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令和6年度 複合文化施設建設特別委員会

 第8回(6月20日)
出席委員 新田茜委員長、池田正文副委員長、鈴木将史委員、富田雅史委員、中根淳一委員、鈴木康仁委員、飯村一夫委員、川井幸一委員、櫻井茂委員、岡野孝雄委員、玉造由美委員、勝村孝行委員、谷田川泰委員、小松豊正委員、山本進委員、村上泰道委員、関口忠男委員、菱沼和幸委員、岡野孝男委員、高野要委員、鈴木行雄委員
市執行部 市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当兼イベント広場利活用担当(浅田禎智)、市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長兼イベント広場利活用担当(瀬尾正幸)、駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長(長谷川淳一)
議会事務局 局長(野口健市)、次長兼政策調査担当(廣瀬義人)、庶務議事課長(木ア憲一)、課長補佐(信田英二)


新田委員長)ただいまから、複合文化施設建設特別委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の委員会にあたり、説明員として出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。複合文化施設整備事業についてを議題といたします。前回の委員会で要求を行いました資料が提出されましたので、ご確認をお願いいたします。それでは、建設候補地における建物配置計画案と財源確保へ向けた協議状況について、執行部に説明を求めます。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)それでは私から、各敷地に対する建物配置計画について、ご説明申し上げます。
 お手元に配布しております資料1をお開き願います。まず、前提条件でございますが、今回ご提示させていただきました図面は、それぞれの敷地に対する建物配置及び建築の可能性について検討することを目的に作成したものでございます。建物につきましては、現在想定しておりますメインホール、サブホール、会議室といった機能を盛り込んだもので、動線などは考慮しておりません。詳細な建物配置や建築計画につきましては、設計業務の中で整理していくこととなりますので、あらかじめご了承いただきますよう、お願いいたします。
 まず、資料1いしおかイベント広場配置計画案でございます。いしおかイベント広場につきましては、現在、用途地域が第一種住居地域となっております。用途地域の見直しを行うことにより、ホールの建築が可能となってまいります。いしおかイベント広場は、敷地面積が約2万7,000平方メートルございますことから、どのような形状でも建築が可能であるものと考えております。今回は平家一部2階建てを想定し図面を作成しております。また、敷地内に一定規模の駐車場を確保するような計画となっております。
 続きまして、資料2鹿島鉄道跡地配置計画案でございます。鹿島鉄道跡地につきましては、現在、用途地域が商業地域となっており、ホールの建築が可能な状況となっております。鹿島鉄道跡地につきましては、図面にお示ししますとおり、石岡駅東西自由通路と直結させることも可能となってまいります。また、以前ご報告させていただきました、敷地内に敷設されています排水路につきましては、施設整備と併せ改修するとともに、敷地内で発生する雨水の放流先としても検討していくことになるものと考えております。
 最後に、資料3市営駅東駐車場配置計画案でございます。市営駅東駐車場につきましては、現在、用途地域が第一種住居地域となっておりますことから、いしおかイベント広場同様、用途地域の見直しを行うことにより、ホールの建築が可能となってまいります。市営駅東駐車場につきましては、石岡一高側の道路との高低差が約6メートルございます。また、市営駐輪場を除却することにより、東口ロータリー側からの直接的な出入りも可能とすることができると考えております。各敷地における配置計画に関する説明は以上でございます。
 続きまして、財源確保へ向けた協議状況について、ご報告させていただきます。現在、財源の1つとして想定しております都市構造再編集中支援事業交付金につきましては、国土交通省が所管しております交付金となっております。県における窓口は土木部都市計画課となっておりますことから、4月25日に事前協議を行わせていただいたところでございます。協議内容をご報告させていただく前に、都市構造再編集中支援事業について、その概要をご説明させていただきます。
 資料4都市構造再編集中支援事業についてをお開き願います。まず、事業の目的でございますが、立地適正化計画に基づき、都市機能や居住環境の向上に資する公共公益施設の誘導・整備、防災強化の取組等に対し集中的な支援を行い、持続可能で強靱な都市構造へ再編を図ることを目的に行われる事業となっております。この都市構造再編集中支援事業を実施するためには、区域、目標を達成するために必要な交付対象事業などを記載した都市再生整備計画を作成し、国土交通大臣に提出する必要がございます。
 対象区域でございますが、立地適正化計画で定めた都市機能誘導区域内及び居住誘導区域内となってまいります。
 国費率は、都市機能誘導区域内で実施するものについては50パーセント、居住誘導区域内で実施するものについては45パーセントとなっております。今回、複合文化施設整備にあたりましては、都市機能誘導区域内で実施することから50パーセントとなってまいります。
 主な対象事業でございますが、基幹事業と提案事業の2種類がございます。基幹事業につきましては、生活基盤整備や各種施設整備など。提案事業につきましては、事業活用調査やまちづくり活動推進事業、地域創造支援事業といったものが該当してまいります。今回の施設整備につきましては、基幹事業として位置付けていくものと考えております。
 2ページをお開き願います。石岡市立地適正化計画でございますが、都市機能や居住等を計画的に誘導するとともに公共交通の充実により、コンパクト・プラス・ネットワーク型のまちづくりを目標に掲げ、平成31年3月に策定されたもので、令和6年3月に改定が行われたところでございます。右の図にありますとおり、複合文化施設のいずれの候補地も赤い太線で囲まれております都市機能誘導区域内に位置しております。よって、いずれの土地に建築する場合でも交付対象となってくるものと考えております。
 今回予定をしておりますホールを中心とした施設は、基幹事業の中の事業のうち、高次都市施設の中の地域交流センターとして整備をしていくもので、都市機能誘導区域の外から区域内へ移転するといった要件を満たすことにより、対象となってまいります。この部分につきましては、都市機能誘導区域外にあった旧市民会館を区域内へ移転し整備するといった考え方になってまいります。また、会議室や図書コーナー、市民ギャラリー、音楽スタジオなども交付対象機能となる見込みでございます。
 交付限度額の算定対象となる事業費の上限でございますが、21億円または30億円となっております。この部分につきましては、一般的には上限21億円となっておりますが、省エネ要件を満たす場合には上限30億円に引き上げられることとなっております。この省エネ要件につきましては、令和7年度以降に提出される都市再生整備計画に基づく事業につきましては要件として満たす必要がありますことから、複合文化施設整備事業における事業費上限額は30億円となってまいります。先ほどご説明させていただきましたとおり国費率が50パーセントでございますので、最大15億円が交付される見込みでございます。
 交付期間でございますが、都市再生整備計画に基づきまして、おおむね5年間となっております。この後、協議内容でも触れさせていただきますが、令和7年度に計画申請に係る手続きを行い、計画期間を令和8年度から令和12年度までの5年間としていきたいと考えております。
 続きまして、資料5をお開き願います。4月25日に都市構造再編集中支援事業交付金を受けるための根拠となります都市再生整備計画の策定にあたりまして、県都市計画課と協議をさせていただきました。対象となる機能や対象区域といった基本的な部分の確認とともに、計画策定に際しての留意点について助言等をいただいたところでございます。その際の主な内容については資料のとおりでございます。
 まず、計画期間につきましては、当初、令和6年度に申請手続きを行い、令和7年度から令和11年度の5か年で想定をしていたところでございます。この点につきまして、基本設計業務は交付対象に該当しないことや、令和7年度において国から市へ交付される交付金がないこと。さらには、入札不調や資材調達の遅れ等により、事業期間に遅れが生じる自治体も相当数あることから、余裕ある計画期間の設定が望ましいといった助言をいただいたところでございます。また、現在計画を進める中で一部民間テナントスペースといった交付対象とならない機能も想定されていますことから、交付額算定の際の考え方や、計画申請の際に提出する図面の精度といった点について、確認をさせていただいたところでございます。
 今回の協議を受けまして、部内等で協議検討した結果、計画期間につきましては、交付対象外である基本設計期間を含めることは実用的ではなく、仮に工事等のスケジュールに遅れが生じた場合でも財源的対応が可能となるといったことから総合的に判断いたしまして、令和8年度から令和12年度までの5か年として進めていくほうが望ましいという結論に達したところでございます。つきましては、都市再生整備計画の申請を令和7年度に行っていきたいと考えております。
 今回ご説明させていただきました都市構造再編集中支援事業交付金につきましては、複合文化施設整備事業を進めていく上で、有利な財源の一つであります。今後も引き続き情報収集に努めるとともに、適宜関係機関と協議を行ってまいりたいと考えております。説明及び報告は以上となります。よろしくお願いいたします。

