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令和6年度 文教厚生委員会

 第6回委員会 (12月13日)
出席委員 岡野孝男委員長、玉造由美副委員長、村上泰道委員、小松豊正委員、勝村孝行委員、富田雅史委員
市執行部 【福祉部】
部長(中山善正)、次長兼福祉事務所長兼人権推進担当兼高齢福祉課長(櫻井信康)、社会福祉課長(荒張卓也)、介護保険課長(小河原修)
【子育て健康部】
部長(豊崎康弘)、次長(塚本聡明)、参事兼こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当(宮部善仁)、子育て応援課長兼こども家庭センター所長(原有平)、健康増進課長兼石岡保健センター所長(繻エ久美子)、健康増進課副参事保健センター統合推進担当(小林茂)
【教育委員会事務局】
教育長(岩田利美)、教育部長(神谷一美)、理事兼教育支援担当(金井悟)、次長(柴田健)、次長兼営繕担当(林秀憲)、参事学校再編担当兼教育支援担当(野英樹)、教育総務課長兼学校再編担当(土師健弘)、学校教育課長兼学校再編担当(小倉朗)、生涯学習課長(大山剛司)、文化振興課長(松川祥丈)、スポーツ振興課長(塚本和彦)、学校給食課長兼石岡給食センター所長(荻沼宏樹)、学校教育課副参事教育支援担当(相澤純一)、生涯学習課副参事中央図書館担当兼中央図書館長(箕輪健一)、文化振興課副参事文化財担当(小杉山大輔)
議会事務局 庶務議事課係長(大川知道)

岡野委員長)ただいまから、文教厚生委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の審査に当たり出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお、本日出席を求めた者のうち、中央公民館長佐藤君については、あらかじめ本日の会議を欠席したい旨の申し出がございましたので、ご報告申し上げます。
 今回、当委員会に付託されました議案のうち、議案第130号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について、並びに議案第131号指定管理者の指定について(石岡市朝日スポーツ交流施設)は、議案第121号の補正予算の議案と関連いたしますので、これらは関連する部分を一括して審査を行いたいと思います。
 なお、審査の順序といたしましては、初めに、議案第130号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてと、それに関連する議案第121号補正予算の説明、質疑を行います。
 次に、議案第131号指定管理者の指定について(石岡市朝日スポーツ交流施設)と、それに関連する議案第121号の補正予算の説明、質疑を行います。
 次に、議案第121号の補正予算における損害賠償及び指定管理に関する箇所を除いた部分、並びに議案第123号の補正予算の説明、質疑を行い、全ての説明、質疑を終了後に、一括して討論、採決をいたしたいと思います。
 その後、残りの議案の審査を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、これより議事に入ります。
 議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち文教厚生委員会の所管に係る部分、議案第123号令和6年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第4号)、議案第130号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について、議案第131号指定管理者の指定について(石岡市朝日スポーツ交流施設)の計4件を一括して議題といたします。
 初めに、議案第130号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてと、それに関連する議案第121号の補正予算の審査を行います。
 本案について、執行部から説明を求めます。

学校教育課長兼学校再編担当)それでは、私からは議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)、及び議案第130号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について、関連がございますので、一括してご説明申し上げます。
 初めに、議案第130号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてご説明申し上げます。
 こちらは、提案理由にもございますように、市内中学校が、印刷物及び同中学校のホームページの作成において著作権を有するイラストを許可なく使用したことについて、損害を賠償し、和解するものでございます。今回、和解が整いましたので、議案を提出するものでございます。
 市が支払う損害賠償額は、17万6,000円でございます。
 和解内容につきましては、1つ目、市は、相手方に損害賠償金を支払う。2つ目、市が無断使用していたイラストについて、インターネット上から削除したことを確約する。3つ目、市は相手方に対し、今後、相手方が著作権を有するイラストを無断使用しないことを確約する。4つ目、市及び相手方は、本件に関し、本条項に定めるほか、何ら債権債務のないことを相互に確認するものでございます。
 続きまして、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、学校教育課所管の損害賠償に関する補正予算についてご説明申し上げます。
 補正予算書の歳出、40、41ページをお開きください。款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、節21補償補填及び賠償金、説明欄、学校教育一般経費17万6,000円でございます。こちらは、先ほどご説明しました和解に伴う損害賠償金でございます。
 今回の著作権侵害に基づく損害賠償請求の件を踏まえまして、市内全小中学校に問題の共有化を図り、再発防止の指示を行っております。
 学校教育課からの議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)と、議案第130号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解については、以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
 以上です。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
 続きまして、議案第131号指定管理者の指定について(石岡市朝日スポーツ交流施設)と、それに関連する議案第121号の補正予算の審査を行います。
 本案について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)私からは、議案第131号の指定管理者の指定についてと、それに関連する議案第121号の補正予算についてご説明申し上げます。
 石岡市朝日スポーツ交流施設については、令和7年3月31日をもって指定管理満了となり、それに伴う新たな指定管理者の指定に関する案件でございます。公の施設の指定管理者を下記のとおり指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 1、公の施設の名称は、石岡市朝日スポーツ交流施設でございます。
 2、指定管理者となる団体の名称は、特定非営利活動法人アグリやさとに決定したものでございます。
 3、指定の期間は、令和7年4月1日から令和12年3月31日までの5年間とするものでございます。
 続きまして、債務負担行為補正についてでございます。補正予算書(第6号)の7ページの一番下の表をご覧ください。朝日スポーツ交流施設指定管理者指定管理料510万4,000円を、令和7年度から5年間、債務負担行為として予算要求するものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
 次に、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)における文教厚生委員会の所管に係る部分のうち損害賠償及び指定管理に関する箇所を除いた部分、議案第123号令和6年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第4号)の計2件の審査を行います。
 本案について、執行部から説明を求めます。
 なお、本案の説明の順番は、福祉部所管、子育て健康部所管、教育委員会事務局所管の順でお願いいたします。

社会福祉課長)私からは、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)における社会福祉課所管の補正予算につきまして、ご説明申し上げます。
 初めに、歳出からご説明いたします。補正予算書28ページ、29ページをご覧ください。ページ上から2つ目の表の上から4段目、款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費、右側説明欄、旧けやきの家維持管理経費28万7,000円につきましては、令和5年度に解体しました旧石岡市障害者福祉施設けやきの家の土地につきまして、普通財産化を進める上で必要な測量調査に要する経費を増額補正するものでございます。
 続きまして、補正予算書30ページ、31ページをご覧ください。上から1段目の欄の中になりますけれども、款2総務費、項1総務管理費、目11諸費、右側説明欄の過誤納還付金のうち上から5番目、特別児童扶養手当事務委託金返還金1万3,000円につきましては、国庫委託金の精算に伴いまして、返還するための増額補正になります。
 その3つ下の障害者自立支援給付費負担金返還金1,195万2,000円と、その下の障害児入所給付費等負担金返還金2,964万7,000円につきましても、国庫負担金の精算に伴いまして、返還金を増額補正するものでございます。
 社会福祉課からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

福祉部次長兼福祉事務所長兼人権推進担当兼高齢福祉課長)私からは、高齢福祉課所管分につきましてご説明申し上げます。
 初めに、歳出からご説明いたします。補正予算書32、33ページをお開き願います。初めに、一般会計の歳出についてご説明いたします。中段の表2行目、款3民生費、項1社会福祉費、目3老人福祉費、説明欄、介護保険特別会計(包括的支援事業等)繰出金29万3,000円の増額補正でございます。理由といたしまして、配食サービス事業におきまして、9月までの実績において利用件数が増加しており、年間を通して増加が見込めるためでございます。
 続きまして下の行、目7ふれあいの里費、説明欄、施設清掃・管理・保守保安委託料445万5,000円、施設夜間警備業務委託料12万5,000円、実施設計委託料81万8,000円、防火設備定期調査報告委託料9万4,000円、公用自動車借上料7万円の減額補正でございますが、契約金額が確定いたしましたので、不用額を減額するものでございます。公用自動車借上料につきましては、債務負担行為の変更を行っておりますので、8ページ2段目の1行目をご覧ください。公用自動車借上料のうちの1台について、限度額200万円を141万3,000円に変更しております。
 一般会計の補正予算につきましては、以上でございます。
 次に、石岡市介護保険特別会計についてご説明いたします。補正予算書12ページをお開き願います。補正予算につきましては、予算の総額に歳入歳出それぞれ826万3,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ77億9,765万3,000円とするものでございます。
 内容につきましては、事項別明細書でご説明いたします。補正予算書72、73ページをお開き願います。歳出でございます。款3地域支援事業費、項3委員事業費、目2地域自立支援事業費、説明欄、配食サービス事業287万1,000円でございますが、先ほど一般会計の歳出でご説明いたしました、配食サービス事業において増加が見込めるため、高齢者給食賄費扶助を増額補正するものでございます。
 続けて、補正予算書70、71ページをお開き願います。歳入でございます。款3国庫支出金、項2国庫補助金、目3包括的支援事業等交付金、節1現年度分、説明欄、地域支援事業交付金58万6,000円。款5県支出金、項2県補助金、目2包括的支援事業等県交付金、節1現年度分、説明欄、地域支援事業県交付金29万3,000円。款7繰入金、項1一般会計繰入金、目4包括的支援事業等繰入金、節1包括的支援事業等繰入金29万3,000円。款9諸収入、項3雑入、目4雑入、節1雑入、高齢者給食自己負担分134万8,000円につきましても同様に、配食サービス事業において増加が見込めるため、増額補正するものでございます。
 次に、ページをお戻りいただきまして、5ページをご覧ください。第3表債務負担行為補正でございます。表の上から4段目以降の事項、令和7年度福祉バス運転業務委託料、限度額1,354万1,000円。設備保守管理・清掃業務委託料(ひまわりの館)、限度額1億3,644万1,000円。循環ろ過システム保守点検委託及び配管洗浄業務委託料(ひまわりの館)、限度額2,850万6,000円。冷温水発生機保守点検委託料(ひまわりの館)、限度額334万8,000円。合併処理浄化槽維持管理業務委託料(ひまわりの館)、限度額1,884万3,000円。令和7年度水質検査及びレジオネラ属菌検査業務委託料(ひまわりの館)、限度額140万9,000円につきましては、年度当初から開始する必要がある業務に対し、入札時期の前倒しによる適正な見積り期間の確保が可能であることなど、業務品質の向上が期待されることから、債務負担行為として設定するものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

介護保険課長)私からは、介護保険課所管に係る補正予算についてご説明いたします。
 初めに、一般会計の歳出についてご説明いたします。補正予算書32、33ページ、上から3段目の表をご覧ください。款3民生費、項1社会福祉費、目3老人福祉費、節27繰出金、右側説明欄、27介護保険特別会計職員給与費等繰出金539万2,000円の増につきましては、職員の人事異動等により不足する人件費について増額補正し、介護保険特別会計に繰出しするものでございます。
 続きまして、石岡市介護保険特別会計についてご説明いたします。補正予算書70、71ページ、上から3段目の表をご覧ください。款7繰入金、項1一般会計繰入金、目2一般会計繰入金、節1職員給与等繰入金539万2,000円の増につきましては、先ほど説明いたしました人件費の増額補正分について、一般会計から繰り入れるものでございます。
 続きまして、補正予算書72、73ページ、上段の表をご覧ください。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、節2給料、3職員手当等、4共済費、右側説明欄、職員等人件費539万2,000円の増につきましては、先ほど説明いたしました人件費の増額補正分でございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

子育て健康部参事兼こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)私からは、子育て健康部こども未来課所管分につきましてご説明申し上げます。
 初めに、歳出からご説明申し上げます。補正予算書30、31ページをご覧ください。一番上の表の1段目をご覧ください。款2総務費、項1総務管理費、目11諸費、節22償還金利子及び割引料、右側説明欄、過誤納還付金のうち、上から1番目の児童手当負担金返還金50万円の増額につきましては、事業主拠出金財源を含む児童手当に関わる、令和5年度の児童手当の国庫負担金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。
 続きまして、その3つ下の児童扶養手当負担金返還金30万2,000円の増につきましては、令和5年度の児童扶養手当負担金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。
 続きまして、その2つ下の母子家庭等対策総合支援事業費補助金返還金250万円の増額につきましては、令和5年度分の高等職業訓練促進給付金事業、及びひとり親家庭高等卒業課程認定試験合格支援事業、並びにひとり親家庭への総合的な支援のための総合窓口強化事業の国庫補助金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。
 続きまして、その1つ下になります。子育て世帯生活支援特別給付金事業費補助金返還金。1,149万9,000円の増額につきましては、令和5年度の子育て世帯生活支援特別給付金事業に係る事業費の国庫補助金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。この給付金は、食費等の物価高騰等の影響を受けている低所得のひとり親世帯に対し、その実情を踏まえまして、生活の支援を行うことを目的としております。児童扶養手当受給世帯を対象に、児童1人当たり一律5万円を給付したものでございます。返還金が発生した主な理由でございますが、対象児童数を1,183人当初見込んでおりましたが、実績は955人と、280人分が見込みより少なかったものでございます……失礼いたしました、実績は955人で、228人分が見込みよりも少なかったものでございます。
 続きまして、その3つ下になります。低所得ふたり親世帯支援給付金事業費補助金返還金606万6,000円につきましては、令和5年度の給付金事業に係る事業費の国庫補助金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。こちらの給付金は、先ほどご説明申し上げました子育て世帯生活支援特別給付金事業費補助金と同じ目的で、低所得のふたり親世帯に対して、18歳未満の児童、また、障害児の場合は20歳未満になります。こちらを養育する父母等であり、令和4年度低所得の子育て世帯に対する子育て生活支援特別給付金支給対象者のうち、住民税非課税もしくは家計が急変し住民税非課税相当となった世帯を対象に、児童1人当たり一律5万円を給付するものでございます。返還金が発生した主な理由でございますが、対象児童数846人を見込んでおりましたが、実績は726人で、120人分が見込みよりも少なかったものでございます。
 続きまして、その1つ下になります。子ども・子育て支援交付金(児童福祉分)返還金1,393万2,000円につきましては、一時預かり事業、延長保育事業などに関わる令和5年度の子ども・子育て支援金の国庫補助金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。
 続きまして、その1つ下になります。子どものための教育・保育給付費交付金返還金1億4,379万6,000円の増につきましては、民間保育施設の保育事業運営に係る、令和5年度の子どものための教育・保育給付費交付金の国庫補助金の精算に伴う返還金の増額補正をするものでございます。続きまして……失礼しました。主な理由といたしまして、見込んでいた入所利用児童数の減少が挙げられます。
 続きまして、その1つ下になります。子育てのための施設等利用給付交付金返還金248万6,000円の増につきましては、認定こども園の預かり保育や認可外保育施設の利用料に係る、令和5年度の子育てのための施設等利用給付交付金の国庫補助金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。
 続きまして、32、33ページをご覧ください。一番下の表の款3民生費、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費、右側説明欄、職員等人件費のうち、次の33、34ページになりますが、職員共済組合納付金3万1,000円、社会保険料5万2,000円。また、保育支援関係経費の一般事務補助員報酬44万円及び費用弁償3万円につきましては、職員の産休代替により会計年度任用職員を任用することに伴い、増額補正するものでございます。
 続きまして、款3民生費、項2児童福祉費、目5児童センター費、右側説明欄、職員等人件費の職員共済組合納付金3万6,000円、社会保険料6万1,000円につきましては、職員の退職により会計年度任用職員を雇用することに伴い、増額補正するものでございます。また、児童健全育成事業の保育士報酬53万2,000円及び費用弁償3万円を増額するものでございます。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。ページお戻りいただきまして、補正予算書24、25ページをご覧ください。一番上の表の1段目になります。款15国庫支出金、項1国庫負担金、目1民生費国庫負担金、右側説明欄、児童手当負担金精算金[定額]309万円の増につきましては、令和5年度の児童手当負担金の精算に伴う追加の交付金でございます。
 続きまして、1つ下の表の1段目になります。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目2民生費国庫補助金、右側説明欄、子育てのための施設等利用給付交付金精算金11万5,000円につきましては、子育てのための施設等利用給付給付交付金の令和4年度利用分の給付請求による国の追加交付金でございます。
 その下の、子どものための教育・保育給付費交付金精算金3万2,000円の増額につきましては、令和元年度、2年度分の国庫負担金の精算に伴う追加交付金でございます。
 続きまして、1つ下の表1段目、款16県支出金、項2県補助金、目2民生費県補助金、右側説明欄、子どものための教育・保育給付費交付金精算金1万6,000円、及びその下の子どものための教育・保育給付費地方単独県交付金精算金5,000円の増額につきましても、国の追加交付と同様に、令和元年度、2年度の県支出金の精算に伴う追加交付金でございます。
 続きまして、補正予算書26、27ページをご覧ください。一番下の表になります。款21諸収入、項5雑入、目5雑入、右側説明欄、雇用保険被保険者掛金1万4,000円のうち6,000円につきましては、歳出でご説明申し上げました会計年度職員2名を3か月間任用することに係る雇用保険料の自己負担分でございます。
 こども未来課からは、以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

