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令和5年度 産業建設委員会

 第3回委員会 (6月27日)
出席委員 岡野孝雄委員長、川井幸一副委員長、鈴木行雄委員、高野要委員、関口忠男委員、山本進委員、新田茜委員
市執行部 【市長直轄組織】
市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智)、市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長(瀬尾正幸)
【生活環境部】
生活環境部長(鶴井重則)、生活環境部次長兼水道担当(櫻井浩司)、生活環境部参事ゼロカーボン担当(鈴木正人)、生活環境部参事兼コミュニティ推進課長(萩原信明)、生活環境課長(惣野代薫)、市民課長(中泉了)、保険年金課長(小沼努)、水道課長(小野瀬崇)
【産業戦略部】
産業戦略部長(塩畑浩行)、産業戦略部次長(箕輪栄治)、産業戦略部次長兼農政担当(萩原勇)、産業戦略部産業戦略企画監(野上周)、農政課長(大久保和夫)、商工観光課長(櫻井信康)、商工観光課副参事観光担当(山田和幸)、産業プロモーション課長(飯田昭憲)
【都市建設部】
都市建設部長(櫻井正洋)、都市建設部次長(林秀憲)、都市計画課長(幕内慎一)、下水道課長(稲葉孝)、道路建設課長(飯嶋隆広)、道路建設課副参事道路建設担当(関町隆行)
議会事務局 庶務議事課課長補佐(信田英二)

岡野委員長)ただいまから、産業建設委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の審査に当たり、説明員として出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 また、議事に入るに先立ち、申し上げます。マスクの着脱については、個人の判断といたしますが、質疑や答弁などの発言の際もマスクを着用してこれを行うことを許可いたします。
 それではこれより議事に入ります。
 初めに、議案第55号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち当委員会の所管に係る部分を議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。
 なお、本案の説明の順番は、生活環境部所管、産業戦略部所管、都市建設部所管の順でお願いいたします。

生活環境部参事兼コミュティ推進課長)それでは、議案第55号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、コミュニティ推進課所管分についてご説明いたします。最初に歳出につきまして、補正予算書の18、19ページをご覧ください。
 ページの上から2段目、款2総務費、項2総務管理費、目11諸費のうち、協働まちづくり推進事業に係る経費といたしまして、負担金補助及び交付金120万円を増額補正するものでございます。内訳といたしましては、コミュニティ助成事業補助金120万円となってございます。
 増額の理由といたしましては、この事業は、一般財団法人自治総合センターが行う宝くじの社会貢献広報事業の一環として、地域の区、自治会が行うコミュニティー活動に必要な備品や集会施設の整備などに助成されるものでございます。
 本年度は、石岡市としてパセオパルケ区、東山崎区の2地区の事業について、県を通して要望していたところで、当初のパセオパルケの1地区分、250万円が内示される予定、想定でございましたが、今回、東山崎区の事業120万円も追加で内示されたことにより、市の予算を増額補正するものでございます。
 これに伴う歳入につきましては、補正予算書の16、17ページにお戻りください。
 ページの上から2段目、款21諸収入、項5雑入、目5雑入のうち、自治総合センターコミュニティ助成金として増額補正の全額120万円の歳入を見込んでございます。
 以上、内容の説明となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。


市民課長)同じく市民課所管の補正予算につきまして、ご説明いたします。
 初めに歳出からご説明いたします。補正予算書18、19ページをお開きいただきたいと思います。
 2段目の段、款2総務費、項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費、住民基本台帳事務費の節12委託料、マイナポイント普及促進事業委託料557万5,000円につきましては、マイナポイントの申請期間が令和5年5月末から令和5年9月末まで延長されたことに伴い、引き続きマイナポイント申請の支援体制を継続するため、マイナポイント申込みに伴う支援員の配置及びパソコン等機器設置の委託料を増額するものでございます。
 続いて歳入でございます。補正予算書14、15ページをお開きいただきたいと思います。
 上から2段目の段、款15国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金、節1総務管理費補助金のうち、マイナポイント事業費補助金[10/10]、557万5,000円につきましては、ただいまご説明いたしました、マイナポイント申請の支援体制を継続するための経費と同額の国庫補助金を計上したものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

商工観光課長)私からは、商工観光課所管、商工担当の補正予算につきまして、ご説明申し上げます。補正予算書22ページ、23ページをお開きください。
 歳出でございます。一番下の段、款7商工費、項1商工費、目2商工振興費の商工振興事業1,809万3,000円の増額補正でございますが、燃料価格高騰の影響を受け、経費の増加を価格に転嫁することが困難な状況にあり、経営安定に支障が生じている市内小中一般貨物運送事業者を支援するため、運送事業者に対して支援金を支給するものでございます。
 内容でございますが、まず印刷製本費2万8,000円でございますが、周知用チラシの印刷代でございます。
 次に、郵便料1万5,000円でございます。申請者等への通知用の郵便料でございます。
 次に、運送事業者燃料価格高騰対策支援金1,805万円でございますが、事業用普通貨物自動車1台当たり1万5,000円、事業用牽引車1台当たり1万5,000円、事業用小型貨物自動車1台当たり5,000円を支給するための費用でございます。
 内訳としましては、事業用普通貨物自動車1,110台で1,665万円、事業用牽引車70台105万円、事業用小型貨物自動車70台、35万円を見込んでおります。
 また、財源につきましては新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当する予定でございます。
 説明は以上でございます。ご審議よろしくお願いいたします。

都市計画課長)私からは、議案第55号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、都市計画課所管の補正予算につきまして、ご説明いたします。
 初めに、歳入でございます。補正予算書16、17ページをご覧ください。
 款21諸収入、項5雑入、目5雑入、説明欄の上から二つ目、雇用保険被保険者掛金3万9,000円のうち8,000円でございます。
 こちらは、都市計画課職員1名の休業に伴い、職員の不足を補うため、新たに会計年度任用職員1名を雇用するため、計上するものでございます。
 次に歳出でございます。補正予算書24、25ページをご覧ください。
 表の1段目、款8土木費、項4都市計画費、目1都市計画総務費、説明欄の一つ目、職員等人件費の職員共済組合納付金9万3,000円、社会保険料15万9,000円、併せまして、都市計画一般経費の一般事務補助員報酬122万円、期末手当13万1,000円、費用弁償11万6,000円でございます。
 先ほどご説明いたしました、会計年度任用職員1名を雇用するため、それぞれ計上するものでございます。
 以上が、都市計画課所管の補正予算でございます。ご審議のほどよろしくお願いします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第55号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち当委員会の所管に係る部分を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第59号石岡市太陽光発電設備設置事業の手続に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

生活環境課長)私からは、議案第59号石岡市太陽光発電設備設置事業の手続に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、ご説明申し上げます。
 提案理由でございますが、本条例の適用対象を拡大し、並びに、事前協議結果及び地位承継に関する手続を定め、事業者と地域住民等との調和を図るためでございます。
 主な改正点でございますが、第3条において適用対象を50キロワット以上から10キロワット以上に拡大。
 第5条において、生活環境の配慮や廃棄費用の積立、原状回復などを追加。
 第12条の2として、事業者が交代した場合の届出の追加。
 第13条の2として、設置後の適正な維持管理の規定を追加いたしました。
 次に、改正に当たりまして、パブリックコメントを令和5年5月11日から令和5年5月24日まで行いました。条例改正に賛成するご意見を10件いただいたところでございます。
 以上が生活環境課所管の議案の内容でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

山本委員)今回の条例改正案、私賛成なんですけれど、先ほど説明があったとおり、改正の主なポイント、3点あります。
 一つに、条例の適用範囲を50キロワット以上から10キロワット以上に変更すること。
 二つ目は、事業廃止後に円滑に原状回復をしてもらうための積立の義務化で、最後に3点目は、事前協議に関する通知と事業継承に関する届出の追加と、これ3点に集約されるわけですが、私はもう、これは議論するまでもなく速やかに採決すべきものであると思います。ついでに申し上げるならば、昨年条例改正を求めて提出された陳情がありました。改正を求める項目が多数あったために、継続審査を重ねた結果、一部採択というわけにもいかなかったので、最終的に不採択となった陳情ですが、条例の適用範囲を50キロワット以上から10キロワット以上に変更するという部分で、昨年提出された陳情の願意に沿った条例改正案であるということ。また、石岡市に隣接して、石岡市と同様の課題を抱える桜川市などとも足並みをそろえることができる条例案であることも、私としては大いに評価したいと思います。
 ただ、1点指摘させていただくならば、先日の議案質疑でも同僚議員からも発言があったことなんですが、原状回復や事業継承に関する届出などについて、義務が履行されなかった場合の罰則規定がない。設けることができなかった。
 この点について、執行部はどのように考えておられるか、このまま条例が改正されて、条例が施行されたならば、執行部がしっかりと適正な指導体制で臨んでいくようにお願いするわけなんですが、この部分、罰則規定を設けられなかったことについて、執行部にお伺いいたします。

生活環境課長)ご答弁申し上げます。
 罰則規定に関してでございますが、やはり自然エネルギーを生かす太陽光発電事業でございますので、やはり国のほうとの足並みをそろえながら、問題点等を確認しながら、今後検討してまいりたいと思います。
 また、そういう悪質な業者とか、そういうものは条例に沿った名前を公表すると、きちんとした対応を心がけていきたいと思います。
 以上でございます。

山本委員)それではせっかく積立てを義務化しても、最終的に事業廃止後に、原状回復ができなかった、あるいは事業継承の届出がなされなかった場合、執行部の対応はどのようになるんですか。

生活環境課長)事業の積立ての話でございますが、そちらは源泉により費用から天引かれるような形でとっておりますので、費用が払われなかったということはないと考えてございます。
 