新田委員長)以上で説明は終わりました。ただいま説明のありました建設候補地における建物配置計画案と財源確保へ向けた協議状況について、ご質問等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。

山本委員)前回ですね、イベント広場と駅東地区との建物配置図の比較検討ができないので、前回はかしてつ跡地と市営駐車場への新施設の建物配置案だけが示されて、イベント広場については比較検討するために必要な資料も全くなかったので、その資料請求をさせていただきました。
 その請求させていただいた立場から一言発言させていただきたいと思いますが、今回ですね、お示しいただいたイベント広場への新施設の建物配置図、すばらしいじゃないですか。これ、みんなすごい感動して受け止めていると思いますよ。これはですね、審議会の場でもこういった比較ができるような資料の請求を私はしたつもりですが、全く示されることもなく、一方的にかしてつ跡地、駅東地区にですね、建物を建設するということで審議会のほうの答申がなされたわけですが、せめてですね、私はイベント広場とかしてつ跡地、候補地として両論併記で答申をお願いできないかということを会長にお願いしたんですが受け入れてもらえなかったので、審議会での役割を私は果たせないということで、辞任させていただいたわけですけれど。
 この建物配置計画ですね。なぜ今頃になって出てきたのか。審議会の開始されたときから公平に2つの候補地をですね、比較できるような資料として提示できなかったのか。はっきり言って私、憤りを感じています。駅東地区については建物配置の選択肢はですね、用地が狭隘なことからも選択肢が制限されていると。一方、イベント広場は自由な配置ができると。その部分をですね、審議会の委員の皆さんにも協議してほしかったなという思いです。 
前回、お願いはしましたけれど、この比較検討案に基づいて、審議会の答申には関わらず、私たちは重要な意見交換で、今後ですね、新施設の建設用地、改めて協議していくことができるんですか。お尋ねします。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当兼イベント広場利活用担当)ご答弁申し上げます。本定例会の中で代表質問等で市長のほうも答弁させていただいておりますとおり、現在は駅東。駅を中心に旧市民会館に代わる市民ホールを整備していくということで、事務局としては進めているところでございます。以上でございます。

