第７回委員会　（２月４日）
出席委員	岡野孝男委員長、玉造由美副委員長、村上泰道委員、小松豊正委員、勝村孝行委員、中根淳一委員、富田雅史委員
市執行部	【福祉部】部長（中山善正）、次長兼福祉事務所長兼人権推進担当兼高齢福祉課長（櫻井信康）、社会福祉課長（荒張卓也）【子育て健康部】部長（豊崎康弘）、次長（塚本聡明）、健康増進課長兼石岡保健センター所長（桒原久美子）【教育委員会事務局】教育長（岩田利美）、教育部長（神谷一美）、次長（柴田健）、次長兼営繕担当（林秀憲）、参事学校再編担当兼教育支援担当（髙野英樹）、学校教育課長兼学校再編担当（小倉朗）、生涯学習課長（大山剛司）、文化振興課長（松川祥丈）、スポーツ振興課長（塚本和彦）、学校教育課副参事教育支援担当（相澤純一）
議会事務局	庶務議事課係長（大川知道）

岡野委員長）ただいまから、文教厚生委員会を開会いたします。
　本日の議題は、お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
　次に、本日の案件の説明のため出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
　これより議事に入ります。
　初めに、所管事務の調査といたしまして、石岡市の部活動の地域展開についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

学校教育課長兼学校再編担当）それでは、私からは石岡市の部活動の地域展開について、その現状などを説明させていただきます。
　まず、目的についてですが、文科省の部活動改革の理念にも示されておりますが、将来にわたって生徒が継続的にスポーツ・文化芸術活動に親しむ機会を確保・充実することを目指していきたいと思います。
　その背景としましては、３点ございます。１つ目ですが、少子化の進展によって、学校や種目によって、学校単独での部活動ができない状況が発生しており、10年後には生徒数も現在の約６割まで減少することが予測され、学校による部活動が実質難しい状況となります。
　２点目ですが、教師の働き方改革です。文科省では部活動を、学校の業務だが、必ずしも教師が担う必要のない業務として、明確化しております。教員が未経験の部活動を担当することも多くありまして、大きな負担となっている現状があります。
　３点目ですが、中学生が、部活動にはない様々な活動を求めていることです。本市の中学生にアンケートを取ったところ、ｅスポーツ、また、パソコン、プログラミングなど、資料のような活動を求めていることが分かりました。
　これらの背景の下、子供たちが文化芸術、また、スポーツ活動を十分に行える環境を保障するためには、地域の力が必要です。地域が一体となって持続可能な多様な活動環境を確保することが、部活動地域展開の趣旨でございます。
　次に、本市で実施しています、中学生地域スポーツ・文化活動について報告します。本市におきましては、昨年度から、休日に中学生が地域においてスポーツ・文化活動を行うモデル事業を実施しております。昨年度は陸上、剣道、吹奏楽の３種目でしたが、今年度からは野球とサッカーも休日の地域活動を行っております。地域の方々の指導の下、希望する中学生が参加しておりまして、中学生の取組の様子を見ますと、とても前向きで意欲的な様子が感じられます。
　推進体制といたしましては、ご覧の部署や関係の方々にお集まりいただきまして、推進委員会を開きまして、モデル事業の検証などを通しながら、休日の地域スポーツ・文化活動のよりよい在り方を検討しているところです。
　最後に、今後の方向性についてです。文科省では、今後の部活動改革の方向性を示しておりまして、休日については、令和13年度までには、原則全ての学校部活動において地域展開の実現を目指すことを示しております。本市といたしましては、現在実施している休日の地域スポーツ・文化活動について、少しずつ種目、さらには活動の日数を増やして、令和13年度には、休日に全ての部活動が地域で展開できるように進めていければと考えております。そのためには、地域の指導者や活動の場を拡充したり、推進体制を整えたりするなどの課題があります。持続的で多様な活動が可能となるような運営の在り方を検討してまいります。
　以上でございます。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
　ご質問等はございませんか。

中根委員）ありがとうございます。
　部活の地域展開ということで、自分、柿岡中にいたときの教え子が全国大会出まして、今その子供たちが、市内の中学生の吹奏楽集めて、ひまわりの館で演奏指導してるっていうことをやってます。こないだも見に行ったんですけど、やっぱり教えてるのがプロなので、最初音が出なかった子供たちもすごく音が出るようになって、基本練習をきっちり教えて、これやれば上手になるよなんて言ってて、表情もよく、すごくいい絵だなと思って、これはもうぜひとも進めていってほしいと思ったんですけど、やってる子供たちがひまわりの館、お金を出して、子供がお金を、指導者ですか、の方がお金を出してやってるので、減免申請とか、なるべくお金かからないようにやったらなあと思ったので、これからもよろしくお願いします。
　あと、自分がサッカー部顧問をやってたときにも、つくばのほうだと、やっぱり部活で、サッカー経験ない先生が結構いまして、筑波大のサッカー部に、部費なんか集めて、それで筑波大サッカー部のコーチ３人ぐらい来て、毎日指導。で、試合のときも毎日来てくれるっていうことで、そういうことをやったんで、ちょうど石岡だとつくば隣なので、筑波大のサッカー部なんかにも、部費とかのお金で、少し安い料金で来てもらってるなんて、つくばの学校の先生たち言ってたので。今やってるかどうかちょっと分かんないんすけど、やってもらえば、筑波大だと全日本代表とかもいっぱい出てますんで、そういうので、ぜひともとは思ってます。
　以上です。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

