〒315-8640
茨城県石岡市石岡一丁目1番地1
Tel 0299(23)5600

gikai@city.ishioka.lg.jp

議会中継
  


令和3年度 総務企画委員会

 第8回委員会 (2月2日)
出席委員 谷田川泰委員長,新田茜副委員長,徳増千尋委員,岡野孝男委員,村上泰道委員,玉造由美委員,石橋保卓委員
市執行部 【市長公室】
市長公室長(加藤乃利明),市長公室次長(神谷一美),政策企画課長(細谷和彦)
【総務部】
総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(越渡康弘),総務部次長(併任)消防本部参事コンプライアンス推進担当(野口健市),法令遵守統括官兼危機管理担当(桑原充),総務課長(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(柴田健),契約検査課長(坂入光彦)
【八郷総合支所】
八郷総合支所長(鈴木隆之),八郷総合支所総務課長(萩原信明)
【消防本部】
消防長(岡野勉),消防次長(山中隆之),総務課長(鈴木光宏)
議会事務局 庶務議事課主幹(宮崎元嗣)


谷田川委員長)ただいまから,総務企画委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 本日の委員会の進め方でございますが,初めに,所管事務の調査,八郷総合支所の有効活用についての現地調査を実施し,調査終了後に案件の審査を行いたいと思います。
 次に,本日の案件の調査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお,市長公室,総務部及び消防本部の説明員につきましては,現地調査終了後の出席となりますので,あらかじめご報告いたします。
 この際,お諮りいたします。
 本日の議題であります,八郷総合支所の有効活用については,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

−休憩−

谷田川委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ここで,市長公室,総務部及び消防本部の説明員が出席いたしましたのでご報告いたします。
 それでは改めまして,これより議事に入ります。
 所管事務の調査といたしまして,次期基本構想及び基本計画の策定についてを議題といたします。
 本件について,執行部から説明を求めます。
 なお,発言は挙手によりこれを許します。

政策企画課長)私のほうからは,次期基本構想及び基本計画の策定についてご報告いたします。
 資料のほう,初めに1のこれまでの経緯でございます。
 策定に係るこれまでの経緯でございますが,令和3年1月の市長から総合計画審議会への諮問を経まして,これまでに総合計画審議会を合計10回ほど開催したところでございます。
 12月14日より,素案に対するパブリックコメントの実施のほか,オープンハウスの実施やオンライン対話等を実施しまして,令和4年1月24日に総合計画審議会からの答申を得たところでございます。
 審議会開催回数や内容はご覧のようになっておりますが,令和2年度の第3回及び第4回の審議会では,主に基本構想策定のための現状分析や,人口推計などから,基本構想に係る基本理念や,将来像についてご協議をいただきました。
 令和3年度第1回審議会から,基本構想と基本計画の策定方針や施策の体系,それから基本構想(案)についてのご協議をいただいております。第3回以降では,基本計画における各施策ページの内容についてご審議をいただき,第7回までに,基本構想と基本計画についての素案の取りまとめを行いました。
 ご覧の審議会の開催のほか,庁内で組織します,総合計画策定委員会を合計9回ほど開催しまして,計画案の策定作業を行ってまいりました。それぞれの政策目標に紐づく基本施策と取組について取りまとめ,12月には素案として提示することができたところでございます。
 パブリックコメント等でいただいた意見をもとに再度調整を行いまして,1月の第8回審議会において,計画案として取りまとめ,1月24日に総合計画審議会からの答申をいただいたところでございます。
 次に,2の計画案に対するパブリックコメント等の結果でございます。総合計画の策定に当たりましては,計画素案をお示しした上で,パブリックコメントを実施したほか,オープンハウスによるパネル展示,オンライン対話等を通じて意見交換の場を設けまして,様々な意見をいただいております。その結果,この期間での意見数としまして,全体で21名の方から64件のご意見をいただきました。
 内容を細分化しますと,78項目にわたりご意見をいただいた結果となります。そのうち,計画案に意見を反映するものが13項目ほど,意見の趣旨を踏まえて取組を推進するものが31項目と,今後の参考とするご意見が34項目となってございます。
 取組の概要としましては以下のようでございまして,パブリックコメントにつきましては,12月14日から1月4日までで,市報あるいは市ホームページのお知らせを中心に周知をいたしまして,意見箱やメールのほか,ホームページ上の入力フォームからご意見をいただいております。こちら13名の方から40件のご意見をいただいてございます。
 オープンハウスにつきましては,12月15日と16日にかけまして,八郷総合支所と市役所本庁舎でそれぞれ1日ずつ開催をいたしました。説明用のパネルを用いまして内容をご覧いただく,あるいは内容の説明やご質問などに対応して,できる限りお客様と対話する形に努め,実施をいたしました。
 オンライン対話の場につきましては,自宅にいながらも参加できる取組として,12月19日にZoomによる開催をしたところでございます。計画素案をもとに概要の説明を行いまして,参加者同士での意見の交換を中心に,活発な意見が出されました。それら意見を集約しますと,8名の方から24件のご意見をいただいております。
 パブリックコメントのほか,これらの取組を行ったことで,より多くの意見がいただけたというふうに考えてございます。
 続きまして,3の答申についてでございます。これらの素案に対する意見を集約しまして,調整を図りまして,1月の総合計画策定委員会,それから総合計画審議会を経まして,今回お示ししました計画案となったものでございます。1月24日,総合計画審議会の会長,副会長より答申が行われたところでございます。答申では,新たな総合計画の推進に当たりまして,以下にお示しします,5つの項目に対しまして留意事項が付されております。
 輝く魅力向上分野におきましては,関係人口の増加のため,観光資源の魅力向上と情報発信やシビックプライドの醸成を図り,多様な人々が交流できるまちづくりの推進。輝くまち分野では,社会情勢の変化や自然災害,犯罪等に対し,安全・安心の確保と,特性を生かした都市基盤や生活環境の向上。輝くひと分野では,保健・医療・福祉が充実した社会の実現と,あらゆるライフステージで輝くまちの実現。輝く暮らしの分野では,より一層の産業の振興と,協働のまちづくりによる活躍できるまちづくりの実現。そして,チャレンジする市役所の分野では,働きやすい職場環境と組織風土,人材育成,また,限りある財源の活用ということでございます。
 今後の総合計画の運用に際しまして,これらの事項に留意して進めてまいりたいと考えております。
 それから,添付しました附属資料としまして,こちらパブリックコメントに対しての回答をつけさせていただきました。今後公開していく予定でございます。
 また,基本構想(案),基本計画(案)を添付してございます。こちらの基本構想(案)につきましては,今後,市議会定例会において,議案として提案をしていく予定でございます。
 説明のほうは以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