子育て応援課長兼こども家庭センター所長)私からは、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、子育て応援課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 初めに、歳出からご説明いたします。補正予算書28、29ページをお開き願います。一番下の表の最下段の款2総務費、項1総務管理費、目11諸費の右側説明欄、過誤納還付金のうち下から2番目、子ども・子育て支援交付金(保健衛生分)返還金233万1,000円でございます。こちらは、令和5年度の子ども・子育て支援交付金の国庫補助金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。
 同じく、1つ下になります。児童虐待・DV対策等総合支援事業費補助金返還金46万2,000円でございます。次のページをご覧ください。こちらは、児童虐待・DV対策等総合支援事業費補助金の国庫補助金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。
 続きまして、同じくその2つ下になります。出産・子育て応援交付金返還金2,568万4,000円でございます。こちらは、令和4年度及び令和5年度の出産・子育て応援交付金の国庫補助金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。
 次に、補正予算書34、35ページをお開き願います。一番上の表、最下段、款3民生費、項2児童福祉費、目6こども家庭センター費、右側説明欄、職員等人件費11万2,000円につきましては、令和6年12月から子育て応援課の保健師の産休代替により会計年度任用職員を任用するための経費といたしまして、職員共済組合納付金4万1,000円、その1つ下の社会保険料7万1,000円をそれぞれ増額補正するものでございます。
 続きましてその1つ下、子育て世代包括支援事業64万4,000円につきましては、先ほどご説明いたしました保健師の会計年度任用職員を令和7年1月から任用するための経費といたしまして、保健師報酬57万9,000円、費用弁償6万5,000円をそれぞれ増額補正するものでございます。
 次に、歳入をご説明いたします。ページ戻りまして、24、25ページをお開き願います。一番上の表の上から2段目、款15国庫支出金、項1国庫負担金、目2衛生費国庫負担金、右側説明欄、未熟児養育医療等負担金精算金[定額]の15万6,000円につきましては、令和5年度の未熟児養育医療等負担金の国庫補助金の精算に伴いまして、増額補正するものでございます。
 続きまして、26、27ページをご覧ください。一番下の表になります。上から2番目の表、款21諸収入、項5雑入、目5雑入、右側説明欄、一番上の雇用保険被保険者掛金1万4,000円のうち3,000円につきましては、先ほどご説明いたしました保健師の会計年度任用職員の任用に伴う雇用保険料の自己負担分となってございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

健康増進課長兼石岡保健センター所長)私からは、健康増進課所管のうち、総合保健センター整備事業を除く補正予算につきまして、ご説明申し上げます。
 初めに、歳出からご説明いたします。補正予算書28ページ、29ページをお開き願います。2番目の表の最下段、款2総務費、項1総務管理費、目11諸費、右側説明欄、過誤納還付金の上から5つ目、疾病予防対策事業費等補助金返還金209万1,000円の増額補正でございます。こちらは2つの事業の合算となっており、令和5年度風しんの追加的対策事業の174万8,000円、令和5年度新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業の34万3,000円となっておりまして、いずれも、国庫補助金の精算に伴い返還金の増額補正をするものでございます。なお、返還金が発生した主な理由でございますが、事務費、特に郵便料の減額に伴い、返還金の増額補正をするものでございます。
 次に、債務負担行為についてご説明いたします。ページお戻りいただきまして、5ページをご覧ください。表の上から11段目、清掃業務委託料(石岡保健センター)2,219万7,000円、その下の設備管理業務委託料(石岡保健センター)3,974万円、その下の清掃業務委託料(八郷保健センター)2,004万円、その下の設備管理業務委託料(八郷保健センター)601万1,000円の4つの委託料につきましては、複数年契約に該当する年間業務委託でありまして、入札時期の前倒しを実施するため、債務負担行為を設定させていただくものでございます。
 私からの説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)私からは、健康増進課所管の総合保健センター整備事業に係る補正予算につきまして、ご説明申し上げます。
 補正予算書34ページ、35ページをお開き願います。上から3段目の表の2段目、款4衛生費、項1保健衛生費、目6保健センター費、右側説明欄、総合保健センター整備事業の用地購入2,400万円の補正増でございます。こちらは、新たな保健センターの建設予定地の取得費用となってございます。費用の内訳でございますが、保健センター用地、進入路の改修及び拡張などのため、合計1万平方メートルの購入を計画しており、購入単価は、さきに実施しました不動産鑑定の結果を基に、1平方メートル当たり2,400円で設定し、計2,400万円を増額補正するものでございます。
 続きまして、1つ下の工作物補償800万円の補正増につきましては、ただいまご説明いたしました用地の取得に当たり、梨畑に設置されている吊り棚等の設備及び果樹に係る補償費用となっております。
 最後に、ページをお戻りいただきまして、4ページをご覧ください。第2表の繰越明許費の上段、款4衛生費、項1保健衛生費、事業名、総合保健センター整備事業3,200万円につきましては、先ほどご説明しました用地購入及び工作物補償に係る費用となってございます。こちらは、年度内の事業完了が困難なことが見込まれるため、併せて繰越明許費を設定するものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

教育総務課長兼学校再編担当)では、私からは、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)の教育総務課所管の内容についてご説明させていただきます。
 まず、補正予算書の4ページをお開き願います。第2表の繰越明許費の設定についてでございます。表中2行目の、款教育費、項教育総務費、事業名、学校施設事務費のうち688万6,000円と、その1つ下の款教育費、項小学校費、事業名、学校維持管理経費のうち708万4,000円につきましては、今定例会で歳出予算の補正を計上させていただいているものでございますが、令和7年度に繰り越す見込みとなっておりますので、今回の補正で繰越明許費を設定させていただくものとしております。詳細な内容につきましては、後ほど歳出のところでご説明させていただきます。
 次に、資料6ページをお開き願います。第3表の債務負担行為の補正についてご説明させていただきます。表中段より少し下、上から言いますと12行目でございます。そこに記載されております、令和7年度小中学校ICT保守業務委託料660万円につきましては、令和7年4月から小中学校の児童生徒が使用する一人一台端末、いわゆるGIGAスクール端末でございますが、そちらの保守管理業務につきまして、年度当初からの業務対応が発生するため、十分な準備期間を確保しまして、今年度中に手続を行う必要があることから、今回債務負担行為を設定させていただくものでございます。
 次に、同じ表の次の行にございます、石岡小学校児童教育バス運行委託料890万円、その下の東小学校児童教育バス運行委託料910万円、及びさらに1つ下の柿岡小学校児童教育バス運行委託料930万円につきましても、先ほど同様、次年度4月から通年での契約を予定しているバス運行業務につきまして、十分な準備期間を確保することを目的といたしまして、今回補正をさせていただくものでございます。
 続きまして、歳入の補正についてご説明させていただきます。補正予算書の24、25ページをお開き願います。上から3つ目の表にございます、款16県支出金、項2県補助金、目7教育費県補助金、節2中学校費補助金にございます、被災生徒就学支援等事業補助金4万3,000円の増につきましては、東日本大震災により就学困難となった生徒に補助をするものでございまして、茨城県被災児童生徒就学支援等事業補助金の交付額、こちらが決定したことに伴いまして、今回補正をお願いするものでございます。
 続きまして、次に同じページの1つ下の表にございます、款18寄附金、項1寄附金、目8教育費寄附金、節3小学校費寄附金、小学校費寄附金60万9,000円の増につきましては、明治安田生命保険相互会社様から寄附受入れのため、補正させていただくものでございます。こちらの寄附金につきましては、従業員募金と会社拠出金寄附を合わせてご寄附いただくもので、今回歳出で補正をしております、小学校費の学校施設整備費における杉並小学校のトイレ改修工事に充当を予定しているところでございます。
 続きまして、歳出の補正についてご説明いたします。補正予算書の40、41ページをご覧ください。歳出の上から3つ目の表になります。款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、節3職員手当等、説明欄の職員等人件費につきましては、時間外勤務手当134万2,000円のうち34万5,000円につきましては、教育総務課におきまして、本年度当初、業務対応が急激に増加したこと、また、今後年度末に向けまして各種業務量が増大することが予想されることに伴いまして、増額補正をお願いするものでございます。
 同じ表の1つ下にございます、右側説明欄、事業名の庶務一般経費のうち節7報償費、新入学祝記念品32万4,000円の増につきましては、ランドセルの単価上昇と予定数量が増加したことなどに伴いまして、今回増額補正をお願いするものでございます。
 同表1つ下に下がりまして、事業名、学校施設事務費613万5,000円の補正についてでございますが、12委託料、施設夜間警備業務委託料75万1,000円の減につきましては、旧学校施設などの夜間警備業務委託料につきまして、入札により契約額が確定したことに伴い、減額補正をするものでございます。
 また、その下の同じく節12委託料、学校施設個別施設計画策定業務委託料688万6,000円の増につきましては、令和2年3月に策定いたしました同計画が策定後5年を経過したこと、また、現在進めております石岡市立小中学校統合再編計画の見直しに併せまして、今後の小中学校の改修工事等の方向性を再検討するための委託料として、今回増額補正をお願いするものでございます。なお、こちらの費用につきましては、先ほど繰越明許費のところでご説明いたしましたが、次年度への繰越しが見込まれるため、繰越明許費を設定させていただいているところでございます。
 次に、同じページ1つ下の表に移りまして、款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費、事業名、学校管理運営経費の節10需用費、下水道使用料50万円の増につきましては、学校施設における漏水等の影響によりまして、下水道使用料が当初の見込みよりも増加したことに伴いまして、今回増額補正をお願いするものでございます。なお、漏水に起因した上下水道の使用料につきましては、現在、減免措置などについて担当部署と協議を進めているところでございます。
 続きまして同じ表の1つ下、事業名、学校維持管理経費513万5,000円についてご説明いたします。節11役務費、手数料45万8,000円の増につきましては、主にエアコンの不具合に対応するため、空調機器の点検作業料が年度当初よりの見込みよりも増加したことに伴いまして、今回増額補正をするものでございます。
 さらに1つ下の行に移りまして、節12委託料、施設夜間警備業務委託料432万1,000円の減につきましては、市内小学校の夜間警備業務委託料につきまして、入札により契約額が確定したことに伴いまして、減額補正をするものでございます。
 続きまして、またさらにその1つ下の行、節12委託料、基本構想策定委託料708万4,000円の増につきましては、石岡市立小中学校統合再編計画の見直しに併せまして、現在進めております八郷地区の統合小学校の建設の検討を進めるため、そのコンセプトや配置計画を定めるための費用として増額補正をお願いするものでございます。本件につきましても、事業期間について次年度への繰越しが見込まれるため、今回繰越明許費を設定させていただいております。
 続いて次の行、節12委託料、防火設備定期調査報告委託料171万8,000円の減につきましては、小学校の防火設備の定期調査報告委託料について、入札により契約額が確定したことから、減額補正をするものでございます。
 その次の行の委託料、特殊建築物定期調査報告委託料93万6,000円につきましても同様に、入札により契約額が確定したことに伴う減額補正でございます。
 次の行の節14工事請負費、学校施設整備工事456万8,000円の増につきましては、先ほど歳入でご説明させていただきましたが、明治安田生命保険相互会社様からの寄附を充当いたしまして、杉並小のトイレの改修工事を行う費用。それに加えて、園部小学校の電気設備における緊急修繕、こちらを行う費用について、今回増額補正をお願いするものでございます。
 続いて、同表1つ下の段に移りまして、ページ一番下の款10教育費、項2小学校費、目2教育振興費、事業名、教育活動振興経費472万6,000円の増についてご説明いたします。節1報酬、図書館事務員報酬20万円の増につきましては、図書館事務員の出産育児休暇の取得に伴い、5月から会計年度任用職員を1名増やしたため、その報酬につきまして、不足額について、今回増額補正をお願いするものでございます。
 続きまして次のページ、42、43ページをお開き願います。前のページに続きまして、節10需用費の、同じく教育活動振興経費の備品修繕452万6,000円の増につきましては、小学校の児童が使用しております一人一台端末、いわゆるGIGAスクール端末の修繕費用につきまして、こちらも当初の見込みより必要な修繕件数が増えまして、学校教育に関わるものでございますので、至急の対応が必要なことから、不足見込み額につきまして増額の補正をお願いするものでございます。
 続きまして同表一番下の行、事業名、学校いきいきプラン推進事業の節12委託料、バス運転業務委託料80万円の増につきましては、小学校の校外活動によるバス利用が増加したことに伴いまして、今回増額補正をお願いするものでございます。
 続いて、同じページ1つ下の表の款10教育費、項3中学校費、目1学校管理費、事業名、学校維持管理経費の節11役務費の手数料19万1,000円の増につきましては、害虫駆除、また、先ほど同様ですね、空調の点検など、今年度当初の見込みよりも増加したことから、増額補正をお願いするものでございます。
 続きまして、次の行の節12委託料、施設夜間警備業務委託料191万円の減につきましては、中学校の夜間警備業務委託料につきまして、入札により契約額が確定したことから、減額の補正をするものでございます。
 続いて、同表1つ下の段の款10教育費、項3中学校費、目2教育振興費、節10需用費、備品修繕243万8,000円の増につきましては、先ほどご説明しました小学校費同様、生徒が使用しております一人一台端末の修繕費用について、修繕件数が増加したことによりまして、中学校費についても増額補正をお願いするものでございます。
 私からの説明は、以上となります。よろしくお願いいたします。

