第２回委員会　（６月１日）
出席委員	岡野孝男委員長、玉造由美副委員長、村上泰道委員、小松豊正委員、勝村孝行委員、中根淳一委員、富田雅史委員
市執行部	【保健福祉部】部長（金井悟）、理事兼健康増進担当（豊崎康弘）、次長兼福祉事務所長兼新型コロナワクチン対策担当（塚本聡明）、参事人権推進担当兼人権推進室長（廣瀬義人）、参事兼健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当（武井理江子）、社会福祉課長（荒張卓也）、高齢福祉課長（高橋加通）、高齢福祉課副参事介護保険担当兼介護保険室長（小河原修）、こども福祉課長（桒原久美子）、こども福祉課副参事こども家庭担当（木村健一）、健康増進課副参事保健センター統合推進担当（小林茂）、健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室長（原有平）【教育委員会事務局】教育長（岩田利美）、教育部長（吉澤房江）、次長（柴田健）、参事学校再編担当兼学校教育担当（朝賀隆行）、参事兼学校給食課長兼石岡給食センター所長（柴山伊佐夫）、教育総務課長兼学校再編担当（坂入光彦）、教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長（土師健弘）、教育総務課指導室長兼学校再編担当（須加野征博）、生涯学習課長（塚本和彦）、文化振興課長（松川祥丈）、文化振興課副参事文化財担当（箕輪健一）、中央公民館長（佐藤謙治）、スポーツ振興課長（荻沼宏樹）
議会事務局	庶務議事課係長（大川知道）

岡野委員長）ただいまから、文教厚生委員会を開会いたします。
　本日の委員会は、一般選挙後、執行部の出席を求めて開催する初めての委員会であります。つきましては、文教厚生委員並びに執行部との情報の共有化、そして、円滑な委員会審査のため会議を開催するものでありますので、よろしくお願いいたします。
　それでは、最初に委員の自己紹介をいたします。

－委員長、副委員長、各委員の自己紹介－

岡野委員長）文教厚生委員会は、以上７名の委員でございますので、よろしくお願いいたします。
　本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
　次に、本日の案件の説明のため出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
　なお、本日出席を求めた者のうち、生涯学習課副参事中央図書館担当兼中央図書館長大山君については、あらかじめ本日の会議を欠席したい旨の申し出がありましたので、ご報告申し上げます。
　これより議事に入ります。
　初めに、所管事務及び令和５年度新規・主要事業についてを議題といたします。
　執行部から、自己紹介と併せて、所管事務及び令和５年度新規・主要事業について説明をお願いいたします。
　初めに、保健福祉部からお願いいたします。
　なお、発言は挙手によりこれを許します。

保健福祉部長）保健福祉部長の金井でございます。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
　それでは、資料に基づきまして、令和５年度保健福祉部の概要についてご説明させていただきます。
　まず、１ページをお開きください。保健福祉部の組織図でございます。職員143人、うち再任用職員４人の体制で、４つの課で構成されております。上から社会福祉課、高齢福祉課、こども福祉課、健康増進課でございまして、担当及び人員は記載のとおりとなっております。
　職員配置図につきましては、２ページから４ページのとおりとなってございます。
　事務分掌及び主要事業につきましては、担当課長からご説明させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

保健福祉部理事兼健康増進担当）保健福祉部理事兼健康増進担当の豊崎でございます。引き続きよろしくお願いいたします。
　健康増進担当の特命を受けておりますので、健康増進課、石岡保健センター、八郷保健センター、地域医療対策室、新型コロナウイルス対策担当の所掌事務、事業をまとめることが主な業務となります。
　どうぞよろしくお願いいたします。

保健福祉部次長兼福祉事務所長兼新型コロナワクチン対策担当）保健福祉部次長兼福祉事務所長兼新型コロナワクチン対策担当の塚本でございます。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
　次長としまして、部長及び理事の補佐をはじめ、部内各課の業務が円滑に遂行できるよう連絡調整等を図りまして、適切な進行管理に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

保健福祉部参事人権推進担当兼人権推進室長）４月１日付の人事異動によりまして、保健福祉部参事人権推進担当兼人権推進室長を拝命いたしました廣瀬でございます。どうぞよろしくお願いします。
　私から、人権推進室の事務分掌についてご説明させていただきます。
　お手元の令和５年度保健福祉部業務概要５ページをご覧ください。人権推進室の業務につきましては、３点ございます。１点目が、人権施策の推進に関すること。２点目が、人権擁護委員に関すること。３点目が、保護司会及び更生保護女性の会に関することでございます。
　続きまして、お手元の資料８ページをご覧ください。令和５年度における主要事業についてご説明いたします。下から４段目、新規事業になります。人権施策推進事業454万1,000円につきましては、女性のための困りごと相談、支援を行う女性相談員報酬費22万8,000円。人権問題解決に向け、団体への支援活動を行う人権啓発事業補助金267万4,000円。非行や犯罪などの再発防止や更生を助ける保護司等の活動に対する石岡地区保護司会負担金24万5,000円などでございます。
　以上が、令和５年度人権推進室の主要事業施策概要でございます。
　先ほど、女性相談員報酬費と申してしまいましたが、報償費でございます。失礼しました。
　人権推進室からは、以上でございます。よろしくお願いします。

保健福祉部参事兼健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）４月１日付の人事異動によりまして、参事兼健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当を拝命いたしました武井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　それでは、私から健康増進課の地域医療対策及び新型コロナウイルスワクチン接種事業以外の部分につきましてご説明させていただきます。
　令和５年度保健福祉部業務概要の７ページをご覧願います。健康増進課の事務分掌につきましては、母子及び成人の健康増進事業に関すること、献血、栄養改善指導、予防接種、感染症予防に関することなど、計17項目の事務事業を担当してございます。
　続きまして、15ページをご覧願います。令和５年度における主要事業施策概要でございます。健康増進課所管分の主な事業についてご説明いたします。
　初めに１段目、保健衛生一般事務費3,432万6,000円につきましては、市民の健康の保持・増進や保健衛生の向上を図るための経費でございます。主な事業といたしましては、二次救急医療体制の実施に係る病院群輪番制運営費補助金でございます。
　２段飛ばしまして、予防接種事業２億1,770万6,000円につきましては、予防接種法に基づく各種定期予防接種及び任意予防接種等に要する経費でございます。丸印がついている帯状疱疹予防接種助成金200万円につきましては、50歳以上の方が帯状疱疹ワクチン接種を受けた場合の接種費用の一部補助として１回当たり4,000円を助成する、令和５年度からの新規事業でございます。
　次に、下から２段目の成人保健事業8,316万円につきましては、健康診査や各種がん検診等を実施し、疾病の早期発見・早期治療、生活習慣病の予防等を行うための経費でございます。
　最下段の母子保健事業6,265万5,000円につきましては、母子の健康の保持増進に要する経費でございます。主な事業といたしましては、妊婦や乳幼児対象の各種健康診査の委託料となってございます。丸印がついている不育症治療費補助金25万円につきましては、不育症の検査や治療費のうち保険適用外の部分に対する一部補助として１回５万円を補助する、令和５年度からの新規事業でございます。
　16ページをご覧願います。２段目の子育て世代包括支援センター事業2,156万9,000円につきましては、妊娠期から就学期までの切れ目のない子育て支援を提供するための経費でございます。主な事業といたしましては、産後ケア事業や産婦健康診査の委託料でございます。
　その次の段、いしおか出産子育てサポート事業6,250万9,000円につきましては、出産から子育ての不安や悩みに寄り添い支援する伴走型支援及び出産子育て応援給付金として１人当たり10万円の給付を一体的に実施する、令和５年２月から開始となりました新規事業でございます。
　その次の段、石岡保健センター管理運営経費2,644万9,000円及び最下段の八郷保健センター管理運営経費1,495万4,000円につきましては、両保健センターの施設管理運営に関する経費でございます。
　説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室長）昨年度までの健康増進課新型コロナワクチン対策担当と合わせまして、地域医療対策室長を拝命いたしました副参事の原でございます。迅速なワクチン接種の体制構築とともに、市の地域医療の充実に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。
　それでは、初めに地域医療対策室の事務分掌についてご説明させていただきます。７ページをご覧ください。３点ございまして、１点目が、地域医療体制の整備に関すること。２点目が、地域医療を担う人材確保に関すること。３点目が、その他地域医療対策に関することでございます。
　続きまして、15ページをご覧ください。令和５年度における地域医療対策室の主要事業についてご説明いたします。
　初めに、上から２段目の診療業務費につきましては、休日等の緊急医療確保のための経費でございますが、このうち当室所管の事業につきましては、一番下の行の小児科休日診療業務委託料501万9,000円でございます。こちらは、休日等の子どもの急な発熱等の際、小児科専門医による診療を受けることができる小児科休日診療業務を行うための経費となってございます。
　次に下の段、地域医療対策事業47万7,000円につきましては、地域医療対策のための経費でございます。
　続きまして、令和５年度における新型コロナワクチン対策担当分の主要事業につきましてご説明させていただきます。
　同ページ下から４段目、新型コロナウイルスワクチン接種事業３億2,279万2,000円につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種に要する経費でございます。当初予算においては、予算計上時に国から詳細な接種方針が示されていなかったことから、これまで当市が行ってまいりましたコールセンターでの予約受付等、接種体制を１年間継続することとともに、全市民が１回接種可能な接種費用を計上してまいりました。現在、国から示されている接種方針に従い、５月８日から、65歳以上の高齢者や基礎疾患をお持ちの方、医療や施設従事者を対象に令和５年春開始接種を行い、９月には５歳以上の全市民を対象とした令和５年秋開始接種が予定されております。
　また、これまで都道府県が実施しておりました個別接種促進のための接種に協力していただける診療所に対する支援事業が市町村に下りてくることから、６月定例会にて補正予算を上程させていただきたいと考えております。
　健康増進課新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室からは、以上でございます。よろしくお願いいたします。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当）４月１日付の人事異動によりまして、健康増進課副参事保健センター統合推進担当を拝命いたしました小林でございます。石岡保健センターと八郷保健センターの統合に係る業務について、担当させていただきます。よろしくお願いいたします。
　健康増進課からの説明は、以上でございます。

