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議会中継
  


令和5年度 総務企画委員会

 第4回委員会 (8月10日)
出席委員 櫻井茂委員長、鈴木康仁副委員長、菱沼和幸委員、池田正文委員、 谷田川泰委員、石橋保卓委員、飯村一夫委員、鈴木将史委員
市執行部 【市長公室】
 市長公室長(門脇孝)、市長公室次長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(今橋輝雄)、市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(井坂隆史)、秘書広聴課長(峯宜久)、秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長(太田貴之)
【総務部】
 総務部長(武石誠)、総務部次長兼DX推進担当(野口健市)、情報政策課長兼DX推進担当(山口哲史)
【消防本部】
 消防長(鈴木淳司)、消防次長(本部担当)(天野正道)、消防本部総務課長(雨貝義郎)、警防課長(鈴木広明)
議会事務局 庶務議事課主幹(宮崎元嗣)


櫻井委員長)ただいまから、総務企画委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の案件の審査に当たり、出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 初めに、所管事務の調査といたしまして、(仮称)石岡市合併20周年記念事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

秘書広聴課長)私からは、(仮称)石岡市合併20周年記念事業についてご説明させていただきます。
 お手元の資料03、市長公室説明資料の1ページ目をご覧いただければと思います。令和7年10月1日に、旧石岡市と旧八郷町の合併から20年目の節目の年を迎えることになります。この節目の年を迎えるに当たりまして、市民の皆さんと心を一つにして20周年を祝うとともに、ふるさと石岡市への愛着や誇りを醸成し、今後の石岡市の発展の契機となるよう事業を実施するものでございます。この事業の実施に当たりましては、市民の皆さんの機運醸成を効果的に図るため、事業内容の検討や準備等につきまして、今年度より着手してまいりたいと考えてございます。
 なお、本日ご説明させていただく内容につきましては、着手に当たり、現段階の内容となりますので、今後の具体的な内容等につきましては、検討を進めてまいりたいと考えてございます。
 初めに、1の基本方針でございます。
 一つ目としまして、石岡市が積み重ねてきた歴史を再確認し、石岡市への愛着や誇りをさらに深める機会とするとしてございます。
 二つ目としまして、市民の皆さんとともに石岡市の将来を展望し、さらなる発展の契機となる事業実施を図るとしてございます。
 次に、2の実施概要についてでございます。
 (1)の推進体制でございますが、併せて下段の参考、合併10周年記念事業、実施概要をご覧いただければと思います。平成27年度に行いました合併10周年記念事業のときと同様に、庁内の次長級職員で構成します、実行委員会を組織しまして、記念事業全体の調整をするとともに全事業の統括をするものでございます。各事業の実施主体はそれぞれの部署で行うことになりますが、20周年記念事業全体に共通すること、あるいは全事業の調整などにつきまして、実行委員会を通して決定していきたいと考えてございます。
 次に、(2)の実施事業でございますが、全体の事業計画等につきましては、最終的には実行委員会において決定していくこととなりますが、その基となる事業の構成につきましては、5つに分類してございます。
 @といたしまして、記念式典でございます。こちらにつきましては、毎年10月1日を石岡市民の日としてございますので、20周年を迎える令和7年10月1日を中心とした前後の休日などを想定しまして、記念式典の開催を想定するものでございます。
 Aといたしまして、記念事業でございます。こちらにつきましては、20周年を記念して各部で行う事業でございまして、例といたしましては、記念誌や市政要覧の発行等、20周年を迎えるにふさわしい事業を想定してございます。
 Bといたしまして、公募事業でございます。20周年を祝う機運の醸成と市民参加を促すために、事業へのアイデア等の募集を行うことを想定してございまして、具体的な内容につきましては、今後検討を行ってまいりたいと考えてございます。
 Cといたしまして、広報・啓発事業でございます。20周年を広く市内外にPRすることで、本市の認知度を高めることや市民の皆さんと心を一つにしてお祝いをすることへの、機運醸成を高めるための事業を想定してございまして、前回の10周年記念事業で行った事業なども選択肢の一つとして、例として挙げさせていただいてございますが、ロゴマークの作成、懸垂幕やのぼり旗の作成、新キャラクターの認定、映像制作、記念仕様の封筒の作成などが想定されるものでございます。
 Dとしまして、冠事業でございます。市または各種団体が実施する既存事業や新規事業におきまして、20周年を記念し、記念事業名の冠称を付して実施する事業でございまして、ともに盛り上げていただける事業を想定してございます。これらの実施事業でございますが、今回はあくまで合併10周年の際の事業をベースとして、例として挙げさせていただいたものでございます。
 今後実行委員会を通して、合併20周年という節目にふさわしく、本市の輝く未来を感じさせるような効果的な事業が行えるよう、全庁的な事業募集なども実施してまいりたいと考えてございます。
 次に、3のスケジュールについてでございます。市民の皆さんの機運醸成を効果的に図るため、広報・啓発事業につきましては、前回の10周年記念事業と比較しますと、1年前倒しで令和6年度より取り組んでいくとともに、記念事業、公募事業、冠事業などにつきましては、令和7年度当初より取り組むことができるよう、予算措置なども含め、計画的に進めてまいりたいと考えてございます。また、事業の全体調整などにつきましては、実行委員会を適時開催しまして、調整を行いながら令和7年度に20周年を迎えられるよう進めてまいります。
 最後に、事業名称についてでございますが、現時点では(仮称)石岡市合併20周年記念事業とさせていただいておりますが、事業名称などにつきましても、効果的な名称となるよう調整を図り、決定してまいりたいと考えてございます。
 説明は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、シティプロモーションの推進についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)私からは、シティプロモーションの推進に関しまして、今年度秘書広聴課わがまち発信室で取り組む予定をしております、市民記者試行事業についてご説明させていただきます。
 お手元の03、市長公室説明資料2ページ目をお開き願います。まず目的についてでございますが、市民記者は市民自身が記者となっていただき、市のブランドメッセージであります、「あなたの○○があるまち いしおか」の情報を多面的に切り取り、広報紙等で広く発信することで、市民参画型のシティプロモーションの推進を図り、市民による市の魅力の認知度向上につなげることを目的として実施いたします。
 次に記事内容でございますが、市に関するヒト・モノ・コトなどを、「あなたの○○があるまち いしおか」に当てはめまして、テーマや最終的な監修などはわがまち発信室にて行いますが、企画・進行などに関しましては、市民記者に依頼する予定をしており、公序良俗に反しない範囲で市民目線の多様な記事作成を想定しており、わがまち発信室におきましては、要望に応じた支援などを実施する予定でございます。
 次に対象者でございますが、市内在住・在勤・在学者を対象として、1年間を活動期間としまして募集していきたいと考えております。これら執筆などに関する謝礼等は想定しておりません。
 なお、選考に関しましては、地域、職業、年齢等のバランスなども考慮しまして、意欲的かつスキルなどが適任である方を選任したいと考えております。
 なお、本年度に関しましては、令和4年度より市民公募により委嘱しております、石岡市シティプロモーション推進懇談会の委員の方にお願いすることを予定しており、来年度以降につきましては、本年度の取組を検証しまして、効果的な情報発信を進めてまいります。
 次に、掲載媒体でございますが、本年12月1日号からの広報を中心に、各種SNSなど様々な広報媒体にて掲載を予定しております。
 最後に、活動の流れでございますが、まず取材活動といたしまして、取材先へのアポイントメントや取材、記事の執筆などを行っていただき、わがまち発信室では取材に同行するなど、必要に応じてサポートを行い、メールにて原稿を提出していただきます。提出していただきました記事につきまして、内容確認・校閲などを行いまして、広報紙やSNSへの掲載を行うという流れを見込んでおります。
 説明は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