村上委員)ありがとうございます。
 基本構想の策定に大変時間と労力をかけられて,お疲れさまでしたというところなんですが,この策定の参考資料を拝見しておるんですが,策定を終えた後,市の職員さんへの意識づけというのは,どのようにこれを活用していくかとかいうのは,どのように検討されているんでしょうか。

政策企画課長)お答えいたします。
 今年度も策定に当たりまして,各課の代表の方からですね,担当者の方にお越しいただきまして,策定の素案に対する検討をしていただいている経過がございます。今後,これが指標とともに公表されて活用していくわけなんですけれども,来年度以降につきましては,各セクションからの職員を募りまして,総合計画に対する考え方や,そういったところの部分での研修会を,まず実施を検討しております。それから指標についての取り方,そういったところを検討しまして,周知を図って,今後どのようにその指標を設定して,それに基づく施策をどのように事業化していくかというところを促すような研修会を考えているところでございます。
 以上です。

村上委員)基本的に市民の皆様には,策定する過程でワークショップとパブリックコメントを使って参画してもらって,これが発表された後には,意識づけを強制することはできませんけれども,広く周知することで共通認識をとりたいということだというふうに認識してます。
 職員の方については,一人一人が考える機会を設けたほか,今後はですね,計画を意識しながら日常の業務を遂行できる計画を目指すというふうに書かれている部分がありますので,各課の代表者が参加した研修会だけでは,そこの代表者しかその意識が生まれないと思いますし,例えばなんですが,新卒の職員さんの新人研修や定期的な管理職の研修も含めて,市職員全体で共通認識を持たなければ,せっかくこれだけの労力をかけた計画というのが,計画書が各部署にきれいに飾られて終わりで終わってしまわないかなというふうに,せっかくのものがもったいないなっていうふうに感じますので,各部局,先ほどありましたけども,各分野それぞれ5つ説明いただきましたけど,担当の部局は少なくとも1年間この方向性の認識というのが,代表者ではなくて部局全員が共有できるような仕組みを設けないと,この計画書は何か残念なものになってしまうのかなというふうに思いますので,今後,職員さん方への周知について,より細かく設定されたほうがいいのかなというふうに思いますのでお願いします。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,官製談合再発防止の取組についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

