それに対する質問を行う形といたしますので,ご承知おき願います。
 それでは,最初に委員の自己紹介をいたします。
 まず初めに,私から自己紹介をさせていただきます。

−委員長,副委員長,委員の自己紹介−

谷田川委員長)以上,総務企画委員会は委員7名でございます。よろしくお願いをいたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に本日の案件に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 初めに,所管事務及び令和3年度新規・主要事業についてを議題といたします。
 執行部においては,市長公室,財務部,会計課及び監査委員事務局の順に自己紹介と併せて説明を求めます。
 なお,発言は挙手によりこれを許します。

市長公室長)市長公室長の加藤でございます。どうぞよろしくお願いします。
お手元の市長公室概要に沿ってご説明させていただきます。
 1ページをご覧願います。こちらが市長公室の職員配置表でございます。広報いしおかの編集,発行などを行う秘書広聴課,市の将来計画の策定,進行管理などを行う政策企画課,さらに,行財政改革の推進を行う行革推進課の3課体制で,職員は,再任用職員2名を含む総勢26名でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

市長公室次長)市長公室次長の神谷でございます。よろしくお願いいたします。
 公室内の業務が円滑に遂行できるよう,各部署の連絡調整を図るとともに,円滑な進行管理に努めてまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 公室内の各課主要事業,それから所管事務等につきましては,このあと各課長から自己紹介と併せて説明をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

秘書広聴課長)市長公室秘書広聴課長の峯でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それではお手元の資料2ページをご覧いただければと存じます。上段,秘書広聴課の事務分掌でございます。市長及び副市長の秘書に関すること,以下ご覧の18項目となっております。
 次に,資料4ページをご覧ください。上段の4事業が令和3年度秘書広聴課の主要事業となってございます。
 初めに,秘書事務費782万9,000円でございますが,市長の秘書事務に要する経費でございます。
 次に,市民相談経費でございますが,当初予算において225万4,000円を計上いたしておりましたが,第4回臨時会におきまして,新型コロナウイルス感染症対策用品の購入として事務事業用品費8万8,000円を補正予算として加えさせていただき,補正後は234万2,000円となってございます。事業概要といたしましては,法律相談などにおける弁護士謝礼等の経費を計上してございます。
 次に,広報活動経費でございます。当初予算において1,559万2,000円を計上してございましたが,さきの第2回定例会におきまして職員の休職等に伴い,一般事務補助員報酬等を補正予算で加えさせていただきまして,補正後は1,679万3,000円となってございます。事業概要といたしましては,広報いしおか等の発行に要する経費を計上してございます。
 最後に,戦略的情報発信経費75万5,000円でございますが,市の魅力などの情報発信に要する経費でございます。事業概要といたしまして,情報発信力向上の研修に係る講師謝礼及びホームページシステム改修委託料等に要する経費を計上してございます。ホームページシステム改修につきましては,市民から特に要望の多いサイト内検索の機能向上を主としたシステム改修を行う予定でございます。現在契約に向けた手続きを進めております。10月頃を目途に改修を完了する予定でございます。
 以上が,令和3年度秘書広聴課所管の主要事業施策概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当)市長公室秘書広聴課副参事秘書広聴担当の土師でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

政策企画課長)市長公室政策企画課課長の細谷でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それではお手元の資料2ページをご覧ください。下段の政策企画課の事務分掌でございます。各部局間の総合調整に関することをはじめ,総合計画,男女共同参画,統計調査や,3ページにあります都市交流や,地方創生に関することなど,ご覧の18項目となってございます。
 次に,資料4ページをお願いいたします。令和3年度における主要事業施策概要のうち,政策企画課所管の主要事業についてご説明申し上げます。
 まず,将来ビジョン策定・管理経費1,137万3,000円でございますが,本年度は昨年度に引き続き基本構想策定支援業務委託料を計上してございます。2か年の継続費のうち,令和3年度分900万円を計上いたしまして基本構想及び総合計画の策定に取り組んでまいります。
 次に,男女共同参画推進事業といたしまして,161万6,000円でございます。セミナーや啓発活動を通じまして,男女共同参画に対する理解促進を図ってまいります。
 次に,国際交流事業といたしまして,87万円。都市交流推進事業といたしまして,485万2,000円でございます。まち・ひと・しごと創生総合戦略運営経費といたしまして,37万8,000円でございます。
 5ページにまいりまして,地域おこし協力隊活動経費1,803万6,000円でございます。地域おこし協力隊につきましては,現在2名の隊員が活動してございますが,令和3年度には新たに2名の隊員を募集する予定でございます。
 後ほどご報告させていただきますが,うち1名が採用予定でございます。
 次に,通勤通学支援事業といたしまして,1,997万5,000円でございます。本年度も定住促進につながるよう,通勤者通学者へ補助をしてまいります。
 次に,自転車活用推進事業といたしまして,560万円でございます。本年度につきましても,状況を見ながらでございますが,イベント開催等を通して自転車の利用促進を図ってまいります。
 なお,第4回臨時会におきまして,サイクリング受入環境向上委託料49万5,000円を補正増額しております。
 次に,経済センサス活動調査経費といたしまして,334万1,000円でございます。こちらの調査は,5年ごとに行われる調査でございます。前回は,平成28年度に実施しておりまして,その5年後となる今年度が調査実施年となりますことから,関連経費を計上してございます。
 以上が,令和3年度政策企画課所管の主要事業施策概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

行革推進課長)市長公室行革推進課長の栗山でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは,お手元の資料3ページ中段をご覧ください。行革推進課の事務分掌でございます。行財政改革の推進に関すること,以下ご覧の5項目が所掌事項となってございます。
 次に,資料の4ページをご覧ください。行革推進課所管の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。
 初めに,行財政改革推進事業42万1,000円でございますが,行財政改革大綱に基づく実施計画の進捗管理を行っております。今年度は計画期間内の総括を行うとともに,現在策定中の総合計画と連動した行財政改革の在り方について検討を進めているところでございます。
 次に,5ページをご覧ください。公共施設等総合管理計画推進事業40万1,000円でございますが,公共施設等総合管理計画の進捗管理と,本計画を踏まえ策定されました個別施設計画に基づく事業化等をサポートしてございます。特に,駅周辺における複合文化施設や八郷総合支所2階の複合化に向けた協議等のサポートを行っているところでございます。
 最後に,無人航空機利活用事業19万7,000円でございますが,昨年度購入しましたドローンを活用しまして,災害時などの安全点検や,行政手続き上必要となる現地確認,魅力ある映像の撮影等を行ってまいります。
 今後8月1日に中央公民館で行われますドローン親子体験教室を開催するなど,市民の方々にも楽しんでいただける機会を検討してまいりたいと考えてございます。
 以上が,令和3年度行革推進課所管の主要事業施策概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

財務部長)財務部長の門脇でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からはタブレットの資料04の財務部業務概要に基づきましてご説明させていただきます。
 表紙を開けていただきますと,1ページ目が職員配置表でございます。財政課,管財課,税務課,収納対策課の4課体制で,職員数は43名でございます。
 事務分掌及び主要事業施策概要につきましては,各担当課長からご説明申し上げますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。

財務次長)財務部次長の鈴木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 財務部の次長といたしまして,部長の補佐をはじめ,部内各課の業務が円滑に遂行できるよう連絡調整を図りながら,適切な進行管理に努めてまいりたいと存じますので,どうぞよろしくお願いいたします。

財政課長)財政課長の井坂でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは,お手元の資料1ページをご覧ください。職員配置でございますが,財政課は私のほか,課長補佐1名,係長1名,課員4名の7名体制で業務を行っております。
 次に,2ページをご覧ください。上段,財政課の事務分掌でございます。財政計画に関すること,以下ご覧の9項目でございます。
 次に,3ページをご覧ください。令和3年度の主要事業施策概要でございます。上段の財政事務費427万5,000円でございます。財政事務に要する経費でございまして,予算書等を印刷するための印刷製本費31万7,000円,財務書類を作成するにあたっての財務書類作成支援業務委託料318万円などを計上してございます。
 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

管財課長)管財課長の田辺でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 それでは,お手元の資料1ページをご覧いただきたいと思います。職員配置でございますが,管財課は私のほか,課長補佐1人,課員4人の6人体制で業務を行ってございます。
 次に,2ページをご覧いただきたいと思います。上段,上から2つ目,管財課の主な事務分掌でございます。市有財産の総括管理に関すること,以下ご覧の8項目でございます。
 次に3ページをご覧いただきたいと思います。令和3年度の主要事業施策でございます。上から2つ目の管財事務費117万7,000円でございます。管財事務に要する経費でございまして,公有財産台帳に関する経費などを計上してございます。
 その1つ下,ふるさと応援寄附経費9,876万9,000円でございます。一般事務補助員報酬1人分162万円のほか,記念品代6,000万円などを計上してございます。
 その1つ下,市庁舎維持管理経費でございますが,当初予算額は1億5,225万6,000円でございますが,第4回臨時会でお認めいただきました補正予算額を加えまして,補正後の予算額は1億6,608万3,000円でございます。電気料や電話料,駐車場改修設計委託料のほか,庁用備品としてオゾン発生装置付き空気清浄機1,382万7,000円を計上してございます。
 その他,施設維持管理経費652万9,000円,公用車維持管理経費1,026万円でございます。
 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

