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第７回委員会　（１１月１２日）
出席委員	村上泰道委員長，大槻勝男副委員長，鈴木行雄委員，島田久雄委員，関口忠男委員，石橋保卓委員，川井幸一委員
市執行部	【経済部】　経済部長（諸岡広明），経済部次長（鈴木　勉），農政課長（岩渕一広），商工課長（山口哲史），観光課長（廣瀬政和）【都市建設部】　都市建設部長（菱沼茂雄），都市建設部次長（額賀　均），都市計画課長（浅田禎智），下水道課長（柴山伊佐夫），建築住宅指導課長（林　秀憲），道路建設課長（瀧　清教），道路建設課副参事道路建設担当（坂入光彦）【消防本部】　消防長（小松﨑政次）次長（足立芳一），総務課長（岡野　勉）
議会事務局	庶務議事課主任（比企信太郎）

村上委員長）ただ今から，経済建設消防委員会を開会いたします。
　本日の議題は，お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
　次に本日の審査に当たり，説明員として出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしましたとおりであります。
これより議事に入ります。
　初めに，所管事務の調査として，ステーションパークの利活用についてを議題といたします。
　本件について，執行部より説明を求めます。
　なお，発言は挙手によりこれを許します。

商工課長）商工課からは，石岡ステーションパーク１階かんばん横丁の現在の状況について，ご報告させて頂きます。
　現在，清兵衛駅前店とワンズタコスの２店舗は９月15日に正式オープン，トラットリアグラーノについては11月６日に，近清は11月12日，本日７時に正式オープンとなりました。おまつり期間中の成果でございますが，４店舗合計の来客数が2,600人となり，大変盛況な状況でございました。
　また，かんばん横丁の周知につきましては，広報いしおかへのチラシ折込，11月15日号への記事掲載，その他当市ホームページへの掲載などを随時行っております。
　今後も，関連部局との連携を図り，また出店事業者との連絡調整を密にして活性化を進めてまいりますので，委員の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

村上委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件につきまして，ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。
　質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。
　次に，石岡市立地適正化計画及び地域公共交通網形成計画の策定状況についてを議題といたします。
　本件について，執行部より説明を求めます。