社会福祉課長）４月１日付の人事異動によりまして、社会福祉課長を拝命いたしました荒張でございます。よろしくお願いいたします。
　社会福祉課の事務分掌につきましてご説明させていただきます。資料５ページをご覧ください。社会福祉課の業務につきましては１から14まで記載してございますが、内容ごとに大きく３つに分けることができます。１つ目としまして、項目１、２の障害者に関する内容。２つ目といたしまして、項目３、４、８に記載の生活保護、生活困窮者、行旅病人などに関する内容。３つ目としまして、項目５の民生委員、児童委員及び主任児童委員に関することのほか、項目９の日本赤十字に関することなど、社会福祉施策全般に関する内容でございます。これらの内容ごとに、社会福祉課では３グループ体制で事務に当たっているところでございます。
　続きまして、８ページをご覧ください。令和５年度における主要事業でございます。新規事業を含め、主な事業についてご説明いたします。
　初めに、上から２段目の社会福祉団体助成事業１億2,508万1,000円のうち8,812万9,000円につきましては、市の福祉増進を図るため、社会福祉協議会の運営と各種福祉活動に対する補助金となっております。
　次に、資料の９ページをご覧ください。上から１段目の新規事業、障害者基本計画・障害福祉計画策定事業690万円につきましては、令和６年度から６年間を計画期間とする第４期石岡市障がい者基本計画や、同じく令和６年度からの３年間を計画期間とする第７期石岡市障がい福祉計画及び第３期石岡市障がい児福祉計画を策定するための計画経費としまして、計画の策定委員の報償30万円、また、これらの計画の策定委託料の660万円でございます。
　続いて、その下の段の障害者自立支援給付事業18億1,927万9,000円につきましては、身体障害者・児の身体機能を確保または補うための用具を給付します障害児・者補装具給付費1,782万5,000円。病院内入所施設において、医療的ケアと介護が必要な障害者へ提供するための療養介護医療費としまして873万6,000円。身体障害者の障害を除去、軽減等をする手術など、必要な医療を給付する自立支援医療（更生医療）給付費としまして7,339万4,000円。障害児の通所サービスに係る障害児給付費としまして３億1,724万円。居宅介護や就労移行支援などに関する給付のほか、障害福祉サービス等の利用計画作成等の給付、障害が低い場合における障害者入居系施設の食費、光熱水費などの一部を支給する給付などを合わせました障害介護給付費としまして13億9,879万3,000円などの経費でございます。
　次に一番下の段、生活保護費18億4,856万5,000円につきましては、生活に困窮する市民に対し困窮の程度に応じて必要な保護を行い、最低限度の生活を保障するとともに、自立を支援、助長する経費でございます。
　続いて、10ページをご覧ください。２段目の総務費、旧けやきの家維持管理経費1,734万円につきましては、障害者福祉施設旧けやきの家の施設解体工事に要する経費となってございます。
　社会福祉課の主要事業に関する説明につきましては、以上でございます……大変失礼しました。先ほど私が障害者入居系施設の説明をしたときに、障害が低いと言ってしまいましたが、所得が低いが正しい内容でございました。おわび申し上げまして、訂正させていただきたいと思います。
　最後に、令和５年３月に国から報道等がされておりました、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用しました非課税世帯等への給付金事業につきまして、社会福祉課において準備を現在進めているところでございます。関係部局との調整を踏まえ、詳細が決まりましたら、６月定例会に関係議案の上程をさせていただきたいと考えております。
　社会福祉課からの説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

高齢福祉課長）４月１日付の人事異動によりまして、高齢福祉課長を拝命いたしました高橋でございます。よろしくお願いいたします。
　私からは、高齢福祉課の事務分掌についてご説明いたします。お手元の資料５ページから６ページをご覧ください。高齢福祉課の事務分掌は、大きく分けて４つになります。１つ目は、高齢者の生きがいづくりや、高齢者世帯及びひとり暮らし老人等の援護、老人クラブ等高齢者団体の育成指導など、高齢者福祉施策全般に関する業務でございます。２つ目は、地域支援事業や介護予防支援事業をはじめ、高齢者への総合的な支援を行う地域包括支援センターに関する業務でございます。３つ目は、介護保険室が所管する介護保険制度の運営に係る業務でございます。４つ目は、ふれあいの里石岡ひまわりの館が所管する施設の維持管理並びに運営に関する業務でございます。
　続きまして、令和５年度の主要事業の主なものについてご説明いたします。
　お手元の資料11ページをご覧ください。一番上の段、社会福祉団体助成事業、予算額１億2,508万1,000円のうち、3,695万2,000円が高齢福祉課の所管分となります。内容につきましては、要援護高齢者や何らかの支援が必要な方に対し、医療、福祉、介護等の専門職や地域ボランティア等がチームを組み支援をする地域ケアシステムの運営を石岡市社会福祉協議会に委託する経費でございます。
　次にその３つ下の段、高齢福祉団体助成事業、予算額1,516万4,000円でございます。高齢者の生きがいや社会参加を促進するため、臨時的、短期的な就業の場を提供するシルバー人材センターの運営を支援するための経費でございます。
　次に下の段、高齢者等支援事業、予算額3,481万7,000円でございます。高齢者の健康、生きがいづくりの推進に要する経費でございます。
　次に下の段、在宅高齢者サービス事業1,671万9,000円でございます。ひとり暮らし高齢者等に生活支援サービスを提供し、在宅において高齢者が安心して生活できるように支援するための経費でございます。
　次にその２つ下の段、特別会計繰出金12億9,287万1,000円でございます。介護保険特別会計の介護給付に対する市負担分12.5パーセントに当たる介護給付費繰出金、介護保険運営に係る人件費や事務費として繰り出す職員給与費等繰出金が主なものでございます。
　次に下から２段目、新規事業として、特別養護老人ホーム整備事業経費4,198万円でございます。特別養護老人ホームの増床工事、ＩＣＴ導入に係る補助金でございます。
　次に一番下の段、同じく新規事業として、介護老人保健施設整備事業経費２億3,870万円でございます。介護老人保健施設の移築工事、建物修繕、ＩＣＴ導入に係る補助金でございます。
　続きまして、12ページをご覧ください。一番上の段、ふれあいの里施設維持管理経費１億8,339万6,000円でございます。施設全体の設備等の機能を健全な状態で維持管理するための経費でございます。新規事業として、ターゲットバードゴルフ場内に給水施設の設置、施設内８か所の空調設備更新を予定してございます。
　次にその２つ下の段、特別会計となります。事業名、介護保険、地域支援事業費１億8,590万円でございます。介護予防・日常生活支援総合事業サービス利用に係る経費と、地域包括支援センターを核とした介護予防に関する事業費でございます。
　次に下の段、新規事業として、高齢者福祉計画・介護保険事業計画策定事業587万3,000円でございます。３年間の計画である石岡ふれあい長寿プランの第９期、令和６年度から令和８年度の策定に要する経費でございます。
　次にその下、介護サービスの２つ目の段、介護予防支援事業費2,277万9,000円でございます。介護予防給付に係る介護予防支援を行う経費として、介護予防プラン作成委託料が主なものでございます。
　高齢福祉課からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

高齢福祉課副参事介護保険担当兼介護保険室長）４月１日付の人事異動によりまして、高齢福祉課副参事介護保険担当兼介護保険室長を拝命いたしました小河原でございます。介護保険室が所管する介護保険制度の運営に係る業務について担当させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
　以上でございます。

こども福祉課長）こども福祉課長の桒原でございます。引き続きよろしくお願いいたします。
　私からは、こども福祉課の事務分掌につきましてご説明させていただきます。令和５年度保健福祉部の業務概要６ページをご覧ください。こども福祉課の業務につきましては１から16まで記載してございますが、大きく分けますと２つに分かれます。１つ目は、児童手当の支給並びに児童扶養手当の支給事務、そして母子等の自立支援及び児童福祉の向上に関する業務でございます。２つ目は、公立保育所４か所の運営と施設の維持管理、及び民間保育所や認定こども園への委託事務、そしてそれぞれの施設が行う各種保育等のサービスに係る補助事業などの業務でございます。その他、地域子育て支援センターや児童センターなど、児童厚生施設の運営に係る業務がございます。
　続きまして、13ページをご覧ください。令和５年度における主要事業でございます。このうち、主な事業についてご説明いたします。
　初めに、上から２段目の子ども家庭総合支援拠点事業562万5,000円につきましては、令和４年度からこども福祉課内に子ども家庭総合支援拠点を設置し、専任の専門職を配置することにより、児童虐待の発生予防から自立支援までの対策強化等を図っております。主な経費は家庭相談員の報酬となります。
　続きましてその下の段、保育支援関係経費２億6,642万5,000円につきましては、保育需要の多様化に対応したサービスの充実を図るための経費でございます。その中で、４行目の特定教育・保育施設整備事業費補助金１億2,969万2,000円につきましては、保育の受入れ枠拡大のため、市内の幼保連携型認定こども園１施設の建て替えに伴う補助金でございます。令和４年、５年度の２か年計画で建て替えを行い、本年10月に完成の予定となっております。
　次に下の段、子育て支援事業2,017万9,000円につきましては、子育て世帯の経済的負担軽減と定住促進を図るための経費でございます。２行目のすくすく赤ちゃんクーポン事業委託料1,192万8,000円につきましては、１歳までのお子さんを対象におむつの無料クーポン券を配布し、市内各店舗がクーポン券とおむつを交換していただくための事業でございます。３行目の子育て世帯及び新婚世帯新生活補助金540万円につきましては、家賃や引っ越し費用、リフォーム費用等を、１世帯当たり30万円を上限に補助する経費でございます。
　次に下の段、子ども・子育て支援事業計画推進事業485万8,000円につきましては、令和７年度から５か年を計画期間とする第３期石岡市子ども・子育て支援プランを策定するための費用でございます。令和５年度から２か年をかけ策定予定となっておりますが、今後、計画策定に向けたニーズ調査の手法や要否等を含め、国の基本方針など動向を注視し、進めてまいります。
　次に、下から２段目の児童手当経費９億1,015万円につきましては、児童を養育する家庭の負担を軽減し、併せて児童の健全育成と資質の向上を図るための経費でございます。
　続きまして下の段、保育等運営経費20億8,182万円につきましては、認定こども園及び保育所等が一定の基準を保持して、入所児童の福祉を確実に保障するための委託運営経費及び施設型給付費でございます。
　おめくりいただいて、14ページをご覧ください。上から１段目の児童扶養手当経費２億9,961万8,000円につきましては、先ほどの児童手当経費とは別に、ひとり親家庭等の児童を育成する家庭の生活安定と自立の促進に寄与するための手当を支給する経費でございます。
　続きまして下の段、保育所管理経費3,605万7,000円につきましては、公立保育所４か所の施設運営、維持管理に係る経費でございます。施設用備品637万2,000円のうち、主なものとしまして、園部保育所のエアコン購入を予定しております。施設解体実施設計委託料416万9,000円につきましては、旧第１保育所・第２保育所の解体工事の設計委託料でございます。
　一番下の段、総務費、旧児童館維持管理経費1,733万7,000円につきましては、耐震診断の結果、使用不可となっている児童館の施設解体工事1,571万8,000円と、暫定的に開放している館庭の立木伐採や手洗い用水洗の設置、整地等に要する費用でございます。
　こども福祉課の主要事業説明は、以上でございます。
　なお、４月26日付で専決処分をお認めいただきました国の子育て世帯生活支援特別給付金給付事業及び低所得ふたり親世帯支援給付金事業につきましては、ひとり親世帯として594世帯、児童数899人へ4,495万円、低所得ふたり親世帯として342世帯、児童数632人、3,160万円の支払い手続が完了し、昨日５月31日に振込をしております。また、今回給付対象とならなかったほかの子育て世帯に対して、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した給付事業を検討しております。詳細案が決まり次第、６月定例会に補正予算の上程をさせていただく予定でおります。
　こども福祉課からの説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

