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議会中継
  


平成30年度 教育福祉環境委員会

 第10回委員会 (3月14日)
出席委員 谷田川泰委員長,大和田寛樹副委員長,池田正文委員,櫻井信幸委員,小松豊正委員,玉造由美委員,新田茜委員
市執行部 【生活環境部】
 部長(齋藤秀幸),次長兼水道担当(鈴木和彦),生活環境課長(荻沼宏樹),まちづくり協働課長(武石誠),保険年金課長(武川俊郎),水道課長(萩原勇),市民会館長(櫻井浩司)
【保健福祉部】
 部長(小倉俊彦),次長兼福祉事務所長(佐谷戸美紀),社会福祉課長(桜井信康),高齢福祉課長(菊地正樹),こども福祉課長(萩原正晴),健康増進課長兼石岡保健センター長(武井理江子)
【教育委員会事務局】
  教育長(櫻井信),部長(武熊俊夫),次長(豊崎康弘),参事(金子英信),教育総務課長(神谷一美),教育総務課副参事(細谷和彦),指導室長(松本浩一),生涯学習課長(廣瀬義人),文化振興課長(原田和宣),中央公民館長(宮部善仁),スポーツ振興課長(大久保英明),学校給食課長(小林浩之)
議会事務局 庶務議事課主任(萩原晶子)


谷田川委員長)ただ今から,教育福祉環境委員会を開会いたします。
 本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書のとおりですので,よろしくお願いいたします。
 次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職,氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 初めに,一般会計と特別会計の補正予算の6議案は,関連することから一括して議題といたします。
 それでは,議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち,当委員会の所管にかかる部分,議案第12号平成30年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号),議案第16号平成30年度石岡市霊園事業特別会計補正予算(第1号),議案第17号平成30年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号),議案第18号平成30年度石岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号),議案第19号平成30年度石岡市水道事業会計補正予算(第2号)の計6議案を一括して議題といたします。
 本案について,執行部からの説明を求めます。なお,本案の説明の順番は,生活環境部所管,保健福祉部所管,教育委員会所管の順に説明願います。

生活環境課長)私からは議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち生活環境課関連について,議案第16号平成30年度石岡市霊園事業特別会計補正予算(第1号)についてをご説明を申し上げます。
 一つ目が,資源ごみ売払収入の減額についてでございますが,補正予算書40,41ページをご覧ください。費目 款20諸収入,項5雑入,目5雑入資源ごみ売払収入125万6,000円の減額でございます。減額の内容でございますが,当初,816万1,000円と見込んでおりました,資源ごみ,新聞,雑誌,段ボール,古布類の歳入が見込みより下回るために,減額するものです。原因といたしましては八郷地区,当初ですが198トンを見込んでおりましたが,2月末で約130トン,石岡地区は375トンを見込んでおりましたが,2月末で約310トン。見積合わせをしてございますが,雑誌等の単価が低かったこと,量が見込みより少なかったことでございます。
 二つ目の,湖北水道企業団負担金の224万8,000円の減額につきまして,52,53ページをご覧ください。二段目にございます,費目 款4衛生費,項3上水道費,目1上水道費,負担金補助金及び交付金 224万8,000円の減額でございます。減額内容でございますが,平成28年10月1日から,湖北水道企業団へ統合いたしました簡易水道事業,三村地区分にかかります,負担金を減額するものです。平成30年度一般会計予算(第1号),議案1号にて,簡易水道統合整理事業,湖北水道企業団負担金,三村地区分といたしまして702万5,000円を計上していただきましたが,湖北水道企業団から実績等をもとにした見込みの額の算定がされましたので,負担金の減額をするものです。
 40,41ページをご覧ください。関連いたしまして,款20諸収入,項5雑入,目5雑入,湖北水道企業団負担金,三村地区収益的収支分としまして,59万9,000円を計上するものです。このことは,湖北水道企業団との細目協定書(経費の負担)第3条に,収益的収支及び資本的収支を,それぞれ清算することになっておりますことから,収益的収支はプラスになりましたので,歳入分59万9,000円を計上させていただきました。
 三つ目の霞台厚生施設負担金(衛生分)2億844万6,000円の減額の説明をさせていただきます。続きまして,52,53ページをご覧ください。款4衛生費,項2清掃費,目1清掃総務費,清掃一般事務費の節19負担金補助金及び交付金2億844万6,000円の減額でございます。今回,霞台厚生施設組合では,当初予定していた執行計画において,平成30年度以降分の年割額の変更が生じたことから,当市の負担割合38.03パーセントを乗じ,2億844万6,000円を減額するものでございます。9月補正後の,当市の平成30年度分の負担額といたしましては,6億8,908万9,000円から,今回の補正額,2億844万6,000円を差引き,4億8,064万3,000円となるものです。
 続きまして,22,23ページをご覧ください。議案第16号平成30年度石岡市霊園事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ165万6,000円を追加し,歳入歳出の総額をそれぞれ1,925万1,000円とするものです。内容につきましては,事項別明細書にてご説明いたしますので,補正予算書127ページをご覧ください。1事業収入の使用料で霊園永代使用料が実績によりマイナス380万2,000円減となります。2繰越金ですが,29年度決算により繰越金が確定した545万9,000円となりました。補正額の歳入合計は165万6,000円になります。
 続きまして歳出ですが,補正予算書132,133ページをご覧ください。2諸支出金の一般会計繰出金でございますが,歳入補正額165万6,000円を繰出しするものでございます。
 以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

まちづくり協働課長)まちづくり協働課から,議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち,私どもの所管にかかる部分についてご説明を申し上げます。
 まず,平成30年度一般会計補正予算における債務負担行為の変更につきまして,ご説明を申し上げます。補正予算書の6ページ,7ページをお開きいただきたいと思います。見開きで債務負担行為補正をお示ししてございますが,右側の7ページ,そのちょうど中ほどの段になりますけれども,まちかど情報センター指定管理者指定管理料(消費税率変更含)として,指定管理料の限度額を2,960万円から2,967万6,000円に引き上げるご提案でございます。まちかど情報センターの指定管理につきましては,平成28年度から32年度までの5年間につきまして,特定非営利活動法人まちづくり市民会議にお願いしているところでございます。ここにお示ししている限度額は,その5年間の総額でございます。これを1年あたりの指定管理料に換算いたしますと,平成28年度から今年度までは1年あたり592万円だったものを,平成31年度と32年度の2年間については,595万8,000円,1年あたりの限度額を3万8,000円増額させていただこうとするものでございます。主な要因につきましては,今年10月に予定されております消費税の引き上げを見込んでの変更でございます。
 続きまして,その4段下になりますけれども,旭台会館指定管理者管理料(消費率税変更含)でございます。今年度から32年度までの3か年につきまして,一般財団法人産業文化事業団にお願いしております指定管理の,3年間の総額の限度額を1,950万9,000円から1,965万9,000円に引き上げるご提案でございます。先ほどと同じく,1年あたりの指定管理料に換算いたしますと,650万3,000円だったものを,657万8,000円に,1年あたり7万5,000円増額させていただこうとするものでございます。主な要因につきましては,今年10月に予定されております消費税の引き上げを見込んでの変更となってございます。
 続きまして,一般会計予算の歳入歳出にかかる補正事項についてご説明申し上げます。まず歳入でございますけれども,38,39ページをお開きいただきたいと思います。款 県支出金,項 県補助金,目 総務費県補助金,節 総務管理費補助金の,街頭防犯カメラ設置促進事業補助金1/2予算額120万円でございます。この補助金でございますが,来年度開催されます,いきいき茨城ゆめ国体に向けまして,茨城県が立ち上げた補助制度でございます。内容でございますけれども,「公共の安全安心を確保し,犯罪に強い社会づくりを推進するため」,「国体及び障害者スポーツ大会の関連施設周辺」そして「防犯等への有効性が期待できる場所」に設置する防犯カメラに対しまして,補助率2分の1で,1か所あたり20万円を限度に交付するものでございます。今年度,私どもで設置する6か所について,この補助金の申請を行ってございまして,1台あたりの限度額20万円の6台分として,120万円の歳入を計上させていただいたところでございます。
 次に,40,41ページをご覧いただきたいと思います。一番上の行になります。款 諸収入,項 雑入,目 雑入,節 雑入に,私どもの所管が2件ございます。まず,一番上の,自治総合センターコミュニティ助成金220万円の減額でございます。この助成金でございますが,一般財団法人自治総合センターが,宝くじの社会貢献事業として実施している制度でございます。石岡市におきましても毎年,自治会・町内会等から提出された申請を,茨城県を経由いたしまして,自治総合センターに提出しているものでございます。しかし,今年度は残念ながら自治総合センターにおける事業採択を受けることが出来ず,助成金をいただくことが出来なくなってしまったため,歳入を減額させていただくものでございます。この減額補正につきましては,歳出におきましても減額事項がございますので,後ほどご説明を申し上げます。
 次に,1項目をおきまして,その下でございますが,全国市長会市民総合賠償補償保険金2万5,000円でございます。この歳入につきましては,今期定例会へ議案62号として上程させていただいております,損害賠償額の決定及び損害お賠償請求に関する和解について,と関連する経費となってございますけれども,昨年10月1日未明,私どもが所管しております石岡駅西口の第2自転車駐輪場の看板が強風にあおられて飛んでしまいまして,隣接する民間駐車場に停車していた車両の後方,後ろの方について,傷つけてしまった事故につきまして,損害を賠償し,和解をするにあたりまして,石岡市が加入しております全国市市長会の市民総合賠償補償により,和解に要する経費2万5千円を収入するものでございます。
 次が,42,43ページと,次の44,45ページにまたがってございますけれども,42,43ページに款 総務費,項 総務管理費をお示ししてございまして,一番下の行に目として,交通安全対策費がございます。ページを1枚送っていただきますと,一番上の枠の節内に節22としまして,説明欄に交通安全対策経費,損害賠償金2万5,000円を計上しております。この賠償金につきましては,先ほど歳入の雑入,雑入においてご説明いたしました,石岡駅西口第2自転車駐輪場の看板による車両の損傷について,損害を賠償し,和解する経費でございます。なお,この2万5,000円につきましては,バンパーその他の補修及び代車代となってございます。
 次に,同じページのやや下になりますけれども,同じ費目で,目は諸費になります。節 19負担金補助金及び交付金でございまして,説明欄でコミュニティ・新生活運動事業として,コミュニティ助成事業補助金が220万円の減額でございます。これにつきましては,先ほど歳入でご説明いたしました自治総合センターコミュニティ助成金220万円の減額と連動する歳出でございまして,自治総合センターにおける事業採択を受けることができなかったことから,この補助金につきましても,すべて減額させていただくものでございます。
 以上が,まちづくり協働課が所管する予算項目のご説明でございます。よろしくお願い申し上げます。

保険年金課長)私からは,保険年金課所管にかかります一般会計,国民健康保険特別会計,後期高齢者医療特別会計についてご説明申し上げます。
 初めに,議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)についてでございますが,歳出を先にご説明いたします。補正予算書,46,47ページをお開き願います。一番下の段,款3民生費,項1社会福祉費,目1社会福祉総務費,右側説明欄,特別会計繰出金183万1,000円の減額でございますが,平成30年度の国民健康保険基盤安定繰出金が確定したことによりまして,保険税軽減分については139万5,000円を増額,保険者支援分については,337万6,000円を減額するものでございます。また,国民健康保険特別会計職員給与費等繰出金につきましては,人事院勧告よる職員給与の改正等に伴い,15万円を増額するものでございます。
 次に,歳入でございますが,補正予算書お戻りいただきまして,36,37ページをお開き願いたいと思います。歳出でご説明いたしました特別会計繰出金にかかる国と県の負担金でございます。中段の,款14国庫支出金,項1国庫負担金,目1民生費国庫負担金,節4国民健康保険事業費負担金,説明欄の国民健康保険基盤安定負担金(2分の1)168万9,000円の減額につきましては,保険者支援分の国庫負担金でございます。
 次に38,39ページをお開き願いたいと思います。一番上の段,款15県支出金,項1県負担金,目1民生費県負担金,節4国民健康保険事業費負担金,説明欄の国民健康保険基盤安定負担金20万1,000円の増額につきましては,保険税軽減分と保険者支援分にかかる県負担金でございます。
 続きまして,議案第12号平成30年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。9ページをお開き願いたいと思います。補正予算(第2号)につきましては,予算の総額に歳入歳出それぞれ3億2,705万6,000円を追加し,予算総額を歳入歳出それぞれ89億9,010万2,000円とするものでございます。
 内容につきましては,事項別明細書でご説明いたします。歳出から先にご説明させていただきます。補正予算書84,85ページをお開き願いたいと思います。一番上の段の,款1総務費から三段目の款5保険事業費につきましては,職員等人件費にかかるものでございまして,人事院勧告による職員給与の改正等により,それぞれ補正するものでございます。次に下の段,款6基金積立金,項1基金積立金,目1準備積立金,説明欄の基金積立金2億1,314万3,000円の増額につきましては,平成29年度の繰越金を国民健康保険支払準備基金に積み立てるものでございます。これは平成30年度の国民健康保険制度改正に伴い,保険者が負担する保険給付費が県からの交付金で全額賄われる仕組みとなり,インフルエンザ等の流行による急激な保険給付費の増加には,県からの交付金で対応することになったことや,平成30年度以降,療養給付費等負担金の返還が生じた場合は,翌々年度の国保事業費納付金で調整されることになり,繰越金を必要以上に特別会計に留保しておく必要が無くなったことから,年度ごとに保険税率を変更しないよう平準化のための財源として,また,県へ納付する国保事業費納付金の財源が不足した場合等の対応として,国民健康保険支払準備基金へ積み立てるものでございます。次に,款8諸支出金,項1償還金及び還付加算金,目5償還金,説明欄の償還金1億1,376万3,000円の増額につきましては,平成29年度の療養給付費等負担金,並びに特定健康診査・保健指導にかかる国庫負担金及び県負担金等の清算に伴う過大交付分の返還によるものでございます。
 次に,歳入につきましてご説明させていただきます。補正予算書お戻りいただきまして,82,83ページをお開き願います。款8繰入金,項1他会計繰入金,目1一般会計繰入金につきましては,先ほど一般会計でご説明いたしました,特別会計繰出金にかかるものでございまして,合計183万1,000円を減額し,繰入金を総額7億4,128万円とするものです。次に,款9繰越金,項1繰越金,目2その他繰越金につきましては,3億2,888万7,000円を増額し,総額3億9,695万9,000円とするものでございます。こちらは,歳出の基金積立2億1,314万3,000円と償還金1億1,376万3,000円,及び歳入の保険基盤安定繰入金から波及する198万1,000円の合算によるものでございます。
 続きまして,議案第18号平成30年度石岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。補正予算書お戻りいただきまして,28ページをお開き願いたいと思います。補正予算第2号につきましては,予算総額に歳入歳出それぞれ278万1,000円を増額し,予算総額を歳入歳出それぞれ8億3,659万4,000円とするものでございます。
 内容につきましては,事項別明細書でご説明いたします。150,151ページをお開き願いたいと思います。まず,歳入でございますが,後期高齢者医療保険料278万1,000円の増額につきましては,歳入見込みに合わせまして,現年度分を増額するものでございます。
 最後に,歳出でございますが,152,153ページをお開きください。後期高齢者医療広域連合納付金278万1,000円の増額につきましては,歳入の保険料の増額に合わせまして,納付金を増額するものでございます。
 保険年金課からは,以上でございます。よろしくお願いいたします。

市民会館長)私からは,議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち,市民会館所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。歳入歳出補正予算書事項明細書42,43ページをお開きください。下から3段目,款2総務費,項1総務管理費,目9市民会館費,節 繰出金,施設運営経費,石岡市民会館事業基金繰出金536万4,000円でございますが,平成30年度の市民会館自主事業として,児童劇鑑賞教室,ぬいぐるみミュージカル「狼とかわいいこやぎたち」,映画鑑賞会「ドラえもんのび太の宝島」「この世界の片隅に」「八重子のハミング」「関ケ原」,ミュージカル「しあわせのタネ」,「年忘れ石岡寄席」の4事業7公演を実施いたしました。
 今回この4事業により基金から536万4,000円の支出となりましたので,補正予算により,石岡市民会館事業基金へ繰出しをお願いするものでございます。内訳でございますが,児童劇鑑賞教室につきましては,7月3日,4日の2日間の3回公演で,支出額213万5,750円に対して,入場料収入が151万7,000円でした。その差額が61万8,750円支出増となりました。次に,映画鑑賞会は8月19日「ドラえもんのび太の宝島」,9月23日に「この世界の片隅に」,10月28日「八重子のハミング」12月2日「関ケ原」の4公演で,支出総額235万7,250円に対して,入場料収入が105万2,500円で,その差額130万4,750円が支出増となりました。次に,ミュージカル「しあわせのタネ」は11月25日に実施し,支出総額255万円に対して,入場者が137名で入場料収入が39万8,500円でした。その差額215万1,500円が支出増となりました。最後に「年忘れ石岡寄席」を12月16日に実施いたしまして,支出額が195万3,555円に対しまして,入場料収入が345名で66万5,000円でした。その差額128万8,355円が支出増となりました。
 今後も,市民の皆様に文化・芸術等を身近に感じていただき,文化の高揚・福祉の増進に努めてまいりたいと考えております。ご審議のほどよろしくお願いします。

水道課長)私からは,水道課所管に係る一般会計補正予算,水道事業補正予算についてご説明いたします。
 初めに,議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)についてご説明いたします。補正予算書52,53ページをお開きください。上から2段目の表をご覧ください。款4衛生費,項3上水道費,目1上水道費の説明欄,特別会計繰出金の,19湖北水道企業団繰出金6万1,000円につきましては,総務省通知による地方公営企業繰出基準に基づき,一般会計により地方公営企業職員に係る児童手当に要する経費を繰出し,増額補正するものでございます。なお,湖北水道企業団負担金につきましては,水道課が事務手続き上の窓口となり,一般会計から湖北水道企業団へ直接入金されます。
 続きまして,議案第19号平成30年度石岡市水道事業補正予算(第2号)についてご説明いたします。補正予算書の最後のページになります。161ページをお開きください。収益的支出の款1水道事業費用,項1営業費用,目4総係費の,節 給与8万2,000円,同じく節 手当126万3,000円,同じく節法定福利費17万円につきましては,人事院勧告による給与改定に伴う増額分及び,6月期賞与支給分における賞与引当金の不足補てん額について,増額補正するものでございます。内訳としまして,人事院勧告による給与改定に伴う増額分が28万9,000円,6月期賞与支給分における賞与引当金の不足補てん額が97万4,000円でございます。賞与引当金が不足した理由としましては,平成30年度の賞与引当金は29年度から繰り入れたもので,この予算額の算定は28年度に行っています。28年度,水道課の職員数は現在とな時9名でしたが,内2名は湖北水道企業団からの出向により,水道課支払分を7名で見込んでおり,今年度において不足額が発生したものでございます。
 以上でございます。ご審議のほど,よろしくお願いいたします。