総務課長(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当)私からは,官製談合再発防止の取組につきましてご説明させていただきます。
 お配りしております資料の04,官製談合再発防止の取組についての1ページをご覧ください。
 令和3年6月に石岡市官製談合再発防止取組方針を公表し,二度と同様の事件を繰り返すことのないよう,再発防止に努めているところでございますが,この取組方針を一過性のものとせず,継続して進めていく必要がございますことから,1月11日に第7回の官製談合再発防止対策本部を開催し,次年度以降の取組についても継続していくことを確認いたしましたので,ご報告申し上げます。
 (1)取組状況の確認でございますが,内容といたしましては,34の取組方針のうち取組方針公表時に既に取り組んだもの,及び継続して取り組んでいる20の取組を除き,今後実施するとしていた取組について,進捗状況の確認を行っております。
 まず,対策1の職員一人一人の正しい倫理意識の向上の主なものでございますが,ナンバー1,利害関係者との関係を明確にし,不祥事を起こさない環境づくりを図るでございます。こちらにつきましては,石岡市職員倫理規程を策定しておりまして,今年度中に,今後分かりやすい事例集等を作成し,周知徹底を図ってまいります。
 次に,ナンバー2,業者との連絡は,配備用携帯電話を使用し,公私混同を防ぐでございますが,今年度,イベント等の貸出携帯電話を10台購入し,12月より貸出を開始してございます。試行的にモデル部署の選定を行って貸出を行うなど,課題や効果を今後検証しまして,令和5年度に向けて各課に配備できるような予算要求の検討をしてまいります。
 続きまして,対策2のコンプライアンスの徹底及び内部通報制度の確立でございます。
 ナンバー1,服務規律違反の場合の懲戒処分例を全庁的に周知することで,不正に対する抑止力を強化するでございますが,8月に服務規律違反時の懲戒処分例を全庁的に周知いたしました。
 今後も人事院の処分例の改定などを参考に随時改定し,周知のほうを図ってまいります。
 続きまして,対策3の入札制度・事務処理の適正化でございます。こちらにつきましては,制度の見直しも関係がございますので,表の中に現行と今後の欄を設けまして,見直しの内容を中心にご説明させていただきます。入札制度につきましては,令和4年度に契約を締結するものから,主に5つの制度改正を予定しております。
 ナンバー1,業者選考案の取扱いでございますが,従来は建設工事及び5,000万円を超える財産の購入のみでございましたが,今後につきましては,全ての入札案件は一般競争入札とし,公平性・公正性を確保してまいります。
 次に,ナンバー2,見積徴取業者の指名の取扱いでございますが,従来は250万円を超える建設工事で,年2回公表としておりましたが,今後につきましては,入札対象案件を超える契約について,年4回公表し,公平性を確保してまいります。
 次に,ナンバー3,予定価格の事前公表の対象拡大……,申し訳ありません。予定価格の事前公表の対象案件の拡大でございますが,従来は建設工事及び建設コンサルタントのみが予定価格の事前公表の対象でございました。
 今後は,全入札案件について事前公表を行ってまいります。予定価格を事前に探ろうとする不正行為の防止や漏えい防止を図ってまいります。
 次に,ナンバー4,予定価格を大幅に下回る落札への対応でございますが,最低制限価格の対象案件について,従来,入札案件で建設工事のみを対象としておりましたが,今後は業務委託等についても対象とします。品質の確保や不良不適格業者の排除を図ってまいります。
 次に,ナンバー5,第三者の視点による不正行為の抑止でございますが,入札契約の過程や契約内容の透明性を確保するため,新たに入札監視委員会を設置いたしまして,中立公正の立場で客観的に審査や意見の具申等を行うものでございます。
 なお,令和4年第1回定例会において,入札監視委員会の条例案の上程を予定してございます。
 続きまして,対策4の不祥事を発生させない人事管理・職場環境といたしましては,ナンバー1,専門研修を充実させるとともに,OJTによる職場内研修の機会を創出し,より多くの職員が契約業務に精通できるよう,人材育成を図るでございます。
 今年度,契約検査課・財政課・会計課により,契約実務研修及びOJTによる職場内研修を実施したところでございます。
 引き続き,全庁的にまたがる業務について,職場内研修の機会を積極的に支援してまいります。
 次に,業者との打ち合わせ場所を確保し,開かれた場所を提供することで,疑惑を招くことがないような環境を検討するでございますが,本庁においては,1階法務局前,2階204会議室前に,八郷総合支所においては,郷の風前,玄関ロビー奥,農政課前,それから道路建設課前に打ち合わせ場所を設置し,利用できる体制を構築してございます。
 最後に(2)の今後の進め方でございますが,令和4年度につきましても,対策本部において,取組状況の進捗確認を行い,評価,課題,効果について検証し,令和5年度以降も継続できる体制を維持してまいります。
 以上が,官製談合再発防止の取組についての説明となります。よろしくお願い申し上げます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

村上委員)ありがとうございます。
 防止の取組で,現行から今後は厳しくなるなっていうふうには感じるところなんですが,後学のためにお伺いしたいんですが,今後の金額の設定として80万円とか50万円というふうな金額設定が新たにされているかと思うんですが,この数字っていうのは,どうしてこういった数字に決定されたのか,その経緯というのをお伺いしていいですか。