都市計画課長）私からは，石岡市立地適正化計画及び地域公共交通網形成計画の策定状況についてご説明させて頂きます。
　まず，立地適正化計画についてでございます。お配りしております資料のほう，石岡市立地適正化計画についてをご覧頂きたいと思います。立地適正化計画とは，人口減少や高齢化を背景として，効率的・効果的なまちづくりを推進するために，医療，福祉，商業施設や居住等がまとまって立地し，高齢者をはじめとする住民が公共交通によりこれらの生活利便施設等にアクセスできるなど，コンパクト・プラス・ネットワークの考えを推進するものでございます。資料上段にイメージ図がございます。都市計画区域の市街化区域に居住誘導区域を設定し，その中に都市機能誘導区域を設定します。
　次に，石岡市立地適正化計画の位置付けでございますが，都市計画に関する基本方針である石岡市都市計画マスタープランに示された都市づくりの基本目標や将来都市像を踏襲し，それを具体化する計画となっております。計画期間といたしましては，平成31年度から平成50年度までの概ね20年間の予定でございます。
　次に，計画の基本目標でございます。持続可能なまちづくりに向けた方針といたしまして，都市部と田園空間の連携・機能分担により，魅力ある居住地として選ばれる一体的なまちづくりを目標としています。都市部では，市街地を中心に，都市機能の維持・充実や質の向上による魅力的な空間づくり，田園空間では，緑地・田園空間の維持・保全の担い手である集落の活力維持を進め，都市部と既存集落を公共交通で結び，都市機能施設の連携・機能分担を進めてまいります。
　次に，石岡市将来都市構造でございます。資料の２ページに記載されております構造図をご覧ください。赤い丸の石岡市街地を中心拠点，黄色い丸の柿岡市街地・高浜駅周辺・南台東石岡周辺を地域拠点，紫の丸の城南地区公民館周辺・園部地区公民館周辺・恋瀬地区公民館周辺・小幡地区公民館周辺をコミュニティ拠点とし，拠点間を公共交通で結ぶものでございます。これらにより，コンパクト・プラス・ネットワークを目指していくものでございます。
　次に３ページをご覧ください。誘導区域についてご説明いたします。誘導区域は２つございます。まず，１つ目が都市機能誘導区域でございます。都市機能誘導区域とは，医療，福祉，商業等の都市機能施設を誘導・集積することにより，これらの施設の効率的で持続的な提供を図る区域でございます。２つ目が居住誘導区域でございます。居住誘導区域とは，人口密度を維持することにより，都市機能施設や地域コミュニティが持続的に確保できるよう，居住を誘導する区域となります。誘導区域を設定するメリットといたしましては，誘導区域内は国の補助金の交付やかさ上げの対象となる可能性があります。
　石岡市立地適正化計画における誘導区域についてご説明いたします。まず，居住誘導区域でございますが資料の黄色で囲まれた中となります。
　次に，都市機能誘導区域でございますが資料の赤で囲まれた部分でございます。石岡地域といたしましては，石岡市街地，南台東石岡周辺，高浜駅周辺でございます。八郷地域といたしましては，柿岡市街地でございます。
　次に４ページをお開き願います。都市機能誘導区域への誘導施設案といたしましては，資料に掲載されているものが，その施設でございます。
　次に，５ページをお開き願います。具体的に考えられる誘導施策の案でございます。まず，都市機能誘導施策といたしましては，石岡駅周辺では複合文化施設，南台東石岡周辺では病院・保育園等の立地や若い世代が楽しめる空間の充実，高浜駅周辺では，城南中学校跡地への機能集約と合わせ，歴史や観光を楽しめる拠点形成，柿岡市街地では，八郷総合支所への機能集約や公共交通結節点等の整備となります。また，コミュニティ拠点においては，機能集約・集積を進めます。
　次に，居住誘導施策といたしましては，利便性の高い居住誘導区域への人口誘導，特定用途制限地域の適切な運用による適正な土地利用の促進，八郷地域の農林業を応援できる仕組みを検討し，八郷地域との連携により暮らしの質の向上，区域指定制度の適切な運用による既存集落の維持・充実となります。
　次に，公共交通等に係る施策といたしましては，地域公共交通網形成計画に基づく公共交通の再編や，乗継拠点の整備による公共交通等のネットワークの維持・充実，りんりんタウン構想に基づく取組の推進による自転車利用環境の向上などが考えられるものでございます。
　以上のような事を協議検討し素案を作成しております。今後は，地域説明会の開催やパブリッックコメントなどを行い，市民の声を計画に反映させていく予定でございます。
　続きまして石岡市地域公共交通網形成計画についてご説明いたします。資料のほうの，石岡市地域公共交通網形成計画，説明資料のほうをご覧ください。石岡市地域公共交通網形成計画の進捗状況でございますが，まず，地域公共交通網形成計画について説明させて頂きます。人々が自立した生活を営む上で移動は欠かせないものですが，近年のモータリゼーションの進展や人口減少，少子高齢化など，公共交通を取り巻く状況は厳しさを増しています。公共交通ネットワークの縮小やサービス水準の一層の低下が，さらに公共交通利用者を減少させることになるなど，いわゆる負のスパイラルに陥っている状況が見られ，このままでは地域で公共交通が成り立たなくなる可能性もございます。
　地域公共交通の維持・改善は交通分野の問題解決にとどまらず，様々な分野で大きな効果をもたらします。しかし，地域によって抱える問題は様々であり，公共交通の必要性やあり方も異なってまいります。そのため，地域の総合行政を担う地方公共団体が中心となって，地域戦略の一環として持続可能な公共交通ネットワークの形成を進めるために策定するものでございます。
　次に計画の位置付けでございますが，石岡市都市計画マスタープランや関連計画と連携した，地域にとって望ましい姿を明らかにする公共交通のマスタープランとしての位置付けとなります。計画期間といたしましては，平成31年度から平成35年度までの概ね５年間を予定してございます。現在までに，石岡市地域公共交通網形成計画を策定するため，市民アンケートや公共交通利用者アンケート，乗合いタクシー利用者アンケート，集客施設利用者アンケート，観光イベント来訪者ヒアリング，交通事業者ヒアリングを実施し，アンケート，ヒアリングの集計を行っているところでございます。すべてが終わっていませんが現時点での調査結果についてご報告いたします。
　２ページをお開き願います。まず，市民アンケートの結果でございますが，自動車免許の保有率は83パーセント，自由に使える交通手段として91パーセントの方が自動車という結果となりました。また，自動車免許を保有していない方が11パーセント，自動車免許返納の意思を示した方は１パーセントにも満たしておりません。返納予定年齢は75歳という結果が出ております。この結果から，石岡市における自家用車への依存度は大変高く生活に密接に関わっていることがうかがえます。
　次に，日常で買い物をする場所については，八郷地区は柿岡を中心に，石岡地区は石岡地区を中心に行っている状況にございます。また，園部地区，城南地区は，隣接する小美玉市やかすみがうら市へ買い物に行っている状況がうかがえます。この結果から，日常的な買い物は，移動距離が短く近場で済ませていることがうかがえます。
　次に３ページをお開き願います。病院へ通う場所については，市内全域から府中地区へ，さらに，土浦市・小美玉市への通院が見られます。府中地区には，石岡第一病院・医師会病院等があるため，多く利用されていると考えられます。土浦市・小美玉市は，土浦協同病院・石岡循環器科脳神経外科病院があるためと考えられます。
　次に４ページをご覧ください。公共交通利用者アンケートの結果でございますが，路線バスについては，ほとんど乗らない方が78パーセント，理由として自分で運転できる49.1パーセント，乗りたい時間の運行がない20.5パーセントで現行の運行ダイヤへの不満がうかがえます。また，利用者する理由としてバス停が近い71.4パーセント，運転免許がない42.9パーセントで，利用者の評価として終発時刻，通勤通学時間帯運行本数，日中の運行本数に関しては低い数値となっており，現在の路線バスへの不満が伺えるところでございます。
　次に５ページをお開き願います。乗合いタクシー利用者アンケート調査の結果でございますが，高齢者や自動車免許を保有していない方への移動手段として定着しております。また，市内どこでも行けるドアツードアの交通手段として認知されているところでございます。しかしながら，一方で土日祝日に運行していない64.2パーセント，予約が取りにくい32.5パーセントと現行の制度に不満を感じている方もいらっしゃいます。さらに，平成27年10月から乗継廃止をしたことによりお断り件数が増加しており，運行システムの見直しが必要であると考えております。
　８ページをご覧ください。最後に，現在と将来の移動へのアンケート調査では，現在はひとりでできるが約85パーセントを占めていますが，将来は不安があるが約50パーセントとなっております。この結果から，市民の方々も近い将来，自動車依存から公共交通へシフトしなければならないという気持ちを持っていることがうかがえますので，それらに答えられる計画を今後策定してまいりたいと考えております。
　今後は，アンケート及びヒアリングの調査結果をさらに分析し，利用者のニーズや利便性を考慮し，持続可能な公共交通ネットワークの形成を進め，計画を策定して行く予定でございます。
　以上が報告となります。
　よろしくお願いいたします。

村上委員長）以上で，説明は終わりました。
　ただいまの件につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。

