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令和6年度 文教厚生委員会

 第1回委員会 (4月25日)
出席委員 岡野孝男委員長、玉造由美副委員長、村上泰道委員、小松豊正委員、勝村孝行委員、中根淳一委員、富田雅史委員
市執行部 【福祉部】
部長(金井悟)、次長兼福祉事務所長兼人権推進担当(中山善正)、社会福祉課長(荒張卓也)、高齢福祉課長(櫻井信康)、介護保険課長(小河原修)、社会福祉課副参事人権推進担当兼人権推進室長(木村健一)
【子育て健康部】
部長(豊崎康弘)、次長(塚本聡明)、参事兼健康増進課長兼石岡保健センター所長(宮部善仁)、こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当(繻エ久美子)、子育て応援課長兼こども家庭センター所長(原有平)、健康増進課副参事保健センター統合推進担当(小林茂)
【教育委員会事務局】
教育長(岩田利美)、教育部長(神谷一美)、次長(柴田健)、次長兼営繕担当(林秀憲)、参事学校再編担当兼教育支援担当(野英樹)、教育総務課長兼学校再編担当(土師健弘)、学校教育課長兼学校再編担当(小倉朗)、生涯学習課長(大山剛司)、文化振興課長(松川祥丈)、中央公民館長(佐藤謙治)、スポーツ振興課長(塚本和彦)、学校給食課長兼石岡給食センター所長(荻沼宏樹)、学校教育課副参事教育支援担当(相澤純一)、生涯学習課副参事中央図書館担当兼中央図書館長(箕輪健一)、文化振興課副参事文化財担当(小杉山大輔)
議会事務局 庶務議事課係長(大川知道)

岡野委員長)ただいまから、文教厚生委員会を開会いたします。
 本日の委員会は、令和6年度になり初めて執行部の出席を求め、委員並びに執行部との情報の共有化、そして円滑な委員会審査のため開催するものでありますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、最初に委員の自己紹介をいたします。

−委員長、副委員長、各委員の自己紹介−

岡野委員長)本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の案件の説明のため出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 初めに、所管事務及び令和6年度新規・主要事業についてを議題といたします。
 執行部から、自己紹介と併せて、所管事務及び令和6年度新規・主要事業について説明をお願いいたします。
 初めに、福祉部からお願いいたします。
 なお、発言は挙手によりこれを許します。

福祉部長)4月1日付で福祉部長を拝命いたしました金井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 福祉部につきましては、組織体制の見直しにより、これまでの保健福祉部から、福祉部と子育て健康部に再編されたところでございます。
 それでは、私どもの福祉部の令和6年度の業務概要について、資料に基づきましてご説明させていただきます。
 まず、1ページをお開きください。福祉部の組織図でございます。職員60人、うち再任用職員1人の体制で、3つの課で構成されております。上から社会福祉課、高齢福祉課、介護保険課となっておりまして、介護保険課につきましては、これまで高齢福祉課内に介護保険室として設置されていましたが、部の再編に合わせ、1つの課として位置付けられたところでございます。
 職員配置図につきましては、次の2ページのとおりでございます。
 3ページからの事務分掌及び主要事業につきましては、担当課長からご説明させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

福祉部次長兼福祉事務所長兼人権推進担当)4月1日付で、福祉部次長兼福祉事務所長兼人権推進担当を拝命いたしました中山と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 次長として、部長の補佐をはじめ、部内各課の業務が円滑に遂行できるよう、適切な進行管理に努めてまいりたいと思います。
 また、人権推進担当として、人権施策の推進に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

社会福祉課長)4月1日付の人事異動によりまして、前年度に続き社会福祉課長を拝命しました荒張でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 社会福祉課の事務分掌につきましてご説明させていただきます。資料、令和6年度福祉部の業務概要の3ページ目をご覧ください。社会福祉課の業務につきましては、1から14まで記載してございます。これらを、内容別に大きく3つに分けることができます。1つ目としまして、項目1と2の障害者に関する内容。2つ目としまして、項目3、4、8に記載の生活保護、生活困窮者、行旅病人などに関する内容。そして3つ目としまして、項目5の民生委員、児童委員並びに主任児童委員に関することのほか、項目9の日本赤十字社に関することなど、社会福祉施策全般に関する内容でございます。これらの内容ごとに、社会福祉課では3つのグループ体制で事務に当たっております。
 続きまして、5ページ目をご覧ください。令和6年度における主要事業でございます。新規事業を含め、主な事業についてご説明いたします。
 初めに、上から2段目の社会福祉団体助成事業1億2,788万8,000円のうち9,169万7,000円につきましては、市の福祉増進を図るため、社会福祉協議会の運営と各種福祉活動に対する補助金となっております。
 次に、上から5段目の生活困窮者自立支援事業のうち、一時生活支援事業広域実施負担金133万6,000円につきましては、茨城県において進める地域居住支援事業の広域実施に参加するための負担金として、本年度新たに取り組むものであり、住まいの確保に困難を抱えている困窮者に対し、県が事前に調整している県営住宅に一時的に入居し、生活が軌道に乗るまでの基本3か月間、衣食住の提供や地域生活を再建するための居場所づくり、また、見守り、就労等の支援などを組み合わせて行う事業になってございます。
 次に、資料の6ページをご覧ください。1段目の障害者自立支援給付事業19億1,851万3,000円につきましては、身体障害者、また、身体障害児の身体機能を確保または補うための用具を給付する、障害児・者補装具給付費1,963万6,000円。身体障害者の障害を除去、軽減等する手術など、必要な医療を給付する自立支援医療(更生医療)給付費としまして7,300万円。障害児の通所サービスに係る障害児給付費として3億8,817万円。居宅介護や就労移行支援などに関する給付のほか、障害福祉サービス等の利用計画作成等の給付、所得が低い場合における障害者入居系施設の食費、光熱水費などの一部を支給する給付などを合わせました障害介護給付費としまして、14億2,554万4,000円。病院内入所施設において、医療的ケアと介護が必要な障害者へ提供するための療養介護医療費としまして873万6,000円などの経費となってございます。
 次に下から2段目、生活保護費18億4,825万2,000円につきましては、生活に困窮する市民に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、最低限度の生活を保障するとともに、自立を支援、助長する経費となってございます。
 社会福祉課の主要事業に関する説明については、以上でございます。
 なお、令和5年度事業としまして実施、取り組んでまいりました障がい者基本計画・障がい福祉計画策定事業の690万円につきましては、関係する委託の入札不調等により着手が遅れておりましたが、最後の計画策定委員会を令和6年3月21日に開催いたしまして、年度内に取りまとめることができました。令和5年度内に取りまとめることができました。製本化につきましては、令和6年度予算により現在準備しておりますが、完成後、改めて議会へのご報告の後、配布等をさせていただく予定でおります。
 社会福祉課からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

社会福祉課副参事人権推進担当兼人権推進室長)4月1日付の人事異動によりまして、福祉部社会福祉課人権推進室長を拝命いたしました木村でございます。よろしくお願いいたします。
 私からは、人権推進室の事務分掌についてご説明させていただきます。お手元の令和6年度福祉部事業概要3ページをご覧ください。人権推進室の業務につきましては、3点ございます。1点目が、人権施策の推進に関すること。2点目が、人権擁護委員に関すること。3点目が、保護司会及び更生保護女性の会に関すること。以上が、人権推進室の事務分掌でございます。
 続きまして、お手元の資料5ページをご覧ください。令和6年度における主要事業についてご説明いたします。
 下から4段目、人権施策推進事業470万3,000円につきましては、女性のための困りごと相談、支援を行う女性相談員報償23万2,000円。人権問題解決に向けた団体への活動支援を行う人権啓発事業補助金267万4,000円。非行や犯罪などの再犯防止や更生を助ける保護司等の活動に対する石岡地区保護司会負担金24万5,000円などでございます。
 人権推進室の説明は、以上でございます。