 〔「事業継承について、事業継承がなかった場合」と呼ぶ者あり〕

生活環境課長)事業継承につきましても、あらかじめその審査の段階できちんと継承していただくような指導を行っていきたいと考えております。

山本委員)何か心もとないのもあるんですが、結構です。

岡野委員長)ほかに質疑はございませんか。

川井副委員長)ただいまの件ですけれども、非常にスピーディーに、この改正されたことに関しては、山本委員がおっしゃるとおり、私も非常に喜ばしいことだと思っております。
 またこの件に関しては、まだまだ問題点もございますので、その点をやっぱり十分考慮しながら、今後も進めていただきたいと思いますけども、今回非常にスピーディーだったその経緯をちょっとご説明いただきたいと思います。

生活環境課長)ご答弁申し上げます。
 やはり昨年、市民のほうからそういう陳情が上がってございまして、産業建設委員会のほうで皆様のご意見をいただいて、改正に向けて準備を行ってきました。
 その中で、やはり50キロワット未満の太陽光発電設備の設置が非常に多く見受けられてございます。
 やはりその中で、事業者と地域住民等の調和を図るということが、この条例の一番大事な部分だと思いますので、それが早く実行できるような形で、今回の提案とさせていただいたところでございます。
 以上でございます。

川井副委員長)今ご説明いただきました。
 非常に市民にとって、そういった問題解決をより早く寄り添った形で対応していただけるということは、喜ばしいことだと思いますので、今後とも職員の皆さんは大変でしょうけども、問題解決に向けて、スピーディーな対応、今後ともよろしくお願いいたします。分かりました。

岡野委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第59号石岡市太陽光発電設備設置事業の手続に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第60号石岡市公共交通政策会議条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

都市計画課長)私からは、議案第60号石岡市公共交通政策会議条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明いたします。
 地域公共交通活性化及び再生に関する法律が、令和2年11月に改正され、公共交通のマスタープランとなる計画の名称が、地域公共交通網形成計画から地域公共交通計画に変更されました。
 今年度、石岡市地域公共交通網形成計画の計画期間が満了となり、石岡市公共交通政策会議において、新たに石岡市地域公共交通計画の策定に関する協議を実施するため、条例に規定する計画の名称を変更するものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第60号石岡市公共交通政策会議条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第61号工事請負契約の締結について(R5(仮称)石岡駅東口都市公園整備工事)を議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは私からは、議案第61号工事請負契約の締結についてご説明いたします。
 工事名はR5(仮称)石岡駅東口都市公園整備工事でございます。
 本工事は、石岡駅東口のかしてつ跡地において、スケートボードパークを主として防災テントつきのあずまややかまどベンチの設置、マンホールトイレの整備など、防災機能を有する都市公園を整備するものでございます。
 令和5年4月11日に条件付き一般競争入札として告示を行い、令和5年5月9日に入札を執行した結果、税抜き予定価格2億2,860万円に対し、税抜き最低価格1億5,610万円となり、低入札となりました。
 事後審査及び石岡市低入札価格調査委員会の審議の結果、適当であると決定したことから、最低価格者である株式会社紺野工務店が、落札率68.2パーセントで落札し、令和5年5月29日に同社と税込価格1億7,171万円で仮契約を締結したところでございます。
 この請負契約は、本議会において議決をいただきました日が本契約となりまして、工期は令和6年3月20日までの予定となっております。
 この請負契約を締結するため、石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第61号工事請負契約の締結について(R5(仮称)石岡駅東口都市公園整備工事)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第64号工事委託契約の締結について(令和5年度市道B3760号線道路整備事業)は、議案第66号「工事委託契約の締結について」の一部変更について(令和4年度市道B3760号線道路整備事業)の議案と関連する部分がございますので、2件を一括して、審査を行いたいと思います。
 本案について執行部から説明を求めます。

道路建設課副参事道路建設担当)それでは、議案第64号工事委託契約の締結についてからご説明いたします。お手元の資料をご覧願います。
 提案理由でございますが、令和5年度市道B3760号線道路整備事業につきまして、委託契約を締結するため、石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 契約の内容についてご説明いたします。契約の方法は、随意契約による契約。
 契約金額は10億8,894万6,000円。
 契約の相手方は、茨城県水戸市笠原町978番6、茨城県知事大井川和彦でございます。
 なお、本件につきましては、令和5年5月15日に茨城県と仮契約を締結しております。
 続きまして、本年度の整備内容についてご説明いたします。本年の主な整備内容といたしましては、トンネル設備工事、測量、試験費等でございます。
 続きまして、議案第66号「工事委託契約の締結について」の一部変更についてご説明いたします。お手元の資料をご覧願います。
 提案理由でございますが、令和4年第2回定例会にて議決を得ました議案第48号工事委託契約の締結について(令和4年度市道B3760号線道路整備事業)の当初契約金額21億1,000万円を9億6,140万4,000円増額し、30億7,140万4,000円に変更するものでございます。
 変更理由といたしましては、トンネル本体工事において、軟弱な地盤や湧水が発生したことなどから、その対策費といたしまして、令和4年度契約分の施工方法の変更及び追加されたことに伴い、契約金額を変更するものでございます。
 なお、本件につきましては、令和5年5月15日に茨城県と仮契約を締結しております。
 また、令和5年5月9日にトンネル掘削工事が市境の貫通点に到達したことを受けまして、令和5年7月4日に(仮称)上曽トンネル貫通式典を開催いたしますので、式典の概要につきまして、ご説明いたします。
 開催日時につきましては、令和5年7月4日午前10時からでございます。
 開催場所につきましては、(仮称)上曽トンネル構内、石岡市、桜川市市境でございます。
 招待者につきましては、事業者、発注者、来賓者など約80名でございます。
 式典の内容といたしましては、貫通発破、貫通点清めの儀、通り初め、鏡開きの儀等を予定しております。
 なお、産業建設委員の皆様には、既に式典出席のご案内をさせていただいているところではございますが、ご多忙の中、誠に恐縮ではございますが、出席賜りますようお願い申し上げます。
 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第64号工事委託契約の締結について(令和5年度市道B3760号線道路整備事業)、議案第66号「工事委託契約の締結について」の一部変更について(令和4年度市道B3760号線道路整備事業)の計2件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、いずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第65号「工事請負契約の締結について」の一部変更について(R4(仮称)石岡駅西口交流施設駐車場整備工事)を議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは私から議案第65号「工事請負契約の締結について」の一部変更についてご説明いたします。
 工事名は(R4(仮称)石岡駅西口交流施設駐車場整備工事)でございます。
 本工事はステーションパーク南側にある市営駐車場、駐輪場を改修するとともに、エレベーターとステーションパーク2階への連絡通路、防災倉庫及び物品用倉庫を備えた建物を整備するものでございます。
 令和5年2月8日に興民建設株式会社と請負金額2億6,389万円で仮契約を締結し、その後議会の議決をいただき、令和5年3月17日に本契約となったものでございます。
 今回、国からの通達により令和5年3月1日以降に契約を締結した建設工事について、特例措置として、令和5年3月1日の新労務単価を適用することとなったことから、契約金額が増額となるものでございます。
 この請負契約を締結するため、石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第65号「工事請負契約の締結について」の一部変更について(R4(仮称)石岡駅西口交流施設駐車場整備工事)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第67号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち当委員会の所管に係る部分を議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

道路建設課長)議案第67号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち、道路建設課が所管します補正予算につきまして、ご説明いたします。補正予算書の10ページ、11ページをお開き願います。
 上段の表、款8土木費、項2道路橋りょう費、目2道路維持費、説明欄の道路維持費、道路等復旧工事におきまして、2,290万円の増額補正を計上してございます。
 続きまして、下段の表になります。款11災害復旧費、項2土木施設災害復旧費、目1道路橋りょう施設災害復旧費、説明欄の道路橋りょう施設災害復旧費、測量・設計委託料におきまして785万4,000円の増額補正を計上してございます。
 こちらの内容でございますが、台風2号の影響によります大雨災害により、道路ののり面崩れや陥没等の被害が発生いたしまして、道路等の安全性を確保するため、早期に復旧する必要があることから、工事請負費及び測量設計委託料を増額補正するものでございます。
 なお、今回補正予算といたしまして、応急復旧費用及び設計業務費用を上程させていただいておりますが、測量設計等を行いまして、本復旧のために必要な工事請負費が確定しましたら、改めましてご報告させていただきますので、その際はどうぞよろしくお願い申し上げます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第67号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち当委員会の所管に係る部分を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第68号工事請負契約の締結について(令和5年度 市民会館解体工事)を議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)それでは、議案第68号工事請負契約の締結についてご説明いたします。
 本工事は令和5年度市民会館解体工事といたしまして、石岡市総社一丁目地内にございます、旧市民会館の建物を解体するものでございます。
 5月30日に条件付き一般競争入札による開札が執行され、7者のJVによる参加がありまして、予定価格3億4,340万円に対し、入札価格2億4,240万円。落札率70.5パーセントで、アレスコ・市村特定建設工事共同企業体が落札候補者となりました。
 6月9日に低入札価格調査が完了し、6月14日にアレスコ・市村特定建設工事共同企業体と、請負金額2億6,664万円で仮契約を締結したもので、石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 なお、工事期間につきましては、6か月間を予定してございます。
 以上が内容の説明となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

山本委員)改選前の3月の予算委員会でいくつか質問させていただいたんですが、そのとき、私は歴まち交付金を活用した跡地利用の提案などもさせていただいたわけです。
 そこで、敷地内には推定50本程度の杭が打たれているということで、これの処分はどうするのかという質問をしましたところ、今回の解体工事では杭を残すことを、考えてないということで、先日の議案質疑でも同様の答弁ありましたけれど、その跡地利用の提案のときに、一旦更地にして、すぐに発掘調査に取りかかるという説明があったかと思うんですが。まず、発掘調査に取りかかるような状態での工事を見込んでいるんでしょうか。工事完了と同時に、所管が違うかもしれませんけど、直ちに発掘調査に入れる。そういった工事の内容なんでしょうか、確認いたします。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 今回の工事に先立ちまして、埋蔵文化財関係の調査部門と調整を行ってございます。
 その中で、まずは解体工事の施工前において、試掘調査が可能なところは試掘を行うと。そういった形で調整を行ってございます。
 また、本体解体を行ったあと、埋戻しを行う前に、地面が見えている状態の中で、地面のほうの試掘調査を行うような形で調整を行ってございます。
 したがって、工事完了後に調査という予定ではございましたけども、調整を重ねまして、期間内に試掘調査も行って、内容のほうを確認してもらうという段取りにしてございます。
 以上です。

