〒315-8640
茨城県石岡市石岡一丁目1番地1
Tel 0299(23)5600

gikai@city.ishioka.lg.jp



令和6年度 文教厚生委員会

 第4回委員会 (9月6日)
出席委員 岡野孝男委員長、玉造由美副委員長、村上泰道委員、小松豊正委員、勝村孝行委員、中根淳一委員、富田雅史委員
市執行部 【福祉部】
次長兼福祉事務所長兼人権推進担当(中山善正)、社会福祉課長(荒張卓也)、高齢福祉課長(櫻井信康)、介護保険課長(小河原修)
【子育て健康部】
部長(豊崎康弘)、参事兼健康増進課長兼石岡保健センター所長(宮部善仁)、こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当(繻エ久美子)、子育て応援課長兼子ども家庭センター所長(原有平)、健康増進課副参事保健センター統合推進担当(小林茂)
【教育委員会事務局】
教育長(岩田利美)、教育部長(神谷一美)、次長(柴田健)、次長兼営繕担当(林秀憲)、参事学校再編担当兼教育支援担当(野英樹)、教育総務課長兼学校再編担当(土師健弘)、生涯学習課長(大山剛司)、スポーツ振興課長(塚本和彦)、学校教育課副参事教育支援担当(相澤純一)
議会事務局 庶務議事課係長(大川知道)

岡野委員長)ただいまから、文教厚生委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の審査に当たり出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお、本日出席を求めた者のうち、子育て健康部次長塚本君、学校教育課長兼学校再編担当小倉君については、あらかじめ本日の会議を欠席したい旨の申し出がございましたので、ご報告申し上げます。
 これより議事に入ります。
 初めに、議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち文教厚生委員会の所管に係る部分、議案第92号令和6年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)、及び議案第93号令和6年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)の計3件を一括して議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。
 なお、本案の説明の順番は、福祉部所管、教育委員会事務局所管の順でお願いをいたします。

社会福祉課長)私からは、議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)における社会福祉課所管の補正予算につきまして、ご説明申し上げます。
 初めに、歳出からご説明いたします。補正予算書の32ページ、33ページをご覧ください。款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費、右側説明欄の社会福祉等援護事業のうち、郵便料5万円。2項目下の民生委員等経費のうち、郵便料9,000円。さらに、1項目下の生活困窮者自立支援事業のうち、郵便料1万円につきましては、令和6年10月1日に改定される郵便料金変更によるものでございます。
 同じページでございますが、款3民生費、項1社会福祉費、目6心身障害者福祉費、右側説明欄、障害者福祉関係経費のうち、郵便料9,000円。その下、認定審査関係経費のうち、郵便料3万円。その下、身体障害者手帳交付事務関係経費のうち、郵便料2万円。また、1段下の目8障害者福祉費、右側説明欄になります。障害者地域生活支援事業のうち、郵便料5,000円。その下、難病福祉対策事業のうち、郵便料2万7,000円。その下に続く、次の項になりますが、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費、右側説明欄、心身障害児福祉事業のうち、郵便料1万7,000円につきましては、先ほどの説明と同じく、令和6年10月1日に改定される郵便料金変更によるものでございます。
 補正予算書34ページ、35ページをご覧ください。款3民生費、項3生活保護費、目1生活保護総務費、右側説明欄、生活保護事務費のうち普通旅費4万6,000円につきましては、生活保護受給者が入所する施設の移転に伴い、入居者状況調査を行う職員の旅費を増額補正するものでございます。その下の費用弁償1万円につきましては、会計年度任用職員雇用に伴い、実際の通勤距離に応じた交通費の支払いに対応するための増額補正でございます。その下の郵便料18万5,000円につきましては、先ほどまでの説明と同じく、令和6年10月1日に改定される郵便料金変更によるものでございます。
 同じ説明欄、次の事業でございますが、生活保護適正実施推進事業のうち、郵便料1万4,000円につきましては、令和6年10月1日に改定される郵便料金変更によるものでございます。その下の生活保護システム改修委託料207万7,000円につきましては、生活保護制度のうち、令和6年10月1日から改正施行される就労自立給付金の算定方法に係る見直しなど、システムの改修に要する費用の増額補正でございます。
 続きまして、歳入のご説明をいたします。ページお戻りいただきまして、補正予算書26ページ、27ページをご覧ください。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目2民生費国庫補助金、節1社会福祉費補助金のうち、右側説明欄、生活困窮者就労準備支援事業費等補助金[2/3・1/2]の3,000円につきましては、歳出でご説明しました生活困窮者自立支援事業に係る郵便料の増額分に充当するものとなります。
 また、その下、節3生活保護費補助金のうち、右側説明欄、生活保護適正実施推進事業補助金[1/2]の75万円につきましては、先ほど歳出でご説明しました生活保護適正実施推進事業に係る生活保護システム改修委託料に係る費用のうち、国庫補助金基準額の上限でございます150万円の2分の1を、国の交付金により充当するものとなります。
 社会福祉課からの説明は、以上となります。よろしくお願いいたします。

高齢福祉課長)私からは、高齢福祉課所管分についてご説明申し上げます。
 補正予算書32、33ページをお開き願います。初めに、一般会計の歳出についてご説明いたします。中段の表2行目、款3民生費、項1社会福祉費、目3老人福祉費、説明欄、介護サービス事業特別会計繰出金1,335万2,000円でございますが、市の指定管理施設である特別養護老人ホームのぞみの給湯機器が耐用年数を経過しており、故障のおそれがあるため、設備更新の増額補正をし、介護サービス事業特別会計に繰り出すものでございます。内訳でございますが、給湯機器等更新工事が1,289万2,000円、工事監理委託料が46万円でございます。
 一般会計の補正予算につきましては、以上でございます。
 次に、石岡市介護サービス特別会計についてご説明いたします。補正予算書の12ページをお開き願います。補正予算につきましては、予算の総額に歳入歳出それぞれ1,335万2,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ3億3,274万7,000円とするものでございます。内容につきましては、事項別明細書でご説明いたします。
 補正予算書76、77ページをお開き願います。歳出でございます。款1サービス事業費、項1施設介護サービス事業費、目1施設介護サービス事業費、右側説明欄、特別養護老人ホーム運営事業1,335万2,000円でございますが、先ほどの一般会計での歳出でご説明いたしました特別養護老人ホームのぞみの給湯機器等の更新工事を行うため、増額補正するものでございます。
 続けて、補正予算書74、75ページをお開き願います。歳入でございます。款2繰入金、項1一般会計繰入金、目1一般会計繰入金、節1一般会計繰入金1,335万2,000円につきましても同様の、特別養護老人ホームのぞみ給湯機器等更新工事に伴い、増額補正をするものでございます。
 高齢福祉課からの説明は、以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

介護保険課長)私からは、介護保険課所管に係る議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)、及び議案第92号令和6年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
 介護保険特別会計補正予算につきましては、予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,286万3,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ77億8,939万円とするものでございます。内容につきましては、事項別明細書でご説明いたします。
 歳出からご説明いたします。補正予算書66、67ページの上段の表をご覧ください。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、節3職員手当等、職員等人件費334万3,000円の増につきましては、職員の人事異動等によりまして増額するものでございます。
 続きましてその下の表、款4基金積立金、項1基金積立金、目1介護給付費支払準備基金積立金、節24積立金、基金積立金1億5,019万5,000円の増につきましては、令和5年度決算に伴う繰越金等を介護給付費支払準備基金に積み立てるものでございます。
 続きましてその下の表、款6諸支出金、項1償還金及び還付加算金、目3償還金、節22償還金利子及び割引料、償還金3,932万5,000円の増につきましては、令和5年度の介護保険事業に係る負担金及び交付金の精算に伴い、返還する必要が生じたことから、介護給付費国庫負担金返還金2,275万2,000円、地域支援事業国庫交付金返還金166万円、地域支援事業県費交付金返還金83万円、介護給付費県費負担金返還金1,404万4,000円、介護保険事業費補助金返還金3万9,000円を、それぞれ増額補正するものでございます。
 続きまして、歳入についてご説明いたします。補正予算書64、65ページ、上段の表をご覧ください。款4支払基金交付金、項1支払基金交付金、目1介護給付費交付金、節2過年度分951万2,000円の増につきましては、令和5年度の介護保険事業に係る交付金の精算に伴いまして、第2号被保険者負担分について、社会保険診療報酬支払基金からの歳入を見込むものでございます。
 続きましてその下の表、款7繰入金、項1一般会計繰入金、目2一般会計繰入金、節1職員給与等繰入金334万3,000円の増につきましては、歳出において説明いたしました、職員の人事異動等により増額しました職員等人件費について、一般会計から繰入れするものでございます。
 続きましてその下の表、款7繰入金、項2基金繰入金、目1基金繰入金、節1介護給付費支払準備基金繰入金3,932万5,000円の増につきましては、令和5年度の介護保険事業の実績確定に伴い、歳出で説明いたしました介護給付費国庫負担金返還金等に充てるため、増額補正するものでございます。
 続きましてその下の表、款8繰越金、項1繰越金、目1繰越金、節1繰越金1億4,068万3,000円の増につきましては、令和5年度介護保険事業の実績確定に伴い、繰越金として増額補正するものでございます。
 続きまして、介護保険課所管に係る一般会計の補正予算についてご説明いたします。
 補正予算書32、33ページ中段の表をご覧ください。款3民生費、項1社会福祉費、目3老人福祉費、節27繰出金、右側説明欄、特別会計繰出金、介護保険特別会計職員給与等繰出金334万3,000円の増につきましては、職員の人事異動等により増額しました職員人件費について、一般会計から介護保険特別会計へ繰出しするものでございます。
 私からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

教育総務課長兼学校再編担当)私からは、教育総務課の補正予算についてご説明を申し上げます。
 補正予算書の27ページ、下から1段目の表をご覧いただければと思います。款22市債、項1市債、目5教育債、節1小学校債、表中2段目の学校環境改善事業債760万円の増でございます。こちらは、後でご説明させていただく歳出に関わるものでございまして、東小学校及び南小学校の体育館に空調設備を整備するための実施設計委託料に充当するための市債として、760万円増額補正を計上させていただいているものでございます。
 続きまして補正予算書の41ページ、一番上の表をご覧いただければと思います。款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、節10需用費、学校施設事務費の電気料276万円の増でございます。こちらは、統合により閉校した4つの小学校の電気料金に係るものでございまして、電気料金のほうを精査した結果、不足が見込まれる分を増額補正をお願いするものでございます。
 続きまして、次の2段目の表をご覧いただければと思います。款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費、節11役務費、学校管理運営経費の郵便料4万6,000円の増額でございます。こちらにつきましては、10月1日からの郵便料金の値上げに伴うものでございまして、学校に配当するため、4万6,000円の増額を計上しているものでございます。
 続きまして、同じ表中1つ下の節12委託料、学校施設環境改善事業の実施設計委託料761万2,000円の増でございます。こちらは、先ほど歳入のほうでもご説明させていただきましたが、東小学校及び南小学校の体育館に空調設備を整備するための実施設計委託料でございます。増額の理由でございますが、昨今の気象状況の変化を踏まえ、小中学校の体育館における熱中症事故予防及び児童生徒の快適な学習環境を確保する観点から、体育館に空調整備を進めていくものでございます。
 続きまして、次の3段目の表をご覧いただければと思います。款10教育費、項3中学校費、目1学校管理費、節11役務費、学校管理運営経費の郵便料2万7,000円の増でございます。こちらは中学校費のほうになっておりまして、先ほど小学校のほうでもご説明させていただきましたが、10月1日からの郵便料金の値上げに伴うものであり、2万7,000円を増額させていただくものでございます。
 以上が、教育総務課所管の補正予算となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

