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議会中継
  


令和5年度 総務企画委員会

 第3回委員会 (6月26日)
出席委員 櫻井茂委員長、鈴木康仁副委員長、菱沼和幸委員、池田正文委員、 谷田川泰委員、石橋保卓委員、飯村一夫委員、鈴木将史委員
市執行部 【市長公室】
 市長公室長(門脇孝)、市長公室次長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(今橋輝雄)、市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(井坂隆史)
【総務部】
 総務部長(武石誠)、総務部次長兼DX推進担当(野口健市)、法令遵守統括官兼危機管理担当(桑原充)、総務課長兼DX推進担当(細谷和彦)、防災危機管理課長(小川崇晴)、情報政策課長兼DX推進担当(山口哲史)
【財務部】
 財務部長(佐谷戸美紀)、財務部次長(武川俊郎)、財務部参事兼管財課長(田辺武弘)、財政課長(関努)
【八郷総合支所】
 八郷総合支所長(鈴木利勝)、八郷総合支所参事兼総務課長(宮部善仁)
【消防本部】
 消防長(鈴木淳司)、消防次長(本部担当)(天野正道)、消防本部総務課長(雨貝義郎)、警防課長(鈴木広明)
議会事務局 庶務議事課主幹(宮崎元嗣)


櫻井委員長)ただいまから、総務企画委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の案件の説明のため、出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 議事に入るに先立ち申し上げます。
 マスクの着脱については、個人の判断といたしますが、質疑や答弁などの発言の際もマスクを着用してこれを行うことを許可いたします。
 これより議事に入ります。
 初めに、議案第55号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、当委員会の所管に係る部分を議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。
 なお、本案の説明の順番は、市長公室所管、総務部所管、財務部所管、八郷総合支所所管の順でお願いいたします。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)議案第55号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、政策企画課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 最初に、補正予算書の14、15ページをご覧願います。上から2段目の欄にございます、款15国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金5億2,210万1,000円でございます。
 国におきましては、新型コロナウイルス禍でエネルギーや食料品価格等の物価高騰に影響を受けた生活者や事業者に対し、地域の実情に合わせた必要な支援をきめ細やかに実施するものとして、今年度、改めて新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を交付するとしましたことから、新たに計上するものでございます。
 なお、交付メニューとしまして、電気・ガス・食料品等価格高騰重点支援分と低所得世帯支援枠に分かれておりまして、メニューに基づく各事業の歳出予算につきましては、今期補正予算においてそれぞれ計上してございます。
 次に、16、17ページをご覧願います。款21諸収入、項5雑入、目5雑入の雇用保険被保険者掛金3万9,000円のうち、政策企画課分としまして2,000円の増額でございます。詳細は歳出予算においてご説明させていただきますが、会計年度任用職員に係る雇用保険の被保険者掛金を増額するものでございます。
 続きまして、歳出予算の補正でございます。18、19ページをご覧願います。下から2段目の欄にございます、款2総務費、項5統計調査費、目1統計調査総務費の職員等人件費27万1,000円、及び統計事務費149万円の増額でございます。育児休業を取得しております職員の代替としまして、6月下旬までの予定として、会計年度任用職員1名を雇用しておりますが、育児休業が延長となる見込みであることから、来年3月末までの会計年度任用職員を雇用する費用を増額するものでございます。
 以上が、政策企画課所管の補正予算でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

情報政策課長兼DX推進担当)私からは、議案第55号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、情報政策課所管の予算につきましてご説明申し上げます。
 初めに、補正予算書4ページをご覧ください。第2表債務負担行為補正の変更でございます。この項目につきましては、当初予算において予算化させていただいた庁舎ネットワーク機器借上料でございますが、4月以降に調達の仕様書を作成するに当たり再度見積もりを徴取したところ、機器や人件費の高騰やリース料率が上昇したことに伴い、総額が増額となったため、債務負担行為限度額を補正前の限度額1億1,603万7,000円を1億2,599万6,000円に増額補正させていただくものでございます。
 また、機器の納期に相当の日数を要する可能性があり、契約を前倒しする必要が生じたため、債務負担行為期間の開始年を1年前倒しさせていただき、補正前の期間、令和6年度を令和5年度に変更させていただくものでございます。
 以上が情報政策課所管の補正予算でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

財務部参事兼管財課長)私から、議案第55号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、管財課所管部分についてご説明申し上げます。
 補正予算書18、19ページをご覧いただきたいと思います。款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費、市庁舎維持管理経費368万5,000円のうち、施設清掃・管理・保守保安委託料308万円の減額でございます。これは、入札により契約金額が確定したことから、予算残額について減額するもので、委託業務としては二つございます。
 まず一つ目は、清掃業務委託でございまして、予算額2,555万3,000円に対し、契約金額2,420万円でございましたので、その差額135万3,000円を減額補正するものでございます。
 二つ目は、設備管理業務委託でございまして、予算額3,417万7,000円に対し、契約金額3,245万円でございましたので、その差額172万7,000円を減額補正するものでございます。二つ合わせまして、308万円の減額補正となります。
 次にその下、施設電話交換業務等委託料104万5,000円の減額でございますが、これについても入札により契約金額が確定したことから、予算残額について減額するものでございます。予算額2,084万5,000円に対し、契約金額1,980万円でございましたので、その差額104万5,000円の減額補正でございます。
 次にその下、照明調査委託料44万円でございます。これは、これまでにご指摘をいただいた議場等の照明に係るものでございます。設計上の問題点や瑕疵の有無などについて、専門家の方に調査を委託するものでございます。
 管財課所管部分についてのご説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

財政課長)私からは、令和5年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、財政課所管の補正予算につきましてご説明いたします。
 補正予算書の14、15ページをお開き願います。歳入でございます。一番下の欄にございます、款20繰越金、項1繰越金、目1繰越金の繰越金9,975万1,000円の増額でございます。
 第3号の補正予算の財源につきましては、国庫支出金、県支出金、一般財源で対応することになりまして、一般財源につきましては、繰越金により財源調整を行うものでございます。
 以上が財政課所管の補正予算でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

八郷総合支所参事兼総務課長)私からは、議案第55号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、八郷総合支所総務課所管分につきましてご説明申し上げます。
 まず歳出でございます。歳入歳出補正予算事項別明細書、18、19ページの上段をご覧ください。款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費、八郷総合支所複合施設維持管理経費263万7,000円の減額でございます。
 こちらは、本年度の施設清掃業務などの総合支所管理経費に係るものでございますが、入札により契約金額が確定しましたことから、予算残額について減額するものでございます。
 まず、施設清掃・管理・保守保安委託料231万4,000円の減額でございます。その内訳でございますが、清掃業務委託が予算額1,285万9,000円に対しまして、契約金額が1,210万円でございますので、その差額の75万9,000円の減額でございます。
 また、設備管理業務委託が予算額1,813万8,000円に対しまして、契約金額が1,716万円でございますので、その差額の97万8,000円の減額でございます。
 それから、冷房設備管理業務の予算額253万9,000円に対しまして、契約金額が196万2,000円でございますので、その差額の57万7,000円の減額補正をお願いするものでございます。
 次に、その下段、施設夜間警備業務委託料でございますが、こちらも入札により契約金額が確定しましたことから、予算残額について減額するものでございます。予算額798万円に対しまして、契約金額が765万7,000円でございますので、その差額の32万3,000円の減額補正をするものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

菱沼委員)19ページなんですが、市庁舎維持管理経費の中の照明調査委託料44万円ということで、議場の照明のですね、懸案になっております件で、今回委託をするわけですけども、現状その照明について、今どのように進捗されてるのかお尋ねしたいと思います。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 議案として計上させていただきました、議場照明等の調査でございますけれども、議場、委員会室、全員協議会室における照明が暗いということがございまして、これまで設計業者ですとか、施工業者と何度も協議を重ねてまいりましたが、なかなかお互いの主張が平行線の状態となってございまして、まだ解決には至ってないところでございます。
 私ども職員も、照明器具の専門的な知識を持ち合わせてるわけではございませんので、今回、照明や設計の専門家の方にお願いしまして、設計の瑕疵の有無などについて委託することとしたものでございます。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうございます。
 そうしますと、この委託をして実際いつ頃その結果が出て、どのように改善していくのか、そのタイムスケジュールといいますか、それをちょっとお尋ねしたいと思います。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 タイムスケジュールということでございますが、6月補正後に契約いたしまして、すぐ調査のほうをお願いしまして、早急に報告できるようにしたいと考えてございます。

菱沼委員)重要な部分ですので、ひとつよろしくお願いいたします。
 以上です。

櫻井委員長)ほかに質疑はございませんか。

石橋委員)石橋です。今の菱沼委員の質疑にちょっと関連するんですけども、照明の調査をした後、その結果次第だとは思うんですけども、その後の設計者への対応というのはどのようにお考えになってるのか、お伺いをいたします。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 調査の結果ということでございますけれども、まず瑕疵などがあった場合でございますけれども、瑕疵があったわけでございますから、設計業者には改善を強く求めていきたいと考えております。また、瑕疵がなかった場合でございますけれども、専門家に見ていただいても設計上の瑕疵などがなかったわけでございますので、設計業者にこれ以上の改善は難しいのかなと考えてるところでございます。