山本委員)埋蔵物の試掘調査、これ杭があっても支障ないんですかね。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 この建物の基礎杭につきましては、大体間隔が6メーター間隔で打たれているものでございます。
 その間の部分は、土でそのまま、昔のままの土であるという判別をいたしまして、そこの部分について、文化財の有無について試掘を行うっていうような計画としてございます。
 以上です。

山本委員)なんか推定では50本ほど杭があって、その抜根には1億とか2億とか、かなりの工事費が掛かるというふうに聞いているんですけど。
 跡地利用を考えて、このままで、果たしていいのかどうかなと疑問に思うんですが、その辺は十分に検討された上での契約だったんでしょうか。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 今回の解体工事の中では、杭の撤去については入れてございません。
 それの中で、まず跡地利用のことを考えますと、まず杭を抜くことによって、周辺の住宅や、そういった建物に対する影響に関して調査を行ってございます。
 その結果でございますけども、大体杭が20メートル程度のものでございますので、そこから影響範囲を考えますと、周辺の住宅に影響があると判断いたしまして、杭については、残地という形で考えてございます。
 その後の跡地利用につきましては、今現在、教育委員会等と協議を重ねておりまして、方針が定まり、決定次第、またご報告させていただければと思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第68号工事請負契約の締結について(令和5年度 市民会館解体工事)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、請願第1「石岡市のおまつり・本道回帰」に関する請願(産業建設委員会所管にかかる部分)を議題といたします。
 本件につきましては、事務局より受理の経緯及び請願の概要等について説明を求めます。

事務局)請願第1「石岡市のおまつり・本道回帰」に関する請願(産業建設委員会所管にかかる部分)における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず、受理の経緯でございますが、5月25日に提出され、同日付で受理いたしております。
 提出者は、石岡市府中二丁目の石岡のおまつりを愛する有志一同代表・○○○○様で、紹介議員は、鈴木行雄議員、野要議員、鈴木康仁議員の3名でございます。
 次に、請願の概要でございますが、石岡のおまつりに関してこれまでどおり「石岡のおまつり(祭事)」は、石岡のおまつり振興協議会が取りまとめ役となり、従前どおりの補助金を受け取ることとすることを求めるものでございます。
 なお、本請願の提出に当たっての参考資料として、趣旨に賛同される方239名分の署名をご提出いただいていたところでございますが、その後、追加で90名分の署名の提出があり、合計で329名分の署名の提出がございましたので、ご報告いたします。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより審査に入ります。本請願についてご意見等ございましたら、挙手によりお願いいたします。

山本委員)私は本請願には反対です。
 紹介議員の方々には、一旦この請願を取り下げてもらうことはできないかと、再三お願いしてきました。なぜならば、この請願は5月25日に提出され受理されておりますが、その後6月12日に石岡市役所において、常陸国総社宮祭礼の獅子・山車・ささら行事保存会と石岡のおまつり振興協議会、観光協会、石岡市による意見交換会が持たれ、そこでこれから申し上げます4点について、合意決定がなされた旨、その意見交換会に立ち会った戸井田和之茨城県議会議員からの報告があったからです。
 合意決定事項を読み上げさせていただきます。
 令和5年6月12日、合意決定事項。
 1、運営主催について、1−1、石岡のおまつりの責任者は、常陸国総社宮祭礼の獅子・山車・ささら行事保存会、長谷川晴彦会長が主催責任者になることを合意決定される。
 1−2、保存会と振興協議会が一本化していくことの合意はできなかったが、祭礼本部等の運営ばかりではなく、今後の祭りにおいて運営を進めていかなければならない。6、7、8、9、10月のスケジュールを含め、力を合わせて一緒にやっていくことで合意決定される。
 2、祭礼役割分担の件について、2−1、お祭り実施(祭礼本部等)に当たっては、石岡のおまつり振興協議会と、常陸国総社宮祭礼の獅子、山車、ささら行事保存会の代表者で話し合いを行いながら進めることを決定。
 2−2、今後の祭りの6、7、8、9、10月までのスケジュールや詳細の役割分担は、保存会からは青木副会長、振興協議会からは吉野副会長が代表になって、各事務局同士が進めていくことと決定される。
 3、保存会と振興協議会の全体会議について、3−1、後の合同全体会議開催の可能性を含め、6月18日の全体会議は、保存会は午後5時30分開催、振興協議会は午後7時開催、双方の時間をずらすことで決定。
 3−2、合同全体会議を開催することを保存会、振興協議会全体会議において了承が得られれば、7月5日に開催予定の保存会、振興協議会、観光協会、石岡市意見交換会にて決定する。
 4、補助金問題について、4−1、観光協会は、祭礼に係る関係経費を精査し保存会と振興協議会に支出する。しかし双方にまたがるような支出に関しては、観光協会が直接支出する。
 4−2年番町や祭礼参加、各町内へ支出していた合理化配分金は、観光協会が支出する。
 4−3、今後祭礼関係経費に関しては石岡市が支出しなければならないものや、観光協会が支出するものをさらに精査し、再考しなければならないのではないかとの意見で合意。
 5、第4回保存会、振興協議会、観光協会、石岡市意見交換会の開催について、令和5年7月5日水曜日、石岡市役所会議室。以上、合意決定事項とすると。こういった同意・決定事項です。
 私のみならず、石岡のおまつりの参加町内の皆さん誰もが、本来、共に力を合わせておまつりの運営に当たってもらわなければならない。保存会と振興協議会の間から、今聞こえてくるこの不協和音が日増しに高まってきていることを、大変憂いておりました。
 そうした中で、保存会と振興協議会、双方の顧問である戸井田県議が立会人となって、先ほど読み上げさせていただきました、6月12日の合意決定があり、さらに7月5日にも、次の話し合いが予定されていて、双方の役割分担についても協議進行中というところでありますので、私たちが、この請願を審査することには無理があるのではないかと思います。
 こうした中で、議会がこの請願について採択、不採択の結論付けをすることは、一旦やめるべきだと、私は判断します。
 私からは以上です。

岡野委員長)ほかにご意見ございませんか。

高野委員)そうですね、今、山本委員からお話聞きまして、私もおまつり好きで、町内でも、まだまだ新参者ですけど、35年ほど参加させていただいてきました。
 それで振興協議会の皆さんとは、お世話になり、また総社宮さんも、同じような形の中で、お世話になって、今日35年というような月日が迎えられたというような、うちの町内は状況でございます。
 そして私もおまつりというのは、皆さんで今、山本委員も言われたように、粛々と皆さんで仲良く、けがのないように、五穀豊穣、そうですね、安寧。この石岡市の発展をみんなで願ってやるおまつりだというふうに私は信じております。
 しかしながらですね、今回こういう話が出てまいりまして、正直言いますと、私、役員さん、櫻井会長さんと3名で、石岡市長のところへまいりました。
 それで、市長さんとこれどういうことなんだということで話をしましたら、市長が言った言葉は、いや、これはおまつり。保存会できないよと。私はそうでしょって言ったんですね、時間もないし。そしたら保存会のほうでは準備もできていない。そういった中ではできないから、これは振興協議会さんにお願いするしかない。
 約30分程度の話し合いでしたが、そういった中で、ああそうですかと。それで、結局は、私が求めたことは、少し時間を作ったらどうですか。もう年番町もあと一、二年で、みんなが、回り番って言うんですか、それが終わってくる。だからそういったときを待ってもいいのか、いろいろね。1年待つのか、話し合いをするのかそういったことも、市長しかるべきでしょうと。これで私は振興協議会の皆さんと一緒に行動してきましたけど、16年、17年というような、長きにわたり、事故もなく、そして今、よそのお祭りに負けないような形づくりをしてきたと。
 ですから、お互いに言い分はあります。これは、何か改革しようとか、そういったことになると、言い分はありますけども、やっぱり、あんまりにも拙速に進めることは、いい結果が出ない。ですからこうしたらいいよね。いいよねはいいんです。でもいいよねって言ったときは、一拍置いて、必ず皆さんで協議する。話を持つ。それが一般的な社会です。
 今回は皆さん子供がけんかしてるんじゃないんです。けんかとは思いませんけど。皆さん大人が、何か私はきちっとした話し合いを持てば、石岡の市長もそうですけど、市長が間に入ってきちっとすれば、いくらでも解決することなんです。
 それを自分で損するところへは手を突っ込まない。まむしのつぼへは入れない。自分では静観しているだけ。だからどんどんどんどん深みに入っていく。
 私は、どちらがいいとか悪いとかの判断は、本当につけがたいです。ただ、私は協議する時間を持ってくださいよ。ですから、ここ1年でも2年でも良い。だから、現況の中で、私は進めて、しっかりとしたもの。後世に残すものを作るべきじゃないのか。一部の人間で騒ぐことじゃない。三十何町内あります。みんなでしっかりと話をして、やっていく。そして今政教分離というようなことも、いろいろ言われておりますけども。そういったことについてもしっかりと精査しなくちゃいけない。
 神事は神事、イベントはイベント。そういったことまで、行政がしっかりと商工会議所じゃなくて、何だ、商工会を通せば、お金をやっていいんだ。それは法律的なものであって、社会的に考えたときは、隠れみので何でもやっていいのか。そういうことにもなるかと思うんです。
 ですから、やはり、グレーゾーンあります。だけどもグレーゾーンはみんなでしっかりと、分かり合って進めていくから、政教分離も何もクリアできる。みんなきれいにしようとしたら、なかなか作り上げることはできない。だから私は皆さんに本当聞いてもらいたいことは、もうしっかりと話し合いを持つこと。私はそれだと思います。5回やったんだとか6回やったんだとかじゃない。10回でも20回でもやったらいい。分かるまで。
 今年もそうだけど、こういうことをしていたらお祭りできないと思う。みんな悲しむ人もいるし、寂しがる人いるでしょう。そのときに批判されるのは誰なんだ。子供たちは何にも分かんない。もう法被作って待ってますよ。その辺のところまでしっかり考えないといけない。
 それで、私はなぜこの本堂回帰への提言に賛同したか。私は会長さんと一緒に行って、谷島市長からはっきり本当今年はお願いしますよっていうことを聞いてきたんです。
 それで、今度会長さんのほうも文書で出したい。会長さんそれはね、きちっと向こうさんからもらってね、出しましょうよ。これ会長さんが行きましたら、そんなこと言ってない。それで文書、出てきた文書は、以前のこの議会での答弁書。皆さん一本になって頑張ってもらうことを望みますなんていうね、訳の分からない。
 だから、今もうあと一、二か月です。ですからまずは、もう今回は騒いでる時間も何もない。私だ、あんたでもない。だから、今回は、私は、今後は分かりません。しかしながら、今回は絶対に現状のままで、けがのない、みんなで笑顔で終われるお祭りをすべきだと思って、私は賛同者となったわけでございます。
 一つには、やはり市長の、私は子供じゃない、役員さんと一緒に連れてってもらいましたけど、そのときにはっきりと。それで、帰りには公室長に、揉めていたけど、今日、市長がはっきりしてくれましたので、あとは、年番町内さんが一巡した時点、その頃までにきっちりしたらいいと思いますよね、って言ってお礼を述べて帰ってきた。そういうことを市長が言っているんだから。市長はきちっとすべきである。
 それを櫻井会長も内田副会長も聞いてきたわけですから。あれだけのことを聞いて、逆に言ったら、もう大人であれば引き下がれない。私もなぜ引き下がらないかっていうと、はっきりと言葉で聞いてきたからです。ですからこの責任は市長がちゃんと取るべきだと。今年1年でもいい、2年でもいい。振興協議会さん16年のこの恩恵というものは、きちっと行政は立てた中で、私は新しい形に踏み切るべきだというふうに思い、私はこの回帰の提言に賛成をいたします。
 あと質問もよろしいですか。これ、ちょっとこの中に質問交えてよろしいですか。