学校教育課副参事教育支援担当)私からは、学校教育課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 まず、歳出からご説明いたします。補正予算書40、41ページをご覧ください。表の一番上段、款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、節3職員手当等、説明欄、職員等人件費、管理職手当12万円でございますが、管理職手当が、本年4月から月額1万円が増になっております。指導主事5名のうち1名、管理職手当の対象となる職員がおりますので、その分の増額をするものでございます。
 続きまして、同じ補正予算書40、41ページ、上から3段目の表でございますが、款10教育費、項3中学校費、目2教育振興費、節17備品購入費、説明欄、教育振興支援事業の施設用備品173万5,000円でございますが、校内フリースクールを本年4月から中学校に設置しており、運営に必要な備品を購入する経費でございます。
 続きまして、歳入についてご説明いたします。補正予算書26、27ページをご覧ください。表の一番上段、款15国庫支出金、項2国庫補助金、目6教育費国庫補助金、節3中学校費補助金、説明欄、教育支援体制整備事業費補助金57万8,000円につきましては、歳出でご説明いたしました校内フリースクールの備品購入の補助金でございまして、歳出の3分の1が賄われます。
 続きまして下の段の表、款16県支出金、項2県補助金、目7教育費県補助金、節6教育総務費補助金、説明欄、校内フリースクール支援員の報酬に対する補助金でございます。県の補助要綱に伴い算定した額の2分の1が補助対象額となっており、こちらの歳出については年度当初で予算配当になっているものですので、歳出の補正はございません。
 続きまして、債務負担行為補正につきましてご説明申し上げます。補正予算書の4ページをご覧ください。一番上段の表、第2表債務負担行為補正、外国語指導講師派遣委託料でございます。これは、令和6年度3月で現在の契約期間が終了することから、令和7年度以降の外国語指導講師派遣業務に関する契約に関わるものであり、2億2,176万円を限度額の設定としております。外国語指導講師派遣業務については、令和7年4月1日において導入を行うため、債務負担行為を設定するものでございます。期間については、令和7年度から令和9年度の3年を予定しております。
 説明につきましては、以上でございます。よろしくお願いいたします。

生涯学習課長)私からは、生涯学習課所管の補正予算につきましてご説明いたします。
 補正予算書40、41ページをご覧ください。一番下の表、款10教育費、項4社会教育費、目1社会教育総務費、説明欄、社会教育振興事業の郵便料6万1,000円。その下、放課後児童健全育成事業の郵便料4万2,000円。その下、家庭教育推進事業の郵便料4,000円の増につきましては、いずれも郵便料金の改定に対応するための増額でございます。
 続きまして、同じ表の目5青少年育成費、説明欄、子ども会育成事業、43ページにお移りいただきまして、郵便料1万8,000円の増につきましても同様に、郵便料金の改定に対応するための増額でございます。
 説明は以上でございます。

スポーツ振興課長)私からは、スポーツ振興課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書の42、43ページの下の表をご覧ください。歳出でございます。款10教育費、項5保健体育費、目1保健体育総務費、節8旅費、説明欄、体育振興活動経費の細節・細々節8普通旅費15万1,000円につきましては、6月17日の文教厚生委員会で説明させていただきました台湾台中市及び同市石岡区との交流促進を行う中で、令和6年11月1日金曜日に、台湾台中市石岡区との姉妹都市締結、及び台中市観光旅遊局とのサイクルツーリズム及び観光友好交流の促進に関する協定締結における、スポーツ振興課職員1名分の旅費を計上するものでございます。
 私からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

村上委員)それではですね、2点お伺いします。
 介護サービス事業特別会計の76、77ですね。施設改修工事についてなんですけれど、給湯機器の更新ということでありましたけれど、説明、故障を見越してということ。まだ壊れてないっていう理解で大丈夫でしょうか。

高齢福祉課長)ご答弁申し上げます。
 委員お見込みのとおりでございます。

村上委員)昨年はですね、エアコンが改修というかですね、使えなくなってしまったということがあったので、使えなくなって夏を越えるのは大変だねっていう話はしていたかと思うんですが、確かに給湯施設も壊れてしまうと日常生活に支障を来すので、事前にということでは、この予算化することに賛成……反対してるわけではなくてですね、事前にこういう対応するのは、すばらしいことだなというふうに感じてます。
 ちなみに、この更新の工期というか、時期は一応いつを見越しているんでしょうか。

高齢福祉課長)ご答弁申し上げます。
 今回、定例会におきまして補正予算をお認めいただきましたら、すぐに工事の事務手続に入りたいと考えておりまして、今年度中には終わらせたいと考えております。

村上委員)建物としても年季もある、年季もたっている建物で、昨年はエアコンで今年度は給湯器ということで、年度ごとにどこかしら不具合とかですね、逆に言うと、何かあったときに予算をすぐ執行できない今の体制について、やはり通常サービスですね、現場でのサービスを行うに当たって、利用者様にとって不具合が生じかねない環境で、今ぎりぎりの中やってるのかなっていうところを思いますと、従前より申し上げてますけれど、建物の、例えばもう減価償却も済んで価値がないような状態であれば、もう本当に民間に譲渡してしまって、安心していつでも直せる環境づくりというかですね、議会に聞かないと、お伺いを立てないと直すことできないんですよではなくて、もう不具合があったらすぐ直すっていうような環境づくりのためには、もう譲渡してしまってもいいんじゃないかなというふうに、私は思っています。これ、意見ですし、特段それで方向性出てるわけではないですけど、改めてそこについては申し上げておきたいなというふうに思います。
 今回は壊れる前ということなので、対応としては素早い対応していただいて、よかったなというふうに思ってますので、ありがとうございます。
 もう1点よろしいですか。

岡野委員長)はい。

村上委員)もう1点は、教育総務課のですね、40、41ページの電気料の不足について、ちょっと追加で聞きたいと思います。
 統合した学校の、ということで、この学校のことは南小と府中小のことを指すのかということで、まずその確認をしたいと思います。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 統合により閉校した4つの旧小学校の電気料になります。そちらのほうを精査した結果ですね、今回補正で増額のほうをお願いしているところであります。

村上委員)聞き間違えてしまって申し訳ないです。
 閉校した学校の電気料の見直しというのは、どういうことなんでしょうか。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 閉校した4つの小学校の電気料についてなんですけれども、昨年度についてなんですが、月平均で約20万円強かかっていた状況でございます。そのことから、当初予算のほうでは、子供たちが日常的に使うことはなくなるということからですね、月1校当たり約8万円ということで試算をさせていただいたんですけれども、現実的にですね、いろいろと閉校後もですね、作業をしたり、電気を使う機会もあったということもあるんですが、4月からの電気料、平均しますと1校当たりひと月13万円前後かかっている状況でございまして、そのことからですね、今年度若干電気料のほうが不足する見込みであることから、今回増額をお願いすることとなったところでございます。
 以上でございます。

村上委員)今、ぱっとなんですが、月8万円を見越して、実際13万円かかって、月5万円ですよね。5万円が、年間なので年間60万円で、閉校4校なので240万ですけど、ちょっと多めなのは、その辺はあくまでも平均なので、今ぱっと聞いた数字だけで返事しちゃってますけど、大体5万から6万ぐらい上がったのでという認識でよろしいということですか。

教育総務課長兼学校再編担当)委員のお見込みのとおりでございます。
 当初の見込みが、若干こちらのほうが甘かったというところで、大変申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

岡野委員長)ほかに質疑はございませんか。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 4ページの外国語指導講師派遣委託料っていうことで補正予算が上がっておりますけれども、期限が切れるためっていうご説明がありましたが、これは何人分とかの料金になっているのか、お伺いをいたします。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 外国人講師……すいません、外国語の講師派遣事業につきましては、これは、今市内の小中学校に派遣されておりますALTの契約の更新になります。ですので、各学校に今、1名ずつ外国人講師が派遣されてるものになります。
 以上でございます。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 各学校に1名分っていいますと、何名になるんですか。

学校教育課副参事教育支援担当)各学校ですので、20名になります。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 もう1点聞きたいんですけれども、27ページの小学校費の中に体育館の空調の補正が組まれておりましたけれども、東成井小学校と南小学校っていうことですが、これは別々の料金としてはどのようになっているのか、分かればお願いしたいんですけれども。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 整備予定箇所につきましては、東小学校と南小学校となっております。そちらの体育館に空調を整備するための実施設計の委託料でございまして、それぞれですね、面積、また規模、構造等がほぼ同じでございますので、1校当たり約380万円、その2校分ということで計上させていただいております。
 以上でございます。

玉造副委員長)すいません、ありがとうございます。東小学校と南小学校ということで、了解いたしました。
 それでこれは、今からですと、何月頃の予定になっているか、これからの予定を。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 補正予算をお認めいただいた後にですね、速やかに手続のほう進めまして、設計業務のほうに入っていきたいと思っております。実際の工事につきましては来年度以降ということになりますが、できるだけ速やかに整備のほうを進めてまいりたいと考えております。
 以上です。

岡野委員長)ほかに質疑等はございませんか。

教育委員会事務局次長)先ほどの玉造副委員長のご質問の中で、何名分の積算かというところで、各学校で20名というふうにご答弁申し上げましたが、各学校1名ということで、延べで申し上げますと20名ではありますが、掛け持ち等もございますので、実数で申し上げますと14名でございます。申し訳ありませんでした。
 以上でございます。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 掛け持ちでやっているっていうことで、20校中、14名で20校を見ているということでよろしいですか。

教育委員会事務局次長)副委員長のお見込みのとおりでございます。

岡野委員長)ほかに質疑はございませんか。

勝村委員)2点ほど。
 お二方の委員に関連してるんですけど、まず、高齢福祉課所管の特別養護老人ホームのぞみの給湯機器改修工事なんですが、先ほど村上委員からもありましたけども、私のほうからは、この給湯器の仕様について、分かればご説明いただきたいなと思うんですが。動力とか。トータルで1,335万2,000円ですけれども、給湯器本体が一千百何万でしたっけ。そういったところの資料があれば、お示しいただけるかなと。

高齢福祉課長)仕様についてはちょっと手持ちに資料がございませんが、現在、給湯設備につきましては、ボイラー2基で給湯を行っております。それに代わる給湯機器として、大型の給湯器、ボイラーではない給湯器を4台設置して対応する予定でおります。
 以上でございます。

勝村委員)ありがとうございます。
 ちなみにその4台、能力があると思うんですけど、何万キロカロリー、何十万キロカロリーってあると思うんですが、分かりますか。分からなければ結構です。

高齢福祉課長)ちょっと手持ちにございませんので、後でお知らせしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

勝村委員)はい、よろしくお願いします。
 それから、体育館空調機器。学校教育の小学校費、東小、南小の体育館に空調機器が新設されるわけですけれども、この体育館の空調機器整備の進め方としては、既に中学校は終わってるんでしたっけ。ちょっとその辺をお聞きしたいんですが。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 昨年度、八郷中学校の武道場のほうには、大型の冷暖房機能がついたですね、空調機を導入しておりますが、中学校の整備につきましては今後ということになっております。
 今回、東小、南小のほう、選定させていただいた理由なんですけれども、今後大型な統合が、統合再編ですね、学校の統合再編が予定されていないことですとか、あとは比較的施設が新しいこと、今後大規模な改修が入る予定がないということで、優先的に南小学校、東小学校のほうを選定させていただいております。その他の中学校、小学校につきましては、次年度以降の検討課題とさせていただきたいと考えております。
 以上でございます。

