第３回委員会　（９月１３日）
出席委員	谷田川泰委員長，新田茜副委員長，岡野孝男委員，村上泰道委員，玉造由美委員，石橋保卓委員
市執行部	【市長公室】市長公室長（加藤乃利明），市長公室次長（神谷一美），政策企画課長（細谷和彦）【総務部】総務部長（併任）消防本部理事兼コンプライアンス推進担当（越渡康弘），総務部次長（併任）消防本部参事コンプライアンス推進担当（野口健市），法令遵守統括官兼危機管理担当（桑原充），総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当（柴田健），防災危機管理課長（惣野代薫），契約検査課長（坂入光彦），情報政策課長（山口哲史）【財務部】財務部長（門脇孝），財務部次長（鈴木正人），財政課長（井坂隆史），管財課長（田辺武弘），税務課長（野村栄貴）【八郷総合支所】八郷総合支所長（鈴木隆之），八郷総合支所総務課長（萩原信明）【消防本部】消防長（岡野勉），消防次長（山中隆之），総務課長補佐（松﨑敦）
議会事務局	庶務議事課主幹（宮崎元嗣）

谷田川委員長）ただいまから，総務企画委員会を開会いたします。
　本日の議題は，お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
　次に，本日説明員として出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
　今回，当委員会に審査付託されました議案第100号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解については，議案第80号の補正予算の議案に関連いたしますので，これらは関連する部分を一括して審査を行いたいと思います。
　なお，審査の順序といたしましては，議案第100号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてと，それに関連する議案第80号の補正予算の説明・質疑を行います。
　その後，残りの補正予算についての説明・質疑を行い，全ての説明・質疑が終了した後，討論，採決をしたいと思いますので，よろしくお願いいたします。
　それでは，これより議事に入ります。
　議案第80号令和３年度石岡市一般会計補正予算（第５号）のうち総務企画委員会の所管に係る部分，議案第100号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての計２件を一括して議題といたします。
　なお，冒頭に申し上げましたように，関連する部分を一括して，質疑を分けて審査をしてまいりますので，よろしくお願いしたいと思います。
　それでは，最初に議案第100号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてと，それに関連する議案第80号の補正予算の審査を行います。
　本案について執行部より説明を求めます。
　なお，発言は挙手によりこれを許します。

税務課長）私からは，議案第80号令和３年度石岡市一般会計補正予算（第５号）と議案第100号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてが関連していますので，一括してご説明させていただきます。
　初めに，議案第80号令和３年度石岡市一般会計補正予算（第５号）のうち，税務課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。タブレットの資料３番をご覧願います。補正予算書の24，25ページをお開きください。
　初めに歳入でございますが，中段，款21雑収入，項５雑入，目５雑入，全国市有物件災害共済会共済金２万2,000円でございます。
　次に歳出でございますが，28，29ページをお開きください。
　上段にございます款２総務費，項２徴税費，目２賦課徴収費，固定資産税賦課事務費，21交通事故に係る損害賠償金２万2,000円でございます。
　こちらの２点でございますが，議案第100号において上程させていただきました，令和３年６月７日午前10時30分頃，石岡市真家地内において，財務部の職員が公用車を運転中に発生した物損事故について，損害を賠償するものでございます。今回示談が整いましたので，補正予算を計上するものでございます。
　続きまして，議案第100号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてご説明申し上げます。タブレットの資料07番をご覧願います。
　申し訳ありません。先ほどご説明いたしました21諸収入を雑収入と言い間違えてしまいました。お詫びとともに訂正させていただきます。大変申し訳ありませんでした。
　続きまして，議案第100号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてをご説明申し上げます。タブレットの資料７番をご覧願います。市が支払う損害賠償額は２万2,000円で，その内訳といたしまして，外構修理費でございます。
　和解内容につきましては，市は相手方に損害賠償金を支払うものでございます。
　次のページをご覧ください。提案理由につきましてご説明いたします。この事故は，令和３年６月７日午前10時30分頃，石岡市真家地内において，財務部の職員が公用車を運転中に発生した物損事故について，損害を賠償し，和解するものでございます。
　次に，議案の概要について，口頭にてご説明いたします。提案理由でご説明しましたとおり，事故発生日に，税務課職員が新築家屋評価のため，石岡市真家地内の相手方宅に公用車を運転し訪問，家屋評価終了後，相手方宅駐車場から出る際，外構設備の一部に公用車左側面下部を接触し，外構の一部を破損したものでございます。
　賠償金額でございますが，２万2,000円，市から相手方に対しまして，損害賠償金として破損した外構修理代を支払うものでございます。
　修理内容でございますが，駐車場脇の外構の一部として設置されております照明器具の修理費として支払うものでございます。
　なお，市側の損害割合は，10割となりますので，損害の全額を賠償することとなりますが，この損害賠償額につきましては，全額保険により補填されるものでございます。
　今回の事故を踏まえまして，課内におきましても，再発防止に向け問題の共有化を図るとともに，公用車・交通事故対応マニュアルを基に交通事故に関する課内研修を行い，万が一事故があった際には，当事者課員が速やかな初動を行えるような体制を整えるとともに，また，補正予算や和解等議案の議決をいただくなど，法令や庁内のルールにつきましても研修を行ったところでございます。
　また，日頃より業務で公用車を運転する際におきましては，運転手だけでなく，助手席に座る職員も周りを確認するなど，細心の注意を払い，交通事故を未然に防ぐなど，安全運転を心がけるよう，更なる注意喚起をしてまいります。
　税務課からは以上です。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。
　次に，議案第80号令和３年度石岡市一般会計補正予算（第５号）のうち，損害賠償請求に関する箇所を除いた部分の審査を行います。
　本案について，執行部より説明を求めます。
　なお，本案の説明の順番は市長公室所管，総務部所管，財務部所管の順でお願いいたします。

政策企画課長）議案第80号令和３年度一般会計補正予算（第５号）のうち，政策企画課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
　補正予算書の23ページをご覧ください。歳入のうち，下段の款18寄附金，項寄附金，目一般寄附金につきまして，1,000万円の増額補正をさせていただくものでございます。
　こちらは企業版ふるさと納税を活用しました，企業版ふるさと応援寄附金によるものでございます。企業版ふるさと納税は，自治体が行う地方創生事業に対しまして，企業が寄附をすることによりまして，地域の活性化と地方創生が促進されることを目的とした制度でございます。企業が寄附を行った場合，税制上の優遇措置が受けられる仕組みとなってございます。
　この制度は，国に認定されました，まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に対するものであることに加えまして，寄附額が10万円以上であることや，本社の所在地以外の自治体への寄附であることなどが制度を利用できる条件となってございます。
　寄附をしていただきましたのは，八郷地区に工場があります株式会社博進紙器製作所でございます。
　寄附の金額は1,000万円でございまして，既にご寄附をいただいてございます。地元企業として地域の発展をぜひ応援したいという同社から，昨年に続きまして，ご寄附の申込みをいただきまして実現したものでございます。
　いただきました寄附につきましては，寄附企業のご意向を踏まえました上で，今回，市立第１保育所の園庭整備事業のうち大型遊具の設置に充てることを予定してございます。
　政策企画課所管の補正予算につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）私からは，補正予算に係る総務課所管の職員の人件費につきましてご説明申し上げます。
　職員の人件費につきましては，当初予算時には令和３年１月１日現在，在職している職員の給与などをベースに算出し，計上してございます。
　今回の職員の人件費の補正につきましては，令和３年４月１日に発令いたしました人事異動に伴いまして，会計間及び予算科目間の補正が主なものでございます。
　今回の一般会計の職員の人件費の補正につきましては，その総額を補正予算書の46，47ページ，給与費明細書として記載してございますので，そちらの46，47ページをご覧いただきまして，ご説明させていただきます。
　給与費明細書の一番上の段の表でございます。２．一般職の表中，表の左側の区分に補正後，補正前，比較とありますが，一番下の比較の欄でご説明させていただきます。
　まず，左端の職員数でございますが，上段の２人の減につきましては，当初予算編成後に退職の申し出等があり，年度途中に退職となった職員がいたことによるものでございます。中段の括弧中の１人の減につきましては，再任用職員でございまして，当初予算編成時には，一般会計での再任用の職員を40名で見込んでおりましたが，最終的に再任用を希望しなかった職員が１名いたことから減となったものでございます。職員数の下段の太い括弧中の３人の増につきましては，会計年度任用職員でございまして，年度途中から育児休業に入る職員などの職員の代替分を計上してございます。
　次に，補正額といたしましては，給与費が報酬，給料及び職員手当を合わせまして，6,339万円の減額，共済費が1,141万4,000円の減額，合計では7,480万4,000円の減額となるものでございます。
　内訳としまして，まず報酬の225万2,000円の増額でございますが，年度途中から育児休業に入る職員及び年度途中に退職となった職員の代替分としまして，会計年度任用職員の３名分の報酬を計上してございます。
　続きまして，給料の4,512万4,000円の減額でございますが，当初予算編成後の職員の退職等に伴う再任用を希望しなかった職員分の減などによるものでございます。
　次に，職員手当2,051万8,000円の減額でございますが，その下の表の職員手当の内訳のとおりでございます。
　次に，共済費の1,141万4,000円の減額でございますが，減額の要因といたしましては，給与費の減によるものでございます。
　以上が，総務課所管の補正予算の説明でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。

防災危機管理課長）私からは，議案第80号令和３年度石岡市一般会計補正予算（第５号）のうち，防災危機管理課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
　補正予算書40，41ページをご覧ください。上から３段目の表，款９消防費，項１消防費，目５災害対策費，節11役務費32万3,000円でございます。
　内容でございますが，４月から新型コロナウイルス感染症関連情報の配信に伴いまして，市民の関心の高さから，多くの防災ラジオ貸与申請があり，当初予算で見込んでいた来庁困難な高齢者等への防災ラジオの貸与を行う郵便料が不足したため，防災ラジオのゆうパック配送を行うための経費として，32万3,000円を増額補正させていただくものでございます。
　以上が，防災危機管理課所管の議案として提出しております補正予算の内容でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

財政課長）財政課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
　今回の補正につきましては，一般会計補正予算（第５号）に係る財源調整を行うためのものでございます。
　補正予算書の24，25ページをご覧願います。一番上の欄にございます款19繰入金の財政調整基金繰入金2,618万6,000円の減額でございます。今回の補正予算につきましては，歳入において新たな起債の活用，また，歳出において，定期人事異動等に伴う人件費の減額などから，財源調整を行った結果，一部基金の取崩しをせずに済むこととなりましたので，減額補正をお願いするものでございます。
　以上が，財政課所管の補正予算でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

村上委員）防災行政無線についてお伺いしたいと思います。
　今回貸与数が増えたということでありますが，当初この事業を予定していたときはですね，市内の大体３万世帯分を予定しているということですが，今年度というか，現在どのぐらいまで，その貸与数ですね，何割ぐらいまでですね，貸与されているのか。ご説明いただけますでしょうか。

防災危機管理課長）現在までの貸与数でございますが，世帯分ですと１万9,145台貸与を行っております。こちらの数字ですが，８月31日現在となっておりまして，そのほかにもですね，社会福祉施設83台を含みまして，あと保育施設，学校施設等を含めまして，貸与台数としては１万9,289台，整備台数から見まして，２万7,000台整備台数ございまして，貸与率としては71.44パーセント貸与している状況でございます。

