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令和5年度 複合文化施設建設特別委員会

 第5回(2月6日)
出席委員 石橋保卓委員長、新田茜副委員長、鈴木将史委員、富田雅史委員、中根淳一委員、鈴木康仁委員、飯村一夫委員、川井幸一委員、櫻井茂委員、岡野孝雄委員、玉造由美委員、勝村孝行委員、谷田川泰委員、小松豊正委員、山本進委員、村上泰道委員、関口忠男委員、池田正文委員、菱沼和幸委員、岡野孝男委員、高野要委員、鈴木行雄委員
市執行部 市長(谷島洋司)、副市長(田所和弘)、市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智)、市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長(瀬尾正幸)
議会事務局 局長(神谷一美)、次長兼政策調査担当(中山善正)、庶務議事課長(木ア憲一)、課長補佐(信田英二)


石橋委員長)ただいまから、複合文化施設建設特別委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の委員会にあたり、説明員として出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。複合文化施設整備事業のこれまでの経過についてを議題といたします。
 前回の特別委員会以降の複合文化施設整備事業の経過について、執行部に説明を求めます。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは、私から前回の特別委員会以降の複合文化施設整備事業の経過についてご説明申し上げます。お手元に配付しております資料1ページをお開き願いたいと思います。
 まず、複合文化施設整備審議会の開催状況等についてご説明申し上げます。なお、今回の特別委員会開催に当たりまして、第7回、第8回の審議会資料及び議事録について、参考資料として配付させていただいております。これにつきましては、市のホームページで公開しているものと同様のものとなっております。
 審議会の開催状況でございますが、前回の特別委員会開催以降、12月と1月に2回開催いたしました。12月26日に開催いたしました第7回審議会では、施設機能について議論いただくとともに、事業手法の概要について事務局より説明をいたしました。1月22日に開催いたしました第8回審議会では、事業手法について、特にPFIの事例等についてご説明した上でご議論いただくとともに、これまで議論してきた点をまとめ、施設の全体像としての方向性を確認いただいたところでございます。
 これまで8回にわたり、ハード、ソフト両面について幅広い意見をいただいてまいりました。今回、施設機能、建設地、事業手法の算定についての方向性を中間答申として取りまとめ、2月1日に審議会会長より市長に対して提出されたところでございます。
 続きまして、提出されました中間答申についてご報告させていただきます。中間答申書の写しをお配りさせていただいておりますので、そちらを併せてご覧いただければと思います。
 今回は、施設機能、建設地、事業手法について中間答申をいただいたところでございます。施設機能のうちホール機能につきましては、多様な用途で利用できる600人から800人程度が収容できるメインホール、平土間形式として利用できる150人から200人程度が収容できるサブホール、この2つを一体利用することで施設全体の利便性向上を図るなどの工夫を検討することが示されております。また、ホール以外の機能につきましては、市民ギャラリー、アトリエ・工作室、音楽スタジオ、和室、図書館の一部の機能、会議室、学習スペース、調理室、小さな子供が遊べる屋内スペース、民間テナントスペースといった機能が挙げられております。ただし、稼働率を上げ、費用を抑えるために、スペースの有効活用、機能や事業のさらなる取捨選択、専門人材の育成、既存施設との連動、広域連携の強化、デジタル技術の活用などについて検討していくことも意見として付されております。
 次に、建設地についてでございます。審議会においても様々な意見が出されたところでございますが、コンパクトなまちづくりや地域公共交通との連携ができ、さらには文化芸術の裾野を広げ、地域に根付かせていくために、ついで利用が期待できるといったことから、鹿島鉄道跡地、市営駅東駐車場のいずれかが適地であるとの判断が示されました。ただし、敷地の地盤、鉄道との近接による騒音や振動に対する懸念を示す意見が示されたことから、効果的な対策工事、周辺の土地への影響、これらに伴う工事費の増加などについて十分検証されたいといった意見が付されております。
 3点目の事業手法についてでございますが、今時点での手法の選択肢を減らす必要はなく、民間活力の導入については引き続き検証されたいとしつつ、施設整備については、公設を基本とすることが示されております。ここでは、設計者の選定に関して、想像力や技術力など民間事業者が持つ能力を活用するための方式を検討されたいといった意見が付されております。また、施設の運営維持管理につきましては、文化施設としての特性や、専門性を引き出し、長期的かつ継続的な文化芸術を推進するために、市民や地域との関わりを留意しながら、民間活力を積極的に活用することが示されております。
 最後に留意点といたしまして、新たな事業のあり方や運営体制について、強いリーダーシップを発揮し、継続的に検討するよう意見が付されたところでございます。
 続きまして、石岡市複合文化施設整備基本計画策定業務委託についてご報告申し上げます。基本計画策定業務委託につきましては、さきの特別委員会におきまして経過等を報告させていただいておりましたが、令和5年12月15日付で契約締結に至りましたことから、今回ご報告をさせていただきます。
 受注者は水戸市にございます株式会社横須賀満夫建築設計事務所でございまして、契約金額は税込1,963万5,000円となっております。履行期間は令和5年12月20日から令和7年3月14日までの451日間でございます。なお、こちらの業務は令和5年度、令和6年度の2か年で実施していくこととなりますので、繰越明許費として設定をさせていただいております。
 続きまして、複合文化施設に関するシンポジウムについて、ご報告を申し上げます。複合文化施設を活かしたまちづくりをテーマとしたシンポジウムを1月21日日曜日にふれあいの里石岡ひまわりの館で開催いたしました。内容といたしましては、1部では元熊本大学工学部准教授で熊本アートポリスアドバイザーの桂英昭氏によります基調講演。2部では高校生や大学院生による提案発表、筑波大学芸術系助教の加藤氏による、他自治体における事例紹介。3部では複合文化施設のまちづくりをテーマとしたパネルディスカッションを行ったところでございます。
当日は180名と多くの方に参加をいただき、開催することができました。
 今後も様々な形で情報発信を行いながら、市民の意識醸成に取り組んでまいりたいと考えております。説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。

石橋委員長)以上で、これまでの経過の説明は終わりました。
 説明にもございましたが、複合文化施設整備審議会より市長に中間答申がなされたとのことでございますので、ここで市長より、中間答申を受けての市の方針について、あらためて説明を求めます。

市長)私から、中間答申を受けまして、複合文化施設整備事業に対する考えについて述べさせていただきます。
 現在検討を進めております複合文化施設整備事業について、令和5年5月に有識者、関係団体、市民等から構成されます石岡市複合文化施設整備審議会を設置し、諮問いたしまして、様々な視点からご議論いただいてまいりました。そして、令和6年2月1日に複合文化施設整備審議会より中間答申をいただいたところでございます。
 私としましては、様々な議論をいただきながら取りまとめていただきました、この中間答申を尊重して進めてまいりたいと考えております。今後整備を目指します新たな施設は、ホール機能を中心に、市民ギャラリー、アトリエ・工作室、音楽スタジオ、和室等の文化芸術活動を支えるスペースと、図書館の一部機能、会議室、調理室、学習スペースや小さな子供が遊べるようなスペースといった日常的な利用を通じて、多世代交流やにぎわいを生み出していくスペース、そこに民間テナントを加えることにより、石岡市の文化芸術活動や、市民の交流の拠点となるものにしていきたいと考えております。
 それぞれの機能の必要面積や備える機能といった具体的な部分については、これから整理検討していくこととなりますが、それぞれ1つの個室として整備するのではなく、重複利用できるような工夫を施すことにより、コンパクトでもありながら利便性を高めていくといったことも重要になってくるものと考えております。
 そして、新たな施設は幅広い世代の市民に利用していただける施設を目指してまいります。中でも、これからの石岡市を担う高校生や大学生といった若い世代に利用され、また運営など様々な形で関わりを持ってもらえる施設にすることが、持続可能な施設につながっていくものと考えております。その場合、特定の目的を持った利用に限らず、ついで利用が期待できる、石岡駅に隣接する鹿島鉄道跡地、市営駅東駐車場のいずれかに整備していきたいと考えております。地盤、振動、騒音、駐車場の確保といった部分につきましては、効果的な対策について十分検討してまいります。また、公共交通機関との連携により利便性の向上についても期待できるものと考えており、駅の隣接地といった特性を生かした施設の検討を進めてまいります。
 事業手法につきましては、民間事業者が持つ発想力や企画力といったノウハウを積極的に生かしていく必要があるものと考えます。一方、有利な財源の活用を考慮すると、令和12年度中の供用開始を目指していかなければなりません。これらのことから、総合的に判断しまして、新たな施設の整備につきましては、民間提案を取り入れられるコンペ方式やプロポーザル方式といった事業者選定方法を検討し、公設で整備を進め、完成後の運営、維持管理については、持続可能な施設運営を図るため、指定管理者制度などの民間活力を利用した施設運営について検討していきたいと考えています。
 複合文化施設整備事業は、令和2年3月の市民会館の閉館が起点となっているものであり、まずは市民会館に代わる新たなホールをしっかり整備していくことが重要であると認識しております。新たな施設は、石岡市の文化芸術を育み、伝え、根付かせていくための拠点とともに、多様な活動を通じて、幅広い世代の交流やにぎわいを生み出す場を目指してまいります。そのためには、日頃から市民が気軽な気持ちで立ち寄れる場所にしていくことが求められており、施設の整備とともに、施設をどのように運営し、新たな施設の特性を生かしてどのような事業を展開していくか。いわゆるソフト事業の部分も大変重要になってくるものと考えております。引き続き、ハード、ソフト両面から検討を進めてまいります。
 新たな施設整備は、石岡市にとって一大プロジェクトであります。これまで石岡市をあらゆる面から支えてきていただいた方々のご意見に耳を傾けていくとともに、石岡市の将来を担う若い世代の声も積極的に取り入れることにより、より良い施設を創り上げていきたいと考えております。執行部としましても、全庁一丸となって、多角的な視点から検討を進めていくことを、関係部局に対し指示をいたしました。多くの市民に喜ばれる施設の整備と、市民の期待に応える施設運営を目指し、引き続き取り組んでいきたいと考えておりますので、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
 次に、複合文化施設の候補地の1つであります、いしおかイベント広場に関しましては、現在、民間事業者より市が求める公共施設と小売店舗の複合整備のご提案をいただいております。この件につきましては、周辺に住宅地が広がっているといういしおかイベント広場の地域性、さらには民間事業者の出店により新たな雇用を生み出すとともに、市としての歳入も期待されるなど、多くのメリットがあるものと考えております。また、いしおかイベント広場周辺には市立中央図書館や、こども図書館本の森といった機能の他、現在は解体され屋外広場として利用されている児童館もございました。特に市立中央図書館につきましては、昭和55年4月に開館ということもあり、施設の老朽化や狭隘化といった課題等を抱えており、これらの課題を解消するためにも、建て替えに向けた検討を進めていくべきであると認識しております。また、石岡小学校に隣接しているふるさと歴史館でございますが、現在、民俗資料等の保存や展示を行っていく場として活用されておりますが、昭和48年建築ということで、施設の老朽化が進んでいる状況にございます。
 これらのことから、総合的に判断し、私としましては、いしおかイベント広場へ図書館、ふるさと歴史館、屋外屋内の遊具施設などの公共施設と、商業施設の複合整備を推進していくことで、官民連携による未利用の公共用地の活用を図り、中心市街地の活性化に取り組んでいきたいと考えております。
 先日、関係部局に対しまして、いしおかイベント広場の利活用へ向けた検討を進めるよう指示をいたしました。今後、進捗状況に応じて適宜ご報告させていただきますので、ご理解ご協力賜りますよう、お願いいたします。