学校教育課長兼学校再編担当)では、私からは、学校教育課所管の補正予算のうち、教育支援担当以外の部分につきましてご説明申し上げます。
 初めに、補正予算書の42ページ、43ページをご覧ください。款10教育費、項2小学校費、目2教育振興費、節17備品購入費、説明欄の教育振興支援事業、図書10万9,000円及び指導書42万6,000円でございますが、複数年使用する教科等の教師用の教科書及び指導書の費用となります。
 続きまして、同じく補正予算書の42ページ、43ページでございますが、款10教育費、項3中学校費、目2教育振興費、節17備品購入費、説明欄、教育振興支援事業の図書19万円及び指導書1,624万1,000円でございますが、こちらは、4年ごとの教科書採択替えによりまして、令和7年度から中学校の教科書が改定されます。令和7年4月から採択される新版の教科書が9月1日以降に公表されまして、10月に指導書の参考価格が提示されました。市内の各中学校に教師用の教科書と指導書を令和7年4月までに配布するためには、当初予算では間に合わないことから、教科書及び指導書を全学級分購入する経費を12月補正で計上するものでございます。
 続きまして、補正予算書6ページをお開き願います。第3表債務負担行為補正、表の下から8段目、ICT支援員配置業務委託料1億9,880万4,000円につきましては、市内小中学校における最適なICT環境を実現するため、ICT支援員を配置しまして、授業におけるICT活用の促進、及び校務のICT化による教員の業務負担軽減、及び児童生徒の端末の利活用促進を図ることを目的としまして、学校現場におけるICT機器活用や情報化推進のサポート業務を行うものでございます。期間は、令和7年度から令和10年度の4年間となります。
 次に表のその1つ下、令和7年度平和大使派遣業務委託料134万2,000円につきましては、市内各中学校の生徒2名ずつを広島に派遣するものです。平和記念式典をはじめ、被爆関連の施設等を見学することで、戦争の悲惨さ、平和の大切さ、命の尊さについて改めて考える機会を提供し、平和に対する理解を深めることを目的としております。期間は、令和7年度の1年間となります。
 私のほうからは、以上でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。

学校教育課副参事教育支援担当)私からは、学校教育課所管の補正予算のうち、教育支援担当所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 補正予算書40ページ、41ページをご覧ください。3段目になります。款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、節12委託料、説明欄、学校教育支援事業、通信回線設置委託料58万円でございますが、来年4月1日開設の石岡市教育支援センターのLGWAN回線及び無線アクセスポイント設置に係る委託料になります。
 学校教育課所管の補正予算につきましては、以上でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。

生涯学習課長)私からは、生涯学習課所管の補正予算につきましてご説明いたします。
 補正予算書28、29ページをご覧ください。款2総務費、項1総務管理費、最下段の目11諸費、右側説明欄、過誤納還付金の上から3つ目、子ども・子育て支援交付金(社会教育分)返還金659万3,000円でございますが、放課後児童クラブの運営経費に係る令和5年度分の国庫補助金の精算に伴う返還金の増額補正でございます。
 続きまして、同じく過誤納還付金の中でございますが、ページをおめくりいただいて、30、31ページをご覧ください。最上段の右側説明欄、上から3つ目の保育対策総合支援事業費補助金返還金8万8,000円につきましては、送迎バスの置き去り防止を支援する安全装置の設置に係る、令和5年度分の国庫補助金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

生涯学習課副参事中央図書館担当兼中央図書館長)私からは、生涯学習課所管のうち、中央図書館担当の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書の7ページをご覧ください。7ページの債務負担行為補正でございますが、表の中段、中ほどにございます清掃業務委託料(中央図書館・こども図書館)、及び設備管理業務委託料(中央図書館・こども図書館)につきましては、令和7年4月1日から業務を委託できるよう、今年度中に入札等を執行するため、予算の担保となる債務負担行為を設定するものでございます。なお、債務負担行為期間は、いずれも令和6年度から令和9年度までで、限度額は、清掃業務委託料が2,559万2,000円、設備管理業務委託料が1,186万9,000円でございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

文化振興課長)私からは、文化振興課所管事業の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 28ページ、29ページをご覧ください。歳出補正につきまして、一番下の段、総務費の目11諸費、過誤納還付金のうち2段目、史跡等購入費補助金返還金13万2,000円につきましては、令和5年度に実施しました特別史跡常陸国分寺跡の公有地化事業に関しまして、不動産鑑定委託料16万5,000円に係る国庫補助金として、補助率5分の4の史跡等購入費補助金13万2,000円を令和5年度に収入してございます。しかしながら、今年3月の文教厚生委員会でご説明申し上げましたように、土地の公有地化が、一部関係者の承諾が得られず、予算を繰り越して対応しているところでございますが、現時点においてもいまだ完了していないことから、今年度中に国庫補助金の返還手続を行うため、予算計上するものでございます。
 次に、42ページ、43ページをご覧いただきたいと思います。一番下の表、目4文化事業費の文化財保護保存及び普及経費のうち、工事監理委託料31万2,000円と消防設備設置工事358万6,000円につきましては、市民会館の解体に伴いまして、県指定有形文化財であります石岡の陣屋門の自動火災報知設備を再設置するための実施設計を、今年度当初予算において実施してございます。その設計書ができましたことから、自動火災報知設備を再設置するための工事費と工事監理費を計上するものでございます。
 続きましてその下、保存用備品148万8,000円につきましては、県指定有形文化財の鹿の子遺跡出土漆紙文書一括が、環境の変化によって非常に壊れやすい文化財でありますので、より保管に適した環境において保管するため、湿度管理ができる保管庫2台を購入するための費用を計上するものでございます。
 文化振興課からの説明は、以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

教育委員会事務局次長)私からは、中央公民館所管の補正予算につきましてご説明いたします。
 補正予算書の6ページをご覧ください。債務負担行為補正についてでございますが、6ページの表の下から2段目にございます、清掃業務委託料(中央公民館)1,915万6,000円、設備管理業務委託料(中央公民館)691万1,000円、7ページに移りまして、空調保守点検業務委託料(中央公民館)415万2,000円から表の中段の設備管理業務委託料(国府地区公民館)1,394万9,000円までにつきましては、令和7年4月1日から業務を委託できるよう、今年度中に入札等を執行するため、予算の担保となる債務負担行為を、いずれも令和6年度から令和9年度を期間として設定するものでございます。
 続きまして、歳出についてご説明いたします。補正予算書の42、43ページ、下段をご覧ください。款10教育費、項4社会教育費、目2公民館費、節10需用費の中央公民館管理運営経費、電気料75万円。城南地区公民館管理運営経費、電気料15万円。国府地区公民館管理運営経費、電気料22万円でございます。こちらにつきましては、中央公民館、城南地区公民館、国府地区公民館において電気料の不足が見込まれるため、増額補正をお願いするものでございます。
 以上が、中央公民館が所管しております補正予算の内容でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

スポーツ振興課長)私からは、スポーツ振興課所管の一般会計補正予算(第6号)につきましてご説明させていただきます。
 債務負担行為補正についてでございます。補正予算書の5ページをご覧ください。一番下の段、清掃業務委託料(農業者トレーニングセンター)741万4,000円。続きまして、7ページをご覧ください。11段目の清掃業務委託料(石岡運動公園体育館)4,689万2,000円。設備管理業務委託料(石岡運動公園体育館)3,586万6,000円。令和7年度夜間警備業務委託料(石岡運動公園陸上競技場)92万4,000円。清掃業務委託料(海洋センター)1,362万5,000円。設備管理業務委託料(海洋センター)1,711万1,000円。令和7年度石岡小学校屋内温水プール管理業務委託料3,509万5,000円。8ページをご覧ください。清掃業務委託料(有明スポーツ交流施設)337万7,000円。清掃業務委託料(城南スポーツ交流施設)353万7,000円。浄化槽保守点検業務委託料(城南スポーツ交流施設)151万円につきましては、令和7年度年間業務委託の発注の中で、今年度中に入札を前倒しして執行するために、12月補正予算の計上をいたしました。
 続きまして、26、27ページをご覧ください。歳入でございます。款21諸収入、項5雑入、目5雑入、節6雑入、説明欄、ネーミングライツ収入145万円のうち107万5,000円につきましては、石岡運動公園のネーミングライツパートナーが決定したことによる、命名権料3か月分でございます。
 次に、歳出でございます。40、41ページの真ん中の表をご覧ください。款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、節3職員手当等、説明欄、職員等人件費の3時間外勤務手当134万2,000円のうち99万7,000円につきましては、来年2月に開催いたしますハーフマラソン大会の前夜祭や、教育委員会内外の職員で協力をお願いしております人員分を増額補正するものでございます。
 続きまして、44、45ページの表をご覧ください。款10教育費、項5保健体育費、目2保健体育施設費、節10需用費、説明欄、石岡運動公園維持管理経費の10電気料558万3,000円につきましては、石岡運動公園において、本年度は猛暑であったことから体育館の空調機の消費が多く、電気料の不足が見込まれるため、増額補正をするものでございます。
 続きまして節12委託料、説明欄、運動広場維持管理経費の中の12除草委託料289万3,000円の減につきましては、染谷野球場、小井戸運動広場、少年スポーツ広場の除草委託料の入札差金による減額補正をお願いするものでございます。
 続きまして、節10需用費、説明欄、八郷運動公園維持管理経費の10電気料124万5,000円につきましては、八郷総合運動公園において、石岡運動公園と同様に電気料の不足が見込まれるため、増額補正をするものでございます。
 以上が、スポーツ振興課所管の補正予算の説明となります。よろしくお願いいたします。

学校給食課長兼石岡給食センター所長)私からは、学校給食課所管分の補正予算についてご説明いたします。
 補正予算書の8ページをご覧ください。第3表債務負担行為補正でございますが、表の4段目にございます除外処理設備維持管理業務委託料(石岡学校給食センター)につきましては、令和7年4月1日から業務を委託できるよう、今年度中に入札等を執行するため、予算の担保となる債務負担行為を設定するものでございます。なお、債務負担行為期間は令和6年度から令和9年度までで、限度額は688万6,000円でございます。
 その下、令和7年度保菌検査業務委託料(石岡学校給食センター)及び令和7年度保菌検査業務委託料(八郷学校給食センター)につきましては、令和7年4月1日から業務を委託できるよう、今年度中に入札等を執行するための予算の担保となる債務負担行為を、同様に設定するものでございます。債務負担行為期間はいずれも令和6年度から令和7年度までで、限度額は、石岡学校給食センターが109万円、八郷学校給食センターが83万1,000円でございます。
 次にその下の表、債務負担行為補正、変更についてでございます。3段目、学校給食センター調理業務委託については、補正前の限度額3億9,167万6,000円を、補正後の限度額3億7,523万2,000円とするものです。変更の理由といたしまして、8月に実施されました学校給食センター調理業務委託の競争入札により、業務委託の額が確定されたものです。
 続きまして、補正予算書44、45ページをご覧ください。歳出になります。下段部、款10教育費、項5保健体育費、目3学校給食センター費、説明欄、石岡給食センター調理業務経費、賄材料812万2,000円の増につきましては、物価高騰により学校給食の食材が高騰していることから、当初予算額では不足が生じると見込まれるために、増額するものです。
 その下、調理業務委託料239万4,000円の減については、債務負担行為補正の変更にてご説明いたしました、8月に実施されました競争入札により本年度分の業務委託料が確定されたので、差額分を減額するものです。
 次にその下、八郷給食センター調理業務経費、賄材料費474万5,000円の増については、石岡給食センター調理業務経費と同様に、不足分を増額するものです。
 その下、調理業務委託料203万3,000円の減についても同様に、本年度分の業務委託料が確定されたので、差額分を減額するものです。
 学校給食課からの説明は、以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

村上委員)1点、平和大使についてお伺いします。6ページですね。債務負担行為で、令和7年度の平和大使派遣業務委託料134万2,000円ということで挙げられましたけれども、先ほど説明で各校2名ということで、実施の人員については、今年もそうですけれども、各校2名ということは10名という理解でよろしいのか、まず確認いたします。

学校教育課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 議員のおっしゃるとおりで、各校2名で5校ということで、10名の派遣となっております。
 お願いします。

村上委員)従前から少し思ってはいたところなんですが、今般、石中と城南中が統合されたわけですけれども、それ以前までは石中で2名、城南中で2名だったわけですけれど、統合してもやはり2名ということですよね。先般、説明会、説明会というか報告会を聞きまして、やはりいい事業だなというふうにはとても思うんですけれど、学校規模によって、子供たちがその平和大使になれるチャンスの平等性が、とても不平等だなというふうに感じてるんですね。特に、国府中、園部中が150人から200人ぐらいですよね、学校。八郷中と府中中が400人ぐらい。石中に至っては500人以上いる学校で、それで皆さん、学年で2人ずつですよっていうと、もしなりたいと思っていても、かなり狭き門に、特に石中になると、狭き門になりかねない。
 で、予算で見ると130万ぐらいですよね。人口割で、人口というか生徒割で言うと、国府中と園部中は2名、八郷中と府中中は4名、石中は6名ぐらい。18人行っても、プラス100万ぐらいすれば連れていけるんであれば、やはり同じ機会をきちんと子供たちに、チャンスを準備するっていうのが大事ではないかなって思うんですが。今日、ここすぐ直せとは言いませんけれど、来年度事業ですので、ぜひ補正をするなりですね、本当に機会の平等性について、ぜひ検討していただきたいなというふうに思いますけれど、ご意見いただきたいと思います。

学校教育課長兼学校再編担当)ありがとうございます。
 非常に、平和を学ぶ機会といたしましては貴重な機会でございまして、より平等っていう考え方も大事な点だなと思いますので、今後検討してまいりたいと思っております。
 以上です。