村上委員）当初この事業をですね，するに当たって，３万世帯ほど案内文を送られたかと思います。
　現在，まだ３割世帯，一般家庭でいうと３割強のところが，まだ申請が上がってないということですが，これについて今後の通知とかですね，どのように検討されているのかご説明いただけますか。
　
防災危機管理課長）お答え申し上げます。
　９月からですね，企業様にも配布をしてございまして，またですね，委員ご指摘のとおり，最初の事業の目的が各世帯の配布でございますので，あわせてそちらのほうにも，申請の促しっていうんですかね，そういうものを行っていきます。
　またですね，今やはり防災上，土砂災害警戒区域が非常に危険な状況でございますので，まずそこを100パーセント目指しまして，今机上ではございますが，整備のほうを今行っているところでございます。
　以上でございます。
　
村上委員）引き続きですね，各世帯，特に危険地域優先ということでありましたけれども，事業の完了はやはり100パーセントの貸与っていうのがゴール地点だと思いますので，引き続きよろしくお願いいたします。
　以上です。

谷田川委員長）ほかに質疑はございませんか。

岡野委員）防災行政無線の関連ですけど，例えば災害が起きたときに，避難所の設置がしてあるんですけど，無人の避難所についての，防災行政無線の設置は考えてないんでしょうか。どうですか。

防災危機管理課長）お答え申し上げます。
　防災ラジオの貸与ですが，岡野委員さん言われたとおり，地区の公民館と今あわせて配付できる準備を９月に整えましたので，区長さん宛に，そういう地区の公民館等にも貸与，申請を行ってまいります。
　以上でございます。

岡野委員）避難をして，全然そこに現状が分からないということでは，やっぱり避難した人等が不安に感じるので，それは，私はなるべく早くそういう設置をしたほうがいいというふうに思ってますので，よろしくお願いします。

防災危機管理課長）おっしゃるとおりだと思いますので，区長さん通して早めの申請のほうを促していきたいと思います。
　よろしくお願いします。

谷田川委員長）ほかに質疑はございませんか。

玉造委員）ただいま防災行政無線で，取りに来れない方への郵便料が不足したということでございますが，これについて，現在そういった郵便料を使っての配布あるいはこれからあとどのくらい，どのぐらいっていうか，希望者がいらっしゃるのかお伺いをいたします。

防災危機管理課長）昨年度からですね，防災ラジオの貸与につきましては，昨年度，全部郵送で行っておりました。今年度からですね，６月１日から基本的には窓口でお渡しできるような体制を整えまして，お客様がですね，八郷の地区の場合には，八郷地区の支所でお渡しできるような状況を整えてございます。
　ですが，やはりどうしても郵便じゃないと扱えないという高齢者の方等ございますので，その数字としての掴みってのはちょっとなかなか難しいもので，掴んではいないんですが，なるべく市民ニーズにお応えできるような形で防災ラジオの貸与のほう進めてまいりたいと思いますので，よろしくお願いいたします。

玉造委員）取りに来れる方はいいんですけれども，取りに来れない方もたくさんいらっしゃると思いますので，そういった方への貸与を現在やっているっていうことでございますので，引き続きよろしくお願いいたします。

谷田川委員長）ほかに質疑はございませんか。

新田副委員長）すみません，ありがとうございます。
　１点だけちょっとお聞きしたいんですけど，23ページですね，このふるさと応援寄附金の部分でちょっとお聞きしたいんですが。先ほどご説明いただいて，博進紙器製作所さんということで，昨年度も1,000万のご寄附をいただいたということで非常にありがたいと思うんですけども，この1,000万の活用について先ほどの説明の中では，第１保育所の大型遊具の設置事業への活用ということであったんですけど，これで基本的には，どんな事業にでも活用できるものなんでしょうか。
　お伺いします。

政策企画課長）こちらの制度でございますけれども，いわゆる市の行政が行うような子育て支援や福祉，そういったものの全般的なものに対応できるかなというふうに考えております。ある程度その企業さんのほうのご意向を踏まえた上でですね，市のいわゆる促進する事業や，あるいは，さらに今後ですね，市の施策を強めていきたいようなプロジェクト事業なども立案しながら，充当していけるような制度でございますので，広く一般的に活用できるかなというふうに考えております。
　以上です。

新田副委員長）ありがとうございます。
　高額の寄附いただいて，先ほど説明いただいたように，石岡市のあらゆる事業に活用できるということで，本当にありがたいなというふうに思うんですけれども，実際にこの使途について，寄附いただいた額をこういうことに利用しましたよという，その周知っていうんですかね，というのはどういうふうに行う予定なのかお伺いします。

政策企画課長）市民の皆様にはですね，広報紙とホームページ等をはじめまして，あらゆる媒体のほうで周知をしていきたいなというふうに思っております。
　昨年度はですね，教育委員会に関しましては，デジタル……すいません。デジタル黒板ですかね，各小学校，中学校に配備しておりますので，そういったところを紹介させていただいた次第でございます。
　以上です。

新田副委員長）ありがとうございます。
　広報とかホームページということだったんで，市民の方にも，こういった取組をしてるよというのを知っていただけるように周知していただければと思います。よろしくお願いいたします。以上です。

谷田川委員長）ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。
　次に討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第80号令和３年度一般会計補正予算（第５号）のうち総務企画委員会の所管に係る部分，議案第100号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての計２件を一括して採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　次に，議案第97号石岡市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
　本案について，執行部より説明を求めます。

政策企画課長）議案第97号石岡市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。
　提案理由といたしましては，行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴いまして，本条例中の引用箇所について改正を行うものでございます。
　議案等の概要でございますが，デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律による，行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正によりまして，転職時等において，従業者の同意を得た上で，使用者間での特定個人情報の提供を可能とする第19条第４号が追加されるため，その後の号が１つずつずれることになりまして，それに合わせる形で，今回件名で申し上げました，市の条例で引用しているものにつきましても，10号から11号に改めるものでございます。
　説明につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。
　次に討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第97号石岡市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　次に，議案第98号石岡市個人情報保護条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
　本案について執行部から説明を求めます。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）議案第98号石岡市個人情報保護条例の一部を改正する条例を制定することにつきまして，ご説明申し上げます。
　提案理由といたしましては，先ほどの議案第97号と同様に，行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴うものでございます。
　具体的な改正の内容でございますが，１点目といたしましては，デジタル庁の設置法第４条第２項第４号において，行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律関係の所掌事務が規定され，情報提供ネットワークシステムの所管が総務省からデジタル庁に変更されました。これに伴いまして，石岡市個人情報保護条例第19条第６項中の総務大臣を内閣総理大臣に改めるものでございます。
　２点目としましては，デジタル社会の形成を図るための法律関係の整備に関する法律第55条の規定による，行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い，こちらも先ほどの議案第97号と同様に，転職時等において，従業者の同意を得た上で，使用者間での特定個人情報の提供を可能とする第19条第４号が追加されたことから，改正前の同号以降の号名を引用する箇所を改めるものでございます。
　議案第98号の説明につきましては以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。
　次に討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第98号石岡市個人情報保護条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　次に，議案第99号備品購入契約の締結について（令和３年度消防団消防ポンプ自動車購入（第15分団・第17分団更新））を議題といたします。
　本案について，執行部から説明を求めます。

消防本部総務課長補佐）私からは，議案第99号備品購入契約の締結につきましてご説明申し上げます。
　令和３年８月２日に条件付き一般競争入札に付した令和３年度消防団消防ポンプ自動車購入につき，購入契約を締結するため，石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第３条の規定により，議会の議決を求めるものでございます。
　購入の目的は，第15分団上曽地区，第17分団大増地区に配置しております消防ポンプ自動車２台の更新配備でございます。
　契約の方法は，条件付き一般競争入札によります契約でございます。
　契約金額は落札価格3,822万5,000円でございます。
　契約相手は，東京都港区芝五丁目36番７号，株式会社モリタ東京支店，支店長山北忠司でございます。
　今回の消防団消防ポンプ自動車の整備につきましては，単独事業により行うものでございます。現在配備してございます第15分団車両及び第17分団車両は，ともに25年が経過しておりまして，車両ポンプの老朽化により災害活動に支障を来すおそれがございます。
　今後も適正な更新整備を図り，災害対応に万全を期したいと考えております。
　以上が，議案第99号備品購入契約の締結についての説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
　
石橋委員）２点ほどお伺いします。
　今回２台の分団の車両の入れ替えということになると思うんですけど，２台とも仕様は同じ車両でよろしいですか。お伺いをします。

消防本部総務課長補佐）ご答弁申し上げます。
　車両の価格でございますが，第15分団車両，第17分団車両ともに同型の車両となってございます。ただし，第17分団車両につきましては，小型動力消防ポンプがございませんので，含めての購入となってございます。
　また，第15分団車両につきましては，既存の小型動力消防ポンプがございますので，この小型ポンプを積載できる仕様となってございます。
　以上の理由によります金額の差がございます。内訳としましては，第15分団車両が1,826万円，第17分団車両が1,996万5,000円でございます。
　以上でございます。

石橋委員）可搬用の小型消防ポンプ，地域の実情に合った部分も活用できる車両ということだと思いますので，そこのところは了解をしました。
　ちなみにですね，新規で導入した後，既存の車両の処分の方法といいますか，何か別な活用の方法といいますか，何かご計画があれば，お伺いをいたします。
　
消防本部総務課長補佐）ご答弁申し上げます。
　更新により引き上げる消防車両につきましては，総務省消防庁から発出されております，消防車両の適切な管理及び処分に基づき，登録抹消後，解体，処分するものでございます。
　また，委員ご指摘のとおり売却等，また，開発途上国への寄贈，そういった様々な方法がございます。
　今後，これらの処分方法も視野に入れ，消防車両の処分方法について，関係部局と協議し適切に対応してまいりたいと考えております。
　以上でございます。

石橋委員）消防の車両については，常日頃からの手入れについては，十分にされてるということで，25年経ったとは言いながらも，まだまだ十分使用に耐える部分があるのかなと。
　片や発展途上国においては，日本からのそういう更新後っていいますか，車両のですね，活用が，大分活躍をしてるっていう話も聞きます。そういうところで，これまでの車両が貢献できればと思いますので，そういった活用を積極的に考えていただければというふうに思います。
　以上です。

谷田川委員長）ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので以上で質疑を終結いたします。
　次に討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第99号備品購入契約の締結について（令和３年度消防団消防ポンプ自動車購入（第15分団・第17分団更新））を採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　次に，議案第101号備品購入契約の締結について（石岡市文書管理・電子決裁システム構築業務）を議題といたします。
　本案について，執行部から説明を求めます。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）議案第101号備品購入契約の締結について（石岡市文書管理・電子決裁システム構築業務）についてご説明申し上げます。
　議案第101号につきましては，令和３年８月27日，見積り合わせに付した石岡市文書管理・電子決裁システム構築業務につきまして，購入契約を締結するため，石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第３条の規定により，議会の議決を求めるものでございます。
　予算につきましては，令和３年４月28日に開催されました臨時会においてお認めいただいたものでございまして，財源としては，新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用するものでございます。
　契約金額は2,145万円で，契約の相手方はリコージャパン株式会社茨城支社公共文教営業部でございます。
　本システム構築につきましては，公募型プロポーザル方式により，最優先候補者を選定し，導入システムの選択をしております。
　システム稼動までのスケジュールでございますが，システム機器に関しましては，令和４年１月中旬にサーバー機器等の搬入設置を予定しております。あわせて，職員のパソコンへのセットアップなどを実施し，システムの本稼動につきましては，３月上旬を目標としてございます。
　また，本システムにつきましては，文書の収受，起案から保存までの一連の流れについて電子化をするものとなっておりますので，今後，詳細な運用ルールの策定や職員の操作研修につきまして，令和４年１月中に運用ルールの策定などを実施し，２月には職員に向けた操作研修などを実施したいと考えてございます。
　職員の職務執行に大きな変化が生じることから，丁寧な説明を実施し，スムーズなシステム導入を進めてまいりたいと考えております。よろしくご審議のほどお願いいたします。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
　
石橋委員）説明のほうありがとうございました。
　１つだけお伺いしますけども，今回提案されてますのはシステムの構築ということでのご提案です。
　年度内でのシステム構築が終了して３月あたりから，試験的な運用ということになるかと思うんですけども，４月から正式な運用が始まるということだと思います。４月から正式運用に当たって，運用経費ですね，メンテナンス的な部分とかそういった部分は，今後また新たに提案されるということで考えといてよろしいのかどうかお伺いをいたします。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　今回のシステム導入につきましては，国の交付金のほうを活用させていただいておりますので，システムのハード面，それからシステム，そういったものも，一括してシステムとしての購入を考えてございます。その経費として2,145万円となってございます。
　買取りといった形となりますので，令和４年度以降の経費としましては，システムの補修に関する経費というものが，発生してくるような形になります。それについては，令和４年度の当初予算のほうで要求して計上していきたいというふうに考えておりまして，それ以外の保守以外の部分の，ハード面や，システムのそのものについての経費については，今回の2,145万円の中に含まれてございます。
　以上でございます。

