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議会中継
  


令和5年度 総務企画委員会

 第2回委員会 (6月5日)
出席委員 櫻井茂委員長、鈴木康仁副委員長、菱沼和幸委員、池田正文委員、 谷田川泰委員、石橋保卓委員、飯村一夫委員、鈴木将史委員
市執行部 【市長公室】
 市長公室長(門脇孝)、市長公室次長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(今橋輝雄)、市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(井坂隆史)、市長公室参事兼経営戦略課長(栗山英範)、秘書広聴課長(峯宜久)、秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長(太田貴之)
【総務部】
 総務部長(武石誠)、総務部次長兼DX推進担当(野口健市)、法令遵守統括官兼危機管理担当(桑原充)、総務課長兼DX推進担当(細谷和彦)、防災危機管理課長(小川崇晴)、契約検査課長(海東竜彦)、情報政策課長兼DX推進担当(山口哲史)
【財務部】
 財務部長(佐谷戸美紀)、財務部次長(武川俊郎)、財務部参事兼管財課長(田辺武弘)、財務部参事兼収納対策課長(小山俊之)、財政課長(関努)、税務課長(野村栄貴)
【会計課】
 理事兼会計管理者(鈴木隆之)、会計課長(吉田郁夫)
【八郷総合支所】
 八郷総合支所長(鈴木利勝)、八郷総合支所参事兼総務課長(宮部善仁)、八郷総合支所市民窓口課長(吉田昌司)
【消防本部】
 消防長(鈴木淳司)、消防次長(本部担当)(天野正道)、消防次長(消防署担当)(山中隆之)、八郷消防署長(波多野澄夫)、消防本部総務課長(雨貝義郎)、予防課長(峯幸司)、警防課長(鈴木広明)
【監査委員事務局】
 理事兼監査委員事務局長(田村幸生)
議会事務局 庶務議事課主幹(宮崎元嗣)


櫻井委員長)ただいまから、総務企画委員会を開会いたします。
 本日の委員会は、一般選挙後、執行部の出席を求めて開催する初めての委員会であります。
 つきましては、総務企画委員並びに執行部との情報の共有化、そして円滑なる委員会審査のため、会議を開催するものでありますので、よろしくお願いをいたします。
 それでは、最初に委員の自己紹介をいたします。
 初めに私から申し上げます。

−委員長、副委員長、委員の自己紹介−

櫻井委員長)以上、総務企画委員会は、委員8名でございますので、よろしくお願いをいたします。
 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日、説明員として出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 議事に入るに先立ちまして、総務部防災危機管理課より発言を求められておりますので、これを許します。

防災危機管理課長)令和5年6月2日発表の大雨・土砂災害警報について、私のほうからご報告させていただきます。
 お手元の資料、令和5年6月2日発表の大雨・土砂災害警報についてをご覧ください。発達した前線により、6月2日金曜から3日土曜日にかけまして大雨が降りました。当市では、災害対策本部会議など4回の会議を開催し、対応を協議し、災害対応を行いましたので、被害など概要をご報告いたします。
 気象概要でございますが、大きな勢力の台風2号は、日本の南から東へ進み、6月3日土曜日午後3時頃、温帯低気圧に変わりました。また、前線が本州付近に停滞し、前線に向かって台風2号からの暖かく湿った空気が流れ込んだため、前線の活動が活発化し、2日金曜から3日土曜日にかけまして大雨をもたらしました。
 市の対応状況でございますが、気象庁の予報等から、市では6月2日金曜日午後3時に、災害対策連絡会議を開催し、気象状況、市の対応方針等を協議いたしました。その後、大雨警報が発令されまして、午後7時30分に第1回災害対策本部会議を開催いたしました。
 また、大雨の予報等もございまして、午後9時30分に本庁舎と八郷総合支所庁舎におきまして、一部会議室を自主避難所として開放いたしました。
 その後、午後11時30分、土砂災害警戒情報が発令されまして、警戒レベル4となったため、3日午前0時に指定避難所9か所を開設し、避難指示を発令しました。
 3日午前2時に第2回、午前6時に第3回の災害対策本部会議を開催し、気象状況、被害状況等を確認しまして、復旧作業など各関係部署の対応を協議されました。
 大雨による大きな被害としましては、浸水、停電、倒木、のり面崩れ、陥没など起きてございます。冠水につきましては27件、のり面崩れ22件、道路陥没13件、倒木18件、停電等ですね、小幡地区のほうで290件、吉生240件、通行止めのほうで8件の確認をしてございます。
 その後、11時10分に土砂災害警戒情報が解除されたことを受けまして、気象状況などを考慮し、指定避難所を閉鎖しまして、午後0時34分に災害対策本部を閉じております。
 また、市の対応状況でございますが、先ほど申し上げました被害状況への対応に合わせまして、一人暮らしの高齢者など、被災時の要支援が必要となる方への安否確認なども実施してございます。
 私からの報告は以上となります。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について、発言等はございませんか。

菱沼委員)台風2号のまず被害に遭われた皆様方にですね、お見舞い申し上げますとともに、1日も早い復興を願っているところでございます。
 また、市の職員の皆さん、また、消防関係者の皆さんにですね、大変にお疲れさまでしたと申し上げたいと思います。
 ただいまご報告いただいたわけでございますが、確認の意味でちょっと何点かお尋ねしたいと思います。私も今回ですね、台風2号の水害がありまして、高浜地域をちょっと回らさせていただきました。高浜地域の方から過去最悪の浸水となったということで、嘆いておったところでございます。
 そこでまず1点ですね、高浜地域の排水、くみ上げをするためのポンプなんですが、確か4台あると思ったんですけど、現在、その作動状況はどうなってるのかお尋ねしたいなと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 高浜地区の排水に関しまして、排水ポンプのほうがございまして、そちらのほうの起動に関しましては、都市建設部のほうで担当してございまして、確認したところ、大雨中のときにも、最低2回程度は確認しまして、作動を確認しているということで報告を受けてございます。
 以上でございます。

菱沼委員)私が伺ったところ、夜は動いてなかったんじゃないかっていう、ちょっと地域住民の方から連絡をいただきまして、それで早々に消防長と連絡を取らさせていただきまして、担当課が都市建設部ということでありましたので、確認を取ってみたところ、昼間だったのでね、朝方は起動してたということだったんですけど、夜は起動してなかったんじゃないかということで、ちょっと不安な市民の皆さんがいたってことだったので、ちょっと確認で今聞かさせていただきました。
 それでこのポンプの点検なんですけど、点検については、確かに今都市建設部が担当ということになってると思うんですけど、防災危機管理課としてはどのように点検をしてるのかっていう部分、チェックはしてるのかどうかお尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 こちらの排水ポンプの担当部署が都市建設部ということで、防災危機管理課のほうで直接ということはなかなかしてないんですけども、担当課のほうで確認するものとして取り扱わせていただいております。
 以上でございます。

菱沼委員)実際ですね、ポンプが作動するかしないかって、やっぱり重要な部分だと思ってますので、ぜひとも、これ都市建設部所管だからいいんだというんじゃなくてですね、防災の部分においては、特に防災危機管理課が対応しなくちゃいけないと思ってますので、そこをしっかりと対応していただきたいと思います。
 それで言われたのが、起動しててもポンプの回数がですね、やっぱり小さくて、くみ上げる量がやっぱり少ないだろうということで、このパワーアップに向けた更新のときですね、パワーアップに向けた機械の更新というのができるのかどうかっていうことで、確認していただきたいということでちょっと私も言われたもんですから。そこら辺はどのように考えているか、お尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 ポンプの今パワーアップの件ということでございましたが、担当部署のほうと検討してまいりたいと思います。
 以上でございます。

菱沼委員)ぜひとも更新していただいて、パワーアップで少しでも、やっぱその水引きがよくなるような部分ですね、今年の部分において、非常にかつてないっていう状況の浸水だったということで被害もかなりありましたので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。
 それから2点目に移ります。茨城県として河川カメラ及び水位計が3か所に設置されておるわけでございます。石岡市国府の恋瀬橋付近、それから柿岡の下川橋付近、そして半田の五輪堂橋付近でございます。これは間違いないでしょうか。お尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 委員さんお答えのとおりでございます。水位計に関しましては、そのほか府中橋、新大谷橋、百目鬼橋、光安寺橋等にも設置してございます。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうございます。
 そうしますと、石岡市独自での河川カメラとか水位計っていうのは整備されてるのか、お尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。すいません。
 市独自のほうで水位計を設置しているところもございまして……、失礼しました。カメラのほうですね。光安寺橋付近にもカメラを設置してございます。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうございます。
 以前ですね、カメラまたは水位計においてはですね、1,000万程度、この装置がするということで伺っております。
 現在は、技術革新によりまして100万程度ということで、10分の1というようになっているそうでございます。そこでですね、愛郷橋付近に装置を整備することによって、いち早く近隣住民に伝えることができますし、また、パソコン等の機能を有していれば、水位の状況等が閲覧できるようでございます。
 これにおいて、担当としてはどのように考えてるのか。これちょっと部長に、愛郷橋の付近にこの装置を私は作るべきかなあと思ってるんですけど、担当部長に見解をお尋ねしたいと思います。

総務部長)今回の災害を通じて感じましたのは、恋瀬川の上流部、旧八郷町地内の河川改修によってですね、八郷町地内の水の流れっていうのは大分改善されたのかなというふうに思う一方で、その分、水が今までよりも早くですね、下流域に達するっていうような危険を、府中橋の水位等を見ながら感じたところでございます。そのような上では、ご指摘の愛郷橋付近の水位というのも、今まで以上に把握する必要が生じてくると思いますので、ご指摘を踏まえまして、今後検討させていただきたいと思います。
 以上でございます。

菱沼委員)ぜひとも、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
 最後になりますけども、3点目として、浸水の後の廃材とかですね、この部分において自然災害なので、なかなか難しい部分もあると思うんですけど、処理とか処分というのは現在どのようになっているのか、お尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 今回の災害に関して、廃材等が出ている状況で、今朝方もお客様のほうが窓口にいらっしゃっております。
 今、生活環境担当のほうとも協議してまして、ごみの処理について減免措置ということで、今回の災害に被災されたということで、被災証明ということでそちらを証明して、その後、減免の申請をしていただいて、ごみの処分場に行っていただくといった流れで、今協議をして事務を進めている状況でございます。
 以上でございます。
 
菱沼委員)市民の皆さんの周知とかっていう部分は、どのように考えているでしょうか、お尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 現在のところ、特段周知はしていないという状況でございますが、今後ですね、防災ラジオ等を通して周知のほうを検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

菱沼委員)私も見た限り、かなり廃材等々もそちらこちらに、特に浸水した地域はかなり散乱してる部分がありますので、いち早くですね、防災無線等々も含めて、周知のほうをしていただいて、本当に1日も早くそういうものを提供できるように、対応していただきたいと思います。
 それと、水を引いてからですね、衛生面とか環境面から考えたときに、消毒液とかですね、そういう部分っていうのは、今どういうふうになってるのかお尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 水が溜まってしまった敷地等にですね、石灰等をまいてた事例がございます。その辺の配布も含めまして、担当課、生活環境課ともですね、今後ちょっと協議してまいりたいと思います。
 以上でございます。

菱沼委員)その部分においてもですね、水がもう、ほとんど引いてきてるのが現状ですので、そういう部分において、いち早く石灰をまきたいという方もやっぱりたくさんいらっしゃるので、そういう部分において、早めの対応っていうのがやっぱり重要になってくると思いますので、よろしくお願いしたいなと思います。
 あとは今後ですね、やっぱり災害はいつ起こるか分からないという状況の中で、やっぱり危機管理意識を持って、対応に常に当たってると思うんですけど、そういう中で一丸となって、防災の部分のみならず、この市全体として、やっぱりその災害の部分を減災していけるような、そういう体制づくりが必要かなと思ってますので、今後我々もしっかりと頑張っていきたいと思いますので、力を合わせて石岡市の防災、減災にしっかり取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 私から以上です。

