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令和6年度 議会広報委員会

 第3回委員会 (10月24日)
出席委員 川井幸一委員長、新田茜副委員長、小松豊正委員、飯村一夫委員、中根淳一委員
市執行部 なし
議会事務局 議会事務局長 野口健市、次長兼政策調査担当 廣瀬義人、庶務議事課長 木﨑憲一、係長 大川知道、主任 高橋亜希


川井委員長)ただいまから、議会広報委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 これより議事に入ります。初めに、市議会だより第93号の発行についてを議題といたします。事務局より説明を求めます。

庶務議事課長)市議会だより第93号の発行について、ご説明申し上げます。
 今回の広報紙は、令和6年第3回定例会の内容を広報するもので、全体で18ページとなります。
 初めに、表紙ですが、主な掲載内容の目次を掲載しております。
 次に、2ページから3ページにかけましては、特集記事としまして、複合文化施設整備の今と題しまして、改選前の特別委員会での審議内容から、先日の第3回定例会における決議案提出に至るまでの議会における審議経過を掲載しております。
 次に、4ページには定例会ドキュメントとしまして、第3回定例会の会議の流れや概要を掲載しております。
 次に、5ページから7ページ上段にかけましては、ギカイの視点としまして、石岡市議会ハラスメント防止条例制定までの経緯や議案質疑、請願・陳情の審査結果を掲載するとともに、7ページ中段以降には、議案の審議結果についてカテゴリ分けをして掲載しております。
 次に、8ページから16ページにかけましては、一般質問を掲載しております。目次ページを設けることで、読者が関心のある議員や質問項目を探しやすい構成としております。内容につきましては、これまで同様、質問者本人に項目を選んでいただいたものを掲載しておりまして、内容の集約につきましては、事務局において、質問と答弁を勘案したなかで作成させていただいたところです。また、質問者ごとに録画中継の動画に飛べる二次元バーコードを掲載しております。写真やイラストについてですが、今回の資料ではブランクとなっており、誠に申し訳ございません。後日事務局において調整させていただきたいと思いますが、質問内容に関連する写真やイラストを添えさせていただくことで、見やすさや、読者に関心をもっていただけるような構成を目指しております。
 次に、17ページには常任委員会の活動を掲載しております。今回はいずれも定例会中の委員会審査について掲載しており、今回の資料ではブランクで申し訳ございませんが、記事に関連する写真やイラスト等を添えて掲載してまいります。
 最後、18ページ上段には、請願・陳情の提出方法に関する紹介、同ページ中段以降には議会広報紙のデジタルブック配信、第4回定例会のお知らせと編集後記を掲載しております。
 以上が、今回編集いたしました市議会だよりの内容となります。配布につきましては、12月1日号市報に折り込みまして、11月下旬から各世帯に配布予定となっております。説明は以上となります。

川井委員長)説明は以上です。市議会だよりの内容につきまして、ご意見等ございましたらお願いいたします。
 暫時休憩いたします。

-休憩-

川井委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 ご意見等ございましたらお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

川井委員長)ないようですので、市議会だよりについては、お手元の案のとおり発行することに、ご異議ございませんか。
   
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。本件については、以上で終結いたします。
 次に、議会報告会についてを議題といたします。
 今年度の議会報告会につきましては、前回の委員会において、高校生と意見交換を行うなど報告会のスタイルを変えていくことを決定したところでございます。
 それでは、高校生を対象とした議会報告会に関する先進事例等について、事務局より説明を求めます。

庶務議事課長)高校生を対象とした議会報告会の開催に関して、その意義や先進事例等についてご説明いたします。お配りした資料、高校生を対象とした議会報告会の開催についてをご覧ください。
 初めに、前回副委員長からご提案のありました、高校生を対象として議会報告会を開催することの意義につきまして、若年層の投票率という観点からご説明いたします。
 当市における年代別投票率につきましては、総務省が実施した前回の衆議院議員総選挙に係る諸事項の調査によれば、石岡市の調査対象投票区の年代別投票率は、10歳代35.71パーセント、20歳代30.25パーセント、30歳代37.60パーセント、40歳代46.71パーセント、50歳代55.51パーセント、60歳代64.32パーセント、70歳代以上58.31パーセントとなっております。
 全国的な傾向と同様、当市においても若年層の投票率はその他の年代よりも低く、年代が増すごとにだんだんと上昇していき、70歳代以上で再び低下しておりますが、当市の投票率は全ての年代で全国平均と比べ低くなっております。当市における若年層の政治離れというのは、データから見ても明らかであり、若年層への選挙啓発や主権者教育が求められているところです。
 主権者教育として議会が取り組める具体的な例としては、議員との交流を通し政治を身近に、そして信頼感を醸成する取組が挙げられ、副委員長からご提案のありました、高校生を対象にした議会報告会もそのひとつと考えられます。また、議会が若い世代と意見を交わすことにより、今後の市政発展と議会の活性化につながるものと考えております。
 次に、高校生を対象とした議会報告会の先進事例についてご説明申し上げます。まず、全国市議会議長会はじめ三議長会が今年度発行いたしました、地方議会が進める主権者教育事例集を参考資料としてお配りしておりますが、全国的な傾向としまして、子どもたちに議会の仕組や役割を説明するとともに意見交換を行う出前講座スタイルと、一般質問、表決など、子どもたちに議場で模擬的な議会を体験してもらう模擬議会スタイルの2スタイルに分かれております。
 次に、近隣市の事例ですが、土浦市議会におきましては、コロナ明けの令和5年度から一般市民を対象にした従前の報告会スタイルから転換し、市内の高校に出前講座スタイルの議会報告会を行っていると聞いております。令和5年度は県立土浦第一高等学校、令和6年度は常総学院高等学校に出向き、議会報告会を行っております。
 対象は高校1、2年生の計30名程度で、授業終了後の2時間程度で実施しております。実施内容は、議会からの報告としての常任委員会からの活動報告と常任委員会単位でテーマ別に行う高校生との意見交換の2部構成となっております。なお、令和6年度は高校からの依頼に応じ、どうして議員になったのかといったテーマで進路に関する講演会も併せて実施しております。また、アンケート結果では参加した9割の生徒から好意的な回答があり、参加議員からも好評であったと聞いております。
 高校生を対象とした議会報告会の開催に関する意義や先進事例等についての説明は以上でございます。