石橋委員長)それでは、ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

小松委員)中間答申が出されて、この議論の経過、いろいろとこういうことでまとめられたと思います。それで本当に今、石岡の市民にとって、私が考えると、本当にこの中間答申が、そういうものに沿って行われて、こうなったのかということについて、まず質問したいと思います。
 市民にとっては、市民会館が、先ほど言われましたように、令和2年3月に閉館となりまして、間もなく4年が経過して、本当に市民からもう請願が出るように、いろいろ集まる場所もないと。それでいろんなことやっても石岡ではできないと。周りにも行くということで、本当に辛い。そういう思いで、複合文化施設といいますか、ホールなどは特にそういうことが求められていると思います。そこで、そういう流れの中でですね、振り返ってみますと、2022年の9月14日にこの特別委員会でですね、当時、市長が提案された複合文化施設の案。つまり駅東地域に造りたいということと、PFI方式を用いたいということ。これがやっぱりその当時議論になっておりましたけども、そこで出されてきた、その当時出されてきた大きな問題としては、駅東地域、駅東にした場合の、軟弱地盤どうするのかっていうのは、当時問題になっておりました。そこで執行部が出してきたのは、測量委託料591万8,000円。そして地質調査委託料3,792万8,000円。合わせて4,384万6,000円の補正予算が出されてきたわけですね。これが、いろいろ議論になりました。その結果としては、これは議会としては、これは圧倒的多数で、賛成4反対15でこれを否決しました。それをもって、これが象徴的なこととして、当時市長が提案してきた、駅東地域に造りたい、PFIでやりたいという、そういう構想が、市長がそれはストップしました。やり直すというふうになったわけです。ですから、この駅東のこの軟弱地盤をどうするのかっていうことが、非常に大きな問題だったわけです。問題がありました。
 そして、この問題についてですね。前回の第4回の委員会で私は、こういう軟弱地盤をどうするんだというふうに質問しましたら、杭等を打ち込むことで影響が少ない、影響が出ないというのが課長の答弁でした。つまり、そこで私が質問したいのは、杭を打ち込めばと言うんだけれど、金がかかるんですよ、これは。大変な金がかかるんです。調査だけで4,300万でしょう。当時、執行部が、理事さんもいらっしゃいますけれど、当時、同じ人が出してきたのは4,300万。調査だけですから、実際に杭を打つのは入っていないんですよ。杭を打ち込めばそんなことは影響ないんだというふうに答弁されたんだけれど。こないだ第4回で。この非常に重大な想定問題を審議会でいかに議論したのかということなんですよ。これは議論されていないんですよ。執行部が提案したこともあるかもしれない。してない。こういう問題をどう考えているんですか、市長は。大変これお金かかる問題。1つ、まずお金の問題ですね。やればやるからやることはないっていう、そうじゃなくて、それは大変お金がかかることを言いたいわけですよ。市長、どう考えますか。当時もそうでした。それは調査だけです。それを杭打って固めるなら、もっとさらに金がかかる。どれくらいの金を見込んで、こういう見込んでいるんですか。中間答申をやるためには、そういうことが必要なんですよ。それをまず質問します。市長に質問します。どう考えているのか。そこが重要なことになりますよ。誰が考えたって。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。こちら中間答申のほうでも示されておりますとおり、建設地についてはいろいろな意見が出て、その中で取りまとめて中間答申が出されております。先ほどの中間答申の中でご説明いたしましたとおり、ただしの部分でありますとおり、敷地の地盤、鉄道との近接による騒音や振動に対する懸念を示す意見が示されておりますということで、審議会のほうでもこういった意見はいただいております。
 そういった部分を、やはり今後ですね、効果的な対策工事ですとか、周辺土地への影響、これらに伴う工事費の増加などについても十分検証されたいというふうに中間答申が出されておりますので、今後の最終答申に向けて、この部分については今後も協議していきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

小松委員)そうじゃなくてですね。中間答申を市長は尊重してやるっていうふうに言っているわけでしょう。だから、場所についてはそういうふうに書いてあるわけですから。ただ、そういう問題があると。その問題を考える場合に、こういう財政的な問題が出てくるわけです。どれだけお金を使ってもいいっていうならば別だけど、限界があるわけですよ。だからこれは先ほど言った執行部が、今の理事さんが出してきたのが4,300万でした。これ調査だけです。実際に杭を打って、その上に建物を建てるわけですから、しかも今、能登の問題があるわけでしょ。市民の感情としては。そういうものはどう考えるのかということ。はっきり言ってもらわなければ、できないでしょうこれは。それは、見直すんですかもう1回、これは。いわゆる駅、駅の東2つの土地というのは、見直すことになるわけでしょ、これ。やり直すと。そういう重大な問題がこれまでの経過の中で、我々議会はそういうことで、だから駄目だという、ノーと言ったわけ。圧倒的多数で。まだそれが蒸し返されてきてるわけです。
 そういう問題について、私は全部審議会を見てきましたけれども、執行部のほうからもこういう問題があるんですよと。これ、私が言ったこと出さないですからね。こういう経過がありましたと。それで駄目になりましたと。それで皆さんにどうするかをお諮りしてるんだけれど。こういう問題について、こう考えるんだけれど、これは一切執行部から出てないでしょう。問題提起は。だから市民の人わからないんですよ。それから、議会では3人いるけど、山本さんはその当時だからよくわかっていると思うからそういう意見を言ったんだけれど、2人の新人、2人の議員の方はそういうことは全くわからないんですよ。全くそこに、我々が突破すべき重大な問題がそこにあるのに、審議会でそれがまともに提案されずに、審議されていないと。そういうことを経過して中間ができるということを、執行部はわかっているわけでしょう。なぜそういうことを言わないんですか。そういうことが議論、経過しなくて、中間答申だって、全く中間として意味がないんじゃないですか。

副市長)小松委員のご質問にお答えしたいと思います。私、審議会一度だけ傍聴させていただきました。全体については把握してございません。ただ、小松委員申し上げられるとおりですね、地盤についての懸念はあるということで、中間答申の中でもですね、同じようなことは言われております。これについては、十分な対策工事等を検討してくれというようなことをおっしゃっております。
 また、この調査につきましてもですね、杭をですね、30メートルくらい打っているということは聞いてございます。それから実際にですね、過大な工事費がかかるというふうにおっしゃっておりますけれども、実際に幾らかかるかっていう数字については明らかになっていないところでございます。
 これも含めてですね、今後、財政当局とも指示をして、それから工事の方法と、それらを含めましてですね、検証していくということになっているということでございます。

小松委員)だからこの問題は、大変大きな問題でずっと議論が来て、議会ではそういう、執行部がそういう調査でこれだけ金かかると提案して、我々はそれに反対を、圧倒的多数で否決したんですよね。そういう問題はこれからします。これからって言うんだけど、審議会で議論すべき中心点はここでしょう。筑波大学3人も来ているんだから。学者が。建築専門家が。全くこれは議論、提案してないでしょう。議論もしてない。そしてまた同じこと出してくる。どうなんですか、これ。杭を五十何メーター打てば、それでそこに建てるんだから、これどうすんのということが解決されなければ、また駅に持ってくるみたいな話は成り立たないでしょう。そういう、今副市長さんが言われたのは、そのところを、やることをやんない答申ってのは意味がないでしょう。なぜそれを市長、執行部わかったらやらないんですか。みんなにわかってもらってこういうことなんですよと。そういうことを前提として議論してもらわなければ、全くそういうことわかんない。山本さんは知ってるけれど、わかんない人も見逃してやったって、それが中間答申だって言われましても意味がないんじゃないですか、実際的には。そこをはっきり答弁してください。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)小松委員に対してご答弁申し上げます。建設地の杭の問題でございますが、建設地の候補地3つ挙げておりました。イベント広場、鹿島鉄道跡地、市営駅東駐車場、この3つのうちいずれに対しましても、こういう土地には条件がありますということで、鹿島鉄道跡地の土地ですとか市営駅東駐車場には軟弱地盤というのは、説明をさせていただいております。そういったことがあった中で、こちらの中間答申に書いてあるような指摘を受けているところでございます。その指摘を十分、今後検証していきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