契約検査課長)お答え申し上げます。
 その金額の設定につきましては,建設工事130万,財産購入80万,業務委託50万となっておりますけども,地方自治法で定められた随意契約の基準額というものがございます。これを超えるものにつきましては,入札で行うということになっておりますので,そういう数字とさせていただきました。
 以上でございます。

村上委員)地方自治法に沿ってということだったんですが,今までは地方自治法があっても,それを取り入れなくてもよかったということなんですか。どうして,今まではこれでよかったのが今後これになったっていう……,地方自治法は努力義務で掲示されていたものが,今回厳しくするのでそれを取り入れましたっていうことなのか。その辺りについて,ご説明いただけますか。

契約検査課長)お答え申し上げます。
 地方自治法に基づくとそういう金額なるんですけども,実際発注する際,信頼のおける業者さん,そういった者に発注するにつきましては,ある程度金額を,なるべく大きいものについては一般競争,それ以下については指名競争という,そういう取り決めをしておりました。
 基本的に指名競争で行う場合には,よりよい品質を確保するために,そういった指名競争入札で行ってた経過があったと考えております。
 以上でございます。

村上委員)では,理解としては,地方自治法で定められていたけれども,今までは石岡市の何かの規則にのっとって,この現行というものに取り組んでいたけれども,今後は地方自治法にのっとった対応をしていくという理解でよろしいでしょうか。

契約検査課長)はい,委員おっしゃるとおりでございます。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

岡野委員)教育委員会のことなんですけど,それについて触れてないんですよね。だから契約検査課・財政課・会計課……,教育委員会が触れてないんだよね。これ教育委員会で出てきたんだよね,問題は。それに対する対応はどういうふうにするんでしょうか。お尋ねいたします。

総務課長(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当)お答え申し上げます。
 説明のほうがちょっと十分でなく申し訳ありませんでした。
 今回ご説明申し上げたのは,既に取組を行っているもの以外で,今後のものを中心にご説明申し上げましたが,今回の官製談合の発端となった教育委員会部局の案件につきましては,今年度中に見直しを行ってございまして,契約の案件について,それまで教育委員会内部で決裁が済んでいたものを,契約検査課のほうについても合議で行うことで,チェックのほうを強化しているところでございます。
 以上でございます。

岡野委員)それを文章化しないと分からないんだよね。ただ口頭でそういうふうに説明を受けても。そこが一番のポイントなんだよね。
 それは今年度中にまとめるんですか。新たにやるんですか,これは。どうなんですか。

総務課長(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当)お答え申し上げます。
 教育委員会のほうを,決裁のほう回すようにするということについては,令和3年の4月から運用のほうを既に開始してございます。
 以上でございます。

岡野委員)こういうふうに文章化しないと分からないんじゃないですか。事務決裁とか,あるいは合議とかそういうものでやらないと分からないんじゃないですか。

総務課長(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当)お答え申し上げます。
 こちらの取組方針につきましては,令和3年6月に公表して,さらに継続して,今取組のほうを進めているところでございまして,これまで総務委員会等で官製談合再発防止の取組方針をつくるに当たって,ご説明させていただく中で,そういった今行っている取組というところで教育委員会の見直しについても,ご説明のほうはさせていただいてございます。
 今回につきましては,まだ未着手のものや今後着手する見込みのものについて,継続して行っていくことをご報告申し上げているものでございます。
 以上でございます。

岡野委員)要するに盲点があってそうなったんで,その全体的な入札の発注等については,特に流れとしては,今までの流れの中で進めてきたと思うんで,それよりも,いわゆる盲点とされている教育委員会のところに,どういうふうに重点を置くのかっていうことでしょうよ。官製談合再発防止の取組っていうんだから,教育委員会の不祥事について,起こさないためにどういうふうにしたらいいかっていうのがメインじゃないんですか。これ見えてこないんだよ,これでは。ちゃんとやってるところはやってるでしょうよ。だけど,教育委員会とか,そういうところに問題があって事件として出てきたわけでしょうよ。それがここに載ってないんだよ。今までに何やってきたって。ここに載せなければ何にもならないでしょうよ,これ。だから何言ってるか分からない。何を再発防止のために……,再発防止っていうのはどこの部署かといったら教育委員会の部署でしょうよ。メインとなるところの再発防止が入ってないんだよ,ここには。今まで取り組んできたものだって,文章化しなければ分かんないでしょうよ,これ。また同じでしょうよ,これ。教育委員会が抜けてるよ,ここに。ちょっと考えてほしいんですよね。再発防止っちゃあ教育委員会のことだよ,これ言ってんのは。入ってないよ,ここに,一語も。ほかのところはしっかりやってるでしょうよ。肝心なところがだって抜けていたんでは,また同じでしょうよ。