村上委員)政治判断もあるので、ぜひ教育長にもお伺いしたいんですけれど、特にやはりこのままだと、ついこの間まで城南中と石中、それぞれあったのが、少なくともそこはやはり増やすべきかなと思いますけれど、そこも含めて、全体的なバランスの見直しについて、ご意見いただきたいと思います。

教育長)ご答弁申し上げます。
 ご意見ありがとうございました。確かに、学校規模によって、どういう規模であっても人数が同じということは、チャンスが訪れる機会が全く違ってくるというご指摘がございましたので、今後この点についてしっかり検討する必要があるかと思っております。大事な事業かと思いますので、その辺りのところをしっかり検討してまいります。
 以上でございます。

岡野委員長)ほかにご質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
 これより、これまで審査を行いました各議案に対する討論を一括して行います。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 これより採決に入ります。
 議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち文教厚生委員会の所管に係る部分、議案第123号令和6年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第4号)、議案第130号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について、議案第131号指定管理者の指定について(石岡市朝日スポーツ交流施設)の計4件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第127号石岡市教育支援センター条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

学校教育課副参事教育支援担当)議案第127号石岡市教育支援センター条例を制定することについて、ご説明申し上げます。
 今回新たに制定します条例は、令和6年3月31日をもって閉校となりました旧石岡市立北小学校の跡地に、当市の教育支援業務の拠点としての石岡市教育支援センターを設置するものでございます。
 条例の概要としまして、議案の2ページ、本文をご覧ください。第1条に、設置目的として、幼児、児童及び生徒(以下、「児童生徒等」という。)に関する教育相談、教育的支援その他の事業を行うため、石岡市教育支援センターを設置するとしてございます。
 第2条で名称及び位置を規定しておりまして、名称は石岡市教育支援センター。位置については、石岡市根当10949番地1となります。
 第3条で、管理及び運営を行う所管を規定しております。
 第4条以降では、事業内容、職員の配置規定、条例施行に関する項目等について規定してございます。
 条例の施行日につきましては、令和7年4月1日としてございます。
 また、関連して改正となる条例につきましては、参考資料、条例新旧対照表をご覧ください。石岡市公共施設の暴力排除に関する条例について、新条例となる教育支援センターに関する項目が追加されます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第127号石岡市教育支援センター条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第135号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち文教厚生委員会の所管に係る部分、及び議案第137号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての計2件は、関連する議案でありますので、一括して議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)私からは、議案第135号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第7号)、及び議案第137号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてをご説明申し上げます。
 まず、議案第137号からご説明いたします。資料をご覧ください。下記のとおり、損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 令和6年8月22日に、石岡市国府五丁目の国道6号貝地交差点付近においてスポーツ振興課職員が起こしました公用車での事故について、相手方1名の方との損害賠償額が決定し、和解するものでございます。損害賠償額は14万9,600円で、損害賠償額として相手方に支払うものでございます。
 なお、この事故につきましては相手方が3名いまして、残り2名の方につきましては現在も通院中とのことで、損害賠償額が確定してございませんので、確定次第、議案として提出させていただきます。
 続きまして議案第135号、一般会計補正予算(第7号)につきましてご説明させていただきます。
 補正予算書(第7号)の10、11ページの2段目の表をご覧ください。歳出でございます。款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、節21補償補填及び賠償金、説明欄、庶務一般経費の21自動車事故損害賠償金15万円につきましては、先ほどご説明いたしました公用車での事故について、相手方1名の方との損害賠償額が決定し、予算要求するものでございます。
 戻りまして、8、9ページをご覧願います。歳入でございます。款21諸収入、項5雑入、目5雑入、節6雑入、説明欄、自動車損害保険金25万6,000円のうち15万円につきましては、先ほど歳出でご説明いたしました損害賠償額の保険金となります。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第135号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち文教厚生委員会の所管に係る部分、及び議案第137号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての計2件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第136号「工事請負契約の締結について」の一部変更について(R6園部小学校外部改修工事)を議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

教育総務課長兼学校再編担当)それでは、私から議案第136号「工事請負契約の締結について」の一部変更について、こちらにつきましてご説明させていただきます。
 契約案件の名称は、R6園部小学校外部改修工事でございます。本件につきましては、本年6月の第2回定例会におきまして、予定価格が1億5,000万円を超える工事といたしまして、議決を頂戴しているところでございます。
 今回、一部変更する提案理由といたしましては、議案のほうにご記載させていただいておりますとおり、工事の過程におきまして修繕を要する箇所が増加したことに伴い、契約金額に変更が生じ、契約金額を、金1億3,061万4,000円を1億5,151万4,000円に変更するものでございます。
 今回の変更増となりました要因といたしましては、外壁のひび割れ補修が増加したことに加えまして、屋上や外壁部分の洗浄、一部剥離等を実施した結果、想定以上の劣化箇所が判明したため、その部分の追加工事が必要となったことなどが主要因となってございます。
 なお、本件につきましては、本年11月18日に、受注者である興民建設株式会社と仮契約を行っているところでございます。
 説明は以上となります。よろしくご審議のほどお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第136号「工事請負契約の締結について」の一部変更について(R6園部小学校外部改修工事)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、請願第12脳脊髄液減少(漏出)症医療改善を求める意見書を国及び茨城県に提出する事を求める請願を議題といたします。
 本件について、事務局から受理の経緯及び請願の概要等の説明を求めます。

事務局)請願第12脳脊髄液減少(漏出)症医療改善を求める意見書を国及び茨城県に提出する事を求める請願における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず、受理の経緯でございますが、10月24日に提出され、同日付で受理いたしております。提出者は、筑西市藤ヶ谷の脳脊髄液減少(漏出)症ourWish代表の○○○○(個人名)様で、紹介議員は菱沼和幸議員でございます。
 内容としては2点ございまして、1点目として、脳脊髄液減少(漏出)症に関し、茨城県内において保険適用で長期にわたり病態などを総合的に経過観察できる医療施設がない現状を踏まえ、茨城県内に専門医のいる拠点となる病院を1か所確保するよう求める意見書を県へ提出すること。
 2点目として、全国に数十万人いると言われ、その多くが難治性である脳脊髄液減少(漏出)症患者を救済するため、国の研究機関で難病性の患者の診断基準の確立を急ぎ、治療方法の開発研究をして治療体制を整えること、さらに、難治性の長期疾患患者を指定難病へ追加することを要望する旨の意見書を国へ提出すること。
 以上の2点を求めるものでございます。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)ただいま、事務局から受理の経緯等について説明がありました。
 次に、本件についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

村上委員)こちら、請願第12につきまして、請願者の求めております趣旨につきましては大変理解もしたところで、やはり困っている方々に対する支援の手を広げるというこの請願趣旨の願意は妥当であるということで、私は採択すべきだというふうに考えます。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

玉造副委員長)この脳脊髄液減少症につきましては、私も一般質問で取り上げたことがございます。また、その体調の不良がどこから来ているかっていうことが分からないで長期欠席をしている生徒とか、そのような方もたくさん見受けられることから、やはり茨城県内に専門医のいるような病院を確保することは大切なことだと思いますので、この請願につきましては採択が妥当だと思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

勝村委員)ありがとうございます。
 私も、この2つの文書が出てるんですが、説明を見ますと、もうこれ、難病にも匹敵するような病気になってしまうということで、長年治療が必要ということも書かれているんですよね。そういう観点からしても、どちらも採択すべきではないかと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、これより討論に入ります。
 討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 請願第12脳脊髄液減少(漏出)症医療改善を求める意見書を国及び茨城県に提出する事を求める請願を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本件は、その趣旨・願意を妥当と認め、採択とすべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 ただいま採択とすべきものと決しました請願は、地方自治法第99条の規定に基づき、茨城県及び国の関係機関への意見書の提出を求めるものであります。
 そこで、休憩中に意見書案を作成し、お手元に配布させていただきました。
 初めに、茨城県へ提出する意見書案について、ご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、この際、お諮りいたします。
 本件の願意達成のため、当委員会として、お手元の案文のとおり議長に意見書案を提出いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 続きまして、国へ提出する意見書案について、ご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、この際、お諮りいたします。
 本件の願意達成のため、当委員会として、お手元の案文のとおり議長に意見書案を提出いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、陳情第12公共施設の予約期間に関する陳情を議題といたします。
 本件について、事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局)陳情第12公共施設の予約期間に関する陳情における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず、受理の経緯でございますが、9月24日に提出され、同日付で受理をいたしております。提出者は、石岡市杉並一丁目の○○○○(個人名)様でございます。
 内容でございますが、令和6年9月1日から予約方法が改善された公共施設について、予約期間が3か月とあまり長くないことから、予約期間を杉並スポーツ広場と同様の7か月まで延ばすことを求めるものでございます。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)次に、本件の審査に当たり、公共施設の予約期間等の現状について、執行部から説明を求めます。

教育委員会事務局次長)公共施設の予約方法の現状につきまして、ご説明いたします。
 資料のほうをご覧いただきたいと思います。公共施設につきましては、スポーツ、文化、公民館等の予約期間が短いことや、予約の方法が施設ごとに統一されていないことから、それらの改善を求める陳情が議会に提出され、令和6年3月の定例会でその陳情が採択されたことを受けまして、勤労青少年ホーム、石岡海洋センター、公民館、有明及び城南スポーツ交流施設の予約方法につきまして、9月1日から見直しをしたところでございます。
 具体的には、見直し内容としまして、資料の一番右側にございますように、予約可能期間につきましては、毎月の1日に次の月の末日までの予約が可能としておりましたが、これを利用日の3か月前から予約可能とし、1日ずつスライドしていく形といたしました。
 次に、受付方法につきましては、これまで窓口のみで受付であったものについて、電話予約も可能としたものでございます。なお、受付時間につきましては、窓口、電話ともに、朝8時30分から各施設の終了時間までといたしました。
 最後に、朝8時30分の時点で予約のために窓口に並んだ方がいた場合には、抽選とすることで、朝早くから並ぶ必要がないようにしてございます。
 以上の変更によりまして、電話予約により、窓口に来る必要がなくなったほか、予約のために朝早くから多くの方が並ぶなどの状況が解消されてございまして、予約が容易に取れるようになったものと考えてございます。
 現状の説明につきましては、以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 次に、本件についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

村上委員)以前、この公共施設の予約の方法について陳情が上がりまして、委員会としても採択をいたしました。それを受けて、執行部のほうでも見直しを行っていただいて、9月1日から運用ということで、流れも理解しております。
 ただ、先般の一般質問でも触れられましたけれども、やはり公共施設の予約に関してはまだまだ見直す点があるという指摘もありましたし、実際問題として、まだ全体的な統一的な手法というのは、まだ道半ばかなというところも感じます。
 今回の陳情者の趣旨については、その願意は妥当というふうに考えまして、私としては採択すべきというふうに考えます。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

勝村委員)この陳情、あるいはただいま執行部から説明いただいた中で、さきの定例会で採択されまして、これ、改善をしているわけなんですが、各施設ごとに違うというのは、そこで足並みをそろえるっていうふうに持ってくことは、まだまだ無理なんでしょうか。これから改善していくんでしょうけど、その辺ちょっとお伺いしたいんですが。

教育委員会事務局次長)先ほど委員からございましたように、9月1日にですね、陳情のほうを受けまして見直しのほうを行っておりますが、いろいろご指摘いただいておりますように、システム化だったり、あとは予約方法の統一だったり、利便性の向上という部分につきましては、まだ見直しの余地はあるというふうに考えておりますので、今回の部分につきましては、9月1日で見直しを実施しておりますので、その状況などを踏まえながら、引き続き利便性の向上については検討はしてまいりたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。

勝村委員)ありがとうございます。
 そこのとこなんですよね。やっぱり利便性というのを利用する方々は重視しているのかなと思いますんで、なるべく簡単にというか、簡素化して。今回電話でもできるようになりましたということで、以前は、ちょっと予約をしようと思っても何か強硬に断られたとか、受け付けてもらえないとかありましたんで、その辺十分に緩和していただきたいと思いますんで、よろしくお願いします。
 この陳情に関してはですね、採択すべきだというふうに思っております。
 以上です。ありがとうございます。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、これより討論に入ります。
 討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 陳情第12公共施設の予約期間に関する陳情を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本件は、その趣旨・願意を妥当と認め、採択すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。
 ただいま採択すべきものと決しました陳情は、執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、陳情第13石岡市学校給食費滞納額の解消を早急に推進することに係る陳情を議題といたします。
 本件について、事務局から受理の経緯及び陳情の概要について説明を求めます。

事務局)陳情第13石岡市学校給食費滞納額の解消を早急に推進することに係る陳情における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず、受理の経緯でございますが、10月23日に提出され、同日付で受理をいたしております。提出者は、石岡市柿岡の○○○○(個人名)様でございます。
 内容でございますが、学校給食費の滞納額が3,000万円くらいで推移しており、一向に改善されていないことから、教育委員会事務局が一丸となって、学校給食費の滞納額解消を推進するよう求めるものでございます。
 なお、補足としまして、陳情本文中、令和3年度に当市議会議長へ請願を提出した旨の記載がございますが、事務局において確認いたしましたところ、令和5年1月11日に、石岡市における学校給食費の滞納額の解消に係る請願が提出され、同日付で受理しておりまして、令和5年第1回定例会における審議の結果、不採択となった経過がございました。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)次に、本件の審査に当たり、学校給食費の滞納の現状等について、執行部から説明を求めます。

学校給食課長兼石岡給食センター所長)学校給食費の保護者負担額及び滞納額の現状について、ご説明いたします。
 現在、本年度については、給食費は無償化になっております。
 現在の給食費の保護者負担額は、月額、小学生3,800円、中学生4,400円としております。小学生、中学生の給食費については、8月を除いた11か月で、年間、小学生については4万1,800円、中学生は同じく年間4万8,400円となってございます。
 続いて、滞納額の現状についてですが、提出した資料の記載のとおり、平成13年度から令和5年度までの23年間を累積し、令和5年度決算額としまして、3,092万4,566円となっております。
 滞納者数としましては合計1,208名でございますが、滞納者は年度ごとに積み上げていること、並びに対象となる児童生徒が複数いる場合は重複してカウントしておりますので、実人数ではなく、延べ人数の合計でございます。平均しますと、1年当たり約135万。滞納者は53人発生しております。
 また、直近の令和5年度の詳しい状況を申し上げますと、調定額1億1,856万1,565円に対して、収納額1億1,724万3,869円、収納率98.88パーセントとなっており、収入未済額、滞納額については131万7,696円、滞納者は121名でございます。なお、令和5年度は、4月から7月までの小中学生に対する給食のみの徴収となっておりますので、9月から翌年3月までの給食費については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、無償化となっております。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 次に、本件についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