石橋委員）それではですね，システムを構築していくに当たって，そのシステムについてどれだけ職員の皆さん方，もしくは石岡市の実情に合ったシステムっていう部分で，まるっきりリコーさんのほうに全てお任せするのかどうか，それともシステムを構築するに当たって，皆さん方の意見が反映されるような形になってるのかどうか，そこんところをお伺いをいたします。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答えいたします。
　こちら今後のシステムの構築に当たりましては，実は昨年度から各部局の課長さん方にお集まりいただきまして，システムを導入するに当たっての検討というのを重ねてきておりまして，今回の導入の備品購入の議案を出させていただいてる状況になっておりまして，今後の運用につきましても，今現在，導入に当たって検討を進めてきた各部局の課長さん方から，各部局のそれぞれ文書の種類いろいろございますので，そういった庁内の検討組織のほうを引き続き運用していきながら，リコーさんの支援などもいただいて，進めてまいりたいと考えてございます。
　以上でございます。

石橋委員）１つちょっと心配なのは，先ほどご説明の中でも買取りという，今回のシステムについては買取りというようなお話があったかと思います。一旦買い取ってしまった部分で，システム上に使い勝手の悪さとかですね，瑕疵があった場合，また改めて別なシステムの構築という話になってしまう可能性もあるのかなと思いますので，システム構築，年度内で完成を目指すということでありますので，そのシステムの構築に当たりましては，十分に留意されながら，より良いシステム構築ができるように努力をしていただきたいというふうに思います。
　以上です。

谷田川委員長）ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので以上で質疑を終結いたします。
　次に討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第101号備品購入契約の締結について（石岡市文書管理・電子決裁システム構築業務）を採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　次に，議案第102号備品購入契約の締結について（令和３年度高規格救急車購入）を議題といたします。
　本案について執行部から説明を求めます。

消防本部総務課長補佐）私から議案第102号備品購入契約の締結につきましてご説明申し上げます。
　令和３年８月27日に指名競争入札に付した令和３年度高規格救急車購入につき購入契約を締結するため，石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第３条の規定により，議会の議決を求めるものでございます。
　購入の目的は，昨年から続く新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い，当消防本部の救急体制の充実強化を目的としまして，令和３年４月の臨時議会において議決をいただきました，新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し，高規格救急車を１台増強配備するものでございます。
　契約の方法は指名競争入札によります契約でございます。
　契約金額は落札価格2,966万7,000円でございます。
　契約相手は茨城県水戸市千波町1887番地，茨城トヨタ自動車株式会社新車部特販グループ，主幹小又良則でございます。
　現在配備してございます５台の高規格救急車に合わせ，新型コロナウイルス感染症患者または感染が疑われる者の搬送をはじめ，救急隊５隊の同時出動による結隊時の遅れを補うため，救急車両１台を増強し，災害対応に万全を期したいと考えております。
　以上が，議案第102号備品購入契約の締結についての説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので以上で質疑を終結いたします。
　次に討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第102号備品購入契約の締結について（令和３年度高規格救急車購入）を採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　以上で，本委員会に付託されました案件の審査は，全て終了したわけでありますが，これらに係る委員長報告の取扱いについては，委員長にご一任願いたいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　次に，所管事務の調査として，新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてを議題といたします。
　本件について，執行部より説明を求めます。
　なお，発言は挙手によりこれを許します。

政策企画課長）それでは，新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてご報告いたします。
　資料につきましては，１ページをご覧ください。
　初めに，１の制度についてでございます。新型コロナウイルス感染拡大を踏まえまして，緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により，経済活動への影響が全国的に生じていることを踏まえまして，その影響を受ける事業者に対しまして，市町村が地域の実情に応じた，きめ細かい支援ができるよう，国の令和２年度３次補正の繰越分の1,000億円を活用しました，新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が追加交付されたところでございます。
　こちらにつきましては，事業者支援分となりまして，何らかの業を営む個人または法人を対象としておりまして，民間団体のみならず，公的団体も対象となるものでございます。
　次に，対象となる事業についてでございます。対象事業は大きく２つでございまして，１つ目は，感染拡大の影響を受けている事業者への支援でございます。飲食店の時短要請などによる飲食対策の徹底等を踏まえ，飲食店の休業要請の影響を受ける酒類の販売事業者や，それから人流の抑制の影響を受ける交通事業者・観光事業者，それからイベント事業者等に対する支援を特に重要とするところでございます。
　２つ目につきましては，事業者または地方公共団体が実施する感染症対策の強化に関連する事業でありまして，新型インフルエンザ等対策特別措置法で定める，基本的対処方針に明示されている事業を交付対象としてございます。
　続きまして，３の交付限度額についてでございます。自治体における事業所数と，財政力指数等を反映しまして算出される額となっておりまして，交付限度額は石岡市として6,318万7,000円となってございます。
　参考としまして，令和２年度からの臨時交付金の一覧として，国の補正予算等，種類等に基づき分類した表をお示ししております。交付限度額としましては，総額で13億7,076万6,000円となっておりまして，令和３年度におきましては，令和２年度からの繰越分や，今回の追加交付を含めまして，総額で４億2,314万円を充当して，各種事業を行っていきたいと考えております。
　続きまして，今後のスケジュールについてでございますが，交付金の申請に当たりましては，９月下旬をめどにですね，事業実施計画を国に提出する予定でございます。現在取りまとめを進めておりまして，速やかに事業実施ができるよう取り組んでいきたいと考えております。
　説明につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について，ご質問等ございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。
　次に，民間事業者との包括連携への取組についてを議題といたします。
　本件について，執行部より説明を求めます。

政策企画課長）続きまして，民間事業者との包括連携への取組についてご報告いたします。
　資料につきましては２ページをご覧ください。
　初めに，包括連携協定についてでございます。石岡市と株式会社カスミにつきましては，相互に連携して，ＳＤＧｓの達成に向けた取組を推進し，持続可能なまちづくりの実現を目的とした包括連携協定の締結で合意し，近日中に協定締結式の開催を予定しております。
　本来ですと，先月８月21日に開催予定でございましたが，新型コロナウイルス感染拡大に関する緊急事態宣言の発生等の状況を踏まえまして，延期をしたところでございます。
　また，株式会社カスミにつきましては，昭和36年に第１号店が石岡店として石岡市に開店した経緯がございます。この協定締結を踏まえまして，それぞれが有する人的・物的資源を有効に活用し，多分野取組を実施してまいりたいと考えております。
　次に，２の連携項目と取組例についてでございます。ＳＤＧｓの達成に向け，福祉の向上に関することのほか６項目について連携し，幅広い分野にわたり，それぞれの項目ごとの具体的な取組を今後検討してまいりたいと考えております。
　次に，３の移動スーパーについてでございます。連携項目のうち福祉の向上に関することの項目に，取組例といたしまして，移動スーパーの実施がございます。身近な小売店の廃業等による流通機能の弱体化や，公共交通網の弱体化等によりまして，生鮮食品等を購入する買い物先への交通手段が車に限定されているような地域におきまして，生鮮食品等を購入することができる移動スーパーの導入を現在検討してございます。その効果としましては，生鮮食品等の日常の買い物が困難な状況に置かれている方への生活支援のほか，定期的に地区を回ることによる地域コミュニティーの形成，自宅から販売先まで徒歩等により出かけることで，健康増進への寄与といった複数の効果が期待できると考えております。
　また，今後につきましては，移動スーパーの販売場所を検討することとなりますが，今年度６月から７月に実施しました市民4,000人を対象としました市民満足度調査を活用しまして，生鮮食品の買い物についても追加で調査を行っております。暫定値で1,254人の方から回答をいただいております。
　本調査のほか，地域の方へのヒアリングや公共交通網の状況等を踏まえまして，今後ルートの選定をしてまいりたいと考えております。
　民間事業者との包括連携及び移動スーパーについての取組の経過報告についての説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について，ご質問等ございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。
　暫時休憩いたします。10分程度といたします。

－休憩－

谷田川委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。
　次に，ハラスメントに関するアンケート集計結果についてを議題といたします。
　本件について，執行部より説明を求めます。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）ハラスメントに関するアンケート集計結果につきまして，ご説明申し上げます。
　令和２年６月１日より労働施策総合推進法の改正により，パワーハラスメント対策が強化されたことを受け，本市においては，セクシャルハラスメント，モラルハラスメント，マタニティー等ハラスメントを包括した，石岡市職場におけるハラスメントの防止等に関する要綱を策定し，令和３年４月１日からハラスメントの具体例や相談窓口について周知するなど，対策の強化を図ってまいりました。
　また，管理職においては，ハラスメントをしない宣誓書への署名，さらには，全職員を対象にハラスメントに対する認識や実態を把握するためのアンケートを実施いたしまして，このたび，そのアンケート結果が取りまとまりましたので，ご報告させていただきます。
　お手元の資料12番，ハラスメントに関するアンケート集計結果１ページをご覧ください。
　今回の集計結果でございますが，令和３年５月18日から６月30日にかけて実施し，過去３年間の状況について回答を求めたものでございます。
　実施の目的といたしましては，ハラスメントに関する職員の意識や実態を把握し，今後のハラスメント防止対策に取り組んでいくために実施したものでございます。該当者数といたしましては，正規職員，再任用職員662名を対象に実施いたしまして，回答者数が440名，回答率といたしましては，66.5パーセントとなってございます。
　アンケート結果の主な点についてご説明させていただきます。クエスチョン３をご覧ください。回答者の年齢層でございますが，30代，40代の回答者が250名となっており，全体の56.8パーセントを占める割合となってございます。
　２ページをご覧ください。クエスチョン４，ハラスメントという言葉を知っているかとの設問でございますが，言葉も内容も知っている職員が411名，93.4パーセントとなっており，大多数の職員が理解している状況でございました。
　続きまして，クエスチョン５，直近３年間において職場内でハラスメントを受けたことがあるかとの設問でございますが，あると回答した職員が113名，25.7パーセントとなってございます。その言動・行為の種類をクエスチョン６で確認してございます。回答の多かったものから申し上げますと，威圧的な行為が61，次いで，暴言・傷害が47，名誉棄損・侮辱が43となってございます。
　３ページをご覧ください。クエスチョン７については行為者についての回答となりますが，上司が90名で64.3パーセント，先輩が16名で11.4パーセント，全体の75.7パーセントを占めております。
　行為者の年齢ですが，クエスチョン８となりまして，50代が68名で42.5パーセント，次いで，40代が47名で29.4パーセントとなっており，全体の71.9パーセントを占めております。
　続きまして，クエスチョン９，被害を受けたとされる職員がそのとき，どのような対応をしたかでございますが，何もしなかったのが62名，40.8パーセントとなっております。その上で職場としてどのような対応を望むかについてでございますが，クエスチョン10となりまして，行為者を処分してほしいが54名で33.5パーセント，行為者を配置転換してほしいが45名で28.0パーセントとなっており，全体の61.5パーセントを占めております。
　４ページ目をご覧ください。続きまして，クエスチョン12のハラスメントをしたことがあるかにつきましては，あると回答した職員が23名，5.2パーセントとなってございます。
　続きまして，クエスチョン13のハラスメントを見聞きしたことがあるかにつきましては219名，49.8パーセントとなってございます。クエスチョン14及び５ページ目のクエスチョン15につきましては，具体的に見聞きした内容をハラスメントの類型ごとに分類したものでございます。
　５ページ目，クエスチョン16の職場のハラスメント防止の対策についてどう思うかにつきましては，職場全体で取り組むべきが411名で，全体の93.4パーセントとなってございます。
　６ページをご覧ください。クエスチョン18のハラスメントを受けた場合，職場の相談・苦情窓口で心配なことはあるかについてでございますが，プライバシーが守られるかが357名で33.6パーセント，相談して異動など不利益な事態にならないかが238名，22.4パーセントで，全体の56パーセントを占めております。クエスチョン19の職場環境で当てはまると思うことといたしまして，業務量が多く時間内に終わらないが137名，14.7パーセント，上司に対して，意見や反論ができない雰囲気があるが110名，11.8パーセントとなっており，全体の26.5パーセントを占めております。
　アンケートでは，クエスチョン19の後に，自由記述の欄がございますが，自由記述の記載については，個人名や個人が特定されるような記載もございまして，記載の真偽についても確認が取れてないものがあること，アンケートの回答者自身，不利益となってしまうケースも想定されることなどから，掲載は控えさせていただいております。ただし，個別具体的な内容につきましては，別途調査が必要と思われるものもございましたことから，そのような案件については，現在調査を進めている状況でございます。
　最後に，今回のアンケート集計結果から，本市のハラスメントの傾向を考察いたしますと，職務上の地位など優位性を背景にして行われる言動や行為が多く，職員の４人に１人がハラスメントを受けたと感じたことがあるという状況を把握することができました。
　また，被害を受けたとされる職員が何もしなかった，あるいはできなかった状況が見受けられたことから，外部内部を問わず，相談窓口の活用の周知，徹底を図るとともに，より相談者のプライバシーにも配慮した対応が必要であると考えております。
　また，８月23日に市長から職員に対して訓示を行いましたが，ハラスメントと思われる具体的な事例が上がった場合には調査を行い，ハラスメントであれば，処分も含めて厳正に対処していく必要がございます。
　職員一人一人が働きやすい風通しのよい職場を構築していくために，またハラスメントを根絶していけるよう，このアンケート結果を踏まえながら，今後の対策を強化してまいります。
　説明は以上となります。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について，ご質問等ございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

