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令和4年度 産業建設委員会

 第9回委員会 (12月13日)
出席委員 高野要委員長、岡野孝雄副委員長、鈴木行雄委員、山本進委員、川井幸一委員、飯村一夫委員、鈴木康仁委員
市執行部 【市長直轄組織】
市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智)、市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長(萩原信明)
【生活環境部】
生活環境部長(鶴井重則)、生活環境部次長兼水道担当(萩原勇)、生活環境部参事兼市民課長(廣瀬義人)、生活環境課長(惣野代薫)、コミュニティ推進課長(関努)、保険年金課長(小沼努)、水道課長(小野瀬崇)
【産業戦略部】
産業戦略部長(塩畑浩行)、産業戦略部次長(箕輪栄治)、農政課長兼里山保全室長(大久保和夫)、商工観光課長(塚本和彦)、商工観光課副参事観光担当(山田和幸)
【都市建設部】
都市建設部長(櫻井正洋)、都市建設部参事兼都市計画課長(瀬尾正幸)、都市建設部参事兼建築住宅指導課長(林秀憲)、下水道課長(稲葉孝)、道路建設課長(櫻井信康)、道路建設課副参事道路建設担当(飯嶋隆広)
議会事務局 庶務議事課係長(信田英二)

高野委員長)ただいまから、産業建設委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 本日の委員会の進め方でございますが、初めに、議案第96号についての現地調査を実施し、調査終了後に案件の審査を行いたいと思います。
 次に、本日の審査に当たり、説明員として出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお、生活環境部、産業戦略部及び都市建設部の説明員につきましては、現地調査終了後の出席となりますので、あらかじめご報告いたします。
 この際、お諮りいたします。
 本日の議題であります議案第96号については、その現状を調査するため、これより委員派遣による現地調査を実施したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
高野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 暫時休憩いたします。
 
―休憩(現地調査)―
 
高野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、生活環境部、産業戦略部及び都市建設部の説明員が出席しましたのでご報告いたします。
 これより議事に入るわけでありますが、今回、当委員会に審査付託されました議案のうち、議案第97号指定管理者の指定について(関川地区ふれあいセンター)ないし議案第102号指定管理者の指定について(石岡市ふれあいの森)は、いずれも指定管理者の指定に関する議案であり、議案第85号の補正予算の議案と関連する部分がございますので、これら関連する部分をひとくくりとして審査を行いたいと思います。
 なお、審査の順序といたしましては、初めに議案第97号指定管理者の指定について(関川地区ふれあいセンター)ないし議案第102号指定管理者の指定について(石岡市ふれあいの森)と、それに関連する議案第85号の補正予算の説明・質疑を行います。
 次に、残りの補正予算の説明・質疑を行い、全ての説明・質疑の終了後に、一括して討論・採決をいたしたいと思います。
 その後、残りの議案の審査を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、これより議事に入ります。
 初めに、議案第97号指定管理者の指定について(関川地区ふれあいセンター)ないし議案第102号指定管理者の指定について(石岡市ふれあいの森)と、それに関連する議案第85号の補正予算の審査を行います。
 本案について執行部から説明を求めます。

農政課長兼里山保全室長)私からは、議案第97号、議案第98号の指定管理者の指定についての2件及び関連いたします議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)についてご説明申し上げます。
 初めに、議案第97号、議案第98号をご覧ください。関川地区ふれあいセンター及び三村地区ふれあいセンターについては、令和5年3月31日をもって2年間の指定管理満了となり、それに伴う新たな指定管理者の指定に関する案件でございます。
 これまで、関川地区、三村地区ふれあいセンターは、地元の方で構成されますふれあいセンター管理運営協議会により管理してまいりました。
 ふれあいセンターの設置目的にもありますように、地元に根差した施設であることから、引き続き指定することが望ましいため、非公募により選定したものでございます。
 ふれあいセンターは、公共施設等総合管理計画に基づく個別施設計画におきまして、複合化を検討しながらも、将来的には、地元、民間による活用、または廃止するとあることから、指定管理期間を令和5年4月1日から令和7年3月31日までの2年間とするものでございます。
 次に、関連いたします指定管理の指定に伴う補正予算の債務負担行為の設定についてご説明いたします。
 議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)の4ページをご覧ください。第3表債務負担行為補正、上から3段目、4段目にございます三村地区ふれあいセンター指定管理者指定管理料219万6,000円。関川地区ふれあいセンター指定管理者指定管理料216万6,000円。それぞれ令和5年度から令和6年度までの2年間における限度額の債務負担行為を設定するものでございます。
 農政課からの説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

商工観光課副参事観光担当)私からは、議案第99号から議案第102号指定管理者の指定についての4件及び関連いたします議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)についてご説明させていただきます。
 初めに、議案第99号指定管理者の指定についてをご覧ください。令和5年3月31日をもって、5年間の指定管理期間の満了に伴い、新たな指定管理者の指定に関する案件でございます。
 公の施設名は石岡市やさと農産物直売所でございます。石岡市やさと農産物直売所は、施設の設置目的や事業内容を鑑みたとき、サービス向上の観点から平等に広く事業参画機会を提供できる余地があることなどから、選定方法を公募とし、選定の結果、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間につきまして、一般財団法人石岡市産業文化事業団を指定するものでございます。指定管理料につきましてはゼロ円でございます。
 次に、議案第100号指定管理者の指定についてをご覧ください。同じく令和5年3月31日をもって、5年間の指定管理期間満了に伴い、新たな指定管理者の指定に関する案件でございます。
 公の施設名は石岡市常陸風土記の丘でございます。石岡市常陸風土記の丘は、利用者サービスのさらなる向上の観点から、当施設を含む周辺施設の一体的な利活用に係る検討を進める予定となっております。この検討結果の実現につきましては、少なくとも3か年程度を要することから、安定的な運営が必要であること。現行の指定管理者が実施いたします、かやぶき事業のノウハウを施設管理に役立てる観点があることなどから、選定方法を非公募とし、令和5年4月1日から令和8年3月31日までの3年間について、引き続き一般財団法人石岡市産業文化事業団を指定するものでございます。
 また、関連いたします指定管理の指定に伴います補正予算の債務負担行為の設定についてご説明いたします。議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)、4ページをご覧ください。第3表債務負担行為補正の上から5段目が常陸風土記の丘指定管理者指定管理料でございます。指定管理期間は令和5年度から令和7年度までの3年間、限度額は1億8,948万1,000円でございます。
 続きまして、議案第101号指定管理者の指定についてをご覧ください。令和5年3月31日をもちまして、3年9か月の指定管理期間の満了に伴い、新たな指定管理者の指定に関する案件でございます。
 公の施設名は茨城県フラワーパークでございます。茨城県フラワーパークはリニューアル前と比べまして、現行の指定管理者の努力により、独立採算型の指定管理に移行したことや、来場者の増加により収支状況が改善されるなど、コスト削減、サービス向上が成果としてあらわれている点などから、選定方法を非公募とし、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間について、引き続き、茨城県フラワーパーク指定管理業務共同事業体を指定するものでございます。指定管理料につきましてはゼロ円でございます。
 続きまして、議案第102号指定管理者の指定についてをご覧ください。令和5年3月31日をもちまして、2年間の指定管理期間の満了に伴い、新たな指定管理者の指定に関する案件でございます。
 公の施設名は石岡市ふれあいの森でございます。石岡市ふれあいの森は、県内他地域におきまして、同種施設が広く民間事業者主体で開設、運営されていることなどから、広く事業者の声を聞く機会が必要であると考えられることから、選定方法を公募とし、選定の結果、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間につきまして、一般財団法人石岡市産業文化事業団を指定するものでございます。
 また、関連いたします指定管理者の指定に伴う補正予算の債務負担行為の設定についてご説明させていただきます。議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)の4ページをご覧ください。第3表債務負担行為補正の上から6段目が、ふれあいの森指定管理者指定管理料でございます。指定管理期間は令和5年度から令和9年度までの5年間、限度額は1億8,660万円でございます。指定管理者の指定及び指定管理者の指定に伴う補正予算の債務負担行為設定に関しましては以上でございます。
 ご審議のほどよろしくお願いいたします。
 
高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

鈴木(康)委員)99号の指定管理ほか何件かが公募型で募集してるようですが、公募状況、公募総数と公募の告知の方法を教えていただきたいと思います。

商工観光課副参事観光担当)お答えいたします。
 今回公募をいたしましたのは、石岡市やさと農産物直売所、石岡市ふれあいの森でございます。
 まず、石岡市やさと農産物直売所につきましては、申請者は1者となっております。
 続きまして、石岡市ふれあいの森でございますが、こちらにつきましては、申請者は2者の申請がございました。
 募集につきましては、石岡市ホームページで募集のほうをさせていただきましたところでございます。
 以上でございます。

鈴木(康)委員)現状は分かりました。公募型がどうしても告知が弱いような感じがしててですね。片方は2者あったようですけども、もう一方は1者だけ。多分既存の、今まで入ってたところの事業者だと思うんですけども、公募する意味をよく考えて、もう少し告知の面で、競争性を持たせたほうがよろしいかと思いますんで、今後はお願いいたします。

高野委員長)よろしいですか。
   
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
 
高野委員長)ほかに質疑はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
高野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に、議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)における産業建設委員会の所管に係る部分のうち指定管理に関する箇所を除いた部分ないし議案第87号令和4年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)、議案第89号令和4年度石岡市水道事業会計補正予算(第2号)ないし議案第91号令和4年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)の計6件の審査を行います。
 本案について、執行部から説明を求めます。
 なお、本案の説明の順番は市長直轄組織所管、生活環境部所管、産業戦略部所管及び都市建設部所管の順でお願いいたします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)のうち、駅周辺にぎわい創生課所管分についてご説明いたします。補正予算書の24、25ページをご覧ください。
 歳入といたしまして、ページの一番上款使用料及び手数料、項使用料、目土木使用料といたしまして、西口交流施設使用料1,000円を追加補正するものでございます。
 これにつきましては、後ほどご説明いたします石岡市石岡駅西口交流施設条例の制定に関連して、施設内に整備されております温水シャワー施設の使用料について、歳入の科目を設定するものでございます。
 本施設は、3月中の供用開始を予定しているところで、本年度は1回当たり100円の使用料で10回程度の利用を見込みまして、1,000円を計上したものでございます。
 以上が議案第85令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)のうち駅周辺にぎわい創生課所管分でございます。
 ご審議のほどよろしくお願いします。