村上委員)こちら、給食費の滞納につきまして、陳情者の文中にはですね、教育委員会、真剣に取り組んでいるのかという指摘はありますけれど、未納額一覧見ますと、努力は、減少傾向というかですね、横ばい、増えているわけではありませんし、努力の形は見えるかなというふうに私は考えます。
 陳情者の趣旨について、一部理解するところはありますけれど、改めて、現在取り組んでいる以上、現在無償化もされてますし、改めてこれ以上教育委員会に私は求めるまでではないかなというふうに考えますので、私としては不採択でいいのではないかというふうに考えます。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、これより討論に入ります。
 討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 陳情第13石岡市学校給食費滞納の滞納額の解消を早急に推進することに係る陳情を採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 お諮りいたします。
 本件は、採択すべきものと決することに、賛成の委員の起立を求めます。

−起立なし−

岡野委員長)起立なしであります。
 よって、本件は不採択とすべきものと決しました。
 次に、陳情第14石岡市立東地区公民館において毎年地権者へ支払っている高額な借地料の改善にかかる陳情を議題といたします。
 本件について、事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局)陳情第14石岡市立東地区公民館において毎年地権者へ支払っている高額な借地料の改善にかかる陳情における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず、受理の経緯でございますが、10月23日に提出され、同日付で受理をいたしております。提出者は、石岡市柿岡の○○○○(個人名)様でございます。
 内容でございますが、令和6年度一般会計予算で554万4,000円計上されている東地区公民館の高額な借地料の改善について、令和7年度予算編成時期が近づいているため、担当課、関係部署で調査検討の上、予算の有効的な使い方の実施を求めるものでございます。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)ただいま、事務局から受理の経緯等について説明がありました。
 次に、本件の審査に当たり、東地区公民館の借地料の現状等について、執行部から説明を求めます。

教育委員会事務局次長)東地区公民館における借地料の現状について、ご説明申し上げます。
 資料のほうをご覧ください。資料の1、施設等の概要でございますが、東地区公民館は、延床面積1,236.47平米、昭和57年建築の鉄筋コンクリート造2階建ての施設でございます。公民館の敷地につきましては全て借地となってございまして、建物部分と駐車場部分の2筆、合わせて3,758.24平米を、年額554万4,000円、月額にしますと46万2,000円で借地をしてございます。
 資料2の借地料の推移でございますが、平成17年の合併当初につきましては、年額792万円、月額66万円でございましたが、地価の推移などに伴い、地権者と協議を行いまして、現在は554万4,000円、月額にしますと46万2,000円となってございます。
 参考としまして、3の公民館利用者の推移でございますが、東地区公民館につきましては、令和5年度、年間延べ2万1,948人に利用いただいておりまして、市内の公民館の中では、国府地区公民館に次いで2番目に多くの方に利用いただいております。
 東地区公民館の借地料の現状につきましての説明は、以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 次に、本件についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

村上委員)東地区公民館の借地料につきましては、従前より先輩、同僚議員から一般質問でも取り上げ、予算委員会でも取り上げられておりますし、資料いただいたように、徐々にではありますけれども、借地料は減額、減少傾向にあります。
 さらに、陳情の中に指摘されている、講座受講者が減少しているという指摘ありますけれど、あくまでも講座だけではなくて地区公民館としての利用がありまして、コロナで減少した利用者数も従前に戻りつつある中で、予算の適正な……陳情内容を伺うと、予算の有効な活用を実施していただきたいということでありますけれど、実施に向けて従前より取り組んでいるということを鑑みますと、改めて採択するまでではないかなというふうに考えますので、私は不採択でよろしいかというふうに考えます。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

勝村委員)こちらの陳情なんですけども、まず、支払っている高額な借地料という点がちょっと気になるんですが、高額かどうかは地価の推移等によっても違うし、貸すほうと借りるほうの相違もあるし、一概には高額とは言えないのかなと思うんですが、東地区公民館、やっぱり地区として拠点となる建物、施設でありまして、多くの方が利用されているわけですよね。やはり地主との協議の中で毎年進めて、多分率直な話、安くしていただけないかとかね、そういう話で進めているんだろうと思います。
 毎年のように定例会で、こちらの借地料については一般質問等も出てくるわけでありますし、職員の方も努力されていると思います。ここで改めて、借地料を下げろみたいなお話は、以前から努力しているものと思っておりますので、この陳情に関しては、今回不採択ということでよろしいかと思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

小松委員)私はこれ、ずっと取り上げてるんですけども、既に努力をされていて、減額されて、どうなんでしょうか。そういうことで、東地区公民館の所有者との、この借りた経過とか、これまでの交渉経過などから言って、こういうことが実際問題として可能なのかどうか、その辺の事情を聞きたいと思いますね。

教育委員会事務局次長)まず、借地の経過につきましては、建築年度の昭和57年度からの借地となってございますので、本当に、40年以上ですね、借りているような状況でございます。
 その中で、先ほどご説明申し上げましたように、地価の推移もございますが、借地料につきましては減額となってございまして、直近で申し上げますと、令和2年度にですね、614万4,000円から554万4,000円ということで、月額でもですね、5万円程度の減額がすることができまして、交渉につきましても、各年度にですね、複数回、2回、3回ぐらい地権者の方にお会いをしまして、減額のお願いであったり、そういったものについては交渉を引き続き行っておりますので、教育委員会としましても、一般質問等でいろいろご指摘いただいてることは承知してございますので、こちらの交渉という形にはなってしまうんですけれども、粘り強くですね、行ってまいりたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。

小松委員)努力されてるので、それを多として、期待するというふうに私は思います。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、これより討論に入ります。
 討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 陳情第14石岡市立東地区公民館において毎年地権者へ支払っている高額な借地料の改善にかかる陳情を採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 お諮りいたします。
 本件は、採択すべきものと決することに、賛成の委員の起立を求めます。

−起立なし−

岡野委員長)起立なしであります。
 よって、本件は不採択とすべきものと決しました。
 次に、陳情第17高齢者の加齢性難聴者に対する補聴器購入助成制度の創設を求める陳情を議題といたします。
 本件について、事務局から、受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局)陳情第17高齢者の加齢性難聴者に対する補聴器購入助成制度の創設を求める陳情における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず、受理の経緯でございますが、11月12日に提出され、同日付で受理をいたしております。提出者は、石岡市東石岡四丁目の○○○○(個人名)様ほか643名でございます。
 内容でございますが、70歳以上の半数以上が加齢性難聴と言われる中、補聴器は片耳で数十万円かかり、耐用年数も5年とされ、買い替えも必要であることなどから、65歳以上の高齢者の加齢性難聴者に対する補聴器購入助成制度の創設を求めるものでございます。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)次に、本件の審査に当たり、加齢性難聴者に対する補聴器購入助成制度の検討状況等について、執行部から説明を求めます。

福祉部次長兼福祉事務所長兼人権推進担当兼高齢福祉課長)私からは、県内の状況及び当市の状況についてご説明申し上げます。
 資料をご覧ください。加齢性難聴に対する補聴器購入助成制度を実施している市町村は、12月1日現在、10市町村でございます。また、令和7年度から実施予定の自治体が2町ございます。
 次に、2ページ目をご覧ください。補聴器購入助成制度の内容でございますが、9つの自治体が購入額の2分の1の補助率で、上限が1万円から3万円。残り1つの自治体が、補助率の定めがなく、生活保護世帯に属する方、または世帯全員の市県民税が非課税の世帯に属する方が5万円、これ以外の世帯の方が2万5,000円となっております。
 次に、対象者の要件でございますが、ほとんどの自治体は、年齢が65歳以上で、聴覚障害による身体障害者手帳の交付を受けてないことが要件となっております。
 次に、当市の状況でございますが、聴覚障害による身体障害者手帳交付対象者の方、あるいは軽度・中等度難聴児の方に対し、補聴器購入の補助を行っているところでございます。加齢性難聴に対する補聴器購入助成制度の創設については、国の動向や他市の状況等について引き続き調査研究を進めてまいります。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 次に、本件についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

村上委員)私、こちらの陳情者の趣旨については、その願意は妥当であるというふうに考えます。
 また、現在当市におきましては、障害手帳をお持ちの方への対処をされているということでありますけれど、制度の拡充をすれば、ゼロベースでの創設ではないですし、この趣旨、十分対応できるのではないかというふうに考えますので、私は採択すべきというふうに考えます。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

小松委員)私は一般質問でもこれを取り上げて、それで、かなり多くの方が署名されて。643名ね。それで、やはりこの加齢性の方々の認知症ですね、耳が遠くなった場合と認知症との関係の学術的な検査は、大分そういう方向で、学術的にも固まってきてるということもあるし、ぜひですね、私は当市においても、今担当者が言われましたように増加、急激に増加してる、そういう流れであるので、そういう流れの中で、石岡でもこれはぜひ創設してもらいたいと、切に思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

勝村委員)私も、この陳情に関しては賛成なんですね。というのも、もう団塊の世代の方も後期高齢者に入ってくる。まあそればかりではないんですが、やはり健康増進って言われてる時代の中で、やはりこういった障害が起きてくるのは、加齢とともに目に見えているわけでありますんで、こういう優しい助成制度は必要なのかなと思っておりますので、引き続き助成制度を拡充していただければと思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、これより討論に入ります。
 討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 陳情第17高齢者の加齢性難聴に対する補聴器購入助成制度の創設を求める陳情を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本件は、その趣旨・願意を妥当と認め、採択とすべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。
 ただいま採択とすべきものと決しました陳情は、執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけでありますが、これらに係る委員長報告の取扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 暫時休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に、所管事務の調査といたしまして、児童館館庭整備についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

子育て健康部参事兼こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)私からは、児童館館庭整備についてご報告申し上げます。
 資料1、児童館館庭整備についてをご覧ください。初めに、1の日よけの設置についてでございますが、令和5年度に実施いたしました利用者のアンケートの中で要望の多かった日よけの設置について、令和6年9月25日に一般競争入札を実施いたしました。その後、その結果、落札業者は有限会社磯設備工業で、落札金額は354万2,000円、税込みでございます。契約日は10月2日、納入期限については令和6年12月1日までの60日間となりました。
 そして、令和6年11月12日には納入及び設置が完了し、また、令和6年11月18日に検査を終了しました。現在、利用いただいている状況でございます。
 次に、2の今後の予定についてですが、令和7年2月に、日差しの強いときでも安心して遊べるように、日よけの中にユニット砂場の設置を予定してございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、第3期石岡市子ども・子育て支援プランについてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

子育て健康部参事兼こども未来課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)こども未来課からは、第3期石岡市子ども・子育て支援プランの策定の進捗状況につきましてご報告申し上げます。
 資料2をご覧ください。初めに、1の子ども・子育て支援事業計画でございますが、石岡市子ども・子育て支援プランは、子ども・子育て支援法に基づく市町村子ども・子育て支援事業計画で、5年を1期といたしまして策定することが義務づけられております。第2期石岡市子ども・子育て支援プランが令和6年度末までとなっていることから、令和7年度から令和11年度を計画期間とする第3期計画の策定を行うものでございます。
 続きまして、2の計画策定に向けた取り組み状況としまして、保護者の皆様のご意見、ご要望を計画に反映させるため、アンケート調査を実施いたしました。(1)のアンケート調査の目的でございますが、子ども・子育て世帯の生活実態や動向、教育・保育及び地域子ども・子育て支援事業のニーズや課題、子育て教育に関する保護者意識、生活の困窮が子どもの意識等に与える影響等を把握・分析し、第3期計画策定のための基礎資料とすることを目的としております。調査の期間でございますが、令和6年3月16日から令和6年3月31日までで、調査対象、配付数等は記載のとおりでございます。
 続きまして、別紙1の石岡市の現状と傾向、課題の整理についてをご覧ください。(1)から(15)までの15項目についてアンケートを行いました。
 4ページをお開きください。4ページの2、現状の傾向、課題のまとめでは、アンケートの結果から、(1)保護者や家族の悩み・不安への対応、また、(2)生活困窮とその子どもへの対応の2つに分け分析し、課題をまとめました。
 (1)の保護者や家族の悩み・不安への対応についてでございますが、子ども・子育て調査結果から、働いている母親は増加傾向にあり、母親・父親とも育児休業を取得している割合が増加傾向にあることが分かります。子育て(教育を含む)を主としている人が、主に母親から、父母ともにと回答している割合が増加しており、共働き家庭が増えていることから、子育ての夫婦の関わり方や役割の考え方にも変化が出てきていることが示唆されています。
 また一方、気軽に相談できる相手(場所)では、配偶者や友人・知人、親戚など身近な人の割合が高く、専門機関等へは1割未満と低い状況になっております。
 また、子育てで日頃悩んでいることや不安に感じている人は8割以上で、その主な内容は、子育てや教育に係る出資、子どもの養育やしつけのこと。子育て以外の自分自身のことで日頃悩んでいることや、不安に感じると感じている人は7割程度で、その主な内容は、子どもを叱りすぎているような気がする、また、仕事や自分のやりたいことができないこととなっております。
 核家族化の進行や共働き家庭の増加によりまして、専門機関や公的機関を含め、日頃からより相談しやすい関係性が築けるような情報発信や、また、気軽なやり取りができる機会を作る機会づくりの工夫などが求められていると考えられます。
 次に、(2)の生活困窮家庭とその子どもへの対応でございますが、子どもの生活実態調査では、本市の生活困窮家庭は全体の8パーセント程度で、そのうち就学前児童の保護者の約3割、小学生保護者の約6割が配偶者がいない状況で、いわゆるひとり親家庭となっております。また、生活困窮家庭では、必要な食料や医療が購入できなかった、電気・ガス・水道料金を滞納したことがあるなどの経験のある家庭が多い状況にあり、保護者の精神的な余裕がなくなり、子どもの心身の健全な育成にも大きく影響することが考えられるため、早期発見・対応ができるよう、体制整備が求められています。
 子どもたちの置かれている生活環境や状況にかかわらず、将来が限定されないための周囲のサポートが必要であり、保護者の経済的な安定の確保に向けた各種制度の活用とともに、子どもたち自身の自尊心を育て、自己愛を高めることが重要になります。そのためには、様々な経験や交流の機会を充実させ、そこで多くの人たちと関わりながら、他者への関係性を深められるような教育や学習支援の充実が求められます。
 それでは、資料2にお戻りください。(2)の施設等調査の実施でございます。9月に社会福祉協議会、子育て応援課、学校教育課に、困りごとを抱える子ども・若者と、その保護者の状況についてヒアリングを実施いたしました。また、10月に市内の保育園、保育所、認定こども園、児童クラブにアンケート調査を実施いたしました。
 続きまして資料2、第3期石岡市子ども・子育て支援プラン(素案)をご覧ください……失礼いたしました。別紙2、第3期石岡市子ども・子育てプラン(素案)をご覧ください。
 第1章、計画策定にあたって、策定の趣旨が1から8ページ。子どもと家庭を取り巻く石岡市の現状を、9から23ページ。子ども・子育て支援に関する市民ニーズを、24から40ページ。施設等調査を41から45ページ。第2期子ども・子育てプランの点検・評価のまとめを46から47ページ。現状と傾向、課題のまとめを48から49ページにまとめてございます。
 第2章として、50ページに、基本理念を子どもと子育て家庭が輝く地域共創の未来づくりとしまして、基本目標を51ページから52ページに、施策体系を53ページから54ページにまとめてございます。本計画では、各種施策の基本目標として、ライフステージごとの支援プランと、ライフステージによらず行う支援プランの2種類の支援を基にした5つの目標と、支援プラン全体に関わる1つの取組を設定いたしました。
 第3章からは、基本目標1、誕生前から幼児期までの支援を充実します、を55ページから66ページに。基本目標2、就学前以降の子どもへの支援を充実します、を67から75ページに。基本目標3、課題や困難を抱える子どもや家族への支援体制を整備します、を76から85ページに。基本目標4、子育て当事者への支援を強化します、を86から94ページに。基本目標5、地域の子育て環境を整備します、を95から98ページに。支援プラン全体に係る取組を99から100ページにまとめてございます。
 第4章、子ども・子育て支援事業の量の見込みと確保の方策に当たっては、量の見込みの推計を101ページに。教育・保育の提供区域を102ページに。施設型給付事業および地域型保育給付事業を103から105ページに。地域子ども・子育て支援事業計画を106から116ページに。教育・保育の一体的提供及び教育・保育の推進に関する体制の確保、及び子育てのための施設等利用給付の円滑な実施の確保を117ページにまとめてございます。
 第5章、計画の推進としまして、計画の推進体制を118ページ。計画推進にあたっての役割を119ページに。計画の進行管理を120ページにまとめてございます。
 恐れ入ります、資料2にお戻りください。3の今後のスケジュールでございますが、今後、庁内ワーキングチームで計画素案の検討を行いまして、1月にパブリックコメントを実施しまして、2月に第3回子ども・子育て会議を開催し、計画の素案の説明、パブリックコメントの結果報告をし、3月の計画策定を目指しております。
 こども未来課からの説明は、以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、第3次いしおか健康応援プランについてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