石橋委員)市民記者の試行事業ということでありますけども、1年間を通じて活動をしていただくという内容かと思います。
 想定しているのは市民記者さんを毎年1名お願いをして、1年間活動をしていただくのか、複数名をお願いをして、交互に1年間を通じて活動していただくのか、どういった内容なのかお伺いをいたします。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 先ほどご質問いただきました人数に関してなんですが、差し当たり10名を予定しておりまして、2人1組で活動していただくことを想定してございます。
 以上でございます。

石橋委員)2人1組というと、その取材対象というか、そういう部分については2人で相談をした結果、取りまとめてもらうということ。で、10人で2人1組ということは5組ですよね。そうすると、大体記事掲載については年1回程度になるということでよろしいんですか。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 2人1組ですので、年2回程度、1人につき年2回程度を想定してございます。
 以上でございます。

石橋委員)1組について年2回、1人年2回。お伺いします。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 1組につき年2回程度を想定してございます。
 以上でございます。

石橋委員)試行ですから、やってみるのはよろしいのかなと思います。ただ、対象となる市民記者となる方々ですよね、その選考については、慎重に選定をお願いできればなと。特定の団体に偏った方とか公平性に欠けるような、そこは情報発信室のほうできっちりと精査はされるんだと思うんですけども、市報いしおかについては商業誌ではありませんので、市民の皆さん方にお知らせしたい内容、市民の皆様方が興味を持つ内容、そういった部分、本来であれば、市から積極的に市民の皆様方に周知をしなければならないような部分が本来の目的であるのかなというふうに私は感じてるわけですけども。そういったところから逸脱をしないような記事の内容といいますか、方向性というんですかね、そういう部分をきっちり留意をされながら、事業のほうを進めていっていただければなというふうに思います。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

鈴木副委員長)2人1組ということなんですけど、ペアリングはどうやって決めるんですか。もう組で応募されるのか、個人個人で応募されて中をこちら側の選定のほうでペアリングするのかをお聞きします。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 ペアリングに関してなんですが、今年プロモーション推進懇談会の方をちょっとお願いしようと思ってまして、そちらでどのような組み合わせがうまくいくのかというところも含めてちょっと検討させていただいて、来年度に関しましては、2人1組で応募されてきた場合には、そのペアでというのも考慮したいなと思ってございます。
 以上でございます。

鈴木副委員長)分かりました。
 あとお願いなんですけど、こうやって新規のものを上げるときに、例えばどっかの市のとか先進のものを参考にしてる場合、とてもこの市民記者イメージの、広報紙イメージでも分かるんですけど、できればそういうものも資料添付していただけると、より私たちも絵が浮かぶので、できればこの事業に関してだけじゃないんですけども、そういうものがあるときはそういうのを参考資料で付けていただけると助かりますので、よろしくお願いします。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

石橋委員)すいません。
 今年度については、シティプロモーション推進懇談会の委員の皆さんということで、現在の推進懇談会の委員構成というのは、どういった方々が委員になられてるのか、お伺いをいたします。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 本年度なんですが、18名いらっしゃいます。石岡市内の方もいらっしゃれば、市外の方、東京の方などもいらっしゃいます。
 年齢に関しましても結構幅広くて、20歳ぐらいから60歳ぐらいの方まで様々いらっしゃいます。
 以上でございます。

石橋委員)もうこの委員の皆さん方には、今回の試行事業についてはご理解をいただいて、ご協力をいただくことにはなってるということでよろしいですか。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 全員というわけではないのですが、協力していただけるっていう方が多数いらっしゃる状況でございます。
 以上でございます。

櫻井委員長)ほかに質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結をいたします。
 続きまして、地域おこし協力隊についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)私からは地域おこし協力隊につきまして、ご報告申し上げます。市長公室資料の3ページをご覧ください。
 初めに1、地域おこし協力隊についてでございます。地域おこし協力隊は、東京圏をはじめとする都市住民など、地域外の人材を地域社会の新たな担い手として受け入れ、地域力の維持・強化を図ることを目的として活動し、その地域への定住・定着を目指すものでございます。
 次に2、現隊員の活動分野でございます。現在、茅葺き民家の保全に係るコーディネート分野におきまして、1名の隊員が活動しております。○○○(個人名)さんでございますが、令和4年4月から活動しておりまして、昨年度は茅葺き民家の保全に向け、現状把握としまして茅葺き民家を訪問し、アンケート調査を行っております。また、今年度からは茅葺きの廃材を活用したイチゴ栽培を行うなど、茅葺きの保存・活用による地域振興に取り組んでおります。
 次に3、地域おこし協力隊員の募集及び選考についてでございます。令和5年度は茅葺き技術の習得と活用分野、茅葺き民家の保全分野、中心市街地の活性化分野、フリーミッション分野の4つの分野において隊員を募集いたしました。募集に対しまして4名の応募があり、面接による二次選考を実施しております。現在、面接の結果を踏まえ、最終的な選考を進めているところであり、8月末を目途に委嘱を行いたいと考えております。
 説明は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

谷田川委員)地域おこし協力隊なんですけども、現在行っている活動内容なんですが、今活動の内容の中をちょっと読ませていただきますと、茅葺きの廃材を活用したイチゴ栽培など、茅葺きの保存・活用による地域振興に取り組んでいるということなんですが、茅葺きの廃材を活用したというのは、具体的にはどういう廃材を利用して、どこで栽培をしてるのか分かれば教えていただきたいんですが。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)お答えいたします。
 こちらでございますが、辻のイチゴ農家さんの協力をいただきまして、茅葺きの廃材、通常であれば捨ててしまうものでございますが、それをイチゴの苗床と申しますか、栽培の肥料ですとか、そういったものに活用してイチゴの栽培を行っているところでございます。そういったものを活用することによりまして、いわゆる茅葺き材のリサイクルも可能となるということで、茅葺きの保存ですとか、そういったものにより役立つのではないかということで行ってるところでございます。
 以上でございます。