こども福祉課副参事こども家庭担当）４月１日付の人事異動により、こども福祉課副参事こども家庭担当を拝命いたしました木村でございます。こども福祉課が所管する児童福祉及び子ども・子育て支援施策制度の運営及び児童厚生施設の運営に係る業務について担当させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
　以上となります。

岡野委員長）以上で、説明は終わりました。
　ただいまの説明についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で保健福祉部の所管については終結いたします。
　続きまして、教育委員会事務局から説明をお願いいたします。

教育長）教育長の岩田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　教育委員会におきましては、誰もが生きがいを持って一人一人が輝く教育を目指し、各種施策を展開するために、「ふるさとに学び夢にはばたく輝くひとづくりのまち」を教育大綱の基本目標として取組を進めているところでございます。
　また、今年度は学校教育グランドデザインを作成いたしまして、自律、協働、自他の尊重の３つを目指す児童生徒の姿として、学校教育の充実に取り組んでいるところでございます。今年度は教育大綱の見直しを行いまして、令和６年度から令和９年度までを計画期間とした新たな教育大綱を策定する予定でございます。
　文教厚生委員会の委員の皆様方からご意見を頂戴しながら、委員会事務局職員が一丸となって教育行政の推進を行ってまいりたいと考えてございますので、どうぞよろしくお願いいたします。
　以上でございます。

教育部長）教育部長の吉澤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　私からは、教育委員会事務局の組織機構につきましてご説明申し上げます。
　説明資料の令和５年度教育委員会事務局業務概要をご覧ください。１ページから３ページに、教育委員会事務局の職員配置図を掲載してございます。教育委員会事務局は、教育総務課、生涯学習課、文化振興課、中央公民館、スポーツ振興課、学校給食課の５課１館をもって構成されております。職員は、再任用職員16名を含めまして、全員で92名の構成となっております。
　次に、各課の事務分掌でございますが、４ページから６ページに記載しております。本年度の主要事業は、７ページ以降に記載してございます。これらにつきましては、各課の課長から説明させていただきます。
　どうぞよろしくお願いいたします。

教育委員会事務局次長）教育委員会事務局次長の柴田でございます。
　部長の補佐役として、円滑な業務遂行を行うために教育委員会事務局内外の連絡調整に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

教育委員会事務局参事学校再編担当兼学校教育担当）教育委員会事務局参事学校再編担当兼学校教育担当の朝賀でございます。担当職員と協力をし、小中学校の統合再編計画に基づく学校再編並びに学校教育の充実に努めてまいります。
　どうぞよろしくお願いいたします。

教育委員会事務局参事兼学校給食課長兼石岡給食センター所長）４月１日付の人事異動によりまして、教育委員会事務局参事兼学校給食課長兼石岡給食センター所長を拝命いたしました柴山でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
　私からは、学校給食所管事務並びに主要事業についてご説明申し上げます。
　お手元の資料６ページの学校給食課の欄をご覧ください。学校給食課の事務分掌は９項目記載してございます。石岡と八郷の２つのセンターを所管しており、大きく分けますと、管理運営経費及び調理業務の２つに分けられます。給食提供数は、石岡が１日当たり平均約3,500食、八郷が約1,200食でございます。
　続きまして、資料14ページ一番下の表、学校給食課所管事業をご覧ください。主要事業施策の概要でございます。給食センターの経費は、石岡・八郷それぞれ管理運営経費と調理運営経費の２つの事業で予算を構成してございます。
　管理運営経費は、清掃・管理・保守保安委託料や電気料、水道料、施設用燃料などの施設の維持管理経費が主な内容となりまして、石岡給食センターは7,731万3,000円を計上してございます。八郷給食センターにつきましても主な内容は同様で、１億5,262万9,000円を計上してございますが、こちらには新規事業として、工事監理委託料155万4,000円と施設長寿命化改修工事１億644万6,000円を含んだ内容となってございます。これは、八郷給食センターが建設後20年を迎え、令和５年度に中規模改修工事を実施するため、工事費と工事監理委託料を計上したものでございます。
　調理業務経費につきましては、賄材料費、調理業務委託料、給食配送委託料などが主な内容となりまして、石岡給食センターは３億1,043万2,000円を計上してございます。八郷給食センターにつきましても主な内容は同様で、１億9,326万2,000円を計上してございます。
　また、令和４年度にリーディングプロジェクトとして取り組みました学校給食の充実を、令和５年度におきましても取り組んでまいります。内容といたしましては、児童生徒の健康と食育の推進のため、国の財源である新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、賄材料費の公費負担を増額したいと考えております。学校給食法では、賄材料費は保護者が負担することになっていますが、公費を増やすことで賄材料費を充実させ、地場産物や郷土料理を通して、感謝の心や食事のマナーなど、食文化の理解や知識を増やす食育をさらに進め、かつ、保護者の負担を軽減するため、６月定例議会へ補正予算案の上程を進めているところでございます。
　最後に、給食費徴収経費でございますが、令和５年度から給食費を市が直接徴収、管理するための経費となっております。教職員働き方改革の一環として令和４年度から準備し、令和５年度から徴収業務を開始したところでございます。
　学校給食課からの説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

教育総務課長兼学校再編担当）教育総務課長兼学校再編担当の坂入でございます。昨年に引き続き、よろしくお願い申し上げます。
　教育総務課は、学習指導、その他学校教育に関する専門的事項の指導を行います指導室、また、小中学校の統合再編や施設の整備、維持管理等を所管する学校再編推進室を含み、事業を進めております。
　私からは、教育総務課の事務分掌及び令和５年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。
　初めに、教育総務課の所掌事務でございます。資料の４ページをご覧いただきたいと思います。１の教育委員会の会議に関すること、以下20の事務を担当しております。内容といたしましては、教育委員会の規則の制定、改廃など、教育委員会の庶務に関すること。学校予算の執行計画及び経理に関すること。教材教具の整備及び管理に関することなどが主な業務となっております。
　次に、令和５年度の主要事業の概要でございます。資料７ページをご覧いただきたいと思います。１項目目の教育委員会関係経費から、３枚めくっていただいた10ページのＩＣＴ環境整備事業（中学校）までのうち、庶務に関する12の事業を教育総務課庶務担当、学習指導に関する９の事業を指導室、ＩＣＴを含みます学校施設に関する10の事業について学校再編推進室で担当しております。事業概要につきましては、それぞれの記載のとおりとなっております。
　また、重要課題でありますスクールバスの保護者負担の軽減につきましては、現在庁内で検討を重ねている段階であり、検討結果を随時報告させていただきたいと考えております。
　以上が、令和５年度の教育総務課所管の主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長）４月１日付の人事異動により、教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長を拝命いたしました土師でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　私からは、教育総務課学校再編推進室の事務分掌と令和５年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。
　初めに、学校再編推進室の所掌事務でございますが、資料４ページをご覧いただければと思います。下段に記載のとおりですね、９つの事務を担当しておりまして、特に小中学校の統合再編、また、学校施設の整備、維持管理等に係る部分を所管しております。
　続きまして、令和５年度における主要事業施策についてご説明いたします。本年度、学校再編推進室では、資料７ページ目の学校施設事務費から資料10ページ目のＩＣＴ環境整備事業（中学校）、統合再編や学校施設関連の事業について取り組んでまいります。
　続きまして、これらのうち主な事業についてご説明いたします。まず最初に、資料８ページをお開きいただければと思います。資料８ページ中段の学校維持管理経費（小学校）についてでございますが、こちらにつきましては、市内小学校19校の管理運営に関する経費として５億4,013万4,000円を計上しております。本年度の主な事業といたしましては、石岡市学校施設個別施設計画に基づきまして、石岡小学校の学校長寿命化改修工事、こちらを実施してまいります。なおですね、こちらに関しましては、工事費のほうが１億5,000万円を超える工事となりますので、次期定例会に議案として上程し、ご審議いただく予定でございますので、併せてよろしくお願いいたします。
　続きまして、その下の学校施設環境改善事業についてでございます。こちらは、市内９校の小学校特別教室にエアコンを設置する経費といたしまして、２億6,976万9,000円を計上するものでございます。
　続いて、その下の学校統合再編事業でございます。こちらについては、来年４月に統合予定の学校に対しまして、その引っ越しに関する経費や、閉校式、体操服購入への補助に関する経費など、640万円を計上したものでございます。
　続いて、資料９ページ目の南小学校長寿命化改良事業でございます。本事業も石岡市学校施設個別施設計画に基づきまして実施している事業でございまして、昨年度に引き続き、今年度も校舎の本体工事、外構工事等を予定しております。本年度の事業費としましては、計11億9,034万9,000円を計上しておりまして、令和６年４月の統合に向けて、現在鋭意整備を進めているところでございます。
　続いて、資料９ページ目中段の学校維持管理経費（中学校）についてでございます。こちらは、市内中学校５校の維持管理に要する経費としまして、本年度３億3,603万8,000円を計上しているところでございます。主なものといたしましては、今年度、国府中学校の学校施設長寿命化改修工事を予定しておりまして、先ほどご説明させていただきました石岡小学校同様、１億5,000万円を超える工事となりますので、次期定例会で議案として上程し、ご審議いただく予定となっております。併せてよろしくお願いいたします。
　学校再編推進室の説明は以上となりますが、学校統合再編の取組や進捗等につきましては、今後も適宜ですね、常任委員会のほうでご報告してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
　ご説明につきましては、以上になります。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）教育総務課指導室長兼学校再編担当の須加野と申します。よろしくお願いいたします。
　私からは、指導室担当の事務分掌及び令和５年度における主要事業施策につきましてご説明申し上げます。
　初めに、指導室担当の事務分掌でございますが、資料４ページをご覧ください。中段、指導室でくくられた１項目目の学校教育の計画、経営及び生徒指導に関することから、13項目目の教員の表彰に関することまでの13項目になります。
　続きまして、令和５年度における主要事業の施策でございますが、資料７ページをご覧ください。上から３項目目の学務一般経費から資料10ページの下から２項目目、心の教育相談員配置事業までのうち、12の事業が指導室の担当事業でございます。そのうち、２つの事業につきましてご説明申し上げます。
　まず、資料７ページの上から３項目目の学務一般経費でございます。これは、児童生徒、教職員に関する学務全般に要する経費となっておりますが、その中で新規事業のＩＣＴ支援員報酬205万7,000円を計上しております。狙いとしましては、教職員のＩＣＴ活用力を高めたり授業力を高めたりするためのサポートを行うことで、児童生徒の教育の充実を図ることにあります。普段は教育委員会に常駐し、要請を受け、各学校に訪問しております。学校からの要請は、授業に関することだけでなく、サーバーのメンテナンスやソフトウェアのインストール、また、各種ＩＣＴ機器の不具合についても対応しております。
　次に８ページの一番下、小学校、教育振興支援事業でございます。このうち、丸のついている社会科副読本作成委託料をご覧ください。これは、小学校３、４年生で使用する社会科副読本いしおかを作成するための費用でございます。社会科の教科書も教科の目標を踏まえて編集されていますが、それは全国版であり、自分たちの地域を網羅しているわけではないことから、小学校３、４年生用の社会科副読本が必要とされており、各地の市町村では、教育委員会等が中心となって小学校３学年及び４学年用の社会科副読本の編集を行っております。石岡市でも４年に一度社会科副読本を見直し、編集を行っており、次年度の発行に向け編集作業を進めているところでございます。
　その他の事業につきましても、継続事業として取り組んでまいります。
　指導室の説明は以上となります。よろしくお願いいたします。