村上委員）ありがとうございます。
　今後については，どのような対応していいのか検討していくということですが，具体的にこのアンケートを受けて，どのような対策を検討していくんですか。基本なくすための対策であると思うんですが，具体的にどのようなものが考えられるんでしょうか。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答えいたします。
　今回のアンケート結果の中で，多かった部分といたしまして，被害を受けた職員が特に相談ができなかった状態，何もしなかった，あるいはできなかった状況というのが見受けられてございます。こういった相談につきましては，総務課に対する内部の相談ということもできます。あるいは，法令遵守の推進に関する条例によって設置されました外部相談員の方についても，外部の弁護士の方に委託をして周知をしてございますので，そういった，まず相談体制を十分とっていって，そういった案件が上がってきた際には，毅然とした対応をとっていく必要があろうかと思います。
　あわせて，未然に防ぐという意味合いからも今も行っておりますが，定期的な職員研修をさらに進めることで，管理職だけでなく管理職以外の方についてもどの辺までがハラスメントなのかとか，そういったところの共通の認識を持っていく必要があるというふうに考えてございます。
　以上でございます。

村上委員）これから相談体制拡充するということであるんですが，アンケートの問９にですね，受けた方がもう既にですね，過去に受けた方が上司，先輩，同僚に相談した，また総務課など人事部に相談したということで相談件数が61件あるんですけれど，この結果何か改善されたんですか。それとも，これ相談しただけでそのとき，ああそうだねで終わっちゃったんですか。これどういう結果だったんでしょう。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答えいたします。
　具体的にですね，総務課などに相談をいただいた事例などもございます。そういったときに状況にもよりますが，被害者の方がどういったことを一番望んでるか，今どういう状況なのかをよく聞き取りまして，事例としましては，その上司の，その上の上司の方に，状況をお伝えして，よく見守っていただくとか，あるいはなかなか一度言わないと分からないような場合などもございます。そういったときには総務課や，その直属の上司の方などから，そういったところについて注意をするような対応などはこれまでも取ってきているところでございます。
　以上でございます。

村上委員）問７にですね，行為者は誰ですかで，上司が64.3パーセントですね。相談した結果上司に注意を促したって，これ無理じゃないんでしょうかってここで思うんですけれど。それはどのように感じてます。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答えいたします。
　すいません。説明のほうが十分でなかった面があろうかと思います。例えばですね，課長がそういった行為者であるというふうに申し出を受けた場合には，その上司である，その直属の部長あるいは次長のほうに注意して見ていただいてもらうとか，直接総務部のほうから本人に対して注意をするなどの対応については，これまでも取っているところでございます。
　以上でございます。

村上委員）問８がですね，高齢者の年齢層50代以上が42.5パーセントで，今課長であれば次長，部長っていうことでありましたけど，次長，部長は大体というか次長，部長50代ですね。ということは，その上司がそのさらにその上の上司に注意を促すということでありますけれど。ここにいらっしゃる次長，部長は大丈夫だと思うんですが，もしその行為者が次長，部長であれば，誰に相談した結果，どのようになるんでしょうか。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答えいたします。
　直属の上司からの注意というのは，対応の一つの例でございまして，もちろん総務部から注意するといったこともございます。
　あとはですね，事例の度合いの重さによっては処分などを検討していくといった流れになってくるかと思います。
　部長，次長級といった場合については，やはり市長，副市長のほうにも，ご相談した上で進めていくといったケースもあろうかと考えてございます。
　以上でございます。

村上委員）このアンケートの目的はですね，やはりハラスメント行為を職場からなくすために，どのようにすればいいかっていうのを今後考えるためだと思います。
　行為者がどうこうとかですね，受け側がどうこうかで，先ほどご説明もありましたけれども，やはりその事案を詳細に調査する，それが本当に正しかったのか。それが客観的に見たときに，ハラスメント行為ではないことかもしれないですし。逆に言うと，ハラスメント行為ではないと本人は思っていても，他者から見ると，いやそれはそうでしょっていう場合もあるでしょうし。本当，個別具体に対応していく必要っていうのはあるかと思うんですが，やはり詳細な調査をしていくことと，全体としてその組織として，そのハラスメント行為をみんなが監視していくという，その雰囲気づくりなどではないかなというふうに感じているんですけれども。
　本当にその上司にとか，市長とか副市長というふうに言いましたけれども，市長，副市長いちいちそこまで部局のことは見ていないでしょうし，逆にいうと部長，次長も各課の細かいところまではやはり，本当に日頃の業務の中，目の届かない場合もあるでしょうし，個別に一個一個潰していくというよりも全体的な何かこう，きついルールとかですね，そういうのが必要なのではないかなというふうにこのアンケート見て思ったんですけれども，そのあたりについては，どのようにご見解をお持ちでしょうか。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　委員からございましたように，そういった案件があった際には，やはり厳しく対応していく必要があろうかと思います。
　あとは，当該被害を受けた本人が言いづらいという面もあろうかと思いますので，その周りの職員が気づいたら，本人だけでなく周りからのそういった相談とか，通報とか，そういった部分についてもできるような体制が必要かと思いますので，そういったことに留意して進めてまいりたいというふうに考えてございます。
　以上でございます。

村上委員）ぜひよろしくお願いいたします。
　それとこの結果，アンケートに対してですね，消防でも独自に何かこうアンケートされたというふうに聞き及んでるんですが，それは総務のほうでも管理しておりますか。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　消防本部のほうで行ったアンケートの内容につきましても，総務課のほうで全て内容のほういただいておりますので，こちらで把握のほうをしてございます。
　以上でございます。

村上委員）今回のアンケートを含めてですね，過去３年に受けたことがありますかっていうことで，やはり25パーセント超えている案件，報告ありますので，実際，細かい事案について詳細な調査をした上でですね，その事実関係っていうのを明確に，情報管理というかですね，個人が特定されない範囲で情報管理した中でしっかりとした対応ができるように，ルールづくりと職場の雰囲気作りというのを取り組んでいただきたいと思います。
　以上です。

谷田川委員長）ほかにご質問等はございませんか。

岡野委員）２ページのＱ６ではですね330件あるんですよね，ハラスメントの事例別に載っているのは。Ｑ12，４ページでハラスメントをしたことがありますかっていうところでは，あるってのは23人なんですけど，5.1パーセント，ないってのは417。ほとんどの人がハラスメントしたことがないって言ってて，それで330件ハラスメントを受けたことがあると。
　この件について，総務課でどういうふうに考えますか。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　今，委員からご指摘があったことにつきましては，行為をしたものと受ける側の認識の相違が本当にかなりあるという状況だというふうに考えてございます。
　どういった行為がハラスメントになるかにつきましては，今年度になりましてから，具体的な事例なども含めて，周知はしていってるところなんですけれども。ただ，具体的にこれだけの差がございますので，これにつきましては研修だけでなく，本人や周りからのそういった相談や通報なども受けた上で，厳しく対応していくっていうことを続けることで，何とか埋めていきたいというふうに考えてございます。
　以上でございます。

岡野委員）この意識ではパワーハラスメントの解決はできないと思うんだよね。片方ではハラスメントを受けてますよ，片方はハラスメントだと思ってないていうのがほとんどなんですよね。
　例えば，暴言とか傷害なんか47件あるのに，そのことでさえ行為した人は思ってない。なにしろ23人ですからね。
　だから，その辺のギャップは追求していかないと，これなかなか簡単には解決できないというふうに思うんですよね。
　それと，議員からハラスメントを受けたって言ってる件数なんかは把握してますか。この中で。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答えいたします。
　こちらの個別具体的な内容につきましては，個人とかそういったものが特定されてしまうことだったり，回答者自身の不利益となってしまうケースも想定されますので，具体的な記載については控えさせていただいております。
　以上でございます。

岡野委員）例えば，議員からハラスメントを受けているっていうのは，例えばそういうことは個別案件ではないんじゃないかと思うんですよね。そういう議員からハラスメントを受けているっていう事例を取り上げて，そして議員に対して実態を報告するということも大事だと思うんだよね。
　議員の個別の名前はまずいかもしれないけど，議会全体，議員全体から受けているということが，もしそういう事例があればですね，それははっきりこういうことがありますよと，それで議会のほうにも報告するということをしないと解決にはならないと思うんですよ。
　職員間は職員間でやりますよ。だけど議員と職員の関係において，ハラスメントが発生したということになれば議員に言わなきゃ分かんないでしょうよ。職員じゃないんだから。そういうことも必要じゃないですか。
　答弁願います。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　個別的なものについては別途調査等を行っておりますが，先ほど委員さんからご指摘いただいたように，そういった表現があったような場合には議会事務局などとも対応について，今後対応を検討してまいりたいというふうに考えてございます。
　以上でございます。

岡野委員）そういうの，やっぱりしっかりやってもらわないと。ただ職員間ばかりではなくてもっと広げて。パワーハラスメントはどういう人から受けても，被害者からすればそれは同じなわけですから。職員間だけで，議員は別ですよってことはないんです。あるいは外部からの，そのほかの関係者からのハラスメントも，それはハラスメントなわけですから。そういうのをやっぱりはっきり分類するなり，細かく調べないと解決にはつながらないと思うんですよね。
　だから，さっき言ったように被害は330，加害っていう言い方だと23件というような数字があまりにも違いすぎる。じゃあ誰が誰から受けたのよって話になってくるわけで，その辺もやっぱり細かく調査をする必要が私はあると思うんですよ。外部にそれを出さなければいいんで。
　だから，そういうことを今後注意して調査っていうか，アンケートを取るべきだし，深くそれを調べていく必要があると思うんですけど。答弁お願いします。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　今後の対応につきましてはご指摘踏まえて，検討してまいりたいというふうに考えてございます。
　以上でございます。

