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令和6年度 文教厚生委員会

 第2回委員会 (6月17日)
出席委員 岡野孝男委員長、玉造由美副委員長、村上泰道委員、小松豊正委員、勝村孝行委員、中根淳一委員、富田雅史委員
市執行部 【福祉部】
次長兼福祉事務所長兼人権推進担当(中山善正)、社会福祉課長(荒張卓也)、介護保険課長(小河原修)
【子育て健康部】
部長(豊崎康弘)、次長(塚本聡明)、参事兼健康増進課長兼石岡保健センター所長(宮部善仁)、こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当(繻エ久美子)、健康増進課副参事保健センター統合推進担当(小林茂)
【教育委員会事務局】
教育長(岩田利美)、教育部長(神谷一美)、次長(柴田健)、次長兼営繕担当(林秀憲)、参事学校再編担当兼教育支援担当(野英樹)、教育総務課長兼学校再編担当(土師健弘)、学校教育課長兼学校再編担当(小倉朗)、生涯学習課長(大山剛司)、文化振興課長(松川祥丈)、中央公民館長(佐藤謙治)、スポーツ振興課長(塚本和彦)、学校給食課長兼石岡給食センター所長(荻沼宏樹)、学校教育課副参事教育支援担当(相澤純一)
議会事務局 庶務議事課係長(大川知道)

岡野委員長)ただいまから、文教厚生委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 本日の委員会の進め方でございますが、初めに陳情第3についての現地調査を実施し、調査終了後に各案件の審査を行いたいと思います。
 次に、本日の審査に当たり出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお、福祉部及び教育委員会事務局の説明につきましては、現地調査終了後の出席となりますので、あらかじめご報告いたします。
 この際、お諮りいたします。
 本日の議題であります陳情第3について、その現状を調査するため、これより委員派遣による現地調査を実施したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

−休憩(現地調査)−

岡野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、福祉部及び教育委員会事務局の説明員が出席しましたので、ご報告いたします。
 これより議事に入ります。
 初めに、議案第65号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第2号)のうち文教厚生委員会の所管に係る部分及び議案第67号令和6年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)の計2件を一括して議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。
 なお、本案の説明の順番は、福祉部所管、子育て健康部所管、教育委員会事務局所管の順でお願いいたします。

社会福祉課長)それでは、私からは議案第65号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第2号)における社会福祉課所管の補正予算につきまして、ご説明申し上げます。
 初めに、歳出からご説明申し上げます。補正予算書16ページ、17ページをご覧ください。款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費、右側説明欄、職員等人件費のうち時間外勤務手当22万1,000円につきましては、低所得者支援給付金給付事業の実施に伴い必要となる、職員の時間外勤務手当でございます。
 同じ説明欄の中にございますが、2項目下の低所得者支援給付金給付事業1億7,481万8,000円につきましては、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用いたしまして、電力・ガス・食料品等の物価高騰による負担増を踏まえ、対象世帯に対し、生活支援のための給付金である低所得者支援給付金を1世帯当たり一律10万円給付するための経費を増額補正するものでございます。また、この定額10万円のほか、18歳以下の児童が世帯に含まれる場合は、児童1人当たり5万円を加算し給付いたします。給付対象世帯は、令和6年6月3日を基準日としまして、基準日において本市の住民基本台帳に登録されており、世帯に属する者全員について、令和6年度分の市町村民税が新たに非課税、または新たに均等割のみ課税となった世帯の世帯主を対象に給付するものでございます。対象世帯として、合計1,600世帯を見込んでおります。
 事業全体の主な内訳でございますが、19ページの上段に当たります説明欄、給付金として合計1億6,750万円。印刷製本費135万円。郵便料で43万7,000円。システム構築委託料148万5,000円。人材派遣委託料316万1,000円等となってございます。給付金以外の事務費などを合わせますと731万8,000円で、17ページに記載していますとおり、合計、事業全体で1億7,481万8,000円となってございます。
 給付のスケジュールとしましては、補正予算をお認めいただいた後、令和6年7月下旬を目途にしまして、対象世帯宛てに給付金の支給のお知らせを郵送するとともに、受給を辞退される方や、口座振込先の変更を希望される方、また、修正申告などで課税状況が変わった方などの届出をお受けいたしまして、確認処理が取れたものから、順次口座振込をしてまいります。振込期日につきましては、郵便関係やその他関係事業者等との調整もございますが、1回目の振込につきましては、令和6年8月下旬までに実施したいと考えております。
 補正予算書18ページ、19ページをご覧ください。款3民生費、項1社会福祉費、目6心身障害者福祉費、右側説明欄、障害者福祉関係経費160万8,000円につきましては、出産に伴い休暇を取得する予定の職員1名に代わりまして、事務補助に当たる会計年度職員1名の報償……失礼しました、報酬、手当等でございます。内訳でございますが、令和6年7月から令和7年3月までの9か月分の一般事務補助員報酬が129万円。期末手当10万8,000円。勤勉手当12万1,000円。交通費としまして、費用弁償8万9,000円でございます。
 続きまして、歳入のご説明をいたします。ページお戻りいただきまして、補正予算書14ページ、15ページをご覧ください。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金、節1総務管理費補助金、右側説明欄、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金7億4,377万1,000円のうち、1億7,503万9,000円につきましては、先ほど歳出でご説明しました低所得者支援給付金給付事業に係る費用に充当する、国からの交付金となります。
 また、款21諸収入、項5雑入、目5雑入、節6雑入のうち、右側説明欄、雇用保険被保険者掛金5万9,000円のうち1万1,000円分につきましては、歳出でご説明しました障害者福祉関係経費に係る一般事務補助員の雇用保険掛金として計上させていただいております。
 社会福祉課からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

