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令和5年度 産業建設委員会

 第8回委員会 (11月13日)
出席委員 岡野孝雄委員長、川井幸一副委員長、鈴木行雄委員、高野要委員、関口忠男委員、山本進委員、新田茜委員
市執行部 【市長直轄組織】
市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智)、市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長(瀬尾正幸)
【生活環境部】
生活環境部長(鶴井重則)、生活環境部次長兼水道担当(櫻井浩司)、生活環境部参事兼コミュニティ推進課長(萩原信明)、生活環境課長(惣野代薫)、市民課長(中泉了)、保険年金課長(小沼努)、水道課長(小野瀬崇)
【産業戦略部】
産業戦略部長(塩畑浩行)、産業戦略部次長(箕輪栄治)、産業戦略部次長兼農政担当(萩原勇)、産業戦略部産業戦略企画監(野上周)、農政課長(大久保和夫)、商工観光課長(櫻井信康)、商工観光課副参事観光担当(山田和幸)、産業プロモーション課長(飯田昭憲)、地籍調査課長(萩原正晴)
【都市建設部】
都市建設部長(櫻井正洋)、都市建設部次長(林秀憲)、都市計画課長(幕内慎一)、下水道課長(稲葉孝)、建築住宅指導課長(小沼欽 也)、道路建設課長(飯嶋隆広)、道路建設課副参事道路建設担当(関町隆行)
【農業委員会事務局】
理事兼農業委員会事務局長(額賀均)、農業委員会事務局課長(原田和宣)
議会事務局 庶務議事課課長補佐(信田英二)

岡野委員長)ただいまから、産業建設委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の審査に当たり、説明員として出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 それではこれより議事に入ります。
 初めに、所管事務の調査として石岡駅周辺整備事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。
 なお、発言は挙手によりこれを許します。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは駅周辺整備事業の進捗状況について、ご説明をいたします。
 駅周辺にぎわい創生課資料@現況写真をご覧いただきたいと思います。
 初めに、@の東口都市公園整備につきましては、造成工事が完了し、スケートボードエリアなどの整備工事に着手いたしました。現在、照明設備の設置やU字溝の敷設などを進めております。スケートボードエリアに設置するセクション等につきましては、資料2の1ページ目にてご確認いただければと思います。
 続いて、遊具設置工事につきましては9月に執行いたしました入札により、受注者が決定いたしました。受注者は株式会社シンコーでございまして、契約額は4,286万7,000円でございます。
 それでは資料Aの2枚目をご覧いただきたいと思います。遊具は全部で5基設置いたします。内訳は複合型遊具、サポート付きブランコ、回転遊具、ドーム型遊具、山形のすべり台となります。
 障害のある子もない子も一緒に遊べるインクルーシブ遊具を選定しておりまして、おのおのの詳細につきましては、次ページ以降の資料をご確認いただければと思います。
 公園整備事業につきましては、年度内での完了を目指しているところでございます。
 次に、Aの西口交流施設前の歩道舗装工事につきましては、平板ブロックの整備を進めておりまして、年内に完了する見込みとなっております。
 最後に、Bの西口交流施設駐車場整備工事につきましては、現在、防災倉庫等の建具工事や外壁工事を行っており、当初の計画工程どおり順調に進んでおりまして、完了を目指してまいりたいと考えております。
 以上が駅周辺整備事業についてのご説明でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

高野委員)今ですね、公園の等々の説明をお伺いしたわけでございますが、ちょっと私が危惧しているのは、何ていうんですか、子供たちの遊び場っていうか、そこの遊具でございますけども、以前私もいろんな公園に遊具を設置して欲しいというようなことで、何回かお伺いしてきたわけでございますが、その都度ですね、そういった公園の管理ですね、子供たちのけがとかそういったことを考えたときに、ブランコとかそういったものはなかなか設置が困難だというようなことで、できない状況できました。
 こういうのたくさんあるけども、今ブランコとかそういったものが設置されているとこは本当に少ない状況にあるかと思いますが、今回ですね、こういったものができるということで、子供さんたち、親ですね、親御さんたちも、子供たちを連れてきて楽しく遊ばせるというようなことでね、大変喜んでおるかと思いますが、喜んでくれるかと思いますけども、この遊具の安全性とかそういったものはどのような基準のもとにですね、設置されるのかをお伺いいたします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 遊具の安全性につきましては、最新の基準に基づきまして、遊具からの距離ですね、また下に引くマット、ほかの遊具との離隔等を確認をいたしまして設計をして、設置をしていく予定でございます。
 ブランコ等につきましては、以前は指を挟む等の事故ございましたけれども、現在のものはそういう対策もされているものでございまして、十分安全を図った上での管理ができるものと考えております。
 以上でございます。

高野委員)そうですね、十分に、管理人を置くほどのこともないんでしょうけども、そういった面でですね、安全、これだけはですね、十分に図っていただければと思います。結構です。ありがとうございます。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

新田委員)ありがとうございます。
 資料Aの平面図のほうで、フリーエリアに災害時には駐車も可能というふうに書いてあるんですけれども、これはどのぐらいの台数が駐車できるイメージで考えていらっしゃるのか伺います。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 正確な台数まで今のところ割り出してはいないんですけれども、災害時に車のほうをつめられるような、一時避難できるような状態といいますか。避難用の車両をですね、置けるような状況になりますけれども、ちょっとその辺の細かい台数はですね、今後ちょっとまた検討して、またご説明したいと思います。以上でございます。

新田委員)分かりました。よろしくお願いします。
 あと図面のこの右側の緑の部分。芝生なのか分かんないすけど、このエリアは次のページ等にもあると思うんですがインクルーシブ遊具、インクルーシブ公園になるのかなというふうに思います。
 隣にはスケボーパークもあるんですけれども、このエリアってトイレは設置する予定であるのか、伺います。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 トイレにつきましては、この公園自体には今のところ設置する予定がございませんので、東口のバスターミナルのトイレまたは西口のステーションパークのトイレの利用ということを今のところ想定しております。
 以上でございます。

新田委員)そうなるのかなというふうに感じてました。
 そうすると一番近いのがバスターミナルのところから階段を上がった、東口のタクシー乗り場があるところのトイレになるのかなというふうに思うんですが、そちらだとベビーシートがないトイレだったんで、例えばこのインクルーシブ公園でちっちゃい子供もいる、遊べる公園になると思うので、ベビーシートとかおむつ替えができるようなトイレとなると、今度西口に回るしかないっていうのがあるので、その辺も考慮していただけるといいのかなというふうに思います。
 意見とさせていただきます。以上です。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

川井副委員長)ちょっと質問させていただきます。
 今のことにもつながる話になりますけれども、今言ったようにこういった整備して、駅前が利活用していただく、人が集まれるということは、非常に結構なことですけれども、やはりこういうものを造ったからそれでよしということではなく、今のトイレの設置にいたしましてもそうですよね、これ子供たち集まれば、小さな子供たち親御さんも来た中で、そういうものがなかったら、やはり造った意味がなくなってしまうと思うんですよ。
 ですから公園一つ、このスケボーの施設一つ造ればオーケーではなくて、関連したものもしっかりと整備した中でやっていくことが重要かと思います。
 その中で伺いますけども、この北方の駐車場というのはどういった、感じでいるんでしょうか。
 要するに、近隣に普通に置いていただく。そして料金を払って、遊んでいただくということなんでしょうか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 近隣に東口駐車場もございますけれども、現在暫定的に駐輪場として利用している場所がございますが、一応そちらのほうですね、公園の駐車場として、暫定ではございますが、利用できるような状態に整備していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