山本委員)ですから、その決定に至る前に、なぜこのイベント広場での建物、新施設の建物配置案が示されなかったのか。これ、意図的に結論をですね、駅東地区に誘導するためにこういったことが行われたんではないかなということで、非常に不信感を持ちますけれど。再度、答弁いただきたいと思います。…重ねて申し上げますが、この時点でですね、なぜイベント広場の建物配置計画案が出てきたんですか。前回委員会で私が請求したからですか。形だけ示せばいいということなんでしょうか。ちょっと納得できないです。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当兼イベント広場利活用担当)ご答弁申し上げます。こちらのイベント広場の配置案ですけれども、中間答申前にコンサルのほうで作成をしてもらったという状況になっております。山本委員言われるように、意図的にこれを見せなかったというわけではなくて、中間答申前にはこういった資料がまだ全部整備されていなかったという状況でございます。以上でございます。

山本委員)それはですね、事務局の責任も大きいんじゃないですか。中間答申を受ける前に、結論が公にされる前に、やはりこの資料は用意しておくべきで、慎重に2つの候補地の比較検討協議を経てから結論を出すべきだったと思いますけれど。これ、今から遡って遡及してでもやり直してもらいたい思いですよ、私。以上です。もう答弁結構です。

小松委員)山本委員が前回ですね、要求されて。このいしおかイベント広場の資料1が提起されまして、私も詳細に見させてもらいましたけれども、市民の立場から見れば、広さも、駐車場も取れる。非常にやっぱり市民の願いにぴったりだというふうに、私はこれを見てですね、非常に痛感いたしました。
 そこで質問したいのはですね、やはりいわゆるこれが中間答申前にはなくてということだったんだけれども。やっぱり審議会のね、審議会とは何なのかというところが、やっぱりこう関係していると思うんですよ。審議会っていうのは、私も一般質問で述べていましたように、反対も賛成もあって第三者機関として結論を得るっていうんじゃなくて、そもそも審議会条例に書いてありますように、市長の諮問に応じて審議するんだと。市長の考え方に基づいてやるんだと。市長は一貫してイベント広場ではなくてですね、鹿島鉄道跡地だと。あるいは東地区、東にある駐車場どちらかということですから。だから、これがやっぱり、非常に大事な観点がですね、すっぽり落ちて、それで審議会で審議されると。全くですね、ひどいもんですよ、これは。そういうことも示されないで、審議会で審議をやって中間答申と。駅東のどちらかだと。この点については、反省はないんですか。まずいんじゃないですか、こういうことは。そういうのも審議会に出すべきじゃないか。出さないんだったら審議会でわかりませんよ。我々が初めて見たんだから。審議会の人は見てないわけでしょ。この我々が見ている配置計画は見てないわけでしょ。ひどいもんですよ。審議会の立場に立ってみても怒りが出るような話じゃないですか、これは。答弁を求めます。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)お答えいたします。先ほど理事のほうからもございましたように、図面という形では審議会にお示しをしておりませんが、建設候補地のメリット、デメリットという形で、各候補地のメリット、デメリットの整理をしたものを、文言ではございますがお示しをさせていただいております。また、周辺のアクセス状況でしたり、あるいは建築やまちづくり、人づくり、この3つの視点から考えたときにどの候補地がふさわしいのか。そういった形で、審議会のほうにはご報告をさせていただいているところでございます。以上でございます。

小松委員)具体的に言いますよ。イベント広場のこれを見ますとですね、駐車場はどうなってるかと。広く取れると。来客用が400台、関係者90台となっています。それからですね、鹿島鉄道跡地はどうなってるのかと。駐車場110台でしょ。それから、この駅東駐車場は40台でしょ。この駅東、鹿島鉄道跡地の駐車場。それから駅東の駐車場。こんなんでどうなるんですか、これ。110台と40台。しかもですね、ここに問題がありまして、通勤者がこれを使えるのかどうか。いわゆる駅の2つ、鹿島鉄道跡地に造るという駐車場110台。それから駅東駐車場40台。これを通勤者も使えるのかどうかということも不明でしょ。こんなんでね、全く市民がここに行くことさえもできないんじゃないですか。どうでしょうか。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)駐車場につきましては、ホールのイベント開催時には当然満車となる一方、イベントが開催されないときには空地となってしまうこと。あるいは広大な駐車場整備にもですね、建物同様に整備費やその後の維持管理費等がかかることも課題でございますので、そういった部分も含めて審議会のほうにご説明をさせていただいてきたところでございます。