石橋委員)既に完成をして、庁舎の運用がもう大分たつという状況の中で、どのような調査結果……、調査の仕方次第では、うまく言えませんけども法律に基づいた基準に合ってるという結果も出る可能性もあるのかなと。
 ただ、皆さん方もよくお感じになるところだとは思うんですけども、やはり大多数の皆さん方が全体の印象としては、ここ暗いよねというふうな印象を持たれる方が多いのではないかなと。
 議員の控え室なんかを見ますと、天井にダウンライトと、あと中間にLEDを使った蛍光灯と同程度の照明の2段構えになってますよね。
 本来であれば、そういうところを設計の段階で、そういうところに手が入っていれば今回のような問題はなかったんだとは思いますけども、調査の結果、いかような結果が出るか分かりませんけども、その後の対応がこのままでいいよというふうになるのか、はたまた、暗くてちょっとねって感じる皆さんが多ければ、何らかの修繕を考えなければならないと思いますので、そういったところを慎重に進めていっていただきたいなというふうに思います。
 特に、答弁は要りません。
 続けて戻りますけど、庁舎の維持管理経費。これまで私が再三にわたってお願いをしてきた入札の差額の分については、今年度は6月の時点ということで早めに補正を組んでいただいたということについては、お礼を申し上げます。
 さらにお願いをするとすれば、この役務の提供の部分については、なかなか積算根拠が職員の皆さん方で、きっちりとした根拠として把握するのが難しいというところ。これまでの予算委員会の中でもお伺いしてきましたけども、予算のベースとなる根拠となるものが3者からの見積もり、それの平均値といいますかね、そういったところが一つになってるということです。
 本来であれば、厳密に言えばですよ、職員の担当の皆さん方が一つ一つの作業を確実に確認して、しっかりとした責任、根拠を自分たちで一つ持つというのが理想的な形なのかとは思いますけども、なかなか日常の業務に追われてそういうところは難しいというのは重々承知してます。
 そういう意味で、今後もそういった部分、根拠を明確にするような調査研究を引き続きお願いをしたいというふうに思います。
 答弁は結構です。

櫻井委員長)ほかに質疑はございませんか。

鈴木副委員長)同じところなんですけど、調査内容をもう1回、田辺さん教えてください。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 調査内容でございますけれども、一つ目としまして設計書による確認、それから照明設備の確認、それから実際の照度調査・設計、または施工に関する瑕疵の有無の確認、それから照度不足に対する対応策、照明設備等に対する助言などを予定しているところでございます。

鈴木副委員長)ルクス計で計れば、照明の明るさの照度は分かるんじゃないかと思うんですけど。
 材料承認を受けて認可してるものを瑕疵取れるんですかね。やる意味がないと思うんですけど、その辺の解釈は。
 設計監理が入ってて、つけるときに器具の材料承認願を出して、材料を出して設置してるわけで、その材料が違うっていうならば瑕疵も取れるかと思うんですけども。その辺の解釈について教えていただきたいんですけど。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 やる意味ということでございますけれども、あの照明器具ですと実際には付けてみないと、どの部分が明るくてどの部分が暗いかなど分からない部分なんかもございます。
 それから今ご指摘のありましたように法律ですとか、いろんなJIS基準なんかに沿ってやったものであるかとか、いろいろ実際の照度を確認しないと分からない部分なんかもございます。
 また、私どももそういった知識を持ち合わせてございませんので、今回専門の方にお願いしたいと考えてるところでございます。

鈴木副委員長)施工監理が入ってて照明機材を選ぶときに、メーカーから出ますよね、照度、どの範囲がどのような明るさになっていくかっていう。これ承認図も全部付けて提出してんじゃないですか。承認図とかそういう施工図出てないですか。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 業者のほうからコンピューターによるシミュレーションですとか、計算図などはいただいてるところでございます。

鈴木副委員長)それを再確認するってことですか。今度の調査でそのとおりになってるかっていうことを確認していくっていう作業になるんですかね。再度お伺いします。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 ただいまご指摘ありましたように、設計ですとか照明設備、そこら辺の確認、それから実際の照度調査、それからどこにどういった不具合があったかなどの有無について、確認のほうをお願いするものでございます。

鈴木副委員長)どのような業者を選定しますか。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 設計ですとか照明設備などを専門に行っている資格を持った方にお願いしたいというふうに考えてございます。

鈴木副委員長)どのような資格ですか。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 例えば設計の資格を持った方ですとか、あと電気工事関係の資格を持った方、それから技術士の資格を持った方を想定しているところでございます。

鈴木副委員長)明るさを調べるのに電気工事士なんて分からないですよ。
 器具メーカーを呼んだほうがいいんじゃないですか。ただなんじゃないですか。どうでしょうか。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 メーカーの方にも実際来ていただきまして、いろいろと打ち合わせを行ったところでございます。

鈴木副委員長)どのようなアドバイスを受けたんでしょうか。

財務部参事兼管財課長)ご答弁申し上げます。
 器具のほうでございますけれども、天井が高いといったところもございまして、蛍光灯のほうがなかなか難しいためダウンライトを採用したとか、あとはシミュレーションなどに基づきまして、照度範囲、照度分布などいろいろなアドバイスをいただいたところでございます。

鈴木副委員長)これ答弁は結構です。意見なんですけども、調査してもおそらく何も変わらないのかなあと。改善方法を模索していくのが早いのかなと私的には思うんですけども。
 また、メーカーを呼んだ際に天井が高いとかそういうものっていうのは、基本設計の設計士さんがこの天井高も決めてるわけで、そのときの器具選定自体に問題があるわけで、施工業者というよりは設計に関するミスなんじゃないかなと私は認識しております。
 調査するのもいいですけども、その辺をよく加味して調査……、わざわざ44万円でしたっけ、44万円をかける調査の意味を理解して無駄にならないような調査をお願いしたいと思います。
 おそらくメーカーさんの打ち合わせどおりにしかいってないような気がしますけど、よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)鈴木副委員長、どうぞ。

鈴木副委員長)もう一つお聞かせ願えればと思います。
 庁舎ネットワーク機器借上料の中で、移行期間、設置期間でしたかね、相当な日数が予定より想定されるということでしたけども、どのような理由があってそのようになるのか教えていただければと思います。

情報政策課長兼DX推進担当)お答えいたします。
 庁舎ネットワークのほうの機器につきましては、ほとんど全てが半導体製品になっておりまして、基本的に現在も付けているものにつきましては、ほとんどが外国製品になってございます。その関係がありまして、従来であれば、例えば予算を取った場合、今年度に調達をすると今年度に入ってくるっていうのが、従来の機器の調達になっておりましたが、今現在見積もりを取ってる段階で、今現在この債務負担行為につきましても、今年度契約した場合につきましても、物が入ってくるのは令和7年くらいになってしまうんじゃないかっていうところが見込まれている関係がございまして、やはりこちらの庁舎ネットワーク自体が全く機器が動かなくなってしまうっていうのが、私どもとしては一番まずいと思っておりますので、事前にちょっと調達のほうを早めにさせていただければと考えてございます。

鈴木副委員長)そうすると、予算が増えた理由は履行期間が長いとかではなくて、かなり部材の高騰とか価格変動によるものだという認識でよろしいですか。

情報政策課長兼DX推進担当)ご答弁いたします。
 議員お見込みのとおり、機器のほうの部材のほうが高騰しております。
 また、リース料率のほうが景気のほうが改善されておりまして、そちらのほうが上昇している関係で増額となってございます。

鈴木副委員長)了解しました。ありがとうございます。

櫻井委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第55号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち当委員会の所管に係る部分を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第58号石岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

総務課長兼DX推進担当)議案第58号石岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきまして、ご説明申し上げます。
 提案理由といたしましては、職員が新型コロナウイルス感染症への対応に関する業務に従事する場合における特殊勤務手当の特例を廃止するためでございます。
 具体的には、令和2年3月に人事院規則が改正されまして、新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するための特殊勤務手当の特例が設けられたことを受けまして、当市におきましても、令和2年9月に条例を改正いたしまして、令和2年4月1日に遡及し対応してきたところでございます。
 特例の内容でございますが、新型コロナウイルス感染症から市民等の生命及び健康を保護するために緊急に行われた措置に係る作業に従事した場合、1日につきまして3,000円、患者若しくはその疑いのある者の身体に接触して又はこれらの者に長時間にわたり接して行う作業に従事した場合は、1日につき4,000円を支給するものでございます。
 この特例につきまして、令和5年5月8日、新型コロナウイルス感染症が感染症法の5類感染症に位置付けられたことに伴いまして、人事院規則の一部改正に準じ、同様に廃止をするものでございます。
 以上が、議案第58号石岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を改正することについての説明となります。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
 以上です。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

石橋委員)この特例的な部分ということで、新型コロナウイルス、感染力が高く致死率といいますか、死亡率もある程度見込まれるというようなことで、特例的に附則で、今回は例外的な規定ということで規定されてるんだと思うんですけども、私これからのやはり未知のウイルスといいますか、感染症に対して技術的にどこまで対応できるかっていうところもあるんですけど、本則の中にそういった感染力が高い、これからのウイルスに対応する規定を設けておけば、そのたびに慌てて附則で対応する必要もないんではないかなとは思うんですけども、お考えをお伺いいたします。

総務課長兼DX推進担当)ご答弁いたします。
 今回特例的なものを国に準じて廃止をするわけでございますけれども、今後やはりお話がありましたとおり、さらに新たなウイルス感染症の対策が強いられる状況も想定されますので、まずは規則等で今後整備していくことを考える、あるいは、また順次1類あるいは2類に準じてですね、国のほうが発出された場合については、早急に対応していきたいというふうに考えております。
 以上です。

