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令和4年度 産業建設委員会
高野委員長)ただいまから、産業建設委員会を開会いたします。 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。 次に、本日の審査に当たり、説明員として出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。 それではこれより議事に入ります。 初めに、陳情第11石岡市太陽光発電設備設置事業の手続に関する条例の改正についての陳情を議題といたします。 本陳情については、令和4年第3回定例会において当委員会に付託され、9月13日、10月20日、12月13日に審査を行ったところでございますが、さらなる調査・検討が必要であることから、継続審査といたしたところでございます。 これより審査に入ります。本陳情についてご意見等ございましたら、挙手によりお願いいたします。 山本委員)今、委員長のほうから説明があったとおり、陳情第11は8月に陳情が提出されて、9月定例会から当委員会付託を受けて審査をしてきたわけですが、審査冒頭、執行部のほうから、この条例の適用対象を10キロワット以上に拡大し、地域住民との関係の円滑化を図る条項を強化するという陳情の趣旨を取り入れた、条例改正には積極的に対応したいというふうに考えているという発言がありました。 これを受けて当委員会、委員会全員で継続審査をしてきたわけですが、陳情には、条例改正、今申し上げた条例の適用対象10キロワット以上に拡大しという部分のほかに、5項目ありまして合計6項目。この1項目目については、執行部も積極的に対応していきたいということで、当委員会の審査の経過でも、この部分については、願意妥当だなという意見が多かったわけですけど、残りの部分については、そのまま陳情者の陳情内容どおりに条例改正していくのは難しいということで、長い間継続審査となったわけですね。そういう経過があります。 執行部のほうから現行条例と陳情の改正条例案、比較対照表なども用意してもらって、本当に十分に慎重に検討、審査してきました。 しかしながら、適用対象10キロワット以上にという部分以外の残り5項目については、改正は難しいということでありまして、過去の陳情案件では、一部採択すべきものという審査結果が出たものは、幾つか私は確認しておりますが、これは条例改正の陳情ですので、条例改正については一部採択とは難しい。全体で採択していくことになるんではないかなと思いますので、今回、これ以上継続審査する機会もありませんので、今回、不採択という結論を出さざるをえないかなというふうに思います。 ただし、繰り返しになりますが、適用対象を10キロワット以上に拡大してって、これは地域住民との関係の円滑化を図るという大きな目的がありますので、これについては、今後、市議会改選後に設置される産業建設委員会でも、もちろんこの趣旨を具体的に条例改正に結びつけていけるような議論をしてほしいし、執行部についても条例改正に向けて、準備をしていただければと思っております。 私のほうから以上です。 高野委員長)ほかに発言はございませんか。 鈴木(康)委員)私も山本委員とかぶるところはあるんですけども、この陳情に関してですが、もちろん太陽光発電設備の設置について、現在、近隣住民と事業者の間で問題が多くあることは十分理解するところであります。 しかしながら、今回の条例の願意を達成するためには、条例の改正について細かく記載されています。今後、運用については、これをこのまま採択してしまうと、かなり今後の運営等を厳しいものになってしまうんではないでしょうか。 趣旨は十分に理解するところではありますが、この陳情を採択した場合、この陳情書の記載のとおりの条文を改正したときに、この先不都合が出るのであれば、条例改正を含めての陳情であるため、この陳情を今回は不採択とするしかないものと、私は考えます。 ただ陳情者の伝えたいこと、意見はもっともである部分も多々、多く見られますので、今後執行部においても、今回不採択になったとしても十分に協議を行っていただき、近隣の市町村、そしてこれ国策の面もあるので、その辺の兼ね合いを含めて、検討を進めていっていただきたいと思います。 お願いします。以上です。 高野委員長)ほかにご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、次に討論を行います。 討論は、挙手によりこれを許します。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)これより採決に入ります。 陳情第11石岡市太陽光発電設備設置事業の手続きに関する条例の改正についての陳情を採決いたします。本件は起立により採決いたします。 お諮りいたします。本件は採択すべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。 −起立なし− 高野委員長)起立なしであります。 よって本件は不採択すべきものと決しました。 次に、請願第14石岡市所有公用車、刈り払機、チェーンソーなどを使用して公益活動を実施する市民団体への貸し出しの実施に関する請願を議題といたします。 本請願については、令和4年第3回定例会において当委員会に付託され、10月20日、12月13日に審査を行ったところでございますが、さらなる調査・検討が必要であることから、継続審査といたしたところでございます。 これより審査に入ります。本請願についてご意見等ございましたら、挙手によりお願いいたします。 岡野副委員長)ただいま請願14についてでございますが、前回も私も質問して、この課題は継続審査にしていただきたいということを言いました。 あれは、ひとつは今回の請願は公用車。草刈り機とチェーンソーは、現在もう貸し出しをやっておりますが、公用車の貸し出しの請願でございます。 前回も執行部からの説明で、保険の問題等でいろいろ問題があるという意見がありました。そういう結果や、そういうことがありましたので、今回公用車の貸し出しについては、要望の請願者以外いないということ、一人しかいないということで、保険についても内容を見直し、費用もかかるということであります。 休日の対応としては、休日でも必要があれば、回収は行うことを考えれば、現状の請願は採択する必要はないかと私は思っております。 もちろん今後状況が変わり必要性が出てくれば、市として対応しなければならないとは思っておりますが、現時点では、この請願については不採択でいいんじゃないかと私は思っております。 高野委員長)ほかにご意見等はございませんか。 鈴木(康)委員)私も同様の意見であります。 公用車の貸し出しについては、こちらにも記載されているように、守谷市等で実証済みのところもあるようですが、まだまだ守谷市も含めて課題が多くあると思います。 やはり普段、職員の皆さんが使っている車をそのまま貸すのかという点、保険をわざわざ一般の方向け、対応できるようなものに変えていく点。そういったことを考えると、現状の維持管理のシステムで、日曜祭日等を逆に依頼があったときに対応するほうが、費用対効果その他を含めても、有意義な点も多々あると思いますので、今回は一度不採択で、やはり今後も職員の皆さんには、事例を見ながらどういったもので市民が使いやすくなるのかを検討していっていただければなと思います。 そういった思いがあるので、私も今回のこの案件については不採択が適当かと存じます。 以上です。 高野委員長)ほかにご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、次に討論を行います。 討論は、挙手によりこれを許します。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。請願第14石岡市所有公用車、刈り払機、チェーンソーなどを使用して公益活動を実施する市民団体への貸し出しの実施に関する請願を採決いたします。本件は起立により採決いたします。 お諮りいたします。本件は採択すべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。 −起立なし− 高野委員長)起立なしであります。 よって本件は不採択とすべきものと決しました。 次に、陳情第16地域農業の活性化と耕作放棄地対策の一環として、サツマイモ作付面積の拡大対策に関する陳情を議題といたします。 本件について、事務局から受理の経緯及び陳情の概要等の説明を求めます。 事務局)陳情第16地域農業の活性化と耕作放棄地対策の一環として、サツマイモ作付面積の拡大対策に関する陳情について説明いたします。 本陳情は11月22日に提出され、同日付で受理をいたしております。 提出者は、石岡市若松一丁目の○○○○(個人名)様でございます。 内容でございますが、脱炭素の一環として注目されているサツマイモメタンの発酵による発電事業が各地区で検討されており、県・市のイメージアップのため、サツマイモメタン工場を設立し社会に貢献するよう、県に要請することを求めるものでございます。 説明は以上でございます。 高野委員長)ただいま事務局から、受理の経緯等について説明がありました。 次に、本陳情についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。 飯村委員)この陳情に関しましてですが、サツマイモメタンの発酵による発電事業ということで、大学の先生がお話していることなのかと思います。 この脱炭素社会を目指すということで注目されている部分もあるかとは思いますが、今回の陳情では、サツマイモメタン工場・公社の設立ということで、県に要望願いたいということであるのかなと思います。 財源について、国や県などの補助金も活用していただきたいということですが、少なくとも市の一般財源から支出されることが、これは間違いないのかと思います。 今石岡市が一番進める事業というものは何なのか。複合文化施設にしろ、地域医療にしろ、石岡市で優先に行わなければならない課題、問題があるかと思います。その課題、問題に取り組む上でも、財源は必ず必要なわけです。 確かに新しい事業ということで、石岡市でも様々な取組について検討していかなければならない状況にあるかと思います。 しかしながら、この陳情を委員会、議会が採択すれば、市の事業の優先順位というものに影響が出てしまうのではないかと思います。 限られた財源の中で石岡市が真に必要なもの、最優先で取り組まなければならないものというものはあるかと思います。 さらに、執行部ではなく、議会から県に要請願いたいということでの陳情内容と思われますので、事業の優先順位からしても、この陳情については、執行部でも様々な意見として参考としていただきたいところでありますが、委員会としては、不採択とするものではないかと考えます。 実際問題として、発電にあたってどのくらいのサツマイモが必要なんでしょうか。今、石岡市ではおそらく食用のサツマイモ作付は行っていて、余剰分があるというのは聞いたことがありません。 