介護保険課長)私からは、議案第67号令和6年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
 補正予算につきましては、予算の総額に歳入歳出それぞれ353万9,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ75億9,652万7,000円とするものでございます。
 内容につきましては、事項別明細書でご説明いたします。歳出からご説明いたします。補正予算書44、45ページ、上段の表をご覧ください。款1総務費、項3介護認定審査会費、目1認定審査会費、節12委託料、右側説明欄、認定審査事務費、12電算業務委託料12万8,000円の増につきましては、介護報酬改定に伴う認定ソフトのシステム改修を行うため、増額補正するものでございます。
 続きまして、1つ下の表をご覧ください。款3地域支援事業費、項2包括的支援事業費、目2包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費、節1報酬、3職員手当等、4共済費、8旅費、右側説明欄、職員等人件費50万7,000円及び地域包括支援センター運営事業290万4,000円の増につきましては、地域包括支援センターの職員に係る基準を定める条例による人員配置基準に対して、不足しております主任介護支援専門員、こちら会計年度任用職員となりますが、1名を雇用するための費用を増額するものでございます。
 次に、歳入についてご説明いたします。ページお戻りいただきまして、42、43ページの上段の表をご覧ください。款3国庫支出金、項2国庫補助金、目3包括的支援事業等交付金、節1現年度分、右側説明欄、地域支援事業交付金130万6,000円の増、及び1つ下の表の款5県支出金、項2県補助金、目2包括的支援事業等県交付金、節1現年度分、右側説明欄、地域支援事業県交付金65万3,000円の増につきましては、歳出でご説明いたしました地域包括支援センター職員の不足に伴う会計年度任用職員の雇用について、国及び県からの交付金を見込むものでございます。
 続きまして、上から3段目の表をご覧ください。款7繰入金、項1一般会計繰入金、目2一般会計繰入金、節1職員給与等繰入金12万8,000円の増につきましては、歳出でご説明いたしましたシステム改修費用に充てるため、一般会計から繰り入れるものでございます。
 続きましてその下の欄、目4包括的支援事業等繰入金、節1包括的支援事業等繰入金につきましては、地域包括支援センター職員の不足に伴う会計年度任用職員の雇用に要する費用を、一般会計から繰り入れるものでございます。
 続きまして、その下の段をご覧ください。款7繰入金、項2基金繰入金、目1基金繰入金、節1介護給付金支払準備基金繰入金78万1,000円の増につきましても、会計年度任用職員の雇用に要する費用を基金から繰り入れるものでございます。
 続きまして、その下の段をご覧ください。款9諸収入、項3雑入、目4雑入、節1雑入、右側説明欄、雇用保険被保険者掛金1万8,000円の増につきましては、会計年度任用職員の雇用に対する雇用保険の本人負担分の収入を見込むものでございます。
 続きまして、議案第65号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
 補正予算書18、19ページ、上段の表でございます。上から2つ目の欄をご覧ください。款3民生費、項1社会福祉費、目3老人福祉費、節27繰出金、右側説明欄、特別会計繰出金、介護保険特別会計職員給与費等繰出金12万8,000円の増につきましては、介護報酬改定に伴うシステム改修費用に充てるため、介護保険特別会計へ繰り出すものでございます。
 また、その下の27介護保険特別会計(包括的支援事業等)繰出金65万3,000円の増につきましては、会計年度任用職員を雇用するための費用に充てるため、介護保険特別会計へ繰り出すものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)私からは、議案第65号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第2号)におけるこども未来課所管分につきまして、ご説明申し上げます。
 補正予算書18ページ、19ページをご覧ください。初めに、歳出からご説明いたします。上から2番目の表をご覧ください。款3民生費、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費、右側説明欄、職員等人件費の職員共済組合納付金7万3,000円及び社会保険料12万5,000円。その下、児童手当事務費の一般事務補助員報酬83万7,000円、期末手当13万7,000円、勤勉手当13万6,000円及び費用弁償5万8,000円の増につきましては、10月に予定されている児童手当制度の改正の詳細が提示され、それに伴う事務作業の大幅な増加が見込まれるため、会計年度任用職員を雇用することに伴い、増額補正するものです。その下の印刷製本費134万1,000円の増につきましては、児童手当制度改正に伴う申請案内等に係る経費を増額補正するものです。
 続きまして、歳入のご説明をいたします。ページお戻りいただきまして、補正予算書14ページ、15ページをご覧ください。一番上の表の2段目、款15国庫支出金、項2国庫補助金、目2民生費国庫補助金、節2児童福祉費補助金、右側説明欄、児童手当制度改正実施円滑化事業補助金[定額]270万円につきましては、歳出でご説明させていただきました児童手当制度の改正に係る事務を円滑に進めることに伴い、国庫補助金を増額補正するものです。
 一番下の表、款21諸収入、項5雑入、目5雑入、右側説明欄、雇用保険被保険者掛金5万9,000円のうち、こども未来課所管7,000円の増につきましては、歳出でご説明させていただきました、児童手当制度改正により会計年度任用職員を雇用することに伴い、増額補正するものでございます。
 こども未来課からの説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

子育て健康部参事兼健康増進課長兼石岡保健センター所長)私からは、健康増進課所管分の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 初めに、歳出からご説明いたします。補正予算書18ページ、19ページをご覧ください。最下段の表、款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費、右側説明欄、新型コロナウイルスワクチン接種事業でございます。新型コロナワクチン特例臨時接種が令和5年度をもって終了したことにより、令和6年度以降については、予防接種法に基づく定期接種として、個人の重症化予防を目的に、高齢者インフルエンザワクチンの接種者と同様の方を対象に年1回の接種を秋冬に行うこととなったため、接種関係の経費1億3,964万8,000円を増額補正するものでございます。
 接種に係る経費内訳でございますが、ワクチン接種委託料として1億3,881万3,000円。予診票、説明書等を作成する印刷製本費114万円。県外などで接種した場合の助成として、新型コロナウイルスワクチン接種助成金11万3,000円。生活保護の方が医療機関等でワクチンを接種した際の請求事務手数料7万円。郵便料マイナス48万8,000円でございます。
 当初予算要求時では、国では接種費用について検討中であったため、これまでの接種費用と同額で予算計上をしてまいりました。その後、昨年12月末に、接種費用の自己負担額が7,000円になるとの説明がございましたが、本年3月15日に、1万5,300円に変更となっております。その超過分である8,300円については、国から市に助成金として支給されることとなりました。1人当たりの接種に係る自己負担額は7,000円となりますが、インフルエンザワクチン接種補助金と同様に、半額程度の3,000円を市で助成してまいります。助成の対象者につきましては、65歳以上の高齢者及び60歳から64歳までの重症化リスクの高い方となっております。
 次に、ページをお戻りいただきまして、14ページ、15ページをご覧ください。歳入のご説明をいたします。最下段の表、款21諸収入、項5雑入、目5雑入、節6雑入、右側説明欄の上から3行目、新型コロナ定期接種ワクチン確保事業助成金につきましては、歳出でご説明いたしました超過分に係る国からの助成金で、1億1,711万3,000円を増額補正するものでございます。
 最後に、予診票等の発送時期については、季節性インフルエンザ予防接種と同様に秋冬を想定しておりますが、詳細につきましては、決まり次第速やかにご報告させていただきたいと考えてございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

教育総務課長兼学校再編担当)私からは、議案第65号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第2号)のうち、教育総務課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 補正予算書22、23ページをお開き願います。上から2段目の表をご覧ください。款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費、節12委託料、右側説明欄、バス運転業務委託料でございます。こちらにつきましては、南小学校が本年4月に統合したことを踏まえまして、三村地区を運行する通学バスの運転業務委託料を205万3,000円増額するものでございます。増額の理由でございますが、三村地区の一部におきまして、児童の安全確保の観点から、バスよりも小型の車両による運行が必要となったためでございます。本年6月末までにつきましては、既存予算の枠内において暫定的に対応してまいりましたが、今回の補正で、通年で必要な予算を計上させていただくものでございます。
 教育総務課所管の補正予算の説明は、以上となります。よろしくご審議のほどお願いいたします。

学校教育課副参事教育支援担当)私からは、学校教育課所管分についてご説明いたします。
 補正予算書20、21ページ、一番下の表をご覧ください。歳出についてご説明いたします。款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、節11役務費、説明欄、学校教育支援事業でございます。電話料34万2,000円、手数料2万9,000円、これをそれぞれ増額補正するものでございますが、こちらにつきましては、あすなろ教室、ひまわり教室を旧北小学校へ移転するに当たり、電話工事に係る経費14万470円と電話料20万1,520円を計上したものでございます。手数料2万9,000円につきましては、複合機移設手数料を計上しております。
 あすなろ教室、ひまわり教室の移転につきましては、4月の文教厚生委員会において、移転を検討している旨ご説明申し上げておりましたが、本年3月末で廃校となりました北小学校を活用し、今年度の9月から移転をしたいと考えてございます。
 学校教育課からの説明につきましては、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

文化振興課長)私からは、文化振興課所管事業の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書22、23ページをご覧ください。歳出の補正につきまして、中段の表、款10教育費、項4社会教育費、目4文化事業費、説明欄、文化財保護保存及び普及経費の14節、施設撤去工事53万7,000円の増額につきましては、舟塚山古墳見学者用駐車場に設置してございますバイオトイレにつきまして、老朽化により故障していまして、使用不能となっている状況でございます。また、修理には多額の費用が掛かることから、今回、撤去するための工事費を計上するものでございます。なお、撤去後につきましては、新たなトイレの設置に向けまして、機能、また費用などについて、財政課を含め、庁内で協議している状況でございまして、早急に対応してまいりたいと考えてございます。
 文化振興課からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

中央公民館長)私からは、中央公民館所管の補正予算につきましてご説明いたします。
 補正予算書の22、23ページ、中段をご覧ください。歳出についてでございます。款10教育費、項4社会教育費、目2公民館費の中央公民館管理運営経費における、その他施設修繕207万9,000円でございます。こちらにつきましては、中央公民館大講堂の舞台照明つり物設備保守点検において、舞台に設置してございますどん帳について、不具合が生じるおそれがあるとの報告を受けたことから、補修を行うものでございます。
 以上が、中央公民館が所管しております補正予算の内容でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