生活環境課長)私からは、議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)のうち、生活環境課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。補正予算書42、43ページをご覧ください。
 上段の表、款4衛生費、項1保健衛生費、目4公害対策費、説明欄の水の路クリーンナップ事業の10電気料65万円でございます。
 内容でございますが、高浜地区に設置している水処理システム、四万十方式浄化施設において、電気代値上がりに伴い電気料65万円を増額補正するものでございます。
 次に、補正予算書64、65ページをご覧ください。債務負担行為で翌年度以降にわたるものについての、前年度末までの支出額または支出額の見込み及び当該年度以降の支出予定額等に関する調書、上から5段目、新治地方広域事務組合施設解体等負担金につきまして、事業費が確定したため債務負担行為を設定するもので、限度額1億2,355万3,000円となります。設定期間は令和5年度から令和13年度までの9年間となります。
 以上が、生活環境課所管の議案として提出しております補正予算の内容でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

コミュニティ推進課長)私からは、議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)のうち、コミュニティ推進課所管の補正予算につきましてご説明いたします。
 初めに歳入でございます。補正予算書の26ページ、27ページをお開き願います。
 表の3段目でございます、款21諸収入、項5雑入、目5雑入、説明欄の上から二つ目の、雇用保険被保険者掛金8,000円のうち、2,000円でございます。
 こちらは、コミュニティ推進課職員1名の休業に伴い、職員の不足を補うため新たに会計年度任用職員1名を雇用するため計上するものでございます。
 次に、歳出予算でございます。補正予算書の30、31ページをお開き願います。中段にございます、款2総務費、項1総務管理費、目11諸費の職員等人件費の社会保険料12万9,000円のうち6万9,000円。合わせまして、二つ下の協働まちづくり推進事業の一般事務補助員報酬40万7,000円、費用弁償2万2,000円の増でございますが、先ほどご説明いたしました会計年度任用職員1名を雇用するため、それぞれ計上するものでございます。
 次に、補正予算書の44、45ページをお開き願います。下段の表、下から三つ目にございます、款7商工費、項1商工費、目3消費者行政費の消費者保護育成事業7万1,000円の増でございますが、こちらは最低賃金の見直しに伴い消費生活専門相談員報酬5万9,000円、期末手当1万2,000円をそれぞれ増額するものでございます。
 以上がコミュニティ推進課所管の補正予算の内容でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

生活環境部参事兼市民課長)私からは、議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)のうち、市民課所管分についてご説明申し上げます。
 初めに歳出よりご説明いたします。補正予算書32、33ページをご覧ください。下段の表の款2総務費、項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費につきましては、右側の説明欄をご覧ください。
 戸籍事務費49万9,000円の減につきましては、電算用備品としまして戸籍システム改修業務委託額の確定により、不用が見込まれる額について減額するものでございます。
 一番下の郵便局証明書交付事務費6,000円のうち、3,000円の減につきましては、住民基本台帳ネットワーク機器のリース契約額の確定により不用が見込まれる額について、高浜郵便局分を減額するものでございます。
 続きまして、歳入についてご説明いたします。補正予算書24、25ページをご覧ください。上から3段目の表、款15国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金、節1総務管理費補助金、50万5,000円の減につきましては、説明欄の個人番号カード交付事務費補助金[定額]6,000円の減。その下の社会保障・税番号制度システム整備費補助金[10/10]の49万9,000円の減でございます。いずれも先ほど歳出でご説明いたしました財源を減額するものでございます。
 次に4ページ、第3表債務負担行為補正の一番下の住民基本台帳ネットワーク機器借上料でございますが、先ほどもご説明いたしましたリース契約額の確定により、限度額を177万4,000円から、172万円に変更するものでございます。
 以上が市民課所管の補正予算でございます。ご審議のほどよろしくお願いします。

保険年金課長)私からは、保険年金課所管に係る補正予算についてご説明をいたします。
 まず初めに、議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)でございます。補正予算書、歳入となります26、27ページをお開きください。
 上から3段目の款21諸収入、項5雑入、目5雑入、説明欄最下段にございます、後期高齢者医療広域連合負担金精算金4,079万円の増につきましては、後期高齢者医療制度における医療給付費の市負担金負担分でございますが、概算見込みで茨城県後期高齢者医療広域連合に対し負担をいたしました令和3年度分の負担金が確定し、余剰分がございましたので、受入れのため補正をするものでございます。
 続きまして、30、31ページをご覧ください。歳出となります。4段目の款2総務費、項1総務管理費、目11諸費の説明欄にございます過誤納還付金、一行目の医療福祉費等補助金返還金256万6,000円の増につきましては、小児や妊産婦、障がい者等に係る医療費、マル福への補助金でございますが、概算見込みで交付されておりました令和3年度分の補助金が確定しまして、実績額が概算額を下回ったことから、差額を返還するため補正をするものでございます。
 続きまして、36、37ページをお開きください。上から1段目、款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費、右側説明欄の特別会計繰出金、国民健康保険特別会計職員給与費等繰出金108万6,000円の増につきましては、令和4年度人事院勧告に伴い、職員等人件費の一般会計負担分を増額するものでございます。
 次に、議案第86号令和4年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でございます。
 まず、補正予算書6ページをご覧いただきたいと思います。予算の総額につきまして、歳入歳出それぞれ182万6,000円を増額いたしまして、76億6,640万9,000円とするものでございます。
 内容につきましては、事項別の明細書でご説明をいたします。72、73ページをお開き願います。1段目の款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費57万円。2段目の同じく款1総務費、項2徴税費、目1徴税総務費24万円。同じく目2の賦課徴収費3万2,000円。4段目の款5保健事業費、項1特定健康診査等事業費、目1特定健康診査等事業費24万4,000円につきましては、令和4年度人事院勧告に伴いまして、職員の賞与、初任給及び若年層の給料を引き上げる勧告がなされたことから、職員等人件費及び会計年度任用職員の報酬及び手当を増額するものでございます。
 次に、3段目の款2保険給付費、項6傷病手当金、目1傷病手当金74万円の増につきましては、給与等の支払いを受けている国民健康保険被保険者が、新型コロナウイルス感染症に罹患した場合などに欠勤が余儀なくされ、給与等の全部または一部を受け取ることができなくなった場合に、給与の一部に当たる金額を傷病手当金として支払うものでございますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によりまして、想定よりも支給額が多くなったため、増額補正をするものでございます。
 続きまして、1ページお戻りをいただきまして、70、71ページをご覧いただきたいと思います。1段目の款5県支出金、項2県補助金、目1保険給付費等交付金、右側説明欄の特別調整交付金分(市町村分)の74万円の増につきましては、先ほどご説明いたしました、傷病手当金の財源となっております。
 2段目の款7繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金108万6,000円につきましては、人事院勧告に伴い増額した職員等人件費の財源となります。
 保険年金課からの補正予算についての説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

水道課長)私から、議案第89号令和4年度石岡市水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。補正予算書の15ページをご覧ください。
 補正予定額は2,145万5,000円の増となります。内容については、補正予算書の108ページをお開きいただき、予算明細書の収益的支出の表をご覧ください。
 款1水道事業費用、項1営業費用、目1原水及び浄水費、節動力費、2,083万円の増につきましては、電気料値上がりに伴い動力費を増額補正するものでございます。
 同じく目4総係費、節給料13万円の増。節手当37万2,000円の増。節法定福利費10万5,000円の増。節賞与引当金繰入額1万8,000円の増につきましては、人事院勧告による、給与改定に伴い増額補正するものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

農政課長兼里山保全室長)私からは、議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)のうち、農政課所管についてご説明申し上げます。
 補正予算書の歳入24、25ページをご覧ください。上から4枠目、下段、款16県支出金、項2県補助金、目4農林水産業費県補助金、経営所得安定対策等推進事業補助金11万2,000円でございますが、農林水産省が整備する共通申請サービスの電子化に伴い、経営所得安定対策事務で使用する水田台帳システムへのデータ移行業務について増額補正するもので、県負担10分の10の事業でございます。
 次に、補正予算書、歳出44、45ページをご覧ください。上から1枠目の下段にございます、款6農林水産業費、項1農業費、目9水田農業構造改革対策費、地域水田農業推進事業、経営所得安定対策等推進事業補助金におきましても、歳入と同額の11万2,000円を増額補正するものでございます。
 次に、ただいまご説明しました項目の上段をご覧ください。先ほどと同じ、款6農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費の鳥獣被害対策事業、鳥獣被害対策実施隊報酬65万2,000円でございますが、今年度は、有害鳥獣対策期間について、豚熱の影響により7日間延長しております。実施隊員の活動延べ日数が、当初予定2,244日を上回る2,407日の活動をいただいたことから、1日当たり4,000円で163日分の報酬について、増額補正するものでございます。
 農政課からは以上となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

商工観光課副参事観光担当)私からは、議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)のうち、商工観光課所管観光担当の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書の44、45ページ下段をご覧ください。今回補正を行いますのは、予算科目、款7商工費、項1商工費、目5観光施設費、節14工事請負費、フラワーパーク管理運営費、施設改修工事269万9,000円の増額でございます。
 こちらは茨城県フラワーパークの入口脇にあります、トイレの合併浄化槽放流ポンプを改修するための工事費といたしまして129万3,000円。また、石岡市やさと農産物直売所の一角に整備いたします、観光案内所の整備工事費といたしまして140万6,000円を上程させていただきました。
 同じく款7商工費、項1商工費、目5観光施設費、節17備品購入費、フラワーパーク管理運営費、施設用備品565万1,000円でございます。
 こちらは、地方創生応援税制による寄附を活用いたしまして、茨城県フラワーパークの園内及び周遊観光のPRに活用するため、屋外用デジタルサイネージを購入する経費として上程させていただきました。
 私からは以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