小松委員）非常に初歩的なっていいますか、あれですけど、生徒さんが平日、授業が終わってから、こういう部活っていいますか、やってることもあるでしょうし、休みの日に、休みなのにもかかわらず、希望によって、こういうことやってる方もいらっしゃるんですけども、当然これ、休日については、それをやるかどうかっていうのは、その本人の自主的な希望ですよね。どうなんですか。

学校教育課長兼学校再編担当）お答えいたします。
　休日の地域の文化・スポーツ活動については、本人の希望、意思に基づいて参加をしてる状況でございます。
　以上です。

小松委員）休日なのにこういうことやってると。それから、そういうことをやらない人もいると。これについては、何ていいますか、学校側の評価っていうのはどういうふうになるんでしょうか。

学校教育課長兼学校再編担当）お答えいたします。
　学校の部活動自体もですね、もちろん現在実施してる状況でございまして、部活のガイドラインということで、平日の活動時間、また、休日の活動時間っていうのがあるんですが、もちろんそれを確保しながらの地域での活動も、学校としてはもちろん考えていただいてるところでございまして、その休日での活動についてはですね、その学校との部活動……何ていうんですかね、バランスを考えながら、教職員も考えているところでございます。
　以上です。

小松委員）平日もこの学校の部活っていうのがあって、私の理解では３時くらいに終わって、２時間くらい、その希望者は各部に所属して運動するということになってるかと思うんですけども、休日について、またやるとなるとかなりその、希望もあるかもしれないけど、その方の負担になるんじゃないかと思うんですけども、これはやはり、全く自主的な希望に基づいてやってるという理解でよろしいでしょうか。
　何か、例えば野球部とか、柔道とか、試合に勝つためにかなり、自主的ではあるんだろうけども、みんなの合意でやってるというふうにも見受けられることがあるかと思いますけどね。その辺は、教育的にもどのようにお考えなのか、質問したいと思います。

学校教育課長兼学校再編担当）お答えいたします。
　当面の間はですね、大会の参加等については部活動を基本として行っているところでございますが、この今回行っている休日の地域スポーツ・文化活動、実証事業として行っていますけども、これについては本当に、やってみたい子供、生徒たちが、自分の技術を上げてみたい、また、ほかの学校の子達とも交流してみたいっていう、本人の意思に基づいて参加している生徒たちでございまして、多様なスポーツ・文化活動に触れるという意味では、本人の意思で参加してるってことは、いいことなのかなとは考えております。
　以上です。

小松委員）私も学校でね、いろいろやってたことあるんですけども、先生ね、学校の先生。私の理解では、学校の先生っていうのは、我々のときは普通、平日は普通の学校、数学とか何か教えていて、その先生が同時にスポーツの担任になってやってる例もあるんですけども、この場合もそういう理解でいいのか。何か特別な知識のある、技能のある方を呼んできて、休日に教えてもらうということなんでしょうか。

学校教育課長兼学校再編担当）お答えいたします。
　休日の活動につきましては、学校の部活動顧問のほうの参加ではなくて、地域のそういう種目などを専門としたり、携わってる方々にご指導いただくという形で進めておりまして、平日につきましては学校部活動を基本に、学校の教員、顧問が見ているというやり方でございまして、休日については学校顧問はつかずに、地域の方だけで指導しているという活動を行っております。
　以上です。

小松委員）そうすると、休日にそういう、様々なスポーツで生徒と一緒にやられてる方は、いわゆるボランティア。かなりの専門家もいるかと思うんだけども、自主的に子供さんと一緒にやって、子供さんにも数字を上げてもらいたいという点での、ボランティアっていうことでよろしいですか。

学校教育課長兼学校再編担当）お答えいたします。
　休日に指導してくださってる方々にはですね、ボランティアではなくて、謝金のほうはお支払いしております。で、子供たちに技術とかそういう様々な、教育的なことも、何ですかね、指導したいっていう意思がある方々が、教育的な指導をしていただいてるところでございます。
　以上です。

小松委員）この推進体制は令和５年、令和６年になってますけども、これ、中学生の方々に教える一定の専門性を持った方々については、一定のお礼も払ってやってもらってるということを理解したんだけど、かなりこれは、数としてはどれくらいいらっしゃるものなんですか、その指導してくださる方は。各競技によって違うと思いますけど、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。

学校教育課長兼学校再編担当）お答えいたします。
　現在、モデル事業として行っている５種目につきまして、陸上については指導者が３名。剣道については指導者が８名。吹奏楽は指導者が７名。野球は指導者が２名。サッカーのほうが指導者が１名ということで、行っていただいております。
　以上です。

小松委員）こういう、今言われた方々は、これはやはり教育委員会で、何ていいますか、お願いして、任命して、そしてその方々には一定のお礼を払ってると。どれくらいのお金払ってるのかも、可能であればちょっと教えてほしいと思います。

学校教育課長兼学校再編担当）お答えいたします。
　現在の指導者の方々には、時給1,600円でお支払いをしているところでございます。
　以上です。

岡野委員長）小松委員、いいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

玉造副委員長）今後の方向性ということで、休日の部活の種目を増やす、あるいは休日の活動の日数を増やすということでございますが、これは、だんだんには平日の部活動はなくなるっていうようなことになるのか、お伺いをいたします。

学校教育課長兼学校再編担当）お答えいたします。
　この、種目を増やしたり、日数を増やしたりっていうことに、段階的に増やすということについては、まずは休日に限定して進めるということで考えております。平日については、当面の間は学校部活動として行っていくという方法でございます。
　以上です。

