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平成30年度 経済建設消防委員会

 第3回委員会 (5月14日)
出席委員 村上泰道委員長,大槻勝男副委員長,鈴木行雄委員,島田久雄委員,関口忠男委員,石橋保卓委員,川井幸一委員
市執行部 【経済部】
 経済部長(諸岡広明),経済部次長(鈴木 勉),農政課長(岩渕一広),商工課長(山口哲史),観光課長(廣瀬政和)
【都市建設部】
 都市建設部長(菱沼茂雄),都市建設部次長(額賀均),都市計画課長(浅田禎智),下水道課長(柴山伊佐夫)
議会事務局 庶務議事課主任(比企信太郎)


村上委員長)ただ今から,経済建設消防委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配付しております協議案件書のとおりであります。
 本日の委員会の進め方でございますが,初めに,請願第12石岡駅東口の鹿島鉄道駅舎跡地の活用に関する請願及び所管事務の調査,ステーションパークの利活用についての現地調査を実施し,調査終了後に案件の審査を行いたいと思います。
 次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 この際,お諮りいたします。
 本日の議題であります,請願第12石岡駅東口の鹿島鉄道駅舎跡地の活用に関する請願及び所管事務の調査,ステーションパークの利活用については,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

−休憩(現地調査)−

村上委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 それでは,あらためまして,請願第12石岡駅東口の鹿島鉄道駅舎跡地の活用に関する請願を議題といたします。
 本請願の趣旨及び請願事項は,お手元に配布しております文書のとおりであります。
 次に,先ほど現地調査を実施いたしました,当該跡地の現状等について,あらためて執行部より説明を求めます。
 なお,発言は挙手によりこれを許します。

都市計画課長)鹿島鉄道跡地の現状についてご説明いたします。
 東西自由通路から北側のかしてつ跡地は,約1万平米ございます。山王川を含めると約1万2,000平米となります。
 かしてつ跡地を有効活用するために,平成30年4月26日に駅東道路測量設計業務委託を,有限会社石岡技研と契約を締結してございます。業務内容といたしましては,かしてつ跡地への進入路等の整備をする測量設計を行うものでございます。
 また,進入路整備工事のこれまでの経過でございますが,当初は早期使用を可能にするため,現在ある道路を利用し,かしてつ跡地へ進入することを優先に検討してまいりました。この手法で行いますと,普通自動車のみの通行となり大型バス等の進入ができない,また,住宅地の中を車が往来するなど,近隣住民の理解を得る必要があるというふうに考えてございます。
 さらに,今後のかしてつ跡地の利用計画を策定する上で,こちらの現道を使った整備にしますと,二重投資となることが考えられるため,違う方法の模索をしているところでございました。
 その中で,用地等の協力を頂きながら新設道路の整備を行い,かしてつ跡地へ進入する方法が出てまいりました。この手法で行いますと,大型バス等の通行も可能となります。 また,隣接する住宅地への安全性の面も考慮することができること,またさらには,今後のかしてつ跡地の利用計画にも対応できるものではないかと検討しているところでございます。
 以上のことを整理した結果でございますが,かしてつ跡地への進入路は新設道路の整備を行っていく方針で進めてまいりたいと考えているところでございます。
 以上が現状でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。
 それでは,本件につきまして,ご意見等がございましたら挙手によりお願いいたします。

鈴木委員)ただ今,都市計画課長から説明頂いたんですが,現段階でどの程度まで××さんとの協議が進んでいるのか。そのへんをお伺いしたい。

都市計画課長)現在,××さんに先週なんですが,1度お伺いをしております。その中で,以前より××さんから,駅東のかしてつ跡地を市で何かする場合には一言内容というか,どういうことをやるのか教えてほしいということもございましたので,そうした関係上,説明に行ってまいりました。市としましては,先ほど言いました現道での整備というのを中心に考えていたんですが,××さんとしましても市で色々検討しているのであれば,そういった内容を聞かせてほしいということで,1度話は終わっておりますが,また今週なんですが,市の考えを再度整理して,今週も××さんにお伺いする予定となってございます。

鈴木委員)私どもこの請願に名前を連ねてるわけなんですが,商工会議所としてはこの文面にあるように,できれば9月までに整備をして頂きたいという要望なんですが,先ほども現地を見ながら,課長等の説明を聞きますと,なかなかおまつりまでにというのは難しいのではないか,という考えも示されたわけなので。そのへんも含めて,今後できるだけ早く××さんとの協議を2度3度と進めて頂いて,最悪の場合は担当以外,市長でも執行部でも一緒になって説得にあたって,できるだけ早い時期に目的達成できるようにがんばって頂きたいと思います。