川井副委員長)それはどのぐらいの台数が置ける規模なんでしょうか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)現在のところの想定ですと、15台程度かと思います。

川井副委員長)やはり経過を見てからということにもつながると思うんですけども、せっかくこうした無料の集まる場所ができるのであれば、やはりそれに高額まではいかないけども、せっかく来ても駐車場でお金取られちゃうと。行きづらくなるような感じにはしていただきたくないので、何かしらの補助なり、なんでしょうか、定額で駐車できるようなことも想定していただいた中で、とにかく集まりやすいと、皆さんせっかくお金投資して造るんですから、市民の皆様も気軽に足を運べるような体制。その中で、飲み物がすぐ買えたり、トイレがあったり、日陰の場所があったりというのも、やはり整備していくことが、この駅前で造る意味につながると思いますので、十分にその後、その後も含めて、経過も含めて、しっかりとした整備をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)現在、委員の言われたことを参考にいたしまして、利用者の意見等も聞きながら、よりよい整備をして、気軽に利用できるような状況を生み出してまいりたいと思います。
 以上でございます。
     
岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、鳥獣被害対策実施隊による捕獲活動についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

農政課長)私からは、鳥獣被害実施隊による捕獲活動報告についてご説明いたします。産業戦略部資料1ページをご覧ください。
 鳥獣被害対策実施隊につきましては、今年度より1名増員し33名体制で実施いたしました。
 鳥獣被害実施期間につきましては、第1回が令和5年5月27日から6月25日までの30日間。第2回が8月27日から11月5日までの71日間実施してございます。
 今年度のイノシシの捕獲実績につきましては、幼獣14頭、成獣319頭、合計333頭を捕獲しており、昨年度との比較では、合計で76頭減となってございます。
 この要因としまして、豚熱の影響が考えられており、市内野生イノシシの豚熱への感染状況について、今年1月に片野・金指地内で2頭、6月に小幡地内で1頭が確認されております。
 市内養豚農家へ、豚熱感染対策としまして、失礼しました、市内養豚農家への豚熱感染対策としまして、飼養衛生管理基準の遵守を再度お願いするとともに、先月10月25日に、野生イノシシへの経口ワクチンの散布を実施したところでございます。
 私からの報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明が終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

高野委員)このイノシシの、今捕獲状況を聞いたわけでありますけども、76頭減。それで、その中で、3頭が豚熱であろうということでありましたですけども。何か今朝テレビで、熊をボランティアで捕獲してる人が話をしておりましたが、なんか1頭当たり熊を売っても1万円、高いところで5万円というような話であったんですよね。
 それで、その猟友会の支部長が話しておりましたけど、命をかけて、こんだけのことをやっても1万円にしかなんないだと。だから本気でやる人いるかみたいなね、話もしておりましたですけども、やはり確かに豚熱とかなんか、昔コレラがありまして、うちでも豚飼っていて、亡くなりましたけど、そのときは山にですね、イノシシいなくなったって言うほど亡くなったようですけども、そういった豚熱等々は期待はできないと思うんですね。豚熱でイノシシの捕獲量が少なくなるなんていうことは、考えても無駄なことだと思いますし、この猟友会の人たちの、1頭当たりの値、その作業に対する値っていうか、報酬ですよね、こういったものは、今、何て言うんだろう、こういう時期っていうかね、猟友会の人たちも少なくなったりなんかしていく中で、今の数字っていうのは正しいのかどうかね、私も疑問持ってるんですよね。
 みんな仕事をして、幾らかでも手間になったり、そういうことになれば、じゃあどれ、もう少し頑張ろうかってなるんだけど、弁当もらってね、それで終わりになっちゃうようでは、結局あの山の中、鉄砲を持って駆けて歩いたって。だから何か、もうちょっとお金を増やせば取れるというものではないかもしれないけど、何かを行政としても考えていいんではないかなっていうね。ただ皆さんにおんぶにだっこではなく、皆さんもこれだけのことをしていただいてるんで、行政もこれだけのことはできる限りやります。なんかそんなことも、私は今現在必要になってきてるんではないかなと思うんですけども。
 そのようなお考えがあるかどうかをお伺いいたします。

農政課長)当市におきましては、鳥獣被害対策緊急捕獲報償としまして、1頭当たり現在1万5,000円、成獣1万5,000円。幼獣5,500円お支払いしている状況でございます。
 近隣市町村においてもそういった報償金をお支払いしている状況なんですが、石岡市の報償金の額については、近隣市町村よりも若干高めに設定してございまして、その部分におきましては、報償額が低いということはございませんが、現在委員おっしゃるとおり、猟友会の高齢化等によりまして、担い手のほうが減少している中で、そういった報償金のほうも含めまして、新たな何か対策というのは、必要性は感じているところでございます。現在、そのことにつきましては検討しているところでございます。
 以上でございます。

高野委員)今年度は333頭ということでね、この数字なんですね。だから本来、地元の皆さん方に少しでも害がないような形をとるのには、この捕獲数、頭数っていうのは、行政においては何頭ぐらいを予想っていうか、考えているのか。700頭取っちゃえば、結局は農家の皆さんにも迷惑かけないで済むんだとか、そんなことあると思うんですよ。
 何頭いるんだから何頭にしちゃえばいいとかね、そういった何にもなく、ただ去年が400、今年は330、来年300。ただ取ってればいいっていうもんじゃなくて、捕獲頭数等々も、毎年同じように生まれてくるわけですから、考えていかなければ増えるわけですから、その辺のところの、このもう試算ちゅうのはね、どういうふうにして、これが一番ベターだというような形で考えているのかをお伺いいたします。

農政課長)毎年捕獲頭数については、目標の設定をしております。
 現在イノシシについてなんですが、令和4年度のイノシシの目標頭数は600頭と設定してございます。
 その中で令和4年度の実績は409頭で、今年度につきましては、ちょっと手元に資料ございませんが、大体600頭程度ということで設定しているところでございます。
 以上でございます。

高野委員)これ設定ってのは、何を基に基準として設定してるんですか。

農政課長)お答えいたします。
 設定のこの基準につきましては、例年のイノシシの捕獲頭数等、様々な観点から設定してございまして、本市では捕獲隊のほうと協議検討しながら設定してるところでございます。
 以上でございます。

高野委員)これ本当に山の中に何頭いるかね、検討だけでは分かんないですよね。誰も分かんないよね。だからアバウトなことでやってると思うんだけど、やっぱり私が先ほど言ったように、皆さんに迷惑をかけないようなね、そういう形をとっていきたいということになると、やはりそれなりの捕獲というものが必要でないかと思うんですよね。
 ただ、やっていれば、今年何頭取りましたよ、ああそう頑張ってくれたじゃなくてね、何頭取れば被害は少なくなってくんだと、そのような試算もですね、山の中に何頭いるかで現在分かんないんですけども、300頭より500頭取れば減っていくことは確実なんでね。豚熱で死んでんだろうとかそういった試算もできんでしょうけど。もうちょっとこう真剣に、イノシシですね、特にイノシシですけど、やっぱり対策は考えていくべきかなと私は思いますので、これ以上質問しませんけど、もうちょっと猟友会とかね、皆さんと話し合いをしながら、頑張っていかれたらいいのかと思いますんで、よろしくお願いいたします。
 以上です。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、石岡市観光協会法人化についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