勝村委員)ありがとうございます。
 ということは、その他の小中学校に関しては、今後随時進めていくということなんですよね。もう一度お願いします。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 今後、こちらは来年度以降の話なので、担当課としての予定ということでございますが、随時取り組んでいくというふうに考えております。
 以上でございます。

勝村委員)ありがとうございます。
 今年もそうですけども、かなり暑い夏が続いておりまして、やっぱり体育館の中での運動となると熱中症対策も必要なんで、これから年々暑くなるかもしれないんで、そういったところの空調機器整備も早急に進めてもらったほうがいいのかなと思いますんで、予算化していただきたいなと思っておりますんで、よろしくお願いします。
 以上です。

岡野委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち文教厚生委員会の所管に係る部分、議案第92号令和6年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)、及び議案第93号令和6年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)の計3件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第108号石岡市地域包括支援センターの職員等に係る基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

介護保険課長)議案第108号石岡市地域包括支援センターの職員等に係る基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて、ご説明いたします。
 提案理由でございますが、介護保険法施行規則の一部改正に伴い、地域包括支援センターの人員配置基準を改正するものでございます。
 主な改正点が2つございます。
 1つ目が、地域包括支援センターが担当する区域における第1号被保険者がおおむね3,000人以上6,000人未満ごとに、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員を、専従、常勤の職員としてそれぞれ1名配置することとしていたところですが、引き続きこれを原則とした上で、地域包括支援センター運営協議会が必要と認める場合には、常勤換算法により、非常勤職員の配置を認められることとなります。
 2つ目でございますが、地域包括支援センターが圏域ごとに複数ある場合、それぞれの地域包括支援センターの、先ほどの3職種の配置に過不足が生じていても、合計して配置基準を満たしていれば認められることとなります。石岡市におきましては、地域包括支援センターの配置はひまわりの館に1か所となっておりますことから、今回の条例改正による影響はございません。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第108号石岡市地域包括支援センターの職員に係る基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第110号石岡市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

介護保険課長)議案第110号石岡市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて、ご説明いたします。
 主な改正の内容でございますが、地域包括支援センター運営協議会の定義規定が、介護保険法施行規則第140条の66第1号ロ(2)から同号イに移ったことから、定義規定の引用箇所の改正をするものでございます。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第110号石岡市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第115号専決処分に対し承認を求めることについて(損害賠償額の決定)を議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)議案第115号専決処分に対し承認を求めることについてをご説明いたします。
 議案第115号専決処分に対し承認を求めることについてをご覧願います。提案理由でございますが、令和6年6月分の緊急通報システム設置回線に係る電話料金の支払遅延により、損害賠償の額を決定したためでございます。
 損害賠償の概要でございますが、令和6年6月分の緊急通報システム回線使用料の支払いについて、事務手続の遅延により、支払期限である令和6年6月25日を過ぎ、令和6年7月17日の支払いとなってしまいました。このため、当該請求額9,098円に対する延滞利息15円を、損害賠償としてNTTファイナンス株式会社に支払うこととなったためでございます。
 このたびは、関係各位にご迷惑をおかけしましたこと、この場をお借りしましておわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第115号専決処分に対し承認を求めることについて(損害賠償額の決定)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、承認すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、請願第11教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願を議題といたします。
 本件について、事務局から、受理の経緯及び請願の概要等について説明を求めます。

事務局)請願第11教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず、受理の経緯でございますが、8月7日に提出され、同日付で受理をいたしております。提出者は、水戸市笠原町の茨城県教職員組合執行委員長○○○○(個人名)様ほか300名で、紹介議員は川井幸一議員でございます。
 内容でございますが、中学校における35人学級の実施や、教職員定数改善の推進、義務教育費国庫負担制度の堅持について、国への意見書提出を求めるものでございます。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)ただいま、事務局から受理の経緯等について説明がありました。
 次に、本件についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

村上委員)ただいまご説明をいただきました教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願についてですが、同内容につきましては例年、石岡市議会として全会一致で、同内容、学校現場の子供たちの教育環境の拡充と教職員の働き方改革における予算の拡充について、全会一致で賛成を続けてきた案件と認識しております。
 つきまして、本年につきましても、継続的な石岡市議会としての判断は、全体的な考え方としては、その考え方を堅持した中で賛成すべきというふうに考えます。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、これより討論に入ります。
 討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 請願第11教職員定数改善等義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本件は、その趣旨・願意を妥当と認め、採択とすべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 ただいま採択すべきものと決しました請願は、地方自治法第99条の規定に基づき、国の関係機関へ意見書の提出を求めるものであります。
 そこで、休憩中に意見書案を作成し、お手元に配布させていただきました。
 それでは、意見書案についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、この際、お諮りいたします。
 本件の願意達成のため、当委員会として、お手元の案文のとおり議長に意見書案を提出いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけでありますが、これらに係る委員長報告の取扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 ここで、暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に、所管事務の調査といたしまして、第4期石岡市障がい者基本計画等の施策展開についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

社会福祉課長)社会福祉課から、第4期石岡市障がい者基本計画等の施策展開についてご説明申し上げます。
 お手元のタブレットの資料09−1をご覧ください。第4期石岡市障がい者基本計画等の策定につきましては、昨年度6月、10月、1月、3月、それぞれの文教厚生委員会におきましてご報告をさせていただいておりましたが、計画の内容につきましては、文教厚生委員会にお示しした後、令和5年度末でございますが、3月の計画策定委員会において最終的にご説明をしまして、了承を得て、まとめることができました。本日は、完成しました計画書のデータ、お手元の09−2、09−3で、概要版と全編記載の2種類を配布させていただいておりますが、後ほどご確認をいただければと思ってございます。今回、印刷製本化をいたしました冊子版につきましては、この後、全議員の皆様に配布をさせていただく予定でございます。
 本日のご報告としましては、今後、本計画の施策展開としての部分をご説明したいと思います。
 策定しました3つの計画のうち、障がい福祉計画と障がい児福祉計画については、今後3年間の将来見通しを過去の実績をベースに整理したものとなってございますが、市の障がい福祉政策を進める上でのベースとなるのが、今回の6年を計画期間とします第4期石岡市障がい者基本計画となってございます。
 資料の項目2の部分でございます。基本理念でございますが、障がいのある人もない人も安心して共生できるまちいしおかといたしまして、現在の計画の基本理念、障がいのある人もない人も安心して生き生きと暮らせるまちいしおかから改め、共生できるまちというところを、視点を加えてございます。(2)の基本的視点・基本目標でございますが、これまでの計画に掲げていた基本的視点を2つに集約いたしまして、基本目標については現行、これまでの計画の目標体系を継続しまして、関係施策を実施していこうとする内容となってございます。2つの基本的視点については、資料記載のとおり、1つとしまして、誰もが尊重し合える社会。2つ目としまして、誰もがおだやかに暮らし続けられる社会。これら、それぞれに向けた市民の意識醸成、環境や仕組みづくりに取り組む視点を掲げ、この共通視点の下、5つの基本目標に取り組んでまいりたいと考えております。
 基本目標については、資料記載のとおり、お互いを尊重し、理解し合える環境の構築。障がい者のための保健・医療・福祉の充実。障がい者とともに安心して生活できる環境の構築。障がい者の社会参加と自立の促進。市民の障がい者支援への参加促進でございます。
 これらの基本理念、基本的視点、基本目標に沿いながら関連施策を進めてまいるわけでございますが、関係各部局間の実務的な調整会議としまして、係長級のワーキングチームを設置してまいりたいと考えております。障がい者基本計画に定める各種施策の取組を進めてまいります。
 外部委員による組織としまして、石岡市地域自立支援協議会がございます。こちらにおいて進捗管理をするとともに、障がい者や障がい児のニーズや生活実態を直接受けとめている相談支援専門員による連絡調整会議を新たに立ち上げ、相談支援専門員相互の情報や意見の交換を通じ、相談支援のレベルアップにつなげ、障がい者や障がい児からの相談や希望に沿った支援につなげてまいりたいと考えております。個別の支援の在り方の検討などを通じ、今後必要となる政策、施策の内容に反映していく場として活動してまいりたいと考えております。
 資料項目4のスケジュールの部分でございます。9月の欄でございますが、今回の一般質問でもございました、スマートフォンなどを使って2次元コードを読み取ることで音声情報を読み上げる機能、ユニボイスを活用いたしました。印刷製本については、計画書200冊と概要版200冊を作成し、それぞれのページごとに2次元コードを所定の位置に掲載いたしまして、利用者が活用できるようにしております。計画書のデータにつきましても、この後、速やかにホームページに掲出して公表してまいりたいと考えております。
 また、12月には障がい者週間がございます。その週間等を合わせまして、改めて障がい者基本計画の基本理念など、市が目指す方向性などを市民が広く共有し、理解を深める機会を設けてまいりたいと考えております。
 本件に関する説明につきましては、以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、令和6年度敬老事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)私から、令和6年度敬老事業についてご説明いたします。
 お手元の資料1をご覧ください。1、記念品配付の概要でございますが、表の左側の対象者、節目の80歳、88歳、99歳の方からご説明いたします。対象者1,355人に対しまして、市の特産品3,500円相当を記念品といたしました。こちらにつきましては、市から8月26日に敬老品祝い品カタログを発送し、22品の中から希望の品の申込みを受けた後、各事業者に発注をかけ、用意ができ次第、順次業者から対象者に特産品を発送するものでございます。発送の期限につきましては、9月末までに希望の品の申込みがなかった方にはお茶のセットを発送し、12月末までに全ての対象者へ記念品を発送する予定でございます。
 次に、表の右側の対象者、節目以外の75歳以上の方につきましては、対象者1万2,853人に対しまして1,000円分のプラチナ応援券を記念品とし、市から8月21日に簡易書留で発送しております。使用期限である今年12月末までに、市内のプラチナ応援事業協賛店、現在106店舗で使用可能となっております。
 対象者は、いずれも令和6年4月1日時点で石岡市に住民登録がある方で、令和7年3月31日までに対象者の年齢に到達する方でございます。
 また、令和7年度以降につきましては、令和6年度までの事業を継続したいと考えており、議会終了後、9月下旬から10月上旬頃までに高齢者の集い実行委員会を開催し、事業の説明を行う予定でございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、児童手当及び児童扶養手当の改正についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)私からは、児童手当及び児童扶養手当の改正についてご説明いたします。
 資料をご覧ください。最初に、資料2ページ目の一番下の表において、記載ミスがございましたので、訂正とおわびを申し上げます。2ページ目の一番下の表において、第3子以降加算額が、3人子以降加算額となってしまっております。正しくは、第3子以降加算額となります。大変申し訳ございませんでした。
 では、説明させていただきます。資料1ページをご覧ください。1、児童手当についての概要でございますが、国がこども未来戦略で掲げるこども・子育て支援加速プランに基づき、ライフステージを通じた子育てに係る経済的支援の強化策として、児童手当制度改正により、令和6年10月(12月支給分)から拡充されます。
 主な改正内容ですが、@、所得制限が撤廃されます。A、現在中学生までの支給期間が、高校生年代まで延長されます。B、現在1万5,000円の第3子以降の支給額が、月3万円となります。C、現在、2月、6月、10月の支給月が、隔月(偶数月)の年6回となります。こちら4つが、主な改正内容でございます。
 今後の予定ですが、8月28日付で、高校生のみ、所得限度額超過世帯等への改正及び申請通知、継続世帯へ制度改正の通知を発送しております。11月には、新たに認定される世帯と第3子で額改定される世帯へ通知を発送。12月10日に、10月、11月分を支給予定となっております。
 その他として、制度改正等の周知を、9月、12月、2月に、市報、ホームページ、SNS等を活用して行っていきます。
 次に、2ページ目をご覧ください。児童扶養手当についてでございますが、概要として、子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律の公布により、児童扶養手当法の一部を改正する法律が令和6年11月1日より施行されることに伴い、令和6年11月分以降から、所得限度額と第3子以降の加算額が引き上げられます。
 改正内容でございますが、@、1つ目として、所得限度額が引き上がります。児童扶養手当の支給には、前年の所得に応じて手当の全部を支給する全部支給と、一部のみを支給する一部支給があります。このたびの改正により、次の表のとおり、判定基準となる所得限度額が引き上げられております。
 表の中の色塗り部分をご覧ください。例えば扶養親族等が1人の場合、全部支給については87万円から107万円、一部支給については230万円から246万円に引き上げられます。
 A、2つ目として、第3子以降の加算額が引き上げられます。これまで第3子以降の加算額に関しましては、全部支給の場合6,450円でしたが、11月、令和7年1月支給分から、第2子加算と同額の1万750円に引き上げられます。また、一部支給の場合も、所得に応じ6,440円から3,230円でしたが、第2子加算と同額の1万740円から5,380円に引き上げられます。
 児童手当、児童扶養手当の改正、ともに周知を徹底し、申請漏れのないよう対応してまいりたいと思います。
 説明は以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、児童館についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)続きまして、児童館についてご説明いたします。
 1、滑り台設置工事についてですが、令和5年度実施のアンケートで要望の多かった、滑り台の設置が完了したことをご報告いたします。令和6年6月7日に見積り合わせを行い、落札業者は株式会社松永工務店で、落札金額は96万8,000円。契約日は6月13日。契約期間については、令和6年6月14日から令和6年10月21日の130日間となります。令和6年7月31日に着工、8月9日に設置完了し、同日から利用していただいております。
 2、今後の予定についてでございますが、年内に、令和5年度に設置したベンチと砂場のところに日除け3台を設置し、日除け設置後にユニット砂場の設置を予定しております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、子育て応援アプリの導入についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

