第３回（１０月２８日）
出席議員	菱沼和幸議長、勝村孝行副議長、鈴木康仁議員、飯村一夫議員、新田茜議員、川井幸一議員、櫻井茂議員、石橋保卓議員、岡野孝雄議員、玉造由美議員、谷田川泰議員、小松豊正議員、山本進議員、村上泰道議員、関口忠男議員、池田正文議員、岡野孝男議員、徳増千尋議員、高野要議員、鈴木行雄議員
市執行部	市長（谷島洋司）、副市長（田所和弘）、保健福祉部長（金井悟）
議会事務局	局長（神谷一美）、次長兼政策調査担当（中山善正）、庶務議事課長（木﨑憲一）

菱沼議長）ただいまから、全員協議会を開会いたします。なお、会議中の議員並びに説明員の発言について、マスクを着用して発言することを許可いたします。
　本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
　本件説明のため、市長・谷島君、副市長・田所君、保健福祉部長・金井君が出席しております。
　それでは、これより案件に入ります。「レジオネラ属菌検出に伴う入浴施設の使用停止について」を議題といたします。本件について、執行部に説明を求めます。

市長）本日はお忙しいところ、緊急にお時間を頂戴いたしまして、申し訳ございません。
　既に委員の皆様にはお知らせしておりますが、ふれあいの里石岡ひまわりの館におきまして、レジオネラ属菌が検出された件につきまして、ご報告させていただきます。
　今回の事案は、ひまわりの館の入浴施設において、露天風呂からレジオネラ属菌が検出されたことから、入浴施設を一時使用停止とし、土浦保健所の立ち入り調査が実施されました。
　具体的な内容につきましては、担当部長から説明させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

保健福祉部長）私から、ふれあいの里石岡ひまわりの館における入浴施設のレジオネラ属菌の発生に伴う入浴施設の使用停止とその後の経過について、ご報告させていただきます。
　資料１をご覧願います。まず、発生経過でございますが、令和４年10月18日午後１時に、入浴施設の水質検査委託業者から10月６日に実施した水質検査で、４か所ある浴槽のうち露天風呂からレジオネラ属菌が検出されたとの報告が、ふれあいの里石岡ひまわりの館に入りました。その連絡を受け、午後１時半にふれあいの里石岡ひまわりの館維持管理マニュアルに従い、入浴施設の使用を一時停止いたしました。なお、検出値と基準値を枠内に記載してございますが、基準値が10ＣＦＵパー100ミリリットル未満と表現されておりますが、こちら基準値が100ミリリットル中のレジオネラ属菌の数が10未満であるべきところ、10検出されたという状況でございます。
　次に、10月19日以降の状況及び対応でございますが、土浦保健所による施設への立ち入り調査が、発生翌日の10月19日午後１時から３時まで行われました。調査の内容でございますが、確認事項といたしまして、入浴施設に係る浴室、配管、受水槽、換水槽、貯水槽、防虫網、逆流用タンク、配管図、水質検査結果、消毒、清掃状況、塩素濃度等の確認を受けました。また、当日実施した検査項目といたしまして、４か所全ての入浴施設において塩素濃度とＡＴＰ、こちらは汚染物質であるアデノシン三リン酸の量を測定する水質検査を実施し、どちらも問題無しとのことでございました。
　保健所からの指導事項といたしましては、露天風呂の石の隙間を丁寧に清掃すること。それから２点目で、浴槽とろ過タンクの換水時の消毒の際は塩素濃度を濃くすること。３点目に、再開に向けては入浴施設の配管洗浄と消毒を実施後、水質検査を実施することの３項目がございました。
　こちらの原因の特定でございますが、前回、平成30年度に当施設に発生しました際の改善で、茨城県公衆浴場法施行条例及び入浴施設におけるレジオネラ発症防止に係る衛生措置ガイドラインに示されております、入浴施設の管理基準を上回る対策等を継続実施中であることから、保健所の現地調査においては、今回の菌検出の原因は特定されませんでした。
　当市といたしましては、保健所からの３項目の指導事項を実施して対応してまいりたいと考えております。また、特に塩素濃度を濃くし消毒を実施する点を強化し、さらなる改善策を実施してまいりたいと考えております。
　次に、相談窓口の問い合わせ状況でございますが、発生当日から10月25日の８日間、８時半から午後７時まで、入浴施設利用者の体調不良等の相談窓口をひまわりの館及び石岡保健センターに設置いたしました。26日以降は、ひまわりの館において、月曜日の休館を除く午前８時半から午後５時15分まで対応中でございます。こちらの問い合わせ状況でございますが、10月26日現在の問い合わせ件数でございますが、合計142件でございます。内訳といたしましては、入浴施設の営業に関する問い合わせが130件、健康不安が４件、マスコミからが８件となってございます。
　再開までのスケジュールでございますが、10月25日と26日にひまわりの館の入浴施設４か所全ての配管洗浄と消毒を実施し、27日に水質検査を行ってございます。結果は11月４日に判明予定となっており、その結果を受けて再開の日程を今後検討してまいりたいと考えております。
　この度は、多くの利用者及び市民の皆様に多大なるご不便とご心配をおかけしたことをおわび申し上げます。このことを深く受けとめ、より一層の衛生管理に努め、安心安全な施設運営を行ってまいりたいと考えております。　
報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