高齢福祉課長)今年度より、高齢福祉課長を拝命いたしました櫻井でございます。よろしくお願い申し上げます。
 私からは、高齢福祉課の事務分掌についてご説明いたします。お手元の資料3ページをご覧ください。高齢福祉課の事務分掌は、大きく分けて2つになります。1つ目は、高齢者の生きがいづくりや、高齢者世帯及びひとり暮らし老人等の援護、老人クラブ等高齢者団体の育成指導など、高齢者福祉施策全般に関する業務でございます。2つ目は、ふれあいの里石岡ひまわりの館が所管する施設の維持管理並びに運営に関する業務でございます。
 続きまして、令和6年度の主要事業のうち、主なものについてご説明いたします。
 お手元の資料7ページをご覧ください。一番上の段、社会福祉団体助成事業1億2,788万8,000円のうち、3,619万1,000円が高齢福祉課の所管分となります。内容につきましては、要援護高齢者など支援が必要な方に対し、医療、福祉、介護等の専門職や地域ボランティア等がチームを組み支援をする地域ケアシステムの運営を、石岡市社会福祉協議会に委託する経費でございます。
 次にその3つ下段、高齢者福祉団体助成事業1,516万4,000円でございます。高齢者の生きがいや社会参加を促進するため、臨時的、短期的な就業の場を提供するシルバー人材センターの運営を支援するための経費でございます。
 次に下の段、高齢者等支援事業3,892万1,000円でございます。高齢者の健康、生きがいづくりの推進に要する経費でございます。
 次にその下の段、在宅高齢者サービス事業1,547万8,000円でございます。ひとり暮らし高齢者等に生活支援サービスを提供し、在宅において高齢者が安心して生活できるように支援するための経費でございます。
 次に、下から2段目のふれあいの里施設維持管理経費2億184万5,000円でございます。施設全体の設備等の機能を健全な状態で維持するための経費でございます。新規事業として、空調設備改修工事実施設計を予定してございます。
 次にその下、ふれあいの里施設運営経費842万円でございます。施設利用者への運動指導や講座等を実施し、健康づくりを支援するための経費でございます。新規事業といたしまして、公用自動車の借上げを予定しております。
 続いて、8ページをご覧ください。介護サービス事業特別会計の1段目、特別養護老人ホーム運営事業2億8,222万6,000円でございます。こちらは、特別養護老人ホームのぞみの運営経費でございます。
 高齢福祉課からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

介護保険課長)4月1日付の人事異動によりまして、介護保険課長を拝命いたしました小河原でございます。よろしくお願いいたします。
 私からは、介護保険課の事務分掌についてご説明いたします。お手元の資料4ページをご覧ください。介護保険課の事務分掌は、大きく分けて2つございます。1つ目は、介護保険事業の企画及び調査に関することなど、介護保険制度の運営に関する業務でございます。2つ目は、地域における包括的な相談及び認知症高齢者への支援体制の構築等を一体的に推進する地域支援事業や、介護予防支援事業をはじめ、高齢者への総合的な支援を行う地域包括支援センターに関する業務でございます。
 続きまして、令和6年度の主要事業についてご説明いたします。
 お手元の資料9ページの上段をご覧ください。特別会計繰出金12億5,729万6,000円につきましては、介護保険特別会計の介護給付に対する市の負担分12.5パーセントに当たる介護給付費繰出金、及び介護保険運営に係る人件費や事務費として繰り出す職員給与等が主なものでございます。
 次にその下の段、介護保険特別会計でございます。高齢者が要介護状態になることを予防し、地域で自立した日常生活を営むことができるよう支援する経費として、1億9,917万8,000円を計上してございます。
 次にその下の段、介護サービス事業特別会計でございます。介護予防支援事業費2,267万3,000円につきましては、介護予防のための計画書作成委託料が主なものでございます。
 介護保険課からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの説明についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

小松委員)せっかくの機会ですから、ちょっと質問いたします。
 保護司会、24万5,000円ですかね。保護司会っていうのは何人いて、保護司会はどういうことで選ばれて、どういう仕事してるか分からないんだけど、そのことをちょっと説明をお願いしたいと思います。

社会福祉課副参事人権推進担当兼人権推進室長)石岡地区保護司会でございますが、保護司の人数は35名でございます。活動内容としましては、保護観察や、犯罪者の釈放後の居住や就職先などの帰住環境の調整、相談を行っております。
 以上でございます。

小松委員)どういうふうに選ばれますか。こういう人はいろいろ、どういう、何か推薦に基づいて、どういうところから35名選ばれるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。

社会福祉課副参事人権推進担当兼人権推進室長)保護司の推薦につきましては、県の保護司の協会のほうに推薦のほうを、石岡地区保護司会のほうから推薦のほうを行いまして、茨城県の協会を通し、法務大臣から委嘱されてございます。

小松委員)これ、もう少し詳しく言ってもらうと、保護司会員になるにはこういう資格が必要であるとか、誰かの推薦があるとか、何か保護司になるために必要な、内規か何かあるかと思うんですけども。あるいはこういう仕事をしていた人を推薦するとか何か、もう少し詳しく。誰でも保護司になれるとは思わないんですけど。そういうことを少し説明してもらいたいと思います。

社会福祉課副参事人権推進担当兼人権推進室長)保護司の推薦要件でございますが、こちらは基本的には民間のボランティアでございますので、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるという志のある方を推薦するものでございます。

小松委員)そうすると、石岡も広いんですけども、それから住宅密集地とかそうでないところがあるんですけども、そういう場合に、これは担当課で、こういうところは大体何人必要だっていうんで考えて、何かこう推薦するのかどうか、その辺はどうなんですか。何かよく分かんないですけど、やりたいって言えばやってもらうのか、あるいは大体メンバー挙げて打診してですね、そしてこういう人にはやってもらいたいということで、本人がオーケーすればやるとか。そしてまた、この報酬ですね。その辺をちょっと、よく分からないので説明をお願いしたいと思いますけど。

社会福祉課副参事人権推進担当兼人権推進室長)こちらの保護司につきましては、市役所とはまた独立したボランティアの団体となってございますので、こちら、市役所のほうからの推薦というような形ではございません。地区の保護司会のほうで、やっていただける、保護司として活動していける方を探していただいて、国のほうに推薦するような形となってございます。

小松委員)保護司会がずっとやられてるから、犯罪を犯して、また社会に復帰して、そういう方をいろんな面で支えて、生活ができるようにしていくっていう仕事だと思いますけども、保護司会の中で欠員が生じたらば、保護司会の中で、誰がするかっていうんで自主的に相談して決められるというふうに、ちょっと理解したんだけどね。
 それから、この24万5,000円っていうのはどういうことに使うんですか、これは。これはいろんな活動費として支給するのですか、保護司会に。

社会福祉課副参事人権推進担当兼人権推進室長)こちらの24万5,000円につきましては、保護司会の活動における事務的経費に充てるものでございます。

小松委員)分かりました。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

小松委員)別なところでね、ちょっと。ひまわり、ふれあいの里の公用自動車借上料24万。これは、もう少し詳しく説明すると、どういうものに使って、この金額はどういう計算でこうなってるもんですか。

高齢福祉課長)ただいまのご質問でございますけれども、ひまわりの館で現在、使用しておった公用自動車は、故障により修理が必要な状況でありますが、何分古いもので、部品等がないということで、買替えを検討しておりましたけれども、リースのほうが割安というようなことで、公用自動車、職員が業務に使う公用自動車をリースで借り受けるというような費用でございます。この公用車の件でございますけれども、積算でございますが、月2万円程度、4月からでございますと2万円程度の計算になりますけれども、現在入札を準備しておりますので、7月からの予定で、2万円から3万円程度の間の金額ということで積算しております。
 以上でございます。

