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令和4年度 産業建設委員会

 第7回委員会 (10月20日)
出席委員 高野要委員長、岡野孝雄副委員長、山本進委員、川井幸一委員、飯村一夫委員、鈴木康仁委員
市執行部 【市長直轄組織】
市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智)、市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長(萩原信明)
【生活環境部】
生活環境部長(鶴井重則)、生活環境部次長兼水道担当(萩原勇)、生活環境課長(惣野代薫)、コミュニティ推進課長(関努)
【産業戦略部】
産業戦略部長(塩畑浩行)、産業戦略部理事兼産業プロモーション担当(廣瀬政和)、商工観光課長(塚本和彦)、商工観光課副参事観光担当(山田和幸)、産業プロモーション課長(飯田昭憲)
【都市建設部】
都市建設部長(櫻井正洋)、道路建設課副参事道路建設担当(飯嶋隆広)
議会事務局 庶務議事課係長(信田英二)

高野委員長)ただいまから、産業建設委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の審査に当たり、説明員として出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお、本日の案件の説明のため出席を求めた者のうち、都市建設部道路建設課長櫻井君については、あらかじめ本日の会議を欠席したい旨の申出があり、委員長において許可いたしましたので、ご報告申し上げます。
 それではこれより議事に入ります。
 初めに、請願第10石岡市道B0104号線の排水工事及び歩道整備工事の実施に関する請願を議題といたします。
 本請願については、令和4年第2回定例会において当委員会に付託され、6月21日、8月8日、9月13日に審査を行ったところでございますが、さらなる調査・検討が必要であることから、継続審査といたしたところでございます。
 これより審査に入ります。本請願についてご意見等ございましたら、挙手によりお願いいたします。

岡野副委員長)それではこの請願については、継続審査ということで2回ほどありまして、執行部のほうの調査によりますと、歩道、道路のほうは人はあんまり通らないってことで、車は結構通るんですが、私は歩道整備、工事につきましては、距離が結構長いもんで、1億近くの予算がかかるということが執行部から聞いておりまして、できれば歩道は後々考えて、今回は排水工事ですか、水溜まりがあるみたいで、そこだけの修繕でいいんじゃないかと私は思っております。私の意見です。

高野委員長)よろしいですか。
 ほかにございませんか。

川井委員)この件を今副委員長がおっしゃられましたように、二度ほど経過を見ながらということで継続してやってるわけですけれども、担当部の説明においても何度かお聞きしてますように、現況も、また道路状況、利用度を含めた状況は、私も地元の皆さんの声を聞いた中で、同じような判断をしております。
 そういった中で、大きな金額等も含めて、現在、必要性は非常に薄いと思われますし、排水に関しましても、同じように本当にごく一部の部分でもあると私も確認しておりますし、特に住宅前の、ちょっとアスファルトの道路が引っ込んだ部分の水跳ねですか、そこが私が地元から聞いている要望でして、そこら辺のところの住宅に水がかからないちょっと引っ込んだ部分を修繕をしてほしいという声は、私も地元から聞いておりますので、その請願とは別に、そこは引き受けていただきたいと思います。
 したがって請願については、担当部からも含め私の判断の中でも、まだあまり必要性はないと感じております。

高野委員長)ほかに質問はございませんか。

飯村委員)これについては、柿岡地区の歩道整備、排水整備ということでありますが、歩道整備、これは今からの時代に必要かなと思うんですが、予算の都合等いろいろありますが、とりあえず排水整備200メーター前後ぐらいかなと思われますが、その辺のところは考慮していただきたい。
 そして、年次計画もしくはそういう計画を立てていただきたいと。私も歩道整備があるならば、これから後期高齢者に向かって、散歩するというような環境もできるのではないかと、そう思われますんで、ひとつ、これ東側の柿岡の歩道整備ということ、もしくは北側に、西側に対しては、今合併特例債、上林・上曽線とありますんで、歩道整備がなされるというような形で進んでおりますが、東と西側ということで、歩道整備も必要ではないかと思われるところでありますが、それは皆さんの、執行部と考えていただきたいと思います。以上です。

高野委員長)ほかにご意見はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、次に討論を行います。
 討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。請願第10石岡市道B0104号線の排水工事及び歩道整備工事の実施に関する請願を採決いたします。
 本件は起立により採決をいたします。
 お諮りいたします。
 本件は、「採択とすべきもの」と決することに賛成の委員の起立を求めます。

−賛成者起立−

高野委員長)起立少数であります。
 よって本件は、「不採択とすべきもの」と決しました。
 次に、陳情第11石岡市太陽光発電設備設置事業の手続に関する条例の改正についての陳情を議題といたします。
 本陳情については、令和4年第3回定例会において当委員会に付託され、9月13日に審査を行ったところでございますが、さらなる調査・検討が必要であることから、継続審査といたしたところでございます。
 これより審査に入ります。
 初めに、先日の委員会の中で委員から質問のありました他市町村の状況について、執行部より説明を求めます。

生活環境課長)それでは私から、先日の質問のご回答をさせていただきます。
 県内の太陽光発電設備設置事業の手続に関する条例の制定状況でございますが、条例を制定しているのが16自治体。条例を定めず、県のガイドラインで対応が23自治体。独自の要綱等で対応している自治体が5自治体でございます。
 ワット数の適用対象としましては、10キロワット以上の届出を対象としている自治体が9自治体のうち、条例を制定している自治体が7自治体、要綱等で対応している自治体が2自治体でございます。
 50キロワット以上の届出の対象としている自治体が35自治体のうち、条例を制定している自治体が7自治体でございます。また、ワット数ではなく、面積を要件としている自治体が2自治体でございます。
 次に、条例を制定している16自治体の令和3年度の届出件数でございますが、10キロワット以上で、一番届出数が多い常陸太田市で86件、一番少ない東海村で4件、平均としまして約26件の届け出でございます。
 次に、実質50キロワット以上で、一番届出数が多いのが龍ケ崎市で13件、届出数がなかった自治体が土浦市、北茨城市、笠間市で平均としまして4件の届出でございます。以上でございます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 次に本陳情についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご意見等はございませんか。