都市建設部参事兼都市計画課長)私からは、議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)及び議案第87号令和4年度駐車場特別会計補正予算(第1号)のうち都市計画課が所管するものについてご説明申し上げます。
 初めに、一般会計の歳出でございます。補正予算書の46、47ページをお開き願います。47ページ、表の一番下をご覧ください。款8土木費、項4都市計画費、目1都市計画総務費、自由通路維持管理経費のうち、電気料を35万円増額するものでございます。
 次に、48、49ページをお開き願います。49ページの表の一番上をご覧ください。款8土木費、項4都市家都市計画費、目3公園事業費、公園維持管理経費のうち、電気料180万円増額するものでございます。こちらはいずれも石岡駅東西自由通路、都市公園等で使用している電気料の値上がりにより、増額補正するものでございます。
 次に、お戻りをいただきまして、補正予算書の26、27ページをお開き願います。歳入でございます。27ページの表の下から2番目をご覧ください。款21諸収入、項5雑入、目5雑入のうち、バスターミナル店舗事業者電気使用料負担金を6万円増額するものでございます。
 こちらはかんばん横丁の店舗事業者から電気使用料を負担金としていただいておりますが、電気料の値上がりにより、今後負担金が増加する見込みであることから、増額をするものでございます。
 続きまして、駐車場特別会計でございます。補正予算書の81、82ページをお開き願いたいと思います。82ページの上の表をご覧ください。款1駐車場費、項1駐車場管理費、目1業務管理費、駐車場管理運営経費のうち、電気料を30万円増額するものでございます。あわせまして、その下の表になりますが、款2諸支出金、項1繰出金、目1一般会計繰出金のうち、一般会計繰出金を30万円減額するものでございます。
 これは市営駐車場の電気使用料の値上がりにより、電気料を増額いたしますが、それに伴いまして、一般会計の繰出金を同額減額するものでございます。
 お戻りいただきまして27ページ、表の一番上をご覧いただきたいと思います。款19繰入金、項1特別会計繰入金、目1駐車場特別会計繰入金を30万円減額いたします。
 これは今説明いたしました、一般会計繰出金の減額に伴いまして、特別会計繰入金を同額の30万円減額するものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

下水道課長)私から、議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)のうち下水道課が所管するもの、議案第90号令和4年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第91号令和4年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)について説明いたします。
 初めに、石岡市公共下水道事業会計補正予算(第2号)から説明いたします。補正予算書の117ページをご覧ください。
 下段の表、収益的支出(3条)でございます。款2下水道事業費用、項1営業費用を1,488万9,000円増額補正するものでございます。
 内容につきましては、目1管渠費、流域公共などにおきまして、燃料調整額等の上昇に伴い、動力費の増額補正。目13総係費におきまして、人事院勧告に基づく人件費等の増額補正を予定しております。
 続きまして、118ページをご覧ください。資本的支出(4条)でございます。款4資本的支出、項1建設改良費を15万円増額補正するものでございます。内容につきましては、目1流域関連公共下水道整備事業費、総係費などにおきまして、人事院勧告に基づく人件費の増額補正をしております。
 117ページへお戻りください。上段の表、収益的収入(3条)でございます。款1下水道事業収益、項2営業外収益を、先ほどの収益的支出及び資本的支出において説明いたしました理由により、1,503万9,000円増額補正するものでございます。
 続きまして、議案第91号令和4年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)を説明いたします。補正予算書の127ページをご覧ください。
 下段の表、収益的支出(3条)でございます。款2農業集落排水事業費用、項1営業費用933万8,000円増額補正するものでございます。
 内容につきましては、目1管渠費、出し山地区などにおきまして、燃料調整額等の上昇に伴い、動力費の増額補正。目10総係費におきまして、人事院勧告に基づく人件費等の増額補正をしております。
 続きまして、128ページをご覧ください。資本的支出(4条)でございます。款4資本的支出、項1建設改良費を7万9,000円増額補正するものでございます。内容につきましては、目1総係費におきまして、人事院勧告に基づく人件費等の増額補正をしております。
 127ページへお戻りください。上段の表、収益的収入でございます。款1農業集落排水事業収益、項2営業外収益を先ほどの収益的支出及び資本的支出において説明いたしました理由により、941万7,000円増額補正するものでございます。
 続きまして、議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)のうち、下水道課所管の部分につきましてご説明いたします。
 補正予算書44、45ページをご覧ください。上段の表でございます。款6農林水産業費、項1農業費、目5農地費を、先ほど議案第91号において説明いたしました理由により、941万7,000円増額補正するものでございます。
 続きまして、補正予算書48、49ページをご覧ください。2段目の表でございます。款8土木費、項5下水道費、目1公共下水道費を先ほど議案第90号において説明いたしました理由により、1,503万9,000円増額補正するものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
 
都市建設部参事兼建築住宅指導課長)私からは、議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)のうち、建築住宅指導課所管の補正予算についてご説明いたします。補正予算書の48、49ページをお開き願います。
 上から3段目の表、款8土木費、項6住宅費、目1住宅管理費、市営住宅維持管理経費といたしまして、293万円の増額補正を計上してございます。
 内訳といたしましては、各団地における受水槽、浄化槽、ポンプ室などに係る電気料金の値上がりに伴う補正といたしまして、60万円の増額。市営住宅の内装、電気設備、給排水設備、設備機器など、日常の施設修繕に係る修繕費の不足が見込まれることに伴う補正といたしまして、145万円の増額。市営住宅の消防用設備等の点検において、要交換との結果となりました自由ヶ丘団地の避難器具の改修に伴う修繕の補正といたしまして、88万円の増額をお願いするものでございます。
 建築住宅指導課所管の補正予算に係る概要の説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

道路建設課長)私からは、道路建設課所管分の補正予算についてご説明申し上げます。
 初めに、歳出でございます。補正予算書の46、47ページをお開き願います。中段の表、款8土木費、項2道路橋りょう費、目2道路維持費、道路維持経費の電気料において、280万円の増額補正をお願いするものでございます。内容でございますが、電気料金の値上がりにより、支出が増える見込みとなりましたので、電気料の増額補正をするものでございます。
 次に、同じく目3道路新設改良費、上曽トンネル整備事業において、13億8,000万円の増額補正をお願いするものでございます。主な内容でございますが、上曽トンネルの本体工事において、岩質が当初想定していたよりも非常に脆弱な岩盤であったことや、トンネル構内において湧水が発生したことなどから、その対策工事として、また、ズリの運搬先が確定したことに伴い、ズリ運搬工などに増額の変更が生じておりますので、委託料の増額補正をお願いするものでございます。
 続きまして歳入でございます。ページ戻りまして、24、25ページをお開き願います。上から3番目の表、款15国庫支出金、項2国庫補助金、目4土木費国庫補助金、社会資本整備総合交付金[1/2]において、6億9,000万円の増額補正を計上するものでございます。内容でございますが、先ほど歳出で説明いたしました、上曽トンネル整備事業におきまして、事業費の2分の1の金額を国から交付金として見込むものでございます。
 次に、26、27ページをお開き願います。一番下の表、款22市債、項1市債、目4土木債、上曽トンネル整備事業債において、6億5,550万円の増額補正をお願いするものでございます。内容でございますが、先ほど歳出で説明いたしました上曽トンネル整備事業におきまして、事業費から国の交付金を差し引いた残りの金額のうち、95パーセント分を合併特例債として見込むものでございます。
 続きまして繰越明許費についてご説明申し上げます。ページ戻りまして4ページをお開き願います。第2表、繰越明許費補正の款8土木費、項2道路橋りょう費、上曽トンネル整備事業において、先ほど説明いたしました上曽トンネル本体工事につきまして、年度内の事業完了が困難なことから、繰越明許費34億9,000万円を設定するものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
 
高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

鈴木(康)委員)いろいろ補正を見ると電気料の値上げとか、そういった燃料費の面、そして人件費の面で、変動が大きくなってきていると思うんですけども、各項目、それをどう価格転嫁にしてくかちょっとお聞きしたいんですけども、今回はその中で、駅の駐車場の料金についてお聞きします。
 電気料のほうで支出のほうが増えているっていうことは分かったんですけども、民間ですと、そういった場合、使用料がすぐに価格転嫁していくものなんですけども、今後市はこのような場合、このまま燃料費が掛かっていく、電気代が上がっていく場合、例えば駐車場だったらばどのようにお考えなのか、お聞かせ願えればと思います。

都市建設部参事兼都市計画課長)お答えいたします。
 今年度に関しましては、30万円の増額ということで、それほど大幅な増額ではないということ。また、近隣の民間駐車場の価格も考慮いたしまして、現在のところは、まだ値上げについては、検討はしていないところでございますが、これがどんどん上がっていくようであれば、若干の値上げ等も、近隣の状況を鑑みながらではございますけれども、検討するときが来るのかなというふうに考えております。
 以上でございます。

鈴木(康)委員)隣接の民間の事業を圧迫してもいけませんけども、これ駐車場だけじゃなくて、いろんな面で使用料に転嫁しなくちゃならない時期が来ると思います。
 行政で、税金でやっているんですけれども、なかなかいつも皆さん何か市民からお願いした事業について予算がないという答えを出しているんですから、そういった面でしっかりと、早め早めのことをやっていかないと、行政もひとつの会社と考えれば、ある程度は収入のほうも考えなくちゃなりませんので、その辺、対応のほう、検討のほう、よろしくお願いいたします。以上です。