税務課長)税務課長の野村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは,お手元の資料1ページをご覧ください。税務課の配置職員でございますが,課長1名,課長補佐2名,係長2名,課員12名の合計17名となっております。
 次に,2ページをご覧ください。税務課の事務分掌でございますが,市税の賦課,減免に関することなど,4項目でございます。
 次に,資料4ページをご覧ください。主要事業施策概要につきましてご説明いたします。
 初めに,市県民税賦課事務費,当初予算額1,501万6,000円でございます。第4回臨時会におきまして,お認めいただきました補正予算額を加えまして,補正後の予算額は1,814万5,000円でございます。市県民税の適正課税に要する経費で,申告書,賦課資料の整理,納税通知書発送までの賦課事務を短期間で処理するために雇用する一般事務補助員報酬517万9,000円でございます。一般事務補助員報酬でございますが,今回の補正により当初の7名から11名に増員し,コロナ対策に伴う電話予約,郵送による申告受付増加に伴う申告資料の整理など賦課事務の強化を行ってまいります。
 次に,封筒,特別徴収の書類などを作成する印刷製本費138万4,000円,納税通知書などの電算指定用紙代150万5,000円,地方税の申告,申請などの電子化を推進するためのeLTAX負担金199万3,000円などでございます。
 次に,固定資産税賦課事務費,予算額1,234万7,000円でございます。固定資産税の適正課税に要する経費で,固定資産税の賦課資料作成事務の補助で雇用する一般事務補助員報酬195万3,000円,賦課期日の1月1日から半年後の地価変動を把握するための時点修正委託料152万8,000円,地番図情報システムの土地の分筆,合筆や,家屋図データを修正するための土地家屋現況図異動修正委託料301万4,000円,法務局からの税務通知を入力,集約し,正しい所有者に課税するために用いる土地家屋台帳システム使用料59万4,000円などでございます。
 以上が,令和3年度の税務課の主要事業施策概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

収納対策課長)収納対策課長の小山でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは,財務部業務概要の1ページをご覧ください。収納対策課の職員は職員配置表のとおり,課長1名,課長補佐1名,係長1名,課員8名の合計11名でございます。
 次に,2ページの下段をご覧ください。収納対策課の事務分掌でございますが,1.市税等徴収特別対策本部会議に関すること,以降9項目でございます。
 次に,4ページ下段に移りまして,収納対策課の主要事業施策概要につきましてご説明いたします。収納事務費としまして,市税等の徴収,滞納整理に要する経費2,997万3,000円を計上しております。主な内容につきましては,滞納整理業務を行っている会計年度任用職員2名分の報酬216万5,000円,訪問徴収業務を行っている会計年度任用職員1名分の報酬200万1,000円,督促状など発送時の郵便料483万8,000円,電算指定用紙代126万2,000円,公金収納データ処理,口座振替,コンビニ・クレジット収納などにかかる手数料892万円,高額滞納事案を徴収委託するための,茨城租税債権管理機構への負担金730万4,000円が主なものでございます。
 以上が,令和3年度の収納対策課における主要事業の概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

理事兼会計管理者)理事兼会計管理者の佐谷戸でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 所管いたします会計課の主な業務でございますが,公金の支出に伴う審査業務と,現金の出納と保管の業務を行ってございます。
 会計管理者といたしまして会計課の職員とともに,公金の適正な支出と安全かつ効率的な運用に努めてまいりたいと存じます。
 本年度の会計課の職員配置,事務分掌,主要事業につきましては,会計課長からご説明させていただきます。
 以上でございます。

会計課長)会計課長の吉田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 お手元の資料,会計課業務概要の1ページをお開き願います。会計課の職員は会計管理者の権限に属する事務を処理するために,課長以下,課長補佐1名,係長1名,課員3名の6名体制で事務を行っております。
 続きまして,2ページをお願いいたします。会計課の事務分掌でございますが,1の公印の保管など21項目でございます。
 続きまして,3ページをお開き願います。会計課の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。まず,出納事務費といたしまして,375万7,000円を計上いたしております。主なものとしまして,源泉徴収票の送付や歳入歳出業務の補助として雇用しております一般事務補助員報酬182万3,000円,決算書作成のための印刷製本費36万円,源泉徴収票の送付に伴う郵便料29万4,000円,支払い等の電送システム使用料35万2,000円でございます。
 次に,収入印紙等取扱事務費としまして,233万9,000円を計上しております。主なものとしまして,収入印紙等の販売員として雇用しております一般事務補助員報酬176万6,000円でございます。
 また,今年度の取組といたしまして,各金融機関など収納代理業務のうち紙の納付書について,来年度から1件あたり22円の手数料が見込まれておりますことから,各関係課と連携を図り協議をしていく予定でございます。
 会計課職員一同,法令等を遵守し,適切,迅速な会計処理と親切丁寧な窓口対応に努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

理事兼監査委員事務局長)理事兼監査委員事務局長の菊地でございます。よろしくお願いいたします。
 監査委員事務局の業務概要につきまして,お手元の資料に基づきご説明申し上げます。
 まず1ページでございますが,監査委員事務局業務概要でございます。
 初めに,職員配置でございます。上段に記載してございますように,私事務局長以下,課長補佐1名,係長1名,課員1名の4名体制で,監査事務のほか公平委員会の事務も兼務してございます。
 続きまして,事務分掌でございます。監査委員事務局の所掌事務としいたしましては記載してありますとおり,@の定期監査に関すること,以下13項目でございます。また,兼務してございます公平委員会の所掌事務といたしましては,庶務に関すること,議事に関することの2項目でございます。
 続きまして,2ページをお開き願います。主要事業施策概要でございます。
 初めに,監査事務経費でございます。主なものといたしましては,監査委員の委員報酬,費用弁償,監査実務法令関係の追録代など,合計で319万4,000円を計上させていただいております。主要事務といたしましては定期監査をはじめ,記載してございます事務を進めてまいります。
 次に,公平委員経費でございます。主なものといたしましては,公平委員の委員報酬,公平委員会実務法令関係の追録代など,合計で101万7,000円を計上させていただいております。公平委員会は,石岡市と3つの一部事務組合が共同して設置している組織でございます。主要事務といたしましては,職員からの勤務条件に関する措置の要求,あるいは,不利益処分に関する審査請求などが提出された場合,その審査事務を行うものでございます。
 以上が,監査委員事務局における本年度の業務概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等ございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で市長公室,財務部,会計課及び監査委員事務局の所管事務及び令和3年度新規・主要事業についてを終結いたします。
 次に,所管事務の調査といたしまして,次期基本構想及び基本計画の策定についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

政策企画課長)次期基本構想及び基本計画の策定についてご報告いたします。
 資料のほうは,03−1ページをご覧ください。
 初めに,これまでの経緯でございます。策定に係る経緯でございますが,令和3年1月14日に市長及び総合計画審議会への諮問を経まして,総合計画審議会をこれまでに4回ほど開催してございます。審議につきましては,全体スケジュールや石岡市の現状データ,各種調査結果やワークショップなどの内容を審議いたしまして,これらを踏まえた基本構想の大枠を検討してまいったところでございます。
 7月13日開催の総合計画審議会では,基本構想における基本理念,将来像,共通テーマ,重点分野・政策目標の大枠の案をお示ししたところでございます。
 次に,2の基本構想における基本理念から政策目標についてでございます。こちらの体系図は7月の第2回審議会でお示しした内容でございます。基本理念,安全・安心,魅力そして対話・学びを掲げまして,10年後の将来像を誰もが輝く未来へ,共に創る石岡市といたしております。出産,子育て,教育,社会経済活動,生きがい等生涯にわたりまして,誰もがあらゆるライフステージで輝く未来を一緒に創りあげようとする石岡市を目指します。
 全ての分野と政策目標に共通する課題といたしまして,人口減少,少子高齢化対策や関係人口増加対策と,まちづくりの推進や,持続可能な社会の実現,情報通信技術の活用などの共通テーマを設けております。
 将来像の実現のために,基本理念や共通テーマを定めまして,政策目標へとつながっていく背景を考えてございます。それぞれの各政策目標をまとめるものとしまして,輝くまち,ひと,暮らし,そして魅力向上の4つの重点分野を設けてございます。
 また,各分野に紐づく政策目標を安全・安心,都市基盤,健康・福祉,子育て・教育,産業・経済,地域・文化,それから歴史・観光,情報発信の8つ設けてございます。政策目標を束ねる重点分野を置くことで,政策目標を体系的にまとめるものでございます。この8つの政策目標に関連する基本施策を今後取りまとめをいたしまして,具体的な事務事業に紐づけてまいります。来月から具体的な取りまとめの検討を庁内全体でのワーキングで行っていく予定でございます。
 また,これらの政策目標や基本政策の実現に向けて下支えをするため,下記に明記してありますが,チャレンジする市役所と掲げまして,全ての事務事業に係る行財政改革大綱を踏まえた基本施策を設定する予定でございます。
 これらを検討しまして,取りまとめまして,今後の策定委員会や審議会で協議をしてまいりたいと考えております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等ございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,石岡市地域おこし協力隊についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

政策企画課長)続きまして,石岡市地域おこし協力隊につきましてご報告いたします。
 資料のほうは2ページをご覧ください。
 初めに,地域おこし協力隊についてでございます。地域おこし協力隊は東京圏をはじめとする都市住民など,地域外の人材を地域社会の新たな担い手として受け入れ,地域力の維持・強化を図ることを目的として活動するものでございます。
 次に,協力隊員の採用についてでございます。このたび,かねてより募集をしておりました獣害対策の分野におきまして,1名の採用が決まり,8月から活動していただくことになりました。この新規の隊員につきましては,狩りボーイ隊員として,主にイノシシやカラスなどの有害鳥獣による農業被害対策や里山の整備,地元の方々と一緒に携わっていただく予定でございます。
 また,それらに加えまして,駆除するだけでなく,駆除した有害鳥獣を地域資源として有効活用していくことも取り組んでいただきたいと考えております。
 なお,本市では現在,茅葺きの技術の習得を活用,スポーツツーリズムによる地域活性化の2分野において,2名の隊員が活動中でございます。
 今回の委嘱によって,石岡市で活動する隊員は3名ということになります。
 3の委嘱日でございますが,令和3年8月1日の予定でございます。
 4の新たに委嘱する協力隊員についてございますが,今回採用となった隊員は○○○○(個人名)さん,40歳でございます。地域おこし協力隊の就任のために東京圏から八郷地区に住居を移してまいりました。以前から農業や林業,里山の環境整備などに強い関心がありまして,八郷地区の豊かな自然に惹かれ,たびたび足を運んでいたということでございます。自然と関わりのある暮らしへの想いや農林業に対する強い関心,これまでも八郷地区で活動していたことなどから,今回採用を決定したところでございます。
 就任後は獣害対策に主軸を置きながら,農林業の振興や環境の保全を通して地域活性化のために活動していただく予定でございます。
 説明は以上です。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