関口委員)今,課長の説明聞いたんですけれども,その現道ではなく,新設の道路を考えているということですが,それはどこを想定しているのか,それをまずお聞きしたいんですよ。今,鈴木委員は××とか言いましたが。そのへんを想定しているのか,まずお伺いいたします。

都市計画課長)今回想定していますのは,鈴木委員さんからもありましたように,××さんの駐車場を協力して頂けないか,そちらで新たに新設の道路ができないかということで考えてございます。

関口委員)まあこの請願,本当に7年間利用されてない土地でありまして,地元の商工会議所からこういう提案が出されて,これ本当に願意は妥当だと考えております。そういった中で,先ほど現地を見た中でも確かに××さんのほうに行くほうが,道路としては跡地との段差がないんでね,できるだけあちらに新設の道路を造って。この8月末までにというのはなかなか難しいとは思いますが,努力してもらって,大型バスが入れるような,そういった立派な駐車場に整備して頂きたいと思っております。

石橋委員)2点ほどお伺いさせて頂きます。今,都市計画課長から××さん側からの進入路というようなお話もありました。それができれば一番いいのかなと思いますけれども。それと合わせて石岡一高側からの進入路。今BRTの進入口があるわけですけれども,その進入口と線路の間にJRの用地があるかと思います。細長い用地なんですけれども,そういったところが取得可能であれば,一般車両等の進入路として活用すれば,双方向へ抜けられる。例えば××さんの方では大型は向こうに限定するにしても,一般車両については石岡一高の踏切を活用するという方法も。そうすればより利便性が上がるのではないかなと考えられますので。そういったところも合わせて検討頂ければと思います。
 それともう1点なんですけれども,駅舎自由通路の工事の際に,砲弾等が出土して,一時大きな騒ぎになったわけですけれども,現時点でそういった砲弾等がすでに撤去されているのかどうか。そういったところ調査と言いますか,お考えをお伺いしたいと思います。

都市計画課長)まず1点目の石岡一高側からの進入路でございますが,こちらも今後検討していきたいと考えてございます。ただ確かに言われますように,JRの土地が残っている部分もございますので,今後の鹿島鉄道跡地の全体的な計画の中でも,その土地の整理というのは必要になってくると思いますので,そちらも含めて進入路につきましては,石岡一高側の踏切というのも,どのようになるか検討させて頂きたいと思います。
 次の砲弾なんですが,JRさんのほうで土地の土壌の入れ替えをするために,砲弾が出てきたということでございます。現在,石岡市で持っている鹿島鉄道跡地につきましても,調査はしてございませんが,その可能性は十分にあると言われております。こちらも早い時期に調査をしていきたいと考えております。

石橋委員)進入路についてはよくご検討頂きたいと思います。砲弾につきましては調査をかけて,なければそれが一番いい結果ではあるかと思いますので。そのへんも今後慎重に調査を進めて行って頂きたいと思います。

大槻副委員長)この駐車場なんですけれども,これは砂利敷きでやるのか,完全な舗装でやるのか。またこれ,もちろん有料なんでしょうけれども。そのへんちょっとお聞きします。

都市計画課長)駐車場についてなんですが,まだ今後の将来的な計画というのは立っていないという状況だと思いますので。暫定的に駐車場として利用する場合には砕石の駐車場というふうにあると思います。舗装してしまうと次にやる場合に手戻りの部分が多いと思いますので。砕石の駐車場というふうに考えています。有料かどうかというのは,今後の駐車場の使用形態によって多分変わってくると思いますので,そのへんは今後の使用形態によって決まっていくものと考えてございます。

村上委員長)ほかにご意見等ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。請願第12石岡駅東口の鹿島鉄道駅舎跡地の活用に関する請願についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本件は,その趣旨・願意を妥当と認め,採択すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。
 ただ今,採択すべきものと決しました請願第12につきましては,執行機関に送付し,その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,当委員会に付託されておりました請願の審査は終了いたしたわけでありますが,本請願にかかる委員長報告の取り扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の調査といたしまして,ステーションパークの利活用についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