生涯学習課長）４月１日付の人事異動によりまして、教育委員会生涯学習課長を拝命いたしました塚本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　令和５年度生涯学習課の執行体制及び事務分掌についてご説明申し上げます。
　資料、教育委員会業務概要の５ページをお開き願います。生涯学習課の所掌事務でございます。１の生涯学習の企画、調整及び推進に関すること以下14の事務、中央図書館７項目、計21項目を所管しております。
　令和５年度の主要事業の概要でございます。資料11ページをお開き願います。令和５年度予算の主要事業概要について、全事業の中から主だったもの、新規事業につきましてご説明申し上げます。
　初めに、社会教育振興事業でございます。生涯学習課所管で実施いたします各種講座、地域活動の推進に要する経費でございます。予算額といたしまして949万3,000円でございます。内訳の主なものといたしましては、二十歳の集いの会場設営業務委託料185万8,000円等でございます。
　続きまして、放課後児童健全育成事業でございますが、放課後等において、就労等により保護者が不在となるご家庭の児童に安全な居場所を提供するとともに、基本的な生活指導を行い、児童の健全な育成に寄与することを目的とした事業でございます。予算額は４億2,155万2,000円でございますが、主なものといたしましては、放課後子ども総合プラン運営業務委託料２億1,158万7,000円でございます。次に、新規事業といたしましては、工事監理委託料235万2,000円、児童クラブ躯体健全性調査委託料155万3,000円、南小児童クラブ増築工事１億2,045万5,000円の３点でございます。初めに、１点目の工事監理委託料235万2,000円は、南小学校児童クラブ増築工事に係る工事監理業務委託料でございます。次に、２点目の児童クラブ躯体健全性調査委託料155万3,000円は、杉並小学校と南小学校の児童クラブの構造躯体が健全であるかを確認するための調査委託料でございます。３点目の南小児童クラブ増築工事１億2,045万5,000円は、南小学校児童クラブで、来年度に高浜小学校、三村小学校、関川小学校との統合を控え、利用児童数の増加が見込まれることから、児童クラブを１棟増築する工事費でございます。最後に、保護者や地域住民の方が学校運営や学校支援に関与し、学校と地域が一体となった、地域とともにある学校を目指し活動していくコミュニティスクールの導入を令和６年度にスタートできるよう、進めてまいります。
　続きまして、生涯学習課所管のうち、中央図書館担当の事務分掌及び令和５年度における主要事業施策概要につきましてご説明いたします。
　初めに、中央図書館担当の事務分掌でございますが、資料５ページをご覧ください。生涯学習課のうち、中央図書館でくくられた１、図書館の管理、運営に関することから、７、公民館図書室の図書、資料の管理に関することまでの７項目でございます。
　続きまして、令和５年度における主要事業施策でございますが、資料11ページをご覧ください。上から４項目目の中央図書館管理運営経費から郷の本棚やさと図書館運営経費までの３つの事業が、中央図書館の担当事業でございます。いずれも図書館やイベント広場の維持管理運営に要する経費でございますが、このうち新規事業といたしまして、中央図書館管理運営経費の施設改修工事162万円につきましては、中央図書館１階の天井つり下げ型の業務用エアコンにつきまして、３台のうち１台が故障していることから、その１台の入れ替え工事を実施するものでございます。
　次に、イベント広場管理経費の高木剪定委託料86万円につきましては、イベント広場中央にございます桜の木などの枝が伸びてきていることから、剪定を行うものでございます。
　その他の事業につきましても、継続事業として取り組んでまいります。
　中央図書館の事務分掌及び主要事業施策概要の説明は、以上でございます。
　生涯学習課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

文化振興課長）昨年度に引き続きまして、文化振興課長を務めさせていただきます松川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　私からは、文化振興課の事務分掌及び令和５年度における主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。
　初めに、文化振興課の所掌事務でございます。資料の５ページをご覧いただきたいと思います。中ほどにお示しいたしましたとおり、芸術文化の企画及び推進に関すること以下筑波山地域ジオパークに関することまで、10項目の事務を担当してございます。
　続きまして、令和５年度における主要事業施策概要でございます。資料の12ページをご覧いただきたいと思います。文化振興課が所管しています４つの事業につきましてご説明申し上げます。
　初めに、発掘調査経費1,633万円でございます。この事業は、開発行為等に伴う発掘調査や出土遺物の整理などを行うための作業員の人件費及び遺跡の調査、測量等を行うための経費でございます。このうち、測量・調査等委託料406万2,000円につきましては、外城遺跡の地中レーダー探査及び微地形測量に係る経費でございます。
　次に、文化財保護保存及び普及経費5,976万4,000円でございます。この事業は、貴重な文化財を次世代に継承していくため、文化財の保存活用や普及啓発などの活動及び所管施設の維持管理等に要する経費でございます。この中から、本年度の主要な取組３点につきましてご説明申し上げます。
　１点目は、文化財保存活用地域計画の作成の取組でございます。本年度は３年間の継続事業の３年目としまして、文化財保存活用地域計画協議会委員報償８万2,000円、計画の作成支援業務委託料336万6,000円等を計上してございます。令和３年度、４年度におきまして５回の協議会の開催のほか、文化庁との協議などを経まして、計画の素案を作成しているところでございます。今年度の予定としましては、パブリックコメント、協議会の開催、関係省庁との協議等を経まして計画の原案を完成させまして、11月に文化庁へ申請しまして、今年度後期での認定を目指して事業を進めてまいります。進捗につきましては、適宜委員会へ報告させていただきたいと考えてございます。
　２点目は、民俗文化財に係る取組でございます。令和２年度来、コロナ禍によりまして対象となる祭礼が中止となってございました文化財等記録作成業務委託料391万6,000円に加えまして、今年度からの新規事業としまして、常陸國總社宮祭礼の獅子・山車・ささら行事の民俗学上の学術調査のために、専門家による委員会委員の報償と、民俗文化財等調査業務委託料を計上してございます。また、これらの民俗文化財調査のため、民俗学を専門とする文化財専門員１名を新たに雇用してございます。
　３点目は、国指定地等の公有地化事業の取組でございます。本年度は、昨年度国指定に追加で指定となりました常陸国分寺跡のガラミ堂地区の土地の公有地化に要する経費としまして、測量委託料、不動産鑑定委託料、用地購入等を計上してございます。また、資料には記載はございませんけれども、令和４年度からの繰越し予算におきまして、舟塚山古墳の周濠部分の公有地化につきましても取組を進めてまいります。
　次に、筑波山地域ジオパーク推進事業280万5,000円につきましては、当市を含む周辺６市で構成し、日本ジオパーク認定を受けています筑波山地域ジオパークにつきまして、その活動を推進するための経費でございます。協議会への負担金、ジオサイトの除草委託料及び説明看板設置に係る経費を計上してございます。なお、今年度はジオパークの全国大会が関東地方を会場として開催されますので、その開催支援も併せて実施してまいります。
　次に、芸術・文化振興事業393万9,000円につきましては、美術展等の開催に係る経費及び芸術文化団体への活動補助等でございます。新型コロナウイルスの５類移行を受けまして、各団体の芸術文化事業につきましてもコロナ前の規模、実施体制に戻りつつありますので、必要に応じてコロナ対策を講じながら、創造性豊かな地域の芸術文化の向上を図ってまいりたいと考えてございます。
　文化振興課からの説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

文化振興課副参事文化財担当）４月１日付の人事異動によりまして、文化振興課副参事文化財担当を拝命いたしました箕輪でございます。文化財に関する業務を担当させていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
　私からは以上でございます。

中央公民館長）４月１日付の人事異動によりまして、教育委員会事務局中央公民館長を拝命いたしました佐藤でございます。よろしくお願いいたします。
　私からは、中央公民館の事務分掌及び主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。
　初めに、中央公民館の事務分掌でございます。資料５ページをご覧ください。表の上から３つ目に記載した中央公民館でございます。１項目目の公民館の管理、運営に関することから、３項目目の事務を担当しております。
　続きまして、主要事業施策概要でございます。資料12ページをご覧ください。下段の中央公民館管理運営経費から資料13ページ上段の国府地区公民館管理運営経費までを所管しております。中央公民館、石岡地区公民館４館、分館２館、八郷地区公民館８館の計15館、それぞれ特色のある講座等を含めた円滑な活動を行うための運営及び維持管理経費を計上しております。
　新規事業といたしましては、中央公民館管理運営経費において、中央公民館の構造躯体が健全であるかを確認するための躯体健全性調査業務委託料として、78万1,000円でございます。また、八郷地区公民館管理運営経費において、林地区公民館の屋根や外壁などの改修を行う長寿命化改修工事5,918万円。併せて、適正な工事監理を図るための工事監理委託料135万3,000円でございます。
　中央公民館からの説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