川井委員）私も以前にこの問題については，一般質問の中でも話をしまして，経過については非常に興味を持っていたところでございます。今，課長が言われましたように，公共交通の充実というのは，近い将来，と言いますのもやはり高齢者の方が，元気な高齢者の方が多い中で，やはり運転に不安を持っている方も多いですし，また，先ほど言われました乗合いタクシー等もなかなか利便性が悪いということで。何とか病院また買い物，そして集まり事に元気なお年寄りが活動できるような，そういった充実を図るためにも，ぜひここの部分でしっかりとアンケートを基に，仕組み立てをして頂きたい。これは石岡市に限らず，近隣と言いますか，全国的な色々問題があると思います。その中で石岡の独自の手法で，できるだけ時間を早く，皆さんに利便性のいい，公共交通のこの充実を図っていただいて，元気なお年寄りが石岡市にもたくさん住めるという部分で。大きなＰＲにもなりますし，やはり市の満足度というものは，やはりそういうところから出てきて，市の良さというのはそういうところで感じるという部分でありますので，ぜひとも課長にですね，若干下を向いておりますけれども，がんばって話を進めて頂きたいと思います。よろしくお願いします。

都市計画課長）川井委員，おっしゃるとおりだと思います。公共交通，今回のアンケート結果でも，特になんですけれども，乗合いタクシーに関しましてはやはり土日の運行をしてほしいですとか，今回の資料の７ページにもあるんですけれども，乗合いタクシーのお断り件数が平成27年10月から右肩上がりに増えているという状況がございます。やはり利用したい時に断られてしまうということで，次にまた頼むのがしづらくなってしまうという部分も考えられますので，こういったお断り件数を減らしていく方法ですとか，持続可能なものがもちろんなんですが，利用者に本当に利用しやすいんだというイメージを持っていただけるような方法を今後，この公共交通網形成計画の中で策定していきたいと思います。色々な方から知恵を頂きながら進めていきたいと思いますので，今後も委員の皆様から意見等も頂きたいと思っておりますので，よろしくお願いいたします。

川井委員）追加で申し訳ありません。今の乗合いタクシーに関してはやはりなかなか利便性という面で問題があるということを聞いております。というのも，数年間の推移を見ても，もう固定化されているんだけれども，やはり固定化している中には諦めている部分が非常に多いと。利用したくても使えない部分で，諦めている部分が多いですので，乗合いタクシーについては早急に考えを色々出して頂きたいのと，また民間のよく利用されているバスの利用についても，やはり料金の面。もちろん停車場の不便さもありますけれども，これ何とか料金を低額で乗れる方法。要するに空バスで走っている部分を何とか改善する方法はないのかという部分で，バスが通るたびに見ているけれども，本当にガラガラですし。あれを利用できる手法をですね，やはりこれも全国的な問題だとは思うけれども，石岡の中でぜひとも利用価値ができるように進めて行って頂きたい。特にこの２点はね。お願いします。何か意見があればお願いします。

都市計画課長）まだ検討段階ではございますが，乗合いタクシーも制度，運用方法は変化をさせなければいけないと思っております。また循環バス等も含めて，乗り継ぎ等の手間はかかってしまうかもしれませんが，そういったことも含めて，市民の方と行政がどちらもウイン・ウインになれるようなものにしていきたいと考えておりますので，よろしくお願いします。

大槻副委員長）今，川井委員からも出たんですけれども，このデマンドね，これ利用者からの声なんですけれども。デマンドの予約を取るのに電話する。電話がつながらないと。何度かけても電話がつながらないと，こういう苦情が出ているんですね。それとね，付け加えてなんですけれども，デマンドもね，非常に利用者が多いということなんですけれども，お隣の小美玉市ですね，小美玉市には巡回バスが走ってますよね。この巡回バス，つくば市と同じで，非常にバスを小型化しましてね，これどのくらいの利用者があるのか，そのへんは都市計画課で調査はしておりますかね。しておればちょっとお聞かせ頂きたいんですが。

都市計画課長）巡回バスはつくば市さんですとか，小美玉市さんもやってると思うんですが，今そういったところを調査している状況です。どのくらいの利用者があるというのは申し訳ございません，具体的な数字は現在わかっておりません。申し訳ありません。

〔「予約のほう」と呼ぶ者あり〕

都市計画課長）予約に関しましては，今大槻副委員長から言われましたように，特に今日なんですけれども，月曜日等は本当につながらないというのが。直接市役所にかかってくることもございます。オペレーターは増やしてはいるんですけれども，つながらない時間帯がございますので，そういったことも含めまして，今後のこの計画の中でよりよい制度にしていきたいと考えております。

大槻副委員長）そういったことね，これ利用者はわかりませんのでね，その電話がつながった段階で説明などをすると良いと思いますけれどもね。それとね，小美玉市の巡回バスなんですけれども，これちょっと利用者の方に聞いてみたんですが，非常に便利だというお話を聞いておりますね。それで今路線バスね，旧八郷に対しては，あの羽鳥から恋瀬の板敷山大覚寺というお寺があるんですけれども，そこまで路線バスは出ているんですけれどもね，これ本数が少ない。非常に困っているということなんでね，巡回バスであればこのようなことはないと思うんですね。ですからお隣の小美玉市さんあたりともね，よくどのようなお客さんからの要望なんか，そういったことも出てるでしょうから。そういったこともよく聞き取りしていただいてね，石岡市でもまあ，デマンドはデマンド，巡回バスは巡回バスと。小美玉も巡回バスは走ってますよね。ですからどちらもこれね，どなたでもね，乗れる巡回バスね，これも必要だと思いますので，これひとつよろしくお願いしますよ。