健康増進課長兼石岡保健センター所長)私からは、第3次いしおか健康応援プランについて、策定の進捗状況をご報告申し上げます。
 資料3をご覧ください。1、策定趣旨でございますが、平成31年3月に策定いたしました第2次いしおか健康応援プランが令和6年度で計画期間最終年度となるため、茨城県で策定する第4次健康いばらき21プランなどとの整合性を図り、令和7年度から令和18年度までの12年間を計画期間として、健康増進法、食育基本法、歯科口腔保健の推進に関する法律、自殺対策基本法に基づく市の計画として、第3次いしおか健康応援プランを策定いたします。
 2、計画策定に向けたアンケート調査につきましては、市民の日常生活における健康づくり習慣、食事、歯の健康、休養・こころの健康などに対する意識や実態の調査を、令和6年1月から2月にかけて行いました。
 別紙1をご覧ください。別紙1の第3次いしおか健康応援プラン策定のための健康に関するアンケート調査報告書概要版をご覧ください。
 まず、1ページをご覧ください。調査概要となります。調査の種類、回収結果等は、表のとおりとなります。
 2ページをご覧ください。健康づくり習慣においては、国や県と比べ、青年期、壮年期、高齢期ともに検診の受診率が低い状況です。また、検診を受診していない理由として、青年期では、どこで受診できるのか知らなかった、壮年期では、受診する時間がなかったなどが多く挙げられました。
 3ページをご覧ください。食育・食生活においては、当市においては、高齢期において塩分の多い料理を控えている割合が、県の48.5パーセントを大きく上回っている状況です。野菜の摂取状況においては、できている、どちらかというとできているの割合は、年代により差はありますが、いずれの年代も県を上回っている状況です。
 4ページをご覧ください。歯と口腔の健康については、よく噛んで食事ができている割合は、青年期、高齢期は国、県と同程度ですが、壮年期においては下回る結果となっております。身体活動・運動に関しては、前回調査時より、週2回以上の割合がいずれの年代も減少傾向にありました。
 5ページをご覧ください。こころの健康については、@のストレスの有無とその原因として、大いにあった、多少あったを合わせ、壮年期は8割以上。妊婦乳幼児期、青年期においても、8割弱となっております。原因としては、妊婦乳幼児期は、子育てのこと。青年期、壮年期は仕事のこと。学童思春期では、職場、学校、近所などの人間関係が上位に挙げられております。また、Cの死にたいと思った経験と相談先の質問に対しては、青年期では約4割が相談したと回答しているのに対し、壮年期及び高齢期は2割程度にとどまり、壮年期においては、前回調査時の3割から2割に減少した結果となりました。
 続きまして、別紙2、第3次石岡健康応援プランの素案をご覧ください。第1章として、計画の策定にあたってを1から4ページに。第2章として、各種統計データから、石岡市の現状を5から20ページに。第3章として、第2次いしおか健康応援プランの評価を21から26ページに。第4章として、各種統計データやアンケート調査結果から、健康づくりの現状と課題を27から29ページに。第5章として、計画の基本的考え方を30から32ページに記載してございます。
 その中で、前計画の基本理念の考え方を引き継ぎつつ、市の総合計画における将来像や政策目標の実現を目指し、新たな基本理念を、みんなでつくる健康でいきいきと暮らせるまちいしおかとし、健康づくりを4つのステップに分類し、基本方針を定めております。
 第6章として、分野別の具体的な取り組みを33から90ページに、第7章として、計画の推進に向けてを91から93ページにまとめてございますので、後ほどご覧いただければと思います。
 資料3にお戻りください。3、計画策定までのスケジュールですが、庁内ワーキングチームで計画素案等の検討を引き続き行い、諮問機関の役割を担う石岡市健康づくり推進協議会において、計画素案の説明、意見聴取をした後、パブリックコメントを行い、令和7年3月の計画策定を目指してまいります。
 健康増進課からの説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、石岡市総合保健センター(仮称)の整備についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)私からは、石岡市総合保健センター(仮称)の整備についてをご説明いたします。
 資料4をご覧ください。まず、1項目目の石岡市総合保健センター(仮称)基本計画についてでございます。9月の委員会にて修正案をお示しした後、健康づくり推進協議会にて同様の説明を行いました。さらに、10月2日から15日までの期間、パブリックコメントを実施しましたが、意見・要望はなかったため、原案のまま策定いたしました。
 別紙1は完成版となっております。前回の定例会でご説明しました修正案からの変更はないため、本日の説明は割愛させていただきます。
 続きまして、2項目目の事業の進捗状況についてでございます。ふれあいの里北側一帯を新たな候補地としてお示ししたところでございますが、用地購入のための事前調査を行うに当たり、候補地の地権者2名に対し説明を行った結果、両者から調査実施の承諾をいただけたため、測量調査及び補償算定業務を発注し、委託契約を締結しましたのでご報告いたします。
 最初に、令和6年度総合保健センター(仮称)測量・調査業務委託でございますが、購入を予定している土地の境界確認や面積の確定、ボーリングによる地質調査が主な業務となっております。契約日は令和6年10月1日。履行期間は令和6年10月2日から令和7年3月30日までの180日間。契約金額は1,760万円。請負業者は有限会社つくばスケールでございます。
 次の、令和6年度石岡市総合保健センター(仮称)補償算定業務委託でございますが、こちらは梨畑の構造物や果樹に係る補償額を算定するものでございます。契約日は令和6年10月2日。履行期間は令和6年10月3日から令和6年12月31日までの90日間。契約金額は246万4,000円。請負業者は有限会社つくばスケールでございます。
 事業の進捗に関する報告は、以上となります。
 続きまして、3項目目の用地の取得についてでございます。別紙2と併せてご覧ください。先ほどの補正予算の説明では、用地取得費用の2,400万円及び工作物補償費用の800万円についてご説明させていただきましたが、ここでは、購入を予定しております1万平方メートルの内訳についてご説明いたします。
 まず、ふれあいの里に隣接する位置に、保健センター敷地分としまして8,500平方メートルを見込んでおります。整備に際しましては、ふれあいの里北側の駐車スペースと一体的に整備をし、共用化を図ることで、駐車場不足問題の改善が期待できます。このほか、北側の下林・部原方面とつながる市道からのアクセスルート確保のため、現在狭隘となっている市道の拡張部分で500平方メートル。ふれあいの里裏側入り口の段差解消のため、進入路の改良部分で500平方メートル。候補地北側では土地の高低差が大きいため、のり面の造成分で500平方メートルとなっております。
 続きまして資料4、4項目目の今後の事業スケジュールについてでございます。補正予算をご承認いただけましたら、用地交渉を進めつつ、翌年1月には土地収用法適用のための税務署の協議。これは、地権者の土地売却により課税される譲渡所得に対し、特別控除が適用されるよう協議するもので、地権者の税負担を抑えることを目的としております。法適用の承認が下りましたら、用地購入の仮契約が可能となるため、その間も円滑な契約につながるよう、地権者への丁寧な説明を続けてまいります。
 なお、ただいま仮契約と申し上げました理由につきましては、計画の規模から、契約には議決が必要となることを見込んでおり、次回定例会の上程を目標に、引き続き交渉を進めてまいります。
 さらに、令和7年度以降は建物及び外構の設計を行い、その後建設工事に着手し、令和8年度中の竣工、令和9年4月の開設を目指してまいります。
 私からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、南小学校通学バスにおける人身事故についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

教育総務課長兼学校再編担当)それでは、教育総務課から南小学校通学バスにおける人身事故につきまして、資料に基づきましてご説明させていただきます。
 既に委員各位もご存じのこととは存じますが、まずは、今回このような重大な事故が発生してしまったことにつきまして、被害者、ご遺族はもちろんのこと、児童、保護者、また市民の皆様、議員各位などに、多くの方に対しまして、多大なるご心配、ご迷惑をおかけしましたことを、心よりおわび申し上げます。
 では、資料1の事故の概要からご説明させていただきます。まず1番、日時といたしましては、令和6年10月30日水曜日午後2時20分頃、事故が発生しております。場所につきましては2番に記載したとおり、石岡市東田中地内でございまして、事故の状況の概要といたしましては、下校時間に合わせて南小学校に向かって高浜方面から走行してきた通学バス、マイクロバスがですね、東田中地内で被害者、市内在住の90代男性の方の自転車と接触をいたしました。その後、被害者の方は病院に搬送されましたが、お亡くなりになられたというものでございます。
 続きまして、2に記載しております事故後の経過でございますが、10月30日の事故発生直後、バスの運転手から救急、また学校、事業所へ連絡・対応しております。その後、通学バス運行につきましては、事故発生時の事故対応マニュアル等を整備しておりましたので、それに従い、事業者側で代替車両を手配いたしまして、児童の送迎は20分遅れで実施し、対応をしたところでございます。なお、その後、事故を起こしました当該運転手が警察のほうに拘留されたということもありまして、情報の整理に少し時間を要してしまいましたが、同日10月30日夜に、事故発生についてと、あと被害者がお亡くなりになられたことにつきまして、庁内で情報の共有、また市長への報告、議会への報告の速報を入れさせていただいたところでございます。併せて、報道機関に対して、プレスリリースなどの対応をさせていただいております。
 その後、翌日ですね、10月31日午前につきましては、事故概要の続報につきまして、警察や事業者、また関係各所と情報共有をした後、教育委員会がバスを運行委託している全ての事業者に対しまして、安全運行と事故対応について、マニュアルを再徹底する旨ですね、注意喚起文書のほうを発出させていただいております。その後、バス事業者のほうから、その時点で判明していた事故内容の詳細につきまして、市長を含め、市側に報告を受けているところでございます。
 同日午後になりますが、市内の小中学校の児童生徒の保護者宛に、事故の概要と、児童生徒の心のケアに関する案内文書、こちらのほうを学校にご協力いただきまして発出しております。また、すいません、最後ですが、その後ですね、運転手の警察からの身柄の拘留が解かれた後に、被害者のご遺族と連絡を取ることができましたので、ご面会の日程のほうを調整させていただき、11月7日に被害者ご遺族へ、市長、教育長、また教育委員会事務局職員、委託事業者の代表等で弔問させていただいております。通夜式には市長、教育長が、告別式には教育長が、市を代表いたしまして参列させていただいたところでございます。
 最後に、資料3のその他の部分でございますが、まず、本件事故に関しましては、現時点でもまだ継続して警察が捜査中でございまして、処分等については、本日現在まだ出ていないという状況でございます。また、次の行に記載しておりますが、同路線の翌日以降の通学バスの運行につきましては、当然のことですが、別な車両と別な運転手で対応をさせていただいているところでございます。また、被害者のご遺族に対しましての補償等につきましては、市と運行事業者の契約に基づきましてバス事業者が対応するものとなっておりますので、誠意をもってしっかり対応するように事業者へ指示しているところでございます。
 最後に、今後につきましてですが、このような事故が発生しないように、事業者への安全運転管理の徹底について、定期的かつ継続的に指導するとともに、万が一の事故発生時、事故が発生したときにはですね、対応について、学校、事業者、教育委員会の連携を強化してまいりたいと考えているところでございます。
 また、事故詳細について、今後新たなことが判明した場合には、別途ご報告させていただきます。
 本件に関するご報告は、以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、小中学校統合再編についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