石橋委員)いずれにしろ、そういった危険性を伴う新型のウイルスが今後出た場合に、やっぱ最前線の職員が一番対応しなければならないと。
 1類、2類に分類される以前、発生してまだ正体が明らかでない場合、そういった部分も含めて、やっぱり最前線に対応しなければならない職員の、ある程度の負担の軽減という意味では、本則上できっちり私は規定をしておいたほうがよろしいのではないかなと思いますんで、ご検討、研究のほどよろしくお願いをいたします。
 それから、直接は関係ないんですけど、特勤手当ということでお伺いしますけど、鳥インフルエンザもしくは豚熱の殺処分に関わる職員に対する特勤手当というのは現状どうなってるのかお伺いをいたします。

総務課長兼DX推進担当)お答えいたします。
 現在この条例の中で、家畜伝染病防疫作業に従事する職員の特殊勤務手当ということで、1日につき300円ということで規定がなされております。そういった中で、これに準じて作業に従事した者については、こちらを基にお支払いをしていくような形でございます。
 以上です。

石橋委員)それぞれの自治体でいろいろな事情があるのかと思いますけども、ご存知だと思うんですけど、県のほうで大分手当のほうの増額がなされたというのはご存知かと思います。
 改めて聞いてみて、防疫ということで1日につき300円、殺処分に対応する職員ってどうしても市町村の職員が、大規模の場合には自衛隊とか県の職員も出張ってくるでしょうけど、市の職員が主体となって行われる部分ですよね。
 やっぱり殺処分がその心理っていいますか、精神的に与えるダメージというのは、私も何人かの職員から聞きましたけど、やはり気持ちもいいものでもないし、後にも引きずる部分だと。そういう意味で、1日例えば石灰を散布する作業と殺処分をする作業とでは、作業内容がかなり違うと思うんですよ。
 そういう意味では、そういうところの手当で解決する問題ではないとは思いますけど、対応が図られてしかるべきかと思いますんで、今後の対応をお願いをしたいというふうに思います。

総務課長兼DX推進担当)現在、具体的な案としては持っておりませんけれども、私自身ですね、職員としてあるいは消防団員として2度ほど鶏舎の中に入りまして、殺処分等をしてまいりました。
 おっしゃるように、終わった後については、非常にこれまで経験したことがないような気分というかそういったところもありましたので、そういったところを踏まえまして、今後現状を踏まえて、他市町村の状況も調査しながら対応していきたいというふうに思います。
 以上です。

櫻井委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第58号石岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第67号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち当委員会の所管に係る部分を議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

防災危機管理課長)私からは、議案第67号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち、防災危機管理課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 補正予算書10、11ページをご覧ください。初めに歳出でございます。上から二つ目の段の二つ目、款9消防費、項1消防費、目4水防費、節3職員手当等、職員等人件費406万1,000円につきましては、6月2日からの大雨による災害対応業務に従事した職員に対して支給いたします、時間外勤務手当、特殊勤務手当及び管理職員特別勤務手当を増額するものでございます。
 まず、時間外勤務手当330万3,000円につきましては、125名の係員と延べで1,389時間分の手当となります。
 次に、特殊勤務手当1万円につきましては、冠水した高浜地区、石岡一丁目地区などにおきまして、消毒のための石灰まきを実施した19名分、1人当たり500円の手当となります。管理職員特別勤務手当74万8,000円につきましては、82名の管理職に対する手当でございます。
 続きまして、同じ段の下、目5災害対策費、節10需用費、防災対策経費、電気料4,000円。同じく節13使用料及び賃借料、その他使用料36万3,000円。同じく節14工事請負費、計測機器設置工事143万8,000円につきましては、恋瀬川の水位等の情報収集能力の向上を目的としまして、高浜地内の愛郷橋付近に水位計等の計測機器及び監視カメラを設置するための経費を計上するものでございます。
 次に、ページ戻りまして4ページ、第2表債務負担行為補正でございます。先ほど説明いたしました、消防費の災害対策経費につきまして、計測機器、監視カメラ等を設置するための経費を増額するため、雨量計使用料の債務負担行為を607万2,000円から897万6,000円に変更するものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

財政課長)私からは、令和5年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち、財政課所管の補正予算につきましてご説明いたします。
 補正予算書の8ページ、9ページをお開き願います。歳入の欄でございます。款20繰越金、項1繰越金、目1繰越金の繰越金3,662万円の増額でございます。
 第4号の補正予算の財源につきましては、一般財源で対応するものでございまして、繰越金により財源調整を行うものでございます。
 以上が財政課所管の補正予算でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

菱沼委員)防災対策経費180万5,000円についてお尋ねしたいと思います。
 先ほど愛郷橋付近に水位計、それからカメラを設置していくという説明でございましたけども、その部分において先日ですね、私も発言させていただいて、スピーディーに対応いただきまして本当にありがとうございます。そういう中で今後の議会で認められた後、この整備計画がどのように進んでいくのかお尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 こちらの予算が可決した後の予定となりますが、速やかに発注の手続を取りまして、ちょっと部材の調達の関係で多少時間がかかってしまうことも想定されるんですが、早ければ2か月から3か月ぐらいのスパンで物が調達できる予定となってございます。
 また、今申し上げたとおり、もうちょっと時間が、半年とかちょっとかかってしまうことも想定されておりまして、その辺についてはメーカーとよく調整しながら、なるべく早い時期に調達したいと考えております。
 以上でございます。

菱沼委員)どうしても9月あたりは台風が多く来る状況になってくると思いますので、早めの設置を望むものでございます。
 あとそれに伴ってですね、市民の方にもやっぱ周知することが必要かと思ってますけども、その点はどのように考えているかお尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 こちらの水位計の関係なんですが、既に市内5か所、同じように雨量計とか設置しているところがございます。そちらもあわせてなんですが、ホームページでそちらの雨量計等の数値はインターネットを通して確認できるようになっておりますので、設置に際しましては、改めてホームページ等で周知のほうをしていきたいと考えております。
 以上です。

菱沼委員)特に高浜地域の方は、多分ホームページを常に見られるわけではないと思ってるので、そういう意味においては、特に高浜地区の方にはお知らせという部分で周知してもらいたいなと思ってますので、それを要望しておきますけど、よろしくお願いします。
 以上です。

櫻井委員長)ほかに質疑はございませんか。

石橋委員)ちょっと基本的なところをお伺いします。
 水防費の中の職員等人件費、時間外勤務手当が330万3,000円計上されておりますけども、この時間外勤務に該当する時間帯というのは、災害対策本部が設置され、同本部は解散となった時間帯を対象とされているのか、お伺いをいたします。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 災害対策本部が開催されて以降は当然対象になるんですけども、閉じた後でございますが、2日の昼頃、災害対策本部のほうは閉じてはいるんですけども、3日の日曜日にかけまして、下水道課等の職員が引き続き夜を徹して対応しておりまして、そういった者に対しての手当は該当させております。
 以上でございます。

石橋委員)そうしますと、時間外手当の考え方なん……、働き方の考え方なんですけども、休憩時間は除外されず、通算で時間外手当の支給対象となるという考え方でよろしいですか。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 基本的に通算で換算してあるものと認識してございます。
 以上でございます。

石橋委員)災害を目の前にして休憩時間が当然取れるわけがないですから、その部分も含めて、時間外勤務の対象となるというのは、私は当然なのかなという感じがしてます。休憩時間が取れない。当然取れるわけがないんですから、その際、今回防災対策経費の中で、食糧費の計上がないんですよね。
 では、災害対策に当たっていた職員の皆さん、休憩が取れない状況の中でどういった食事で体力を維持なさったのか、お伺いをいたします。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 先ほど委員さんがおっしゃられたとおり、食糧費については今回歳出のほうがない状況なんですけども、基本的には……、基本的にと申し上げますか管理職のほうで用意して課員等が食事を配ったりなどの対応をさせていただいてるような状況でございます。
 以上でございます。

石橋委員)管理職の手作りですか、用意をしたというのは。お伺いします。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 お弁当等を買いに行ってといいますか、売っているもので対応してるような状況でございます。
 以上でございます。

石橋委員)なかなか言いづらいところだと思うんですけど、それは管理職が自分の財布から負担をしたということを本来言いたかったのかなと思うんです。
 私が思うに、やはりそういう災害という部分については、特に夜間の場合ですよ、どこら辺までお弁当の対応が難しい、作ってくれるところ、コンビニを買いあさっても一般の人たちも十分確保に歩っているでしょうから難しいとは思いますけど、やはりそこは、私は公費できっちりと対応すべきじゃないのかなと。
 水害対策、もしくは土砂崩れ等での交通規制とか、いろいろな対応に追われてる職員さんが、やはり体力が基本になってくるわけですから、そういった部分はきっちり公費で対応すべきではないのかなと強く思うんですけども、お考えをお伺いをいたします。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 議員おっしゃられたとおり、今後食糧費については検討してまいりたいと思います。
 なお、備蓄品で非常食もございまして、そういったものの活用なども併せて検討していきたいと思います。
 以上でございます。

石橋委員)今回……、災害がいつ起きるか分かんないわけですよね。
 非常食は非常食でどれだけの栄養価を備えているかって、私は詳しいことは分かりませんけども、あくまでも非常食であるのかなというふうに私は考えます。体力勝負の災害対策において、非常食でモチベーションが上がるのかというところもあるんです。
 そういう意味では、一番は災害で困っている被災者の方を救出するというか、安心・安全を早く担保するというのが災害対策の基本であると。それに従事する職員さんが、やはり心身ともに充実をしていなければ、自衛隊なんかは自分たちで炊飯施設を持ってますから、災害対策のときには十分隊員の体力の維持管理はできてますけど、一自治体としてはそこまでの設備はないわけですから、やはりそういうところはきっちりと後方支援といいますか、それが災害対策本部の本来の目的ではないかなというふうに私は思いますんで、今後の検討といいますか、研究、実践をお願いをいたします。
 答弁は結構です。