石橋委員）まず立地適正化計画の中，この中の４ページで都市機能誘導施設案ということで，４つの地区についてそれぞれの施設を今後誘導していくということで示されていると思うんですけれども。この部分については全庁的な認識といいますか，意思の確認といいますか。そういう部分を図られた上で今回計画を進められているのか，まずお伺いいたします。

都市計画課長）こちらの施策案のほうですが，先日も庁内で策定委員会を開催してございます。その中であくまでも今現在，都市計画課で考えている案でございまして，全庁的な意思統一というものは図られてございません。先日の打ち合わせの中でもありまして，今後はこの具体的な案につきましては，各課からヒアリング等行いまして，部や課の施策をこちらで吸い上げさせて頂きまして，全庁的に統一できる認識，同じ考えを持てる施策をここに組み入れていきたいと考えております。あくまでもこれは現在の都市計画課で考えている案でございます。

石橋委員）その段階で示されるということでも，こちらとしても戸惑うところではあるんですけれども，今後そういう施策を進めるにあたって，全庁一丸となって，１つの目標を設定したらそれに向かって，皆さんで努力をしていただくということが一番大事になってくるかと思うんですよ。個人的な部分で考え方を言うのもあれなんですけれども，セクションごと，各部ごとでなかなか意思の疎通と言いますか，コミュニケーションが図られていないのが現状なのかなという感じをしますので，こういう基本的な計画を策定し，推進していく中では，やはり日ごろからのコミュニケーション，意思の疎通，統一というのが一番大事になってくるのではないかなと思います。これはお願いという形で。
　それから誘導区域の中の居住誘導区域。特に石岡地域の誘導区域図というのが図面で示されておりますけれども，この部分については大部分が市街化区域ということで理解してよろしいですかね。

都市計画課長）石橋委員おっしゃるとおり市街化区域がほぼです。抜いてある部分としましては工業系の用途地域，あとは災害の区域指定をされているところは抜いてございます。基本的には市街化区域ということになってございます。

石橋委員）なかなか言葉では居住誘導区域ということで，地域を設定して人口密度を上げていくというようなことで，大変魅力的な区域設定ではあるのかなと思いますけれども，現実的に考えますと市街化区域への居住の誘導という部分，調整区域との兼ね合いも当然出てきますし，市全体として人口増加を見ていこうという部分からしますと，この市街化区域だけに限定して誘導区域を設定するというのも，ちょっと違うのかなという気がするんですけれども。そういったところのお考え。誘導区域を設定したあとの誘導区域と誘導区域外の，そこに何て言うんですかね，住宅，人口を張り付けることに対しての対応というのが，違いが出てくるのかどうかお伺いいたします。

都市計画課長）こちらの立地適正化計画のもともとの始まりが，やはり市街化区域をメインとした考えから始まっております。石橋委員さん言われますように，確かにほかの旧石岡であれば調整区域，八郷地域であれば線引きされておりませんので，そういったところはどうするのかというのは，一番この計画の中では悩みの種でございます。ただ，そうは申しましても，現在，既存集落として残っている部分，そういったところをなくすわけではなく，そういったところもコミュニティ拠点として維持をしていくような方向性を考えております。すべてがうまくいくかどうか，この計画の長いスパン，20年を考えておりますので，難しい部分もございますが，そういった部分も拾えるような形で進めていきたいと考えております。

石橋委員）これまでも石岡で色々な計画，この立地適正化計画以外にも，各部署でそれぞれの色々な計画を立てているかとは思うんですけれども，計画を策定した段階で一丁上がりという考えではなくてですね，そこから先，計画を策定してその後の，その計画をどう推進していくか，そういう結果を見ての計画の推進と言いますかね，そういうところをぜひ力を注いで頂きたいなと思います。以上です。

村上委員長）ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。
　次に，その他として経済部より発言を求められておりますのでこれを許します。

農政課長）私からは，第４回石岡市議会定例会におきまして上程予定の石岡市一般会計補正予算のうち，農政課所管４点について説明させて頂きます。
　１点目，農地中間管理事業協力金でございます。農地中間管理機構を活用した，農地を貸したい所有者と農地を借りたい担い手のマッチング事業における，所有者及び耕作者に支払われる交付金の額が確定したことによる補正となります。こちら県負担100パーセントの事業でございまして，歳入・歳出ともに同額を補正するものでございます。
　次に２点目，経営育成体支援事業でございます。こちらは認定農業者が資金融資を受け実施する事業において，事業費の３分の１を県が支援するものとなります。１名の方が経営規模拡大のためトラクター購入を申請いたしまして，事業にかかる配分がありましたことから補正となります。こちらも歳入・歳出ともに同額を補正するものとなります。
　３点目からは歳出の補正となります。鳥獣被害対策実施隊報酬でございます。従来の有害捕獲期間とあわせ，本年度から実施しております緊急捕獲期間における実施隊活動延べ日数，当初予定の1,500日を上回る1,684日の活動をいただいたことから，184日分の報酬について増額補正をさせていただくものでございます。
　４点目でございます。鳥獣被害緊急捕獲報償につきましても，当初捕獲予定頭数200頭でございましたが，それを上回る340頭の捕獲を頂きましたことから，市負担分として140頭分の増額補正するものでございます。
　農政課からは以上でございます。