川井委員)今担当部よりご説明いただきました他市の事例ということでありまして、それぞれの市の、私は事情があると思います。
 要するに中身、それが急激に太陽光が増えて、今言ったように自然的な部分が破壊されたり、迷惑を被っている市民がいるかどうかという問題は、市それぞれの中身の違いはあると思いますので、一概に50キロワット以上以下という部分での説明されてもちょっと分かりにくいところがあります。
 要するに、この石岡市として、非常に太陽光が増えてしまったり、本当にその地域の皆さんの生活の中で、迷惑を被っている、困っちゃうというような事情がある場合には、どういう条例の部分を改正し、直していけば、うまくその太陽光との付き合いといいますか、お互いに持ちつ持たれつでやれるのかと、太陽光にとってもいい部分もあるでしょうし、片や大変なこれが増えすぎると、困ってしまうという声も、こうした陳情の中であるわけですので、その部分を石岡市としての、どういうふうな中身に変えていくかということ私聞きたいんですが、今ここで、そういったお答えが出ないんであれば、やはりもう一度、継続して審議する必要があると思いますが、いかがでしょうか。

生活環境課長)今、川井委員からおっしゃられたとおり、届出の件数は、10キロワットにしたら、間違いなくどこの市町村でも増えるっていうのは、今回、調査した結果の中では示されております。
 ただこういう要望が上がったということはやはり少ない届出で、実際生活している方の業者さんとのトラブルが起こっているっていうのが事実でございます。
 ただ、今回条例改正の点からお答えさせていただきますと、例えば、50キロワット、10キロワットにするものであれば、いわゆる基準が変わるだけの改正でございますので、改正は確認しやすいものと考えておりますが、しかしながら、本陳情につきましては条例を多岐にわたって改正することを求められているものでございまして、改正によりどのような影響があるか、また、条文の表現として適しているものか等、関係部局と協議し、確認する必要があると考えております。以上でございます。

川井委員)それであれば、今ご説明いただいたように、もうちょっと中身を精査して、石岡市の中で、どういった部分を直していけばいいのかということを、ちょっと時間をかけて協議していただきたい。
 その後、やはりこの陳情に関しては、判断すればいいかと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

高野委員長)よろしいですか。
 ほかにございませんか。

飯村委員)この問題に関しては、地域の方が非常に考えるところであります。
 それは隣の家が、隣というか隣の所有地が、全然分からないうちに開発が始まるというようなこと。これはやっぱり地域に関しては説明するべきだと、そう思います。
 県の指導は、説明しなさいというような形か、その辺とこ執行部にちょっとお聞きしたいんですけど。県は指導しなさいって、強制的に指導しなさいと言っているのか。また、石岡市の条例の中では、強制的に地域の方に説明しなさいと言っているのか、その二つちょっとお聞きしたいと思う。

生活環境課長)お答えいたします。
 県のガイドライン、石岡市の条例ともに強制的なものっていうのはございません。
 以上でございます。

飯村委員)やっぱり開発に関わっては、地域の皆さんのご了解、また説明をするような形が一番理想的な開発ではないかと私は思います。それは皆さんで考えていただければ良いかなと思います。以上です。

高野委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、ただいま委員さんから質問等々がございました。
 執行部の説明がありましたように、条例改正の点については、さらなる協議が必要であると、これ条例の問題になってまいりますのでとの理由により、さらに調査・検討する必要があることから、継続審査としたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、請願第14石岡市所有公用車、刈り払機、チェーンソーなどを使用して公益活動を実施する市民団体への貸し出しの実施に関する請願を議題といたします。
 初めに、本件について事務局から受理の経緯及び請願の概要等の説明を求めます。

事務局)それでは受理の経緯及び概要について説明させていただきます。請願第14石岡市所有公用車、刈り払機、チェーンソーなどを使用して公益活動を実施する市民団体への貸し出しの実施に関する請願における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず受理の経緯でございますが、8月24日に提出され、同日付で受理いたしております。
 提出者は、石岡市柿岡の○○○○様で、紹介議員は関口忠男議員でございます。
 内容でございますが、地球温暖化現象による異常気象は国際連合でも取り上げられ議論されており、2020年10月に環境省は、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにするというカーボンニュートラル宣言を目指すと宣言されたところでありますが、本年の本市の天候は、5月から晴天で空き地や公道の路肩の雑草の伸びが早く、草刈りをしても夜間に雨が降ると、すぐ雑草が伸びてしまう状況です。
 石岡市においては、平成27年4月1日に石岡市協働のまちづくり条例を施行して、市民の協力を得ながら、魅力的で住みやすい環境のまちにするため、生活環境部が中心となり区長会などと連携を強化し、各種事業を実施されて推進しておりますが、現在の市役所職員だけでは限界があると思います。
 そのため、石岡市道などの路肩の草刈り、樹木の枝払い、ポイ捨てゴミの回収などを、まちを良くしようという意識が高く、まちづくりに積極的な市民グループにより市民ができる軽微な業務を市民の協力をもらうため、茨城県内の守谷市では平成18年から市所有の公用車の貸し出しを実施して成果を上げており、当市においても、閉庁している土曜日、日曜日、祝日における石岡市役所公用車などの市民団体への貸し出しの実施をするようお願いするものでございます。
 以上が請願書の内容となりまして、現在の石岡市の備品の貸出し状況については、平成27年に石岡市協働のまちづくり備品貸出要綱を策定いたしまして、地域のコミュニティ団体、区や自治会、ボランティア団体等へ貸出しを行っております。
 貸出しを行っている備品は、パイプ椅子や長テーブル、プロジェクターなどとして、48品目ございます。
 また、請願書にあります、刈り払い機、チェーンソーについては、既に貸出備品として、市役所ホームページの貸出備品一覧に掲載されております。
 また、同じく請願書に記載されている公用車についてでございますが、石岡市で保有している車については、石岡市車両管理規程により大きく2種類の公用車がございます。一つ目が専用車ということで、乗用車、貨物自動車、特殊自動車等で当該自動車の用途上特定の業務の用に供する公用車で、二つ目が共用車ということで、庁舎内全般に共用する公用車です。
 ふたつの違いは、専用車にあっては各課で所有し管理を行っているもので、共用車にあっては財務部等で管理しており、専用車が使えない場合に管財課等へ申し込み、使用をするものです。説明は以上となります