玉造副委員長）並行して的な感じですか。休日は、指導者も２名から、あと５、６名いらっしゃる部もあるけれども、そうしますと、石岡の中学生全体が、その休日の部活動とかに行けるってことはないですよね。指導者が不足してると思うんですけれども、その辺は……どこで、学校とかではなくて、どのような施設で行っているのか、お伺いをいたします。

学校教育課長兼学校再編担当）お答えいたします。
　平日につきましては、学校でですね、活動してるわけですけども、休日につきましては、今現在行っている、先ほど説明した５種目について、例えば陸上でありましたら石岡運動公園、剣道は八郷の運動公園とか、また、吹奏楽については旧北小のところを利用したりですね、あと野球は柏原運動公園とか、サッカーも柏原というような、市にある施設をですね、活用して行っているところでございます。
　以上です。

玉造副委員長）指導者の方もだんだんには、少ないところは増やしていくっていうようなことで、受入れ側っていうか、そういう生徒さんの希望に応じて、日曜日の、日曜日というか休日の部活動を発展させていくっていうことで。あと、平日は平日で、学校での部活動を並行してやっていくっていうことでよろしいですか。

学校教育課長兼学校再編担当）お答えいたします。
　委員の言うとおりでございます。
　以上です。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

富田委員）私がこう、部活やってる父兄のほうから聞いたのが、これはクラブチームとは別ですよね。だとして、他市に行かれてる方もいるんですけども、この仕組みに他市から来る可能性っていうのもあるんですか。

学校教育課長兼学校再編担当）お答えいたします。
　この休日の、石岡市で行ってるですね、地域活動については、もちろん地域クラブとはまた、何ていうんですか、民間のクラブとはまた違うわけですけども、現在のところ、本市以外からの参加というのは想定はしていないところでございます。
　以上です。

富田委員）あとこれ、今年の、例えば今後の新入生なんかに、この情報の提供っていうのは、大体整ってるもんなんですか、どこに何があってできるとかっていうのは。そういう準備があるのかどうかお伺いします。

学校教育課長兼学校再編担当）お答えいたします。
　今、ちょうどこの時期なんですけども、各中学校で新入生保護者説明会を行って、終わったところなんですけども、その各学校に出向きまして、保護者のほうに、こういう活動もしてる、石岡市で行ってるってことと、現在、モデル事業としてこの５種目もこういう形で行ってるってことを周知しております。
　以上でございます。

富田委員）多分そこの説明だと思うんですけども、ほかの市町村に行かれる方の説明までは、これはできないから、個人の情報の範囲でやってるところなんでしょうけども、そういうね、情報を知ってるんだったら、伝えてあげてもいいのかなとも思います、っていうのはどうでしょう。伝えることができるのか。現状で行ってる生徒さんがいるじゃないですか。そういうのもあるんじゃないかっていうのは、市としてはできない。個人間のあれですかね。

学校教育課長兼学校再編担当）そうですね、そこは今後検討したいと思います。ありがとうございます。

教育長）地域のスポーツ・文化芸術活動の地域展開ということについては、今、このモデル事業は市町村ごとに受けているものでございまして、そこについては、市としてどう取り組むかというところで各市町村がやっているところなんです。これは文科省の予算が出ておりまして、それを活用して行っているという事業ですが、今後ですけれども、今、文科省のほうも、改革期間として、まずは休日からというところで進めていって、その休日を、令和13年まで地域展開について進める中で、平日についても並行して考えていくということになっています。
　今後、さらに子供たちの数が減ったときには、地域、市町村を越えてということも十分考えられるかなとは思っておりますけれども、現段階では市町村ごと。また、クラブチームはクラブチームとして、大会にも参加、出場できる体制になっておりますので、それはそれとして進めていくというところになっております。
　以上でございます。

富田委員）分かりました。
　一つだけ、モデル事業の中の一つ、例で、どういう状況になってるか、概要をちょっと聞きたいんですけど。どこかの一つの部、これはここでやってて、エリアはこのぐらいの地域から来てるんだ、送り迎えなのかどうなのかっていうのをちょっと、一つでもいいんで、ちょっと事例を教えてください。

学校教育課長兼学校再編担当）お答えいたします。
　では、野球について説明いたしますと、大体、申込みしてる生徒は12名おりまして、毎回全員が来るわけではないんですが、現在３回行いまして、そうですね、保護者の送迎で、９時から12時までの活動でして、グラウンドの整備から始まって、本当基本的な練習ですね。で、そのときはチームのキャプテンをそのときそのときで変えながら、中心に練習を進めてですね、キャッチボールとかノックとか、本当基本的な動きとかそういうことを指導者の方が丁寧に教えてくださいまして、まだゲーム形式までは、人数が少ないのでできませんが、基本的な動きとか、そういうことを丁寧に教えていただいております。
　最後、グラウンドのほうも、本当に使う前以上にきれいにぴかぴかに磨いて、きれいな状態で終了して、また保護者の方に迎えに来ていただいてということで行っております。
　以上です。