櫻井委員長)ほかにご発言はございませんか。

池田委員)この台風2号による災害対策ですね、職員の皆様をはじめ、本当に大変ご苦労さまでしたと申し上げます。
 この災害対策に当たりまして、招集状況について確認をしておきたいと思います。職員の招集の対象者、また部署、行政職、消防職をそれぞれお伺いしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 今回、警戒レベル4というところで警戒体制を取りまして……、ちょっとすみません。人数はちょっと把握してない部分があるんですけども、全部署、各担当班がございまして、それぞれ招集して災害に当たってございます。
 また、避難所に関しても9か所開けてございまして、こちらも部をまたいでそれぞれ担当がおりまして、そちらが開設・運営のほうに当たっている状況でございます。
 以上でございます。

警防課長)ご答弁申し上げます。
 消防本部の対応っていうところなんですけども、警報発令前から消防長をはじめ、署長、課長以上は全員災害対応に詰めておりました。
 また、消防本部日勤者の課長補佐以上の方も同様に、24時間災害対応をしていた状況であります。
 以上でございます。

総務部長)今回の職員の配備でございますけれども、今回下川橋の水位が2.6メートルを超えたのが午後7時前後だったかと……。もうちょっと早かったですかね。夕方の時刻でございました。下川橋の2.6メートルという水位が、災害対策本部設置及び第一次配備という基準でございまして、2.6を達した時点で災対本部、それから職員については、本来であれば課長補佐以上、管理職が全員登庁というレベルになるんですけれども、ちょうどその当該時刻から予報でおおむね夜10時ぐらいまでですね、雨の量については小降になる。ただ、10時、11時、12時、それが2時ぐらいまでの間については、また雨量が増えるであろうという予報が出てございましたので、夕方の時点で全管理職を登庁させるには及ばないのではないかという決定を、災害対策本部のほうでしていただきまして、全管理職を登庁させるという措置は、今回については見送らせていただいたところでございます。
 以上でございます。

池田委員)災害対策につきましては、その都度その都度、現場の対応あるいは現場の判断というのも必要かと思います。
 私も第3回の災害対策会議を傍聴しておりましたけども、この災害対策を統括する最高責任者の市長が、残念ながらその会議に3分遅刻したんですね。
 行政職員、また、消防職員の方が一生懸命やってる中で、非常に残念な思いをいたしました。これについてはご答弁は結構でございますが、やはりもっと危機管理意識を持って対応していただければと思います。職員の方々には本当に頭が下がる思いでございますけども、一言申し上げたいと思います。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご発言はございませんか。

石橋委員)災害の対応ということで、寝ずに対応していただいた職員の皆さん方には、本当にお疲れさまといいますか、敬意を表したいと思います。
 この後の対応っていうのは、十分、大変大切になってきますので、その点については遺漏のないようにお願いをいたします。
 まず1点。参考のためです。今回の豪雨といいますか、災害雨量は石岡でいかほどあったのか。資料がありましたらお伺いをいたします。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 水戸気象台に確認しましたところ、24時間の雨量が275ミリということで伺っております。
 以上でございます。

石橋委員)私の過去の経験則から言うと、昭和61年のときの大雨のときは確か石岡で298ミリだったと思うんですね。
 そこまではいかなかったとしても、ほぼそれに近い雨量が短時間のうちに降ったということで。いまだに普段漏れないようなところからも水が大分漏れてるところが見られます。
 今回の雨については、私自身も反省を込めてですけど、想定外の雨量というようなことで、対応に多少遅れといいますか、甘さが出てしまったところがあるのかなと。そこのところは、本当に致し方ないところかなとは思います。
 先ほど池田委員からの話もありましたけども、災害対策本部の中できっちりと優先順位を決めて、迅速かつ的確にですね、対応が図られたのかどうか。お伺いをいたします。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 災害対策本部会議が開かれる際には、気象状況等をご報告申し上げまして、また、被災状況も報告を受けて、それを受けまして、どのような対策を取っていくかということで内部会議の中で協議しまして、今後の対応について報告等を行い、対応に当たっていた状況でございます。
 したがいまして、その状況で協議して、判断して対応できたのかと考えております。
 以上でございます。

石橋委員)ありがとうございました。
 では、その判断はどなたがされて的確な指示を出されたのか、お伺いをいたします。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 会議の本部員は、部長級等の職員で構成されておりまして、その中で協議したことを、最終的には市長の判断で指示等を行っているといった状況でございます。
 以上でございます。

石橋委員)改めてお伺いしますけども、災害対策本部長は市長ですよね。副本部長として副市長がおりますよね。今回の災害に当たって、災害対策本部が開かれたのは、1回目の災害対策本部が夜7時30分からです。災害対策本部が解散されるまでの間、本部長、副本部長は、ずっと庁舎に詰められていたのかどうか、お伺いをいたします。

総務部長)今回の災害対策本部は合計3回開催したわけでございますけれども、1回目の災害対策本部を開催した後、2回目以降をどのようにするか。例えば、1時間ごとに開催するとか、一定時間ごとに開催するという考えもございましたけれども、先ほどと重ねてのご答弁になりますけれども、この時点で、今後どのように河川の水位等、また、雨の被害が展開するといいますか、増えていくかっていうのを、大変今回は見通しづらい。
 また、河川の改修等もございまして、水の予測が非常につきづらいという中で、1回目の開催の際は、2回目の開催時間等を定めずに、それぞれ待機という形で、何ていうんでしょうか……、散会をさせていただいたところでございますので、市長、副市長におかれては、一度自宅に戻られたかなというふうに考えてございます。
 以上でございます。

石橋委員)いや、考えているじゃなく、現実に実際そこにいたかどうかを聞いてるんですよ、私は。
 統括するのは本部長であり、本部長に事故があったときに対応するのが副本部長じゃないですか。その2人が、例えばこの午前2時に開催された第2回の災害対策本部のときに、お2人そろってたのかどうかお伺いをします。

総務部長)午前2時、第2回の災害対策本部の際、本部長である市長は当然登庁しておりましたけれども、副市長についてはリモートでのご参加となりました。

石橋委員)日常の業務じゃないんで、災害対策に対してリモートってどういう対応ができるんですか。私は疑問に思います。
 災害って災害対策本部を開催したときに災害が発生してるわけじゃないですよね。時々刻々と状況が変わっていて、災害対策本部を開催……。ごめんなさいね。会議を開催するしないにかかわらず、常に災害は発生し続けてるわけですよ。で、職員の皆さん、それに対して迅速に対応しなければならないっていうことになってるはずですよね。
 被災されてる方からはどんどん情報が入ってきます。それに対する対応っていうのは本部長、副本部長がいない間は、皆さん個人の考えで対応されてるっていうことですか。本当に緊急性が求められるときには、いちいち上司の許可なんか得ないで、自分の判断で対応すべきことは多々あるかなと思いますけども。原則はきっちりとした指示、指揮命令系統の下に、組織を持って対応するというのが災害対応ではないかなというふうに考えてるわけですけども。お考えをお伺いいたします。

総務部長)災害対応の体制といたしまして、今委員さんからお話があったのは、全くもってそのとおりであろうというふうに思ってございますし、また、今回の災害に当たりましては、それぞれの部局がそれぞれの事務分掌に基づきまして、部長の判断の下で対応に当たったと思いますし、当然部長は必要に応じて本部長等の指示をいただくこともあったであろうというふうに思ってございます。以上でございます。

石橋委員)申し訳ないですけど、あったであろうということは、事後の検証というか確認は取ってないということでよろしいですか。

総務部長)ただいま申し上げたことの詳細については、確認を取ってございません。

石橋委員)いずれにしろ、今回は台風による影響ということで、ある程度の想定、準備ができるケースですよね。とは言いながらも、大規模な地震とかですね、そういうのが本当に想定外で起こった場合、もっと大きな混乱が現状では生むのではないかなというふうに考えます。そういったところまで、今行政に求められるルールというのはそういうところまで、今は求められる時代になりつつありますので、そういったところは本当に慎重にといいますか、対応をお願いしたいと思います。
 あと1点。最後ですけども、片野地区の集会所。これはハザードマップで示された氾濫区域に含まれているので、避難所としての……、何ていうんですかね、指定ができなかったというふうなお話をちょっと聞いてるんですけども、実情はどうだったのか。片野地区の皆さん方は、どこへ避難をされるべきなのか、お伺いをいたします。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 片野地区集会所につきましては、浸水想定区域内に存在しておりますので、洪水が想定される際には開設はしないということになってございますが、自主避難ということで当初ちょっと開設はしておりましたが、その後、八郷総合支所等ですね、周辺の避難所のほうを開けまして、そちらのほうに行っていただくといった体制をとってございます。
 以上でございます。

石橋委員)いずれにしろですね、直近で作成されましたハザードマップの部分で、そういったように、特に片野地区だけを取り上げて今回お話をさせていただきましたけども、ちょっと行政等の対応としていかがなものかなという部分を感じたものですから、お伺いをいたしました。
 それと、ハザードマップ上で指定をされていないところでの土砂崩れとか、そういう部分、今回非常に多かったのではないかなと思います。そういった意味で、今回の教訓ではないですけども結果を踏まえてですね、もう一度ハザードマップ等の見直しも必要ではないかなというふうに思います。
 災害が発生して、まだそれの対応に追われている状況の中で、その見直しについてお伺いするのは甚だ失礼であるし大変だと思いますので、答弁は結構ですけども、そういった部分についての対応もですね、迅速に今後お願いをできればというふうに思います。
 私からは以上です。

櫻井委員長)ほかに発言はございませんか。

飯村委員)ただいまお聞きしていますと、非常に雨が多かったというようなお話でありますが。ただいま下川橋ですか。その付近についての状況を、ちょっともう1回再確認でお聞きしたいと思います。県道7号、柿岡を通る下川橋付近ですが、その辺のところについて詳細に分かれば、ちょっとお聞きしたいと思います。状況を。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 第1回の災害対策本部が開かれました、2日午後7時30分の段階では、冠水、越水等は確認しておりませんでしたが、その後、第3回の会議の際には、越水をしている、道路のほうに冠水しているといった報告を受けてございます。
 以上でございます。

飯村委員)多分、県道7号の下川橋については、都市計画のほうでも道路を拡幅するというような話もございますので、先ほど下川橋、6時あたりには冠水したようなちょっとお話かなと思ったんですが。下川橋より下。下流。ヨークベニマルから金指に向かう橋ですか。あれから下は、大体田んぼが冠水してたというような状況を確認しております、私なりに。そしてまた、この下川橋付近については、冠水すると前からいろいろな、雨量が多いたびに冠水してるわけですが、この下川橋付近について、都市計画のほうでも道路を拡幅するというような役場の裏からの話もありますんで。その辺のとこは、防災っていうか、災害の考えに対して、都市計画の担当者と協議してるのか、お話を聞きたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 災害に向けて、こちらの下川橋付近の改修に向けて、具体的に都市建設部のほうと協議ということは現状としては進めてはおりません。
 以上でございます。

飯村委員)防災の面でも、この下川橋付近、冠水するというのは分かっているわけですが、都市計画のほうでも合併特例債事業の中の暫定というような形で拡幅をするような形を考えているようでございますので、防災の面でも都市計画と協議の上、どのようにするか協議していただきたいと思います。これから協議するような形を取っていただきたいというようなお願いでございますので、よろしくお願いします。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご発言はございませんか。よろしいですか。