高野委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
高野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより、これまで審査を行いました各議案に対する討論を一括して行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第85号令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)のうち産業建設委員会の所管に係る部分ないし議案第87号令和4年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)、議案第89号令和4年度石岡市水道事業会計補正予算(第2号)ないし議案第91号令和4年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)並びに議案第97号指定管理者の指定について(関川地区ふれあいセンター)ないし議案第102号指定管理者の指定について(石岡市ふれあいの森)の計12件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第96号石岡市石岡駅西口交流施設条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは、議案第96号石岡市石岡駅西口交流施設条例の制定についてご説明いたします。
 先ほど現地調査いただきました、今回、設置及び管理に関する条例を制定いたします石岡市石岡駅西口交流施設は、駅利用者の利便性向上と中心市街地のにぎわい創出を目的として、石岡駅西口前のトヨペット跡地を改修し、市民が気軽に立ち寄り、休憩や学習などを行える休憩スペースと自転車利用者などが着替えや汗を流すコインシャワースペースを備えた施設となります。
 現在、外構工事を施工中で令和5年1月を目途に工事が完了し、3月に供用開始を予定しております。
 供用開始に合わせまして、地方自治法第244条の2第1項の規定により、公の施設として、当該施設の設置及びその管理に関する条例を制定する必要があることから、条例の制定について議会の議決を求めるものでございます。
 条例の内容につきまして、お手元の資料をご覧ください。全10条で構成されておりまして、第1条では、施設の設置目的として石岡駅利用者の利便性向上及び中心市街地のにぎわい創出を目的としてございます。
 第2条においては、施設の名称及び場所、第3条では施設を構成するものとして、休憩スペースとシャワースペースで構成されることを規定してございます。
 第4条において利用に際しての禁止行為について、第5条から第7条においては、コインシャワー使用料について規定してございます。
 第8条以降は、ほかの施設管理条例と同様に、損害賠償に関すること、市の免責事項、委任事項について定めているものでございます。
 また附則において、施行期日については、告示から3か月の期間内で、規則の施行日とすること及び石岡市公共施設の暴力排除に関する条例を一部改正し、当該施設を追加することについて規定してございます。
 最後に、別表といたしまして、温水シャワー施設の使用料として、1回当たり100円とすることについて規定してございます。
 参考といたしまして、条例の施行にあわせ、より具体的な管理について定めた管理規則案を添付してございます。
 主に開館時間について、休憩スペースは午前7時から午後10時までとし、今後、公募により決定した事業者と協議を行い、この時間の範囲内で、実際の開館時間を決めていくこととなります。
 シャワースペースは、午前9時から午後5時までとしてございます。このほかシャワー施設の使用料に関する事項について定める内容としておりますので、参考としてください。
 以上が石岡市石岡駅西口交流施設条例に関する説明となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 
川井委員)今説明をしていただきました。また先ほども現地見まして、確かにこれいいなと思うとこや、ちょっと疑問に思うところがありますが、そもそもの話といたしまして、この条例に至るまでの進め方ですよね。私もこの間、議案質疑の中でちょっとびっくりしたことが何個かあったものですから、小さな声でちょっとびっくりしておりましたけども、この交流施設の進め方っていうのが、私以前聞いてた話とは違う部分もあるんですよ。
 そもそもが高校生が主体になって、カフェをし、そこで中身も高校生任せにする、その高校生の勉強の場にするとか、その交流の場とするのは、この第1条にうたっている、駅利用者の利便性の前に、その部分があったのがなかったりもしますし、要するに、この中身も変わっているにも関わらず、今回こういった議会で、委員会で、私含めて皆さんの理解度がないまま進めていく進め方、これはどうなんでしょうということがまず最初の疑問です。
 これ振り返りますと2年前ですね。2年前に具体的に今言った方針的なもの、自転車に関しても、市内を散策できる貸自転車等ありましたが、今回のようなシャワー室までつけてサイクリングされる方が利用するような場っていうことは、二の次三の次だったのが、それが主になっていたりもいたしますし、これ一括でありませんので、一問一答ですから、一つずつお聞きしますが、この委員会での進め方、こういった進め方は果たしてどうなんですか、浅田理事。理事に直接お伺したいんですが、ちょっとその辺ところのお考えを伺います。

市長直轄組織理事駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。
 川井委員がおっしゃられます2年前に、この事業が始まっております。そのときは川井委員さん言われますように、具体的な高校名は出しませんが、市内の高校からこういうチャレンジショップ的なものをやりたいという話をいただきまして、市のほうとしても、市の活性化のため、そういった部分で駅をにぎわせるという部分で、この高校と共同でやろうということで始まりました。
 その中で、このコロナ禍で高校のほうと協議をしてまいりましたが、やはりコロナが多くなってきた状況の中で、校外に高校生を出すことはやはり学校としては難しい。また、コロナによって休校をした時期もありましたので、授業を優先していきたいというお話もありまして、その話が、課題が残りまして協議を進められなくなった状況があります。
 これにつきましては、委員会のほうには報告はしてございませんので、こちら私どもの落ち度ということで、大変申し訳なく思っております。
 ただ、この内容につきましては、都度都度、進捗状況については説明をさせていただいております。休憩スペースという形ですが、学習もできるという話はしていますし、公募をかけて、高校生ではないですが、ショップ的なものもやりたいという話は、都度都度、進捗状況を説明させていただいてると思います。
 川井委員ご指摘のとおり、その至らなかった部分もあるとは思いますが、担当としましては、できるだけの説明はさせていただいているというふうに考えております。
 以上でございます。

川井委員)浅田理事のご丁寧な説明ですが、私はその都度都度ちゃんとした説明がないからこういった質問してるわけで、まずそこの考え方がちょっと違うと思うんですよ。
 もうちょっと、その今言ったようにそういう事情があって、やれないっていうのはよく私も理解しますよ。であれば、委員会がたびたび行われてる中で、やはりそういう方向性が変わった、第一義であるその学生の交流の場、勉強の場っていうそこがなくなってくる。高校生が主体する、喫茶店を運営させる、メニューも皆さんで考える。すばらしいことだなと思ってたその第一義のところがなくなった時点で、考えが変わった時点で、ちゃんと委員会に説明がなかったら、私たち委員会はどういう立場で物事考えていくんですかっていうことにもなるでしょうよ。
 そこをやはりこういう会議の場でちゃんと提案、説明してますっていうのはちょっとおかしいでしょ、それは。浅田さん。それでもちゃんとした説明をしたと言い切るんでしょうか、ちょっと意地悪な質問なりますけど、ちょっとそこのとこだけお聞かせください。

市長直轄組織理事駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。先ほどもご答弁申し上げましたとおり、チャレンジショップ的なものから変わったという部分は、説明はしてないっていうことで、私どもの落ち度であったというふうには、謝罪というか、認めているところでございます。
 ただ、その説明の中で高校生じゃなくなったという部分の説明はしておりませんでしたが、その後のこのショップにつきましては、前回の委員会でも公募をかけていきたいという話をさせてもらっておりますので、至らない部分もあったかと思いますが、だから、都度都度、説明はさせていただいているというふうに考えております。
 以上でございます。

川井委員)都度都度ということであれば、これ議事録を戻して、見てみますよ。議事録も含めて、そういうふうな言い方するんであれば、私はそういうやりとりをしたいわけじゃないのよ。そういうとこはそういうとこであったんであれば、方向性が変わってこういうふうにやると、こういうことを駅前にやりたいという、担当部署の考えであれば私はそれでいいと思うの。別にそういうところに突っ込んで、どうこうってやりたくないけど、何でそこを認めずに、この委員会も2年前に説明して、ここまで進んだ段階で、現地確認なんかさせるんですかっていう話をしてんですよ。
 だからそこら辺はもうちょっと担当部って、3月の予算のときも不手際があった中でご説明も受けました。そういった部分がちゃんと生かされてないでしょうよ。
 もうちょっと真摯に、ちゃんと向き合って、お互いに市をよくする、駅前よくするっていう中で議論してやっていこうって言うんだから、やっぱりそういうとこはちゃんと話し合いながらやりましょうよっていうことなんですよ。そこはちゃんと認めていただきたいと思います。
 それで、2年前から今日に至った中で、今回のその大きな高校生の部分がなくなって駅利用者のためのということが第一義になったわけですが、先ほど説明の中では、そう言いながらも高校生の集まる集いの場所としては、ちょっとコロナ禍の中でもまずいと言いながらも、高校生がやっぱり集まれたりするスペースを2階にああして造ってるわけですよね。だからそうなってくるとさっきの最初に言った、できなくなっちゃったっていうのもちょっとおかしな感じになりますが、それはさておいて、今回私が1点心配してる点は、あそこの喫茶室の中を民間の方にまた公募をかけてやるということになりますが、以前の石岡カフェの失敗があるわけですね、失敗といっていいかどうか分かんないけども。あれを、それではどう生かして今回その公募の中で経営していくのか、具体的にお話いただきます。

市長直轄組織理事駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。
 以前やっていたものがうまくいかなかったというのは理解しております。そういったものの課題を含めまして、今回考えていますのは、やはり早い時間、あとは土日をやらないというのが、あそこの大分大きかった部分だと思いますので、先ほども参事のほうから説明しましたとおり、時間はなるべく長くやっていただきたいという部分と、あとは定休日ですね、定休日のほうもできるだけ週1ぐらいに収めていただくぐらいで、いつ行ってもやっているという、すぐ立ち寄れるというものを前提に公募はかけていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

川井委員)そうなりますと、ロータリー、駅前のね、元のバスロータリー部分にあった。なんですか、あそこは。鈴木君なんていうの。駅ロータリーのところにあるの。そのお店の名前なんて言うんだっけ。

高野委員長)暫時休憩します。

−休憩−

高野委員長)再開します。

川井委員)かんばん横丁でも問題になりました。
 要するに、民間業者に、石橋議員の中でも質問あったかと思うけども、市の側としては、今言ったように朝7時から10時、常に開かしとく、開けて皆さんが利用しやすい状況にしたいという思いは分かりますけれども、そこにやっぱり運営者任せの部分が出てくる。ある程度、規則はあるけど、そういうふうに自由にすると、かんばん横丁的に閉まってる部分が多かったら、いくら使おうと思ってもやっぱり閉まっちゃう部分が多くなったら、せっかくいい施設造っても、あそこを利用できなくなっちゃうと思うんですよ。
 だから議案質疑等でも話ありました一番の不安な部分は、通常であれば24時間、24とは言わず、年間いつでも行ける、だからこそ人が集まれると、だから利用者も安心して、だって駅から離れた場所に駅利用者のための施設を造るわけだから、横断歩道もなければ、ぐるっと回ってくるし、雨風もあれば、寒い、暑い中で、離れた場所を、あそこをここにするということであれば、そういう部分もまたいい加減になったら、全く利用者にとっては本当に施設的に利用できなくなっちゃうと思うんですよ。
 だから、あの部分に造る。それを、高校生を抜きにした今度は駅利用者のための施設とするんであれば、そこは一番重要だと思うんだけど、いかがでしょうか。