谷田川委員)今説明を聞くと、具体的に茅葺きの廃材、屋根の廃材だと思うんですが、それをどのようにして活用するという今説明があったんですけども、何となく分かりづらいというような、私は気がしてならないんですが。
 例えば、栽培の時期というのは、これは廃材を利用するということは一年中使えるわけではないと思いますんで、その辺の詳しい栽培の期間であるとか場所っていうのは分かりますか。
 私も1回ちょっと見てみたいと思いますんで、その具体的な内容と場所が分かれば、もう少し詳しく説明願いたいと思います。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)お答えいたします。
 そちらの場所でございますが、先ほども申しましたが、辻のイチゴ農家さんのハウスをお借りしまして、こちらの農家さんの指導を受けながら、栽培を行っております。
 今年度に入りましても、4月から栽培のほうを進めているところでございます。
 以上でございます。

谷田川委員)辻のイチゴ農家さんというのはあそこに何軒もあるんですけども、具体的な名前をちょっと……、今辻というふうに聞いたんで。○○○(個人名)さんですか。それでいいですか。

櫻井委員長)個人名は。それは直接聞いていただくということで……。

谷田川委員)個人名は出さないんだけども、ただ、こういう具体的にやってる事例がどこだということが分からないと、せっかく来てもらっても、その活動内容が周りの皆さんに広がらなければ、せっかく地域おこし協力隊っていうメンバーなんですんで、その辺のところ、もっと具体的に表しても私はいいんじゃないかなというふうに思ってます。
 どうですか。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)お答えいたします。
 委員のご指摘は当然のことと思いますので、また、地域おこし協力隊の部分のこういった活動につきましては、先ほども指摘のありましたとおり、広く周知をする必要もあるかと思っております。また、これまでもそういった活動に関して、SNSでの発信ですとか、市報等でも行ってきたところでございます。そういったことにつきましても行ってまいり……、こちらの活動に関しましても行うようにしていきたいと思います。
 また、こちらの具体的な場所等につきましては、後ほどちょっとお知らせさせていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

谷田川委員)そのとおりだと思います。せっかくその地域協力隊っていう人が一生懸命やってくれてる部分は分かるんですが、それが石岡市の皆さんがこういうことをやってるんだというふうな方法もなくて、ただやってるというだけで、行政とその人2人だけで活動をしてるという状況では、いつまでたっても地域おこし協力隊という人の存在価値が分からない。そして新しいことをやってくれてる人に対する市民の姿勢も向いていかないということもありますんで、できるだけ広範囲で、個人名は出しても私は差し支えないんじゃないかと思ってますんで、その辺も踏まえて、今後活動の基準としていただければと思いますんで、よろしくお願いします。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

菱沼委員)地域おこし協力隊員の募集及び選考についてお尋ねしたいと思います。
 今回ですね、4名の方が応募されてるということでありますけども、市としては1から4までの分野があるわけですけど、この4名っていうのは分野一人一人に応募されてるのか、お尋ねしたいと思います。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)お答えいたします。
 今回募集をいただいた4名の方でございますが、こちらの募集分野で申しますと、まず1番目の茅葺き技術の習得と活用分野、茅葺き隊員、こちらに1名でございます。続きまして、2番目の茅葺き民家の保全分野、NPO隊員、こちらに1名。そして、4番目のフリーミッション分野、自己提案隊員、こちらに2名の募集で計4名の募集となってございます。
 以上でございます……。大変申し訳ございません。
募集に関しましては、各分野に1名程度の募集ということで行いまして、実際に応募いただいたのは、先ほど申しましたとおり、茅葺き隊員に1名、NPO隊員に1名、自己提案隊員に2名の応募があったということでございます。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうございます。
 中心市街地の活性化分野はいなかったってことですけども、石岡市としてはこの分野もやっぱり重要な部分だと思ってるんですけど、応募がなかったんですけども、今後どのようにこの分野に関しては考えているのか、お尋ねしたいと思います。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)お答えいたします。
 こちらの中心市街地の活性化分野でございますが、こちらに関しましても、毎年度募集してるとこでございますが、実際に応募がないというのが実状でございます。
 ただ、こちらの部分に関しましても、非常に重要な分野と考えておりますので、こちらの募集の方法と申しますか、さらに詳細に、具体な分野に絞るなど、こちらの募集方法もちょっと工夫をいたしまして、今後も募集のほうは行いたいと考えております。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうございます。ひとつよろしくお願いしたいと思います。
 それで、先ほどメンバーを、最終的な選考を進めておりまして、8月末には決まった部分で出していきたいという話でしたけど、実際今回の部分においては何年を一つの目途として、令和5年度だけなのか令和6年度と2か年なのか、そこら辺のスケジュール的な部分をお尋ねしたいと思います。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)お答えいたします。
 こちらの地域おこし協力隊につきましては、基本的に3か年度が活動の期間となります。なので、今年度で3年ではございませんで、年度で区切る形になりますので、今回例えば令和5年度8月に委嘱して、9月から活動していただきますと、令和5年、6年、7年度末までの活動という形となります。
 以上でございます。

菱沼委員)そうしますと、先ほどの話ではこの分野、1、2、4ということでありましたけども、そうすると、人の指導といいますか、ひとつやっぱり協力隊の皆さんの指導はどのように行っていくのか、お尋ねしたいと思います。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)お答えいたします。
 こちらの協力隊員さんへの指導ですけども、特に1番目の茅葺き隊員につきましては、こちらは具体的には産業文化事業団のほうで行ってる茅葺き事業ということになりますので、そちらのほうと協力を行いながらという形となります。
 また、2番目のNPO隊員さんの部分に関しましても、こちら民間の団体のほうでNPOを立ち上げるというお話もございまして、そちらと協力をしてとの形となります。
 4番目の、特に自己提案隊員に関しましては、こちらも文字どおり自己提案ということで、隊員さん自ら活動していただく形になりますので、特にこちらの方に対する私どもの指導と申しますか、支援、こちらのほうが重要になると考えております。
 現在も隊員さんにつきましては、毎月ご報告をいただいたり、都度ご相談をしたり、ご相談を受けながら対応してるところでございますが、こちらの部分がやはり重要になってくるかと思いますので、より積極的にそういったものを行っていきたいと考えております。
 以上でございます。

菱沼委員)ぜひとも地域おこし協力隊のさらなる充実ができるように、担当課としてしっかりと対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