商工観光課副参事観光担当)私からは、石岡市観光協会法人化についてご説明いたします。産業戦略部資料2ページをご覧ください。
 最初に、石岡市観光協会事務局職員採用についてご報告いたします。新しい観光協会におきまして、業務を行っていただくために、事務局長1名、事務局長補佐1名、事務局職員2名を採用いたしました。
 事務局長及び事務局長補佐につきましては、令和5年6月14日から令和5年7月31日の期間、各1名の募集を行いました。事務局長は66名、事務局長補佐は3名の応募がございました。
 また、事務局職員につきましては、令和5年7月12日から令和5年9月18日の期間、2名の募集を行いまして、120名の応募があったところでございます。
 事務局長及び事務局長補佐につきましては、8月に一次選考、二次選考を行いまして、9月に三次選考を行い決定したところでございます。まだ正式契約前のため、詳細をお知らせできませんが、事務局長につきましては、これまで旅行業関係の業務に携わった方で、事務局長補佐につきましては、金融業に携わってきた方でございます。
 事務局職員につきましては、9月に一次選考、10月に二次選考を行い、決定いたしました。1名は、営業職経験者で、もう1名は飲食業経験者となります。
 採用につきましては、12月1日を予定しておりまして、法人設立までの間は試用期間としまして、法人に移行後に正式に雇用契約を締結する流れとなります。
 続きまして、新たな石岡市観光協会の事務所の位置についてでございます。6月の産業建設委員会におきましてご説明させていただきましたが、事務所の機能を具備します、八郷総合支所の1階にあります旧常陽銀行の支所窓口があった場所を事務所として使用することで進めているところでございます。
 以上が私からの説明となります。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら挙手にこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

山本委員)これから観光協会のほうで独自に決めていくことだと思うんですが、採用される職員の報酬、どの程度の額になるのかお伺いしたいと思います。
 あわせて事務所の賃貸料はどのような形になるのか、お願いいたします。

商工観光課副参事観光担当)お答えいたします。
 まず、事務局長でございますが、現在、試用期間中の給与でございますが月額40万円程度を予定しております。正式になりましたらば、月額60万プラス賞与という形となります。
 続きまして、事務局長補佐でございますが、同じく試用期間中につきましては30万円程度。正式契約となりまして、月額36万円程度プラス賞与という形となります。
 続きまして事務局職員でございますが、同じく試用期間中につきましては、月額20万円程度。契約後は月額23万円程度プラス賞与というような形を予定しております。
 また、事務所の賃貸料でございますが、ただいま担当課と協議をしているところでございます。
 以上でございます。

山本委員)運営に当たっては、当然、法人化された観光協会の独立採算ってことじゃなくて、これに対して、石岡市は引き続き補助していくという考えなんでしょうか。

商工観光課副参事観光担当)お答えいたします。
 市からの補助金でございますが、こちらにつきましては様々な業務を市が観光協会へ委託してきた経緯もございます。
 ご存知のとおり、任意団体であります観光協会の業務につきましては、私ども商工観光課のほうで、実質行っておりました。
 そういったことも含めますと、今後人件費相当分につきましては、補助金等で市の支出が増えるというような形になるかと思います。
 以上でございます。

山本委員)とりあえず分かりました。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

鈴木委員)2点ほどお伺いします。
 まず1点目ですけども、募集人員のほうですが、一応4名を募集してるわけですが、局長、それに補佐、そして職員ですね。このそれぞれの年齢について、まずお伺いをいたしたいと思います。
 それと第2点目ですけども、先ほどお聞きになりますと、かなり高額の給料を支払うというようなことをお聞きしますけども、財政とか何とかを考慮しますと、そういう高額な給料を支払うことは、どこに、どういうふうな算出して、そういうような給料の算出方法があったのか、その辺もちょっとお伺いをしたいなと思います。

商工観光課副参事観光担当)お答えいたします。
 今回採用をいたしました職員の年齢でございますが、事務局長につきましては、男性で50代の方です。
 事務局長補佐につきましては、女性で40代の、失礼しました、30代の方となっております。
 また、事務局職員1名につきましては女性で30代の方、もう1名につきましては男性で20代の方となっております。
 また、こちら今回募集した職員の給与でございますが、やはり他市の観光協会、法人化した観光協会ですとか、あと観光業等の給与等を参考にさせていただきまして、算出のほうをさせていただきましたところでございます。
 以上でございます。

鈴木委員)ただいまの説明ですけども、ほかの同類の観光協会等の職員の年齢別の給与、それに相当する給与ということで算出をしたんだということですが、観光協会等ではなくてね、一般的にこの給料が、50歳代の給料が、この人の初任給ですからね、これほど高い給料なのか。一般の会社もしくは営業所とか、そういうところに働いている人の給料との格差がどのぐらいあるのか、そういったことも算出した上で、一応こういう給料を設定しないと、我々がちょっと聞いた範囲の中だと、ちょっと一般より高い給料になるんじゃないのかなという判断をしてるんですが、その辺については、協議をした上で、事務局としてこの給料を設定したのか、それとも、どういうふうな形で設定をしたんですか、給料の設定の仕方は。
 先ほどちょっとほかのどうのこうのって聞いてるけども、一般的な会社と比較したときにどういう形になるのか。その辺ちょっと、どういう判断をしたのか、お伺いをしたいなと思います。

商工観光課副参事観光担当)お答えいたします。
 事務局職員の給与でございますが、先ほどお話しましたように先進事例の給与ですとか、また旅行業、ホテル業ですとかそういったところの通常の給料等を参考にしまして、算出させていただいたところでございます。
 事務局長等につきましては、委員おっしゃるとおり、若干通常の何ていうんでしょうか、会社等と比べると高いというようなご意見もあるかと思いますけれども、実際その募集に当たりまして、委託のほうをしております、そういった業者にも多少……。失礼しました、いろいろと調査いただきまして、募集に当たりましては、ある程度の給料ですとか、そういったものを示さないと、それなりの人員が集まらないということもありまして、今回このような給料を算定させていただいたところでございます。
 以上でございます。

鈴木委員)いろいろと事務局のほうから説明ありました。そういうなことを総合的に判断して、私としては、この給料については、いやこの余りにも一般的なあれから見ると高額だというような判断をして、現在質問してるわけです。
 いろんな判断の仕方はそれぞれあると思いますけども、財政等を考慮した中で、やっぱりいろんな角度から判断をしなければならないなという考えも持ってますんで、その辺は重々今後とも、まだまだ12月ですから、そういうなことも含めてね、採用した本人とも、いろいろお話を聞いた中で、決定をしたほうがいいのかなという感じしますんで、その辺のお願いをしたいと思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご質問等ございませんか。

高野委員)今ちょっとお話聞いててね、私観光協会っちゅうか、石岡市のほうでその業務を担っていたときに、人員としてはですね1人しかいなかったと思うんですね。おそらく作業に当たった人は1人かと思うんですよね。そのように聞いておりますけども、そういった中で問題は仕事の量ですね。今まで石岡市が代行っていうか、やってたときには1人2人でできていたと。だからこれから観光協会を作ることによって、そんなに仕事が増えるのかどうか。まずお伺いをいたします。