市長直轄組織理事駅周辺にぎわい創生担当)答弁申し上げます。
 先ほど公募をかけるという話をしましたが、基本的に午前7時から午後10時までということでやっていただきたいという、今後公募をかけていきます。
 その中で公募してきた、くれた業者さん、これはプレゼンテーションをしながら業者を決めていくわけですが、その中でやはりこの営業時間というのは、川井委員さんから言われますように重要な部分だと思いますので、ここはプレゼンのときも質問等しながら、確約までは取れないと思いますが、なるべくというか、できるだけ長い時間営業していただくように、こちらからもそれは強く押していきたいというふうには考えてます。
 以上でございます。

川井委員)今、理事がおっしゃった部分というのは本当に重要だと思うんで、そこは市として、強制は確かにできないでしょうけれども、そこはちゃんとやっていかないと、あそこせっかく造った意味がなくなると思いますんで、バス、旧ターミナルのかんばん横丁的な感じになって、常にあそこが閉鎖されているということになれば、本当に問題になりますので、そこはお願いしたいと思います。
 それともう1点、休憩スペースの上の部分は非常に広々としていいと思うんで、あそこももっと利活用できるように、もう少しアイデア含めた、そのテーブルの部分もあったけども、高校生がいられる場所、また休める場所にするのには、同時にその喫茶店の中の料金体制というのも大きく反映すると思います。
 特に高校生の集いの場所、勉強の場所とするのであれば、やはり低価格、またフリードリンク等にはできないかもしれないけども、その高校生がやはりお金の部分で苦慮しなくてあそこにいられるような、持ち込み等はもちろん無理でしょうから、するんであれば、やはり高校生が、範囲内で、そこにいられるスペースをつくるという意味での料金体制とか、高校生に対する割引であるとかも含めてやっていただきたいし、私は、今回現場見るまでは、そういうふうであればもう全面的に販売機、いろんな販売機があります。またテレビ等でも見たことありますけど、大量に販売機を置いてそこに人々が集うような場所もありますことから、本来であればそういうふうなこともいいのかなと思っていましたが、今の体系からするとそれは無理ですので、あそこの場を、みんなが集まりやすい場にするのであれば、そこの料金体系であるとか、時間帯はしっかりと考えていただきたいと思います。
 その点いかがでしょうか。

市長直轄組織理事駅周辺にぎわい創生担当)貴重なご意見ありがとうございます。
 この公募で決まる事業者のプレゼンの中でも、いろいろ提案があると思います。その提案も含めまして、事業者決定した場合に、市としての思いも伝えていきたいと思っておりますので、その中で高校生が安くなる場所のようにしていけるような形で、事業者決定後も、話し合いをしていきたいというふうに考えてます。
 以上でございます。

川井委員)理事も若い頃から私も見させてもらっていますけれども、だんだん立派になってこられて、発言もさらさらとすばらしい発言されておりますので、ぜひとも中身も伴って、大変でしょうけども、ご苦労はあるかと思いますけども、そこら辺とこよろしくお願いします。
 それと最後にもう1点だけお話したいのは、やはり駅前のにぎわいということで、同じ担当課でもあります、複合文化施設も含め駅前の駐車場、駐輪場兼倉庫、そして今回と、もう本当に駅のにぎわいをという部分は分かりますが、あれだけ駅にお金をかける。にぎわいを作る。その先には何があるんですかという部分は複合文化施設でも質問したことがありますけども、なかなか答えは出なかったです。
 ですから、あそこににぎわいって言ってたくさんお金をかける以上は、これ何としても成功させてあそこににぎわい作っていただかないと、これ石岡市はお金がない、大変な財政難だと言いながら、駅前に相当お金は入れていますよね。それは、利用者にとって、市民にとって、皆さんが喜ぶ施設であるようになるという本当に強い裏付けがないと、私は大きなことになっちゃいますよと思います。
 今回は、にぎわいづくりという意味では私が大反対している駅の倉庫と違って、人が集まる、集う場所ですから、皆さんに喜んでもらえるような施設になれば非常に良いことだと思いますけども、ぜひあそこが成功できるような、本当に綿密なお考えや進め方、また、進めてそれで終わりじゃなくて、改善しながらやっていくということをして、市民の皆様に喜ばれる施設、場所としていただけるようにご尽力いただきたいと思います。よろしくお願いします。

高野委員長)ほかに質疑はございませんか。

鈴木(康)委員)規則案についてお伺いします。
 いろいろな石岡市にはこういう規則とか条例があるかと思うんですけども、先のちょっと議案質疑でも出ていましたが、どこでしたかね。これシャワー料の金額を書いてあるじゃないですか。こういったものっていうのはこういうとこにうたわないといけないんでしょうか。まずはお聞きします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答え申し上げます。
 条例において施設の料金ですね。それにつきましては条例のほうで規定することが多いということでございます。
 以上です。

鈴木(康)委員)これ、さっきも言ったんですけども燃料費の高騰とかそういうものがある中で、これもしうたわなくてもいいなら、うたわないほうがいいんじゃないですか。うたわないと駄目ですか。
 特に、何分幾らって書いてあるわけじゃないので、書く必要があるのか。どうでしょうか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答え申し上げます。
 施設が公の施設ということで、それの使用料につきましては、条例でこれを定めるようなこととされてございます。
 その中で、1回当たり100円と表示してございます。これにつきましては時間が書いてございません。そういったことで、値段の調整等が、検討がとなった場合にはその時間のほうで調整ができるのかなと思ってございます。
 以上です。

鈴木(康)委員)分かりました。
 あともう1点、ごみの持ち込みってどっかに書いてあったと思うんですよね。どこだ。ちょっと見失ってしまいましたが、利用方法の中で、ごみのどうちゃらっていう文言があったと……。

〔「4条」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(康)委員)4条という答えがあったので、そこの部分について、こういった記載をほかのところ、ものでもしているのか、今回初めてこういうものを入れたのか、お聞きします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答え申し上げます。
 第4条の第2号ですかね、ごみその他の汚物を捨てることについて禁止を、そういう行為をしてはならないとしてございます。
 これにつきましては市内の公共施設の条例においては、建物関係の条例においては見受けられ、設定はされてございません。そのほかで公園等の施設については、ごみ等を捨てることについては禁止行為と、そういった条例、内容の条例もございます。
 その関係で、この西口交流施設につきましては建物だけではなく、敷地、そういった駐車場についても、公園と同じような使い方ができていると。そういったことを想定して、その敷地内ということで、ごみその他のものについては、捨てることについては禁止をしたい。そういったことを明示しているものでございます。

鈴木(康)委員)これ個人的には書く必要はないと思うんですよね。
 これがあることで、余計ごみとかそういうとこもできなくなっちゃうんじゃないですか。投棄するっていうことがあれなんでしょうけども、例えばごみ箱を置くことも、解釈によっては、ごみその他汚物を捨てることに入っちゃうのかなっていう解釈もできると思うんですけども、こんなことをあえて書く必要があるのか、お聞きします。
 特に今まで建物にはないんですよね、こういった文言が。であるならば、書く必要もないとは思います。いかがでしょうか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答え申し上げます。
 こちらにつきましては、先ほどご説明させていただいた中でも、建物がありましてその周りが駐車場であるといった、そういった標準的な公共施設ではなくて、一部公園的な使われ方もするのかな。そういったことでごみ投棄については、規定をさせていただいてございます。
 その中で、運用の中の話ではございますけども、施設の中で販売等をしたときに出たごみと、そういったものについては、販売の事業者の責において、ごみ箱等を設置して、それにおいて処分してもらって、そういったことを運用のほうで行っていきたいと思ってございます。
 以上です。

鈴木(康)委員)だってね、だってこれ書いたら、お祭りのときごみ箱置けないですよ。お祭りのときなんか、どこで買ったごみだか分かんないですよ。道路に捨てろってことですか。こんなの書く必要はない。これはモラルとかね、そういうレベルのことですよ。
 あと先ほど、川井委員とのやりとりの中で、ちょっと私も勘違いしてたんで、直接これに関係ないかもしれないけど、私は公募するっていうことは飲食ブースの部分だけを公募するという認識があったんです。
 その中で管理も、その業者がするという認識でよろしいのか、お聞きします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答え申し上げます。
 こちらの施設につきましては、事業者、その営業時間に合わせて開閉等を行ってもらう予定でございます。
 また、シャワー施設につきましては、直営ということで朝9時から5時ということで、掃除のタイミングに合わせて開閉を行いたい、そういったほうで考えてございます。

鈴木(康)委員)ということは、ちょっともう説明が、そもそも僕らにも足りなくて、これねシャワー室と、ガスなのか石油なのかよく分からないけども、電気系統も2系統。それで公募した業者がこちらの全面の電気料を支払っている形だとすれば、もうすごい営業時間もその公募によって開けられないんじゃないですかこれ。
 夜、何時までって説明の中でしていくって言いましたけど、条例作る云々の前に、この条例に書いてある時間なんかできないと思いますけど、じゃあそれによってもう、この施設自体を利用できる時間も、それによって変わっちゃうってことで認識していいんですか。