小松委員)これはですね、駐車場の問題。私はそういうふうに、これは成り立たないと。それから、イベント広場の場合はですね、来客用が400台。関係者90台です。これだけの用地が取れるっていうふうに書いてあるでしょ、ここにね。広大ですよ。ですからね、これだったらね、ゆっくりですね、安心して行って、止まればすぐ前がですね、やっぱり会場となるわけでしょ。そういうふうに書いてありますよね。だからね、全くもうね、これを見せれば、イベント広場になるのは当然だと思うんですよ。見せれば。みんなに。100人に見せれば100人ともイベント広場がいいんじゃないかと。なぜこれを東に持ってくるのかということですね。それから有料か無料かってのはどう考えているんですか。有料にするのか無料にするのか。市営の土地ですよ。そしてそこにこういう公的なものをやるわけでしょ。当然、市民の認識としては無料が当然と思いますよ。この点はどうなのか。この際、質問しておきたいと思います。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)お答えいたします。駐車場の料金体系につきましては、前回の特別委員会にもご説明させていただきましたように、今後、駐車場整備と計画と合わせて検討させていただきたいと思っております。

小松委員)ですからですね、市民の一般常識から言えば、例えばイベント広場の場合は27年くらい前ですかね。13億8,000万円で買った土地ですよ。石岡市の土地なの。それからこの鹿島鉄道跡地も、私が議員になったばかりのときの市長が買ったわけですよ。これだけのやっぱり買ってあった土地なんで、無料が当たり前だと私は思いますけれどね。無料にして、大いにですね、市民に使っていただくと。自由に置いてくださいというのが、やっぱり市民が望む当たり前のことだと思うんですけれども。何回これ質問してもそうは言わないんですよ。検討するっていうことは、利用料ということも含めているっていうことの裏返しですよ。そうじゃないですか。そういうことでしょ。有料もあり得るということでしょ。言わんとすることは。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)駐車場につきましては、先ほどの答弁と重複しますが、有料、無料、そこも含めて今後検討させていただきたいと思っております。

小松委員)ですから、私が再三言っておりますけれども、一般質問でもですね。やはりこの問題はですね、審議会でこうだからこうだっていうふうにはならないと。審議会の議論がそこに重大な制限があって、審議会の皆さんはこういうことを示されないでやってるわけだから、示されたらどうなるのか。言葉で示したってね、わからないでしょう。言葉で言われても。こういう図があるならばそれを示さなければ。そういう前提で審議会の中間答申、今の中間答申どころか、今の皆さんの頭はそうなっていますよ。それは審議会の責任じゃないんですよ。事務局の責任なんですよ。示していないわけですから。わからない。我々も初めてわかったわけです。そういう点で重大な矛盾があるということですよ。だから議会としては、こういう本当に市民に責任を持って説明できる案でないとね、我々はね、市民に説明できないです。ですから、そういう点で、執行部もですね、そういう立場で考え直してもらいたいと。これ厳しく要求しますけれども、いかがですか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当兼イベント広場利活用担当)先ほどもご答弁させていただきましたが、審議会につきましては、市長のほうから諮問を受けて、審議会のほうで議論をして答申を出すというものでございます。その中で事務局として説明をさせていただいておりますので、今後もそういった必要なものは全て審議会のほうにお見せをして、今後も審議を続けていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

小松委員)ですからね、審議会のときに山本議員もですね、そういうことを言っているわけですよ。だけども会長がですね、筑波大の会長さんがですね、これを制したわけですから。そういうこと言うなと。厳しい声で言って。つまり、市長の意向と反することは駄目なんだという意味で制して。それで山本さんが非常にそこで抗議をしたわけですけどね。そういう経過があるから、この審議会の議論というのは、そういう重大な問題がある中での審議の今の到達点があるというふうに認識すべきですよ。そして議論をしないと。本当にこれは審議会の人だって困るでしょう。そういう認識させられていて、審議会の皆さんも市民から聞かれた場合は、どうにもならないことになるんじゃないですか。だから全くこれはね、もうやり直しですね。そういうふうな覚悟でやらないと。これは決着、合理的な説明がつかないんじゃないですか。いかがでしょうか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当兼イベント広場利活用担当)ご答弁申し上げます。今、小松委員のほうからありました会長の制止云々というのは、審議会の議事録を読んでいただければわかると思うんですが、決して会長のほうが議論をさせるのをやめたというわけではないと、私どもは思っております。ですから、審議会のほうでは皆さん自由に意見を言ってもらいまして、議論を現在も進めているというような状況でございます。以上でございます。

小松委員)そういうのはね、ちょっと言っておきますけれどね、私この問題についても質問しましたよ。この問題でね。議事録載ってないんじゃないかと。山本議員がですね。質問して。そして会長が血相変えてそういうことを言って。それで山本さんがちょっとじゃあとかいう場面をですね。議事録に載ってないんですよ。載ってないのはおかしいんじゃないかと言ったらば、それは経過があって、山本さんが取り下げたからその部分は割愛したんだと。これはですね、審議会のね、リアルな状況がね、一般の人はわからないですよ。そういう問題もあるんですよ。また非常にリアルになってないという、そういう経過があるということです。これは、理事だってそのように、課長さんか、お答えになったじゃないですか、課長さんでしたね。答えたのは。そういう議事録の問題が、いわゆる我々が考える議事録っていうのは、全部書いてあるわけでしょ。だから、見るとそのときの様子がリアルにわかるんだけど。その部分だけ欠落している。何事もなかったようにこうなってる。山本さんのいろんなやつが書いてないわけですよ。それが議事録として発表されて。これは全く事情がわかんないということだということは、前にも申し上げて。それはそれとして決着したはずだと思っております。そのことをいいですか。答えられないならば、別のことを。関係しますから。