商工観光課副参事観光担当)お答えいたします。
 観光協会の業務でございますが、令和3年度に実施しました観光協会法人化調査業務委託の中で、私ども商工観光課の職員が観光協会に対した業務量を調査しましたところ、令和3年度のときですが、約3.3名の方の人工っていいますか、その分が観光協会の業務に割り当てられたというような調査結果が出ておるところでございます。
 今後の観光協会の業務でございますが、今現時点で私ども商工観光課が担っております業務は、引き続きそのまましていただくわけなんですけれども、そのほかに収益事業等々を行っていただくところから、業務が増えるというような形と認識しております。
 以上でございます。

高野委員)そうすると、今、収益事業をお願いしていくというようなお話でございましたけども、そうすると行政側のそういった仕事は、これはあれかな、そちらにお願いすれば減っていくということなのかな、お伺いをいたします。

商工観光課副参事観光担当)お答えいたします。
 業務につきましては、今まで商工観光課が担ってきた部分のソフトの部分については観光協会のほうに移行するという形でございますが、いきなり1年目から全部というのもなかなか難しいところもありますが、年々、だんだんと業務を全部渡して、最終的に渡すっていうような形になりますが、当面の間は、私どものほうでもある程度携わる形となるかと思います。
 以上でございます。

高野委員)そうするとですね、これ石岡市の観光協会ですか、これを石岡市でやっていたのを、新たにこのような法人化して作っていくということの中で、まずは、結局はあれですか、この人員、これはこのスタッフが、これだけの最低4名でしょうけども、いないと法人化していくのに不都合だということですか。
 その辺だと思うんですけど、お伺いをいたします。

商工観光課副参事観光担当)お答えいたします。
 委員おっしゃいますとおり、今現時点で、私どもで行っている事業を引き継いでいただく、そのほかに新たな事業をしていただくという点で、このような人員を想定して募集をさせていただいたところでございます。
 以上でございます。

高野委員)想定ということでね、想定で人を入れちゃうっていうことも、どうかなとは思うんですが。やはり、事務局職員でもそうだけど、2人じゃなく1人にしてね、3.3人というようなこと言ってましたけど、それであったら3人で賄えるんじゃないかとね、そういうところも必要じゃないかなと。一応、形ばっかり作ってもね、やっぱり中身がなければどうにもなんないですし。
 それでもう一つ。人が集まらないから、報酬は仕方ないんだというような話ですけども、やっぱりそれは大きな間違いがあると思うんですね。こういったところで働くのに、まずはしっかりと、何ですか、一般的な企業並みの、ここは行政でも何でもないです。行政の一部は担うんでしょうけど、ただだから一般の企業等々、もう今こういうご時勢ですから、そういったことも考えてね、きちっと金銭面はしっかりとやっていくべきかなと。人が足りないから高くする。これはとても、ちょっと私にしてみれば聞けない話だなと。もうちょっと行政であれば、何か考える。魅力ある観光協会を作るんだと。
 ですから、皆さん応募してくださいと。私はそしたら50万でも来るかと思いますよ。そういった、その皆さんの努力。それなくして、金で物事をね、人を集めるなんてのは言語道断、私はかように思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、台湾との交流についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

産業プロモーション課長)私からは台湾との交流につきましてご報告いたします。産業戦略部資料3ページをご覧ください。
 まず、1.台北国際旅行博への参加につきましては、11月3日から台北市で開催されました。2023台北国際旅行博へ参加いたしまして、茨城県等と連携いたしまして、本市の魅力ある観光資源を活用した、観光客の誘致活動や、すぐれた産品のプロモーション活動を実施してまいりました。
 次に、当該旅行博の概要でございますが、1987年に始まりまして、今回で31回目を迎える台湾最大の旅行博でございまして、世界各国の観光関連の企業団体がそれぞれの旅行商品や観光地の魅力をPRするイベントでございます。
 本年度は11月3日から6日まで開催されまして、前年比約1.8倍、約34万人の来場を記録いたしました。なお本市は、11月3日、4日の2日間参加いたしました。
 次に、2.台湾台中市石岡区との交流スタートにつきましてご報告いたします。台中市石岡区との交流につきましては、昨年度の台湾プロモーション等でつながりを持ちました、台湾の行政関係者を通しまして、どのような交流ができるか相談をしてまいりました。その後、農業関連の民間交流を進めることについてご提案をいただきまして、台北駐日経済文化代表処や、台中市政府、石岡区農会のほか、JA新ひたち野、JAやさと等、国内外の関係機関と協議を進めた結果、今回、台中市を訪問いたしまして、11月3日に農業4団体が、谷島石岡市長、劉石岡区長をはじめとする関係者の立ち会いのもと、友好交流推進宣言書を取り交わした上、交流をスタートするに至りました。
 今回、台中市石岡区とは民間による農業交流からスタートいたしましたが、本市といたしましては、これを契機といたしまして、今後様々な分野で、人や文化、産品等の活発な交流を目指したインバウンド施策の実施を進めてまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

山本委員)三、四点質問させていただきますが、まず、台湾国際旅行博ですね、茨城県から石岡市を含めて何市、何自治体が参加したんでしょうか。

産業プロモーション課長)お答えいたします。
 今回の台湾国際旅行博なんですが、茨城県の国際観光課や空港対策課、観光物産協会のほか、当市のほか、水戸市、ひたちなか市、小美玉市等が参加いたしました。
 以上でございます。

山本委員)その中でほかの自治体、ほかの市の影に隠れて、石岡が突出、石岡市が影に隠れてじゃない、ごめんなさい、突出してどのようなPR活動したのか伺いたいと思います。

産業戦略部産業戦略企画監)お答えいたします。
 茨城県のブースですけども、テーマ自体が開運茨城ということで、本県出身の芸能人の渡辺直美を中心として売り出しております。
 それから本県の、石岡市の石岡のおまつり、中国語の繁体字、台湾の言語で紹介しましたほか、観光カードを今年度作りましたけども、それを配布しまして、非常に石岡のPRにつながったものと考えております。
 以上です。

山本委員)販売促進とかPRということで、特にここで具体的な営業、契約を取りつけるというようなことはない。旅行博の性格からしてPRの範囲だけでの活動ということでしたね。

産業戦略部産業戦略企画監)今回は残念ながら旅行商品の販売までは至っておりませんけども、今後現地の旅行会社等に、石岡市の観光地を含む旅行商品を作ってもらえるようにPRしてまいりましたので、今後に期待したいと考えております。
 以上です。

山本委員)来場者が前年比1.8倍、約34万人ということですが、この人たち全てが、石岡市に関心を持って、石岡の商品を見てもらったということだけではないと思いますが、参加した自治体に、それぞれ応分にPR効果が今後あることを期待したいと思います。
 ちなみに石岡市からの台湾への出張経費。航空運賃、宿泊代等掛かったと思うんですが、総額どのぐらいでしたか。

産業戦略部産業戦略企画監)航空運賃、ホテル代それから税金等諸経費を含めまして、1人当たり約13万円でございます。

〔「総額で幾ら」と呼ぶ者あり〕

産業戦略部産業戦略企画監)失礼いたしました。
 今回13名出席したので13万円掛ける13ということで160、170万円ぐらいになります。

〔「私語あり」〕

産業戦略部産業戦略企画監)大変失礼いたしました。
 市の職員分5名ですので、13万円掛ける5ということで65万円ぐらいになります。
 失礼いたしました。

山本委員)先ほど13名とお聞きしましたが。

産業戦略部産業戦略企画監)大変失礼いたしました。先ほど13名というのは全員で13名ということでJAの方7名、それから文化関係者1名、合計8名を足してしまって、ご答弁いたしました。
 大変失礼いたしました。