都市計画課長)石岡ステーションパーク利活用についてご説明いたします。本日,現地を見て頂きましたが,現在施工中であります第4期改修工事・建築工事でございますが,外壁の高圧洗浄及び塗装,1階バスターミナル部の柱,内壁,梁,天井の高圧洗浄及び塗装。また,防犯カメラ8基の設置,トイレ改修,階段の高圧洗浄及び塗装等を行う予定でございます。
 次に,ステーションパーク利活用店舗新設工事の内容についてご報告いたします。本日,5月14日に入札執行予定でございます。工事概要でございますが,建築工事,電気設備工事,機械設備の工事となります。建築工事の内容といたしまして,店舗本体の新築工事となります。
 資料1をご覧ください。店舗を4ブース,待合コーナーを1ブース整備いたします。各ブースとも仕切りを取り外すことが出来る仕様となっており,利用形態により変更をすることが可能でございます。店舗1ブースの面積といたしましては約17平米でございます。
 次に,資料2をご覧ください。上の図面が店舗を正面から見たものになります。正面は看板建築風のデザインとなります。
 次に,電気設備工事の内容といたしまして,電灯コンセント設備,電話配管設備,監視カメラ設備となります。
 次に,機械設備工事の内容といたしまして,衛生器具設備,給水設備,排水設備,ガス設備,冷暖房設備となります。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

商工課長)商工課からは,石岡ステーションパーク1階,仮称看板横丁の進捗状況について,お手元にお配りしております,飲食店出店者募集チラシに沿ってご報告をさせて頂きます。
 石岡駅利用者の利便性向上と中心市街地の賑わい機能の創出のため,石岡ステーションパークバスターミナルの整備を進めており,今年度,店舗施設工事が実施されます。
 これに伴い,商工課では店舗施設への出店者の公募を実施いたします。皆様にお配りいたしましたチラシは,5月15日号の市報への折込みにて市内全戸に配布される予定でございます。また,その他の周知といたしましては,市ホームページへの掲載,報道各社へのプレスリリースを実施いたしました。なお,公募の締め切りは,6月8日までとする予定でございます。
 先ほど現地視察をして頂いた建設予定の施設は,4店舗を予定しており,1店舗当たり面積約17平米となります。この施設の使用料につきましては,2万5,000円を予定しております。
 また,5月10日には地元商店街への説明会を実施し,16名の関係者へ説明をさせて頂きました。
 今後は公募終了後,6月中旬に審査・決定を行い,6月下旬に出店者を決定,7月上旬に出店者と契約を結び,早めに内装工事に取り掛かられるよう,関係部局と連携を密にしながら進めてまいりたいと考えております。
 皆様のご理解を得ながら,進めてまいりたいと考えておりますので,よろしくお願い申し上げます。

村上委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただ今の件について,先ほど実施いたしました現地調査も踏まえまして,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

石橋委員)ざっと現地を見て,店舗等の資料も確認した上でちょっとお聞きしたいところなんですけれども。想定しているのが4店舗ということであります。この1店舗の面積からしますと,なかなか店舗内での飲食というのが厳しいのかなと思うんですけれども。執行部でその飲食スペースという部分ではどのようにお考えになっているのかお伺いいたします。

商工課長)飲食スペースとしては,必ずしも広いスペースではない,委員ご指摘のとおりかなり狭いスペースだと認識してございます。また,5人程度入れるような店舗が,大体想定される最大限の大きさじゃないかと,保健所からも指摘を受けているところでございます。

石橋委員)カウンターのみ,もしくは立ち食い,立ち飲みというような形態にならざるを得ないのかなと思うわけですけれども。その場合,真ん中に待合いコーナーが設けられます。こういったところの活用をして,利用して飲食を可能にするのかどうか。それと,目の前にバス停がありますので,例えばアルコール類というような部分を出した場合に,バス利用者,待合いをされている方々との,飲食店でのお客さんとの混在と言いますか,お互いの干渉という部分ではどのようにお考えになっているのかお伺いいたします。

商工課長)待合いコーナーにつきましては,バスの待合い者,あとは飲食店を利用されている方,両方が利用できるような形態を想定してございます。
 また,バス利用者の方と,飲食店のお客様の混在につきましては,アルコールを提供することも若干想定されることから,そちらについてお店とも,そのへんの注意点につきまして協議を進めながらうまくやっていけるように考えております。