教育総務課長兼学校再編担当)では、引き続き教育総務課から、小中学校統合再編についてをご説明させていただきます。
 小中学校統合再編についてという資料のほうをご覧いただければと思います。まず1番でございますが、これまでの概要といたしまして、本年につきましてもこれまで何度か常任委員会でご報告させていただいておりますが、今年の8月9日に、石岡市小中学校統合計画審議会、計画を審議いただいてる審議会のほうから、市内小中学校の適正配置、統合再編の時期等につきまして答申を受けたことを踏まえ、現在、石岡市立小中学校統合再編計画の改定作業のほうを進めているところでございます。
 2番に、これまでの経過を記載させていただいております。まず、市の教育委員会から、昨年9月11日に統合計画審議会のほうに諮問のほうをさせていただきまして、同月、9月28日に第1回の統合計画審議会を実施しております。その後、12月23日に住民懇談会を2回ほど開催させていただきまして、本年、令和6年5月27日には第2回の統合計画審議会。また、7月10日には校長会の研修、また、各地区のPTAの会長、副会長さんを集めまして、お集まりいただいて、意見交換会などを実施したところでございます。それらを踏まえまして、令和6年7月29日には第3回の石岡市小中学校統合計画審議会のほうを開催させていただき、去る8月9日に答申をいただいたところでございます。
 また、令和6年10月23日から11月20日までの間にパブリックコメントを実施しておりまして、その結果につきましてですが、次の3番に記載させていただいております。パブリックコメントの結果でございますが、(1)にございますとおり、実施期間は先ほど申し上げたとおり10月23日から11月20日の約1か月間。ご意見の数は、13名の方から20項目のご意見をいただいたところでございます。(2)に記載させていただいておりますが、ご意見に対する石岡市教育委員会の考え方といたしましては、意見の趣旨を踏まえて取組を推進するものが10項目、イの今後の施策の展開の参考とするものが10項目となっております。なお、実施結果やご意見の一覧表につきましては、参考資料として掲載させていただいておりますので、内容につきましてはご覧おきいただければと思います。
 続きまして、今後のスケジュール予定についてご説明させていただきます。本年中12月中に、統合計画のですね、改定作業を完了させ、公表に向けた手続を進めてまいりたいと考えております。その後、本定例会に、先ほど補正予算でもご説明させていただきましたが、統合小学校の基本構想の策定の委託料等も計上させていただいておりますので、そちらの策定作業を進め、地域説明、事業用地の確定作業等、統合に向けた取組を加速させてまいりたいと考えているところでございます。
 続きまして、資料、次のページをご覧いただければと思います。小中学校統合再編につきまして、関連しまして、学校跡地の利活用に関するサウンディング型市場調査の実施内容につきましてご説明させていただきます。
 資料に記載のとおり、令和6年3月に閉校となりました高浜小学校・三村小学校・関川小学校の3校の今後の利活用につきまして、民間事業者との対話により、市場性の有無ですとか、自由な発想に基づく利活用のアイデアなどを調査することを目的といたしまして、サウンディング型市場調査というものを、市長公室の政策企画課を中心として、庁内連携の上、協力しながら取組を実施しているところでございます。
 サウンディング調査のですね、調査結果につきましては、資料に、こちらも記載のとおりなんですが、3社からご提案を受けたところでございます。社名は伏せさせていただいておりますが、a社、b社は、いずれも高浜小学校におきまして、宿泊施設へのリノベーションというものをご提案いただいております。続いてc社につきましては、三村小学校において、ザリガニを核とした観光資源開発ですとか、子どもの居場所づくり、自転車による観光振興などのご提案をいただいているところでございます。また、同じ表中に、実績ですとか資金計画、土地・建物の取扱い等々について記載させていただいておりますが、そちらもご覧おきいただければと思います。
 なお、その下の、対話の中の主なご意見というところなんですけれども、高浜小学校につきましては、事業者の方々から、サウンディング調査の中で駅が近いという利点を生かした提案がございまして、三村小学校につきましては、屋内温水プールなども活用した提案がなされたところでございます。いずれの事業者におきましても、地域への説明の実施や、地元雇用、地元食材の活用など、様々な有益なご提案をいただいたと感じているところでございます。詳細につきましては、またこれも、各社からの提案資料は、ワンペーパーのものをですね、別添でつけさせていただいておりますので、後ほどご覧いただければと思いますが、現時点ではあくまでも提案の資料ということになりますので、これで確定したというものではございませんので、お取扱いにはご注意いただければと思います。
 最後に、2番の今後のスケジュールの部分でございますが、本定例会で文教厚生委員会、また総務企画委員会にご報告した後に、サウンディング調査の調査結果につきまして、市のホームページ等で公表してまいりたいと考えております。その後、必要に応じまして地元説明会の開催、さらに地域の意見もお伺いしてまいりたいと考えているところでございます。
 教育委員会といたしましては、跡地活用の重要性というものを鑑みまして、法令等への適合調査や事業の実現可能性について、今後につきましても市長公室と協力しながら、確認や検証の作業をしっかりとやってまいりたいと考えているところでございます。
 なお、現状、先ほども申し上げましたが、提案事業者からのご提案、これはあくまでご提案をいただいている段階ですので、これで決定したということではなくですね、今回の提案事業者と個別協議を進めまして、現実的な跡地活用の候補者とするか、または改めて条件を整理しまして再度提案を募集するかなど、今後の進め方につきましては、これから協議決定していくこととなります。いずれにしましても、慎重かつ迅速に検討を進めてまいりたいと考えております。
 説明は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

富田委員)統廃合のときにですね、検討していただきたいことがありまして、毎回、統廃合が近づくときにジャージの問題が出てくるんですけども、先行してデザインが決まれば、前に、選択肢として保護者に提示することは可能なんでしょうか。あと、今どういうふうに考えてるかっていうのがあれば教えていただきたいんですけども。

教育総務課長兼学校再編担当)お答えいたします。
 確かに、委員ご指摘のようにですね、ジャージのデザイン等を検討するのには時間がかかるかと思うんですが、ご提言のありましたように、事前にですね、統合の前倒しでデザインが決定していて、事前に購入できるということであればですね、統合に向けた準備としてはいい話なのかなというふうに、担当としても今伺っていたところでございます。
 どちらにしてもですね、今後の協議の中で、どのタイミングでジャージを決定していくかとかですね、新しい学校のいろんなものを決めていくというのを、地域の方や学校保護者の方などにも入っていただいた検討会議の中でですね、整えていくことになろうかと思いますので、その場で今委員さんからいただいたようなご意見につきましても、事務局のほうからご提案しながらですね、検討していければと考えております。
 以上でございます。

富田委員)ぜひ選択肢として提示できるように、よろしくお願いします。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、学校施設整備についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

教育総務課長兼学校再編担当)それでは、続きまして、学校施設整備につきましてご説明をさせていただければと思います。
 資料のほうをご覧いただければと思いますが、内容につきましては、先ほど議案のところでご説明させていただきましたが、園部小学校の外部改修工事の進捗状況についてご説明させていただきます。
 園部小学校につきましては、外壁や屋上の老朽化が激しいことから、ひび等の補修のほか、防水、また、外壁の塗装工事を全面的に行いまして、建物の劣化を防止する工事を実施しているところでございます。なお、先ほどの議案の説明でもお伝えしましたとおり、躯体の補修範囲、いろいろと調査した結果ですね、今回、追加で対応しなければならない部分が増えたことによりまして、増額もお願いしているところではございます。
 工事の進捗といたしましては、現在、主なクラックですね、ひび等の補修は完了しておりまして、屋上の防水工事につきましても完了しているところでございます。残工事としましては、ベランダの防水、また、外壁の塗装工事の一部、こちらがまだ施工中ではございますが、工期が令和7年の1月31日までとなっておりますので、そちらの完了に向けてですね、鋭意工事のほうを進めているところでございます。
 参考に画像を何枚か載せさせていただいておりますが、左上につきましては、校舎南側から見た全景となります。校舎全体に足場をかけまして、安全管理を徹底して工事を実施しているという状況でございます。
 右上の画像につきましては、屋上の防水工事を実施した後のものとなっております。ウレタン塗膜の防水工事のほうを実施しております。
 左下の画像は、校舎北側のですね、2階部分の上屋の部分、屋上部分の塗装状況となっております。
 右下の画像がですね、すいません、足場のところから写真を撮ったのでちょっと見づらいかもしれないんですけれども、ベランダの外側の塗装となっておりまして、アクセントカラーとして、校舎のほうにこういった色でですね、ベランダのところを塗装させていただいております。こちらの色につきましては、学校と協議の上、園部地区の特産でもある柿をモチーフにしたですね、イメージした色となっているとのことでございます。
 ご説明は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、石岡市立中学校における個人情報漏洩についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

学校教育課長兼学校再編担当)それでは、私からは11月21日に市立中学校で発生しました個人情報の漏洩について説明いたします。
 資料の、石岡市立中学校における個人情報の漏洩についてをご覧ください。まず、事案の概要ですが、3学年の授業で、担当教員が後期中間テストの模範解答を配布しましたが、その用紙は印刷ミスをしたものを再利用したもので、裏面には、1学年の一部の生徒のテスト結果、個人票が印刷されていました。同じ教室にいました担任がそれに気づきまして、すぐに模範解答を全て回収しました。流出した個人情報は1年生24人分でございまして、教室外への印刷物の流出はありませんでした。
 発生原因といたしましては、まず、印刷ミスした個人情報資料が処分されていなかったこと。そしてもう一つは、印刷ミスした用紙を再利用する際に、裏面を確認しなかったことでございます。
 発生後の対応についてですが、個人情報の漏洩があった1年生、該当生徒には、学校長、1学年主任、担任で個別に家庭訪問をしまして、事案の概要説明と謝罪をしました。個人情報の入った模範解答を配布した3学年の生徒には、その日の帰りの会で校長から対応ミスについての謝罪をしまして、また、その保護者に対して、担任から概要の説明と謝罪の連絡を入れました。
 今後の再発防止につきましては、市内全小中学校で、管理職から全教職員に対して事案の概要を説明しまして、個人情報保護対策の徹底について指導をしました。また、全学校で危機管理マニュアルの再確認と見直しを行っております。そして、印刷ミス用紙については、今後は再利用せずに、シュレッダー処理の徹底を図ってまいります。さらに、個人情報が漏洩した生徒についての心のケアに努めてまいります。
 以上、報告いたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、令和7年二十歳の集いについてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

生涯学習課長)私から、令和7年二十歳の集いにつきまして、10月19日に開催いたしました第2回二十歳の集い実行委員会の決定事項等につきまして、ご報告を申し上げます。
 資料をご覧ください。まず、サブタイトルでございますが、各実行委員から出されました合わせて16の案の中から、「未来を切り開け〜新たな旅立ち〜」に決定をいたしました。その下の写真は、実行委員会での協議風景でございます。
 次に、参加者全員にお配りする記念品のトートバックでございますが、実行委員の多数決によりまして、@番の獅子のデザインで、色はオリーブ、ご覧の資料の色に決定をいたしました。見本でございますのは2023となってございますが、そちらが2025となる予定でございます。
 以上、そのほかですね、役割分担の確認、謝辞や意見発表原稿の提出、今後のスケジュールなどについて協議をいたしたところでございます。
 最後に、実行委員会につきましてはこれが最後となりまして、次は前日のリハーサルを迎えることとなりますが、石岡運動公園におきまして1部制で開催する初めての形の集いとなりますので、準備等に漏れがないよう進めてまいりたいと考えてございます。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、ネーミングライツパートナー優先交渉権者の決定についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)私からは、ネーミングライツパートナー優先交渉権者の決定についてご説明させていただきます。
 お手元の資料をご覧願います。10月の文教厚生委員会において事業者と対象施設の報告をさせていただきましたが、詳細について決定いたしましたので、ご報告させていただきます。
 優先交渉権者は、水戸市千波町に本社がございます茨城電設株式会社で、対象施設の愛称でございますが、石岡運動公園陸上競技場については、茨城電設トラック&フィールド石岡。体育館については、茨城電設スポーツアリーナ石岡。多目的広場については、茨城電設スポーツグラウンド石岡に決定いたしました。命名権料は、陸上競技場と体育館が年間180万円、多目的広場は年間70万円で、期間は令和7年1月1日から5年間となっております。なお、協議の上、石岡運動公園の総称につきましても、茨城電設スポーツパーク石岡に決定しましたことをご報告させていただきます。
 今後は積極的に愛称を使用し、広く周知を図るとともに、より市民の皆様に親しまれる施設として、ご利用いただける施設運営を行ってまいります。
 今後のスケジュールとしましては、12月16日月曜日午後4時から、石岡市役所本庁にて、ネーミングライツ契約調印式を行います。また、敷地内外の看板表示等の変更を行い、1月からの使用開始を予定しております。
 私からの説明は、以上となります。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、茨城ロボッツホームゲーム石岡市PRデーの開催についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)私からは、茨城ロボッツホームゲーム石岡市PRデーの開催についてご説明させていただきます。
 お手元の資料をご覧願います。当市とフレンドリータウン協定締結をしておりますプロバスケットボールクラブ、茨城ロボッツのホームゲームにおいて、石岡市PRデーを開催いたします。当日は、市ホームページやSNS等でご案内させていただきましたが、石岡市民100組200名を2階自由席に無料招待し、石岡市PRブースを出展いたします。開催日時、対戦カード、試合会場は、記載のとおりでございます。
 私からの説明は、以上となります。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、石岡つくばねハーフマラソンについてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)私からは、石岡つくばねハーフマラソンについてご説明いたします。
 資料をご覧ください。申込期間につきまして、当初、令和5年9月1日から……大変申し訳ございません、令和6年9月1日から募集を開始いたしまして、11月30日を締切りといたしましたが、12月8日までの募集期間の延長をいたしました。
 2、出走者の募集状況でございますが、12月9日現在で3,192人の方に申込みをいただいており、昨年度より733人の増となってございます。各種目別では、表のとおりでございます。なお、ふるさと納税からのエントリーと企業協賛ランナー数については、現在集計中のため含まれておりませんので、申込み人数は確定ではございません。
 3番、前夜祭でございますが、令和7年2月15日土曜日16時から、昨年同様、石岡ステーションパーク1階にて開催いたします。ゲストランナーのハリー杉山さんと志村美希さんのトークショーをはじめ、地酒による鏡開き、石岡のおまつりのお囃子、その他多くのゲストをお迎えしまして、盛大に開催を予定しております。文教厚生委員会委員の皆様には、2月15日の前夜祭、翌2月16日の大会には、ご出席を賜りますようお願い申し上げます。後日、通知文を送らせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 説明は以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手をお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件について終結いたします。
 続きまして、水戸ホーリーホックホームタウン推進協議会加盟についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)私からは、プロサッカークラブ水戸ホーリーホックとのホームタウン推進協議会加盟についてご説明させていただきます。
 お手元の資料をご覧願います。1、目的としまして、スポーツ文化を通じた地方創生及び地域社会の活性化、青少年の健全な育成に資することを目的として、プロサッカークラブ水戸ホーリーホックとホームタウン協定を締結することを前提に、ホームタウン推進協議会に加盟するものでございます。
 2、水戸ホーリーホックはJ2リーグに所属しており、水戸市小吹町にありますケーズデンキスタジアム水戸をホームスタジアムとしております。水戸ホーリーホックには、現在、吉生小学校、八郷中学校出身で、20歳の○○○○(個人名)選手が所属しており、今後の活躍がますます期待されております。
 3、他市の状況としましては、水戸市をはじめ、県央・県北地区の計15市町村がホームタウンとなってございます。
 4、ホームタウン協定締結のメリットについては、以下に示したとおりでございます。
 5番、今後のスケジュールとしましては、令和7年2月にホームタウン推進協議会に加盟をし、令和8年2月にホームタウン加入を目指してまいります。
 私からの説明は、以上となります。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、台湾台中市及び同市石岡区との交流促進についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)私からは、台湾台中市及び石岡区との交流促進についてご説明させていただきます。
 お手元の資料をご覧願います。台湾台中市及び同市石岡区との交流について、石岡区との文化交流や親善を目的とした姉妹都市と、台中市とのサイクルイベントや観光における情報発信の方法等の具体的な手法について取り決める、交流の促進に関する協定締結を一体的に進めてまいりましたが、今後は、それぞれを分けて進めてまいります。
 茨城県におきましては、令和4年度から、茨城空港からの直通便が発着している台湾をインバウンド施策の重点エリアのひとつに掲げ、県内市町村とも連携して大規模な観光プロモーションを展開し、併せて、相互にサイクリングが盛んであることから、台湾の観光圏のひとつとサイクルツーリズムの推進を目的に、観光友好交流協定を締結しております。
 台湾台中市との交流についてをご覧ください。サイクルツーリズム及び観光友好交流の促進に関する協定の締結についてでございますが、本市は常陸風土記の丘やいばらきフラワーパークを備え、ナショナルサイクルルートであるつくば霞ヶ浦りんりんロードの拠点となっていることから、このポテンシャルを生かし、都市間交流を第一に考え、関係人口、交流人口の増加を目指し、台湾台中市とのサイクルツーリズム及び観光友好交流の促進に関する協定書の締結を、再度調整を図ってまいります。
 なお、台中市との協定につきましては11月1日に締結を予定しておりましたが、台風の影響により台中市において災害対策本部が設置されることが想定され、締結延期の申し出がございましたので、受諾いたしました。また、航空機が欠航となったため、訪台はいたしておりません。
 私からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