山本委員)市の職員5名で、残りの参加者は、それぞれ自己負担で参加されたんでしょうかね。

産業戦略部産業戦略企画監)文化関係者については自己負担と聞いております、自己負担でございます。
 それからJA新ひたち野、それからJAやさとの方に関しましては、把握してございません。

山本委員)分かりました。最後に1点、台湾台中市と石岡地区の交流スタートということで、友好交流推進宣言書を取り交わしたと、こういうふうな報告がありますが、友好交流推進宣言書、写しは見せていただけないですか。

産業戦略部産業戦略企画監)JA新ひたち野及びJAやさとから写しをいただいておりますので、見せることは可能でございます。
 以上です。

山本委員)いずれ、提案していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まだまだお聞きしたいことありますが、とりあえず以上です。はい。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、山王川整備方針(案)についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

下水道課長)私から山王川整備方針(案)について説明いたします。資料、山王川整備方針(案)についての資料をご覧ください。2ページ、図面中央をご覧ください。
 整備方針につきましては、方針1としまして、赤色破線で示したとおり、国道6号バイパス付近から上流に向かい、改修を進めてまいります。
 1ページへお戻りください。方針2といたしまして、整備が完了した区間や常磐線等の横断部の流下能力を考慮し、調整池の新設も進めてまいります。
 新設調整池の位置、容量等につきましては、今年度業務で検討する予定でございます。
 次に、財源につきましては、防災・安全交付金、個別補助金の活用を予定しております。交付率は双方とも2分の1です。
 次に、スケジュールにつきましては、令和5年度雨水浸水想定区域図等の作成を行い、先ほど説明いたしました検討を行います。
 令和6年度委員会報告、関係機関・地権者等協議、事業計画変更協議申出書等の作成。県(国)への申請を予定しております。
 令和7年度予算の上程、補助金申請、税務署協議、用地取得、工事着手等を予定しております。
 具体的な工事着手等の時期につきましては、関係機関や地権者等協議、用地確保等の後となります。
 2ページ、図面、上をご覧ください。先ほど説明いたしましたスケジュールでは、令和7年度からの工事着手等の予定となりますので、令和6年度から単独一般財源事業で軽減対策も進めてまいります。
 対策1といたしまして、既存調整池、北府中二丁目地内ほかの土砂を掘削し、容量の確保を行います。
 図面、中をご覧ください。対策2としまして、可能な事業地の確保を行い、暫定調整池の新設も進めてまいります。事業地の選定の際は、農業振興地域内の農地への影響が少ないこと。まとまった事業用地の確保が可能なこと。工事車両の乗り入れが可能なこと。線路近接工事を避けることなどに留意し、可能な事業用地の確保に努めます。その際は、借地料も含んだ取得費、工事費等の予算を上程いたしますので、よろしくお願いします。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

関口委員)山王川整備方針についてお伺いをいたしましたけれども、この改修の内容がいまいち分からないんですよね。
 川幅を広げるのか、かさ上げをするのかとか、そういったものについてもう少し説明をいただきたいと思うんですけど、よろしくお願いします。

下水道課長)ご答弁いたします。
 現在、山王川の水路につきましては、三面張りではなく、水路、柵板の入った、のり面が入った水路となっております。
 そのため、容量を確保するため、下流側と同様な形で、河川を改修、深く掘削するような形、幅を広げるような形で断面の確保に努めてまいりたいと考えております。

関口委員)分かりました。
 ちょっとその辺の説明がいただきたかったもんですから。
 以上です。

高野委員)何度もすいません。
 えーとですね、何でこれ、もう10年も15年もね、みんなあれですね、雨が降るたびに、農家の人たちが困ってきたわけですよ。
 今まで、まずはですね、やってくれることはありがたいけど、今までなぜできなかったのか。取り組もうとしなかったのか、その辺のところできなかった理由をですねお伺いしたい。

下水道課長)平成27年度に北府中地内の暫定調整池の整備が完了いたしまして、そこから事業が停滞している状況でございます。
 その条件といった、状況といたしまして前回の基本計画の際の事業費のほうで、下流側の改修費のほうで約28億円という事業費のところがございました。
 現在、そちらの部分に関しまして、補助金等の方向性を県等と協議しまして、防災・安全交付金、また個別補助金の活用が可能となったことから、今回、事業に着手させていただければと思い、方針案を作成した次第でございます。

高野委員)とにかく事情はともあれね、あまり長い時間、放置し過ぎたっていうような気がしますよね。
 皆さんどういう形の中でね、川が氾濫し、被害を被っても、誰も何も言わないできた、それをいいことにずっとですね何の手だてもなかった。
 今回ですね、私の質問ばかりではないですが、地域の方々の話もありですね、ようやく動き始めた。この行政のですね怠慢っていうかね、やっぱりやる気のなさ、これには問題があったのかな。
 それと今、この改良といいますか、工事に関してもですね、結局はあそこに遊水地あります。遊水地をあと1メートル下げれば、どれだけの水があそこでね保水できるか。これもだけど地域の人たちの、結局水が溜まっていたとき、池としたときに、何ていうか虫がわいたり、そういったことがするというような判断の中で、ほぼ掘削のない、ただ水田をそのまま遊水地としたというような形の中で来てるんですね。その辺のところもですね、簡単にあそこを掘削して遊水地とするとしておりますけども、地域の方々は一度そういう反対があったかと思いますけども、そういったことは話がついてるのかどうかね、お伺いをいたします。

下水道課長)ご答弁いたします。
 まず、地域の方の問題点については理解しておりますが、まず一度委員会のほうに報告させていただき、ご了承いただいてから、その次の段階に進みたいと思い、今回提案させていただいた次第でございます。

高野委員)いやその辺のところは違ってるんですよ。
 委員会報告するのは分かるけどね、委員会報告して、委員会がいいからしても、地域の人が反対したらできないでしょ。一度反対されてるわけですから。
 それはそれでいいですよ、これ以上詰めても仕方ないでしょうから。
 それとですね、今川幅を広げるというようなことを言っておりましたけど、今、こないだの豪雨ありましたね。あのときの状況を見て、堤防があとどれだけ高かったら、水田には流れ込まない状況であったかご存知ですか。
 川幅を広げる、何をする、事業をすればいい、大きなお金をかければいい。大きなお金をかけなくても、できることを何か考えればいいわけでしょ。あと何センチね、あと1メートルでも2メートルでもいい、かさ上げすれば、あれは、あの山王川は何て言うんだ、氾濫することないか、どのように考えてますか。

下水道課長)ご答弁いたします。
 私のほうで現地のほう行かせていただきましたところ、土のうのほうで約50センチから、1メートルの範囲内のかさ上げが必要だと、現状の高さで言いますと必要だと見ておりました。
 ただし、横断する箇所に道路等がございますので、かさ上げをした場合に、道路等に逆に乗ってしまう場合もございますし、あと周辺の水路から流れてくるところもございまして、水路のかさ上げをした場合に、逆に水路等の排水障害を起こす可能性もございますので、そういったところから、かさ上げというところよりも断面を確保するような形で、今の柵板のほうと、のり面のほうを除却して、断面の確保に努めたほうが得策ではないかと、良案でないかと考え、今回提案した次第でございます。

高野委員)それじゃね、それはいい方法でしょう。しかしながらです。じゃあこれ仕上がるまでに何年かかりますか。お伺いをいたします。

下水道課長)ご答弁いたします。
 現在、委託業務を行っており、その中で、対応する容量や断面の決定を行う予定でございます。
 その中で改めて事業費等が策定されると思いますので、その中で年数のほうは判断していき、ご報告させていただければと思っております。