小松委員)ですからね、そういうことが、この議会、二元代表の議会で、そういうことで真剣な議論をして、まずいと。そういうことで、全体が、市長がちょっとストップして、考えてきて、そして審議会といろんな人が集まる。
 学者も3人いると。議会もいるという中で、またここで、どこに場所をしましょうかというふうになった場合には、そこのところを、正面の中心問題を突破しなければ、その次にはいかないでしょう。それは当たり前のことだよね。それをなぜ執行部は正面からこういう問題がございましたと。経過を通じては、調査、こういう4,300万も調査費がかかるということを提案したけど、否決された経過があるんだと。そういうことがあるということを、審議会の皆さんにお知らせして、議論してくださいとやるのが当たり前だと思う。それやらないんだよ。やらないでまた結論が出たらば、そりゃ全然意味をなさない。そういう中間答申になります。どう考えるのか、お答えいただきたいと思います。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)小松委員にご答弁申し上げます。同じことの繰り返しになってしまうかもしれませんが、中間答申を出すまでの間に、そういった条件等も、イベント広場はこういう条件です。鹿島鉄道跡地はこういう条件です。駅東駐車場はこういう条件ですというのは、審議委員さんのほうに説明をさせていただきまして、議論をしていただいたところであります。その中で先ほども言いましたように、軟弱地盤の話も出ておりますし、前回そういったことがあったというのも、承知している審議委員さんもおりまして、そういった話題は出ておりまして、その中で議論を進めて、この中間答申を出したというところでございます。以上でございます。

小松委員)私はずっと聞いていたけれども、そういうふうには感じられませんでした。そういう議事録もないです。そういう具体的な、私が言ったようなことを、経過をやっぱり出てきておりません。そういうことがあるということと、それから執行部は正式にイベント広場ってことで出してきたわけでしょ。イベント広場というのが出てきました。だから、いわゆる高校生の班でもイベントがいいんじゃないかと言った人もいると。そういう経過で、あったわけですよね。イベント広場については、この委員会で櫻井さんも言われましたように、イベントの位置付けを正面からやっぱり考えてみなきゃなんないんじゃないかと。あれは何か文化財があるから難しいとかじゃなくて、専門家の意見は私も聞きましたけどね。やはり、あそこのイベント広場のところは、国分寺の中心から外れているところで、やっぱり基本的には、測量もしたのですね。試掘をしたので。そういうことでやっぱり同時並行的にできるって意見もあるわけであって、そういうことがやっぱり追求されてないと。正面から据わってないということで、先ほど言った市長のような、そういうのも出てくるわけですよ。13億8,000万かけて長い間市民がいろんなことやってきたやつを、この商業施設まで入れて、そんなふうに使うというところまで、市長が指示しているということ。指示までしているわけでしょ。全く納得できないと私は思います。だから、そういう点で、状況の情勢に合った、真剣な、それを全部ですね。それはもう書いてあるけれど、みんなこう考えてくださいってやつで、審議会ではそれは、そういう問題があると。これは真剣に考慮してくださいねと言っているだけでは、全くその審議会のですね。その状況に求められている答えとなってないというふうにやっぱり言わざるをえないと思うんですね。それとですね…。

石橋委員長)小松委員に申し上げます。ほかの委員さんのご意見もお伺いしたいので、質疑がありましたら、後ほどお願いいたします。

〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕

高野委員)今、お話を聞いていましてね、全くね、建築なんていうことを度外視しているんですよね。言っていることは本当に詭弁ですよ。愚論です。なぜかと言いますと、今杭を30メートル打てばいいんだと。私も建築屋やっていましたよ。30メートル打って建物建てました。あと周りどうするんですか。あそこは谷津ですね。先日テレビでやっていました。谷津というのは、周辺の水がそこへ寄ってくる。水をまたそこへ寄せなくちゃいけないんでね、水のなんていうんでしょう、寄ってくる場所なんですね。それでそこに川があるわけ。ですから、昔、江戸時代からもそうかもしれませんけれど、谷津っていうのはね、そこへ水が寄ってくるところなんで、埋め立てしても何しても、そんなに物が変わるもんじゃない。ですから大きな暗渠、大変な暗渠排水やれば、それは水はね、はけるでしょう。しかし、そういったこともせずしてね、建物が何坪か私ちょっと把握していないんですけれども、その建物だけがそこにドーンと建って、7の地震が来た。免震でやるんでしょうから建物は残るでしょう。しかし周りですよ。谷津ですね。昔、田んぼ、湿地ですよ。全部液状化する。建物がそこにぽんと残っても、周りが何にも使い物にならない。車も入れない。道路も駄目。そうなったときどうするんですか、その建物。建物のことだけ話しているけれどね。建物とね、周辺。それは一体化して考えなくちゃいけないわけです。ですから、30メートルの杭打てばそれで大丈夫だと。じゃあ、あそこの谷津の部分。使う部分全部杭打って地盤改良やるんですか。建物だけじゃない。あそこへ全部杭を打つのか。そういった基本的なこと。
 今、輪島の地震見ていてわかるでしょう。能登のね。横揺れ、縦揺れ、大きな建物倒壊し、家が2秒か3秒で倒れているんです。あの液状化。そういったときに今の話を聞いていてね。杭を打てば建物は大丈夫だ。それはちょっとね、我々に説明するのには詭弁が過ぎませんか。周辺一帯地盤改良すれば大丈夫なんですよ。建物はもちろん、そして皆さんの避難場所にも使えます。その辺のことをきちっとね、自信を持って言わなければ、誰も賛成できないでしょう。お金をかけて杭を打てば、建物は建つんですよ。先日ね、テレビでやっていました。余談かもしれませんが、常陸国衙とかね。石岡の国衙ですか、国分寺。それはどういうとこにありますか。谷津には建っていない。高台に建っている。それは地盤ですよ。ですから、国分寺も石岡の高台にあるし、国衙もそうでしょう。昔の人たちは杭がないからね。杭でごまかそうとしてもできないから。そういうことを、そういう場所を私は選んできたんじゃないかと思う。何が何でも、好きな場所にね、きちっとした説明責任を果たさないで造ろうとする。そういう答申をする。私はそういったときに、そういったことがね、お話を聞いていて問題かなと。ですから、建物1つ残ればいい。周りのことは考えていませんよ。その辺のところをね、私はしっかりとね、皆さんに説明してほしいんです。どうですか、市長。見解を賜ります。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。建物と周辺も一体で考えるというのは、大変重要であると私ども思っております。そういったことですから、中間答申今回受けましたが、これ中間答申、あくまでも中間答申でございますので、今後も引き続きそういった部分は議論を進めていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

市長)今、理事のほうからありましたけれども、やはり防災というか、そういう災害に強い建物、そしてその周辺ですね。そういったものについても、この中間答申を受けまして、中間答申の中でも、そこには気をつけていくようにという指示がありました。石岡市としましても、執行部としましても、しっかりそれに、安全な拠点であるように取り組んでまいりたいと思っております。

高野委員)答弁になってないんですよ。気をつけてまいりますとか、考えてまいりますと。物を造るんだったらね、きちっと周辺のそういった安心安全ね、そうでしょう。建物は震度7に耐えられます。周りはどうなんですか。わかりません。気をつけろと言っています。それじゃ事業じゃないでしょう。
 事業というのは、全てを加味してね、進めることが事業なんです。建物を造りたいから建物だけはやります。あとは随時考えながらやっていきます。それで本当にできるんですか。今、半分ジョークで言いましたけれど、じゃあその部分ですね、周り、周辺にまで全部杭ね、5メートル10メートルおきに打ちますか。建物建てるぐらい杭でかかりますよ。そうでないと安心安全はないですよ。そういうことなんですよ。
 ですから、市長が言っているのも、詭弁というよりね、もう計画性がないということです。計画性があれば、その辺のところまできちっとね、現在こういう形で指示していますとかね。そういったことが言えるわけですよ。本当に建物があって、建物があっても何も役に立たない、避難所にもならない。大きいお金をかけるのであれば、まずは安心安全、私はそういうことだと思います。今の市長の話を聞いてね。本当にね、場当たりでやっているなっていうのが、はっきり私わかりました。答弁要りません。