岡野委員長)はい。

高野委員)やっぱりこういうことがないと、あまり質問もしたくないんですね。
 でもこういうことができてくると、本当に精査するものは全部精査したらどうだと。お祭りやりたいから、だめなこともいいんだよじゃなくて、そういったものまで全部精査して、じゃあみんなでスタートするかということになると思うんですね。
 石岡市のお祭りに対して補助金を支出しております。これは政教分離の観点から、執行部はどのように考えているか。お伺いをいたします。

商工観光課副参事観光担当)ご答弁申し上げます。
 石岡のおまつりにつきましては、伝統を生かしたイベントに位置付けられておりまして、市最大の観光イベントとしての運営に対し、補助をしているものでございますので、政教分離には抵触していないとの認識でございます。
 以上でございます。

高野委員)だからその答弁が問題なんですよ。
 石岡市の重要なイベントだから、政教分離には抵触しない。全然それ答弁なってないです。
 政教分離ってのは、これ国法ですよ。日本国憲法ですよ。ちょっと待ってください。日本国憲法第89条、公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又はその利用に供してはならないとあります。ただ、だからイベントだから、いいとかそういったことはない。それはそれでいいです。後でよく調べといてください。
 それとこれは確かめさせていただきますけども、政教分離には、今の答弁では、市はきちんと整理しているんで、当てはまらないというような答弁でしたが、それから考えますと神事ですね。おまつりの神事全般です。これに補助金は一切使われてないっていうことでいいですか。

商工観光課副参事観光担当)お答えいたします。
 補助金につきましてでございますが、こちらにつきましては繰り返しになってしまいますが、観光としてのイベントの石岡のおまつりに支出しているということで認識しております。
 以上でございます。

高野委員)もし、これ後で細かく聞いてまいりますけど、神事に補助金が支出されているとすれば、現時点でどのようなことになります。今後の問題。
 お伺いをいたします。

商工観光課副参事観光担当)お答えいたします。
 今委員おっしゃったようなことがあった場合でございますが、関係各課と協議しまして、適正に対処してまいりたいと思います。
 よろしくお願いいたします。

高野委員)これ以上聞いても、深く入りませんけど。でもこういうことがあるということは、ただイベントだから、お金は、何か間に入れてお金を動かしていけば、それは、コンプライアンス、そういったものには抵触しない。
 これは法律的には逃げられるかもしれませんけど、どうですか、社会的に。何でもそういうことやったら大変でしょ。どこへでも補助金出せるようになってしまう。ですから、その辺のところは後でまたゆっくり一般質問でも機会がありましたら、聞いてみたいと思います。
 そういうことでね、私はいろいろルール、何かもっと皆さんに話し合いもしてほしいですし、市長もきちっとした見解を示してほしいという立場から、私はこのような質問もしましたし、今持論も述べさせていただきました。
 これ私は今回、可否というのは、本当に出していいものかどうかということもございますし、また本来であれば、継続ということになるのかもしれませんけども、私自身としては賛同しておりますので、採決を望みます。
 以上で終わります。

岡野委員長)ほかにご意見は。

関口委員)この請願なんですけど、石岡のおまつりって言うのは3日間で50万以上を1日10万人以上観光客が来るという、大きい事業、イベントだということは私は認識しているんですけど。
 この今回の請願の趣旨というのは、石岡のおまつり振興協議会に補助金をいただきたいと、そういう請願だと思うんですよね。あとおまつりの取りまとめ役もしたいと。そういうことですけど、これは私議事録に基づいて話をするんですけど、令和4年度まではおまつり振興協議会補助金だったんですけど、令和5年度になりまして、おまつり補助金という名前に変わりまして、742万2,000円ですか。これは、前の年と変わらない。
 で、担当の課長もいろいろ答弁をしまして、最終的に総括の最終日ですか。予算の最終日に市長が、観光協会に一本化したいという話を聞いているんですけど、私のほうはね。それでもういくのかなと思ってたんですけど、いろいろ今話を聞きますと、山本委員から、今、振興協議会、また観光協会、また、石岡市、氏子さんですか。4者で話し合いをしている段階だと。そういうことであれば、私はその話をもう少し進めていただきたい。これは私は全然知らない内容です。その山本さんが言った内容が本当なのかも、これは分からない、私は。事実なのかどうかも分かんないけど、一応そういう話をしてるということであれば、私はそれを見守りたいと思うんですよ。ですから今回は採択とか不採択ということじゃなくて、もう少しそれを見守って、継続していったほうがいいのかなと思っております。
 以上です。

山本委員)今、関口委員のほうからも発言あったわけですけど、戸井田議員から文書で報告書が配布されたんですよね。私はそれを基に発言させていただいて、私の発言の趣旨は、振興協議会と保存会が一本化に向けて、協議進行中ということであるので、今、この請願について採択、不採択の結論づけを急がないでほしいということです。話し合いが始まっている、7月5日にも予定されていることであれば、一旦この請願は取り下げてもらえたらどうかなというのが、私の先ほどの冒頭に申し上げた発言の趣旨です。

〔「休憩で」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)暫時休憩いたします。

 −休憩−

岡野委員長)それでは再開いたします。

鈴木委員)今までに3人の方から、いろんなご意見をいただきました。私もそれを今まで聞いてるわけでして、特に先ほどの話の中で山本委員さんのほうから、取り下げはどうかというような話もありました。
 話の中に、戸井田県議が中に入って大体まとまったんだと。だからそれについては、この請願については、一応取り下げたらどうかというような趣旨だと思うんですけども。私どもには、私を含め3人の請願の紹介議員には何ら一言もお話がございません。今日初めてそのことを聞いて、私ははっとしたわけでございまして。そういう意味でいうならば、中に入った戸井田県議さんも、もう少し丁寧に、我々が紹介議員になって、振興協議会のほうで、請願を出してるのであれば、それはこういうようなお話が進んでいるので、とりあえず元に戻してくださいと。そのぐらいのお話があるべきだったんじゃないかと。私はそう思うわけでございます。
 簡単に、この請願について、紹介議員として、分かりました、すぐ取り下げますとか、では分かりましたというような簡単な返事ではないと、私は思うわけなんです。
 大変、山本委員さんには、一人な部分もあるかと思いますけども、山本委員さんもそういった会合の中身を文書で、……なんかして、初めて今回出てきたわけでございますから、そういうようなことも含めて、今回は、私はじめ高野委員と鈴木康仁議員ですが、これは、ちょっと急にここで、取り下げをどうのこうのということについては、考えなければならないなという感じは持ってます。
 そういうのが、現在の私どもの心中でございますので、よろしくご察しのほどお願いしたいと、そういう思います。

岡野委員長)ほかにご意見ございませんか。

新田委員)皆さんも意見されていましたので、私のほうからも意見を言わせていただければと思います。
 請願が出された経緯について、私自身はちょっと詳しいことは知り得ておりませんけれども、私も祭礼に参加してきた者として、この振興協議会につきましては、文章にもありますけれども、平成16年に設立をされたということで、本当に長年にわたって石岡のおまつりを支えてくださっていたということは当然分かっております。
 ただこの文章のみではこの詳細まで読み取れない部分があるのが、正直な私の意見であります。
 請願趣旨の(2)の部分。ここ文教厚生委員会にかかる部分だと思うんですが、ここには神事や文化財としてこれらを保存し、茨城県指定無形文化財等の高みを目指すのであれば、新たに設置された祭礼行事保存会に、無形文化財保護を目的とした補助金を出すことを検討するという記載があります。この新たに設置された団体が文化財保護をメインとする団体であるのか、そういった部分も私は正直分からない部分があります。なので、改めて請願内にありますこの二つの団体、振興協議会と祭礼行事保存会の違いが、どういった部分なのかっていうのを知るためにも、この団体の目的とか、活動内容が分かる会則等があれば、そういう資料をいただきたい。あと併せて、先ほど来山本委員からもありますように、その団体同士でのこの例大祭の運営などをこれまでどのような話し合いがなされてきたのかという、そういった記録等が執行部のほうで持ち合わせていれば、資料としていただきたいなと思います。その後また審議すべきではないかなというふうに思います。
 私の意見としては、資料をいただければと思います。もし執行部のほうで持ち合わせていれば、そういった資料も提出いただきたいと思います。
 意見とさせていただきます。