小松委員)これちょっと、公用自動車っていうからよく分からなかったんです。要するに職員の方が、このふれあいの里で勤めてる職員の方が公用で使う、そういう車を、2万円、12か月で、何台か用意して使うという、そういう意味ですね。何か、バスとかなんかでもちろんなくて、職員の方が使うって意味での、そういうことを言ってるわけですね。

高齢福祉課長)委員お見込みのとおりでございます。

小松委員)結構です。分かりました。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で福祉部の所管については終結いたします。
 続きまして、子育て健康部から説明をお願いいたします。

子育て健康部長)4月から新たに発足しました子育て健康部、部長の豊崎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、令和6年度子育て健康部の事業概要について、資料に基づきご説明させていただきます。まず1ページをお開きください。子育て健康部の組織図でございます。職員81人、うち再任用職員2人の体制で、3つの課で構成されております。上からこども未来課、子育て応援課、健康増進課でございまして、担当及び人員は記載のとおりとなっております。
 職員配置図につきましては、2ページから3ページのとおりとなってございます。
 事務分掌及び主要事業につきましては、担当課長からご説明させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

子育て健康部次長)4月1日付の人事異動によりまして、子育て健康部次長を拝命いたしました塚本でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 次長として、部長の補佐をはじめ、部内各課の業務が円滑に遂行できるよう連絡調整等を図り、適切な進行管理に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

子育て健康部参事兼健康増進課長兼石岡保健センター所長)4月1日付の人事異動によりまして、参事兼健康増進課長兼石岡保健センター所長を拝命いたしました宮部でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 令和6年度子育て健康部業務概要の4ページをご覧ください。健康増進課の事務分掌につきましては、健康増進事業の企画調査及び統計に関することから12項目。また、課内室といたしまして、地域医療対策室の地域医療体制の整備に関することを含む3項目。計15項目の業務を担当してございます。
 続きまして、8ページをご覧ください。令和6年度における主要事業施策概要で、総合保健センター整備事業を除く健康増進課所管分の主な事業についてでございます。
 初めに、最上段の保健衛生一般事務費233万円につきましては、市民の健康の保持・増進や保健衛生の向上を図るための経費で、主に事務事業用品費でございます。
 続きまして、上から3段目の地域医療対策事業3,812万1,000円につきましては、昨年度まで保健衛生一般事務費に計上してございました二次救急医療体制の実施に係る病院群輪番制運営費補助金3,104万4,000円、及び昨年まで診療業務費にございました小児科休日診療業務委託料494万1,000円などの経費でございます。また、令和6年3月の第11回文教厚生委員会でご説明させていただいております緊急診療業務委託につきましては、早期に開始できるよう、補正予算等を上程してまいりたいと考えているところでございます。
 その下の段、予防接種事業2億2,282万3,000円につきましては、予防接種法に基づく各種定期予防接種及び任意予防接種等に要する経費でございます。
 次にその下の段、新型コロナウイルスワクチン接種事業3,233万7,000円につきましては、今年度から予防接種法上のB類疾病として位置付けられたことから、定期接種につきまして実施いたします。現在、インフルエンザの予防接種については、高齢者等及び1歳から中学生まで、接種に係る補助をしております。新型コロナワクチン接種につきましても補助を検討していることから、今後、補正予算等を上程してまいりたいと考えております。
 次に、下から3段目の成人保健事業8,482万4,000円につきましては、健康診査や各種がん検診等を実施し、疾病の早期発見・早期治療、健康指導による生活習慣病の予防や健康づくり活動を行うための経費でございます。
 最後に、最下段の石岡保健センター管理運営経費2,871万円、及び9ページ最上段の八郷保健センター管理運営経費1,570万6,000円につきましては、両保健センターの施設管理運営に関する経費でございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)4月1日付の人事異動によりまして、健康増進課副参事保健センター統合推進担当を拝命いたしました小林でございます。前年度に引き続き、石岡保健センターと八郷保健センターの統合に係る業務を担当させていただきます。よろしくお願いいたします。
 それでは、お手元の資料9ページの最下段をご覧ください。令和6年度における総合保健センター整備事業についてご説明いたします。本事業は令和6年度新規事業となっており、総合保健センター建設に要する経費としまして2,762万円を計上しております。主な内訳としまして、測量調査委託料2,685万円につきましては、建設場所周辺の測量及び地籍調査等を行うための経費でございます。次の不動産鑑定委託料29万7,000円につきましては、用地購入予定地の取引価格の参考とするため、不動産鑑定士に鑑定を依頼するための経費でございます。
 なお、現在はふれあいの里北側の土地の取得に向け、地権者との交渉を進めており、購入の見通しがつきましたら、石岡市総合保健センター、仮称ですが、基本計画案の見直しを行い、補正予算で用地取得の費用を上程したいと考えております。
 私からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)4月1日付の人事異動によりまして、こども未来課長を拝命いたしました繻エでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 初めに、こども未来課の事務分掌につきましてご説明させていただきます。令和6年度子育て健康部業務概要の4ページをご覧ください。こども未来課の事務分掌につきましては1から14まで記載してございますが、大きく分けますと2つに分かれます。1つ目は、児童手当及び児童扶養手当の支給事務、そして、母子、父子等の自立支援などに関する業務でございます。2つ目は、公立保育所4か所の運営と施設の維持管理及び民間保育所や認定こども園への委託事務、そして、それぞれの施設が行う各種保育等のサービスに関わる補助事業などの業務でございます。そのほか、地域子育て支援センターや児童センターなど、児童厚生施設の運営に係る業務がございます。
 続きまして、5ページをご覧ください。令和6年度における主要事業施策概要でございます。こども未来課所管分の主な事業についてご説明いたします。
 初めに、上から2段目の保育支援関係経費2億243万円につきましては、保育需要の多様化に対応したサービスの充実を図るための経費でございます。その中で、5行目の丸印の保育対策総合支援事業費補助金5,076万3,000円につきましては、民間保育施設に対する保育士の業務負担軽減を目的とした保育補助者の雇用や、保育業務のICT化を支援するためのタブレット等の導入経費で、保育所等の体制強化推進のための補助金でございます。
 次に、下の段の子育て支援事業1,095万1,000円につきましては、子育て世帯の経済的負担軽減と定住促進を図るための経費でございます。2行目の新婚世帯新生活支援補助金630万円につきましては、家賃や引っ越し費用、リフォーム費用等に対し、1世帯当たり30万円を上限に補助する経費で、令和6年度からは、夫婦の年齢がそれぞれ29歳以下の方については、上限を60万円と拡充しております。
 次にその下の段、子ども・子育て支援事業計画推進事業473万3,000円につきましては、令和7年度から11年度までの5か年を計画期間とする第3期石岡市子ども・子育て支援プランを策定するための費用でございます。令和5年度から2か年をかけ策定予定となっております。進捗状況につきましては、随時ご報告させていただきます。
 次に、下から2段目の児童手当経費10億7,820万円につきましては、児童を養育する家庭の負担を軽減し、あわせて児童の健全育成と資質の向上を図るための経費でございます。10月からの制度改正により手当が拡充予定となっており、現在準備を進めているところではございますが、関係事務が大幅に増えることから、会計年度任用職員を雇用するための補正予算を上程させていただく予定でおります。
 おめくりいただいて、6ページをご覧ください。最上段の児童扶養手当経費2億9,930万3,000円につきましては、先ほどの児童手当経費とは別に、ひとり親家庭等の児童を養育する家庭の生活安定と自立の促進に寄与するための手当を支給する経費でございます。児童手当と同様に拡充予定となっており、国より詳細が示され次第、補正予算を上程させていただきたいと考えてございますので、よろしくお願いいたします。
 続きましてその下の段、保育所管理経費8,825万6,000円につきましては、公立保育所4か所の施設運営、維持管理に係る経費でございます。3行目の丸印の通信改修工事と施設用備品につきましては、保育業務のICT化に伴う公立保育所4園分のWi−Fi環境構築工事と、タブレット等の端末購入費用等でございます。その下の丸印の保育所解体工事4,679万4,000円につきましては、旧第1保育所、第2保育所の解体工事に係る経費でございます。
 続きまして、その下の段の保育事業費2億7,452万6,000円につきましては、保育の必要性があり、児童を預かり、児童の健全育成を図るための経費でございます。主なものとしましては、保育士等の会計年度任用職員の報酬と、賄材料費等の経費となります。その中で、丸印の看護師報酬につきましては、子供たちの健康状態を適切に管理し、より安心して保育を受けられる環境を提供するために、保育士の配置を行うものでございます。
 一番下の段、総務費の旧児童館維持管理経費664万9,000円につきましては、令和5年度の児童館解体後、子供の遊び場として開放している児童館館庭に滑り台を設置するための館庭整備工事及び日よけ等の設置などに要する経費でございます。
 すいません、大変失礼いたしました。私、先ほど保育事業費のところの説明で、看護師報酬につきましての説明のところで、看護師の配置を行うものというところを、保育士と間違えて説明してしまいました。大変申し訳ございませんでした。こちらは、看護師の配置を行うものとなってございます。
 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