社会福祉課長)私からは,議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)における社会福祉課所管の補正予算につきまして,ご説明申し上げます。
 初めに,歳出でございます。補正予算書の44ページ,45ページをご覧ください。款2総務費,項1総務管理費,目13諸費,節23償還金利子及び割引料の過誤納還付金における,障害者医療費負担金返還金57万7,000円,生活保護費等国庫負担金返還金1億919万5,000円,生活困窮者自立支援事業費負担金返還金80万9,000円,生活困窮者就労準備支援事業費等補助金返還金3万円,生活保護適正実施推進事業補助金返還金8万5,000円の増額補正でございます。内容につきましては,平成29年度における国庫負担金及び国庫補助金の精算による国への返還金でございます。
 次に,46ページ,47ページをご覧ください。一番下の段,款3民生費,項1社会福祉費,目1社会福祉総務費の,プレミアム付商品券事業455万7,000円の増額補正でございますが,国の平成30年度補正予算及び平成31年度当初予算により補助率10/10の補助金により実施するものでございます。今回増額補正でございますが,国の平成30年度補正予算に係る補助金交付決定額が,平成31年3月を予定していることから事務費に関するものについて補正をお願いするものでございます。内容につきましては,消費税・地方消費税率引上げが低所得者・子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに,地域における消費を喚起・下支えするため,低所得者及び3歳未満児子育て世帯に対し,プレミアム付商品券の発行・販売等の事業を行うものです。商品券の購入限度額でございますが,低所得者の方が2万円までで,利用額は2万5,000円でございます。子育て世帯の方は金額は同額ですが,3歳未満児の人数分購入が可能でございます。続きまして,項目の説明に入ります。文具用紙代から事務事業用品費までの需用費につきましては,申請書の印刷や封筒に係る用紙代などの経費。郵便料につきましては,該当すると思われる方への案内などの郵便料。手数料につきましては,参加店舗募集登録手数料。電算業務委託料につきましては,該当者の抽出等運用サポートなどの委託料。次のページ48ページ,49ページ一番上の段,備品借上料につきましては,コピー機等の借上料でございます。ページ戻りまして,46ページ,47ページの一番下の段,この事業に関連しまして職員人件費のうち,時間外勤務手当109万8,000円の内,103万5,000円を,ただいま説明いたしましたプレミアム付商品券事業に要する経費として計上してございます。ページ戻りまして,5ページをご覧ください。こちらも関連しておりまして,第3表,繰越明許費の上から2段目,款3民生費,項1社会福祉費,職員等人件費103万5,000円と,その下のプレミアム付商品券事業455万7,000円につきまして,年度内での事業完了が見込めないため,繰越明許費を設定するものでございます。
 次に歳入でございます。36ページ,37ページをご覧ください。一番下の段の款14国庫支出金,項2国庫補助金,目2民生費国庫補助金,節1社会福祉費補助金の,プレミアム付商品券事務費補助金[10/10]559万2,000円につきましては,歳出のプレミアム付商品券事業の増額に伴い,歳入の国庫補助金を,増額補正するものでございます。
 次に,38ページ・39ページをご覧ください。2段目の(款)15県支出金,項2県補助金,目1民生費県補助金,節1社会福祉費補助金の,重度訪問介護等市町村特別支援事業費補助金[3/4]287万4,000円につきましては,訪問系サービス利用者全体に占める重度障害者の割合が高く訪問系サービスの支給額が国庫負担額を超えることから補助金が交付されることとなったため,増額補正するものでございます。これに関連しまして,48ページ,49ページをご覧ください。一番上の段,目9障害者福祉費の補正額の財源内訳をご覧ください。287万4,000円歳入を増額補正いたしますので,財源内訳について,一般財源から国県支出金へ同額を振り替えるものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

高齢福祉課長)私からは,議案第11号及び17号についてご説明申し上げます。
 まず初めに,議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち,高齢福祉課所管分についてご説明申し上げます。
 事項別明細書についてご説明申し上げます。補正予算書の48ページ,49ページをご覧ください。歳出についてご説明いたします。款3民生費,項1社会福祉費,目3老人福祉費の特別会計繰出金でございます。介護保険特別会計介護保険給付費繰出金につきましては,介護保険特別会計における介護保険給付費の補正に伴い,6,162万5,000円を減額するものでございます。介護保険特別会計職員給与費等繰出金の減額補正は総務課要求によるものでございます。一般会計の補正予算につきましては,以上でございます。
 続きまして,議案第17号平成30年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。補正予算書26,27ページをご覧ください。第1表は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億8,814万円を減額し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ73億8,566万8,000円とするものでございます。
 続きまして,事項別明細書についてご説明申し上げます。補正予算書の140ページ,141ページをご覧ください。歳出についてご説明申し上げます。款2保険給付費,項1介護サービス当諸費のうち,目1居宅介護サービス給付費,目2地域密着型介護サービス給付費,目3施設介護サービス給付費,でございます。これらは,各介護保険給付費における本年度の執行見込み額を精査した結果減額が見込まれることから,各介護保険給付費をそれぞれ補正するものでございます。内訳は,目1居宅介護サービス給付費を1億円,目2地域密着型介護サービス給付費を1億円,目3施設介護サービス給付費を3億円,を減額するものでございます。
 続きまして,款2保険給付費,項4高額介護サービス等費のうち,目1高額介護サービス費,でございます。これは,本年度の執行見込み額を精査した結果,増額が見込まれることから,700万円を増額するものでございます。
 款2保険給付費全体では,減額5億円,増額700万円,差引4億9,300万円の減額でございます。
 続きまして,款4基金積立金,項1基金積立金,目1介護給付費支払準備基金積立金,でございます。これは,保険給付費の減額に伴い,財源に充てていた介護保険料を介護保険給付費支払準備基金に積み立てるため,当該積立金を1億781万9,000円増額するものでございます。款1総務費,項1総管理費,目1一般管理費,職員人件費の削減は総務課要求によるものでございます。
 続きまして,補正予算書の138ページ,139ページをご覧ください。歳入についてご説明申し上げます。
 款3国庫支出金,項1国庫負担金,目1介護給付費負担金,款3国庫支出金,項2国庫補助金,目1調整交付金,款4支払基金交付金,項1支払基金交付金,目1介護給付費交付金,款5県支出金,項1県負担金,目1介護給付費負担金,款7繰入金,項1一般会計繰入金,目1介護給付費繰入金につきましては,歳出における保険給付費の減額における保険給付費の減額に伴い,それぞれ補正するものでございます。款7繰入金,項1一般会計繰入金,目2一般会計繰入金は,総務課要求による職員人件費分です。
 介護保険特別会計の補正予算につきましては,以上でございます。

こども福祉課長)議案第11号平成30年度一般会計補正予算(第5号)のうち,こども福祉課所管につきましてご説明いたします。
 補正予算書48ページ,49ページをご覧ください。歳出からご説明いたします。(款)3民生費,(項)2児童福祉費,(目)1児童福祉総務費,保育支援関係経費のうち,子ども・子育て支援事業費補助金1,800万円の減額につきましては,地域子育て支援事業等を行う施設に対しての補助金でございますが,減額の理由といたしまして,地域子育て地域子育て支援拠点事業の補助要件を満たす施設が当初見込みより減ったことと,一時預かり事業を利用する児童が当初見込みより人数を下回る見込みとなるため補正するものでございます。
 同じく1行下になります。子育て支援事業のうち,子育て世帯及び新婚世帯家賃助成補助金150万円の増額につきましては,申請者が当初見込み人数を上回る見込みとなるため補正するものでございます。
 同じく1行下になります。目児童措置費,児童手当経費のうち,児童手当5,000万円の減額につきましては,児童手当受給者が当初見込み人数を下回るため補正するものでございます。
 同じく1行下になります。保育等運営経費のうち,認定こども園保育等施設型給付費4,663万9,000円の減額につきましては,認定こども園等に入所している児童数に応じて給付費を給付するものでございますが,入所児童が当初見込み人数を下回ったことによりまして,当初に予定していた公定価格加算に対する給付費が減ったため補正するものでございます。
 同じく1行下になります。児童扶養手当経費のうち,児童扶養手当1,000万円の減額につきましては,児童扶養手当受給者が当初見込み人数を下回るため補正するものでございます。
 同じく1行下になります。目3保育所費,統合整備事業のうち,統合保育所整備実施設計委託料1,386万円と第2保育所解体工事設計委託料65万円の減額につきましては,第2保育所を建設候補地の一つとして考えていましたが,新年度において,新たに「こどもの森整備推進事業」として実施するため補正するものでございます。
 続きまして,歳入のご説明をいたします。補正予算書36ページ,37ページをご覧ください。歳入の款14国庫支出金,項1国庫負担金,目1民生費国庫負担金,節2児童福祉費負担金のうち,子どものための教育・保育給付費負担金[5/10]2千88万2,000円の減額につきましては,歳出の認定こども園保育等施設型給付費の減額に伴い補正するものでございます。
 同じく1行下になります。児童扶養手当負担金[1/3]333万3,000円の減額につきましては,歳出の児童扶養手当の減額に伴い補正するものでございます。
 同じく1行下になります。児童手当負担金(定額)3,423万5,000円の減額につきましては,同じく歳出の児童手当の減額に伴い補正するものでございます。
 続きまして,下の段の1行目になります。款14国庫支出金,項2国庫補助金,目2民生費国庫補助金,節2児童福祉費補助金,子ども・子育て支援交付金[1/3]600万円の減額につきましては,歳出の子ども・子育て支援事業費補助金の減額に伴い補正するものでございます。
 続きまして,次の38ページ・39ページの1段目をご覧ください。款15県支出金,項1県負担金,目1民生費県負担金,節2児童福祉費負担金のうち,子どものための教育・保育給付費負担金[2.5/10]1,622万円の減額につきましては,歳出の認定こども園保育等施設型給付費の減額に伴い補正するものでございます。
 同じく1行下になります。児童手当負担金(定額)838万5,000円の減額につきましては,歳出の児童手当の減額に伴い補正するものでございます。
 続きまして,下の段の1行目になります。款15県支出金,項2県補助金,目1民生費県補助金,節3児童福祉費補助金のうち,子ども・子育て支援交付金[1/3]600万円の減額につきましては,歳出の子ども・子育て支援事業費補助金の減額に伴い補正するものでございます。
 続きまして,ページが戻りまして,8ページの第5表,地方債補正の1段目と,併せまして40ページ,41ページの2段目をご覧ください。統合保育所整備事業の限度額を1,300万円から0円に変更したものと,款21市債,項1市債,目2民生費,節1児童福祉債のうち,統合保育所整備事業債1,300万円の減額につきましては,歳出の統合保育所整備事業の減額に伴い補正するものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

健康増進課長)議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)におけます健康増進課所管の補正予算につきまして,ご説明申し上げます。
 補正予算書50ページ,51ページをご覧ください。歳出でございます。上から3段目の表中,款4衛生費,項1保健衛生費,目2予防費,節13委託料,予防接種事業の,13予防接種委託料1,003万7,000円の補正減でございます。こちらにつきましては,感染症の発生及び流行を防ぐために,委託医療機関で行う予防接種の委託料といたしまして,当初予算額2億1,570万円を計上し,実施してきたところでございますが,乳児対象の複数の予防接種につきまして,年間出生数が当初見込みより少ないこと,また高齢者対象の肺炎球菌予防接種者数が,当初見込みより少ないこと,これら2つの理由により,1,003万7,000円の減額補正をするものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

教育総務課長)私からは,議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち,教育総務課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 歳入からご説明いたします。補正予算書36,37ページをご覧ください。一番下の段になります。款 国庫補助金,項 国庫補助金,目 教育費国庫補助金,節 小学校費補助金,ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金133万3,000円の増につきましては,先の大阪北部を震源とした地震による,ブロック塀倒壊事故による調査の結果に伴う小学校2校の安全対策工事の経費について,当該交付金の対象となりましたことから,計上したものでございます。
 次に,その下の段,節 中学校費補助金,遠距離通学費補助金561万8,000円の減につきましては,平成30年4月に統合いたしました石岡中学校の通学バスの運行経費で遠距離通学者対象分に係る国からの補助金につきまして,運行開始後の対象者数が当初予定していた対象者数よりも少なかったことから,減額とするものでございます。
 次に,その下の段,ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金133万円の増につきましては,先ほど説明いたしましたブロック塀倒壊事故の調査の結果に伴う中学校2校分の安全対策工事の経費について,当該交付金の対象となりましたことから,計上したものでございます。
 次のページをご覧ください。下から二つ目の段になります。款 繰入金,項 基金繰入金,目 学校施設等整備基金繰入金,節 学校施設等整備基金繰入金3億5,187万6,000円の減につきましては,本年度施工しております八郷中学校グラウンド改修工事や,石岡中学校の敷地改修工事等の学校設備の財源として,基金からの繰入を予定しておりましたが,当初の予定よりも安価に施工が可能になったことや,財源調整の結果,繰入をすることなく工事費の財源の確保が出来たことから減額するものでございます。
 続きまして,歳出についてご説明いたします。60,61ページをご覧ください。一番上の段になります。款 教育費,項 教育総務費,目 事務局費,節 報償費,新入学祝記念品285万1,000円の減につきましては,平成31年度に小学校へ入学する児童への記念品のランドセル購入に伴い,入札差金が生じたため減額をするものでございます。
 次に,中ほどの款 教育費,項 中学校費,目 学校管理費,節 委託料,バス運転業務委託料1,630万2,000円の減につきましては,一つといたしまして,八郷中学校教育バス4台の運転業務委託の契約に伴うものとして,860万2,000円の減,二つ目として,平成30年4月に統合いたしました石岡中学校の教育バス運行において,当初利用希望者が多かったことから見込んでおりました臨時対応分について,利用者がほぼ確定したことに伴いまして,770万円の減,あわせて1,630万2,000円を減額するものでございます。
 次に,その下の段,節 工事請負費,学校施設整備工事1億4,000万円の減につきましては,八郷中学校グランド改修工事につきまして,実施設計において工法等の精査を行うなど経費の削減に努めたことで,当初予算より安価な設計とできたこと,また入札におきまして差金が生じたことから減額するものでございます。
 次に,その下の段,款 教育費,項 中学校費,目 教育振興費,節 使用料及び賃借料,備品借上料23万9,000円の減につきましては,ICT環境整備事業におきまして,府中中学校,国府中学校,園部中学校の3校へのタブレット端末器の導入したことにつきまして,入札による契約額の確定に伴い,減額をするものでございます。
 次に,64,65ページをご覧ください。上から2段目になります。款 諸支出金,項 基金費,目 学校施設等整備基金費,節 積立金,学校施設等整備基金積立金5,000万円の増につきましては,今後想定される学校施設の修繕や大規模改修などの事業費の財源に充てるため,学校施設等整備基金へ積み立てるものでございます。
 次に,繰越明許費についてご説明申し上げます。ページ戻りまして,6ページをご覧ください。上から2段目,款 教育費,項 小学校費の学校維持管理経費449万3,000円でございます。現在進めております杉並小学校の屋内運動場建具改修工事に関する繰越をお願いするものでございます。当初入札におきまして,応札者がなく不調となったことから,再度入札により落札者を決定し,現在作業を進めてございますが,年度内での工事の完了が困難なことから,当該工事にかかる予算額を繰越させていただくものでございます。
 次に,その下の段,款中学校費の学校維持管理経費3,783万円でございます。現在,石岡中学校施設整備外構工事といたしまして,学校敷地内の通路改修及び東側擁壁の改修工事を進めておりますが,生徒の安全を確保すること,また学校の授業や行事等を優先する必要から,学校との調整を行いながらの作業となっております。年度内の工事の完了が困難なことから,当該工事にかかる予算額について繰越をさせていただくものでございます。
 次に,債務負担行為補正の変更についてご説明いたします。ページ戻りまして,7ページ上から7段目,中学校教育用タブレット端末機器借上料につきましては,先ほど歳出でご説明いたしました,中学校3校へのタブレット端末機器導入にかかる中学校教育用タブレット端末機器借上料の契約額の確定によりまして,補正前の限度額2,936万7,000円から補正後の限度額2,538万3,000円に変更するものでございます。
 次に,一番下の段,小桜小学校児童通学バス運行委託料,また次のページの一番上の段になります,石岡中学校生徒教育バス運行業務委託料,さらにその下の八郷中学校生徒教育バス運行業務委託料につきましては,いずれも平成31年10月1日から消費税法等の一部改正が施行されることにより,消費税率が変わることに伴い,それぞれの補正前の限度額を補正後の限度額として変更するものでございます。
 補正予算の説明は以上でございます。

教育総務課指導室長)私からは,議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号のうち,教育総務課指導室所管の補正予算についてご説明いたします。
 補正予算書の58,59ページをご覧ください。一番下の段,款10教育費,項1教育総務費,目2事務局費,次のページになりますけれども,学校教育一般経費47万5,000円の増でございます。その一段下の学校教育支援事業につきましては,10万8,000円の増でございます。
 以上2件の補正予算につきましては,いずれも指導主事派遣負担金でございまして,平成30年度給与改定に伴い,派遣指導主事5名分の不足分について増額するものでございます。
 以上でございます。

生涯学習課長)私からは,議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち,生涯学習課所管の補正予算についてご説明いたします。
 補正予算書の60,61ページをご覧ください。一番下の段,款10教育費,項4社会教育費,目1社会教育総務費,社会教育振興事業の中の,社会教育主事派遣負担金30万8,000円の増につきましては,平成30年給与改定に伴い派遣社会教育主事1名分の不足分について増額するものでございます。
 次の,放課後児童健全育成事業のなかの,放課後児童支援員報酬1,864万5,000円の減につきましては,放課後児童支援員報酬の支払実績と今後の見込みを精査し減額するものです。
 次の,放課後児童健全育成事業補助金99万4,000円の減につきましては,市内の民間放課後児童クラブに対する運営費の補助金であります。国の基準に基づき交付申請額を踏まえまして補助金の減額をするものです。
 次の,放課後児童健全育成事業整備補助金154万6,000円の減につきましては,新たに市内の民間放課後児童クラブに対する建設補助金であり,国の基準に基づき交付申請額を踏まえて補助金の減額をするものでございます。
 次のページをご覧ください。目3図書館費,中央図書館管理経費,施設清掃・管理・保守保安委託料127万8,000円の減につきましては,年間契約で行っています清掃業務・設備管理業務の入札差金が生じたため,委託料を減額するものでございます。
 補正予算の説明は以上でございます。