櫻井委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第67号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち当委員会の所管に係る部分を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけでありますが、これらに係る委員長報告の取り扱いについては委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、所管事務の調査といたしまして、石岡市総合計画第2期基本計画の策定についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)それでは、市長公室資料1ページのほうをご覧ください。石岡市総合計画第2期基本計画の策定についてご説明いたします。
 3月に開催されました、石岡市議会第1回定例会における総務委員会におきましても、総合計画第2期基本計画の策定についてご説明をさせていただいておりますが、改めまして基本計画の概要、策定方針、スケジュール等につきましてご説明させていただきます。
 初めに1、石岡市総合計画基本計画の概要でございます。石岡市総合計画の基本構想で定めている将来像の実現に向けて、各施策の展開方向や成果指標、主な活動について分野別に示し、市長任期と同一の計画期間とした実効性の高い計画としまして、第1期基本計画を令和4年度から令和5年度の計画期間で推移してございます。
 今後、令和6年度から計画期間とします、第2期基本計画の策定に向けまして、準備や審議等を進めてまいります。
 次に2、石岡市総合計画審議会への諮問のポイントでございます。令和5年3月23日に石岡市総合計画策定審議会が開催され、市長より第2期基本計画に関し諮問をされました。
 諮問の主なポイントは、以下のとおりでございます。
 1点目は、人口減少・少子高齢化・関係人口増加への対策について、一層注力する。
 2点目としまして、デジタルの力を最大限生かすでございます。
 次に3、審議会で決定した策定方針でございます。審議会において検討しました結果、以下の3点が策定方針として決定いたしております。
 1点目としまして、人口減少対策に主軸を置きながら市の方針・基本施策の引継ぎでございまして、これは9つの政策目標、61の基本施策を維持するものでございます。
 2点目としまして、デジタル田園都市国家構想を踏まえた策定でございまして、デジタルの視点を加えた地域課題の解決に取り組むものでございます。
 3点目としまして、総合計画と総合戦略の一体化でございまして、デジタル田園都市国家構想の考え方を組み入れた、まち・ひと・しごと創生石岡市総合戦略を、石岡市総合計画第2期基本計画に内包するものでございます。
 次に、ページをおめくりいただきまして、4、今後の流れでございます。
 初めに、(1)策定スケジュールでございますが、4月より各課長補佐級及び係長級で構成する総合計画ワーキングチームにおきまして、現状や課題の分析、主要な取組等の検討を開始しております。また、5月より人口減少対策プロジェクトチームにおきまして、統計データの分析等を踏まえた人口減少対策に特化した政策立案の検討に取り組んでございます。6月以降、アンケートやヒアリング等の実施、また、コミュニティ推進課との協働により、未来会議においてワークショップを開催してまいります。8月以降の総合計画審議会・ふるさと再生会議において内容をご審議いただき、素案を取りまとめてまいります。取りまとめました素案につきましては、総務企画委員会でご報告後、パブリックコメントを実施してまいります。1月には総合計画審議会から答申をいただき、総合計画案として取りまとめてまいります。
 次に、(2)計画策定体制でございます。図としてもお示ししておりますが、総合計画審議会のほか、庁内の総合計画策定委員会、ワーキングチーム、人口減少対策プロジェクトチームにおきまして、協議・検討を行い、また、アンケートやワークショップ等により、市民の皆様の意見を反映させながら策定してまいります。
 なお、人口減少対策プロジェクトチームでございますが、次のページに詳細を記載してございます。総合計画ワーキングチーム委員をベースに、少子化対策に関係が深い課のメンバー等で構成し、人口減少対策に特化した施策立案を行ってまいります。また、施策検討に当たり、少子化対策を支援する内閣官房の地域アプローチ・モニターに応募してございます。
 内閣官房より提供されます、少子化対策地域評価ツールを活用いたしまして、客観的指標による地域特性の見える化や、アンケートやヒアリング等による主観データの収集を行い、得られたデータを基に、地域の強み、課題を分析し、分野横断・EBPMによる検討を行ってまいります。
 説明は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)それでは資料の4ページをご覧願います。
 先ほど、議案第55号石岡市一般会計補正予算(第3号)の審議の際にもご説明いたしましたが、改めまして新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましてご説明申し上げます。
 1、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。この交付金は、新型コロナウイルス感染症拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済及び住民生活を支援し、地方創生を図るため、令和2年度に創設をされました。全国でも当該交付金を活用した事業が展開され、石岡市におきましても様々な事業を行ってまいりました。
 今般、国におきまして、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金としまして7,000億円、低所得世帯支援枠としまして5,000億円、総額1兆2,000億円が追加されることとなったものでございます。
 次に2、対象事業及び交付見込額でございます。大きく二つの項目に分かれてございまして、1点目が低所得世帯支援枠でございまして、2億4,731万8,000円が交付される見込みでございます。事業目的としまして、物価高騰の負担感が大きい低所得世帯への負担の軽減を図るとなっておりまして、実施事業としまして、価格高騰重点支援給付金を予定してございます。
 2点目が電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援分でございまして、こちらは2億7,478万3,000円が交付される見込みでございます。事業目的としまして、エネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けた生活者や事業者に対し支援を行うこととなっており、実施事業としまして、こども応援給付金や給食費の減免をはじめとする事業を実施する予定でございます。
 1点目と2点目を合わせました交付見込額は、5億2,210万1,000円となっております。
 説明は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、つくばエクスプレス延伸推進についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)それでは資料の5ページをご覧ください。つくばエクスプレス延伸推進についてご説明申し上げます。
 茨城県では、県総合計画に位置付けられたつくばエクスプレスの延伸の4方面案につきまして、令和4年度から絞り込みに必要な調査を開始いたしました。
 石岡市を経由しての茨城空港方面への延伸を目指し、令和4年4月の県知事要望から始まり、市内70団体で構成するTX石岡延伸推進協議会の設立やTXいしおか延伸フェスタの開催、2万2,024名分の署名の提出、及び県知事要望など、多くの推進活動を行ってまいりました。
 さきの石岡市議会第1回定例会後、茨城県では第三者委員会の提言書の提出、それを踏まえた県内延伸方面の発表、パブリックコメントの実施、そして延伸方面の決定など、様々な動きがございました。
 本日は改めまして、県の動向やそれに対する市の活動、県の延伸方面決定の内容等につきましてご説明させていただきます。
 初めに、県の動向でございます。平成30年度に茨城県総合計画において、TX延伸方面が4方面記載されましたが、令和4年度予算案に調査費用を計上し、延伸方面の絞り込みに必要な調査を開始いたしました。12月より第三者委員会が検討を開始し、令和5年3月31日に提言書を提出しております。5月1日より第三者委員会からの提言を踏まえ、延伸方面を土浦とするTXの県内延伸方面(案)を示し、パブリックコメントを実施いたしました。その結果を踏まえ、6月23日にTXの県内延伸方面を土浦とする決定をしてございます。
 次に2、市の活動でございます。本市では、県の令和4年度予算案への調査費用の計上を受け、令和4年4月12日に県知事に対し要望書を提出しております。また、5月17日には計70団体で構成するTX石岡延伸推進協議会設立総会が開催されまして、また、いしおか延伸フェスタの開催、石岡のおまつりでの街頭啓発活動を実施し、10月24日にいただいた2万2,024名分の署名と要望書を県知事に提出いたしております。県における第三者委員会の提言提出、それを受けてのパブリックコメントの募集に際し、協議会として意見を集約し、延伸効果を県内全域の波及のため、空港方面への延伸を要望するとした内容のパブリックコメントを5月22日に提出いたしております。また、県の方針方面決定の前に、改めて石岡市を経由しました、空港方面への延伸とする要望書を6月20日に提出をしてございます。
 すみません。先ほどちょっと日付のところを誤って説明しました。署名と要望書の提出日が10月24日とご説明しましたが、10月17日でございます。その辺申し訳ありませんが、訂正をさせていただきたいと思います。
 続きまして、ページをおめくりいただきまして、3、県「TXの県内延伸方面」の内容でございます。改めまして、県の第三者委員会の提言内容と、それを踏まえて県の延伸案、パブリックコメントの結果、最終的な県の延伸案についてご説明いたします。
 初めに、第三者委員会における延伸方面の判断と延伸案でございますが、第三者委員会では、効果と費用のバランスなどを考慮すると、土浦方面への延伸が最善としております。また、土浦方面での常磐線接続は、空港・水戸方面に期待される効果も一定程度あること、さらに常磐線接続が最短でコストも最小。B/C、いわゆる費用対効果等では、ほかの方面は現実的ではないとしております。この提言を受けまして、県の案としまして、延伸方面を土浦方面とし、常磐線との接続を土浦として検討を進めていくとしました。
 次に、パブリックコメントの結果でございます。5月に実施されましたパブリックコメントの結果としましては、土浦以外に茨城空港を延伸方面とする意見も含め、延伸に賛成する多くの意見が寄せられましたが、採算性やB/Cなどの面で反対する意見もあったとのことでございます。
 次に、6月23日に示されました県の延伸方面でございます。延伸案と同様、TX県内延伸の方面は土浦方面とし、常磐線と接続する駅は土浦駅としまして、検討を進めていくとしてございますが、併せまして土浦延伸実現後、空港の着陸制限の緩和等、空港を取りまく状況が変化した場合、改めて茨城空港延伸について議論するとしてございます。
 最後に4、今後の対応でございます。県の決定は、延伸方面は土浦方面とするものの、将来的には茨城空港延伸にも含みを持たせた内容となっております。これらの決定を踏まえた上で、TX石岡延伸推進協議会におきまして、今後の方針を協議してまいりたいと考えております。
 なお、参考としまして、TX水戸・茨城空港延伸促進協議会の主な活動も記載してございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