子育て応援課長兼こども家庭センター所長)それでは、私から子育て応援アプリの導入についてご説明いたします。
 資料をご覧願います。初めに1、概要でございますが、当市では平成31年4月から、スマートフォン等で利用できる無料の母子健康手帳アプリを導入し、現在は利用者向け専用アプリとして、成長日記や健診等の記録を残すことができるものとなってございます。今回、妊娠期から子育て期にかけて一貫した保護者に寄り添う伴走型支援の強化といたしまして、令和6年10月から新たに、使いやすい子育て応援アプリを導入することになりました。
 次に2、契約内容でございますが、(1)件名は、子育て支援アプリの導入及び運用保守業務とし、(2)契約先は株式会社ミラボとなっております。(3)契約日は令和6年7月29日。(4)契約期間は令和6年7月30日から令和7年3月31日で、運用期間は令和6年10月1日から令和7年3月31日。(5)契約金額は26万4,000円となってございます。
 次に3、主な機能でございますが、5つございまして、1つ目は、母子健康手帳機能として、自身で妊婦健診や乳幼児健診の記録を管理するほか、出産時・出産後の記録や写真を登録することができ、身長・体重をグラフ化して、身体発育曲線に合わせて記載する機能でございます。
 2つ目は、情報発信・掲載・検索機能といたしまして、伴走型支援として、市から新着情報等の配信。また、子育て支援情報や子育てイベント一覧及びカレンダーに表示するほか、地域の子育て施設を検索することができる機能でございます。
 3つ目は、予防接種スケジュール管理機能といたしまして、生年月日、年齢、登録日等を基にし、予防接種を選択いたしますと接種間隔が自動的に調整され、年齢、回数等、個別に具体的な予防接種スケジュールを自動的に生成できる機能でございます。
 4つ目は、アンケート機能といたしまして、アンケートの回答結果をデータで回収できる機能でございます。こちらは、現在実施しております妊娠8か月時のアンケートにつきまして、アプリ上で行えるようになることを想定してございます。
 最後に、その他の機能として、月齢や季節に合わせた食材の確認、食べた様子やアレルギー等を記録する機能。また、言語が異なる方や視覚に障害がある方のため、多言語翻訳や音声を読み上げる機能となってございます。
 次に4、周知方法でございますが、市広報紙、こちらは9月15日号と10月1日号に掲載するほか、ホームページ、SNS、メールマガジン等で配信いたします。また、健診時にチラシを配布するほか、妊婦面談等を行う際に、周知とともに、アプリの登録を積極的に促してまいりたいと考えてございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

村上委員)ありがとうございます。
 子育てアプリの導入に向けて具体的に動いてきたわけですが、この株式会社ミラボさんと、契約期間が令和6年度中ですが、令和7年度以降のこの保守業務については、どのように予定されているでしょうか。

子育て応援課長兼こども家庭センター所長)今回、新たに令和6年10月から導入いたします子育て応援アプリにつきましては、妊娠期から子育て期にかけて一貫した保護者に寄り添う伴走型支援の強化として導入したものでございます。今後、積極的に周知を行いながら登録を促していくものでございますので、来年度以降につきましても契約を更新し、伴走型支援の強化として継続していきたいと考えてございます。
 以上でございます。

村上委員)やはり継続性がとても大事なのかなというふうに考えるわけですが、今後の契約というのは、単年度契約を予定しているのか、例えば複数年契約なものを予定しているのか。その辺りはどのように検討されてるんでしょうか。

子育て応援課長兼こども家庭センター所長)お答えいたします。
 現時点では、単年度契約を検討している状況でございます。
 以上でございます。

村上委員)似たような、このミラボさんのアプリの導入事例は全国でたくさんあるようなんですけれど、この機能として、例えば予防接種スケジュールとかですね、考えると、はっきり言って運用すると単年度、もちろん行政なので単年度予算・決算なのは分かるんですが、相当継続性を持って取り組まないと意味がないと思うんですね。
 何歳児健診であったり、いつまでに予防接種を受けなさいとかっていうのを考えると、実際は単年度かもしれないですけど、運用は相当長期になるというのが見込まれるわけですよね。そうなったときに、この会社の契約上なのか分からないんですが、単年度契約でなければいけないのか。もう導入が長期に見込まれているんであれば、長期契約をする必要があるのか。逆に言うと、これがもし、このミラボさんがなくなったときに、そのデータの引き継ぎが、ほかの会社で運用できるようなものなのか。その辺りの検討っていうのはされているんでしょうか。

子育て応援課長兼こども家庭センター所長)お答えいたします。
 一度は導入したものについて、我々もその継続ですか、記録をしたり、予防接種スケジュール等が入っておりますので、かなり長い年月といいますか、継続は当然のものと考えてございます。契約とか支払いのほうにつきましては、委員のご意見を踏まえて、財政部局であったり内部でも、ちょっと今後検討していく必要があるのかなと考えてございます。
 また、仮になんですが、ミラボさんがその、会社自体がちょっと運営が、というときなんですけれども、なかなか、その入ったお客様のアプリの中のデータを多分、想像といいますか、最終的な確認はしておりませんが、その個人情報を他社のほうに引き継ぐというのは、なかなか難しいものだと想定してございます。
 ですので、そういったことがないような形で今後は、今現在ですね、10月1日からの採用に向けて事業者と協議をしているところですが、その辺も踏まえまして、再度確認をしてまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

富田委員)アプリの件なんですけども、市町村間の移動時なんかにも対応できるようになってるんですか。

子育て応援課長兼こども家庭センター所長)お答えいたします。
 その市町村のほうで、例えばこのミラボさんのアプリを導入していた場合には、引っ越しみたいな機能がございますので、引っ越し先でもアプリのほうを導入できるものと認識してございます。
 以上でございます。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、新型コロナウイルスワクチン接種事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

子育て健康部参事兼健康増進課長兼石岡保健センター所長)健康増進課所管のうち、新型コロナウイルスワクチン接種事業につきましてご説明申し上げます。
 新型コロナウイルスワクチン接種事業につきましては、6月の定例会の補正予算にて上程をさせていただきまして、お認めいただきました。その後の詳細につきましてご報告申し上げます。
 初めに1、概要でございますが、令和6年3月末で新型コロナウイルスワクチン特例臨時接種が終了いたしまして、令和6年10月1日から定期接種、いわゆるB類疾病といたしまして、年に1回、秋冬に実施することとなりました。
 次に2、定期接種の対象者でございます。65歳以上の者、及び60歳以上65歳未満の者であって、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する者、及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する者となってございます。
 また、3の接種回数でございますが、毎シーズン1回でございます。
 4の接種場所でございますが、接種場所につきましては、石岡市医師会管内協力医療機関及び茨城県内定期接種広域事業協力機関で接種を受けていただき、予約方法につきましては、接種協力医療機関へ接種を希望する方が直接お申し込みいただく形で対応していただくことになります。
 5、助成金額につきましては、市の助成3,000円と、国の新型コロナウイルスワクチン定期接種ワクチン確保事業助成金8,300円の、1万1,300円となってございます。国で想定する接種料金の見込みは1万5,300円のため、自己負担といたしましては4,000円程度となる見込みでございます。接種の助成期間は、令和6年10月1日から令和7年1月31日でございます。周知方法につきましては、対象者となる方に9月末頃に個別通知を発送するとともに、市報、市ホームページ等におきましてお知らせしてまいりたいと考えてございます。
 健康増進課からは、以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、石岡地域病院群輪番制についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