石橋委員)なかなか想定どおりにはいかない場合のほうが多いような感じがするんですけれども。真ん中に設ける待合いコーナー,ここには例えばそばとかラーメンとか持ち込んで飲食をする。例えばいっぱい立ち飲み屋さんができればそこにつまみと飲み物を自分で持ち込んで,そこで飲食が可能と考えてよろしいんですか。

商工課長)基本的にはお店で完結するという形をとりたいと考えていますが,場合によってはその待合い室を利用することもやむを得ないかと考えております。

石橋委員)先ほどのご説明の中で待合いコーナー,バスを待つ間のお客様も利用するし,飲食店を利用するお客様も同時に利用する機会も,当然出てくるということですので。そういったところで後々,両方の利用者からクレームが出ないような,もうちょっとしっかりとしたプランニングをされる必要があるのかなと感じます。一応意見として言わせてもらいました。

関口委員)費用負担についてお聞きしたいんですが。これは月2万5,000円の使用料のみなのか,それとも契約の時に保証金みたいなものを出店者は納めるのか。そういうのは書いてないんですけれど。あくまでも2万5,000円だけでいいのかお聞きしたいんですけれども。

商工課長)ステーションパークに出店される方につきましては,毎月2万5,000円の出店料だけを頂くという形で,敷金,礼金等のことは現在考えてございません。

関口委員)当然,何ですか,3年間として更新すると。3年間…ですね。最初これは。運営期間は3年間。それで1年ごとに更新ですよね,これね。3年と一応決められてて,その前から毎年更新だと思うんですけれども,これ当然…内装厨房設備というんですけれども,どこまでを言うのかわかりませんけれども,内装がね。傷つけたとかね,そういうことが発生した時はどうするのかなと思いまして。通常はその分の保証金というのを頂いているんだと思うんですけれども。それは考えてないんですか。

商工課長)保証金という形ではなく,退去される際に原状復帰という形にしておりますので,基本的に出て行かれる場合には原状に戻して頂くという形になります。
 また,先ほどご指摘ありました内装工事,厨房設備というお話もございましたが,今回,店舗の整備を都市計画課さんにやって頂きまして,壁と下の配管まではできていますが,床から上の部分につきましては,すべて出店者側の整備という形になりますので,内装工事と言いますと,壁側に貼るクロス等もすべて出店者にやって頂くという形になるかと考えております。

関口委員)壁のクロスは当然,出店者がやるんでしょうけれども。壁材まではやるんでしょう。この都市計画課の,これはね。それだって何かあればぶん抜けたりするわけだよね。当然。だからまあ原状復帰ということでね,確約してあればいいと思いますが,当然直すとなるとその間が。次の人は使えないんでね。そういうのは完全に契約の時に確認しとかないと,まずいかなと思うんですけれども。

商工課長)委員ご指摘のとおり,契約上,そちらの出店者のほうとの中で,そちらのほう盛り込んでいきたいと考えてございます。

大槻副委員長)これちょっと聞きたいのは,例えばこれ3年ですか。3年間ですよね。この運営期間が3年間としてありますけれども,これ例えば途中で解約した場合,どうも,うちはちょっとここでは難しいということで,これ解約した場合は違約金なんか取るんですか。

商工課長)途中解約の場合での違約金等を取るという計画は予定してございません。

大槻副委員長)原状に戻してもらうということですね。わかりました。

川井委員)今回このバスターミナルに飲食店ができたということですけれども,本来のここを作った目的といいますのは,やはりこの駅での待ち時間の調整等も含めた居場所の要望も強くあって,ここにできたと私なりに理解しておりますけれども。そうなった時に,今の店舗の中身を聞くと,店内に入れる方が5,6名という規模いうことですよね。これで実際にそういった駅利用者の方の時間調整,要するに寒い時,暑い時にそこを利用して待っているよと。そういう場所になり得ると思いますかどうか…。そういった部分を要望の中に取り入れてもらうことも必要でありますので,飲食店等の中身には,ぜひそこが解消できるようなことをしてもらいたいのが1点と,先ほども都市計画課長に現場で聞きましたけれども,要するに駅側から入ってくる通路はこのバスターミナルの左側にある階段の場所から,1階から入れるということでよろしいんでしょうか。それともぐるっと回らないと入れないのか。1階部分から入るということになりますと。どうなんでしょうか。