池田委員)ただいまご説明をいただいたわけですけども、6月22日に県知事に対して要望活動を行い、翌日の23日には知事は記者会見において、土浦方面ということを明言されたわけですね。ここで確認しておきたいのは、当然県の動向でありますとか、周辺自治体の動向も当然視野に入れながら活動を行うのが前提だと思います。
 そこで時期的なものを含めまして、その情報収集能力っていうんですかね、要望した次の日に、こちら側が望んでないようなことを知事が明言されてるわけでございますので、その辺のところ、どのような情報を把握して判断されてきたのか、確認の意味でお伺いしたいと思います。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)ご答弁申し上げます。
 池田委員よりご指摘していただいた部分でございますが、私どもとしましても県の動向、特に最終決定のほうがいつ出るかというところは、様々な部分で情報の確認をしていたところでございます。
 ただ、時期的なものに関しましては明言のほうがなく、6月末をというような部分でお話としてはお伺いしてございました。
 それもありまして、私ども特にTX石岡延伸推進協議会としましても、一刻も早く県の決定が出る前に要望書を提出すべきであるというようなことになりまして、22日に要望書のほうを提出させていただいた次第でございます。
 以上でございます。

池田委員)これキャンペーンで終わることを望んでるわけじゃないですね、結局本市を通過して茨城空港に延伸していくっていうのが、最終的なこちら側の望みでもありますし、最終的にはそれを望んでるわけでございますので。何ていうんですかね、パフォーマンスで終わるんだったらそれでいいですけど、本当に実現しようとするんであれば、先ほども申し上げましたけども、的確な情報の収集や、それに伴って実のある活動をしていかない限り、のぼりを立ててイベント開いて、わいわいやればいいやではないと思います。
 実際2万人を超える人たちの署名活動もありますので、そういったことも含めまして、今後ですね、本当に本市としての延伸の要望活動が実のあるものになるように、ぜひやっていただければと思います。
 22日に要望を出して、23日にあのような記者会見をされたということで私も非常に残念な思いをいたしましたので、その辺強く要望しておきたいと思います。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

石橋委員)TX延伸の件については、結果としては多少光明が差しながらも、私としては非常に残念な結果であったのかなという感じがしてます。
 改めてお伺いいたしますけど、TX石岡延伸推進協議会、これの設立総会が昨年の5月17日に開催をされてました。6月の22日、最後の知事への要望を提出するまでの間、この協議会は何回開催されてきたのかお伺いします。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)ご答弁申し上げます。
 協議会の総会としましては、1回の開催でございます。
 以上でございます。

石橋委員)その後協議会開かれてないんですよ、この1年間。この結果は今回の知事の発表につながる、ダイレクトにつながるとは申しませんけども、本当に石岡市のやる気がどうだったのかなということじゃないかなと思います。
 先ほど池田委員のほうから話がありましたように、その情報収集能力の部分、県の定例会が閉会を迎えれば、知事の会見があるというのはもう決まったスケジュールなんですよね。そこら辺のところ、きっちり情報が把握されてなかった。要望書行った次の日に知事の記者会見があって、要望とは真逆な結果が出たってこんな間抜けな話ないですよ。
 要望書の再提出については、私が聞いてる話では要望書の文面が大変まとまっていて、的を射た内容であると。県の職員さんも大分関心をされていた文書であったというふうに聞いています。これは本当に事務局の方々、本当に苦労されてまとめあげた要望書であって、それがもうちょっと早く提出をされていれば、また違った結果……、これは結果論ですから何とも言えませんけども、そういう結果もあったのではないかなと私は非常に残念な思いでいます。
 要望書の提出の翌日が知事の発表ということで、新聞等でも大々的に取り上げられました。その中でやっぱり知事の一つの判断の材料として、寄せられたパブリックコメントでやはり土浦が一番多数を占めていたからという部分がありました。土浦の市長も先頭に立って、パブリックコメントの依頼なり収集なりをやっていたと思うんですけれども、過日の一般質問の中でも市長のほうから答弁として、トップセールスっていう言葉がたびたび出てきました。今回のパブリックコメントを依頼するに当たって、どれだけ市長がトップセールスを歩ったのか、実績をお伺いいたします。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)ご答弁申し上げます。
 今回のパブリックコメントの提出に当たりまして、まずTX延伸推進協議会の中としましては、推進協議会として取りまとめた上でパブリックコメントを実施しようというようなことで判断をしてございます。
 それを計70団体の意見のほうを取りまとめるような、集約するような形で、協議会として一つのパブリックコメントを行ったというところがまず実態でございます。そういった方針で動くという形になっておりましたことから、今回のパブリックコメントの実施に当たりまして、特に個別に市長のほうから、今お話いただいたような形でのトップセールスというか、そちらでの直接の依頼という、ほかの団体への依頼という形ではかけてはございません。
 以上でございます。

石橋委員)パブリックコメントを実施するに当たって、本来はそこで推進協議会を開催して会員の皆様方に強くお願いをする。そのいとまがないんであれば、やっぱりトップセールスということを自分であれだけおっしゃってるわけですから、自ら足を棒にしてまでですね、各会員、市内満遍なくパブリックコメントへの依頼を歩くべきだったのではないかなと。
 私1件もやってないんじゃないか……、個別にはですね、1件も市長自身はやってないんじゃないかなというふうに感じます。いずれにしろ後手に回ってる部分っていうのは否めないと思うんです。
 ここで確認なんですけども、6月22日の要望書の再提出の際に、市長のほうから非常に残念な発言があったというお話を承ってます。私としては土浦方面で仕方がないと考えてますというような発言があったというふうに聞いてますけども、これは事実ですか。お伺いします。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)ご答弁申し上げます。
 おそらく今、石橋委員よりお話がありました件に関しましては、要望の際の副知事との関連の中のお話かと思います。
 こちらに関しましては、市長に関しましては、第三者委員会が土浦方面としたことは、B/Cという点からは致し方ないというような趣旨の発言をされたと認識しております。
 ただ併せまして、茨城県全土の発展のためには、茨城空港、さらに北へ延伸させることが重要であると発言をしてございます。
 以上でございます。

石橋委員)立場上ではっきり言えないところはあるかと思いますけど、私の耳に入ってる県の職員さんの話、同席した県議会議員からの話、そういうことを総合しますと、そういうニュアンスではなかったというふうに聞いてます。
 いや、それは職員さん方は逆に市長に対して憤慨すべき内容だと思いますよ。一生懸命取りまとめて、すばらしい内容の要望書を取りまとめて提出をして、その結果が土浦方面でも仕方ないよねっていう話では、職員の皆さん方はしごをそっくり外されてるのと同じじゃないですか。ここで職員の皆さん方を責めてるわけじゃないです。ご苦労に対して敬意を表すとともに、皆様方のご苦労が報われなかったなっていう部分でお話をしてるわけです。
 パブリックコメントの件もそうですけど、もうちょっと組織的に真剣にやれば、パブリックコメントが一つの材料となってるんであれば、茨城空港方面という部分で数を多数占めてれば、結果はまた変わっていた部分もあったのではないかなと思います。
 ここでちょっと公室長にお伺いしますけども、先ほどの市長の発言に関して、市のほうに厳重に抗議がされているかと思いますけども、事実を確認させていただきたいと思います。

市長公室長)ご答弁いたします。
 やはり、先ほど井坂参事が申し上げたとおりですね、市長としましては第三者委員会が費用対効果、B/Cを基に土浦方面で転移したことについて、致し方ないっていう発言をされたものと認識してございます。
 私どもといたしましては、延伸方面最終結果が土浦方面となったことに対しまして、重く受けとめてございます。
 これまで石岡市を経由して茨城空港への延伸を目標に、石岡の延伸推進協議会、商工会議所、八郷商工会などを中心に70団体の皆様、それから市議会の皆様、県議会議員の皆様、国会議員の皆様が行政と一致団結しまして、署名活動、要望活動をやっていただきました。それから、協議会の役員さん、特別顧問さんの皆様からもご意見をいただきながら、昨年度から約1年間活動してまいりました。延伸推進活動の中で市民をはじめとします、2万2,024筆の署名をいただいた方々、協議会の皆様の思いが実らず、担当としましては力が及ばず、じくじたる思いでございます。
 今後ともご指導のほどよろしくお願いします。

石橋委員)いや、私が聞いたのは現実的に抗議を受けているかどうかを聞いたんであって、そのときの市長の発言、先ほどの2人の発言の中で、あくまでもそれは職員としての……。何て言うんですかね、推察に類する話じゃないですか。現実的にはそこまで細かい話を、頭の中で思い描いた部分は思い描いてたのかもしれませんけども、実際その場で発せられた言葉は土浦でも仕方がないねと。B/C云々や第三者委員会云々や、そんな話はおそらく市長の口から出てないですよ、きっと。それは言った言わないの話になりますけど、あとで県のほうでしっかりその会見のときといいますか、会議録として録音もされてるようですから、機会があればそういったところも確認をしたいと思いますけども。
 現実的に厳重な抗議が市に寄せられているのかどうか、お伺いをしてるわけです。お答えをお願いいたします。