スポーツ振興課長)私からは、スポーツ振興課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書の22、23ページの一番下の表をご覧ください。初めに、歳出からご説明いたします。款10教育費、項5保健体育費、目2保健体育施設費、説明欄、石岡運動公園維持管理経費の節10需用費、細節、細々節のその他施設修繕59万3,000円につきましては、石岡運動公園体育館サブアリーナのバスケットボールのゴールボードが、経年劣化により不具合が発生したため、修繕費として増額補正するものでございます。
 次に、節12委託料、細節、細々節の施設清掃・管理・保守保安委託料216万5,000円の減につきましては、減額の理由でございますが、石岡運動公園の施設管理……失礼しました、石岡運動公園の施設清掃・管理・保守保安委託料が確定したことにより、清掃業務委託費128万2,600円の減、設備管理委託費88万2,400円の減を合わせた、216万5,000円の減額補正をするものでございます。
 次に、柏原運動施設維持管理経費の節14施設改修工事7,835万3,000円につきましては、近年、人工芝の劣化がありました柏原テニスコートの人工芝の全面張り替え工事を、スポーツ施設等の整備事業補助金を活用しながら行うため、増額補正するものでございます。
 次に、歳入のご説明をいたします。ページお戻りいただきまして、14、15ページの一番下の表をご覧ください。款21諸収入、項5雑入、目5雑入、節6雑入、説明欄、スポーツ振興くじ助成金2,400万円につきましては、歳出でもご説明させていただいた柏原運動施設維持管理経費の施設改修工事の一部助成金として、増額補正するものでございます。
 私からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

学校給食課長兼石岡給食センター所長)私からは、学校給食課所管補正予算についてご説明いたします。
 補正予算書22、23ページの最下段をご覧ください。まず、歳出からご説明いたします。款10教育費、項5保健体育費、目3学校給食センター費、説明欄、八郷給食センター調理業務経費、1栄養士報酬105万4,000円については、八郷給食センターの栄養士を1名配置するための経費でございます。配置の理由でございますが、令和5年度まで、市の管理栄養士1名、県の栄養教諭2名の体制でしたが、令和6年度は県の栄養士が1名となりました。栄養教諭は、給食センターの業務のほか、学校での食育が大半を占めており、1名減により給食センター業務に影響があることから、会計年度職員の栄養士を配置するための予算を計上するものです。また、その下、期末手当、勤勉手当、費用弁償、及びその上の職員等人件費となりますが、こちらの共済費につきましても、栄養士1名分の共済費となります。
 ページをお戻りいただきまして、歳入の14、15ページをご覧ください。款21諸収入、項5雑入、目5雑入、説明欄、雇用保険被保険者掛金5万9,000円のうち8,000円は、歳出でご説明いたしました栄養士分の掛金となります。
 学校給食課からの説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

村上委員)文化振興課さんにお伺いします。
 文化財保護保存及び普及経費の、先ほど舟塚山古墳の見学者用のトイレの撤去ということでご説明いただきましたが、予算可決後の撤去の時期は、今のところどの程度を考えておられるんでしょうか。

文化振興課長)お答えいたします。
 撤去の時期につきましては、予算をお認めいただきましたら早急に対応したいと考えてございます。

村上委員)あと、その後のですね、対応については現在協議中ということでありますが、長年あそこ、見学者のトイレが使えない状態が続いておりましたので、早急な、今年度中というかですね、年度内の補正等を検討しているのか、それとも、検討した中で新年度、来年度予算なのか。その辺りはどの程度協議されてるんでしょうか。

文化振興課長)お答えいたします。
 新たなトイレの設置につきましては、早急に対応してまいりたいと考えて協議を進めているところでございまして、年度内の補正も視野に入れてございます。

村上委員)大分、様々な方面からいろいろな声聞こえていると思いますんで、ぜひ設置に向けて協議し続けていただければなと思います。
 続いてもう一ついいですか。あと中央公民館のほうでも一点お伺いします。先ほど、どん帳の不具合のおそれがあるっていうふうに聞こえたんですが、不具合がもう発生したのか、ちょっと聞き漏らしてしまっていたら申し訳ないんですが、もう一度ご説明いただけますでしょうか。

中央公民館長)お答えいたします。
 こちらにつきましては、保守点検を実施しておりまして、実際起きてるわけではなく、未然に防止という観点での措置を考えております。

村上委員)現時点、不具合があるのではなくて、点検をした段階で不具合が起こりそうな予兆があったので、修繕するという理解でよろしいということでしょうか。

中央公民館長)おっしゃるとおりです。

岡野委員長)いいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ほかに質疑はございませんか。

勝村委員)教育費のほうで、三村小学校、バス運転業務委託料205万3,000円ですか。これについてもう少し詳しく知りたいんですけども、要するにあれですかね、当初予定してた普通バスで賄いきれないところを追加して、小型バスということなんでしょうか。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 三村地区の一部におきましてですね、道路が狭隘であるため、警察とバス運行について協議を続けてきたところだったんですけれども、一部の地区につきまして、どうしても小型バスやマイクロバスが入れないというような状況がございましたので、1台ですね、小型のワンボックスタイプの車両を追加で、細い道沿いのですね、エリアの子たちの通学に支障のないように、追加して走らせるための予算を、補正予算を計上させていただくものでございます。

勝村委員)ありがとうございます。
 つまり、大小2台で運行するという解釈でいいんですかね。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 当初予定していたルートで、1台でこう回ってしまおうというような予定だったんですけども、そこに小型の車両を1台追加するというような形になります。

勝村委員)ありがとうございました。
 以上です。

岡野委員長)ほかに質疑はございませんか。

玉造副委員長)学校教育支援事業の中の、あすなろ、ひまわりを北小に移転するということなんですけれども、これは、現在どこにあるものを移転するのか、お伺いいたします。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 現在、あすなろ教室、ひまわり教室につきましては、府中小学校の敷地内に併設しております。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 北小学校のどの部分に移転するのか、お伺いをいたします。

学校教育課副参事教育支援担当)現段階では、北小学校の施設1階及び2階部分に、あすなろ教室、職員室。それから、2階には子供たちの学習室。それから、1階の玄関に近いところには、ひまわり教室、幼児施設ですね、の教室を設けたいと考えております。

玉造副委員長)そうしますと、北小学校の全館を利用するっていうようなことでよろしいですか。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 現段階ではあすなろ教室、ひまわり教室の移転ではございますが、将来的には、特別支援教育アドバイザーやスクールソーシャルワーカー等も常に連携できるような体制強化をし、外国人児童生徒も含めた教育支援相談体制の構築を図るべく、発達相談、就学相談機能も加えた、教育支援センター的なものとして考え、検討してまいりたいと考えております。

玉造副委員長)分かりました。ありがとうございました。

岡野委員長)ほかに質疑はございませんか。

富田委員)柏原運動施設の改修の時期と、完成予定と、改修してるときに全面一気にやって、利用できない状態が続くのかどうかっていうのを、半面ずつなのか、利用可能なのかっていうところをちょっと聞きたいんですけども。

スポーツ振興課長)ご答弁申し上げます。
 柏原テニスコートの人工芝張り替え工事、工期は4か月程度を予定してございまして、11月から2月末を想定してございます。人工芝8面、全部の張り替えを行いますので、その工期の期間に関しては、全面使用中止になります。
 以上でございます。

岡野委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第65号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第2号)のうち文教厚生委員会の所管に係る部分、及び議案第67号令和6年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)の計2件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第68号石岡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)議案第68号石岡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて、ご説明いたします。
 参考資料の条文新旧対照表の1ページから2ページをご覧ください。今回の改正は、国が定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正により、保育所、小規模保育事業所及び事業所内保育事業所における満3歳以上の児童に係る保育士、保育従事者の配置基準が見直しされたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。
 保育士、保育従事者の配置基準の見直し内容でございますが、満3歳以上4歳未満の児童に対し、おおむね20人につき1人以上の配置がおおむね15人につき1人以上となり、満4歳以上の児童に対し、おおむね30人につき1人以上の配置がおおむね25人に1人以上と見直されております。そのため、該当する第29条、第31条、第44条、第47条の第2項第3号中、20人を15人に改め、同項第4号中、30人を25人に改めるものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第68号石岡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第73号工事請負契約の締結について(R6園部小学校外部改修工事)を議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