谷田川委員)先ほど来、皆様からいろんな意見が出ておりまして、最終的には市役所のほうの、多少なりとも今回の災害に対する認識というのが若干甘かったのかなあと。その都度きちんと対応していれば、もう少し迅速な対応、周知が取れたんではないかというふうには思っております。
 ただ問題は、例えば、道路の側面が崩れてしまったり、いろいろ土砂の流出があったり、そういう部分において、どのような対応をしていくのか。今後どのように早急に復旧をさせていくのか。その辺のところの対策のスピードというのはどのようになっているのか、改めてお伺いをしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 先ほど委員、ご質問のありましたのり面の復旧ですとか、そういったところは都市建設部等、各担当部署のほうの対応となりますが、それぞれ優先度をつけまして、また、必要があれば補正予算等も検討しながら、今後進めていく必要があるのかなと考えてございます。
 以上でございます。

谷田川委員)確かに、今話してることは理解できるんですが、結局災害対策本部というのが総務部にありまして、それを応急処置したり対策を取るというのは都市建設部であろうと思いますけれども、実際にそのところに住んでいる方からすれば、そういうことはどうでもいいんですよ。都市建設部だろうと総務部だろうと。
 要は、原形復旧を急いでいただきたいというのが、その災害に遭った方たちの悲痛な叫びなんです。願いなんです。それをもっと早く、早急にやるためにはどのような対策を取ったらいいか。今の話を聞いてますと、両方で相談してというような話も理解はできますが、早めに、その対策を取る手段というのは、もう少し考えることができないのか、お伺いしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 改めまして、担当部署とも協議しながらですね、迅速な対応を進めてまいりたいと思います。
 以上でございます。

谷田川委員)早急に、現状そういう災害に遭ってしまった方、また、地域からすれば、もう役所の対応どうなってんだよと。もっと早く対応ができないのかよというような話も聞きます。
 昨日、日曜日が挟んで、その前も土曜日があったんですけども、そういうところは全部確認されていると思いますんで、早急な対応を、対策、復旧を望んでいるというのが、各地域の方、また個人の方、住民の方なんで。その辺のところを考慮した対策を、早急にお願いしたいというふうに思います。
 よろしくお願いします。以上です。

櫻井委員長)ほかにご発言はございませんか。

鈴木副委員長)2日の大雨に対して、対応ありがとうございました。
 私のほうから意見なんですけども、今日聞いて、本部会議に市長が遅れてくるということでちょっと驚きなんですけど、やはりこれは天候で遅れた可能性もきっとあると思うんですよね。浸水してる場所を迂回して庁舎まで来たとか。
 やはり、今データとかそういうのが、予測データが発達して、自宅待機とかもいいかとは思うんですけども、やっぱ災害ってその予測を上回ることが私は多いと思うので。やはり本部長、副本部長がいない。また、その会議に遅参するっていうことは、やはり見直さなくちゃいけない。それはマニュアルの徹底をするとか、マニュアルの見直しをしていかなければならないと思うんです。
 私も土木の仕事をしていたので分かるんですけども、本当にあのぐらいの……、あのぐらいと言っちゃいけないけども、先日の雨量でも、もう堤防の決壊なんていうのは紙一重ですし、ちょっとした亀裂からぱっといきますから。これ急傾斜の場所もそうだと思います。浸水した量で、クラックが多ければ一気にもう落ちてきますんで。
 もう何があるか分からないから災害本部を置くので、そこに責任者の2人がやっぱり待機するのが、これは安心な市民の安全を守るためには必要不可欠だと思います。なので、その辺のマニュアルがあるならば、もう少し改善していっていただきたい。
 また、廃材についてですね、浸水の廃材についてですけども、先ほど被災証明というお話がありましたけども。先ほど先輩委員からもありました、市民からは早く対応していただくのがあれなので、被災証明云々もいいですけども。それももう当日から予定、予測をしてですね、被災証明も準備をしていくとか。また、恐らく大半の災害に遭われた方は、電話での問い合わせが多いと思うので、たらい回しにすることなくですね、先ほど担当部署とか言ってましたけども、どこが……。結構あるんですよ。私も市役所にかけて、その窓口の交換の人が担当が分からないということもあるので。ちゃんと係を決めて、担当を決めて、どういったものでという。分かりやすく。被災証明をまずもらいに来て、それをクリーンセンターに持っていってくださいとか、仮置き場がここですとか。そういったものを作っておかないと、本当に乾いてくると臭いも出るものですから。そういったものを今回の経験から生かしてですね、また、より一層対応が早い、そういった町にしてください。
 これは要望なので、回答は結構ですのでお願いいたします。

櫻井委員長)ほかにご発言はございませんか。

鈴木委員)まずは、2日の大雨被害に対応いただきまして、本当にご苦労さまでございました。
 私も答弁は求めませんけれども、やはりこの後の対応っていうのは本当に重要になってくるというふうに思っております。先ほど先輩委員の方々、皆さん、様々なご意見がありましたけれども、私も全くの同意でございます。
 それでですね、やはり被害に遭われた方、今、住民の方、市民の方、とても不満になってる方も多いと思います。そういった方々のためにも、迅速な対応のほう、皆様方にお願いしたいと、そういうふうに思います。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 これより議事に入ります。
 初めに、所管事務及び令和5年度新規・主要事業についてを議題といたします。
 執行部から、自己紹介とあわせて、所管事務及び令和5年度新規・主要事業について説明をお願いいたします。
 初めに、市長公室からお願いをいたします。
 なお、発言は挙手によりこれを許します。

市長公室長)市長公室長の門脇でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私からは、お手元の市長公室資料に基づきまして、市長公室の業務概要をご説明申し上げます。表紙を開けていただきますと、1ページ目は職員配置表でございます。秘書広聴課、政策企画課、経営戦略課の3課体制で、職員数は26名でございます。
 今年度、新たに秘書広聴課内にわがまち発信室を設置いたしまして、本市の魅力などにつきまして、効果的な情報発信に努めてまいります。
 事務分掌及び主要事業施策概要につきましては、各担当からご説明申し上げますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

市長公室次長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)市長公室次長兼つくばエクスプレス延伸推進担当の今橋でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 市長公室内の業務が円滑に遂行できるよう、各部署との連絡調整を図り、円滑な進行管理に努めてまいります。
 また、つくばエクスプレス延伸推進担当としまして、県の動向を注視するとともに、TX石岡延伸推進協議会や、近隣自治体と連携を図り、取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)本年度市長公室参事兼政策企画課長兼TX延伸推進担当を拝命いたしました井坂でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、お手元の資料2ページをご覧願います。政策企画課の事務分掌についてご説明申し上げます。各部局間の総合調整に関することをはじめとしまして、総合計画、男女共同参画、統計調査、都市交流、地方創生に関することなど、ご覧の18項目となっております。
 次に資料4ページをご覧願います。政策企画課所管の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。まず、ページ中ほど、5項目目の総合計画管理経費418万円でございます。総合計画、第2期基本計画の策定に向け、総合計画審議会の開催のほか、市民意識調査等を実施してまいります。
 次に、男女共同参画推進事業72万6,000円でございます。昨年度策定いたしました、第二次石岡市男女共同参画基本計画後期実施計画に基づき、男女共同参画セミナー等を実施し、男女共同参画に対する理解促進や環境整備を行ってまいります。
 次に、国際交流事業64万3,000円でございます。同じく昨年度策定いたしました、石岡市多文化共生推進行動指針に基づき、国際交流を推進してまいります。
 次に、都市交流推進事業1,166万2,000円でございます。東京圏をはじめとする他自治体からの移住を促進するため、東京圏交流事業や移住支援金交付等を実施してまいります。
 次に、まち・ひと・しごと創生総合戦略運営経費51万5,000円でございますが、地方版総合戦略の運営に要する経費でございます。
 次に、5ページに移りまして、地域おこし協力隊活動経費2,850万4,000円でございます。地域おこし協力隊につきましては、現在1名の隊員が活動しておりまして、さらに4名程度を募集しております。
 次に、通勤通学支援事業1,924万3,000円でございます。定住促進につながるよう、通勤者及び通学者に対し補助を行ってまいります。
 最後に、TX延伸推進経費65万1,000円でございますが、つくばエクスプレス延伸推進の啓発活動に要する経費でございます。
 すみません。先ほど、第2期総合計画管理経費の事業の中で、私のほうで市民意識調査と発言してしまいましたが、市民意向調査でございます。訂正しておわび申し上げます。
 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

市長公室参事兼経営戦略課長)市長公室参事兼経営戦略課長の栗山でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、お手元の資料3ページをご覧ください。経営戦略課の事務分掌でございます。行財政改革の推進に関すること、以下ご覧の6項目となってございます。
 続きまして、資料の4ページをご覧ください。経営戦略課所管の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。
 初めに、公共施設等総合管理計画推進事業40万8,000円でございますが、公共施設等総合管理計画の進捗管理と、本計画を踏まえて策定されました、個別施設計画に基づく事業化等をサポートさせていただいているところでございます。
 続きまして、5ページをご覧ください。無人航空機利活用事業48万2,000円でございますが、修繕費用や保険料など事務運用上に必要な予算を計上しております。ドローンを活用いたしまして、災害時などの安全点検や、行政手続上必要となる現地確認、魅力ある映像の撮影等を行ってまいります。
 以上が、令和5年度経営戦略課所管の主要事業施策概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

秘書広聴課長)市長公室秘書広聴課長の峯でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 お手元の資料2ページをご覧いただきたいと存じます。上段、秘書広聴課の事務分掌でございます。市長及び副市長の秘書に関すること、以下ご覧の10項目、並びに今年度より設置されました、わがまち発信室の事務分掌、市の魅力発信に関すること、以下ご覧の8項目となってございます。
 次に、資料4ページをご覧ください。上段の4事業が令和5年度秘書広聴課の主要事業となっております。
 初めに、秘書事務費771万4,000円でございます。市長の秘書事務等に要する経費でございます。
 次に、市民相談経費178万7,000円でございます。市民相談に要する経費でございます。
 次に、今年度新たに設置されました、わがまち発信室が担当いたします主要事業でございます。初めに、広報活動経費2,099万4,000円でございます。市報、広報いしおか等の発行に要する経費でございます。
 次に、本年度わがまち発信室が設置されたことによりまして、昨年度までの戦略的情報発信経費から新たに事業名が変更となります、シティプロモーション推進経費260万3,000円でございます。市の魅力など、情報発信を行うシティプロモーションの推進に要する経費でございます。
 以上が、令和5年度秘書広聴課所管の主要事業施策概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)このたびの人事異動によりまして、市長公室秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長を拝命いたしました太田でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私の担当といたしましては、秘書広聴課全般の業務のほか、主にシティプロモーションの推進を担当してまいります。
 先ほど秘書広聴課長からもご説明させていただきましたが、今年度のシティプロモーション推進経費におけます新規事業といたしまして、市民向け等講演会の開催、PR用動画コンテストの実施を予定してございます。これら事業によりまして、市の統一的なイメージとしてのブランドメッセージやロゴマークを効果的に活用することで、市民自らが情報発信し、市の魅力が市内外に波及していく市民参画型のシティプロモーションを進めてまいります。また、既存の情報発信に加えまして、全庁にまたがる新たな情報発信手法やツールの導入に関しましても、積極的に検討してまいります。なお、具体的な事業といたしまして、本年度は市のブランドメッセージ等をテーマといたしましたPR動画コンテストの実施や、市民向け講演会の実施。リーディングプロジェクトやシティプロモーション指針に基づきました、公共サインの検討等を予定してございます。
 これらの事業の進捗に関しましては、総務企画委員会の委員の皆様に、随時事業進捗をご報告してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上が、令和5年度秘書広聴課わがまち発信室所管の主要事業施策概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で市長公室の所管については終結いたします。
 続きまして、総務部から説明をお願いいたします。