市長公室長)お答えいたします。
 文書ではなく、私に個人的な電話をいただいてございます。
 以上でございます。

石橋委員)公室長が個人と受け取るか、市に対する抗議と受け取るか、それは受け手の受け方だと思いますけども、現実的にそういう抗議が入ってるっていうのは間違いないと思うんですよ。
 いつまでもあれなんであれですけど、23日に知事発表があった翌日の茨城新聞を皆さんご覧になりましたか。その中に県の意図を茨城新聞が表してはないとは思いますけども、図面といいますか、今後の延伸が予定されるルートということで図面が出てました。土浦駅で結節をすると。その後茨城空港までを今後土浦結節完了後に検討していくという、土浦駅から茨城空港までつなぐルートがどのように表されていたかご覧になりましたか。茨城新聞で裏を取ったとか、そういうことではなく、ただ単純に最短距離で点線で、直線で結んだだけなのかもしれませんけども、かすみがうら市を通って、高浜沖の霞ヶ浦を越えて、まっすぐ茨城空港へ向かう矢印、点線で示された、これ茨城新聞で作成されたということであったとしても、一般の読者、市民の人たちは視覚で見る部分についての効果は大きいですよ。あのルートで見ると石岡市は一切触れられてないんですよ。それが県の意図するところかどうかって別なところで、イメージというのは大きく膨らみますから、今後茨城空港へ延長となるという現実に将来なるときに、じゃあ今度はどこを通って茨城空港まで行くんだっていう、そちらの誘致活動というか、激しくなってくんだと思います。そういったところで、石岡市がどういう立ち位置でそれらを対応していくのか、非常に憂慮の念を持って、今現在見ています。
 これは確認をしろとか、そういうこと言ってるわけじゃありません。そういう事実が現在ありますよということですので。本当に真剣にですね、これから石岡市の将来を考えるんであれば、きっちり対応をしていただきたいというふうに思います。
 要望ですので答弁は要りません。以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結をいたします。
 ここで暫時休憩をいたします。10分程度といたします。

−休憩−

櫻井委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 続きまして、令和5年6月2日発表の大雨・土砂災害警報についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

防災危機管理課長)私からは、令和5年6月2日発表の大雨・土砂災害警報における被害状況等に関しまして、ご説明申し上げます。
 資料8、令和5年6月2日発表の大雨・土砂災害警報についてをご覧ください。前回の委員会説明の繰り返し、追加修正の部分もございますが、台風2号からの暖かく湿った空気により前線が発達し、6月2日から3日にかけて、市内におきましては大雨が降り、災害が発生しました。大雨警報等の発表を受けまして、当市では災害対策本部会議など4回の会議を開催し、大雨による災害対策を協議し、災害の対応を行いました。
 今回の大雨による主な被害の状況でございますが、床上浸水につきましては、先日の一般質問の際は、6軒とご答弁申し上げましたが、その後罹災証明の申請が1件出まして、調査の結果、1軒追加し7軒となっております。また、床下浸水が8軒、道路冠水が26件、のり面崩れが74件、道路陥没が27件、倒木が18件、停電情報が530軒などの被害がございました。消防関係につきましては、救助案件が1件、資料の中で八軒台地内とございますが、実際の場所が東大橋の飛び地となってございますので、そちらよろしくお願いします。火災等の通報で臨場したものの、火災には至らない案件が1件ありましたが、けが人など災害による人的被害はございませんでした。
 続きまして、各被害への対応状況でございます。住家の床上浸水などにつきましては、被災証明書、罹災証明書を防災危機管理課におきまして発行しております。なお、被災証明書の用途としましては、畳など被災ごみの処分料金等の減免などの添付書類としまして使用いたします。また、罹災証明書につきましては、固定資産税、国民健康保険税などの減免申請の添付書類として使用したり、被災者生活再建支援金申請の際に添付するものでございます。罹災証明等の周知につきましては、これまで防災ラジオ、市ホームページ、メールマガジンにおきまして、お知らせをしているところです。また、道路冠水、のり面崩れ、道路陥没など多数の土木関係被害が発生しておりますが、直接市職員による対応のほか、大規模な復旧工事等につきましては、議案にもございましたとおり、補正予算措置による対応を予定しているところでございます。
 説明は以上でございます。
 失礼しました。すみません。先ほど倒木が18件と申し上げましたが、失礼しました。24件の誤りでございました。訂正しておわび申し上げます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。ご質問等はございませんか。

菱沼委員)今被害状況ということでお伺いしました。
 床上・床下浸水ということで、ほとんどやっぱりこの土地柄といいますか、低い土地柄で浸水するっていう状況なんですけども、石岡市としてやっぱり低いところって多分分かってると思うんですけど、それに対しての対策っていうのはどういうふうに取っていくのかなと。
 冠水地域も毎回……、看板は立ってますけど、実際そこが改修されたというのはあんまり聞かないんですね。そういう意味において、やっぱり今後豪雨災害等々も増えてくる中で、しっかりとやっぱり市民の安全・安心を守るためには、そういう道路整備も含めてですね、やっぱりやっていかないといけないのかなと思ってるんですけども、そこらの見解を伺いたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 今回の冠水被害につきましては、今回の高浜地区、または石岡駅前の山王川沿いとありました。その辺りにつきましては、土木関係の部署と協議しまして、今後の対応について検討していくことになってございます。協議はこの後、道路建設課と協議することになっておりますので、その際に協議してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうございます。
 そういう中で、先ほども冒頭申し上げましたとおり、やっぱり市民の方の安全・安心を守っていくのが、やっぱり行政として重要なことだと思ってますので、そういう部分においては、ただ意見を申せばいいっていうんじゃなく、改善に向けた取組をしっかりやっていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

石橋委員)一点お伺いしたいのが、床上浸水の石岡一丁目2軒となってますけど、具体的にはどこら辺になりますか。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 山王川沿いになります。それで石岡一高側と石岡駅側とございますが、石岡駅側で、かつ6号国道の一番奥側の1軒と、あとは2階建ての元アパートなんですけど、そちらが床上浸水となってございます。
 以上でございます。

石橋委員)聞いてみて、かねてから水害が発生していたところ、ここのところ山王川のほうが結構落ち着いていたのであれでしたけど、やはり一時的に大分大量の雨が降ったということで、特に常磐線、6号国道下、それから常磐線を越えて行くところの改良がまだ進んでない部分があるのかなと。そういったところで、今回の一時的な大雨ということで耐え切れなかったのかなということかと思います。
 あと、今回の水害が発生してから発生後ですね、石岡警察署の関係者の方とちょっとお話をする機会がありました。2日の夜半ですか、3日の未明にかけて一番雨が激しいとき、市内、特に3か所とおっしゃってましたけど、6号国道と村上・六軒線が交差する旭台のところの交差点、それと石岡商業高校の前、それから工業団地の3か所ですか、今太陽光があるASKの辺りから球技公園の辺りですかね。そこの冠水に対して、対応で大分人員が割かれてしまったと。
 本来であれば、もっと早く多方面で配備をしなくちゃならない部分、そういったところで人員を削られたので、対応に大変苦慮したと。限られた人数の中ですから、どこも雨の中では大変だと思います。どちらも県道に絡むところです。旭台の6号国道の十字路については、国と……、あっち側って言い方おかしいですね、6号側から水戸に向かって右側が市道、左側が県道、村上・六軒線はね、3者が絡むところですよと。商業高校のところは国道355号です。県管理の355号です。工業団地のところは当然355号の今バイパスとなってますね。県管理ということで、市のほうで県のほうに対して強く道路の改善の要望をお願いできないかと。なかなか同じ県同士の組織の中でも、県警のほうから土木のほうにお話をするっていうのは、いろんな事情があってハードルが高いところがあるんじゃないかなと。それよりも、やはり地元の自治体から強い要望が上がってくれば、県のほうとしては対応がしやすいというふうなお話を伺ってますんで、ぜひそこはお願いをしたいんです。
 工業団地の355号については、間もなく4車線化の工事が入るという情報も入ってます。それにあわせてですね、排水設備といいますか、道路の構造上をきっちり直していかないと、また同じことになるかと思いますんで。
 そういったところも含めて、商業高校前の355号についても、県のほうとしては改良の計画があるらしいです。でも、それらの事業を後押しするためにもきっちりとした要望をすべきではないかなというふうに考えてますけど、お考えをお伺いをいたします。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 先ほど委員おっしゃっていただきました要望書につきましては、執行部におきまして、関係部署と協議しまして検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
 以上でございます。

石橋委員)しつこいようですけど検討ではなく、ぜひ早急に実現に向けて行動してください。お願いいたします。

櫻井委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、ChatGPT等の生成AIの業務利用に関する方向性についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