岡野委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

岡野委員長)再開します。
 それでは、ただいま新田委員からありました。観光協会と保存会のほうから資料の提供をお願いいたします。
 ほかにございませんか。

川井副委員長)今までいろいろと協議した内容も聞かせていただき、また私も今回のこの問題についての請願書等も読ませていただきました。
 今回のこの問題は、慎重に、また正確に公正に判断しなければならないことですし、またこの請願書、今新田委員もおっしゃってたように請願書見ただけで判断するということよりも、さらに検査、検討を重ねて、委員会としてはしっかりとした判断をしていくべきという観点から、継続審議とするべきだと私は思います。

岡野委員長)ほかにございませんか。
 ただいま本件の取り扱いについては、さらに調査検討を要するため継続審議とされたいという意見と、採決を行うべきとの意見がございました。
 それでは、初めに継続審査とすることについてお諮りいたします。本件は起立により採決いたします。
 お諮りします。本件は継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

−賛成者起立―

岡野委員長)本件は、ただいま可否同数でございます。よって委員長において本件に対する裁決をいたします。
 本件については、私委員長は継続審査とするものといたします。
 以上で、本委員会に付託されました案件の審査は、全て終了したわけでありますが、これらに係る委員長報告の取扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、所管事務の調査として石岡市西口交流施設出店事業者についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。なお、発言は挙手によりこれを許します。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは、石岡市西口交流施設出店事業者についてご説明いたします。
 駅周辺にぎわい創生課資料1をご覧ください。西口交流施設につきましては、出店事業者を令和5年4月17日から5月17日まで公募しておりましたが、5月31日に事業者選定委員会を開催いたしまして、6月6日に事業者が決定いたしましたので、ご報告いたします。
 公募結果及び審査結果についてでございますが、申請者は1名、個人事業主となっております。
 審査方法につきましては、事業提案内容等を総合的に評価し、平均得点が最も高い者を出店者とし、平均得点が最も高い者の得点が60点に満たない場合、事業者の決定はしないこととしております。
 審査結果につきましては、選定委員5名の平均評価点が70.4点となりまして、基準である60点を超えたことから、事業者として決定をいたしました。
 事業者及び事業内容についてでございますが、事業者は市内在住の30代女性でございます。
 現時点の予定でございますが、営業日につきましては、月曜日を定休日とした週6日。営業時間につきましては、午前7時から午後10時までを予定しております。
 営業品目については、表にあるとおりでございますが軽食、主食等が20種類、デザート、ドリンク等が約10種類の予定となっております。
 営業の準備等がございますが、営業開始につきましては、夏頃となる見込みとなっております。
 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

山本委員)営業時間は午前7時から午後10時と長時間なんですが、これ審査段階で、勤務スタッフの数とか、シフトとかについて確認をされましたか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)審査項目につきましても、運営体制等の項目がございまして、その中で2名体制で確保していくという提案がございました。
 以上でございます。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

新田委員)ありがとうございます。
 これってすいません、チャレンジショップという認識でよろしかったですか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 チャレンジショップという認識でございまして、原則として1年間の貸出しを目的としております。
 しかしながら、その1年間のうちに独立するまでのスキル等が達成しない場合には、場合によって、また公募でございますけども、2年目入る可能性もございますということで認識しております。

新田委員)ありがとうございます。
 原則1年で、継続してもできるということで。その期間の、なんですかね、何年までできるっていうのは決まっているんでしょうか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)明確に何年までということはないんですけども、チャレンジショップでございますので、その辺を加味して出店者等とも協議しながら、その辺は決めてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

新田委員)ありがとうございます。
 これ仮に決定した事業者の方が、その期間の1年で、独立のためにその施設を終えますってなった場合は、また新たな事業者を募集するわけですよね。
 その間に、もしまた募集してても決まらなかった場合って、今のようにシャワールームのみの開放ということになるんでしょうか。先のことですけど。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)現在決まった方が、これから1年間の営業ということで、その1年目の終わりまでには公募をまた開始してまいりますが、今、新田委員言われたように、その応募者がいないと空白の期間となる可能性がございますけれども、そうならないように、広くPRをしながら、継続的な運営ができるよう努力してまいりたいと思います。
 以上でございます。

新田委員)ありがとうございます。市の玄関口にある施設となりますので、今後どうなるか分かりませんけれども、先ほどおっしゃったように、その部分もしっかり計画性を持って、今後も進めていただければと思います。よろしくお願いします。
 以上です。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、地球温暖化対策実行計画等の策定についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

生活環境部参事ゼロカーボン担当)地球温暖化対策実行計画等の策定についてご説明させていただきます。
 資料ナンバー15をご覧ください。初めに1 計画策定の趣旨でございますが、令和4年10月1日のゼロカーボンシティ宣言の実現に向けた取組を行うため、地球温暖化対策の推進に関する法律第21条に基づき、市有施設の事務事業等に関する温室効果ガス排出量削減を行うための事務事業編と区域の自然的・社会的条件に応じて温室効果ガス排出量削減を行うための施策に関する区域施策編を、また地域の脱炭素化に向けて重要な位置付けとなる再生可能エネルギーについて、当市の資源などが潜在的に存在する資源活用の方向性を示すための再生可能エネルギービジョンを策定するものでございます。
 次に、2 委託業務についてでございますが、初めに、委託内容は、地球温暖化の現状や、市有施設のエネルギーの把握、温室効果ガスの削減目標、再生可能エネルギーの有効活用などでございます。
 委託名は、令和5年度石岡市地球温暖化対策実行計画(事務事業編・区域施策編)及び再生可能エネルギービジョン策定業務委託でございます。
 契約方法は随意契約。契約先は水戸市にあります、一般社団法人茨城県環境管理協会でございます。
 契約日は令和5年6月21日で、契約金額は税込み883万3,000円。
 履行期間が令和5年6月22日から令和6年3月18日でございます。
 次に3 今後のスケジュールについてでございますが、委託業者が決定しましたので、庁内策定委員会での意見の集約や、環境審議会での素案、審議などを計画的に進め、12月にはパブリックコメントを実施して最終確認を行い、本年度3月に地球温暖化対策実行計画の公表を目指したいと考えてございます。
 以上が、地球温暖化対策実行計画等の策定についてでございます。
 よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

山本委員)委託先決定されたという、随契ということだったんですが、確かに専門性の高い業務を委託するということで、ほかに選択肢はなかったのかもしれませんが、これ、公募プロポーザルとか、そういった方法はとらなかったんでしょうかね、業者。
 委託を受けられる業者は限られているってことですか。

生活環境部参事ゼロカーボン担当)ご答弁申し上げます。
 業者選定につきましては、当初一般競争入札で6月2日に実施したところでございます。そのとき2者からの参加申請がございました。
 しかし、1者が辞退され、残りの1者のみの入札となりました。この1者が今回契約させていただきました、茨城県環境管理協会でございます。
 最終的には最低制限価格を下回る金額での入札となりましたので、不調となったところでございます。
 これを受けまして内部で調整したところ、その1者、入札がありまして、1者と最低価格、基本価格での随意契約、決裁、6月20日に見積もり合わせを行いまして、一般社団法人茨城県環境管理協会との契約締結に至ったということでございます。
 以上でございます。

山本委員)この委託先の、ほかでの実績や何か、資料があれば。

生活環境部参事ゼロカーボン担当)ご答弁申し上げます。
 実績でございますが、まず事務事業編につきましては行方市で作成をしております。
 区域施策編につきましては、取手市、鉾田市。
 再生可能エネルギーにつきまして高萩市となってございます。
 以上でございます。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、石岡市動物の愛護及び管理に関する条例の制定についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

生活環境課長)石岡市動物の愛護及び管理に関する条例の制定についてご報告いたします。資料16をご覧ください。
 初めに1 条例の目的でございますが、人と動物の調和のとれた共生社会の実現のため、基本理念を定めるとともに、市民一人ひとりの動物を愛護する心を育み、動物に関する正しい知識や習性を理解し、飼育方法及び管理に関し、必要な事項を定めることを目的といたします。
 次に、2 主な内容でございますが、動物愛護の理念に基づき、市、市民及び飼い主等がそれぞれにやるべき責務を規定いたします。
 (1)市の責務としては、市民及び関係団体との協力、防災時の動物の保護などでございます。
 (2)市民の責務としては、市への協力など。
 (3)飼い主の責務としては、飼養している動物の健康と安全の保持、人の生命や財産への危害防止、動物の飼養を通じた他人への迷惑防止、動物を終生にわたる飼養などでございます。
 最後に3 今後の予定でございますが、本日から令和5年7月26日までパブリックコメントの実施を行いまして、令和5年8月上旬までに、パブリックコメントの結果を条例案に反映をさせまして、令和5年9月の第3回定例会に上程を予定してございます。
 以上が、石岡市動物の愛護及び管理に関する条例の制定についてでございます。
 よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、石岡市国民健康保険第3期データヘルス計画及び第4期特定健康診査実施計画の策定についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