教育長）補足させていただきますと、吹奏楽のほうは昨年から行っておりまして、茨城おとのわプロジェクトさんの協力を得て行っています。これはウェルネス高校なども参加をしてくださったりしていまして、専門的な指導が受けられるということで、最終的には、昨年も定期演奏会を行ったんですけれども、今年度も３月２日にその演奏会を行うこととしております。その後も、いばらきフラワーパークなどで行う演奏会などにも、参加したい子は参加するようにということで、継続したものを行っておりまして、県内でも吹奏楽がここまで進めているということはあまりない例として、県としても注目をされている取組でございます。
　子供たちも非常に前向きでして、技術が向上すると。５回程度の練習で本当にこれだけの演奏ができるのかというところで、私自身も成果として、すばらしいものであるなというふうに感じております。
　以上でございます。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、令和７年石岡市二十歳の集いについてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

生涯学習課長）私からは、過日開催いたしました令和７年石岡市二十歳の集いにつきまして、ご報告を申し上げます。
　資料をご覧ください。令和７年石岡市二十歳の集いにつきましては、１月12日日曜日、茨城電設スポーツアリーナ石岡におきまして、関係者の皆様のご理解とご協力のおかげをもちまして、無事に開催することができました。市議会議員の皆様におかれましては、ご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
　それでは、資料、まず１番、サブタイトルでございますが、前日のリハーサルの際に、実行委員さんの協議によりまして、切り開けの開けの字を、開ける閉めるの開くから、開拓の拓の字に変更をいたしております。
　次に２番、当日の出席状況でございますが、該当者702名のうち535名の方にご出席をいただきまして、出席率は76.21パーセントでございました。
　３番は、式典風景の写真でございます。今回は、茨城電設スポーツアリーナ石岡におきまして、１部制で開催する初めての二十歳の集いでございましたが、会場内では、式典中の話し声もほとんどなく、厳かな式になりました。
　今後は、今回の課題などを踏まえ、来年度さらにいい式典となるよう、改善を図ってまいりたいと考えております。
　報告は以上でございます。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
　ご質問等はございませんか。

富田委員）式典伺いまして、開催、ありがとうございました。
　感じたのがですね、非常に挨拶が多く、二十歳の方たちのメインの場のようになってないような感じがしますんで、他市の事例なんかで、華やかな、いろんなアイデアもありますので、来年ちょっとね、実行委員の皆さんと、いろんなアイデアを出していただき、二十歳の皆様方が輝けるような……輝いてますけども、ことも検討してはいかがでしょうか。

生涯学習課長）お答えいたします。
　ご指摘のとおりですね、来賓の方のご挨拶ということで、多くの時間を使っているということもございます。来年度につきましては、実行委員主体で、何か特色のあることができないかということで、検討してまいりたいと考えてございます。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、筑波山地域ジオパークの日本ジオパーク認定継続についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