例えばですが、今石岡市でサツマイモをたくさん作っていて、余剰分ができている。それを活用して発電を行うと考えれば、その余剰分がどのくらいの量で、どれぐらい発電できるか、その余剰分を活用して発電をしようという考えだと思います。それとも耕作放棄地がたくさん出ているから、その放棄地を活用してサツマイモを発電用に作って発電を行うのか。 実際発電の目的なのか何なのかということが、出てくると思います。それこそ、市の農業行政と一緒になって考えていく必要があるのではないでしょうか。 工場があるからサツマイモを作るのか、サツマイモを作ってから工場を作るのか。目的を達成するためには、課題がたくさんあるのではないでしょうか。 この今すぐに発電の工場建設と言われても、何の地盤もないのであれば、議会で採択しても形にはならないのかなと思います。 以上です。 高野委員長)ほかにご意見はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、次に討論を行います。 討論は、挙手によりこれを許します。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。陳情第16地域農業の活性化と耕作放棄地対策の一環として、サツマイモ作付面積の拡大対策に関する陳情を採決いたします。本件は起立により採決いたします。 お諮りいたします。本件は採択すべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。 −起立なし− 高野委員長)起立なしであります。 よって本件は、不採択とすべきものと決しました。 次に、陳情第17水田二毛作の促進に関する陳情を議題といたします。 本件について、事務局から受理の経緯及び陳情の概要等の説明を求めます。 事務局)陳情第17水田二毛作の促進に関する陳情について説明いたします。 本陳情は11月22日に提出され、同日付で受理をしております。 提出者は、石岡市若松一丁目の○○○○(個人名)様でございます。 内容でございますが、霞ケ浦導水事業が完成し汚染対策が進むまで、二毛作を展開し土地改良が必要であるとのことから、小麦と米の二毛作を促進し、農家の収入の安定を図るため、市の営農指導の徹底を求めるものでございます。 説明は以上でございます。 高野委員長)ただいま事務局から、受理の経緯等について説明がありました。 次に、本陳情についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。 鈴木(行)委員)この陳情第17ですけども、確かに、石岡の一部では、二毛作を展開しているところもございます。しかしながら、この陳情者が言うように、この石岡市全域の中で二毛作を展開をするということは、非常に難易度が高いと。それにはまず土地改良を改めてしなければならない。そしてなおかつ、この現状の中を見るときに、農業を取り巻く状況、非常に年々逼迫しております。食糧難ではございますけども、今、それ以上に肥料代や燃料代、そして農機もない。全てが高騰をしておりまして、それを購入によって、この二毛作を実現しようとするなどは到底不可能ではないかと、そのように理解をしております。 確かにやればできることはできるでしょう。しかし、現在の農業者の中で赤字になりながらやろうという、そういうふうな農家はございません。また、利益もございません。そういうようなことを考えても分かるように、行政として指導をすることもいいかもしれませんけども、それ以上に、農家がこの事業について取り組むというような姿勢は現段階では見受けられないと私は考えております。 そういったことを含めて、この陳情については、確かに将来を見れば、食料の自給率が低下している中では、小麦そして大麦も含めて、確かに少なくはなってきておりますから、そういうなことも確かに理解はできますけども、この陳情についてはある程度、我々としては、もう一度、考え直していかなければならないんじゃないかなと、そういうようなことからこれは不採択ではないかなと、私は考えております。 以上です。 高野委員長)ほかにご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、次に討論を行います。 討論は、挙手によりこれを許します。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。陳情第17水田二毛作の促進に関する陳情を採決いたします。本件は起立により採決いたします。 お諮りいたします。本件は採択すべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。 −起立なし− 高野委員長)起立なしであります。 よって、本件は不採択とすべきものと決しました。 次に、陳情第18高浜地区開発に関する陳情を議題といたします。 本件について、事務局から受理の経緯及び陳情の概要等の説明を求めます。 事務局)陳情第18高浜地区開発に関する陳情について説明いたします。 本陳情は11月22日に提出され、同日付で受理をしております。 提出者は、石岡市若松一丁目の○○○○(個人名)様でございます。 内容でございますが、霞ケ浦導水事業の完成を控え、地区発展のため、高浜地区への淡水魚の養殖所設置を求めるものでございます。 説明は以上でございます。 高野委員長)ただいま事務局から、受理の経緯等について説明がありました。 次に、本陳情についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。 山本委員)陳情第18高浜地区の開発に関する陳情ですが、淡水魚の養殖場の設置という内容です。 先ほどの二毛作でもそうですが、養殖場の設置もあくまで、民間が主体で行い、継続して経営していくというものになろうかと思います。 市が、石岡市が行ったところで、市が継続的に事業者に押し付けていけるというものではないのではないかと思います。 もちろん、高浜地区の開発にあたっては、一つの案として、ご意見としてあろうかと思いますが、委員会で淡水魚の養殖場を設置することが、高浜地区の開発につながることであるから採択するというものではないかと考えます。 この陳情につきましては、不採択とすべきではないかと考えます。 高野委員長)ほかにご意見等は、ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、次に討論を行います。 討論は、挙手によりこれを許します。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。陳情第18高浜地区開発に関する陳情を採決いたします。 本件は起立により採決いたします。 お諮りいたします。本件は採択すべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。 −起立なし− 高野委員長)起立なしであります。 よって、本件は不採択とすべきものと決しました。 以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけでありますが、これらに係る委員長報告の取扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。 次に、所管事務の調査として、駅周辺整備事業についてを議題といたします。 本件について、執行部より説明を求めます。 なお、発言は挙手によりこれを許します。 市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは駅周辺整備事業の進捗状況についてご説明いたします。駅周辺にぎわい創生課説明資料の1ページ、資料1工程表をご覧ください。前回12月13日委員会から変更となった部分を赤字で記載しております。 最初に工程表の1番、計画業務の欄、ソフト事業として、第5回目のいしおか市場が12月24日土曜日に開催されまして、1,000人の人出がございました。次の日程といたしまして、3月5日日曜日に第6回目の開催が予定されております。引き続き準備を進めてまいります。 次に、工程表の2番、西口交流施設につきましては、工事が完了し、供用開始に向けて準備を行っているところでございます。施設のオープンに伴い、出店事業者公募の状況につきましては、資料の2ページ目、資料2をご覧ください。 1の西口交流施設の再公募につきまして、1月31日まで応募期間を設けておりましたが、数件の問い合わせがあったものの、申し込みがございませんでした。これを受けまして、公募の要件を一部緩和して再公募を行いたいと考えてございます。 2の再公募のスケジュールといたしまして、具体的な日時は調整中ですが、3月下旬には出店事業者を決定したいと考えてございます。 3の公募条件につきまして、使用料等については変更なし。 4の出店事業者の要件については、@の市内事業者のみの要件を削除し、広く募集をかけたいと考えてございます。Dのシャワースペースにつきましては、休憩スペースと分けて管理が行えるため、3月1日木曜日を目途に供用開始を予定しております。 次に、資料1に戻りまして、3番の外構工事につきましては、資材等の納入に想定より期間を要した分の調整として、2週間延長しまして1月30日まで工期を延長してございます。これにあわせまして、工事監理業務委託の履行期間についても2月14日まで延長してございます。工事自体は完了しており、今後、竣工検査を終えまして完成となります。外構の完成により、当該箇所の予定された工事は完了となりますことから、施設の工事完成を記念いたしまして、2月25日土曜日に記念式典を執り行う予定でございます。議会をはじめ、委員の皆様にも一緒にお祝いいただきたいと考えてございます。後ほどご案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。 次に、4番の西口交流施設駐車場の整備工事につきまして、2月1日木曜日に条件付一般競争入札が執行されました。6者の参加があり、予定価格2億5,810万円に対し、入札価格2億3,990万円。落札率92.9パーセントで興民建設株式会社が落札候補者となりました。2月3日に審査が終了し、落札決定となったことから、今後税込み2億6,389万円で仮契約を締結いたします。仮契約締結に伴い、3月定例会に本契約の議案上程を予定してございますので、上程の際はご審議のほどよろしく申し上げます。 次に、5番の西口交差点整備につきまして、郵便局側から西口ロータリーへの進入路の拡幅、右折レーンの設置を行うもので、現在、電線共同溝の埋設ボックスの製作を行っているところで、当初、既存の製品の再利用を想定していたところですが、土浦土木事務所の立ち会いの上、ボックス内を確認したところ、劣化がひどいことから新規設置に変更したもので、これに伴い製品の製作期間をいただいているところでございます。共同溝ボックスは受注生産となり、納期に期間がかかってございます。今後の工程といたしましては、製品が届き次第、工事施工に取りかかることとなりますが、併せて信号機移設の日程調整もございますことから、繰越しの手続を行いたいと考えてございます。