高野委員長)ただいま事務局から、受理の経緯等について説明がありました。
 次に、本請願についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

川井委員)今説明ありましたように、要望の中にあったチェーンソーや草刈機等の貸出しについては、私は、今は特に八郷地区の現状はよく分かっているつもりでおります。
 なかなかそれを借りるまでいかなくても、個人で所有しているもの等があって、そこに無くても、借りなくても対応できる状況ではないかと思います。
 また、今説明ありましたように、市のほうでも貸出ししているという状況から見ても、やはりここは、地元の皆さんの個人で持っているものを使っていただくと。今までどおりでも全く問題はないのかなと思っております。
 ただその公用車に関しては、やはり保険等の問題もあり、これ本当にどのぐらい要望があるのか分かりませんけれども、地域の中でのそういった要望が強いとは感じない部分があるんですが、その辺はいかがなんでしょうか。

コミュニティ推進課長)地域の方からの要望ということでございますが、請願書の方以外にも同様の地域の方から要望があるかということでございますが、私のほうでは現在のところ把握はしてございません。以上でございます。

川井委員)今担当部より説明あったように、私もなかなかここの部分での貸し借りというのは、現在間に合っているという感じがいたしますし、公用車に関して、これ貸し出すことができるのかどうかという部分ではいかがなんですか。

コミュニティ推進課長)先ほど川井委員さんのほうからもお話ありました、保険の部分がございます。貸し出す場合の課題といたしましては、事故や故障が生じた場合、翌日以降にその車を業務等で利用する予定があった際には、その代車の確保を含め、業務への影響が生じることが懸念される部分がございます。
 また、現在市のほうで加入しております、自動車保険の種類によりましては、このような利用では適用にならない場合も想定されますので、事故等に備え自動車保険の内容を確認させていただきまして、より充実したものに見直すといった作業が必要なのではないかと考えているとこでございます。以上でございます。

川井委員)そうなりますと、要望も含めて現状を取り立ててその問題があるという部分に感じられないと、私は判断いたします。
 確かに準備はしとくということは必要かとは思いますが、現状で間に合っているものは、本当に皆様のお力を貸していただきながら、役立てるっていうことでいいと思います。この件に関してはね。
 ただ、私ひとつ問題なのは、このところ要望が出てます、この方に関しまして、他の委員会等でも結構要望が出ております。個人で出すこの請願。もちろん紹介議員もあっての話ですけれども、やはりこういったことがたびたび委員会で取り上げること。そしてまた、要望が強いかどうかというと、先ほどの、前の件にもそうですけれども、あまり地域の中ではそういった声がないということを考えると、今後、こうした個人的な部分での請願であるとか、陳情というものに関しては、ちょっと精査すべき事項ではないかと思います。
 その点も含めて、今後ちょっと考えていっていただきたいと思います。

高野委員長)ほかにご意見はございませんか。

飯村委員)この請願に対しては、地域の市民団体そういう方への貸し出し、これは、石岡市の市内、整理するためには、そういう方が整理していただける、除草工事をしていただける。そういう方が、市内をやっていただけるんであれば、市としてもそれは対応しなければいけないのかなと私は思います。
 建設課に道路除草工事、多分手が回らない。そういう形の地域が多いと思います。
 これは必ずしも建設課が全部市内を除草してるわけではありません。地域の方が除草している地域もあるわけですけど、その人たちに、車もない、草刈機械もないと。そういう場合の方に貸し出しすると、市内の方がやるという場合に、これが新しい考え方ではないかと。自分たちが持っている地域の方は自分たちができる。でも、市内の方たち、草刈機械もない、トラックもない、そういう形で除草工事をしなければならなく、地域がやっていきたいというような団体があれば、石岡市としても、これは考えを変えて、保険が必要なら保険かけてもやっていくべきだと思います。
 地域の方で草刈工事をやっていく場合、保険で石岡市でそういう保険をやるというような形で、なってたような気がありますが、その辺はどうですかね。担当者としては、そういうお話が前あったような気がしたんですけど、地域の方が草刈をやっていて、けがした場合には保険を適用するというような案件が、多分あったと思ったんですよね。その辺とこちょっとどうですかね。

コミュニティ推進課長)草刈等での保険の適用のお話でございますが、まず、市のほうで市民総合賠償補償保険というもの入っておりまして、そちらの適用といたしましては、いわゆる公用といいますか、例えば市で認めている事業といいますか、そういったものに対しては、市がお願いしている事業に対して、例えばその中で、事故等が発生した場合に適用になる、適用になると言いますか、そういった場合に申請できるという保険でございまして、実際に適用になるかどうかという部分につきましては、その上での審査というのが必要になってまいります。
 ですので、まずはその市としてお願いする事業かどうかという部分が、その保険については重要になってくる部分かと存じております。以上でございます。

飯村委員)そのような形であるんであれば、この貸出し、草刈の機械の貸し出す、本当に市内の方、持っていない方はいると思います。
 それでも、ボランティアでやっていただける、そういう団体がいるんであれば、これは貸出ししても、私的にはいいのではないかと。
 また、保険が適用されていないんであれば、その担当者として保険を適用するような形をとっていただければ、これは問題ないのかなと、そう思われますが皆さんのお考えをいただいて、執行部でもいただければと思います。以上です。

高野委員長)答弁よろしいですか。
 ほかにご意見はございませんか。

鈴木(康)委員)この請願については、私はできそうだと思ってまして。これから人口が減少して、予算もない中、管理する道路、空き家なんかをしていくためには、市民との協働っていうのは、欠かせないものになってきます。
 ただ先ほど、事務局から守谷もそういう感じでやっているということですが、やっぱり刈り払い、チェーンソーと本当に事故が多くて、皆さんが想像しているように簡単なものじゃなくて、道路沿いをやられてしまえば、飛び石等でガラスの破損があったり、刈った草がね、集草までしたら日が暮れちゃったんで、そのまま明日まで置いとこうなんて歩道に置かれてしまうと。そこに無灯火の自転車なんかが来ると、大けがになってしまったりするので、間違いなくこの市民の協働のこういう作業が必要となってくる中で、やっぱり市は先を見越して、そういうものがやっていただいても安心してやっていただけるような、しっかりとした講習とかマニュアルを作成していかないと、庭先と同じに安易に刈られてしまうと、本当に誠意でやっていただいた方が、かえって傷つくようなことになってしまうので、この上げてきたものとは別として、しっかりと、先を見越したそういうものを整備する、もう段階なんじゃないかなと私は思います。
 答弁は結構ですので、ぜひよろしくお願いします。