子育て健康部参事兼健康増進課長兼石岡保健センター所長)子育て健康部健康増進課からはですね、石岡地域病院群輪番制についてご報告申し上げます。
 初めに、病院群輪番制は、石岡地域にございます3つの2次医療病院にて、休日夜間におきまして、救急患者の受入れ、救急体制の安定化と、地域住民の福祉の向上を目的といたしまして組織されているものでございます。
 先日の一般質問でもご質問いただいたところでございますが、初めに、今回の報告の趣旨でございます。管内の3病院におきまして、患者さんの受入れの人数に著しく乖離が生じておりました。その要因といたしまして、健康増進課にて各病院にお伺いいたしまして、ヒアリングを実施いたしたところでございます。
 ヒアリング調査でいただいたご意見を基に、これまでの輪番割当てに加えて、各病院様の実情に即した方向で、医師会・病院等と協議を進め、当番日数の調整により対応していくこととなりました。
 次に、各病院の受入れ人数の推移でございますが、過去5年間の実績でございます。資料の表中をご覧いただきますと、輪番制でございますので年間の割当ての日数に開きはないものの、患者の受入れの人数の差は拡大してまいりました。特にA病院とC病院の差につきましては、令和4年度、5年度には、いずれも10倍以上でございます。
 先ほど申し上げました、こちらの各病院にヒアリング調査を実施した結果、特にA病院様におきましては、受入れ人数に差が生じる原因といたしまして、医師不足が根底にあるということを把握いたしました。さらに、A病院様にはより詳細に聞き取り調査を実施し、受入れ可能な条件をご提示いただきました。条件といたしまして、通常、週2回程度の当番でございますが、平日6日のうち1日のみの対応、休日、日曜日・祝日としまして、当番日については月1回のみの実施ということで、また、このご希望に基づき、A病院様において対応の難しい部分につきましては、C病院様にご協力を賜り、調整することで合意に至りました。
 このことによりまして、9月1日から受入れ日数を変更いたしまして、新たな体制で開始することといたしましたことをご報告申し上げます。
 健康増進課からは、以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、石岡市総合保健センター(仮称)の整備についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)私からは、石岡市総合保健センター(仮称)の整備についてを、同タイトルの資料、石岡市総合保健センター(仮称)の整備についてに沿ってご説明いたします。よろしくお願いいたします。
 まず1項目目、候補地選定までの経過についてでございます。資料、候補地選定までの経過をご覧ください。6月の委員会では、候補地の再検討に当たり、ひまわりの館から見て北側にある梨畑、及びさらに北側のエリアについての調査について、承諾をいただけたことを報告させていただきました。その後、このエリアを新たな候補地として調査に向けた準備を進め、間もなく着手できる運びとなりましたので、改めまして、ここに至るまでの経過をご説明いたします。
 まず@、こちら、当初案ではふれあいの里敷地内で2階建てとしまして、駐車場を南側に拡張する案でございました。その後、文教厚生委員会や健康づくり推進協議会でいただきましたご意見を参考に、Aの平屋建てで見直すことといたしました。こちら、建築面積の増加に伴いまして、駐車スペースもですね、@よりも広く確保していく案ではございましたが、拡張予定の竹林はですね、既に売却契約をしていたため、Bの特養のぞみ北側雑木林に候補地を変更といたしました。こちら、建物と駐車場をまとめて整備するため、これまでよりも広い面積を確保しようとしましたが、所有者と折り合いがつかなかったため交渉を終了し、C現在の位置となってございます。
 なお、用地の取得面積を8,500平方メートルとしておりますが、調査の中で、土地の形状等により、擁壁などの構造物を設置する必要が生じた場合、活用可能な面積、ただいま申し上げました8,500平米を確保するため、取得面積が増加する可能性もございます。
 候補地選定までの経過については、以上となります。
 続きまして2項目目、石岡市総合保健センター(仮称)基本計画(案)の見直しについてでございます。こちら、資料、石岡市総合保健センター(仮称)基本計画(案)をご覧ください。前年度に基本計画を示しましたが、平屋建てへの見直し、候補地の変更などを経て、修正の上、本日再度お示しをさせていただきます。新たな候補地や平屋建てに関する方向性につきましては、これまでもご説明させていただいたとおり、また、内容につきましてもそのまま反映させていただいておりますので、今回のご説明では割愛とさせていただきます。
 このほか、今回お示ししております基本計画案について、当初案からの変更点、多くございますが、大きな変更点としまして、2点ご説明をいたします。
 まず1点目でございますが、計画書の表示で8ページの4、候補地の選定、(1)候補地選定の条件の1項目目をご覧ください。こちら、市有地又は隣接地を可能な限り活用すると書いてございますが、当初案では市有地を活用するとしておりましたが、平屋化により平面のスペースが広くなるため、利便性の確保を目的に、市有地に限らず、隣接地も可能な限り活用するという理由から、見直しを行いました。
 続きまして2点目、同じく表記9ページの(4)既存施設の取扱の八郷保健センターの活用法についてでございます。こちら、施設の集約化を目的に新たな保健センターを整備することから、既存の施設は土地と建物を一体的に譲渡する方針といたしました。
 なお、今後の基本計画の策定に向けた取組でございますが、9月下旬に健康づくり推進協議会でこちらの計画案の説明を行いまして、10月にはパブリックコメントを実施していきたいと考えてございます。
 石岡市総合保健センター(仮称)基本計画(案)の見直しについては、以上でございます。
 最後に3項目目、令和6年度の事業進捗状況についてでございます。1点目の用地測量及び地質調査業務は、9月20日に入札。そして、実施期間は6か月を予定してございます。2点目の梨畑の補償算定業務につきましては、9月25日に入札。実施期間は3か月を予定してございます。3点目の不動産鑑定業務、こちらにつきましては9月中の実施を予定してございます。事業の進捗状況につきましては、今後も随時報告を行ってまいります。
 私から説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明を終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、小中学校の統合再編についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

教育総務課長兼学校再編担当)私からは、小中学校の統合再編についてご説明をさせていただきます。
 資料をご覧いただければと思います。1の概要についてでございますが、昨年度、石岡市小中学校統合計画審議会に諮問いたしました小学校の適正配置、統合再編の時期等について、先月8月9日に答申をいただいたところでございます。
 これまでの経過につきましては、2番にお示ししたとおりでございます。
 続きまして3番、答申内容についてでございますが、瓦会・林・恋瀬・葦穂・吉生・柿岡・小幡・小桜の各小学校、8つの小学校を1回で統合し、八郷中学校との小中一貫校としての設置を目指すものという答申内容となっております。統合の枠組みの次の、予定する学校の場所といたしましては、八郷中学校の隣接地となっておりまして、開校の時期については、令和13年4月を目指すものとなっております。
 4番の今後のスケジュール(予定)でございますが、いただいた答申を踏まえまして、石岡市立小中学校統合再編計画の改定に向けた必要な手続を早期に進めまして、可能な限りですね、早期に計画の改定作業を進めてまいりたいと考えているところでございます。
 続きまして、資料2ページ目のほうの廃校跡地の利活用に関するサウンディング型市場調査の実施についてご説明申し上げます。1番の調査の目的のところに記載させていただいておりますが、令和6年3月に閉校となった高浜・三村・関川の3校の今後の利活用について、民間事業者との対話により、市場性の有無、また、自由な発想に基づく利活用アイデアなどを調査することを目的としたサウンディング型市場調査のほうを実施していく予定となっております。
 現在、調査の主体といたしましては市長公室が中心となって作業のほうを進めていただいておりますが、資料2番目に記載しておりますとおり、実施要領を定め、9月中旬から下旬に向けて実施要領を公表し、民間事業者からの提案をいただきたいと考えているところでございます。
 なお、参考資料としてお示ししております実施要領ですが、2ページ目の旧高浜小学校の情報のところに、既存建物等のその他の部分といたしまして、高浜小学校に隣接しております旧高浜幼稚園、こちらも追加してサウンディング調査のほうを実施してまいりたいと考えているところでございます。
 なお、周知方法といたしましては、文部科学省で開設しておりますみんなの廃校プロジェクトというウェブサイトがあるんですけれども、こちらで公表していくですとか、自治体と企業をつなげるマッチングサイトであります公共R不動産という情報サイトですね、こちらなども活用しながら、広く周知のほうを進めてまいりたいと考えているところでございます。
 教育総務課からの説明は、以上となります。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、学校施設整備についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

教育総務課長兼学校再編担当)では、続きまして、学校施設整備についてご説明をいたします。
 資料をご覧いただきたいと思います。まず1番目につきましては、南小学校のグラウンド整備工事でございます。統合に伴う整備工事の一環といたしまして、昨年度から南小のグラウンドの整備工事を進めているところでございます。暗渠排水管なども敷設をいたしまして、排水性を高めたグラウンドとなるよう工事を進めておりまして、現在はグラウンドの表面部分の、クレイ舗装と呼んでおりますが、そちらの工事を進めているところでございます。
 続きまして、その下の園部小学校外部改修工事でございます。こちらにつきましては、外壁や屋上の老朽化が激しいことから、ひび等の補修のほか、防水塗装工事を全面に行いまして、雨水等の浸透を防ぐということで、建物の劣化を防止するための工事となっております。夏休みに入りまして工事を本格化させておりまして、現在、足場の設置が完了したところでございます。今後、屋上及び外壁の洗浄作業のほうを進めていく予定となっております。
 資料、次のページに移りまして、3番目の府中小学校建設基本構想策定についてでございます。令和3年度に実施しております府中小学校の耐力度調査の結果なども踏まえまして、建物の建て替え、それを含めた建物の配置計画などを検討していく必要がございます。その必要性から、現在、公募型プロポーザルにおきまして提案をいただく期間を設けまして、告示のほう……すいません、手続のほうを進めているところでございます。今後、委託事業者を決定して、具体的な業務を進めてまいりたいと考えております。資料のほうにスケジュールのほうも、詳細記載させていただいておりますが、あくまで予定となっておりまして、できましたらばこの流れで、年内には契約締結まで至りたいというふうに考えているところでございます。
 学校施設整備についての説明は、以上となります。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

富田委員)すいません、クレイ舗装の詳細っていうか、説明をお願いしたいんですけども。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 南小学校のグラウンドなんですけれども、クレイ舗装というのは、土とですね、樹皮、特殊なちょっと樹皮を混ぜまして、それを上から転圧をかけるとしっかりとした土の層ができるというものになっておりまして、排水性がよく、耐久性もあるものとなっておりまして、見た目には普通の土のグラウンドのような形なんですけれども、八郷中学校のですね、グラウンド表層なども同様な手法で整備されておりまして、そちらも排水性が大分高くですね、水はけがよい状態となっておりますので、そちらに準じた形で、こちら南小学校のほうも整備を進めているところでございます。
 以上でございます。

岡野委員長)よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

勝村委員)1点だけ。
 府中小学校に関してなんですが、改築、建設に向けて進めていくんだと思うんですが、ちなみに府中小学校の校舎及び体育館は、築何年ぐらいたってるんでしたか、分かればお願いしたいです。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 府中小学校の校舎なんですけれども、一番古いもので昭和42年築となっております。すいません、ちょっと計算がぱっと出なくて申し訳ないんですが、大体一番古いところで築56年というところだと思います。屋内運動場につきましては昭和46年築ということで、築53年ということになっていると思います。
 以上でございます。

勝村委員)ありがとうございます。
 いずれも半世紀過ぎていますんでね、結構見てくれも古いんですよね。ひとつよろしくお願いします。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、教育相談室あすなろ等の移転についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

学校教育課副参事教育支援担当)学校教育課から、教育相談室あすなろ等の移転についてご説明いたします。
 教育相談あすなろ等の移転につきましては、令和6年4月の第1回文教厚生委員会及び6月の第2回文教厚生委員会でご説明申し上げておりましたが、9月から、令和6年3月に廃校となった北小学校跡に移転してございますので、ご報告申し上げます。
 資料、1の目的でございますが、本市では、府中小学校空き教室を活用し、教育相談室あすなろ及び幼児教育相談室ひまわりを設置し、不登校の児童生徒への支援及び幼児言語指導等を行ってきましたが、近年、不登校児童生徒数及び特別な教育的支援が必要な児童生徒数は増加傾向にあり、これら児童生徒への支援の充実が急務となっていること、石岡市学校施設個別施設計画において府中小学校が建て替え等を予定していることを鑑み、不登校児童生徒の支援などを一体的に行うため、令和6年9月に移転を行いました。
 2の移転地及び移転日でございますが、北小学校跡に、9月2日月曜日から移転しております。
 3の業務内容及び体制でございますが、具体的には、不登校児童生徒への支援を行う教育相談室あすなろ、情緒や言葉等に心配のある幼児への支援を行う幼児教育相談室ひまわり、そして、児童生徒本人や保護者等への相談機能を移転してございます。体制につきましては、あすなろが6名の相談員、ひまわりが2名の相談員の体制となっております。
 今後の検討課題でございますが、発達障害など特別な教育的支援が必要な児童生徒を対象に、教育相談や諸検査等の支援業務、帰国・外国人児童生徒等が学校生活に支障をきたすことがないようにするサポート機能について、ワンストップで集約することが効果的であると考えていることから、4の今後についてで記載しておりますように、こういった機能をあすなろ等に集約していくことも検討してまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