〔「答弁を求めていないよ」と呼ぶ者あり〕

小松委員)答弁、答弁してください。そうだったでしょ。議事録の扱いはそうだったでしょ。非常にリアルではないと。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長兼イベント広場利活用担当)お答えいたします。議事録につきましては、取り下げの要請があり、正式に取り下げがあったものであるので、議事録としてはその部分は省いているところでございます。以上でございます。

小松委員)我々の議事録の認識ってそうじゃないですよ、国会だって。そういうふうに言ったけれども、取り下げたとか何とか全部書いてありますよ。そういう経過がね、議事録っていうのは、そういうふうに書いてあって、作成者側の主観とか入る余地がないってなっているのが議事録です。そのことを申し上げておきたいと思います。以上です。
 もう1つの問題ね。それからね、これずっと地図見るとね、例えば第3案といいますか、ここに書いてありますように、駅東駐車場。こちら地図を見るとわかるんですけれども、私は前にも指摘しましたけれども、この脇の道路ですね、今でさえ鉄道の踏切があって、そこに石岡一高から来るところものすごく狭いんですよ。非常に危ない。そこにまたこれを造るとなればですね、交通渋滞は非常にひどくなるということがよくわかる地図になってますよ。それもやっぱり指摘して。そのことについては、答弁があれば求めたいと思います。資料3ですね。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)お答えいたします。説明の中でも冒頭申し上げさせていただきましたように、今回はまずどの土地に建物を建てるかというところの検討の参考資料としてお示しをさせていただいております。その敷地に対してどういうふうな建物の規模感が、配置できるのかどうか、そこの検討をするための資料でございます。
 当然、小松委員ご指摘のとおり、市営駅東駐車場に建てるとなった場合には、当然前面道路を変え、改良等も必要になってまいりますので、その場合には当然、関係機関と協議をしながら進めていくということになっております。まずは、今回このお示しさせていただいた図面につきましては、このとおり建てるということではなく、その敷地に対して、どれぐらいの規模の、どれぐらいの容量の建物が建築が可能なのかどうか。それを検討するための資料としてご提出をさせていただいているものでございます。よろしくお願いいたします。

小松委員)検討の材料として作ったということで言われましたけれども。だからこういう図面を見ただけでもですね、もう大変なことになるということがわかるということを指摘しておきたいわけです。だから、そういうことを、こういう図面だけでも、最初から矛盾があることを、市長はですね、いわゆる鹿島鉄道跡地かあるいは市営駅東駐車場というふうに提案、どちらかだと言っているわけですから。そのどちらかだと言っている中に、そういう矛盾が包含していると。それは明らかじゃないかということを私は言っております。…一旦これで。皆さんの議論を聞いて、また発言いたします。以上です。

櫻井委員)お尋ねしたいと思います。このイベント広場の図面については、大まかなものということで、あまり確定めいたことが入っていないっていう説明だったので、細かいことを聞いて申し訳ないんですけれど。イベント広場ですとホールの席数が700席となっていますね。かしてつあるいは駅東駐車場の用地の候補地の場合は600から800席という表記があるんですけれども。この違いは何なのか。もしおわかりになれば、答弁いただきたいと思います。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)お答えいたします。イベント広場の図面につきましては、現在検討を進めています600から800席の中間値を表示しているというところになっております。ですので、資料2資料3というところと表記の仕方が異なっておりますが、中間値を採用しているというところでございます。

櫻井委員)次にですね、先ほどの答弁の中で、このイベント広場の図面については中間報告の前に作成されたという発言、答弁があったと思いますのでお尋ねしますけれども。かしてつ跡地と駅東駐車場のこの図面も中間答申前に作成したんですか。それとも中間答申後にこちらも作成したのか、お尋ねしたいと思います。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)こちらの図面につきましては、いずれも中間答申前となっております。といいますか、今回、基本計画策定業務を委託した時期が12月末に契約を締結をしまして、そこから委託業者と打ち合わせをした結果、この図面が上がってきていたというところでございます。ただ、審議会の議論としては、中間答申前ではございますが、場所については駅東のほうでということで話がまとまっておりましたので、改めて審議会のほうへ詳細な図面等はお示しはしていなかったというところでございます。

櫻井委員)今ここは特別委員会なので、審議会でどのような議論をしているのか、詳細に私自身は承知しておりません。ですので、審議会のことはお尋ねしません。
 ただいま、図面については、中間答申前にいずれの図面も作成したと答弁がありましたのでお尋ねしますけれども、図面の精度が全然違うんですよね。というのは、駅の脇、かしてつ跡地あるいは駅東駐車場についてはそれぞれ3階建てという図面で、立体的な横から見た断面図と言ったらいいんですかね。その部分も表記されています。ですから、ホールの高さであるとか、2階建て3階建てにこういうのが入りますよっていう、建屋が複数階ですから当然それ必要なんでしょうけれど。
 一方、イベント広場のほうはそれがないんですよね。1階建てなので表記しなかったのかもしれないですけれど。実際の縦の部分ですね。ホール、例えば2階建て想像でホールを造って、その脇に並ぶいろいろな部屋の高さが1階の部分でしか構成してないのか2階建ての部分までの構成なのか、全くわからないんです。そういう意味では精度が全然違うんですけれど、ただいまご答弁いただいた中間答申前にいずれも同じ時期に作成していて提供を受けた資料だというのは、ちょっとにわかに信じがたいんですけれど。その辺いかがなんでしょうか。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)お答えいたします。こちらの図面につきましては、いずれも同時期に作成をしているものでございます。また、イベント広場につきましては、今、平家というところで断面図が作成されておりませんが、一部ホールの高さの部分につきましては、およそ25から30メートルの高さになるということは業者のほうへも確認をしております。