村上委員)ご説明ありがとうございます。今回,狩りボーイ隊員ということで市内の3人目の方,石岡で決まったということで,今現時点,地域おこし協力隊の募集要項をホームページのほう確認しているんですけれども,本年度の予算が4人ということで,獲得して今回3人目が決まったので募集人員1名ということになってるかと思うんですが,どちらにしても本年度も3人目の方も満額,年間消費するわけでもありませんし,募集1名といいながら分野は3部門で募集しているわけですから,このあたり同時に他分野の方,ほかのそれぞれの分野で募集があった場合に,1名というふうに区切ることによって本人のモチベーションが下がって,じゃあ来年はいいです,とかってなりかねないので,募集があったときには柔軟に対応して,その予算の範囲内でこの1名にこだわらずにですね,数名獲得できるんであれば対応してもらいたいなと思うんですが,そのあたりについてご説明いただきたいと思います。

政策企画課長)お答えいたします。分野につきましては全部で4分野,ご承知のとおりでございますけれども,PR分野ですとか,中心市街地の活性化分野,そういったところも期待しているところでございます。
 常時ですね,この○○○○(個人名)さんのほかにも,これまで問い合わせやヒアリング等を通して関わった方々がいらっしゃいましたが,今回採用に至らなかった点もあります。しかしながら,地方創生の観点で,興味を示されている首都圏の若者がいらっしゃるということは理解しておりますので,今後ですね,問い合わせ等に対応して,採用のほうに向けて取り組んで行きたいと思っております。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他の件として何かご発言はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
谷田川委員長)ないようですので,以上で市長公室,財務部,会計課及び監査委員事務局についての議題を終了いたします。市長公室,財務部,会計課及び監査委員事務局の説明員におかれましては,ご退席いただいて結構でございます。
 暫時休憩いたします。

−休憩−

谷田川委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 この際,総務部,八郷総合支所及び消防本部の説明員と入替えを行いましたので,改めて委員並びに執行部の自己紹介を行い,案件に入りたいと思います。ご協力のほど,よろしくお願いをいたします。
 それでは,最初に委員の自己紹介をいたします。
 初めに私から自己紹介をさせていただきます。

−委員長,副委員長,委員の自己紹介−

谷田川委員長)以上,総務企画委員会は委員7名でございます。よろしくお願いをいたします。
 次に,執行部においては,総務部,八郷総合支所及び消防本部の順に自己紹介と併せて,所管事務及び令和3年度新規・主要事業について説明を求めます。
 なお,発言は挙手によりこれを許します。

総務部長)総務部長あわせまして,消防本部理事兼コンプライアンス推進担当の越渡でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 まず初めに,お手元の総務部資料から総務部の業務概要につきましてご説明をさせていただきたいと思います。表紙の次となります,1ページでございますが,総務部職員配置でございます。総務課,防災危機管理課,契約検査課,情報政策課の4課体制で,再任用職員1名を含めまして,総勢32名となってございます。
 4ページ5ページは主要事業施策概要となってございます。詳細につきましては,このあと各担当からご説明をさせていただきたいと思います。
 続きまして,消防本部コンプライアンス推進担当の資料から,業務概要につきましてご説明させていただきたいと思います。
 表紙の次となります,1ページの上段の表,職員配置でございます。こちらのコンプライアンス推進担当は,私のほか,参事1名,副参事1名の合計3名の体制となってございます。
 続きまして,下段の表をご覧いただきたいと思いますが,担当業務でございますが,市長の命を受けまして,職員に対する法令遵守の推進及び不祥事の防止に関すること,並びに職員の公務員としての倫理の向上に関することなど,コンプライアンスの推進につきまして担当してございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

総務部次長)総務部次長あわせまして,消防本部参事コンプライアンス推進担当の野口でございます。
 部長の補佐役として,また,部長の命を受け,部内各課及び担当内の業務が円滑に行えるよう,内外の調整を担当してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

法令遵守統括官兼危機管理担当)本年4月,石岡市特定任期付職員として採用されました桑原でございます。よろしくお願いいたします。
 職務につきましては,法令遵守統括官兼危機管理担当となります。この春まで茨城県警察官として勤務し,警察本部生活安全部長を最後に定年退職いたしました。これまでの知識・経験を生かしまして,微力でございますけれども,誠心誠意取り組んでまいりますので,どうぞよろしくお願いいたします。

総務課長)総務部総務課長あわせまして,消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当しております柴田でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 資料のほう,07,総務部業務概要1ページをご覧いただきたいと思います。初めに職員配置でございますが,総務課につきましては,私のほか,課長補佐2名,係長2名,再任用職員を含む,課員7名の計12名の配置となっております。
 次に,資料2ページから3ページをご覧ください。総務課の事務分掌でございますが,主なものといたしましては,議会の招集及び提出議案に関すること,条例規則等に関すること,職員の任免,服務,給与及び職員の福利厚生,職員の研修などを含みます,37項目の事務を所管しております。
 次に,資料4ページの総務課所管の主要事業施策概要についてご説明させていただきます。法令遵守推進経費144万7,000円でございますが,主な事業概要といたしましては,公正職務審査会委員報酬の78万円,並びに公益通報外部相談業務委託料の66万円でございます。
 公正職務審査会委員報酬につきましては,令和3年1月16日に施行されました石岡市法令遵守の推進に関する条例に基づき,公益通報者保護制度及び要望等の記録制度の運用,公正な職務執行の確保のため設置された公正職務審査会の委員報酬でございます。
 公益通報外部相談業務委託料につきましては,石岡市法令遵守の推進に関する条例に基づき,内部公益通報の窓口として,弁護士の資格を有する者を,外部相談員として設置するものでございます。
 次に,文書管理事務費につきましては,補正前の予算額が1,318万2,000円,補正後の予算額が4,462万7,000円でございます。主な事業概要といたしましては,例規集更新データ作成委託料の144万4,000円でございます。これは,例規集を随時更新する経費でございまして,市のホームページや,職員向けのグループウェアに市の条例や規則などを掲載いたしまして,迅速に市民の方へ情報を提供するとともに,職員が日常業務の遂行や例規の見直しなどに活用しているものでございます。
 その他,文書管理・電子決裁システムの導入に係る経費といたしまして,文書管理・電子決裁システム委託料が545万1,000円,文書管理・電子決裁システム用備品2,599万4,000円でございます。こちらにつきましては,4月の第4回臨時会において補正予算をお認めいただき,新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金を活用し,行政のデジタル化としてシステムを導入することにより,オンライン申請の処理の円滑化など,市民サービスの向上を図るものでございます。
 次に,衆議院議員選挙費4,067万8,000円でございますが,任期満了日が令和3年10月21日となっている衆議院議員の選挙執行に要する経費でございます。
 次に,県知事選挙,県議会議員補欠選挙費4,388万7,000円でございますが,任期満了日が令和3年9月25日となっている,県知事の選挙執行及び県議会議員補欠選挙執行に要する経費でございます。選挙執行は9月5日でございます。
 以上が総務課の業務概要となります。
 続きまして,職員の処分についてご報告させていただきます。先週,各議員宛てにお知らせさせていただいておりますが,平成27年度から令和2年度における公用車の交通事故の損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について,地方自治法第96条第1項第12号及び第13号に基づく議案提出,または,同法第180条第1項及び第2項に基づく専決処分及び議会への報告が行われていなかった経緯につきまして,7月20日付で職員の処分を行ってございます。
 内容といたしましては,事故を起こした担当課,議案を取りまとめる総務課,自動車保険の業務を行う管財課の当時の課長を訓告とし,上司である次長及び部長級の管理監督責任として,文書厳重注意としてございます。
 今回の件につきましては,縦割り行政の弊害により示談に至るまでの経過が一元管理されていなかったこと,例規等の不備により関係部署との,横の連携が取れていなかったことによるものであり,行政に携わる職員として注意義務を怠り,市行政の信用を失墜させ,議会にも多大なご迷惑をおかけしましたこと,この場をお借りしましてお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。二度とこのようなことが起きないよう,各部局の事務事業について関係法令との整合性や,事務手続きの手順,関係各課との連携を徹底し,職員が一丸となって再発防止に取り組んでまいります。
 続きまして,消防本部の業務概要につきましてご説明申し上げます。
 資料のほう,08,消防本部コンプライアンス推進担当業務概要の1ページをご覧ください。今年度から行政職及び消防職も含めた市職員全体のコンプライアンスを推進していくため,コンプライアンス推進担当を拝命いたしました。
 具体的には,先ほど理事からもございましたとおり,職員に対する法令遵守の推進及び不祥事の防止に関すること,職員の公務員としての倫理の向上に関することについて,消防本部総務課と連携して取り組んで行くものでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