子育て応援課長兼こども家庭センター所長)4月1日付の人事異動に伴い、子育て応援課長兼こども家庭センター所長を拝命いたしました原でございます。よろしくお願いいたします。
 私からは、子育て応援課の事務分掌についてご説明させていただきます。子育て健康部業務概要の4ページをご覧ください。5点ございまして、1つ目の、4月1日に開設いたしましたこども家庭センターの運営に関することから、5つ目のその他児童福祉、母子保健に関することでございます。
 続きまして、7ページをご覧ください。令和6年度における主要事業施策概要でございます。子育て応援課所管分の主な事業についてご説明いたします。
 初めに、最上段のこども家庭総合相談事業709万9,000円につきましては、子供及び妊産婦に関し、実情の把握や必要な情報提供、家庭等からの相談に応じるとともに、子供の虐待への対応など、家庭における適正な児童養育、児童福祉の向上を図るための経費でございます。
 次に、下の段の子育て世代包括支援事業4,513万6,000円につきましては、伴走型相談支援等により、妊産婦や乳幼児などの状況を継続的に把握して、相談に対応するとともに、必要な支援や関係機関との連絡調整など、妊娠期から就学まで切れ目のない支援を提供するための経費でございます。この中の一番下の1行、すくすく赤ちゃんクーポン事業委託料2,063万1,000円につきましては今年度から拡充したもので、満1歳未満のお子さんがいる保護者に対し、1枚1,000円分のクーポン券を最大40枚交付し、おむつのほか、布おむつや粉ミルク、離乳食等、9品目の子育て用品と引き換えすることができることによりまして、経済的な負担を軽減し、安心して子育てできる環境を整備するための経費でございます。
 次にその下の段、いしおか出産子育てサポート事業4,770万円につきましては、出産から子育ての不安や悩みに寄り添って支援をする伴走型支援、及び出産・子育て応援給付金といたしまして、1人当たり10万円の給付を一体的に実施するための経費でございます。
 次にその下の段、母子保健事業6,042万3,000円につきましては、母子の健康増進に要する経費でございます。主なものにつきましては、妊婦や乳幼児対象の各種健康診査の委託料となってございます。4行目の丸印の1か月時健康診査委託料224万2,000円につきましては、新たに1か月児に対する健康診査の費用を助成することにより、出産後から切れ目のない健康診査の実施体制を整備するための経費でございます。
 子育て応援課といたしまして、妊産婦及び乳幼児の健康の保持増進、子供と妊産婦を含む福祉に関する支援を包括的に切れ目なく提供することができるよう、努めてまいりたいと存じます。
 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの説明についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

玉造副委員長)6ページのほうの保育事業費のところなんですけれども、新規事業の丸印のついた看護師報酬232万6,000円なんでございますが、これは看護師何人とかなのか、詳しく教えていただきたいと思いますが。

こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)お答えいたします。
 看護師1人分を計上させていただいております。
 以上です。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 お一方っていうことなんですけれども、普段はどちらに配置されているか、お伺いをいたします。

こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)お答えいたします。
 現在まだ看護師等、募集をさせていただいているところではございます。まだ実際配置には至ってございませんが、配置させていただくとすれば、やさと中央保育所のほうに1名というふうに考えてございます。ただ、やさと中央保育所に1名の配置という形を予定はしてございますが、公立保育所4園分の健康診査等への支援であったりとか、園児の健康管理等を担っていただきたいというふうに考えてございます。
 以上です。

玉造副委員長)分かりました。ありがとうございました。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で子育て健康部の所管については終結いたします。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 続きまして、教育委員会事務局から説明をお願いいたします。

教育長)教育長の岩田でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 教育委員会におきましては、昨年度教育大綱を改定いたしまして、令和6年度から9年度までの計画期間とし、これから進めていきたいと考えているところです。ふるさとに学び夢にはばたく輝く人づくりのまちを基本目標としてございますので、文教厚生委員会の委員の皆様方から様々なご意見を頂戴しながら、教育委員会事務局職員一丸となって、しっかりとこの教育行政を推進してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

教育部長)4月1日人事異動によりまして、教育部長を拝命いたしました神谷でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは、教育委員会事務局の組織等についてご説明申し上げます。説明資料の1ページ、2ページに、教育委員会事務局の職員配置図を記載してございます。教育委員会事務局におきましては、昨年度まで教育総務課にございました指導室が、今年度から学校教育課ということで課の位置付けとなっておりますことから、教育総務課、学校教育課、生涯学習課、文化振興課、中央公民館、スポーツ振興課、学校給食課の6課1館をもって構成をされております。職員につきましては、再任用職員12名を含めまして、全員で88名の構成となってございます。
 3ページから各課の事務分掌、それから6ページ以降に、本年度の主要事業を記載してございます。こちらにつきましては、各担当課長から説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

教育委員会事務局次長)教育委員会事務局次長の柴田でございます。
 昨年度に引き続き、部長の補佐役として、円滑な業務遂行を行うために教育委員会事務局内外の連絡調整に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

教育委員会事務局次長兼営繕担当)4月1日付で、教育委員会事務局次長兼営繕担当を拝命いたしました林でございます。
 部長を補佐するとともに、営繕担当として、教育委員会事務局の業務が円滑に遂行できるよう、連絡調整を図りながら適切な進行管理に努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

教育委員会事務局参事学校再編担当兼教育支援担当)4月1日付人事異動により、参事学校再編担当兼教育支援担当を拝命しました野でございます。よろしくお願いいたします。
 担当職員と協力して、小中学校統合再編計画に基づく学校再編と、学校教育の充実に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