高野委員)そうするとその間、これゲリラ豪雨は、ゲリラ豪雨というかそういう雨の災害。河川の氾濫による災害はないと考えていいんですか。
 それまでは我慢しろですか。その辺のところをお伺いします。

下水道課長)ご答弁いたします。
 先ほど、軽減対策として、説明させていただいたところでございますが、可能な限り、可能な事業地を確保し、暫定的な調整池の新設を、令和6年度から取り組ませていただければと思っております。
 以上でございます。

高野委員)ですからね、今できること。この間ね、土のうを2段積みました。そのあとの雨のとき、いっぱいいっぱいにはなっていましたけど、田んぼへは、水田には入らなかった。今できることね、土のう100袋、200袋。そういったことを考えながら進めていく。令和7年度から始まります。5年、10年かかるんですよ。あと10年、米は脈々と農家の人は作ってくんですよ。行政に合わせて、水田を作ってるわけじゃない。そしたらこの事業と一緒に、そういった対策、お金をかけなくても、皆さんにね。道路の右側へは、高浜向かって、氾濫はほぼないわけですから、左側だけなんです。ですから左側にきちっとした堤防、低いところ高いところ作っとかない、高いところは氾濫しない。だから低いところへきちっと、堤防の対策をとるとか、ね、何億の金じゃないよ。そういったことを考えるのが仕事じゃないですか。
 あれ、下水道、河川じゃないんですよね。下水道なんですよね。その辺のところを考えながら、まず第一にね、それが対策対応でしょう。そして、長期的なスパンで物事を進めていく。それで将来的にはそういう災害がないようにする。今ここ10年は災害があっても勘弁してください。そんなばかなことはない。まずできること、できることをやって、長期的なスパンで考える。私はそのようなことかと思います。
 答弁は要りません。考えてください。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 ここで、執行部から発言を求められておりますので、これを許します。

商工観光課副参事観光担当)先ほど鈴木委員からのご質問で、石岡市観光協会職員の給与に対する件でご質問あった件でございますが、事務局長の給与につきまして、試用期間中月額40万円程度、正式採用後月額60万円程度、賞与というふうにお答えさせていただきましたが、正式には試用期間中月額40万円程度、正式に契約後は月額46万円程度プラス賞与ということとなります。
 大変申し訳ございませんでした。

岡野委員長)鈴木委員大丈夫ですか。いいですか。

〔私語あり〕

岡野委員長)次に、令和6年度農業委員の改選についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

農業委員会事務局課長)農業委員会事務局からは、令和6年度農業委員の改選についてをご説明申し上げます。資料1をご覧ください。
 まず初めに、募集概要でございます。募集人数は14人で、うち8人以上を認定農業者とし中立委員を1人以上置くこととします。
 募集期間は令和6年1月15日から2月13日の30日間とし、応募書類は本庁案内窓口、農業委員会事務局及び市ホームページからのダウンロードにより配布いたします。
 また、提出方法は、農業委員会事務局への窓口持参のみとし、選考結果は、令和6年7月初旬をめどに、候補者全員に送付いたします。
 なお、推薦者応募者は農業委員と農地利用最適化推進委員のいずれにも推薦、応募が可能でございます。
 次に、評価方法をご覧ください。今回評価方法に関して2点見直しを行ってございます。
 まず1点目は、評価項目を見直したことでございます。これまで候補者を判定する際の基準としてきた評価項目をベースに、他市町村の農業委員会の評価項目を参考にしながら、資料記載のとおり、@やAの二つの視点から、新たな評価項目案を設定したところでございます。
 特に令和6年度以降は、市が策定します地域の将来に向けた農地利用を明確化する、地域計画に位置付けられる目標地図の素案作成に、農業委員の皆様の活動が不可欠であることから、資質や役割等を評価できる項目を設定したところでございます。
 2点目は、採点方式を見直したところでございます。これまで各評価項目の最高点の合計が常に合計100点となるよう、各評価項目へ配点していましたが、各評価項目を原則5段階で加点または減点する方式へ変更したところでございます。
 今回の見直しでは、候補者の経験や資質をより客観的に評価することができ、また、評価項目の追加削除による配点調整をせず、評価できるように対応したものでございます。
 次に選考の流れをご覧ください。候補者の選考は、応募書類で書類審査を行い、選考が困難な場合に面接を行うことといたします。
 第一段階で農業委員会事務局職員による候補者としての資格審査や応募書類の不備の確認をし、農業従事年数や年齢、居住地などについて、選考基準による採点を行いまして、評価委員会へ報告いたします。
 第二段階では、評価委員の委員において、選考基準が適切に考慮されているかを確認し、農業委員としての資質や熱意等について採点を行います。採点後の候補者の選考段階においては、農地の連坦性や集落の関係性などの地域バランスを配慮しながら、令和6年3月までの年度内をめどに適任者を決定してまいります。
 次に、これからの主なスケジュールでございます。募集に当たっては、当初12月15日号の市報に折り込む農業委員会だよりへ記事を掲載し、周知をしていくこととしておりましたが、記事の掲載に変えまして、資料2の募集チラシを12月15日号に折り込むことといたしました。周知については、これ以降、市報や市のホームページを活用してまいります。
 この後の評価委員会の開催は、さきにご説明したとおりでございまして、最終的に令和6年第2回定例会へ議案を上程してまいります。
 募集開始以降のこの間は、常任委員会へ募集状況や選考結果などを引き続きご報告しながら進めてまいります。
 農業委員会からは以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、今後議会へ提案する予定の案件についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。
 なお、本件の説明の順番は市長直轄組織所管、生活環境部所管、産業戦略部所管、都市建設部所管の順でお願いいたします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは今後議会上程を予定しております案件についてご報告いたします。
 令和5年3月11日に契約を締結いたしました、西口交流施設駐車場整備工事の建設工事変更請負契約の締結に関する議案の上程を予定しております。
 主な理由といたしましては、JR常磐線の隣接工事のため、列車見張員などが必要になったこと、建物に近接する掘削工事のため、鋼矢板土留め等を追加するなど、仮設工その他において変更が生じるため、増額となるものでございます。
 以上が駅周辺にぎわい創生課所管分の報告となります。よろしくお願いいたします。

生活環境課長)生活環境課からは、第4回定例会に上程を予定している一般会計補正予算についてご説明申し上げます。
 初めに、高浜地区生活排水路浄化施設管理委託料でございますが、令和6年度の年間委託業務に伴う債務負担行為として設定するものでございます。
 次に、歳入の自立分散型エネルギー設備導入促進事業費補助金といたしまして、県からの交付決定額が確定しまして、合わせて減額補正するものでございます。また、この補助金が財源となっております、歳出の家庭用蓄電池施設導入促進補助金につきましても、減額補正を予定しております。
 次に、職員共済組合納付金及び社会保険料といたしまして、給料改正に伴う会計年度任用職員の職員共済組合納付金及び社会保険料の増額補正を予定しております。
 最後に、水の路クリーンナップ事業といたしまして、高浜地区に設置している水処理システム四万十方式浄化施設の放流ポンプの修繕に係るその他施設修繕の増額補正を予定しております。
 生活環境課からは以上でございます。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)それでは今後議会へ提出する予定の案件のうち、コミュニティ推進課所管分についてご報告いたします。
 まず、旭台会館、杉並コミュニティセンター、南台コミュニティセンターの3施設について、令和6年度からの指定管理候補者が決まりましたことから、これら3施設の指定管理者の指定について議案の上程を予定してございます。
 また、これに関連しまして指定管理委託料の債務負担行為について一般会計の補正を予定してございます。
 併せまして10月の賃金、報酬単価の改正に伴い、会計年度任用職員の雇用に係る人件費等について、一般会計の補正を予定してございます。
 以上がコミュニティ推進課所管のご報告となります。よろしくお願いします。