商工課長）商工課からは３件ほどございます。まず，第４回石岡ふれあいまつりについて。石岡ふれあいまつりの来場者数について，ご報告させて頂きます。
　委員の皆様にはお忙しい中，ご来場賜り誠にありがとうございました。本イベントは10月21日日曜日，午前８時30分から開場式，午前９時から午後３時30分までという日程で開催させて頂きました。来場者数でございますが，今年度は快晴に恵まれたこともあり１万6,000人と，昨年の5,000人を大幅に超える大変多くの方に来場して頂きました。出店者によっては，当日仕込んできた商品がお昼過ぎにはなくなってしまうほどの大盛況でございました。
　今回は，八郷総合支所・中央公民館を利用した初めての取組であったため，早い時間で会場駐車場が満車になることや石岡から来るシャトルバスが満員により乗車できないなどの様々な問題点も出てまいりました。昨年までには発生しなかった事例でもあり，来年度に向けては改善が必要となってまいります。今後は，今年度の事業検証をしっかりと行い，来年度に向けた事業計画を進めてまいります。
　次に，損害賠償請求事件についてご報告させて頂きます。８月６日委員会にご報告させて頂きましたが，本事件は平成29年７月26日付で受付をした空き店舗等活用支援事業認定申請書において，審査及び結果を通知したところ，広報いしおかに掲載された補助内容に虚偽の内容，すなわち設計費や備品費などを除く経費の一部140万円もしくは実績のいずれか少ない額とだまされて申請してしまったので，それらの費用を被告は原告に支払え，との内容の訴状が平成29年９月19日に当市へ届きました。
　その後，水戸地方裁判所土浦支部で裁判が行われ，判決が平成30年６月７日に示されました。判決内容といたしましては，当市の主張が全面的に認められた内容となっていたため，第１審委任契約については契約完了となりました。
　しかし，原告側がこの判決を不服とし，控訴したため東京高等裁判所での争いとなる予定でございました。９月下旬に入り，東京高等裁判所から原告側が期限内に手数料を納付しなかったことにより，控訴状却下命令が出されました。このため，本件は第１審判決が確定し，終了となり市側の全面勝訴となりました。
　次に，中心市街地空き店舗等活用支援事業費補助金返還請求についての進捗状況について，ご報告させて頂きます。９月４日の一般質問と９月11日の委員会でご答弁させて頂きましたとおり，平成30年７月31日に相手方弁護士より当市弁護士に対し，全額返還に向けた意思が示され，弁護士間での協議を行っておりました。この協議も９月６日合意に至り，当市の口座へ補助金が９月21日に全額返還されました。
　商工課からは以上でございます。

観光課長）観光課からは，第４回定例会へ上程を予定しております，損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について及び補正予算，イベントにつきましてご説明させて頂きます。
　初めに，損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてでございますが，昨年６月から９月まで市民文化伝承館に展示しました，金丸町の山車人形が日焼け等により損傷しまして，その損害賠償額の決定と和解についてでございます。山車人形の損傷の原因としましては，山車の展示説明会において，市民文化伝承館のガラスはＵＶカットがされており，紫外線が入らないため，日焼けはしないと説明したことや，山車の展示期間を当初，１か月であったものを，３か月へ延長を許可してしまったことなどにより，市が全額賠償するものでございます。これにつきましては，全国市長会市民総合賠償補償保険から全額補償されることとなってございます。
　続きまして補正予算でございますが，すべて増額補正でございます。初めに，建築基準法第12条の改正により，今後は建築物とは別に防火設備の定期検査報告が必要となることから，やさと温泉ゆりの郷，国民宿舎つくばねの防火設備定期検査報告委託料の補正を予定してございます。
　次に，台風24号により倒壊した国民宿舎つくばねの大浴場前の板塀を新たに設置する工事を予定してございます。
　次に，先ほどご説明いたしました金丸町の山車人形の賠償金の歳入・歳出の補正を，ともに同額予定してございます。
　最後に，茨城県フラワーパークのイルミネーションの保管倉庫を借り上げるための，建物借上げ料及び倉庫内にイルミネーションのＬＥＤ電球や人形など部材を置く棚の設置を予定してございます。
　続きまして，イベントのご案内をさせて頂きます。昨年に引き続き，茨城県のアンテナショップにおきまして，柿のＰＲを11月16日に実施いたします。今年は県のアンテナショップがリニューアルされ，名前も茨城マルシェからイバラキセンスと変わり，高級感のある店構えとなってございます。10月25日にオープンしまして，市がＰＲを実施するのは常陸太田市に続き石岡市で２件目でございます。
　最後に，昨年に引き続き茨城県フラワーパークにおきまして，約100万球のＬＥＤ電球を使用し，バラの妖精が魔法をかける，光と音のファンタジーをメインテーマとしまして，今年も五感で楽しめる内容のウィンターイルミネーションとなってございます。期間は11月15日から１月14日までの約２か月間となりまして，委員の皆様におきましては11月15日の点灯式へのご来園よろしくお願いいたします。
　観光課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長）以上で説明は終わりました。
　なお，ただ今観光課より説明のあった，イバラキセンスでの観光ＰＲについては，前回の委員会で，委員より現地調査を実施してはとの意見がございました。
　今回，正式に日時等が決定したことから，私としても委員会として調査を実施したいと考えますが，本件について何かご意見等ございませんか。

大槻副委員長）この11月16日なんですけれども，昨年に引き続き今年度も実施するということなんですが，この実施に当たりましてはね，昨年は市長は同行しておりませんが，今年度は市長が同行する予定はあるんですか。

観光課長）11月16日は国体のプレ大会がございますので，市長はそちらに出席をすると，そのこととともに，今回はイバラキセンスのオープンが10月25日ということもありましたので，出席依頼も遅れてしまいました。以上のことが重なってプレ大会のほうに出席するということでございます。

大槻副委員長）まあ市長は公務でね，出られないということなんですが，これは副市長も16日は公務で何かあるんですか。

観光課長）副市長の予定はまだ把握というか，聞いておりませんので，今後聞いて報告したいと思います。

大槻副委員長）ぜひともね，今回はこれ石岡市のＰＲですからね。笠間市なんかはね，市長がトップセールスでね，議員さんを引っ張っていくんですよ。ぜひともね，笠間市みたいにね。市長が同行できなければ副市長ということでね，何とか今回は出ていただけるようにしてもらいたいと思うんですが，よろしくお願いします。