文化振興課長)文化振興課の方からは,議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち,文化振興課所管の2点の補正予算について,ご説明申し上げます。
 まず1点目の補正予算でございます。補正予算書,62,63ページをご覧いただきたいと思います。ページ上段ほど,款10教育費,項4社会教育費,目4文化事業費の説明欄をご覧いただきたいと思います。発掘調査経費278万8,000円の減額でございます。減額の内訳は,節7賃金の,臨時作業員賃金,231万9,000円と,節13委託料の,測量・調査等委託料446万9,000円となります。
 賃金の減額理由になります。国への補助申請におきまして,市内の開発行為や外城遺跡やの発掘調査作業及び瓦塚窯跡の遺物整理作業員の賃金が補助対象経費として国の採択に至らなかったため,減額するものでございます。
 次に,委託料の減額理由でございます。本年度より茨城廃寺跡のさらなる価値付けを行うため,茨城群家の推定地であります外城遺跡のレーダー調査探査,微地形測量調査を進めておりますが,入札の際に生じた差金を減額するものでございます。
 さらに,この歳出の減額に伴いまして,国庫補助金の歳入減について,ご説明させていただきます。補正予算書36,37ページをご覧ください。款14国庫補助金,項2国庫補助金,目7教育費国庫補助金,節4社会教育費補助金の説明欄をご覧ください。国宝重要文化財等保存整備費補助金[1/2]につきまして,歳出の2分の1の額となる,歳入139万4,000円が減額になるものでございます。
 次に2点目の継続費の補正につきまして,ご説明申し上げます。まず,補正予算書5ページになります。上段,第2表,継続費補正より,ご説明させていただきたいと思います。継続費の補正内容は,款10教育費,項4社会教育費,目4文化事業費で,細節が,常陸国分寺跡保存管理・活用計画策定委託料にかかるものでございます。この事業につきましては,本年度より2か年の継続事業として計画の策定を進めているところでございます。今般,契約締結によりまして各年度の支払額が確定したため,総額及び年割額が変更となるものでございます。計画策定業務委託料につきましては,2か年で総額658万8,000円となり,その内訳は,1年目の本年度が299万1,600円。2年目が359万6,400円となりましたので,その入札差金を減額するものでございます。これによりまして,平成30年度の年割額を680万から299万2,000円に,31年度の年割額を960万から360万に新たに設定するものでございます。
 次に,補正予算書63ページをご覧いただきたいと思います。説明欄,文化財保護保存及び普及経費の,節13委託料,常陸国分寺跡保存管理・活用計画策定委託料380万8,000円の減額についてご説明させていただきます。減額理由の理由につきましては,先ほどご説明させていただきましたとおり,入札の差額を減額するものでございます。
 さらに,この歳出の減額にともなう,国庫補助金の歳入減について,ご説明させていただきます。補正予算書また戻りまして,36,37ページをご覧いただきたいと思います。款14国庫支出金,項2国庫補助金,目7教育費国庫補助金,節4社会教育費補助金の説明欄をご覧ください。史跡等保存活用計画等策定費補助金[1/2]につきまして,歳出額の2分の1の額となる,190万4,000円の減額となるものでございます。
 文化振興課所管の補正予算は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

スポーツ振興課長)議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち,スポーツ振興課の補正予算についてご説明いたします。
 補正予算書の62,63ページの中段をご覧ください款10教育費,項5保健体育費,目2保健体育施設費,石岡運動公園維持管理経費事業の中の,体育館外壁調査業務委託料253万8,000円につきましては,平成30年度に特殊建築物調査報告業務委託を実施した結果,茨城県県南県民センター建築住宅課より,石岡運動公園体育館の外壁タイルにひび割れ浮きがあるため,至急全面打診検査等による調査を実施するよう,平成30年12月17日付の文書による勧告を受けました。そのため,今回の3月補正予算で体育館調査業務委託料253万8,000円を計上するものです。
 なお,年度内の事業完了が困難であるため,繰越とさせていただきます。次に繰越明許費についてご説明いたします。補正予算書6ページ中段をご覧ください。第3表,繰越明許費補正の款10教育費,項5保健体育費,事業名,石岡運動公園維持管理経費253万8,000円となります。
 スポーツ振興課の補正予算は,以上でございます。よろしくお願いいたします。

学校給食課)私からは,議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち,学校給食課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 補正予算書62,63ページをご覧ください。2番目の段,款10教育費,項5保健体育費,目3学校給食センター費,節11需用費,石岡給食センター管理運営経費,その他施設修繕305万2,000円の減でございます。これは,石岡学校給食センターに設置してございます,給気フィルターユニット交換工事の入札の実施に伴い当初予算額より安価に契約の締結がなされ減額補正をお願いするものでございます。
 次に,同じ段,款10教育費,項5保健体育費,目3学校給食センター費,節1報酬,石岡給食センター調理業務経費の給食センター調理嘱託員報酬460万円の減につきましては,当初,調理嘱託員24名を予定しておりましたが,4月4名,5月4名,7・8月には1名の欠員が生じたことと,補充したものが扶養の範囲内での勤務を希望し勤務日数が減ったことや,インフルエンザり患等で出勤停止になったこともあり,当初予定日数が減ったため減額するものでございます。
 次に,債務負担行為の補正についてご説明申し上げます。補正予算書まず74ページ,75ページのほうでご説明申し上げたいと思います。74ページ,下から4段目,石岡学校給食センター給食配送業務委託料でございますが,限度額が47万9,000円の増となります。これは,平成30年4月からの城南中学校学校閉校に伴う配送距離の減分と本年10月からの消費税率変更に伴うものでございます。
 次に,同じく債務負担行為の変更でございます。76,77ページのほうでご説明申し上げます。上の段,5段目,八郷学校給食センター調理業務委託料でございます。こちらは限度額が65万円の増となります。平成30年8月に契約をし,金額が確定したことと,同じく,消費税率変更に伴うものでございます。同じく,その下,八郷学校給食センター給食配送業務委託料ですが,こちらは,103万8,000円の減になります。平成30年8月に契約,金額が確定したことと,こちらも10月からの消費税率変更に伴うものでございます。
 学校給食課所管の補正予算は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

新田委員)結構ボリュームがあるんですけど,まず3点ですね,お伺いをいたします。45ページの,まちづくり協働課の所管になるかと思うんですが,コミュニティ・新生活運動事業の220万円の減額につきまして,自治総合センター,宝くじ助成ということでお話ありましたけれども,30年度事業採択を受けることが出来なかったという説明があったんですが,その理由について。採択を受けることが出来なかった理由について,お分かりであれば教えていただきたいと思います。お願いいたします。

まちづくり協働課長)お答え申し上げます。この助成金に対する申請でございますけれども,ここ数年と申しますか,まあ10年以上,主に常陸国総社宮大祭にかかる各町内の祭礼用の備品関係で,各自治会等の申請をいただき,自治総合センターの方に繋いでまいりました。そのような中で,30年度におきましても,石岡市内1か所,それから新たに八郷地区の祭礼関する申請,2つについて県を通じて総合センターの方に上げたわけですけども,採択に至らなかったということなんですが,こちらの理由については自治総合センターの方で問い合わせには応じないということになってございまして,私どもでも採択いただけなかった理由っていうのがですね,掴みづらいというふうには思ってございまして,大変恐縮なんですけどもそのような状況でございます。

新田委員)先ほどご説明いただいたように,割と毎年お祭りのコミュニティー活動の助成としていただいていると思うので,31年度も申請するかと思いますが是非よろしくお願いいたしたいと思います。
 それと49ページの,こども福祉課の所管かと思いますが,子育て支援事業の中の,子育て世帯及び新婚世帯家賃助成補助金の150万円の増額ということで,申請者が当初見込みを上回るためということありましたけれども,実際何件を想定して何件の見込みであるのかをお伺いいたします。

こども福祉課長)お答えいたします。年間見込み分といたしまして,当初見込み分は260件と見込んでございましたけれども,今後の見込み分といたしまして49件を見込んでおる部分の増額でございます。以上でございます。

新田委員)49件増ということで,こちらちなみに子育て世帯の方なのか,新婚世帯の方なのか,そちらわかればお願いいたします。

こども福祉課長)お答えいたします。両方でございます。新婚も子育ても,両方でございます。以上でございます。

新田委員)ありがとうございます。どちらも増えているということで,当初見込みを上回るということはかなり浸透してきているのかなというふうに感じるんですれけども,申請者が何を見てこの事業を知ったのかとか,そういったヒアリングが出来ていれば,もしお分かりであればお願いいたします。

こども福祉課長)お答えいたします。市報やホームページはもちろんでございますが,不動産業者さんの方に,市としましてこういう補助制度がありますというご案内を申し上げてます。そちらを通してお知りになった対象者の方が申請に至った経緯があると確認してございます。以上でございます。

新田委員)ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。
 続きまして61ページですね,生涯学習課所管だと思いますが,放課後児童健全育成事業の中の区分1の放課後児童支援員の報酬1,864万5,000円の減額ということで,先ほど今後の見込みを計算した上での減額補正ということで説明ありましたが,もう少し詳しくお示しいただければと思います。よろしくお願いいたします。

生涯学習課長)お答えします。特別な配慮が必要な児童や,保護者のお迎えの状況等によりまして実際と大きな差が出てしまいました。

新田委員)これは支援員さんの数がということでよろしいでしょうか。

生涯学習課長)失礼しました。支援員の日数,勤務体系がですね,先ほど申しましたとおり特別配慮が必要な児童や保護者の迎え等によりまして,時間の短縮等があったためでございます。以上でございます。

新田委員)とりあえず以上で,ありがとうございます。

谷田川委員長)ほかに質疑はございませんか。

小松委員)補正予算書53ページ,負担金ですね,霞台の関係の。2億844万6,000円ですか。これは先ほど説明があったんですけども,霞台厚生施設の今やっている工事が年割でこう額を決めてるんだけど,それが何らかの理由で予定通り進まなくなったので,その分を減額修正するということで,三市町にその関係が連絡行って石岡ではこうなったと思うんですけど,この2億844万6,000円になったことについて,どうしてこういう額になるかっていうのは一定の説得力あるといいますか,その計算式が来てるでしょ。担当課の方には。それを私は示して欲しいんですよね,いかがですか。

生活環境課長)ご説明いたします。こちらは先の小松委員の質疑の方でも部長の方がご答弁申し上げておりましたが,当初の30年度以降の年額割合に変更が生じたことから,平成30年度新ごみ処理建設事業費が減額され,その後,総額には変わりはございませんが,30年度以降,31年,32年度の費用が,年割が変更するものでございます。総額等は変わってございませんので,その分石岡市の方の負担割合が38.0パーセントでございますので,その分が30年度の,あくまでもこれは現在石岡地区と玉里小川地区の方の負担割合を除いた分でございますが,予定で30年度が,建設の方が石岡の負担割合ですが約2億4,000万。31年度が18億,32年度が約25億と,変更になったものでございます。

小松委員)何かを見て読んでるんでしょうから,元になる,霞台の方から提案されている計算表を見せてくれって言ってるんですよ。よろしいですか。そういうふうな言葉ではないんですよ。それは全部計算式があって今年度これだけ減額になるから,来年度これだけ増額してこうやるとかって,来てるでしょ。それを見せてください。説明はそういうことになるかも知れないけどね,言葉ではね。

生活環境課長)こちらは詳細については,霞台の厚生施設の方からお示しされておりますが,中身については霞台の組合の方に問い合わせていただければと思います。よろしくお願いいたします。

小松委員)三市町で,例えばかすみがうら市の生活環境部は示してるんですよ,そういう質問に対して。こういうふうな計算式が来てるので,だからこういうふうになりますという根拠を示してるんですよ。これを霞台でもらってんのよ,議員は。生活環境部から。それを要求してるんだから出してください。そうしないと説明だけ聞いててもわからない。いいですか。

生活環境課長)再度でございますが,詳細については霞台厚生施設組合の方にお問い合わせ願いたいと存じます。よろしくお願いいたします。

小松委員)それはそういうのが来てるんでしょ。来てるの,来てないの。来てるんだったら出してください。

生活環境課長)当然調整会議等はしてございますが,あくまでも私達構成市町村の方は,負担割合としての詳細は示されておりますが,詳しい内容については組合の方に問い合わせしていただきますよう,よろしくお願いいたします。

小松委員)非常に不誠実ですよ。来てて,三市町で,あるところではね,それはちゃんとそういう来たものを,そういう質問,要請に対して議員に公表されてるんですよ。それは全部みんな霞台って。何なんですか,その生活環境部っていうのは。そういう点では責任もあるわけだから。そういうふうに公的に示されて,あなた方に示されたものは出してください。あるんでしょ。ただ口頭だけで言ってるわけじゃないでしょうよ,霞台は。それはだめだよ,そういうことでは。だからね,説明責任が問われてんですよ,昨日もね,それは別な件だけども。求めてんだから説明しなくちゃだめでしょうよ。説明責任があるんですよ,執行部には。大変な額で増減にかかわるものだから。霞台だからって俺は知らないって,そういうことではだめですよ。

谷田川委員長)暫時休憩いたします。

―休憩―

谷田川委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。

小松委員)どういう時期にどういうことで決まってこうなるというのがあると思いますので,その点を請求してわかるようにお願いしたいということですね。それからあの,ちょっと別なことになりますけど…

谷田川委員長)あの,やめてください。一問一答ですから。その資料を提出してもらうのかもらわないかだけ質問してください。

小松委員)してもらうように要求します。

谷田川委員長)暫時休憩いたします。

―休憩―

谷田川委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。ただ今小松委員から要求のありました資料については,委員会条例第23条の規定に基づき,委員会としてこれを要求したいと思います。これにご異議ございませんか。

櫻井委員)とりあえずこれに関しては,担当部の方に霞台の方に確認していただいて,OKが出れば配布してもらうという形でよろしいんじゃないですか。

谷田川委員長)ただ今櫻井委員から霞台厚生施設の方に確認をしていただいて,それで出るというものであればその後でもよろしいという意見があったんですが,それでご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,ただ今の櫻井委員お話を通させていただきます。
 次に移ります。ほかに質疑はございませんか。

玉造委員)37ページなんですけども,教育費国庫補助金の1,小学校費補助金ですが,ブロック塀の方の2校の,二つの小学校で交付金が該当したということでございますが,これについてお伺いいたします。

教育総務課長)小学校2校についてお答え申し上げます。こちらは,府中小学校,林小学校になります。府中小学校につきましては,校庭内にありますブロック塀,かなり古いものでございまして,元交通公園のような使用をしていたものと思われるものがございます。それと,プールの囲いのブロック塀について改修するものでございます。林小学校につきましては,校門に付いております袖塀について行うものでございます。以上でございます。

玉造委員)続いて,下の中学校費補助金のブロック塀がやはり中学校2校分が該当したということで,その件についてお伺いをいたします。

教育総務課長)中学校のブロック塀についてお答え申し上げます。中学校2校,こちら府中中学校と園部中学校になります。府中中学校につきましては,プールにございますブロック塀の改修を行うものでございます。園部中学校におきましても,プールの外壁となっておりますブロック塀について改修を行うものでございますが,園部中学校についてはすでに工事が進んでおります。以上でございます。

玉造委員)ありがとうございます。
 もうひとつなんですけども,6ページの教育費で学校維持管理経費の小学校費のところで,杉並小学校の年度内の工事が完成は繰り越されるということでございますが,どういった工事というか,進捗状況をお伺いいたします。

教育総務課長)繰越明許費にございます,杉並小学校の屋内運動道場建具改修工事についてご説明申し上げます。こちらにつきましては先ほどご説明いたしましたが,一度目の入札の不調に伴いまして,再度入札により業者決定いたしまして工事を進めておりますが,内容につきましては体育館のアルミサッシ,アルミ建具,こちら延長でいきますと約200メートルございますけれども,こちらのサッシが老朽化しておりますので,それを改修するものでございます。以上でございます。

玉造委員)ありがとうございます。続きまして,中学校費の方の石岡中学校の通路と東側擁壁の工事ということで,繰り越されるということですが,この点について具体的にお伺いいたします。

教育総務課副参事)お答えいたします。こちら石岡中学校の工事についてでございますけれども,大きく分けまして,先ほど申し上げました正門から昇降口までの通路部分と,それから東側の擁壁の工事でございます。同時施工ということで当初予定してございましたけれども,そのほかに石岡中学校30年度におきましては,空調の工事ですとか,それから雨漏り改修の工事を入れておりまして,それに合わせまして,城南中学校からの先生方の車等もございますので,手狭なところとそれから学校行事等の調整等が入りまして,30年度におきましては通路の部分を完成させまして,残り裏側の擁壁を4月から6月を目安に完成を予定してございます。以上でございます。

玉造委員)ありがとうございました。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)ほかに質疑はございませんか。

大和田副委員長)5ページ,継続費補正の,常陸国分寺跡保存管理・活用計画策定事業の1,640万が,659万2,000円ということで相当工夫されて保存管理活用計画策定事業の費用が安くなったということだと思うんですが,何かその,これまで安くなった,担当課で工夫があったのか伺います。

文化振興課長)継続費の補正のこの減額の理由についてお答え申し上げます。こちら,平成30年度の予算を上げる段階で,その前年度につきまして,数社から見積りを取らせていただきました。各社横並びだったんですけども最終的には平成30年度の継続費総額として1,640万を計上させていただいたところでございます。その後今年度に入りまして,常陸国分寺の業務委託をするにあたりまして,まず本課の方で設計を組みました。設計につきましては公共単価,また各公共的な数値の方を用いて算出したんですけども,その時点でだいたい142万程としております。それで最終的に入札の方をかけたんですけれども,入札時点でかなりこの額が落ちた。いわゆる,受託業者の方がかなり落として入札をしたというような経緯がございます。以上でございます。