教育総務課長兼学校再編担当)4月1日付人事異動によりまして、教育総務課長兼学校再編担当を拝命いたしました土師でございます。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
 まず、2月、3月と、文教厚生委員の皆様には、統合に関わる閉校式にご参加いただきましたこと、この場をお借りしまして御礼申し上げます。
 それでは、私からは教育総務課の事務分掌及び令和6年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。
 まず初めに、教育総務課の所掌事務でございます。資料の3ページをお開きいただきたいと思います。1の教育委員会の会議に関すること、以下20の事務を担当してございます。内容といたしましては、教育委員会の規則の制定、改廃など、教育委員会の庶務に関すること。学校予算の執行計画及び経理に関すること。教材教具の整備及び管理に関することなどが主な業務となってございます。
 また、学校再編推進室の所掌事務でございますが、資料3ページ、教育総務課の欄の下段に記載のとおり、1から9まで9つの事務を担当しておりまして、特に小中学校の統合再編、また、学校施設の整備、維持管理等に係る部分を所管してございます。
 次に、令和6年度の主要事業の概要についてご説明いたします。
 資料の6ページをご覧いただきたいと思います。1項目目の教育委員会関係経費から、資料8ページの一番下にございますICT環境整備事業(中学校)までのうち、教育総務課庶務担当及び学校再編推進室で計21の事業を担当しております。
 本年度予定している主な事業といたしましては、まず資料7ページ、上から5つ目の学校管理運営経費(小学校)の新規事業、バス通学支援システム委託料、同じくシステム使用料がございます。こちらは、この春統合いたしました南小学校、府中小学校に対しまして、保護者向けの連絡アプリを導入し、GPSで通学バス、スクールバスの運行状況等を確認できるようにするものでございます。
 次に、その1つ下の学校維持管理経費(小学校)の、市内小学校15校の維持管理に関する経費についてでございますが、事業費の大きなものといたしましては、学校長寿命化改修工事として園部小学校の外部改修工事、また、新規事業といたしまして、府中小学校の基本構想策定委託料、杉並小学校の耐力度調査委託料などを計上させていただいております。
 そのほか、主な新規事業といたしましては、同じ7ページの下から2つ目にございます教育活動振興経費(小学校)の部分に記載しております新規事業、プール授業委託料。その1つ下の教育振興支援事業(小学校)の遠距離通学費補助金。同じく資料1枚おめくりいただきまして8ページ、下から4つ目のですね、教育振興支援事業(中学校)の遠距離通学費補助金。同じページ一番下のICT環境整備事業(中学校)の情報環境整備業務委託料などを予定しております。
 様々事業を展開してまいりますが、いずれにいたしましても、今年度も課員一丸となりまして、安全で安心できる学校運営のため、各種事業を円滑に進めるとともに、小中学校の統合再編や学校施設の大規模改修工事等、重要課題に積極的に取り組んでまいりたいと考えてございます。なお、事業の進捗につきましては、委員の皆様に適宜ご報告させていただきますので、そちらについても今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 以上、令和6年度の教育総務課所管の主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。

学校教育課長兼学校再編担当)4月1日付人事異動によりまして、学校教育課、課長を拝命いたしました小倉と申します。よろしくお願いいたします。
 昨年度までの教育総務課指導室から、今年度、学校教育課が新設となりました。学力向上や生徒指導、特別支援教育などの機能の充実を図りまして、まだ様々な課題がございますが、解決に向けてしっかりと取り組んでまいります。
 私からは、学校教育課担当の事務分掌及び令和6年度における主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。
 初めに、学校教育課担当の事務分掌でございますが、資料の3ページをご覧ください。下の段、学校教育課でくくられました1項目目の学校教育の計画、経営及び生徒指導に関することから、12項目目の教職員の表彰に関することまでの12項目となります。
 続きまして、令和6年度における主要事業施策でございますが、資料の6ページをご覧ください。上から3項目目の学務一般経費から、資料8ページの下から2項目目、心の教室相談員配置事業までのうち、14の事業が学校教育課の担当事業でございます。そのうち、幾つかの事業についてご説明申し上げます。
 まず初めに、資料6ページの上から3項目目の学務一般経費でございます。これは、児童生徒、教職員に関する学務全般に要する経費となっております。その中で新規事業といたしまして、ひまわり教室相談員報酬247万6,000円及びICT支援員配置業務委託料1,329万6,000円を計上しております。まず、ひまわり教室相談員報酬でございますが、今までひまわり教室で勤務していた障害幼児教育相談員をひまわり教室相談員へ改称したものでございます。続きまして、ICT支援員配置業務委託料でございますが、教職員のICT活用力を高めたり、授業力を高めたりするためのサポートを行うことで、児童生徒の教育の充実を図るものでございます。
 続きまして6ページの下から4項目目、学校教育支援事業でございます。このうち、新規事業のあすなろ教室相談員報酬をご覧ください。こちらにつきましては、今まであすなろ教室にて勤務していました適応指導教室指導員、学校適応指導員、教育カウンセラーの3つの職種を統合したものでございます。狙いといたしましては、細分化していた業務を統合し、同じ業務にすることで、誰でも同じように支援できるようにすることにより、さらなる支援の充実を図るものでございます。
 続きまして6ページ一番下の段の項目、教育活動指導員配置事業のうち、新規事業の校内フリースクール支援員報酬をご覧ください。こちらにつきましては、市内の全中学校に校内フリースクールを配置することによる、支援員の報酬となります。各学校に1名ずつ配置しまして、教室に入れない、または入りにくいと感じる生徒に対して、支援員が学習支援をしたり、相談を受けたりするものでございます。
 続きまして、同じく新規事業の学習支援サポーター報酬をご覧ください。学習支援サポーターでございますが、小中学校の児童生徒に対して、少人数指導や習熟度別指導などの授業の支援を行い、児童生徒の基礎学力の底上げ、また、学習意欲の向上を図るものでございます。市内の小中学校5校に配置しました。
 続きまして7ページ一番下の項目、教育振興支援事業(小学校)でございます。新規事業といたしまして、デジタルテキスト作成業務委託料231万円及びデジタルドリル使用料433万円を計上しております。まず、デジタルテキスト作成業務委託料でございますが、ふるさと学習のテキストにつきまして、デジタル化をするものでございます。デジタル化をすることにより、記載の内容に変更があった場合に編集が容易になること、また、紙ベースのものを省くことにより、児童の荷物の削減を図ります。デジタルドリル使用料につきましては、児童一人一人に個別最適化された学びの環境を提供することを目的といたしまして、市内全ての小学校に整備された児童1人1台の学習用端末に、デジタルドリル教材、AIドリルなどの先端的教育ソフトを導入するものでございまして、その使用料となっております。
 続きまして8ページ下から4項目目、教育振興支援事業(中学校)でございます。新規事業といたしまして、デジタルドリル使用料232万4,000円を計上しております。こちらも、先ほど説明いたしました小学校のデジタルドリルと同様でございまして、その使用料となります。
 その他の事業につきましても、継続事業として取り組んでまいります。
 学校教育課の事務分掌及び主要事業施策概要の説明は、以上となります。よろしくお願いいたします。

学校教育課副参事教育支援担当)4月1日付人事異動により、学校教育課副参事教育支援担当を拝命いたしました相澤と申します。よろしくお願いいたします。
 私からは、別紙でお配りさせていただきました教育相談室あすなろ等の移転についてご説明いたします。本市では、不登校児童生徒数及び特別な教育的支援が必要な児童生徒数は増加傾向にあり、これら児童生徒への支援の充実が急務となっております。これらの支援を、生徒指導と特別支援の機能が連携し、ワンストップで行うことが効果的であること、また、石岡市学校施設個別施設計画において、府中小学校が建て替え等を予定していることを鑑み、現在の教育相談室あすなろ等を移転し、学校教育課で行っている発達相談・就学相談を一体的に行うものであります。
 移転予定地につきましては、現在庁内で検討中でございます。
 業務としましては、教育相談関係、発達相談・就学相談を想定しております。業務に当たり、あすなろ教室相談員、ひまわり教室相談員、特別支援教育アドバイザー、スクールソーシャルワーカーを配置し、それぞれが専門性を生かしながら連携を図り、複雑化、多様化する教育支援に係る諸問題に、様々な角度からの支援により、児童生徒の社会的自立、幼児の健やかな発育・発達を目指します。
 その他、今後の検討課題としましては、帰国・外国人児童生徒等が学校生活に支障を来すことのないように、日本語指導、言語サポート、学習支援、通訳・翻訳等、様々な面からの支援が求められていることから、日本語指導員の配置についても検討してございます。
 今後のスケジュールとしましては、現在、移転について関係部局と協議を進めており、幼児期から学校教育卒業まで切れ目のない支援が行えるよう、利用者の利便性やニーズを踏まえた支援体制の構築を目指し、引き続き協議を進めてまいります。
 教育相談室あすなろ等の移転につきましては、以上の説明となります。よろしくお願いいたします。