文化振興課長）それでは、私からは石岡市・笠間市・つくば市・桜川市・土浦市・かすみがうら市の６市で取組を進めています筑波山地域ジオパークが、このたび日本ジオパークとして継続認定されましたので、ご報告をさせていただきます。
　資料をご覧いただきたいと思います。ジオパークにつきましては、美しい地形や学術的に重要な地質だけではなく、そこで育まれる生物・生態系などの自然遺産や文化遺産と、それらとの密接な関係、関わりについて、知り、守り、活用するプログラムと現在なってございます。そして、３つの柱としまして、保全・教育・観光を掲げてございます。
　日本国内のジオパークの認定制度につきましては、ジオパークに取り組む地域の申請を受けまして、日本ジオパーク委員会という組織がございまして、そちらが審査・認定する方式となってございます。
　現在、世界ジオパークが2015年からユネスコの正式プログラムとなっていることを受けまして、世界ジオパークのみならず、日本ジオパークにあっても、ユネスコの理念や基準に沿った取り組みが求められてございます。
　日本ジオパークは、認定となった後も４年ごとに再認定審査がございます。審査には、当該地域の活動概要を記載したプログレスレポートの提出と、ユネスコ世界ジオパークの基準による自己評価表の提出がございます。これらに加えまして、日本ジオパーク委員会から派遣されます２名ないし３名の調査員によって、現地調査が行われます。その後、これらを基に日本ジオパーク委員会において審議が行われまして、認定期間４年の再認定、もしくは、俗にイエローカードと言われていますけれども、認定期間２年の条件付き再認定のいずれかの審査結果が公表されます。なお、イエローカードを受けた２年後の審査におきまして、指摘事項が改善されていない場合は、認定取消し、レッドカードとなることもございます。
　筑波山地域ジオパークは、前回、2020年度の再認定から４年がたちますことから、今回、再認定審査が行われました。昨年の11月末に行われました現地調査には、日本ジオパーク委員会の委員でございます、群馬県立自然史博物館の主幹の方と島原半島ユネスコ世界ジオパークの専門員の方、２名の方が来訪されまして、調査のほか、アドバイス、また、意見交換などが行われました。
　そして、去る１月21日に審査結果が発表されまして、筑波山地域ジオパークは、無事、日本ジオパークとして継続認定されたものでございます。資料の右側のほうに、その際に付された意見のほうを掲載してございます。
　今後でございますけれども、今回の審査結果は概要のコメントだけでございますので、１か月以内を目途に、審査結果報告書という詳細な指摘事項を記載された通知が、地域のほうに来る予定となってございますので、そちらに記載されている今後の課題や改善すべき点、こちらを改善・履行していくことはもちろんのこと、筑波山地域ジオパークが目指す姿、こちらに向けまして、筑波山地域ジオパーク推進協議会が定めていますアクションプラン、こちらに沿って取り組みを進めていく必要がございます。
　現状としまして、全国のジオパークの中には、実施している取組が、結果的にですけども、再認定審査をクリアすることだけが目的となってしまっている地域がございまして、国内全てのジオパークとジオパークを目指す地域等で構成しています日本ジオパークネットワーク、こちらにおきまして大きな課題の一つとして挙げられまして、議論が続けられている状況でございます。ジオパークを通じて、地域として何をしたいのか。筑波山地域ジオパークが目指す姿は何か。こちらを念頭に置きまして、引き続き６市連携しながら、ジオパークの取組を進めてまいりたいと考えてございます。
　資料の次のページにつきましては、日本ジオパークネットワークの資料ですけれども、ジオパークになるためのフローなどが掲載してございます。中央の上の段の青い枠が、今回の認定審査のフローとなってございます。
　その次のページにつきましては、資料としては２年前のデータなんですけれども、現在国内でジオパークとして認定されている地域、また、これからジオパークを目指す地域が掲載されてございます。
　その次のページから３ページにわたりまして、１月21日に発表されました審査結果の結果一覧表が掲載してございます。今回、新規認定が蔵王ジオパーク１地域。また、再認定は、10地域全てが再認定となったものでございます。
　説明につきましては、以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、石岡つくばねハーフマラソンについてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長）私からは、石岡つくばねハーフマラソンについてをご説明いたします。
　資料をご覧ください。１、大会概要でございますが、前夜祭は令和７年２月15日土曜日16時から、昨年同様、石岡ステーションパーク１階にて開催いたします。ゲストランナーの○○○○（個人名）さんと○○○○（個人名）さんのトークショーをはじめ、地酒による鏡開き、石岡のおまつりのお囃子、その他、多くのゲストをお迎えして、盛大に開催を予定しております。
　大会当日は、イベント広場を会場としまして、２月16日日曜日９時30分から、各種目順にスタートいたします。
　２、出走者の募集状況でございますが、3,322人の方に申込みをいただいており、昨年度より863人の増となってございます。各種目別では、表のとおりでございます。県内では2,586人の申込みがあり、石岡市が834人。次いで、つくば市が288人、水戸市が274人となってございます。県外からは736人の申込みがあり、北は青森県、南は沖縄県からの申込みをいただいております。
　続きまして、大会コースについてでございます。資料をご覧ください。各種目のスタート地点は、昨年は、イベント広場前をスタートし、国分町府中三丁目交差点を右折してございましたが、本大会は、国分町府中三丁目交差点をスタートとし、スタート後、泉橋方向へ直進し、泉町交差点を駅方向へ右折するよう変更しております。ハーフマラソンのコースにつきましては、駅前のコースの距離を長くした関係で、片野交差点での折り返し地点を、恋瀬川ふるさと橋手前を柿岡方面へ右折し、折り返しいたします。一般５キロの部につきましては、石岡駅前を直進し、ドコモショップ石岡店前で折り返すコースに変更しております。
　続きまして、交通規制でございます。資料をご覧ください。イベント広場や石岡駅周辺を中心に、８時30分から13時まで交通規制を実施いたします。
　ハーフマラソンの前回大会からの改善点としましては、ランナーから多くのご意見をいただきました荷物預かりの混雑の解消や、ドリンクサービスの充実、周辺の飲食店マップの周知などを行ってまいります。
　説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
　ご質問等はございませんか。

勝村委員）ありがとうございます。
　一つ、交通規制の件で、昨年度、周知はされたんでしょうけども、徹底されてなかったような、一部にありまして、そういう苦情というかありましたんで、一つ申し上げておきますけども、多分、近隣・周辺住民、あるいはホテル関係とか、周知、ご案内されてるとは思うんですが、念のためですね、特にホテル関係の方には、この交通規制の時間帯をもう一度確認していったほうがいいのかなと思います。というのは、昨年度、ホテルに泊まったお客さんが、茨城空港に行くのに動きが取れなかったというようなお話も聞いてございますので、その点、交通規制の徹底ですね、をお願いしたいと思います。
　それから、ハーフマラソンの片野……片野じゃないや。折り返し地点は、詳しく言うとどこでしたっけ。セブンイレブンの辺りまで行くんでしたっけ。それ、ちょっとお願いしたいんですけど。

スポーツ振興課長）ハーフマラソン地点の折り返しでございますが、昨年度は片野交差点のところで折り返しをしていたところでございますが、今回は、石岡駅前のコースを長く走る関係で、片野での折り返し地点は、手前のですね、恋瀬川ふるさと橋の手前のところを柿岡方面に右折して、そこから折り返して、また戻ってくるようなコース変更をしてございます。
　あと、それとですね、交通規制の周知につきましては、もう一度、再度ですね、ホテル関係側への周知も徹底してまいりたいと考えてございます。
　以上でございます。

勝村委員）ありがとうございます。
　折り返し点をもっと詳しく教えてほしいんですけど、ふるさと橋の手前を右折していって、光安寺橋を過ぎてからですかね。もう一度詳しく、ちょっと知りたいんですけど。

スポーツ振興課長）すいません。
　ふるさと橋の手前のところを柿岡方面に右折しまして、すいません、ちょっと分かりづらくて申し訳ないんですけど、交通規制の八郷地区のエリアのところで、汽車道のところを通りまして……すいません、この交通規制のところで、交通規制はセブンイレブン石岡上林交差点まで規制っていうふうに書いてあるんですけど、半分のところまで行って折り返すような形になってございます。
　以上でございます。