教育総務課長兼学校再編担当)私からは、議案第73号工事請負契約の締結についてご説明させていただきます。
 契約案件の名称は、R6園部小学校外部改修工事でございます。
 今回の工事につきましては、昭和55年に建築されました鉄筋コンクリート造3階建ての園部小学校の校舎の外部改修の工事を行うものでございます。本工事は、施設の老朽化に伴い、屋上の防水工事、外壁塗装工事、一部消火設備の更新を行い、学校施設の機能回復を目指して実施するものでございます。
 園部小学校は、先ほど申し上げたとおり、古い部分で築後44年を迎えまして、市内のほかの小学校と比較しましても外壁等の劣化がひどく、一部危険な状況となっておりまして、対応が必要な状況でございます。今回の工事におきましては、劣化箇所を過度に修繕するのではなく、安全な教育環境の維持を目指しまして、建物の機能を回復するための工事と位置づけて実施するものでございます。
 なお、本件につきましては、令和6年5月9日付で条件付一般競争入札に付しまして、興民建設株式会社が落札いたしました。契約金額は税込みで1億3,061万4,000円で、本年の5月22日付で仮契約を行っております。工期につきましては、今定例会において議決を賜りましたその翌日から180日間、約6か月を予定しております。
 私からの説明は、以上となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第73号工事請負契約の締結について(R6園部小学校外部改修工事)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第74号工事請負契約の締結について(令和6年度石岡市海洋センタープール施設改修工事)を議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)私からは、議案第74号工事請負契約の締結についてご説明させていただきます。
 契約案件の名称は、令和6年度石岡市海洋センタープール施設改修工事でございまして、当センタープールは昭和61年に開館し、近年はプールサイドの凸凹や給排水等をはじめ、機械設備等の不具合が顕著に見受けられ、随所に臨時的な改修では対応できない状況にあり、大規模な改修を必要としており、施設保全の機能向上や、利用者が安全安心に利用できるよう施設整備を図るため、改修工事を行うものでございます。
 本件につきましては、令和6年5月9日に条件付一般競争入札に付しまして、株式会社進貢が落札いたしました。契約金額は税込みで1億8,302万9,000円で、本年5月21日付で仮契約を行っております。工期は、議決の日の翌日から令和7年3月18日までの270日間を予定しております。
 私からの説明は、以上となります。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第74号工事請負契約の締結について(令和6年度石岡市海洋センタープール施設改修工事)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、陳情第3保健センター建て替えに関する陳情を議題といたします。
 本件について、事務局から、受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局)陳情第3保健センター建て替えに関する陳情における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず、受理の経緯でございますが、5月17日に提出され、同日付で受理をいたしております。提出者は、石岡市府中三丁目の○○○○(個人名)様ほか201名でございます。
 内容でございますが、老朽化を理由として、ふれあいの里内へ新築統合する計画が進められている保健センターについて、市民の疾病の予防及び健康の保持増進を図ることを目的として設置されていることを再認識するとともに、その目的を達成するため、利便性を重視し、地域に根差した施設として、両地区にそれぞれ整備することを求めるものでございます。
 なお、参考ではございますが、追加で署名をご提出いただいておりまして、事務局において名簿を確認した結果、122名の署名がございましたので、ご報告いたします。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)ただいま、事務局から受理の経緯等について説明がありました。
 次に、本件についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

村上委員)陳情いただきましたので、内容を拝見いたしまして、また、現時点、本日もそうでしたけれども、石岡市としては、保健センターの老朽化に対応して、集約して充実を図るということで現在考えているということは、行政のほうから説明を受けています。
 そこでちょっと、保健センター建て替えに関する陳情の内容について何点か、もし執行部のほうでお答えできるのであればお伺いしたいんですが、まず、ここに記載されています両地区にそれぞれ整備することで、地域性というのは、もちろん市内広域ですので、1か所より2か所のほうが地域性というのは図れるというのは分かりますけれど、2か所それぞれをですね、改築した場合の総額費用と、1か所だけ整備した場合の費用の比較というのはされたのかどうか。数字は出ているかどうかではなくて、比較をされたのかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)お答えいたします。
 現在、費用比較という部分についてでございますが、まず石岡保健センター、それと八郷保健センター、それぞれ面積が2,100平米と1,700平米ということで、現在ございます。個別施設計画のほうで、こちらの数字……申し訳ございません、石岡市の公共施設等総合管理計画のほうでの基準においてですね、こちら平成27年度の基準を採用しているところでございます。そちらの基準を基にですね、計算をした場合ということになってくるんですが、その中で、すいません、今建て替えた場合ということでおっしゃったんですが、改修をした場合ということでの概算というのは出させていただいておりますが、建て替えた場合の、そちらの基準に沿った場合の金額というのはちょっと今手元にございませんので、ちょっと計算をした上で、後ほど回答のほうをさせていただきたいと思います。すいません。よろしくお願いいたします。

村上委員)仮称総合保健センターの面積と、既存の保健センター、石岡地区、八郷地区の単純面積を比較すると、1.5倍以上違いがあるのかなっていうのは認識しております。もちろん建て替えと改修では違いますけれど、陳情者の方もですね、公共施設、集約することが必要と理解しつつも、やはり地域性を考えてほしいというところで、どちらをこう取るかというところかと思います。
 ただ、今後の石岡の保健センターの在り方と、あと医師の派遣の情報で、どうも八郷には来てくれないというようなことも以前伺いました。保健センターはあるけれども診断が行えないのであれば、これを継続して残しても機能が失われてしまうおそれがあるというのであれば、保健センターの集約、もともと行政の考えておられる総合保健センター、仮称でありますけれど、これは致し方ないのかなというふうに感じます。
 ですので、この陳情者の方のおっしゃる気持ちは十分分かるところでありますが、現状なかなか、現時点では難しいのかなっていうのは、私としては今感じております。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

小松委員)今日の午前中ですね、委員会全員が参加しまして、石岡保健センターと八郷保健センターを、かなり時間をかけて見てきました。
 で、一つ、皆の共通認識があったのは、石岡の保健センターはかなり年月がたって、かなり古く、それから雨漏りもある。クーラーもなかなか効かない。一般的に見ても古すぎてどうにもなんないっていうか、そういう感じで受け取ったので、ですから、やはりしっかりとした保健センターは造る必要があるということは、私も皆さんも共通理解になってると思います。
 そして、同時にですね、この石岡保健センターでやられている重要な仕事としては、母子の乳幼児健診ですね。これがやられておりまして、その冊子ももらってきました。4・5か月児健診、1歳児児童相談、1歳6か月児童健診、2歳母子歯科健診、3歳児健診ということで、月ごとの、月に、何月までごとに全部スケジュールが詳細にありまして、これを今石岡保健センターでやってるということなんですよね。
 ちょっとお聞きしますけども、この場合には、全部お医者さんがいなければやれないというものなんですか。お医者さんとの関係を、まずお聞きしたいと思います。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)お答えいたします。
 現在石岡保健センターで実施しております、こちら乳幼児健診とまとめて申し上げさせていただきますが、それぞれ4か月健診、1歳6か月、そして3歳児健診というのが、こちらがですね、医師の派遣が必要となる健診となってございます。
 今委員おっしゃられました医師の派遣という部分についてでございますが、八郷地区に来れないという部分の、こちら捉え方という部分になってしまうんですが、やはり、日中のお昼の休診時間を割いてお越しいただいているという状況でございます。現在石岡保健センターにお越しいただいている先生方、お医者さんにつきましては、石岡の市街地の中に医院を構える先生にお越しいただいているという状況でございます。
 こちら、私の個人的な、施設に勤務しております関係で感想として申し上げさせていただきますと、やはり午前中の診療が押してしまいますと、当然先生にお越しいただく時間も遅くなってしまいます。ただ、その代わり、午後からの診療時間というのは当然決まってるわけでございますので、なかなかそういった、仮にそちらから八郷保健センターに行かれた場合の時間等も考慮しますと、午後の診療に影響してしまうおそれもあるという部分もございます。そういったことも含めますと、実際来ていただける部分ということに関しまして、午後の診療に差し支えてしまうということも考えられるのかなという部分の、こちらは私の感想的な部分ではございますが、最初からその、医師会として拒否されてる、されてないという部分については存じてはございませんが、やはり現時点、何ですかね、状況として難しいのではないかというお話といいますか、実態として考えた場合の部分でそういうお話になってしまってる部分もあるかなというところは考えてございます。ですので、最初から医師会の先生方が来れないということではないとは考えているんですが、実際問題としての部分でというところで考えてございます。
 以上でございます。