防災危機管理課長)防災危機管理課長の惣野代でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 初めに,お手元の資料1ページをご覧ください。職員配置につきましては,私のほか,課長補佐1名,係長1名,再任用職員1名を含む課員2名の5名で防災危機管理業務を行っております。
 続きまして,資料3ページをご覧ください。防災危機管理課の事務分掌でございます。組織体制の見直しに伴いまして,7.危機管理に係る企画及び総合調整に関すること,8.その他の危機事象に関することを加えました9項目の事務を所管しております。
 続きまして,4ページをご覧ください。防災危機管理課所管の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。防災対策経費1,225万2,000円は,災害対策基本法等に基づく防災対策に要する経費でございます。
 初めに,国土強靱化計画委員会委員報酬9万円でございますが,国土強靱化計画に関する調査及び審議を行っていただく委員報酬でございます。
 続きまして,気象防災アドバイザー報償7万5,000円でございますが,災害時における対応を迅速かつ的確に行うため,専門的な知識に基づく助言を受けるための気象防災アドバイザーに支払う報償でございます。
 続きまして,被服類購入費13万6,000円でございますが,災害対策本部員用防災服の購入費でございます。
 続きまして,事務事業用品費354万4,000円でございますが,災害時用備蓄品の購入費でございます。
 続きまして,電話料184万円でございますが,衛星電話,防災専用携帯電話,IP無線機等の通信費でございます。
 続きまして,耐震シェルター等設置費支援補助金60万円でございますが,地震による倒壊から人的被害の軽減を図るため,耐震シェルター等を設置する者に対し,設置費の一部を補助するものでございます。
 2つ目の事業,自主防災組織活性化事業149万円は,自主防災組織設立促進と活動活性化に要する経費でございます。主な事業概要といたしましては,自主防災組織活性化補助金140万円でございます。自主防災組織の設立を促進し,併せて,継続した活動を促進することで,地域防災力向上を図る目的の補助金でございます。
 3つ目の事業,防災行政無線管理運用経費2,174万6,000円は,防災行政無線管理運用に要する経費でございます。
 初めに,防災行政無線運用管理委員会委員報償10万円は,防災行政無線の運用となる事項を検討していただく委員報償でございます。
 続きまして,電気料190万円でございますが,防災行政無線の運用に係る電気料でございます。
 続きまして,5ページをご覧ください。新規事業の除草委託料100万円,補修工事100万円,樹木伐採工事50万円でございますが,本年度から運用開始しました280メガヘルツ同報無線システムにおいて,送信局を設置した宝篋山の国有林内の作業道路を,官民10団体で共同利用するに当たり,今年度,石岡市が作業道路利用に伴う覚書に基づき,管理当番者となることから,管理道路内での維持管理費用でございます。
 続きまして,デジタル防災行政無線設備点検委託料1,579万9,000円でございますが,防災行政無線の年間保守点検管理の委託料でございます。
 以上が,本年度の防災危機管理課の事業概要でございます。
 次に,280メガヘルツ同報無線システムについてご報告申し上げます。令和3年5月19日に全国一斉に実施しましたJアラート放送試験において,通常放送とJアラート放送試験が同時刻に重なりました。システムの仕様では,緊急放送であるJアラート放送が優先され,配信されるはずでしたが,屋外拡声子局を除く防災ラジオにJアラート放送が割り込まない不具合が発生しました。
 現在,施工業者による不具合の調査を行っているところでございます。調査結果,改善方法等がまとまりましたら,改めて報告いたします。よろしくお願いいたします。

契約検査課長)契約検査課長の坂入でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 契約検査課の業務概要についてご説明させていただきます。
 初めに,お手元の資料,令和3年度総務部業務概要の1ページをご覧ください。契約検査課の職員配置でございますが,私のほか,課長補佐1名,係長1名,課員2名の計5名体制で業務を行っております。
 続きまして,資料3ページをご覧ください。契約検査課の事務分掌といたしましては,1.一般・指名競争入札に関することをはじめ,6項目の事務を所管しております。
 次に,資料5ページをご覧ください。本年度の主要事業施策概要でございますが,契約検査課の欄の電子入札運用経費についてご説明申し上げます。電子調達システムの導入,運用に要する経費586万3,000円でございますが,令和3年度から導入します物品納入,役務の提供等の電子調達システムの導入,運用に要する経費といたしまして,電子調達システム利用環境構築委託料207万9,000円,電子調達システム利用負担金16万1,000円でございます。
 この電子調達システムにつきましては,インターネットを使用しまして,入札の告示等や参加の申込み,また,落札までをパソコンの画面上で処理するものです。導入することにより,時間の短縮や電子によるペーパーレス化が図られ,簡素化が進むものでございます。
 また,告示から落札までをパソコンの画面上で処理するため,入札参加者同士が会う機会が減少し,さらなる談合等の不正行為防止になることなど,入札制度のさらなる透明性,公正性が確保されるものと考えております。
 システム利用環境構築につきましては,○○○○(企業名)と207万9,000円で契約を締結し,9月30日までに完了を見込んでおります。また,業者向け説明会を9月22日に行う予定でございます。その後,10月以降に業者の電子入札の利用者登録を予定しております。なお,それらのスケジュール等につきましてはホームページや市報において周知してまいります。
 以上が,契約検査課の業務概要となります。どうぞよろしくお願いいたします。

情報政策課長)情報政策課長の山口でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 初めに,職員配置についてご説明申し上げます。総務部業務概要1ページ,表の下段をご覧ください。情報政策課につきましては,私のほか,課長補佐1名,係長1名,課員4名の計7名の配置となっております。
 次に,情報政策課の事務分掌についてご説明申し上げます。総務部業務概要3ページ,表の下段をご覧ください。1番の情報化計画に関することをはじめとしまして,記載されておりますとおり,8項目の事務を所管しております。
 続きまして,総務部業務概要5ページをご覧ください。情報政策課所管の主要事業施策概要についてご説明させていただきます。
 まず,市庁舎維持管理経費1,179万1,000円でございます。こちらは,本庁舎と各施設を結ぶネットワーク回線使用料,インターネット回線の通信料に要する経費でございます。本年度の新規は,本庁舎と八郷総合支所の通信量増加に伴う回線の冗長化を実施する予定でございます。
 現在,いばらきブロードバンドネットワーク1回線で通信を行っておりますが,年々通信量が増加し,編集,印刷等に遅延が発生しております。このため,負荷分散を図り,安定したネットワーク環境を構築するため,もう1回線の増設を進めてまいります。
 次に,電算業務経費1億9,174万1,000円でございます。こちらは住民記録,各税金の賦課・収納,国民健康保険,後期高齢者医療,介護保険,保育料などの住民情報系システムと,財務会計,人事給与,グループウェアなどの内部情報系システムの運用に要する事業経費でございまして,各システムに係ります運用または保守委託料,機器の借上料,システム使用料などでございます。
 本年度の新規は,申請ナビシステムを導入し,10月から市民課,市民窓口課において,住民票,印鑑証明書発行サービス等の提供を開始する予定で進めております。
 このシステムは,パソコンやスマートフォンから事前申請にてQRコードを作成し,来庁時にリーダーで読み取るだけで申請ができる仕組みと,それ以外の方法として,来庁時に運転免許証とマイナンバーカードをカードリーダーで読み取り,申請ができる仕組みを取り入れる予定です。この取組みにより,窓口での待ち時間短縮や混雑緩和を図ってまいります。
 現在,入札・契約は完了し導入準備を進めておりますが,新型コロナ禍のICT機器需要増加に伴い,半導体不足が世界中で発生しており,機器の納入スケジュールが遅延している傾向がございます。このため,導入スケジュールに影響が出る可能性がございますが,鋭意努力してシステム導入を進めてまいります。
 次に,システム導入推進経費1億2,304万2,000円でございます。こちらは,ホームページ,メールマガジン,スポーツ施設などの施設予約システムと,庁舎内や各施設間のネットワーク及びシンクライアントシステムなどの運用,整備に係る経費でございます。
 本年度の新規は職員配備用のシンクライアントシステム端末270台の機器更新,ペーパーレス会議システム機器更新,本市システムの根幹である自治体情報システム,ハイブリッドシンクライアントシステム機器の更新を予定しております。
 最後に,住民基本台帳ネットワーク整備事業経費459万7,000円でございます。住民基本台帳ネットワークは,住民の利便性の向上と,国や地方公共団体の行政の効率化を目的として構築されたもので,居住関係を公に証明するための住民基本台帳をネットワーク化することにより,本人確認が可能となる全国共通のシステムで,これらの運用のための保守委託料,機器の借上料,システム使用料などに係る経費でございます。
 以上が情報政策課の業務概要となります。どうぞよろしくお願いいたします。

八郷総合支所長)八郷総合支所長の鈴木です。引き続きよろしくお願いいたします。
 お手元の資料,八郷総合支所の業務概要につきましてご説明申し上げます。
 お開きいただきまして,1ページ目の職員配置図でございますが,八郷総合支所は総務課と市民窓口課の2課で構成されておりまして,職員数は私以下20名でございます。なお,各課の事務分掌,主要事業につきましては,担当課長から自己紹介を兼ねてご説明申し上げますので,よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

支所総務課長)八郷総合支所総務課長の萩原でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは,お手元の資料,令和3年度八郷総合支所業務概要1ページをご覧ください。まず,支所総務課の職員配置は,記載のとおり課長以下総務課7名,園部出張所は職員1名の計8名体制でございます。
 続いて,総務課所管事務につきましては,お手元の資料2ページの事務分掌のとおりでございます。
 1つ目の総合支所庁舎の管理に関することから,記載のとおり27項目の担当業務を行っております。このほか,園部出張所につきましては,記載のとおり3項目の窓口事務を行っております。また,恋瀬出張所につきましては,令和3年3月31日をもって廃止となっております。
 続いて5ページに移りまして,令和3年度における主要事業施策概要のうち,八郷総合支所総務課所管分についてご説明いたします。
 初めに,公用車維持管理経費としまして254万6,000円。共用車両を含む計10台を管理しておりまして,主なものは自動車燃料費92万円,車両修繕86万円を計上してございます。
 続きまして,総合支所維持管理経費といたしまして8,788万円。主なものとしては吸収式冷温水機修繕などの建物修繕として1,267万円,庁舎等の設備管理・夜間警備・電話交換・清掃業務などの委託料として4,706万2,000円,支所駐車場の区画線設置に係る工事費として88万円を予算計上してございます。
 続きまして,総合支所有効活用事業といたしまして245万6,000円。支所の有効活用については,八郷総合支所等個別施設計画に基づきまして,図書館機能を中心とした支所の複合化改修を行うものでございます。
 昨年度,12月に支所改修工事の工事請負契約を締結しまして,本年度へ事業の繰越しを行いまして,施工を行っているところでございます。4階部分の工事が完成し,5月17日に教育委員会の4階への移転が完了してございます。
 続けて,2階部分の工事に入っておりまして,現在は,天井及び壁部分の仕上げを行っているところで,今後,適切な進捗管理を行いながら,9月13日の工事完了を目指します。工事完了後は,家具備品等の搬入を行い,条例等の改正を含む,複合化各施設の移転受入体制を整えてまいります。
 本年度は,改修工事の完成にあわせまして,不用什器等の処分費168万3,000円,支所のフリーWi−Fi環境整備のための工事費62万7,000円などを計上してございます。
 最後に,総合支所遊具整備事業として3,557万4,000円。本件は,本年度の新規事業でございまして,支所敷地の南側にございます砂利駐車場を,遊具設置とともに,芝生公園に整備し,コロナ禍の中,密にならない子育て世帯の憩いの場を提供することで,地域での子育てしやすい環境づくりを目指すとともに,さらに魅力ある地域コミュニティの活動拠点とするもので,これら整備に係る工事費3,557万4,000円を計上したものでございます。
 現在,発注の準備を行ってございまして,8月中には請負業者が決定する予定でございます。
 以上が,八郷総合支所総務課所管の業務概要でございます。よろしくお願いいたします。