総務部長)ご挨拶が遅くなりましたけれども、昨年度に引き続きまして、総務部長を務めさせていただく武石でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは総務部の資料につきまして、概要をご説明申し上げます。お手元のタブレットの資料04、令和5年度総務部業務概要をご覧いただきたいと思います。表紙を1枚送っていただきますと、総務部職員配置の表を示してございます。総務部の組織体制は昨年までと同様、総務課、防災危機管理課、契約検査課、情報政策課の4課体制となってございまして、職員数は再任用職員1名を含めまして、総勢31名となってございます。
 なお、表にご覧いただきますとおり、総務部次長、総務課長及び人事担当の課長補佐、それから情報政策課長、同課長補佐の計5名につきまして、DX推進担当の兼務発令がなされてございます。このDX推進につきましては、ご案内のとおり令和4年度から2か年にわたりまして、全庁業務分析の取組を進めているところでございます。2年目となる今年度につきましては、その成果を次年度以降の人材マネジメント、または組織の見直しなどの関係施策へ的確に反映させてまいりたいと考えてございますので、結果の速やかな把握と精査、そして施策の具体化に努めてまいりたいと考えてございます。
 さらにページを送っていただきますと、2ページ、3ページに総務課以下4つの課の事務分掌、4ページ、5ページに各課の今年度における主要事業施策概要をお示してございます。こちらにつきましては、各課長からご説明をさせていただきたいと思います。
 私からは以上でございます。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

総務部次長兼DX推進担当)昨年度に引き続きまして、総務部次長兼ねてDX推進担当を務めさせていただきます野口でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 部長の補佐役として、また、部長の命を受け、部内各課及び担当内の業務が円滑に行えるよう、内外の調整を担当してまいります。また、DX推進担当といたしまして、総務課及び情報政策課における各担当を総括的に調整いたしまして、全庁業務分析など、DX推進計画に基づく施策の推進を図ってまいりたいと思います。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

法令遵守統括官兼危機管理担当)石岡市特定任期付職員として採用され、3年目となります桑原です。よろしくお願いいたします。
 職務につきましては、引き続き法令遵守統括官兼危機管理担当となりますので、これまでの知識・経験を生かし、業務に反映させていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

総務課長兼DX推進担当)総務課長兼DX推進担当の細谷と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 資料は、総務部業務概要1ページの総務部職員配置をご覧ください。初めに、職員配置でございますが、総務課につきましては、私のほか課長補佐2名、係長3名、再任用職員を含む課員6名の計12名の配置となっております。
 次に、資料2ページから3ページをご覧ください。総務課の事務分掌でございますが、主なものといたしましては、議会の招集及び提出議案に関すること、それから条例、規則等に関すること、また、職員の任免、服務、給与及び職員の福利厚生、職員の研修などを含みます、37項目の事務を所管しております。
 次に、資料4ページの総務課所管の主要事業施策概要についてご説明させていただきます。法令遵守推進経費144万7,000円でございますが、主な事業概要といたしましては、公正職務審査会の委員報酬の78万円、並びに公益通報外部相談業務委託料の66万円でございます。公正職務審査会委員報酬につきましては、令和3年1月16日に施行されました、石岡市法令遵守の推進に関する条例に基づきまして、公益通報者保護制度及び要望等の記録制度の運用、公正な職務執行の確保のため設置されました、公正職務審査会の委員報酬でございます。公益通報外部相談業務委託料につきましては、石岡市法令遵守の推進に関する条例に基づきまして、内部公益通報の窓口として弁護士の資格を有する者を外部相談員として設置するものでございます。
 次に、文書管理事務費1,294万円でございますが、主な事業といたしましては、例規集更新データ作成委託料の144万4,000円でございます。こちらは例規集を随時更新する経費でございまして、市のホームページや職員向けのグループウェアに市の条例や規則などを掲載しておりまして、市民の方への情報提供をするとともに、職員が日々の業務の遂行や例規の見直しなどに活用しているものでございます。
 そのほか、主な事業といたしまして、令和3年度に導入を図りました文書管理・電子決裁システム保守委託料196万9,000円でございます。こちらは、システムの運用及びデータ管理等のための保守委託料でございます。
 続きまして、市議会議員選挙費5,205万8,000円でございますが、任期満了日が令和5年4月30日となっておりました、市議会議員選挙執行に要する経費でございます。令和4年度につきましても、準備経費を計上しておりましたが、選挙運動用の公費負担金など令和5年4月以降に執行予定の経費を計上してございます。
 次に、市長選挙費1,618万6,000円でございますが、任期満了日が令和6年4月25日となっている市長の選挙執行に要する経費でございます。令和6年度になりまして間もないことを考慮いたしまして、準備経費を令和5年度に計上いたしております。
 以上が、総務課の業務概要となります。どうぞよろしくお願いいたします。

防災危機管理課長)ご挨拶が遅くなりました。昨年度に引き続きまして、防災危機管理課長を務めさせていただきます小川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 初めに、お手元の資料、令和5年度総務部業務概要の1ページ、総務部職員配置図の中ほど、防災危機管理課をご覧ください。職員配置につきましては、課長ほか課長補佐1名、係長1名、課員1名、合計4名で防災危機管理課業務を行っております。
 続きまして、資料3ページをご覧ください。防災危機管理課の事務分掌でございます。1、国民保護法制に関することのほか、全9項目の事務を所管してございます。
 続きまして、資料4ページをご覧ください。防災危機管理課所管の主要事業施策の概要につきましてご説明申し上げます。ページ中ほど、防災危機管理課の一つ目の事業、防災対策経費2,501万8,000円につきましては、災害対策基本法等に基づく防災対策に要する経費でございます。災害時に対応できる体制を整備し、各種団体との災害時協定締結などとあわせまして、防災対策をより効果的に行うための事業となってございます。事業概要でございますが、国土強靱化計画委員会委員報酬9万円、気象防災アドバイザー報償5万円、事務事業用品費417万9,000円、防災用備品1,240万3,000円などでございます。
 二つ目の事業、自主防災組織活性化事業143万6,000円につきましては、自主防災組織設立促進と活動活性化に要する経費でございます。地域住民の災害時における避難体制強化を図るため、補助金を活用し、自主防災組織の設立、活動の活性化を促進するための事業でございます。事業概要でございますが、自主防災組織活性化補助金134万円などでございます。
 三つ目の事業、防災行政無線管理運用経費2,166万9,000円につきましては、防災行政無線管理運用に要する経費でございます。災害関係の情報を市民に一斉に伝達する防災行政無線を運用管理するための事業となります。事業概要でございますが、防災行政無線運用管理委員会委員報償6万円、電気料208万4,000円、デジタル防災行政無線設備点検委託料1,630万円などでございます。
 以上が、本年度の防災危機管理課の事業概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

契約検査課長)契約検査課の海東でございます。よろしくお願いいたします。
 契約検査課の業務概要につきまして、ご説明させていただきます。
 初めに、お手元の資料、令和5年度総務部業務概要の1ページをご覧ください。契約検査課の職員配置でございますが、私のほか課長補佐1名、係長1名、課員2名の計5名体制で業務を行っております。
 続きまして、資料3ページをご覧ください。契約検査課の事務分掌といたしまして、1、一般・指名競争入札に関することをはじめ、6項目の事務を所管してございます。
 次に、資料5ページをご覧ください。本年度の主要事業施策概要でございますが、契約検査課の欄の契約検査執行経費についてご説明申し上げます。契約検査執行に要する経費359万1,000円のうち、入札監視委員会委員報酬22万5,000円でございます。入札監視委員会につきましては、令和2年10月に起きました官製談合事件、及び石岡運動公園体育館の改修に伴う分割発注問題など、起案前の見積り徴取などの資料収集から、入札、見積り合わせまでの経過の中で発見された不適切な事務処理などに対する改善の一つとして、第三者によるチェック機能により不正行為の抑止を図るため、入札監視委員会条例を令和4年4月1日に施行してございます。
 令和4年度につきましては、会議を4回実施いたしました。1回目に市長から委員の委嘱、諮問書の提出と委員会の運用規定の決定、案件抽出方法の決定。2回目に、過去の不適切な入札等に関することといたしまして、官製談合事件と不適切な分割発注問題の調査審議。3回目、4回目に市が実施した入札の適正執行に関することについて、委員が抽出した案件の調査審議を実施いたしまして、令和4年度に調査審議した案件につきましての、市長への答申はございませんでした。
 令和5年度につきましては、2回の会議を予定しており、市が実施した入札の適正執行に関することにつきまして、審議を予定しております。
 以上が、契約検査課の業務概要となります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

情報政策課長兼DX推進担当)情報政策課長兼DX推進担当の山口でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 初めに、職員配置についてご説明申し上げます。総務部業務概要1ページの表、総務部職員配置の下段をご覧ください。情報政策課につきましては、私のほか課長補佐1名、係長1名、課員4名の計7名の配置となっております。
 次に、情報政策課の事務分掌についてご説明申し上げます。総務部業務概要3ページ、表の下段をご覧ください。1番のデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画に基づく施策の推進に関することをはじめとしまして、記載されておりますとおり、5項目の事務を所管しております。
 DXを推進する情報化推進会議の事務局、デジタル化推進チームの部会長、DX推進リーダーの委員長をさせていただいておりますことから、DX推進担当を拝命させていただいております。
 今後も総務課と連携を取りながら、全庁的な取組を行ってまいります。
 続きまして、総務部業務概要5ページ中段をご覧ください。情報政策課所管の主要事業施策概要についてご説明させていただきます。まず、市庁舎維持管理経費の電話料の一部、1,104万6,000円でございます。こちらは、本庁舎と各施設を結ぶネットワーク回線使用料、インターネット光回線の通信料に要する経費でございます。今年度は公衆無線LANやインターネット回線の所管替えにより7回線分が減となったため、予算が減となっております。
 次に、電算業務経費1億9,362万8,000円でございます。こちらは住民記録、
各税金の賦課・収納、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、保育料などの住民情報系システムと財務会計、人事給与、グループウェアなどの内部情報系システム。令和7年度末までに移行を目指している自治体情報システム標準化・共通化対応経費に要する事業経費でございまして、各システムに係ります運用または改修、保守委託料、機器の借上料、システム使用料などでございます。
 次に、システム導入・推進経費1億6,740万1,000円でございます。こちらは、ホームページ、メールマガジン、庁舎内や各施設間のネットワーク及びシンクライアントシステムなどの運用、整備に係る経費でございます。昨年度から実施しております、全庁業務分析支援委託料は、全庁のトータル業務量削減及び効率化を目標に、全ての業務の見える化を図り、BPR、ビジネス・プロセス・リエンジニアリング、業務プロセスの改善手法による業務分析を実施し、本年度が最終年度となっております。
 最後に、住民基本台帳ネットワーク整備事業経費539万3,000円でございます。住民基本台帳ネットワークは、住民の利便性の向上と、国や地方公共団体における行政の効率化を目的として構築されたもので、居住関係を公に証明するための住民基本台帳をネットワーク化することにより、本人確認が可能となる全国共通のシステムで、これらの運用のための保守委託料、機器の借上料、システム使用料等に係る経費でございます。
 このほかにも予算には計上しておりませんが、DXを進めるための重要なデジタルディバイド対策や、チャットGPTなどの生成AIの業務利用につきましては、実証実験に向けて関係部署と連携を取りながら、調査検討などを進めてまいります。
 以上が、情報政策課の業務概要となります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。

菱沼委員)防災危機管理課に伺いたいと思います。
 先ほど、災害対策基本法等に基づく、防災対策に要する経費の説明がございました。関連といたしまして、防災協定については、現在まで締結している団体企業等についてのその数をですね、お尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 災害時における災害協定につきましては、現在、各団体と全部で56団体との協定を結んでおります。
 以上でございます。