情報政策課長兼DX推進担当)情報政策課からは、ChatGPT等の生成AIの業務利用に関する方向性についてのご説明をさせていただきます。
 資料09をご覧ください。当課では現在、ニュースでも話題となっている生成AIについて、総務省からの通知を受け様々な調査、検討を進めてまいりました。現在の検討状況と方向性についてご説明させていただきます。
 それでは、総務部資料1ページをご覧願います。まずは1、概要についてご説明いたします。概要には総務省からの通知を受け、当初の初期対応、その後の検討について記載してございます。
 次に、現在の方向性についてご説明いたします。大きく分けて5項目の考えで進めてまいります。
 一つ目に、実証実験の目的と利用者を制限し、ガイドラインにのっとり実施します。また、使用するAIは無料版のChatGPTとします。
 二つ目に、部局から各2課・各2名程度を選定します。おおよそ60名近くの職員による取組となると見込んでおります。
 三つ目に、実施する期間は7月から9月の3か月間程度とします。
 四つ目に、利用したことによる効果を評価するため、アンケートを実施いたします。
 五つ目に、実証実験の結果を判断材料とし、今後の方向性について検討を進め、10月以降で判断を決定してまいります。
 次に3、業務利用として想定される活用方法についてご説明いたします。現在想定されている内容は、大きく分けて3分野になるかと考えています。1、文書作成から、3、業務全般までの範囲で、事例としては資料に記載されている内容が一般的に活用されることが見込まれております。
 次に、資料2ページをご覧願います。4、今後のスケジュールについてご説明いたします。本日の委員会への報告後、順次準備を進め、7月の開始を目指してまいります。また、実証実験の状況などをしっかりと分析し、結果や方向性が決定次第、委員会の皆様にもご報告させていただきます。
 最後に5、利用に関する規制・通知等についてご説明いたします。
 (1)が総務省、(2)がデジタル庁と同日付で生成AIの業務利用に関する注意喚起の通知が届いており、その後、(3)の個人情報保護委員会からも同様の注意喚起の通知が届いています。いずれも、業務利用する際には、個人情報の適正な取り扱いや著作権保護、利用する際のルールづくりの重要性が示されております。
 この点につきましては、実証実験を開始するに当たり、ガイドラインを作成し、担当者への説明をしっかりと行いたいと考えております。
 その他、資料3ページから5ページにつきましては、用語についての説明、代表的な生成AIの比較、先進自治体の事例を記載しております。後ほどご覧おき願います。
 以上が、ChatGPT等の生成AIの業務利用に関する方向性についての説明でございます。
 ご審議のほどよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、令和3年度統一的な基準による財務書類についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

財政課長)財政課より、令和3年度統一的な基準による財務書類についてご説明いたします。
 財務書類は、国の指導の下に作成したものでございまして、現金主義に基づく単式簿記により作成しております地方自治体の決算を、企業会計と同様に、発生主義に基づく複式簿記として作成したものでございます。
 今回、令和3年度分の財務書類が完成いたしましたので、ご報告させていただくものでございます。
 なお、資料といたしまして資料番号10−1、財務部説明資料、令和3年度統一的な基準による財務書類についてと、資料番号10−2、令和3年度統一的な基準による財務書類を配付しております。10−1、財務部説明資料と題しているものが概要版となっておりまして、こちらの概要版を用いまして説明をさせていただきます。
 それでは資料の1ページをお開き願います。1ページの上段、財務書類4表とは、とございます。財務書類は4つの表で構成されております。
 初めに、年度末時点での資産・負債・純資産の財政状況を示しました貸借対照表。
 2点目に、資産形成につながらない行政サービスに要したコストを、費用と収益という発生主義の観点から明らかにする行政コスト計算書。
 3点目に、貸借対照表にも記載のございます、純資産の変動を明らかにする純資産変動計算書。
 最後に、1年間の資金収支の状態を明らかにする資金収支計算書でございます。
 次に、財務書類の数値でございます。1ページの中段以降に、貸借対照表から資金収支計算書までの4表について、100万円単位で数値を取りまとめましたものを記載しております。表中の括弧書きの数値でございますが、令和2年度分からの増減額でございます。
 なお、数値の詳細につきましては、資料番号10−2の財務書類本体と合わせ、後ほどご覧おき願いたいと存じますが、令和3年度につきましては、令和2年度に実施いたしました、特別定額給付金等の新型コロナウイルス対策事業、新広域ごみ処理施設の事業負担金が減少したことにより、結果として令和2年度からの増減が大きくなっているものがございます。
 特に、大きな影響が出ておりますのが、2、行政コスト計算書の純行政コストでございまして、こちらは経常費用において、補助金等や他会計への繰出金などを積み上げております移転費用の減によるものでございます。
 続きまして、2ページの財務書類から分かる指標でございます。財務書類の作成とともにその数値を基に、総務省の算定式により様々な指標を抽出し、比較・分析を行ったものでございます。その中から、特に代表的な指標についてご説明させていただきます。
 なお、表の右側2列の平均値でございますが、県内類似団体につきましては、人口規模が同程度の12市、全国類似団体につきましては、総務省より公表されております、令和2年度の全国類似団体のそれぞれ平均値を記載しております。
 初めに、1行目の市民一人当たりの資産額でございます。貸借対照表の資産額を住民基本台帳の人口で除したものでございます。資産額は前年度から2万4,000円の増額となっております。平均値との比較では、県内よりは上回っておりますが、全国からは下回っております。要因といたしましては、固定資産は減少いたしましたが、基金積立等により、流動資産が増加したことによるものでございます。
 次に、2行目の市民一人当たりの負債額でございます。資産額と同様に、貸借対照表の負債額を住民基本台帳の人口で除したものでございます。こちらにつきましては、前年度よりわずかに増加しております。要因といたしましては、地方債等の減少により、負債は減少しておりますが、人口減少の割合がそれを上回っておりますことから、わずかに増加したものでございます。
 次に、3行目の有形固定資産減価償却率でございます。有形固定資産について、どの程度減価償却が進んでいるかを示したもので、100パーセントに近いほど老朽化が進んでおります。令和2年度より1.7パーセントの増となっておりますが、こちらは令和元年度から令和2年度が1.6パーセントの増でございまして、同程度の率で経年劣化が進んでいる状況でございます。
 なお、資産別の償却率で見ますと、事業用資産の60.5パーセントに対し、インフラ資産が71.1パーセントと、特にインフラ資産で老朽化が進んでおります。また、平均値と比較いたしましても高い水準となっております。
 次に、下から2行目の市民一人当たりの行政コストでございます。純行政コストを住民基本台帳の人口で除したものでございます。令和2年度よりも大きく減少しておりますのは、特別定額給付金等の新型コロナウイルスに関連した給付金や、新広域ごみ処理施設建設に伴う霞台厚生施設組合負担金の減により、大幅に行政コストが減少したことによるものでございます。
 指標の説明は以上でございますが、課題といたしましては、有形固定資産減価償却率が増加しておりますこと、こちらは、公共施設及び道路、橋梁等のインフラ資産が老朽化していることを示しておりまして、維持管理費用の増加に伴う行政コストの増加を招く要因となりますが、これらの施設等を更新するためには、その財源の確保という課題がございます。
 今後の財政状況を見据えますとともに、さらには公共施設の在り方、運営等の協議を進めていく必要があるものと考えております。
 説明は以上となりますが、財務書類につきましては、様々な活用が想定されているところでございます。今後もさらに分析を行い、活用を図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、八郷総合支所の吸収式冷温水機についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

八郷総合支所参事兼総務課長)八郷総合支所総務課から八郷総合支所の吸収式冷温水機についてご報告を申し上げます。
 現在、八郷総合支所にて設置・運転をしております、吸収式冷温水機でございますが、性能の一部がJIS規格を満たしていない製品であり、納品時のカタログ等の表示が不適切であったというようなことを、令和5年3月、製造元でございます、川重冷熱工業株式会社品質保証総括室の担当者が来庁し、説明を受けたところでございます。
 1994年、平成6年9月に旧八郷町役場に納品され、29年が経過していることから、製品の法的責任が最長20年であり、免責となるものの、市へのおわび金として20万円の支払いの提案をされたものでございます。
 続きまして、1の当市設置の吸収式冷温水機とJIS規格との比較でございます。吸収式冷温水機の比較は1986年に制定され、その中で冷房能力と成績係数、COPに関する基準が定められております。
 JIS規格の定める性能公差では、冷房能力は表示した定格能力の95パーセント以上、定格運転時のCOPは95パーセント以上でなければならないとされております。
 八郷総合支所において、現在も稼働中の製品の内容でございますが、型式がOLA−120Aを2台、当該機の実際の実力性能は、冷房能力が92パーセント、COPが96パーセントということで、冷房能力が3パーセント下回っているとのことでございます。
 次に、安全性についてでございますが、報告書からは、カタログ・仕様書についての表示は不適切でございますが、製造・出荷時において製品の検査・納入後の定期メンテナンス等を実施しているため、製品の安全性を確保しているとの報告でございました。
 また、当市といたしましても、設備管理業務委託や消耗品の交換等の計画修繕を行い、安定的な運転と安全管理を実施しているところでございます。
 次に、今回提案のございましたおわび金でございますが、1機につき10万円、2台ございますことから、20万円がおわび金として提案されたものでございます。
 川重冷熱工業株式会社からは、報告書内でございますが、2009年までにこの機種は全て販売を終了しており、9割以上が20年以上前に納入されており、経年機においては、法的責任は最長でも時効消滅は免責となると認識しているが、これまで長期間に使用していただいたお客様におわびの意を伝えるべく、おわび金の対象として、全ての稼働機としたということでございました。
 最後に4、今後の対応についてでございますが、当市の考え方といたしましては、仕様書と実際の製品性能の差がございましたが、使用において冷暖房設備として機能を果たしてきたこと、また、損害賠償権請求権が消滅していることなどから、おわび金を受け取る方向で進めてまいりたいと考えております。
 八郷総合支所総務課からは以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

鈴木副委員長)長年の使用で賠償、よかったですね。120Aじゃなくて150Aもあったと思うんですけども、こちらはどうなんでしょうか。

八郷総合支所参事兼総務課長)150Aについても同じ、ほぼ同じ出力でございます。

鈴木副委員長)八郷庁舎に150が入ってたと思うんですけど、そちらは能力値の誤記にはなかったのかということをお聞きしているんですけども。

八郷総合支所参事兼総務課長)失礼いたしました。
 総合支所に2台というのは、120Aと150Aの2台でございます。失礼いたしました。

鈴木副委員長)そうですよね。1号機が120で2号機が150なんですよ。つまり、120も150も誤表記でよろしいですね。その対象ということで。

八郷総合支所参事兼総務課長)いずれも対象機でございます。
 以上でございます。

鈴木副委員長)これどうしますか、訂正しますか。これ保守型番が違うんだと思うんですよね。保守やったことないときっとみんな知らないからそのままやっちゃったのかもしれないけど、1号機が120で2号機が150なんですよね。それで間違いないと思うんですけど。
 資料訂正するのか、どうするのか。まずいかなあと思うんですけど、別に構わないですけど。