都市計画課長)こちらの店舗に入る場合ですが資料1にございます平面図から言いますと,左側のほう,現在あります伝承館の前と,案内所の前を通って入るか,もしくはステーションパークの2階部分,今,煙草を吸う部分があるんですが,そちら側にあります階段から降りてくるか。もしくはこの資料1の一番右側になりますけれども,ステーションパークの上を通過して,鉄骨造りの階段があるんですけれども,そちらから降りてくるか。もしくは警察署の交番の前を通りまして,ずっと歩道を歩いてくる感じ。そういった4パターンが考えられると思っております。

川井委員)要するに私が言いたいのは利便性ですよね。例えば今日お天気だから,通路どこからでも入れますよ。雨,風,寒い時暑い時,日陰だったり,雨に濡れないように。そういった部分での通路となりますと,さっき言った案内所を抜けたところから来ると,雨,風に関係なくここまで入れるということでよろしいんですか。

都市計画課長)改札を抜けまして,今日も使って頂きましたエスカレーターを降りて,伝承館のほうに行く時にはすべて屋根が付いておりますので,雨には濡れないで行けるという形になっております。

川井委員)わかりました。私のイメージですけれども,どうしても駅とこのバスターミナルの部分がちょっと一体化していない部分が感じられますので。本来であればもっと何か,間口と言いますか。駅から来る部分を大きく取って頂いて入れる。ここにこういうものがありますよとわかりやすく,また石岡市の方はよくわかりますけれども,地方から来られた方々にも利用して頂くには,そこの部分での,飲食店でのわかりやすい部分が必要であると思いますので,本来であればもっと一体化した感じが欲しかったけれども,実際できてこうなった以上はそこの部分をわかりやすく。どうしても駅のイメージは皆さんできた時に,今回も色々と問題がありましたように,使いづらいと,わかりづらいと。細かったり狭かったり,もうちょっとのびのびという部分での駅の広さを求めていたように。今回の部分もやはりここまで行く経路は確かに何パターンもありますけれども,わかりやすく簡単に行ける,そういう部分を注視するためにも,そこの周知,徹底と言うか,そこらへんのわかりやすい看板なり通路なりわかるように示して頂いて,皆さんここに行きやすいように,また最初に言ったように,この駅での時間待ちをここで使って頂けやすくするように,店舗の出店する方の形状と言いますか,そのお店の中身ね。喫茶店であったり軽食であったりあるんでしょうけれども。そこの部分で皆さんが使いやすくやれるように,ちょっと話まとまらないですけれども,ぜひお考え頂いて,できてよかったと言われるような出来栄えにして頂きたいと思います。

島田委員)トイレの計画はないようなんですが,駅のトイレを使う計画なんですか。

都市計画課長)今回,この資料1の右側にございます,倉庫1の脇に管理者便所と言うのがあるんですが。お店の従業員の方専用のトイレは作ります。ただそのお店を利用する方は,現在あります観光案内所の前にあるトイレと,この資料1のもっと右側にあります,ステーションパークのトイレ,こちらの2か所を利用して頂く形となります。

島田委員)やはり出入口はきちんとはっきりわかるようにしないと,迷路になっちゃいますね。

都市計画課長)ご指摘のとおり,トイレの場所がわからないとだいぶ迷路になってしまいますので,先ほど川井委員さんからも指摘がありましたように,このテナント自体もわかりやすくなるようなサインですとか,トイレですとか,そういったものが使いやすく,どこにあるのかわかるような形で,サインも含めてイメージというか,わかりやすく設置したいと思います。

村上委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,石岡市立地適正化計画策定スケジュールについてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