高野委員長)ほかにご意見はございませんか。

飯村委員)この内容、案件がありますが、建設課として、部長のほうで何か一言、どのようなお考えを持っているかお聞きしたい。

都市建設部長)お答えいたします。
 ただいま鈴木委員のほうからもお話がありましたが、道路沿いの草刈につきましては、やはりその危険を伴うこともありますので、今現在は缶とかごみ、また側溝の泥上げ、こういうものをやっていただいたときには、連絡をいただいて明くる日に建設課のほうで回収に行く、そういうことをやっております。以上でございます。

飯村委員)そういう形。けがのないようにやるということが一番、けががある、そういうこともありますんで、指導するなりして、もしやっていただけるなら、マニュアルとかいろいろ考えていただきながら、執行部としてやっていただきたいなと思います。以上です。

高野委員長)暫時休憩します。

−休憩−

高野委員長)再開いたします。
 ほかにご意見はございませんか。

岡野副委員長)今、各委員さんからのいろいろな話聞きまして、執行部のほうからの意見も聞きました。
 公用車におきましては保険の問題、またチェーンソーとか草刈り機貸した場合の、そういうことで、もし事故の起きた場合のその対応など、いろいろ問題点が大分あるみたいなんで、できればこの件については、もう一度継続で、よく執行部のほうで、もし公用車貸す場合の保険はどこまで大丈夫なのかということを、よく調べていただいて、この次までの継続で審査ということでどうでしょうか。

高野委員長)ほかにご意見はございませんか。
 ただいま、本件の取扱いについてはさらに調査検討を要するため、継続審査とされたいとの意見と採決を行うべきと思われる意見がございました。
 初めに、継続審査とすることについてお諮りいたします。本件は起立により採決をいたします。
 お諮りいたします。本件を、継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

−賛成者起立−

高野委員長)起立多数であります。
 よって本件は、「継続審査」とすることに決しました。
 以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけでありますが、これらに係る委員長報告の取扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、所管事務の調査として、駅周辺整備事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。
 なお、発言は挙手によりこれを許します。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは、駅周辺整備事業の進捗状況についてご説明いたします。
 市長直轄組織資料の資料@工程表をご覧ください。前回9月13日委員会から変更となった部分を赤字で記載しております。
 最初にB番、西口交流施設外構工事のうち、オレンジのグラフ、工事監理委託が発注されまして、9月26日に条件付一般競争入札で入札を行い、請負金額、税込159万5,000円で有限会社吉田建築計画事務所が落札者となり、10月3日に委託契約を締結してございます。
 履行期間については10月4日から令和5年1月31日までの120日間としてございます。
 次に、C番の西口交流施設駐車場整備について、倉庫やエレベーターの新設、駐車場の改修を行うものでございます。設計内容につきまして、次のページ、資料A整備計画図をご覧ください。整備する各階の平面図を重ねてございます。
 また、次のページからは設計図書からフロアごとの平面図を抜粋してございますので、参考としていただければと存じます。
 図面の中で、緑色の部分が鉄骨造り3階建て、建築面積251.11平方メートル、延べ面積637.04平方メートルの建物となり、ピンクの部分が平面駐車場部分となります。
 建物の構成として、1階はエレベーター、階段のホール部分のみで、建物が屋根になる形で駐車場通路となっております。
 2階は、物品倉庫エリアとなっておりますが、空いたスペースをステーションパークのイベント時などに楽屋としても使用できるようなことも考えております。
 3階は防災倉庫エリアとして災害用備蓄品を備える予定でございます。
 この建物の2階、3階からは、それぞれ黄色で表示しておりますスロープを使って、直接ステーションパークに接続させまして、通行や物品等の搬出がスムーズに行えるようになります。
 駐車場部分は、一般車が16台、身障者用が1台の計17台、自転車が96台、バイクが14台停められる整備内容としてございます。
 整備工事費につきましては、6月の委員会で高いほうでも2億5,000万円程度を想定しているとご報告をしておりましたが、資材費や人件費が想定以上に高騰しており、改めて積算を行ったところ、おおよそ2億8,000万円程度となってございます。
 この設計額については、設計業者から提出された成果をもとに、さらに使用材料や、数量の調整等を行ったものでございますので、ご理解いただければと存じます。
 今後のスケジュールといたしまして、現在、建築確認の申請を行っているところで、建築確認機関からの修正指示等がなければ、この内容で発注の手続を進めたいと考えてございます。
 また、建築確認申請の期間を考慮しまして、設計委託については11月中旬まで期間延長してございます。
 工事につきましては、仮契約を締結した後、本契約に関しては、請負金額が1億5,000万円を超えることが予想されますので、石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、今後、議案の上程を予定しておりますので、上程の際にはよろしくご審議いただければと存じます。
 また、工事期間につきましては、来年度へ繰り越すことが想定されます。今後進捗に合わせまして繰越しの手続を行いたいと考えていますので、合わせてよろしくお願い申し上げます。
 工程表に戻りまして、D番の西口交差点整備について、郵便局側から、西口前ロータリーに進入する箇所の拡幅工事でございます。
 これにつきましては、発注の手続といたしまして、10月27日水曜日、来週に入札を実施する予定です。
 11月上旬に契約締結を行い、年度内完了を目指して進めてまいります。
 その他の項目につきましては、これまで説明を行ってきたものから変更はございません。今後とも適切な進捗管理に努めてまいります。
 続きまして資料のB、7ページ、(仮称)西口交流施設の供用開始についてをご覧ください。
 現在、西口交流施設につきましては、外構工事が発注され、令和5年1月を目途に完了させる予定です。これに合わせまして年度内に施設の供用開始ができるよう、準備を進めております。
 1の供用開始に伴う事業者公募について、石岡駅利用者の利便性向上と、中心市街地のにぎわい機能創出のため、施設の休憩スペース部分を使用しまして、公募によりカフェ等の運営事業者を募集したいと考えております。
 2のスケジュールについて、まず、施設が完成したことで、地方自治法第244条の2第1項の規定により、施設の設置管理条例を制定いたします。
 その後、事業者の公募を開始したいと考えてございます。また施設内にコインシャワーを設置してございます。条例とあわせて使用料について、歳入の補正予算も同時に上程を考えてございますので、よろしくお願いいたします。
 工程といたしまして、12月の定例会に設置管理条例を上程させていただき、議決いただいた後、公募を開始。関係部局の部長級のほかに、商工会議所等に協力をいただき、5名程度からなる事業者選定委員会で審査を行い、2月中旬を目途に事業者を決定、開設準備期間を終えまして、3月中にオープンする予定としてございます。
3の主な公募の要件については、市内の事業者であること、カフェ等の軽食が提供できること。営業時間は週6日以上、1日当たり6時間以上営業できること等を要件としたいと考えております。
 続きまして、資料C西口バスターミナル利活用検討ワークショップの実施についてをご覧ください。
 1の利活用検討の目的について、今年度、東口にバスターミナルが集約されたことに伴い、西口バスターミナルの今後の利活用について、近隣校に通う生徒、学生、市内事業者等によるワークショップを実施し、意見集約を行い、今後の整備方針を策定するものです。
 2のワークショップの実施案について、構成メンバーは表でお示ししているとおり近隣校に通う生徒、学生市内事業者、石岡市からなる31名程度を予定してございます。
 ワークショップの回数については3回を予定しておりまして、第1回は、まちの課題、魅力の探求、求められる機能、施設について整理を行い、第2回では、利用者の視点からの機能、施設の配置について話し合います。
 第3回は、前2回を受けて作られた複数の配置案をもとに、整備方針と利活用計画について話し合う予定としてございます。これら3回の検討を取りまとめまして、整備方針計画を策定していく予定としてございます。
 ワークショップの方法といたしまして、6名程度に班分けを行い、グループワーク形式で班ごとに取りまとめ発表を行いながら、進めていきたいと考えてございます。
 以上が、駅周辺整備事業についての進捗状況となります。よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、キャッシュレス決済ポイント還元事業の実績報告について、かんばん横丁出店者募集について、石岡のおまつりの実績報告について、やさと温泉ゆりの郷の源泉揚湯量不足に伴う営業について及びいばらきフラワーパークイルミネーション2022についての5件を一括して議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