菱沼委員)56団体ということでありますけども、さらにですね、最近締結した団体等がありましたら、お尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 今年度に入りまして、2件協定を締結してございます。
 1件目が、先週5月29日に締結いたしました、災害時における段ボール製品の保管、輸送に関する協定ということで、三浦紙器工業株式会社さんと、災害時に使用する段ボール製品ですね、段ボールベッドですとか、間仕切り等の保管、輸送、回収に関するものを締結してございます。こちらの防災倉庫内、なかなかちょっと場所を取ってしまう部分がございまして、スペースの確保ですとか、製品の適正管理、良好な避難生活の維持ということで、効果を見込んでいるところでございます。
 もう1件がですね、災害時における移動式宿泊施設等の提供に関する協定ということで、株式会社デベロップさんというところと協定を締結してございます。こちら6月1日に締結してございまして、内容としましては、移動式宿泊施設、こちらコンテナ型のホテルが現在北府中地内で営業されておりまして、そちらを災害時に優先的な提供を受けるといった内容となってございます。効果としましては、休憩施設等の確保によりまして、高齢者等の被災者のほか、医療従事者、応援職員等の健康維持に資するということで考えてございます。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうございます。
 三浦紙器さんとデベロップさんということで、三浦紙器さんにおいては段ボールベッド、今ですね、避難所においては段ボールベッド、非常にやっぱり有効だと思ってまして、かなり大きいもんですから。それについては、三浦紙器さんの倉庫をお借りしてですね、置いておけるということが非常にやっぱり重要だと思ってまして、大変にありがたいと思っております。
 それから移動宿泊ということで、何部屋っていうんですかね、何部屋あるのかお尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 部屋数に関しましては、北府中の店舗敷地内に35台ご用意ありまして、そちらが利用可能となってございます。
 ただ、移動等がありますので、移動する際には上下水の施設ですとか、そういった条件がございます。ですので、現状といたしましては、もし利用の必要がある場合はそちらの敷地を利用させていただいて、必要数を提供いただくといったことで予定をしてございます。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうございます。
 そうしますと、今までの協定を結んでいる56団体ということでありましたけども、その相手先とのコミュニケーションですね、実際、締結してそれで終わってるわけではないと思うので、様々な協議がされてると思うんですけど、どのようなコミュニケーションの取り方をしてるのかお尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 デベロップさんにつきましては、先日も現地確認をしてございまして、設備の利用の方法ですとか、状況の確認はしてございます。
 また、担当者の連絡先等も交換しまして、必要に応じて連絡等を取って打ち合わせをしていた状況でございます。
 以上でございます。

菱沼委員)私が聞いたのは、このデベロップさんもそうですけど、全体として56団体の防災協定を結んでるわけですけども、その防災協定を結んだ先とのコミュニケーションとか、随時ですね、何かしらのやっぱり動きをしてないと、それで締結すればそれでいいやっていうんじゃなく、何かしらのやっぱりアクション起こしてですね、アプローチすることがやっぱり重要だなと思ってるんですけど。その点、現在行っている内容を伺いたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 56の協定ということで、頻繁に打ち合わせというのがなかなか難しいとこがございます。で、今回の災害を受けまして、その前からちょっと打ち合わせなんかも予定はしてたんですが、特に建設業協会ですとか、そういった災害に直結する部分につきましては、今後打ち合わせも予定してございます。
 なかなかその打ち合わせできない団体等もございますので、その辺も今後は打ち合わせをなるべく持つように、また、連絡先等ですね、そういった関係も交換してまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。

菱沼委員)私もですね、その防災……、先ほどお話させていただきましたけども、いつ起こるか分からないので。特にこの防災協定先というのがやっぱ重要になってくると思うので、その人たちとの連携っていうのは重要だと思ってますので、今後ひとつ対応をよろしくお願いしたいと思います。
 最後にですね、今後その防災協定への取組についてお尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 協定締結に関しましては、今後も相手方からの依頼等も今後予定もございますし、締結して……、言い方はあれですけども、お金が掛かる部分ではありませんので、事前準備といった意味でも、今後締結に向けまして進めていきたいと考えております。
 以上でございます。

菱沼委員)ぜひともよろしくお願いします。
 以上です。
 
櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

鈴木副委員長)一つだけ確認させてください。最近入札で低入札が多いんですけども、低入札の調査は契約検査室の担当で間違いないでしょうか。

契約検査課長)委員お見込みのとおりでございます。

鈴木副委員長)担当課だけで、ほかは関わってないということでよろしいでしょうか。

契約検査課長)ご答弁申し上げます。
 契約検査課が事務局となり、各担当と聞き取り等を行いまして、事業者さんのほうのヒアリングも行っているところでございます。
 最終的には、低入札調査委員会のほうで判断をしてるところになります。
 以上でございます。

鈴木副委員長)低入札調査委員会という、この中の構成メンバーだけ教えていただきたいと思います。

契約検査課長)ご答弁申し上げます。
 業者選考委員会と同様のメンバーとなっておりまして、委員長が副市長、副委員長が総務部長、委員としまして生活環境部長、保健福祉部長、産業戦略部長、都市建設部長、教育部長、以上8名の委員となってございます。
 以上でございます。

鈴木副委員長)了解しました。ありがとうございます。了解しました。

契約検査課長)すいません。
 委員、あと財務部長も入って8名でございます。失礼いたしました。

鈴木副委員長)財務部長を入れて9人なのか8人なのか。もう1回だけ。トータルの人数を。

契約検査課長)ご答弁申し上げます。
 財務部長含みで8名の委員でございます。

鈴木副委員長)了解いたしました。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

谷田川委員)確認なんですけども、法令遵守推進経費というのが上がっております。その中で、公正職務審査会委員報酬というのと、公益通報外部相談業務委託というのがあるんですが、公正職務審査会っていうのは何人ぐらいで構成してるものなのか。また、その公益通報外部相談業務委託というのは、何人ぐらいで、どのような仕事をするのか。その辺のところを、詳しく説明をいただければと思います。

総務課長兼DX推進担当)お答えいたします。
 公正職務審査会につきましては、常任委員が3名ということで、こちら弁護士の資格を有する者を選任しております。
 そのほかですね、想定する場合には臨時委員を2人追加することも可能でありますが、常時、常任委員として3人の弁護士の資格を有する者が、公正職務審査会の委員として選任されております。こちらは、先ほどちょっと申しましたけれども、公益通報者保護制度及び要望等の記録制度の運用、あるいは公正な職務執行の確保をするため、附属機関として設置するものでございます。
 そのほかですね、公益通報者保護制度に基づく内部公益通報制度、あるいは外部公益通報制度もございますけれども、こちらはですね、外部の弁護士事務所に委託をしておりまして、市に関する違法な行為、そういったものを通報する、あるいは匿名でも記名でも通報する制度を設けておりまして、随時対応するような形でございます。こちらも弁護士事務所のほうに委託をしている状況でございます。
 以上です。

谷田川委員)ただいま、違法な行為というような説明があったんですけども、具体的には違法な行為というのはどういうものを指すのか。また、これまで違法な行為ということで、そういうふうな通報した部分で、どのような対応をしたのか、分かればお願いしたいと思います。

総務課長兼DX推進担当)様々な違法行為の想定はされるかと思いますけれども、例えばですね、財務会計上の行為あるいは入札執行の関係ですとか、そういったところも、職員が通報制度を設けているということで、通報者を保護しながら通報を受けまして、それを受けた後、こちらの公正職務審査会のほうで審査をして、明らかにしていくというような形でございます。
 以上です。

谷田川委員)違法な行為というのは法律上分かるんですが、例えば具体的にこれが違法だったんで、こういう対処をしました、こういう処分をしました、こういう対応をさせていただいたというような具体的な事例があったら教えてください。

総務課長兼DX推進担当)具体的な実例につきましては、通報者の保護の関係もありますし、そういうとこは差し控えさせていただきたいと思うんですけれども。例えば、職員に関することであれば、服務規律違反ですとか、我々のいわゆる地方公務員法違反の行為があったかどうかというような点で、通報があるようなケースがございます。
 以上です。

谷田川委員)分からなくはないんですが、この部分に含まれるというふうに思ったのが、前回の市報の中で入っていました不法投棄であるとか、産業廃棄物の勝手な持ち込みといいますか、そういうのが増えてるというような話もあって、その中でこういう公益通報外部委員っていうのが働かれているのかということは確認できますか。

総務課長兼DX推進担当)お答えいたします。
 外部通報制度の中では相談をいただくことは可能かと思いますけれども、それを受けまして、本来我々のその仕事の範囲の中ですかね、石岡市役所の業務範囲の中で要請があるかどうかという点においては、また別途法令がある場合については、そちらをご案内したりとか、そういったところを相談をしているような状況でございます。
 以上です。

谷田川委員)抽象的でちょっと分かりづらい部分があるんですが、私のほうとしては、もっと具体的に、こういうことできちんと法令遵守をするための人員を確保していますよというようなことがはっきりほしいんです。
 たまたま私のほうの地域で言いますと、無断の投棄であるとか、産業廃棄物の勝手な投棄であるとか、そういうのが見受けられます。そういうことに関してのきちんとした情報部員であるんであれば、そういうのも含めて、情報の共有といいますか、市役所のほうに情報を提供していただいて、早急な対応をしてもらいたいという部分もありますんで、改めてこの件に関しては、もっと詳しい状況的なものを聞かしていただければというふうに思います。
 ただ、今の答弁ではなかなか抽象的で、具体的な答えが出てないというふうに私としては感じますので、もう少し、もっと精査した答弁があればお願いしたいと思います。

総務課長兼DX推進担当)先ほど不法投棄の件でお話がありましたけれども、不法投棄のいわゆるそういう事件性のあるものについては、それなりの通報、警察なりですね、その担当……、市においても通報を受けるような部署もございます。それは通報されるわけなんですけども、あるいはその組織の中で、そういった、受けたんだけれどもそういったところが明らかにされないような事案を職員自身が知った場合について、そういうものをいわゆる職員としてですね、内部通報制度あるいは外部通報制度を利用して、通報をするというような趣旨のものでございます。
 以上です。

谷田川委員)通報された事案については、どのような対応をしているかということは分かりますか。

総務課長兼DX推進担当)お答えいたします。
 通報を受けた事案についてはですね、市のほうにも、我々担当のほうにも連絡をいただくことになっておりますので、それがいわゆる実名を公表しての通報であるか、あるいは匿名でも制度として成り立っておりますので、概略については伺うことになっております。
 以上です。

谷田川委員)大筋の内容、仕事の内容は分かったんですが、具体的に各地域もいろいろあると思います。その中で、産業廃棄物の問題であるとか、その地域に対するいろんな地域の皆さんから出てる要望等などは、その相談員の方はあまり関知しない。自分で相談とか、その自分で見回った中の範囲だけしか、そういう対処はしないということなんですか。

櫻井委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

櫻井委員長)再開いたします。

総務課長兼DX推進担当)お答えいたします。
 改めて申しますと、こちらの公益通報者保護制度に基づく内部公益通報、あるいは外部公益通報につきましては、あくまでも我々の行政事務の範囲の中で、職員が行った行為に対してですね、通報する制度、あるいは相談する制度ということで範囲を決めておりますので、委員おっしゃられるような、いわゆる不法投棄ですとか、そういったところのそのものに対しての通報制度については、対象としていないような現状でございます。
 以上です。

谷田川委員)内容的には分かりました。
 最終的には、この問題に関して、もう違う部署であるということなんで、改めて違う部署に確認をしたいと思います。
 ありがとうございました。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