谷田川委員長）ほかにご質問等はございませんか。

石橋委員）詳細というか，ハラスメントに対してのアンケート結果を今拝見させていただき説明を受けたわけですけども，基本的なところをまずお伺いします。
　今回のこのアンケートについては，どのような方法で実施をされたのかお伺いをいたします。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答えします。
　職員のグループウェアからの電子申請システムを活用いたしまして，匿名でアンケートをですね，集計する側についても，誰が行ってるのかというのが分からない形で，匿名で職員のグループウェア上から操作をして，10分程度でできるような形でアンケートのほう行ってございます。
　また，グループウェア等の環境がない職員の方についてはちょっと紙ベースとなりますが，そちらについても匿名で提出していただくといった形で実施のほうをしてございます。
　以上でございます。

石橋委員）今匿名というようなお話がありましたけども，アンケートを答えるほうとすれば匿名のほうが答えやすいという傾向もあるのかなと思うんですけども。
　翻ってみますと回答者の中でですね，女性職員の回答が４分の１ということになってます。これは女性職員に対しての回答者，女性の回答者の全体に対する数字ではないんですね，これ全体440に対する女性職員の数ということですね。では，女性職員からの回答数が極端に低いということではないんでしょうか。お伺いをいたします。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　こちら25.7パーセントの割合でございますけれども，この440名に対する女性職員の割合でございます。ですから，全体に対する割合ということで記載をしてございます。
　一般事務職の女性職員の割合としましては，令和３年４月１日現在で，およそ６対４ぐらいの割合で，女性のほうが４のほうの割合となってますので，ただ，それを差し引いても若干女性のほうが，回答的にはちょっと低い状況かなという認識でございます。
　以上でございます。

石橋委員）それらの要因というのは，どういうふうに考えていらっしゃるのかお伺いをします。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。はい。
　回答については女性の職員ということで，割合がちょっと低い状況になってます。今回について匿名ということで，期間についても十分取れましたので，回答しようと思えばできる状況にあったのかなというふうに認識してございます。
　今ご指摘いただきました女性職員の低い部分につきましては，今後ですね，より精査をして分析をしたいというふうに考えてございます。
　以上でございます。

石橋委員）あとここで注意書きといいますか，米印のところで職員数については育児休業などを除くということですので，現在休職中の職員は含まれてないというふうに理解をするわけですけども，現在育児休業もしくは病気療養で休職をしてる職員の数というのはそれぞれ何人ぐらいいるのか，お伺いをいたします。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　９月１日現在で育児休業を取得している職員については13名，産前産後休暇も含めて13名ございます。１か月以上の長期療養中の職員については９名でございます。
　以上でございます。

石橋委員）今回のこのアンケートについては，職場内，職員間のハラスメントに対してのアンケート結果ということで理解をしてよろしいですか。
　お伺いをいたします。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　アンケートにつきましては，過去３年間にハラスメントを，職員を対象にして受けたものに対しての記載ですので，想定としては職場内でのハラスメントをどのように受けたのかというところを確認するためのアンケートを実施したという認識でございます。
　以上でございます。

石橋委員）そういう前提であれば，育児休業中もしくは療養休暇中の職員も含めないと，本当の実態というか数が，把握は難しいのではないかなと私は思います。
　再度確認しますけど，今回のこのアンケートについては，職場内における職員間のハラスメント，外部からのハラスメントは含まれているのかいないのか，そこをまずお伺いいたします。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　アンケートの想定として，職場内でのハラスメントという設定をしてございます。ただ，自由意見の中ではそういった部分ではない記載なども，実際数件あったという事実のほうはございます。
　以上でございます。

石橋委員）アンケートに対する理解っていうか捉え方で，大分内容が変わってくるのとは思いますけども，今お答えの中にありました数件あったっていう部分については，かなり深刻な部分での，もしかしたら今回のアンケートの対象になってないけど，こっちのほうがかなり重要だよというような意味での回答かなというふうに私理解をします。そういう意味では，先ほど来いろいろ議論が出ておりますけども，職場内限定というか，職員間ではなく，外部からのやっぱりハラスメントの部分を，もう一度実施するべきではあるのかなというふうに思います。そうしないと，実態が掴めないでしょうし，職員の皆さん方も，外部からのハラスメントに対して正直に答えることができる環境にあるかどうかっていうのも，これ一番問題になってくるわけですよね。本当に皆さん方の実情を把握するのには，皆さん方が正直にそこのところに答えていただかないと，実態は決して浮かび上がってこないと思います。
　そういう意味では，本来であれば職員さんが自分が与えられた仕事に対して，絶対の自信を持って職務に執行しているんであれば，どんなハラスメントを受けようが，自分たちではね返すことは本来は可能だと思うんですよ。
　ただ，やっぱり立場的にどうしても意識してしまう部分があるので，相手方，先方がかさにかかって職員さんに圧力をかけるというのが，往々にしてこれまでもあったのかなというふうに感じがします。
　ですから本当にですね，職場の環境の改善を図るのであれば，本当に職員の皆さん方が生の声を本当に吐露できるといいますか，表現できるようなアンケートをもっと工夫をして，もちろん回答された職員さんのプライバシーなり，申し出たことによって損害を受けることがあってはならないわけでありますけども，そういったところなかなか難しいところではあるかなと思いますけども，そういう環境をぜひ作っていっていただきたいなというふうに思います。
　以上です。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　今，委員のほうからご指摘いただきました育児休業者をアンケート調査に加えるって部分だったり，外部からのそういった部分につきましても，今後アンケートをしていく中で，検討してまいりたいというふうに考えてございます。
　以上でございます。

石橋委員）ごめんなさい。最後にしますけども，アンケートの，やっぱり総務課人事担当のほうで集計という部分について，やはりそこに対して信頼性が多少，今損なわれてるのかなというふうな感じがします。
　であれば，アンケートの集計を外部の，例えば弁護士さんとかですね，そういう方に依頼をして，そういった部分を周知をして，決してアンケートに答えた方々のプライバシーが侵害されないっていう部分をきっちりと担保した上で実施することも必要ではないかなというふうに思います。
　これは答弁は要りません。以上です。

谷田川委員長）ほかにご質問等はございませんか。

新田副委員長）ありがとうございます。
　皆様のご意見，皆様から出たご意見の中でおおむね理解はしたんですけれども，ちょっと改めてお伺いしたいんですが，このアンケートを実施した目的についてを改めてちょっとお伺いしたいと思います。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　今回のアンケートの目的でございますが，ハラスメントに関する職員の意識や実態を把握して，今後のハラスメント防止対策に取り組んでいくっていうのが一番の目的でございます。
　以上でございます。

新田副委員長）ありがとうございます。
　現在は，このアンケートについては保管されてるということだったんですが，このアンケートの結果っていうのは庁内ではどのように取り扱うのか。公表したりするのか，その辺についてお伺いします。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　今回，委員会でご説明させていただいた後，職員に対してもグループウェア等で結果については公表を考えてございます。
　以上でございます。

新田副委員長）ありがとうございます。
　公表するということで理解いたしました。こういったアンケートというのは，今後も実施をしていく予定であるのか伺います。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　今回の委員会でいろいろご指摘等いただいた部分もございますので，具体な時期については検討したいと考えておりますが，やはり定期的に実施をしていく必要はあるという認識でございます。
　以上でございます。

新田副委員長）ありがとうございます。
　ぜひ，毎年実施してもいいんじゃないかなというふうに個人的に思います。
　それとアンケート見させていただいて，特に私個人としては，Ｑ６の性的な関心，欲求に基づく行動という部分が2.1パーセントあったということに非常に驚いた部分はあるんですけれども，アンケートを見ていって防止対策っていう部分については，この回答者93.4パーセント，９割以上の人が職場全体で対策とか防止を取り組むべきだとあったので，ぜひ全体で取り組んでいっていただきたいなというのと，このハラスメント対策については結構東京都がかなり進んでいるっていうのもあるので，そういったものも参考にしてほしいということと，先ほども質問させていただいたんですが，このアンケート結果を公表するということと，毎年実施してはどうかっていう提案をさせていただいたんですが，兵庫県の企業では，こういうハラスメントのアンケートを毎年実施してるようで，それも全社に公表して，結構効果を出しているっていう話を聞いたことがあるので，自治体に限らず企業の取組なんかも今後参考にしていただいて，ハラスメントの防止とか対策に努めていただきたいというふうに思います。
　以上です。

谷田川委員長）ほかご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。
　次に，電子入札システムの導入についてを議題といたします。
　本件について執行部より説明を求めます。

契約検査課長）電子入札システムの導入についてご説明させていただきます。
　お手元の資料13番，電子入札システムの導入についてをご覧ください。
　電子入札システムの導入につきましては，令和２年７月３日の総務委員会においてご説明させていただきましたが，今回は電子入札システムの実施状況や今後の予定について，ご報告させていただきます。
　初めに，1．電子入札システムの概要でございますが，本市が導入する電子入札システムが２つございます。２つとも茨城県が開発した電子入札システムであり，県内市町村で共同利用をしております。１つ目が昨年度導入しました茨城県建設工事等電子入札システム，２つ目は令和４年１月に導入予定しております，茨城県電子調達システムでございます。
　次に，茨城県建設工事等電子入札システム，建設工事及び建設コンサルタントの実施状況等でございますが，本システムは令和２年度の11月から導入いたしました。
　実施件数は，令和２年度が37件，令和３年度は８月31日現在で79件でございます。市内業者の電子入札の登録率は，令和３年８月31日現在で81.4パーセントとなっております。
　なお，紙による入札につきましては令和２年度は6.5パーセントでございましたが，令和３年度は８月31日現在で2.3パーセントに減少いたしました。
　今後，電子による入札の割合や電子入札登録率を高めて，効率的に運用してまいりたいと考えております。
　次に，３．茨城県電子調達システム，物品納入・役務の提供の進捗状況及び予定でございます。システム設定につきましては９月末までに完了する見込みでございます。また，市内業者を対象に９月22日に電子調達システムに関する説明会を予定しております。説明会の内容は，システムの利用者登録及びシステムの操作方法について説明する予定でございます。その後，10月以降に利用者登録を行い，１月に運用開始を予定しております。
　以上が，電子入札システムの導入についての説明となります。どうぞよろしくお願いします。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について，ご質問等ございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

石橋委員）電子入札につきましては，これまで度々提言をしてきて，去年の11月からやっと導入をされたということで，そこは喜ばしいところであるかなと思うんですけども。現実的にですね，茨城県建設工事等電子入札システム，石岡市のホームページからそこへ飛ぼうと思った際に，ちょっとまだその使い勝手の意味で煩雑な部分があるのかなと。もうちょっと自分たちがこう，見たい入札結果に行き着くまでに，もうちょっと簡単にできればなというふうに思ってます。
　全体的なシステムの中でのことなので，なかなか難しいかなとは思うんですけども，なんかわざと難しくしてるのかなというふうにね，感じをしてしまうときもありますので，もうちょっと簡単にできればなというふうに思ってます。ここら辺は可能な範囲の中で改善が図っていただければというふうに思います。
　私のほうからは以上です。

谷田川委員長）ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。
　次に，申請ナビシステム導入事業についてを議題といたします。
　本件について執行部より説明を求めます。