川井委員)いろいろとお話というか、言いたいことはたくさんあります。整理して2、3点に絞らせてお話しますと、今言った、その市長の発言等も、今後気をつけながらやるということですけれども、気をつけながら、細心の注意を払いながらやるというものは、一体今回どのぐらいの予算建てをして、そこにどれだけ財政投じてやるかっていうことなんですよ。要するに、前回、特別委員会の中で、ゼロベースにするという話の大きな部分の中で言われていることは、予算が余りにも莫大すぎると。市の財政に負担をかけてしまうんで、その辺は市の身の丈に合った財政の中で、負担をかけないようにした施設にする。そしてまた場所、やはり同じように駅に造る、駅東に造る場合は、やはり駅東でこれだけの問題があるといった中での、その大きな2点を中心に、いろんな部分も含めてゼロ回答にしたんですけれども、今回また同じように提案されてまいりました。
 それで、今回の話を聞きますと、審議会の中間答申を重視してやると、最初に市長おっしゃいましたけれども、この審議会自体が、こないだ議会報告会等でも市民の皆様からお話がありました。この審議会は、市民の皆さんの要望やご意見を重視しながら進めるというものであったけれども、果たしてここには大きな疑念を感じると。偏った進め方をした、この審議会の中の、その中間答申を重視してやるということに、私も大きな疑問を持っています。  それと、今回もすぐに場所的なものを、駅東ということですけれども、先ほどからお話が出ていますように、2011年に起こった東日本大震災を教訓として、建物の強度、そこを重視しながら進めなくちゃならないと。建物は強固な、頑丈なものを造らなくちゃならないということで、市民会館も解体いたしましたし、学校等においても新たな建築ということが出ています。要するに、あの震災を教訓にこういうことをしましょう、こういうふうにしていきましょうという中での現在がある。そして今回、先ほど小松さんもおっしゃったように、能登震災ですよね。莫大な大きな災害と、人命が亡くなったあの震災を受けて、どのように考えるかということも重要です。まだまだ報告としてこういうことが、今後しましょうということは出ていませんけれども、言われる中で私が感じることは、やはり地盤の、軟弱地盤がもとで今回の大きな災害が起きたということなんですよ。皆さんも記憶にあるかと思いますけれども、テレビでも報道されました。7階ビルが倒れた。大きな建物が横倒しになったという映像を見たときに、これは建物の構造じゃなくて、軟弱地盤に建てたがための倒壊だったわけです。ですから、やはり軟弱地盤というところに、なぜその市の市財を使ってその大きな建物を建てるのかというのが、今回も大きな疑問ですし、震災の教訓、またそういうものを生かしながらやらなくちゃならないし、前回もお話しましたけれども、その液状化した、そういった部分に、東日本大震災以降、行政なり国なり県なり、こんな大きな建物建てた事例はございますか。そこに、今言った、野さんもお話したように、強固な地盤を造るために、莫大なお金を入れて、頑丈な基礎をつくることはできるかもしれませんけれども、そうなってきたら、当初言っていた、今回は財政に負担をかけない程度のものを造ると言ったその話はなくなっちゃうでしょうよ。
 地盤にどんどんどんどんお金をつぎ込んで、頑丈なもの造ります。4階建てにして車400台乗せるような駐車場を造って、そして市民ホール造るって当初の話もそうですけれども、そこにはどれだけ地盤にお金がかかるんですか。それが予想できないのは、前回、決算の中でも補正で出しました駅前に建てた建物のやっぱり補正で追加で予算建てしているのも、当初の予定よりも地盤が軟弱だったために、追加予算したわけですから。今回だって誰がどういうふうな設計をして、お金が出されるかわかりませんけれども、先ほどから言われている軟弱な地盤には相当なお金がかかってくるわけですよ。ですから、駅東ではなく、市民広場等に移してその中で進めたらどうですかという話を、この特別委員会の中でしているわけですけれども、その特別委員会の話と、やっぱりこの審議会の話、やはり市長もどちらを重視しているかというと、どうしても聞いてみると審議会の話のほうに行きますけれども、その両方の話を聞いた中での答えはしっかりと出してもらいたいというのが、もう1つの意見です。
 だからいずれにしても、この駅東ありきの中で進めていく話には納得できないのは、そういう大きな何点かの疑問があるからですけれども。ちょっと長々と話しちゃったんで、どの点をお答えできるかわかりませんけれども、担当としてのお考えをお聞かせください。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。川井委員おっしゃるとおり、地盤の杭の問題で、前回が皆様からご理解いただけなかったとは十分承知しております。また、その3.11や今回の能登半島地震、こういったものを教訓に建物を建てていかなければいけないというのも十分理解しているところでございます。ただその中で、今回中間答申で建設地が出されましたが、建設地がある程度固まらないと、そういったどのような程度の金額がかかる、そういったものも算出できないというのが実情でございます。そういった中で、この今回建設地が駅東、鹿島鉄道跡地、市営駅東駐車場、どちらかいずれかの適地を選ぶという中間答申が出ましたので、こういった中間答申を踏まえながら、概算事業費ですとかそういった費用についても今後精査していきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

川井委員)何度もお話に出てくるその中間答申の重要性をだいぶうたっておりますけれども、まずそこが信用できないです。そこが納得できない方もたくさんいますし、私もその中間報告を聞いても、どうしてもそこが納得できない。ただそれを重視してやっていくという、もう決定されたお話、決定していくというようなお話を最初に市長が言われましたので、まずそこがびっくりしております。もっともっとこの特別委員会でのこの委員の意見。また、考えもやっぱりそこに組み入れていかなければ、この話全然進んでいかないと思いますよ。執行部がやりたいやりたいっても、議員側が納得できなかったら結局できないわけです。そこをしっかりと理解していただいて、今後もいろいろと提案していただきたいと思います。一旦、質問は終了いたします。

櫻井委員)私のほうはちょっと違った視点で質問させていただきます。事前配布資料ですね、第8回審議会の資料の中に、若手職員が考える新しい複合文化施設という資料が審議会の中で配られたということで、今回拝見いたしました。ここで質問なんですけれども、この若手職員の方々、まずメンバーですね、どのような根拠でこの若手職員が検討チームに選ばれたのか。その選抜理由がわかりましたら、教えていただきたいと思います。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)若手職員の選抜につきましてはですね、庁内のグループウェアを使いまして、掲示板のほうで募集をいたしまして、応募された方をメンバーとしております。以上でございます。

櫻井委員)そうしますと、自主的に手を挙げた人たちが、8名ですかね、いらっしゃるということで、その方々が自分たちの考える複合文化施設のありようを検討したということでよろしいでしょうか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)委員おっしゃるとおりでございます。

櫻井委員)そうしますと、以前はですね、課長級でそういう複合文化施設の検討会を開いて、あるいは部長級ですね、執行部の案としていくんだっていうようなお話もいただいたと思うんですけれども、そういった方々の検討資料は提出しなかったってことですね。若手職員、ある日突然若手職員の検討チームを作って、若手職員はこういうふうに考えてましたよということで、今回、審議会のほうに資料を出したようですけれども、その辺の役所の中の意志の統一、何て言うんですかね、取りまとめの、一般職員あるいは管理職の中でも課長級、部長級というような、そういった議論がどのように進めてきたのかっていうのはちょっと見えないんですけれども、若手職員だけ検討しましたっていう資料が出されていますので、この辺はどのようなお考えでこのような形で資料配布されたのか、お尋ねしたいと思います。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。課長級、部長級につきましてはですね、基本的に審議会が終わった後にその審議会の意見を受けまして、その次の審議会に向けて資料作成のため、また庁内の意見を伺うためにですね、プロジェクトチームと、また部長級でやります整備検討委員会のほう開いております。ですので、資料につきましては基本的に審議会の資料を基にして、討議をしてきたわけでございます。
 若手の検討委員会につきましては、若手の目線でどのようなものが活用できるかと、機能に取り入れられるかということで、別枠としてこの部分は検討してきたところでございます。以上でございます。

櫻井委員)そうしますと、今のお話ですと、審議会の審議内容を受けてですね、それぞれの役所の管理職であったり一般職員の方が議論してきたというような答弁でしたけれども、そうすると市としての、要するに何ていうんですかね、石岡市職員としてですね、現場を知っている職員が、複合化するならばこういう機能のものを造るべきではないか、あるいはコストダウンできるんじゃないかという考えではなくて、審議委員さんが議論したものを中心として、議論してきたという流れになってしまうんですけれど。そうすると執行部の考えはないということでよろしいんですか、お尋ねします。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。先ほど参事がお答えしましたとおり、まずは執行部の課長級のプロジェクトチームで、例えばですが、候補地についても議論をしていただき、その議論を部長級の検討委員会に上げる。その検討委員会で上げた中でまた議論をしていただきまして、それをまとめたものをまず審議会のほうに提出して審議会でも揉んでもらう。その後また戻してという形で、ループ的に庁内での意見を取り入れて審議会のほうにも上げて、審議会の意見も取り入れてという、ループのような状態で審議をしてきたところでございます。以上でございます。

櫻井委員)そうしますとですね、なぜ若手チームの審議の経過だけ資料配布されたんですか。その理由が私わからないんですけれど。役所の中での管理職のそれぞれのチームがあるならば、それを資料として配布をして、審議会でやりました。その管理職の部分ですね。今回、若手職員もそういった意見を吸収するためにやりましたということでしょうから、なぜ若手職員だけ配布しているのか、ちょっと教えていただければと思います。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)先ほども申しましたけれども、審議会に出している資料自体がですね、部長級の整備検討委員会のほうの資料を基にして、それをたたき台として、いろいろな意見を言って整理したものが審議会へ提示をしているところでございます。若手の目線というものは、またその機能として、まちづくりとして、どのようなアイデアがあるのかということで、別の視点から見ていただくために配布をしたところでございます。以上でございます。