商工観光課長)商工観光課商工所管からは、2点ご報告申し上げます。産業戦略部説明資料、1ページをご覧願います。
 初めに、1点目のキャッシュレス決済ポイント還元事業について、還元事業の実績報告についてでございますが、令和4年8月1日から9月30日まで、2か月間実施いたしまして、決済金額は2億2,445万8,283円でございました。
 ポイント還元事業実施前の直近の令和4年6月1日から7月31日までの決済金額は、6,527万2,242円で売上費は3.44倍となっております。ポイント還元額は5,232万2,363円を予定しており、利用対象事業者数は419事業者でございます。
 次に、2点目のかんばん横丁の出店者募集についてでございますが、石岡ステーションパーク内かんばん横丁の出店者を募集いたします。
 石岡駅西口バスターミナルの移転により、待合室として利用していた場所で、新たに出店者の募集を行うものでございます。
 受付期間は、11月10日から12月9日までで、12月22日開催予定のかんばん横丁出店者選定委員会にて、出店者の決定を行う予定でございます。
 店舗のオープンは令和5年4月を予定しております。
 商工観光課商工所管からの報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

商工観光課副参事観光担当)私からは、石岡のおまつり実績報告について、やさと温泉ゆりの郷の源泉揚湯量不足に伴う営業について、いばらきフラワーパークイルミネーション2022についてご説明いたします。産業戦略部資料2ページをご覧ください。
 最初に、石岡のおまつり実績報告についてでございます。9月17日から19日の3日間に開催されました、石岡のおまつりにつきましては、3年ぶりの開催ということもあり、盛り上がりを見せたところでございますが、入込客数は41万5,000人で、令和元年度と比較いたしますと8万8,000人減となりました。
 新型コロナウイルス感染拡大などの影響もありまして、積極的な観光PRを控えながらのご案内となったこと、また、台風などの影響もあり令和元年と比べ大きく減少したと考えております。
 そのような中での、おまつりの魅力アップ、おもてなしの取組といたしまして、観覧にいらっしゃるお客様に対して、臨時駐車場の確保のほか、またクリーンアップボランティアによる受入環境の向上といたしまして、一般市民のボランティア68名、職員150名で対応させていただきました。さらに、飲食店のご協力をいただきまして、ガイドマップを作成し、案内の充実を図りました。
 お客様からのご意見といたしましては、トイレや休憩所の場所が分かりづらいなどのご意見があった一方で、クリーンアップボランティアの活動につきまして、大変すばらしい活動ですとのお言葉もいただいたところでございます。
 来年につきましても、お客様が来てよかったと思えるようなおもてなしができるよう、進めてまいりたいと考えております。
 続きまして、3ページをご覧ください。やさと温泉ゆりの郷の源泉揚湯量不足に伴う営業についてご報告いたします。
 石岡市ふれあい交流施設やさと温泉ゆりの郷の指定管理者でありますやさと農業協同組合から温泉の源泉揚湯量が減少したことに伴いまして、加水をしての営業となるとの報告が9月19日月曜日でございました。
 これに伴いまして、9月22日木曜日から入湯税150円を差し引いた入館料での営業となっております。
 また、9月27日火曜日からは加水を行わず、上水による営業となっております。
 原因といたしましては、揚湯全体の目詰まりが考えられるというところでございます。現在関係業者と目詰まり解消に向けて調整を行っております。
 続きまして、4ページをご覧ください。いばらきフラワーパークイルミネーション2022についてご説明させていただきます。
 資料の表記につきましては、いばらきイルミネーションパーク点灯式についてとなっております。こちらにつきましては11月12日土曜日から、いばらきフラワーパークイルミネーション2022が開催されます。
 今年度のイルミネーションにつきましては、「灯す ひかりとつながる夜」をコンセプトに、12月30日金曜日まで開催を予定しております。
 イルミネーション期間中は、開園時間が午前9時から午後8時半までとなります。午後5時からはイルミネーションの点灯を行うこととしております。
 また、11月12日土曜日の初日には、点灯時間に合わせてセレモニーが行われるほか、ミニコンサートなどのイベントを予定しております。
 さらに今年につきましては、イルミネーションに先駆けまして、光に浮かび上がる夜のバラ園ライトアップ、ムーンライトローズガーデン2022が、10月15日土曜日から初開催をしております。
 イルミネーション点灯セレモニーにつきましては、決定次第、産業建設委員会委員の皆様はじめ、市議会議員の皆様に改めてご案内したいと考えております。当日、ぜひお越しいただければと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 商工観光課観光所管からの報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