市長）私からも、今回の事案についておわびを申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
　今後、土浦保健所の指導を受けながら徹底した再発防止策に取り組み、ふれあいの里石岡ひまわりの館を利用されるお客様が、安心安全にご利用いただけるよう対応してまいります。

菱沼議長）以上で説明は終わりました。
　本件に関しまして、ご質問並びにご意見等がございましたらお願いいたします。なお、質問にあたっては、従前の申し合わせのとおり、質問のみ１人５分までとさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

鈴木（康）議員）１点だけ質問させてください。普段の検査で100の10の基準値ですけれど、いつもどのぐらいで推移してたのかだけお聞かせ願えればと思います。

保健福祉部長）この100の10のご指摘の数字ですけれども、これは発生すると最低が10となっていますので、通常は不検出という形になっています。10以上出ると検出という形で、利用停止となります。以上でございます。

高野議員）今、話を聞いているとね、あたかもね、出ちゃっても大したことないんだと。保健所の検査を受けて、また始まればいいんだというような考えなんですけれどね。これ何年ですか、今、30年と言いましたけれど、すぐ近くの〇〇〇さんていうおじさん、亡くなっているんですよ。もう忘れているんじゃないですか。その後、何か所かね、レジオネラ出ましたけれど、あと出ているところないでしょう。それとね、近くにスーパー銭湯やね、いろいろあります、お風呂。こんなところでレジオネラの騒ぎしてるところないでしょう。これから配管を掃除すればいい。タイルの目地を掃除すればいい。そういうことなんですか。
　一言言わせてもらえば、ずさんということですよ。今回はまだ死人が出ないからいいけど、お風呂ができて楽しみにして、毎日のように行っていたおじいちゃん、亡くなっているじゃないですか。大変申し訳ありませんじゃなくてね、やはりね、ここで謝罪するのであれば、今後こういったことを二度と出さないと。今後こういったことが起きたら、お風呂は閉鎖すると。そのぐらいの気持ちで臨まないと、子どもとかおじいちゃんとか、また亡くなる人が出ますよ。図らずともね、亡くなったのは私の知人でした。お風呂ができて喜んで行きました。あそこで人が亡くなっているっていうこともね、忘れないでほしいんです。だから、きちっと掃除なんかね、いくらやったって、１時間か２時間やったらきれいになるでしょう。それが嫌だったら、やめることですよ。
　市長と部長が頭を下げてね、11月４日にまた、お風呂好きな人がいるから始めますの問題じゃないんですよ。二度と出さないようにしてくださいよ。亡くなる人とか、そういった人、楽しみに来ていて死んじゃったら、かわいそうでしょう。行政にはそういう責任はあると思いますよ。何でもそうだけど、運営するにあたっては。謝罪なんかいらないと思うんですよ、議員にね。だけれども、これからしっかりとそういったことを、もう２度です。３度目は絶対出しませんというような形でね、私はやってほしいですね。私はそのように思います。答弁は要りません。よく、しっかりと頭に入れておいてください。以上です。

菱沼議長）ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼議長）ないようですので、本件については以上で終結いたします。
　以上を持ちまして、全員協議会を閉会いたします。