櫻井委員)若手は別の視点というお話がありましたので、あえてお尋ねしますけれども、若手の方々が議論した内容でですね、ホールを活用した取組について、ホールを活用した事業を考えるというページがあるんですけれども、ここで突然高校生っていうのが出てくるんですよね。石岡には県立高校が3校あり若者が集まる。それが石岡らしさでもある。どういう石岡らしさなのかは、ちょっと私は理解できませんけれども、突然高校生がここで出てくるんですよ。普通、若手職員だと高校生以外の視点もいっぱい持っているんじゃないかと思うんですけれど、不思議なことにそこしか言及されてないんです。ページが。なおかつですね、この会議が8月8日が第1回なんですね。第2回9月15日、第3回10月13日、第4回11月29日ということで、8月8日を最初にして11月29日でまとめたということが資料に書かれています。8月8日会議を始まって、若手職員の目線でと先ほどおっしゃってましたけれど、そこで突然高校生を活用したって出てきてしまって、非常に違和感を覚えるわけで、別な石岡市のホームページ、今見ましたらば、高校生のワークショップが7月19日にやってるんですよね。ですから7月19日に高校生のワークショップをやって、高校生たちを中心とした議論を進めていきますよっていう執行部側の考えがもう表明された後で、それを追従するように若手職員という名前を使って、何か資料を補強してるんじゃないかというふうに見えてしまうんですけれど、この辺はどのように、考えを聞いてもしょうがないでしょうけれど、執行部はどのような考えで、この若手職員って突然持ち出したのか教えていただきたいと思います。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。櫻井委員言われることにつきましては、そういった意図を持って、若手職員の検討チームを作ったわけではなく、庁舎内でもやはり若手の職員からも意見を聞きたいということで、当初からこれはやる予定で進めておりました。
 高校生のほうの高大連携のほうのワークショップにつきましても、別枠で考えていたもので、これを連動させたというわけではなく、たまたま若手職員のほうの意見が高校生というのが出たというふうに、私どもは思っております。以上でございます。

櫻井委員)配布資料の中では、若手職員がこういう形のもので、複合文化施設のホール機能以外の機能はこういうものがいいんじゃないか的な資料も付いていまして、いろいろなものが出てきていますね。いろんな角度から。でも、ホールを活用した取組については、高校生のものが中心に載っているので、どうしても何か意図的なものを感じざるをえないんですよね。先ほど申し上げたように7月19日に高校生のワークショップをすでに開催していた後に、若手職員のその検討会を組織して会議が始まった。突然高校生ってのは、もう最初に資料として出てきてしまっていますので、ここに至るまでいろんな議論があった高校生がというところをチョイスしたんだというところなんでしょうけれども、それが非常にわかりづらい。
 私が見てしまうと、これまでの意図的な資料の作り方ということで、昨年も、一昨年ですか、指摘させていただいたこともありますけれど、また今回も同じような形で、何か意図的に、その高校生、高校生ってやられているので、この辺は不思議でしょうがないですよね。高校生以外にも市民たくさんいますので、バランスよくやっていただいて。特に若い方々、石岡市に残ってもらってもらわなきゃいけないんだという思いがあってやったっていうような流れを作っていただけるならいいんですけれど。なぜかその高校生のワークショップ、シンポジウムのほうも高校生中心にやっていますので、何か意図的に何かそっちに持っていこう持っていこうという、そういうところばっかりが見えてしまって、非常に何ていうんですかね、進め方が下手という言い方もおかしいんですけれど、我々に疑念を抱かせるようなやり方でやっているのかなというふうに、どうしても見えてしまいます。
 突然高校生が出てきた。それと、先ほど手を挙げた職員で若手チーム検討は作りましたよって言ったんですけれど、市長公室と生活環境部からの職員はいないんですよね。総務部が3名ということで1番多くてですね。そういう意味でも、外から見るとバランスを欠いているように見えてしまうので、この辺も、本来であれば各部1名は担保しておいて、その他に手を挙げた職員で何名かというふうにしていただければよかったんでしょうけれども、なぜ市長公室や生活環境部がいないのかは、手を挙げた職員だとおっしゃっているので、質問しても答えがないでしょうから結構ですけれども、私はそのように感じました。以上です。

石橋委員長)暫時休憩いたします。

−休憩− 

石橋委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 ほかにご質問等はございませんか。

新田副委員長)私から民間企業の出店の部分でちょっとお伺いをしたいんですけれども、候補地であるイベント広場について、民間企業の出店意向があるということで、9月、この委員会の中でもご説明をいただきました。先ほど市長よりも民間との連携というのは非常に大きなメリットになるといったお話がございましたけれども、その後の進捗として、企業側からの提案等は何かありましたでしょうか。進捗について伺います。

市長)お答えいたします。民間企業の提案がありまして、委員会の中でご説明させていただいた。まず、それが1つございます。その後につきましては、民間のほうから具体的な提案が欲しいというお話をいただいておりました。
 今回、中間答申をいただきまして、場所を決めますと、このイベント広場ということが視野に入ってきますので、私のほうから産業戦略部のほうに、具体的な提案を聞いてもらうと、そういうのは指示をしたところでございます。

新田副委員長)市のほうの考えというか、その部分については、今、市長がお答えした部分なのかなというふうに思うんですが、その企業側からの提案等は何かあったのかを伺います。

市長)企業からは、要するに公共施設と一緒に店舗を造りたいという提案だけでございまして、公共施設の中身ですね、どんな機能をというのは、市のほうから提案していただきたいというお話があって、今回その指示をさせていただいたところでございます。

新田副委員長)事業者のほうから、その企画書というか提案書的なものが出されたという話を伺ったんですけれど、その部分について、その企画書というか提案書を私たち見ていないんで、どういった内容だったかわからないですけれど、それをお示しいただくことっていうのはできないものなのか、市長にお伺いします。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。今、提示されている内容につきまして、出された、提出いただいた会社のほうに問い合わせをしまして、上席案件ということで、今、回答待ちというような状況になっています。以上でございます。

新田副委員長)この企業側の提案の内容によっては、今検討しているこの複合文化施設の建設に大きく関係する部分だと思いますので、今、企業側のほうにお伺いをしているということなので、ぜひですね、その資料について、委員会のほうにもお示しいただきたいということをお願いさせていただきます。以上です。

石橋委員長)要望でよろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

石橋委員長)ほかにご質問等はございませんか。

小松委員)もう1つ聞きたいと思っておりましたのは、この場所に絡んでですね、有力なイベント広場、イベント広場に造ることをやっぱり真剣に検討すべきだということで、そういう審議会の審議委員の方の意見もありましたよね。イベント広場っていうね。ですから、イベント広場って言った場合には、我々の概念の中には難しいんだと。発掘の問題とかですね。そういう問題が頭にあって、なかなかそれを突破できない。できなかったんだけれど、それを正面に据えて、やっぱり研究やったらどうかという中に、やっぱりある専門家では、それ十分できるんだという、そういう、そういう意味でも責任ある発言もあるんですよ。
 ですから、今まで議論のように場所の選定をめぐっては、なぜですね、ああいう軟弱なところに、誰が考えてもそういうところに、莫大なお金をかけて、なぜあそこにやらなきゃならないのか。しかも、この建物は石岡のかなり長い間の象徴的な建物になるということなんですよね。イベント広場っていうのも非常にこれは地盤はしっかりしたところで、石岡が13億8,000万もかけてずっと買ってそこに造るべきという意見もあると。これを正面立てて、追求すべきだと意見を言う方も。そういうことはぜひですね、考えてもらいたいと思うんですよ。
 中間答申は一応出ているわけだけれども、その可能性はあるのか、ないのか。同時にですね、みんなから出た意見としては、何でそんなに市長がですね、東、あそこにこだわるのかっちゅうか、もっと安全なところに安く建てられるところがあれば、それがいいんじゃないかというふうにも常識と思うんだけれど。それが、なぜあそこに金かかっても、あるいはそういう軟弱で危険性があってもそういうふうにこうなるのかと。どうですか。何かそういうことがあるんでしょうか。もっと安全なとこに造ったら、みんな賛成すると思うんですけれど。質問いたします。

市長)お答えいたします。私としましては、この中間答申を尊重して進めてまいりたいと。お伝えさせていただきましたとおり、それを受けまして、この様々な課題とか、財政の問題とか、そういったものをきちんと精査するように関係部署に指示しているところでございます。

小松委員)同時にですね、この問題で言いたいのは、この委員会でも出されましたように、この物事を造る場合はですね、公的な建物もそうですけれども、民間の私たちの家とかなんかでもそうですけれども、やはりどれくらいの予算が考えられると。こういうところのやっぱり財源の援助もあるんじゃないかということで、この財政規模の問題を、同時に考えていく中でこう決めていくっていうことになると思うんですけども。
 今回の審議会のあれは、まずそういう場所を決めて、お金の問題については全然議論は何も議論しないですよね。どれくらいのお金でやるのか全くないです。こないだ聞いたところによると、それは6月だと。その中間答申が出た後に、6月頃を目途に、どういうお金でやるのかっていうのは決めていきたいというような。だけど、ちょっとそれはね、ちょっと理解できないというか、逆じゃないかと。同時、少なくとも同時並行じゃないかと思っておりますけれども。そうじゃないでしょうか。ご答弁お願いします。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。審議会のほうで8回議論をしておりますが、審議会始まる当初の部分で、やはり市民の代表の方、いろいろな方から、こういう複合文化施設が欲しいという意見をいろいろいただきました。最初はその制約なくいただいております。その中で、小松委員さん言われるように、財政規模とか、そういったものも加味しなければいけませんので、まずは自由な意見をいただきながら、今後は財政とかそういうものを見据えながら、すべてを造るわけではなくて、本当に必要なものを議論しながら進めていくというような形になると思います。以上でございます。