生涯学習課長)4月1日付人事異動によりまして、生涯学習課長を拝命いたしました大山でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは、令和6年度生涯学習課所管の事務分掌及び主要事業につきましてご説明申し上げます。
 説明資料4ページをご覧ください。生涯学習課につきましては、1の生涯学習の企画、調整及び推進に関すること以下15項目、中央図書館7項目、合わせて22項目を所管しております。
 次に、令和6年度の主要事業概要でございますが、資料9ページをご覧ください。新規を含め、主な事業につきましてご説明申し上げます。
 初めに、一番上の社会教育振興事業につきましては、各種講座、地域活動の推進に要する経費でございます。新規の丸のついている学校運営協議会委員報酬240万円につきましては、今年度から導入いたしましたコミュニティ・スクールに係る委員報酬でございます。その他、二十歳の集いの会場設営業務委託料223万9,000円などがございます。
 続きましてその下、放課後児童健全育成事業につきましては、放課後等において、就労等により保護者が不在となるご家庭の児童に安全な居場所を提供するとともに、基本的な生活指導を行い、児童の健全な育成を図る経費でございます。主なものといたしまして、放課後子ども総合プラン運営業務委託料2億1,354万円につきましては、児童クラブと子ども教室を一体的に民間委託する経費でございます。
 続きまして一番下、勤労青少年ホーム施設維持管理経費でございますが、こちら、指定管理料のほか、新規の丸のついている施設修繕工事599万5,000円といたしまして、軽運動室及び体育館の照明を水銀灯からLEDに交換する工事を予定してございます。
 最後に、昨年度実施いたしました南小学校児童クラブの増築工事につきましてご報告申し上げます。別紙でお配りいたしました、令和5年度南小学校児童クラブ増築工事完了についてをご覧ください。南小学校敷地内の既存の児童クラブ棟に隣接する形で進めておりました増築工事につきまして、令和6年3月8日に完了をいたしました。建物は地上1階建て、増築部分の延床面積は192.28平方メートルでございまして、既存部分と合わせますと348.8平方メートルとなります。これによりまして収容定員数が94名増え、188名となりましたので、統合いたしました高浜小、三村小、関川小の児童の受入れに対応できるようになったところでございます。
 生涯学習課からは、以上でございます。よろしくお願いいたします。

生涯学習課副参事中央図書館担当兼中央図書館長)4月1日付の人事異動により、生涯学習課副参事中央図書館担当兼中央図書館長を拝命いたしました箕輪と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私からは、生涯学習課所管のうち、中央図書館担当の事務分掌及び令和6年度における主要事業施策概要につきましてご説明いたします。
 初めに、中央図書館担当の事務分掌でございますが、資料4ページをご覧ください。生涯学習課のうち中央図書館の部分で、1、図書館の管理、運営に関することから、7の図書館……失礼しました、公民館図書室の図書、資料の管理に関することまでの7項目の事務を担当しております。
 続きまして、令和6年度における主要事業施策でございますが、資料9ページをご覧ください。上から4項目目の中央図書館管理運営経費から、郷の本棚やさと図書館運営経費までの3つの事業が、図書館の担当事業でございます。それぞれ、中央図書館、こども図書館、郷の本棚やさと図書館の管理運営、イベント広場の維持管理に要する経費でございます。
 このうち、新規事業といたしまして、中央図書館管理運営経費の啓発等用品費132万1,000円につきましては、これまで実施してまいりましたブックスタート事業のフォローアップ事業といたしまして、今年度から開始いたしますセカンドブック事業、こちらにおいて、2歳児のお子様に配布する絵本の購入費でございます。
 その他の事業につきましても、継続事業として取り組んでまいります。
 中央図書館担当の事務分掌及び令和6年度主要事業施策概要の説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

文化振興課長)昨年度に引き続きまして、文化振興課長を務めさせていただきます松川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは、文化振興課の事務分掌及び令和6年度における主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。
 初めに、文化振興課の所掌事務でございますが、資料の4ページをご覧いただきたいと思います。中ほどにお示しいたしましたとおり、芸術文化の企画及び推進に関すること、以下筑波山地域ジオパークに関することまで、10項目の事務を担当してございます。
 続きまして、令和6年度における主要事業施策概要でございます。資料の10ページをご覧いただきたいと思います。文化振興課が所管しています5つの事業につきましてご説明申し上げます。
 初めに、発掘調査経費2,619万7,000円でございます。この事業は、開発行為や太陽光発電などに伴う発掘調査や出土遺物の整理などを行うための作業員の人件費、及び遺跡の調査、測量等を行うための経費でございます。
 次に、文化財保護保存及び普及経費4,460万8,000円でございます。この事業は、貴重な文化財を次世代に継承していくため、文化財の保存活用や普及啓発などの活動及び所管施設の維持管理等に要する経費でございます。この中から、本年度の主要な取組2点につきましてご説明させていただきたいと思います。
 1点目は、昨年度からの継続事業でございますけれども、常陸國總社宮祭礼の獅子・山車・ささら行事の民俗学上の学術調査を行う事業でございまして、委員として調査を行っていただく専門家への報償と、報告書の原稿執筆に係る謝礼、民俗文化財等調査業務委託料、及び新規で巡航経路図作成委託料などを計上してございます。
 2点目は、主要事業施策概要には記載はございませんけれども、文化財等記録作成業務委託料としまして、地域の無形民俗文化財を映像記録に残す事業を計画してございます。昨年度の柿岡八坂神社祇園祭に続きまして、今年度は国選択文化財であります東田中地区の盆綱について記録作成を予定してございます。
 なお、文化振興課では、市内に所在する文化財を広く市外、県外へ周知するとともに、アフターコロナにおける歴史文化財面での周遊観光を推進するツールの1つとしまして、このたび、御朱印の古墳版とも言えます御墳印を茨城県内の自治体としては初めて作成しまして、国指定史跡舟塚山古墳の御墳印を4月1日より販売を開始いたしましたので、ご報告させていただきます。
 資料にお戻りいただきまして、次に、国指定史跡等公有地化事業1,578万4,000円でございます。この事業につきましては、昨年度までは文化財保護保存及び普及経費の中で事業を行ってまいりましたが、財政課と協議しまして、今年度から独立した事業として明確化しまして、国の指定を受けている史跡の公有地化を継続して進めてまいります。今年度は国指定史跡舟塚山古墳の周濠部分の土地の買上げに要する経費としまして、測量委託料、不動産鑑定委託料、用地購入費を計上してございます。また、資料には記載はございませんけれども、3月の委員会でご報告いたしましたように、令和5年度からの繰越し予算におきまして、特別史跡常陸国分寺跡ガラミドウ地区の公有地化についても、併せて進めてまいります。
 次に、筑波山地域ジオパーク推進事業374万5,000円でございますけれども、当市を含む周辺6市で構成し、日本ジオパーク認定を受けている筑波山地域ジオパークについて、その活動を推進するための経費でございます。協議会への負担金、ジオサイトの除草委託料及び看板設置に係る委託料等を計上してございます。なお、今年度は日本ジオパークとして、4年ごとに行われる再認定審査の年でございますので、構成各市や関係団体、ジオガイドなどの皆様と協力しまして、継続認定となるよう取組を進めてまいります。
 次に、芸術文化振興事業541万5,000円につきましては、美術展の開催に係る経費及び芸術文化団体への活動補助等でございます。このうち、新規事業としまして、増額のため新規の丸印はついてはございませんけれども、講師謝礼の中で、市内の中学生、高校生の吹奏楽部員やアマチュアの方が、国内外のプロの音楽家から演奏技術を学ぶことができる音楽ワークショップを開催する事業を実施する計画でございます。
 また、別添の資料でお配りしていますように、先月、石岡市文化芸術推進基本計画(2期)を策定いたしました。この2期計画は、令和6年度から9年度までの4年間を計画期間としまして、市民アンケートに基づく分析等を踏まえて、現状と課題を整理した上で、1期計画に引き続き、伝承と創造をキーワードとしまして、集う、発信する、支える、育むの4点を基本目標として掲げ、行政のみならず、市民、芸術家、活動団体、民間事業者、NPO法人、また、学校などの多様なステークホルダーが連携協力して文化芸術を推進していく計画としてございます。これらの取組によりまして、引き続き創造性豊かな地域の文化芸術の向上を図ってまいります。
 私からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