大和田副委員長)いろいろ基本設計の委託料で,毎年いろんな計画が出て,委託されてますけれども,いろいろ工夫があればですねこういうふうな,最初の見積もりがどうだったのかっていうものもありますけれども,ぜひ工夫してですね,やっていただければなと思います。
 もう1点ありまして,85ページの国保ですけれども,款(6)基金積立金の補正額の2億1,314万3,000円。積立金の累計残高をまず確認させてもらっていいですか。

大和田副委員長)あとで教えていただければ結構です。この2億1,314万3,000円というのはどういう計算でこの金額を計算されてるのか,今すぐわかれば教えていただきたいんですけど。

保険年金課長)失礼いたしました。この積立金の金額の算出でございますけれども,平成29年度の決算の実質出資額,こちらが4億921万3,000円ございます。そこから今年の30年度の当初予算で計上した繰越金6,807万3,000円を差し引きます。またそこから9月補正で予算計上しました繰越金1,225万3,000円,こちらも差し引きます。また,今回の3月補正で計上させていただいております,基金積立金以外の財源ですね,こちらが合わせて1億1,574万4,000円ございます。これらを差し引きますと,2億1,314万3,000円という金額になります。
 先ほどの基金の積立金の残高でございますが,時間とらせまして大変失礼いたしました。準備基金の積立金でございますが,29年度決算で78万8,435円でございます。大変失礼いたしました。よろしくどうぞお願いいたします。

大和田副委員長)78万ですか。78万。

保険年金課長)78万8,435円でございます。

大和田副委員長)そうするとこの支払準備積立金というのは,翌年度にもう掃き出しちゃうっていう感じなんですかね,考えとしては。財政難っていうか,基金として何かあとあと保険料が上がるのを抑えるために掃き出すというんじゃなくて,もう次年度にほとんど掃き出しちゃうという形でよろしいんですか。

保険年金課長)お答えいたします。委員さんが仰るような感じでございますけれども,これも30年度からの制度改正に伴う部分があるんですが,これまで保険給付費,これまでといいますか平成30年度から保険給付費が県から全額10分の10補てんされるようになりましたことですとか,療養給付費負担金の精算についてはですね,翌々年度で行うという仕組みに変わってございます。そのため,これまでは決算の繰越金等についてはですね,翌年度に全額歳入という形で毎年毎年繰越という形で積み重ねてきたわけなんですが,そういった大きな歳出が調整されることになりましたので,会計内にですね,大きな余剰金を残す必要がなくなったということで,先ほど委員からもございましたようにですね,県への納付金が増えたときの財源や年度によって,保険税などを算定いたしますとその年度によって若干前後はございますので,毎年毎年保険税率を見直すことはできませんのでそういった補充財源といいますが保険税を平準化するための財源ということで,特別会計に積み立てるというふうにしたものでございます。以上でございます。

大和田副委員長)ありがとうございました。介護保険の積立金も,補正後で5億2,563万2,000円を基金に積み立てることになってるんですけども,これも同じような考えなんでしょうかね。確認のために伺います。

高齢福祉課長)介護保険もやはり同じように積立金につきましては,その後また介護保険…介護保険の場合には3年間同額でいきますけども,当然今度次の,例えば介護保険計画時において上がるのを抑えるということで投入をさせていただくという形になります。

大和田副委員長)わかりました。ありがとうございました。

谷田川委員長)ほかに質疑はございませんか。

池田委員)それでは少々細かな点も含みますけども,何点かお伺いしたいと思います。まず,ページで申し上げますと39ページになります。街頭防犯カメラ設置促進事業補助金120万円ということでご説明いただいたのは,国体開催に伴いまして,施設等に1台20万円かける6か所で設置をして参るとございました。それでこの6台につきましてはどこを想定して設置されていくお考えなのか,お伺いいたします。

まちづくり協働課長)この補助金の充当いたします事業でございますけれども,30年度事業でございますので,すでに工事に入っている部分もございます。今年度設置を予定しておりますのは,一つに石岡市運動公園入口交差点。それから石岡運動公園の南東側,ファミリーレストランがある方の側になりますが,あそこのT字路の交差点。それから,この市役所の間近にございますけれども,6号国道の十字路交差点。それから同じ国道6号の消防署がある山王台の交差点。それからフルーツラインの小幡の交差点。それから八郷総合支所がございますけれども支所の北側になりますファッションセンターがある側の十字路交差点を予定してございますと申しますか,すでに設置を完了したところもございます。

池田委員)設置後の維持管理につきましては,従来より本市で設置している防犯カメラがございます。この6台についてはその後の維持管理についてはそれと一元化して管理していくことでよろしいんでしょうか。

まちづくり協働課長)今年度実施しております設置事業において設置する防犯カメラにつきましても,それ以前に設置いたしました防犯カメラについても,維持管理につきましては特に相違はございません。

池田委員)それでは続きまして,45,41にございます,先ほど新田委員の質問にもお答えになっておりましたが,コミュニティー助成事業補助金については合併前は1年に2団体,合併後は石岡地区に1団体,八郷地区に1団体,毎年2団体程度助成されていたものが,何らかの理由でなかなか申請しても認めていただけない状況が続いていると。理由については定かではないというようなお話でしたが,これについては希望する団体が結構多いし,あるいはここにきてこの補助金自体が皆さんお知りになるとこになって結構申請数も多いと思うんですけど,平成30年度末において,何団体が申請をしていわゆるウェイティングリストに入っているのかお伺いいたします。

まちづくり協働課長)ご指摘いただきましたとおり,市内の各団体から多くのお申し込みをいただいているところでございます。現時点で正確な数字は持っておりませんけども,10団体を超える団体からお話を頂戴しているところでございます。

池田委員)正確な数字を把握されてないということですけども,順繰り順繰り助成されていけば当然減っていくというか,一番古い団体で平成何年度に申請した団体が一番古い団体で,さらに先ほど正確な待っている団体数がわからないということですが後ほどお調べいただいてご報告願いたいと思います。これについては結構です。
 次にですね,ページ61ページになります。庶務一般経費の中の新入学祝記念品285万1,000円減額ということでご説明,こちらはランドセル支給に伴うものだとは理解するわけですけども,平成30年度において入札後のランドセル1個当たりの金額はいくらなのかをお伺いいたします。

教育総務課長)ランドセルの1個当たりの単価でございますが,1万5,660円でございます。

池田委員)こちらも黒赤に限らず,5色用意されていると思います。細かい話で恐縮ですが,色の数についてお伺いしたいと思います。

教育総務課長)ご答弁申し上げます。現時点で配布をしております個数での内訳で,ご答弁をさせていただきます。黒が74,黒に青ステッチのものが169,それから水色が147,赤が86。茶色,ブラウンです,こちらが47で,合計いたしまして523を発注してございます。以上でございます。

池田委員)そうしますと,新入学児童数で申請数が何件あって,それに伴って祝い品として出した数,その割合についてお伺いいたします。

教育総務課長)ご答弁申し上げます。申請者数が511名,それから転入見込といたしまして12名を見込んでおりまして,合計発注時点で523個でございます。現在配布しておりますのが517個で,配布の割合といたしましては98.8パーセントでございます。以上でございます。

池田委員)ほとんどのお子さん方に行きわたるというようなことで,祝い品の趣旨としては,おおむね成功しているというようなことだと思います。これについては以前にも申し上げましたが,せっかく石岡市として新入児童に祝い品を出すわけでありますので,ランドセルにですね,「石岡市」とかですね,あるいは石岡市の市章を…プリントでは色があせてしまうかもしれませんので,その辺を工夫していただいて,市からいただいたものだと。土浦についてはちゃんと市の市章と土浦市っていうことで刻印ともうしますかやってますので,これぜひ検討課題としてお考えいただければと思います。そういったことは無いとは信じてますけども,例えばおじいちゃんおばあちゃんがくれた,でももらえるものならもらっておこう,余っているのでフリマアプリで売ってしまおうなどということは無いと思いますけど,そういったことも可能性としてはですね,無いわけではないので。ぜひ祝い品としてであれば何らかの,本市からもらったものだというような区別をつけるようなこともぜひ考えていただければと思います。
 同じページですね,61ページで学童,放課後児童健全育成事業の支援員報酬の減額でございます。学童につきましては,私も色々なところから色々なお話を伺ってます。年度途中で経験豊富な,いわゆるベテランの先生が離職していくような状況がいくつか散見されるというようなことで伺っているところです。今現在のですね,支援員さんの状況と申しますか,これは各学校においては若干の相違はあるにせよ,やはり子どもたちを第一に考えたときには,身近な支援員さんの体制っていうのがさらに重要になってくると思いますので,今現在の支援員さんの体制であるとか,どのような配置で工夫されているのかをお聞きしたいと思います。

生涯学習課長)放課後児童クラブの支援員の状況でございますが,今現在111名います。各小学校19校に支援員を配置しております。1校あたりですね,学校の規模等によって違いますが,3名から16名で配置しております。その中でローテーション取りながら,担当を設けております。1教室あたり2人以上の支援を配置していますので,それからきてローテーションを取っているのとですね,定期的に子どもたちの対応のためにですね,研修を行っております。研修としまして,全支援員を集めまして児童のほめ方叱り方に関する講義とか,体操・折り紙等のレクリエーションの紹介とかですね,AEDの研修とか行っております。子ども達に接する仕事ですので,各支援員に自覚を持ってもらっております。以上です。

池田委員)教育部長にお伺いしたいんですが,この学童クラブが直接市の直営で行っているほかにですね,他自治体を見てみますと民間委託っていうような手法も取られているようなこともよくあるようです。やはりすべては子ども達のためにいい学童保育,放課後児童クラブの運営っていうのは非常に重要なことだと思いますので,色々な角度から色々なやり方含めてですね,ご検討される時期に来ていると思うんですけども,まず学童クラブとそのあり方についてお考えをお伺いしておきたいと思います。

教育部長)ご答弁申し上げます。放課後児童クラブだけではなく,放課後児童クラブに併せて,放課後子ども教室を一体的な運営っていうのが国から求められている状況がありまして,石岡市においても現在の直営では小学校すべてで実施してございますので,民営化が可能かどうか現在放課後児童クラブないし放課後子ども教室の運営を協議する委員会を設置してございますので,その中で民間委託の是非等について,すでに今年度から協議を開始してございます。まだ結論までは至っておりませんが,委員会の方で是非の結論が出れば,それを受けまして教育委員会の方でも,可能であれば民間委託を活用しながら,児童クラブだけではなく子ども教室も併せて全校で実施していきたいと考えてございます。以上でございます。

池田委員)続きまして,63ページになります。発掘調査経費の中の測量・調査等委託料46万9,000円につきましてお伺いいたします。先ほどの説明によりますと,茨城廃寺の反対側の台地上に外城遺跡がございます。こちらについては茨城郡家あるいは茨城郡衙の推定宝蔵地であるということで,1月にですね,地中内の超音波っていいますか,音波を出して宝蔵物あるいは建造物の調査をされていると思いますけれども,それらの内容と,いつ,調査された先生の見解なり調査の報告がされるのか,確認をしておきたいと思います。

文化振興課長)外城遺跡の発掘の状況といいますか,調査の内容がいつ出来上がるかについてご説明いたします。まず外城遺跡のレーダー探索につきましては1月に実施をしておりまして,その中で地中にレーダーを当てて,その地下に遺構が確認出来るような超音波の跳ね返りがありますので,そちらで遺構を確認します。そしてまた微地形測量というものがございますが,地中の,人の目にはちょっと見えないような判別できないような凹凸,そういったものを把握しまして,おおむねそれとそれを合わせまして,どこに遺構があるのかというようなことを確認する調査になってございます。それを実施しまして,本年度3月18日までに調査結果が上がりますので,時期としては今年度中に1回報告があるということでございます。以上でございます。

池田委員)こちらについてはですね,国分僧尼寺,そして常陸国郡衙,茨城廃寺並びに茨城の郡衙あるいは群家の確認が出来れば,一連の古代の寺院と役所の位置づけが明確になってくるので,私も正確にですね,郡衙が確認されればいいなというようなことは思ってます。引き続きですね,発掘調査等の実施等も視野に入れながら調査されますよう,お話ししておきたいと思います。
 最後になりますが,同じページのですね,石岡給食センター調理業務経費の給食センター調理嘱託員等報酬460万円の減額につきまして,関連してお伺いいたします。今現在石岡市では給食は小中学校合わせまして5,809食作ってまして,石岡が3,863。八郷が1,946食です。八郷地区につきましては,民間委託している関係で調理員が離職,あるいは,先ほどご説明がありましたが,インフルエンザ等により出席停止になった場合においても調理員の補充はされると,要するに欠員がないような状況がなされるということは以前に説明を受けております。石岡の給食センターの調理の現状をみますと,それでなくてもですね,少ない調理員のなかで3,800食余りの給食を調理していくわけでありますので,病気であるとか何らかの理由で離職されることは致し方ないにしても,やはりその調理員の配置,あるいはその配置する上での工夫,あるいは確保,これは最重要な課題だと思います。そこで今の給食調理員の石岡給食センターの状況等について,今少し詳しくお伺いしたいと思います。

学校給食課長)ご答弁申し上げます。現在の石岡給食センターの調理業務人員の状況でございますが,正職員の調理員7名在籍してございます。その下に調理嘱託員としまして,現在22名おります。そのなかで石岡市の正規調理員を班長としまして,具体的に言いますと,サラダ班,揚げ物班,煮炊き班,というような班長以下3名から5名の班を編成しまして,日々調理に当たっているところでございます。そのなかでこのような,委員仰いますように,なかなかずっと人員が確保出来ていないというところなんでございますが,班の中から融通し合いまして,給食の調理の方を行っているというところでございます。それでも足りないような場合には,事務員も含めまして,保菌検査の方行っておりますので,ただ簡単な下処理,最初の段階で,例えば玉ねぎの皮をむくとか,そこから人がいない時期には大変な忙しい状況になりますので,栄養士含め中に入って補充を行い,時間どおりに給食の方を調理しまして配送している状況でございます。以上でございます。

池田委員)ただ今ですね,正職員が7名,嘱託職員22名,合計29名で調理業務を行っているということでございますけども,この3,800食の給食を作りにあたって,適正っていいますか,本来であれば何人ですべきところを29人で行っているのか,何人くらいの不足が今現在起きている中でやりくりをしているのかというところをお伺いしたいと思います。

学校給食課長)ご答弁申し上げます。私の方でもこの職を命ぜられてから,具体的にこのメニューであれば何人必要か。この調理であれば何人必要であるのかというようなことを調査,栄養士とも話をして人数の適正配置に向けて確認はしておるところでございますが,やはり栄養士の方に一番中身は分かっておりますので。献立によっては,やはり最適な人数というのが確定しているわけではございません。今の状況で,各班ともやはり数名程度足りていないという状況は認識してございます。調理員の確保でございますが,ハローワークさん,市の総務課の方に求人が出ておりますので,そちらの方で,月に最低1回でも顔を出して,ハローワークさんの方には電話等でお願いをしながら,なんとかお願いをしている状況でございます。以上です。

池田委員)労働力不足,働き手不足というのが昨今ですね,言われてきてるわけでございまして。求人をかけてもなかなか人が集まらない状況っていうのは,もうこの先,厳しくなってくると思います。そのような中では子どもたちが毎日口にする給食であることでございますし,安全安心はもとより決められた時間の中での配送等もありますので,よくその辺苦心されると思いますけども,やっていただければと思います。私の質問は以上で結構です。

谷田川委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 次に採決に入ります。議案第11号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち,当委員会の所管にかかる部分,議案第12号平成30年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号),議案第16号平成30年度石岡市霊園事業特別会計補正予算(第1号),議案第17号平成30年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号),議案第18号平成30年度石岡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号),議案第19号平成30年度石岡市水道事業会計補正予算(第2号」の計6議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,いずれも原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。午後1時半から会議を再開いたします。

―休 憩―

谷田川委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に,消費税等の一部改正が,平成31年10月1日から施行されることに伴い,市施設の使用料及び利用料金を改正する16議案が提出されていることから,一括して議題といたしたいと思います。
 それでは,議案第20号石岡市民会館条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第21号石岡市旭台会館条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第22号石岡市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第35号石岡市立学校施設使用条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第36号石岡市公民館条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第37号石岡市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第38号石岡市龍神の森キャンプ場条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第39号石岡市海洋センター条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第40号石岡市八郷総合運動公園条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第41号石岡市運動広場等条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第42号石岡市朝日スポーツ交流施設条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第43号石岡市農村高齢者センター条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第44号石岡市ふれあいの里石岡ひまわりの館条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第51号石岡市農業者トレーニングセンター条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第59号石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第61号石岡市水道事業給水条例の一部を改正する条例を制定することについての計16件について,一括して議題といたします。
 本案について,初めに執行部からの説明を求めます。なお,議案番号の順に説明をお願いいたします。

市民会館長)議案第20号石岡市民会館条例の一部を改正する条例を制定することについてを説明申しあげます。
 提案理由でございますが,平成31年10月1日から施行される消費税法の改正に伴い,現行税率8パーセントから10パーセントに対応すべく,石岡市民会館条例第6条に定める使用料,別表第1市民会館ホール使用料,別表2市民会館会議室等使用料,別表3市民会館付帯設備,備品等使用料を改正するものでございます。
 なお,新旧対照表につきましては,最後のページ1から4ページになります。ご審議のほど,よろしくお願いします。

まちづくり協働課長)まちづくり協働課から,議案第21号石岡市旭台会館条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第22号石岡市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例を制定することについての計2件を一括してご説明申し上げます。
 議案第21号石岡市旭台会館条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第22号石岡市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例を制定することについての計2件は,いずれも消費税法等の一部改正が平成31年10月1日から施行されることに伴い,施設の利用料金を改正するものでございます。
 改正の内容でございますが,いずれの議案も3枚目に新旧対照表を添付してございます。左側が改正前,右側が改正後の表となってございまして,それぞれの会議室ごとの区分,それから時間帯によって消費税の2ポイント増税分を反映させていただいているところでございます。金額的に申し上げますと,旭台会館については20円ないし40円の値上げ,コミュニティセンターについては10円ないし60円の値上げとなってございます。
 まちづくり協働課からは以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

教育総務課)私から議案第35号石岡市立学校施設使用条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。
 本案は,消費税法等の一部改正が平成31年10月1日から施行されることにより,消費税率が8パーセントから10パーセントにかわることに伴いまして,学校施設の使用料を改正するため提案するものでございます。
 一部改正の内容としましては,改正文に示すとおり,条例中別表第1及び別表第2で定めております学校施設使用料及び温水プール使用料の表を改めるものでございます。改正前,改正後の使用料につきましては,新旧対照表の24ページにお示ししてございます。記載のとおり,それぞれの消費税率10パーセントの使用料に改めるものでございます。
 以上が,議案第35号の提案理由の説明でございます。よろしくお願い申し上げます。