勝村委員）分かりました。すいません、ありがとうございました。
　よろしくお願いします。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

中根委員）自分からは、コースなんですけど、若宮のところを左折してっていうところで、去年走った方からちょっと言われたのは、そこが狭くてちょっと危険だっていうことで、できたらその県道のほうを走れるようにしてほしいということで、コースを、もう一回再検討をお願いしたいと思います。なるべくだったら355を突っ切るような形でっていうんで、あそこをちょっと一時的に止めてもらったり。そうすると、龍神山のほうから行ったほうが、応援するほうもすごく見やすいし、危険じゃないんじゃないかなっていう意見がありました。
　あと、陸連の公認の件で、今回も陸連の公認はいただいてないんでしょうか。ちょっとお聞きします。

スポーツ振興課長）お答えいたします。
　まず、コースの見直しについては、先ほど中根委員からもございましたとおり、コースの見直し、まだまだ必要であるというふうに、こちらも認識してございます。まず、昨年度からの変更としては、スタート地点とゴール地点、同じ場所からスタートしていたものを、スタート地点をより前に出しまして、あとは、石岡駅周辺を走るコースに変更してございます。ほかにもですね、コースの見直しっていうのは必要なものと感じておりますので、そこは協議の上、検討していきたいと考えております。
　また、公認についてでございますが、公認については今検討しているところでございますけれども、まだコースの見直しもですね、今後考えられますので、そういった部分。あと、公認コースを取得すると、運営・警備のスタッフの動員が現状の倍以上必要になるといった部分もありますので、慎重に進めていきたいというふうに考えてございます。
　以上でございます。

中根委員）ありがとうございます。
　ハーフマラソンの参加人数もだんだん増えてきてるので、公認取ればもっと増えてくると思いますんで。ほかの全国でやってるハーフマラソン見ても、１万人超えてるとこもあるので、公認取ったほうがもっと人が集まるんじゃないかなと思います。
　さらに、去年、招待選手、東洋大の選手が走ってたんですけど、今年も何か、駅伝に参加した大学のランナーとかは走るんでしょうか。

スポーツ振興課長）今回も招待ランナーを、ゲストランナーで、実際は箱根駅伝のメンバーではないんですけれども、箱根駅伝に出場した大学の選手が、今回走っていただくことになってございます。
　以上でございます。

中根委員）ありがとうございました。
　ぜひとも成功できるように、よろしくお願いします。

岡野委員長）ほかに……。

玉造副委員長）こちらのほうの、出走者の募集状況っていうのは、こちらに表が書いてあるんですけれども、スタッフといいますか、ボランティアでかなり多くの方が参加されていると思うんですけれども、そういったボランティアさんの人数とか、そういうことは分かりますか。

スポーツ振興課長）申し訳ございません、ちょっと正確な人数は現在ちょっと把握はしていないんですけれども、教育委員会の所属の職員に関してはほぼ全員。あとは、石岡市の職員としてもいろんな、ほとんどの方に協力の依頼を出しております。あと、ボランティアの方も、多くの方からご協力いただいてるところでございます。申し訳ございません。

玉造副委員長）スタッフの方、あるいはボランティアでついている方とかの事前説明会とかもあるんではないかと思うんですけれども、そういったことは、どのような細かいことがあるのか、お伺いをいたします。

スポーツ振興課長）ハーフマラソンに協力いただく職員やボランティアの方に関しましては、本日、あと明日の２日間にかけて、説明会を行う予定になってございます。
　以上でございます。

玉造副委員長）大変、事前説明会も含めて、当日もありますし、大変な労働になると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、石岡市重度心身障害者福祉タクシー利用料金助成事業の見直しについてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

社会福祉課長）福祉部の資料のほうをご覧いただきたいと思います。最初の福祉部資料１でございます。
　現在当市では、石岡市重度心身障害者福祉タクシー利用料金助成制度としまして、タクシー券の給付を行っております。昨年度の文教厚生委員会において、タクシー運賃の改定に伴う対応につきましてご報告させていただいておりますが、今後の方向性につきまして、ご説明をさせていただきたいと存じます。
　まず、見直しの時期としましては、令和７年４月１日、新年度からの変更を考えております。
　変更の内容でございますが、助成金額。また、２点目としまして、１回に使用できる利用券の枚数の見直し。３点目としまして交付枚数の、３つの点になる見直しとして考えてございます。
　資料中の表をご覧ください。現在、普通車のタクシーの場合でございますと、助成金額は、現在の500円になる前の初乗り運賃、740円となっておりますけれども、タクシー券１枚で助成する金額を500円としてまいりたいと考えております。
　また、１回の乗車で使用できる枚数を、これまで１枚までとしておりましたが、２枚まで使用できることとしたいと考えております。
　交付枚数につきましては、これまで基本として年間24枚を交付させていただいておりますが、こちらを年間36枚としまして、利用者が受ける助成金額の総額が下回らないようにする内容としております。
　また、１回の乗車の際に２枚まで、金額としては1,000円分まで利用できるようにすることで、利用者の利便性を維持していけるようにしてまいりたいと考えております。
　説明につきましては、以上でございます。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、旧農村高齢者センターの解体についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