都市計画課長)石岡市立地適正化計画策定のスケジュールについて説明させて頂きます。
 石岡市立地適正化計画策定は,昨年度から行っており本年度計画が完成するものでございます。
 資料3をご覧頂きたいと思います。平成29年度の策定業務の実施内容ついてご説明いたします。まず,上位関連計画及び関連施策の整理でございます。立地適正化計画を策定する上で必要となる上位計画として,かがやきビジョン,茨城県の都市計画区域マスタープラン,さらに関連計画として,まち・ひと・しごと創生総合戦略,都市計画マスタープラン,中心市街地活性化基本計画,公共施設等総合管理計画,地域公共交通網形成計画等の整理を行っているところでございます。
 次に,都市の現況特性の整理でございます。土地利用や開発の動向,地域公共交通の現状,防災面の現状,市街地整備状況,財政状況等について,各種データの整理を行っております。
 次に,将来人口推計でございます。国立社会保障・人口問題研究所の推計データを活用いたしまして,市全体及び500メートルメッシュごとの将来人口推計を実施してございます。
 次に,現状及び将来人口推計に基づく都市構造分析でございます。都市構造の評価に関するハンドブック,国土交通省が出しているものでございますが,これを参考に,生活利便性,安全・安心等の観点から,現状及び将来人口推計に基づく都市構造分析を実施いたしました。内容といたしましては,公共交通,医療施設,商業施設における徒歩圏人口のカバー率の算出でございます。
 また,都市構造上の課題分析といたしまして,人口動向,土地利用,公共交通,生活利便施設等に係る課題の抽出を行ってございます。
 次に,計画方針の整理でございます。市の現況や将来人口推計,都市構造分析の内容を踏まえて,コンパクトシティ・プラス・ネットワークを実現するための将来都市構造を検討してございます。
 さらに,各種会議等につきましては,庁内検討会議及び都市計画審議会をそれぞれ2回ずつ開催してございます。
 平成30年度の策定業務の実施予定についてご説明いたします。まず,都市機能誘導区域の検討でございます。駅などの拠点となる場所を中心として,医療・福祉・商業等の都市機能を誘導・集約し,サービスの効率的な提供を図る区域として都市機能誘導区域を設定してまいります。
 また,区域の設定とあわせて,現状の不足機能等を考慮し,医療・福祉,商業施設等の誘導すべき施設の設定も行ってまいります。
 次に,居住誘導区域の検討でございます。都市機能誘導区域を中心として,人口密度を維持し,生活サービスやコミュニティを持続的に確保すべ
き区域として,居住誘導区域の設定を行ってまいります。
 次に,計画案の作成でございます。平成29年度,平成30年度に検討した内容や,各種会議,住民意見等を踏まえて計画案の作成を行ってまいります。
 各種会議等でございますが,こちらも庁内検討会議及び都市計画審議会などを,それぞれ3回程度開催する予定でございます。
 また,市民からのご意見を伺う場として,住民説明会及びパブリックコメントをそれぞれ1回ずつ予定しているところございます。
 最後に,計画書取りまとめでございますが,立地適正化計画の計画書及び概要版を年度内に作成してまいる予定でございます。
 以上が,石岡市立地適正化計画策定スケジュールでございます。
 よろしくお願いいたします。

村上委員長)ただ今の件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次にその他の件といたしまして…失礼いたしました。次に,下水道・農業集落排水施設接続工事補助制度の拡充についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

下水道課長)私から,下水道・農業集落排水施設工事の補助制度の拡充について,ご説明いたします。
 資料4をご覧願います。このたび,茨城県において平成30年度から平成33年度までの期間,霞ヶ浦流域市町村を対象とし,第3期森林湖沼環境税を活用した接続工事補助制度が拡充されました。
 内容につきましては,これまで供用開始3年以内に接続する市民を対象に,県と市の補助金を合わせて4万円を限度額として交付してきましたが,供用開始4年目以降も交付対象となる拡充でございます。
 さらに,65歳以上または18歳未満の市民がいる世帯で,目安となる世帯年収が600万円未満を対象に,県から補助金31万円が上乗せされ,県と市の補助金を合わせ,35万円を限度額とする制度拡充でございます。
 この拡充された補助制度を活用し,下水道や農業集落排水の接続率向上,使用料増収を図るため,当市において第2回定例会での補正予算の上程を予定しております。
 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。
 ただ今の件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

関口委員)これまで供用3年以内という決まりがあったんですが,それも外した補助ということで。今回これが決まればかなり接続する人いると思うんですけれども。今ですか,この接続するのにメーターあたりですね,まあ色々あるのかなと思いますが,その状況によってですね。工事単価というのはいくらくらいなのか。登録してる業者で決めているのか,そのへんもちょっとお聞きしたいんですが。大体その金額がわかる範囲でね,教えて頂きたいんですけれども,わからなければ,工事のほうですからね。わからなければ仕方ないですけれども。33万円と言いますと,どれくらいメーターができるのかなと思いまして,ちょっとお聞きしたわけであります。

下水道課長)委員ご指摘のとおり,ケースバイケースで様々でございます。この35万円の根拠となったのは,県で接続する工事を抽出して,それで平均の工事費が35万円であると導き出した結果のようでございますので。私どもでは残念ながらちょっと…あまりにも幅広い工事状況であったりということですので,その工事単価の掌握はしてございません。