中央公民館)中央公民館から,議案第36号石岡市公民館条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。
 提案理由でございますが,この改正案は平成31年10月1日から消費税率が10パーセントに改正さることに伴いまして,中央公民館及び地区公民館の使用料を改正するものでございます。
 改正場所につきましては,次のページの石岡市公民館条例の一部を改正する条例,新旧対照表でご説明申し上げます。中央公民館及び地区公民館の改正部分といたしまして,左側の別表3におきまして,中央公民館また八郷地区にございます地区公民館の各部屋ごとの使用料が定められております。また,別表4につきましては,石岡地区にございます地区公民館4館の各部屋ごとの使用料が定められてございます。改正前の表につきましては消費税8パーセントでございます。こちらを改正後の表,消費税10パーセントの表に改めるものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

生涯学習課長)生涯学習課から,議案第37号石岡市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。
 この改正案は,消費税法等の一部改正が,平成31年10月1日から施行されることに伴い,勤労青少年ホームの使用料を改正するものでございます。
 次のページをご覧ください。条例中,勤労青少年ホームの使用料を定めております,別表をご覧のように改めるものでございます。さらに,次のページの新旧対照表をご覧ください。条文中の別表におきまして,左側が改正前,右側が改正後となっております。改正前の表の消費税8パーセントの使用料を,改正後の表,消費税率10パーセントの使用料に改めるものでございます。
 次に,議案第38号石岡市龍神の森キャンプ場条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。この改正案は消費税法等の一部改正が平成31年10月1日から施行されることに伴い,龍神の森キャンプ場の使用料を改正するものでございます。
 次のページをご覧ください。条例中,龍神の森キャンプ場の使用料を定めております,別表をご覧のように改めるものでございます。さらに,次のページの新旧対照表をご覧ください。条文中の別表におきまして、左側が 改正前、右側が 改正後と なっております。改正前の表の消費税8パーセントの使用料を,改正後の表,消費税率10パーセントの使用料に改めるものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いします。

スポーツ振興課長)スポーツ振興課から,議案第39号石岡市海洋センター条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。
 この改正案は,消費税法等の一部改正が,平成31年10月1日から施行されることに伴い,石岡市海洋センターの使用料を改正するためでございます。改正個所については,次のページの新旧対照表でご説明いたします。条文中の別表におきましては,左側が改正前,右側が改正後となっております。改正前の表につきましては,消費税8パーセントでございます。改正後は,10パーセントに改めるものでございます。
 続きまして,議案第40号石岡市八郷総合運動公園条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。
 この改正案は,同様に,平成31年10月1日から消費税法が改正されることによりまして,石岡市八郷総合運動公園の使用料を改正するためのものでございます。改正個所につきましては,次のページの別表を改めるものでございます。次のページ見ていただきまして,新旧対照表になってございます。条文中の別表,左側が改正前,右側が改正後となってございます。改正前が8パーセント,改正後は10パーセントに改めるものでございます。
 続きまして,議案第41号石岡市運動広場等条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。
これも同様に,消費税法が改正されることに伴いまして,運動広場等の使用料を改正するためのものでございます。次のページ見ていただきまして,別表を改めるものでございます。次に行っていただきまして,新旧対照表になってございます。条文中の別表,左側が改正前,右側が改正後となっております。
 次に,議案第42号石岡市朝日スポーツ交流施設条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。
 こちらも同様に,消費税法が改正されることに伴いまして,石岡市朝日スポーツ交流施の使用料を改正するためのものでございます。次のページ行っていただきまして,別表を改めるものでございます。さらに次のページに行っていただきまして,新旧対照表でございます。左側が改正前,右側が改正後となっております。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

高齢福祉課長)私からは,議案第43号及び議案第44号についてご説明申し上げます。
 はじめに議案43号石岡市農村高齢者センタ−条例の一部を改正する条例を制定することについてでございますが,地方自治法第96条第1項第1号の規定により,議会の議決を求めるものでございます。
 条例改正の内容でございますが,消費税法等の改正が,平成31年10月1日から施行され,消費税率が10パーセントに改定されるのに伴い,適正な消費税転嫁と財源確保のための全庁的な使用料等の見直しに合わせて,農村高齢者センタ−の利用料金をそれぞれ消費税率改定分を転嫁した金額に改めるものでございます。本条例の施行日は平成31年10月1日となります。
 続きまして,議案第44号石岡市ふれあいの里石岡 まわりの館条例の一部を改正する条例を制定することについて」でございますが,地方自治法第96条第1項第1号の規定により,議会の議決を求めるものでございます。
 条例改正の内容でございますが,この条例も消費税法等の改正に伴いまして,ふれあいの里石岡 ひまわりの館の使用料をそれぞれ消費税率改定分を転嫁した金額に改めるものでございます。
 なお,個人使用施設の3歳児未満及び3歳児以上の区分につきましては,消費税転嫁分の算定額が10円未満となりますので,使用料金の変更はございません。本条例の施行日は,平成31年10月1日となります。
 高齢福祉課所管のものにつきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。

スポーツ振興課長)スポーツ振興課からは,議案第51号石岡市農業者トレーニングセンター条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。
 この改正案は,消費税法等の一部改正が平成31年10月1日から施行されることに伴い,石岡市農業者トレーニングセンターの使用料を改正するためのものでございます。改正個所につきましては,次のページの別表を改めるものでございます。次のページ見ていただきまして,新旧対照表になってございます。左側が改正前,右側が改正後となってございます。以上でございます。
 続きまして,議案第59号石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。
 この改正案は,同様に平成31年10月1日から消費税法等の一部を改正することに伴いまして,石岡市都市公園使用料を改正するためのものでございます。次のページへ行っていただきまして,別表4から別表7までを改めるものでございます。新旧対照表でございますが,これにつきましても左側が8パーセント,改正後の右側が10パーセントということで改めるものでございます。以上でございます。

水道課長)私からは 議案第61号石岡市水道事業給水条例の一部を改正する条例を制定することについてをご説明いたします。
平成31年10月1日より,消費税率が8パーセントから10パーセントに改定されますことから,水道料金及び加入金の額を改正するものでございます。
 なお,新旧対照表につきましては,最後のページ,66,67ページになります。左側,改正前につきましては8パーセントの金額となってございます。右側につきましては,改正後の10パーセントの金額となってございます。
 説明は以上でございます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

小松委員)小松豊正です。今,色々16議案ですかね,16議案。消費税の10月1日からの8パーセントから10パーセントに上がることに伴う,議案の一部改正の提案がありました。でこれは,私はですね,消費税が導入されて家庭消費も2011年から比べれば25万円ですね、家計消費もダウンしてるし,実質賃金もマイナス14万円,少なくなってると。生活が非常にやっぱり大変になってる中で消費税増税に踏み切る,そういう今の政権には厳しく批判をしているわけですけども,そういう中でまた2パーセント増税されるわけなんですね。ほんとに所得が少ない人も無い人も,こういうふうにかかってくるわけなのでお聞きしたいんですけども,それぞれの議案ごとに皆さんが提案されているようになった場合ですね,一体市民の方はどれくらい新たな負担をすることになるのか。それをそれぞれに答えてもらいたいと思います。

市民会館長)市民会館の使用料の改定に伴いまして,だいたい20円から700円の幅になっております。そちらの負担が増えるかと思われます。以上です。

小松委員)あのそうではなくて,私が聞いてるのは市民会館を利用している人は何千人ていらっしゃるわけでしょ。1年間にね。そういう人々で上がった分払うわけでしょ。消費税上がった分を料金払いますよね。そうすると年間ではどれくらいの,トータルで市民の全体としてお金を払うことになるのか,それを聞いてるんですけど。それが700円ってことはないでしょ。一体石岡の経済どれくらいのやっぱり市民全体に負荷を与えるのかということをよく捉えておかないと,この実態は理解できないと思いますよね。そういう意味で聞いております。

市民会館長)こちらの上がる料金なんですけども,1回につきということになりますので,そちらでご理解をいただければと思います。

小松委員)ちょっと言ってることがよく理解できませんでしたので,もう一度大きな声で言ってください。よく理解できませんでした。

市民会館長)1回利用することによる値上げと考えております。

小松委員)それは1回やるので,この8パーセントから10パーセントに上がるわけでしょ,例えば市民会館の会議室借りる場合にね。そうすると全体として今までのトータルで,実績あるでしょうよ。石岡市民会館は何人借りてると。だからそういうふうに考えれば。8パーセントから2パーセント上がることによって,どれくらいトータルで市民の懐からお金が出てくのかと。家計が非常に大変な中で。それを理解しないとどれくらい深刻なことになるのかわからないでしょ,我々議員としても。この議案を審査する上でも。そういう意味で聞いてます。

谷田川委員長)今の小松委員の質問なんですが,例えば前年度利用者がいました。その利用者が2パーセント上がると仮定してどれぐらいの金額になるかということを聞いてると思いますので,その辺のところの答弁があると思います。

市民会館長)お答えいたします。今回の改正によりますと,8パーセントから10パーセントに上がり,2パーセントを上乗せしたものでございます。前年度の市民会館の使用料に関しましては435万1,680円となっております。30年度では2月末調定額なんですけども,421万5,720円が現在の使用料となっておりますので,その額に対して2パーセント増えた額が収入だと考えております。

谷田川委員長)いいですか,小松委員。

小松委員)はい,そういう意味です。端的に。

谷田川委員長)小松委員。これは,今,市民会館の差額を出したんですけども,全部の差額を出してほしいという質問ですか。

小松委員)はい。そういう質問です。

まちづくり協働課長)まちづくり協働課で所管しております旭台会館それから3つのコミュニティセンターにかかる消費税の影響額でございますけれども,31年度につきましては,4月から9月が8パーセント,10月から3月が10パーセントになるわけでございますけれども,その前半後半の差で申し上げますと,旭台会館が4万2,000円の増収。コミュニティセンターが3つで1万6,200円の増収となってございます。以上でございます。

小松委員)そういうふうだと複雑になるから,要するに10パーセントになって1年間でどうだということでいいです。半分,今年は8パーセント,次は10パーセント,だから要するに10パーセントに上がって年間市民はどれだけ懐から出すことになるのかということが私が聞いている趣旨なので,そういうことで単純に,端的に。

谷田川委員長)1年間の去年の実績プラス,8パーセントから10パーセントに上がった金額を答えてくれればいいと思います。

教育総務課長)私からは議案第35号の石岡市立学校施設使用条例の一部に伴います増額の金額をご説明申し上げます。平成29年度の決算との比較になります。学校施設による影響額ですけれども,平成29年度の決算額1万8,500円。消費税率10パーセントで計算いたしますと,1万9,250円。750円の増となります。続いて,温水プールの使用料です。平成29年度決算323万200円。10パーセントで計算いたしますと,355万3,220円。32万3,020円の増となります。以上でございます。

まちづくり協働課長)失礼いたしました。先ほど申し上げたものの,1年間の増額で申し上げますと,旭台会館が1年で8万4,000円。コミュニティセンターが3施設で3万2,400円となります。以上でございます。

水道課長)水道料金の増額分についてご答弁いたします。8パーセントから10パーセントに値上げしたことによりまして,基本料金プラス超過料金,10立米,20立米の家庭を平均に出しまして,平均86円の値上げとなります。こちらに前年度の給水戸数7,248戸。そして12か月分をかけますと,747万9,936円,約750万円の増となります。以上でございます。

谷田川委員長)今の答弁なんですが,去年の1年間に全部2パーセント足していませんか。10月1日からなんですが。

水道課長)失礼しました。1年間のトータルになってしましました。半額でございます。373万9,968円でございます。失礼しました。

スポーツ振興課長)スポーツ振興課所管の消費税の値上がり,2パーセント値上がり分につきまして,金額の増減でございますが,12万5,900円が増える見込みとなってございます。以上でございます。

生涯学習課長)生涯学習課では,勤労青少年ホームの方がですね,2パーセント上乗せになった場合は4万円。龍神の森キャンプ場は2,000円でございます。

中央公民館長)中央公民館所管の公民館使用料でございますが,2パーセント分の金額といたしましては全館で2万4,000円の増というふうに見込んでございます。以上でございます。

小松委員)どうも色々ありがとうございました。あの,全体としてはこれ正常なのも非常に多いんですけども,要するに本当に収入の少ない方もこういう様々な施設を利用する,また,水道は飲まなければ生きてはいけないので,そういうことを考えれば、非常に大きな,年間では非常に大きな支出になると思います。そういうことでですね,私はこの消費税の値上げは非常に重大なマイナス影響を与えるというふうに考えておりまして,その点は討論の際にも申し上げたいと思います。以上です。

谷田川委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

小松委員)小松豊正です。消費税の8パーセントから10パーセントへの増税を巡って,今,様々な議論がありますけども,やはり安倍政権が増税をする前提としてきました景気が回復している,上向いているということはですね,国会の論議でもこれは全否定されました。家庭消費は,先ほど言いましたように25万円の大幅ダウンしております。実質賃金もやっぱりマイナス14万円。就業者は増えたって言っておりますけれども,これは働かなければ生きていけない高齢者と学生バイトが増えてるわけなんで。ま、そういう意味で言うと,私どもの主張から言えば安倍政権が消費税の増税の前提としていた根拠が全部崩れていると。いうふうに私は主張したいと思います。で,そういう中で,政府のそういう8パーセントからの増税の流れで石岡市の条例も変えざるを得ないっていうことはわかりますけども,これをやればよりいっそう市民の生活は困窮して,市域経済もマイナスになるということで。私は今この消費税に関係いたします16議案,16議案に厳しくですね,これはやっぱり反対をいたします。こういうことはやめるべきだということを主張したいと思います。以上です。

谷田川委員長)ほかに討論はございませんか。

大和田副委員長)賛成の立場で討論させていただきます。消費税の増税分を見越した料金の改定ということでありまして,10月1日に消費が予定どおり増税されますと,市のほうからも料金を据え置いたとしても2パーセントの分を負担せざるを得ない状況になりますので,現行どおりですね,8パーセントから10パーセントになったときに料金の改定をすべきであると思います。以上です。

谷田川委員長)ほかに討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第20号石岡市民会館条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第21号石岡市旭台会館条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第22号石岡市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例を制定することについ,議案第35号石岡市立学校施設使用条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第36号石岡市公民館条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第37号石岡市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第38号石岡市龍神の森キャンプ場条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第39号石岡市海洋センター条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第40号石岡市八郷総合運動公園条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第41号石岡市運動広場等条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第42号石岡市朝日スポーツ交流施設条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第43号石岡市農村高齢者センター条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第44号石岡市ふれあいの里石岡ひまわりの館条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第51号石岡市農業者トレーニングセンター条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第59号石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第61号石岡市水道事業給水条例の一部を改正する条例を制定することについての計16件について,一括して採決いたします。
 本案は起立により採決いたします。本案は原案可決すべきものと賛成の委員の起立を求めます。

―賛成者起立―

谷田川委員長)起立多数であります。よって,本案は原案可決すべきものと決しました。
 次に,議案第27号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部からの説明を求めます。

まちづくり協働課長)まちづくり協働課から,議案第27号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてについてご説明を申し上げます。
 本案は,当市が設けております石岡市消費生活センターの消費生活専門相談員の報酬額を条例に改正によりまして見直すものでございます。次のページをご覧いただきますとおり,日額7,500円を7,700円に引き上げようとするものでございます。
 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第27号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第28号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部からの説明を求めます。

生涯学習課)議案第28号石岡市特別職員の職員で非常勤のものの費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。
 この改正案は,青少年特別相談員及び社会教育指導員の報酬額を月額85,000円から月額87,000円に改正するものでございます。
 現在,市では青少年特別相談員1名,社会教育指導員15名が勤務しております。これらの2職につきましては,社会教育に関する企画や運営の主担当として専門性の高い業務を行っております。勤務実態や近隣自治体の状況を踏まえて,今回,報酬額を見直すためでございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第28号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第29号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部からの説明を求めます。

中央公民館長)中央公民館から,議案第29号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
 この改正案は,石岡地区にございます,府中・東・城南・国府地区公民館長の報酬額を月額12万6,100円から,月額12万9,100円に改正するものでございます。
 現在,市では,石岡地区4館に4名の公民館長が勤務してございまして,各公民館の管理,運営を行っております。勤務実態や県内ほかの自治体の状況を踏まえて,今回,月額報酬額を見直すものでございます。
 説明は,以上でございます。よろしくお願いします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

小松委員)ちょっとお伺いいたします。私も近くの国府地区公民館,府中なんかよく行くときがありますけども。これは公民館長さんの報酬の,費用弁償の値上げですよね。あそこで働いている方が何人かいらっしゃるんだけども,ああいうかたはどういうふうな立場で給与はどんなふうになっているのか,ちょっと質問したいと思います。

中央公民館長)国府地区公民館の職員の状況についてお答え申し上げます。公民館長がもちろん1人ございまして,あとは社会教育指導員を3名ございます。社会教育指導員につきましては,講座の開設また同好会の運営等も行っている状況でございます。以上でございます。

小松委員)わかりました。結構です。

谷田川委員長)ほかに質疑はございませんか。

櫻井委員)参考までにお尋ねいたします。地区公民館長,この4公民館の館長さんは月に何日くらい出勤っていうか,公民館へ来られてらっしゃるんですか。

中央公民館長)地区公民館長の出勤の状況でございますが,週に4日勤務してございまして,月16日の勤務をしてございます。以上です。

櫻井委員)はい,わかりました。ありがとうございます。

谷田川委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第29号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第30号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部からの説明を求めます。

指導室長)教育総務課指導室から,議案第30号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明いたします。
 本案は,1つ目として発達等に心配のある幼児を対象に相談・指導等を行っている障害幼児教育相談員の報酬額を,同じような業務に従事している適応指導教室嘱託職員の報酬額と同等の報酬水準とするため。2つ目としまして,不登校等の問題を抱える相談・支援を行っている教育カウンセラーについて,同職種である適応指導教室指導員と同等の報酬水準とするため,条例の一部を改正するものでございます。
 次のページをご覧ください。報酬額につきましては,障害幼児教育相談員が月額8万6,400円を8万8,400円に,教育カウンセラーが月額10万6,600円を10万9,100円にそれぞれ報酬額を引き上げるものでございます。
 次に附則でございますが,この条例は,平成31年4月1日から施行するものとなっております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第30号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第31号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部からの説明を求めます。