関口委員）茨城県フラワーパークのイルミネーションのことでお聞きしたいんですけれども。

〔私語あり〕

村上委員長）ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長）それではないようですので，11月16日に執行部で行う，イバラキセンスでの観光ＰＲ活動について，所管事務に関する管外調査を実施したいと思いますが，これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　暫時休憩いたします。

－休憩－

村上委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。
　この際，所管事務に関する管外調査についてを議題といたします。
　本件につきましては，先ほど決定しました管外調査について，お手元に配付しました委員派遣承認要求書案により，委員長において石岡市議会委員会条例第32条に基づく，委員派遣承認要求を行いたいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。
　それでは改めまして，先ほどの経済部からの報告について，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。

関口委員）観光課かなこれは。茨城県フラワーパークのイルミネーションの。これ大人700円なんですけれども，昨年も700円だったか。昨年は何か500円だったような気がしたんだけれども。入園料について細かく説明を頂きたいと思います。

観光課長）関口委員がおっしゃっているとおり，昨年は500円でございました。今年は大人だけ200円上げて700円としております。子どもは250円で変わりありません。上げた根拠ですけれども，今年100万球になりまして，維持管理にお金がかかるものですから，200円アップさせて頂きました。

関口委員）65歳以上は昨年度と同じ700円ということですか，これは。そうすると身分証か何か提示するんですか。

〔「500円だよ」と呼ぶ者あり〕

関口委員）いや500円だから，身分証を見せんのかって言ってんの。自己申告でいいんですか。これは。65歳ですよって言えば。

観光課長）原則としては身分証明書を見せてもらうこととなっておりますけれども，持たないで来るお客様もかなりいると思いますので，その時は自己申告ということになってしまうと思います。

石橋委員）ごめんなさい，今の料金に関連してですけれども，この700円というのは11月15日から来年１月14日までの間の限定ということで理解してよろしいですか。

観光課長）イルミネーション期間の，夜だけの値段でございます。

石橋委員）そうすると５時以降に退園される方は500円ということでよろしいんですか。それとも仮に午前中から来て，夜間までいられた方は700円…そこらへんの料金の。もう一度詳しくお願いしたいんですけれども。

観光課長）申し訳ございませんでした。昼間なんですけれども，イルミネーションが始まりますと４時に閉園いたします。冬季の期間は370円という値段設定になりまして，12月から昼間は370円，４時半にイルミネーションタイムといたしまして，また再度開園いたしますので，４時半以降は700円をいただくこととなってございます。

石橋委員）一旦閉園して，その時に全員退園願うということでいいんですね。

観光課長）そのとおりでございます。

村上委員長）ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。
　次に，都市建設部から発言を求められておりますので，これを許します。

都市計画課長）平成30年第４回定例会に都市計画課が提出予定の一般会計補正予算について，ご説明いたします。
　まず，駅東かしてつ跡地への進入路整備を行うため，都市計画総務費，　石岡駅周辺整備事業の委託料，工事請負費，用地購入費，補償費を増額補正予定でございます。内容といたしましては，まず委託料でございますが，工事場所が民家と隣接しているため地盤変動影響調査を行うためのものでございます。次に，工事内容でございますが，道路改良工事90メートルを行うためのものでございます。用地費・補償費の内容といたしましては，工事に必要な土地及び補償物件の購入及び補償をするものでございます。
　次に，公園事業費の公園維持管理経費の委託料を増額補正の予定でございます。内容といたしましては，台風24号による影響で，都市計画課で管理する緑地の高木が被害を受け応急対応はいたしましたが，倒木等の恐れがあるため，対応のための委託料を増額するものでございます。
　補正予算につきましては，以上でございます。よろしくお願いいたします。

下水道課長）私から平成30年第４回定例会において，下水道事業特別会計補正予算の上程を予定しておりますのでご説明いたします。
　初めに補正予算の歳出でございますが，東石岡３丁目地内のマンホ－ルポンプの経年劣化による交換修繕に要する工事請負費と，県が進めております府中３丁目地内の県道石岡城里線街路整備事業の進捗に伴い，下水道管渠移設が必要となったことから，委託料の増額補正を予定してございます。
　また，歳出の増額補正に伴い，歳入に関しましても増額補正を予定しております。
　以上が下水道課にて予定している補正予算の概要でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長）建築住宅指導課より，平成30年第４回定例会に提案予定の補正予算につきましてご説明いたします。
　内容といたしましては，住まいづくり推進事業補助金５件分の増額を予定しております。当該事業は，市外からの転入者による定住人口の増加を目的として，転入者自らが居住する住宅を建築し定住する場合に，建築費用の一部を助成するものでございます。当初予算において，20件分で事業を実施しておりますが，10月末時点での受付件数は16件，申請予定の３件を含め19件の補助申請が見込まれてございます。また，昨年度には，南台団地内などに大型宅地分譲が完成したこともあり，今後の申請需要の増加も見込まれるため，12月期補正として予算の増額を計上するものでございます。
　建築住宅指導課からは，以上でございます。よろしくお願いいたします。

道路建設課長）道路建設課からは平成30年第４回定例会において，市道の認定１件の議案及び補正予算の上程を予定してございますので，ご説明いたします。
　初めに市道の認定ですが，都市計画道路駅前・東ノ辻線の代替地整備に伴い，新たに築造した道路を市道として認定を予定してございます。
　次に，補正予算ですが，上曽トンネル整備事業において，補助金の交付決定に伴う委託料と一般市道整備事業（単独）においては，イオン石岡店の建て替えによる国道６号から旧斎場への進入路の廃道計画に伴う，代替え道路としての測量・設計委託料，また，道路維持経費においては，ＢＲＴバス専用道路の遮断機破損に伴う修繕費を，それぞれ増額補正を予定してございます。
　説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長）以上で，説明は終わりました。
　ただ今の報告につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。
　質問等はございませんか。