市民課長)第4回定例会に上程を予定しております案件のうち、市民課所管分についてご報告いたします。
 初めに、印鑑条例の一部改正を予定しております。電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律の一部改正により、多機能端末機による印鑑登録証明書の交付申請について、従来の個人番号カードを利用する方法に加え、スマートフォンに搭載された利用者証用電子証明書を利用する方法が可能になることに伴い、所要の改正を行うものです。
 また、手数料条例の一部改正を予定しております。戸籍法の一部改正により、電子的な戸籍記録事項の証明情報、戸籍電子証明書の提供が可能になるため、当該手数料について追加する改正が必要となりますが、こちらは12月上旬閣議決定及び令和6年3月1日施行予定のため、準備が整いましたら、次回定例会会期中に、追加議案の提出させていただきたいと考えております。
 続いて、一般会計補正予算でございますが、令和5年度人事院勧告に基づく給与表及び賞与の引き上げ改定に伴い、会計年度任用職員の給与等の改定が行われることから、旅券窓口事務担当会計年度任用職員の報酬及び期末手当の増額補正を上程予定でございます。
 以上が市民課所管分の報告となります。よろしくお願いいたします。

保険年金課長)続きまして、保険年金課所管分の第4回定例会に上程を予定しております、国民健康保険税条例の一部改正、保険年金課所管の一般会計、国民健康保険特別会計の補正予算につきましてご説明をいたします。
 初めに、国民健康保険税条例の一部改正でございますが、地方税法の一部改正に伴いまして、産前産後期間の国民健康保険税を免除する制度が開始されることから、所要の改正を予定しております。
 次に、一般会計補正予算でございますが、歳入の補正といたしまして、マル福制度に係る県補助金について、概算で交付されておりました令和4年度分が確定したことに伴いまして、追加交付が発生したため、上程を予定しております。
 次に、歳出におきまして、令和5年度人事院勧告に伴いまして会計年度任用職員の報酬及び期末手当の増額補正を上程予定でございます。
 次に、国民健康保険特別会計補正予算でございますが、令和5年度人事院勧告に伴う職員及び会計年度任用職員の人件費の増額補正を上程予定でございます。
 また、最後になりますが、産前産後期間の保険税免除制度を開始することに伴いまして、国民健康保険税の減額、システムの改修費用の計上。また、歳入の補正について上程を予定しております。
 よろしくお願いいたします。

水道課長)私から、第4回定例会に上程を予定している案件のうち、水道課所管分についてご説明申し上げます。
 初めに、石岡市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、ご説明申し上げます。地方自治法等の一部を改正する法律の公布を受けて、石岡市水道事業の設置等に関する条例中の引用条項を改正するものです。
 次に、石岡水道事業会計補正予算についてご説明申し上げます。収益的支出、営業費用のうち、原水及び浄水費の委託料でございますが、令和6年度の年間業務委託に伴う債務負担行為として設定するものでございます。
 同じく修繕費でございますが、落雷に伴う浄水施設の取水ポンプ交換などにより増額補正となります。同じく受水費につきましては、井戸取水量の低下に伴い、県水の増量及び湖北水道企業団からの応援給水を行っているため、増額補正するものです。
 次に、配水及び給水費の修繕費でございますが、漏水等修繕の増加に伴い増額補正するものです。
 次に総係費、給与、手当、法定福利費、賞与引当金繰入額でございますが、人事院勧告に基づく給与改正に伴い、増額補正するものでございます。
 続きまして、資本的支出、工事請負費でございますが、取水不良となっております、新地井戸掘り替えに伴い増額補正をするものでございます。
 水道課からは以上でございます。

農政課長)私からは、第4回定例会へ上程を予定しております一般会計補正予算について、2点ご説明させていただきます。
 1点目は人事院勧告に基づく給与表及び賞与の引き上げ改定に伴いまして、会計年度任用職員の報酬単価等が改定される見込みとなりましたことから、職員人件費等について、増額補正を予定しております。
 2点目は、県の単独事業で、有機JAS認証取得経費への補助事業でございます。すでに9月の補正予算により事業を実施しておりますが、県の追加募集に伴いまして申請をするものでございます。なお、補助金について市の負担はございません。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

商工観光課副参事観光担当)私からは、第4回定例会へ上程を予定しております一般会計補正予算のうち、商工観光課観光担当所管につきましてご説明申し上げます。
 指定管理者制度を導入しております茨城県フラワーパーク及び石岡市ふれあいの森につきまして、令和4年度までの収支決算におきまして、利益が生じましたため、基本協定に基づきまして、市へ納付が発生することに伴い、歳入予算の補正について上程を予定しております。
 また、両施設からの納付金につきまして、茨城県フラワーパーク施設整備等基金費及びふれあいの森施設整備等基金費へ繰り入れるため、歳出予算の補正につきましても、上程を予定しております。
 私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

地籍調査課長)地籍調査課からは、第4回定例会へ上程を予定しております、一般会計補正予算についてご説明させていただきます。
 令和5年8月7日付で発出されました、人事院勧告に基づく給与表及び賞与の引き上げ改定に伴い、会計年度任用職員の報酬単価等が改定される見込みとなりましたことから、職員人件費等について、増額補正の上程を予定しております。
 地籍調査課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。
 
都市計画課長)私からは、都市計画課におきまして、令和5年第4回定例会に上程を予定しております一般会計補正予算の内容をご説明申し上げます。
 初めに歳出でございます。都市計画一般経費及び自由通路維持管理経費、公園維持管理経費の委託料につきまして、入札差金などにより、執行額が確定したことから減額補正を予定しております。
 次に、地域交通対策事業の車等借上料につきまして、グリーンスローモビリティの運行車両を変更したことにより、減額補正を予定しております。
 歳出に関連いたしまして、歳入につきましても国庫補助金の都市計画一般経費に対する都市構造再編集中支援事業交付金の確定に伴い、減額補正を予定しております。
 最後に、令和6年度年間業務委託の一部の案件につきまして、入札時期の前倒しを予定しておりますことから、債務負担行為の新たな設定を予定しております。
 以上が令和5年第4回定例会に上程を予定しております、補正予算の概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

下水道課長)下水道課から、令和5年第4回定例会に上程を予定している。石岡市公共下水道事業会計に関する議案、石岡市農業集落排水事業会計に関する議案、一般会計に関する議案、石岡市下水道事業等の設置等に関する条例の一部改正に関する議案について説明いたします。
 石岡市公共下水道事業会計に関する議案、石岡市農業集落排水事業会計に関する議案、一般会計に関する議案につきましては、人事院勧告等に基づく職員等人件費の補正及び令和6年度年間業務委託の一部案件について、入札時期を前倒しする予定であることから、債務負担行為の新たな設定を予定しております。支出に関わる補正に伴い、収入につきましても補正を予定しております。
 また、石岡市下水道事業等の設置等に関する条例の一部改正に関する議案につきましては、地方自治法に指定公金事務取扱者規定の新設により、第243条の2の2が243条の2の8に繰り下げとなったことから、石岡市下水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例の議案上程を予定しております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長)建築住宅指導課からは、令和5年第4回定例会における議案として上程を予定しております、一般会計補正予算の内容についてご説明申し上げます。
 歳出予算として市営住宅維持管理経費のうち、施設清掃・管理・保守保安委託料、池の台団地合併処理浄化槽維持管理業務委託の入札差金の減額補正を予定しております。
 建築住宅指導課における、次期定例会に提出予定の議案に係る説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