市民窓口課長)市民窓口課長の中泉でございます。よろしくお願いいたします。
 お手元の資料,令和3年度八郷総合支所業務概要の1ページをご覧ください。まず,職員配置につきましては,記載のとおり課長以下11名体制でございます。
 続いて,資料の3ページから4ページをご覧ください。市民窓口課の業務でございますが,住民サービス提供の最前線として各種証明書の交付から国民健康保険,介護保険などの受付事務,48項目を1か所の窓口にてワンストップ対応を行い,待ち時間の短縮など住民の利便性の向上に努めているところでございます。
 続いて5ページに移りまして,令和3年度における主要事業施策概要のうち市民窓口課所管分についてご説明いたします。
 初めに,総合支所納付窓口事務費としまして256万8,000円,本件は本年度からの新規事業でございます。本年4月から常陽銀行柿岡支店がリテールステーション化され,市税等収納業務を行うための支所への行員派遣が6月をもって終了します。このため,6月末日までの3か月間,行員派遣を委託した経費として,27万8,000円及び7月1日から支所における市税等収納の新たな手法として,入出金機を導入し,収納業務を委託する経費として218万8,000円,ほか事務費等を計上してございます。
 次に,郵便局証明書交付事務費として117万7,000円。昨年度末に恋瀬出張所が廃止されましたことに伴い,市民サービス低下を防止するため,市の窓口業務の一部を瓦会郵便局へ委託する経費として95万7,000円,ほか関係する事務費等を計上してございます。
 以上が,市民窓口課所管の業務概要でございます。よろしくお願いいたします。

消防長)消防本部消防長の岡野勉でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 また,今回の委員会改選によりまして,消防本部が総務企画委員会へ所管替えとなりましたので,重ねてよろしくお願いをいたします。
 それでは,消防本部消防署の組織体制につきましてご説明を申し上げます。お手元の令和3年度消防本部業務概要の1ページ,職員の配置表をご覧願います。現在の職員数は消防吏員が135名,再任用の事務職員1名の合計136名でございます。消防本部は総務課,予防課,警防課の3課体制で,職員の構成につきましては,私のほか,次長1名,再任用者1名を含めまして18名の体制でございます。
 次に,消防署につきましては,2消防署・1分署・2出張所で114名の体制で,災害対応等の業務を遂行してございます。
 また,派遣職員としましては,昨年度に引き続き,いばらき消防指令センターへ2名,茨城県防災航空隊へ副隊長として1名の計3名を派遣してございます。
 次に,今年度新規採用職員でございますが,10名でございます。石岡消防署4名,柏原分署に2名,八郷消防署に4名が配属となってございます。
 また,今年度から女性消防職員1名を採用したことをご報告申し上げます。
 昨年度を振り返りますと,消防本部では不祥事事案が多く発生し,議会をはじめ,市民に対してもご迷惑をおかけしました。そのことを踏まえまして, 今年度から市部局の総務部長,以下3名様が消防本部のコンプライアンス推進担当として併任されてございますので,再発防止と信頼回復のためにも 情報を共有するとともに,密に横断的な相談をさせていただきまして,不祥事防止対策を進め,風通しの良い,新しい組織体制を構築してまいります。
 今年度も,全職員が石岡市民の安全・安心の確保のため,一枚岩となり 消防行政を全力で取り組んでまいります。
 各課・消防署の執行体制・事務分掌につきましては,各担当署課長から ご説明させていただきますので,よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

消防次長)今年度から消防次長を拝命しております山中隆之でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私の職務は,消防長を補佐し,消防本部の適正な職場管理と業務遂行並びに所管事務の指揮監督を行い,消防体制の充実強化のための人材育成と,法令を遵守しコンプライアンス強化に努めるとともに,関係部局等との連絡調整を図ってまいりたいと思います。
 どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。

石岡消防署長)今年度から石岡消防署長を拝命しております鈴木淳司でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,石岡消防署の職員構成及び所管事務につきましてご説明申し上げます。
 お手元の資料,消防本部業務概要1ページ職員配置表の中段,石岡消防署の欄をご覧ください。石岡消防署は,石岡署に署長以下47名,柏原分署に分署長以下14名,愛郷橋出張所に出張所所長以下12名を配置し,各署所2部体制の勤務構成でございます。4月からは県立消防学校初任教育に,石岡消防署及び柏原分署から合わせて5名の職員が入校してございます。
 各署所の事務分掌につきましては,お手元の資料5ページから7ページに記載のとおりでございます。
 石岡消防署の取組方針につきましては,隊長等クラスを中心に効果的・効率的な訓練を通しまして,若手職員への技術の伝承を行っていくとともに, 職員一人一人における法令遵守・不祥事防止の徹底を図り,良識行動が取れる職員づくり教育を行ってまいります。また,今後も続くコロナ禍における感染対策を図り,さらには,これからの時期,台風や集中豪雨など極端な気象事象が増えることから,風水害対策にも万全を図り,消防力の低下を招かぬよう市民の安全・安心のため,職員一丸となって消防業務に取り組んでいく所存でございます。
 石岡消防署からは以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

八郷消防署長)今年度から八郷消防署長を拝命しております波多野澄夫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,八郷消防署の職員構成及び所管事務につきましてご説明申し上げます。
 お手元の資料,消防本部業務概要1ページ,職員配置表の下段,八郷消防署の欄をご覧ください。八郷消防署は八郷消防署に署長以下29名,山崎出張所に出張所所長以下12名を配置し,署所2部体制の勤務構成でございます。
 各署所の事務分掌につきましては,お手元の資料5ページから7ページに記載のとおりでございます。
 八郷消防署の取組方針につきましては,職員一人一人が消防の責務を再認識し,人材育成を行うとともに法令を遵守し,コンプライアンスの強化に努めてまいります。
 また,八郷消防署の管轄区域は,筑波山系の山間部を含め広範囲に渡ることから消防団との連携強化を図り,これからの時期台風や集中豪雨により河川の急激な増水・氾濫・がけ崩れ・地滑り等の災害発生が予想されることから,人命第一とし風水害対策にも万全を期してまいります。
 さらに,いまだ終息が見えないコロナ禍において,危機管理意識を継続し 感染防止対策の徹底を図り,市民の安全・安心のため職員一丸となって消防業務に取り組んでいく所存でございます。
 八郷消防署からは以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