今後とも請負業者等と連絡を密に行いながら、早期完成に努めてまいります。 次に、7番の東口都市公園の整備につきまして、令和5年度内の完成を目途に準備作業を進めているところです。今後、用地買収に伴う住宅の解体が行われ、引き渡しされることに合わせて、造成工事と整備工事が途切れないように施工できるよう調整してまいります。 次に、8番のステーションパーク整備につきまして、現在、利活用検討業務の中で高校生、学生を中心としたワークショップを実施しております。2月下旬に3回目のワークショップを行いまして、これまで検討した内容を踏まえた利活用案を提示し、意見を集約いたします。工程といたしましては予定どおり3月に取りまとめた報告書が提出される予定でございます。 このほかの事業については、これまでの説明と変更ございません。 続いて、駅周辺整備事業の全体計画について、令和4年度の実績見込みと令和5年度の予算見込額を踏まえた、事業費の組み替えを行っております。資料の3ページ、資料3をご覧ください。 国の交付金事業、都市構造再編集中支援事業として、当課が所管するメニューを記載してございます。 主な事業費の変更といたしまして、1の東口都市公園につきましては、実施設計により公園整備工事費について、スケボーパークに設置する設備が想定より高額となったこと等により、約1億円程度の増となってございます。 3のステーションパーク駐輪場ほかと6の西口交流施設の駐車場の減額について、工事箇所がつながっておりますので、今回入札が執行された、西口交流施設駐車場整備工事として一体整備することとしてございます。経費につきましては、面積割で経費案分した金額をそれぞれ計上してございますが、設計内容を再検討したことにより、工事費が削減された分が主な減額要因となってございます。 その他の事業については、令和4年度までの実績に合わせた修正となってございます。 これを受けまして、全体の事業費といたしましては、資料の最下段、令和4年3月に委員会報告いたしました、11億9,400万9,000円から11億5,577万6,000円、3,823万3,000円の減となりまして、財源の内訳につきましては、その下に記載した金額が見込まれております。 これら事業費や事業メニューにつきましては、毎年度の実績による増減や設計成果による工事費等の増減、事業費の年度間調整を行うことがあるから、随時変更されることについてご理解いただければと存じます。 以上が駅周辺整備事業についての説明となります。よろしくお願いします。 高野委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりこれを許します。 質問等はございませんか。 飯村委員)駅前交流施設、2月25日というようなお話でありますが、この駅前交流施設の歩道と交流施設の敷地内、段差があるかなと思うんですけど、これどのように考えてるかちょっとお聞きしたいのと、今の歩道では段差が多すぎると思います。カッター入っていて、継ぎはぎの歩道。これについてどのように考えてるか、お伺いしたいと思います。 市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答え申し上げます。 西口交流施設の周辺の歩道の段差等があることについては認識しております。そちらにつきましては、来年度の予算の対応ということで、今現在要求をしているところで、内示等が決まりましたら、令和5年度を予定として改修を行っていきたいと考えてございます。 以上です。 飯村委員)歩道と敷地の段差があるということ、歩道の通行に支障を来すのではないかという形で、ちょっと質問させていただいたので、どこからでも入るような形になっているのが、今造られている状況かなと思うんですが、その辺のところの解消をよろしくお願いいたしたいと思います。 以上です。 高野委員長)ほかに質問等はございませんか。 鈴木(康)委員)まず、セレモニーについて、西口交流施設の完成式、2月25日。これ出店者が決まってない中で、どのようなものを想定しているのかということと、シャワースペースの使用開始が2月25日というか、3月の頭ぐらいですかね、入っている中で、ここも出店者が決まってない中、誰がどのように管理するのか、無人でやるのか。2点目。 3点目、公募件数が市内業者に限って応募して、1月の締切りの時点で問い合わせがあったが、応募者がゼロということで、その理由をどのように市が捉えているのか。どういうところがまずくて、これだけ飲食店や何かが石岡市に多いのに、応募がなかったのか、どのように分析しているのか。 4点目、ステーションパーク整備事業の中で、ちょっとワークショップ、高校生中心にワークショップという件がありましたが、意見がまとまったものが出てくる中で、これを本当にどのぐらい採用していく考えがあるのか。 石岡市については、ワークショップ、いろいろ今までもやっている中で、コンサルも入ってやっていて、何回も仕事や学校帰りに時間を使って、参加していただいて提案したものが、ほとんどと言っていいか、私の感覚ですけども、実現できていない。実際には採用しない。 今回はどのように、そのワークショップで上がってきた意見を採択していくのか、採用、取り入れていくのか。 この4点をまずお伺いいたします。 市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答え申し上げます。 まず、西口交流施設の完成式典につきましては、現地のほうで、ささやかながらですけども、挨拶をいただきまして、テープカット等を行ってお祝いしたいと、考えてございます。 今現在考えてございます出席者、招待者につきましては、市長をはじめまして、招待者としましては議長、副議長、あと当委員会の委員の皆様、あと地権者であります方と、あと茨城トヨペット、そちらのほうに招待状を送りたいと考えてございます。 2のシャワーの管理につきましては、3月1日からオープンを、供用開始を予定してございます。こちらにつきましては、朝の9時、夕方5時……。朝の9時にシルバー人材センターのほうへ委託をかけまして、警備の解錠を、開けていただくと、そういった形で掃除を込みで行って、形式としましては市の直営ということで行っていく予定でございます。 また、出店事業者の公募がゼロであった理由、問い合わせのほうが、実際のところ2件ございました。その中で、やはり個人事業主ぐらいの方がお見えになって、聞き取りをさせていただいたところでございますけども、実際オープン時間ですかね。そういったところについて、いろいろご意見をいただいたところでございます。 4番目のワークショップにつきましては、現在取りまとめを行っていただいておるところでございますけども、それに対して、まずワークショップとして取りまとめた、夢のあるというか、最大限こうなったらいいなと。そういった意見がまとめられることと思います。それと併せまして、その上がってきた案に対しまして、市のほうのトップと協議を行いまして、実際実現可能であろうと、そういったところを最終報告の前に市のほうでとりまとめ、業者のほうと調整を図っていく予定でございます。 以上です。 鈴木(康)委員)シャワースペースについては、シルバーへの委託で、市が直轄で管理していくということで、これまた委託費用がかかるんだなあと思いました。 セレモニーについては実際マスコミなんかも来るんでしょうけども、地権者と、貸していただいてる方と、私ども委員とか市長とかが出るんでしょうけども、1階のスペースについては、ものが何も入ってない状況での、この間私どもが工事途中で視察しましたが、あの状況と何ら変わらない状況のオープニングという捉え方でよろしいのか。 3点目公募についてですが、なぜその問い合わせ2件の方とは、お話し合いとかいろいろ打ち合わせがあったようですが、こういう結果を招いたことを踏まえて、石岡には商工会も商工会議所も2団体、商工の面に関してはプロの窓口が、会員さんが多い窓口があるのに、その中でも飲食の部会っていうのがあるんですね。そこへ、なぜこういう結果を招いて、どういうとこがあったらば皆さん出店しやすいんですか。これ今回、赤字で県内に絞るという変更点は簡単なんですけども、まず、市の財政を使って造ったものですし、石岡の駅の前という看板の立地ですので、できることならば、私はまだ市内の業者に出てもらいたい。そういった中で、なぜ市として、そういうところの、自分が出向いて意見を拾い上げてこないのか。私はこの6時間って書いてありますけれども。条件の中に。家賃なんか取らなくても時間を空けてもらっているほうが、市民にとってはいいわけですよ。家賃4万円取って年間48万円収入を得るよりも、空いてる時間がね、電車が動いてる時間です。ちょっとでも長く開いていて、その時間学生が2階で勉強するのに使いやすいほうが、あれを借りて造った意味があるわけで、決して家賃4万取るために建物造ったわけじゃないんですよ。なので、その辺を担当課はもうちょっと何が目的だったのか。今回の結果がなぜ来なかったのかっていうのを、これ民間だったら必死ですよ。家賃取るわけにあれ造ったわけじゃないし、シャワー室なんか、後から出てきたんですよ、あれ。最初シャワー室なかったですもん。私らの説明の中で。そこをもう1回履き違えないで検討していく気があるのか。 そして4個目のワークショップ。ワークショップ、やっぱりやらないといけないものだというのも重々承知ですけども、一般の参加してくれる人は自分らの意見が反映されるもんだと思って出ている方も多くて、本当に今まで、私もその議員になる前もそうでしたが、団体としていろんなものに参加して、時間を昼間から日中から費やして、結果まとまったものが全然採用されないという。だったらやんなくてよかったんじゃないって思うところもあるので、ぜひ、一つでも多くそこで提言されたものが形になるようなものをやっていかないと、ワークショップ、どんどんどんどん参加してくれる人がいなくなりますよ。 その辺もしっかり、これは今のにぎわい創生課だけじゃなくて、ほかの課も皆さん考えておかないと。ただやらなくちゃいけないからやって、コンサル入れて、提言書まとめましたでは、どんどん優秀な人ほど参加してくれないですよ。なので、それをこれ皆さん考えてもらいたい。 これが2回目の意見と質問なので、質問に対しては答弁をお願いします。 市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答え申し上げます。 まず、記念式典のときの施設の状況でございますけども、確かに事業者さんのほうが決まってございませんので、式典のときには、施設については、掃除はされていますけども、この前見ていただいた状況の中で、一応内覧等はしていただこうかなと考えてございます。 2番目の出店事業者がゼロであった理由に対して、その理由の検証と、それに対する対応ということでございますけども、今回市内業者でということで最初始めた募集でございますけども、その中で要件ということで、確かに市外の、市内事業者の要件を外してということで、広く間口を広げたいとそういったこともございます。 施設の利用としましては、先ほど委員ご指摘のとおり、家賃を取ることが目的ではございません。