小松委員)ちょっと答えになってないんですよね。ですから、前回は122億、122億7,000万円ですかね。約123億円。それで、ものすごく物価が高騰してるわけですよ。今でもですね。そのことがやっぱり国民生活に重大な影響を与えている。そういう状況なんですよね。それでこれから造るっていうわけだから。石岡の予算規模も人口が減っている、だんだん少なくなっていくっていう傾向にある中で、それは概略言えないですか。122億7,000万円。前回そういうことであったわけですけれども。どれくらいの規模を考えているんですか、これは。考えているけれども言えないのか。考えているだろうと思うんですよね。これくらいの規模で。全くそういうこと考えてなくてやっているんですか、今。ありえないと思いますけれどね。質問いたします。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)令和6年の前半、7月末までには概算事業費の算出をしていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

小松委員)だから、そういう今の答弁もちょっと、私は賛成できないっちゅうか、そういうんでは、市民は納得しないよね。わかりません。今わかんないと。やってみなきゃわかんないっていうんでは、ちょっとそんなことは普通ありえないと思います。それからですね、そういうことだ。しっかりと答弁できないと。
 それからあと、基本的な問題としてですね、先ほど櫻井茂さんからもありましたように、複合文化施設と、その中で何を造るのかっていうこと。大体この答申にありますように、概略がだんだん絞られてきたんですけれども。やはり前から私思うのは、やっぱり高校生とか、3つ高校があって、高校生がそこに集うとかっていうのは、それは現象的にあるんですけれども、一番考えなきゃいけないのは、石岡に住み続ける人ですよね。高校生ももちろん含めてですね。ずっと住み続けて、それであそこで生活して、生活し、営業し、やっていく方々が主人公で、その人の立場に立ってみた場合は、どういうほうの内容と規模が必要かというふうに考えるべきだと思うんですよ。だから、石岡の主たる人は、住民は駅っていうのは特に使わないんですよね。駅っていうのは。車で移動してるんですよね。基本的にはですよ。羽鳥から来る人もいるかもしれないけど。そういうことで、その主人公の、どういう人を集まりで考えるかは、やっぱりそういうふうに私は考えるべきだと思うんですよ。
 そうしてみた場合に、車で移動するしかないから、市営のところ使うのに、車であった場合は無料駐車、駐車場無料というのは、常識的には、そうでなければですね、非常に市民困りますよね。いちいちお金払っていたんでは。それから駐車場造らなくても有料駐車場あったらそこを使えばいいみたいな。これもね、納得できません。だから今、今の時点で質問しますけれども、その駐車場っていうのはどう考えてるのかをお伺いしたいと思います。場所と値段。だからイベント広場は当然無料にすべきだと思うから。そういう点で考え方として、市民が公的場所を使う場合にはやっぱり無料。自由に使ってもらうというふうに考えるべきだということを言ってるんです。そういう一般論としてはどうなんですか。そうではない、なく考えたら困ると思います。質問していますから、答えてください。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)駐車場を無料にするか有料にするかというのは審議会で決めることではないと思っておりまして。それは市役所内部、事務方のほうで、今後周りと調整しながら進めていくっていう形になると思います。以上でございます。

小松委員)ぜひですね、そういうことを私ははっきり意見として述べておきたいと思いますので、そういうふうにしてください。要望します。

鈴木(康)委員)3つほどお聞きします。1つ目。これ、立地場所はもう駅東で決まりなんでしょうか。変更はないのでしょうか。
 2つ目、中間答申を重んじるということでしたけれど、先日シンポジウムを見に行ったときに…。

石橋委員長)鈴木委員、一問一答でお願いします。

〔「一問一答ですね。では1つ目を」と呼ぶ者あり〕

市長)場所につきましては、中間答申にあります鹿島鉄道跡地、市営駅東駐車場のいずれかに整備をしていきたいと考えてございます。

鈴木(康)委員)それはなかなか…。次の質問に移ります。それでは、先日シンポジウムを私も拝見に行きました。その中でいろんなグループの方が発表されている中で、ホールを必要とするというか、ホールの提案があったグループというのは、本当に1グループあったかどうかだと思うんですけれど、根本的にこれホールは必要なんですかね。お聞きします。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。筑波大と市内の高校3校との高大連携のワークショップの中で、まず1つの条件としてホールはもう整備するもので、そのホール以外に必要なものはどういったものがいいですかというワークショップでしたので、ホールは前提として入っているというものになっております。以上です。

鈴木(康)委員)ホールは前提としてあるものという中で行ったシンポジウムということですか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。先ほどの高校生の提案という部分です。高校生のワークショップの発表の部分は、高大連携で、そういった条件で提案をしてもらっております。
 シンポジウムにつきましては、今回の複合文化施設を造るにあたって、市民の方にあまり浸透していないので、その市民の方に考えてもらう機会を作るという場所を設けるので、行ったものでございます。以上でございます。

鈴木(康)委員)今の答弁でもわかるようにですね、シンポジウムもいろんな有識者がいても若い子がいてもですね、ある程度そのリーダーがどっちか右左に誘導すれば、幾らでもその後の流れになってしまうので、やはり考えとして軸に置くべきは、執行部皆さんがそのものであると私は思っています。
 市民に知っていただく機会ということでしたけれど、報告書には180名の参加と書いてありましたけれど、私、発表者と関係者、そして市役所職員の方が多く見られてですね、実際に生粋の市民の方ってそんなに多くなかったと思うんですけれど、これ何のために職員さんがあれだけ参加したのか。これは意図的な狙いがあったのか。

〔「動員したんだ」と呼ぶ者あり〕

鈴木(康)委員)動員したのか。その辺をお聞かせ願えればと思います。

市長)会議でございますけれども、やっぱり市の職員といえども、やっぱり関心を持ってもらって、やっぱり自分事として捉えてもらうということで、職員の皆さんでも来られる方が来てくれと。これは動員ということではなくて、ぜひ一緒に考えましょうという機会で呼んだということでございます。

〔「それを動員という」と呼ぶ者あり〕

鈴木(康)委員)市長がそのようなお考えならそれはしょうがないかなと。ただ、あそこでアンケートを取っていて、アンケートを書く上でもね、その後はきっと、今日は出ていないですけれど、アンケートを集計したと思うんです。その中で、やはり行政に勤めている方の意見が、市民の代表の意見だと思われては困ってしまうので、やはりどうしてもそういうところを見てもですね、私ども議員は、何か思惑があるのかなと勘ぐってしまう。そういうような今、状況だと思うんですね。今日の会議を私ずっと聞いていたんですけれど、そういうつもりでおっしゃっていなくても、何となく意図的なものがあるのかなと、探り合いのようなふうにも見えてしまいますし、きっとそういう気はないんでしょうけれども。

〔「ありますよ」と呼ぶ者あり〕

鈴木(康)委員)あるんですか。このもう1時間半位たっている委員会としての意味がですね、あんまりあるのかどうなのかちょっと私は疑問なんですけれども。できればですね、本当に私も個人的に伺っている意見は、本当に車のこととか考えると、やっぱりイベント広場という声も多いもんですから。そしてホールについても、もっと縮小してもいいんじゃないかと。維持費がかかるので。
 一方では、のど自慢やるためにあそこを900人、800人の規模で造らなくちゃならないんだよっていう声もあったりですね、私も聞いたことないような声が聞こえてくるので。その辺、ホールって本当に何が目的で、どのようなものを運営していく気なのか、お考えください。それで、もし駅東にできる場合ですね、そのほかのものをイベント広場で、もう1つ施設を民間と共有しても造る気があるのか、お気持ちをお聞かせいただければと思います。

市長)お答えいたします。今回の中間答申はホール機能ということでございます。ホールにつきましては駅東に造ると。そして図書館機能、あるいはそれに付随する機能については、イベント広場に造っていきたいと、そう考えているところでございます。

〔「ちょっと整理します」と呼ぶ者あり〕

池田委員)市長は、駅東のかしてつ跡地あるいは駅東駐車場を、中間答申を尊重しながら進めてまいりたいと明言されました。そのほかに、議論の俎上ではイベント広場というのも当然あったわけでございますけれども、そもそも神栄跡地、イベント広場を取得した目的について、市長はどのような認識を持たれているのか、改めてお伺いしたいと思います。

市長)私の認識でございますが、公共施設の用地ということで先行取得したという認識でございます。

池田委員)議事録を拝見しますと、神栄跡地を取得することによって、その有効活用を図ることで都市機能を高め、市街地の活性化に大きな効果をもたらすものということが、当時、木村市長の答弁で出てまいります。これがおよそ購入したときの大きな目的だと思います。
 今回、複合文化施設を駅東に建設したいという市長のお考えはよくわかりました。市長直轄の指示の中で駅周辺にぎわい創生担当がやるわけですから、駅周辺のにぎわいを創出したいのはよくわかりますけれども、取得した当時に市の都市機能を高める。しかもそのにぎわいを創生するってのは、ここでもうたっているわけですよね、結局。なので、今回民間のスーパーが出店しようが、あるいは図書館みたいなものをそこに移そうが、ここはその目的がずれているんじゃないかと思うんですよね。そもそものこの神栄跡地、イベント広場を取得したときの目的からちょっと外れてるんではないかなという危惧がございます。先ほど委員の中でも、もうこの中間答申が全てで、最終答申を待たずにもうここを進めていくのかっていうような質問もございましたけれども、改めてその選択肢について、今一度お伺いしたいと思います。

市長)お答えいたします。中間答申、最終答申までにはまず決めなくちゃいけないことがあると聞いております。今日、小松委員からもありましたように、この概算費用というか、要するに幾らかかるかということにつきましても、まずは場所が決まって、手法が決まってということを通しまして、金額の問題、あるいは使わなかった次の活用、イベント広場の活用ということが議論になって、議論というか、詳細に決まっていくということになっていくと思いますので、まずは場所を、中間答申を受けた内容で様々な検討をさせていただいて、金額も出していく。そしてイベント広場をどうしていくかというところも議論が進んでいくと。最終的には最終答申の中で、全体事業費、あるいはそれぞれの役割というものが明確に決まっていくのかなと思っているところでございます。