鈴木副委員長)すみません。短めに1点だけ。
 小川防災危機管理課長にお願いなんですけども、先ほど防災協定を結んだ団体が多いということで、先輩委員から、協定を結んだ後のコミュニケーションの取り方ということなんですけど、年1回は必ず取ってもらいたいんです。
 私も防災協定を結んでいる団体に入っていますけども、本当に担当課と、その組織の規模、また、会社であったらば担当課の担当。これ日々変わるので、しっかりとその連絡先と、今現実的に、今年はどのぐらい対応できるのかっていうのを把握してないと、何の意味もないですから。これだけ1年に1回でいいですから、必ず取ってください。お願いいたします。

櫻井委員長)答弁いいですか。ほかにご質問等はございませんか。

池田委員)市議会議員選挙費5,205万8,000円の中の公費負担の部分について、お伺いをいたします。この公費負担額につきましては、市町村によってばらつきがあるのはあるんですけども、本市において公費負担分は、例えば県内で比較するとどの位置にいるのか、確認をしておきたいと思います。

櫻井委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

櫻井委員長)再開いたします。

総務課長兼DX推進担当)お答えいたします。失礼いたしました。
 特に、選挙関連の部分で負担としている部分につきまして、ポスターの制作費用などがございます。こちらにつきましては、一番高いのを1,500円といたしまして、単価を1,500円といたしまして、あるいは1,495円と、そういったところで金額が分かれております。
 当市におきましては、526円ということで設定をしているわけなんですけれども、全体の市町村の中で同様に526円を採用しているのが、石岡市のほかに日立市、常陸太田市、高萩市、笠間市、鹿嶋市、潮来市、那珂市、それから神栖市、行方市、鉾田市、小美玉市というようなところで、同様な金額を設定しているような状況でございます。
 突出して1,400円を超えるようなところにつきましては、水戸市、取手市、ひたちなか市、守谷市、東海村、大子町、八千代町、五霞町、境町というような状況でございまして、近隣の土浦市は1,030円という形で、こちらを見ますと、中間のようなところで認識をしているところでございます。
 以上です。

池田委員)そもそも公費負担額については、どのような過程を経て決定をしていくのか確認したいと思います。

総務課長兼DX推進担当)一つには、国の単価の改正がなされたような場合ですね、自動車の使用料とかそういったところも改正がされた場合について、改正の根拠となるようなところで認識しております。
 あるいは、今説明しているように近隣の市町村に比べて大きく差が出る、あるいはそういったところが見受けられる場合については、改正の検討となろうかというふうに思っております。
 以上です。

櫻井委員長)休憩いたします。

−休憩−

櫻井委員長)再開いたします。

総務部長)選挙関連の経費でございますけれども、予算の措置自体は私どもの総務課のほうで、ほかの予算と変わらず要求させていただき、お認めをいただいてる形で計上しているわけなんですけれども、そのような中で、他市との関連、石岡市において予算額が低い部分は確かにございます。これについて、一例を挙げさせていただければ、そのポスターの経費について、他市においてデザイン料等を見込んだ上で、石岡市よりもかなり大きな予算額を措置しているところもございます。石岡市におきましては、ポスターの制作においてのデザイン料というのは含めずに議員さん方に……、立候補者の方々に措置してまいりましたし、これについては、今回の市議会議員選挙におきましても同様の考え方で、デザイン料については私どもとしては割愛させていただいて、予算措置をさせていただいているというところでございます。その中で差が生じている部分はあるというふうに認識してございます。
 以上でございます。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で総務部の所管については終結いたします。
 暫時休憩いたします。10分程度休憩いたします。

−休憩−

櫻井委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 財務部から説明をお願いいたします。

財務部長)財務部長の佐谷戸でございます。昨年度に引き続きまして、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私からは、お手元のタブレットの令和5年度財務部業務概要の資料に基づきまして、ご説明させていただきます。
 初めに、表紙の次、1ページ目が財務部職員配置の表でございます。財務部は財政課、管財課、税務課、収納対策課の4課体制で、職員数は42名でございます。
 次のページからの、部内各課の事務分掌及び主要事業施策概要につきましては、この後、各課からご説明させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

財務部次長)財務部次長の武川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 財務部の次長といたしまして、部長の補佐をはじめ、部内各課の業務が円滑に遂行できるよう連絡調整を図りながら、適切な進行管理に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。

財務部参事兼管財課長)財務部参事兼管財課長の田辺でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私から、管財課の概要についてご説明申し上げます。
 財務部業務概要の1ページをご覧いただきたいと思います。管財課は参事兼課長1名、課長補佐1名、係長1名、課員3名、合計6名でございます。
 次に、2ページ目をご覧いただきたいと思います。上から2段目、管財課の主な事務分掌でございますが、1、市有財産の総括管理に関すること、2、普通財産の管理及び処分に関することなど、記載の8項目でございます。
 次に、3ページ目をご覧いただきたいと思います。令和5年度における主要事業施策概要でございますが、上から2段目、管財事務費303万9,000円。その下は、ふるさと応援寄附金経費1億2,235万7,000円でございます。本年度は2億2,000万円を目標として事業に取り組んでまいりたいと考えてございます。
 次に、市庁舎維持管理経費は1億8,385万4,000円でございます。電気料、電話料のほか、清掃業務委託などでございます。なお、昨年度末に設置いたしました電話の通話・録音装置については、令和5年7月1日からの運用開始に向けた準備を進めているところでございます。
 その他の管財課の業務としましては、施設及び公用車の維持管理経費がございます。
 管財課の概要については以上でございます。よろしくお願いいたします。

財務部参事兼収納対策課長)このたびの人事異動で参事兼収納対策課長を拝命いたしました小山でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、財務部業務概要の1ページをご覧ください。
 収納対策課の職員は職員配置表のとおり、私のほか、課長補佐1名、係長1名、課員7名の合計10名となっております。
 続きまして、2ページの一番下の段をご覧ください。収納対策課の事務分掌でございますが、1、市税等徴収特別対策本部会議に関すること、以下9項目でございます。
 次に、4ページに移りまして、一番下の収納対策課の主要事業施策概要についてご説明いたします。収納事務費としまして、市税等の徴収、滞納整理に要する経費としまして3,050万3,000円を計上しております。その主な内容につきましては、滞納整理業務を行っている会計年度任用職員2名分の報酬254万3,000円、訪問徴収業務を行っている会計年度任用職員1名分の報酬205万1,000円、督促状など発送時の郵便料377万5,000円、電算指定用紙代83万9,000円、公金収納データ処理、口座振替・コンビニ・クレジット収納等に係る手数料1,178万9,000円、高額滞納事案を徴収委託するための茨城租税債権管理機構への負担金617万3,000円が、以上が主なものでございます。
 以上が、令和5年度の収納対策課における主要事業の概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

財政課長)4月の人事異動によりまして、財政課長を拝命いたしました関努でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 お手元の資料の1ページをお開き願います。初めに職員配置でございます。財政課でございますが、私のほか、課長補佐1名、係長2名、係員3名の計7名の体制で業務を行っております。
 資料の2ページをお開き願います。次に事務分掌でございますが、表の上段でございます。財政課でございますが、1、財政計画に関すること、以下9項目が所掌事務となります。
 資料の3ページをお開き願います。次に、令和5年度の主要事業施策概要でございますが、表の上段になります。財政事務費431万5,000円でございます。こちらは財政事務に要する経費でございまして、予算書等を印刷するための印刷製本費30万円、財務書類を作成するに当たっての財務書類作成支援業務委託料326万7,000円などを計上するものでございます。
 財政課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

税務課長)税務課長の野村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 初めに、財務部業務概要の1ページをご覧ください。職員配置でございますが、税務課は課長1名、課長補佐2名、係長2名、課員12名の合計17名になっております。
 次に、2ページの3段目をご覧ください。税務課の主な事務分掌でございますが、市税の賦課、減免に関することなど4項目でございます。
 次に、4ページをご覧ください。主要事業施策概要につきましてご説明いたします。初めに、市県民税賦課事務費2,165万2,000円でございます。市県民税の適正課税に要する経費で、申告書・賦課資料の整理・納税通知書発送などの事務補助を行う会計年度任用職員の報酬501万6,000円、封筒、特別徴収のしおりなどを作成する印刷製本費138万4,000円、申告相談受付コールセンター業務を外部に委託する費用等の申告相談受付コールセンター委託料360万円、インターネットを利用して、地方税の申告・届出などを行うeLTAX負担金377万7,000円などでございます。
 次に、固定資産税賦課事務費4,071万3,000円でございます。固定資産税の適正課税に要する経費で、課税資料作成及び賦課事務などの事務補助を行う会計年度任用職員の報酬259万8,000円、地番図情報システムの土地の分筆、合筆や家屋図データの修正を行うための土地家屋現況図異動修正委託料315万7,000円、令和6年度の評価替えに向けた委託料としまして、土地路線価評価委託料1,298万円、同様に、不動産鑑定委託料152万8,000円、3年に一度、県内の市町村と共同で航空写真を撮影し、GISのシステムに搭載するための負担金として、市町村共同システム運営負担金1,407万円でございます。
 税務課の概要については以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。

菱沼委員)ふるさと応援寄附経費についてお尋ねしたいと思います。
 昨年ですね、令和4年度のふるさと応援寄附金は、昨年は幾らぐらい上がってきてるのかお尋ねしたいと思います。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 令和4年度1年間の寄附件数、及び寄附額でございますけれども、1年間トータルいたしまして9,985件。金額といたしまして、1億4,402万9,000円のご寄附をいただいてございます。

菱沼委員)寄附された方にですね、本当に感謝申し上げたいと思いますが、実際石岡市のふるさと応援寄附をいただく内容なんですが、システムとして2経路から、システム的に全国の皆さんから寄附を集めてるという状況は聞くんですけど、実際どのようにシステムとしてなっているのかお尋ねしたいと思います。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 寄附金の流れかと存じますけれども、一番多いのが大体8割から9割前後になりますけれども、申込みのポータルサイトのほうから申し込みいただく件数が多くなってございます。
 現在4つございまして、ふるさとチョイス、さとふる、それからauPay、セゾンの4つの申込みサイトからいただいております。
 それからインターネットなどをご利用できない方もいらっしゃいますので、カタログを郵送いたしまして、郵便振替などでご寄附いただいている件数もございます。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうございます。
 現在は4か所ですね。あと商品のものを、カタログを送っていただいてるという状況で、分かりました。
 そういう中で茨城県内ではですね、境町がかなりふるさと納税ということで、私が聞くところによると、年間40億円の寄附を全国からいただいてる。かなりですね、町長も言われていましたけども、事業がそれで潤ってて様々な事業展開ができてると。車にしても自動運転の車が走ってるようですし、また様々な企業に対しても、それから、各商店会にしても、様々な声を聞いてスピーディーに対応してるっていうことで、かなり境町自体が盛り上がってるってことで話を聞いているところでございます。
 そういう中で、石岡市としては今回のふるさと応援寄附についての目標っていうかですね、これはあくまでも全国の方々のご寄附によって成り立ってるわけですけども、今窓口が4つっていうことでした。境町に聞くところによっては13の部分の窓口があって、それで確かにコンサルが入ってるみたいなんですが、それで対応してる。それでもやっぱりコンサルに払っても、かなり財源的に確保できるということで、非常に助かっているという声を聞いてます。
 そういう中で、今後のふるさと応援寄附についてですね、担当としてはどのように進めていくのかお尋ねしたいと思います。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 境町さんの事例でございますと、全国の被災市町村の寄附なんかも、代替えとして行ってる部分も含まれてるというふうに伺っております。
 それから県内の状況を見ますと、日立さんですとか守谷市さんですとか、工業製品を取り扱っている市町村がかなり上位を占めてるところでございます。石岡としましては、お米ですとか果物などの農産物が主な返礼品となってございます。
 今後、今窓口が4つ、それからコンサルというような話もございましたけれども、石岡市の魅力を全国の方に知っていただくよう努めながら、ご寄附などの増加、それから石岡の魅力などの発信などについても、関係部署と連携しながら努めてまいりたいと考えてございます。