総務課長(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当)お答え申し上げます。
 今回の官製談合の発端となった教育委員会部分の契約案件のチェックにつきましては,先ほどお答え申し上げましたとおり令和3年6月,去年の3月に公表した取組方針の中で,既に行っている取組として,令和3年4月から契約検査課のほうも合議をするということで,チェックのほうは対応を図っておるところで,今回については新たな部分,まだ未着手だった部分について焦点を当ててご説明したところでございますが,委員ご指摘のとおり,一番根幹の部分もございましたので,資料の説明の仕方などについては,今後改めるべきところ,ちょっと改めたいと思います。
 以上でございます。

〔「よろしくお願いします。以上です」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

石橋委員)お疲れさまです。
 確かにですね,今回,職員の皆さん方の倫理意識の向上というのが一番大事になってくるのかなとは思うんですけども,ただ,今回示された中で少し実効性にちょっと疑問を感じるというか,どのような工夫が今後必要になってくるのかなっていう部分でお伺いをしたいんですけど,対策1の2番目の業者との連絡,配備用携帯電話。これを今は試用というか,試行的に10台で運用するということでありますけども,今後,各事業部門については,職員一人一人に公用としての携帯で渡すことなのかなと思うんですけど,現実的に,もう既に市内事業者の皆さん方とは,電話番号の交換とか,そういう部分,仮に公用の部分の携帯電話を配備したとしても,現実的に,私用の携帯での通話というものがどこまで制限できるのかという部分では,ちょっと疑問に感じるところであるのかなというふうに思います。これについては,なかなか運用していく中でルール化といいますか,それこそ,職員皆さん方の倫理意識を向上させる以外,方法はないのかなと思いますけども,具体的には何かどんなお考えがあるのか,お伺いをしたいというふうに思います。

総務課長(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当)お答え申し上げます。
 貸出用の,配備用の携帯電話につきましては,今委員からもございましたとおり今回10台購入していく中で,試行的にモデル部署などを設置して,実際取り組んでみて課題等を検証して,最終的には職員一人一人までっていうところまでできるかどうかという部分については,検討していきたいと思いますが,拡大をしていきたいというふうに考えていますので,今,ご指摘ございましたように,今どうしても業務上緊急の連絡などもありまして,個人の携帯電話を使っているというところもあろうかと思いますので,その辺を……,何と申し上げますか,個人の倫理意識だけでなく,ルール化した上で,制度の中でできないような形でできないか,今後の試行的な取組の中で,そこの課題について洗い出しをしていきたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。

石橋委員)なかなかですね,その運用に当たっては,そのルール化づくりといいますか,そういう部分では大変苦労されるのではないかなと思います。そういう意味では,よくご検討されることをお願いをしたいというふうに思います。
 いずれにしろ,今回お示しになった部分,官製談合の再発防止ということで,読んで字のごとく,職員側から,行政側から談合というか,そういうふうな部分をなくしていこうというふうな内容なのかなと思います。
 もちろん職員一人一人の意識の向上といいますか,改革といいますか,そういうのが一番肝心にはなってくるんだと思うんですけども,今回示された中では,あくまでも,ちょっと職員ばっかりにたがをはめてるだけであって,外部からの圧力,第三者からの依頼というか圧力というか,そういう部分も当然,官製談合が行われる際の一つの土台という部分になってるのかなとは思うんですよね。そういう意味では,内部通報制度ではありませんけども,私としては職員一人一人がもうちょっと強くならないと,やはり自分に対して行われた圧力に対して,もっと毅然とした態度で公表をしていくなり,組織として対応する,そういう部分が必要になってくると思うんですけども,そういったところのお考えはどうなのか,お伺いをいたします。

総務課長(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当)お答え申し上げます。
 外部からの,第三者等からの圧力という部分につきましては,こちらでお示ししております資料のほう,対策2のほうのコンプライアンスの徹底及び内部通報制度の確立の中に,内部通報制度というのが,昨年度,議員提案により条例化していただきまして,制度の運用を図っているところでございます。
 ただ,制度としてスタートはしていても,それを行う職員の者が毅然とした態度で,受けたものに対してきちんとルールどおりに通報をするということができないと,制度が十分運用していけないというふうに考えてございますので,定期的な周知であったり,総務課による相談の体制だったり,通報が受けやすい体制だったり,あるいは内部だけではなくて,外部相談員ということで委託をしています,弁護士事務所さんのほうにも通報することができますので,そういった部分については,周知徹底のほうを継続的に行ってまいりたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。