島田委員)この資料を見る限りでは年収600万円未満の世帯でないと対象とならない。そう書いてあるけれど。

下水道課長)委員ご指摘のとおり600万円未満ということでございます。

島田委員)該当する対象者は大体どれくらいの。今,接続していない人で。大体概算で。半分くらいが接続してない地域で,残り半分で,該当するその戸数というか,世帯数はどれくらいあるんですか。この条件で。

下水道課長)私どもで具体的には算出半ばでございますので。ちょっと控えさせて頂きたいんですけれども。県の考え方によれば,大体2割程度が該当するのではないかというのが,お手元の資料にも記載しているとおりでございます。

島田委員)わかりました。接続率が少しでも上がるようにがんばってください。

大槻副委員長)今,島田委員からもお話ありましたけれども。接続率ですね。接続に対しましてはね,うちのほうでも,私どものほうはおかげさまを持ちましてね,東宝ランド地内の下水道がね,かなり引く方が多いということでね,ここは順調に進んでいましてね。本管の工事は終了していると思いますけれども。またこの右のね,住宅地の件なんですけれども,これ前にも私質問しているんですけれども。接続をね,道路なんですけれども。下水道の接続をすれば舗装しますよという場所があったんですよ。そういうことで皆さん接続ということで協力したんですよ。ところがですね,未だにこれ…私,道路建設課にお聞きしたいんですけれども。一向に進まないということなんですよね。こういうことではね,これ下水道課で一生懸命接続ということでお願いして,これやってもね。これ,こういうことやるようでは,今度は市民怒りますよこれね。このような,これ私前に質問してますから。これあまり聞きたくないんだけれども。これ山崎の張間自治会というところなんだけれども。これね,ちょっと道路建設課でもできればお答えをして頂きたいんですよ。接続してもね,道路が整備されないということなんで。せっかく下水道課で接続お願いしますということで,これは接続してるんですから。これ接続ということで,全員の方が接続というのはこれ不可能ですから。これどこでも同じだと思うんですよ。おかげさまでうちのほうの東宝ランドはかなり接続率いいんですけれども。この後,周り,外周の方々もほとんど引き込みをやるということにはなっているんですけれども。そのようになぜこれできないのかね。そのへんちょっとお伺いしたいんですが。下水道に絡んでのことですよ。
 それとこれ部長,部長これね。もう1つね。これは市長が約束したんですよ。下水道のこれ,引き込みをやれば,この道路はね,舗装しますよと。未だにやってないんですよ。どういうことなのか。これ住宅の人たちは,嘘をついたと言ってますよ,これ。どういうことなのか。

都市建設部次長)今回,接続率の向上ということで,県のほうでさらに31万円の上乗せがございまして,接続率の向上。その中でもしかしながら年齢制限とか,年収とか厳しい条件はございますけれども,少しでも接続できるように,県でこういった制度が設けられました。今回,石岡市としても議員の皆様にご理解頂きまして,6月の補正に上程する予定と考えてございます。
 また,大槻副委員長からございました,張間地区ですか。下水道接続に関しての道路整備ということでございます。道路整備に関しましては,各地域から色々ご要望が出されております。そういった中で,どれもこれもというのは,なかなか予算の限りもございますので,その中で優先順位制度。こちらを設けさせてございます。その中には6項目,経済性とか緊急性,地域性,色々考慮します。そういった中の1つの決め方としては下水道・農業集落,こういった公共施設が整備された後には整備するということになってございますので。そういった公共整備が整った地区において,接続率が低いとなると,なかなかそこに,市の整備要綱に合致しない部分で投資できないという部分がございます。
 今回,張間地区に関しましては,自治会という1つの括りに関しましては,接続率の向上もございますので,今後,整備の検討を進めてまいりたいと考えてございます。

大槻副委員長)これね,道路建設課ね,もう何年経ってます。ちょっとお聞きしたい。

都市建設部次長)こちらの張間地区に関してちょっと資料がないんですけれども,記憶の中では平成26年のころですかね,要望。その前にも話があったように聞き及んでおります。

大槻副委員長)まあ26年ころということなんですけれども。その前からですよね,これね,話があったのはね。そこで現場を今泉市長がお忙しい中,現場を見まして,これは…。

村上委員長)副委員長,これは下水道の接続に関しての議題ですので。

大槻副委員長)まあね,とにかく,長年にわたってのことですから。今年度はぜひともとりかかってもらいたいんですよ。

村上委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他の件といたしまして,経済部より発言を求められておりますので,これを許します。