福祉部次長兼福祉事務所長兼人権推進担当兼高齢福祉課長）私からは、旧農村高齢者センターの解体についてをご説明申し上げます。
　福祉部資料２をご覧いただければと思います。旧農村高齢者センターは、公共施設等の総合的な管理に関する基本方針に基づき、令和４年度から八郷総合支所２階へ複合化され、現在は空き施設になっていることから、利用について検討を進めてまいりました。
　利活用については、令和５年４月に柿岡小学校の児童クラブとして活用する案がございましたが、市財政課と県で協議を行ったところ、旧農村高齢者センターは、公共施設等適正管理推進事業債を受け、公共施設の集約化・複合化として八郷総合支所へ複合化された施設であることから、市事業での利活用は不可であると回答がございました。
　また、この起債は、統合前の既存施設を５年以内に廃止することが求められており、令和９年３月31日までに対応する必要がございます。
　このため、今後の利活用について庁内で検討した結果、当該施設を除却の上、跡地を隣接するやさと中央保育所の駐車場として利用する結論に至りました。
　スケジュールといたしましては、令和７年度に解体実施設計、令和８年度に解体工事、及び跡地を子育て健康部こども未来課へ移管の予定でございます。
　なお、実施設計に係る費用につきましては、令和７年度当初予算として計上する予定でございます。
　説明は以上でございます。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　暫時休憩いたします。10分程度といたします。

－休憩－

岡野委員長）休憩前に引き続き、会議を開きます。
　ここで、スポーツ振興課より発言を求められておりますので、これを許します。

スポーツ振興課長）先ほど、玉造委員の質問で、ハーフマラソンのスタッフの人数についてでございます。
　スタッフの人数、全員で636名となってございます。市の職員は、そのうちの287名となってございます。
　よろしくお願いします。申し訳ございませんでした。

岡野委員長）いいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）続きまして、配食サービス事業についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

福祉部次長兼福祉事務所長兼人権推進担当兼高齢福祉課長）配食サービス事業について、ご説明申し上げます。
　福祉部資料３をご覧ください。現在当市では、独り暮らしの高齢者で、心身の障害等により自ら調理することが困難である方、及び高齢者のみの世帯に属する者で、心身の障害等により自ら調理することが困難である方に対し、１日１回の配食サービスを行い、安否確認等を実施しております。
　しかし、昨今の原材料高に起因する物価高騰により、現在の１食当たりの配送料を含む契約額668円では、現在の弁当の水準を維持することが困難になってきていると、事業者よりご意見をいただいております。
　現在の社会情勢を鑑みますと、この事業を維持していくためには、１食当たりの配送料を含む契約額を800円に、現在、生活保護世帯100円、非課税世帯250円、一般世帯350円の自己負担金を、一律50円増額したいと考えております。
　この内容により、令和７年度から実施してまいりたいと考えておりますが、利用者の皆様に十分な周知をさせていただく関係から、半年程度周知期間を確保した上で、実施してまいりたいと考えております。
　説明は以上でございます。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、特別養護老人ホーム運営事業についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

福祉部次長兼福祉事務所長兼人権推進担当兼高齢福祉課長）特別養護老人ホーム運営事業についてをご説明申し上げます。
　福祉部資料４をご覧ください。現在当市におきましては、特別養護老人ホームの運営につきまして、社会福祉法人欅会が指定管理により運営しております。この特別養護老人ホーム運営事業の中の通所介護事業におきまして、稼働率が90パーセントを超えており、週の利用回数を増やしたい利用者や、新規の利用者の受入れを断るケースも出ており、希望に沿えない事例が生じております。
　このような事態を解消し、さらなる満足度の高い通所介護事業の運営を図り、利用希望を広く受けとめることができる体制を整えるため、指定管理者である社会福祉法人欅会から、現在の定員20名から10名増員し、30名に改定してほしい旨の要望がございました。
　市民のさらなる福祉の向上と施設の収益性確保のため、令和７年第１回定例会に、石岡市特別養護老人ホーム条例の改正を提出したいと考えております。
　現在この事業は、ひまわりの館の一部を石岡市デイサービスセンター事業と一緒に利用しておりますが、通所介護事業の定員が増員となりますと利用建物の床面積が不足するため、石岡市デイサービスセンター事業を、特別養護老人ホームのぞみ内の食堂兼娯楽室の空きスペースへ移設したいと考えております。
　また、事業費につきましては指定管理料を設定しておりますが、定員増加による管理料増加が見込まれるため、補正予算及び令和７年度当初予算により対応してまいりたいと考えております。
　説明は以上でございます。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手をお願いいたします。
　ご質問等はございませんか。

村上委員）ありがとうございます。
　それでは、何点か確認をさせていただきます。
　まず、のぞみさんのデイサービスですが、４月１日から定員増をしたいということですが、申請関係のスケジュールはどのように予定されてますでしょうか。

福祉部次長兼福祉事務所長兼人権推進担当兼高齢福祉課長）こちらにつきましては、県のほうの申請になることでございますけれども、面積、その職員数の人数が達していれば、届出のみで済むということでございますので、第１回定例会で議案議決後、速やかに対応してまいりたいと考えております。

村上委員）分かりました。
　続いて、定員増の理由として、稼働率が90パーセントを超えてるということですが、市内のほかの民間事業所のデイサービス全体のですね、利用状況、分かる範囲でご説明いただきたいと思います。

福祉部次長兼福祉事務所長兼人権推進担当兼高齢福祉課長）ご答弁申し上げます。
　市としてそのデータを把握できるものといたしましては、地域密着型のみでございますので、この密着型の状況で申し上げますと、現在、通所介護事業を実施しておりますのが14。１社、１事業所がただいま休止ということでございますので、この13事業所で、利用定員数に満たしておりませんのは３事業所となっております。
　以上でございます。