直轄組織理事駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。
 先ほど参事が説明しましたとおり、コインシャワー部分と建物の部分は鍵で仕切られておりまして、コインシャワーのほうは、今後うちのほうで直営にはなりますが、開閉、シルバー人材センターを予定していますけれども、その時間で開放いたします。
 1階部分のカフェ部分と2階部分につきましては、コインシャワーとは別に施錠できますので、こちらは今回公募する業者さんのほうに、開け閉めをしていただくという形になります。
 また先ほどのごみの話にもなりますが、石橋議員さんから議案質疑でもありましたように、周りの、今回見ていただいて分かるとおり、テーブル等の休憩できる、外にもあります。こちらは、正直、施錠するわけではございませんので、24時間使えるような形になります。その中で、そこでごみを捨てられたりしないように、注意喚起も含めて、モラルだと思うんですが、こちらを条例のほうで書かせていただいているような状況でございます。
 以上でございます。

鈴木(康)委員)ごみのこの文言に関しては、別に妥協できるとこですよ。
 ただ営業の、シャワー室が直営で施設のほうが公募した事業者さんがやってくれるっていうのはいいですけど、これ本当に民間の団体とか民間の1企業がやれないんじゃないですか、また補助なんか。5時に閉まっちゃったり、人が来ないから6時に決まって閉まってしまったりしちゃうんじゃないですか。これこそ逆に言ったら、市がしっかりと指定管理者をしないとできないんじゃないですか。それか市の職員さんが頑張って当番で開けるなりしないと。だってあそこを、観光案内所も近くにありますからそこと兼務してみるとか。そういうふうなやり方しないと、せっかく理事がいいものを造ろうとしても、先ほども言っていましたけど、石岡カフェのときみたいに開いてないとか、そういうふうにならないですかねこれ。どうでしょうか。

市長直轄組織理事駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。
 今出ました指定管理、こちらにつきましても担当といたしまして指定管理を検討していなかったわけではございません。
 ただ、指定管理を行うには設管条例等を設置してから、約1年ぐらいかかる期間が必要となります。そういったことも含めまして、今回公募をかけてやりますが、川井委員さんからもありましたように、始めてみてその中でいろいろ検討していく、改善していくという部分が出てくると思います。
 ですから、今回公募をかけて皆様からのご指摘のような、開く時間が遅いとか、行っても閉まってるというような部分があれば、改善はしていきたいというふうに考えております。
 これがいいか悪いかは分かりませんが、あくまでもまずは実証的に、まずは公募をかけて、業者を決めてやっていった中で、その中で改善部分、また今後も公園ですとか、先ほど川井委員からもありましたように、駐車場の部分ですとかそういった部分も今後整備が全体的なものが完成していきます。
 その中で、指定管理、全体を指定管理していくのか、ステーションパークの1階部分も今後改修していきますので、そういった全体的なもので今後指定管理というのも出てくると思いますので、まずは今回公募をかけてやりますが、その中でいろいろ改善をしていきたいというふうに考えています。
 以上でございます。

鈴木(康)委員)決してやろうとしていることを、妨害しようとか、中止させようとか、そういう思いで言ってるんじゃないんですね。ただ、やってみて再検討して改良していくっていうこと言いましたけど、市は今までも、先ほども石岡カフェもやった。そこで何が失敗だったのかなんて分かってないじゃないですか。
 何がいけなくてああなったのかな。何回失敗するんですか。全然違うけど、駅のところに作ったものでそういったものありますよ、いろんな、やっちゃった、失敗しちゃった。次は失敗しないようにしますみたいなことあるけれども、もう何回も失敗してるっていう、これ市民にどう言われるか。また税金の無駄かって。
 だったら一緒に力を合わせて、いいものを作ったねって、今度よくできるよねって、利用しやすいねって。そういったものを、もちろん私らにも相談してもらいたいし、会議所なりね、地元の商店街なり、そういったとこと話し合ってもらったり、僕らもあそこの近くに住んでいるんですよ、僕も。
 その中でやっぱり看板建築見に来た人が、どこかその駅に行く間に、コーヒー飲んで休憩できるとこありますかとか、ちょっと荷物を預けたいんだけど、置いとく場所ありますかとか、そういった生の声、商店街の人、空いているお店も正直少ないんだけど、聞いてくるんですよね。
 そういったものを生かすためにも、とりあえずやってみての前に、そういうとこ、特に理事は今、いしおか市場も手伝っていただいているんで、話す機会が多いじゃないですか。そういった面でやっていかないと、ちょっと心配かなと思います。
 ただ、今回に限って言えば、その時間だけ私は心配で、条例に関してはそのシャワーの金額をうたうことと、ごみの部分だけですので、これは改善できると思いますけども、しっかりと担当部だけじゃなくて、情報を共有しながら、こういうところに出てくる前に、お知らせ願えればいいかなと思います。
 これは意見として伝えさせていただきます。よろしくお願いします。

高野委員長)ほかに質疑はございませんか。

川井委員)申し訳ない。1点だけ、ごみの部分だけをお願いしたいんです。この施設が、皆様に喜ばれる、使いやすい施設になるんであれば、今理事が言ったように改善することも含めて、最初はやってみたらどうですか。皆さん来て、きれいな場所は汚していきませんよ。
 ただ、いろんな人がいますから、夜来てごみいれちゃったりいろいろ迷惑なこともするかもしれませんけども、やはりあそこに市民の方が、駅前に出てきてゆっくりしたりですね。今言ったように、利用する方が、やっぱりあそこを利用してもらったときに、ごみまでやはり面倒見てくれると。そういうとこでよかったねって思う一つになるんじゃないですか、小さいことでも。そこでやはりごみに関して、いろいろ大きな問題が出るんであれば、その後撤去してもいいだろうし、きれいな場所は汚しません。そこには犯罪も起こらない。だからきれいにしてほしい。そこに、さらに使い勝手いいようなそのごみまで預かってくれれば、私は喜ばれると思うんで、ぜひそこは鈴木委員同様にお考えいただきたいと思います。お願いします。

高野委員長)答弁は要りませんか。
 ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 暫時休憩いたします。1時半再開といたしますので、よろしくお願いいたします。

−休憩−

高野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第96号石岡市石岡駅西口交流施設条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、陳情第11石岡市太陽光発電設備設置事業の手続に関する条例の改正についての陳情を議題といたします。
 本陳情については、令和4年第3回定例会において当委員会に付託され、9月13日、10月20日に審査を行ったところでございますが、さらなる調査・検討が必要であることから、継続審査といたしたところでございます。
 これより審査に入ります。本陳情についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 
山本委員)本陳情が当委員会に付託されて以来、委員会としては継続して審査、慎重に審査してきたわけですが、私自身は結論を申し上げれば願意妥当というか、現行条例の第3条にある発電出力50キロワットから、10キロワットに変更という部分については賛成したいと思います。ただ、手順としてここでいきなりこの委員会で採決するってのは難しいと思います。条例変更が必要になるわけですから、もし、委員会の総意で、50キロワットを10キロワットに変えようということであれば、条例変更の手続を慎重に進めていかなければならないと思いますので、それは執行部に条例案、変更条例案を作ってもらって、それを議会で審査して、議会が議決しなければいけないと思いますので、そういう手順で進めていただければと思います。
 私、委員としての意見です。よろしくお願いします。

高野委員長)ほかにご意見はございませんか。

鈴木(行)委員)ただいま、山本委員からもお話がございました。
 この陳情に関してですけども、太陽光発電設備の設置については、各事業者それと地域住民との中で、いろんな形で協議をしたりなんかして、現在まで進めているわけです。事業というのは進めてきたわけでございます。
 そういったことで、今回の陳情についてですけども、あくまでも、この陳情の内容を見ますと、条例の改正ということが大きくうたってあるわけでございます。
 この条例の改正というのは、かなりこの自治体については、かなり厳しいものがあると思います。そういったことで、条例改正についてをもっともっと慎重に、執行部と協議等も含めて、慎重に協議をし、なおかつ、この案件について進めていかねばならないと、そういうふうに私は考えております。そういったことで、急にここで採択というふうなことは、私はどうかなと。
 もう一度、原点に帰って、先ほど言ったように、十分に協議をした上でも間に合うんじゃないかということでありますんで、私は今回は継続の中で、今後ともに協議を進めていくべきだというふうに私思っております。以上です。

高野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、この際お諮りいたします。
 本件については、理由、条例改正については慎重に協議が必要というふうな意見が委員から出されました。その理由により、さらに調査・検討をする必要があることから、継続審査といたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、請願第14石岡市所有公用車、刈り払機、チェーンソーなどを使用して公益活動を実施する市民団体への貸し出しの実施に関する請願を議題といたします。
 本請願については、令和4年第3回定例会において当委員会に付託され、10月20日に審査を行ったところでございますが、さらなる調査・検討が必要であることから、継続審査といたしたところでございます。
 これより審査に入ります。本請願についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

岡野副委員長)この請願について、この間、委員さんから質問ありました、公用車の貸出しについての保険はどうなのかという、あれで執行部のほうに調査をお願いしたんですが、これはどうなっているか、報告お願いします。

コミュニティ推進課長)現在、市の公用車、一般的に加入しております全国市有物件災害共済会の公用車の保険でございますが、こちらは原則、公務、公用での利用を対象にするものでございまして、それ以外の利用ということになりますと、そちらの保険では適用にならないものと考えております。
 以上でございます。

岡野副委員長)それでは貸し出すことはできないってことですよね。

コミュニティ推進課長)ただいま申し上げましたとおり、全国市有物件災害共済会の保険では適用にならないものでございまして、仮に貸し出すとなれば、民間の保険、そういったものに適用になるような保険を検討する必要があるものと考えております。
 以上でございます。

岡野副委員長)ただいまの報告では、なかなか公用車の貸出しの件については、なかなか難しいような説明がありましたので、できればこの件についても、もう一度慎重に検討する必要があると思います。ですから、継続審査ではどうでしょうか。
 以上です。

高野委員長)ほかにご意見はございませんか。

岡野副委員長)あと一つちょっと聞きたいんですが、今刈り払機とかチェーンソーは貸出しをしてますよね。
 これは、もし貸出しちゃってけがとか何かしたとき用の保険は、その借りたほうでやるとかいうことになってるんですか。それお聞きいたします。