小松委員)詳細な報告ね、ありがとうございました。
 私も一般質問等で取り上げたんですけど、もう本当に、いわゆる不登校と言われる生徒さんが増えているわけです。それで、私が質問したときの答弁では、5つの中学校区ごとにいわゆるフリースクールということで、そういうのが置かれていて、支援員の先生が1人配置されているというふうに理解していたんですけども、この関係と、この今度のあすなろですね。これは、今まで府中小学校の空き教室にあったんだけど、今度は北小学校に持っていくと。9月2日からだから、もう始まってるわけですね。この関係は、どういうふうに理解すればいいんでしょうか。ちょっと教えてください。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 今ご指摘ありましたように、府中小学校の一室を利用しての環境だったんですが、今度北小学校に移ったことにより、1つは、子供たちの多様な学びの場という点で、施設、設備が広がるということが考えられます。もう一点は、やはり府中小学校の敷地内にあるということで、やはり学校に行くことに不安を感じている児童生徒にとっては、やはりそういった環境から離れた場に行くというところでの精神的な不安を解消する、そういったところにもつながると考えております。
 以上でございます。

小松委員)今言われましたように、不登校の方々が、同じ年代の友達がいる同じ学校だとですね、やっぱりいろいろ気兼ねして行きづらいということがあるので、場所をそういう従来の小学校のところから思い切って変えてですね、そうするとやっぱり、そういう友達の目線とかなんかがあんまり気にしなくても行けるから、非常にいいと思います。これはね。
 ちょっと、さっき質問した私の理解が不正確なのかどうか分かりませんけども、いわゆる現在フリースクールと言われるものは、5つの中学校区ごとに、そういうことがあったというふうに理解していたんだけど、これ、違うんですか。そこをちょっと、もう一度お願いしたいと思います。。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 今ご指摘のありました校内フリースクールについては、市内の各中学校全てに、今年度から配置されております。
 以上でございます。

〔「違い」と呼ぶ者あり〕

学校教育課副参事教育支援担当)違いについてご説明いたします。よろしいでしょうか。
 校内フリースクールにつきましては、学校には行けるんだけれども、教室に行くことが難しい、ほかの子と一緒に交流するのはちょっと難しい等、それぞれに課題を抱えてる生徒たちが、そこの場で学びをすることができるというものでございます。
 それも含めて今度は、学校に行くことが難しい、そういった児童生徒に関しましては、そういったあすなろといった学校を離れた環境、いわゆる不登校のそれぞれの実態に応じて学びの場を提供することができると、そういったところを整備したところでございます。
 以上です。

小松委員)今のご説明で、非常にいいと思ったのはやっぱり、いわゆる一言で不登校といってもね、不登校の方々はいろんな事情でありますので、複合的に、あるいは多層的に、今まで通っていた中学校に行っていた人が、同じ学校のフリースクールで学べる方はそういうことでいいんだけど、そういう人もいるし、そうでない方もいた場合には、やはり思い切って、いわゆる北小学校ですね、空いてるところに今言われたようなあすなろっていう、そういうことでやるっていうのは、非常にやっぱり大事なことだと理解いたします。
 それで、差し支えなければということなので聞きますけども、もう既に始まってるんですけども、どれくらいの方がいわゆる学校ごとのフリースクールというふうになってるのか。そしてまた、このいわゆる北小学校ですね、廃校したところに行くあすなろと、どれくらいの方が行ってるかっていうのは、お話できますか。まずければ、それは構わないですけどね。言えないということもあるかもしれませんけどね。どうでしょうか。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 各中学校、校内フリースクールの活用状況でございますが、市内5中学校で、この4月から7月までで64名の生徒が利用しているところでございます。
 それから、北小学校のあすなろにつきましては、これまであすなろ、ひまわりに在籍していた児童生徒、登校日はそれぞれに違う、それぞれに毎日来るとかそういったところは全然違いはあるんですが、9月2日からそれぞれの状況に合わせて登校していると。すいません、具体的な数がなくて申し訳ありませんが……すいません、23名ということで、それぞれの状況に合わせてあすなろのほうを利用スタートしているところでございます。
 以上でございます。

小松委員)それで、このあすなろの場合は教育相談員が6名というふうに書いてありますけども、これは何かやはり、かなり手厚くというふうにも理解しますけども、どういうことに注意されて、一定の総合的な、あるいは様々な状況に応じた対応がなされないとね、やっぱりそこに行った方に対するいろんな様々な問題に応えることができないということなのかもしれませんけど、その辺のことについて、ちょっとご説明いただけますか。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 やはり今ご指摘のとおり、やっぱりそれぞれに抱える児童生徒の不安と、それからそれを支える保護者さんの悩み相談ですね。そういったところに応える体制として、6名配置となっております。また、それぞれに、その学び方についてもそれぞれの取組がありますので、そういったところにも対応できるような形で対応しております。
 以上でございます。

小松委員)いろいろとご説明いただきましてね、ありがとうございました。
 やはり今、これが全国的にも茨城でも、非常に大きなやっぱり解決されるべき一つの大きな問題といいますか、課題になっておりますので、ぜひですね、そういうことに適合した、非常に大事なことだと思いますので、ぜひ関係者の皆さんにおきましては、よろしくですね、お願いしたいと思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

中根委員)ありがとうございます。
 あすなろ、去年自分もちょっと見に行かせてもらって、小学校の女の子1人だけが、先生と算数の勉強やってるのを見ました。今聞いたら23人来てるってことなので、とても増えてきてるのでよかったなと思います。
 これからも、不登校児童生徒いっぱいいますので、もっといっぱい来れるように。お母さんとか子供たちも、やっぱり府中小の子に見られるの嫌だって言ってましたので、もう見られることないと思いますんで、来やすいと思うので、ぜひとも進めてほしいと思います。よろしくお願いします。
 以上です。

村上委員)まず、閉校した学校の活用ということで、早速9月2日から教育施設として活用できたということで、教育委員会として、様々、いつも意見ありますけれど、素早い対応で運用されたということで、関係各位のご努力に敬意を表したいというふうに思います。
 そこで、先ほど、具体的にはもう学校通われているということなんですが、この移転に当たって、実際使われてるお子さんたちとかご家族とか、保護者の方ですね、どういった声が上がったのかとか。いい意見だけだったらいいなと思うんですが、例えば課題等で、こういうことしてほしいとか、何か声が上がっているのか。あれば、ご説明いただきたいというふうに思います。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 やはり施設が移転をしたということで、これまで通っていたところから場所が変わったということでの、その場所への通学ですね。そういったところで、距離が若干違うとか、そういったところでの課題が1つあります。
 以上でございます。

村上委員)課題は分かりました。例えば、いい意見とか何か前向きな声とかあれば、それもご紹介いただければと思います。

学校教育課副参事教育支援担当)施設的には、やはり学習室だけではなく、図書室ですとか、もしくは理科室とか音楽室とかといった特別教室もあり、まずは広い環境になったこと。それから、空調施設も整っていること。そういったところで非常にやはり、何ていうんでしょう、空間的に広がりがあり、心の面でもすごく過ごしやすいということで、喜んで来ている子供たちの声があります。
 また、先ほどお話ししましたように、通学の面では若干変わったところの不便さというか、そういったものもありながらも、保護者さんに声をかけて、行きたいんだということで、登校してくる子供もいたということを聞いております。
 以上でございます。

村上委員)課題だけ聞くと、これ駄目だったのかなと思っちゃうんですが、今みたいな声も含めると、総合的にはとてもいいスタートを切れたのかなというのを、説明を受けると感じますので、子供たちが自ら行きたいっていうふうに、そういう声が出たっていうのはとてもすごいうれしいことだなっていうふうに感じましたので、この事業がより充実するように、目をかけていただければなと思います。
 以上です。

小松委員)せっかくの機会だからお聞きしますけども、あすなろに通われてる方の、何ていいますか、通う手段っていうのは。親御さんが車で行くときは行けるけども、帰る分もあるからね。この通学の手段っていうか、これはどんなふうになってるでしょうか。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 ただいまお話しいただきましたように、主には、登下校とも保護者送迎であります。でも、中学生であると、自分で自転車で、もしくは公共交通機関を利用してというようなことで登校している生徒児童もいます。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 暫時休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 続きまして、生涯学習の集いについてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

生涯学習課長)私から、生涯学習の集いにつきましてご説明いたします。
 資料をご覧ください。まず1番でございますが、例年2月に実施している生涯学習の集いにつきましては、現状、家庭教育力の向上を図るという本来の目的から離れてしまっていることや、休日に児童生徒や教職員を動員して実施していること、講演に参加者が集まらないことなどが問題点となってございます。
 以上の問題点を踏まえまして、2番、今後の方向性でございますが、事業の見直しをいたしまして、今年度から生涯学習の集いは開催しないこととし、本来の目的である家庭教育に関する事業を、次の3番のとおり実施してまいりたいと考えてございます。
 3番、今後の事業の取り扱いといたしまして、@家庭の日絵画・ポスターコンクールにつきましては、青少年を育てる石岡市民の会により継続して実施いたしますが、生涯学習の集いで行っていた表彰につきましては、学校で実施をいたします。
 次に、Aオアシス運動につきましては、QRコードを活用いたしまして、1人1台端末やスマートフォンなどから直接応募できるようにし、標語の募集を継続して実施してございます。なお、@と同様、生涯学習の集いで行っていた表彰につきましては、学校で実施をいたします。
 次に、B石岡市中学生平和大使派遣事業報告発表につきましては、学校教育課におきまして別途実施をいたします。
 最後に4番、家庭教育に関する取り組みでございますが、本来の目的である家庭教育力の向上を図ることは非常に重要であると考えておりますので、今年度につきましては、家庭教育支援に関する県の講師を学校の家庭教育学級開催時に派遣するなどといった取り組みを実施いたしまして、来年度以降につきましても、さらなる取り組みについて検討してまいりたいと考えてございます。
 以上、児童生徒や教職員の負担をできる限り軽減するとともに、本来の趣旨・目的に沿った事業の見直しを図ってまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

小松委員)今の報告の中で、これ書いてあるんですけども、中学生平和大使派遣事業報告ですね。これは、私も何度も報告を聞いて、非常にやはり、中学生の方々が広島・長崎大会、あるいは資料を見てね、それで率直に自分の思いを語るっていうことで、非常にすばらしい、非常に心に残るっていいますか、そういうものでありますので。別途実施と書いてあるんですけども、学校教育課において、別途実施。これ、どこら辺まで具体化されているものなのか、質問したいと思いますけど。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 学校教育課のほうでは、市の小中学生交流の集いというのを12月に予定しております。その場の中で、この中学生平和大使派遣事業の報告を設けたいと考えております。

小松委員)私の理解では、それぞれ中学生が、2年生だったと思いますよね、男女1人ずつ。そういう意味では、石岡では10人になると思います。そこで、平和大使として派遣されて、それで、学校に帰ったらば学校の中でも発表する機会があって。同時に、生徒だけではなくて一般市民全体を対象として報告やられて、そのことも非常に多くの方が、影響を与えるっていいますか、そういう意味合いがあって非常によかったと思うんですけども、今度は、今のお話だと、この生徒に限るっていうことになりますか、相手は。
 もう少しそういう、中学生の平和大使の様々な感じたことをもっと社会全般に、いわば学生だけに限定しないで、市民全体に発表することが考えられてもいいんじゃないかと思うんですけどね。やり方はいろいろあると思います。そういう集会かなんかという方法もあるし、あるいはまた、今の時代だから、そういうことを録画して、そして市民みんなが見れるようなことで、市のホームページに載せるとかですね。いろいろ考えられると思うんですけども、その辺はいかがお考えでしょうか。