村上委員）地域密着ですと利用者さんが石岡市民の方ということで限定されますが、通常、デイサービスですと県申請なので、茨城県の方っていうのが前提だと思います。利用範囲違いますので、ほかのデイサービスの稼働状況もぜひ調査していただきたいと思います。やはり、石岡市全体の介護保険の今後の在り方として、デイサービスの定員を増やしていく方向性に行くのか、国としてはデイサービスの利用を地域移行していくような方針も出ていますので、その辺りの方向性がきちんと合致していくのかっていうのを、しっかり見極めていただきたいというふうに思います。
　それと、従前より申してますが、やはり民間事業所、今は一般の社会福祉法人が運営してますけれども、やはり民間事業所がですね、何か運営をしたいというに当たって、やはりこうやって都度都度議会にお伺いを立てないとこの定員の変更ができないとか、前回もありましたけど、エアコンが壊れても、直すのに議会の定例会を経て予算を取らないと、エアコンも直せない、その間一定の居室が使えない等の、やはり運営上のどうしても不具合がありますので、やはり民間譲渡も含めた今後の、令和10年まで指定管理ということでありますが、今後運営について協議すべきかなと思いますけれど、ご見解いただきたいと思います。

福祉部次長兼福祉事務所長兼人権推進担当兼高齢福祉課長）ご答弁申し上げます。
　市内の地域密着型以外施設の利用状況についても、調べられる範囲というか、データが取れる範囲で確認のほうはさせていただきたいと考えております。
　また、かねてからご提案のあるのぞみの譲渡に関しては、この指定管理期間内に一定の成果が出せるよう、事務局としましては努力を進めて、そういう譲渡に向けた話し合い等を進めてまいりたいと考えております。
　以上でございます。

岡野委員長）ほかにご質問等はございませんか。

小松委員）ちょっと私、不勉強なので、私の意見としては、今ののぞみ、これをやっぱり委員会として、現地に行って、説明を受けることが必要かと。私は、そういうことを希望します。皆さんの意見がそうなればそういうふうにしてもらうし、そうでなければ個別に行くということ。よく分からない点もありますので。私の意見としては、委員会として現地調査っていいますか、そういうことをしたほうがいいんじゃないかという提案をいたします。

岡野委員長）分かりました。
　ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、予防接種事業についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

健康増進課長兼石岡保健センター所長）私からは、予防接種事業についてご説明いたします。
　子育て健康部資料１をご覧ください。１の概要についてでございますが、令和７年度から、予防接種事業に２項目を追加・延長することとなりました。追加・延長するのは、（１）の帯状疱疹ワクチン接種、そして（２）のＨＰＶワクチンキャッチアップ接種となっております。
　続いて、２の２項目の詳細についてでございます。追加となる（１）の帯状疱疹ワクチンにつきましては、現在、市独自で令和５年度から、50歳以上の市内在住の方を対象に、任意接種の助成を実施しております。接種回数、助成額、財源は記載のとおりでございます。
　令和７年度以降でございますが、予防接種法の改正に伴い、令和７年４月１日からＢ類定期接種として実施することとなりました。
　接種の対象者でございますが、①として、令和７年度内に65歳を迎える方。②として、60歳以上64歳の方であって、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能の方。③として、令和７年度から令和11年度までの５年間の経過措置として、その年度内に、65、70、75、80、90、95、100歳となる方。また、100歳以上の方につきましては、令和７年度に限り、全員が対象となっております。
　次に、接種回数につきましては、生ワクチンが１回、不活化ワクチンは２回の接種となっており、助成額につきましては、現在実施しております任意接種と同額の助成を検討しております。
　財源につきましては、接種費用の３割程度が交付税措置される見込みでございます。
　次に、周知方法につきましては、令和７年３月末に、対象となる方に個別通知を送付するほか、市ホームページ等でも周知する予定となってございます。
　続きまして、延長となる（２）のＨＰＶワクチンキャッチアップ接種経過措置につきまして、ご報告させていただきます。令和４年度から令和６年度末にかけ実施してまいりましたキャッチアップ接種ですが、令和６年の夏以降、接種需要の大幅な増加に対するワクチン出荷状況等の影響を踏まえ、接種を完了できなかった特定の方に対し、Ａ類定期接種として、キャッチアップ接種期間に１年間の経過措置を設けることとなりました。
　接種の期間は、令和７年４月１日から令和８年３月31日までの１年間となっております。
　接種の対象者でございますが、①として、キャッチアップ期間中の３年間に１回以上接種している接種未完了の女子。②としまして、令和６年度末で対象者から除外される高校１年生相当の女子となっております。なお、ＨＰＶワクチンは、基本３回で接種完了となります。
　次に、周知方法でございますが、令和６年度末までに、対象の方に順次、個別通知の発送を予定しております。また、市ホームページ等でも周知を行ってまいります。
　接種費用につきましては、自己負担はなく、無料となっております。
　健康増進課からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

〔私語あり〕

健康増進課長兼石岡保健センター所長）すいません。私、先ほど説明の中で、帯状疱疹の対象者、③のところで、その年度内に65、70、75、80、90、95、100歳となる方とご説明させていただきましたが、この中に、85の方が抜けておりました。大変申し訳ございません。
　以上でございます。

岡野委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　次に、その他の件といたしまして、何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長）ないようですので、その他の件を終結いたします。
　以上で、本日の文教厚生委員会を閉会いたします。