総務課長補佐)消防本部総務課長補佐の中山貴司でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私からは,初めに総務課の体制及び所管事務につきまして,ご説明申し上げます。
 お手元の資料,消防本部業務概要1ページの職員配置表の上段,総務課の欄をご覧ください。課長のほか課長補佐3名,係長2名,主任1名,再任用職員の主任1名の計8名で所管事務を行っております。
 続きまして,事務分掌でございますが,お手元の資料2ページをご覧ください。庶務係・管理係・地域消防係の3係でございます。庶務係につきましては,人事及び組織に関すること以下11項目,次に管理係,補助事業及び請負契約に関すること以下6項目,地域消防係につきましては,消防団に関すること以下7項目と,それぞれ記載のとおりでございます。
 続きまして,8ページの総務課所管の主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。
 初めに,教育訓練研修経費774万9,000円でございますが,消防活動で必要な専門知識,技術を習得した人材を育成するための経費でございます。主な事業概要といたしましては,救急救命士1名の養成や,県立消防学校における初任教育10名の基礎教育のほか,職員の専科教育や消防大学校における幹部教育などの研修負担金でございます。
 現在の教育研修状況でございますが,今年度新規採用職員10名のうち5名が茨城町にございます,県立消防学校へ入校しておりまして,消防人としての基礎教育訓練を受けているところでございます。年間を通して職員の各種教育研修を予定しております。
 続きまして,公用車維持管理経費2,083万7,000円でございますが,消防本部が保有する消防車両,救急車等の特殊車両及びその他公用車の修繕維持管理をする費用,また,本年度マイクロバス更新の整備費用でございます。
 続きまして,消防団関係活動経費6,924万2,000円でございますが,地域の防災力を担う消防団の活動に関する経費でございます。主な事業概要といたしましては,消防団員の報酬をはじめ,消防団員退職報償金,災害や警戒,訓練等の出動に対する費用弁償と,消防団を運営していく上での補助金などでございます。
 また,例年7月に開催されております,石岡市消防団ポンプ操法大会につきましては,新型コロナウイルス感染症の影響により今年度も中止となってございます。
 続きまして,消防団施設整備事業1,652万円でございますが,消防団再編に伴う施設の充実強化に要する経費でございます。主な事業概要といたしましては,来年度に建設を予定しております林地区の第23分団及び第24分団の詰所兼車庫の実施設計委託料と,旧八郷地区の老朽化した各方面にあるコンクリートブロック造車庫5棟の解体工事費用でございます。
 現在の進捗状況でございますが,第23分団及び第24分団詰所兼車庫の実施設計業務につきましては,8月の入札に向け事務を進めているところでございます。
 続きまして,消防水利施設整備事業3,535万7,000円でございますが,消防水利未整備地区や住民要望などを考慮しました新設水利の設置工事及び消火栓改修工事に係る費用でございます。主な事業概要といたしましては,新設防火水槽を井関地区,鯨岡地区に各1基ずつの計2基,新設消火栓5基を 各地区それぞれに設置するものでございます。また,市内の消火栓改修工事11基を予定してございます。
 現在の進捗状況でございますが,防火水槽2基の設計が完了しまして,現在入札に向けて事務を進めております。
 続きまして,消防機械整備事業3,988万1,000円でございますが,消防団の消防ポンプ自動車2台を更新するものでございます。2台の配備先でございますが,葦穂地区の第15分団と,恋瀬地区の第17分団でございます。いずれの車両も配備から25年経過しておりまして,消防車両更新計画に基づきまして車両更新をするものでございます。
 現在の進捗状況でございますが,8月の入札に向けて事務を進めている状況でございます。
 続きまして,愛郷橋出張所整備事業1,805万6,000円でございますが,順不同になりますが,旧庁舎から新庁舎への消防指令設備移設委託料でございます。これは,旧庁舎に設置してある指令台や消防無線端末装置を移設する費用でございまして,これらは開所に伴いまして執行済みでございます。また,次年度に行う予定の愛郷橋出張所旧庁舎の解体工事に伴う実施設計委託料でございます。
 愛郷橋出張所整備事業でございますが,令和3年3月22日に造成工事及び庁舎建設工事が竣工し,3月31日に建設業者から引渡しを受けました。今年度の整備事業であります,消防指令設備等の移設工事が完了し,令和3年6月10日,木曜日,15時30分に消防業務及び供用開始をいたしました。
 開所式につきましては,令和3年7月24日,土曜日に開催し,本来であれば,石岡市議会議員及び総務企画委員皆様をお呼びして開催するところでございますが,新型コロナウイルス感染症拡大に伴いまして,縮小開催したことをご報告いたします。
 続きまして,9ページ上段をご覧ください。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金3,694万9,000円でございますが,こちらは第4回臨時会におきまして,補正予算を組んで予算計上したものでございます。コロナ禍における感染症防止対策と救急体制の充実を図るため,高規格救急自動車の整備を進めてまいります。
 現在の進捗状況でございますが,8月の入札に向けて事務を進めている状況でございます。
 総務課としての取組み方針につきましては,職員教育研修の充実強化を図り,人材を育成し,消防力の強化につなげるとともに,法令に基づく適正な事務を進め,コンプライアンスの徹底を図り,また,施設整備につきましては,石岡市消防施設等総合整備計画に沿って,今後,計画的に事業を進めてまいります。
 総務課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

予防課長)今年度から,予防課長を拝命しております峯幸司でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私からは,予防課の体制及び所管事務についてご説明申し上げます。お手元の資料,消防本部業務概要1ページ,職員配置表の上段,予防課の欄をご覧ください。
 私のほか,課長補佐2名,係長1名,主任1名の5名体制で所管事務を行っております。
 続きまして事務分掌でございますが,資料の3ページをご覧いただきたいと思います。指導係と危険物係の2係でございまして,指導係につきましては,火災予防及び普及宣伝に関すること,以下8項目の事務でございます。危険物係につきましては,危険物製造所等の許認可に関すること,以下7項目の事務でございます。
 予防課としての取組み方針につきましては,今年度も引き続き住宅火災による犠牲者をなくすために,石岡市幼少年女性防火委員会や石岡市危険物安全協会等の外郭団体の協力を得ながら,住宅用火災警報器設置促進活動を 年間を通して実施してまいります。
 また,全国的にも特殊な火災等が急増していることから,立入検査を通して建物の構造や防火・防災設備など,防火管理状況を把握するとともに違反是正に努め,火災発生や人命に及ぶ危険防止を図り,火災予防行政を進めて まいります。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。予防課からは以上でございます。

警防課長)今年度から警防課長を拝命いたしました鈴木広明でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私からは,警防課の体制及び所管事務につきましてご説明申し上げます。
 お手元の資料,消防本部業務概要1ページ,職員配置表上段の警防課欄をご覧ください。私のほか,課長補佐が2名,係長1名の4名体制で所管事務を行っております。
 次に事務分掌でございますが,お手元の資料4ページをご覧ください。消防係・救急救助係・情報通信係の3係でございまして,消防係につきましては,消防相互応援に関すること以下12項目の事務,救急救助係につきましては,救急業務に関すること以下8項目の事務,情報通信係につきましては,いばらき消防指令センターに関すること以下8項目とそれぞれ記載のとおりでございます。
 続きまして,資料9ページの警防課所管,主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。
 初めに,救急活動経費1,411万4,000円でございますが,様々な救急事案に対応するために係る経費でございます。主な事業概要といたしましては,救急救命士の救命処置に伴う救急資器材の整備をはじめ,コロナ禍における 救急活動においての感染防護資器材の整備等に係る経費でございます。
 次に,救助活動経費266万4,000円でございますが,火災の現場活動や交通事故,自然災害等に対応するために必要となる救助資機材の維持管理経費や 隊員の安全を確保するための経費でございます。
 続きまして,情報通信業務経費5,159万円でございますが,いばらき消防 指令センターの119番緊急通報受信業務をはじめ,無線統制業務に関する経費や施設の維持管理委託料の運営負担金2,132万2,000円,並びに令和2年度から令和4年度までの3か年で進めております,コンピューター関係機器更新に伴います,負担金2,919万8,000円でございます。
 続きまして,新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した感染防止対策の整備に要する経費1,046万1,000円でございますが,こちらにつきましては,第4回臨時会により補正予算を組み,予算計上したものでございます。内訳としましては,自動心肺蘇生器一式及び人工呼吸器用搬送バッグ一式を救急車へ配備するものでございます。現在,早期納入に向け取り組んでおります。
 警防課としての取組方針につきましては,今後も続くコロナ禍において現場活動上での感染対策を徹底しながら,複雑多様化する災害に対応するため技術訓練を行い,緊張感と向上心を培うことで,職員の消防力の充実強化を図りながら災害対応に万全を期してまいります。
 警防課からは以上でございます,どうぞよろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等ございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

玉造委員)1つお聞きしたいことは,八郷総合支所の砂利駐車場の公園で3,557万4,000円という予算でございますけれども,この公園は先ほどご説明では芝生公園っていうようなご説明がありましたが,そんなに広い場所ではないですし,体の不自由な子供さんでも危険にさらされることなく,伸び伸びとブランコですとか,乗せて遊ぶことができるインクルーシブ公園っていうことで,今例えばそういった遊具の下がゴムチップ塗装ですとか,あるいは,ブランコでしたら背もたれとか,体を包み込むような装具のブランコなど,そういった誰でも安全に遊べる遊具というものがございますので,その全て……,全てっていうか,芝生公園ということでございますので,遊具も数が多いということではないと思いますけれども,そういった次の時代の公園をイメージしていただきたいと思いますが,8月に工事を予定してるってことですけれども,お考えをお伺いいたします。

支所総務課長)お答え申し上げます。
 支所遊具設置事業につきましては,駐車場南側の砂利駐車場,広さが約2,400平米で,かなり広いものと思われます。
 基本的には砂利を取っ払いまして,砂面に交換しまして,芝生を張ると。それに伴いまして,現在予定しているのが複合遊具を1基,コンビネーションタイプということで,滑り台やブランコと,こういったものが一緒になった遊具を1つ考えてございます。
 そのほか地形的な効果といたしまして,以前お話したかとは思うんですけども,築山ということで,小盛りした山を作りまして,変化をつけて遊んでいただくと。そういったものを現在は考えてございます。
 今後,敷地的にはまだまだ余裕がございますので,今後の利用状況を考えながら,そういった今ご提案いただいたような設備に対しても検討させていただければと思います。
 以上です。
 
玉造委員)ありがとうございます。砂利駐車場,遠くから見るとそんなに大きくは見えませんでしたけれども,かなり広い敷地ということでございます。
 前回傍聴した時点では,ブランコですとか築山というような説明があったんですけれども,ただいま複合遊具1基ということもお伺いいたしました。
 私が申し上げましたのは,例えばその複合遊具が建っている敷地の部分だけでも,下がコンクリートとかではなくゴムチップ塗装という柔らかい,転んでもあまり重傷なけがにならない,あるいはブランコなども体ごとすっぽり入ってしまう小さなお子さんでも落ちるというようなことがない,そういった装具のようなブランコなどもあって,誰でも危険にさらされず遊べるという遊具がありますので,これから公園をお考えになる場合,そういったこともしっかりとお考えになってやっていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 以上です。

支所総務課長)貴重なご意見ありがとうございました。今現在考えてます複合遊具につきましても,業者が決まったあとではございますけども,そういったインクルーシブですか,そういったものにも対応できるような設備があると思いますので,協議の中でそういったものが採用できるかどうか,検討させていただければと思います。
 今後,そういった遊具の増設等の話がございましたら,そういったものも念頭に入れまして,検討させていただければと思います。
 以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

岡野委員)総務課でですね,先ほど交通事故に関する議会への報告等を怠ったということで処分がされたという報告がありましたが,スポーツ振興課の分割発注についてはどういうふうに考えているのかお尋ねいたします。