情報政策課長）情報政策課から申請ナビシステム導入事業について説明させていただきます。
　ファイル14をご覧願います。当課では，10月１日から市民課・市民窓口課・園部出張所において，新しい窓口サービスを導入させていただきます。
　このサービスは，住民票の写し・印鑑登録証明書の発行，転入・転出・転居といった住民異動の届出を，来庁時にマイナンバーカードや運転免許証をカードリーダーで読み取り，氏名等を自動入力し，その他の必要項目をタブレットにて入力を行うことで申請が完了する仕組みと，申請者がパソコンやスマートフォンから事前申請画面にてＱＲコードを作成し，来庁時にリーダーで読み取るだけで申請ができる仕組みの２通りとなってございます。
　なお，園部出張所につきましては，ＱＲコード方式のみの導入となります。
　この取組により，窓口での待ち時間短縮や混雑緩和による新型コロナウイルス感染症対策を図るとともに，市民サービスの向上を図ってまいります。
　なお，本取組につきましては，私どもの把握している限り，県内初の導入となってございます。
　今後，市民への周知活動を集中的に行い，利用率の向上に努めてまいります。
　最後に，今後の展開でございますが，サービス提供開始後も窓口担当部門との協議や利用者からの意見をいただきながら，利用可能な手続の拡充や電子申請の推進なども含めまして，業務改善に努めてまいります。
　以上が，申請ナビシステム導入事業の説明となります。どうぞよろしくお願いいたします。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について，ご質問等ございましたら挙手によりお願いいたします。

村上委員）ただいまの説明，いただいた資料を見ながら説明聞いていたんですが，課長の説明でマイナンバーカードや免許証等の利用もというふうにあったんですが，それはこの資料でいうとどこかに記載があるやつなんでしょうか。

情報政策課長）ご答弁させていただきます。
　申請のフローのタブレット側のほうで，申し訳ございません，こちらの図に表記はされてございませんが，このタブレットの前の段階でスキャン機能がございまして，そちらで運転免許証やマイナンバーカードのスキャンをして，その後このタブレットでの内容入力と進むという形になってございます。

村上委員）分かりました。
　そうしましたら来庁したときに，そういったタブレットで操作するか，事前でスマートフォンに基本データを打ち込んで，ＱＲコードを持ってくるかの２通りという理解をいたしました。
　その流れの中で，中段右側に記入済み申請書・届出書作成というふうにあるんですけれども，これは来庁者の作業ではなくて，あくまでも受け手側の職員の作業という理解でよろしいでしょうか。

情報政策課長）ご答弁させていただきます。
　こちらの申請書の作成につきましては，全てＱＲコードを読み取った段階で自動的に作成されるものでございますので，来庁者の方には作成していただく資料ではございません。

村上委員）理解をいたしました。
　そうしますと来庁者としては，基本的には各種カードを持ってきて記載台で記入の再確認をするか，自宅で事前に情報を記入しておくと今まで記載で書いていた作業がなくなって，利便性が向上するという理解でよろしいんでしょうか。

情報政策課長）ご答弁させていただきます。
　議員おっしゃられるとおり，ＱＲコードを事前に作成していただければ，そのまま窓口に来ていただいてＱＲコードを読み取れば，すぐに発行という形の流れになると考えております。
　また，そちらのＱＲコードを持っていない場合につきましても，運転免許証やマイナンバーカードがあれば，今までの記載のほうの手書きのものがなるべく電子化されるものですので，かなり簡素化されるんじゃないかと考えてございます。

村上委員）そうしますとこれは10月１日からということで，ただ突然こういったサービス，またカードを持っていない方もいらっしゃるので，基本的に既存の記載と並行していくかと思うんですけれども，このタブレットというのは何台程度用意されるんでしょうか。

情報政策課長）ご答弁させていただきます。
　本庁舎にタブレットを１台，あとスキャン機能の機械を１台，あと八郷総合支所のほうにスキャン機能のものを１台と，あとタブレットのほう１台，園部出張所のほうにはＱＲコードをスキャンするバーコードリーダーのみを設置というふうに考えてございます。

村上委員）今後ですね，きっとタブレットを利用される方が増えてくると思いますので，１台で多分導入して利便性について調査されると思いますけれども。今後の増設をされていくかと思いますので，逆に言うと便利なものをどんどん増やしてもらいたいなと思いますんで，よろしくお願いします。以上です。

谷田川委員長）ほかにご質問等はございませんか。

石橋委員）手書きでの申請になかなか苦手というか，抵抗がある方についてはよろしいのかなとは思うんですけど，今回提案されたこのナビシステム自体が皆さん方に周知され，運用がスムーズにいくまでの間，かなり長い時間が掛かるのかなという感じがしてます。それについては，致し方ない部分であるのかなとは思いますけども。
　私がお伺いいたしたいのは，今回この申請について，あくまでも本人申請を前提としたナビシステムということで理解をしてよろしいでしょうか。
　例えば，業務上で委任状を持って，業務上ではなく本人以外でも，本人がちょっと行けないよというような場合に，委任状を持ってくる方も大勢いらっしゃると思います。そういった方々，加えて先ほど言いましたように業務上でおいでになる方々については，従前どおりの手続での申請というふうにお考えなのかどうか，お伺いをいたします。

情報政策課長）ご答弁させていただきます。
　議員おっしゃられるとおり今回のシステム導入，最初につきましては，本人のみの形で運用をさせていただければと考えてございます。
　今後につきましては，委任状等お持ちの方については，関係各課と協議を進めながら，運用のほうについても検討を進めてまいりたいと考えてございます。
　以上です。

谷田川委員長）ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。
　次に，本庁舎駐車場出入口改修についてを議題といたします。
　本件について執行部より説明を求めます。

管財課長）私からはタブレットの資料15，本庁舎駐車場出入口改修に基づきましてご説明申し上げます。
　表紙をお開きいただきまして，まず１点目は現状，改修案及び課題等でございます。全部で４点ございます。
　まず１点目でございますが，６号国道へ向かう市道が渋滞している場合に，現出入口の先頭車両が右折待機していると，後続の左折車両がスムーズに出られないという点でございます。これについては，現出入口に新たに右折レーンを設置しまして，左折車両がスムーズに出られるように改修したいと考えてございます。
　なお課題でございますが，新たに右折レーンを設けることによって，左折車と右折車が並行して並んだ場合，市道の右側の見通しが悪くなり事故を誘発しやすくなるため，市道へ出る際に右方の安全確認が必要となってまいります。
　次に２点目でございますが，出入口が１か所しかないという点でございます。これについては，西側の公用車出入口側に新たに出入口を１か所新設したいと考えてございます。この場所は公用車の出入りと交差する危険性があるため，一般車と公用車との接触事故が起きやすくなる場所となります。この点については，公用車が市道へ出る際は，必ず一時停止し，一般車両を優先させることを徹底するほか，カーブがきつくなってございますので，緩やかな動線となるよう改修したり，一般車両の動線を分かりやすくするために，カラー舗装を行いたいと考えてございます。なお，出入口の間口が広く迷いやすくなってしまいますので，大型車の侵入は不可とする看板を設置したいと考えてございます。
　次に３点目は，身体障がい者用駐車場の屋根が短いという点でございます。これは建築基準法上，屋根を伸ばすことができませんので，本庁舎正面玄関の東側に，屋根付駐車場と渡り廊下を新設したいと考えてございます。
　次に４点目でございますが，芝生エリアでございます。現在，臨時駐車場としての利用が多くなってございますので，雨天時でも車両が入れるよう一部コンクリートまたはアスファルト舗装をしたいと考えてございます。
　なお，課題としましては，現在新型コロナウイルス感染の影響もございまして，芝生エリアの活用が少ない状況にございますが，今後の活用方法などが課題となってまいります。
　２ページ目をご覧いただきたいと思います。平面図でございます。今回改修を行う場所，赤，渡り廊下の部分は青でお示しさせていただいてございます。まず，平面図の左側でございますが，公用車を一時停止し一般車両を優先させます。また，カーブがきつくなってございますので，緩やかな動線となるように改修し，一般車両の動線を分かりやすくカラー舗装を行い，一般車両の出入りが誘導できるようにしたいと考えてございます。
　次に，平面図の右側では新たに接面を設けたいと考えてございます。
また身体障がい者用駐車場については，本庁舎玄関の東側に屋根付き駐車場，それから渡り廊下を設けたいと考えてございます。また，芝生エリアでございますが，臨時駐車場として一部コンクリート舗装またアスファルト舗装を行いたいと考えてございます。また，全体的な動線を考慮しまして，誘導の矢印や看板の設置などを行ってまいりたいと考えてございます。
　次に概算工事費でございますが，出入口工事２か所で約2,200万円，身体障がい者用駐車場工事で約１億4,000万円，芝生エリア工事，全面舗装を想定した場合でございますが5,800万円を見込んでございます。
　次に，ほかの案の検討結果でございますが，ほかの案としまして駐車場の中央部に出入口を新設する案についても検討を行ってまいりましたが，公用車出入口として一部整備した区画を活用することや，最小の経費で設備できる方法を考慮したこと，駐車台数の減少を最小限にする方法を考慮したこと，車両や歩行者の動線の分かりやすさを考慮したことなどから，今回お示しします改修案を行いたいと考えてございます。
　最後に，今後のスケジュールでございますが，本年度は設計のみでございますが，工事もかなり多額になりますので，令和４年度以降の予算に計上できるよう調整を進めてまいりたいと考えてございます。
　ご説明は以上でございます。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について，ご質問等ございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。
　
村上委員）ご説明ありがとうございました。
　まず何点か図面の確認をしたいんですけれども，先ほど今年度は設計のみということでありましたが，この設計はもう業者さんに頼んでいるのか，それとも内部で頑張って線を引いたのか，それはどちらになってるんでしょうか。
　
管財課長）ご答弁申し上げます。
　設計につきましては本年度予算のほうをお認めいただきまして，株式会社元和設計のほうに委託してございます。

村上委員）すいません，今聞き取れなかったんでもう一度お願いします。

管財課長）失礼いたしました。ご答弁申し上げます。
　設計の予算でございますが，令和３年度予算に計上してございまして，入札を行いまして，入札の結果，株式会社元和設計のほうに委託してございます。

村上委員）ごめんなさい，設計会社さんのところがちょっと聞こえないんですけれども，もう一度お願いします。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　落札の結果，設計会社でございますが，株式会社元和設計でございます。

村上委員）はい，分かりました。
　それではですね，何点かお尋ねします。
　まず出入口，一高側に新しく造る出入口の赤い動線についてなんですけれども，図の上のほうから下に向けて２本，線が引かれているんですが，ちょうど真ん中辺りですね，右折の矢印と左折の矢印があるんですけれども，これはずっと上に進むと右側のレーンは右折専用で，左側ずっと行くと左折専用ですよという意味なんでしょうか。
　そうすると，これは出口専用ということなんでしょうか。この矢印の意味についてご説明お願いします。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　ちょっと矢印の位置については，ちょっと今後検討させていただきたいと思いますが，左側の公用車側の出入口につきましては出口と入口と両方を考えてございます。

村上委員）そうしますと，この中段にある矢印は，駐車場全体に引かれているこの導線の矢印の意味合いの矢印であったということですか。これは右折レーンですよ左折レーンですよの意味ではなくて，周回を注意書きするための矢印という理解でよろしいのかお願いします。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　委員さんご指摘のとおりでございまして，ちょっと矢印の位置につきましては混乱が起きないよう，間違いが起きないよう，ちょっと配慮して考えてまいりたいとございます。

村上委員）そうしますと今後は矢印を，カラーリングをして，動線を視覚的に誘導するということでしょうか。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　こちらの出口でございますけれども，誘導線につきましては，分かりやすいようにカラー舗装をしたり，それから分かりやすいような矢印なども，分かりやすいように設置してまいりたいと考えてございます。

村上委員）そうしますと今度，中の周回の矢印なんですけれども，もちろん左右があるのは分かるんですけれども，縦側の移動に際して，例えばですね，上から１段目２段目３段目と見ますと，一高側の１段目と２段目の間は，上矢印と左矢印が付いてる矢印あるんですけども，これ下から向こう側には行けないというふうに捉われてしまいますけど，そういう想定なんですか。