スポーツ振興課長）４月１日付の人事異動によりまして、教育委員会事務局スポーツ振興課長を拝命いたしました荻沼でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
　私からは、スポーツ振興課の事務分掌及び主要事業施策概要につきましてご説明いたします。
　初めに、スポーツ振興課の事務分掌でございますが、資料５ページの表の下段に記載したスポーツ振興課をご覧ください。１、社会体育、スポーツ・レクリエーション計画及び実施に関することから、７、社会体育施設の総合調整に関することの７項目の事務を担当してございます。
　続きまして、13ページをご覧ください。下段のスポーツ振興課所管事業、農林水産業費、農業者トレーニングセンター施設管理運営経費から、14ページの城南スポーツ交流施設管理経費まででございます。体育団体の運営や競技力向上を図るための大会及び各事業を展開するための委託料や補助金、施設の維持管理等に係る経費が主なものでございます。新規事業を中心としましてご説明いたします。
　最初に、教育費、社会体育一般経費のスポーツ全国大会出場賞揚金50万円でございます。こちらは、本市におけるスポーツ振興及び競技力向上を推進するため、スポーツの全国大会等に出場する個人及び団体に賞揚金を交付するための経費となります。
　次に、スポーツイベント事業内、ハーフマラソン大会運営委託料1,585万円でございます。こちらは、前年度まではつくばねマラソンを開催しておりましたが、本年度はハーフマラソンを開催することとなりましたことから、その大会運営に係る委託料となります。その下のトレイルラン大会運営委託料97万円でございますが、前年度は商工観光課が所管でございましたが、本年度からスポーツ振興課が所管となったものでございます。前年度は、同額が観光対策経費として計上されておりました。
　次に、自転車活用推進事業217万9,000円についてでございますが、前年度は政策企画課の所管でございましたが、本年度からサイクリング事業全般がスポーツ振興課の所管となりました。その中で、新規事業といたしまして、サイクリングイベント負担金73万2,000円でございますが、前年度、いばチャリｉｎ石岡の事業を補正予算にて実施したイベントに係る負担金でございます。
　次に、石岡運動公園維持管理経費、陸上競技場改修工事3,370万8,000円でございます。こちらは、陸上競技場三種公認の更新をするため、令和４年度に公認継続に伴う事前調査を日本陸連に依頼し、更新に必要な改修箇所の指摘を受け、その指摘箇所を改修し、公認の継続を行うための経費となります。
　次に、海洋センター維持管理経費、工事監理委託料482万7,000円、施設長寿命化改修工事２億2,346万5,000円でございます。建設から30年以上を経過しまして、施設の老朽化が進行しているため、体育館、プール施設の長寿命化改修工事及び工事監理のための委託料でございます。
　次に、運動広場維持管理経費、トイレ設置工事112万2,000円でございます。こちらは、既存トイレの老築化のため、簡易トイレを設置するための経費でございます。
　次に、有明スポーツ交流施設管理経費123万3,000円及び城南スポーツ交流施設管理経費614万5,000円の２事業につきましては、本年度から旧有明中学校のグラウンド及び体育館、旧城南中学校のグラウンド及び体育館、武道館をスポーツ交流施設としまして、広く市民各団体に利用していただくための施設の維持管理等のための経費でございます。
　スポーツ振興課からの説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの説明についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　暫時休憩いたします。10分程度といたします。

－休憩－

岡野委員長）休憩前に引き続き、会議を開きます。
　次に、所管事務の調査といたしまして、地域医療対策事業についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室長）それでは、私から地域医療対策事業についてご説明いたします。
　資料１をご覧願います。初めに１、産科医療施設の開設支援に向けたこれまでの３市の協議結果についてご説明いたします。協議の経過につきましては、これまでの文教厚生委員会でのご説明と重複する箇所はございますが、委員の変更もございますので、改めてご説明いたします。
　産科医療施設の開設に係る取組につきましては、昨年４月に実施いたしました令和４年度第１回石岡地方医療対策カンファレンスにおいて、当市、小美玉市、かすみがうら市の３市において産科医療施設の開設に係る取組を連携して実施していくことを合意したことから、先進地視察や医療機関へのヒアリング等を基に、これまで３市事務局及び３市長での協議を進めてまいりました。
　下の表が、昨年以降の取組でございます。昨年10月に開催いたしました第１回地域医療に係る３市事務局会議におきましては、当市以外の２市では年度中に市長の交代がございましたので、まず石岡地域医療計画に対する２市長の姿勢が変わらないことを確認いたしました。
　次に、昨年12月に開催いたしました第１回地域医療に係る３市長会議におきましては、石岡地域医療計画で定めました重点的に取り組む施策のうち、産科医療施設の開設支援に係る取組を３市連携して行うことに合意しております。
　次に、本年１月13日に開催いたしました第２回地域医療に係る３市長会議においては、産科医療施設の開設支援に係る取組については、産科医療施設等の開設や運営の支援に関する事業、寄附講座等、先進地視察や医療機関へのヒアリングを踏まえたたたき台を基に様々な意見を取り入れ、産科の開設に係る取組を進めたい旨を説明し、その取組を３市で進めていくことを確認いたしました。また、その財源とするため、当市においては令和５年度当初に産科医療施設の開設支援に係る基金を創設することを提案し、２市長からは当該基金の創設についてご理解をいただきましたが、事業化についてはさらに調査研究を進めたい旨のご意見をいただいております。これを受けまして、当市においては令和５年度当初に当該基金を創設し、３市においては事業化に向けて、産科について議論を深めていくことといたしました。
　次に、１月30日に開催いたしました第２回地域医療に係る３市事務局会議におきましては、産科医療施設の開設に係る調査研究の進め方とスケジュールについて協議し、翌月２月に開催いたしました第３回地域医療に係る３市長会議において、調査研究の進め方とスケジュールについて合意を得ることができております。
　次に、５月に開催いたしました第１回地域医療に係る３市事務局会議におきましては、それぞれ人事異動等もございましたので、これまでの協議内容を確認するとともに、今年度の取組とスケジュールについて協議しております。
　次のページをご覧ください。２、産科医療施設の開設支援に係る調査研究の進め方でございます。
　（１）産科医療施設の開設支援に係る調査研究の体制でございますが、地域医療に係る３市事務局会議にて事務局案を決定し、地域医療に係る３市長会議にて、事業決定に向けた協議を進めてまいりたいと考えております。
　次に、（２）調査研究の進め方でございますが、アの先進事例の調査研究、イの地域の医療機関へのヒアリングを行い、ウの事業案の提案及び協議を経て、エの事業案の決定としております。
　次に、（３）現時点での調査研究のスケジュールでございますが、今年度は５月９日に３市事務局会議を開催し、地域の医療機関へのヒアリングの準備を行ってまいりました。次に、５月から６月にかけて、３市事務局にて引き続き先進事例の調査研究を行うとともに、医療機関へのヒアリングを行い、ヒアリングの内容等を３市で共有いたします。次に、７月に３市事務局会議を開催し、各市から事業案を提案し、協議を行ってまいります。次に、８月以降となりますが、事業案をお示しできるよう、３市事務局会議にて事業案を決定した上で３市長会議を開催し、事業決定に向けて協議を進めてまいりたいと考えております。なお、本年３月10日の文教厚生委員会にてご説明いたしました事業案の決定時期につきましては令和５年10月となっていましたが、２か月程度前倒しし、現在は令和５年８月以降となってございます。
　今後、３市においては、調査研究の進捗状況等について各市の委員会にて適宜報告してまいりたいと考えております。また、事業が決定次第、事業に係る予算案を上程したいと考えております。
　最後に、当市、小美玉市、かすみがうら市の３市においては、これまで連携して産科医療施設の開設に係る取組を協議してまいりました。また、新聞に掲載されましたかすみがうら市の病院移転に関しましては、当市でかすみがうら市に確認したところ、11月末までに基本計画を作成するとの合意の覚書であること。産科の新設を目指すこととなっておりますが、それ以外の詳細な点についてはこれから協議していくものと確認しております。さらに、昨日31日にはかすみがうら市役所において、かすみがうら市長から当市及び小美玉市の市長に、病院移転の件についてご説明がありました。その中で、覚書については、11月末までに基本計画をかすみがうら市と医療法人との双方が協力して作成するとの合意の覚書であること。重点医療機能については産科医療となっていますが、確約ではないこと。それ以外の賃料や規模などの詳細な点についてはこれから協議していく予定であるとの説明がございました。また、医療法人の移転に関しては、今後かすみがうら市と医療法人との間で協議を行っていき、これまで３市で行ってきた産科医療施設開設支援に関する協議につきましては、情報共有しながら今後も引き続き進めていくとの確認がなされたところでございます。今後、３市協議の場等においてしっかりと情報交換を行いながら、協議を進めてまいりたいと考えております。
　説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
　ご質問等はございませんか。

小松委員）ちょっと幾つか質問させてもらいます。
　これまでということで考えると、これまでも事務局としては先進地視察ということをやったというような趣旨の発言がございましたけども、これはどこの……もう少し具体的に言うと、先進地視察とはどこに行ったということになるんですか。これまでっていう、そういう前段の説明がありましたよね。そのことをまずお聞きしたいと思います。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室長）お答えいたします。
　１つの事例ではございますが、令和３年８月10日につくばみらい市にて現地視察を行っております。令和元年度に産科医療施設の開設に係る基金を１億円設置し、翌年度に産科医療施設補助金5,000万円を創設。公募により事業者が決定をされている状況がございました。
　以上でございます。

小松委員）これは新聞にも報道されてることで、分かりました。
　それからもう１つはですね、かすみがうら市におきましても、小美玉市におきましても、この間、市長が変わりました。先ほどの説明では、11月に、かすみがうら市においては医療法人と何かこう、契約を結ぶとかっていうこと……ちょっとそういうふうに聞いたんですけども。この場合には、かすみがうら市で考えてることが、今まで３市が協議した内容と重なる部分もあるでしょうけども、重ならない一定の独自性があるようなニュアンスで先ほど聞いたんですけども、これ、11月に医療法人というのは、具体的にどういうことを指してるんでしょうか。これまでの３市が調査研究を共同で進めてきたことと完全にだぶるとは思われない意味で言われたかと思うんですけど、このことについてちょっとお答えいただきたいと思います。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室長）お答えいたします。
　今回のかすみがうら市の病院移転、こちらに関しましては、基本的に神立病院の機能を移転するというものでございます。その中で、重点医療機能については産科医療となっておりますが、実際の確約ではないと市長から説明がございました。ですので、重なる部分につきましては産科医療のところだと我々も考えておりますが、具体的な病院の規模、移転の時期、具体的な診療科目、こういったものは全てこれから協議されるものと認識してございます。
　説明は以上でございます。