総務課長)お答え申し上げます。
 公用車の交通事故につきましては,先ほどご報告申し上げましたとおり,二度にわたる監査委員の監査を受けまして,それらを踏まえまして,処分のほうを行ったという認識でございます。
 今ご指摘のあった分割発注の件につきましても,今の所管の委員会等の状況なども踏まえながら,検討をしていく必要があろうかと考えてございます。
 以上でございます。

岡野委員)文教厚生委員会の議論といいますか,そういったものを,まだ結論が出てないので,それは結論が出てからしかるべき処置をすると,処理をするということでいいんですか。

総務課長)お答え申し上げます。
 今委員がおっしゃられた認識でございます。
 以上でございます。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

石橋委員)今に関連する部分ではあるんですけど,まずお伺いしますけど,訓告と文書厳重注意との違いは,どういったものが違うのかお伺いをいたします。

総務課長)お答え申し上げます。
 訓告,文書厳重注意いずれも地方公務員法上の懲戒処分ではございませんが,訓告処分のほうが文書厳重注意よりは重い処分となってございます。
 今回の件につきましては,交通事故を所管する担当課,それから議案を取りまとめる総務課,それから保険の事務を取り扱う管財課の当時の課長について訓告処分とし,その当時の部長,次長級の上司については,管理監督責任として訓告処分には一つ下がるような形になりますけれども,文書厳重注意処分としたものでございます。
 以上でございます。

石橋委員)甘いですよね。
 今回のことに至った部分については,条例に違反してるわけですよ。その部分について,今回その懲戒処分は行われていません。
 本来であれば,職員に対して不利益が生じる,懲戒処分が行われてしかるべきかなというふうに私は考えます。今回,懲戒処分にあたっていないんであれば,報道機関等に公表する必要もなかったんじゃないですか。
 お伺いをいたします。

総務課長)お答え申し上げます。
 委員から今ご指摘がございましたとおり,公表基準につきましては,懲戒処分について公表するっていう規定でございますから,今回ですね,議会等でもいろいろご指摘をいただき,監査等でもご指摘をいただいた,そういった影響を踏まえまして,訓告処分ではございますが公表の対象とさせていただいたものでございます。
 以上でございます。

石橋委員)詭弁です。自分たちの立場を,世間に知らしめるという意味なのかどうかは分かりませんけども,基準に沿った処分でないものを公表する必要,本来はないんじゃないですかねって私は思います。
 ちょっと話戻りますけども,やはり皆さん方,もう少し職務,条例,法令,条例に基づいた仕事に携わっているわけですから,その部分について,法令,条例等に背いた仕事を進めた場合には,もうちょっと厳しい処分があってもしかるべきなのかなと,あるべきではないかなというふうに私は考えます。
 もう一つお伺いいたしますけども,今回ではこの専決処分を怠ったといいますか,失念したというふうな表現にはなってますけども,交通事故を起こした当事者に対する処分は,どのように行われていたのかお伺いをいたします。

総務課長)お答え申し上げます。
 事故自体の処分につきましては,それぞれ公用車をぶつけてしまったりですとか,物損の事故等もございますが,それぞれ年度の途中ですね,だいたい9月と3月に定期的に交通事故に関する分限懲戒委員会を開催してございますが,それらにおきまして,注意処分のほうがなされてございます。
 以上でございます。

石橋委員)今回議会のほうへ追認という形で出された案件について,その後,案件全てについて,今説明があったような懲戒処分ではないにしても,そのような対処には全てなっていたという理解でよろしいですか。

総務課長)お答え申し上げます。
 職員が一方的に追突されるなどの,こちらに過失がないものについては,処分の対象とはなってございませんが,こちらにも若干の過失があって,公用車の事故となったものについては,注意処分のほうがなされてございます。
 以上でございます。

石橋委員)いや,私が聞いてるのは今回追認された部分での交通事故についても,その都度,そういうふうな処置が取られていたのかどうかをお伺いしてるんです。

総務課長)お答え申し上げます。
 1件1件全部,今,手元に資料はございませんが,公用車をぶつけてしまった部分については,全部交通事故報告が上がってきてございますので,それらについて,注意の処分がなされていると認識してございます。
 以上でございます。

石橋委員)注意の処分というのは,分限懲戒委員会に一度案件として上がったあとの措置ということで理解をしてよろしいですか。

総務課長)お答え申し上げます。
 委員が今おっしゃられましたとおり,委員会のほうに案件として諮って,注意の処分がなされているものでございます。
 以上でございます。

石橋委員)これで最後にしますけども。であれば,専決処分を怠る,議会に承認としての,議会としての報告を怠るってことはあり得ないんですよ。
 私が言ってることは分かりますか。分限懲戒のほうにきっちり報告をされていた案件が,なんで議会のほうに報告がされないのか。専決処分をしたうえで。それでもって今回の処分が戒告……,ごめんなさい。訓告,文書による厳重注意,そんな軽いわけないじゃないですかって私は思います。
 以上です。

総務課長)お答え申し上げます。今回の一連の事故によりまして,本当に多大なご迷惑おかけしましたことをお詫び申し上げます。
 職員の処分につきましては,委員会等を開催しまして,任命権者に上申の上,決定がなされたものと認識してございます。
 以上でございます。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

玉造委員)消防のほうでお伺いしたいんですけれども,新しく消防に入りました10名ということでございますが,そのうち5名の方が茨城町にある消防学校へ入校っていうことなんですけれども,残りの5人の方は消防学校のほうの入校はいつになるのか,お伺いをいたします。

総務課長補佐)初任科教育,現在5名の方が消防学校へ入校しております。
 残りの5名については,各所属ですね,柏原分署・八郷署のほうに現在勤務しておりまして,10月から3月まで後期で入校という形になります。
 以上でございます。

玉造委員)分かりました。ありがとうございます。
 消防団の施設解体工事なんですけれども,コンクリートの車庫を解体して,新しくするということでございますが,これは何か所分なのか,その全てのコンクリート車庫を解体して行うのか,お伺いをいたします。

総務課長補佐)コンクリートブロック造車庫の解体でございますが,現在八郷地区に25棟のコンクリートブロック造車庫がございます。
 再編に伴いまして,6棟の鉄骨造の車庫がございますので,鉄骨造とコンクリートブロック造が一緒になってる分団の今回5棟を解体予定となります。
 以上でございます。

玉造委員)ありがとうございます。
 6棟あるうちの5棟ということでございますが,合計では25棟あるっていうことですけれども,該当しないものはそのまま使って安全は確保されているのか,お伺いいたします。

総務課長補佐)コンクリートブロック造についてお答えいたします。コンクリートブロック造を今回は5棟解体でございますが,コンクリートブロック造同士の現在分団を使用してるところがございます。消防団の詰所の整備計画に伴いまして,詰所を建てましたら,コンクリートブロック造を順次壊していくというような計画でございます。
 以上でございます。

玉造委員)もう一つ,消火栓のほうなんですけれども,今回新設する11か所とかなんかって聞こえたんですけれども,これも全体的な箇所数,今後の予定とか分かっていれば,お伺いをいたします。

総務課長補佐)消火栓についてお答え申し上げます。
 現在,石岡市には消火栓は1,348基ございまして,先ほど説明でお答えしました11基というのは,消火栓の改修工事ですね,そちらを実施する予定でございます。
 また,新設の消火栓5基を今年度は設置予定でございます。
 以上でございます。

玉造委員)すいません,5基新設ということでしたが,今後の新設の消火栓についてはどのようにお考えか,お伺いいたします。

総務課長補佐)今後の消火栓についてお答え申し上げます。今後の消火栓の設置については,湖北水道企業団等と調整を行いながら,設置していきたいと思っております。
 以上でございます。

玉造委員)ありがとうございます。
 消火栓ではなく,八郷地域のほうには消防用の水槽とかが残っていると思いますけれども,そういったものを消化栓に変えるっていうことについては,どのようになっているのか,お伺いをいたします。

総務課長補佐)八郷地区の防火水槽,例えば消火栓に変えるというようなことについてお答え申し上げます。
 八郷地区につきましては,消火栓の水量等があまりないところでございますので,防火水槽の設置を消防本部としては計画的に進めているところでございます。
 以上でございます。

玉造委員)ありがとうございます。私の近くにも防火水槽というものが設置されているんですけれども,そういったものの点検ですとかは行っているのかどうかお伺いをいたします。

総務課長補佐)防火水槽等の点検についてお答え申し上げます。防火水槽等の点検については,常備消防もしくは消防団等に点検を行ってもらいまして,火災期前等に点検を行っているところでございます。
 以上でございます。

玉造委員)ありがとうございます。
 八郷地域のほうは防火水槽のようなものが見受けられるんですけれども,その入り口とかが本当に使えるのかどうか。心配になるような場所があっては大変危険なことにつながると思いますので,点検のほうはしっかりとやっていただきたいと思います。
 以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で総務部,八郷総合支所及び消防本部の所管事務及び令和3年度新規・主要事業についてを終結いたします。
 次に,所管事務の調査といたしまして,愛郷橋出張所移転整備事業についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