そういった意味で利用者がどのように、できるだけ利用しやすいような環境を整えていく。そういったことも重要かと思いますので、ご意見いただいたことにつきましては、そうですね、今後の再公募等にも生かしていけるような形で、ちょっと検討させていただきたいと思います。 ワークショップの内容の成果につきましてですけども、実際、非常に今までのワークショップの内容を見ますと、非常に活発な意見をいただきまして、どのような施設がいいか。そういった中で、基本のコンセプトとなるものについて、よく、そうですね、成果を見まして、それを生かしていくということは非常に大事でございますので、それにつきましては、まるまる意見をいただいた、ワークショップの内容を無視するようなことは極力避けていくような内容でまとめていきたいと考えてございます。 以上です。 鈴木(康)委員)3回目。こちらは意見なのであれですけども、本当に皆さんは優秀だし、必死にやっていると思います。 ただ期限とかそういうのに追われて、目の前のことに捉われちゃっているのかもしれないけれども、アイデアっていっぱいあって、今かんばん横丁があるとこ、今バス入ってないけれども。例えばあそこを、保育園、幼稚園のバスが朝と帰りだけは入れるようにして、電車で通勤している人の、お母さんらがあそこで子供を預けられるようにするとか、そういった利用者を増やすのを追加しながら、増やしていけば必然と交流が増えて、あそこの喫茶店もやりやすくなるんですよ。例えばの案ですけどね。と思うんですけど、それ一例であって、いろんな案がきっと商工会議所にもあったり、タッグを組めばきっと良い施設になっていくと思うので、安易に市外に広げるんじゃなくて、本当に今日、会議終わってからでもいいから、会議所とか、飲食業、まちでやっている人の声を聞いて、もしかしたら店舗が二部制になっても僕はいいと思っているんですよね。共用のものがあって、経営するオーナーさんが、夕方までと夕方から夜までやる人が違ったとしてもいいと思うので、そういったいろんな形を変えることを、今までのあれに捉われることなく、ちょっとやっていかないと駄目ですよね。ただ、バスの、交流施設っていうんだから、電車できっと、幼稚園に子供降ろしてから電車で通っているお母さんなんかもいるんだろうと思うの。そうするとあそこに保育園とか幼稚園のバスとかが迎えに来たり、帰りあそこが子供が預かるだけでもいいと思ったりする。実際、私の駅前通りのお店もそういった人が貸してくれっていうのが来てたりするんですよ。会社の体系として、一時預かり所じゃないけど学校帰りに預かってくれる商売をやりたいんだけどっていうような人がいたりするんでね。 そういった声、会議所とかはいろんなこと聞いてると思うんで、本当にそういうふうに一緒にやってくださいよ。特に浅田さんとか萩原さんは、商工会議所とのパイプが太いんだから、ぜひお願いしたいと思います。これは意見として。 市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)本当に、鈴木委員さんありがとうございます。 私どももやはり行政に長くいると、頭が固くなっている部分がございまして、実際に鈴木委員さんが言われるようなそういったアイデア、そういったものを本当に今日いただいて、それを活用できるようにしていきたいと思います。 確かに言われるように、今回募集をしまして、実際に応募してくれる方がいませんでした。ただ、それもやはり私どもの募集の仕方が悪かった部分もあると思いますので反省をしております。 ただ、先ほどからありますように、市外に広げるから市内の業者を使わないということでございません。 これはあくまでも門戸を広げる、間口を広げるだけでありまして、もちろん市内の業者さんが応募してくれるのが一番大事でありますので、今言われましたように、商工会議所であったり、八郷商工会、こういった方々も本当にいろいろな知恵とか、やはり実績を持っていると思いますので、再度そういう方々たちの声を聞きながら進めてまいりたいと考えております。 先ほどうちの参事も言いましたように、家賃を取るために西口交流施設を造ったわけではなく、駅前が、私どもの課の名称でもありますように、駅周辺がにぎわうために造るものでありますので、その収益を目的にするわけではなく、皆さんにそこを使ってもらって、明るい声ですとか子供たちの声が聞こえる、そういった駅前にしたいというのが、私ども担当の切なる気持ちでございますので、今回委員さんに言われたことを肝に銘じながら、再度やっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 高野委員長)ほかに質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。 暫時休憩いたします。10分程度といたします。 −休憩− 高野委員長)再開いたします。 次に、空家等対策計画の策定の進捗状況について及び製品プラスチックの回収に係る実証実験に関する協定についての計2件を一括して議題といたします。 本件について、執行部より説明を求めます。 生活環境課長)空家等対策計画策定の進捗状況についてご報告いたします。お手元に配付しております、資料1をご覧ください。 初めに、1 空き家等対策協議会についてでございますが、10月26日水曜日に第1回協議会の開催を行いました。議題としましては、石岡市空家等対策計画について協議を行いました。 12月19日月曜日には、第2回協議会の開催を行いました。議題としましては、第2次石岡市空家等対策計画(素案)について協議を行いました。第3回協議会につきましては記載のとおり開催を予定しております。 次に、2 第2次石岡市空家等対策計画(素案)についてご説明いたします。別紙資料、2 第2次石岡市空家等対策計画(素案)の1ページをご覧ください。第1章 計画の概要でございますが、計画策定の背景や本市における本計画の位置付けを記載しております。 3ページをご覧ください。こちらでは、本計画とSDGsの関係性を記載しております。 5ページをご覧ください。第2章 空家等の現状でございます。国勢調査や令和3年度に実施した空家等実態把握調査を用いて、本市における空き家の現状及び対策が必要である点をお示ししております。こちらは令和2年度を100として5年ごとに、本市の人口がどう変化していくかを推計したものでございます。こちらからは、全国平均よりも人口減少が進んでいる予測であることが分かります。 7ページ下段の表をご覧ください。本市の空家率の推移を、県、全国と比較しております。県、全国平均では、近年横ばいである空家率が、本市は増加傾向にあることが分かります。 9ページから15ページは、空家等実態調査の調査結果について記載しております。 16ページをご覧ください。第3章 空家対策の取組状況及び課題でございます。これまでの施策の状況及び課題を記載しております。 23ページをご覧ください。こちらでは、課題を空家等の発生抑制。空家等の利活用の推進。管理不全状態の空家等の抑制・解消。関係主体との連携推進に分類し、それぞれ計画目標状況、主な課題として整理しております。 これまでの取組から、空家等の発生抑制では、広報紙での特集掲載、相談窓口の広報充実や関係団体との連携強化を推進していく必要があると考えております。 また、空家等の利活用の推進では、空家バンクの登録物件数の掘り起こしやまちづくりの一環しての利活用を推進していく必要があることが考えられます。 管理不全状態の空家等の抑制・解消では、特定空家等への追加認定やその解消方法の検討を推進していく必要があります。 関係主体の連携推進では、関係主体と連携した空家等相談会を実施していく必要があると考えられます。 24ページをご覧ください。第4章 空家等対策に係る基本的な方針等でございます。第4章では、今後の取組に向けた基本的な方針を定めており、空家等の発生抑制。空家等の利活用の推進。管理不全状態の空家等の抑制・解消。関係主体の連携推進の4つの方針とその説明となっております。 28ページをご覧ください。新規の取組項目として、(4)積極的な空家化防止活動を追加しております。こちらは、居住者が高齢者や単身者であった場合に、その居住者が入院・入所または死亡した場合に、空き家になる可能性が高いことから、その対策を講じてまいります。その居住者がお住まいの自治体や、関係機関等と連携をしながら、住民や親族との皆様と空き家を発生させないよう取り組んでいきたいと考えております。 30ページをご覧ください。空家等及び除却した空家等に係る跡地の活用の推進する事項として、第2次計画策定に伴い、追加した項目や拡充した項目を記載しております。新規項目としては、(1)早期段階における空家情報の入手の促進、(3)まちづくり計画と連動した利活用があります。拡充項目としは(2)移住・定住の促進のための利活用がございます。 37ページをご覧ください。住民等から空家等に関する相談への対応に関する事項において、空家等に関する相談会の開催を記載しております。拡充点としては、これまで県と共催での空家相談会を実施してまいりましたが、市民ニーズが高まっていることから、市独自での開催や出張形式によるについても記載しております。 40ページをご覧ください。第5章 計画の目標と検証でございます。本計画を実施するため、目標を設定いたしました。目標については、4つの基本的な方針に設定し、1年ごとに実施状況の整理を行い、検証をいたします。検証につきましては、3つの指標をもって、検証を行っていきたいと考えております。 一つ目は、年間の情報発信回数でございます。こちらでは市報、SNS、パンフレットを活用した、空き家の啓発回数を指標化したものとなっております。令和9年度時点で、年5回を目標に行っていきたいと考えております。 二つ目は、市内の空家が解消された件数でございます。こちらは本計画に基づいて解消された空家や、利活用された結果、空き家ではなくなった等を指標としてカウントしていきたいと考えております。 三つ目は、合同相談会の年間実施件数でございます。計画終了年度の令和9年度には年2回開催できるよう、関係機関と連携し、取り組んでまいりたいと考えております。 資料1へお戻り願います。最後に、3 パブリックコメントの実施についてご説明いたします。(1)公表日でございますが、令和5年1月27日金曜日でございます。(2)応募期間でございますが、令和5年1月27日金曜日から令和5年2月24日金曜日まででございます。公表場所でございますが、市ホームページ、本庁生活環境課窓口、八郷総合支所総務課窓口でございます。(4)意見の提出資格者でございますが、@市内に住所を有するものほか、記載のとおりでございます。 以上が、空き家等対策計画の策定の進捗状況でございます。 続きまして、製品プラスチックの回収に係る実証実験に関する協定についてご報告いたします。お手元に配付しております資料をご覧ください。 