小松委員)この健診は本当に、生まれた方が、赤ちゃんがですね、本当に正常に育っていくことを願ってるんですけど、何かある場合はこの段階でチェックできるっていいますか、お医者さんの専門から見てですね、ちょっとこの方はこういうことを調べたほうがいいんじゃないかとか、そういう意味で、これは非常に重要な健診の場で、専門医が必要だってことはよく分かります。
 それで、これが現在は石岡保健センターだけでやられているわけなんですけども、ちょっとお伺いしますけど、これは八郷の保健センターでやってた時期もあるわけでしょうか。お医者さんが八郷まで行って、それでこういう、同じような乳幼児健診やっていた時期もあるわけですか、今はやってないけども。その辺の経過はどうなってますか。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)お答えいたします。
 私も昨年度から担当してるという部分で、なかなか過去の部分について詳細というのは存じ上げておりませんが、これまで、八郷保健センターでも乳幼児健診を行っていた時期がございました。ただ、当時のお話でございますと、八郷地区の医院、病院の先生にお越しいただいてたということは伺ってございます。
 以上でございます。

小松委員)それでですね、やはりお医者さんに来ていただくということなので、執行部としても、石岡市としてもお願いすると。忙しい業務の中でね、乳幼児健診、ぜひお願いしたいという、お願いすることであるかと思いますので、そういう点で、お医者さんの事情によってですね、そういうことをよく勘案して、協力してやってもらうということは必要だと、私思います。
 今日も我々、石岡から八郷保健センター行って感じたのは、片道30分くらいですよね、低く見積もってもね。だから、相当それは時間がかかります。物理的にも遠い、そういう意味では遠いんですね。だから、そういう点でやっぱり、お医者さんのですね、専門医の協力を得るっていう点で、そういうことも理解しなきゃならないのではないかと、私もそういうふうに思う次第です。
 ですから、そういうことで言うと、今石岡で乳幼児健診やってるのは、どこでやってんのかと。現時点においてですね。これは石岡の保健センター1か所しかないわけですね。ですから、八郷の方も皆そこに来てやらざるを得ないということになっているわけです。そして、しかしそこで非常に貴重な石岡保健センターの場所がですね、私もそう思ったんですけど、非常にこれはですね、もう一刻も放置できないっていいますか、ただちにやっぱりこれは新しい保健センターを造って、そしてきちんとした体制を執って、例えば乳幼児健診はやる必要があるというふうに思うんですね。ですから、現在は1か所なんですよ。現在っていうか、ここ三、四年っていうふうに聞いてますけども、その時点で、乳幼児健診は1か所でやっていることになるわけですよね。これを2か所にするというのが陳情の一つの趣旨かとは思うんですけども、そういうことが本当に現実的かどうかっていうのをね、私もいろいろとこれは考えるところです。
 そしてもう一つはですね、この委員会でもかなり、石岡保健センターの古い、古くてどうにもなんないという話をですね、繰り返し繰り返し担当者から、丁寧にですね、理を尽くして説明がありました。そして、現在の到達点は、ひまわりの館。後で議題にもなるようですけども、ひまわりの館の北側部分っていうことでどうかなということで、長い間の経過を通じて、そこに大体、委員会の一致した意見は集約しつつあるわけですね。そういうふうに私は捉えているわけ。だから、やはりこういう問題を考える場合には、過去に2つあったから、1つになって、また2つにすべきだということも一つの理屈なんだけども、やはりそういうお医者さんとの関係、それからこれまでのやっぱり石岡の現実的な、今までの推進状態を考えてみた場合ですね、そういうことまで考えて、一番いい方法はどうなのかということをやっぱり考えるべきではないかなというのが、ちょっと今の私の考え方の、今の到達点ですね。
 また、ここでほかの方からも意見があるかと思いますけれども、よく議論してですね、決める必要があるんじゃないかなと思ってるので、非常に大事なので、皆さんからも一人一人ですね、全員から、やっぱり私は委員として発言を願い、そしてお互いに議論を戦わすべきは戦わし、学ぶべきは学んで、この陳情に対する見解をまとめていく必要があるんじゃないかと思うので、各委員の皆さんの発言もね、そういう意味で、よろしくお願いしたいと思います。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 皆さんと同じように、今日、午前中のうちに2か所の保健センターを見てきたわけなんですけれども、この石岡保健センターは確かに、今ほかの委員さんからお話があったように、雨漏りがひどく、使用不能であるお部屋が数か所あり、また、明かり取り窓が、天井に丸くこう穴が空いてて、きちっと雨が漏れないようにっていう、そういう明かり取りの窓があるんですけれども、そこからもう既に雨が漏れてきてしまうっていうような大変ひどい状況なので、石岡保健センターは一刻も早く建て替えるべきであるというふうに感じました。
 また、八郷の保健センターのほうも雨漏りが数か所ありますが、まだ使えるっていう状況ではあるので、建て替えが終了するまで使っていけるのかなっていうふうに思います。
 また、使用状況とかを聞いてみましたら、八郷保健センターの使用状況が、どの部屋も1か月に1回ぐらい使うっていうような説明があったんですけれども、これはそういう、使用頻度はそんなに高くないっていうふうに感じてるんですけれども、これはそういう説明があったからそうなんだとは思うんですけれども、それでよろしいんですか。八郷保健センターの使用頻度のほうの説明をお願いしたいと思います。

子育て健康部参事兼健康増進課長兼石岡保健センター所長)お答え申し上げます。
 ただいま委員さんのほうからご指摘ございました使用頻度でございますが、確かに部屋ごとによりまして、様々な部分は確かにございます。今日ご説明差し上げましたとおりのことでございまして、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

玉造副委員長)石岡のほうは、使ってる人はたくさんいるんだけれども、建物自体が非常に使えない状況になっている。また、八郷はまだもう少しは使えるけれども、使用頻度はそんなに高くないっていうような状況の中で、大体石岡、八郷の中間の地点であるひまわり館の敷地のところに新しい保健センターを建て替えるっていうことになれば、双方で使えるんではないかなというふうに理解しております。
 私からは以上です。

岡野委員長)ほかにご意見等ございませんか。

勝村委員)ありがとうございます。
 今回の陳情に関する、保健センターの陳情ですね。これについてですが、まず午前中、両方の保健センター、見させていただきました。改めて、両地区の保健センターの築年数、それから現況についてご説明いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

子育て健康部参事兼健康増進課長兼石岡保健センター所長)お答え申し上げます。
 現在、まず石岡保健センターでございます。こちらのほうは、昭和54年築の、今年で、54年築だから、45年になります。もう一方の八郷保健センターでございますが、平成8年築でございます。築28年でございます。
 いずれもですね、特に石岡保健センター、杉並にございます石岡保健センターのほうは、基本的に築年数のほうがこれだけたってございまして、まだ躯体上の構造についても確認しなくちゃいけない部分はあるんですが、大分老朽化が進んでございまして、先ほど来お話がございましたとおり、雨漏り等、また、空調等の不具合が大変起きている状態でございます。また、八郷保健センターのほうでございますが、やはりこちらのほうも雨漏り等は現在発生している状況でございます。
 保健センターの現状については、以上でございます。よろしくお願いします。