鈴木副委員長)すみません、お聞きします。
 現在活動されてる○○○(個人名)さんは何の隊員になるんでしょうか。確認です。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)お答えいたします。
 ○○○(個人名)さんでございますが、こちらの資料にもございますとおり、分野としましてはこちらにある茅葺き民家の保全に係るコーディネート分野ということになります。こちらの分野に関しましては、毎年度募集してる内容が変わってきますので、今年、令和5年度募集を行った内容がそのまま、例えば以前に行った内容かというと、そこは毎年度変わってくる部分となります。
 ということですので、この資料にもありますとおり、分野としましては茅葺き民家の保全に係るコーディネート分野となります。
 以上でございます。

鈴木副委員長)分野はここなんでしょうけども、活動内容が多分違うんですよね。そうなってくると、括弧隊員が命名付いてる中で、この○○○(個人名)さんを募集したときの隊員は何隊員って呼べばいいんですかね。ちょっとそこを確認したくて、分かればお願いします。
 それとも今回から隊員っていう言葉を入れてるのか。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)お答えいたします。
 ちょっとすいません。手元に資料がないので、はっきりしたことではないんですけども、こちらの今回みたいに茅葺き隊員ですとか、NPO隊員という形で命名を付けたのは令和5年度からだと考えております。
 以上でございます。

鈴木副委員長)ちょっとそれを聞きたかったのは、茅葺き民家の保全分野が上にかぶってるので、係るコーディネートなんだけど、結局活動内容を見たときに、どこが目的というかあれなのかなということがちょっと分かりづらかったので。
 ○○○(個人名)さんに関してはリサイクルを含めた廃材を使って、イチゴ栽培を確立していくことが一つの目的になるわけですかね。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)ご答弁申し上げます。
 ○○○(個人名)さんにつきましては、先ほども資料のご説明の際にも申し上げましたが、昨年度につきましては、茅葺き民家の現状把握、そういったものを目的としまして、茅葺き民家のご訪問ですとか、アンケート調査を行ったところでございます。それを受けまして、今年度に関しましては、その茅葺きの廃材、こちらを活用することが最終的には茅葺き民家の保存・活用になるんではないかということで、そちらを活用したイチゴ栽培を行っているというような形となってございます。
 なので、目的としましては茅葺き民家の保全というところを最終的な目的としているところでございます。
 以上でございます。

鈴木副委員長)この地域おこし協力隊自体は国の施策みたいなところもあるんですけども、本当に隊員さんの活動内容によって、募集当時の分野は分かるんですけども、すごく差があったり、それの募集をかけてるのは市なので、市としてちゃんと管理できたり、把握したり、また時には手助けしながら指導できているのかなっていうのが、私ずっと地域おこし協力隊については疑問に思っていまして、分野は何となくイメージで分かるんですけども、そういうバックアップをちゃんとできているのか。そして、市としてちゃんと1年間でここまでできないと、一応総括的に見ると達成できなかったなとか、そういうものを部内で目標とかを立てているのか、それをお聞きしたいと思います。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)お答えいたします。
 まず、活動に対するバックアップですとか、そういった確認等の部分でございますが、こちらにつきましては、まず基本的には毎月ご本人さんと面会をいたしまして、その活動状況の報告をいただいたりということで確認をしてございます。
 また、都度の部分でさらに面接をしたり各年事業の内容を確認したりということで行っております。その上で必要な、さらに支援だったりそういったものについて対応してるところがございます。その上での実際の成果の部分というところでございますが、こちらに関しては、例えば具体的な活動内容につきまして、数値目標を設けてるところではございません。
 ただ、実際の活動をどういった、最終的に成果があったかというのは、当然確認はしているところではございます。
 なかなか先ほど申しましたように、数値目標を設定してるわけではございませんので、それが目的に達したのかどうかっていうところは判断が難しいという部分もございますが、それぞれの隊員でこれまで携わっていただきました隊員さんにつきましては、いろいろな成果を残していただいてるとこもありますので、そういった部分である程度の、ある一定程度の成果としては、残ったものと考えてございます。
 以上でございます。
 
鈴木副委員長)先ほどもあったように3年任期なんですよね。もう地域おこし協力隊が始まって何ターンかしてて、多分最初が武蔵野美術大学か何かでしたっけ。女の子とか、いろいろアート関係でやったと思うんですけども、地域おこし協力隊の目的の一つに石岡に住み着いていただいたり、ここで暮らしてってもらうっていう目的もありますので、どうしても今活動内容を見ると、なかなか残ってこの町で暮らしていって、その期間で習得したものやそれを活用して生活できてるかっていうと、私は疑問だと思っていて、しっかりと……、今回4項目ですけども、その項目の選定からもうちょっと現実的に深く考えて、この4項目を立ち上げるのがほぼ僕は7割、事業が決まる場所だと思ってますので、自分たちができないとかあまり詳しくないことを安易に……、イメージ的にはこれいいですけど、上げることが全てじゃないと思いますので、また今後募集をかけるときは、その辺を含めてしっかり……、これ民間団体を活用しても全然いいと思うんですけども、しっかり分野分け、そして将来的にはこの町で暮らしていけるような、当然収入も得なくちゃならないので、そういったものも考えた構成にしていただければなと思います。これはお願いなので、よろしくお願いします。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問……。

市長公室長)お答え申し上げます。
 これまで、令和4年度までなんですけども、9名の方が卒業してございまして、うち6名の方が石岡に在住していただいてございます。それ以外の方につきましても、2地域居住とかそういった形で本市との関わり合いを維持していただいてはございますけども、まず大きな目的といたしましては、議員おっしゃるとおり市内の定住・定着であるかと思います。そういった面では9人のうち6人ってことで、一定の成果が出てるのかなと思ってございます。また、それぞれの経験とか職歴を生かしたイベント、それから冊子とかそういったものも発行させていただいて、それぞれの活動についても一定の成果があるかなと思っておりますけども。
 ご指摘の点を踏まえまして、また今後、来年度に向けましても、そういった分野をしっかりさせていただいて、今後収入を得られて、市内定住していただけるような、そういった分野をよく皆で検討してまいりたいと思っております。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

石橋委員)すいません。
 そもそもの部分で基本的なことをお伺いしたいんですけど、この地域おこし協力隊という制度自体、今後も継続して実施がされるということなのかどうか、まずお伺いをいたします。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)お答えいたします。
 こちらにつきましては、国の財政措置を受けての制度でございますので、こちらが続く限りは私どもとしても継続をしていきたいと考えてございます。
 以上でございます。