櫻井委員)この図面は、要は誰が見るのかっていうことだと思うんですよね。職員が業者さんと話をして、職員だけの情報として必要なのであれば、今答弁があったように附属的な情報ですね。質問してこれ高さどのぐらいなんですかって言えば、他の施設と同じですよ。25メートル前後ですかねって、それでいいと思うんですけれど。これは、例えば我々特別委員会に示すデータであったり、審議会に示すデータであったりするんでしょうから、なるべく質問がないように、同じレベルの精度で出すべきなんじゃないかと思うんですよ。
 ですから、逆に言うとこれ、山本委員が前回提出要望したので後から作ったんじゃないかっていうふうに、私なんかちょっと想像しちゃうんですよね。あまりにもその差が、レベルの差が大きいので。なおかつですね、面積がですね、狭い敷地のほうが大きいんですよね。なぜか不思議なことに。1階から3階までのトータル床面積が、かしてつ跡地のほうが5,800。駅東のほうが5,900。イベント広場、平家で十分に広さが取れるんですけれど、1階の床面積が5,400ということで面積が違っていまして。サブホールに至っては、イベント広場は175席と端数まで出ているんですよね。駅東駐車場とかしてつのほうは200席ということで、大まかな丸めた数字ということで、ちょっと事務局の説明をなんかうのみにできないのかなという感じが、どうしてもこの図面と数字からすると思ってしまいます。
 なおかつですね、5月15日の特別委員会の際には、かしてつ跡地と駅東駐車場の敷地比較表というのを出して丸、バツ、三角でどちらがどういうふうにいいとか悪いとかって出しているんですけれど、この敷地の比較表というのは今回出されてないんですけけど、イベント広場に関しては。こちらは持ってるんだけど出してないのか。それとも5月15日の特別委員会の際には、特別委員会に出すために敷地比較表を出したのであって、そもそもそれは作ってませんよってことなのか、お尋ねしたいと思います。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)お答えいたします。前回特別委員会でお示しをさせていただきました比較表につきましては、中間答申後に、審議会におきまして鹿島鉄道跡地、駅東駐車場どちらがふさわしいのか。その検討をするために作成をした資料となっておりますので、いしおかイベント広場の部分については入っておりません。以上でございます。

櫻井委員)そうすると、中間答申の方向性は当然事務局はわかっているわけで、イベント広場が最初から除かれてるっていう状況も含めて、駅周辺のものを中心に資料も作成しているし、説明もそうしてきたという流れなのかなというふうに受けとめました。私のほうは以上です。

玉造委員)イベント広場のほうは駐車場とかが大変広く取れておりますけれども、資料2資料3におきましては、駐車場の台数は少なくて、以前は駅東の場合は自由通路の反対側のほうを駐車場にするっていうようなお話もあったかと思うんですけれども。この計画図には駐車場の台数は小さく書いてあるんですが、これはどういうことなんだか。この計画案がまだ未完成なのか。駐車場のほうも別に取ってあるのを書いていないのか。お伺いいたします。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)お答えいたします。いしおかイベント広場につきましては、敷地が広いですので、その敷地内で十分駐車場が取れることが事務局のほうでも承知しているところでございます。
 一方、鹿島鉄道跡地それから市営駅東駐車場につきましては敷地が狭いですので、建物を建てた残りの部分につきまして、できる限り駐車場を確保していきたいというところ。それ以外の部分につきましては、いずれ建物を建てないことになった土地のほうについてですね、駐車場を整備していくという部分も含めまして検討を進めていきたいと思っております。以上でございます。

玉造委員)そうしますと、この図のほかに駐車場の図があるっていうことですよね。この計画案に示された他に駐車場を造るっていうことで、今まであまり鹿島鉄道跡地っていうのは、今回このような図で示されていますけれども、この資料2のほうの駐車場は、また別なところにもできるという理解でよろしいのでしょうか、お伺いいたします。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)お答えいたします。こちらにつきましては、先ほどもご説明させていただきましたように、この各敷地に対してどれぐらいの建物が配置できるか、敷地内に収まっていくかという検討の資料となっております。ですので、このとおり実際整備していくということではございませんので、駐車場の台数につきましても当然変わってくることをご承知おきいただきたいと思っております。
 先ほども申し上げましたが、鹿島鉄道跡地、市営駅東駐車場、こちらの2つの候補地につきましては、どちらかへ本体施設を整備した場合、残った一方の土地に駐車場を整備していく。そういった部分も含めまして全体的に検討していきたいと思っているところでございます。以上でございます。