池田委員)地域医療の同じ轍を踏まないように、ぜひ頑張っていただければと、そのように思います。以上でございます。

菱沼委員)私もですね、今回の中間答申ということで、拝見させていただきました。様々な第8回のですね、議論を重ねて中間答申が出されたと思うんですけれども、そこで確認したいんですが、この中間答申を出された状況の中で、この審議委員さん全員がですね、全会一致で、これは駅東のほうに建設するという状況になっているのか、お尋ねしたいと思います。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。中間答申のほうにも書いてありますとおり、様々な意見が出ておりますので、全会一致というわけではないというところでございます。様々な意見、いろんな方からいただいております。以上です。

菱沼委員)そうしますとですね、実際その答申として最終的に副会長さん会長さんっていう部分で最終的にまとめられて、最終的に中間答申で出されてきた部分でございます。そういう中で、駅東という部分においては、様々やっぱり市長もですね、この部分においてはさんざん議会の中でも、さんざん議論に議論を重ねて、最終的に白紙になって、それで予算も否決されたという状況もあるわけですよね。そういう中で、今回の部分においてどうしてもやっぱり市長の思いとしては、どうしても駅東で造りたいというその市長の思いはわかりますけれども。しかしながら、市民の皆さんはそうは思っていないんですね。私も様々な声も聞きます。確かに駅東という方も何人かは確かにいらっしゃいます。しかしながら、やっぱりイベント広場で造っていただきたいというのは、私の聞こえる声ですね。まあ、イベント広場がたくさんおりました。
 その中で、先ほど副委員長からもありましたけれども、その企業さんとのジョイントで造るんであれば、そういう1つのホールの部分もその企業さんとジョイントしても、ホールはイベントの場合は造れるんじゃないかと思うんですよね。そういう意味においては、あくまでも中間答申は中間答申で、最終答申の部分においてしっかりとまた先ほど市長が言われていましたけれど、いくつかまた議論しなくては、その予算的な部分と財源と様々あると思いますけれども、その候補地の部分をもう一度ですね、私としては、議論に議論を重ねていただいて、このイベント広場を何としてもやっぱりこう復活させてもらいたいなと私は思うんですけれど、その点はいかがでしょうか。

市長)お答えします。私は、今回この複合文化施設を造るにつきましては、市長就任以来公共用地を使うというところでお話をさせていただきました。公共用地3つありまして、この中で、今回、中間答申、最終的には中間答申としては駅東に造ってくださいという話がありました。
 私としましては、そのイベント広場も、あれだけの広い土地、眺めもいいし、そしてやっぱり近隣施設の老朽化もありますので、そういうイベント広場が果たせる機能っていうんですか。それについてもしっかりそれを使って生かしていく方法を考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

菱沼委員)そういう中でね、先ほどこの3つの公有地っていうのはあるわけですけれども、そういう中で市長の思いはわかりますけれど、ただ私としては、やっぱり最終的にこの複合文化施設、誰のための複合文化施設なのか。
 これはやっぱり市民の皆さんのためにあるし、一番はやっぱり市民の人たちに利用していただく、これが一番だと思っていますので、私としてはイベント広場をぜひともですね、復活させていただいて、そこに建設をしていただけるのがベストかなと思っているところでございます。以上です。

勝村委員)中間答申をお示しいただきました。本日の会議の中で、各委員さんから、いろんな意見がございました。私も同じ思いではあります。そのような中で、まずこの中間答申の事業手法、それから施設ですか、これお示しいただいたわけですけれども、これはこれで立派な施設ができるのかなと思っております。事業手法にしても、それはそれでいいのかなと思います。ここで我々が中間答申をお示しいただいたのを認めるっていうか、賛成したら、その後、年度を越えて6月にそれをさらに進めていくわけですよね。まず、そこをちょっとお聞きしたい。

市長)お答えいたします。中間答申をやはり受けて、まずその場所を確定して、それで概算費用とか、あるいは様々な挙げられました課題、これどのように解決していくかっていうことをやっていくというのが1つありまして、もう一方では、今イベント広場につきましては民間提案がございます。この民間提案をやっぱり具体に話を聞いていくということが、この中間答申を尊重することによって、イベント広場の次のステップに行くということができるのかなと思っております。
 民間提案の中では、ホール機能については、やはりあまり好ましくないというお話もございますので、そういった中で、中間答申に基づいて、まずは駅東の活用、そしてイベント広場については、民間にもう一度提案を促すというような、次のステップにいけると考えているところでございます。

勝村委員)市長の思いはわかります。元に戻りますけれども、審議会で8回進められたわけなんですけれども、何かね、最初からこの審議委員のメンバーについて、それと進め方についてはですね、もう駅東ありきで、市長の思いを汲んで進めてきているのかっていう、においじゃないですけれど、そんな感じがここの皆さんもしていると思いますし、審議を傍聴に行った方もそういうふうに思っているし、そんなふうに受けとめられるんですが、市長としてはどういうふうに感じておりますか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。審議委員さんにつきましては、市民からの公募、また学識経験者といった方々を選んで審議会を開催しておりまして、あくまでも個人個人の考えで意見を言っていただいて審議会を進めているというような状況でございます。以上でございます。

勝村委員)大変ご立派なご答弁ありがとうございます。まさにそのとおりでしょうね。先ほど来から、この施設には幾らかかるんだ、総体的な予算はどのぐらいなんだという質問もありましたけれども、それはこの先の話なんで答えられないということなんですが、施設を造るにあたってはですね、まず大事なのは、もちろんこの施設の計画もそうなんですけれど、どういうものを造るかっていうね、当然のことなんですが、それと併せてこれを造ったら幾らなんだっていうのを、おおよその金額を示していただかないと、我々もうんとは言えないんですよね。施設を造るにあたって、建物を造るんであれば、まず基礎から始めなくちゃいけないんですよね。基礎をやって建物をつくり上げる。そういう工程で建築はなされていくんだろうと、私は思うんですね。先ほどありました、駅東に造ったら杭打ちが何十本か何百本かわかんないですけれど、相当な金額がかかるんだというお話もあります。そもそも軟弱地盤の駅東に造ると。軟弱地盤内ということがあるのに、なぜ前回の特別委員会で駅東では駄目だと我々はしたわけなんですが、なぜまた駅東なのかと。疑問が、疑問だけが残ってしまう。イベント広場では駄目なんですか。
 例えば、八郷地区っていうのを引っ張り出しては申し訳ないんですが、八郷地区からイベント広場に来る手法は、当然個人の自家用車あるいはデマンドとか公共交通になるかと思うんですが、それで不便はないと思うんですよね。ただ、イベント広場に複合文化施設を造ったら、大勢集まるときに交通混雑、混乱が起こるというような話もありますけれども、それは進めてから対応できると思いますよね。幾らでも道路は広げられると思うんですよ。そういうことも加味していただきたいなと。駅東に駐車場を造るにしても、西口側の造った道路ですけれども非常に利用しにくい。混乱して、進入禁止で一停と。あそこでウロウロしちゃうんですよね。駅の周りがそんなに便利かというと、全然便利じゃないんですよね。そういう考えからしても、イベント広場のほうがずっと楽々通えると思うんですね。ですから、菱沼委員が言ったように、イベント広場という考えも1つ。もう1回加味していただいてというふうに思っております。
 それから、シンポジウムでさんざん高校生、高校生というお話が出たということがありますけれど、それはまさにそのとおりだと思います。若い世代を中心に造っていく施設も大切だろうと思っております。強いて言えば、小学校からもう後期高齢者まで利用できる施設、そういったものにしたい、していただきたいなと思うんです。ですが、高校生を中心に考えたときでは、60代、70代、80代の人はそんなに利用してくれなくてもいいのかというふうにも考えられてしまうわけなんですね。本当は違うと思うんです。市民会館がなくなってしまった。そこで近隣のお年寄りたちはあそこでいろんな催し物もやった。あそこに出かけていくこともあった。だけれどもそういう施設がなくなってしまったということで、そういう施設を造ってください。市民会館に代わるものを造ってくださいということ。我々もそのとおりなんです。もうなくなって4年になりますけれども、市民会館に代わるものは早く造らなくちゃいけない。どうしても造らなくちゃいけないという思いは同じです。
 しかしながら、ここで機能が、これだけの機能を持った複合文化施設を造る。そしてまた、さらにその中に機能を入れていく。幾らかかるかわかりませんよね。まず我々としては金額を示していただきたい。おおよそでいいんですよ。100億だか200億だかわかんないですけれど。でも私は、今度造る石岡の複合文化施設はコンパクトでいいのかなと思っています。そんなに大きい施設じゃなくてもいいんだろうと。というのは、例えば小美玉市さん。前回もお話しましたけれども、みの〜れとかそういう文化施設があります。足りないときは、共用して使わせてもらえばいいんですよ。これから少子化がどんどん進んでまいります。四半世紀後には石岡の人口も5万人を割るだろう。令和40年にはもう3万台になってしまうのかというような話も聞かされております。そういったときに、我々の子供たち孫たちが生活しているだけで完全に負担になっていくわけなんですよね。だから、丈にあった複合文化施設、そういうものを造っていただきたいなと私は思っております。ご意見として、私の思いを述べさせていただきました。どうぞ、駅東にこだわらず、よりよい場所、よりよい方法で進めていただきたいと思います。以上です。