石橋委員）ただ今の説明の中で，イオンの建て替えというご説明がございましたけれども，イオンさんのほうで建て替えは決定されたのかどうかお伺いいたします。

道路建設課長）イオン石岡店につきましては，現在建て替えに向けて準備を進めているところだと伺っております。しかし，詳しいスケジュールについては伺っておりませんが，国道６号から旧斎場への市道を含めた敷地を拡張した計画であると伺っております。

石橋委員）そうすると商工課のほうではそういった情報，特につかんでいるのかどうか，お伺いしたいんですけれども。

商工課長）商工課のほうにつきましては，イオンの一時休業というお話は聞いておりまして，その後に石岡市に合いました，施設の建て替えを検討しているという回答はいただいております。

村上委員長）ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。
　次に，消防本部から発言を求められておりますので，これを許します。

総務課長）私からは，平成30年第４回定例会において上程を予定しております消防本部総務課所管，石岡市消防長及び消防署長の資格を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてをご報告申し上げます。
　内容につきましては，現行の条例の消防長の資格は，石岡市消防職員として消防事務に従事した者で，消防本部の次長職または消防署長の職に１年以上あった者となっておりますが，消防本部では近い将来大量退職を迎えることから，その退職者が，次長と署長職を占めた場合に，消防長の資格者が不在となってしまいます。このような状況を回避するため，消防本部の課長職を付け加えるものでございます。
　消防本部の課長は，署長と同様に職員を指揮監督する所属長であり，階級についても同格の立場であることから，資格要件を満たしてございます。また，県内市町村の本条例につきましても，消防本部の課長の職に１年以上あった者を資格要件としておりますので，今回，条例の一部を改正するものでございます。
　以上の議案につきまして，議会の議決を求める予定でございますので，ご審議のほどよろしくお願いいたします。

村上委員長）以上で，説明は終わりました。
　ただ今の報告につきまして，ご質問等がございましたら，挙手によりお願いいたします。
　質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長）ないようですので，以上で本件については終結いたします。
　次に，その他として何かご発言はございませんか。

関口委員）何点かお聞きしたいんですが。これ農政課だと思うんですけれども。台風24号の，かなり大型の風が吹いてね，ビニールハウスが倒壊したと思うんですけれども。その報告は今もらえなかったんですけれどもね。だいぶまとまってると思うんです，被害状況というのはね。それで，今回補正に出さないということで，次回あたりなのかなと思うんですけれども，新たに補修，建て直す人に対してどういう補助を考えているのか，お伺いいたします。

農政課長）台風24号により被災いたしました，主にパイプハウス等における支援でございますが，県及び市による修繕資金を金融機関から借用した場合の利子補給につきましては，農業者負担が実質無償となるような制度を実施する予定でございます。また，本体の修繕，こちらに関します支援につきましては，国及び県でそういった支援策がまだ決まっておりませんので，こちら決まり次第，どのような形になるかということも含めまして，ご報告させていただければなと思っております。

関口委員）補助の確定がありましたら報告をお願いします。
　次にですね，これは都市計画課と思うんですけれども，これね，議会報告会でね，市民らから出たんですけれども，西口ロータリーの電柱の撤去。これはいつになるんだろうと。そういう質問が出されましてね。まあ，あと半年だとは議会のほうでは報告したんですよ。そのとおりになるんですか，これは。前の課長の答弁では１年後と言ったのかな。聞いた時には。そうするともう半年経ってるから，あと半年で撤去できるのかね。色々あるんでしょうけれどもね。こちらで進めても相手があることですし。

都市計画課長）西口ロータリーの電柱の件でございますが，皆さまにご迷惑をおかけしまして大変申し訳なく思っております。今の予定ですと来年１月中に抜柱までできる予定になっております。現状としまして電柱は東京電力さんの持ち物となってございます。ただ電柱に電線，添架されているものがＮＴＴ，あとＫＤＤＩもう１社ありまして，そちらが動かないと抜柱できない状況です。一応ＮＴＴに確認したところ，来年の１月中にはできると回答いただいておりますので，逐一進捗状況をＮＴＴに確認しながら約束どおりできるように進めて行きたいと考えております。

関口委員）駅利用者，車で大変狭いと。電柱があるということで，危険だということで，早く撤去して頂きたいという声がありましたので，大変でしょうけれどもよろしくお願いいたします。
　それともう一つ，下水道課ですね。６月の補正でもう接続補助が出ない対象者にも接続補助を出すという下水道のね。そういうのを決めたと思うんですけれども，それのその後の接続率ですね，件数ですか。それとあと合併浄化槽の補助もその時かなり付けましたよね。その時ね。それについて何件くらいね。かなり溜まってたと思うんですけれども先送りになってた，合併浄化槽については。それで解消になっているのか。今までの取組状況についてお伺いいたします。