勝村委員)ありがとうございます。
 石岡保健センター、もう半世紀を迎えようとしている、鉄筋コンクリート造、2階建てでしたっけ、3階建て……2階建てですよね。随分老朽化しているのは見受けられました。鉄筋コンクリート造というと、昭和の時代に造ったものとしては、やっぱり半世紀ぐらいが限度と言われてますよね。これは建て替えるに当たるわけでございますけれども、一方で八郷保健センター、こちら平成8年ということで、まだ28年目ということなんですよね。で、見るからに施設としては、まだまだ新しい立派な建物かなと思うんですね。
 委員会に示された、以前に示された大砂地区ふれあいの里敷地内へ新築統合という計画を持ちかけられたときにも私は申し上げましたけれども、統合するのはいいだろう、1つにするのもいいだろうということで言ってまいりました。その中で、まだ四半世紀過ぎたぐらいの八郷保健センター、この利活用はどうするんだということでお伺いしたこともございます。当時の答弁では確かなお答えいただきませんでしたけれども、有効活用を目指して進めていきたいというようなお返事をいただきました。
 そんな中で、今回が陳情され、いただいております。村上委員の意見と重複しますけども、両地区にそれぞれ整備ということを考えると、やはりそれは、今の時代は無理なのかなというふうな考えも私は持ってます。というのも、石岡保健センター、現在の場所にまた改築するということは、ちょっと無理があるのかなと。で、これをふれあいの里に持ってくるとなれば、国の支援事業等もいただけるのかなと。規模に関してでしょうけどね。それであるならば、私が当時、この委員会で説明があったときに、八郷地区から今の石岡保健センターでは遠いんで、ふれあいの里ならまあまあいいのかなというお話もしたと思うんですね。
 そういう意味で、いずれにしても、雨漏りがする施設をそのまま使わせることはちょっと危険でもありますし、ひどい話であると思うんですよね。伺うと、明日大雨の予想ですけれども、バケツをたくさん用意したり、あるいは雨どいで、袋で遮ったりと、大変な作業があるというようなことも聞きました。これ、もう早急に進めていかなければならないし、執行部のほうもそういった方向で進めてきているわけで、我々としてもその方向でいいということで、確かお願いをしているわけであります。
 今回の陳情、300名から、三百二十何名からもいただいておる。確かに両地区にあることは、それでできれば本当にすばらしいことだと思うんですが、これから人口減少時代に進んで、だから四半世紀、半世紀に向かって、そういう両地区に置くのが果たしていいのかなと。それから、今医師不足のほうも言われておりますね。そういった面で、石岡地区の医師会のほうでも、なかなか両地区に行くのは難しいということも聞かされております。
 そういった面からいろいろ考えますと、この陳情、おっしゃることはよく分かります、私も。本当は八郷の保健センター1つで賄ってもらいたいぐらいのお話なんですが、そこではちょっと無理がある。もちろん雨漏りもしているということなんで、陳情に関する考えですが、私としては、やはり統合して、普遍性のある施設を持つことも一つの選択肢ではないかなというふうに考えてございます。
 以上でございます。

岡野委員長)富田委員、何かご意見あったらば。

富田委員)2つあるのはそれに越したことはないんですが、やはり財政的な面と医師不足を考えると、やはり1つ。じゃあそれがどこかってなると、やっぱりあの辺りがちょうどいいのかなと私は思いますので、皆さんのご意見と大体同じかと思います。
 以上です。

岡野委員長)中根委員、お願いします。

中根委員)私も今日、石岡保健センターを見てきまして、ひどい雨漏り、あと壁にひび割れ。これ、絶対建て替え必要だと思いました。
 私も、もちろん2つあったほうがいいと思います。陳情はそのとおりだと思うんですけども、やっぱり人材マネジメントの面で、職員の数を、1つにしたほうが職員の働き方改革。あとは財政面ですか。それで1つのほうがいいんじゃないかなと思います。ちょうどひまわりの館だと石岡、八郷のちょうど中間地点だし、2つの地区からも来やすいのかなと思うので、私もその意見に賛成です。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

小松委員)陳情の趣旨はよく分かる、よく読んで分かるわけなんですけれども、私もですね、ひまわりの館に保健センターを造った場合に、若いお母さんがですね、働いてる職場を有給休暇で休んで、それで赤ちゃんを、子供を車に乗っけていくと。だから身近にあったほうが非常にいいというのはそのとおりだと思いますけども。そのとおりだと思います。
 それで、私もいろんな人に聞いてみました。あそこに今、執行部っていうか、我々議会もひまわりの館くらいにこう考えてんだけども、一体どうなのと、こうなった場合にですね、例えば八郷の人でも、園部とかですね、半田とかですね、あの辺の人は柿岡に行くよりもこっち来たほうが近いという意見などもあるんですね。ですから、確かに高浜とか向こうのほうは遠くなるから、そういうことはあるということですね、一つはね。だから、いろいろ聞いてみたけども、むしろあそこがいいという意見もあると。
 それからもう一つはね、2か所造れっていうふうになった場合に、どこにするのかと。ひまわりの館はもう実際にはっきりしてるし、そこをまた、必要なところも買う話も、梨畑をですね、買いたいといういう話も、梨畑持ってる農家の方と一定の折衝が進んでるというふうに聞いている。そういうふうになっていると。もう1か所っていう場合はどこになると、これはね、やっぱり私もね、考え及ばないんですよ。イベント広場っていうこともあるけど、イベント広場は、また別なことでいろんな問題があるしですね。
 ですから、早く造るっていう場合にね、責任持って言うところが見当たらないと。私はですね。それから使う人の意見を聞いてみたら、むしろ近くなったという人もいるということなので。ですから、総合的に考えて、お医者さんのことも、協力もあるしですね。そういうことで、やっぱりこれまでやってきたのをしっかりと進めるっていうのが、責任持った対応かなというふうに思うわけね。で、いつまでにできるかっていうと、そう言っても、この間の一般質問の答弁では、令和9年になるっていうでしょ。令和9年に完成予定だと。そのくらいかかるわけですから、そうやってもですね。そういう事情を総合的に勘案して判断するしかないんじゃないかというのが、今皆さんの意見を聞いても、そう思いました。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、これより討論に入ります。
 討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 陳情第3保健センター建て替えに関する陳情を採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 お諮りいたします。
 本件は採択すべきものと決することに、賛成の委員の起立を求めます。