川井委員)先ほど副委員長からもお話ありましたけれども、市民広場に民間で手を挙げている…。

〔「イベント広場」と呼ぶ者あり〕

川井委員)イベント広場の件ですけれども、そこで手を挙げているのは何者あるのか。1者なのか、何者かあるのか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。現在は2者でございます。

川井委員)それであれば、中身についても、副委員長が先ほど質問しましたけど、後にいろいろ中身を精査するためにも、中身もお知らせいただけるということでいいんですよね。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。先ほどもご答弁させさせていただきましたが、その企業のほうに、現在公表していいかどうかというのを問い合わせているところでございます。以上でございます。

川井委員)若干言葉が違ってきましたけれども、そういう中身もいろいろ、こちらにお示しいただかないと、判断はしかねますので、ぜひともそこはしっかりと中身もすべて、すべてというか、中身もこちらに理解できるように今後お示しいただきたいと思います。よろしくお願いします。

石橋委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

石橋委員長)ないようですので、発言を求めますので、進行をここで副委員長に交代いたします。

新田副委員長)ただいま委員長よりお話がございましたので、私のほうで進行を代わらせていただきたいと思います。それでは、石橋委員。

石橋委員)何点かお伺いをいたします。まず、基本的な部分での議論を深めていくという意味で1点お伺いをするんですけれども、鹿島鉄道跡地、従前から私が聞いている範囲の中では、鹿島鉄道跡地の敷地の中に、縦横にですね、暗渠排水が入っているというふうなお話を伺ったことがあります。何本程度の暗渠排水が敷地の中に敷設されているのか、お伺いをいたします。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。暗渠排水、大排水は1本横断しています。後、山新側に小排水が1本あるというふうに確認しているところでございます。

石橋委員)その点についても、詳細に再度調査をした上で、委員会のほうへ報告を願います。現状、目で見える範囲の中でも、かしてつ跡地、ちょうど砂漠のオアシスではないですけれど、1か所こんもりと、何て言うんですかね、雑草が茂っている場所がありますよね。どうもあの下は地下水っていいますかね、そういうものが湧いているような、井戸の跡のような感じが見えます。そういうことを踏まえて、今後の計画に支障がないのであればそれに越したことはないと思いますけれども、先ほど来、各委員のほうから指摘がされています、地盤による、軟弱地盤に対する懸念。まだまだ記憶が新しいところの東日本大震災での石岡駅のホームの激しく波打った状況がまだ思い浮かぶ状況の中で、やはり地盤に対する懸念というか心配が一番大きいところであるのかなというふうに感じがします。そういったところで、そういった暗渠排水や排水に関して不安が生じるところに公共施設を建てることについては、いかがなものかなという感じがいたしますので、次回までに詳細、正確な資料といいますか、説明をお願いできればと思います。
 それから、次にイベント広場への出店が2者あるというお話がありました。民間商業施設での出店希望だと思うんですよね。それに対して公共施設も協力もしてもいいと。先ほど市長の説明の中で、ホール機能はちょっと難しいというお話も聞いてますという説明がございました。でも、石岡市が持っている財産ですよね。そこへ民間の施設が出店を希望する。民間の企業の言い分どおりに、ああそうですか。じゃあそれはホールなんかは無理ですよねという姿勢が私は一番問題だと思います。何でそこでホールまで一緒に計画してもらえないんですかって、何で石岡のほうから提案できないんですかね。であれば、民間からの出店は、石岡市は丁寧にお断りをすべきではないのかなと私は思うんですけれども、お考えをお伺いいたします。

市長)お答えいたします。民間提案につきましては、まずはあちらからどんな機能を複合したらいいかっていうのを、こちらに示してくれというお話がございました。その中で今考えてるお話を、要するに、図書館と複合、図書館とホール機能を話しているときの話でございますので。そのときは、やはり一時的に人が集まって一時的に散っていくような施設ではなくて、やはり市民の皆さんが憩ったり、あるいは親子世代だったり、お子さんだったりっていう人が来たほうが民間としては非常に採算ベースに合うということであったかと思います。
 いずれにしましても、今回、この中間答申を受けました中身について、民間として今度どんな提案ができるかと、もしかしたら、その中にホールが入ってもいいですよというような提案があったらば、そっちのほうがより良い提案だということであれば、それを採用していくということもできると思います。

石橋委員)では、それ以上お伺いすることがなくなってしまうんですが。そうやって、ある程度市長のほうで、執行部のほうで柔軟性に富む対応が今後は期待できるということであれば、より今度は民間のですね、具体的な、石岡市にとってメリットの大きな提案に期待をしていきたいというふうに思っています。そういうことも含めてですね、今市長がおっしゃられたように、人が集う、人の流れを生む、人が楽しむ、各世代を超えてですね、それについては場所は特に私は限定する必要はないのかなと。これはあくまでも私の考えですから、それは駅であろうが、イベント広場であろうが、当然、公共施設を公共用地、市有地を最優先にして施設整備をするという基本的な考え方は大いに賛同するところではありますけれども、そういった先ほど市長が言った理由での施設展開を考えるんであれば、特に場所に固執をして、今後施設展開をする必要性は私はないのかなと。ましてや、先ほど来、重複いたしますけれども、災害時の危険性が想定されるかしてつ跡地、駅周辺、ここへ公共施設を整備することに対して、私は行政としては、市民に対して安全安心を提供するという前提が大きく崩れてしまうんではないかなというふうに思います。お考えをお伺いいたします。

市長)今回、中間答申は先ほどお答えをしたように、軟弱地盤っていう話も含んで、どちらがいいかという話で決めていただいた話ということでございます。今回この中間答申で示されました、このかしてつ跡地、市営駅東駐車場いずれかに整備というお話がありましたので、これにつきまして、今度はきっちりとその中で、どのぐらいのお金を使って、こんな施設ができるということをお示ししていきたいと。まずそれをしないと、次のステップに進めないということでありますので、その中で、この場所を決めて、金額を算出して、安全で安心なこの施設を造ってまいりたいと考えてございます。

石橋委員)最後にですね、まさにその点をお伺いをしようとしていたところですので、市長からそれに関連した答弁がありましたので、ちょっと入りやすくなったんですけれども。今回、審議会から中間答申という形が出されました。一応これで一区切りなのかなと私は思っていたんですけれども、今後、現在の審議会は継続されて審議をされていくのか。まずお伺いします。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。今回は中間答申ですので、最終答申まで今後まだ引き続き審議会のほうは続けていく予定でございます。以上でございます。

石橋委員)先ほど勝村委員からの質疑でもございましたけれども、現在の審議会の委員さん方、公募で応募された方だというご説明がありました。今後のですね、審議会の審議案件といいますか、内容、先ほど市長からもお話がありましたように、これから具体的な場所の検討であったり、事業費であったり、より専門性が増していく部分になってくるのかなというふうに私は思います。これまで中間答申までの審議内容は、あくまでも石岡にとって理想的な複合文化施設はどういったものだろうねと。場所はどこだ、どこだったら一番適しているだろうねとか。その整備方針はどういうふうなものが理想的だよねとか、あくまでも理念的な部分での審議が中心であって、それが中間答申に繋がったのではないかなというふうに私は思っています。ここで改めてお伺いするんですけれども、今後審議会、継続して審議をしていく中で、現在の委員さん方を大幅に入れ替える考えはございますか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。委嘱期間としては2年間でございますので、今の審議委員さんで最終答申まで審議をしていただきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

石橋委員)先ほど来のお答えの中で、これからの審議会で審議をしていただく内容は、より専門性、重要性が増す内容ですよね。そこのところ間違いないですか。お伺いします。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。専門性もありますが、そういった中でもやはり市民の声、市民の代表の方々ですので、そういった方の意見も取り入れていきたいというふうに考えてます。以上でございます。

石橋委員)そういうお答えになるとは思ってはおりましたけれども、それは逆に執行部のほうとして審議会の委員さん、委員の皆さん方に大変失礼な話ではないのかなと。逆に審議会の委員さん方の責任はかなり重くなりますよ。
 先ほどから審議会の方向性、決定事項はさもこれからの市政に反映される部分がかなりウエイトが重いような印象を受けますけれども、執行権を持ってる執行部の皆さん方ですよ。逆に、その本来自分たちが果たさなければならない責任を審議会に押し付けているようにしか私は見えないんです。あなた方執行部の逃げ道に審議会が使われているとしか私は見えないんです。これから本当に重要なものを決めていかなければならない審議会の中へ、本当に専門性を持った市民の代表といいますか、学識を持った方々は入っていかないと、本当にいいものは私はできないと思います。これに対してのお考えをお伺いいたします。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)決して審議会のほうにそういった部分で任せるというわけではなく、事務局としても提案であったり資料の作成、そういったものはしていきます。その中で、今回先ほど説明をいたしましたが、横須賀設計事務所のほうが基本計画策定のほうを担当しておりますので、そちらからもアドバイスをいただきながら、審議会のほうで調整をしていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

石橋委員)時間があれですので、今後やっぱりこの特別委員会のあり方としてもですね、審議会の審議状況に注視をしながら、執行部のほうと密に議論を深めながらですね、本当に市民にとって必要な、市民にとって利便性の高い複合施設、そういったものが実現できるように努力をしていくべきだし、いこうとは考えています。私からは以上です。

新田副委員長)それでは進行を石橋委員長にお返しいたします。

石橋委員長)ありがとうございました。
 それでは、ほかにご質問はございませんでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

石橋委員長)ないようですので、以上で本日の特別委員会を閉会いたします。





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