村上委員)台中市との交流については、説明を受けまして、前回について、天候不順のため延期になったということで伺いました。各部局またがる案件で、一般質問でも……一般質問じゃなく決算でもありましたけれど、様々議会から意見ありますので、丁寧な説明をして、基本的な方向性は、私賛成してますので、説明の不足がなかったりとか、各常任委員会の説明が抜けているとか、本当に丁寧な対応をしていただいて、石岡市の周辺では様々な交流や締結が結ばれている現状の中で、石岡市だけが取り残されるということがないようにしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
 意見になるかと思いますが、一応、ご見解も含めて、答弁いただきたいと思います。

教育部長)今回の台湾との協定締結につきましては、議会からも様々、今委員からありましたようにご意見をいただいておりますので、今後につきまして庁内調整をいたしまして、議会のほうへ丁寧な説明をしながら、検討を図ってまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

小松委員)今の件なんだけど、教育、総務委員会との関係の現状はどうなってるんですか。よく説明して、理解されている方向なのか。あるいは、これからいろんな問題があるのか。どういうふうに認識されているでしょうか。

教育部長)お答えいたします。
 教育委員会といたしましては、今回のご説明にもございましたように、サイクルツーリズム、サイクルによる観光でございますけれど、これに伴いまして、市で進めるサイクリング事業等につきまして、台湾でもサイクリングが盛んであるということで、まずは、今回のこの協定についてはそのサイクリング事業という部分で、協定のほうに位置づけているということでございまして、教育、総務というか、そちらの部分とはまた別な項目での協定となってございます。
 以上でございます。

小松委員)一応、結構です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

勝村委員)私からもちょっと提言っていうか、お話なんですが。
 台湾との交流は、非常に県内各地でも、今どんどん進めているし、当市でも進めていただきたいと思うんですが、親善のやり方なんですが、姉妹都市っていう考え方と、友好都市という考え方があると思うんですけど、とりあえずですね、観光を目的とした友好関係を結ぶんであれば、とりあえず姉妹都市よりは友好都市のほうで進めたほうが、まずはいいのかなと思うんですが、まあ、その辺はお任せします。一応提言です。
 お考えがあれば、お願いします。

教育部長)お答えいたします。
 教育委員会といたしましては、先ほど申し上げましたようにサイクリング事業、台湾でのサイクリングが盛んであるという部分から、そちらの方面で参加するというような形を取っておりますが、併せて産業戦略部で進めております観光友好交流、こちらの部分もございますので、そちらと連携をしながら進めてまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、全国学校給食甲子園決勝大会についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

学校給食課長兼石岡給食センター所長)私からは、全国学校給食甲子園決勝大会についてご説明いたします。
 資料のほうをご覧ください。1、名称の第19回全国学校給食甲子園決勝大会。こちら、全国学校給食甲子園とは、2005年に制定されました食育基本法、そして、同時にスタートした栄養教諭制度を受け、学校給食と栄養の内容、食材の生産、食の文化まで、総合的に競い合う学校給食コンテストを創設、翌年2006年から始まった大会となってございます。
 2の主催者については、記載のとおりになります。
 3、日時ですが、決勝の日時は令和6年12月8日日曜日、10時から11時に調理コンテスト、その後、15時から16時半に表彰式が行われました。いずれも都内で行われてございます。
 4、施設名、こちらは、八郷給食センターの給食献立のほうが決勝大会に進んだものです。
 5、出場者ですが、○○○○(個人名)栄養教諭。こちらの教員の方は八郷中学校に配属され、半々で八郷給食センターと八郷中学校で勤務して、献立表などを作っていただいてございます。○○○○(個人名)調理員、この2人になります。○○○○(個人名)調理員は、調理委託業務事業者であります株式会社東洋食品の職員でございます。
 6、今回、八郷学校給食センターの献立は、優秀賞に選出されました。こちら、全国給食センター等の小中学校の給食1,051件の応募から、大変厳しい審査を勝ち抜き、ベスト12に選出されたものでございます。
 7、献立でございますが、今回応募しました献立となります。下の写真もご覧いただければと思います。その献立内容ですが、有機米のご飯、牛乳、茨城県産あじのレモンしょうゆソース、茨城県のめぐみいっぱい豚ごぼうみそ炒め、石岡有機食材塩麹かきたま汁、石岡のみかんでございます。地産地消による石岡の有機野菜をふんだんに使った献立となっております。
 なお、今回の給食献立につきましては、時期等にもよりますが、石岡のみかん以外は、2月の給食献立としまして両給食センターで調理し、小中学校へ配食する予定でございます。
 また、学校給食甲子園にて検索いただきますと、ホームページも、動画等も含めて詳細に掲載されておりますので、後ほどご覧いただければと思います。
 私からの説明は、以上になります。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、分割発注の再発防止への取組状況についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。

教育委員会事務局次長)私からは、分割発注の再発防止への取組状況についてご説明申し上げます。
 お手元の資料の、分割発注の再発防止の取組状況についてをご覧ください。平成30年度の石岡市運動公園体育館の複数工事で発生した不適切な分割発注に関しましては、令和3年度から、文教厚生委員会で再発防止への取組状況をご報告してございまして、今回は、昨年の委員会において報告した後の取組状況を、また、令和5年度分の契約について調査結果したものがございますので、それについてご説明するものでございます。
 初めに、1の再発防止へ向けての課題でございますけれども、そもそも30年の分割発注の際に指摘された事項としましては、年度末が近くなりまして、工期短縮による年度内工事の完成というのを優先させるために、本来入札案件とすべき工事を分割して、随意契約としたこと。また、工事の設計において、現場管理費と諸経費が計上されていなかったこと。また、見積り合わせの実施に伴う数量計算書や図面などの積算資料が整っていなかったこと。本来教育長決裁であるところを部長決裁とし、決裁区分が異なっていたことなどが挙げられておりまして、これらに対する再発防止ということで、4つの点を課題として、再発防止に取り組んでございます。1点目が進捗管理の不足。それから、チェック体制の不備。知識・認識の不足。コンプライアンスの意識の4点でございます。
 続きまして、これらの課題を改善していくための取組について、2の取り組みの実施状況をご覧ください。
 まず、@の事務決裁規程の見直しでございますが、令和3年度から、事務決裁規程の見直しにより、30万円を超える契約について、契約検査課・財政課・会計課に合議することとしており、これによりチェック体制の強化、知識・認識の向上に努めてございます。
 続きまして、Aの随意契約の公表につきましては、全庁的な取組でございますが、令和3年度から、随意契約についても建設工事の結果を四半期ごとに公表することで、分割しての発注などがないか、チェック体制の強化を図ってございます。
 Bの教育委員会事務局内の他課職員による検査につきましても、契約検査課の立ち会いが必要ない検査につきましても、担当課のみでなく、ほかの課の課長を検査員として、チェック体制の強化をしているものでございます。
 Cの事業計画・発注計画の策定でございますが、契約に関するスケジュール表を各課で作成いたしまして、部課長等会議などで、スケジュールの進捗について情報共有などを行ってございます。
 Dの随意契約一覧表の作成につきましては、契約検査課における様式を利用しまして、入札と随意契約について一覧表を作成し、チェック体制の強化を図ってございます。
 次の2ページをご覧ください。Eの契約事務に関する研修でございますが、契約検査課が開催する契約事務の研修や、会計課が開催する研修を受講することで、知識・認識の向上に努めております。今年度の取組でございますが、資料のほう、3ページの中段になりますけれども、今年度は工事監督員研修、会計事務研修などを受講することで、知識の向上やチェック体制の強化に努めてございます。
 4ページをご覧ください。Fの欄に記載がございますように、職場内の人材育成にも取り組んでいるところでございます。
 続きまして、3の令和5年度分随意契約の調査でございます。まず、調査の目的及び調査対象でございますが、分割発注の再発防止に資するため、教育委員会事務局内の随意契約において、起工から支払いまでの事務処理経過を確認するものでございまして、直近の年度である令和5年度の教育委員会における30万円を超える随意契約を対象に行ってございます。
 (3)の調査方法でございますが、課長補佐職以上の管理職が、自分の課以外の案件について、チェックシートを基に書類調査及び聞き取り調査を行いました。令和6年9月から調査を行い、結果について取りまとめ、今回ご報告するものでございます。
 具体的な調査結果につきましては、別紙資料の令和5年度分随意契約調査結果をご覧いただければと思います。今回は、昨年度の報告に新たに令和5年度の調査結果を追加してございますことから、主に令和5年度の欄でご説明申し上げます。
 調査件数としましては、30万円を超える随意契約のうち、教職員の健診業務や顧問弁護士委託契約など、特定の者としか契約ができないような特殊な案件を除いた87件を調査してございます。
 Uの随意契約の区分でございますが、財務規則137条に定める額以下の少額随意契約が36件、特命・1者の随意契約が51件でございます。
 Vからの調査結果でございますが、ここからは、発注計画、事業計画がなされているか、予算措置と合致した内容かなど、17の項目にわたって調査を行ってございまして、主な項目の結果をご説明申し上げます。
 まず、1の発注計画・事業計画につきましては、緊急的な修繕など突発的なものを除いては計画が策定されておりまして、改善されてきてございます。
 次の2ページをご覧ください。3、仕様書・図面の作成でございますが、令和5年度においても、全ての業務において仕様書・図面のほうが作成されておりました。
 4の内訳・数量計算書につきましても、1件、一式計上の案件がございましたが、内訳がきちんと記載されており、業者が見積りを行うことが可能な内容であるということを確認してございます。
 次の3ページをご覧ください。5の参考見積書の徴取でございます。3者で見積りを徴取した案件は38件となってございます。いいえの49件につきましては、その業者しか業務を遂行することができない特命随契の案件や、シルバー人材センターとの契約など、理由があって3者の見積りが取れない案件のものでございました。
 6の随意契約の判断につきましては、財務規則の規定に基づく金額以下であること、また、1者随契においても、その理由が明確に記載されており、適切に随意契約の判断がなされてございます。
 続きまして、4ページをご覧ください。業者の選定につきましても、適切に行われていることを確認してございます。
 5ページに移ります。8の予定価格の設定につきましては、一般管理費や諸経費などの項目にも不足はなく、適切な予定価格の設定ができておりました。
 9の随意契約の起案及び10の見積もり徴取業者の選定につきましても、適切な運用ができている結果となってございます。
 6ページをご覧ください。11の随意契約の決裁につきましても、決裁規程に基づく決裁が行われておりました。
 12の予定価格の管理の(1)決裁後の保管状況及び(2)の予定価格の管理につきましては、適切に情報管理を行っており、外部からの問い合わせ等はございませんでした。
 7ページをご覧ください。13の入札執行依頼から15の見積もり合わせ終了後につきましても、適切に事務処理がなされておりました。
 8ページに移りまして、16の契約変更手続きでございますが、契約変更の際、受注者との打合せを適切に行い、協議簿のほうが作成されてございました。
 17の検査終了後でございますが、全ての案件について、検査完了後の速やかな支払いが行われていることを確認してございます。
 資料について、初めにご説明申し上げました、分割発注の再発防止の取組状況についてにお戻りいただきたいと思います。そちらの資料の4ページのほうをご覧ください。4の調査結果から見える効果及び課題・対応についてご説明いたします。
 (1)の効果につきましては、@として、30万円を超える契約について、契約検査課・財政課・会計課との会議を行っており、チェック体制が強化されていると考えてございます。また、Aとして、教育委員会職員を対象とした研修の効果で、基礎的な内容の確認ができ、職員の理解が進んでいると考えてございます。B及びCでございますが、参考見積を3者以上に依頼するルールの徹底や、安易に1者で随意契約を行うことがなくなり、法令に従った判断が浸透してきていると考えてございます。
 続きまして、(2)の課題・対応でございますが、@発注計画及び事業計画の作成につきましては、計画の提出の義務化やチェック体制の整備など、さらなる取り組みを徹底してまいりたいと考えてございます。Aの知識・意識の向上につきましては、契約事務や工事に係る研修を継続して受講することで、知識・意識の向上に努めてまいります。Bの職場内の人材育成につきましては、職場内のOJTを継続して行うとともに、過去の事件を風化させない取り組みを継続してまいります。
 最後に5、今後の取り組みでございますが、契約に係る規定の見直し、研修の実施、随意契約の調査などの取り組みを進めることにより、再発防止の取り組みにつきましては、一定の効果を上げることができていると考えてございます。次年度以降につきましては、随意契約の調査などについて、実施方法を簡略化するなど、一定の見直しを検討しながらも、研修の実施や、職場内のOJTの取り組みなどを継続して行い、二度とこのようなことがないよう、再発防止に努めてまいります。
 報告は以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他の件といたしまして、何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、この際、委員派遣による所管事務管外調査の報告についてを議題といたします。
 10月30日から11月1日にかけて実施した、石川県能美市、小松市、白山市及び新潟県糸魚川市での視察では、皆様のご協力によりまして、大変有意義な視察ができたものと思います。
 お手元に配布したとおり報告書を作成いたしましたので、ご覧おき願いたいと思います。
 それでは、さきの視察を振り返りまして、ご意見等がございましたらお願いいたします。
 ご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)今回視察いたしました調査項目は、当市においても行政の運営などに十分に参考となり、また、役に立つ内容であったかと思います。これらを今後の委員会活動の参考としてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次に、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため、石岡市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配布いたしました案文に示す事件・事由について、閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で、その他の件を終結いたします。
 以上で、本日の文教厚生委員会を閉会いたします。






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