石橋委員)ありがとうございました。
 まだまだ,ここの部分,職員の皆さん方に周知されていないのか,もしくは周知されてたとしても,そういう部分での内部通報といいますか,相談体制といいますか,そういうところが活用されてないというか,内部で逆に抑え込まれていると思いたくはありませんけども,そういうものがあまり表に出てこないといいますか,制度を活用しようという意気込みが一つも感じられないというか,活用して石岡市の行政を良くしていこうという思いが一つも伝わってこないっていうのが,私非常に強く感じます。
 今後この制度の推移をよく見守りながら,あまり活用されないようであれば,また改めて別な機会で,皆さん方に強くお伺いをしていきたいなというふうに思ってます。
 以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,八郷総合支所の有効活用についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

八郷総合支所総務課長)それでは,八郷総合支所の有効活用につきましては,現在,八郷総合支所庁舎の改修工事が完了し,本日現地調査いただきました図書館については,おおむね完了し,開館に向け準備を進めております。また,けやきの家については,今後移転作業が行われる予定でございます。
 八郷総合支所有効活用事業のスケジュールにつきまして,改めて説明させていただきますので,八郷総合支所資料,工程表をご覧ください。前回より変更のあった箇所を赤書きで表示しております。
 最初に,計画業務といたしまして,青のグラフの欄,支所庁舎を複合施設とする条例等の整備につきましては,12月の第4回定例会において可決され,令和4年4月1日のオープンに向けて準備を進めているところでございます。
 続きまして,緑のグラフ,改修工事でございますが,予定されていた建物に関する工事は全て完了してございます。
 遊具設置工事につきましては,本日ご覧いただきましたが,広場の整備が完了し,残りの工程といたしましては,屋外時計の設置を行うこととしております。工期につきましては,新型コロナウイルス感染拡大による影響で,屋外時計の納品に遅れが生じていることから,現時点では3月15日まで工期を延長しておりますが,状況によっては繰越しとなる場合がございますので,ご理解いただければと存じます。
 次に,工程表の一番下,移転作業の水色のグラフの欄,家具什器等の廃材処分について,有限会社冨田興業と83万2,480円で委託契約を締結しております。既に処分品の搬出は完了しておりまして,マニフェスト等の関係書類が整い次第,完了検査を行う予定でございます。
 図書館の移転作業につきましては,本日現地調査いただいたとおり,図書の搬入を行っている状況でございます。3月20日に教育委員会主催のプレオープンイベントを行い,4月1日に正式に開館する予定となってございます。
 また,2階西側エリアに移転してくる,けやきの家につきましては,2月11日金曜日に移転作業を行う予定としてございます。移転作業後,体制が整い次第,支所での運営を開始いたします。
 最後に,今後のスケジュールといたしまして,4月1日に八郷総合支所複合施設のグランドオープンを記念し,開庁にあわせてテープカット式を行いたいと考えております。式典にはぜひとも委員の皆様をはじめ,関係する議員の皆様に一緒にお祝いいただければと考えてございます。時間等,詳細が決まりましたら,追ってご案内させていただきますので,その際にはご参列賜りますよう,お願い申し上げます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

玉造委員)ありがとうございます。
 ただいま八郷総合支所有効活用の中で,図書館と遊具設置の公園のほうを現地調査させていただきましたが,図書館のほうでございますが,床のほうが絨毯のような形になっていて,土足で入ってもらうっていうことなんですけれども,土足で入ってもらうということになると,清掃とかはどのようにお考えになっているのか,お伺いいたします。

八郷総合支所総務課長)お答え申し上げます。
 図書館の清掃につきましては,週に1回,月曜が閉館日でございますので,そのときに支所の清掃業務を請け負っている業者のほうに閉館中に掃除を行ってもらうという予定でございます。

玉造委員)床の部分が絨毯のようになっておりますので,ほこりとかも付着しやすいような形になっておりますので,多くの方が,また,小さいお子さんとかがご利用になる場合にそういったちりを吸い込むとか,いろいろ起こってくるんじゃないかと心配をしているわけなんですけれども,清掃のほうは,一般のフローリングっていうか,平らなところをやる清掃と同じようではなく,ちょっと念入りにやる必要があるんじゃないかなと思うんですけれども,そういったところはどのようにお考えか,お伺いいたします。

八郷総合支所総務課長)お答え申し上げます。
 毎週月曜日の日常清掃につきましては,業者さんのほうに掃除機等,専用の機械をお持ちいただいて,十分きれいにしていただくということで協議をする予定でございます。
 また,毎日のほこり等の掃除等,そういったものについては,職員のほうで対応すると聞いてございます。
 以上です。

玉造委員)清掃のほうも,一般のフロアをやるのとはまた別な視点も必要になるかと思いますので,そういった小さいお子さんも利用されるということを考えて,十分に考慮してやっていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 また遊具のほうなんですけれども,こちらの工程表のほうにも金額が,遊具設置工事が3,050万3,000円というような金額が入っておりますが,これは今見させてもらった土地の芝ですとか,囲いの柵ですとか,築山とかコンビネーション遊具とかいろいろあると思うんですけれども,内訳的なものが分かればと思うんですが。