コミュニティ推進課長)刈り払機そういったものを、貸した際のけが等に対してでございますが、こちらにつきましても、現在市のほうで、そういったものに適用する保険には入っておりませんので、申し訳ございませんが、借りた側のほうで、例えばそういった作業を行う際に、借りた側のほうで保険に加入していただいて、作業に当たっていただければと考えているところでございます。
 以上でございます。

岡野副委員長)はい分かりました。

高野委員長)よろしいですか。
 ほかにご意見はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、この際お諮りいたします。
 本件については、先ほど公用車の貸し出しがということで、執行部からも委員のほうからも保険の話等々が出ました。
 また、チェーンソーなどの使用に関しての云々ということで、何て言うんですか、許可が必要だとかね、そういったこともありまして、るる考えてみると、請願の趣旨は分かりますが、委員会としては請願にある必要性は感じながらも、課題がある部分について検討をする必要があり、また市民からの意見や、他市の状況等を調べながら、さらに調査・検討をする必要があることから継続審査としたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
高野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけでありますが、これらに係る委員長報告の取扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
高野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、所管事務の調査として駅周辺整備事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。
 なお、発言は挙手によりこれを許します。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは、駅周辺整備事業の進捗状況についてご説明いたします。
 駅周辺にぎわい創生課資料の1ページ、資料1工程表をご覧ください。前回11月9日委員会から変更となった部分を赤字で記載しております。
 最初に工程表の2番、西口交流施設につきましては、本定例会に設置及び管理に関する条例を上程させていただきまして、先ほどご審議いただいたところでございます。
 施設の供用開始のスケジュール及び概要につきましては、お手元の資料の2ページ、資料2をご覧ください。
 1の供用開始に伴う事業者公募の目的といたしまして、本施設を利用して石岡駅利用者や近隣居住者に飲食等を提供し、継続して質の高いサービスを提供することができる出店事業者を公募するものでございます。
 2の供用開始までのスケジュールにつきまして、本定例会において施設の設置及び管理に関する条例案を上程いたしまして、先ほどいただいたもので、定例会本会議で議決いただいた後、出店事業者の公募を開始いたしまして、募集期間は約1か月半程度を予定しております。出店事業者の選定につきましては、市執行部のほかに、石岡商工会議所や石岡市八郷商工会にも協力いただき、選定委員会を開催し決定していきたいと考えてございます。出店事業者決定後は、開店準備期間を経て令和5年3月に供用開始する計画としてございます。
 3ページに移りまして、3出店範囲といたしまして、事業者が使用する範囲図を載せてございます。施設1階のキッチン部分、約14平米を使用できることとしてございます。
 4の公募条件案としまして、地方自治法第238条の4第7項及び石岡市財務規則第222条第1項第1号の規定を使いまして、行政財産の目的外使用の許可による方法を予定しており、3年を一区切りとして更新を行うこととしてございます。
 使用料といたしましては、1か月当たり4万円を予定しております。固定資産評価額に、建物改修の工事費を加えた額を評価相当額としまして、石岡市行政財産の使用料及び徴収条例第6条の規定によりその7パーセントを使用料として算出してございます。
 その他店舗の運営に係る経費、光熱水費等については、事業者負担とする予定です。
 5の出店事業者の要件については、市内に事業所を有する法人、または個人事業主であること、カフェ等の軽食が提供できること。営業時間は週6日以上、1日当たり6時間以上営業できること等を主な要件とする予定です。
 また、西口交流施設の完成にあわせまして、完成式典を執り行いたいと考えてございます。日程につきましては、決まり次第ご案内させていただきますので、ご参列のほどよろしくお願い申し上げます。
 1ページの工程表に戻りまして、4番の西口交流施設駐車場につきまして、建築確認が完了し、入札に向けて業務を進めている状況です。
 今後の予定といたしまして、2月上旬に入札を実施、仮契約の締結を2月中旬に予定してございます。
 本件は予定価格が1億5,000万円を超えていることから、3月の定例会で本契約締結に関する議案の上程を予定してございます。
 また、工事期間の確保のため、工事請負費と工事管理委託料について、繰越しの補正予算についても合わせて上程を予定してございますので、上程の際にはご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
 次に、7番の(仮称)東口都市公園の整備につきまして、整備工事の準備作業を進めているところです。整備工事の内容につきまして、計画平面図を載せてございます。
 資料の4ページをご覧ください。東口バスターミナルの進入路と山王川に挟まれた土地、約5,500平米を利用しまして公園の整備を行うもので、公園内のエリアは二つに分かれておりまして、図面の右側は約1,800平米の芝生の多目的ゾーンとして、災害時には防災テントとして使える四阿とかまどベンチを備えることとしてございます。
 図面の左側は約2,900平米のスケボーパークとして、平土間のコンクリート広場を整備し、そこにバンクやランプ、レールなどのセクションと呼ばれる、各種施設を設置する計画としてございます。
 また、図面の上側、公園脇には、バスターミナルと県道をつなぐ幅3メートル程度の遊歩道を設置する計画としてございます。
 これらに係る工事費は、約2億5,000万円程度を想定しておりまして、令和5年度予算に反映していきたいと考えてございます。
 本年度は買収地の住宅解体後、造成工事を先行して行い、令和5年度に整備工事を行う予定でございましたが、現在、資材の調達に時間を要し、地権者の移転先の住宅建築に、多少時間をいただいているところで、本年度の造成工事の執行につきましては、繰越しの手続を行いたいと考えております。
 今後、住宅の解体が行われて引き渡しされることに合わせて、造成工事と整備工事が途切れないように施工できるよう調整してまいります。
 次に、工程表に戻りまして、9番のタロー像移転につきまして、西口ロータリー歩道に設置されているタロー像を2階部分へ移転するものでございます。
 当初計画では、本年度に補正予算措置の上、移転工事を行う予定としてございましたが、移転の方法等について再検討を行ったことで、実施には至っておりません。今後につきまして、令和5年度の当初予算に改めて要求いたしまして、実施していきたいと考えてございます。
 以上が駅周辺整備事業についての説明となります。よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、石岡市国民健康保険第3期データヘルス計画及び第4期特定健康診査等実施計画の策定について、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施について及び国民健康保険税の賦課方式統一による影響についての3件を一括して議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

保険年金課長)それでは、初めに令和5年度において策定を予定しております、石岡市国民健康保険第3期データヘルス計画及び第4期特定健康診査等実施計画の策定についてを、資料14のデータヘルス計画等策定についてに沿ってご説明をいたします。
 まず、項番1.第3期データヘルス計画でございます。概要としましては、第3期データヘルス計画は、第2期計画の更新計画となっておりまして、国民健康保険被保険者の健康増進の保持及び医療費適正化を目的としまして、健診やレセプトデータの分析に基づき、保健事業をPDCAサイクルで効果的、効率的に実施するための事業計画ございます。
 次に、目指す将来像としましては、この事業計画を通しまして、健康づくりを推進し健康寿命のさらなる延伸を図り、全ての世代の方が生涯現役でいられるような社会を目指すもので、計画期間は令和6年度から令和11年度までの6年間となります。
 次に、項番2.第4期特定健康診査等実施計画についてご説明を申し上げます。概要としましては、第4期特定健康診査等実施計画は、こちらも第3期計画の更新計画となっておりまして、国民健康保険被保険者のうち特定健康診査対象者である40歳から74歳以下の方の生活習慣病の予防を目的とする計画として、データヘルス計画に包含されるものでございます。また、目指す将来像としましては、この計画を通しまして、生活習慣病の予防及びメタボリックシンドロームの概念に基づく、特定健康診査、特定保健指導の実施取組をさらに推進しまして、健康づくりの機運を高め、特定健康診査及び保健指導の実施率向上を目指してまいります。
 なお、計画期間につきましては、データヘルス計画と同様に令和6年度から令和11年度までの6年間となっております。今後の予定としましては、令和5年度当初予算において、計画策定委託料の予算を計上しまして、令和5年度中に計画を策定したいと考えております。
 続きまして、資料15、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施についてをご覧ください。こちらも令和5年度から茨城県後期高齢者医療広域連合より受託をいたしまして実施を予定しております、高齢者の保健事業、介護予防の一体的な実施についてとなります。
 この事業の目的としましては、高齢者の生活習慣病等の重症化予防や心身機能の維持を図ることを目的としております。事業概要としましては、後期高齢者の保健事業と市が行う介護予防事業について、高齢者それぞれの特性に応じまして、保健師等の医療専門職による相談、指導等を一体的に行う事業でありまして、事業主体、後期高齢者医療保険者となります県広域連合から市が委託され、保険年金課、高齢福祉課、健康増進課が連携して実施してまいります。
 なお、国の健康寿命延伸プランにおきましては、令和6年度までに、全市町村で事業実施を目標としているものでございます。
 事業内容としましては、@の保険年金課におきましては、主に広域連合や国、県との調整に関する事務を実施していく予定でございます。
 またAの高齢福祉課では、主に保健師等による介護教室、いわゆる通いの場への積極的な関与といった介護予防事業を実施していく予定でございます。
 Bの健康増進課では、主に保健師による地域の健康課題の分析、事業の企画調整及び高齢者に対する個別支援、指導といった保健事業について実施していく予定でございます。
 また、各課が実施している事業の中で、医療機関、また介護予防に接続すべき対象者がいる場合には、関係各課が連携をしまして、一体的に対応をしてまいります。
 今後の予定としましては、令和5年度当初予算におきまして、歳入歳出予算を上程いたしまして、関係各課と連携を進め令和5年度から事業を開始したいと考えております。
 続きまして、資料16、国民健康保険税の賦課方式統一による影響についてをご覧ください。
 8月8日開催の当委員会におきまして、令和4年度国民健康保険税の賦課状況について、項番1の賦課方式の統一についてにございますように、税率、均等割、賦課限度額を示しまして、課税状況について、おおむね令和3年度試算時に想定された範囲であることについて報告させていただいたところです。
 今回は、見直し前後の加入世帯における税額の増減等について、項番2.見直しの比較状況でご説明をいたします。まず、@増減世帯の割合でございます。増額世帯が2,388世帯で22.36パーセント、増減なし世帯が57世帯で0.53パーセント、減額世帯が8,238世帯で77.11パーセントの結果となっておりまして、令和3年度試算時の想定した割合と比較しまして、大きく変動はございませんでした。
 次のページをご覧ください。A増減額の分布でございます。上段では、増額世帯につきまして、増額金額の段階ごとに世帯数を表示しております。3段目の増額7万円未満までの世帯を合わせますと、合わせて2,349世帯、98.37パーセントと大半を占めるようになります。しかしながら、7万円以上増額となった世帯が39世帯、1.63パーセントいらっしゃいました。試算を行った時点では、10万円以上増額する世帯はゼロ世帯、7万円以上増額する世帯についても10世帯と見込んでおりましたが、令和3年度中の所得が増額した世帯というのが想定を超えていたことから、このような結果となったと考えております。また、下段では減額世帯について、減額金額の段階ごとに世帯数を表示しております。こちらも減額7万円未満までの世帯が、合わせて7,992世帯、97.02パーセントと大半を占めておりまして、そのほかの段階の部分につきましても、試算時と同等の割合が得られております。
 保険年金課からの説明は以上となります。
 