学校教育課副参事教育支援担当)お答えいたします。
 ただいまの市の小中学生交流の集いですが、交流の中には、高校生ですとか、もしくは、ふるさと学習の発表においては市職員等、市役所のほうの方の協力も得ながら、学校内にとどまらず、また、今のを含めた広く発信するような場というふうには考えているところでございます。今計画中でございますので、今いただいたようなところも含めて、せっかくの平和大使派遣事業の場ですので、どういうふうにしてそういうふうに広く発信できるかっていうのをちょっと、それはまたその中で検討してまいりたいと考えます。
 また、各学校においてですが、5中学校、文化祭において、これは多分保護者も入るところの場になるかと思うんですが、そこでは、平和大使の報告会という場は、各学校で報告をする予定でございます。
 以上でございます。

小松委員)よろしくですね、そういうふうに。非常にこれ、好評といいますか、私自身も非常に聞くたびにですね、いつも、これから人生を生きる、石岡市を支える、社会を支える、そういう方々の率直な思いが聞けますので、非常にやっぱりすばらしい行事だと思っておりますので、今答弁されたようなことも含めてですね、考えていただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。

教育長)小松委員、ご質問いただきましてありがとうございます。
 小中学生の交流の集いの中で、午前の部、午後の部に分けて実施をしようと考えているところですが、この平和大使の発表等につきましては、委員の皆様方にもご案内をさせていただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、二十歳の集いについてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

生涯学習課長)私から、二十歳の集いにつきましてご説明いたします。
 先月8月17日に第1回の二十歳の集い実行委員会を開催する予定でございましたが、台風7号の影響によりまして、安全面を考慮いたしまして延期をいたしました。改めて9月8日に開催をいたしまして、二十歳の実行委員20名の方に、式典の実施内容や実施方法についてご協議いただく予定でございますが、現時点での方向性につきましてご説明を申し上げます。
 開催日時でございますが、令和7年1月12日日曜日午後1時から。場所は石岡運動公園体育館メインアリーナで行いまして、今回から、コロナ禍前と同様、1部制で実施いたします。式典の時間は1時間程度を想定しておりまして、今回該当する市内中学校5校の卒業生につきましては、644名でございます。その他、詳細につきましては、第1回、第2回の実行委員会で決定してまいりますので、今後ご報告をしてまいります。
 最後に、来賓といたしまして、市議会議員の皆様全員にご出席をいただきたいと考えてございますので、よろしくお願い申し上げます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、台湾台中市及び同市石岡区との交流促進についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)私からは、台湾台中市及び同市石岡区との交流促進について、進捗の報告をさせていただきます。
 資料をご覧ください。交流促進の機運の高まりから進めておりました台中市石岡区との姉妹都市、及び台中市政府観光旅遊局とのサイクルツーリズム及び観光友好交流の促進に関する協定書の締結につきまして、調整が整いましたので、令和6年11月1日金曜日に、協定書の締結を進めてまいります。調整した協定書案については、別紙として提出してございますので、後ほどご覧いただければと思います。
 項番3、スケジュール案をご覧ください。令和6年第3回定例会中、各常任委員会にて報告後、10月にプレスリリースを行い、11月1日の締結を進めてまいります。
 私からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、八郷総合運動公園プールの今後についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)私からは、八郷総合運動公園プールの今後についてご説明させていただきます。
 お手元の資料をご覧願います。令和6年3月の文教厚生委員会、6月定例会の一般質問においてご説明いたしました内容に加えて、新たに、当市のプール整備方針案を作成いたしました。
 1、目的については、老朽化により使用中止となっている八郷総合運動公園プールの建て替え及び老朽化により使用できなくなっている学校プールについて、八郷地区を主とした学校プールを集約し、学校の授業及び一般の利用に供することで、市民の健康づくりの場となる通年利用可能な屋内温水プールを、八郷総合運動公園プールに建設していきたいと考えております。
 2、学校プール利用計画とプール整備比較については、(1)学校プール利用計画(案)として、八郷地区の小中学校12校全てが八郷総合運動公園プールを利用した場合、プール授業を1日3時間、例えば午前中の9時から12時まで実施した場合、@年間10時間のプール授業を実施すると想定いたしますと、必要授業数は540時間となり、約9か月間が必要となります。夏休み期間や年末年始、年度始め、年度末など、学校休業期間はプール授業を実施できないことから、実質4月下旬から3月中旬までプール授業を実施する計画になります。
 A、次に、年間6時間のプール授業を実施すると想定してプールを利用した場合、必要授業数は324時間となり、約半年間が必要となり、実質5月中旬から11月末までプール授業を実施する計画になります。
 このようなことから、プール授業を実施するに当たっては、年間を通したプール授業の確保が必要となります。
 次に、(2)プール整備比較表をご覧願います。学校プールを想定した個別型と集約型の屋外非温水タイプと、B&G海洋センタープールを想定した屋内非温水タイプ、石岡小学校屋内温水プールを想定した屋内温水タイプのメリット、デメリット、建設費を記載してございます。
 屋外非温水の個別型の建設費については、解体費を含む1校当たりの建設費が3億円となっており、令和6年5月現在で老朽化により使用中止となっている15校のプールを新たに建設し直すと、45億円がかかることになります。
 集約型として、25メートルプール1槽を建設する場合は、3億円。
 また、屋内非温水でプールを建設する場合は、筑西市のプールを参考にいたしますと、6億円以上。
 屋内温水の建設費は、つくば市と水戸市のプールを参考に1平米当たりの単価を算出し、最低10億円となってございます。
 繰り返しになりますが、上記の(1)と(2)を踏まえまして、当市としましては、天候に左右されずに計画どおりにプール授業が実施でき、そのほかの時間を一般利用に供する、通年利用可能な屋内温水プールを整備していきたいと考えてございます。
 次に、2ページをご覧願います。3、整備方針(案)になります。以下の6つの整備方針を定めております。@学校教育に適したプール。A安心・安全なプール。B経済的・効率的な維持管理が可能なプール。Cライフステージに対応したプール。D市民の健康づくりをサポートするプール。E交流拠点となるプールでございます。
 次に、3ページをご覧願います。4、敷地分析になります。(4)整備予定地としては、八郷総合運動公園駐車場の区画を候補地とし、体育館や多目的グラウンド、農業者トレーニングセンター等の施設と一体的な利用が可能であることや、周辺校からの距離が近く、学校教育との連携が可能であり、用地取得や用地造成費が少ないことが挙げられます。プール建設工事に当たっては、旧プール解体工事を同時期に行い、解体後の土地に駐車場を整備することが可能となります。以上の内容を検討した結果、整備予定地としては、現在の八郷総合運動公園敷地内が最適の候補地と考えております。
 5番、導入施設及び設備は、記載のとおりでございます。
 4ページをご覧願います。6、管理・運営については、将来的には指定管理者制度を導入し、管理・運営を行ってまいりたいと考えております。
 7番、維持管理経費については、参考として、令和5年度の石岡小学校屋内温水プールの決算額を記載してございます。
 私からの説明は、以上となります。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

村上委員)ありがとうございます。
 計画ということで出していただきまして、今、一つの考え方として、通年利用可能な屋内温水プールを整備していきたいということで記載ありますが、これは、本日常任委員会に説明いただいて、スケジュール感でいくと、いつぐらいを開設めどとして考えていらっしゃるんでしょうか、現時点で。

スポーツ振興課長)お答えいたします。
 今後のスケジュールでございますが、最も早いスケジュールを想定させていただきますと、令和7年度当初予算にて基本設計・実施設計の予算要求を行い、早ければ令和8年度当初予算にて工事費の予算要求を行い、こちらも早ければ令和9年度中の完成を目指していければと考えております。
 以上でございます。

村上委員)工期を一応8年度、9年度という2か年で考えているということですが、そこに解体も含めてということで理解してよろしいでしょうか。

スポーツ振興課長)委員お見込みのとおりでございます。

村上委員)では次にですね、現時点の学校プール利用計画という2番のところなんですけれど、小中学校12校でプール利用を1日当たりという計算なんですけれど、12校、中学校2校と小学校10校で学年9学年ありますけれど、中学校3学年2校で6こまですよね。小学校が10校6学年で60こまで、66こま掛ける10時間だとすると660時間だと思うんですが、現時点で多分複式学級があるので、クラス数が減らされてるのかなというふうには思います。
 確かに、令和9年度完成ですから、実質は令和10年度供用開始なのかなと思うんですけれど、今、統合計画も考えられてますよね、学校として。そうなったときに、比較する対象がそこで、現時点のクラス数、こま数でいいんでしょうかという疑問の投げかけなんですけれど、そこはご検討されたんでしょうか。

スポーツ振興課長)540時間についての算出でございますが、まずですね、小学校におきましては、恋瀬小学校、葦穂小学校、吉生小学校、小幡小学校、小桜小学校。こちらを1・2年生で1こまというか、そういった形で、3こまという形で計算してございます。それ以外の園部小学校、東成井小学校、林小学校、柿岡小学校、あと園部中学校、八郷中学校に関しましては、1学年から6学年までで6こま。八郷中学校に関しましては、6こまというのは1学年ごと、なおかつ男女別といった形で6こまという形で算出させていただいております。それに、プールとして必要な授業時間、最大でございますが10時間として計算させていただきまして、540時間という形で算出させていただいております。あくまで現時点で、最大でかかるプール授業数ということで計算させていただきました。よろしくお願いいたします。

村上委員)私の考え方としては、どちらにしてもやっぱり通年利用できるものが必要だと思うんですけれど。やはり非温水だと日程限られてしまうので、こんなにこま数かぶんなくても、いや、6月から9月だけに組もうとすると、それぞれ行事とかも大変そうですし、通年であれば、今既存の石岡地区の子たちはあまり気にせず、カリキュラムというか、年間通してプール授業想定されているので、この形で置くならば、こま数がどうだからとかではなくて、必要なので屋内温水という考え方でいいのかなというふうに思っています。
 それと、確か統合の最短が令和12年でしたっけ、令和11年でしたっけ。

〔「13年」と呼ぶ者あり〕

村上委員)13年でしたっけ。
 そうすると、そもそものこま数、令和9年なので4年間は既存の学校の比較になるでしょうけれど、その先いくと、どちらにしても学校数も縮小した中でやるので、逆に言うと、今度、温水プールで年間使用したときに、相当余裕が今度は生まれてしまいますよねっていうふうになってしまうかなっていうふうに考えるので、その辺りの想定と、その規模ですよね。プール規模の、何ていうんですか、メインプールと幼児プールは今石岡小学校にある屋内プールと同じ規模だと思うんですけれど、その辺りの費用対効果の検証というのが十分されたのかどうかについて、お尋ねいたします。

スポーツ振興課長)お答え申し上げます。
 まず、すいません、繰り返しになりますけれども、プール授業に関しましては、年間10時間を行った場合4月下旬から3月中旬まで、年間6時間の場合は5月中旬から11月ということで、いずれにしましても、通年利用可能な屋内温水プールをまず目指していきたいというところでございます。
 また、費用対効果でございますが、現状、各学校ごとのプールの修繕を行うということは、先ほどの建設費のところに記載してございますが、1校当たりプール建設が3億円かかってございますので、もし仮に全部のプール建設を行う場合は、45億円になってしまいます。あと、それ以外ですと、こちらで検討を進めてきた学校プール以外に、一般の方にも利用していただくことを考えておりますので、どうしても屋内温水プールが望ましいということになりましたので、そういった部分での算出というか、計画になってございます。
 以上でございます。

村上委員)十分、現状としては理解いたしました。
 あくまでも今回、学校プールの延長ということで、今回計画、八郷運動公園でのプール設備についてということで説明いただいたんですが、従前より先輩、同僚議員から、八郷運動公園のそもそもの今までのレジャー的プールの在り方について質問があったかと思うんですが、レジャー的プールだと今度、教育委員会の範疇を越えてしまうかと思うんですけれど、その辺りっていうのは内部的に協議とか、何か打ち合わせというかですね、されてきたんでしょうか。