文化振興課副参事文化財担当)4月1日付の人事異動によりまして、文化振興課副参事文化財担当を拝命いたしました小杉山でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

中央公民館長)昨年度に引き続き、中央公民館長を務めさせていただきます佐藤でございます。よろしくお願いいたします。
 私からは、中央公民館の事務分掌及び令和6年度における主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。
 初めに、中央公民館の事務分掌でございます。資料4ページをご覧ください。表の下から2つ目に記載した中央公民館でございます。1項目目の公民館の管理、運営に関することから、3項目目の事務を担当しております。
 続きまして、主要事業施策概要でございます。資料10ページをご覧ください。下段の中央公民館管理運営経費から、資料11ページ上段の国府地区公民館管理運営経費までを所管しております。中央公民館、石岡地区公民館4館、分館2館、八郷地区公民館8館の計15館、それぞれ、特色のある講座等を含めた円滑な活動を行うための運営及び維持管理経費を計上しております。
 新規事業といたしまして、中央公民館管理運営経費において、中央公民館におけるトイレを洋式化するためのトイレ改修工事774万4,000円でございます。また、府中地区公民館管理運営経費において、府中地区公民館のバリアフリー化の必要性の観点から、エレベーター設置に向けての実施設計業務委託料401万5,000円でございます。
 中央公民館からの説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

スポーツ振興課長)4月1日付の人事異動によりまして、スポーツ振興課長を拝命いたしました塚本和彦と申します。よろしくお願いいたします。
 私からは、スポーツ振興課の事務分掌及び主要事業施策概要につきまして、ご説明いたします。
 初めに、スポーツ振興課の事務分掌でございますが、資料4ページ、表の下段、スポーツ振興課をご覧ください。1、社会体育、スポーツ・レクリエーション計画及び実施に関することから、7、社会体育施設の総合調整に関することの7項目の事務を担当しております。
 続きまして、令和6年度における主要事業施策概要でございます。資料11ページをご覧ください。中段のスポーツ振興課所管事業、農林水産業費、農業者トレーニングセンター施設管理運営経費から、12ページの城南スポーツ交流施設管理経費まででございます。体育団体の運営や競技力向上を図るための大会及び各事業を展開するための委託料や補助金、施設の維持管理等に係る経費が主なものでございます。新規事業と主要事業を中心といたしましてご説明いたします。
 最初に、スポーツイベント事業のうち、ハーフマラソン大会運営委託料1,600万円でございます。こちらは、昨年度に第1回となる石岡つくばねハーフマラソン大会を開催いたしましたが、第2回の大会運営に係る委託料となります。
 11ページの一番下、石岡運動公園維持管理経費から、12ページの城南スポーツ交流施設管理経費については、各運動施設の維持管理経費を計上してございます。
 次に新規事業でございますが、有明スポーツ交流施設管理経費の施設改修工事20万円及び城南スポーツ交流施設管理経費の施設改修工事28万4,000円につきましては、無人施設に対して、玄関にリモートロックを設置して、キーレスによる施設管理の利便性や操作性の実証実験を行うための経費でございます。
 最後に、令和4年第3回定例会で採択されました石岡市八郷総合運動公園テニスコート利用者の屋根付きベンチに関する請願への対応についてでございますが、令和6年3月29日にベンチの設置が完了いたしましたので、ご報告いたします。
 スポーツ振興課からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

学校給食課長兼石岡給食センター所長)4月1日付の人事異動によりまして、学校給食課長兼石岡給食センター所長を拝命いたしました荻沼でございます。よろしくお願いいたします。
 私からは、学校給食課所管事務並びに主要事業についてご説明申し上げます。
 お手元の資料5ページの学校給食課の欄をご覧ください。学校給食課の事務分掌は、1、給食センターの総合調整に関することから、以下9項目の事務を担当しております。学校給食課では、石岡と八郷の2つのセンターを所管しており、業務内容を大きく分けますと、管理運営並びに調理業務の2つに分けられます。
 続きまして、資料12ページの下段の表、学校給食課所管事業をご覧ください。主要事業施策の概要でございます。給食センターの経費は、石岡、八郷それぞれ、管理運営経費と調理業務経費の2つの事業で予算を構成してございます。
 管理運営経費は、清掃・管理・保守保安委託料や電気料、水道料、施設用燃料などの施設の維持管理経費が主な内容となり、今年度から新規事業といたしまして、食物アレルギー対応補助金13万2,000円を含む、石岡給食センターは5,980万6,000円の経費を計上してございます。八郷給食センターにつきましても主な内容は同様でございますが、こちらには昨年度に引き続き、中規模改修工事2工区の工事監理委託料278万4,000円と、施設長寿命化改修工事2億3,921万6,000円を含めまして、計2億7,877万円の経費を計上してございます。
 調理業務につきましては、賄材料、調理業務委託料、給食配送委託料などが主な内容となります。石岡給食センターの経費は、新規事業といたしまして、例年の賄材料のほか、賄材料(有機農産物)といたしまして274万4,000円を含む、3億4,204万3,000円の経費を計上してございます。八郷給食センターにつきましても主な内容は同様で、新規事業の賄材料(有機農産物)168万7,000円を含む、2億1,718万3,000円の経費を計上してございます。
 最後の段、給食費徴収経費420万円でございますが、給食費の過年度の徴収管理をするための経費となっております。
 学校給食課からの説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの説明についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

村上委員)ありがとうございます。
 教育相談室あすなろ等の移転についてお伺いします。先ほどご説明いただいたとおりですね、移転を検討されているということですが、まず、令和6年度時点の対象、想定している児童生徒数は何名程度を想定されてるんでしょうか。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 令和6年度利用児童生徒数ですが、小学生9名、中学生14名、合計23名、現在あすなろ教室のほうを利用している児童。それから、幼児につきましては12名、これは年長、今在籍とはなっているところなんですが、今後のことを見込みまして12名ということで想定しております。
 以上でございます。

村上委員)ありがとうございます。
 職員体制につきまして、ここに記載ありますけれども、体制としては何名を想定されているんでしょうか。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 あすなろ教室相談員6名、ひまわり教室相談員2名、特別支援教育アドバイザー4名、スクールソーシャルワーカー3名、加えて、学校教育課指導主事を兼務で1名配置と考えております。

村上委員)それとですね、移転の時期はどの程度を検討されているんでしょうか。

学校教育課副参事教育支援担当)移転の時期等につきましては、ただいま関係部局との協議を進めているところでございまして、具体的なものがまだ提示できる状況ではございません。
 以上でございます。