−起立なし−

岡野委員長)起立なしであります。
 よって、本件は不採択とすべきものと決しました。
 以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけですが、これらに係る委員長報告の取扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に、所管事務の調査といたしまして、石岡市総合保健センター(仮称)の整備についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)ご説明に入らせていただきます前に、先ほどの陳情第3保健センター建て替えに関する陳情の中で、村上委員からご質問のございました、回答保留になっていた部分について、すいません、遅くなって申し訳ございません。ご説明させていただきます。
 保健センター、今回2,400平方メートルで約12億円ということで、これまでも申し上げてございますが、仮にですが、石岡保健センター、八郷保健センター、それぞれ現在と全く同じ規模で建て替えた場合ということで試算をさせていただきました。2つの保健センターを合わせますと、3,869平米となってございます。これから建てようとしてまいります現在の計画、2,400平米に対しまして、規模的に約1.6倍となってございます。
 基準としましては、積算の基準として2種類、ちょっと計算のほうさせていただきました。まず1つ目でございますが、公共施設等更新費用積算ソフトということで、こちら総合管理計画の中でですね、計算をしており、費用算定の基準としております基準でございます。こちらは平米単価36万円で計算した場合でございますが、約14億円となってございます。もう1つがですね、先日ご説明させていただきました保健センターの基本計画案の段階での費用算定の根拠としまして、現状に即した費用としまして平米当たり51万円で計算した場合の金額でございますが、こちらですと19億7,000万円となる見込みでございます。これは、あくまでも単純に現在の面積で比較した場合の金額でございますので、実際問題、実際とはおそらく同一にならないかと思うんですが、参考までということでご報告させていただきます。
 以上でございます。
 引き続きまして、所管事務の説明に移らせていただきます。
 私からは、石岡市総合保健センター(仮称)の整備についてご説明いたします。
 資料1をご覧ください。まず1項目目、進捗状況でございます。今年2月の委員会では、総合保健センター候補地の再検討案として、ふれあいの里に隣接する特養のぞみ北側の雑木林を新たな候補地としてお示ししたところでございます。その後、地権者と交渉を重ねてまいりましたが、当方の提示額、こちら不動産鑑定による鑑定額でございますが、相手方の希望額と大きな開きがあり、再度の交渉においても折り合いがつかなかったため、交渉終了となりました。
 続きまして2項目目、候補地の再検討案でございます。資料下段の再検討位置図をご覧ください。バツ印がついております雑木林から見て西側、ひまわりの館から見て北側にあります梨畑、約5,000平方メートルを新たな候補地として、交渉を開始したところでございます。交渉の状況でございますが、事業内容の説明を行い、今後実施を予定しております用地測量をはじめとする各種調査の実施に当たり、現地への立ち入り調査について承諾をいただいている状況でございます。
 このほかにも、梨畑周辺の土地3,500平米程度の取得も進め、最終的に8,500平方メートル程度の確保をしたいと考えてございます。周辺エリアの交渉状況でございますが、まず、梨畑から見まして北側の所有者から開始をしました。梨畑の際と同様に事業説明を行い、現地立ち入り調査の実施についてもご承諾をいただいているところでございます。
 候補地の選定につきましては、大変期間を要しましたが、ふれあいの里北側の梨畑を中心とする一帯を新たな候補地としまして、今後は測量、地質等の各種調査業務を進めてまいりたいと考えております。
 続きまして3項目目、令和6年度の整備スケジュールについてでございます。先ほどご説明いたしました調査業務と並行しまして、庁内の策定検討委員会で総合保健センター(仮称)基本計画案の修正作業を進め、その後、健康づくり推進協議会への説明及びパブリックコメントの実施、そして再び庁内の策定検討委員会での協議を経て、計画を策定する見込みです。計画の策定後は、土地調査により境界面積などを確定した後、交渉がまとまりましたら、用地購入費を上程、こちら補正にてでございますが、していきたいと考えてございます。また、実施設計委託費用につきましては、今後の事業の進捗によりますが、年度内の上程を目指し取り組んでまいりたいと考えております。
 私からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

勝村委員)ご説明ありがとうございました。
 この用地交渉の件なんですが、当初のところは駄目だったということで伺いましたが、今回のは梨畑ですか。5,000平米と3,500平米、合わせて8,500平米。これに関しては、購入可能というふうに理解してよろしいですか。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)お答えいたします。
 可能という部分、購入の見通しにつきましては、現在説明をさせていただいた中で、購入に向けて前向きなお話等はさせていただいてる状況ではございますが、当然、今後調査を行う上で、不動産鑑定、購入単価のですね、設定など、越えなければいけない部分もございますので、そういった交渉を経ての契約となってくる見込みでございます。ご説明した中で、事業にご理解をいただいているということに関しては、梨畑の所有者の方、あとその北側のですね、部分の所有者の方にもご理解はいただいているというふうに考えてございます。
 以上でございます。

勝村委員)分かりました。ありがとうございます。よろしくお願いします。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 前回もお話に出たんですけれども、この細い脇の道ですか、太い道路につながる。この道は、何か使えるようにするっていうような説明があったと思うんですけれども、それは変わりなく、使えるようにするということでよろしいんですか。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)お答えいたします。
 前回の委員会で、委員さんからですね、脇の細い道につきまして、利用ができないかというご意見もいただいてございます。まだそのときはですね、整備することに関してのお答えっていうのは、まだできていなかった状況でございます。
 今回、梨畑、併せてその北側というところが候補地になってまいりましたので、当然、現在の細い部分となっている市道というご意見も出ている状況ではございます。この件に関しましては、担当が都市建設部、市道部分につきましては都市建設部となってございますので、こういったお声をいただいていることにつきましても、担当のほうにはお伝えしております。具体的に事業のほうが進んでくる見通しが立ちましたら、改めてですね、担当課とも、その市道の拡張については協議をしていきたいと考えてございますが、まだ現時点では、まずは土地の購入のほうを優先して進めていきたいと考えてございます。
 以上でございます。

玉造副委員長)分かりました。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、小中学校統合再編についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

教育総務課長兼学校再編担当)教育総務課から、小中学校統合再編についてご説明させていただきます。
 小中学校の統合再編につきましては、こちらの現在の取組の状況と、今後のスケジュール等につきましてご説明させていただきます。
 資料1の概要にお示ししましたとおり、昨年度来、教育委員会から石岡市小中学校統合計画審議会のほうに、小学校の適正配置、統合再編時期等について諮問をしている状況でございまして、特に八郷中学校区の小学校、こちらの統合再編に向けて、年内の答申を目指してご審議をいただいている状況でございます。
 次に、資料2のほうにお示しいたしました策定体制についてでございますが、最終的に審議会からの答申を計画に反映させるため、図中のですね、右側の列の中段辺りに記載しております庁内検討体制といたしまして、石岡市小中学校統合計画策定委員会というものがございます。こちらで、財政的な観点での検討や、公共施設総合管理計画等との整合性の確認など、市の関係部局との協議につきまして、可能な限り予定を前倒しして対応してまいりたいと考えております。その図の下のほうに記載させていただいておりますが、同時に、市民や関係者との意見交換等も進めてまいりたいと考えております。
 続きまして、資料3に記載いたしました今後のスケジュールについてご説明いたします。5月27日、先月の27日に開催いたしました統合計画審議会におきましても、スピード感を持った対応、統合を進めてほしいというようなご意見を頂戴しているところでございますので、年内に答申をいただく方向で、その後のスケジュールを進めてまいりたいと考えております。なお、スケジュールにつきましては、事務方のほうの希望的な部分もございますので、調整の進捗によりましては前後する可能性もございますが、可能な限り、先ほど申し上げましたとおり、前倒しで進めてまいりたいと考えているところでございます。
 続きまして、資料2ページ目をご覧いただきたいと思います。閉校した学校跡地の活用についてご説明いたします。
 先ほど学校教育課のほうからもご説明がありましたが、北小学校を除きまして、旧高浜小学校、三村小学校、関川小学校につきましては、今定例会終了後、市長部局と協力し、上半期をめどにサウンディング調査というものを実施してまいりたいと考えております。
 サウンディング調査といいますのは、民間事業者と意見交換やヒアリング等の対話を通しまして、跡地活用について様々なアイデアですとか、参入の意向などを調査することでございます。あくまで利活用を進める上での調査でございますので、こちらのサウンディング調査で全てが決定するというものではございませんが、今後の活用を進める上で必要な調査となってまいりますので、市長部局と協力しながら、速やかに取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
 小中学校統合再編につきましての私からのご説明は、以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、公共施設の予約方法の見直しについてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