八郷総合支所総務課長)お答え申し上げます。
 設計の中身につきましては,ちょっと複雑に入り組んでございますので,何が幾らぐらいっていうのはちょっとなかなか申し上げづらいんですけども,コンビネーション遊具の単体といたしましては,定価で400万程度であったかと思います。
 以上でございます。

玉造委員)ありがとうございます。
 先ほど,屋外時計は今後ってことで,3月以降になるようなご説明がありましたけれども,照明のほうはどのようになっているのかお伺いいたします。

八郷総合支所総務課長)お答え申し上げます。
 今現在,照明の部分に設置する計画はちょっとないんですけども,時計のほうは,今現在壊れてなくなってございますので,同じところに再設置するということで計画してございます。
 以上です。

玉造委員)照明のほうは駐車場全般の照明があるので,必要があるかどうかちょっとよく分からないんですけれども,公園が暗くなりますと暗い公園といいますか,あまりよろしくないというふうに考えますので,照明も今後どういう状況なのかよく検討して,明るい公園にしていただきたいなというふうに思いますので,ご検討のほうよろしくお願いいたします。
 以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

新田副委員長)ありがとうございます。
 今の玉造委員さんの意見と全く同じなんですけれども,先ほど現地調査行きまして,郷の本棚のほうで,本日はオープン前ということだったので,土足ではなくスリッパを利用して見学させていただいたんですが,床がカーペットだったので,どうしても土足……,4月1日以降,オープン後は土足ということだったんですが,やっぱり雨の日だったりとか,雨以外にもあると思いますが,カーペットだと汚れも,おそらく普通のフロアタイルなんかよりは,やっぱり目立ってしまったり,清掃も週1とは言ってましたけれどもその清掃内容も変わってきたりするので,そういった意味では,例えば簡単な下駄箱を用意して,靴を脱いでいただいて利用していただくということも,リラックスできるという意味では,そういったことも検討していただけるといいのかなというふうに思いますので,私からも意見として言わせていただきます。
 以上です。

八郷総合支所総務課長)貴重なご意見ありがとうございます。
 今いただいたご意見につきましては,運営を実際行う教育委員会のほうに,もう一度報告をさせていただきますので,よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,消防本部における特殊勤務手当についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

消防本部総務課長)私からは,消防本部における特殊勤務手当についてご説明申し上げます。
 資料の消防本部における特殊勤務手当についてをご覧ください。
 1の石岡市特殊勤務手当に関する条例でございますが,こちらの表は第8条,夜間特殊業務に従事する職員の特殊勤務手当及び第11条,消防業務に従事する職員の特殊勤務手当の内容になってございます。
 さきの総務企画委員会におきましても,ご説明させていただいたところでございますが,左から手当の種類,手当の額,そして不適切な支給内容を表記したものでございます。
 第8条につきましては管理職のみに支給し,第11条のうち,消防車両等の緊急走行運転業務につきましては,1当務中,複数回出動しても1回分を支給していた状況でございました。不適切な支給が明らかになって以降,手当支給の要件を再確認し,昨年10月から条例にのっとり,正規な支給を執行しているところでございます。
 続きまして,2の未支給となった職員に対する遡及についてをご覧ください。職員への未支給の対応としまして,関係部局と遡及の必要性,また,遡及期間について,内容を総合的に精査し検討した結果,未支給の職員へ活動に対する手当として遡及を行うべきと決定したところでございます。
 (1)遡及期間としましては,労働基準法の規定に基づきまして,令和3年9月分から令和元年10月分までの2年間(案)を遡及期間としたところでございます。
 内訳でございますが,(2)遡及人数及び支給額としまして,第8条,夜間特殊業務に従事する職員の特殊勤務手当につきましては,遡及人数約3,300人,金額は152万円でございます。また,第11条,消防業務に従事する職員の特殊勤務手当のうち,消防車両等の緊急走行運転業務につきましては,遡及人数4,230人,金額は63万4,500円でございまして,第8条及び第11条の合計人数が約7,530人,合計金額が約215万4,500円でございます。これらの支払い金額でございますが,補正予算を組み,次回定例会に議案として上程させていただきまして,条例にのっとった支払いを進めてまいりたいと思います。
 今後の予定としましては,県内消防本部の状況や特殊とされる業務の性質を踏まえ,精査しながら,条例の見直しを図ってまいりたいと考えてございます。
 消防本部総務課としまして,法令を遵守し,適正な執行管理に努めてまいりますので,どうぞよろしくお願いいたします。
 以上でございます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

石橋委員)まずですね,お伺いします。
 遡及の必要性及びその期間について,内容を総合的に精査し検討した結果というふうなことになってますけども,どういったところの,どういった組織で,どういったメンバーで精査をしたのか,検討したのか,お伺いをいたします。