玉造委員)そのような今の説明でございましたが、そうしますと、台数のほうは何台と私ども理解したらよろしいのか、お伺いをいたします。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)お答えいたします。現時点でお示しさせていただいております台数につきましては、現時点での想定ということでご理解、ご了解いただければと思っております。以上でございます。

玉造委員)はい。わかりました。

小松委員)今の駐車場のことなんですけれども。何か今の室長の答弁だと、例えば鹿島鉄道跡地に造る駐車場がこのように非常に少ないわけですよね。これが110台とか。なんか今、答弁の中で、駅東のほうの駐車場があるから、そちらにも何か造れるような余地があるような受けとめ方ができるような答弁だと聞いたんだけど。そうじゃないわけでしょ。どちらかに。いわゆる今の市民ホールと附属施設と駐車場を造るということであって。片方に、鹿島鉄道跡地にそれを造れば、別の駅東の駐車場に、駐車場にするとか。そういうことは全くないですよね。そういう説明ではなかったと思います。どちらかに合わせて造るということだから。だから駅東、鹿島鉄道跡地に造れば、そんときにそれだけの台数であって。現在ある駅東駐車場っていうのは、今それで使っているわけだから。駅の駐車場として使ってるわけだから。そこまで使うというふうには考えてないという理解で来た、答弁してきたと思うんですけれども、そのことを確認したいと思います。

駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当兼複合文化施設整備推進室長)お答えいたします。先ほど玉造委員の質問にもお答えしましたように、鹿島鉄道跡地のほうへ本体施設を整備した場合、図面にお示ししてありますとおり、当然敷地内に駐車場も確保できるところでございます。ただ、これだけでは当然足りませんので、そこを担う部分で、例えば市営駐車場のほうのリニューアル等も含めまして、そちらの駐車場再整備といった部分も含めて、全体的な検討を進めさせていただきたいと思っております。
 一方、市営駅東駐車場のほうへ本体施設を整備した場合も同様でして、鹿島鉄道跡地に駐車場を整備することも含めまして、検討していきたいと思っております。以上でございます。

小松委員)随分ちょっと答弁が変わってきたように思うんですけどね。いわゆる、つまり市民ホール、附属施設を造ると。それで駐車場が当然必要になるわけですけれども。それを一体として鹿島鉄道跡地なのか、駅東駐車場なのかというふうに、そういうふうに言ってきたように、私は理解していたんだけれども。今の答弁では、そういうんじゃなくて、駐車場は別なところにも造るという余地があるみたいな発言だよね。
 そうすると、例えば、現在の鹿島鉄道跡地に造って、若干そこにもあれば、駅東地区の駐車場のほうにも、そこにもいくということになれば、そこまで含めてこの施設の計画ってことなんじゃないでしょうかね。ちょっとなんか全然そうなってくると、2つ分。どちらかじゃなくて、どちらについても、オアじゃなくて、少しずつ増やすしかないんだという答弁ですよね。そういうふうに私は受け取ってなかった。そうなると何か全然、これまでの答弁等は、何て言いますか、拡大解釈というか、そんなふうに私は思ったんだけれども。そもそもそういうものだったんですか。ちょっとずいぶん認識を変えなきゃなんないような感じになってくるんですけど。そうですね。別に言えば曖昧。曖昧なことになってきてるということですね。いかがでしょうか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当兼イベント広場利活用担当)ごご答弁申し上げます。今回は駅の東側にということで、あくまでも鹿島鉄道跡地、駅東駐車場、どちらかに本体を造るということで、これまでもご説明させていただいてきたと思っております。以上でございます。

小松委員)今の答弁だと、本体ですね。つまりホール、市民ホール、そしてそういう附属施設を造るということなんで、駐車場っていうのはまた別問題として、そもそもずっと考えてやってることですか。そしたらば、オアじゃなくてそちらまで付け加えて。駐車場がなければこの施設は使えないわけですから。そういう理解をするのが当然じゃないでしょうかね。というふうに私は思って、非常にその答弁が曖昧になってきているというふうに思います。曖昧になってきているということで、言っておきたいと思います。

高野委員)私はですね、どちらにできても、市民の方がね、利便性がよく利用していただければいいとは思っております。しかしながら、議会で質問いたしまして、市長に明言を求めたところ、明言はしていただきましたが、その後同僚の質問において、また明言が崩れるような形の中で、答弁は終わっております。そういった中でね、私はあくまでも私がお伺いしたときに、その明言を貫くんであれば、それは駅東でもしかりかなというような考えは持っていたわけですけれども。時間にして何分も経たないうちに、同僚の質問でまた違った見解になっていく。そういったことになると、今ね、職員の方からあくまでも参考みたいな答弁をいただいておりますけれども、きちっとした見解を示されないんであれば、やはりイベント広場にしてもね、やはり我々に説明をしてくれてもいいんじゃないか。あくまでも駅東というようなことで進んでおりますけれども、これは執行部と市長の考えであって、我々はまだ結論に至っていない。ですから委員会も継続してるわけでありますので、その辺のところをね、執行部もね、きちっとするべきじゃないかなと思うんですね。
 時間がもったいない。設計料がもったいない。お金が無駄ですよ。だから、無駄だからやらない。ただ、だけど市長と執行部、これ、きちっとしたね、意識のもとにやってるんだったらいいんですけれど。答弁のたびに違ってくるわけですから。ですから、これイベント広場と駅東ね、駅東だけがどんどん進んでいっちゃう。我々にしても、駅東でできるのかなというようなね、皆さんなってきますよ。しかしながら、今歩んでることは違うんですから。1回原点に返ってね。私は、きちっとした説明をいただければね。だからイベント広場も商業施設じゃない。私たちの頭はね。執行部がやっていることは、私は構わない。ただ、今は協議してる段階ですから。その辺のところを、執行部も市長も認識すべきじゃないかと思うんですね。理事に見解を求めます。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当兼イベント広場利活用担当)ご答弁申し上げます。先ほども答弁させていただきましたが、今定例会におきまして、市長のほうで旧市民会館に代わる市民ホールは駅周辺で整備をしたいということで明言をしておりますので、こちら事務局といたしましても、駅のほうで進められるように、情報提供を、議会とも協議をしてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。