石橋委員)国のほうからの財政措置というお話がありましたけども、この制度に対してかかる経費、それの裏付けとなる財源についてはどのようになっているのか、お伺いをいたします。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)ご答弁申し上げます。
 こちらでございますが、財政措置としましては特別交付税のほうでの財政措置となってございます。その上で、例えば募集等に要する経費ですと、自治体当たり200万円程度。また、その他の報償費でございます。こちらでございますが、一人当たり年間240万円。月額20万円。また、活動経費ということで、こちらに関しましても一人当たり200万円。そういったものが措置されるものでございます。
 以上でございます。

石橋委員)国の動向に左右される部分も大きいということだとは思うんですけども、そうは言いながらも、市のほうからの持ち出しも、これも多少はあるということかと思います。
 私がちょっと感じるのは費用対効果の面で考えてみますと、あまり地域おこし協力隊の普段の活動といいますか、そういうものがあまり市民の皆さん方に深く浸透していない部分があるのかなと。
 隊員期間が終わった後、お伺いしようと思ったんだけれども、ご答弁がありましたけども、市内への定着率とかそういう部分、もうちょっと高い定着率、人数があるのかなとは思ったんですけども、意外なほどであったというのが感想です。そういう意味では、募集、選考においての分野も大事なのかもしれませんけども、国が想定していた地域おこし協力隊、本当にこの活字どおりに、地域おこしに寄与してる制度なのかどうかっていうのをもう一度、今一度立ち止まって考える時期に来てるのではないかなと。
 そういったところ、ちょっとハードルを高く上げてしまうかもしれませんけども、制度そのものをもうちょっと活用するのには、そういったところの精査が必要なのかなというふうに感じるんですけども、お考えをお伺いをいたします。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)お答えいたします。
 まず、市民の皆様へのこういった地域おこし協力隊の周知というか、そういった周知のほうが低いんではないかという部分でございますが、こちらの部分が確かに委員おっしゃるとおり、まだまだ低い部分はあるかと思います。
 こちらの地域おこし協力隊につきましては、活動報告会など開催するかSNSとかユーチューブで発信してる部分もございますが、そういった部分をさらに強化した上で、周知をして行っていく必要があるとは考えてございます。
 また、先ほど実際に隊員を卒業した後の残っている部分の方の実数としては少ないんではないかというお話でございましたが、こちら先ほど申しました卒業した隊員9名のうち6名の方が市内に残っていただいて、かつ今もお住まいになっている状況でございます。
 で、残っていらっしゃらないうちの2名につきましては、今他の自治体との2拠点生活でお住まいになっているほか、もう1名の方につきましては、ちょっと家庭のご事情もございまして、隊員期間3年を満たずに1年で戻られたということもございます。そういった事情もあるというところでございます。
 こちらの残っていただくという部分に関しましても、委員おっしゃるとおり、こちらに関しては重視をしなければならないというところは感じております。
 先ほど算出、実施しました面接の要件としましても、今後市内に残ってお住まいになる意思はありますかっていうところも確認しているところではございますが、そういった部分もさらに今後も確認をして、重視した上で選考等も行ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。

石橋委員)そこら辺、定住に関してはなかなか難しい部分もあるかなと思います。強制的に定住させるわけにもいきませんし、定住するに当たってはやはり定住される方、隊員の方々がやっぱり石岡市に対して魅力を感じないと定住しようという気持ちにもならないのかなというふうに思います。
 私が感じるところ、先ほどの説明の中で国の交付税の算定基準に入ってくるというお話でありましたけども、全額市費で賄う制度であれば、逆に皆さん方もそうそうは、簡単にですね、何て言うんですかね……。選考であったり分野であったりっていうふうなお話にはならないのかなと思うんですよ。
 そういうところ、財源がどこであろうが、やはりもうちょっと行政側としても、真剣にやってらっしゃるのは重々理解はしてますけども、もうちょっと制度の利活用という面では、別な方策があってもよろしいのではないかなというふうに思っております。
 これはあくまでも意見ですので、ご答弁は結構です。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

飯村委員)地域おこし協力隊ということで、事業をやられてるわけでございますが、この茅葺き民家の保全、これに対して今どのくらいまでやって、どのくらいまでこれからやろうとするっていうか、軒数辺りは確認されているのか、ちょっと分かれば教えていただきたいと。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当)お答えいたします。
 今年度募集を行っております、まず1の茅葺き隊員でございますが、具体的には、こちらにつきましては産業文化事業団のほうで行っている茅葺きの修繕、そういったものに参加をしていただいて、技術習得を行っていただくというところで考えてございます。
 2番目のNPO隊員につきましては、こちらの茅葺屋根を中心とした里山景観の保全等の活動を目的としたNPO法人、こちらを民間の方が立ち上げるということを予定しておりまして、そちらに参加をしまして、こういった活動を行っていくというところをまず進めます。そういったところを活動する、予定しているところでございますが、現状、先ほど委員からご指摘、ご質問がございました、茅葺きの民家が今何軒残っていて、それのうち何軒を今補修をかけてるかというのは、申し訳ございません。こちらのほうは私どもちょっと手元に資料ございませんので、今すぐにはちょっとお答えができないところがございます。ただ、そういった市内、確か……。すみません、申し上げますが、40軒程度ということでお話をお伺いしたことがございますが、そういった修繕の一員としてこういった隊員の方々が携わっていただくという形になるものと想定してございます。
 以上でございます。

飯村委員)この茅葺きの保全に対しては材料等の収集、これについては大変だと思いますが、事業を見ながら協力隊の確保に向けて進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結をいたします。
 続きまして、自治体情報システムの標準化・共通化についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