管財課長）ご答弁申し上げます
　矢印につきましては，分かりやすいような表記に改めたいというふうに考えてございます。

村上委員）はい，分かりました。それはぜひ，また完成版をご提示いただきたいと思います。
　次に，国道側の出入口の改修についてお伺いします。国道側の出入口の改修に当たって，今までは直接道路側の１段目，真ん中中段，庁舎側ってことでそれぞれの出入口に入れたんですが，これを見ると舗装を設置することで，一番庁舎側のラインしか入れないようになっているんですけども，そのような理解でよろしいでしょうか。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　現在の出入口側でございますけれども，一番市道に近い側ですね，こちらの出入口入れますと，右折左折の渋滞が見込まれてしまいますので，こちらはストップさせて，この図にありますように入れないような形にしていきたいというふうに考えてございます。

村上委員）市道から２列目についてはどうなんでしょうか。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　この出入口のところから約30メートルほどを予定してございますので，２番目のほうも出入口のほうは止めてまいりたいという考えでございます。

村上委員）そうすると，これ国道側の出入口の出口というかですね，駐車場から出ようとすると，また１か所になっちゃいますけど。
　その他，出入口１か所しかありませんよっていうふうになって，今まで３か所から直接行けて，一番市道側に近いところが交差点に近いので封鎖するのは理解できるんですけど，２列目も封鎖してしまうほどなのかというのが疑問なんですけど，そのあたりはどう検討されたんでしょう。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　一般的に駐車場出入口の渋滞ですけれども，約30メートルというふうに想定されておりますので，今回のような検討の結果をお示しさせていただいたところでございます。

村上委員）そうすると，今の市役所の構図を作るときに，それ検討したんですか。これ今30メートルっていうのは，一般的にっていうふうに今おっしゃいましたけど，今30メートルないところも出入口あるわけですよね。
　私は，少なくとも２段目については封鎖すると逆に出口が集中してしまって，また車を回転させなければいけないので，とても利便性が悪くなるように感じるんですけれども，その30メートル取らなければいけないという何かルールがあるんでしょうか。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　２段目でございますけれども，再度検討させていただきたいと思います。

村上委員）ぜひよろしくお願いします。
　それとですね，身体障がい者駐車場の屋根についてなんですけれども，先ほど建築基準法の関係で屋根が伸ばせないということでしたが，どういう建築基準法のルールなんでしょうか。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　建築基準法上でございますけれども，この駐車場の屋根を付けますと建物扱いになってございますので，その場合は建物と建物を一定の距離離さなければならないというような規定になってございます。
　１階部分ですと片側３メートル，２階部分ですと片側５メートルといったようなことでございますので，屋根を付ける場合ですと一定の距離離さなければいけないというような基準になってございます。

村上委員）ちょっと今説明が理解できなかったので，もう一度お願いしたいんですが。
　建物と接しているので，建物の扱いになるのは分かるんですけれども，そのときに，その３メートルとか何メートルってのは，どことの距離を３メートルということなのか，もう一度ご説明いただけますでしょうか。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　本庁舎の建物とそれから駐車場に屋根を付けますと，この駐車場の部分が建物扱いになりますので，本庁舎と身障者用駐車場部分を一定距離空けなけなければならないというような規定になってございます。

村上委員）屋根を設置した場合，建物と一体となるっていうのは分かりました。一体となっているところの，本庁舎と駐車場の間の距離を取らなければいけないというのは，本庁舎と，もしこのまま現状のまま屋根を伸ばした場合は，この駐車場との間の距離を３メートル取らなければいけないっていう意味なんですか。もう一度お願いいたします。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　建物と建物の間が延焼のおそれのある部分になってまいりますので，本庁舎と駐車場，屋根を付けた駐車場を一定距離離さなければならないというようなことでございます。

村上委員）別な建物であれば，もちろん距離を取らなければいけないというのは分かるんですが，今屋根を設置して付けた場合は一体となるというふうに言うんですが，一体となっていれば距離取りようがないんですけれども，そこはどう理解するんでしょう。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　本庁舎と身障駐車場ですね，屋根を付けた場合ですけれども，これは２つ，別個の建物になりますので，延焼のおそれがあるということで，一定距離離さなければならないというような規制になってございます。

村上委員）では，今付いてる屋根はなぜ大丈夫なんですか。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　現在の駐車場部分でございますけども建築確認取りまして，これであればということで確認のほうは取ってございます。

村上委員）これであればっていうのは，どれであればなんですか。ちょっとルールが分からないので，ちょっとご説明お願いします。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　現在の図面と建築確認のほうを，申請のほう出しまして，審査していただきまして建築確認のほうは取って，現状で取っているところでございます。

村上委員）現在も多少なりとも屋根が付いていて，それを建築確認では許可が得ましたと。でも屋根を伸ばすと別の建物なので出ませんていうんですけど，何か屋根の大きさのルールがあったり面積のルールがあったりするんだと思うんですが，どういうルールで今は良くて，伸ばすと駄目になるのかというのをお伺いしています。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　現在付いてる屋根，身体障がい者駐車場の屋根でございますが，本庁舎の屋根の一部というようなことでされているものでございます。

村上委員）本庁舎の屋根の一部なのでＯＫで，伸ばすと屋根の一部ではなくなるということなんですか，伸ばすと別な建物になるということなんですか。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　委員さんご指摘のとおりでございまして，屋根を伸ばしますと別個の建物になるというな解釈でございます。

村上委員）屋根のルールというのは，何か屋根の面積なんですか。屋根の長さなんですか。どういうルールなんでしょうか。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　現在の屋根，身体障がい者用の屋根でございますが，延焼ラインのぎりぎりまで伸ばしてるような状況でございます。

村上委員）ごめんなさい。延焼ラインっていうのはどういうものなんでしょうか。

管財課長）大変失礼しました。ご答弁申し上げます。
　現在の身体障がい者のこの屋根でございますけれども，現在は本庁舎と一体のものとして付いてるものでございますけれども，これが延焼を防止するというようなラインがございまして，こちらの身体障がい者の建物に屋根を伸ばしてしまいますと，別個の建物というような扱いになってまいりますので，こちらでのぎりぎりまで伸ばしているような状況でございます。

村上委員）その屋根というのは，屋根の面積なのか，屋根の長さなのか，どういうルールなんですか。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　建物と建物の間でございますけれども，火事にならない距離，延焼にならないような距離ということで計算いたしまして，現在の屋根の長さになってございます。

村上委員）なぜここ細かく聞いていくかというと，下に見積りありますけれど，工事費が出入口箇所を造るよりも６倍から７倍掛かる，本当に近いところに屋根付きのを欲しいのは分かるんですけれども，本当にこんなに掛けなければできないものなのか。今あるところを，距離を取らなければいけないっていうことでありますけど，屋根に収まるように駐車場の改修ができないのかとかですね，多少距離はありますけれども，今思いやり駐車場のところに純粋に屋根を付けて，通路のところに，渡しのところにも屋根をずっと付けることによって，若干距離は伸びますけれども，屋根をずっと付けることができ，屋根伝いに歩いてくることができるとかですね，こんなに本当に掛かるものなんですかというのがとても不思議でしょうがないというかですね，疑問でしょうがないので，なぜ今こんなに既存のところを改修してできないのかとかですね，この屋根に収まるようにということであればこの屋根に収まるように，今ある駐車場を改修することができないのかとかですね。その辺がとても不思議に思いましたので，ちょっと聞きました。ちょっと私のほうでも詳細，また後で聞きたいと思いますけれども。本当にこのようなものが必要なのかということと，あわせて意見ですけども，芝生エリアを逆にどの程度この駐車場か，今のコンクリートアスファルトかが必要なのかというのも大変疑問に思っています。
　長々とすいませんでした。以上です。

谷田川委員長）ほかにご質問等はございませんか。

石橋委員）すいません。ちょっと長くなっちゃいますけども。
　まず，今回の駐車場の改修出入口ですね，全体的な改修工事に当たって，設計業者は先ほど既に決まって作業に入ってるということでありますけども，設計業者に対して，では，市のほうの意図といいますか，考え方はどのようにお伝えをして設計業者は現在作業に入っているのか，お伺いをいたします。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　現在の出入口の渋滞の点，それから出入口が１か所しかない点，それから全体の動線，歩行者動線，車両の動線などの点などについて，設計のほうを委託してございます。

石橋委員）今回の設計の成果品が出来上がってくるに当たっては，市のほうの意思といいますか，考え方が正確に反映されているものが上がってくるべきであるというふうに私は考えてます。そもそも，今さらの話なんですけども，当初から新庁舎新築をする際に，当然予想ができる結果であったのかなと。
　今回ここに２億円以上の資金を投入してですね，駐車場の出入口から身障者用の駐車場まで造り直さなくちゃならないっていう部分を，皆さん方が真剣に考えているのか，反省しているのか。私が言いたいのはそこなんです。
　どうしてもここはやらなくちゃならないっていうんであれば，本当にもう二度と後戻りができないような，利用者にとって利便性のいい駐車場に造っていっていただかなくちゃならないと思うんですよね。
　そこのところは，今後もう一度皆さん方でよく相談をされて，職員の皆さん方，この出入口について，正面の駐車場については普段使っていらっしゃらないでしょうから，その利便性についてはなかなか分からないところがあるかなと思います。そういったところをきっちりリサーチした上で，問題点を設計者に伝えて，そこを改善を図ってもらうというのが一番の目的ではないかなと思うんですけども。
　もう１つ，新庁舎の駐車場を現状から場所を移すと，屋根について云々がありましたけども，その建築基準法について，そういうふうな制限があるという判断はどなたがなさっているのか，お伺いをいたします。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　屋根の制限でございますけれども，今回この屋根が短いというようないろんなご意見等いただきまして，改修の検討を進めてきたところでございます。そのような中でいろいろな法律関係等を調べまして，現在のような建築基準法上の問題点とか様々な問題点が考えられたところでございます。

石橋委員）いや，それはどなたが調べて，どなたが判断なさったのか聞いております。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　管財課のほうで，職員のほうでいろいろ調べまして，こういった建築基準法上の制限とか，様々な道路法上の点ですとか，いろんな面について調査検討を進めたところでございます。

石橋委員）消防署のほうでおいでになってるんですけども，現行の身障者用の駐車場屋根の部分ですね，これを駐車場側に延長した場合に，消防法上の規制とかそういうものがあるんですか，お伺いいたします。

消防次長）ご答弁申し上げます。
　先ほど管財課のほうでお話あったかと思うんですが，我々消防に関してはその建物に対しての設備関係，こういったものを消防法で規制をかけている状況であります。
　今回の駐車場の屋根に関しては，消防のほうで規制はないかと認識しております。

石橋委員）もう一度よくここ検討してみてくださいよ。
　身障者の駐車場１億4,000万を掛けて庁舎右側の入口に設ける必要性があるのかどうか。仮にここに，先ほど屋根を掛けて渡り廊下とおっしゃってましたけども，先ほどのご説明にまたそこで引っかかる，建築基準法上に引っかかる可能性が私もあるんじゃないかなっていう感じがするんですけども，ここで可能であれば既存の駐車場でも十分対応可能なのかなと。
　それと今後のことについて，現状の身障者駐車場については思いやり駐車場に転用するというようなことでありますけども，身障者駐車場であろうが思いやり駐車場であろうが，お年寄りであったり，身障者手帳が交付を受けないまでも，体にご不自由な点があった場合に，この思いやり駐車場を使うわけですよね。
　ここが問題になったのは屋根が短くて，車から出入りする際に雨に濡れてしまうという問題があったと思うんです。であれば，ここを思いやり駐車場にしようが一向に問題は解決しないというふうに私は思うんですけども，お考えを伺いいたします。
　
管財課長）ご答弁申し上げます。
　委員さんご指摘のとおりだと思います。安全性，利便性，使いやすさなどを十分検討してまいりたいと考えてございます。