菱沼委員)ありがとうございます。
 部長としてこの件について、どのような見解をお持ちなのかお尋ねしたいと思います。

財務部長)今、参事からご答弁させていただきましたけども、やはりふるさと納税寄附を寄附者からいただくんですけど、ある意味競争といいますか、いろんな市町村間で競争状況にあると思います。
 境町においても、やはり返礼品なんかを開発するために力を、わざわざ補助金とかも出して対応なさっておりますんで、なるべくできるだけ多くの寄附をもらえるように、石岡市といたしましても、先進事例なんかを参考しながら、新たなそういう返礼品の在り方なんかも検討しながら、対応してまいりたいと思ってます。
 以上です。

菱沼委員)ありがとうございます。
 ぜひとも魅力発信、やっぱり石岡市の魅力をですね、最大限に発信できていければまた違ってくると思いますので、ひとつ引き続きですね……、昨年は1億4,000万ということで言われておりましたけども、金額云々、これはあくまでも寄附される皆さんのほうがあってですね、それで寄附されてることだと思います。
 それに伴ってですね、石岡市の魅力を最大限に発揮できていければ、また変わってくると思いますので、先ほどの窓口の部分とかコンサルのことも考えながら、よくしっかりと内部協議していただいて、当市に合ったやり方っていいますか、施策をしっかりと講じていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
 あと1点すいません。収納対策なんですが、最近の収納対策の状況なんですけど、今、どのようになってるのかお尋ねしたいなと思います。

財務部参事兼収納対策課長)お答えさせていただきます。
 収納対策、私ども、主に滞納繰越分というところに力を入れて、徴収業務を行っているところです。数年前から滞納処分と、そういったものに力を入れて整理を続けてきたところなんですけれども、大分整理が進んでいる状況でございます。しかしながら、高額案件のほうがまだ残ってるものもございます。
 今の状況を申し上げますと、文書の通知とかそういったものを出したり、あとは財産の調査をしたりとか、滞納処分を並行して行っているところでございます。なかなか大きい案件については、難しい状況でございます。
 以上でございます。

菱沼委員)非常に大変な状況だと思いますけども、引き続きよろしくお願いしたいと思います。
 収納の部分においてはですね、特に高額的な部分の方がいらっしゃるということで、非常に難しい部分あると思うんですけど、やっぱり税の公平性という立場と、また、基本的に石岡市の自主財源になってきますので、そういう意味ではしっかりと取り組んでいただきたいなと思います。
 ちょっと細かくて申し訳ないんですが、この滞納整理員報酬2名分が254万3,000円で、収納訪問員報酬が1名で205万1,000円ということでなってるわけですけども、これ時間帯かなんかで金額が違ってるのか、あるいは役職なのか。そこら辺ちょっと。1名で205万1,000円で、片方が2名で254万3,000円ということになってるので、そこら辺がちょっと細かくて申し訳ないんですが、確認したいと思います。

財務部参事兼収納対策課長)お答えさせていただきます。
 まず、滞納整理員報酬につきましては254万3,000円ですかね。こちらにつきましては、主に財産調査、そういったものを業務として行っております。金融機関など、そういったものへの調査、並びにほかの市町村への調査、また、県や国などへの調査、及びそちらからの回答もございますので、そちらから来たものの回答のシステム入力、そういったものを行っているところでございます。
 また、もう一つの収納訪問員報酬につきましては、こちらは単価が若干高くなってるわけなんですけれども、こちらは滞納されてる方へ臨戸しまして、そこで、交渉まではあれなんですけれども、ポスティングをしたりとかそういったものをやっているほか、あとは私ども正職員のほうで連絡が取れない方もございます。そういった方のご自宅とか、そういった者を訪問していただいて、そういった業務を行っているので、若干単価が異なってくる、そういうところでございます。
 以上でございます。

菱沼委員)了解しました。ありがとうございました。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

石橋委員)詳細はですね、決算委員会等でまたお伺いはしたいと思うんですけども、単純な疑問というか。
 先ほど、ふるさと応援寄附金で1億4,000万強の収入があるというふうなご説明がございましたけど、収支の面を見て石岡市から流出している市税っていいますか、本来市で入るべきだった部分。マイナスの部分。どれぐらい計上されるのかお伺いをいたします。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 ふるさと応援寄附金。石岡市の方がほかの市町村に寄附される分でございますけれども、収支で見ますと7,706万1,159円。令和3年度ベースで7,700万円となってございます。

石橋委員)表現がふさわしいかどうか分かりませんけど、まだこの制度において当市では黒字であると。
 実質1億4,000万強の金額が入ってきて、寄附があって、石岡市市外へ寄附される金額は7,000万と。単純に言うと純利益じゃないですけども、7,000万が石岡市に入ってきてるっていう計算が成り立つのかなと思います。
 分かりました。その点について後は、詳細は決算委員会のほうでお伺いをしていきます。

財務部参事兼管財課長)大変失礼いたしました。
 住民税の減税分で7,700万と申し上げてしまいましたが、7,457万8,685円でございます。おわびして訂正いたします。

櫻井委員長)よろしいですか。ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で財務部の所管については終結いたします。
 続きまして、会計課から説明をお願いいたします。

理事兼会計管理者)理事兼会計管理者の鈴木隆之でございます。よろしくお願いいたします。
 所管する会計課の業務といたしまして、主に公金の支出を行う伴う審査と現金の出納及び保管を行っております。これまでに引き続き、公金の適正な執行管理に努めてまいります。
 また、石岡市総合計画等に掲げられております事業が円滑に執行できますよう、関係部署、部局と連携を密にいたしまして、適正、迅速な事務の執行管理に努めてまいります。
 会計課の職員配置及び事務分掌につきましては、この後、会計課長からご説明させていただきます。私からは以上でございます。

会計課長)会計課長の吉田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、お手元の資料、会計課業務概要の1ページをお開き願います。会計課の職員は、会計管理者の権限に属する事務を処理するために、課長、以下課長補佐1名、係長1名、課員3名の6名体制で事務を行っております。
 続きまして、2ページお開き願います。会計課の事務分掌でございますが、1の公印の保管など21項目でございます。
 続きまして、3ページをお開き願います。会計課の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。まず、出納事務費としまして515万1,000円を計上しております。主なものとしましては、源泉徴収票送付や、歳入歳出業務の補助として雇用しております、一般事務補助員の報酬192万5,000円、決算書作成のための印刷製本費32万8,000円、源泉徴収票の発送に伴う郵便料28万6,000円、レジシステムの備品借上料を105万6,000円、指定金融機関との資金移動、照会、伝送サービスシステム等のシステム使用料43万3,000円でございます。
 次に、収入印紙等の取扱事務費としまして240万8,000円を計上いたしております。主なものとしまして、収入印紙等の販売員としまして雇用しております、一般事務補助員の報酬184万2,000円でございます。
 会計課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で会計課の所管については終結いたします。
 続きまして、八郷総合支所から説明をお願いいたします。

八郷総合支所長)八郷総合支所長の鈴木利勝でございます。昨年度に引き続きよろしくお願い申し上げます。
 お手元の資料、八郷総合支所の業務概要につきましてご説明申し上げます。お開きいただきまして、1ページ目の職員配置図でございますが、八郷総合支所は総務課と市民窓口課の2課で構成されておりまして、職員数は私以下18名でございます。
 なお、各課の事務分掌・主要事業につきましては、担当から自己紹介を兼ねてご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。

八郷総合支所参事兼総務課長)4月1日付の人事異動によりまして、八郷総合支所参事兼総務課長を拝命いたしました宮部善仁でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私からは、支所総務課所管の事務分掌及び主要施策の概要につきまして、ご説明申し上げます。
 初めに、職員配置でございます。お手元の資料1ページをご覧ください。下のとおり、課長以下総務課7名、園部出張所1名の計8名体制でございます。
 次の資料、2ページをお開きください。支所総務課の事務分掌でございます。一つ目の総合支所庁舎の管理に関することから、21項目の担当業務を行っております。
 また、園部出張所につきましては、記載のとおり3項目の窓口事務を行っております。
 続きまして、5ページをご覧ください。令和5年度における主要事業施策概要のうち、八郷総合支所総務課所管につきましてご説明申し上げます。
 初めに、1段目の公用車維持管理経費242万8,000円でございます。共用車両を含む10台を管理しておりまして、主なものといたしまして、自動車燃料費88万7,000円、車両修繕費80万7,000円を計上してございます。
 次に、その下の八郷総合支所複合施設維持管理経費8,816万8,000円でございますが、主なものといたしまして、吸収式冷温水機修繕などの建物修繕として692万円、庁舎等の設備管理・清掃業務・夜間警備等委託料といたしまして、5,156万2,000円を計上させていただいております。
 以上が、八郷総合支所総務課所管の主要事業施策概要でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

市民窓口課長)市民窓口課長の吉田でございます。昨年度に引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、お手元の資料、八郷総合支所業務概要の1ページをご覧ください。まず職員配置につきましては、記載のとおり課長以下9名体制でございます。
 続いて、資料の3ページをお開きください。市民窓口課の業務でございますが、住民サービス提供の最前線として、各種証明書の交付から、国民健康保険、介護保険等の受付事務、48項目を1か所の窓口にしてワンストップ対応を行い、待ち時間の短縮、住民の利便性の向上に努めているところでございます。
 続きまして5ページに移りまして、令和5年度における主要事業施策概要のうち、市民窓口課所管分についてご説明いたします。
 初めに、総合支所納付窓口事務費といたしまして299万3,000円。本件につきましては、令和3年4月に八郷総合支所内の常陽銀行柿岡派出所が廃止となったことを受け、総合支所での収納業務を継続して行うことに伴う事務費となっております。主なものといたしまして、入出金機の運用委託のための費用289万1,000円、ほか事務費等を計上してございます。
 次に、郵便局証明書交付事務費として、令和2年度末に恋瀬出張所が廃止されましたことに伴い、各種証明書等の交付業務及びマイナンバーカードの電子証明書関連事務を瓦会郵便局へ委託する費用として46万6,000円を計上してございます。
 以上が、市民窓口課の業務概要でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で八郷総合支所の所管については終結いたします。
 続きまして、消防本部から説明をお願いいたします。

消防長)消防本部消防長の鈴木でございます。昨年度に引き続きまして、どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは消防本部、消防署の組織体制につきまして、ご説明させていただきます。
 お手元のタブレット、08−1、消防本部業務概要の1ページをご覧ください。こちらは消防職員の配置表でございます。現在の消防職員数は、消防吏員134名でございます。消防本部は、総務課、予防課、警防課の3課体制で、職員の構成につきましては、私のほか、次長1名、派遣職員3名を含む22名体制でございます。
 派遣職員につきましては、昨年度に引き続き、いばらき消防指令センターへ2名の職員を派遣し、また、令和3年度からは茨城県防災航空隊へ、現在航空隊長としまして1名の計3名を派遣してございます。
 次に、消防署につきましては、2消防署・1分署、2出張所で消防署担当次長兼石岡署長、以下112名体制で災害対応等の業務を遂行してございます。また、令和5年度からの新規職員3名につきましては、令和5年4月9日から9月10日まで茨城県立消防学校に、前期初任科教育のため入校してございます。
 消防本部といたしましては、消防を取り巻く環境が刻々と変化する中、市民ニーズに対応できるよう、常日頃から職員一人一人が危機管理意識を持ち、今後の組織体制の充実強化と職員のスキルアップに努めてまいります。
 各課、消防署の執行体制、事務分掌につきましては、各担当署課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