八郷総合支所参事兼総務課長)失礼いたしました。
 資料の訂正を、差し替えをお願いしたいと思います。120Aと150Aでございます。恐れ入ります。

鈴木副委員長)1号機、2号機1台ずつ、120Aが10万円、150Aが10万円、製造月日は、納品日は同じでよろしいですね。

八郷総合支所参事兼総務課長)委員ご指摘のとおりでございます。

櫻井委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

櫻井委員長)再開いたします。
 それでは、八郷総合支所総務課におかれましては、資料の訂正を後ほどこちらのほうにアップしていただくよう、タブレットにお願いをしたいと思います。それでこれにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 ほかにご質問等はございませんか。

菱沼委員)実際ですね、今ご説明いただきまして、20万をおわび金ということでいただけるってことで、私としては29年がたっていて、今後の吸収式冷温水器っていう部分においては、どのようにされていくのか。更新しなくちゃいけないと思うんですけども、29年たってて耐用年数っていうのはどういうふうな状況になってるでしょうか。

八郷総合支所参事兼総務課長)吸収式冷温水器でございますが、耐用年数として製造会社のほうにちょっと確認はしたんですが、大体おおむね15年。それ以降に使用状況にもよるんですが、メンテナンス等、その冷温水器の中でも一応消耗部品であったり、そういったものが大体5年から8年ぐらいで消耗部品を変えなくちゃいけないということがありますので、それを順次現在行っている状況でございます。
 今後、個別施設計画の中でございますが、八郷総合支所庁舎の大規模改修等も控えてることもございますので、そこまでは現在の修繕を続けながら、何とか安全維持をしていきたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。

菱沼委員)そういう状況において、冷房関係なんかは特に夏場、非常に暑い状況の中で故障すると、やっぱり市民の方、また、職員の方も非常に大変だと思いますので、定期的な消耗部品の交換、また、大規模改修に向けてですね、スピーディーな対応をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。

櫻井委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、石岡市消防団消防ポンプ操法競技大会についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

消防本部総務課長)消防本部総務課からご説明申し上げます。石岡市消防団消防ポンプ操法競技大会についての資料をご覧ください。
 今回開催されます石岡市消防団消防ポンプ操法競技大会は、令和元年度以来4年ぶりの開催でございます。ポンプ操法競技大会につきましては、石岡市消防団員の強固な消防精神を養成し、厳正な規律と旺盛な士気の下に、消防ポンプ操法の熟練と敏速、確実な団体行動の徹底を図り、もって火災防ぎょの諸般の要求に適応させることを目的として実施するものでございます。
 開催日時及び場所につきましては、令和5年7月2日日曜日。石岡消防署柏原分署において、午前8時から受付、8時30分開会式、9時15分から競技開始の予定でございます。
 出場分団につきましては、ポンプ操法の部に7個分団、小型ポンプ操法の部に2個分団の出場となってございます。
 また、それぞれの部で優勝した分団は、10月15日につくば市で開催される県南北部地区ポンプ操法競技大会に出場することになってございます。
 石岡市議会議長をはじめ、議員の皆様方にご臨席賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 説明は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、本件については終結いたします。
 次に、その他の件といたしまして、何かご発言等はございませんか。

菱沼委員)その他の件ということで、私から石岡市における選挙の投票率アップに向けた取組状況についてお尋ねしたいと思います。
 まず最初に、近隣の投票率の推移についてお尋ねしたいと思います。

総務課長兼DX推進担当)お答えいたします。
 直近の投票率の推移でございますけれども、直近で令和5年の今回の市議会議員一般選挙におきましては、投票率52.67パーセントというような結果となってございます。それを前回と遡りますと……、そうですね、平成27年の同様の市議会議員一般選挙が平成27年、57.54パーセント。それから次に、平成31年ですかね、令和元年度ですけど、平成31年度の市議会議員一般選挙53.87パーセントというような投票率。それからもう一つ、令和2年度に市長選挙がございまして、そちらにつきましては49.27パーセントというような、単独選挙につきましてはそういった結果でございました。
 以上です。

菱沼委員)ありがとうございます。
 そうしますと、今回の石岡市議会一般選挙においては52.67パーセント、前回が53.87パーセントということで、やっぱり投票率が下がってるという状況でありますけども、そこで具体に投票率アップに向けた取組として、現状行ってる状況をお尋ねしたいと思います。

総務課長兼DX推進担当)お答えいたします。
 従来どおりの期日前投票のほかですね、期日前投票になお皆さん来ていただきたいような旨の周知を図ること、それから28年度から18歳の方々が投票できるようになりましたので、そういったところも踏まえまして、選挙啓発の部分に力を入れたいというふうに行ってまいりました。
 近年ではコロナウイルスの関係で、個々での説明会など、あるいは啓発の事業の出前講座など、なかなかできない状況でありますけれども、今後またさらに再開しまして、進めていきたいというふうに思っております。
 それから、あと郵便投票等の柔軟な対応ということで、より周知を啓発しまして、投票しやすい環境に努めていきたいというふうに思っております。

菱沼委員)ありがとうございます。
 次に、記号式投票の導入についてということで、投票に支援が必要な人に対する支援についてお伺いします。
 記号式投票は丸印をつけるだけで簡単に投票できることから、投票率向上の一助ともなり、高齢者や障害者など、いわば投票弱者にとってメリットの大きい投票方法であり、導入されている自治体があると伺っております。
 しかし公選法では、期日前投票や不在者投票などは自書式と定められており、このことから記号式投票を導入した神戸市長選挙では、投票方法が混雑し、事務負担の増加、有権者の混乱が起きた事例もございました。
 そこで、茨城県内の記号式投票の導入状況について、お伺いしたいということと、それから課題のほかに、導入が広がらない背景にはどのような課題があるのかお尋ねしたいと思います。
 また、記号式投票を促すため、この課題解決へ向け、公選法の改正など、県・国に働きかけてはどうかと思いますが、見解をお尋ねしたいと思います。

〔私語あり〕

菱沼委員)現状は難しいと思うので、ちょっとそれ調べていただいて後ほどご連絡いただきたいと思います。
 それから最後の質問になります。公職選挙法では代理投票制度があります。
病気やけが、そのほかの事情によって投票用紙に文字を記入することが困難な選挙人のための制度でございます。
 投票管理者に申請すると補助者2名が定められます。1名は選挙人の指示に従って投票用紙に記入し、もう1名はその指示どおりに記載されていることを確認し、投票を支援する制度でございます。その制度に伴いまして、口頭による申し出が困難な方への対応として、選挙支援カードがございますが、導入に向けた見解をお尋ねしたいと存じます。

総務課長兼DX推進担当)分かっている範囲でお答えしたいと思います。
 まず、障がいのある方等に対しましての投票所の対応ということで、現在でも代理投票補助者というのをつけまして、窓口に来られた方が投票をするのに文字を書くにはなかなか困難な方ですとか、あるいは投票するに当たって、いわゆるどの方を投票するかというところを確認しながら、選管の指名した事務職員が補助をしながら投票を導くものでございます。
 これまでも、毎回の選挙では数件ございまして、大体20名から30名くらいの方が代理投票制度を利用して投票なさっているということで、これをなかなか周知が行われていないところもあるかもしれませんので、県内の今の状況ですと、総務省からそういった障がいのある方に対する投票所の対応の一つとして、今言われたような投票支援カードの導入はどうかということで、さきの新聞報道などにもありましたけれども、投票所の円滑な進行投票ということで、鉾田市のほうで代理投票カードの導入をしているような状況を伺いました。今週に選挙でしたので、また、そちらはどういうような状況だったかということを確認してですね、我々もできないわけではありませんので、できることはこういったところで採用して、より投票しやすい環境にしていきたいと思います。投票者が投票所に来て困惑したりとか、あるいはちょっとなかなか混雑で行きづらいなんてことのないように気持ちよく、どんな方でも投票できるように進めていくような施策をしていきたいなと思いますので。
 以上でございます。

菱沼委員)ぜひともよろしくお願いします。
 選挙管理書記長として見解をお尋ねしたいと思います。

総務部長)お答え申し上げます。
 一般に当事者でない私どものような者には、なかなかその当事者の方々のお気持ちというのは、はかりかねると申しますか、気がつかない部分も多々あると思います。そのような意味で、そういった方々のご意見に耳を傾けながらですね、少しでも投票率アップに寄与できる施策に取り組んでまいりたいと考えてございます。

菱沼委員)ぜひとも選挙支援カードを導入していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、この際、所管事務に関する管外調査についてを議題といたします。
 本件につきましては、さきの委員会において決定しました管外調査について、お手元に配付したとおり、調査都市、調査案件、実施期日等について調整いたしました。
 この際、お諮りいたします。
 管外調査につきましては、お手元に配付いたしました委員派遣承認要求書案により、委員長において、石岡市議会委員会条例第32条に基づく委員派遣承認要求を行いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において、閉会中もなお継続して調査を行うため、石岡市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付いたしました案文に示す事件・事由について、閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で、本日の総務企画委員会を閉会いたします






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