保険年金課長)それでは、令和5年度に策定を予定しております、石岡市国民健康保険第3期データヘルス計画及び第4期特定健康診査等実施計画の策定についてご説明いたします。資料の17をご覧いただきたいと思います。
 まず、項番1番各計画の概要でございます。(1)第3期データヘルス計画につきましては、平成30年度から令和5年度までを計画期間としております、第2期計画の更新計画でございまして、国民健康保険被保険者の健康増進の保持及び医療費適正化を目的とする本市国民健康保険における保健事業の事業計画でございます。計画期間は令和6年度から令和11年度の6年間となっております。
 次に、(2)第4期特定健康診査等実施計画についてでございますが、こちらは平成30年度から令和5年度を計画期間としております、第3期計画の更新計画でございます。
 国民健康保険被保険者のうち、特定健康診査の対象者、40歳から74歳以下の方の生活習慣病の予防を目的とする計画として、データヘルス計画に包含されるものと考えてございます。
 計画期間については、データヘルス計画と同様に、令和6年度から令和11年度までの6年間となっております。
 なお、両計画につきましては、これまで2つの計画として策定してまいりましたが、今回、1つの計画として、令和5年度中の策定を進めたいと考えているところです。
 続きまして、2番、進捗状況でございます。現在、計画策定のための業務委託契約を締結しまして、契約相手方と計画策定までのスケジュール等の打ち合わせを実施しております。
 契約締結日につきましては、令和5年4月7日。
 契約相手方は茨城県国民健康保険団体連合会及び株式会社キャンサースキャン。
 業務委託内容につきましては、両計画の基礎資料となる医療費データ分析や、計画策定の支援となっておりまして、契約金額は66万円税込みとなってございます。
 最後に、3番、今後の予定でございます。7月に委託事業者から素案の提案を受けることとなっておりますので、方針及び計画素案について提案をいただきまして、8月に国民健康保険運営協議会、9月に本委員会に報告を予定しております。
 また、10月からパブリックコメントを実施しまして、それぞれいただきました意見などを参考にさせていただきまして、12月に再度本委員会に計画案の報告をさせていただき、翌年の3月に計画策定を予定しております。
 説明は以上となります。よろしくお願いします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、石岡市水道事業施設再編基礎調査業務委託の進捗状況についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

水道課長)私から、石岡市水道事業施設再編基礎調査業務委託の進捗状況についてご説明いたします。
 水道課では、昨年から引き続き広域化を見据えた今後の方向性を比較検討するため、石岡水道施設再編基礎調査業務委託を履行しております。これまでに給水区域内人口の推移、将来水需要の予測、浄水コストの算出、水源井戸の取水状況などを整理してまいりました。
 その結果見えてきた課題としては、施設数が多いことから、動力費や修繕費などのランニングコストの占める割合が多いことや、取水井戸の枯渇による取水量の低下が挙げられます。
 今後さらに動力等の高騰により経営を圧迫すると予想されるため、他事業者との施設の共同化を図るなど、管理する施設数を極力減らす方法を検討してまいりたいと考えております。
 資料18−1茨城県における地下水採取の規制状況をご覧ください。経済性の観点では、井戸を水源として上水供給する方法が安価となりますが、石岡市においては、地下水の保全と適正な利用を図るための、茨城県地下水の採取の適正化に関する条例により取水が制限されております。
 また、下段、地下水採取許可書の写しをご覧ください。取水の許可条件には、県広域水道用水供給事業により供給されるまでの暫定採取とするとの記載がありますことから、経済性、維持管理性の両面で、県水への全量転換を検討するべきであると考えております。
 資料18−2、水道事業の広域連携・経営統合(経営の一体化)等に向けた主な流れ(案)をご覧ください。これは茨城県が示した広域連携に向けたスケジュールであり、国の交付金事業を最大限活用するための最短案となります。
 茨城県水道ビジョンの策定を県内42水道事業者が広域連携等研究会に参加し、将来の経営健全化を図ることを目的として、課題の整理とより効率的な施設管理について協議を重ねてまいりました。
 今年3月には、これまでの協議内容を踏まえ、市町村の区域を越えた水道事業の多様な広域化を検討するための素案として、茨城県水道事業広域連携推進方針が策定されたところです。
 本年度においても、県は引き続き広域化に向けた具体的な検討を行うため、検討・調整会議の設置を10月に予定し、各水道事業者が計画している水需要や計画、整備などの把握や、詳細な財政シミュレーション及び経営統合に関する諸条件の検討・調整を行い、浄水場等水道施設の最適配置案の取りまとめを進める予定です。
 石岡市水道事業においても、将来にわたり安全で良質な水を安定的かつ効率的に供給し続けていくため、検討・調整会議に積極的に参加してまいります。
 令和6年度には、広域化に参加を希望する水道事業者による統合に関する基本協定締結の後、令和7年度以降の経営統合に向けた最終確認を行う予定です。
 施設の最適化については、受益者の利益を最優先に考え、県や他水道事業者の動向を注視しながら、柔軟な対応の上、進めてまいりたいと思います。
 水道課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、観光協会法人化進捗状況について及びかんばん横丁の新店舗オープンについての2件を一括して議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

商工観光課副参事観光担当)私からは、石岡市観光協会法人化進捗状況についてご説明いたします。
 産業戦略部資料1ページをご覧ください。石岡市観光協会を法人化するに当たりまして、令和4年度に観光協会の役員の方々による法人設立準備委員会を設置いたしました。法人設立準備委員会の協議内容でございますが、1の法人設立準備委員会協議内容に記載がありますように、準備委員会を4回開催し、法人化について検討いただきました。
 設立準備委員会では、観光協会の法人化の意義、法人化で実施すべき事業、組織体制、運営方法、課題とその対応方法について協議を行い、法人の方向性を確認いただきました。
 設立準備委員会の中で検討された項目についてご説明いたします。
 2の法人設立の形態といたしまして、任意団体ではできない広範囲な事業展開を市民、事業者等を巻き込んだ形で、より円滑に行うことのできる法的に裏付けられた組織を構築することを目的としまして、その目的に合致し、法的に設立可能な形態といたしまして、一般社団法人を採用する方向で協議を進めています。
 次に、3.実施する6つの事業といたしまして、法人化されました観光協会において、設立目的を実施するための事業でございますが、6つの事業を柱として事業を展開していく予定となっております。
 実施する事業は、観光宣伝事業、観光誘客事業、イベント事業、関係団体連携事業、施設運営事業、研究調査事業を展開していく予定としております。
 一つ目の観光宣伝事業は、会員からの宣伝情報を収集するとともに、法人化されました観光協会で情報を一括管理し、ターゲットに合わせた観光宣伝事業を実施いたします。
 二つ目の観光誘客事業といたしまして、現在観光協会が実施している事業を一部見直した上で、観光戦略全体の立案、マーケティング戦略の立案、市内観光コンテンツの発掘、魅力向上、観光商品の開発・販売を実施してまいります。また、受託販売を行いまして、手数料収入を得るとともに、その他の事業を実施し、自主財源の確保に努めてまいります。
 三つ目のイベント事業は、現在主催しているイベントにつきましては、法人化した観光協会で継続して行いますが、一部見直しも行います。また、市が行っているイベントにつきましても、民間企業の視点を取り入れ、市とは別法人として自由な発想の下、実施してまいります。
 四つ目の関係団体連携事業は、より戦略的に市内の観光振興を進めていくために、観光関連団体と協議できる会議体を創設してまいります。
 五つ目の施設運営事業は、現在市から運営委託を受けている観光案内所、まち蔵藍は継続して運営をしていき、観光協会が主となり運営する観光客誘客施設の設立を検討してまいります。
 六つ目の研究調査事業は、Webサイトアクセス、観光入込客数、延べ宿泊者数などの分析を行い、会員支援等に活用してまいります。
 2ページをご覧ください。4番、組織体制でございます。法人化されました観光協会の組織体制でございますが、役員数は理事15名、監事2名、計17名以上を想定しております。また、事務局員は事務局長を含め13名程度で、うち8名程度は現在の協会職員の継続採用を検討しております。
 このように観光協会が法人化されることによる事業計画といたしましては、ご説明したような新たな事業展開が期待できること。専属職員が配置され、よりよいサービスが展開できること。関連して、市職員も、本来やるべき業務に従事できることなどが期待されます。また、収支計画につきましても、収支均衡がとれていることを確認しております。ただし、運営上、経営リスクを回避するため、先進事例におきましては、毎年度補助金を増額して運用するケース。出資金的に一時金を支払うケースなどがあると聞いております。それぞれ一長一短あると思いますので、引き続き精査して、改めて委員会でご説明をさせていただければと思います。
 続きまして5番目、事務局の人材採用につきましてでございます。事業の成否に大きく影響することがありますので、転職サイトなどで現在募集を行っているところでございます。また採用に当たりましては、第3次選考まで行い、慎重に進めてまいります。
 6番目、新観光協会事務所の予定地でございます。現在のところ、施設の状況から、事務所機能を具備する可能性が最も高いのは、八郷総合支所を候補地として進めておるところでございます。
 続きまして、7.会員資格・会費についてでございますが、正会員、賛助会員、特別会員の3種類を予定しております。会費や社員総会の議決等の有無は記載のとおりとなっております。
 最後に、法人化に向けた今後のスケジュールでございますが、先ほどご説明したとおり、現在事務局長等の募集を開始したところでございます。
 10月以降でございますが、翌年度の予算調整、設立事務局等を設置しまして、令和6年1月ごろ設立総会、4月には本活本格稼働を予定をしておるところでございます。
 以上が石岡市観光協会法人化の進捗状況となります。よろしくお願いいたします。

商工観光課長)私からは、かんばん横丁新店舗オープンについてご報告申し上げます。産業戦略部説明資料の3ページをご覧願います。
 令和4年12月22日木曜日に開催いたしました、かんばん横丁出店者選定委員会による審査の結果、選定されました新店舗でございますが、6月9日金曜日にオープンいたしましたことをご報告申し上げます。
 店舗名は恋瀬屋。営業時間は朝が7時から8時半、昼が11時から14時、夜が17時から22時になりますが、夜のみ予約制となります。
 定休日は不定休で、販売メニューはカレー、ソフトドリンク、アルコールなどになります。
 私からの報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、企業誘致推進事業について及び台湾との交流についての2件を一括して議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