高野委員)いや、それ執行部のほうでね、そう受け止めているかもしれないですけれど、我々、私もね、議員の1人ですけれども、そう受け止められないんですよね。市長の真意がつかみ取れない。そういうことになった場合ですよ。なっている。やはり、この今日の資料ありますけれど、同等の資料をね、やはりイベント広場でも作り、それで皆さんで対比して考えていく。これだけの大きな。100億ですよ。物を造るわけですから。そのぐらいの、私はね、気概があっていいんじゃないかと思う。
 市長が言ったからもうそれで。いや、もう一転しているわけですから、1回言っても。どこを信用していいかわかんないわけです。だけど市長が言ったから私たちはこれでいきますって言ってもね、なかなかね、一貫性がないもんですから。その辺のところを再度、理事に答弁を求めます。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当兼イベント広場利活用担当)ご答弁申し上げます。先ほどもご答弁いたしましたが、市長が駅周辺で進めるということでございますので、事務局としてもそれに沿った協議をしていきたいと考えてございます。
 ただ、その資料につきましては、今回指摘された部分もございますので、そういったものは同じものが提供できるように、今後はしてまいりたいと考えてございます。以上でございます。

高野委員)そうするとね、今くどくなりますけれど、質問の中でね、イベント広場の駐車場、駐車スペースが何台だとかそういう細かいこと言っておりますけれども。そういったことは無なんですよ。もう絶対造らないんだから。駅東でやると言っているんだから。そうしたね、答弁をしていること自体もね。私は執行部に問題があるんじゃないかと思うんです。
 答弁は要りませんけど、よく市長とね、お話。もっともっとヒアリングやったらどうですか。まだまだね、駅東、イベント広場、決定されている事項ではないということをご理解いただきたい。以上です。

小松委員)場所の問題がね、今日の一つのテーマなのであえて言うんですけれども、こういう見取り図とか周辺道路だとか面積だとかっていうのも大事なことなんだけれど、やはりよくよく考えてもらいたいのは、あそこは私は一般質問で言いましたように、軟弱地盤で、そしてそういう事故が起きて、石岡の駐車場は使えなかったという事情があるので、安全安心なところにやっぱり造るというのが非常に大事なことなので、こういう面積とか何かというのと同時に場所が本当にどこが適当なのかと。いわゆるそういうこともなかったし。そしてやっぱり誰が見てもですね、ああいう駅東のそういう液状化が起きたとかそういうところでない。そういうところに造ってもらいたいというのが市民の願いですよ。
 そういうことも考えてみた場合に、駅東というのは適当適切ではないということを私は言いたいし、今来られている方々もね、市長がこっちだと、そういう意向かもしれないけど、執行部としては、いやそういう市長の考え方もあるかもしれないけど、安全安心といった場合は、問題なんじゃないかということは言ってもらってね。そして、市長が言ったからこうだではなくて、あなた方自身も本当に責任持った提案を、議会に、市民にしてくださいよ。そこのところもよく考えてもらわないと。やっぱり間違った選択であることがありますので、私はそこを繰り返し言っております。そのことについて、答弁してください。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当兼イベント広場利活用担当)ご答弁申し上げます。さきの小松委員の一般質問の中でもお答えしたと思うんですが、軟弱地盤、これは前回も一般質問のほうでもお答えしましたけれど、支持層まで杭を打つことで建物を支えることが可能であるというふうになっております。実際にこの間もご説明しましたが、近くのホテルにおきましても、同じような地質、軟弱地盤層です。ですが、杭を打つことによりまして、建物には3.11東日本大震災におきましても影響は出ていないというふうに聞いております。そういったことから、軟弱地盤であっても、その安心安全な部分は担保できる、確保できるというふうに考えてございます。以上でございます。

小松委員)それ全く違うんですね。だから、どちらもそういう液状化、そういう問題があったわけですから。そしてまた駅に近いところに音の問題とか振動の問題なんかあるところにホールを造るってわけでしょ。そうしたらそういうことの心配ないところに造るのは当たり前じゃないですか。どちらに造るんだって言われても。そういう駅の振動とかないところに造るのが、ホールは当たり前じゃないですか。そこのところを正確に、常識的に考えるべきじゃないかと言ってるわけですよ。以上です。

新田委員長)ほかにご質問はございませんでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

新田委員長)それでは、質問がないようなので、以上で本日の特別委員会を閉会といたします。





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