川井委員長)説明は以上です。
 それでは、ただいま事務局より説明のありました点も参考に、今年度の議会報告会について、具体的な実施内容を検討してまいりたいと思いますが、たたき台としまして、委員長において第9回議会報告会の実施案を作成し、資料としてお配りをさせていただきましたので、その内容を説明させていただきます。
 まず、実施目的ですが、投票率低下などに見られる若い世代の政治離れの現状を受け、主権者教育の一環として、議会報告会という議会ならではのアプローチにより、市内の高校生に政治、議会・議員を身近に感じてもらうとともに、議員と若い世代が直接意見を交わすことにより、今後の市政発展と議会の活性化につなげていくとしてはどうかと考えております。
 次に、実施対象ですが、市内県立高校、石岡第一高等学校、石岡第二高等学校、石岡商業高等学校を対象とし、本年度はその内1校をピックアップして議会報告会を実施し、次年度以降は別の高校を対象に実施する。対象者は高校1、2年生の20名程度とするとしてはどうかと考えております。なお、対象者を高校1、2年生としたのは、選挙権が18歳からになりますので、選挙権を得る直前の高校生を対象としたもので、20名程度という人数は、常任委員会ごと3グループに分かれて意見交換を行うことを考えての人数となります。
 次に、実施内容ですが、実施目的である、議会を知ってもらい、若い世代の意見を直接聞くため、2部構成の議会報告会とし、議会が高校に出向く出前講座スタイルで実施してはどうかと考えております。現在のところ、全体で90分程度を想定しております。
 第1部は、議員による議会の紹介として、参加者全体を対象にし、二元代表制や議会制度、石岡市議会の概要等について分かりやすく説明してまいります。
 第2部は、テーマを決めた意見交換として、常任委員会単位で3グループに分かれ、それぞれテーマを決めて高校生との意見交換を行ってまいります。具体的には、最初に各常任委員会で設定したテーマに関する委員会活動報告を行い、その後常任委員長の進行によりテーマに沿った高校生との意見交換を行ってまいります。その際、広報委員の皆様におかれましては、写真撮影や進行サポート、出た意見をまとめるなど報告書の作成等を行っていただければと考えております。
 最後に、実施時期ですが、対象高校との調整にもよりますが、準備期間も含め1月下旬を想定しているところです。また、平日の日中では授業との兼ね合いがありますし、こちらまで来ていただくとなると、生徒の移動方法が問題になりますので、授業終了後の学校に議会が出向くスタイルが良いのかなと考えているところです。
 委員長からの実施案の説明は以上です。皆様からご意見をいただければと考えております。
 暫時休憩いたします。

-休憩-

川井委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 本件について、ご意見等はございませんか。

中根委員)若者の政治離れということで、高校生1、2年生に対して、議会の議員が意見交換するのはとてもいいことだと思いますので、ぜひやってもらえばと思っています。
 選挙の投票率も全国的に見ても、石岡は低いので、少しでも上げられるようにできればと思っています。以上です。

川井委員長)ほかにご意見等ございましたらお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

川井委員長)ないようですので、本件について皆様のご意見を取りまとめますと、私が提案しました案件についての中で、やはり今回の案件は非常にいいことで、進めてもいいんじゃないかという意見が出ましたので、提案どおり進めていきたいと思います。
 それでは、ただ今のとおり決することに、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 対象校との調整や決定事項の議長への報告については、順次進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。本件については、以上で終結いたします。
 次に、その他として、発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

川井委員長)ないようですので、以上で本日の議会広報委員会を閉会いたします。




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