情報政策課長兼DX推進担当)情報政策課からは、自治体情報システムの標準化・共通化についてご説明させていただきたいと考えております。
 本日の資料04、自治体情報システムの標準化・共通化についてをご覧願います。表紙の次ページをご覧願います。本日ご説明をさせていただきます目次を掲載しております。1の背景から7のまとめまでを、順に追ってご説明させていただきたいと思います。
 それでは早速、資料1ページをご覧願います。まず、本取組の背景でございます。本取組は地方公共団体情報システムの標準化に関する法律、令和3年法律第40号第5条に基づき、標準化の推進に関する基本的な事項について、地方公共団体情報システム標準化基本方針が定められ、令和7年度末までにガバメントクラウドを活用した標準準拠システムへの移行を目標とされている取組でございます。現在、様々な自治体において、情報システムを抱え各々導入し業務を遂行しております。しかし、同様の業務を行っているのにもかかわらず、自治体間においてシステムの質や効率、セキュリティー対策に差が出てきており、課題も多く存在しております。
 下の図は、一般的な自治体のシステム構成図を図示化したものとなっております。各自治体でシステムを調達、構成、設置し、管理運営をしているのが現在の主流となってございます。
 次に、資料2ページをご覧願います。本取組の目的でございます。先ほどご説明させていただきましたとおり、各自治体において同様の業務を行っているのにもかかわらず、自治体間格差が発生しております。このため、国が主導的にシステムの仕様やデータ形式を統一化することにより、人的・財政的な負担の軽減を図ったり、住民に向けたサービスに注力できるようにする、オンライン申請等の業務効率化と利便性向上を目指すことを目的とし、令和7年度末までの標準準拠システムへの移行を目指しております。
 次に、資料3ページをご覧願います。本取組の国の示すスケジュールとなっております。上段がデジタル庁で進められているガバメントクラウド整備のスケジュール、中段がデジタル庁で提供を開始しているガバメントクラウドのスケジュール、下段が地方自治体に求められていくガバメントクラウド移行までのスケジュール、以上が大まかなスケジュールを示しており、令和7年度末までに移行完了することを目標に掲げられております。
 次に、資料4ページをご覧願います。本取組でよく使われている用語の説明をさせていただきます。まず、先ほどから使われておりますガバメントクラウドとは、政府が主導するクラウドコンピューティングの活用推進事業を言います。今までは、自治体ごとに管理していたデータを共通の場所で管理し、効率的かつ安全に運用することを目指しております。
 下の図において、左側が現在の一般的なシステム構成図となっておりまして、今後は右側のガバメントクラウドでデータやアプリなどを管理、運用し、各自治体はオンラインで利用する構成図となります。
 次に、資料5ページをご覧願います。標準準拠システムについてご説明いたします。標準準拠システムとは、標準化された基準に従って作られたシステムをいいます。自治体のシステムについては、法律により標準化されたシステムにするように求められております。標準化するためには、事務運用の見直しや連携要件への作業検証、本システムと連携するそれ以外のシステムの機能検証なども必要となってまいります。
 次に、資料6ページをご覧願います。当市のシステムについて、現在利用している住民情報系システムの説明をさせていただきます。当市では既に県内8自治体で連携し、システムの共同利用を開始しております。今後は、この8自治体においても同様に標準準拠システムへの移行することになります。
 次に、資料7ページをご覧願います。現在、当市が利用している住民情報系システム、基幹系20業務の説明となります。1児童手当から17国民年金までが茨城計算センター、18戸籍の附票、19戸籍が富士フィルム、20生活保護は北日本コンピューターサービスの計3社によるシステムを利用しております。うち1から17につきましては、先ほど資料9ページでご説明いたしましたとおり、共同利用を既に開始しております。
 次に、資料8ページをご覧願います。当市の現行の構成図を示した図となっております。左側が当市役所内部で管理しているシステムで、右側のピンク部分については既にクラウド化されたシステムとなっております。この中で基幹系20業務のうち、ほとんどのシステムは右側上段で管理しております。逆に、左側の緑部分の戸籍関連と生活保護については、まだクラウド化は実施されておりません。
 次に、資料9ページをご覧願います。ガバメントクラウド移行後の構成図を示した図となっております。先ほどと同様に左側、当市役所内部で管理してるシステムです。右側については、茨城計算センターにおいて管理していたデータのほとんどが、全てガバメントクラウドへ移行する構成となっております。今後は茨城計算センターを経由して、オンラインで利用するシステムが主流となってまいります。
 次に、資料10ページをご覧願います。ガバメントクラウド早期移行団体検証事業についてご説明させていただきます。現在デジタル庁では、ガバメントクラウドへの移行を早期に実施し、システム運用の課題検証を行う自治体を公募しております。本取組を行う場合、国による手厚い財源支援を受け取ることができるため、当市においても、早期着手を目指しております。
 次に、資料11ページをご覧願います。こちらが今回ご説明させていただきました内容のまとめとなります。
 一つ目に、自治体情報システムの標準化・共通化は重要な取組であり、令和7年度末までに円滑な移行を進めることが重要となってまいります。
 二つ目に、標準化・共通化の効果をより発揮するためには、J−LISとの連携以外にも、他自治体との連携が今まで以上に重要となってまいります。
 三つ目に、早期移行検証事業につきましては、財源面や手厚い支援を受けられることがあることから、取り組む価値があるかと考えております。
 以上が今回の説明のまとめとなります。
 次のページの資料12ページにつきましては、こちらの参考1としまして、早期移行に取り組んだ自治体の一覧表となっております。
 以上が自治体情報システムの標準化・共通化についての説明となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等ございませんか。よろしいですかね。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

櫻井委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 続きまして、消防団施設整備事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

消防本部総務課長)消防本部総務課からは、石岡市消防団施設整備事業についてご説明させていただきます。
 本年度事業計画において進めております、小桜地区の石岡市消防団第25・26分団詰所兼車庫の建設事業の進捗につきましてご説明いたします。お手元の資料05、消防本部総務課資料をご覧ください。
 建設場所につきましては、石岡市立小桜小学校敷地南東側にする公有地でございます。
 建物概要につきましては、鉄骨造2階建て、建築面積88.61平方メートル、延べ面積168.84平方メートル、1階部分につきましては、消防車両2台が駐車できる車庫及び消防用ホース、防火衣等が収納できる仕様とし、2階部分につきましては、各消防団員の待機室であり、間仕切りにより2部屋に仕切れる畳敷きの使用となります。屋外にはホース乾燥塔を設置し、駐車場につきましては、消防団員が集結するに当たり、十分なスペースを確保してございます。6月29日の入札を経まして、受注者は興民建設株式会社に決定し、7月11日に請負代金額、税込5,984万円で契約を締結したところでございます。
 今後のスケジュールにつきましては、資料の3、表のとおりでありまして、令和5年12月中に建設工事完了を予定しております。また、当該分団、小桜地区住民をはじめ、小桜小学校関係者、関係部局との連絡調整を密にし、都度丁寧に説明を行い、理解を得ながら事業を進めてまいります。
 消防団施設整備事業についての説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

菱沼委員)ご説明ありがとうございます。
 先日、消防団の23・24分団も林地区ですかね、消防団の詰所の開所式に私も参加させていただきました。現状としては、あの状況と同じような感じでしょうか。お尋ねしたいと思います。

消防本部総務課長)委員のおっしゃるとおりでございますが、今回仕様に一部変更がございます。変わった部分としましては、階段が屋外から屋内階段の仕様に変更しました。また、トイレを1階と2階に設置をしまして、ひさし部分、こちらをバルコニーとした3点、こちらが変更となってございます。
 以上でございます。

菱沼委員)今回変更された理由っていうのは、どのような理由から変更されたのか、お尋ねしたいと思います。

消防本部総務課長)階段の変更につきましては、団員が上階に上がったときの危険度というか、視察の際の手すりについてのご指摘、アドバイスを受けたこと、また、トイレにつきましても、外側からのドアの開放ができるようにしまして、イベント等があった際にも一般の方が利用できるように考えました。
 また、ひさしの変更につきましては、バルコニーとしましてエアコンの屋外機、こちらをバルコニーのところに設置できるようなことを考え、このような形といたしました。
 以上でございます。