初めに、1 協定の目的でございますが、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律が令和4年4月1日から施行されたことに伴い、地方公共団体の責務とし、その区域内におけるプラスチック使用製品廃棄物の分別収集及び分別収集物の再商品化に必要な措置を講ずるよう、努めなければならないと定められました。 柏原工業団地に、プラスチック再生資源業者である株式会社太和ホールディングスが新たに工場を建設することから、プラスチック再生資源化に向けた取組の一環とし、家庭から排出される製品プラスチックの内容や量を把握するため、実証実験を開始したいと考えております。 次に、2 協定内容でございますが、(1)市内の家庭から排出される製品プラスチックの資源循環方法の検討に関すること。(2)としまして、その他、排出される製品プラスチックの資源循環方法に必要な事項でございます。 次に3 協定先でございますが株式会社太和ホールディングスでございます。 最後に4 経過・予定でございますが、令和4年10月に協定の提案がございまして、令和4年11月から令和5年1月に協定に向けての協議を行いました。今後の予定としましては、令和5年2月に協定の締結を行いまして、令和5年4月から5月にかけて製品プラスチックの回収に係る実証実験を行いまして、令和5年6月に回収したプラスチックの分析・再商品化の検討を予定しております。 以上が、製品プラスチックの回収に係る実証実験に関する協定でございます。よろしくお願いいたします。 高野委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。 質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。 次に、かんばん横丁出店者の選定結果について及び高校生のための企業説明会についての計2件を一括して議題といたします。 本件について、執行部より説明を求めます。 商工観光課長)私からは、商工観光課商工所管で2点ご報告申し上げます。産業戦略部説明資料、1ページをご覧願います。 初めに、1点目のかんばん横丁出店者の選定結果についてでございますが、令和4年11月10日から12月9日まで公募しておりました、かんばん横丁飲食店出店者につきましては、12月22日に開催した、かんばん横丁出店者選定委員会による審査の結果、大畑商会、店舗名、恋瀬屋が出店者として選定されましたことをご報告申し上げます。 今後は、令和5年4月から5月オープンに向けて、準備を進めているところでございます。 続きまして、高校生のための企業説明会についてをご覧願います。令和4年度の就職支援事業の第2弾として、令和5年2月15日に新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、昨年度に引き続き石岡市役所と各高校とをインターネット上で結び、リモートによる高校生のための企業説明会を開催いたします。 本事業は、石岡市、小美玉市内に事業所を有する企業がどのような会社で、どのような仕事をしているのかなどを、来年度に就職を希望する高校2年生へ発表し、地元の企業を知ってもらう機会を創出して、地元就職の機運を醸成させることを目的とした事業でございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 高野委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。 質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。 次に、茨城プレデスティネーションキャンペーンにおける当市の取り組みについてを議題といたします。 本件について、執行部より説明を求めます。 産業プロモーション課課長補佐)私からは、令和5年度の茨城デスティネーションキャンペーンに先駆けまして、昨年10月から12月までに実施いたしました茨城プレデスティネーションキャンペーンの取り組みにつきまして、ご報告申し上げます。資料の2ページをご覧いただけますでしょうか。 まず初めに、1番、石岡駅のおもてなし装飾でございます。こちらにつきましては、10月8日から12月28日までの約3か月間実施したものでございます。駅の構内に、10月8日から秋バラをPRした装飾、11月17日からはイルミネーションをPRした装飾、そして石岡駅西口には壁面装飾を展示いたしました。 続きまして、2番、ワーケーションモニターツアーでございます。こちらは11月16、17日及び17、18日の2回に分けて実施いたしました。旅行業関係者、ワーケーションに詳しい方などを対象といたしまして、20名の方にご参加いただきました。 いばらきフラワーパークでの花摘み体験や、アロマミストづくり体験、花やさと山での焚き火でコーヒー体験など、様々なアクティビティーを楽しんでいただきましたほか、それぞれご持参いただきましたパソコンで、リモートワークもご体験いただいております。さらに、ツアーの最後には、当市でのワーケーションに係る意見交換会やアンケート調査を実施いたしまして、企業研修への活用などのご提案を頂戴したところでございます。 続きまして、3ページのほうをご覧ください。3番、看板商品造成におけるモニターツアーでございます。こちらは12月3日、4日の2日間、台湾人4名を含む8名を対象に実施いたしました。 いばらきフラワーパークでの森林セラピストとのプレミアムハイキングや看板建築、まち蔵藍などの歴史まち中散策、また地産食材を活用した新たなメニューと地酒のペアリング体験など、新たな商品造成とそのブラッシュアップに取り組みました。 なお、このツアー参加者のうち3名は台湾人のインフルエンサーでございまして、現在、各々がSNSを通じて石岡市の魅力を拡散しているところでございます。 最後に、4番、光と音の散歩道 at Ishioka 〜プロジェクションマッピングに生演奏を添えて〜でございます。こちらは12月23日、24日の2日間、市の玄関口であります石岡駅で観光客の誘客を目的として実施いたしました。 石岡駅西口ステーションパーク1階のかんばん横丁前で、プロジェクションマッピングと金管楽器の生演奏、ふるさと大使によるトークショー、キッチンカーの出店や石岡セレクト認証品の販売。そして、観光施設ですとか、石岡、八郷周遊バスのPRなどを行いまして、延べ600人の方にご来場いただきました。 そのほかといたしまして、いばらきフラワーパークにおきましても、満開のバラのフラワーパークで贅を尽くしたアウトドアディナーを楽しむ、いばらきオーベルジュキャンプなどを実施しております。 令和5年度につきましても、今年度実施した事業の実績などを参考にしまして、県や市内観光施設と連携しまして事業を進めて、石岡市の魅力を発信してまいりたいと考えております。 私からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。 高野委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。 質問等はございませんか。 山本委員)私の記憶では、いばらきデスティネーションキャンペーンのメニューの一つに、周遊バスの運行があったかなと思うんですが、記憶違いでしたかね。石岡駅から、フラワーパークのほうへ向かって、あと土浦からも、石岡、土浦、2台周遊バスが出てたと思うんですが、これ、茨城DCのプログラムの一つでしたか。もしそうであれば、利用率はどんなんだったかなと思いまして。ただそのとき、石岡は帰りの便が何か早いので、フラワーパークに長く滞在できないと。土浦のほうが利用しやすいというような利用者の声を聞いたように記憶しているんですが、その辺いかがでしょうか。 産業プロモーション課課長補佐)お答えいたします。 議員のおっしゃっていた周遊バスでございますけれども、茨城県のほうで実証実験として行っていたバスでございます。 石岡と土浦とあとつくば駅、こちらはフラワーパークを拠点にして結ぶバスでございまして、石岡のバスに関しましては、もともと石岡のほうで運行している石岡、八郷周遊バス、これを県の実証試験と合わせて、3路線、どこにでもつなげられるようにということで、県のほうでやったものでございます。 期間としては10月から12月までの土日祝日ということでありまして、申し訳ありません、利用率につきましてはちょっと今資料がないので、あとでお答えしたいと思います。 ただちょっと中を見ましたら、一番やはり利用率が高かったのが、つくば駅でございました。その次が石岡駅、そして最後に土浦という順番でございました。 以上でございます。 高野委員長)よろしいですか。 ほかに質問はございませんか。 鈴木(康)委員)DCのキャンペーンのことで、一番、ちょっと全部本当は聞きたいんですけど、時間の関係もあるでしょうから、4番の光と音の散歩道のところで、こちらが一番利用者が多かったようなので、お伺いします。 担当課として、率直にこの事業についての感想を教えてください。問題点等あれば。 産業プロモーション課課長補佐)ご答弁申し上げます。 こちらのイベントにつきましては、今回プレデスティネーションキャンペーンを契機として、初めて行った事業なんですけれども、思ったより多くの方にいらっしゃっていただけたという印象でございます。 私どものほうでは400人ぐらいと想定しておりましたが、実際には600人強のお客様にご来場いただきました。 こちらに関しては、もちろん私どもだけではなく、地元の商店街の方ですとか、あと地元の商工会議所の方、あと石岡セレクトの事業者の方、いろんな方のご協力があって、成し遂げることができたと思っております。 また反省点ですね。やはりちょっと外でやった事業でございましたので、天候とか、気温とかに左右されるところがございまして、石岡セレクト認証品の販売もしたんですけれども、ちょっと場所と寒さの影響もありまして、思ったよりお客様のほうがそちらに関しては伸びなかったというところが反省点でございました。 以上でございます。 鈴木(康)委員)こちらは2日間やられて、土曜日のほうは、上でいしおか市場が開催された後の時間帯だったので、なおさら人も多いんだと思いますけど、観光施設、特産品などのPR販売、そして周遊バスの周知などこれは満足にできたと捉えていますか。 特に周遊バスの周知などについてということで、担当課としてこの目的が達成できたのかどうか。600人来ていただいた中で分かっていただけたのか、どのように分析しているのか、教えていただきたいと思います。 産業プロモーション課課長補佐)ご答弁申し上げます。 イベントをやっておりまして、イベントの進行ですとか、あとは出店者の方々や、いろいろな、何ていうんですか、その進行とかそういったものに紛れておりまして、周遊バスに関してですけれども、パンフレットですとかそういったもので周知はしておりましたが、正直それだけをやはりやることができなくて、満足いくとは正直思っておりません。 ただ、時間ができる限り、こういったイベントがありますよということで、石岡駅の上のほうですとか、あと東口のほうまで回りまして、皆さんにお声掛けをして、いらしていただいて、通った方にはパンフレットを置いている場所は設けていたんですけれども、そちらのほうにこういったものもございますということで、案内はしてまいりましたので、一応私どもとしては精一杯やったとは思っております。 