石橋委員）これ以上は申しませんけども，本当に利用者の利便性，それから費用対効果，それから皆さん方が実際どういうところに問題を把握してるのか，その後，意識が設計者にどういうふうな形できっちり伝わってるとこ伝わっているのか。そういうところをもう一度よく検討をしていっていただきたいというふうに思います。
　発注する側の意図が反映されない設計や工事では，ただの無駄遣いにしてしまいますんで，そこのところをもう一度よくご検討ください。
　以上です。

谷田川委員長）ほかにご質問はございませんか。

玉造委員）ありがとうございます。ただいまのこの地図のほうを見まして，出入口の幅が現在よりも広くなって，横断歩道の形になってますけれども，これの距離が長くなりますと，そこを通る方の危険度が増すのではないかと思いますが，その点についてはどのようにお考えかお伺いをいたします。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　出入口のところでございますが，大型車がスムーズに入られるように間口を広げて，それから右折レーンを新たに設けますので，間口が若干広くなってございます。
　また，それに伴いまして横断歩道も長めになっているような状況でございますが，危険防止等，注意喚起の看板などを設置して促してまいりたいと考えてございます。

玉造委員）現在でも歩行者あるいは自転車等が出入口を横断する場合に，待っていただいたり，自動車のほうで通り過ぎるのを待っていたりして，私自身がここ使うときにも結構気を遣って通っているわけですけれども，そういった看板の設置だけで済むのか，この距離については距離が長くても問題はないのか。もう一度，これは横断歩道であれば法的なものも発生すると思いますので，その点もう一度お伺いいたします。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　距離につきましては十分検討してまいりたいと，安全等に配慮しまして十分検討してまいりたいと考えてございます。
　また事故のないよう，十分注意喚起等を促してまいりたいとございます。

玉造委員）ありがとうございます。十分検討していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長）ほかにご質問はございませんか。

岡野委員）私もですね，石橋委員と考え同じなんですけど。身障者駐車場工事で１億4,000万ってのはいかにも高いということですよね。これ５か所ですよね。こんな駐車場考えられないですよ。
　費用対効果から見ても，この金額を掛けて駐車場を造る必要があるのかっていうこともあると思うんですよ。
　確かに身障者駐車場は，それは必要ですけど，この金額で５台の駐車場を確保するっていうのは，これはお役所仕事でなければできないと，一般の人はこんな金額は，１億4,000万を掛けて５台分の駐車場は造らないですよ。役所でなければ，これ考えられない発想ですよ。ちょっと問題だと私は思います。
　答弁願います。

管財課長）ご答弁申し上げます。
　渡り廊下伸ばしてる関係上費用のほうが掛かってまいりますが，この点についても十分精査してまいりたいと考えてございます。

岡野委員）ただその渡り廊下とかなんかていうことがあっても，駐車場の５か所を設置するについては高すぎるよ，どう見ても。何のための駐車場，そんなに金掛けてまで駐車する必要があるのかどうか。あるいは別な方法があるのかもしれない。この駐車場いかにも高い，１億4,000万は，と私は思います。
　以上です。

谷田川委員長）ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。
　次に，八郷総合支所の有効活用についてを議題といたします。
　本件について，執行部より説明を求めます。

八郷総合支所総務課長）八郷総合支所の有効活用に伴う改修工事につきましては，２階部分の施工が完了し，本日９月13日をもって，八郷総合支所庁舎改修工事が完了となる予定でございます。
　今後，竣工検査を行い，引渡し後に，家具什器等の備品を搬入するスケジュールとしてございます。また，９月１日より，３階の以前農業委員会と監査委員事務局がありました空きスペースへ，石岡地区保護司会，石岡地区更生保護サポートセンターが移転し業務が開始されてございます。
　八郷総合支所有効活用事業のスケジュールにつきまして，八郷総合支所資料の①工程表をご覧ください。前回より変更のあった箇所を赤書きで表示しております。
　最初に，計画業務といたしまして，青のグラフの欄，支所庁舎が複合化されることに伴う条例等の整備につきまして，現在，条例素案を作成し関係部署と協議を行っている所でございます。
　条例の制定につきましては，２ページ，資料②をご覧ください。
　１の概要について，八郷総合支所を図書館機能を中心とした複合施設とすることについて，新規に条例を制定し，施設の目的を明確にするとともに，図書館に係る規定を織り込み，一元化することで，市民に分かりやすい条例とするものでございます。また，公募を行っておりました図書館の名称につきましては，正式名称で「郷の本棚やさと図書館」に決定したとのことですが，説明においては省略し，「やさと図書館」とさせていただきますのでご了承いただければと存じます。
　２の条例の目的について，素案の第１条を抜粋したものを載せてございますので，参考として頂ければと存じます。
　３の条例・施設の取扱いにおいて，現在八郷総合支所へ集約予定の各施設について，それぞれ条例が制定されております。
　①の八郷総合支所については，石岡市部等設置条例が関連してございますが，複合化に併せて改正となる部分はございません。
　②のやさと図書館については，石岡市中央図書館条例から切り離し，新たに制定される複合施設条例の中に，やさと図書館に必要な条項を規定する予定でございます。
　③の農村資料館については，現在の石岡市農村資料館条例を廃止し，施設としては，やさと図書館と併設の形となりまして，図書館内の展示室の位置づけとする予定でございます。
　④のけやきの家については，設管条例は廃止し，現在けやきの家を使用して，障がい者福祉事業を行っている委託事業者に対し，石岡市財務規則で定める行政財産の目的外使用により，当該事業者へ支所建物の一部を貸出し，事業継続する方向で調整を行ってございます。
　⑤の農村高齢者センターについては，設管条例は廃止し，現在行っている貸館事業は八郷総合支所の会議室を貸出することで，機能の代替とすることとする予定でございます。
　これらをまとめまして，次ページに施設構成のイメージ図を載せてございます。複合施設は，八郷総合支所とやさと図書館の２施設で構成され，その他の施設は，八郷総合支所及びやさと図書館の中で，併設又は貸出等により使用されることで，施設の集約化を図ってまいります。
　また，石岡地区保護司会，石岡地区更生保護サポートセンター，石岡市社会福祉協議会八郷支所については，石岡市財務規則第222条の行政財産の目的外使用の手続により，庁舎３階の空きスペースを貸し出すこととしてございます。
　４の関連して廃止・改正が想定される条例・規則について，今回の複合施設条例の制定に併せて，改廃が想定される条例・規則を記載してございます。
　今後，関係部署と協議を行い，例規審査の手続を経まして，内容を精査し，しかるべき時期にご提案してまいりますので，よろしくお願い申し上げます。
　次に，資料１に戻りまして，緑のグラフ，改修工事でございますが，完成届の提出を受け，竣工検査を経まして引渡しとなる予定としております。併せまして，別に発注いたしました，空調中央監視装置，自動火災報知設備受信機の交換工事も完了し，正常な動作が確認されております。
　今後，10月をめどに家具什器等の搬入を行い，予定されていた建物に関する工事は全て完了いたします。
　支所の砂利駐車場に整備いたします，遊具設置工事につきましては，８月10日に堺建設株式会社と3,050万3,000円で工事請負契約を締結し，工期は８月11日から令和４年２月６日までの180日間としてございます。
　次に，工程表の一番下，移転作業の水色のグラフの欄，令和３年12月以降，各施設の移転が可能となりますことから，施設の状況にあわせまして，準備作業を開始いたします。不用物品につきましては，再利用できるものについて，８月末までに，主に学校施設へ案内を行い，受け渡しを行いました。残りの物品につきまして，廃材処分委託といたしまして，令和４年３月をめどに完了させる予定でございます。
　最後に，やさと図書館のオープンですが，来年度の令和４年４月を予定しているとのことでございます。
　引き続き，関係部署等と連絡を密に行い，適切な事業進捗に努めてまいります。
　説明は，以上でございます。

谷田川委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について，ご質問等ございましたら挙手によりお願いします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。
　次に，その他の件として，何かご発言はございませんか。

岡野委員）オスプレイの件で市長と議長名で申し入れをしたということ，郵送で申し入れをしたということですけど，その後どういうふうになってますか。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　オスプレイ飛行訓練に関する申し入れにつきましては，８月の12日に郵送で，防衛省北関東防衛局について，申し入れのほうを行ってございます。
　その後，実際に訓練が行われるという情報提供につきましては，８月の18日に茨城県のほうから北関東防衛局を通しまして，訓練の実施についての提供をいただきまして，当市についてもホームページ等で周知のほうをしているところでございます。
　当市につきましては申し入れ事項としまして，百里基地が立地する小美玉市と隣接する石岡市の情報提供について，適時・適切に実施すること，それから訓練においては安全・安心の確保に最大限の配慮することということで，申し入れのほうは行ってございます。
　情報提供につきましては，北関東防衛局の考え方としましては，茨城県に情報提供を行い，それから当市に対して，その情報を提供していただくという考えというふうに聞いてございます。
　以上でございます。

岡野委員）今後も茨城県を通して，石岡市のほうへ連絡するということですか。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。そのように考えております。

岡野委員）申し入れをするって普通ですね，郵送ではしない，私はしないと思ったんですよ。
　例えば，市長とか副市長とかあるいは議会のほうもですね，行ってその内容を，相手方の内容をよく聞くとか，あるいは申し入れをするのには，それなりの，やはり石岡市への取扱いを，小美玉とかかすみがうらと同じようにするよう話をすると。文書で持ってくのはいいんですけど，言葉でもやっぱ話をしていくと。こちらの思いを伝えるというのが普通申し入れじゃないかと思うんですけど，なぜ郵送で行ったのかお尋ねします。

総務課長（併任）消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当）お答え申し上げます。
　委員からご指摘ありましたように，申し入れを行う場合は直接出向いて申し入れを行うとも，検討をさせていただきました。
　こちらにつきまして，８月中に訓練を行うということで，早急な申し入れが必要であり，今回のコロナ禍におきまして，直接行くとのスケジュール調整等もございましたことから，内部で協議の上，郵送について申し入れをさせていただいて，その主旨等については，こちらのほうから防衛局のほうに口頭で補足をしながら，今回については郵送で申し入れをさせていただいたという経緯でございます。
　以上でございます。

岡野委員）私は，不本意なのは，県を通してじゃなくて，やはり市に直接話が来るように，あるいは小美玉とかすみがうらと同じように対応してほしいんですよ。
　だから，今後そういう話し合いを持つことができないんでしょうかね，防衛省とね。
　部長にお聞きしますよ。部長，答弁願います。

総務部長（併任）消防本部理事兼コンプライアンス推進担当）ご答弁申し上げます。
　ただいま岡野委員からございました件につきまして検討させていただきました。早急に申し入れが必要だということで，コロナ禍もあって，北関東防衛局と調整をしてる中で，早々に申し入れを行う必要があるというふうに判断しまして，直接行くべきではないかという話も出ました。対応について先ほどご説明ありました，８月末に訓練があるということがあったので，郵送でお送りさせていただきましたが，市長と協議をさせていただいて，直接出向く必要もあるだろうということにはなってございます。
　以上でございます。

岡野委員）ぜひですね，出向いて，やはり小美玉とかかすみがうらと同じように，飛行系だって分からないんだし，それは明示されてないんだから。
　だから，やはり同じような取扱いをしていただくと，防衛省のほうにしていただくということが，市民の安全確保のためには大事ではないかと思っておりますので，よろしくお願いします。
　以上です。

谷田川委員長）ほかにご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ないようですので，この件は以上で終結いたします。
　次に，閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
　当委員会において，閉会中もなお継続して調査を行うため，石岡市議会委員会条例第36条の規定により，案文のとおり事由を示し，閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　以上で，本日の総務企画委員会を閉会いたします。