産業プロモーション課長)私からは、企業誘致推進事業について及び台湾との交流についてご報告いたします。資料4ページをご覧ください。
 まず、企業誘致推進事業の1点目につきましては、工業用地開発可能性調査の進捗についてでございます。
 当該調査につきましては、工業用地の確保に向けて実施するものでございまして、委託業者は4月に実施いたしました一般競争入札で、株式会社ミカミに決定しております。
 主な委託内容としましては、開発候補地の選定、開発手法の検討、開発コスト等の算出でございます。
 今後の予定といたしましては、調査の中間報告といたしまして、開発候補地について9月を目途に、議会報告を予定してございますので、よろしくお願いいたします。
 次に2点目といたしまして、公有地への民間企業の出展意向についてでございます。産業プロモーション課では、令和5年度から新設企業相談ワンストップ窓口を設けまして、企業相談に従事しているところでございますが、今回1件、民間企業の出店意向につきましてご報告させていただきます。
 本来、企業出店意向等につきましては、この段階で報告するものではございませんが、今回出店を希望した先が、複合文化施設の整備候補地ともなってございますイベント広場であったため、できる範囲でその概要を説明するとともに、ご意見をいただければと存じます。
 まず、今回出店意向があった企業の種別でございますが、小売業となってございます。土地は借地を希望してございます。
 また、中心市街地活性化の視点からの提案を含む出店意向が示されております。具体的には、食品スーパーを核とした商業施設と公共施設等の取組により、地域のにぎわい性を生み出していくといった内容でございます。
 現在庁内の関係部局と情報共有を行ったところでございます。
 続きまして台湾との交流でございます。まず、これまでの取組でございますが、本市の魅力ある観光資源を活用した観光客の誘致や優れた農産物・特産品のPRを目的として、茨城県や笠間市等と連携いたしまして、プロモーション活動を実施してまいりました。
 具体的には台北国際旅行博やいばらき大見本市への参加、台湾バナナ出荷式における市産品のPRなどを実施してまいりました。
 今後の取組予定といたしましては、引き続き県や近隣市と連携しながらプロモーション活動を続けるとともに、人や文化産品の活発な交流を目指したインバウンド政策を進めてまいりたいと存じます。
 さらに現在、昨年度から台湾プロモーション等々でつながりを持った台湾の行政関係者を通しまして、台湾の台中市石岡区とどのような交流ができるか、相談を進めているところでございます。
 産業プロモーション課からは以上です。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、石岡市立地適正化計画の改定について及び石岡市地域公共交通計画の策定についての2件を一括して議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

都市計画課長)私からは、石岡市立地適正化計画の改定について及び石岡市地域公共交通計画の策定についてご説明いたします。
 初めに、石岡市立地適正化計画の改定についてご説明いたします。お手元の資料の20をご覧ください。
 一つ目は計画の概要でございます。立地適正化計画は持続可能な都市構造への再構築を目指し、人口減少社会に対応したまちづくりに向け、居住機能や医療、福祉、商業、公共交通等の様々な都市機能を誘導するものでございます。
 本市では、平成31年3月に策定した本計画が、令和5年度に策定5年目を迎え、都市再生特別措置法により、5年ごとに、計画内容に関する調査分析及び評価が求められていることから、計画内容の時点修正や効果検証を行い、計画を改定するものでございます。
 次に、二つ目の委託業務についてでございます。委託内容は、主なものとして、防災指針の検討など、記載のとおりでございます。
 委託名は、令和5年度石岡市立地適正化計画改定業務委託。
 契約方法は条件付き一般競争入札なっております。
 契約先は昭和株式会社茨城営業所。
 契約日は令和5年6月8日となっております。
 契約金額は税込み935万円。
 履行期間は、令和5年6月9日から令和6年3月15日まででございます。
 最後に、今後の予定スケジュールについてでございます。令和5年6月8日に契約を締結いたしまして、素案の作成を進めながら、県及び庁内関係各課と協議を行い、都市計画審議会に素案をお諮りしながら、令和6年1月にパブリックコメントを行い、3月に計画の策定を予定しております。進捗状況につきましては適宜ご報告させていただきたいと考えております。
 石岡市立地適正化計画の改定についての説明は以上でございます。
 続きまして、石岡市公共交通計画の策定についてご説明いたします。お手元の資料21をご覧ください。
 一つ目は、計画の概要でございます。地域公共交通計画は、地域にとって望ましい地域旅客運送サービスの姿を明らかにする、公共交通のマスタープランとしての役割を果たす計画でございます。
 本市では、平成31年3月に、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づき、石岡市地域公共交通網形成計画を策定しており、令和5年度は現行計画の最終年度となっております。
 また令和2年11月には、当該法が改正されまして、法に基づく新計画である地域公共交通計画の策定が求められていることから、石岡市地域公共交通計画を策定するものでございます。
 次に二つ目の委託業務についてでございます。委託内容は、主なものとして、公共交通の現状整理など、記載のとおりでございます。
 委託名は、令和5年度石岡市地域公共交通計画策定業務委託。
 契約方法は条件付き一般競争入札を予定しております。
 契約日は、令和5年7月下旬を予定しており、履行期間は、令和5年7月下旬から令和6年3月中旬を予定しております。
 最後に、今後の予定スケジュールについてでございます。令和5年7月下旬に契約締結を予定しており、その後、素案の作成を進めながら、庁内関係各課と協議を行い、公共交通政策会議に素案をお諮りしながら、令和6年1月にパブリックコメントを行い、3月に計画の策定を予定しております。進捗状況につきましては、適宜ご報告させていただきたいと考えております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、大雨による被害状況報告についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。
 なお、本件の説明の順番は産業戦略部所管、都市建設部所管の順でお願いいたします。

農政課長)私からは、農政課が所管します大雨による被害状況報告について、ご説明させていただきます。産業戦略部資料にお戻りいただきまして、5ページをご覧願います。
 6月2日から3日の大雨による被害状況でございますが、初めに農業被害についてご説明いたします。
 主な被害作物でございますが、水稲については、河川に近い地域において広範囲で冠水を確認しております。
 麦・とうもろこし等は一部地域で倒伏等があり、きゅうり・なす・葉たばこ等については一部地域で冠水等を確認しております。
 次に、林道の被害状況でございますが、林道4路線につきまして、6か所の倒木を確認しております。倒木は職員で対応し、職員が対応できない林道弓弦線の倒木については、業者に委託し、現在撤去を完了しております。
 今後の対応でございますが、県から災害関係の補助事業等の情報については、ホームページ等で周知を図ってまいります。
 私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

下水道課長)下水道課から、台風2号の影響による大雨の被害状況について報告いたします。お手元の資料をご覧願います。
 被害状況でございますが、法面崩れ5件、道路陥没3件、溢水1件、舗装隆起1件、制御盤崩落1件、流木流出1件、合計12件の被害を確認いたしました。
 なお、被害のあった12件のうち、5件については、茨城県建設業協会土浦支部石岡分会などにより、緊急対応が実施済みでございます。
 残り7件につきましても、順次対応させていただいております。
 下水道課からの報告は以上となります。よろしくお願いいたします。

道路建設課長)道路建設課から、台風2号の影響によります大雨の被害状況につきまして、ご報告させていただきます。
 被害状況でございますが、道路等の法面崩れが69件、道路の冠水が26件、道路の陥没が24件、倒木が18件、そのほか道路の冠水によります通行止め等が11件、合計で148件の被害が確認されたところでございます。
 なお、被害のあった148件のうち、118件につきましては、直営及び茨城県建設業協会土浦支部石岡分会等へ既に依頼し、補修や、緊急対応を実施済みでございます。
 残りの未対応箇所につきましても、現在、順次対応しているところでございます。
 報告は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件につきまして、ご質問等ございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等ございませんか。

高野委員)これは下水道課かな。山王川は管理が下水道課ということになっているかとお聞きしましたが、山王川はもうここ何年、何年っていうか、もう台風が来るたび、川があふれて、近隣って言うか、隣接の水田に水が入るというようなことなんですね。
 今回は大きな30センチぐらいの太さの流木が、水田の真ん中に流れてきてるよって、流れてきてるような状況にもあるわけですね。流れてきて、戻って行ってくればいいんですが、戻っていくのが嫌になっちゃって、そこにとどまってるっていうようなね。
 それで、流木が流れてくるのは自然災害であって、今までは皆さん仕方ないとしてきてるのかもしれませんけども。
 根本的な下水道、河川が下水道の管理ということで位置付けされているんであれば、毎年毎年ね、冠水しているんだから、かさ上げをするとかね。何か方策はないのかなと。
 場所によっては30センチぐらい、ほかの堤防より低いもんだから、全部そこへ入るわけね。だからそういったものの対応。
 ただ下水、あれは下水道課だっていうと、何かそんな予算もね。取っているようにも見られないんで。やはりあくまでも河川ですから。その辺のところを今後の対応策。雨が降るたびに冠水する。だったらどうしたら冠水しなくなるのか。少しでも被害を少なくするのか。その辺のところ、河川に対する考え方をお伺いいたします。

下水道課長)ご答弁いたします。
 ただいま、山王川の整備の計画についてですけれども、様々な検討をしておりまして、今後まず、対応といたしまして、今回冠水となった箇所につきまして、土のうを設置するなどの、まず対応させていただければと思います。
 その次に、流木等につきましても、ただ今くろの上に乗っかっている状況でございますので、ちょうど水が張っている時期でもございますので、相談させていただきながら、撤去のほうをさせていただければと思っております。
 また、今後の整備計画につきましては、事業費等もございますので、最も有効な財源を活用できるよう、県または国と相談して、整備計画のほうを考えていきたいと考えております。
 以上でございます。