下水道課長）お尋ねの６月補正にて取組を始めました，接続支援補助金について，まずお答え申し上げます。現在，下水道事業におきまして，10月31日現在での利用状況をもってご説明に代えさせて頂きたいと思います。263件のご利用がございました。内容的には４万円の基本補助の方が163件でございます。４万円以上の補助を受けられた方，100件でございます。それと合わせまして，石岡市独自の長距離補助金が制度的になっておりますけれども。これは併用補助として12件ございます。それら合わせまして，下水道では263件というご利用を市民の方から申請がございました。
　続きまして，農業集落排水につきまして，やはりこれも10月31日現在での状況でございますが，こちらとしましては９件のご利用の実績でございます。内容としまして４万円の基本補助となるものが４件でございます。４万円以上となる補助の内容が４件でございます。合わせて併用補助となる長距離補助金が３件でございます。
以上が６月にて取組を開始しました接続支援補助金の内容でございます。余談ではございますが，農業集落排水事業の利用が低いものですから，個別訪問など行いながら制度の周知，また利用のお願いなど進めていきたいなと思ってございます。
　続きまして，合併処理浄化槽につきまして，これまでの取組を踏まえまして，お尋ねのご回答をしたいと思います。まず１回目，２回目それぞれの申込件数からご説明，ご報告いたします。１回目は４月26日から５月の10日にかけて行いました。その間の申請者，取り下げなどもあったんですけれども，68基の申請がございまして，１回目につきましてはほとんど確定がなされ，補助金が交付されている状況でございます。続きまして，２回目，これは10月の２日から16日まで申請を行った次第でございます。その間の申請基数は54件でございました。この54件につきましては，約半数設置が完了し，補助の確定通知，進んでいるところでございます。１回目，２回目合わせまして現在122基，申請があり交付が順調に進んでいるということでございます。なお，冒頭，年度当初に市報にも掲載したとおり，３回目余裕がある時には実施したいということで，市民の方々に周知しておりますために，12月１日号の市報に３回目の実施について周知をさせていただく予定でございます。その周知の際，これはこちら側の見込みとなって恐縮でございますが，約20基程度の補助申請に対応できる内容で見込んでいる次第でございます。このように，接続支援並びに合併処理浄化槽の設置費補助，どんどん進めていきたいと思います。委員各位のご理解とご協力を，この場をお借りしてよろしくお願いいたしたいと思う所存でございます。

関口委員）そうしますと，公共下水道の接続はかなり進んだということですが，農業集落排水の接続はちょっと進まないという報告かなと思うんですけれども。そうですね，農業集落排水のほう，もう少し力を入れていただいて，農業集落排水の場合は全員つなぐよという合意で始まった事業なんでね。これは100パーセントにしなくちゃいけないと思う。大変なこともあると思いますが，今後よろしくお願いします。

大槻副委員長）都市計画課にお聞きしますけれども，美野里・八郷線なんですけれども，工事がかなり進んできまして，大体の見込みで，いつごろ開通予定だかね，まずお聞きをしますね。それとですね，パセオ・パルケのね，入り口の交差点なんですけれども，おかげさまでね，あそこは信号機が設置されることになりましてね，あそこは付くことになったんですけれども。355のバイパスなんですけれども，聞くところによるとあそこの信号機は石岡市のほうで信号機を設置ということで，私聞いておるんですけれども，あそこは開通と同時に信号機は作る予定なんでしょうか。

都市計画課長）美野里・八郷線についてお答えいたします。美野里・八郷線ですが，だいぶ時間が経過してしまいましたが，今年度中，平成30年度中に開通できるように進めているところでございます。ただ，355バイパスとの信号の部分ですが，小美玉市さんとも一緒に要請というか，要望のほう出しているんですけれども。供用開始と同時に信号機の設置は今のところ厳しいというふうに言われております。

大槻副委員長）あのですね，小美玉市さんと石岡市でね，話し合いをして石岡市のほうが申請をするという形になってると思うんですけれどもね。これね，かなり力を入れないとね，これ課長，信号機は付きませんよ。これなぜかと言うとね，パセオ・パルケの信号ね，これね私もその機関に対してね，色々お話しましたよ。そのお答えをですね，交通量が少ない，当分信号機は付きませんよ。あそこはまだ人身事故が起きてませんから，あれなんでしょうけれども，小学校，中学校，ＰＴＡと皆さん協力の元，協力をいただいてね，何とか付けてもらいたいと。ダメだというところをね，私はこれ説得して付けてもらってるんですよ。ですからね，355のバイパス，あの交通量の多いところで，まだ見込みがつかないなんていうことは，ちょっとこれは考えられないことですよ。これ。もっと早くね，これ申請を早くすべきだったんですよ，これ。これ必ずあそこはね，信号が設置されないと必ず事故が起きますよ，あそこは。あれだけの交通量が多いところですから。これはね，小美玉市さんとよくお話をしましてね，至急ね，開通と同時に至急その信号機の設置ということでね，これは進めてもらわないと大変なことになりますのでね，これは力を入れてひとつお願いしますよ。

都市計画課長）大槻副委員長おっしゃるとおりだと思います。しかしながら私どもも数年前から警察と協議はしている状況でございます。やはりどこも信号設置要望というのは多いものがございますので，今後も引き続き開通に間に合うかわかりませんが，間に合うように努力はしてまいりたいと考えております。その後も，付かない場合でも引き続き粘り強く信号設置の要望はさせて頂きたいと考えております。

大槻副委員長）何回も私言うようですが，これね，パセオ・パルケのところもね，交通量が。まあ355のバイパスから比べれば確かに本当に少ないですよ。でもあそこは通学路になっておりましてね，パセオ・パルケの子どもたちとか，あの周辺の子どもたちがね，朝と夕方ね，非常に危険な思いをしているということでね。私らこれ何回もお願いをしてね，今回設置ということでこれ，決まったんですよ。あそこが付くんですから，355のバイパスね，これは何でもかんでもね，これは根気強く話し合いをして，これは早急に付けるべきだと思いますのでね，これは本当にこれだけはひとつお願いしますよ。これは地元からの要望でございますのでね，これはひとつよろしくお願いします。

村上委員長）ほかにご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長）ないようですので，以上で本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。