鈴木(康)委員)ありがとうございます。 本当に寒い日で、寒い中、担当課また担当課以外の職員の皆様もいて、大変頑張っていたと思うんですけども、率直に私の感想を申し上げますと、予算もなかったんだけど、プロジェクションマッピングっていうサブタイトルがある中で、あの規模のプロジェクションマッピングだったらば、名前に使わないほうがいい。 ていうのは、それを期待してきた人が、実際あれを見て、どのくらい満足したのかなと、私は不思議に思ってしまう。 それと、やっぱりPRとか周知がメインであれば、ちゃんとした資料を準備して、やっぱ職員さんがあれだけの人数いるならば、来た人にどんどんどんどん渡していくのが、本当の周知の仕方だと思います私は。 それで、ちょっと私もそこのうち1日だけはちょっと見てたんですけども、率直な感想として、いばらき大使の方がやってたとこもあると思うんですね。アーティストの方もやってましたし、大変イベント自体としてはよかったと思うんですけども。ちょっとねえ、あんまり残したくないんだけど言っちゃいますね。個人的な、担当課さんとそのいばらき大使の方なのかな。当日のその方が来てそのイベントについていろいろお話してきましたけど。あなた方は、イベント屋じゃないんで、僕はあそこで出た意見はちょっと小耳に挟んでたけれども、それにはいはいって聞くのは仕方ないんだけれども、イベントをやるのに目的だけは失わないでもらいたくて、人が多く来ることとか、そういうのが成功じゃないのでね。いかにその周遊バスであったり、石岡の特産物であったり茨城の特産物がPRできたかが結果だと私は思っているので、今後こういう事業やるときには、その点を気をつけていただきたいなと思います。 職員の皆さん、本当に寒い中準備から後片付けまで頑張っていたので、来た人もとても、なんか初めて使ったイベントだと思うんです。お祭りなんかは、丸テーブルそういうので、いつものかんばん横丁の方が使ってることはあっても、イベントとして初めて、これだけ多く使って、私もその風景を見ながら、今後照明の問題とかあるけれども、ここの場所のこういう活用の仕方もありだなと率直に思いました。 だからこそ、イベントに関しては必ず目的。そこを一番に置いてもらって、いやこれじゃ、そのお客さんがどうちゃらとかそういうものを、参考にはしてよろしいかと思いますけど、イベント屋さんと行政がやるイベントの意味の違いだけは、忘れないでいただきたいなと思いました。 大変すばらしい事業だったと思います。お疲れさまでした。以上です。 高野委員長)ほかに質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。 次に、グリーンスローモビリティ実証実験について及び高浜駅周辺まちづくり検討調査についての計2件を一括して議題といたします。 本件について、執行部より説明を求めます。 都市建設部参事兼都市計画課長)それではまず、グリーンスローモビリティ実証事業についてご報告をさせていただきます。お手元の資料12をご覧いただきたいと思います。 本事業は移動が困難な方などの外出機会を創出し、今後のグリーンスローモビリティの活用可能性を検証するため、中心市街地において実施したものでございます。 まず、運行概要でございます。期間は令和4年10月6日から12月22日までの78日間。車両は4人乗りカートを2台使用いたしました。運行本数は午前9時から午後3時45分発まで15分間隔で1日24便。乗降は原則フリー乗降とし、料金は無料で実施しております。乗車実績の詳細は配付した資料のとおりでございますが、利用人数は1,787人。1日平均は22.9人。平日の平均が21.8人。土日祝日の平均は25.3名。1便当たり平均人数約1名となっております。主な目的地でございますが、スーパータイヨーや商工会議所、石岡駅や郵便局、まち蔵など、商業施設や公共施設となっております。 続いて、2ページをご覧ください。時間帯の乗車実績は、どの時間帯も平均して利用がございましたが、比較的午前に比べ午後の利用が多くなっている傾向がございます。 次に、利用者アンケートの結果でございます。調査期間は運行期間中でございますが、実施方法としては利用者へアンケートを手渡し、郵送にて回収をさせていただきました。配布通数は340通、回答は179通、回答率53パーセントでございました。 まず、回答者の年齢構成でございますが、60才以上の回答が全体の7割を占めておりまして、中でも70代が3割を占めている状況でございます。 次に、利用いただいた理由でございます。目的地に行くのが便利という回答が半数以上を占めており、経路内の施設への移動目的の利用が多い状況となっております。また、今までにない乗り物で興味があったというのが33パーセントございまして、車両の目新しさ、また試しに乗車された方も一定数いらっしゃるという状況でございます。 外出の目的につきましては、日用品の買い物が34パーセントで一番多く、暮らしの用事、市役所等ですが、役所等が10パーセントとなっております。試しに利用したという方も29パーセントいらっしゃいますが、運行の性質上、日常生活に即した利用がほとんどでございました。 3ページをご覧いただきたいと思います。次に、満足度でございますが、満足、どちらかといえば満足が84パーセントを占めておりまして、利用者からの意見としては大部分の方に満足をいただいたものと考えております。必要性につきましても必要、運行内容を見直せば必要、将来的には必要が89パーセントを占めており、運行内容の修正等は必要だとは感じておりますが、移動手段の提供は必要であるとの回答が大部分となっております。まずこの事業をどこで知ったかの設問につきましては、広報紙やチラシで知ったという方が多い状況でございました。 次に、有料でも利用するかとの問いにつきましては、利用するが52パーセント、利用しないが13パーセント。わからないが27パーセントでございました。有料の場合の利用回数につきましては、1回100円の場合には複数回利用すると回答した方が66パーセントおりましたが、200円になりますと32パーセント、300円になりますと16パーセントでございました。また300円になりますと4割の方が利用しないというような回答をいただいております。有料であっても、一定の需要を見込むことはできると感じておりますが、有料の場合は提供するサービスレベルの検討が必要であるかと考えております。 次に、4ページをご覧ください。アンケートの自由記載、意見でございます。いただいたご意見といたしましては、おおむね好評をいただいておりますが、事業の必要性、自由乗降、運行頻度を評価いただいた意見が多く見られました。一方で改善を求める意見といたしましては、自由乗降であるがゆえに、乗降場所や利用方法がよく分からない。車両サイズを見直し、乗車定員を増やしてほしい。コンパクトな車両なので安全性が気になるとのご意見をいただいております。また、逆回りや別ルートでの運行希望、観光目的に活用できるのではないかと意見もいただいております。いただいた意見を今後の事業展開に生かしてまいりたいと考えております。 次に、5ページをご覧ください。沿線の住民に対するアンケートの結果でございます。運行した経路を有する地区へ運行終了後にアンケートを実施いたしました。2,201世帯に配布し、185世帯から回答をいただいております。回答率は8パーセントでございました。 運行経路の自宅からの距離につきましては、運行経路が石岡駅西口周辺で固定したため、近すぎるや遠すぎるとのご意見をいただいております。 利用回数につきましては、乗ってない方が79.2パーセント、多数でございましたが、複数回利用された方も8.4パーセントいらっしゃいました。 利用しなかった理由は目的地がない。乗車場所までが遠いとの意見でございましたが、知らなかったも4パーセントあり、事業を実施する際には、さらに多く、広くPRしていく必要があると感じております。 利用した理由につきましては、目的地に行くのに便利と同数程度車両に興味があったとの回答があり、移動目的の利用もさることながら、目新しさからの乗車も一定数あったと受けとめております。 最後に、今後についてでございますが、次年度も引き続き実証運行を行ってまいりたいと考えております。柿岡地区につきましては、施設間の移動距離も長いため、運行に当たっては地元のご意見なども伺いながら、経路や立ち寄り施設を検討し、利便性の高い運行計画で実施してまいりたいと考えております。また、今年度に引き続き石岡駅周辺においても運行実施を検討してまいります。石岡地区につきましては、今年度いただいたご意見を参考に、車両サイズや運行経路、運行間隔等を見直し、逆回りルートや別ルートなど、様々な条件を検討し、実施してまいりたいと考えております。 続きまして、高浜駅周辺まちづくり検討調査についてご報告をいたします。お手元の資料13−1をご覧ください。 初めに、調査の概要をご説明いたします。本調査は高浜駅周辺地区において計画的なまちづくりを推進するため、まちづくりの課題や整備構想の案を取りまとめるために実施をしてまいりました。調査範囲は、高浜地区の市街化区域及びその周辺で、調査期間は令和4年6月から令和5年1月までとなっております。実施内容としましては現地調査、住民や駅利用者へのアンケート調査、地元区長へのヒアリング、課題の整理、整備構想案の作成、実現化に向けた課題整理でございます。 まず、現地調査の主な結果をご説明いたします。高浜駅周辺につきましては、駅舎がバリアフリー対応になっていないことに加え、駅前広場から駅舎へのアプローチも階段のみとなっていること、朝夕の時間帯には駅前広場での車の混雑などが見られております。また、既存市街地では幅員が狭く、カーブの見通しが悪い道路があることや、朝夕の愛郷橋付近での車の混雑、災害のおそれのある区域に建物が密集していることなどといったことが見られております。 続いて2ページをお開きください。住民アンケートの主な結果についてでございます。詳細な結果につきましては、資料13−2を添付しておりますので、後ほどご確認いただければと思います。 概要でございますが、本アンケート調査は高浜地区400世帯、北根本地区55世帯、計455世帯を対象に実施をしております。回答数は155世帯、回収率は34パーセントとなっております。 主な結果でございますが、高浜駅に必要だと思う整備につきましては、バリアフリー化が23パーセント。安全な道路、歩道の整備が17パーセント。特に駅のバリアフリー化を望む声が多くなっております。地区の環境のよい点につきましては、駅が近いが35パーセント。自然が豊かだという意見が27パーセントとなっております。地区で不便、不安に思うことにつきましては、日常の買い物が25パーセント。下水道が整備されていないということが23パーセントとなっております。地域資源で後世に残したいものにつきましては、舟塚山古墳が27パーセント。高浜神社が25パーセントとなっております。 続いて、3ページをご覧いただきたいと思います。高浜駅利用者アンケートの主な結果についてでございます。