小松委員）ですから、具体的な医療法人とはどこ……。もう一度ちょっと。神立病院ですか。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室長）医療法人の青洲会神立病院でございます。

小松委員）神立病院との関係を言ってるということでね、分かりました。
　それからもう１つはですね、ここで言ってるのでは、スケジュールがありまして、令和５年８月以降、10月以降だったのが２か月前倒しして、３市の事務局会議を開いて事業案の決定をする。事業案の決定というその中身はですね、これはその施設を、産科医療施設をいつまでに……事業案の中に含まれるのは、いつの時期に、どういう規模で、どういう内容のということを、かなり全面的に含むんですか。事業案の決定の中身は、どういうことが決定されることになるんでしょうか。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室長）事業案の中身でございますが、例えで申しますと、産科医療施設の開設、また、運営の支援に関する事業、また、市有建築の賃貸借、そういったものを様々な角度から検討して提案するものでございます。
　以上でございます。

小松委員）そうしますと、石岡市側から見れば、そういう事業案が決定されて、そうするとそれを具体化するわけですが、全部予算が伴いますよね。そうすると、そういう予算についても議会に示されるという、そういうふうに理解してよろしいんですか。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室長）お見込みのとおりでございます。

小松委員）それから、これの基金ですね。基金は石岡では始まったんですけども、この基金は、ほかの２市ではどういうふうになってるんでしょうか。それでまた、石岡の基金はどこまで必要なのかっていうのは、事業案の決定との関係で決まってくるっていうふうに考えればいいんですか。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室長）お答えいたします。
　１億円の基金の使い道でございますが、実際に事業案が決まってから、どのような使用方法をするのかというところの協議になっていくものと考えてございます。
　以上でございます。

小松委員）この基金っていうのは、ほかの２市でもやってるんですか。それとも石岡だけのことというふうに理解するのが正しいですか。どうでしょうか。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室長）当市のような基金についての創設につきましては、当市のみとなってございます。
　以上でございます。

小松委員）一応、この場での質問は、以上で終わります。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

村上委員）それでは、何点かお伺いします。
　まず、かすみがうら市さんから病院移転について報告があったということですけれど、現在の進行としましては事務局会議５月９日に開催されたということで、今後各病院ヒアリングされていくということなんですが、昨日のそのかすみがうらからの報告を受けて、今後のスケジュールとか、何か変更点があったものなのか。その点についてご説明いただけますか。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室長）お答えいたします。
　特別変更はございませんでした。ただ、当初ですね、我々のほうで検討しておりました３市でのヒアリングを経て事業案を出すというスケジュールは変わってございません。その中で、かすみがうら市においても、医療法人との基本計画の話し合いがなされていくかとは存じます。ですので、その辺の情報共有をきちんと３市で行いながら、開設支援に係る事業について協議検討していく。こういった方向性については、今のところ何も変更ある状況ではございません。
　以上でございます。

村上委員）これまでの協議を、はっきりとゼロベースにするような報告だと思うんですけれど。例えばなんですが、今まで３市連携で、石岡・かすみがうら・小美玉市において産科医療施設の誘致ということで協議が始まっていたかと思うんですが、これからといいながらも、かすみがうらでもし産科の誘致がなし得た場合には、石岡・小美玉に関しては、そこでそれぞれ趣旨というか、協力しながら目的の達成というふうに捉えるものなのか。それはそれとして、石岡市は独自に、やはり３市の中心なので、石岡市にも産科を誘致するという方向性なのか。その辺りというのは、何か協議されましたか。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室長）委員おっしゃるように、確かに石岡地域医療計画における石岡地域内での誘致の話ではございますが、誘致場所が土浦市とかすみがうら市との境界付近、こちらに位置することもございますので、そういった補助の内容ですとか、石岡市が独自でということも含めて、これから３市協議の場において、今後の方向性について協議を進めてまいりたいと考えております。
　以上でございます。

村上委員）そうするとですね、これから各地域の医療機関へのヒアリングということを予定されていると思うんですが、ヒアリングするにもですね、石岡市は何があってもこの地域に産科の医療機関を置きたいという意向があって各医療機関に意向を聞くのと、かすみがうら市さんにもできそうですけれど、それはそれとして、石岡市・小美玉市・かすみがうら市で連携して、やはり独自にやっていきたいと思うんだけれどどうですかって聞くのと、やはりヒアリングをするときのこちら側の意思というかですね、意向の持ち方によって、ヒアリングを受けた側の医療機関の気持ちというか、回答って大分変わると思うんですけれど。この辺り、ヒアリングが具体的にいつから始まるか、５月、６月ですからもう間もなくなんだと思うんですけれど、その辺りの石岡市の覚悟というか立場っていうのは、いつぐらいに決定させられるものなんですか。
　これから事務局会議、本来開いて３市の協力、逆に小美玉市さんの意向も聞かなくてはいけないと思いますし、かすみがうら市さんがどこまで、この神立病院さんとの提携の中で産科の誘致の可能性があくまでもまだ本当に口頭での話なんですよなのか、具体的に、いや実は基金の準備もしていますとか、神立病院さんのほうでもある程度の方向性ができてるんですとか、その進み具合によって、大分石岡市の意思決定も変わってくるかと思うんですけれど。逆に言うと、様子を見ないでヒアリング始めちゃっていいのかっていうちょっと心配もあるんですが、その辺りどのように考えてますか。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当兼地域医療対策室長）ヒアリングのといいますか、確かに、その石岡地域医療計画における石岡地域内に産科の誘致ということは、３市の目標といいますか、目的ではございます。ただ、かすみがうら市の病院誘致の問題もありますが、あくまでもちょっと、仮に３市で共同して誘致に関する事業、こちらが立ち上げられた場合、仮にその誘致に対してかすみがうら市さんの……ごめんなさい、神立病院さんですか、かすみがうら市に誘致される病院さんがその事業を活用するというのも可能性はございます。また、これからヒアリングをしていく中で、石岡市内の医療機関、または違う法人さんが石岡市内に改めて開設するという病院がいらっしゃった場合には、そちらも新たに支援事業に関わってくる可能性もございます。
　ですので、様々な方向性はあるんですが、とりあえず今の現状としては、３市で開設支援に係る有効的な事業を検討していく。このような方向で考えてございます。
　以上でございます。

村上委員）可能性は閉ざさずに、医療機関へのヒアリングを進めたいという意向も分かりました。
　１点心配なのは、やはりかすみがうら市さんの意向がですね、石岡と小美玉と３市でやりますっていう中で、自分のところ、結果、成果出たので離脱しますっていうのが一番私怖いなと思うんですね。あとは石岡さんと小美玉さんでどうぞって言われてしまうのがやはり一番怖いところですし、逆に言うと、連携に乗り遅れた場合の今後の地域医療っていう考え方の中で、どのような関係性が構築できるのかっていうのも分かりませんし、今後のヒアリングの立ち位置としては、あくまでも今までの継続の中でっていうところで、答えを決めずにですね、本当に意向調査の中のヒアリングのレベルかなというふうに思いますし、かすみがうらさんの意向というよりもその先の神立病院さんの意向が一番大きいのかなと思うんですけれど。
　その辺りしっかり情報共有した中で、石岡市が先行して意思表示をするっていうのはちょっと危険なのかなって、私今の段階では思いますし、地域医療だっていうことで、石岡地域はかすみがうら・小美玉市さんも含めた３市の連携だって常々申していた中で、かすみがうらさんでこういう動きがあったわけですので、そこについては、もちろんスケジュール、８月以降に事業決定のスケジュールということで説明伺いましたけど、慎重に事を運んだほうがよろしいのかなというふうに、私の意見としては思っております。
　以上です。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、学校におけるいじめ事案についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）市内の学校で発生したいじめ事案について報告いたします。
　いじめは卑劣な行為であり、絶対に許されるものではありませんが、市内の学校で昨年度の９月14日に、いじめ重大事態発生報告書が提出されました。
　その後、市長、県民教育事務所へ報告し、いじめ問題対策委員会を開催し、調査を開始し、関係者からの聞き取り10回、問題対策委員の情報の共有と検討、報告書の作成を10回実施いたしました。
　今年度の４月20日に教育長に報告書が提出され、４月28日には市長へ報告書を提出いたしました。報告書には、資料の３、いじめ問題対策委員がいじめと認定した事実が示されています。また、いじめ再発防止に向けた教育委員会の提言などもあり、いじめに関する対応として不十分であった点について記載され、再発防止へ向けた取組について指摘されています。この指摘された点については、現在見直しを行い、再発防止に努めているところでございます。
　５月には、管理職と生徒指導主事に対して研修会を実施しました。この研修会を踏まえ、各学校においても教員研修を行い、いじめはどの学校でも、誰にでも起こり得る問題であるという認識を深めるとともに、児童生徒がいじめを自らの問題として捉え、未然防止に取り組み、傍観者にならず、主体的に解決できるようにしてまいりたいと考えております。
　また、被害者が学校に登校できていない状況にありますことから、引き続き安心して登校できるような環境づくりのために、学校の状況を随時確認し、指導、助言しながら進めてまいります。
　なお、現在被害者の保護者と、公表の内容や範囲等について調整しているところです。保護者との調整がつきましたら、改めて報告をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
　ご質問等はございませんか。

村上委員）それでは、何点かお伺いいたします。
　昨年の９月９日に、まず保護者の方から学校に申し出があったということなんですが、最終的にいじめの認定をされたということですけれど、この事前に、書類が出されるまで、学校に保護者の方からの相談とかはなかったんでしょうか。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）事前にですね、７月に保護者のほうから学校のほうには相談があり、その後対応を続けてまいりました。
　以上でございます。