こども福祉課長)議案第31号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明いたします。
 お手元にお配りしております議案第31号の議案書をご覧ください。今回の改正は,家庭における適正な児童養育等を図るため,相談・指導等を行っている家庭相談員の報酬額と,ひとり親世帯に対する相談・支援等を行なっている母子・父子自立支援員の報酬額について,県内の同職種の報酬額との差を鑑み改正するものでございます。ひとり親世帯に対する就業の相談に対応するため,新たに就業支援専門員を設置することに伴い改正するものです。報酬額につきましては,家庭相談員が月額11万7,000円を11万9,700円に,母子・父子自立支援員が月額13万6,300円を13万9,500円にそれぞれ報酬額を引き上げ,就業支援専門員を月額8万1,700円にするものでございます。
 以上でございます。ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第31号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第45号石岡市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部からの説明を求めます。

保険年金課長)議案第45号石岡市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてをご説明いたします。
 提案理由でございますが,医療福祉費助成制度の改正に伴い,重度心身障害者等の対象の拡大を図るため改正を行うものでございます。
 続きまして,議案の概要についてご説明いたします。1枚おめくりいただいて,条例の方をご覧いただきたいと思います。平成31年4月1日から,茨城県において重度心身障害者の医療福祉費助成制度の認定要件を拡大することに伴い,石岡市医療福祉費支給に関する条例第2条5号に,所要の事項を加えるものでございます。
 内容でございますが,認定要件の拡大といたしまして,これまで茨城県では,重度の精神障害者も,すでに助成対象としておりましたが,年金受給叉は手帳所持で助成対象を判断している,身体・知的障害者とは異なりまして,精神障害者は,年金受給のみで判断し,手帳の所持者を対象としておりませんでした。そのため,公平性の観点から,精神障害者保健福祉手帳1級所持者を対象に加えるものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第45号石岡市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第46号石岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部からの説明を求めます。

社会福祉課長)議案第46号石岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明申し上げます。
 提案の理由でございますが,「災害弔慰金の支給等に関する法律」の一部改正が行われ,平成31年4月1日から被災者の返済負担の軽減,被災者支援の充実強化を図るため,災害援護資金の貸付利率については,市町村が条例で設定できるよう見直しがされるとともに,併せて「災害弔慰金の支給に関する法律施行令」の改正により,保証人,償還方法などが改正されることに伴い,本市条例の貸付利率の取扱い等を改正するものでございます。
 改正内容でございますが,「保証人」を立てなければならないを,立てることができるに,「貸付利率」年3パーセントを,保証人を立てる場合は無利子,保証人を立てない場合は,年3パーセント以内で市長が規則で定める額に,償還方法を,年賦償還又は半年賦償還から年賦償還,半年賦償還又は月賦償還に改めるものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議よろしくお願い申し上げます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

小松委員)ちょっとわからないので教えてもらいたいんですけども。第14条の第3項に,令第9条に違約金っていうようにありますよね,違約金。これについてちょっと説明をお願いします。

社会福祉課長)延滞した場合の延滞金でございます。

小松委員)わかりました。

谷田川委員長)いいですか。ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第46号「石岡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第47号「介護保険法に基づき指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案について,執行部からの説明を求めます。

高齢福祉課長)議案第47号「介護保険法に基づき指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて」ご説明申し上げます。
 今回の改正は,国の基準「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準」の一部改正に伴い,当該条例の関係部分を改正するものでございます。
 主な内容でございますが,1つ目として,第6条の改正部分,各事業所における介護支援専門員でよかったところ,人材育成の取り組みを促進するため主任介護支援専門員(主任ケアマネ−ジャ−)を要件とすることです。
 2つ目として,第7条及び第16条第14号の改正部分,医療と介護の連携の強化であります。利用者の入院時には,医療機関と連携できるように介護支援専門員の情報を提供するようにし,平時においても必要な時は利用者等の同意を得て医療関係者に情報提供できることとしております。
 3つ目としましては,第16条第2号,第19条及び第29条の改正部分,利用者が適切なサ−ビスを受けられるように,介護支援専門員は,理解しやすい説明を行うことや苦情等について取り扱い基準,関係機関との情報の連携について規定しております。
 以上でございます。ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

小松委員)私はこれは議案質疑の時にもお伺いしましたのでかなり理解をしたんですけど,そのときにもちょっと,もうしあげたことなんですけども。これは医療現場と介護の現場の意思統一を図るとか,あるいはケアマネージャーの質の向上だとかということで,漸進的なことが書いてあるんですけども,このよく言われる介護の現場における労働強化もちょっと心配されるんですけども。よくやればやるほどね。こういう点でやっぱり財政的な援助に基づく体制の補強ということなどについては,問題が残ってるのか,あるいはどういうふうに考えればいいのか。それがちょっと心配なんですけどね。以上です。

高齢福祉課長)介護保険法におきましては,国が定めるところに我々も従いまして行っているところでございます。市単独でっていうのも困難な部分もございますので,国の動向を見はかりながら随時進めて行きたいと考えております。以上です。

谷田川委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第47号介護保険法に基づき指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第48号石岡市イキイキ長生き条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部からの説明を求めます。

健康増進課長)議案第48号石岡市イキイキ長生き条例を制定することについてご説明申し上げます。
 本条例につきましては,1月25日の教育福祉環境委員会,その後,2月12日の石岡市健康づくり推進協議会においてご説明し,また1月22日から2月4日まで,パブリックコメントを実施しております。パブリックコメントでは,意見等はございませんでしたが,委員会におきまして条例の題名の見直しをというご意見を受け,条例の題名を「石岡市イキイキ長生き条例」と修正したものでございます。
 条例の提案理由といたしまして,全ての市民がこころ豊かにイキイキと暮らせる地域社会の実現を図るために制定を目指すものでございます。
 条例の構成といたしまして,前文におきまして,健康づくりに対する本市の将来像を示しております。ポイントといたしましては,全ての市民が生涯にわたって心身ともに健康であることは重要ですが,たとえ疾病や障害を抱えながらも生活の質を保ち,健康長寿を目指すには,市民一人一人が主体的に健康づくりに取り組むとともに,市や関係機関が連携協力して,支援していくことが必要であるとする決意をお示ししております。
 続いて,第1条「目的」には,健康づくり推進のための基本理念並びに市民,教育関係者,福祉関係者,事業者,健康づくりに関する地域団体,医療関係者及び市の役割を明らかにし,健康でつながる人づくりまちづくりを図ることとしております。
 第2条「基本理念」には,健康づくりは,市民が長生きでイキイキと暮らせるよう,全世代を通じて,継続的に行われるとともに,健康が生活の質を高めるために不可欠であることを認識し,目的に示された各関係者と市の協働により推進されるものとしております。
 第3条から第6条にかけましては,第1条の目的に示された各関係者の役割を定めております。
 第7条「基本計画」には,健康づくりに関する施策を実施するため,こころや身体の健康づくり及び地域社会づくりに関する「基本計画」を策定することを定めております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

小松委員)お尋ねいたします。非常にタイトルもいいわけなんですけど。基本計画を策定すると。こういう条例が審議されてこれが決まれば基本計画を作るっていうことで,基本計画はどういう体制でいつ頃までに作る計画なのか。お考えがあれば教えてください。

健康増進課長)基本計画についてご説明申し上げます。第7条の「基本計画」におきましては,今年度に策定いたします第2次いしおか健康応援プランを反映させるものと考えてございます。この健康応援プランにつきましては,国や県の上位計画を受け,1健康づくり習慣,2食育食生活,3歯の健康,4身体活動・運動,5心の健康,の5分野ごとに市民全世帯における目標,施策,数値指標,取組み課題等を提示していきたいと考えてございます。以上でございます。

小松委員)はいわかりました。結構です。

谷田川委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第48号石岡市イキイキ長生き条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第62号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてを議題といたします。本案について,執行部からの説明を求めます。

まちづくり協働課長)まちづくり協働課から,議案第62号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてにつきまして,ご説明を申し上げます。
 本案は,平成30年10月1日未明の強風により,石岡駅西口第2自転車駐輪場の看板が隣接する駐車場の車両を損傷させたことについて,損害を賠償し,和解するものでございます。
 この事故につきましては,一般会計補正予算のご説明でも申し上げましたとおり,駐輪場に設置しておりました,ご利用いただく方々に向けた看板,これが強風で飛びまして,隣接の民間駐車場に停車していた車両のバンパー等に当たりまして,傷つけてしまったものでございます。損害賠償額は2万4,840円でございます。
 今般の事故につきましては,私どもの看板の管理が十分でなかったことが大きな要因でございまして,相手方となられた方,市民の皆様,委員の皆様に深くお詫びを申し上げたいとおもいます。申し訳ございませんでした。
 以上でございます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 次に質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第62号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で付託された議案の審査を終結いたします。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

―休憩―

谷田川委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に,請願第15後期高齢者の医療費自己負担額2割への引き上げに反対する請願を議題といたします。
 本件につきましては,事務局より,受理の経緯及び請願の概要等について説明を求めます。

事務局)請願第15後期高齢者の医療費自己負担2割への引き上げに反対する請願における,受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず,受理の経緯でございますが,平成31年2月6日に提出され,同日付で受理いたしております。提出者は,水戸市城南の,茨城県社会保障推進協議会代表委員○○様(個人名),茨城県高齢期運動連絡会会長○○様のお二人で,紹介議員は小松豊正議員でございます。
 内容でございますが,公的年金が減り保険料は上がり続ける中での,国の後期高齢者医療の窓口負担を1割から2割にするという方針に反対し,75歳以上の医療費の窓口負担の2割への引き上げをしないよう,国への意見書の提出を求めるものでございます。
 説明は以上です。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。次に本請願について,ご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご意見はございませんか。
 暫時休憩いたします。

―休憩―

谷田川委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。ご意見はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

大和田副委員長)この請願に反対の立場で討論をいたします。3段落目に高齢者は戦後の経済発展の支え手となり,今日の日本を作り上げてきましたと。仰るとおり75歳以上の高齢者の皆さんが,この戦後の日本を復興し,また現在の平和で豊かな日本を我々の世代に支え紡いでいただいた事実は,本当に敬意と感謝をするばかりであります。
 その中で,差別的な制度が施行され,今年10月から低所得者への軽減措置も廃止される。また一方で,公的年金が減らされ,収入が生活保護基準を下回る世代は3割に迫っています。請願の願意という,請願事項のところで,2割への引き上げをしないでほしい,ということでございますけれども。まず後期高齢者医療制度の保険料の計算方法は,各都道府県で運営主体となる広域連合が,財政的な負担能力と,地域の医療費の水準に応じて決めている状況にあります。
 また,75歳以上の高齢者等の医療費については,その全体の約5割を国,公費で負担をし,約4割を74歳以下の若年層の支援金,後期高齢者医療支援金で賄い,残りの10パーセントを75歳以上の高齢者が保険料として賄うようになっています。これから先,少子高齢化,また超高齢化社会を迎える中で,75歳以上の皆さんの医療費,また給付が増える状況を鑑みますと,概ねの負担をしていただく。本当に心苦しい限りでありますが,そういう制度設計としては,今後は考えざるを得ないというのが,日本を取り巻く高齢化社会の実情であろうと思い,この請願には反対いたします。

谷田川委員長)ほかに討論はございませんか。

小松委員)あの,賛成する立場で。2割への引き上げをしないということは当然の願いだという立場から,反論します。後期高齢者医療制度の前は,老人福祉制度でございました。お年寄りは子どもさんが社会保険に入っていれば,子どもさんの関係で保険に入れると。国保にも入ってました。75歳以上になるとそれが全部切り離されて,そういう,高齢者になってお金がかかる,そういった人だけがこう集められて,あなただけで,あなたらだけの努力で,やっていきなさいと。こういうふうになりましてね,それ自身が本当に大変な解約で,大問題になりました。で,75歳以上の方々は,当然どういう人かっていうと,我々も間もなくなんですが,働いてない人がほとんどで,どこか体に病気を抱えてる方がほとんどでありますので,そういうふうに,そういう方々だけで運営しなさいっていうんじゃなくて,やっぱりそういうことについては様々な手当てをしながら,やはり今現状からやっぱり負担をさせないっていうのがやっぱり,当然ではないでしょうかね。そういう立場に立って,私はこの請願については賛成すべきだと。よく考えていただきたいと思います。皆さんにですね。

谷田川委員長)ほかに討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結したします。
 これより採決に入ります。請願第15「後期高齢者の医療費自己負担2割への引き上げに反対する請願」を採決いたします。
 本件は起立により採決いたします。
 お諮りいたします。本件は採決すべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。

―賛成者起立―

谷田川委員長)起立少数であります。よって本件は不採択とすべきもと決しました。
 以上で,付託された請願の審査を終結いたします。
 以上で,本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の調査としまして,「石岡市水道事業計画(案)の策定について」を議題といたします。本件について,執行部からの説明を求めます。
 なお,発言の際は挙手によりこれを許します。

水道課長)水道課から,「石岡市水道事業基本計画(案)の策定について」説明させていただきます。
 水道課から,今年度計画策定を進めております石岡市水道事業計画案につきまして,本市水道事業が目指す中長期的な事業計画を示すものでございます。中長期基本計画を柱とする,厚生労働省が推奨する「水道事業ビジョン」と,総務省が要請する「経営戦略」を併せて策定するものでございます。策定に当たっては,昨年5月に,指名競争入札により設計業者と業務委託契約を締結し,水道法に基づき,所管省のガイドラインに沿って進めて参りました。2月に水道事業運営審議会を開催し素案の説明を行い,パブリックコメントにつきましては「経営戦略」は終了しており,「水道事業ビジョン」は,現在,実施中で,「中長期基本計画」につきましては,今月15日より予定しております。お手元に用意した資料は,水道事業ビジョン及び経営戦略の素案と,中長期基本計画,水道事業ビジョン,経営戦略,各概要版の素案でございます。各計画につきまして,概要版にてご説明いたします。
 初めに,総務省より策定及び住民・議会への公開が求められている「経営戦略(案)」についてご説明いたします。概要版で説明いたします。表紙をめくって頂きまして,左側が目次でございます。1から7までの構成となってございます。右側の1ページ目をご覧ください。1の「計画の策定にあたって」(1)「背景と目的」としまして,まず,背景ですが,八郷地区では昭和37年の簡易水道事業により供給を開始して以来,水需要の増加に対応し,安全でおいしい水の供給に努めてまいりました。そして,昭和60年に上水道事業に移行しましたが,近年は,水需要の増加は見込めず,施設の老朽化が進み,経営環境は厳しい状況になっております。この様な中,当市水道事業の経営には,さまざまな取組みが求められており,当市では,総務省通知に基づき,将来にわたり安定的・持続的な事業経営を推進するため「石岡市水道事業経営戦略計画」を策定するものでございます。(2)「計画の位置づけ」としまして,図1の1左側に示してございます,当市の総合計画である「石岡かがやきビジョン」及び「石岡みらい創造プラン」において,政策目標と施策の「上水道の整備」が定められており,それを受けて石岡市中長期計画を計画の柱とし,水道事業ビジョン及び経営戦略を策定いたします。計画の「イメージ」としましては,図1の1右側に示してございます「投資資産」と「財源資産」を均衡させた「投資・財政計画」としております。
 一枚めくって頂きまして,2ページをご覧ください。(3)「計画期間」につきましては,平成31年度から平成40年度までの10年間でございます。次に,2の「水道事業の現状」(1)「水道事業」としまして,当市水道事業は「八郷地区」を給水区域としており,事業規模,実績等を説明してございます。上の図2の1は,現在の当市における水道事業の区域図,下の図2の2は,給水人口等の将来予想グラフでございます。なお,給水人口は社人研の将来推計人口を基に推計してございます。(2)「組織」では,水道課の現状を説明してございます。
 3ページに移りまして,(3)「施設」につきましては,「給水系統」,「構築物・電気機械設備」,「管路」に分けて現状を掲載し,図2の3は,現在の八郷地区図及び施設位置図でございます。(4)「財源」では,健全な財政状況ですが,今後の有収水量の減少により給水収益の減少が予想されます。
 一枚めくって頂きまして,4ページをご覧ください。3の「水道事業の課題」につきましては,前のページの「水道事業の現状」から,課題を分析した結果を,「組織・施設・財源」3つに区分して整理しました。
 5ページに移りまして,4の「経営戦略の基本方針」につきまして,
 (1)「基本理念」は「災害に強く,安全・安心な水の安定供給の持続」でございます。(2)「基本方針」は,前のページの課題の分析結果より,同じく「組織・施設・財源」の3つの観点からまとめてございます。次に,(3)「水道事業の運営方針」につきましては,(2)の「基本方針」に沿って,課題解決のための施策と,それに係る指標及び目標値について,下の表4の1から3のとおり設定いたしました。
 一枚めくって頂きまして,6ページをご覧ください。5の「経営戦略の取組み」につきましては,前のページの「運営方針」の各施策より,今後の主な取組みを掲載してございます。「事業スケジュール」は図4の1に示してございます。
 7ページに移りまして,6の「投資・財政計画」(1)「投資計画」につきましては,前のページの事業スケジュールに基づき,表 6の1に示してございます。今後10年間の事業費の総額は約21億円,年平均2億1,000万円でございます。なお,本投資計画においては,その後に控える大規模な更新事業及び耐震化事業を実施するための体制づくりを併せて行うものとし,広域化についても進めて行きたいと考えております。(2)「収支計画」につきましては,本計画期間の10年間においては内部留保資金を5億円確保し,企業債残高は現在額を大きく上回ることはないため,今後10年間は水道料金改定の予定はありませんが,突発的な事故等により多額の費用が必要になった場合など,総合的に判断することといたします。次に,7の「経営戦略の事後検証・更新等」につきましては,本計画は,PDCAサイクルを活用し,計画の実施状況,進捗管理を毎年度行い,最初の見直しにつきましては,概ね3年を経過した時点で行う予定でございます。以上が経営戦略についての説明でございます。
 続きまして,厚生労働省が推奨する「水道事業ビジョン(案)」について,ご説明いたします。水道事業ビジョンにつきましては,経営戦略とほぼ同じ計画内容となっております。異なる部分を中心に説明させていただきます。
 概要版の表紙を一枚めくって頂きまして,右側の1ページをご覧ください。(2)「計画の位置づけ」において,計画の「イメージ」としまして,図1の1右側のとおり,厚生労働省の「新水道ビジョン」で水道の理想像として示された「安全・強靭・持続」の3つの観点の実現のため,取組み及び施策の展開を示してございます。これに関連しまして,5ページをご覧ください。4「基本方針」の(2)「基本方針」におきましては,「安全・強靭・持続」の観点で区分しておりますが,施策の内容は同一のものでございます。新水道事業ビジョンにつきましては以上でございます。
 続きまして,「中長期基本計画(案)」についてご説明いたします。こちらの計画につきましては,ほかの二つの計画を合わせた計画となってございます。こちらについても,異なる部分を中心にご説明させていただきます。概要版の表紙を一枚めくって頂きまして,左側1ページをご覧ください。中長期基本計画につきましては,(2)「設計の位置づけ」における,図1の1と,一枚めくって頂きまして,2ページの図1の2イメージで示した通り,水道事業ビジョンと経営戦略も兼ねた設計内容となっております。(3)「計画期間」につきましては,平成31年度から50年間でございます。
 次に,6ページをご覧ください。4の「基本方針」につきましては,「水道事業ビジョン」に合わせた内容となっております。
 一枚めくって頂きまして,8ページをご覧ください。5の「事業計画」につきまして,(1)「主な取組み」としまして,更新事業,耐震化事業,漏水対策,広域化について,示してございます。
 9ページに移りまして,こちらの2つの棒グラフは,50年間に更新を迎える管路・施設の更新事業費を示しており,図5の1平準化しない場合と,図5の2平準化した本計画を比較したものでございます。今後10年間の部分は水道事業ビジョン・経営戦略の事業計画と同一のものとなってございます。
 一枚めくって頂きまして,10ページをご覧ください。(2)事業スケジュールが上段図5の3に示してございます。6の「収支計画」においての(1)事業計画つきましては,表6の1に,今後の10年間と11年以降に分けて示してございます。先ほど経営戦略でも説明しましたとおり,今後10年間の事業費は約21億円で,年平均2.1億円,11年以降40年間の見通しにつきましては事業費を約319億円,年平均8億円が見込まれます。これら事業費の算定方法は,現在稼働中の施設と同じものを更新基準内に継続して更新する金額でございます。7の「中長期基本計画の事後検証・更新等」につきましては,11ページ下段に示してございます。なお,計画の進捗管理を毎年行い,概ね3年を経過した時点で見直しを予定しております。こちらにつきましては,経営戦略と同様となってございます。以上が石岡市中長期基本計画の概要でございます。
 今後の予定につきましては,パブリックコメントにおいてのご意見を検討した後,各計画の完成品を全ての委員の皆様へ配布いたします。また,水道事業ビジョンと経営戦略については,県を通じて各所管省へ報告し,4月より中長期基本計画と併せてホームページに公開する予定でございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほど,よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,質問がございましたら,挙手によりお願いいたします。