こちらの詳細な結果につきましては資料13−3を添付しておりますので、後ほどご確認いただければと思います。 結果の概要でございますが、本アンケート調査は高浜駅利用者を対象に実施しておりまして、調査票の配布数は190、回答数82、回収率は43パーセントとなっております。 主な結果でございますが、お住まいにつきましては、石岡市の方が53パーセント。小美玉市の方が35パーセントとなっておりまして、市内利用者だけではなく、小美玉市からの利用も多い状況となっております。 主な利用目的については、通勤が61パーセント、通学が29パーセントとなっております。 駅までの交通手段については自家用車が51パーセント、家族等の送迎が27パーセントとなっております。 駅に必要だと思う整備につきましては、駅までの安全な道路、歩道の整備。駅の売店設置が15パーセント、駅のバリアフリー化が14パーセントとなっております。 続いて、4ページをご覧いただきたいと思います。区長ヒアリングの結果でございます。今回高浜地区と北根本地区の区長様から、地区のまちづくりに関する意見を伺いました。いただいたご意見は記載のとおりでございますが、両区長からの共通のご意見として、高浜駅のバリアフリー化の要望がございました。その他地区の防犯灯の増設や、道路の危険箇所の改善、地域資源の有効活用や観光PR。また学校跡地の有効活用などに関する意見を伺っております。 続いて、5ページをお開きいただきたいと思います。調査の内容を踏まえた整備構想案をお示ししております。まず、緑の点線で囲った駅周辺でございますが、こちらは主に駅のバリアフリー化としてエレベーターの設置、バリアフリートイレの設置、駅舎までのスロープ整備のほか、駅前広場の整備などを記載しております。 ピンクの点線で囲った市街地の南側につきましては、道路の交通安全対策や高台への避難路の整備、公共下水道の整備促進などを記載しております。 黄色の点線及び青の点線で囲った市街地の北側につきましては、学校跡地を活用した新たな機能の検討。都市計画道路、貝地・高浜線の開通を契機とした沿道利用の促進などを記載しております。 灰色の点線で囲った部分につきましては、地域資源の活用ということで、主に舟塚山古墳の案内看板の設置や駐車場の拡充などを記載しております。 続いて、6ページをご覧いただきたいと思います。整備構想案の実現に向けた課題を整理しております。まず一つ目に、駅舎及び駅前広場の整備に関する課題として、高浜駅は令和3年度の1日の平均乗車人数が804人と少なく、補助金の活用が見込めていない状況となっております。市で駅のバリアフリー化や、駅前広場の整備を進めていくためには、より詳細な整備計画や財源の確保が必要となるとともに、JRとの協議を進めることが必要となってまいります。 二つ目に、県道や市道の整備に関する課題として、今後は優先的な整備路線の検討が必要であるとともに、将来、都市計画道路、貝地・高浜線が開通することを契機とした沿道の利用促進などが必要になると考えております。 三つ目に地域資源の保全活用に関する課題として、有効活用が望まれる、舟塚山古墳の観光機能の強化を行うとともに、小中学校跡地、また新たな機能の導入のため、サウンディング調査や地域の声などを参考に検討を進めていく必要があると考えております。 最後に、来年度の予定でございます。今年度の調査の結果、特に高浜駅のバリアフリー化をはじめとした、駅周辺の整備が大きな課題として挙がっておりますので、今後重点的に取り組む必要があると考えております。そのため、来年度は高浜駅周辺の整備ということで、特に駅のバリアフリー化や駅前広場の整備などに内容を絞りまして、駅を管理するJRと協議を進めながら、具体的な整備方針についてさらに検討を進めてまいりたいと考えております。 説明は以上でございます。 高野委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。 次に、今後議会へ提案する予定の案件についてを議題といたします。 本件について、執行部より説明を求めます。 なお、本件について、市長直轄組織所管、生活環境部所管、産業戦略部所管、都市建設部所管、農業委員会所管の順に説明を求めます。 市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは、今後議会へ提出予定の案件のうち、駅周辺にぎわい創生課所管分についてご報告いたします。 まず、一般会計補正予算のうち、駅周辺整備事業予算に係る経費について、不用となった予算の減額補正及び寄附金を受けたことによる備品購入費の補正並びに工事費等の繰越明許について補正を予定してございます。 また、西口交流施設駐車場整備工事の建設工事請負契約の締結に関する議案上程を予定してございます。 以上が駅周辺にぎわい創生課所管分の報告となります。よろしくお願いします。 生活環境課長)生活環境からは、第1回定例会に上程を予定している一般会計補正予算についてご説明申し上げます。 初めに、一般会計歳入、市債、衛生費でございますが、霞台厚生施設組合において実施している、新広域ごみ処理施設建設に伴う負担金については、合併特例債を負担金の財源として充てております。令和4年度事業において、新たに土壌調査、埋設物調査を実施する必要があり、事業費の増額に伴い、起債額対象であるため、起債額の増額補正を予定しております。 次に、環境対策経費、地域脱炭素アクションプラン策定委託料でございますが、既に当委員会においてもご説明いたしましたが、プロポーザル方式入札が不調になったことを受け、翌年度策定予定の計画に取り入れていくため、委託料の減額補正を予定しております。またそれに伴い、地域脱炭素アクションプラン検討委員会委員報償の報償費の減額補正を予定しております。 次に、清掃一般事務費、霞台厚生施設組合負担金(衛生分)において、霞台厚生施設組合の補正において、負担金が減額されたことに伴い、負担金の減額補正を予定しております。 次に、塵芥処理経費において、小見地区のフレコンバッグ堆積現場にて、県が代執行を行うことになった場合に備えての負担金の増額補正を予定しております。 次に、霊園事業特別会計の歳入といたしまして、前年度からの繰越金が確定したことにより、繰越金の増額補正を予定しております。 次に、歳出としまして、霊園の整備した経費の一部を一般会計繰出金として返済していましたが、昨年度に返済が完了したため、今年度は基金を設立し、積み立てを開始するため、繰出金としては減額し、それに伴い基金の増額補正を予定しております。あわせて、石岡市基金条例の一部を改正する条例の上程を予定しております。 生活環境課からは以上でございます。 コミュニティ推進課長)私からは、コミュニティ推進課が令和5年第1回定例会へ上程を予定しております、一般会計補正予算についてご説明いたします。4件ございます。 まず、旧市民会館維持管理経費に関しまして、電気料高騰に伴い不足が生じましため、増額補正を予定しております。 次に、同じく旧市民会館維持管理経費におきまして、旧市民会館の解体実施設計委託が完了したことに伴い、減額補正を予定しております。 次に、街路灯・防犯灯事業のLED防犯灯設置補助金でございますが、申請状況を踏まえまして、減額補正を予定しております。 次に、市民盆踊り大会事業でございますが、コロナ禍の状況において開催を見送ることとなりましたので、減額補正を予定しております。 続きまして、ここで、現在旭台会館の駐車場用地に関しまして、地権者と協議を進めておりまして、その進捗状況について申し上げます。 本件につきましては、平成31年3月末に駐車場用地の賃貸借契約が終了してから、3年以上、本件について協議を続けてまいりましたところ、土地を譲渡していただけるというご提案をいただいたものでございます。 内容でございますが、借地しておりました土地2筆とその隣接地の計3筆を、相応の金額で譲渡していただけるというものでございます。あわせまして、土地の賃貸借契約終了後の4年間の賃料相当額を考慮した損害賠償金をお支払いするという内容でございます。 現在、細部の確認作業を行っておりまして、協議が整えば、仮の和解案に調印し、第1回定例会にご提案し、委員の皆様にご審議をいただきたいと考えております。 最後に、石岡市消費生活センターの運営についてでございます。現在、消費生活センターの運営に関し、市が消費生活専門相談員を雇用して相談業務を行っておりますが、年々相談員の確保が難しくなっている状況がございますことから、令和5年度の途中から運営委託を検討しているところでございます。 つきましては、予算の議決前ではございますが、2月中に委託業務に関する事前の市場調査を実施してまいりたいと考えておりますので、ご報告申し上げます。 コミュニティ推進課からは以上でございます。よろしくお願いします。 保険年金課長)続きまして、第1回定例会へ上程を予定しております、国民健康保険条例の一部改正及び保険年金課所管の一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計の補正予算につきましてご説明いたします。 初めに、国民健康保険条例の一部改正でございますが、健康保険法施行令等の一部を改正する政令が令和5年2月1日に公布されたことに伴いまして、出産育児一時金について、所要の改正を予定しております。 次に、補正予算についてご説明いたします。一般会計でございますが、歳出補正といたしまして、国民健康保険及び後期高齢者医療特別会計への繰出金の補正のほか、後期高齢者に係る健康診査委託料の減額などを予定しております。また、歳入におきまして、歳出に関連する国、県支出金等の補正を予定しております。 次に、国民健康保険特別会計につきましては、歳出といたしまして、過年度の交付金などの確定に伴う返還金及び令和3年度の繰越金の基金積み立て、療養費の増額及び特定健康診査委託料の減額などを予定しておりまして、歳入につきましては、療養費の増額に伴う普通交付金の増額、保険基盤安定繰入金及び令和3年度の繰越金の計上などを予定しております。 次に、後期高齢者医療特別会計につきましては、保険基盤安定納付金が確定しましたことから、歳入、歳出ともに減額を予定しております。 保険年金課からの説明は以上でございます。 水道課長)私から、次回定例会で上程を予定しております、石岡市水道事業会計補正予算についてご説明いたします。 内容でございますが、前回、電気料の高騰に伴い、動力費の支出を増額させていただいたところですが、このたび、国の電力、ガス、食料品など価格高騰重点支援地方交付金を活用できることとなりましたので、収益的収入のうち、他会計負担金の増額補正を予定しております。 また、資本的支出のうち、建設改良費において、工事完了による事業費の確定に伴い、委託料及び工事請負費の減額補正。また、これら支出の確定に伴い、資本的収入のうち、企業債の減額補正を予定しております。 水道課からは以上でございます。 農政課長兼里山保全室長)私からは、令和5年第1回定例会に上程を予定しております、石岡市一般会計補正予算のうち、農政課所管の補正予算についてご説明申し上げます。 