高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、令和4年度石岡セレクト認証品について及びやさと温泉ゆりの郷の源泉揚湯量についての2件を一括して議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。
 
商工観光課長)商工観光課からは、令和4年度石岡セレクト認証品につきましてご説明申し上げます。産業戦略部の資料1ページ、令和4年度石岡セレクト認証品についてをご覧願います。
 地域経済の活性化と、市の魅力発信を目的として、特産物、土産品、伝統工芸品などの産品を石岡セレクト認証品として認証してございます。
 第3回となる今年度は、7の事業者から12点の申請があり、石岡セレクト運営委員会で審査の結果、6点が石岡セレクト認証品として選定されました。
 12月15日木曜日、午後2時から、石岡市役所2階201会議室にて開催予定の、石岡セレクト認証式において、認証品の発表を行う予定でおります。
 今後は、市内、市外での販売会を開催し、認証品のPRをしてまいります。
 石岡セレクト認証品についての説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

商工観光課副参事観光担当)私からは、やさと温泉ゆりの郷の源泉揚湯量についてをご説明いたします。産業戦略部資料2ページをご覧ください。
 やさと温泉ゆりの郷につきましては、10月20日及び11月9日に開催されました産業戦略委員会におきまして、揚湯全体の目詰まりにより、温泉の源泉揚湯量が減少したため、上水による営業となっております。現在、目詰まり解消に向け調整をしていますとご報告をさせていただきました。
 また、今後の工法といたしまして、揚湯管の一部をカットし、そこから源泉を取り入れる工法で進めてまいりますと報告させていただきましたが、工法につきましては、揚湯管の一部をカットするものではなく、源泉井戸の一部をカットする工法の誤りでした。大変申し訳ございませんでした。
 その後、工法につきまして、再度関係者と協議を行った結果、より砂等の流入の少ない源泉井戸に穴をあける工法に切り換え、修繕作業を行いました。
 その結果、必要な揚湯量を確保できるようになり、現在は濁りも減り、12月3日土曜日から源泉での営業を再開したところでございます。
 委員の皆様には大変ご心配をおかけいたしました。商工観光課観光所管の報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、都市建設部の事務執行状況についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

都市建設部参事兼都市計画課長)それでは私からは、都市建設部の事務執行状況についてをご説明申し上げます。資料は18となっております。
 1ページをご覧いただきたいと思います。都市計画課所管の令和4年11月30日現在の予算執行状況及び令和4年4月1日から11月30日までの入札実施状況について、ご説明を申し上げます。
 初めに、現年度の執行状況でございますが、都市計画一般経費、予算額2,948万4,000円に対しまして執行額2,403万8,000円、執行率は81.6パーセントでございます。以下、記載のとおりとなっております。
 続きまして、繰越明許の執行状況につきまして、3ページをご覧ください。合併市町村幹線道路緊急整備支援事業のうち、貝地・高浜線、予算額5,554万9,694円に対しまして執行額3,826万9,000円。執行率は68.9パーセントでございます。以下、記載のとおりとなっております。
 続きまして、入札実施状況につきまして、4ページをご覧ください。ナンバー1の令和4年度 清掃業務委託(ステーションパーク・駅東交通広場・公衆トイレ)でございます。契約額715万円。落札率は94.2パーセント。請負業者は、総合開発企画株式会社となっております。以下記載のとおり合計20件となっております。
 私からの説明は以上でございます。

下水道課長)私から、下水道課所管の令和4年11月30日現在の予算執行及び令和4年4月1日から令和4年11月30日までの入札実施状況について、ご説明いたします。お手元の資料、令和4年度予算執行及び入札実施状況の6ページをご覧ください。
 初めに、現年度公共下水道事業会計の執行状況でございますが、流域関連公共下水道整備事業費(補助)、予算額8,913万円に対しまして執行額6,543万9,000円。執行率は73.5パーセントでございます。以下、記載のとおりとなっております。
 続きまして、7ページをご覧ください。農業集落排水事業会計の執行状況でございますが、管渠費、出し山地区、予算額628万7,000円に対しまして執行額520万8,500円。執行率は82.9パーセントでございます。以下、記載のとおりとなっております。
 続きまして、8ページをご覧ください。明許繰越の公共下水道事業会計の執行状況でございますが、流域関連公共下水道整備事業費(補助)、予算額1億189万3,000円に対しまして執行額は9,689万9,000円。執行率は95.1パーセントでございます。以下記載のとおりとなっております。
 事故繰越の公共下水道事業会計の執行状況でございますが、流域下水道建設負担金、予算、執行額ともに632万2,000円。執行率は100パーセントでございます。
 続きまして9ページをご覧ください。入札実施状況でございますが、ナンバー1のR4市単公下管渠実施設計業務委託、貝地二丁目ほかでございます。受注者は大東虎ノ門設計株式会社。契約額は2,068万円。落札率は94.8パーセントとなっております。以下記載のとおり、合計15件でございます。
 以上でございます。よろしくお願いします。

都市建設部参事兼建築住宅指導課長)私からは、建築住宅指導課所管事業の令和4年11月30日現在における予算執行及び入札実施状況についてご説明いたします。お手元の資料10ページをお開き願います。
 初めに、現年度予算の執行状況についてご説明申し上げます。1段目の表、木の住まい助成事業でございますが、予算額1,280万に対しまして、350万円を執行してございます。執行率は27.3パーセントでございます。以下、木造住宅耐震改修促進事業から、11ページ2段目の表、空家等対策事業までの8事業につきましては、記載のとおりでございます。
 続きまして、同じく11ページでございます。繰越明許の執行状況についてご説明申し上げます。1段目の表、木の住まい助成事業及び2段目の表、住まいづくり推進事業とも、執行率は100パーセントでございます。
 続きまして、12ページでございます。入札実施状況についてご説明申し上げます。ナンバー1の令和4年度消防設備点検業務委託、市営池の台団地ほか3団地でございますが、受注者は、株式会社SB防災。契約額は110万円。落札率は77.9パーセントでございます。以下2件につきましては記載のとおりでございます。
 以上が、建築住宅市指導課所管事業における予算執行及び入札実施状況でございます。
 よろしくお願いいたします。

道路建設課長)私からは、道路建設課が所管する予算執行及び入札実施状況についてご説明申し上げます。資料の13ページをお開き願います。11月30日現在の現年度予算執行状況でございます。上段の道路維持費でございますが、予算額2億2,837万6,000円に対しまして、執行額1億6,121万2,682円を執行しており、執行率は70.6パーセントでございます。次に、地方道路等整備事業、以下14ページ中段の災害復旧費まで、記載のとおりでございます。
 続きまして、14ページ中段からの繰越明許の予算執行状況でございます。道路維持費でございますが、予算額229万2,400円に対しまして執行額は229万2,400円で、執行率は100パーセントでございます。次に、地方道路整備事業以下、15ページ下段の事故繰越の上曽トンネル整備事業まで、記載のとおりとなっております。
 続きまして、16ページをお開き願います。4月1日から11月30日までの入札実施状況でございます。ナンバー1のR4単・市道A0113号線道路舗装工事(1工区)、東大橋でございます。受注者は株式会社進貢。契約額は841万5,000円で、落札率は97.9パーセントでございます。以下、20ページまで記載のとおり、合計79件でございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりこれを許します。
 質問等はございませんか。

飯村委員)7ページの農業集落排水事業、その中の管渠費、関川地区51.8パーセント。なぜこのようになったのか、ちょっとお聞きしたいと思います。

下水道課長)ご説明いたします。
 管渠費、関川地区でございますが、予算額208万7,000円に対しまして、執行率108万200円となっております。
 こちらにつきましては、予算の中で、公共ます設置工事につきまして、まだ申請がございませんで、執行できない状況でございます。
 その他につきましては、予算額と入札額の差に差額が生じまして、残額が生じている状況でございます。
 以上でございます。

飯村委員)分かりました。
 次の14ページ。14ページの3項目目の災害復旧費。これ予算額に対し100万。執行率0.0パーセント。どういう感じで、これこうなってるのか、ちょっとご説明いただきたいと思います。

道路建設課長)ご説明いたします。災害復旧費、こちら1,000円の予算額でございます。こちら災害が起きた場合に、補正等を組む場合を想定しまして、項目の設定のみをさせていただいている状況ですので、現在のところこちらの利用がないということでございます。
 以上でございます。

飯村委員)そうすると本年度はまだ災害がないと、復旧作業がないというようなお話でよいのでしょうか。

道路建設課長)今年度災害等、台風被害等ございましたが、こちらの災害復旧費で補正を組んでおりませんので、道路維持費等で災害対応の工事発注をしているところでございます。
 以上でございます。

高野委員長)3回になりましたので、質問は終了させていただきます。
 ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他として何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、この際、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において、閉会中もなお継続して調査を行うため、石岡市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付いたしました案文に、先ほど継続審査すべきものと決した陳情第11、請願第14を加え、閉会中の継続審査並びに継続審査の申し出をいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で本日の産業建設委員会を閉会いたします。


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