総務課長補佐)私からは,愛郷橋出張所移転整備事業についてご説明申し上げます。
 消防本部総務課資料,愛郷橋出張所移転整備事業についてをご覧ください。愛郷橋出張所移転整備事業につきましては,旧愛郷橋出張所が昭和54年の運用開始から42年経過しており,庁舎敷地の地盤沈下や霞ヶ浦浸水区域に指定されていることから,平成28年8月に愛郷橋出張所に係る検討委員会を立ち上げ,平成30年2月に石岡市消防施設等総合整備計画を策定し,候補地の選定を行い,選定した結果,坂井戸地内のJA新ひたち野南支店南側,現在の石岡市三村6921番地1に決定いたしました。
 また,愛郷橋出張所移転整備に伴う地区区長説明及び住民説明会などを行ってきました。
 令和元年8月には,愛郷橋出張所庁舎整備基本計画を策定し,令和2年6月19日から建設工事を開始いたしました。
 設計・管理につきましては,○○○○(企業名)様,施工につきましては,○○○○(企業名)様に決定し,移転工事を進めたところでございます。
 令和2年7月上旬から8月下旬まで地盤改良及び造成工事を実施し,また,非常時の生活用水として活用できるよう井戸掘削工事を行いました。
 消防水利としましては,40立方メートルの防火水槽を1基と消火栓を設置しまして,災害はもちろんでございますが,訓練などにも対応できるようなってございます。順調に建設工事は進みまして令和3年3月22日に竣工し,3月31日に引渡しを完了してございます。
 次に,庁舎の概要でございますが,鉄骨造平屋建て,敷地面積4,913.85平方メートル,建築面積570.55平方メートル,延べ面積544.38平方メートルになっております。
 この庁舎の特徴としましては,大規模災害発生時に停電になっても消防力の低下を防ぐため,燃料供給なしで約72時間運用できる非常用発電設備を設置しております。
 広く設計されました敷地には,石岡市消防本部の施設で唯一,ヘリコプターの離着陸が可能となってございます。重症な患者が高度な医療を早期に受けることができ,救命率の向上につながるドクターヘリコプターや,霞ヶ浦での水難事故や林野火災での対応を行う茨城県防災ヘリコプターが着陸できるようになってございます。
 また,自分の仕事を持ちながら地域防災の中核を担う消防団が訓練を行える施設となっており,ポンプ操法訓練や夜間での訓練にも対応でき,地域防災拠点として市民に親しまれる施設になってございます。
 完成後は,地元市民の理解を得るために,令和3年6月5日,土曜日,供用開始前に城南地区区長を対象に説明会を開催し,また,6月6日,日曜日に付近住民の方に施設を開放し,新庁舎の内覧会を行いましたのでご報告いたします。この2日間では,多くの地域住民の方に参加していただき,消防防災への興味と期待,そして深く理解をしていただいていることを強く感じたところでございます。令和3年6月10日,木曜日に本年度事業でありました消防指令設備及び電話回線工事が終了し,同日15時30分に新たな施設での消防業務と供用開始をいたしました。
 愛郷橋出張所の運用につきましては,供用開始から約1か月が以上経過しておりますが,順調に運用しているところでございます。
 また,旧愛郷橋出張所の施設の対応でございますが,移転先の案内や入り口にバリケードを設置するとともに,見回りをするなど,防犯面での対応を図り,来年度の解体までの管理を徹底していきたいと考えております。
 最後に,令和3年7月24日,土曜日,開所式を挙行いたしました。石岡市議会議長をはじめ,地区区長様などをご招待し開所式典を行い,その後,茨城県防災航空隊の訓練展示や施設案内を実施したところでございます。
 谷田川委員長,新田副委員長には,暑い中ご臨席を賜り大変ありがとうございました。
 今後も石岡市南部地区の防災拠点として,地域住民の期待に応えられるよう消防業務を進めてまいります。
 愛郷橋出張所移転整備事業については以上でございます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等ございましたら挙手によりお願いいたします。
 
新田副委員長)ありがとうございます。
 私からの質問ではないんですけども,ただいま先週24日に行われた愛郷橋出張所の開所式の報告がありましたので,提案をさせていただきたいと思うんですけども,先ほども所管の説明のほうで,中山補佐より今回の開所式については縮小して行ったという話ありましたけれども,今説明いただいたように正副議長と谷田川委員長とともに私も出席をさせていただきました。
 今日いただいてる資料のほうにも,この施設の写真というのは載ってますけれども,当日実際に施設内の見学を私どもさせていただいて,実際様々な配慮をされていたりとか,その工夫されている設備を見ることができましたので,ぜひ委員会のほうでも,視察を兼ねて,今回委員会の編成で,消防の所管が総務企画委員会になりましたので,委員会のほうで実際にその施設を見ていただくと良いのかなというふうに思いますので,そちらの提案をさせていただきたいというふうに思います。
 こちら委員長において,お取り計らいをいただきたいというふうに思いますのでお願いいたします。
 以上です。

谷田川委員長)ただいま,新田副委員長から提案がありましたが,愛郷橋出張所をこの委員会で現地視察をするという要望でございました。
 私委員長におきましても委員会としての現地視察を実施したいというふうに思っております。これにご意見はございませんか。ご意見等ありましたらお願いいたします。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
谷田川委員長)ないようですので,この際お諮りいたします。
 ただいま,新田副委員長より提案のありました現地視察につきましては,今後の審査の参考とするため,委員派遣による現地視察を行いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 さらにお諮りいたします。
 当該現地視察については,調査の充実を図るため,執行部職員の派遣を求めることとしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
谷田川委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 よって,本日3時50分から現地視察を実施したいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 次に,その他の件として消防本部警防課より発言を求められておりますので,これを許します。

警防課長)私からは2点ほど,ご報告がございます。
 1点目につきましては,静岡県熱海市における土砂災害現場での緊急消防援助隊茨城県隊として,当市消防本部から派遣した活動についてのご報告を申し上げます。
 お手元の警防課資料1をご覧ください。こちらの資料につきましては,7月21日に作成した資料でございますので,最新の情報を織り交ぜてご説明のほうさせていただきます。新聞報道でもご存知のとおり,多くの死者,行方不明者が多数発生した状況でございます。
 それでは,発災状況と被害状況についてご説明いたします。令和3年7月3日,土曜日,大雨により10時30分頃,熱海市伊豆山地区で土石流が発生し 気象警戒レベルが5相当となり,熱海市長が警戒レベル5,緊急安全確保を発令されました。発災から3日後の7月6日の段階では,行方不明者147名,死者4名でありましたが,7月25日におきましては人的被害としまして,行方不明者が6名,死者21名であります。
 次に,地元消防の対応でございますが,静岡県では発災直後から県内消防本部への県広域応援要請活動を行うとともに,総務省消防庁から各都道府県に対して,緊急消防援助隊の出動要請の指示が発出されたことから,7月3日から第1陣として,東京都隊・神奈川県隊・愛知県隊・山梨県隊・長野県隊が現地入りし活動開始しております。7月18日からは緊急消防援助隊第2陣として,群馬県隊・栃木県隊・岐阜県隊・茨城県隊と順次出動して対応しております。7月3日から25日までの被災地への緊急消防援助隊動員数につきましては,1,855隊,7,070名となってございます。
 次に,茨城県隊としての活動でございますが,7月20日から30日までの10日間の派遣を見込み,県と協議のうえ,第1陣から第5陣まで,各班65名規模で計画しておりましたが,総務省消防庁より連絡があり,7月26日正午をもちまして,茨城県緊急消防援助隊の活動が終了との連絡がございました。当市消防本部につきましては,7月24日から26日までの3日間,第3陣として4名の職員を派遣いたしております。
 活動内容につきましては,流された家屋に挟まれた要救助者の救出活動やマンパワーにより土砂を撤去しての捜索活動になります。出動している隊員からの情報によりますと,強い陽ざしで気温が高く,土砂からの悪臭という過酷な環境下においての活動で,熱中症対策と踏抜き防止等,安全管理を徹底しながらの活動をしていると聞きました。
 被災地での活動につきましては本日正午まで活動を行い,現在茨城県隊は帰還中でございます。今回は応援側の立場でありましたが,市内が被災した場合には受援側になりますので,受援体制強化についても関係機関との連携を密にし,被災地で活動した隊員から現場での状況報告を受け,今後の消防活動に生かしてまいりたいと思います。
 静岡県熱海市における土砂災害現場での緊急消防援助隊活動についての報告は以上となります。
 続きまして2点目でございますが,東京2020オリンピック競技大会消防特別警戒の当市消防本部の警戒体制についてご報告を申し上げます。
 お手元の警防課資料2をご覧ください。オリンピック大会期間中の茨城カシマスタジアム及びその周辺における施設等の消防特別警戒体制としまして,茨城県と鹿島地方事務組合消防本部で警戒体制を確立したものでございます。
 消防における事案につきましては,爆破などの大規模な災害やテロ災害等が挙げられます。
 警戒体制の日程でございますが,3表をご覧ください。試合のある8日間で試合開始2時間前から試合終了2時間後までが警戒時間となってございますので,各種災害対応のため事前訓練を行い,対応いたしました。当市消防本部では,各種災害事案に備え,待機場所は愛郷橋出張所で,救急隊3名を確保し迅速な出動ができる体制で実施しております。
 次に,県内の応援体制でございますが,災害が発生した際,現地で警戒しております水戸市消防局・鹿島地方事務組合消防本部15隊,67名が対応いたします。さらに災害規模の大きさにより,二次対応計画により当市消防本部を含む22隊,82名が現地に集結となります。
 特別警戒に関しましては,7月22日から警戒期間に入り対応しております。現時点におきましては災害発生の情報はございません。いつ起こるかわからない災害に備え,事前に資器材装備品を整備し,災害発生時には迅速な対応ができるよう万全な体制で臨んでいるところでございます。
 私からの報告は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で,報告は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等ございましたら挙手によりお願いいたします。

岡野委員)今の説明には関係してないんですけども,特別警戒の件について聞きたいんですけど,百里基地にオスプレイが配備されると。関係近隣の市に特別警戒みたいな形でオスプレイの発着について注意するように指示があったわけですけども,どうして石岡はないんでしょうか。お尋ねします。

警防課長)ご答弁申し上げます。
 先ほど委員がおっしゃられたオスプレイの件なんですけれども,石岡市消防本部のほうにはそのような警戒に対する県からの依頼,また,小美玉市消防本部からの応援に対しての依頼ということは入っておりません。
 以上でございます。

岡野委員)私が聞きたいのはどうしてないのかっていうんですよ。ないことは分かっているんですよ。でも,こんなに大きくて百里基地に近いのに依頼がないのはなぜですかと聞きたかったんです。分からなければ,調べてあとで報告してください。

谷田川委員長)それでは,後日の報告をお待ちしております。
 そのほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。
 以上で,本日の総務企画委員会を閉会いたします。






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