初めに、新規就農者支援対策経費の農業次世代人材投資資金でございますが、交付金の額の確定により、歳入、歳出ともに減額補正を予定しております。 次に、鳥獣被害対策事業の鳥獣被害対策協力報償でございますが、イノシシの捕獲頭数が例年より減少したことにより、歳出の減額補正を予定しております。 次に、県単土地改良事業補助金でございますが、工事費が確定し、入札差金が生じたことにより、歳入、歳出ともに減額補正を予定しております。 次に、多面的機能支払交付金でございますが、国の交付金の額の確定により、歳入、歳出ともに減額補正を予定しております。 農政課からの説明は以上でございます。 商工観光課長)私からは、令和5年第1回定例会におきまして上程予定の、石岡市一般会計補正予算のうち、商工観光課商工担当所管の補正予算につきまして、ご説明申し上げます。 初めに、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、イベント等が中止、縮小したことにより、商工振興事業の印刷製本費、備品借上料、商業活性化共同事業奨励補助金、石岡ふれあいまつり委託料、中心市街地活性化事業の中心市街地活性化事業補助金につきまして、減額補正を予定してございます。 次に、実績見込み額により、就職支援事業の印刷製本費、会場借上料、商工振興事業の製造業水道使用料金支援補助金、企業誘致雇用促進奨励補助金、創業支援事業費補助金につきまして、減額補正を予定してございます。 商工観光課商工担当所管からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 商工観光課副参事観光担当)私からは、令和5年第1回定例会で上程を予定しております議案についてご説明させていただきます。 初めに、石岡市一般会計補正予算のうち、商工観光課観光担当所管についてご説明させていただきます。入札等に伴いまして、差金が生じたため、旧国民宿舎の施設解体実施設計委託料、観光対策経費の印刷製本費、おまつり関係委託料につきまして、減額補正を予定しております。 また、柿岡おまつり振興協議会補助金につきましても、柿岡のおまつり中止に伴い減額補正を予定しております。 次に、石岡市産業文化事業団職員退職に伴いまして、経費を補助するために産業文化事業団本部補助金として増額の補正を予定しております。 次に、朝日里山学校の施設改修工事につきまして、当初予定しておりました改修が、令和5年度大規模改修工事と併せて行うこととなったため減額補正の上程を予定しております。 次に、観光施設整備等積立金につきまして、入湯税の減額に伴いまして、減額補正の上程を予定しております。 続きまして、茨城県フラワーパーク条例の一部改正についてでございます。茨城県フラワーパーク条例につきまして、料金の一部改正につきまして、上程を予定しております。 商工観光課観光担当所管からは以上でございます。 産業プロモーション課課長補佐)私からは、令和5年第1回定例会に上程予定の石岡市一般会計補正予算のうち、産業プロモーション課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、イベントが中止、縮小したことですとか、事業費の確定などによりまして、産業推進事業のうち、謝礼金、普通旅費、食糧費、委託料などにつきまして、減額補正を予定しております。 産業プロモーション課からの説明は以上でございます。 都市建設部参事兼都市計画課長)私からは、都市計画課所管の令和5年第1回定例会に上程を予定しております、一般会計及び特別会計補正予算の内容のご説明を申し上げます。 初めに、一般会計の歳入でございます。使用料の駐車場収入が当初見込みより増加したため、増額を予定しております。 国庫補助金の合併市町村幹線道路緊急整備支援事業に対する、防災・安全交付金の確定に伴い減額補正を予定しております。 また、県補助金の合併市町村幹線道路緊急整備支援事業に対する県補助金の額が確定いたしましたので、増額補正を予定しております。 次に、寄附金のうち住民参加型まちづくりファンド支援事業寄附金につきまして、本年度の歳入見込みに合わせて、増額補正を予定しております。 次に、繰入金のうち、駐車場特別会計繰入金について、市営駅東駐車場の使用料収入見込みが、当初より増加したことによる増額補正。 また、住民参加型まちづくりファンド支援事業基金繰入金について、今年度、事業が当初見込みより少ないため、減額補正を予定しております。 次に、市債について合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の交付金が確定いたしましたので、増額補正を予定しております。 次に歳出でございます。都市計画一般経費の委託料につきまして、入札差金などにより、執行額が確定したことから減額補正を予定しております。 同じく自由通路維持管理経費の委託料につきましても、入札差金などにより、執行額が確定したことから減額補正を予定しております。 次に、住民参加型まちづくりファンド支援事業補助金につきまして、本年度事業が当初見込みより少ないため、減額補正を予定しております。 次に、地域交通対策事業の負担金、補助及び交付金につきまして、AI配車システム導入費用などによる増額補正を予定しております。 続きまして、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業でございますが、委託料、工事費、公有財産購入費、補償補填及び賠償金につきまして、国庫補助金の額の確定に伴い、減額補正を予定しております。 次に、公園維持管理経費の委託料について、入札差金などにより、執行額が確定したことから減額補正を予定しております。 次に、基金費のうち駐車場特別会計繰入金の増額による、駅周辺整備基金積立金の増額補正。住民参加型まちづくり支援事業寄附金の増額による住民参加型まちづくりファンド支援事業基金積立金の増額補正を予定しております。 最後に、駐車場特別会計でございます。歳入につきまして、市営駅東駐車場の使用料収入が当初見込みより増加したことにより増額。前年度会計からの繰越金確定による繰越金の増額。それに伴い、歳出におきまして一般会計繰出金の増額補正を予定しております。 以上が、令和5年第1回定例会に上程を予定しております補正予算の概要でございます。よろしくお願い申し上げます。 下水道課長)私から、令和5年第1回定例会に上程を予定している石岡市公共下水道事業会計に関する議案、石岡市農業集落排水事業会計に関する議案、石岡市下水道事業等の設置等に関する条例の一部改正に関する議案について説明いたします。 石岡市公共下水道事業会計に関する議案、石岡市農業集落排水事業会計に関する議案につきましては、事業費確定などによる補正を予定しております。 支出に関わる補正に伴い、収入につきましても、補正を予定しております。 次に、石岡市下水道事業等の設置等に関する条例の一部改正に関する議案につきましては、下水道法第4条第1項に基づく事業計画の変更に伴い、事業認可面積及び人口を変更することから、石岡市下水道事業等の設置等に関する条例の一部改正する条例の議案上程を予定しております。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 都市建設部参事兼建築住宅指導課長)私からは、令和5年第1回定例会における議案として、一般会計補正予算の上程を予定しておりますので、ご説明申し上げます。 内容でございますが、歳入歳出ともに補正とする事業といたしまして、木の住まい助成事業、賃貸住宅ストック活用事業の2事業。 歳出のみを補正とする事業といたしまして、狭あい道路整備事業の1事業を予定してございます。いずれも事業費の確定見込みに伴う減額補正でございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 道路建設課長)私からは、道路建設課から上程を予定しております、一般会計補正予算及び市道の認定についてご説明申し上げます。 初めに、一般会計補正予算についてご説明いたします。まず最初に、歳入でございます。国庫補助金でございますが、防災・安全交付金、社会資本整備総合交付金及び道路メンテナンス事業補助金について、国からの交付金額が確定しましたので減額補正を予定しております。 次に、市債でございますが、地方道路等整備事業債、排水路整備事業債、橋りょう長寿命化改修事業債、道路改修事業債、上曽トンネル整備事業債及び(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路を整備事業債について、国庫補助金の交付金額の確定及び各整備事業の確定に伴い減額補正を予定しております。 続きまして、歳出でございます。道路維持経費でございますが、工事請負費及び備品購入費について国庫補助金の交付金額の確定及び事業費の確定に伴い、減額補正を予定してございます。 続いて、地方道路等整備事業でございますが、委託料及び工事請負費について、減額補正を予定してございます。 次に、一般市道整備事業でございますが、補償補填及び賠償金について、減額補正を予定してございます。 上曽トンネル整備事業でございますが、委託料について国庫補助金の交付金額の確定に伴い、減額補正を予定してございます。 次に、(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路整備事業でございますが、補償補填及び賠償金について、減額補正を予定してございます。 次に、橋りょう維持費でございますが、委託料及び工事請負費について、国庫補助金の交付金額の確定に伴い、減額補正を予定してございます。 次に、排水路整備事業でございますが、工事請負費について、減額補正を予定してございます。 続いて、急傾斜地崩壊対策事業でございますが、負担金、補助及び交付金について、県負担金の確定に伴い減額補正を予定してございます。 続きまして、市道の認定についてご説明申し上げます。石岡市石岡地内において1件、さらに杉並一丁目地内において2件、合計3件の市道認定を予定してございます。 以上が道路建設課からの説明でございます。よろしくお願い申し上げます。 農業委員会事務局課長)農業委員会事務局からは、令和5年第1回定例会において一般会計補正予算の議案上程を予定してございますので、ご説明申し上げます。 農業委員及び農地利用最適化推進委員の報酬につきましては、県から交付される農地利用最適化交付金を財源として支給しておりますが、今般、増額内示されましたことから歳入の増額補正を予定してございます。 農業委員会事務局からは以上でございます。 高野委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。 質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。 次に、その他として何かご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので、その他の件を終結いたします。 以上で本日の産業建設委員会を閉会いたします。 |