菱沼委員)そうしますと、詰所の一つの開所式、この前は林でやりましたけど、今回も小桜地区で行っていくのか、お尋ねしたいと思います。

消防本部総務課長)ご答弁申し上げます。
 開所式につきましても、同じような形で実施することを計画してございます。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうございます。
 最終的に地域住民の方のご理解をいただき、一日も早くですね、詰所が開所できるってことが一番大事なことだと思いますので、しっかりとその地域の方々と連携を密にしながら対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

鈴木副委員長)階段の変更箇所とトイレ、私気になってたんですけども、階段の変更箇所、その視察の際にご指摘っていうこともあったんですけども、あれ5月なので、それから変更になったのかなというのはちょっと疑問です。
 あとトイレの1階から、外側から入れるという点は大変改善点としてはすごいよろしいんじゃないかと思うんですけども、1個から2個に増えた理由っていうのがいまいちぴんときてなくて、こないだ見させていただいた林地区のところは1階部に一つ、今回2階のところにもですね、トイレと手洗いが増えたという根拠について教えていただきたいのと、今後はやっぱり建築を進めていくに当たり、いろんな分団が今からも変えていくと思うんですね。その基本仕様っていうものの中には、必ず水回りの個数っていうのはベースとして出てくると思うんですけども、今後2個でいくのか1個でいくのか、その辺についても教えていただきたいと思います。

消防本部総務課長)ご答弁申し上げます。
 トイレを一つから二つに変更した点につきましては、利便性を考慮し二つにしました。また、今後建設をしていく詰所につきましては、二つにしていくか一つにしていくか、ここは検討をしていきたいと考えてございます。

鈴木副委員長)やっぱり、私は消防団を正直やってないんですけども、各分団、人数も違うしあれもあるんでしょうけれども、なるべく同じような消防倉庫についても2台止められるようなものが標準だと思いますし、やはりその差がないというか、共通仕様というのが必要だと思うんですよね。
 これ、設計を出す段階で必ずトイレの数とか、乗数とか平米数っていうのはあるわけなので、ここは消防署としてきっちり、消防小屋は何造りのどの平米で、和室仕様で、水回りは1階部にトイレ1個、2階部にトイレ1個、それに伴う流しが一つとか、そういう基本仕様の数だけはきっちり統一していかないと、言い方悪いですけど、あそこの地区は誰かが強いから増えたんだっぺとか、そういう変な考えも出てきてしまいますし、まして今回同じ時期、同じ年度に二つできてしまうので、やっぱり比べるなりそういうのがあると思うので、ここは今後慎重にしていかないといけないと思いますよね。
 本当に基本設計がしっかりしてないと……、設計士さんが云々じゃないんです。発注する段階でベースとなるものをしっかりしていかないと、僕林地区の開所式を見たときにも換気扇の位置がかなり異例な位置についていたので、あれも車庫の、ちょっと要望の変更で多分できた、あそこにしか付かなくなっちゃったのかなと思ってますので。基本は換気口も何個とか、そこら辺も事前に……、今回も設計士さんが入ってますので、その辺と打ち合わせしながらベースを作らないと、標準設計の個数を作らないと、結構仕様……、設計士さんって金額だけじゃなくて自分のカラーを出したがる職種なんですけども、僕は消防小屋にはそういうものは求めてないと思うので、しっかりとそれは消防署のほうで把握していかないといけないと思いますので、今後はよろしくお願いいたします。
 トイレに関しても一番お金が掛かるところですから、水回りっていうのは。お願いいたします。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

飯村委員)今回、小桜地区ということで新設されるわけですが、道路沿いということで立地条件はいいかなと思うんですが、前回23・24分団で開所式をやられたわけですが、このときには非常に雨が降ってまして、その雨に対して水たまり、これができるのは当然なんですが、しかしながら状況的に、設計の段階でこういう勾配ですか、水勾配、今度小桜も造るわけですが、その場合にどのくらい高くなって、どのくらい水勾配があるかっていうのは認識されてるんですかね。
 その辺のとこちょっとお聞きしたいと。

消防本部総務課長)ご答弁いたします。
 水勾配につきましては、現在手元に資料がございませんが、業者のほうとも打ち合わせをしまして、水たまりができないように、四方に水のほうが流れるような仕様と計画してございます。
 以上でございます。

飯村委員)小桜を新しく造るわけでございますので、その辺のとこは改善できるとこであるかと思いますが、ただ、23・24分団の開所式に当たって、地域の区長会長さんのほうから、水がたまるというようなお話がありましたんで、消防長としてもちょっと考えていただいて、どのように対処するか、お考えをいただきたいと思います。
 また、8メーター、30メーターの敷地があるわけですよ。その中に全面的に、林の開所式にはちょっと水がたまってたわけなんですが、その辺のとこはこれからの対策ということでしていただければ結構ですんで、また、この小桜については、道路沿いに乗り入れ可能だというような条件でございますが、林小学校から入っていくというような形になって、狭隘道路、これ認識されていたはずだと思いますが、この狭隘道路について、消防署としては拡幅要望を出されているか、ちょっとお聞きしたいと思います。

消防長)お答え申し上げます。
 ただいま飯村委員からございました、まず23・24分団の林詰所の敷地の水たまり問題ではございますが、こちらについては再度確認をさせていただいて、今後また対応させていただければと思っております。
 また、道路狭隘につきましては、こちらについては道路建設課との道路狭隘部分について、共有はさせていただいたところでございます。
 以上でございます。

飯村委員)小桜地区では問題ないかと思いますが、現在、使用されている林地区の分所については、今狭隘道路というような認識を持たれているかと思いますが、狭隘道路につきまして小学校の通学路でありますんで、道路の拡幅を認識を持って、建設課と協議の上進めていただきたいと。
 また、地権者等については、協力していただけるようなお話もいただいてますんで、これを認識して、消防署のほうでも建設課のほうでも対応していただきたいなと。通学道路で緊急車両が出る場合に、子供たちが歩いている場合に非常に危険ですので、その辺のとこはひとつお願いしたい。
 それに関連して一つ柿岡消防署の裏のとおりですか、これも狭隘道路なので、これから消防署の改修工事等をやられるかなと思いますが、これについても消防署が健在するということであれば、周りの道路環境は整備しておかなければならないのかなと思いますが、その辺のとこは消防長としてどのようにお考えなのか、お伺いしたいと思います。