村上委員)ありがとうございます。
 こちらの対象が年々増加傾向にあるという記載もございますし、今現在府中小の一部を借りてということでありますけれど、環境をしっかり整えたいという教育委員会の意向も理解できます。
 各部局と協議していますということでありますが、移転先が既存の市の保有財産であれば、すぐ入れるところであったり、ただ、それでも改修が必要であれば予算化しなければいけないこともあるでしょうし、のんびりしてるとすぐ年度も終わってしまって、じゃあ来年度計画してっていうといつになるか分かりませんので、ある程度、本当に時期を決めた段階で、教育委員会主導で、今年度このぐらいの時期に、そのためにはこのぐらいの予算化をしてというような、子供たちの体制づくり、しっかりやっていただければなと思います。これに関しては反対することはないと思いますけれど、既存の施設等利用も検討を十分していただいて、早急な対応できるようにお願いしたいというふうに思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

小松委員)こういう場で何ですけども、要するに、学校が新しく始まりまして、小学校がああいうふうに、4つの小学校が廃校になって統合するという中での、不登校はどういう実態になっているのか。どういうふうな方向でこれを打開しようとしてるのか。ちょっと、今答えられる範囲で結構ですので。この問題は非常に市民の間でもいろいろと聞くことがありまして、教育担当者の中でも大変な悩みだと思いますけど、これ、後でずっと、しかるべきときにはよく聞いてまいりたいと思いますけども、今日はこういう場なので、一般論的に、その現状と、どういうことを考えてるかだけ、端的にお答えいただければと思いますけど。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 令和5年度の市内小中学校における不登校の数ですが、小学校で45名、中学校148名、合計193名という数でございます。そういったところで、今お話しいたしました特別教育的な支援と生徒指導的な機能、両面で子供たちに関わっていかなければならないと考えております。
 以上でございます。

小松委員)せっかくの機会ですので、不登校という、この概念ですね。不登校。不登校という場合は、例えば量的に言えばどのくらい休んだ場合とかですね、そういう規定があって、そういうふうに、今言われた不登校という数に数えられなくてもですね、かなり心配で、時々、元気よく通ってくんじゃなくて様々な、行ったり行かなかったりと、そういういわゆる、なんていう言葉が妥当かどうか分かりませんけども、ボーダーラインっていうんですかね、そういう境目にある方もいらっしゃって。これはいろいろ、これが原因だとかっていうこともあるでしょうし、いろんなことが言われてるんですけども、そういうことについてはどうでしょうか。その不登校という、この概念っていうのか、それを心配な方も相当いらっしゃると思いますけども、その辺についてちょっとお答えいただければと思いますけど。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 不登校の捉えとしましては、年間30日以上ということで捉えております。ただ、数によらず、それぞれの事情ということで、そういったところには寄り添った対応を考えているところでございます。

小松委員)この場では、結構でございます。結構です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

勝村委員)1点だけちょっと。スポーツイベント事業の件なんですが、ハーフマラソン、第2回目の委託料で1,600万というような計上をしておりますけども、前回、ゲストランナー○○○○(個人名)さんを迎えて、大変盛大にできたのかなと思っておりますけども、2回目の、例えばゲストランナーとかっていうのは、もう考えていらっしゃいますか。

スポーツ振興課長)ご質問ありがとうございます。
 ハーフマラソン大会、第2回についてでございますが、これから今年度のハーフマラソン実行委員会を立ち上げて、実行委員会を開催いたしまして、その中でゲストランナー等の選出を諮ってまいりますが、現時点ではまだ決まってございません。

勝村委員)ありがとうございます。
 私の個人的な参考意見として聞いていただきたいんですが、オリンピックでメダルを取ったランナーの方もいいんですが、例えばですね、大学駅伝。正月に毎年行われていて、多くの方はやっぱり、駅伝を出る方多いと思うんですが、その中で多少名前が売れた方、そういう方を2名とか3名とかお願いして一緒に走ってもらうと、また効果も上がるのかなと、ちょっと思ったんですね。そういうこともお含みいただいて考えていただければ、予算のほうもがくっと、少なくて済むのかなって考えてますんで、よろしくお願いします。答弁は結構です。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

富田委員)遠距離通学費補助金の対象人数というのはどのぐらいかっていうのは。小中学校別にお伺いしたいんですけども。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 遠距離通学費補助金のほうがですね、基本的には路線バスを使っている、使って通学している方への補助になるんですが、すいません、概算で申し訳ございませんが、小学校のほうが三十数名、中学校のほうが約150名程度で積算しております。
 以上でございます。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

玉造副委員長)申し訳ありません、文化振興課のところで、古墳絵っていう言葉が聞こえてきたような気がするんですけれども、これは……。

〔「御墳印」と呼ぶ者あり〕

玉造副委員長)御墳印。すいません、これは何ですか。

文化振興課長)お答えいたします。
 現物のほうを示せばよかったんですけども、ちょっと手持ちがなくて申し訳ございません。
 全国的に、個人旅行などの流行によりまして、神社仏閣等で参拝したときに頂ける御朱印っていうものがございます。それの古墳のバージョン、これが御墳印でございまして、神社仏閣のように宗教的なものはございませんけれども、周遊観光の、また、コレクターアイテムの1つとして、現在なかなかの流行が始まっている状況でございます。
 これまでも、歴史文化財の観点から言えば、お城を巡ったときにいただける御城印でありますとか、有名な戦国武将に係る武将印、こういったものはございました。県内の自治体でも御城印を作ってるところがございます。
 古墳を題材としました御墳印につきましては、県内では今回の石岡市が初めてとなりますけれども、他県では埼玉県であったり、愛知県などでは作ってる自治体もありますので、今回の石岡市としましては、埼玉県内の自治体と連携して取組を進めているところでございます。
 以上です。

玉造副委員長)その御墳印で、御朱印帳みたいな形で全国の御墳印を集めるっていうことなのか、それとも石岡市内で集めるのか、教えていただければ。

文化振興課長)お答えいたします。
 現在、石岡市内ではまだ1件の御墳印の作成にとどまっていますので、今後販売状況などを見まして、さらに増やしていくかどうか検討してまいりたいと考えています。コレクターの方につきましては、全国で販売している御墳印などを集めているコレクターの方もいらっしゃると聞いています。
 以上です。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 10ページのところに出てきましたジオパーク看板ということなんですけれども、設置はどこに設置なのか伺います。

文化振興課長)お答えいたします。
 ジオサイトの看板ですけれども、先ほど申し上げましたように、今年度再認定の審査がございます。そちらの審査結果を受けてから、方向性などを検討しまして設置していくことになろうかと思いますけれども、現時点では鳴滝への看板設置を検討しているところでございます。
 以上です。

玉造副委員長)分かりました。ありがとうございます。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

中根委員)自分からはあすなろなんですけど、現在のあすなろ教室、冷房のほうの、クーラーなんですけど、入ってないケースが幾つかあって、卓球をやってる教室などすごく暑くて、子供たちそこで卓球やってるんですけど、今クーラーがないので、なるべく早く移転のほう検討してもらえばと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。答弁はいいです。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他の件といたしまして、何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、この際、当委員会の管外調査についてを議題といたします。
 当市における重要な課題といたしまして、福祉施策、子育て・健康施策、教育・文化施策といった、様々な案件がございます。こういった案件につきまして、今後の当委員会の調査活動に資するため、委員派遣による管外調査を実施したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 それでは、調査都市、実施期日については正副委員長にご一任いただき、決定次第、各委員にご連絡したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。
 当該管外調査については、調査の充実を図るため、執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で、本日の文教厚生委員会を閉会いたします。






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