川井委員)先ほど、商工から出ました、観光課から出ましたゆりの郷の目詰まりの件について伺います。
 9月17日からですか。故障が分かって現在まで約1か月になっていますが、現状でもまだ回復しないということは、今後どのぐらい、その原因調査かかるんでしょうか。

商工観光課副参事観光担当)お答えいたします。
 こちら、温泉の目詰まりでございますが、先ほどお話したように関係業者と調整を図っているところでございますが、工事を始めてから約1か月程度かかるというようなお話はいただいているところなんですけれども、現在も圧力をかけて目詰まり解消に向けて、協議を進めているところなんですが、まだその再開に向けての、はっきりした日にちってのがちょっと見えてないのが現状でございます。以上でございます。

川井委員)となりますと、何度も聞いてあれなんですけど、目詰まりが原因で、そのほかではないということで、その目詰まりの元を探っている状況なんですね。

商工観光課副参事観光担当)お答えいたします。
 委員おっしゃるとおり、今現時点でのその原因という部分は、目詰まりが原因ではないかというような報告を受けております。それに向けて、源泉の井戸全体に圧力をかけて目詰まりを解消する作業を進めているところでございます。以上でございます。

川井委員)私が言いたいのは、要するに原因がそこであれば、また改善し通常料金に戻るわけですけれども、これがもし枯渇しちゃったと、温泉がという場合に、今料金下げてますように、今後大分ちょっと影響が出てくる部分が大きいと思いますんで、ちょっとそこが心配でしたので、分かりました。今後ともそこで調査結果が早く出るように、進めていただきたいと思います。分かりました。

高野委員長)答弁よろしいですか。
 ほかに質問等はございませんか。

山本委員)先ほど、キャッシュレス決済ポイント還元事業の実績報告があったんですが、これに関連して統一QRコード決済導入促進事業について、お尋ねしてよろしいですか。

高野委員長)もう一度よろしいでしょうか。

山本委員)先ほど、キャッシュレス決済ポイント還元事業の実績報告があったのですが、これに関連して統一QRコード決済導入促進事業について質問してもよろしいですか。

高野委員長)暫時休憩します。

−休憩−

高野委員長)再開します。

山本委員)質問してよろしいということですね。
 キャッシュレス決済ポイント還元事業、成果があったということで、報告いただきました。9月30日までで、期限付で事業が終了したわけですが、この後ですね、先ほど申し上げた統一QRコード決済導入促進のための奨励金、これが予算化されて、石岡市のホームページにもその旨うたってあったんですが、一向にその申請書がアップロードされないっていう問題があったので、それは直接所管課に伺って解決しましたが、その後の申請状況分かればお尋ねしたいと思います。

商工観光課長)先ほどはすいません、失礼しました。
 統一QRコード導入推進奨励金の進捗状況についてお答えいたします。
 まず、もちろんマイナンバーカードをお持ちの方が、デジタル商品券をその利用店舗で使っていただく事業でございまして、まず、その使える期間が、12月から2月までの3か月間になってございます。
 まず、現在デジタル商品券を使っていただく、登録する店舗様がまず政策企画課のほうに申請をします。店舗の登録の部分ですね。それが9月から実際その登録の受付が始まっているところでございますが、そちらのまずその登録が、デジタル商品券の登録店舗の申請、完了しましたよっていう、その手続がちょっと2か月ぐらい今ちょっとかかっているようでございまして、11月に入り次第その登録が完了しました登録完了証が届くことになってございます。それを受けて、こちらの商工観光課のほうに導入促進の奨励金の申請をしていただく流れになってございます。
 現在の進捗状況でございますが、すいません、直近の状況まで把握してなくて申し訳ございませんが、今のところ60件強っていう形で、報告はこちらで受けて把握してございます。以上でございます。

山本委員)促進奨励金の申請はまだ1件もないってことですね。
 事業者からですよ。取扱事業者から。

商工観光課長)お答えいたします。
 60件強の登録、まず、デジタル商品券の登録がございまして、ただすいません、その登録が完了しましたという、完了証がまだ届いていないので、まだ申請はございません。
 申請の受付は開始してございますが、まだ届かないので、今申請待ちの状態になってございます。以上でございます。

山本委員)石岡市のほうの事業者に対する申請書の、何ですかね、受付9月からということをうたいながら、申請書はホームページになかったという問題があったのでちょっと気になって聞いたんですが、そもそも事業者、取扱店のほうでJPQRコードの設置はまだどこもできてないみたいなんですよね。そういった状況を担当課のほうで把握されているかどうか、これ石岡市の責任でないわけですけれど、申請したんだけど、まだ承認されて、設置ができている状況になってないと思われます。
 当然、その結果、奨励金の申請も石岡市に対してできない現状がありますから、その辺はよく把握されていますかね。

商工観光課長)お答えいたします。
 事業者、店舗事業者様からJPQRの申請をしていただいて、まだ登録が完了していないという状況は把握してございます。
 その登録が完了するまでに、2か月近くかかってしまっているという状況も把握してございます。ご迷惑おかけしている部分も把握してございます。以上でございます。

高野委員長)ほかに質問等はございませんか。

鈴木(康)委員)かんばん横丁出店募集について伺います。
 もう一度ちょっと募集要項についてご説明願います。

商工観光課長)かんばん横丁、出店者募集についてお答えいたします。
 まずスケジュールのほうからまずご説明させていただきます。
 スケジュール、募集開始が11月10日、市報掲載11月15日を予定しております。
 あと、現地説明会、希望者のみですが11月25日を予定してございます。
 募集の締め切りが、12月9日金曜日、12月22日に選定委員会を行います。年内に事業者様に合否の通知を行います。
 その後、事業者様と新店舗の工事等を進めていただきまして、あくまで予定として、4月にオープンしていただければなということを考えてございます。
 あと、募集要項、詳しい内容でございますが、まず飲食店を経営している方をまず条件に挙げてございまして、あとは店舗の種類につきましては、現状、いろいろ焼き鳥屋さんとかパスタ屋さんとか入っておりますが、店舗の種類に関してはフリーな状況で、今回は募集をしたいと考えております。以上でございます。