教育委員会事務局次長)私からは、公共施設の予約方法の見直しにつきましてご説明いたします。
 資料、公共施設の予約方法の見直しについてをご覧ください。委員の皆様もご承知のとおり、資料に記載されております勤労青少年ホーム、石岡海洋センター、公民館の予約可能期間や予約方法について、改善を求める陳情が議会に提出され、3月の定例会においてその陳情が採択されたことを受けまして、予約方法の見直しを行いたいと考えてございます。陳情の主な内容としましては、これらの施設の予約期間が短いことや、予約の方法が施設ごとに統一されていないことから、それらの改善を求める内容でございました。
 こちら、資料の左側3列にございますのがそれぞれの現在の運用となってございまして、一番右側の列が見直しの案でございます。
 見直しの案でございますが、まず、予約可能期間につきまして、毎月の1日に、次の月の末までの予約が可能としておりましたが、これを利用日の3か月前から予約可能とし、一日一日をスライドしていく形といたします。次に、受付方法につきましては、これまで窓口のみの受付であったものを、電話予約も可能といたします。次に、受付時間につきましては、窓口、電話とも、朝8時30分から各施設の終了時間までといたします。最後に、重複時でございますが、朝8時30分の時点で窓口に並んだ方がいた場合には、抽選とすることで、朝早くから並ぶ必要がないようにしたいと考えてございます。
 以上の変更につきまして、チラシの配布や広報など、周知期間を十分に取った上で、9月1日から開始したいと考えております。
 なお、有明及び城南スポーツ交流施設につきましても、海洋センターと同様の見直しをしてまいりたいと考えてございます。
 今回の見直しにつきましては、教育委員会事務局においても、窓口でしか予約ができない、さらには、予約の日が毎月の1日に集中するため、予約のために朝早くから多くの方が並ぶといった状況があったことから、見直しを検討していたところでございますが、陳情を受けての見直しという結果になったことにつきましては、反省点として捉えてございます。
 また、今回の見直しとは別となりますが、現在、パソコンやスマホなど、インターネット、ウェブ上での予約ができるのが、石岡運動公園、柏原球技公園、柏原野球公園、サッカー公園、八郷総合運動公園などのスポーツ施設となっておりまして、公民館など、それ以外の施設についてもウェブから予約ができるよう、今後検討を進めていきたいと考えてございます。
 参考としまして、有明及び城南スポーツ交流施設につきましては、今年度から試行としまして、リモートロックのシステム、こういったものも試行的に導入していきたいというふうに考えてございます。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

富田委員)これ、今回のあれも、予約の確認は、見てから電話するわけにいかないで、電話してから確認になってしまうんですよね。

教育委員会事務局次長)お答え申し上げます。
 システムとなってございませんので、お電話をいただいた上で、空きのほうを確認していただくような形になろうかと考えてございます。
 以上でございます。

富田委員)簡易的でもいいんで、分かるような状況がつくり出せれば。ホームページで言えば1枚程度だと思うんで。できれば見ながら……、そのシステム、今後作られるシステムができるまででも。電話してから確認、やっぱり団体だときついと思うんですよね。できればそういうのも検討していただきたいと思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、第2回石岡つくばねハーフマラソン大会についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)私からは、第2回石岡つくばねハーフマラソンにつきましてご説明いたします。
 資料をご覧願います。開催日でございますが、令和7年2月16日日曜日でございます。開会式典につきましては、前回同様に前夜祭として、令和7年
2月15日土曜日に、石岡ステーションパーク1階で開催をいたします。
 スタート・ゴールですが、イベント広場をメイン会場として、スタートを国分町府中三丁目交差点付近、ゴール地点を石岡市立中央図書館前といたします。
 申込期間でございますが、令和6年9月1日から令和6年12月13日として、ハーフマラソン、一般5キロ、中学生3キロ、小学生2.2キロ、親子2.2キロの種目について、参加者募集を行います。
 参加費につきましては、他市の参加費を参考に、ハーフマラソンの金額を前回の6,000円から5,000円にしたほか、より多くの市内小中学生に市のマラソンを走っていただくため、中学生3キロの部を2,000円から1,000円に変更しております。
 2枚目の資料、ハーフマラソンコースでございますが、全体として大きな変更はございませんが、前回大会の結果を踏まえまして、スタート地点を国分町府中三丁目交差点に変更しております。これにより、スタート地点から泉橋まで直進し、石岡駅方向へ右折するコースに各種とも変更してございます。
 今後は、9月の募集開始までに、前夜祭のスケジュール、大会当日のゲストランナー、県内外からお越しくださるランナーへのおもてなし等、事務を進めてまいります。また、第1回大会でご意見のあった部分については改善し、前回を上回る大会になるよう進めてまいります。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

中根委員)ハーフマラソン、ありがとうございます。
 コースなんですけど、これを見ると、若宮のところから左に曲がって染谷方面に入ってるんですけど、そこじゃなく、その前の府中中の前の県道の道を通っていくようなところは、そのコースに変更するってことはできないんでしょうか。まだ時間があるので。どうでしょうか。

スポーツ振興課長)ご答弁申し上げます。
 中根委員の、府中中学校の前を通るコースでございますが、こちらのコースのほうで当初進めていたところでございますが、355のところを横切るといいますか、その部分のですね、交通規制のところがなかなか難しいということで、現在お示ししたコースのほうになってございます。
 以上でございます。

中根委員)そこの、やっぱり県道を通ったほうが、見てるほうもいいし走ってるほうも気持ちがいいと思うので、まだちょっと時間ありますので、警察署のほうにちょっと検討していただければと思います。
 あと併せて、京都にある亀岡のハーフマラソンなんかも、今度10回目になるのかな、1万6,000人ほど参加してます。やっぱりそこ、公認取ってますので、ぜひとも公認のほう、陸連で取っていただいて、参加人数、もっと、1万人近く増えてほしいなと思いますんで、ぜひともよろしくお願いします。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

勝村委員)石岡ハーフマラソンについては、コース選定等、大変ご苦労さまでございます。なかなかコース取りが難しい、また、警察との連携が大変だということは伺っておりますけれども、1つですね、つまんないことなんですけど、参加賞。参加した人に、全ての人に何かおもてなし、与えますよね。例えば、ゆりの郷の入浴券とかありましたよね。それはいいんですけど、石岡のハーフマラソンっていうか、石岡のマラソン、参加するんだけども、他地区のマラソン大会に比べて、お土産が少ないというような話も聞くんですが、そういった点はどうなんでしょう。改善はされるんですかね。つまんないことで申し訳ないんですけど。

スポーツ振興課長)お答えいたします。
 勝村委員からの、ご指摘のありました参加賞といいますか、参加特典につきましては、フラワーパークの利用券とかゆりの郷の利用券だと思います。また、お土産というか、おもてなしの部分でございますが、前回大会のときもですね、参加者の方から、お店が開いていなかったとか、買えるお店が少ない、そういった案内をしてもらいたいっていうご意見もございました。
 今回、こちらのハーフマラソン実行委員会の中で、石岡の各商店街の方もですね、実行委員に入っておりますので、そういったところとも連携を取りまして、いろいろとですね、おもてなしの部分、お土産とかを購入していただいたりとか、そういった部分で発信していきたいと考えております。
 以上でございます。

勝村委員)ありがとうございます。
 大変でしょうけど、その辺もですね、やはり他市町村のマラソンと比較されちゃうんで。言う人は少ないんでしょうけども、そういう人もいらっしゃるんで、どうぞよろしくお願いします。それだけです。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、台湾台中市及び同市石岡区との交流促進についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)私からは、台湾台中市及び同市石岡区との交流促進についてご説明させていただきます。
 資料をご覧願います。世界で石岡と名の付く2つの市区として、2010年から梨の栽培を通じて交流を開始した台中市石岡区との交流は、2023年11月に、市内2つのJA、JAやさと、JA新ひたち野と、石岡区農会及び新社区農会の4者で友好交流推進宣言書に調印が行われるなど、交流促進の気運が高まっており、台中市石岡区との姉妹都市及び台中市政府観光旅遊局とのスポーツツーリズム及び観光友好交流の促進に関する協定の締結を目指してまいります。
 項番1、台中市石岡区との姉妹都市締結については、市長公室人口創出課で担当し、包括的な連携を行い、多文化共生社会の確立を目指してまいります。
 項番2、台中市政府観光旅遊局とのスポーツツーリズム及び観光友好交流の促進に関する協定書の締結については、産業戦略部産業プロモーション課及び教育委員会事務局スポーツ振興課が担当し、サイクリング等のスポーツツーリズムや、相互に連携した観光情報発信を行ってまいります。
 項番3、スケジュール案をご覧ください。6月に開催される各委員会にて説明をした後、令和6年11月に協定書の締結を目指してまいります。
 説明は以上となります。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他の件といたしまして、何かご質疑、ご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、その他の件を終結いたします。
 次に、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。当委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため、石岡市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配布いたしました案文に示す事件・事由について、閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で、本日の文教厚生委員会を閉会いたします。





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