スポーツ振興課長)委員からのお話のとおり、レジャー施設等のプールといった部分も、前回の一般質問や、今回もそうですし、内部でもそういった部分、検討を重ねてまいりました。
 現在、屋外ですと、やはり熱中症の部分も考えられます。あとは、繰り返しになってしまいますけれども、やはり通年利用可能な屋内温水プールの建設を目指していきたいというところで。そうは言いましても、家族連れが楽しめるようなプールといった部分も検討してございますので、幼児用プールの部分で、何かこうレジャー要素を持ったようなプールを検討できないかっていうところは、内部で調整しているところでございます。
 以上でございます。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

富田委員)今年の小学校ですね、小学生の授業日数で、プールっていうのはどのぐらい入れてるんですか、こま数で言うと。1学校、1学年ですか。もっと入りたいのに入れないんだっていう子供の話を聞いたんで、どのぐらいの授業数入れてんのかなっていう。
 もう少し言いますと、このプールを造ることによって、入れてない、今プールがBGも含めてないんで入れてないのか、プールがあれば入れるのか。プールがあったとしても、その授業を確保することができるのかっていうところをちょっとお伺いしたいんですけども、よろしくお願いします。

教育長)プールの実数等は、今ちょっと手持ちがないので確認しているところですが、やはり今年、また、近年ですね、コロナ禍でプールを使わなかったことによって、去年使えてたプールが今年使えないとかって、そういう状況が生まれてきてしまったことと、あとBGのプールもちょうど修理の時期に入ってしまったということで、今年度については可能な限りプール授業を行うような計画を立てましたが、例年に比べると少ない授業数というふうになっているかと思います。
 以上です。

富田委員)プールがないからっていうだけの理由ではないっていうことですね。今、BGと八郷地区のプールが少ない。壊れてる。それだけではない理由もあって、授業数の確保ができないっていうところもあるんですかね。

教育長)文部科学省の教育課程、学習指導要領では、授業時数の1割程度ということで、10時間。ただ、実数がはっきり決まっているわけではございませんで、その自治体によって6時間から10時間ぐらいで行っているところが多いと把握しています。
 今年度については、本来は行いたいところではありますが、本年度のプール事情の中では、縮小せざるを得ないという状況があったということです。きちっとプールを整備して、プールの授業については大事なところですので、しっかり行っていきたいと考えています。
 以上です。

富田委員)ありがとうございます。
 施設が整えばできる日数も増えるということで、理解しました。ありがとうございます。よろしくお願いします。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

小松委員)今のお話だと、令和7年から当初予算で予算化して、令和9年で完成、供用開始を考えているということなんですけども、そうしますとこれ、建設費は10億円というふうに考えてるんですか。概算ね。それに対するこの財源っていうのは、どういうふうになるもんなんですか。学校、こういうプールの場合。財源。

スポーツ振興課長)お答えいたします。
 財源につきましては、他市の同様なというか、学校プールの集約化を行ってプール建設した他市のところからの聞き込みとかにもよるんですけども、学校体育施設整備事業というもので、最大3分の1の補助が見込めるものかと想定してございます。
 あとは、その他の部分につきましても、庁内等でいろいろな情報収集というか、情報共有を行いながら進めていきたいと考えてございます。
 以上でございます。

小松委員)国が3分の1ですかね。他市の例などを見るとっていうことなんですけども。
 それで、令和7年、令和8年、令和9年となるんですけども、これはやっぱり、これから具体化するのかもしれませんけども、市で持つしかないと、そういう場合は、市の今の財源を、ほかを整理して、あるいは節約してここに持ってくるということもなかなか難しいと思うので、こういう場合は、市としてはやっぱり市債を、そういうのを計画してやるということも考えられると思うんですけども、そういう点は何か考えられているんですか。それとも、これから考えるんでしょうか。

教育部長)お答えいたします。
 先ほどの村上委員からの質問のほうで、担当のほうでも、今担当で考えている最短のスケジュールとして、7年から9年ということでお答えをいたしておりますけれども、今現在の、この間も議会等に示されました財政推計等もございまして、今後の市の財政状況等を考えた上で、これからの様々な公共施設の建設等も予定されてございます。そのほかにも様々な事業の取組がございますので、そういう部分を含めてですね、このプールの建設につきましても教育委員会としては優先的に進めてまいりたいと考えておりますが、そういう部分で、関係部局との調整をしながら進めていくこととなっておりますので、財源等につきましても、そういう部分ではこれから精査していく部分になってくるものと考えてございます。
 以上でございます。

小松委員)一応理解しました。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

勝村委員)ありがとうございます。
 八郷運動公園プールですけども、結論から言いますと、屋内温水プール、早く造ってください、ということを希望します。
 3月の委員会でも提案しましたけれども、屋内温水プールということで、今回そういうふうな感じで示されておりますけども、で、メリット、デメリットも示されておりますよね。このとおりだと思うんですが、もう使われなくなった八郷運動公園のプールは昭和53年9月に完成して、もう間もなく半世紀になるということなんですね。もう、我慢しながら、修繕しながら使ってきたわけなんですよね。
 だから、本来で言えばもう10年ぐらい前、10年、15年前から計画して進めていかなければならないものだったんだろうと思うんですよね。まあ、いろんな事情で、それは進められなかった。使えるところまで使うっていう感じ。東日本大震災もありましたし、いろんな面で難しい面があったんですが、これは今回示された、要するに学童だけの使用じゃなくて、市民利用のプールとしても使う方向だということなんで、そういう方向でやれば、造っていけば、全然10億円からの費用は安いと思うんですよ。10億では多分足んないと思うんですね。十二、三億かかるかと思うんですが。
 維持管理も確かにかかりますけど、今、各学校単位のプールを直した場合、大変なお金がかかってくるわけですよね。掛ける学校数ですから、それこそ大変なお金になるわけですよね。そういったものを考えれば、全然金額的には安い。利用価値が全然あるし、屋内温水で空調もつければ、オールシーズン使えるわけですよね。ですから、そういったメリットのほうを大きく取り上げていただいて、今後進めていっていただきたいなと思ってます。市民のレジャー施設としてもっていう話も出てきましたけども、これも大変いいことだと思うんですよ。夏に限らずですね、フォーシーズンとは言わないですけども、スリーシーズンぐらい使える、そんな施設で。
 で、今までも利用料金を市民から取ってたと思うんですけどもね、例えば、今まで300円から400円でしたね、大人は。で、子供が200円から250円。温水プールにすれば、もっと上げられると思うんですよね。光熱水費もかかることだし。それが使う人も理解できると思うんで、何ら問題はないと思うんですよね。そういった面で、幾らでも多少はカバーできると思うし、お金に臆することなく、ぜひ早く進めていっていただきたい。
 今回、整備方針も示されました。小中学生、児童生徒に限らずですね、市民も通年にわたってプールを利用することができるということ。先ほども申し上げましたけども。ここに示されました、広く一般の利用に供し、スポーツでつながる拠点ということ。これ、すばらしい言葉であると思うんですがね。こういう整備方針をモットーに、ぜひ早く進めていっていただきたいと、私は願うところであります。
 以上であります。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 私のほうからは、4の敷地分析というところで、八郷総合運動公園駐車場の区画を候補地として、多目的グラウンド、農業者トレーニングセンターなどの施設と一体的な利用が可能っていうところなんですけれども、この農業者トレーニングセンター等の施設と一体的な利用ができるプールっていうことは、具体的にはどういうところにプールが出来上がるのかをお伺いしたいと思います。

スポーツ振興課長)お答えいたします。
 プールの建設場所の予定としましては、八郷総合運動公園の駐車場、正門から入ってすぐ左手側に駐車場があると思います。そのちょっと先にプールがあると思うんですけれども、まず、プールのほうの解体を進めつつ、現在プールがあるところの解体を進めつつ、手前の駐車場、そちらに新たにプールを建設したいと考えてございます。
 また、委員のご質問の、一体的にというのは、八郷総合運動公園、プールだけでなく、武道館や農業者トレーニングセンター、体育館ですね、多目的グラウンド、テニスコート等ございますので、プールだけでなくそちらのほうも含めた一体的な利用ということで、今回こういった整備方針案を作らせていただきました。
 以上でございます。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 私が勘違いをしていたんですけれども、農業者トレーニングセンターとかの施設と一体的になってるってことは、そういった建物の中に入っているのかなと思ったんですけれども、そうではないということですよね。
 また、幼児用プールもできる予定が書いてあるんですけれども、それはどこにできるんですか。25メートルプールの6レーンの、その学校の授業用のプールの隣にできるとか、そういう意味なのかお伺いいたします。

スポーツ振興課長)お答えいたします。
 現時点ではまだ具体的な部分までははっきりは決まっておりませんが、25メートルプールの隣、同じ場所、敷地内というか、同じところに幼児用プールの設置も考えているところでございます。
 以上でございます。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 そうしますと、現在入って左側、ちょっと高台になっている駐車場のところがプールの施設ができて、その先の、プールが現在あるところは駐車場になるっていうことで理解しましたけれども、それでよろしいでしょうか。

スポーツ振興課長)あくまで予定でございますが、委員おっしゃるとおりでございます。

玉造副委員長)そうしますと、駐車場とかは、何か現在の駐車場よりも少なくなってしまうのかなとも思うんですけれども。駐車場はあったほうがいいと思うんですけれどね。具体的にはどのようになるか、お伺いをいたします。

スポーツ振興課長)お答えいたします。
 そういった部分も含め、今委員からご指摘があった部分も含めまして、今後早急に検討してまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 勝村委員が言ってましたとおりに、本当にそのようなプールを早く造って、皆さん、これからの未来の子供たちにしっかりと水泳の授業をね、受けさせてあげたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、公用車事故報告についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)私からは、公用車事故報告についてご説明いたします。
 資料をご覧ください。令和6年8月22日木曜日15時40分頃、石岡市国府五丁目の国道6号貝地交差点付近において、スポーツ振興課職員が公用車を運転中、国道6号を水戸方面に進行中、赤信号のため停車中に、ブレーキペダルを緩めてしまい、前方車と接触いたしました。その際に、ブレーキと誤ってアクセルを踏んでしまい、加速したため、さらに前方と前々方車にぶつかる玉突き事故になってしまいました。事故後、速やかに警察に連絡し、現場確認及び事後処理を行いました。
 資料の事故現場略図に記載されておりますとおり、公用車が@に衝突、その後Aに衝突、その後Bに衝突したものでございます。
 @とAの運転手2名の方は病院で検査を受けており、両名とも頚椎の捻挫との報告を受けております。なお、Bの方は、車両については、後部の昇降用のステップ部分に多少の傷がついたのと、運転手の方には異常なしとの確認が取れてございます。3名の方には、事故当日に謝罪とお見舞いの連絡をしてございます。
 今回の事故につきましては不注意によるものであり、教育委員会事務局内で、周囲の車両に注意を払う、停車中も十分な車間距離を取るなど、改めて安全運転を徹底し、再発防止とともに、二度とこのような事故が起きないよう努めてまいります。
 今後は、損害賠償について、修理や示談がまとまり次第、議案として提出させていただきます。
 私からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他の件といたしまして、何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、その他の件を終結いたします。
 次に、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため、石岡市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配布いたしました案文に示す事件・事由について、閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で、本日の文教厚生委員会を閉会いたします。






戻る 議会トップページへ