村上委員）７月に保護者の方から相談があって、実際具体的には夏休み明けなんでしょうけれど、書面が出されてしまったというかですね、最初の初期対応で進まなかったのは何でなのかなというふうに思うんですけれど。言葉返すと、初期対応間違ったので保護者の方はこういう書面の提出という強い行動に出たのかなというふうに思うんです。それはどういう事情があったんでしょうか。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）議員ご指摘のとおり、初期対応の、もちろんちょっと学校として不十分なところがあったということは認識しております。ただ、２か月後にこの重大事態となった背景としましては、やはり重大事態というのが、そちら資料のほうにも書かせていただきましたが、いじめにより当該学校に在籍する児童生徒の生命、心身または財産に重大な被害が生じた疑いがあると。こちらのほうと、あと、いじめにより当該学校に在籍する児童等が相当の期間学校を欠席すると余儀なくされた疑いがあるというような状況も生じたという、こちらのほうですね、も疑いがある、またはそういう状況になるというような形で判断しましたので、重大事態というような形での対応をさせていただいております。
　以上でございます。

村上委員）そうしますと、学校としては、保護者の方と相談してる中で、ちょっと事案としてはもう学校レベルで落ち着かないので、こういった書面の提出に進みましょうかという相談の下で書面が出されたという理解でよろしいんですか。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）そちらは、学校のほうへ重大事態というような相談はないところでですかね、学校のほうにこちらのほうの書面は提出されました。

村上委員）そうしますと、この書面を提出するに当たっての判断は、保護者の方ということでよろしいですか。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）議員のおっしゃるとおりです。

村上委員）そうしますともう一度戻りますが、最初に７月に相談を受けて、保護者側の考え方ですけれども、学校に相談したけれども、これではちょっとらちが明かないので、書面を出さなければいけないという思いをさせてしまったというのが、現場の対応だったということでよろしいですか。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）学校のほうも対応のほうはしてまいりましたが、やはり保護者の納得いくような状況には改善しなかったということが原因となっております。

村上委員）では次にですね、学校の対応っていうのは限度があると思うんですが、その加害者……加害者なのか、加害者グループなのか、ちょっとその辺は事情分からないんであれなんですけれど、そこって答えられますか。加害者なのか、加害者グループなのか。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）この案件に関わっている子どもたちに関しては、複数ということです。

村上委員）現在、被害を受けられた子は登校できてないということで、昨年の７月の相談で、もう本年６月ですけれど、この加害者たちは現在どうされてるんですか。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）現在は学校のほうに登校しております。

村上委員）この間ですね、そのいじめの事案があったことに対して、昨年の９月から１月にかけて、当該生徒も含めて聴取をされているということですが、そのいじめの案件っていうのは、収まったのはどのタイミングなんでしょうか。
　７月に相談を受けて、９月に書面出されましたけれど、これが公にされて、その間はきっと止まってなかったと思うんで。まあ止まってたかも分からないですね、７月の段階で。どの段階で一応いじめとしては停止というか、いじめが収まったというふうになったんでしょうか。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）７月の段階で登校できない状況がありましたので、その後多少ＳＮＳ等のやり取りもありましたので、完全に、本人がですね、ちょっと傷つくような状況はあったかなというふうに思いますが、そのような状況で、それ以降は多分関わり等が、学校等でも接触とかがないので、そのような状況であるという形です。

村上委員）今、室長からＳＮＳっていう話があったんですが、全国的にいろんなニュース見て思う、私のちょっと個人の所見なんですけれど、物理的ないじめというのは目の前でやり取りがあるので、先生方の目の届く範囲ですし、逆にそういう問題があった場合、クラス全体でも目があるので、気付きやすいというか止めやすいっていうか、指導しやすいんですが、ＳＮＳの問題を学校で取り上げるって、私ちょっと無理じゃないかなと思ってるんですね。見えない範囲のいじめを、はっきり言ってですよ、それもう家庭の問題というか、個人の問題を。確かに生徒同士は学校での関係かもしれないですけど、今流行りのＳＮＳのいじめを学校で管理するっていうのは、不可能だと思ってるんですよ、私は。
　やはり、本当にこれで、ここに重大事件というかですね、重大事態の定義とありますけれども、子どもの生命、身体、財産に重大な被害が生じるっていうことは、確かに生徒かもしれないですけど、刑事案件じゃないですけれども、この辺り、警察が入った形跡がちょっと分からないんですけれど、ただ、強い態度で出るという意味では、しっかり連携を取る必要があるのではないかなと思うんですが、この間のやりとりの中で、警察との協議というのはされたんでしょうか。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）この間における警察とのやり取り、依頼等はありません。

村上委員）今後だと思うんですけれど、これからのいじめ、そういう意味ではいじめの多様化じゃないですけれども、ＳＮＳやネット上でのいじめというのは、もう学校の範疇を超えてますし、それは行政だけの問題ではないと思いますし、逆に言うと個人間の問題をどこまで学校が入っていけるのかっていう問題もありますし、そうなったときにはやはり警察との連携をしっかり図って。もうはっきり言ってこれ、先生に止めろって、私無理だと思うんですよね。見えないところで。教室でいじめがあれば、それ見えますから、止めない先生何してんのっていうのは分かるんです。でも、普段家帰ってネット上でお互いが悪口言ってて、それ先生に管理しろって、それもう私不可能だと思うんですよね。それを、今回学校でのいじめ案件ということで、教育委員会はじめ先生方とご報告いただいてますけれど。今後の在り方、分からないですけれど、今後の対応の仕方も含めて、体制というか、初期体制ですよね。どうするべきなのかっていうのも、警察との協議をやっぱりするべきかなっていうふうに思うんですが、その辺りの準備というか、されているのかどうかちょっとお伺いします。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）今回ＳＮＳがあったのは、その前にいじめがあったというな状況があった上で起こってしまったということは、やはり子どもたち自身に、その後指導がやはりうまく、自分ごととして考えられるような指導が十分ではなかったというようなところもあるかなというふうに思います。そういうことで、やはり学校のほうの指導のほうも不十分、子どもたちにうまく伝えられなかった部分もあるかなということで、それがうまく指導できれば、そのようなことも起こらなかったんではないかというふうに考えております。
　ただ、ＳＮＳに関しましては、前回５月に行った研修会のほうで、弁護士さんのほうからも、やはり家庭的な、家庭のほうの問題もあるというようなことを聞いております。ですので、今後はですね、やはり保護者にもそういう部分は十分ＰＴＡの折に伝えながら、十分注意喚起を学校のほうからしていただくとともに、やはり警察との連携というのも必要になってくるかなというふうに思いますので、そういうところは警察とも連携しながら、今後対応していければというふうに考えております。
　以上でございます。

村上委員）いずれにしましても、私、昨年の７月に相談あってから実際９月に書面が出されてしまったということで、初期対応、ちょっと具体的な内容までは触れないんであれですけど、初期対応がやっぱり不十分であったかなっていう。現場レベルの反省はしっかりしてもらった上で、今後はＳＮＳ等を含めたいじめに関しては、やっぱり現場レベルではもう手に負えないものに対して、初期対応を失敗しないように事前に警察と協議をする。案件の内容によってはもう、すぐそういった相談をするっていうような体制づくりをしていかないと、結局初期対応を時間をかけて、どっかに報告をして、市長に報告して、教育長に報告してなんてやってるうちに、ネットはライブですから、どんどん進んでしまうわけですから。初期対応をとにかく失敗しない。もうとにかく早い火消しが必要だと思いますので、そういう意味では、初期対応を十分に対応できる体制をしていただきたいなと思います。
　それと、現在子どもが登校できてないってのが本当に一番痛ましいので、なぜ登校できないのかっていうところと、負ってしまった傷、心の傷なのかもしれませんけれど、その対応を十分にした上で、子どもがしっかり登校できる環境を作ってもらいたいなと思います。
　以上です。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）ありがとうございました。
　今後、学校のほうにもですね、やはり研修等を積みながら、初期対応がきちっとできるようにしてまいりたいと思います。また、先ほどご指摘があった警察との連携も、十分に図りながらやってまいります。あとは、一番は、この被害者がやはり登校できる状況、または、その子がですね、安心できる状況を作れるように、今後学校と連携しながら取り組んでまいります。ありがとうございました。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

小松委員）ちょっとお聞きしたいと思います。
　先ほど、加害者グループと言われましたよね。何人かのグループがあって、それでいじめがあって、それで保護者の方がそういう相談してるということなんですけども、加害者が何かグループがあって、いじめを受けてるのは１人だけではなくて、何人かいらっしゃるというふうに認識されてるのか、その辺はいかがですか。ちょっとお聞きしたいと思います。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）現在は、被害者は１人というふうに、こちらのほうとしては捉えております。