鈴木(康)委員)お聞きしたかったのは……。
 まあまあいいんですけど、私最近通っていて、昼間全部シャッターが下りているとか、メインの販売内容が変わっていたりとか、僕らの業界で言えば屋号が変わっていたりとか、そういうものがあって、募集かけるときに、安い家賃でほかより優遇されているわけで、それについていろいろなルールがあったはずなんですね。営業時間に関したり、最初のうちはもう始発からなんていう話があったり、いろいろしていたと思うんですけども、これ管理している市としてどこまでアバウトでルーズにやるのかなと。要件通っちゃって、出店すればもう何でもいいんですかということなんですね。
 これ、まちのね、人の流れを見たり、そこに活用してもらうために、もともと設置したものが、使おうと思ったときに全店舗が閉まっているとか、そういった部分に関して、どう考えているのかお聞きします。
 また、メインの内容が変わっているお店もありますよね、実際。その点についても把握しているのかお聞きします。

商工観光課長)お答えいたします。
 まず、営業時間についてでございますが、朝の7時から夜の10時までの時間で営業していただくという条件を募集要項の中にはうたっております。その中で、何時間以上営業していただくっていうことになっています。
 現在の4店舗でございますが、お昼のみの営業をしているところ、あと夕方からの営業をしているところ、いろいろな状況でございますが、やはりこちらとしては、朝の通勤・通学の時間に合わせてオープンしていただいたりとか、昼どき夕方どきにお店のほう営業していただいて、市内のにぎわいの創生に寄与していただける営業を考えているところでございます。
 あと、店舗のメニュー変更についてでございますが、商工観光課のほうにメニューを変更したいという申出がございまして、その件に関しては把握してございます。以上でございます。

鈴木(康)委員)本当に商売なんで、誰も赤字のところを開けたくないし、そういった意味ではすごく理解してます。
 しかし、現状を考えると、本来の目的には全然達してなくて、これ募集が何件かあって、審査通ったところでそういうふうにルーズになってきてしまうと、じゃあその募集したけど外れた方でね、うちだったらもっとやれたっていう不満は必ず上がりますよ。
 だから、市としてはしっかり管理、なぜ開けられないのかとか、しっかりした把握をしていないと、本当に問題になってきてしまうと思いますので、今後募集のときだけ厳しい要綱をつけて、実際蓋を開けたらば営業品目も変わりましたと。
 私、決してけなすわけじゃない、お店って対応力が大切だからメインを変えるなりなんなりいいんですけども、一応、そのメインの仕事も要件の中で審査したわけじゃないですか。パスタ屋が肉そば屋になっちゃうのかよく分かんないですけども、その辺も含めてきっちりどこまで出店者に歩み寄れて、ここは歩み寄れない、お断りするしかないっていうものをちゃんと持たないと、全てやったもん勝ちではいけませんので、ぜひ、しっかり管理する側として責任を持っていかないといけないと思います。
 これの答弁は結構ですので、ぜひお願いします。以上です。

山本委員)いばらきデスティネーションキャンペーン……。

高野委員長)あれですね、質問は項目をまとめてということでやっておりますので、ご理解を賜りたいと思います。大変申し訳ございません。
 ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、いばらきプレデスティネーションキャンペーンにおける当市の取り組みについて及び企業誘致についての2件を一括して議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

産業プロモーション課長)それでは私から、いばらきプレデスティネーションキャンペーンにおける、当市の取組についてまずご説明させていただきます。
 お手元の資料、産業戦略部5ページをお開き願います。1.石岡駅のおもてなし装飾をご覧願います。
 こちらは、令和5年度いばらきデスティネーションキャンペーンに先駆けまして、本年10月から始まりましたプレDCに合わせまして、10月8日から写真のように石岡駅におもてなし装飾を行ってございます。
 石岡駅構内の装飾につきましては、現在秋バラバージョン、こちらは11月中旬までであり、模様替えを行いまして冬バージョンへと変化させてまいります。装飾期間は10月8日から12月28日までとなってございます。
 次に、2.いばらきプレデスティネーション、DCの関連事業の想定スケジュールをご覧願います。当該スケジュールにつきましては、現時点のものであり、今後変更の場合もございますが、今後、県や市内観光施設等と連携をいたしまして、DC関連の事業を進め、本市の魅力を発信してまいります。
 次に、企業誘致についてでございますが、こちらの提出できる資料がございませんので、口頭説明のみのご説明になることをご了承願います。
 現在、当市には新規企業を誘致できる十分な工業用地がない状況であることから、新たな工業団地等の造成を目指しまして、先月から今月にかけまして、新たな工業団地を造成する市に出向き、地域未来投資促進法を活用した手法等についての様々な助言をいただくとともに、県から助言等をいただいたところでございます。
 今後は、関係部署と調整を行いまして、必要な準備を進めるとともに、必要となる予算を上程してまいりたいと考えてございます。
 産業プロモーション課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、(仮)上曽トンネル整備事業進捗状況について及び台風15号被害状況報告についての2件を一括して議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