高野委員)それとですね、ああいったものの被害がもし出たとき、ああいったものの被害というのは、下水道課の管理だと、下水道課で補償するというようなことになるのか。共済のほうへ減収とかは、共済とかの保険で補ってもらうのか、その辺のところ、河川からあふれた水、管理してるけどそんなの知らねえよで、自然災害なんだから諦めろなのか。お金が欲しいって言うことじゃないんですね。
 その辺のところの認識というものを、私は持っててもいいんじゃないか。
 農家の人は皆さんがここへ来て給料もらってると同じに、米を使って給料取ってるわけですよ。
 だからその辺の認識はどうなのかね、お伺いをいたします。

下水道課長)ご答弁いたしいたします。
 下水道課のほうで加入している保険についてですが、誠に申し訳ございません。調査させていただいたところ、そちらのほうの補償までは、補償の対象となっていないことが分かりました。
 そういった部分で下水道課といたしまして保険のほうでの補償というのは困難な、難しい状況でございます。

高野委員)そうすると冠水しても何しても、河川の責任は負わないよということですね。分かりました。
 それとこれはどこになるんだろう。総社の下かな。そこにポンプが2台あるわけですね、この間ちょっと質問したんですが。それでそのポンプがありましてね、一般的には農業用水の川から水を給水、それに使ってるんでしょうけど。だけども、水が結局、市街地から流れてきたり、そういった面である程度多くなると、あと川の水があれですね、水門を閉めれば、その水が流れなくなるわけですね。
 そうしたときには強制排水するしかないんですね。で、今までは強制排水のポンプが2台あったわけですが、1台が壊れてしまった。
 そういったことで、私は再三対策について話はしてきたわけですね。だから、私、あと農家の方々ですね。今回の水害っていうか、あれだけ6号国道まで水、もうちょっとで6号国道止めるような状況にも、もう少しでなる状況でしたから。それを考えたときに、あのポンプ、私はあれが結構ね、役立っていたんではないかなと思うんですけど。
 その辺のところの見解はどうですか、お伺いします。

産業戦略部長)ご答弁いたします。
 委員おっしゃるとおり、当該の排水機場につきましては、市街地からの雨水の流入も多いことから、土地改良区内の水害対策ではなくて、それだけではなくて、住宅への水害対策としての、機能も果たしているものと認識しているところでございます。
 この故障しております排水ポンプへの修理につきましては、住民に対する水害への防災対策としての考え等もございますので、必要な支援策につきましては、関係部局と調整の上検討してまいりたいと、このように考えております。
 以上でございます。

高野委員)今答弁するような簡単な問題じゃないと思うんですよね。
 今回見てもそうですけど、そもそもね、これ農政課でも聞いてもらいたいけど、あのポンプは、何て言うんですか、水利組合が作りまして、聞いた話ですよ。それでポンプは、石岡市は強制排水するときに、電気代から何からみんなただで今まで何十年か使ってきたって言うんですね。
 だから農家の方々が、耕地整理のときに造ってもらって、それを石岡市は、何だろう、何の手当もせずに、全部甘えてきちゃってたわけだね、ここへきてね。
 それでここへきて壊れて、1台が。そんなとき私が何とかこれから大きなゲリラ豪雨とか何かあったときに、大変ですよというようなことで、早急な対応をお願いしてたわけですけども。
 石岡市が、おそらく40年おんぶにだっこです。それで今壊れた。壊れたら行政は本来はただで使ってきたんだからね、しっかりと次の手当をしてやるべきなんだけど、一向に進まない。それでこの間の水害。この間、一般質問で言いましたけど、あのポンプ3台もあれば、川へどんどんどんどん放流すれば、あんな水が道路に乗るなんてことなかったんじゃないかな。それで道路も、2日も道路を通行止めにしてる。
 私は今までそういうことがなかったんで、あのポンプの力っていうかね、そういったものは大いにあったんじゃないかと思うんですね。
 そしたらそういうことをきちっと把握して、1日も早く補助金でももらえるんだったら手当してやって、ポンプを作ってやる。ポンプも1億円掛かる、農家の人これやりませんよ。田んぼ作んなくなっちゃう。1億円掛けてできますか、ポンプ。ポンプ1億円掛けて石岡市の雨水排水ね。それを川へ強制排水する。そんな農家の人に義務はないでしょう。
 私が何回言っても動かない。動きが見えない。怒ってるわけじゃない。またこういうことが起こる。だから、できるものだったら、農家の持ち分は持ち分でお金を取って、石岡市はその今の災害対策、これの一環として、きちっとやるべきじゃないかな。
 ポンプが1個壊れても、何か私見ていて、全然大変だなって言うものが感じない。仕方ないよな水乗っちゃったらな、台風だもんなって。
 でも、5センチでも10センチでもそれで乗らなかったら床下床上とか、道路ストップとか、通行止めとか、そういうことしなくて済むと思うんですよ。
 だからね、これ早急にね、地元じゃない、石岡市の問題ですから、やってください。
 今どのぐらい進んでいるのか、お伺いをいたします。

農政課長)ご答弁申し上げます。
 現在市内の排水機場について調査をしているところでございます。
 排水機場が市内6か所程度ございまして、その排水機場をどのような状態になっているのか調査の上、関係部署と協議し、財政等も含めて、どのような支援ができるのか現在調整中でございます。
 以上でございます。

高野委員)いや6か所じゃないでしょうよ。あそこの大きな排水。恋瀬川へ流している幸町のとこの。その機場の問題。あそこがあふれてどうにもなんないのに、今ほかじゃなくて、今調査どこじゃないでしょう。あそこは調査する必要ないでしょうよ、もう駄目なの。
 それは一日も早く、どうして直してあげられるか。全然やってないっちゅうことじゃないですか。ねえ、市民の人はみんな、農家の人も大変ですから。また近所の人もね。
 国府中学校のあれでしょ、運動場まで水のってたでしょ。細かいこと言っても仕方ない。答弁要らないから、早急に早くね、部局でしっかり話し合いして。今まで負担かけてきたんだから一日も早く、皆さん心配かけないようにやってください。
 答弁要りません。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他として何かご発言はございませんか。

関口委員)2つほど聞きたいことあるんですけど、一つはまず今回議会中の一般質問の中で、道路パトロールの件、話があったんですけど。
 石岡市道は、1,900キロと大変長い総延長を持っているわけですけど、それを、パトロールして、陥没した穴を早めに見つけたり、市民から連絡があった場合にですか、対処してると思うんですけど。
 この前の話では、1人でその作業をしていると。大変、交通量の多いところで、1人で作業するってのは、大変危険だと思うんですよね。以前は2人でやってたと。
 途中から1人がいなくなって、補充できなくて、そのままになって1人で今やっているんですけど、大変、作業中危険を伴うと思うんで、早めに、これ早急に穴の修理もしなければ、大きな穴になって、最後には道路が陥没したり、そういうことになるんで、早め早めのその補修はいいと思うんですけど、1人では大変だと思うんですよ、この総延長がこんだけある中でね。
 ですから、もう1人、早めに補充をしていただきたいと思うんですが、考えを伺いたいと思います。

道路建設課長)ご答弁申し上げます。
 委員おっしゃられますとおり、現在につきましては、パトロール員の方が1名で、そのパトロールを中心とした、簡易的な作業を行っていただいているところでございます。
 ご指摘のありましたとおり、道路上での補修作業であるため、安全性や迅速性が求められることから、いち早くこの2名、以前行っておりました2名体制での実施に向けまして、例えば補正予算での対応なども視野に入れながら、関係部局と協議を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。

関口委員)今の課長の話で進めていただければなと思っております。補正予算がいいのかなと思うんですけども。本当に急を要すると思うんですよ。事故があってはね、1人で作業してて事故があったら困る。やっぱり、車を止めて無人になるわけですよね、作業してるときには。ですから、絶対2人体制で早急にしていただきたいと思います。
 それともう一つは、上林・上曽線なんですよ。これ都市計画課だと思うんですけど、6月の最初に聞いた時に、1期工事、まだ3筆買収が終わってないという話ですけど、この3筆っていうのは、何人で所有してるのかをまずお伺いしたいんですけど。

都市計画課長)大変申し訳ありません。ただいま資料がございませんので、後ほどご答弁させていただきたいと思います。

関口委員)これ全然計画どおりいかないと思うんですよ。この3筆を早めに買収して、1期工事を終わらせないとね。
 この6月2日以降、用地買収に対しての所有者との話し合いはしたのか、お伺いをしたいんですけど。

都市計画課長)お答えいたします。
 1工区の残り区間300メートルのうち、200メートルにつきましては、まだ用地買収済みではないんですけれども、施工承諾書っていうのをいただく形で、先に工事をやらせていただいて、その後、用地買収を進めていくように、ちょっと今計画してございますので、そちらの承諾書のほうの受領を、今進めているところでございます。
 以上です。

関口委員)それじゃ今、そういうやり方があるというのを聞いたんでね。
 それで、まずは進めていただきたいと、計画どおりに進めていただきたいと思っております。
 以上でございます。

岡野委員長)ほかにご意見はございませんか。

高野委員)えっと、先ほどのお祭りの件なんでございますけども、私、双方の内容を、よくこれ聞いてることだけでよく分からない。
 できれば両方、両者ですね、来たくなければ仕方ないですけど、委員会に来ていただいて招致して説明をいただくということも私は、肝要かなと思うんですけども、委員長の取り計らいをお願いいたします。

岡野委員長)ただいまの高野委員の質問でございますが、今後委員会の中でいろいろ協議して進めていきたいと思いますので、それでいいですか。

〔「はい、よろしくお願いします」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ほかにご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、この際、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において、閉会中もなお継続して調査を行うため、石岡市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付いたしました案文に先ほど継続審査すべきものと決した「請願第1」を加え、閉会中の継続調査並びに継続審査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で本日の産業建設委員会を閉会いたします。


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