消防長)お答え申し上げます。
 ただいま委員からございました、八郷消防署の今後の整備というようなところでございますが、昨年用地の購入をいたしまして、今後庁舎の大規模改修に向けて今取り組んでいる最中ではございますが、また、その裏の道路につきましては、委員ご指摘のやはりスクールゾーンを小学生が通う道路でございますので、その辺についてはしっかりと道路建設課と協議をいたしまして、道路拡幅、もちろんその消防署の用地も含めて、調整のほうをさせていただければと思っております。
 以上でございます。

飯村委員)全体的に消防署は緊急車両が出動するというような場所にあるわけですので、消防署の周りは拡幅されて、そしてまた緊急車両がいつでも通れるというような状況にするのは、一番よろしい環境かなと思います。ましてや、消防署の上へ上がっていけば、保育所、子供たちがいるわけでございますので、その辺とこは考慮していただいて、ましてや消防署の裏を通るところは今開発がかかるというようなお話も聞いてますんで、この辺のところは開発と絡めて、消防署のほうでも何とか拡幅できるように考えていただきたいなと思います。
 以上です。ひとつよろしくお願いします。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

鈴木副委員長)すいません。確認なんですけど、ちょっと色が違うピンクの正方形の土地、敷地面積のほうの図でいうとグレーの土地っていうのは、これ、どういう意味なんですかね。紫のところのちょっと違いが分からない。

消防本部総務課長)ご答弁いたします。
 この薄紫の部分、こちらが530.46平米でございまして、この旗竿型の土地の部分をアスファルト舗装といたします。
 また、図面の右側のグレーで表示されている部分は、こちらは砂利敷きとしまして、消防団員さんの駐車場と計画してございます。
 以上でございます。

鈴木副委員長)とても理解できました。
 それであれば先ほど雨の問題が出てましたけど、浸透的にもきっと勾配も取りやすいのかなと。林地区みたいなときはですね、やっぱり雨水桝を浸透で1個つけるとか、あとは舗装を思い切って浸透式にするとか、そういったのも設計士さんと検討するのもよろしいんじゃないかと思います。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結をいたします。
 続きまして、第51回全国消防救助技術大会出場についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

警防課長)私からは、石岡市消防本部救助隊の第51回全国消防救助技術大会出場についてご報告申し上げます。
 お手元の06消防本部警防課資料をご覧ください。本件につきまして、去る7月21日木曜日、栃木県で開催されました第51回消防救助技術関東地区指導会におきまして、当市消防本部救助隊が優秀賞を受賞し、全国大会への出場が決定しましたので、資料に沿ってご説明をさせていただきます。
 1の第51回全国消防救助技術大会について申し上げます。全国消防救助技術大会につきましては、消防救助隊員の育成をはじめ、技術の高さはもとより、力強さや優しさを広く市民にアピールするとともに、市民の消防に寄せる期待に強く応える場として、1972年の第1回から毎年開催され、今年で51回目を迎える消防救助技術の最高峰に位置付けられる大会でございます。
 今年度、第51回全国消防救助技術大会の開催日時及び場所でございますが、令和5年8月25日金曜日、午前9時から北海道札幌市消防学校で開催されるところでございます。
 次に、本大会出場の条件でございますが、令和5年4月1日現在、全国722の消防本部に約1,500隊の救助隊が配置されており、約2万4,000名の隊員から構成されてございます。その中から本大会に出場するためには、各都道府県大会を上位で勝ち抜き、北海道地区から九州地区を9つのブロックに分けて優秀な成績を収めたチーム、約700名のみが出場できるものとなってございます。
 2の出場チームについてでございますが、当市から全国大会への出場が決定したチームにつきましては、石岡消防署ロープブリッジ救出チームでございます。
 次に、3の競技種目内容でございますが、代表となりました種目のロープブリッジ救出訓練は、救助者である3名の隊員に、要救助者役の隊員1名の計4名で実施され、対面のビルや川の対岸に要救助者が取り残された想定で行われる訓練でございます。救助者である2名の隊員が対岸に取り残された要救助者を救出に向かい、迅速・的確な活動の下、要救助者を安全な場所に救出し、対岸から脱出するまでの安全性と所要時間を評価するものでございます。
 次のページ、4の全国大会出場に至るまでの経過についてご説明申し上げます。4月10日月曜日から、約2か月にわたる救助基礎訓練及び強化訓練によりまして、身体的、技術的向上に取り組んでまいりました。6月17日、筑西広域市町村圏事務組合消防本部で開催されました、第50回茨城県消防救助技術大会では、石岡消防署ロープブリッジ救出チーム並びに同消防署引揚救助チームがともに第2位となり、茨城県代表として上位大会である関東地区指導会への出場権を獲得いたしました。その後、約1か月間の強化訓練を実施し、7月27日木曜日に栃木県消防学校で開催されました、第51回消防救助技術関東地区指導会におきまして、ロープブリッジ救出チームが、優秀賞を受賞し、全国大会への出場権を獲得したところでございます。関東地区代表となりましたロープブリッジ救出チームにつきましては、本大会出場に向け、引き続き強化訓練を継続しているところでございます。
 次に、5の市民の皆様への情報発信といたしまして、これまでの結果や取組につきまして、広報いしおかによる救助大会関連の記事の掲載に併せ、SNSや消防本部ホームページ等において、随時発信してまいります。
 最後に、今回の救助技術大会を通じて培ったもの、大会の目的でもございます、救助技術の向上と士気の高揚、さらには隊員の育成にもつながり、消防力全体の向上が図られたと感じているところでございます。
 今後も石岡市消防職員として、災害が発生した際には、万全な体制で市民の負託に応えられるよう最大限の努力をしてまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
 私からの報告は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

池田委員)今回、本市消防救助隊が栄えある全国大会出場ということで、大変名誉でもありますし喜ばしいことだと思います。
 8月の27日に派遣するに当たりまして、隊員4名、その他帯同者何名で行かれるのか。また、それに伴います予算措置について、どのようなことを講じるのか、確認の意味でお伺いいたします。

警防課長)ご答弁申し上げます。
 大会につきまして、執行者としまして7名を考えております。消防長と消防長の随行として所管課長である私、あと救助隊の中の救助隊長1名、隊員4名で計7名での出向と考えております。
 こちら予算のほうの確保としまして、今回航空賃としまして39万6,270円、こちら計上になってます。そのほか、宿泊料と鉄道賃としまして22万6,300円、合わせまして62万2,570円を計上しているところです。
 こちらの支出の先につきましては、予備費のほうを充当させていただいてるところです。
 以上でございます。

池田委員)内容については承知いたしました。
 ぜひですね、すばらしい結果をお待ちしておりますので、ご健闘をお祈りいたします。
 以上でございます。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結をいたします。
 次に、その他の件といたしまして、何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、その他の件を終結いたします。
 以上で、本日の総務企画委員会を閉会いたします。






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