消防次長(本部担当))消防本部担当次長の天野でございます。昨年に引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
 私の職務は、消防長を補佐するとともに、消防本部の適正な業務遂行のため、各課所管事務の指揮・監督、並びに消防体制の充実強化のための人材育成でございます。
 また、法令を遵守し、コンプライアンス強化に努めるとともに、関係部局と綿密な連絡調整を図りながら、適正な事務事業を図ってまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

消防次長(消防署担当)兼石岡消防署長)昨年同様、消防署担当次長を兼務しております石岡消防署長の山中でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私の職務は、消防長を補佐し、災害をはじめ署所間の適正な職場管理を行うとともに、関係機関との連携を迅速かつ的確に指示しながら、消防業務が円滑に遂行されるよう取り組んでおります。
 次に、石岡消防署の職員構成及び所管事務につきまして、ご説明申し上げます。お手元の資料、消防本部概要1ページ、職員配置表の中段をご覧ください。石岡消防署は、石岡署に署長以下49名、柏原分署に分署長以下12名、愛郷橋出張所に所長以下12名を配置し、各署所2部体制の勤務構成でございます。4月からは県立消防学校初任教育に、石岡消防署から3名が入校しており、うち1名が女性職員となっております。
 各署所の事務分掌につきましては、お手元の資料、5ページから7ページに記載のとおりでございます。
 次に、石岡消防署の取組方針につきましては、管理職を中心に効果的・効率的な訓練を通し、若手職員への技術の伝承を行うとともに、法令遵守及び不祥事防止の徹底を図ってまいります。
 また、これからの時期、台風や集中豪雨などの風水害対策にも万全を図り、消防力の低下を招かぬよう、市民の安全・安心のため職員一丸となって消防業務に取り組んでまいります。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。
 以上です。

八郷消防署長)八郷消防署長の波多野でございます。昨年度に引き続きましてどうぞよろしくお願いいたします。
 私からは、八郷消防署の職員構成及び所管事務につきましてご説明申し上げます。お手元の資料、消防本部概要1ページ、職員配置表の下段、八郷消防署の欄をご覧ください。八郷消防署は八郷署に署長以下27名、山崎出張所に出張所長以下12名を配置し、署所2部体制の勤務構成でございます。
 各署所の事務分掌につきましては、お手元の資料、5ページから7ページに記載のとおりでございます。
 次に、八郷消防署の取組方針につきましては、消防力の低下を招かぬよう、知識・技術の伝承を行い、人材育成教育を進め、さらに法令を遵守しコンプライアンス強化に努め、消防体制の充実につなげてまいります。
 また、災害現場活動等において、今後も危機管理意識を継続し、市民の安全・安心のため、職員一丸となって消防業務に取り組んでいく所存でございます。
 八郷消防署からは以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

消防本部総務課長)4月1日付の人事発令により、消防本部総務課長を拝命いたしました雨貝義郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 お手元の資料、消防本部業務概要の1ページ、消防職員配置表上段、総務課の欄をご覧ください。私のほか、課長補佐3名、係長3名、主任2名の計9名で所管事務を行っております。
 続きまして、事務分掌でございますが、資料2ページをご覧ください。庶務係・管理係・地域消防係の3係でございます。庶務係につきましては、人事及び組織に関すること以下11項目、管理係につきましては、補助事業及び請負契約に関すること以下6項目、地域消防係につきましては、消防団に関すること以下7項目と、それぞれ記載のとおりでございます。
 続きまして、8ページの総務課所管の主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。初めに、教育訓練・研修経費555万円でございますが、消防業務遂行上で必要な専門知識、技術を習得した人材を育成するための経費でございます。主な事業概要といたしましては、救急救命士1名の養成や県立消防学校における初任教育3名に対し、基礎教育のほか、職員の専科教育、消防大学校における幹部教育などの研修負担金でございます。年間を通して計画的に職員の各種教育研修を予定しております。
 続きまして、消防団関係活動経費8,175万8,000円でございますが、地域の防災力を担う消防団の活動に係る経費でございます。主な事業概要といたしましては、消防団員の報酬をはじめ、消防団員退職報償金、災害や警戒・訓練等の出動に対する出動報酬と、消防団を運営していく上での補助金などでございます。
 続きまして、消防団施設整備事業9,888万5,000円でございますが、消防団再編に伴う施設の充実強化に要する経費でございます。主な事業概要といたしましては、今年度に予定しております、小桜地区の第25分団及び第26分団の詰所兼車庫の建設、及び旧八郷地区の老朽化したコンクリートブロック造車庫5棟の解体工事の費用でございます。
 続きまして、消防水利施設整備事業4,244万6,000円でございますが、消防水利未整備地区や住民要望等を考慮しました、新設水利の設置工事及び消火栓改修工事に係る費用でございます。主な事業概要といたしましては、新設防火水槽を石岡市石岡地区、野田地区に各1基ずつ、計2基、新設消火栓を石岡地区に3基、八郷地区に2基の計5基を設置するものでございます。また、市内の消火栓改修工事10基を予定してございます。
 続きまして、消防機械整備事業(単独)2,123万円でございますが、消防団の消防ポンプ自動車1台を更新するものでございます。配備先でございますが、小桜地区の第26分団でございます。こちらの車両は、配備から26年が経過しておりまして、石岡市消防施設等総合整備計画に基づきまして、車両更新をするものでございます。
 総務課としての取組方針につきましては、職員の教育研修の充実を図り、専門的な知識・技術の習得、またコンプライアンスの徹底及び不祥事防止対策を組織として継続し、法令等に基づく適正な事務事業を計画的に進めてまいります。
 最後にご報告でございます。資料08−2、第23・24分団、資料1ページ及び2ページをご覧ください。八郷地区消防団再編に伴い、令和4年度事業の消防団施設整備事業でありました、林地区第23・24分団消防団詰所兼車庫が完成し、令和5年4月8日から供用開始となりました。
 建設場所につきましては、石岡市立林小学校北西側、公有地でございます。この消防団詰所兼車庫につきましては、開所式を6月11日日曜日に開催する運びとなりましたことをご報告いたします。また、ご案内通知からの期間が短くなってしまったことを、お詫び申し上げます。
 委員の皆様におかれましては、ご出席のほどよろしくお願い申し上げます。
 総務課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

予防課長)予防課長の峯でございます。昨年度に引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
 私からは、予防課の体制及び所管事務についてご説明申し上げます。お手元の資料、08−1消防本部業務概要の1ページ、職員配置表の上段、予防課の欄をご覧ください。私のほか、課長補佐1名、係長2名、4名体制で所管事務を行っております。
 続きまして、事務分掌でございますが、資料の3ページをご覧いただきたいと思います。予防課は2係でございまして、指導係につきましては、火災予防及び普及宣伝に関すること以下8項目、危険物係につきましては、危険物製造所等の許認可に関すること以下7項目でございます。
 予防課としての取組方針につきましては、全国的にも特殊な火災等が急増していることから、立入検査を通じて防火管理や建物の構造、消防用設備等を把握するとともに、違反是正に努め、火災発生や人命に及ぶ危険防止及び被害軽減を図り、火災予防体制の充実を進めてまいります。
 今年度も引き続き住宅火災での逃げ遅れ等の犠牲者をなくすために、住宅用火災警報器設置促進活動、及び点検方法や交換などの適切な維持管理の重要性についての広報活動を年間通して実施してまいります。
 また、石岡市幼少年女性防火委員会や石岡市危険物安全協会等の外郭団体の協力を得て、市民や事業所に対し防火・防災意識の普及啓発活動や現物取扱管理の向上を図り、危険物に起因する災害防止に努めております。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。予防課からは以上でございます。

警防課長)警防課長の鈴木でございます。昨年に引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
 私からは、警防課の体制及び所管事務につきましてご説明申し上げます。お手元の資料、08−1、消防本部業務概要1ページ、職員配置表上段の警防課欄をご覧ください。私のほか、課長補佐が2名、係長1名の4名体制で所管事務を行っております。
 次に事務分掌でございますが、お手元の資料4ページをご覧ください。警防課は3係でございまして、消防係につきましては、消防相互応援に関すること以下12項目、救急救助係につきましては、救急業務に関すること以下8項目、情報通信係につきましては、いばらき消防指令センターに関すること以下8項目とそれぞれ記載のとおりでございます。
 続きまして、資料9ページの警防課所管、主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。初めに、救急活動経費1,309万7,000円でございますが、様々な救急事案に対応するために係る経費でございます。主な事業概要といたしましては、救急活動時に使用する資機材及び感染防護資器材の整備をはじめ、救急救命士の救命処置に伴う資器材の整備等に係る経費でございます。
 次に、救助活動経費408万7,000円でございますが、火災の現場活動や交通事故、自然災害等に対応するために必要となる救助資器材の維持管理経費や隊員の安全を確保するための経費でございます。
 続きまして、情報通信業務経費2,028万5,000円でございますが、いばらき消防指令センターの119番緊急通報受信業務をはじめ、無線統制業務に関する経費や施設の維持管理委託料の運営負担金1,897万5,000円でございます。
 警防課としての取組方針につきましては、技術訓練の実施、訓練を通しての積極的な声がけを行い、知識・技術の伝承と各種災害に迅速、的確な対応ができるように指揮命令系統の確立と安全管理の徹底を図り、現場対応力の強化に努めてまいります。また、市民の応急手当、普及啓発をさらに充実させ、救命率の向上を図ってまいります。
 警防課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で消防本部の所管については終結いたします。
 続きまして、監査委員事務局から説明をお願いいたします。

理事兼監査委員事務局長)理事兼監査委員事務局長の田村幸生でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 監査委員事務局の業務概要につきまして、お手元の資料に基づきご説明をさせていただきます。
 監査委員事務局業務概要の1ページをご覧いただきたいと思います。初めに職員の配置でございます。上段に記載してございますように、事務局長、以下課長補佐1名、主任1名、主幹1名の4名体制で、監査事務のほか、公平委員会の事務を兼務してございます。
 次に、事務分掌でございます。監査委員事務局の所掌事務といたしましては記載してございますように、@の定期監査に関すること、以下13項目でございます。また、兼務してございます公平委員会の事務といたしましては、公平委員会の庶務に関すること、議事に関することの2項目でございます。
 続きまして、2ページをご覧いただきたいと思います。主要事業施策概要でございます。初めに監査事務費でございます。主なものといたしましては、監査委員の委員報酬、費用弁償、監査実務法令関係の追録代など、合計で305万6,000円を計上させていただいております。主要事業事務といたしましては、定期監査をはじめ、記載してございます事務を進めてまいります。
 次に、公平委員経費でございます。主なものといたしましては、公平委員の委員報酬、費用弁償、公平委員会実務法令関係の追録代など、合計で116万円を計上させていただいております。公平委員会は、石岡市と3つの一部事務組合が共同して設置している組織でございます。主要事務といたしましては、職員からの勤務条件に関する措置の要求や、不利益処分に関する審査請求などが提出された場合の審査事務でございます。
 以上が、監査委員事務局における本年度の業務概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等ございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他といたしまして、何か発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、この際、当委員会の管外調査についてを議題といたします。
 当市における重要な課題といたしまして、人口問題、行財政改革、防災行政といった様々な案件がございます。
 これらの件につきまして、今後の当委員会の調査活動に資するため、委員派遣による管外調査を実施したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 それでは、調査都市、実施期日について正副委員長にご一任いただき、決定次第、各委員にご連絡したいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。当該管外調査については、調査の充実を図るため、執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 以上で、本日の総務企画委員会を閉会いたします。






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