道路建設課副参事道路建設担当)道路建設課から、(仮称)上曽トンネル整備事業の進捗状況について、ご説明させていただきます。
 まずお手元の資料をご覧いただきたいと思います。まず初めに平面図のほうからご説明させていただきます。
 こちら、(仮称)上曽トンネル整備事業の進捗状況といたしましては、図面上に赤の実線で示させていただいておりますが、令和4年10月13日現在で、トンネル坑口より約1150.8メートルの掘削が完了しているところでございます。
 割合といたしましては、石岡工区分の総延長1,939メートルの約59パーセントが完了しているところでございます。
 また、覆工につきましては、トンネル坑口より約680メートル完了しておりまして、割合といたしましては約35パーセントとなっているところでございます。
 こちらトンネル本体工事につきましては、現在のところ、令和5年3月頃の貫通を予定しておりますので、その際には、また改めましてご報告させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
 次に、上曽トンネル整備事業の概算事業費の見込みについてをご説明させていただきます。こちら、上曽トンネル整備事業につきましては、平成30年度より、茨城県と工事委託契約を締結いたしまして、令和7年度の供用開始を目指し現在工事を進めているところでございます。
 トンネル本体工事につきましては、令和3年1月から掘削を開始しているところでございます。このトンネル掘削に当たりまして、さきの委員会等でも何度かご報告させていただいておりますが、この岩質というものが当初想定していたよりも非常に軟弱な地盤でありました。
 また併せまして、トンネル坑内でもたびたび湧水が発生しております。その対策工事といたしまして、掘削工や支保工、補助工、土壌改良工事、そういったものを追加や変更して工事を行わなければならない状況でした。
 また、そのほか掘削したズリと呼ばれますこの土砂等。こちらの搬出先が確定したことに伴いまして、運搬費、こちらの変更が生じたため、事業費の増額が見込まれているところでございます。
 当初でございますが、この上曽トンネル整備事業は、石岡工区分の事業費といたしましては71億2,000万円を予定しておりましたが、先ほどご説明させていただきました軟弱地盤対策工事ですとか、湧水対策工事の実施、またそのほかズリの運搬先の確定に伴います運搬工の増額などによりまして、事業費の総額といたしまして約13億8,000万円の増額となり、最大で85億円を見込んでいる状況でございます。
 事業費の内訳といたしましては、トンネル本体工事、こちらが当初の47億2,000万円から14億8,000万円の増額となり62億円、トンネル設備工事につきましては12億6,000万円で変更がございません。調査設計費につきましても1億4,000万円でこちらも変更はございません。そのほか、取付道路の整備工事といたしまして、当初の10億円から1億円減額いたしまして9億円。
 合計の概算事業費といたしまして、当初の71億2,000万円から13億8,000万円を増額し、最大で85億円を現在のところ見込んでいるところでございます。
 次に、財源の内訳でございますけれども、こちらまず初めに国の交付金、こちらが当初の35億6,000万円から、増額した分の約50パーセントということで6億9,000万円が増額となり42億5,000万円。次に、合併特例債が33億8,200万円から6億5,550万円増額となりまして40億3,750万円。その他の一般財源といたしまして、当初の1億7,800万円から3,450万円増額となりまして2億1,250万円を予定しているところでございます。
 最後でございますが、今後の予定でございますが、先ほどご説明いたしました、13億8,000万円の増額。こちらにつきましては、今現在、県と工事委託契約を締結して、現在工事を行っておりますトンネル本体工事分になりますので、こちら現在契約を締結しておりますこの契約のほうを、今後増額変更という形でする必要がございます。予定ですけれども、第4回の定例会、こちらのほうに事業費の増額の補正予算を提出させていただく予定で考えておりますので、その際はよろしくお願い申し上げます。
 こちらトンネル整備工事につきましては、引き続き安全対策の徹底、こちらをまず第一に考えながら、適切な工程管理に努め、整備を進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
 続きまして、令和4年9月24日に発生いたしました台風15号、こちらの被害状況についてご報告させていただきます。
 お手元の資料をご覧いただきたいと思います。
 まず初めに、当日の降雨量についてでございますが、総雨量といたしまして75.5ミリ、1時間当たりの最大雨量が49ミリというようなことでございました。
 市内におけます避難被害の状況でございますけれども、道路の冠水、こちらが4件。河川の溢水、こちらが1件。道路等の法面崩れ、こちらが18件。道路等への土砂の流出、
 こちら4件。道路の陥没が1件。屋根瓦の落下、こちらが1件。合計で29件の被害が確認されているところでございます。
 なお、こちら被害の確認されました29件のうち、26件につきましては、すでに補修等を、市の職員や業者により対応をさせていただいているところでございます。
 また、そのほかは既に業者に補修等を依頼済みというような形になっているところでございます。
 残りの3件につきましては、今現在工事の発注の準備を進めているところでございますので、こちら準備が整い次第、早急に対応してまいります。
 ご報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 質問等はございませんか。
 
飯村委員)24日にあったわけですが、台風の被害に遭われた方も多いと思います。これに対して市としても、整理していかなければいけないというようなことでありますが、残り3件。残り3件というのはどういう地域なのかちょっとご説明いただきたいと思います。

道路建設課副参事道路建設担当)こちら、現在、工事発注の準備をしております3件につきましては、1件が小幡地区の、こちら土砂の……。何ていうんでしょう、道路から、民地のほうへの土砂の流出がございましたので、こちら責任が市のほうにあるものということで、現在、その準備のほうを、地主さんのほうとご相談しながら進めているところでございます。
 残りの2件につきましては、瓦会地区と大増地区の法面崩れ。こちら道路と水路、それぞれになりますが、今工法等についてようやく決まりましたので、その発注の準備を、今進めているところでございます。以上でございます。

飯村委員)今ご説明ありましたが、私の知るところでは、今回の台風にかかわらず、前年度、その前から陳情があって、修繕されていないという案件がありますんで、これは、今農地として使用していただいてるわけですが、そこに法面が崩れて、道路が崩れているという案件がありますんで、これは瓦会地区なんですけど、今ご説明あった中には入ってないと思うんです。
 これは、確かに法面崩れてる。そういう案件で報告があると思うんですが、これ執行部のほうでどのように考えてるかちょっとご説明。この案件について、もうしばらくあるわけですが、対処いただけなければ地権者も、今農地として使ってるわけですが、面積が縮小してるわけです。川の、小排にも影響あるわけです。
 この辺ところは、どのように考えているか、ちょっとご説明いただいて……。

高野委員長)休憩します。

−休憩−

高野委員長)再開します。

飯村委員)いや、早々にこの案件に残り3件については、修繕等をお願いしていただいて、そのほかにもあるとこあれば、また対応していただきたいと思います。以上です。

高野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他として何かご発言はございませんか。

飯村委員)その他として上曽トンネル……。

高野委員長)暫時休憩します。

−休憩−

高野委員長)再開します。
 緊急でない場合、次の所管事務の調査等々において、その質問をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
 ほかにご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、その他の件を終結いたします。
 以上で本日の産業建設委員会を閉会いたします。


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