道路建設課長)道路建設課から、令和5年第4回定例会において上程予定を予定しております、一般会計補正予算及び市道の変更についてご説明いたします。
 初めに、一般会計補正予算についてご説明いたします。内容でございますが、本年6月の台風2号の影響による大雨災害により、石岡市井関地内等で発生した道路の崩落等について、本復旧のために必要な工事費等の上程を予定しております。
 次に、市道の変更についてご説明いたします。内容でございますが、石岡市村上地内において、市道の路線変更1件を予定しております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他として何かご発言はございませんか。

山本委員)昨日起きた事象に関わる案件ですので、前もって通告ができませんでしたので、今日、委員会開会前に委員長の許可を得て、また所管の部署にお願いして、発言の機会をいただくことになりました。
 お尋ねしたいことなんですが、いしおか市場会場設営委託料。令和5年度当初予算に456万2,000円が計上されておりますが、この委託先、それと会場の設営場所はどちらになるのでしょうか、お尋ねします。

商工観光課長)ご答弁いたします。
 設営業務の委託先でございますが、株式会社ダスキンでございます。
 設営場所については、ステーションパーク2階を、あとは伝承館脇にテントを一棟設営しているところでございます。以上でございます。

山本委員)いしおか市場ですね、駅周辺のにぎわい創出のためにですね、常々活動されていること、敬意を表するところでありますが、たびたび、本年度ですね、発生した事案で気になることがあります。
 と言いますのは、集客目的ですね。それと市民に喜びを与えるというようなことで、石岡囃子連合保存会が、たびたびいしおか市場からの要請を受けて、協力、出演をしています。
 昨日はそれとはまた別に、石岡文化祭ですね、これまでは市民会館で開催されたんですが、市民会館がないために、ステーションパークを会場に、石岡囃子連合保存会が出演したわけですが、このいしおか市場とですね、同時開催のような形になりまして、いしおか市場を常々運営している団体からですね、ちょっと対応が難しい。言葉悪いんですが、少し理不尽ではないかなと思われるような、いろいろ要求があって、控えのテントを張る場所についても、設置したものを移動するように命じられたり、様々ありました。
 詳細省きますが、今回は石岡文化祭ということで出演しました。これまでも、今年、いしおか市場から出演を要請されたほかにですね、独自の事業をいくつか行いました。ステーションパークを使ってですね。その都度ですね、出し物の場所を移動しろ、時間帯を変更しろ、様々、本当にそれまでの打ち合わせと一変したような、理不尽とも言えるような要求が多すぎて、石岡囃子保存会の会員の皆さんですね、もうこれからは、ステーションパークに協力したくないという声が多く上がってます。
 昨夜の反省会でも多くの会員から、運営主体がですね、なぜそこまで強引な無理な、要求してくるのか分からないと。そもそもステーションパークの管理は、私は都市計画課だと思います。それと、昨日の石岡文化祭は教育委員会が所管してると思いますね。いしおか市場のほうは観光課のほうだと思いますが、3つの所管、相互に調整をしてもらって、石岡囃子連合会のみならずですね、ほかのステーションパークを利用する団体がですね、気持ちよくそこで活動ができて、いしおか市場の本来の目的のにぎわい創出、それと石岡市民に楽しんでもらう、喜びを与えるというそういう目的にかなったような事業をですね、気持ちよくできるように調整をしていただければと思います。
 何かいしおか市場の定例のプログラム以外に新しいものを加えると、言葉悪いんですが、ちょっと議事録に残さないほうがいいのかもしれませんけど、なんか邪魔者扱いされてるような感じなんですよね。
 例えば昨日なんかとても寒い中で一生懸命頑張ったんですが、何だったんだろうねって。何であんな意地悪されるんだろうねっていうな声が多く聞かれました。
 それで、もうこれからはステーションパークには、いしおか市場とは共同ではやりたくないと。多くの会員から、繰り返しになりますが、声が出てました。
 この辺ですね、関係所管課ですね、調整をお願いできればと思いまして、今日あえて発言させていただきました。
 どなたかご答弁いただけますか。

商工観光課長)委員がおっしゃってるような苦情を、私どもが直接受けるということがこれまでございませんでしたので、実を言いますと主催は市ではなくて、別の団体のほうがやってるという状況でございます。
 ですので、出店、出演に関してはそちらで調整をしているところでございますので、そのどういったやりとりがあったかっていうのは、詳しくは私どもは聞いておりません。
 昨日も寒い中、3回の公演をしていただきました。それによりまして天候不順ではありましたが、一定の集客がございましたので、出店者の方も大変喜んで、時間前に売り切れになってお帰りになった出店者もいらっしゃいました。
 ただ、そのいろいろ話の中で、私どもも聞いてる部分はあるんですけれども、テントを移動してほしいと言ったところについては、点字ブロックにかかってるので、動かしてほしいというような指導をしたということは聞いておりますが、邪魔だとか、そういったことでの話で指導をしたというようなことは伺っておりません。
 設営場所についても事前に両団体で、話し合いで決めたというようなふうに伺っております。しかしながら1階ではちょっと難しかったであろうことから、2階のほうにテントのほうを張って、楽屋ということでお使いになってたようです。
 2階のスペースも両側にテントを張ってしまうと、大変手狭な状況もございまして、なかなか、そういった皆さんに満足のいくような形で、出演していただくということが、なかなかスペース的にも難しいとは思いますが、駅のにぎわいづくりというような観点からで考えますと、石岡のそういったお囃子関係の方が出ていただくと、大変盛り上がって、集客にも大変役立っているというふうに私ども感じております。
 また、どうしてもお祭り関係の方出られると、アルコールがちょっと多く消費されるような傾向がございまして。後の掃除がちょっと大変な状況になってしまうというようなこともございますので、そういった様々な問題を団体間で、私どもも入りながら協議しまして、そういった発表の場、お話に限らず日本舞踊ですとか、フラダンスのサークルですとかの方にもやっていただいておりますので、そういう発表の場の提供も広く進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

山本委員)分かりました。ありがとうございます。
 点字ブロックにかかっているからということで、これは今回に限らず、以前別なイベントでもですね、移動するようにということを指導を受けたことがありました。
 警備員を置いたほうがいいんではないかとか、様々ありましたけれど、石岡囃子連合会の出し物、すごい集客の目玉になってると思います。お囃子が終わると、さっと人が引けてしまうというようなこともたびたび見てます。
 年間通じてですね、このいしおか市場の集客実績とかですね、事業の効果は、私は評価できませんけれど、石岡囃子連合会の力も随分役に立ってると思いますので、ここですね、仲良く力を合わせて本来の目的のですね、にぎわい創出、市民に喜んでもらえる、そういう事業を続けていけるように、関係部署の皆さん方ですね、調整の役としてですね、よろしくお願いしたいと思いました。
 そういうような趣旨から発言させていただきました。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)ほかにご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、その他の件を終結いたします。
 以上で本日の産業建設委員会を閉会いたします。



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