小松委員）実はですね、私もある人から、石岡市内の中学校において非常に荒れている学校があるというふうに聞いたばかりなんですよ。だからその中身がね、いろいろあるかと思うんですけども、やはり加害者グループがあって、１人の人がいたたまれずに、もう助けてくれと。非常にすごいことですよね、財産、生命、危機って。だけどもこういう場合は、そういう事案が単独ではなくて、集団にも起こり得るというふうに考えてですね、そしてやっぱりそういう事態を正確に捉えて対応するっていうのが必要だと思うので。私が聞いてる、私は固有名詞まで聞いてますけども、学校名ですね。だから、ちょっとこういうことがあったから聞いてみたかったんだけどね。加害者が何人かいて、それではやしたてるか何か分かりませんけど、やってるわけなので、その被害者は１人ではなくてですね、もっと起こり得ることを想定、十分考えられますので、そういうことまでやっぱり事態を正確に捉えて対応していただく。機敏にね。というふうに私はちょっと思ったので、意見として申し上げておきたいと思います。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）ありがとうございます。
　今回のこの子に対してのいじめは、この子を被害者という形で特定しておりますが、学校内で起こっているいじめに関しては、複数案件があるというふうに認識しております。そういう状況で、学校のほうからも毎月いじめのほうの報告は受け、そちらのほうは随時、その都度ですね、学校のほうでは対応している状況ですので、そのいじめの初期段階できちっと把握をし、対応し、大きな問題とならないよう、または、いじめが起きない、学校のほうですね、環境のほうを作れるよう取り組んでまいりたいと思います。ありがとうございました。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、ハーフマラソン大会についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長）スポーツ振興課から、ハーフマラソン大会についてご説明いたします。
　ハーフマラソン大会についての資料をご覧ください。１、開催日でございますが、令和６年２月18日日曜、午前８時開会といたします。雨天決行と考えております。
　２、会場、いしおかイベント広場といたします。
　３、競技種目、募集人員でございますが、ハーフマラソンの部3500名。一般５キロの部300名。中学生３キロの部300名。小学生２キロの部200名、こちらは４年生から６年生を考えてございます。親子２キロの部100名となります。こちらは親子で、小学生の１年生から３年生と考えてございます。なお、こちらについては先着順とし、定員になり次第締め切りといたします。
　次に、競技コースについてご説明いたします。別紙のコース図をご覧ください。コース図と表示してあるものについて、こちらがハーフマラソンのコースとなります。Ｓ、Ｇと表示されている場所がスタート、ゴールとなります。イベント広場前をスタートし、矢印に沿って国分町府中三丁目交差点を右折。石岡商工会議所方面へ左折し、石岡郵便局の丁字路を石岡駅方面へ右折します。石岡駅前を右折し御幸通りを進み、カギヤ楽器前を左折。看板建築の街並みを進み、守木町交差点、ファミリーマート石岡国府店先で折り返し、香丸町交差点を左折し、若宮方面へ進みます。若宮丁字路を過ぎ、若宮一丁目を宮部方面へ左折。常磐自動車道、国道355号線のアンダーパスを通過し、粟田橋付近出口を右折し、風土記の丘前を通過し、ふるさと農道へ入ります。鬼越峠を越えて畜産センター前を通過し、ふるさと橋手前を右折。汽車道を進み、ＪＡやさと給油所手前で折り返しまして、風土記の丘方面へ戻り、染谷の海洋センター前を通過し、染谷地区、宮部地区を通りまして、宮部地区からイベント広場に戻るコースでございます。
　次に別紙、（仮称）石岡ハーフマラソン２キロ、３キロ、５キロコースと表示されている資料をご覧ください。
　一般５キロの部ですが、イベント広場前をスタートしまして、若宮丁字路を過ぎ、若宮一丁目まではハーフマラソンと同じコースでありますが、若宮一丁目を宮部方面に左折せず府中中学校方面に進み、中学校手前の若松歩道橋交差点付近から折り返し、若宮丁字路を左折し、イベント広場前に戻るコースとなります。
　次の一般３キロの部でございますが、ハーフマラソン、５キロの部同様にイベント広場前スタートから石岡駅を左折し、御幸通りを進み、カギヤ楽器前を左折、守木町交差点方面へ向かうのは同様ですが、３キロの部は、金刀比羅神社前地点辺りを折り返し、香丸町交差点を左折。若宮方面へ進み、若宮丁字路を右折し、イベント広場へ戻るコースです。
　最後に、一般２キロ、親子２キロの部は、イベント広場前をスタートしてから国分町府中三丁目交差点を右折し、駅方面へ向かわずに直進し、国府三丁目交差点付近を折り返した後、３キロコースと同様に香丸町交差点を左折、若宮方面へ進み、若宮丁字路を右折し、イベント広場へ戻るコースとなります。
　４の申込期間でございますが、令和５年９月１日金曜日から11月30日の木曜日とします。申込方法は、ランネット、シンコーネット及び郵便振替で行います。
　５、参加費につきましては、ハーフマラソンの部6,000円とし、以下は記載のとおりとなってございます。
　６、実行委員会についてでございますが、第１回の実行委員会を令和５年５月24日水曜に開催し、（１）（仮称）石岡ハーフマラソン実施要綱（案）について、（２）（仮称）石岡ハーフマラソン事業計画（案）について、（３）（仮称）石岡ハーフマラソン収支予算書（案）についての承認をいただきました。今後、実行委員会は４回の開催を予定してございます。
　７、名称の募集についてでございますが、５月15日月曜日から６月16日金曜日の期間で、新たにハーフマラソンの名称を募集しております。ホームページ、広報いしおか５月１日号に掲載いたしました。
　また、詳細についてはこれから協議調整が必要となっていきますので、安全への配慮を念頭に置きながら、進捗状況については随時ご報告してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
　スポーツ振興課からの説明は、以上でございます。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
　ご質問等はございませんか。

勝村委員）ありがとうございます。
　ハーフマラソン大会が実施されることになったということで、私的には大変ありがたく、うれしく思っております。長年、私も石岡つくばねマラソンからハーフマラソンに切り換えてということで、提言、提案をしてまいりました。まず、ハーフマラソン実施に至った、きているということで、職員の皆さんには、大変お骨折りいただいてありがとうございました。感謝申し上げます。
　コースに関しては、やはり警察との協議等も今まで、問題がありまして、車の通行を止めるということで、大変な苦労があったということは重々承知しております。今回、最終的にこのようなコースになったということで、一番には、安全を期して実行していただくというのが一番かなと思っておりますんで、この計画で、このコースで試していただくというか、開催をしていただくということでお願いをしたいと思います。
　それとですね、このハーフマラソンを行うことによって、やはり石岡でのスポーツ、市民あるいは市外の方々にも、やはり興味が、今まで以上に魅力を感じられると思うんですね。多分、今まで以上に全国から参加されてくる人もいるかと思うんで、大変喜ばしいことだと思います。で、せっかく石岡に来ていただけるんであればですね、このコース沿い、できれば全コースにですね、応援をする方、そういう盛り上がりを、みんなでハーフマラソンを盛り上げていくというような施策も取っていただければ、それも頭に置いて実施していただければいいかなと思いますんで、その点もお含みおきをいただきたいと思います。やはり、スタート・ゴール地点は多分応援する方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、その後やはり畜産試験場のほうに行く辺りになると、応援する人も少なくなってきてしまうのかなということも考えられますんで、その辺も、かすみがうらマラソンじゃないですけど、大勢の観客が応援してくれる、あと、いろんな方々がいろんな催しもしてくれるというようなことも入れて、ぜひ盛り上がった大会、ハーフマラソンにして進めていっていただきたいと思います。
　私からは、感謝の言葉として申し上げます。ありがとうございました。
　以上です。

スポーツ振興課長）ありがとうございました。
　委員おっしゃるとおり、やはり大きな大会になりますので、できるだけ広報とか周知のほうをお送りいたしまして、応援なり、沿道のほうが大勢になるように、やはりそうするとランナーのほうもよい気持ちで走れたり、再度来ていただけると考えておりますので、そちらのほうは広報を多くして、なるべく集客ができるような広報に努めてまいりたいと考えてございます。

勝村委員）ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。
　それともう１つ、ハーフマラソン、大きな大会になりますんで、スタッフもたくさんそろえなければならないと思うんですよね。そういう点はもう整っているんでしょうけども、ぜひともですね、充実したハーフマラソン大会にしていただきたいと思います。で、何よりも安全な大会運営を目指していっていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
　以上です。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

中根委員）私も、ハーフマラソン盛り上げるために、招待選手なんかを考えてるのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。

スポーツ振興課長）こちらは、やはり実行委員会や運営委員会なんかの組織で話し合ったときにも、一部いろいろ、石岡の観光大使等なんかも含めまして、あとは１月に箱根マラソンとかを走るような学校、大学さんなんかも含めまして、そちらのほうにもちょっと協力依頼というか、シンコーさんのほうでつてもあるそうなので、そういうところに招待状なり、招待状というか通知のほうを送ってみたらどうかとは言われてますので、そういうところも含めて考えております。
　また、先ほど観光大使と申しましたが、正式名称はふるさと大使になってございますので、そういう方もちょっと今調整を考えて、検討中でございます。

中根委員）ありがとうございます。
　あと、石岡はお祭りの町なので、それぞれの場所を走るコースに石岡のはやし、八郷のはやしとか石岡のはやしなんかをお祭りで発表できれば、人がもっと集まるんじゃないかなと思いますんで、お祭りの団体にも声かけるといいかなと思います。
　以上です。ありがとうございました。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

小松委員）ちょっとお伺いしたいのは、ハーフマラソン大会は、主催は石岡市ですよね。それで、例えば小学校２キロの部は参加費が1,000円とかこういうふうになって、小学生は、目標としては募集人員は200名ってあるんですけども、これの収支決算っていうか、どれくらいの予算で計算されて、そしてこの費用は全額参加者と、どういうふうに収入の部はなるのか。それから支出はどうなってるのか。その辺のこの予決算っていうかですね、それはどのようにお考えなってるのかをお聞きしたいと思います。

スポーツ振興課長）収支のほうは、この委託料を含めまして、参加費のほうがマックスで当初は予算を組んでおります。そのほかに、協賛金であったりとか、出展料と、そういうものを含めまして、約4,000万近くの収入を見込んでございます。
　支出のほうについては、いろいろその大会に係る経費なものですから、主だったもので言いますと、委託料、事業費、大会エントリー業務とか、大会運営経費、あとは会場設営だったり、特にテント設置、仮設トイレとかバス借上料という部分、広くそういうものが掛かってくるかなと考えてます。ただ、そちらのほうも、参加人数によってはそちらの経費なんかも、掛かる部分も落ちてきますので、現段階では約4,000万近くの収入を見込んで、そちらのほうも経費でちょっと考えている状況でございます。

小松委員）つまり、こういう自主的なものは、いわゆる独立採算と。いわゆる参加者が参加費払って費用を賄うということなのか、あるいは石岡市主催なので、そういう点で、例えばこういうハーフマラソンっていうのは、国とか県とか助成金とか、市では幾らくらい金出すのか、そういう計算はされてるものなんですか。それともかなり大ざっぱなことで、こういうふうにこうお金を出して、一般見ると、小学生が1,000円出すみたいなことになるので、この辺はどういうことになっているのかお聞きしたいと思います。

スポーツ振興課長）先ほどご説明した市の委託金は、1,585万円になってございます。そのほか、参加費のほうが、先ほどご説明しましたマックスで考えると2,275万ほどになりますので、そのほかに協賛金、こちらのほうはいろいろ企業さんのほうを回って協賛していただく金額になりますけど、165万。そのほか、出店なんかも考えておりますが、その出店料。それから、市のスポーツ協会の補助金等を含めて4,340万5,000円で、収支予算書のほうは考えてございます。
　また、あくまでも市のほうの事業となりますので、参加費を中心に考え、担当課のほうでも各企業さんや協賛している方たちをちょっと回りながら、そういう協賛金のほうを募って、支出経費、運営経費のほうに充てる予定でございます。

小松委員）はい。大丈夫です。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　次に、その他の件といたしまして、何かご発言等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、この際、当委員会の管外調査についてを議題といたします。
　当市における重要な課題といたしまして、教育施策、健康・福祉施策といった様々な案件がございます。こういった件につきまして、今後の当委員会の調査活動に資するため、委員派遣による管外調査を実施したいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　それでは、調査都市、実施期日については正副委員長にご一任いただき、決定次第、各委員にご連絡したいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　さらにお諮りいたします。
　当該管外調査については、調査の充実を図るため、執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ご異議なしと認めさよう決しました。
　以上で、本日の文教厚生委員会を閉会いたします。