櫻井委員)大変気の遠くなるようなご説明を受けたかなと感じます。まず,最後の部分でパブリックコメントをいただくということなんですけども,これ,どなたからいただくんですか。

水道課長)現在市のホームページ上に公開してございます。以上でございます。

櫻井委員)ていうことは,いろんな方向から,多方面から意見を頂戴しようということなんでしょうけど,素人ではわかんないですよね。このような話は。であれば,もうそういう専門家の人にね,相談しながら,計画を実行してった方がいいんじゃないですかね。なぜいいかっていいますと,毎年毎年,有収率っていうんですか,あれで無駄になっている水が約25パーセントある。これをお金に換算すると約5億円。これあと50年,仮に回復してくにしても,悪いとこは直さないところはどんどん漏水が激しくなる可能性もあるわけです。10年で50億,簡単に言えば損しますよと,いうことになるわけでありますから。そのへんのところをうまくこう,考えてかないと。この水道は大変な財源が必要となるなというふうに思われますね。じゃなかったら,もう水道料金を値上げしますよと。今の2倍3倍にしますよというようなことをやってかないと,出来なくなると思います。
 それと,今後計画していく中で塩ビ管の特殊なものを使うというふうに聞きましたけど,鋳鉄管の水道が今主流になりつつあってね,この水道管ですともう地震が来てもなんでも,そのまま使えますよというような状況でその実証が出てるんですね。それと,100年は持つだろうと。まあ100年経ってないから何とも言えないんですけども,そういう工法も技術もあるようであります。こういう案を作っていく中でそういう研究,勉強をなされてるのか。ちょっとお尋ねをしたいなと思います。

水道課長)ただ今耐震管についてのご質問をいただきましたが,当市の水道課では,今後の耐震化を考えまして,現在東成井,東宝ランド地区におきましては,ポリエチレンパイプ,こちら非常に耐震性の高いパイプでございます。また,半田地区の昨年,県の移設工事につきましても,同じこちらのポリエチレンパイプを使用いたしました。ダクタイル鋳鉄管と比べて,コストが安いというメリットがございます。以上でございます。

櫻井委員)コストが安いのは分かってるんです。ただ,何年持つかなんですね。これを仮にじゃあ50年に一度,やるのかっていうとまた変わってくると思うんですよ。ですからそのへんの違いを比較検討してね,採用なさったほうがいいと思うんですよね。で,実際群馬県の太田市かな,そこが民間企業とタイアップしながらこれからの水道事業ってことでたぶんやってると思います。そういう自治体たくさんあります。行政だけで頭絞ってんじゃなくて民間に,技術を持ってる民間にお知恵を拝借しちゃうんです。早くこれやってかないと大変な出費になってきますよ。累積累積で。もうこの有収率の件では25パーセント水を捨ててる話は10年以上聞いてると思います。であればまず,最初にどこが漏水してるかっていうところをスパンスパンに分けて,調べる時間っていうのはこれまでにたくさんあったわけですよ。毎年5億円捨ててんですから。ですからこういう計画も大事なんですけど,そういうような漏水対策,これをもっと早く早く手を打ってけば,これほどのお金を無駄にしなくても,まあこれはこれかかるもんですからしょうがないですけど。これ,総延長距離にすると400キロくらいあるって聞きますよね。で,これに,これから今後約350億,もしかすると400億を超えるかもしれない。この時間が経過するとともに。まあそういう点で,まあどうしましょうっていうことはいえないんですけども。その頃は私らも生きてませんので。ただほんとに長い目で見ることも大事ですけど,今,どういうふうな状況かっていうことを,そのポイントポイントをね,うまくやりながら,そこを塞いでかないと大変な出費になってくのかなと思うんですよね。まあこれについては答弁できないでしょうから,よくあの民間の技術を,もうパブリックコメントなんて生易しいことやってないで。民間たくさんあります。優秀な技術を持ってます。それを比較して,やってみられるのがいいと思いますよ。そんな時間かけてどうのこうのなんて,こんな書類作ってんならもう即行っちゃったほうが早いです。これから水道民営化って言われてる時代で,じゃあまあすぐに回答出ませんけども,水道がまあ民営化できるような仕組みになりましたけども。今後石岡市は可能性も考えてらっしゃるんですか。

水道課長)今回の計画策定の中におきまして,民間活力の導入,また広域連携についても,計画に盛り込んでございます。以上でございます。

櫻井委員)そうじゃなくて今は民営化のことを聞いたんですけど。それはそれで,まああの困らせちゃう質問になっちゃうんでね。よくあの私もいくつものそういう民間の企業,紹介されて知って,勉強させてもらってます。いくらでも紹介しますから。そこへもう直接行って。あるいは群馬県の太田みたいにやってるところ行ってね,見ちゃったほうが早いです。で将来,太田市が将来展望どういうふうに見てんのか。もう明日にでも行ってお願いして,太田市の方へお願いして,見てこられるといいと思いますよ。まあこれについては難しい答弁ですから結構ですけど,よくこの水道に関しては,これから石岡市の大きな大きな課題です。ですから,よくこれもう50年なんてことやってると,お金を垂れ流して,税金を垂れ流してくようなことになっちゃいますから。よくお考えになって,次の職員の方たちにバトンタッチをしていただきたいなというふうに思います。以上です。

谷田川委員長)ほかに質問はございませんか。

大和田副委員長)ありがとうございます。とてもですね,これ計画,ビジョン,また経営戦略,中長期計画,私,前にもほかの課で同じ経営戦略についていろいろ勉強させてもらって質問しましたけれども,それに比べますとだいぶ良く出来ている。実態をよく把握して作り上げてきたなというふうに,私は感じます。危機的状況であるっていう,誰もがそれは認識をしてまして,だからこそですね,こういう計画をもとにやっていっていただくのが大事だなと。で,向こう10年以降,8億ずつ更新費用がかかるっていう見積で,本来だったら今から平準化する必要があるんだけども,その前に助走期間としてどういう更新がですね,長期に向けて出来るのかっていうことをこの10年間で探ってくっていうところなんだと思うんですよね,この計画自体。
 先ほど櫻井委員さんからもありました,広域連携であったり,民間活力,民間のノウハウを活用して,今後はまあ民営化まではちょっと難しいと思いますけれども,民間とともにですね,どういう形態になるかわかりませんけれども,やっていくということで計画が練られています。
 水道料金は向こう10年上げないっていうことが足かせになってですね,確かに10年以降に相当な金額を上げざるを得ないことになってくる可能性はまあ高いと思うので,そのへんもですね,柔軟に対応していただいて。今,確かに水道料金倍にしますって言ったら市民の反感がすごいと思いますよ。それはなぜかと言えば,実態をわかってないからなんですよ。市民の皆さんは水が出ることしか見えてないんですよ。けど我々議員,議会とか,職員の皆さんは,その先のものをしっかり見てるもんで,実態はそうではないんだと。当たり前のサービス当たり前じゃないっていうところ,だからこそ理解できるところがあるんですけれども。だからまずは情報公開で,しっかりこの実態を市民の皆さんにわかっていただくと。その中で,料金10年間上げないっていう,自分たちで決めちゃうんではなくて,ご理解をいただきながら,そういうところにもまさしくメスを入れてかなくちゃいけない。というふうに思うので,次の職員に引き継いでくださいっていうことありましたが,私はぜひ,課長さんに残っていただいてですね,5年も10年も。本当に一所懸命やられてるんですよ,水道課の皆さん。下水道課もそうですけれども。一所懸命課長中心にやられてるのを本当に感じますよ。なので,もう俺が背負って,八郷の水道50年後持たせるんだぐらいでですね,もう引き継がないで自分で抱え込んで。ぜひこの計画も3年後でPDCA練り直してくってことなんでね,やっていただきたいなと。一緒に力を合わせて,議会も職員も。市民も。ぜひまだまだ突っ込むところたくさんありますがね,やってもらいたいなというふうに思います、もちろん雑なことろはあると思いますけれども,良く出来てる戦略だなというふうに私は感じました。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

池田委員)今回3つの,事業ビジョン,それに基本計画,経営戦略っていうことでご説明あったんですけども,まず計画の背景と目的っていうのは共通してまして,八郷の水道事業を取り巻く環境は,今でさえ危機的な状況にある,さらにますます今後厳しくなることは予想でなくてすでになるんですけども。共通しているのは広域化の推進で,給水区域は別ですけども,湖北水道企業団との統合がうたわれております。湖北水道企業団については,ほんとに大変な努力で健全な経営が今現在なされています。さらに小美玉市の玉里地区も給水区域に入ってますので,いくら石岡市がですね,別団体,公人である湖北水道に秋波を送ったとしても,仮に統合なんてことになれば,湖北水道そのものも破たんしますし,共倒れするのは火を見るより明らかなことです。簡単にですね,湖北水道企業団と統合すれば八郷の水道が救われるというものでもありませんが,今,湖北水道との間で協議があるとすれば,どのような協議がされているのか。応援給水なんていうのはその中に入っているのかどうかはわかりませんけども。そういったことではなくて,大局的な協議がされているのかいないのか,お伺いいたします。

水道課長)湖北水道企業団とは,小美玉市も交えて年に何回か勉強会を行ってございます。また,今年度の県の事業におきまして,湖北水道企業団と当水道課において,共同発注の申し込みといいますか,県の募集に応じる形で応募しまして,先日そちらの説明会がございました。内容としましては水道課で行っている徴収業務につきまして,共同発注をした場合のどのぐらい経費の節減になるかという内容でございます。現在のところはそのような状況でございます。以上でございます。

池田委員)これは軽々にですね統合っていうのは簡単なんですけど,やはり相手方もあることですし,様々な解決しなければならない問題もこれほんとにあると思いますので,学ぶべきは学んで,そういった姿勢でですね,少しでも八郷地区の水道事業がいい方向に改善するように今後とも努力していただきたいと,そのように思います。以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,所管事務の調査といたしまして「八郷中学校グラウンド改修工事について」を議題といたします。本件について,執行部からの説明を求めます。なお,発言の際は挙手によりこれを許します。

教育総務課長)私から八郷中学校グラウンド改修工事についてご説明申し上げます。
 八郷中学校のグラウンド改修につきましては,平成30年の9月14日から31年3月25日までの工期で,工事を進めております。これにつきましては,先の第4回石岡市議会定例会の委員会の際に,進捗状況について説明をさせていただき,さらに現地調査をしていただいたところでございます。
 本日は,現在までの進捗につきましてご説明をさせていただきます。
 前回の委員会,30年12月7日の委員会におきまして,委員の皆様にグラウンドのほう確認をしていただきました。その際はグラウンド表面のすき取りがほぼ完了したところでございました。その後でございますけれども,砕石敷設による路盤工事を行いまして,路盤が完成した時点で,中間検査を行ってございます。平成31年の1月24日に,総務部の契約検査課職員による中間検査を実施していただきました。当日は,茨城県の技術公社の職員にも立ち会っていただいたところでございます。内容につきましては,工事関係書類を検査いただいた後,現場で,路盤の状況,それから路盤の表面の勾配の計測を実施していただきまして,「おおむね良好である」とのお話をいただいております。
 現在のグラウンドの状況でございますけれども,グラウンド表層の舗装工事を実施してございまして,特殊針葉樹皮を砂に混ぜました混合土による厚さ10センチの舗装,それから野球場部分につきましては,黒土を混ぜた混合土により厚さ15センチの舗装を完了しまして,表面への安定剤や化粧砂の敷均しを実施しているところでございます。
 このまま好天が続けば,今週中には工事本体はほぼ完了する見込みとなってございます。今後の予定でございますけれども,工事完了後は,速やかに竣工検査を受けまして,その後引き渡しを受ける予定となってございます。
 それから本日の添付資料といたしまして,中間検査時の状況写真,それからグラウンドの表層部分の舗装の施工状況の写真。それとこちらは,2日前になりますけれども,グラウンドの舗装の完了,こちらはまだ安定剤,それから化粧砂を敷きならす前の,舗装の完了状況の写真を添付させいただいております。
 説明は,以上でございます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,質問等ございましたら,お願いをいたします。質問はございませんか。

大和田副委員長)すみません,一点ですね,ちょっと確認です。1ページ目の検査結果で,概ね良好であるとの判断を受けました。概ねっていう言葉の意味がですね,ちょっとあれですけども。ベストな状態で最善を尽くしてこのグラウンド改修工事を,いろんな議論をした中で施工に入っていったわけですけれども。この概ね良好っていうのは,大丈夫だっていうことですよね。

教育総務課長)概ねということで言葉をいただいておりますが,勾配等の計測については,設計どおりの計測がなされているというようなことで,工事については完了はしてないところというところもありまして,概ね良好に進んでいるというようなことの判断であると,いうところでごさいます。以上でございます。

池田委員)概ね良好で勾配もしっかりとれている,あるいは工程においても予定どおりの工事がなされた,ということで理解はしますが,ここ何日かおきに雨が降ってるような状況ありますけれども,雨が降った後ですね,現場に行って確認されているかどうかお伺いいたします。

教育総務課長)雨天時の状況でごいますけれども,雨が降っている際も一度確認をしてございます。雨が降っている際にはまだ水たまりはございますけれども,その後雨が止みまして,時間が経ってからも確認はしております。水たまり等は見られない状況でございまして,そのへんは学校の先生の方にも随時お話はお聞きしておりまして,学校の方でも今までのグラウンドとは違って水はけは良いと,お話をいただいている状況でございます。以上でございます。

池田委員)本当にこのグラウンド改修については,長年の,ほんとに学校側,子ども達の願いだったわけでありますので,初期の目的,つまり期待するところの目的はぬかるみの解消で,良好なグラウンドの使用が出来ることでありますから。今後ともですね,学校側とタイアップしながら,グラウンドの状況についてはよく把握をしていってもらいたいと,そのように思います。以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,所管事務の調査としまして,「石岡市小中学校統合再編計画について」を議題といたします。本件について,執行部からの説明を求めます。なお,発言は挙手によりこれを許します。

教育総務課副参事)私からは,石岡市小中学校の統合再編計画の進捗状況について,ご説明させていただきます。
 配布させていただきました資料をご覧ください。お願いいたします。石岡市の小中学校統合再編につきましては,昨年の教育福祉環境委員会におきまして,ご説明させていただきましたが,石岡市小中学校統合計画審議会に小中学校の適正規模・適正配置について諮問してございましたが,その答申を得ましたことから,今後は,その答申に基づきまして統合再編計画を進めていく予定でございます。
 そこで,これまでの進捗状況につきましてご説明させていただきます。まず,1番の石岡市小中学校統合再編計画についてでございますが,1つ目に,庁内で組織します,石岡市小中学校統合計画策定委員会を昨年12月21日に開催をいたしました。審議会答申の内容や,今後の再編スケジュールと施設の更新計画などにつきまして協議をいたしました。
 次にAですけれども,小中学校の適正規模適正配置に関する地区説明会を1月16日から開催をしてございます。主に答申の内容につきまして,説明をさせていただき,ご意見等を伺いました。
 また,周知にあたりましては,小中学校の保護者,それから未就学児世帯の保護者へお知らせをさせていただきました。ここに開催状況を載せてございますが,市内8か所,主に中学校区単位でご覧の会場で開催をしてございます。全体で248名の方にご参加いただきました。旧城南中学校区,旧有明中学校区が全体の中でも多い状況でございました。
 次に2番の統合再編に関するアンケートの実施でございますが,説明会開催の案内通知に合わせまして,答申の内容を関係保護者の皆様に広く知っていただくために,答申内容の概要版を作成し,ことらも小中学校の保護者世帯に加えまして未就学児の保護者世帯へも配布させていただいたところです。
 これに合わせまして,ご意見を伺うためのアンケートのご協力をお願いしておりましたが,こちらにありますように,2,200ほどの回答を得てございます。
 おめくりいただきまして,裏面でございますが,Bはアンケートの設問の一部でありますけれども,3つほどございまして,学校統合再編についてどのように思われますかと。また,お子さんの通学する学校または卒業した学校について統合再編は必要ですか。それから,具体的な答申の内容を示しまして,答申の統合再編の枠組み案についてどのように思われますか。というような設問を設けてございました。大部分の方が,こちらにございますように,理解できる,概ね理解できると。または将来的には必要であると,そういったところでお概ね理解をいただいて,関心の高さが表れてございます。もちろんこちらの数値がすべてではございませんけれども,多くの方々が統合再編について関心があることを示してございます。
 また,その下でございますけれども,自由意見につきましても,多くの方々からご意見をいただいておりますが,その一部ですけれども,「少子化が進む中で子どもたちにより良い環境を一番に考えてほしい。」「この先将来,大きな社会に出ていくことを考えれば多人数のなかで生活していくことは大切である。」また,「廃校後の跡地利用についても検討すべきである。」「地域から離れた小学校は地域からも関心が薄れていくのではないか。」と。「統廃合が目的とはせず,特色ある教育を実施するにあたって統合再編があるべきだ。」というように。またこちらにございます,ほかにもたくさんの方々が熱心にご記入いただいております。
 それから,今後のスケジュールですけれども,説明会のご意見やアンケートの貴重なご意見集約しまして,これらを参考にしながら,今月開催されます統合計画策定委員会,それから4月以降,5月以降の説明会に望みたいと考えております。
 説明会等を通じて地域や保護者の皆様と共通理解を図ったうえで,統合検討委員会を設置しまして,また,統合検討準備会等も設置しまして,具体的な統合準備へとつなげていければというふうに考えております。
 説明につきましては以上です。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,質問等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他の件といたしまして,生活環境課から発言を求められておりますのでこれを許します。