農政課長)私からは,すでに委員の皆様には開催の通知を送付させて頂いておりますが,5月27日日曜日に開催いたします,獣害対策講演会についてご報告いたします。資料につきましては,チラシを1枚入れさせて頂いております。
 平成30年度のみらい創造プロジェクトにも掲げてございます,鳥獣被害総合対策事業の1つといたしまして,捕獲対策に加え,地域が一体となった対策を推進するにあたり,基礎知識の向上につなげるための講演となります。
 内容につきましては,サブテーマを「地域ぐるみの獣害対策とは」とし,住処を作らせない,近づかせない,侵入させないといった対策について,他自治体で取り組み行っております事例や,石岡市における過去の獣害報告・捕獲実績を分析した結果を交えての講演を予定しております。
 周知につきましては,全区長,全市議会議員,猟友会,農業委員,認定農業者,JA,県及び近隣自治体の鳥獣担当など,約700名に開催案内とチラシを送付させて頂いております。
 また,広報誌5月1日,5月15日号やホームページへの掲載,本庁及び支所,各公民館,JA等でのポスター掲示も行っております。
 お時間の都合がつきましたら,ぜひご参加頂けますようご案内させて頂きました。
 報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

商工課長)商工課からは,石岡ふれあいまつりの実行委員会の結果,ふれあいまつりの開催日及び場所が決定いたしましたのでご報告させて頂きます。
 開催日につきましては,平成30年10月21日日曜日,時間につきましては午前9時から午後3時半まで。場所につきましては,今年度は八郷総合支所駐車場及び八郷総合支所,中央公民館ロビー,中央公民館大講堂を利用して,1日で開催を考えてございます。また交通につきましては,前年同様,巡回バス及びシャトルバスを利用しての開催を予定してございます。
 私からは以上となります。よろしくお願いいたします。

観光課長)観光課からは第2回定例会へ上程を予定しております,補正予算及びゴールデンウィーク期間中の入込客数の動向についてご報告申し上げます。
 初めに,補正予算ですが当初委託料として計上しました,石岡のおまつり歴史実態調査業務委託料と,体験型イベント用山車製作業務委託料の一部を報償費へと振り替えまして,謝礼金へ充当を予定しています。2つの事業実施にあたり,調査や山車修繕のための委員会を立ち上げる必要があり,委員に対する謝礼が必要となるためでございます。
 続きまして,今年のゴールデンウィーク期間中の入込客数ですが,皆様のお手元にお配りいたしました資料のとおり,フラワーパークをはじめ主要観光7施設の入込客数は4万5,322人でございました。29年度が5万570人でしたので,5,248人減っています。これはゴールデンウィーク以前の気候が温暖であり,ひたち海浜公園のネモフィラツアーなどがゴールデンウィーク以前に終わってしまい,ひたち海浜公園からフラワーパークを経由するツアーが取りやめになったことなどが原因であると考えられます。1日平均の入込客数にしますと,29年度が5,619人,今年が5,036人となりまして,1日583人減って,前年比マイナス10.4パーセントとなっています。
 また,4月28日から再開しました,やさと温泉ゆりの郷ですが,現在,塩素濃度のチェックを1時間に1回実施することや,3か月に1回の水質検査を1か月に1回とするなど,安全管理を十分に行って経営してございます。
 ゴールデンウィーク期間の入館者数ですが,今年が8,744人,29年度が9,888人でしたので,1,144人減っています。過去5年間の1日平均入館者数ですが,平成26年が991人,平成27年が913人,平成28年が1,041人,平成29年が1,099人,今年が972人となりまして,ほぼ同数であることから風評被害による入館者数の減ではないと捉えています。
 最後に,どの地域から観光客が来ているかの動向調査を,ゴールデンウィーク期間中にフラワーパークにおいて,ナンバー調査を実施してございます。
 増えている地区としましては,野田・柏の千葉県全般,そのほか春日部や東京西部,神奈川など圏央道からの観光客も増えていますが,県内からの観光客が減っているとの結果が出ております。
 今後,常磐線や常磐道沿線のほかにも,圏央道沿線へのPRも重要であると考え,ポイントを絞りPRを実施していければと考えております。
 観光課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただ今の件につきまして,何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他でございますが,何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で経済建設消防委員会を閉会いたします。
 長時間お疲れ様でした。




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