総務課長(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当)お答え申し上げます。
 こちらの取扱いにつきましては,消防本部のほうから総務課のほうに,まず,どういうふうに対応するかということで協議のほうがございまして,こちらで状況確認しまして,まず法令の部分については労働基準法のところで,賃金の消滅時効期間というのがございますので,それらを踏まえまして,あわせて,本来条例に規定されているものと異なっている取扱いが行われていたというところがございますので,こちらの消滅時効期間の2年で,遡って支給を行うということで,市として消防本部と総務課のほうで協議を行って,最終的には市長,副市長のほうにもご報告した上で,意思決定はなされたものでございます。以上でございます……,申し訳ありません。あと財源的な部分もございますので,財務部のほうにも協議のほうは行ってございます。
 以上でございます。

石橋委員)法的な部分での根拠ということで2年間の遡及適用ということですよね。それについては致し方ないといいますか,表現が悪いかもしれませんけども,そういう部分での支給がされるべきではないかなというふうに感じはするわけです。とは言いながらも,実際この問題が起こった現行の条例を,先ほどのご説明では,今後,近隣もしくはその内容を精査してというふうなお話でありましたけども,期限が切られていませんでしたので,いつ,その条例の内容……,改正の時期というものが分かりませんけど,それまでの間は現行の支給方法といいますか,条例どおりの支給,これまでの運用を取りやめ,現行条例どおりの支給に行うというお考えでよろしいんですか,お伺いをいたします。

消防本部総務課長)お答え申し上げます。
 先ほど説明いたしましたが,発覚して以降,10月から正規の支給要領で支給しているところでございます。条例の改正が完了するまでの間は,現行の条例にのっとった支給をしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

石橋委員)確かに法制的に,法の条例の解釈上は現行条例の規定どおりに支給されることになるかと思います。
 改めてお伺いしますけども,条例の改正という部分については,いつ頃お考えになってるのか,お伺いをいたします。

総務課長(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当)お答え申し上げます。
 職員の特殊勤務に関する条例につきまして,総務課で所管をしておりまして,現在,消防本部のほうと議案の提出に向けた調整を行っておりますので,調整を整えまして,案としてですけれども,今度の第1回定例会のほうに改正案のほうを提出したいということで,協議のほうを進めているところでございます。
 以上でございます。

石橋委員)そういうお話を最初からしていただければ,話が分かったんですけども,第1回定例会のほうでの議案の改正内容については,よく精査をして議論をしていきたいというふうに思ってます。
 以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した高規格救急自動車整備の進捗についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

消防本部総務課長)私から,新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した高規格救急自動車整備の進捗につきまして,ご説明申し上げます。
 資料の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した高規格救急自動車の進捗についてをご覧ください。
 本事業は1に記載のとおり,総務省消防庁からの令和2年度第三次補正予算新型コロナウイルス感染症対応臨時交付金を財源とした事業でございます。
 続きまして,2の進捗でございますが,令和3年9月16日,第3回定例会におきまして議決いただきまして,同日,茨城トヨタ特販部と本契約を締結してございます。これまで当初の予定どおり事業が進んでございまして,2月上旬に中間検査を予定しているところでございます。当初の予定でありますと,中間検査以降の2月中旬から下旬に納車を予定してございましたが,今般の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により,積載する救急資機材の一部に生産の遅れが生じており,現時点では納車の時期が確定できない状況であると受注者から報告を受けてございます。
 納車の遅れの対応としましては,本契約の履行期限が3月8日でございまして,期限内での納車が困難であると判明した時点で,年度内での契約期限の延長を考えてございます。さらに納車が遅れる場合には,次年度への繰越明許費の手続を考えてございます。
 消防本部総務課としましては,受注者,関係部局と調整を図りながら,事業を進めてまいりますのでよろしくお願いいたします。
 以上でございます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

村上委員)昨今のウイルスの関係で,様々な設備系が納入遅くなっているというようなものを,一定の業者に限らず影響があるのは認識しておりますが,この納車が遅れた場合の,業務に何か差し障りがあるのかどうかというのだけ確認させていただきたいと思います。

消防本部総務課長)お答え申し上げます。
 現在,消防本部では5台の救急車によって救急業務を遂行しております。この車両はあくまでもコロナに関連する増強といいますか,増える救急に対応するための車両でございまして,現在はこれまでと同じ,現行の5台で運用しておりますので,この車両が遅れることで,今までよりも救急業務に問題が起きるというようなことはございません。
 以上でございます。

〔「大丈夫ですか」と呼ぶ者あり〕
〔「はい」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他の件として何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。
 以上で,本日の総務企画委員会を閉会いたします。






戻る 議会トップページへ