生活環境課長)生活環境課からは,「八郷地区における石岡市指定ごみ袋使用義務化について」及び「新治地方広域事務組合事業に関する協定等の状況及び今後について」のご報告をさせていただきます。
 お手元の資料をご用意ください。1点目は,「八郷地区における石岡市指定ごみ袋使用義務化について」をご説明させていただきます。
 おめくりいただきまして,資料1をご覧ください。「1.これまでの経過及び今後の予定」ですが,平成33年度から,ごみ処理施設が現在の霞台厚生施設組合に統一されることから,平成17年度に市町合併した際,ごみ処理区は,石岡地区は「霞台厚生施設組合」,八郷地区は「新治地方広域事務組合」であり,八郷地区のごみ袋は任意でございましたので,市指定のごみ袋の使用を義務化するものです。
 「2.義務化の理由」ですが,@ごみ処理施設の統合に伴い,地区別で差別化をしないためでございます。A指定ごみ袋を利用することで,住民のごみ捨ての意識が向上し,ごみの減量化及び資源化に寄与すると考えられるためでございます。B現在,4市町で協議をしている霞台厚生施設組合での調整会議でも,構成市町に指定ごみ袋の使用を推奨しているものでございます。
 C昨年,土浦市のごみ処理有料化,ごみ袋が10枚500円の影響で,かすみがうら市及び八郷地区の集積所で不法投棄の懸念があるため,指定ごみ袋を使用することにより安易に投棄されない対応策とするためでございます。なお,石岡市ではごみ袋の有料化は現在検討してございません。「3.近隣市町村の指定ごみ袋」は参考として明記させていただきました。
 次に,今後の,スケジュールですが,資料2をご覧ください。市長から,石岡市廃棄物減量等推進審議会へ諮問,審議会から市長へ答申されましたことから,所管の常任委員会へ報告をさせていただきました。この後,全員協議会後,区長会への総会時等での報告,市報やホームページ等で,周知をいたしまして,平成32年度から指定ごみ袋の使用の義務化を開始し,新ごみ処理稼働の平成33年度には定着を目指したいと考えております。
 次に2点目になります。次の資料3のほうをご覧ください。2の1・2・3・4と振ってございますが,2の方をご覧ください。「新治地方広域事務組合の経緯」で,平成21年12月に平成31年度までの10年間,3市が組織する新治地方広域事務組合の,組合事務事業に関する協定を締結しております。平成31年度末で協定期限の終了に伴い,土浦市が組合の脱退を表明いたしましたので,現在,構成市の方におきまして解散事務検討委員会を設置し,解散に向けての検討をしてございます。
 なお,土浦市が新治地方広域事務組合脱退後,新ごみ処理施設稼働までの1年間は,かすみがうら市,石岡市の2市での運営になる予定でございます。
 以上,2点をご報告させていただきましたが,全員協議会でも,同様のご説明をさせていただく予定でございます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,質問等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。質問はございませんか。

玉造委員)指定のごみ袋というのは,現在石岡市で使っているものと同様なものかどうかお伺いをいたします。

生活環境課長)委員仰るとおり,黄色いごみ袋をそのまま使用する予定でございます。

玉造委員)その黄色いごみ袋の方に,なんか集積所番号ですとか,名前でとか,入れるとかなんとか聞いたことがあるような気がするんですけど,そのことについてお伺いをいたします。

生活環境課長)その点につきましては,石岡市廃棄物減量等推進審議会の中からもご意見が出まして,やはり八郷地区も同様に集積番号等を振っていただければっていうようなお話もありましたので,そういうことも含めて,31年度から,32年度にごみ袋使用の定着を目指すにあたって,31年を準備期間として集積所番号なども設置しながら進めてまいりたいと考えております。

玉造委員)今集積所番号っていうことでございましたが,その集積所番号だけでよろしいんですか。

生活環境課長)集積所番号と名前の方もやはり同じような形で定着しないと,やはり同一の条件で進めて行く予定でございます。

玉造委員)すみません,今まで八郷地域では名前とか集積所番号とか入れてなかったんですけども,名前を入れるってことは名字だけを入れるのか,その点をお伺いいたします。

生活環境課長)そこも統一しなければなりませんので,一番初めはいろいろ,やはり漢字だったり片仮名だったりしますんで,あと,集積所のほうも,やっぱり地区の方が,ある程度使われる方が決まっておりますので。そこはできれば,今名字のところもございますが,名前まで入れていただければ。集積所の方々の意見も聞かせていただいて。同じような名字の方ですとそこらへんのところも出てくるかと思いますので,統一はしたいなというふうには考えてございます。よろしくお願いいたします。

玉造委員)そうしますと,名前っていうのは世帯主の名前を入れるっていうことでございますか。

生活環境課長)とくにあの,同じ世帯っていっても,敷地内でも例えば親御さんというか祖父母の方と,あとその別世帯の方もいらっしゃるので,そこらへんはやはり地域の方々が名前を入れてれば誰が使ってるっていうのはわかりますので,その区別なりするため付けさせていただいていると,ご了解していただければと思います。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

小松委員)一番最後に米印書いてある,石岡市ではごみ処理の有料化は現在検討してございませんっていう内容ですが,一体どういうことを言いたい文章ですかこれは。

生活環境課長)さっき資料の方でもご説明しましたが,やはりごみの処理に関しては,土浦市さんなんかではいち早く,去年の10月からごみ有料化っていうことでやっぱり,ごみ袋に可燃ごみとかあとは生ごみ等を分けて,それを有料化にしてございます。ただ石岡市の方はあくまでごみの袋代だけで,この後当面有料化をするつもりはございませんので,あくまでも袋の料金だけという形で考えていただければと思います。

小松委員)そういう意味ですね。はい,わかりました。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

櫻井委員)質問する気はなかったんですけども,有料化の話が今出たんで。有料化は避けられないと思いますよ。こういうところで説明しちゃってよろしいのかなと思います。疑問に思います。なぜかっていうと,まもなく国のほうが排出権取引,温暖化に伴って。この発表があると思います。これあの担当課とか霞台の方にも何度かお尋ねをしてるんですが,その情報がないっていうことなんですよね。もう横浜とかそういうとこはその対策を練ってるんですよね。ですから,有料化はないっていうやり方は,ずっとこれ出来なくなっちゃいますよ。当面やんないって言ったって,4月ごろから発表になるんですから。ごみ1トン燃やすと2トンのCO2が出たって換算されるんですよ。ですから,霞台の場合は430トン,フルに使うとね,CO2排出したってことでね。それが1トン3,200円くらいで換算されて取られるんです。それが年間5億円になるんですよ。たぶんこの話は現実化してくると思いますよ。ですから無料化ってことを強調しない方が,私はいいなと思います。答弁は結構です。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,その他の件といたしまして,保険年金課から発言を求められておりますのでこれを許します。

保険年金課長)私からは,石岡市国民健康保険税条例の一部改正についてご説明いたします。A4横の保険年金課提出資料をご覧ください。
 改正では,国民健康保険税の課税限度額の引上げと,軽減判定所得の見直しの2点でございまして,国の方で地方税法等の一部改正を予定しており,その案が示されております。
 初めに課税限度額の引上げでございますが,資料 中ほどの2番「制度の内容」の図でご説明させていただきます。図の上段,破線で囲まれた部分をご覧ください。左側の現行では,基礎課税額が58万円,後期高齢者支援金等課税額が19万円,介護納付金課税額が16万円,あわせて課税限度額が合計で93万円となっております。これが,右側の改正後では,基礎課税額のみ3万円増額し61万円となり,課税限度額が合計96万円となる予定でございます。
 次に,軽減判定所得の見直しでございますが,図下側の,破線で囲まれた部分をご覧ください。国民健康保険税では,前年の所得額に応じて,7割軽減,5割軽減,2割軽減の区分で,均等割と平等割の減額措置を行っておりますが,この度の改正では,5割と2割軽減の基準額を見直すものです。
 左側が現行,右側が改正後でございまして,5割軽減については,被保険者一人当たりの基準額を27万5,000円から5,000円増やし,28万円に,2割軽減については,50万円から1万円増やし,51万円に改正を予定しているところでございます。
 これらの改正案が国から示されておりますが,当市では地方税法に区分される国民健康保険税として取り扱っておりますので,3月下旬ごろに国の最終的な決定が下され次第,地方税法等の改正とあわせて,専決処分で条例改正をさせていただき,次に開かれる議会で報告させていただきたいと考えております。
 被保険者の皆様への不利益の遡及とならないよう,国の施行等に併せ,速やかに対応を図ってまいりたいと考えており,ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。説明は以上でございます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問ございましたら,挙手によりお願いをいたします。質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他の件といたしまして,教育総務課から発言を求められておりますのでこれを許します。

教育総務課長)教育総務課から,本日配布させていただきました「平成30年度の教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価結果に関する報告書」についてご報告させていただきます。
 本報告書につきましては,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条に規定されておりまして,教育行政事務の管理及び執行の状況について,点検評価を行い,その結果に関する報告書を議会に提出するとともに,公表することが義務付けられております。
 この評価につきましては,教育委員会において石岡市教育事務点検評価委員として2名の委員を委嘱し,それぞれの事務事業につきまして評価をお願いしております。
 対象事務事業につきましては,資料の3ページにございます,平成29年度の事業対象としております。平成29年度でございますので,石岡ふるさと再生プランに掲げております,8つの政策目標にぶら下がっております,18の事業について点検評価を受けております。
 本日,本委員会へご報告した後,議会へ提出をさせていただき,その後,市ホームページで公表をする予定となってございます。
 報告は以上でございます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。ご質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,その他の件といたしまして,文化振興課から発言を求められておりますのでこれを許します。

文化振興課長)文化振興課からは,石岡市文化芸術振興基本計画の平成30年度におきます取り組みにつきまして,ご報告をさせていただきたいと思います。
 計画策定にあたりましては,昨年7月11日から30日までの期間で,市民の文化芸術に対する意識や活動を取り巻く状況,及び文化芸術施策のあり方や課題を把握するため,文化芸術の振興に関するアンケート調査を市民へ郵送により実施したところです。こちらはお手元に配布させていただきました資料となっております。
 アンケート調査につきましては,平成30年6月1日現在の市内在住16歳以上の市民6万5,056人の中から3,184人を対象者としました。対象者は,市内を19の小学校区の人口で按分しまして,年齢層10代から80代,これが8階層に均等に分類し,割り振りました。最終的には830通の回答があり,26.2パーセントの回収率となってるところでございます。
 調査内容につきましては,お手元に配布いたしましたアンケート調査票を見ていただきますと,まず,2ページ目が回答者の属性と文化芸術とはということで定義をさせていただいております。3ページ目,こちら4項目に分類したうちのひとつでございます。「石岡市の文化芸術に対するイメージと関心について」ということで,問1から問3の4までの6つの設問。2項目につきましては文化芸術活動の状況と課題を把握するための「文化芸術の活動について」ということで,問4から問5の8までの9つの設問を設定しております。また,3項目目につきましては,ページ,6ページになりますが行政支援のあり方,ハード・ソフトについて皆様からご意見をいただくため,こちらにつきましては「充実した文化芸術活動を行う上で必要なものについて」ということで問6から問8の2までということでの4つの設問を設定しております。4項目目につきましては「将来の文化芸術に対する考え方について」として,問9,問10の2つの設問となっております。
 今回の調査結果からは,「文化芸術活動の大切さを認識していながらも,時間的な余裕がないこと」,また「情報不足により,自身の文化芸術活動に結びついていないこと」。また,実際に活動をしている方でもその「後継者不足による不安があること」などが分かっております。この調査結果から,課題としまして文化芸術活動の情報が市民に十分に伝わっていない状況などもあることが分かったところでございます。
 この調査結果を基にしまして,昨年8月17日に第1回目の策定委員会を開催して結果を報告させていただきました。基本計画の骨子を提案してご意見をいただいたところでございます。意見としましては,市内の施設で文化芸術活動を行っている団体等の調査が必要であるのではないか。学校教育の中でも文化芸術教育の充実が必要ではないか。文化的活動を広く市外にも発信する姿勢が必要であるなど,そういった様々なご意見をいただいております。
 次に引き続き,12月19日に第2回の策定委員会を開催しております。こちらにつきましては,基本計画の素案を提示させていただいております。素案につきましては,アンケート調査結果から導き出されました現状と課題につきまして,市の文化芸術における今後の目標や取り組みをお示しさせて,ご意見をいただいたところでございます。会議で出ました主な意見としまして,文化芸術活動を推進するには,行政だけでなく市民の力も活かせる計画づくりが望まれますとか,また,子どもたちなどの若い世代に対する文化芸術活動の普及をさせる,そういった取り組みも必要だと。といったご意見をいただいたところでございます。
 現在,これまでの会議ででましたご意見,文化芸術基本法の趣旨である観光やまちづくり,教育等の分野も取り入れた計画案を策定しているところでございますので,今後は,パブリックコメントを行い,策定委員以外の方からもご意見をいただきまして,6月の常任委員会において最終的な計画をご報告させていただきたいと考えているところでございます。
 文化振興課からは,以上でございます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。ご質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 続きまして,その他の件といたしまして,学校給食課から発言を求められておりますのでこれを許します。

学校給食課長)学校給食課から,「茨城県立石岡特別支援学校にける学校給食の実施に関する覚書」の締結につきまして,口頭にてご報告申し上げます。
 平成31年4月,八郷地区に新設されます茨城県立石岡特別支援学校へ八郷学校給食センターから約300食の給食提供について,県教育庁学校教育部特別支援教育課から打診され協議を重ねてまいりました。
 当初,県では,前例にならいまして給食費,賄材料代だけの負担で提供をしていただきたいという考えでしたが,当市としましては,増分相当の負担をお願いしてまいりました。
 結果としまして,県より委託料として応分の負担をしていただくこととなり「覚書」の締結をすることとなりました。覚書の主な内容としましては,「提供する給食の献立は,石岡市(八郷学校給食センター)が作成したものとする。」「給食の調理は,石岡市または石岡市が委託した者が行う。」「給食の運搬は石岡市が行う。」その他としまして,「食缶及び食器,それらを運搬するコンテナは石岡特別支援学校が用意するものを使用する。」「給食の提供は,八郷学校給食センターによる給食の実施日のみ行う。」などでございます。
 学校給食課といたしまして,約300食増えることとなりますが今まで以上に安全管理を徹底し,安全安心なおいしい給食の提供に努めてまいりたいと思います。説明は以上です。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いをいたします。ご質問はございませんか。

櫻井委員)給食費の材料費っていうんですか,それは応分とか相応とか言ったような気がするんですが,それははっきりしないんですか。

学校給食課長)説明不足で申し訳ございません。委員仰っております賄い材料代,こちらは給食費ということで父兄の負担になるものでございますが,そちらは小学生のほうが3,900円。中学生以上,高校生,あと教職員分4,520円が給食費でございます。さらに,委員仰います応分の負担ということでございますが,当初市の方の考え方としましては,当然300食増えるものですから,1名の調理嘱託員の増と,電気・水道・ガスの増で,約300万円の負担が増えるのが考えられるので,その負担をお願いしました。しかし,先に述べましたように県の方では,先に始まった給食センターもございますが,そこでは高熱水費の方は県は負担していないということでございましたので,話し合いの結果,調理業務委託料の全体5,500万円を,八郷給食センターで調理することになる2,400食で除した額に,特別支援分の食数300食をかけました,687万円になるわけなんですけども,それの2分の1の額340万円となりまして。計算の方法は違うんですが,市の方で考えていた増分よりも上回ることとなり,そちらの案を受け入れて覚書を締結したということになります。以上でございます。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 先ほど,小松委員から要求がありました資料について,生活環境部から整ったということでございますので,この資料を配布をさせていただきたいと思います。
ただ今配布をされました資料でございますが,委員各位の資料といたしまして今後の課題となるような点がありましたらば,後日の委員会においてお話を聞かせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 次に,先ほど池田委員から質問がございましたまちづくり協働課から,その答弁の用意が出来たとのことでございますので,答弁をお願いいたします。

まちづくり協働課長)池田委員からお尋ねがございました,コミュニティ助成事業補助金のご要望の状況についてご報告をさせていただきます。現在ご要望を頂戴している自治会等の数が15件となってございまして,最も古いご要望の年月日が平成24年の9月でございます。以上でございます。

谷田川委員長)次に,その他の件としまして,ほかに発言はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上でその他の件については終結いたします。
 次に,閉会中の継続審査の申し出についてを議題といたします。お手元に閉会中の継続審査についての案文を配布いたします。

―案文の配布―

谷田川委員長)本委員会において閉会中もなお継続して審査を行うため,石岡市議会委員会条例36条の規定により,お手元に配布いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続審査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本日の教育福祉環境委員会を閉会いたします。長時間にわたりお疲れ様でございました。





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